JP2016170491A - 電源制御システム及び電源制御方法 - Google Patents

電源制御システム及び電源制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】三相4線式交流電源を用いて単相で給電する際に、電力供給装置の故障時の配電効率の低下を抑制する。【解決手段】電源制御システム1は、複数の交流電源2と、複数の情報処理装置3と、電力制御部4とを備える。情報処理装置3は、負荷5に電力を供給する、組をなす複数の電力供給装置6を有する。交流電源2は、組をなす電力供給装置6のうち、他の交流電源2の電力供給先とは異なる方に、単相交流電力を供給する。電力制御部4は、組をなす電力供給装置6が同時に電力を供給する第1の電力供給モードと、いずれかの電力供給装置6が電力を供給する第2の電力供給モードとの切替えを制御し、電力供給装置6が故障した場合、情報処理装置3において、故障した電力供給装置6に電力を供給する交流電源2から受電する電力供給装置6を待機状態とする第2の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える。【選択図】図1

Description

本発明は電源制御システム及び電源制御方法に関し、特に三相4線式交流電源を用いた電源制御システム及び電源制御方法に関する。
近年、LSI(Large Scale Integration)の微細化技術と高密度実装技術の進展により、サーバの設置面積当たりの消費電力が増加してきている。このため、電源効率の向上に関連した様々な技術が研究されている。例えば、特許文献1では、高い電源効率にて電力を供給することができる電源装置の出力電力の範囲を拡大するため、次のような電源装置について開示している。特許文献1に記載の電源装置は、電力を出力し且つオン状態とオフ状態とに状態を切り替え可能な電源ユニットを複数備え、外部装置へオン状態にある電源ユニットから出力される電力を供給する電源装置であって、電源ユニットの少なくとも1つは、当該電源ユニットの出力電力を生成するために消費される電力に対するその出力電力の比である電源効率の、当該電源ユニットの出力電力に対する特性が異なる複数の駆動モードのいずれか1つの駆動モードにより駆動されるように構成され、電源ユニットの出力電力に基づいて、当該電源ユニットの駆動モードを複数の駆動モードのいずれか1つに設定する駆動モード設定手段を備える。
また、サーバが継続して運用できるよう電力供給を冗長構成とする技術が知られている。例えば、特許文献2では、基本情報処理装置が複数のPSU(Power Supply Unit)を有することでPSUの故障に備えるようにし、電力系統に冗長性を持たせる構成が開示されている。
特開2009−140138号公報 特開2010−066824号公報
配電効率に優れている電源として、三相4線式交流電源がある。この三相4線式交流電源を用いて、複数台のサーバに単相で給電するシステムを構築した場合において、冗長構成となるようサーバに設けられた複数のPSUのうちいずれかが故障した場合、三相交流間の負荷バランスが崩れるため、配電効率が低下する。特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、このような問題に対して考慮されていない。
本発明の目的は、このような課題を解決するためになされたものであり、三相4線式交流電源を用いて情報処理装置に単相で給電する場合において、情報処理装置に設けられた電力供給装置が故障した際の配電効率の低下を抑制することが可能な電源制御システム及び電源制御方法を提供することにある。
本発明にかかる電源制御システムは、三相4線式で配電する複数の交流電源と、複数の情報処理装置と、前記情報処理装置における電力供給を制御する電力制御手段とを備え、前記複数の情報処理装置のそれぞれは、負荷と、前記負荷に前記交流電源から受電した電力を供給する、組をなす複数の電力供給装置と、を有し、前記複数の交流電源のそれぞれは、前記組をなす複数の電力供給装置のうち、他の前記交流電源の電力供給先とは異なる前記電力供給装置に対し、単相交流電力を供給し、前記電力制御手段は、前記組をなす複数の電力供給装置が前記負荷に対して同時に電力を供給する第1の電力供給モードと、前記組をなす複数の電力供給装置のうちいずれかの電力供給装置が前記負荷に対して電力を供給し他の電力供給装置が待機状態となる第2の電力供給モードとの切替えを制御し、いずれかの前記情報処理装置が有するいずれかの前記電力供給装置が故障した場合、前記情報処理装置において、故障した前記電力供給装置に電力を供給する前記交流電源から受電する前記電力供給装置を待機状態とする前記第2の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える。
