JP2016182376A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球が入球することを契機として特典を付与する特典領域が設けられた遊技機において、当該特典領域の位置をわかりやすくすること。
【解決手段】表示装置92と、遊技球が入球することを契機として特典を付与する特典領域22と、特典領域22に遊技球が入球したことを、表示装置92の表示領域921における所定位置に報知画像40を表示して報知する表示制御手段と、を備え、表示制御手段は、特典領域22に遊技球が入球したとき、表示領域921における特典領域22側から報知画像40を出現させて所定位置まで移動させるように表示装置を制御する遊技機1とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技球が入球することを契機として特典を付与する特典領域が設けられた遊技機に関する。
このような特典領域が設けられた遊技機として下記特許文献1に記載されるものが公知である。かかる遊技機では、大入賞口に設けられた特典領域(特定領域)に遊技球が入球すると入賞音が発生する。
特開2004−215892号公報
遊技領域の構成によっては、遊技領域に設けられる特典領域の位置がわかりにくいという問題があった。
本発明は、遊技球が入球することを契機として特典を付与する特典領域が設けられた遊技機において、当該特典領域の位置をわかりやすくすることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明にかかる遊技機は、表示装置と、遊技球が入球することを契機として特典を付与する特典領域と、前記特典領域に遊技球が入球し、前記特典が付与されることが確定したことを示す報知画像を、前記表示装置の表示領域に表示して報知する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記特典領域に遊技球が入球したとき、前記表示装置の表示領域における前記特典領域側から前記報知画像を出現させるように前記表示装置を制御することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、所定条件が成立したときに前記特典領域に遊技球が入球しやすい状態である第一状態となり、所定条件が成立していないときに当該第一状態にあるときよりも前記特典領域に遊技球が入球しにくい状態である第二状態となる入球規制部材を備え、前記表示制御手段は、前記所定条件が成立していないにも拘わらず前記特典領域に遊技球が入球した場合には、前記所定条件が成立したときに前記特典領域に遊技球が入球した場合に表示させない別の画像を前記報知画像とともに表示するように前記表示装置を制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の遊技機において、前記報知画像を出現させる位置は、前記表示領域における前記特典領域に最も近い位置であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明にかかる遊技機では、特典領域に遊技球が入球したとき、表示装置の表示領域における特典領域側から報知画像がするため、特典領域の位置をわかりやすくすることが可能である。
請求項2に記載の発明では、入球規制部材が第二状態にあるときに特典領域に遊技球が入球した場合には、第一状態にあるときに前記特典領域に遊技球が入球した場合に表示させない別の画像を報知画像とともに表示するから、イレギュラーな特典領域への入球であったことを容易に認識することが可能である。
請求項3に記載のように、報知画像を出現させる位置を表示領域における特典領域に最も近い位置とすることで、特典領域の位置をさらにわかりやすくすることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 振分部を模式的に示した図であって、(a)は入球規制部材が第一状態にある振分部を、(b)は入球規制部材が第二状態にある振分部を示している。 表示領域(報知画像)と特典領域の関係を説明するための模式図である。 出現してから所定距離だけ表示領域と特典領域を最短距離で結んだ直線に沿って移動する報知画像の移動態様を説明するための模式図である。 連続的に移動する報知画像を説明するための模式図である。 断続的に移動する報知画像を説明するための模式図である。 段階的に移動する報知画像を説明するための模式図である。 表示領域に報知画像とともに別の画像が表示された状態を示した模式図である。 特典領域と表示領域の間に映像を表示可能な領域が設けられた構成を説明するための図である。 特典領域と表示領域の間の領域に発光体が配置された構成を説明するための図である。
以下、本発明にかかる実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。遊技機1は、額縁形状の機枠90を有し、この機枠90には前面枠20(本発明における枠体に相当する)が回動自在に支持されている。前面枠20には、前側から遊技盤10を視認可能とする透明な板が接続されている。
遊技盤10は、ほぼ正方形の合板により成形されており、前面枠20に着脱可能に取り付けられている。この遊技盤10には、発射装置94(ハンドル)の操作によって発射された遊技球を案内する金属製の薄板からなる帯状のガイドレール91が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域には、第一始動入賞口111、第二始動入賞口121、第一大入賞口122、第二大入賞口123等、遊技球が入賞すると所定数の賞球が払出装置により払い出される入賞口が設けられている。また、遊技球が通過すると、第二始動入賞口121を開放させるか否かの抽選を行う普通入賞ゲート124(いわゆるスルー)が設けられている。
表示装置92は、図示されない表示制御手段によって制御される。かかる表示装置92の表示領域921は、遊技盤10に形成された開口13を通じて視認可能である。表示領域921は、大まかに見て略長方形状である。当該表示領域921において、大当たりの当否を報知する識別図柄等が表示されたり、各種演出が実行されたりする。
また、遊技領域には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
本実施形態にかかる遊技機1の遊技方法は以下の通りである。本実施形態にかかる遊技機1の遊技状態(大当たり遊技状態以外の遊技状態)には、少なくとも、第一遊技状態と第二遊技状態という二種の遊技状態がある。第一遊技状態にあるときには、遊技者は第一遊技領域11に遊技球を進入させる遊技を行う。第二遊技状態にあるときには、遊技者は第二遊技領域12に遊技球を進入させる遊技を行う。第一遊技領域11は、遊技領域(遊技盤10)の左側であり、第二遊技領域12は遊技領域(遊技盤10)の右側である。したがって、第一遊技状態にあるときには、遊技者は発射装置94(発射ハンドル)による遊技球の発射力を相対的に(第二遊技領域12を狙う場合よりも)弱くし、第一遊技領域11に遊技球が進入するようにする。すなわち、いわゆる左打ち遊技を行う。一方、第二遊技状態にあるときには、遊技者は発射装置94(発射ハンドル)による遊技球の発射力を相対的に(第二遊技領域12を狙う場合よりも)強くし、第二遊技領域12に遊技球が進入するようにする。すなわち、いわゆる右打ち遊技を行う。
本実施形態では、第一遊技状態は大当たりが相対的に獲得しにくい状態であり、第二遊技状態は大当たりが相対的に獲得しやすい状態である。第一遊技状態にあるときには、第一始動入賞口111を狙って、第一遊技領域11に遊技球を進入させることになる。本実施形態における第一遊技状態では、遊技球が第一始動入賞口111に入賞することを契機として、所定の確率で大当たり抽選が行われる。
第二遊技状態にあるときには、第二始動入賞口121や、この第二始動入賞口121を開放させる契機となる普通入賞ゲート124を狙って、第二遊技領域12に遊技球を進入させることになる。第二遊技状態では、遊技球が普通入賞ゲート124を通過することを契機として第二始動入賞口121を開放するか否かの抽選が行われ、当該抽選には高確率で当選する。そのため、第二始動入賞口121には頻繁に遊技球が入賞する。第二始動入賞口121に遊技球が入賞すると、上記第一遊技状態にあるときよりも大当たり当選の確率が高い確率で大当たりの抽選を行う。したがって、第二遊技状態は、第一遊技状態に比して大当たりが獲得しやすい。第二遊技状態は、所定回数大当たりの抽選を行うまで継続する。所定回数大当たりの抽選に漏れると、第一遊技状態に移行する。