また、本発明にかかる電源制御方法は、負荷と、前記負荷に電力を供給する、組をなす複数の電力供給装置とを有する複数の情報処理装置のそれぞれに対し、三相4線式で配電する複数の交流電源によって供給する供給ステップと、前記組をなす複数の電力供給装置が前記負荷に対して同時に電力を供給する第1の電力供給モードと、前記組をなす複数の電力供給装置のうちいずれかの電力供給装置が前記負荷に対して電力を供給し他の電力供給装置が待機状態となる第2の電力供給モードとの切替えを制御する制御ステップとを含み、前記供給ステップでは、前記複数の交流電源のそれぞれが、前記組をなす複数の電力供給装置のうち、他の前記交流電源の電力供給先とは異なる前記電力供給装置に対し、単相交流電力を供給し、前記制御ステップでは、いずれかの前記情報処理装置が有するいずれかの前記電力供給装置が故障した場合、前記情報処理装置において、故障した前記電力供給装置に電力を供給する前記交流電源から受電する前記電力供給装置を待機状態とする前記第2の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える。
本発明によれば、三相4線式交流電源を用いて情報処理装置に単相で給電する場合において、情報処理装置に設けられた電力供給装置が故障した際の配電効率の低下を抑制することが可能な電源制御システム及び電源制御方法を提供できる。
実施の形態にかかる電源制御システムを示す図である。 実施の形態にかかる電源制御システムの構成を示す図である。 実施の形態にかかる情報処理装置及び管理装置の詳細な構成について示すブロック図である。 実施の形態にかかる情報処理装置の電力制御処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態にかかる管理装置の電力制御処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態にかかる電源制御システムの具体的な動作例を説明する図である。 実施の形態にかかる電源制御システムの具体的な動作例を説明する図である。
(実施の形態の概要)
実施の形態の説明に先立って、図1を用いて、本発明にかかる実施の形態の概要を説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる電源制御システム1を示す図である。図1に示すように、電源制御システム1は、複数の交流電源2と、複数の情報処理装置3と、電源制御部4とを備えている。
各交流電源2は、三相4線式で配電する電源である。各情報処理装置3は、負荷5と、複数の電力供給装置6とを有する。情報処理装置3における複数の電力供給装置6は、冗長構成となるよう組をなしており、負荷5に交流電源2から受電した電力を供給する。ここで、各交流電源2は、組をなす複数の電力供給装置6のうち、他の交流電源2の電力供給先とは異なる電力供給装置6に対し、単相交流電力を供給する。
電力制御部4は、情報処理装置3における電力供給を制御する。具体的には、電力制御部4は、組をなす複数の電力供給装置6が負荷5に対して同時に電力を供給する第1の電力供給モードと、組をなす複数の電力供給装置6のうちいずれかの電力供給装置6が負荷5に対して電力を供給し他の電力供給装置6が待機状態となる第2の電力供給モードとの切替えを制御する。また、電力制御部4は、いずれかの情報処理装置3が有するいずれかの電力供給装置6が故障した場合、情報処理装置3において、故障した電力供給装置6に電力を供給する交流電源2から受電する電力供給装置6を待機状態とする第2の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える。
電源制御システム1によれば、電力供給装置6の故障により三相交流電源である交流電源2の相間の負荷バランスが崩れるのを抑制できる。電源制御システム1によれば、このため、三相4線式交流電源を用いて情報処理装置に単相で給電する場合において、情報処理装置に設けられた電力供給装置が故障した際の配電効率の低下を抑制することができる。
(実施の形態の詳細)
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図2は、実施の形態にかかる電源制御システム10の構成を示す図である。図2に示すように、電源制御システム10は、PDU(Power Distribution Unit)100、110と、情報処理装置200、210、220と、LAN(Local Area Network)スイッチ300と、管理装置400とを有する。