大当たり終了後の遊技状態は、大当たり遊技中に遊技球が特典領域22に入賞するかどうかによって決まる。遊技球が特典領域22に入賞すれば遊技者にとって有利な第二遊技状態となり、特典領域22に入賞しなければ第一遊技状態となる。第一遊技状態中に大当たりに当選した場合には、所定の確率(本実施形態では50%)で入球規制部材30が第一状態となる。第二遊技状態中に大当たりに当選した場合には、第一遊技状態中に大当たりに当選した場合よりも高い確率で(本実施形態では100%)入球規制部材30が第一状態となる。つまり、所定条件が成立した場合には、入球規制部材30が第一状態となる。この特典領域22や入球規制部材30の詳細については後述する。
大当たり遊技は、第二遊技領域12に設けられた第一大入賞口122が頻繁かつ長時間開放する。これにより、遊技者は多くの遊技球を獲得することができる。また、大当たり遊技中には、第二大入賞口123も開放する。具体的には、いわゆる大当たりラウンドのうち、ほとんどは第一大入賞口122が開放するものであるが、一部は第二大入賞口123が開放するものである。かかる第二大入賞口123の内部には、図2に示す振分部20が設けられており、この振分部20内に進入した遊技球が特典領域22に入賞した場合には、大当たり終了後の遊技状態が第二遊技状態となる。
振分部20内の構成の詳細は次の通りである。第二大入賞口123内の振分部20は、表示装置92(表示領域921)の右下に位置しており、共通路21、特典領域22、およびはずれ領域23を有する。共通路21は、第二大入賞口123の入口側に設けられた流路であって、第二大入賞口123内に進入した遊技球は必ず共通を通過する。共通路21は、特典領域22およびはずれ領域23に分岐しており、共通路21を通過した遊技球はいずれかの領域に入球することとなる。上述したように、遊技球が特典領域22に入球した場合は、大当たり終了後の遊技状態が第二遊技状態となり、遊技球がはずれ領域23に入球した場合は、大当たり終了後の遊技状態が第一遊技状態となる。なお、特典領域22およびはずれ領域23には、遊技球が進入したことを検出するセンサ22s、23sが設けられている。
共通路21と特典領域22およびはずれ領域23の境界には入球規制部材30が設けられている。入球規制部材30は、特典領域22に遊技球が入球しやすい状態である第一状態、または当該第一状態にあるときよりも特典領域22に遊技球が入球しにくい状態である第二状態のいずれかに変化する。具体的には、第一状態にある入球規制部材30は、はずれ領域23の入口を覆うように位置する。第二状態にある入球規制部材30は特典領域22の入口を覆うように位置する。本実施形態では、不正行為等が無ければ、入球規制部材30が第一状態にあるときには必ず特典領域22に遊技球が振り分けられ、入球規制部材30が第二状態にあるときには必ずはずれ領域23に遊技球が振り分けられるようにしている。ただし、あくまで入球規制部材30が第一状態にあるときの方が第二状態にあるときよりも、遊技球が特典領域22に入球しやすい構成であればよい(第二状態にあっても遊技球が特典領域22に入球する可能性があるように設定されていてもよい)。
第一遊技状態中に大当たりに当選した場合に確率50%で入球規制部材30が第一状態となるということは、おおよそ50%の確率で遊技球が特典領域22に入球するということである。第二遊技状態中に大当たりに当選した場合に確率100%で入球規制部材30が第一状態となるということは、ほぼ100%の確率で遊技球が特典領域22に入球するということである。なお、入球規制部材30を動作させるための駆動機構はどのようなものであってもよいため説明を省略する。
振分部20における特典領域22が設けられた部分には、特典領域22が位置していることを示すマーク221が付されている。本実施形態では、特典領域22の前方(特典領域22を構成する前側の壁)に「V」のマーク221が付されている(図1参照)。
上述したように、本実施形態において、遊技球が特典領域22に入球する可能性があるのは、大当たり遊技中である。遊技球が特典領域22に入球した場合には、表示装置92において、以下で示す報知演出が実行される。なお、以下の報知演出を実行することが可能なものであれば、その演出を制御するものの構造(表示装置92を制御する基板の構造や種類等)や、演出の決定(抽選)方法等はどのようなものであってもよいため、かかる点についての説明は省略する(公知の演出を決定する手法、演出を制御する手法を用いることができる)。