PDU100は、三相4線式で配電する交流電源である。PDU100は電源101からの電力を電線L1、L2、L3及びNにより配電する。同様に、PDU110は、三相4線式で配電する交流電源である。PDU110は電源111からの電力を電線L1、L2、L3及びNにより配電する。
情報処理装置200は、PSU(Power Supply Unit)201a、201bと、BMC(Baseboard Management Controller:ベースボード管理コントーラ)202と、負荷203とを有している。同様に、情報処理装置210は、PSU211a、211bと、BMC212と、負荷213とを有し、情報処理装置220は、PSU221a、221bと、BMC222と、負荷223とを有する。情報処理装置200、210及び220は、例えば、サーバである。
PSU201a、201b、211a、211b、221a及び221bは、電力供給装置に相当する電源ユニットであり、受電した交流電流を直流電流に変換する。PSU201a、201bは、組をなしており、2N冗長構成とコールドスタンバイ構成とを切替えることができる。PSU201a、201bは、BMC202からの制御信号に従い、負荷203に対し電力を供給する。同様に、PSU211a、211bは、組をなしており、2N冗長構成とコールドスタンバイ構成とを切替えることができる。PSU211a、211bは、BMC212からの制御信号に従い、負荷213に対し電力を供給する。また、PSU221a、221bは、組をなしており、2N冗長構成とコールドスタンバイ構成とを切替えることができる。PSU221a、221bは、BMC222からの制御信号に従い、負荷223に対し電力を供給する。なお、2N冗長構成は、組をなす各PSUが負荷に対して同時に電力を供給する構成であり、第1の電力供給モードに相当する。また、コールドスタンバイ構成は、組をなすPSUのうち一方のPSUが負荷に対して電力を供給し、他方のPSUが待機状態となる構成であり、第2の電力供給モードに相当する。
BMC202は、PSU201a及び201bの動作を制御するコントローラである。同様に、BMC212は、PSU211a及び211bの動作を制御するコントローラであり、BMC222は、PSU221a及び221bの動作を制御するコントローラである。BMC202、212及び222は、例えば、メモリなどの記憶装置と、CPU(Central Processing Unit)を有しており、後述する処理を行う。また、BMC202、212及び222は、LANスイッチ300とLANケーブル500により接続されており、管理装置400と通信する。
負荷203、213及び223には、例えば、CPU、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SDD(Solid State Drive)、ファン、I/O(Input/Output)カードなどが該当するが、負荷203、213及び223は、これらに限らず、電力を消費する任意のものを含む。
管理装置400は、例えば、サーバであり、メモリなどの記憶装置と、CPUを有しており、後述する処理を行う。また、管理装置400は、LANスイッチ300とLANケーブル500により接続されており、BMC202、212及び222と通信する。
このようなシステム構成の下、PDU100は、AC(Alternating Current)ケーブル600を介して、三相4線式の交流電源の各相の電力をPSU201a、211a及び221aにそれぞれ供給する。また、PDU110は、ACケーブルを介して、三相4線式の交流電源の各相の電力をPSU201b、211b及び221bにそれぞれ供給する。
次に、情報処理装置200及び管理装置400の詳細について説明する。なお、情報処理装置210及び220は、情報処理装置200と同様の構成であるため、説明を省略する。図3は、情報処理装置200及び管理装置400の詳細な構成について示すブロック図である。
まず、情報処理装置200について説明する。図3に示されるように、BMC202は、消費電力取得部251と、PSUステータス情報取得部252と、PSU制御部253a、253bと、情報記憶部254と、情報送受信部255とを有する。なお、消費電力取得部251、PSUステータス情報取得部252、PSU制御部253a、253b、及び情報送受信部255は、例えば、BMC202の記憶装置などに格納されたプログラムをBMC202のCPUなどが実行することにより実現されてもよいし、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのうちのいずれかの組み合わせ等により実現されてもよい。また、情報記憶部254は、例えば、BMC202の記憶装置により実現される。