図3に示すように、特典領域22に遊技球が入賞したとき、表示装置92の表示領域921に報知画像40が表示される。本実施形態における報知画像40は「V」の画像である(「V」に適宜装飾が施される)。つまり、報知画像40は、遊技領域における所定位置に特典領域22が位置していることを示すマーク221を模した画像であるといえる。
この報知画像40は、表示装置92の表示領域921における特典領域22側から出現する。本実施形態では、表示領域921の右下側に特典領域22が設けられているため、表示領域921の右下側から出現する。そして、そのまま「V」の形を維持しつつ移動し、遊技領域正面に大きく表示される(当該状態における報知画像40の位置が本発明における所定位置に相当する)。当該大きく表示された報知画像40を見た遊技者は、遊技球が特典領域22に入球したことを認識する。
上述したように、報知画像40は、表示装置92の表示領域921における特典領域22側から出現する。つまり、あたかも報知画像40である「V」が、特典領域22側から飛んで現れたような演出態様となる。これを見た遊技者は、特典領域22が表示領域921における報知画像40が出現した側(本実施形態では表示領域921の右下側)に位置していることを認識することが可能である。しかも、特典領域22には報知画像40と同じ「V」のマーク221が付されているため、当該マーク221が付されている位置に特典領域22が位置していることを容易に認識することが可能である。
ここで、報知画像40が出現する「表示領域921における特典領域22側」とは、大まかに見て特典領域22が位置している側であれば、遊技者が特典領域22の位置を把握することができるため問題がない。好ましくは、報知画像40を出現させる位置(出現位置;各図において出現位置に位置する報知画像40を40sで示す)は、表示領域921における特典領域22に最も近い位置であるとよい。つまり、表示領域921と特典領域22(厳密には、特典領域22であることを示すマーク221が設けられた位置)を最短距離で結んだ直線Lと、表示領域921の縁とが交差する部分から、報知画像40が出現する構成であるとよい。
また、表示領域921における出現位置において出現した報知画像40は、出現してから所定距離、表示領域921と特典領域22を最短距離で結んだ直線Lに沿うように移動するとよい。このようにすれば、報知画像40が特典領域22からそのまま真っすぐ移動してきたかのような演出態様となる。図3に示すように、出現してから所定位置に至るまで上記直線Lに沿って移動するようにしてもよいし、変形例として図4に示すように、出現してから所定距離だけ上記直線Lに沿って移動するようにしてもよい。図4に示した変形例では、報知画像40が出現してから所定距離上記直線Lに沿って移動した後、表示領域921の左側縁でUターンするようにして表示領域921中央の所定位置に到達するような表示がなされる。
報知画像40は、出現位置から所定位置まで「V」(マーク221の形状)を維持したまま、連続的、断続的、または段階的に移動する。「連続的に移動」の態様とは、例えば、表示領域921の出現位置で出現した「V」が途切れることなく所定位置まで移動する態様である(図5参照)。「断続的に移動」の態様とは、例えば、表示領域921の出現位置で出現した「V」が点滅しながら所定位置まで移動するような態様である(図6参照)。「段階的に移動」の態様とは、例えば、表示領域921の出現位置で出現した「V」がだんだんと大きくまたは小さくなりながら所定位置まで移動するような態様である(図7参照)。なお、いずれか一つの移動態様が実行されていれば、複数の移動態様を満たすような移動態様であってもよい。つまり、「V」が途切れることなくだんだんと大きくなりながら所定位置まで移動する、連続的かつ段階的な移動態様であってもよいし、「V」が点滅しつつだんだんと大きくなりながら所定位置まで移動する、断続的かつ段階的な移動態様であってもよい。このように報知画像40が表示領域921を移動するように表示される構成とすることで、特典領域22に遊技球が入球したことに対する報知をインパクトのあるものとすることが可能である。
これ以外の移動態様としては、報知画像40が出現位置から所定位置まで「V」(マーク221の形状)を維持したまま、回転したり、色が変化したりするような移動態様が例示できる。
本実施形態における報知演出では、特典領域22への遊技球のイレギュラーな入球があった場合、表示装置92を通じてそれを理解することができるように設定されている。上述したように、入球規制部材30が第一状態にあるとき、第二大入賞口123に進入した遊技球が特典領域22に進入する。本実施形態では、第一遊技状態中に大当たりに当選した場合に50%の確率で入球規制部材30が第一状態となり、50%の抽選に漏れた場合は入球規制部材30が第二状態となる。しかし、例えば、入球規制部材30が第二状態にあるにも拘わらず不正行為によって無理矢理遊技球を特典領域22に入球させたり、予測不能な特典領域22への遊技球の入球が発生してしまったりする可能性がある。
このような場合には、本来であればはずれ領域23に遊技球が入球すべきであったにも拘わらず遊技球が特典領域22に入球した、すなわちイレギュラーな状態が発生したとして、所定条件(第一遊技状態での大当たり時の50%および第二遊技状態での大当たり時の100%)が成立したときに特典領域22に遊技球が入球した場合に表示させない別の画像41を報知画像40とともに表示する。つまり、所定条件が成立したときに特典領域22に遊技球が入球した場合は少なくとも「V」の画像が所定位置に表示される(その他の画像が表示されてもよい)こととなるが、上記イレギュラーな状態が発生したときにはこの画像に加えて、遊技者または遊技店員が容易に判断することができる別の画像41を表示する(図8参照)。これにより、イレギュラーな特典領域22への入球であったことを容易に認識することが可能であり、不正行為の発見等に繋がる。
なお、上述したように、入球規制部材30は、それが第一状態にあるときの方が第二状態にあるときよりも、遊技球が特典領域22に入球しやすい構成であればよい。すなわち、入球規制部材30が第二状態にあっても遊技球が特典領域22に入球する可能性があるように設定されていてもよい。このような設定がなされている場合であっても、上記別の画像41を表示する構成にするとよい。入球規制部材30が第二状態にあるときに頻繁に(設計値よりも頻繁に)遊技球が特典領域22に入球するようであれば、その原因として不正行為や遊技機の故障等が生じている可能性が考えられ、入球規制部材30が第二状態にあるときの特典領域22への遊技球の入球であったことを容易に判別できるようにしていれば、不正行為の防止、故障の迅速な発見等に繋がるためである。
また、入球規制部材30が第二状態にあるときに遊技球が特典領域22に入球した場合、特典を付与させてもよいし、特典を付与させなくてもよい。また、このようなイレギュラーな特典領域22への入球が所定回数続いた場合に、特典を付与しなかったり、異常報知(アラームによる警告等)がなされるようにしたりしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態にかかる遊技機の遊技性はあくまで一例である。特典領域22を備え、当該特典領域22に遊技球が入球したことを報知するものであればどのようなものであってもよい。例えば、いわゆる一種二種混合機と称される遊技機や、擬似球(演出上使用する遊技球)を入球させる演出を実行することが可能な遊技機等にも同様の技術思想が適用可能である。
図9に示すように、特典領域22と表示領域921の間に映像を表示可能な領域922(サブ表示領域)を設定し、特典領域22に遊技球が入球した場合、当該映像を表示可能な領域922に遊技領域に向かって移動する報知画像40を表示して、その後表示領域921に報知画像40が表示される構成としてもよい。また、図10に示すように、特典領域22と表示領域921の間の領域に発光体923を配置し、特典領域22に遊技球が入球した場合、発光体923を表示領域に向かって発光させて、その後表示領域921に報知画像40が表示される構成としてもよい。発光体923は、図示されるように点状の発光体が並べられた構成であってもよいし、線状の発光体(発光ユニット)であってもよい。発光態様は適宜変更可能である。なお、上記映像を表示可能な領域や発光体が配置された領域は、遊技球が通過可能な遊技領域であってもよいし、遊技領域でなくてもよい。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
手段1にかかる遊技機は、表示装置と、遊技球が入球することを契機として特典を付与する特典領域と、前記特典領域に遊技球が入球したことを、前記表示装置の表示領域における所定位置に報知画像を表示して報知する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記特典領域に遊技球が入球したとき、前記表示装置の表示領域における前記特典領域側から報知画像を出現させて前記所定位置まで移動させるように前記表示装置を制御することを特徴とする。
手段2にかかる遊技機は、手段1に記載の遊技機において、所定条件が成立したときに前記特典領域に遊技球が入球しやすい状態である第一状態となり、所定条件が成立していないときに当該第一状態にあるときよりも前記特典領域に遊技球が入球しにくい状態である第二状態となる入球規制部材を備え、前記表示制御手段は、前記所定条件が成立していないにも拘わらず前記特典領域に遊技球が入球した場合には、前記所定条件が成立したときに前記特典領域に遊技球が入球した場合に表示させない別の画像を前記報知画像とともに表示するように前記表示装置を制御することを特徴とする。
手段3にかかる遊技機は、手段1または手段2に記載の遊技機において、前記報知画像を出現させる位置は、前記表示領域における前記特典領域に最も近い位置であることを特徴とする。
手段4にかかる遊技機は、手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機において、前記特典領域の付近には当該特典領域であることを示すマークが設けられており、前記報知画像として前記マークを模した画像が設定されていることを特徴とする。
手段5にかかる遊技機は、手段4に記載の遊技機において、前記報知画像は、出現位置から所定位置まで前記マークを模した形状を維持したまま連続的、断続的、または段階的に移動させることを特徴とする。
手段1にかかる遊技機では、特典領域に遊技球が入球したとき、表示装置の表示領域における特典領域側から報知画像がするため、特典領域の位置をわかりやすくすることが可能である。
手段2にかかる遊技機では、入球規制部材が第二状態にあるときに特典領域に遊技球が入球した場合には、第一状態にあるときに前記特典領域に遊技球が入球した場合に表示させない別の画像を報知画像とともに表示するから、イレギュラーな特典領域への入球であったことを容易に認識することが可能である。
手段3にかかる遊技機のように、報知画像を出現させる位置を表示領域における特典領域に最も近い位置とすることで、特典領域の位置をさらにわかりやすくすることが可能である。
手段4にかかる遊技機のように、特典領域であることを示すマークを模した画像を報知画像として用いることで、特典領域の位置をさらにわかりやすくすることが可能である。
手段5にかかる遊技機のように、マークを模した報知画像が連続的、断続的、または段階的に移動する構成とすることで、特典領域に遊技球が入球したことに対する報知をインパクトのあるものとすることが可能である。
1 遊技機
12 第二遊技領域
123 第二大入賞口
20 振分部
21 共通路
22 特典領域
221 (特定領域を示す)マーク
23 はずれ領域
30 入球規制部材
40 報知画像
41 別の画像
92 表示装置
921 表示領域

Claims (3)

  1. 表示装置と、
    遊技球が入球することを契機として特典を付与する特典領域と、
    前記特典領域に遊技球が入球し、前記特典が付与されることが確定したことを示す報知画像を、前記表示装置の表示領域に表示して報知する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記特典領域に遊技球が入球したとき、前記表示装置の表示領域における前記特典領域側から前記報知画像を出現させるように前記表示装置を制御することを特徴とする遊技機。
  2. 所定条件が成立したときに前記特典領域に遊技球が入球しやすい状態である第一状態となり、所定条件が成立していないときに当該第一状態にあるときよりも前記特典領域に遊技球が入球しにくい状態である第二状態となる入球規制部材を備え、
    前記表示制御手段は、前記所定条件が成立していないにも拘わらず前記特典領域に遊技球が入球した場合には、前記所定条件が成立したときに前記特典領域に遊技球が入球した場合に表示させない別の画像を前記報知画像とともに表示するように前記表示装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記報知画像を出現させる位置は、前記表示領域における前記特典領域に最も近い位置であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
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