消費電力取得部251は、負荷203における消費電力を取得する。具体的には、消費電力取得部251は、PMBus(Power Management Bus)経由で、PSU201aの出力電力及びPSU201bの出力電力を取得し、出力電力から負荷203の消費電力を算出する。消費電力取得部251は、PSU201a、201bが2N冗長構成の場合は、PSU201aの出力電力及びPSU201bの出力電力を合計した値を負荷203における消費電力とする。また、消費電力取得部251は、PSU201a、201bがコールドスタンバイ構成の場合は、PSU201a、201bのうち運用されている方の出力電力を負荷203における消費電力とする。
消費電力取得部251により算出された消費電力は、情報記憶部254に記憶される。本実施の形態では、算出した消費電力は、情報送受信部255を介して情報記憶部254に記憶される。
PSUステータス情報取得部252は、PSU201a及びPSU201bの各種ステータス情報を取得する。例えば、PSUステータス情報取得部252は、Present信号Pにより、PSU201a及び201bの実装状態をステータス情報として取得する。Present信号は、PSUが情報処理装置に、正しく実装された状態であるか否かを示す信号である。また、PSUステータス情報取得部252は、PWRGOOD信号PGにより、PSU201a及び201bの出力状態をステータス情報として取得する。PWGOOD信号は、PSUの出力が正常であるか否かを示す信号である。また、PSUステータス情報取得部252は、PMBus経由でPSU201a及び201bの内部ステータスをステータス情報として取得する。内部ステータスは、PSUの故障を判断するための情報である。PSUの故障の具体例としては、例えば、PSU内のファンの故障、ACコードが未接続状態であるACロスト、温度異常などが該当するが、これらに限らず任意の故障が該当する。
PSUステータス情報取得部252に取得されたステータス情報は、情報記憶部254に記憶される。本実施の形態では、ステータス情報は、情報送受信部255を介して情報記憶部254に記憶される。
PSU制御部253aは、管理装置400の後述する情報送受信部451から送信された制御情報を、LANスイッチ300及び情報送受信部255を介して受信し、PSU201aを制御する。具体的には、PSU制御部253aは、オン信号ON及び冗長モード信号Mといった制御信号を用いて、PSU201aを2N冗長構成として運用するか、PSU201aをコールドスタンバイ構成の運用側として動作させるか、PSU201aをコールドスタンバイ構成の待機側として動作させるかを切替える制御を行う。なお、オン信号は、PSUの動作状態(運用状態)とするか否かを制御する信号であり、冗長モード信号は、2N冗長構成のモードと、コールドスタンバイ構成のモードとを切替える信号である。
PSU制御部253bは、PSU制御部253aと同様に、PSU201bを制御する。すなわち、PSU制御部253bは、管理装置400の後述する情報送受信部451から送信された制御情報を、LANスイッチ300及び情報送受信部255を介して受信し、PSU201bを制御する。
情報記憶部254は、消費電力取得部251が算出した消費電力と、PSUステータス情報取得部252が取得したステータス情報を含む情報を記憶する。また、情報記憶部254は、現在の電力供給モードがいずれに設定されているかを示す情報を記憶する。
情報送受信部255は、管理装置400の後述する情報送受信部451との間で、情報の送受信を行う。例えば、情報送受信部255は、管理装置400の情報送受信部451から情報の取得要求があった場合、情報記憶部254から情報を読み出し、管理装置400へと送信する。また、情報送受信部255は、管理装置400の情報送受信部451から送信された制御情報を受信し、PSU制御部253a、253bに通知する。また、情報送受信部255は、消費電力及びステータス情報の情報記憶部254への記憶を仲介する。
次に、引き続き、図3を参照して、管理装置400について説明する。図3に示されるように、管理装置400は、情報送受信部451と、PSU制御情報生成部452とを有する。なお、情報送受信部451及びPSU制御情報生成部452は、例えば、管理装置400の記憶装置などに格納されたプログラムを管理装置400のCPUなどが実行することにより実現されてもよいし、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのうちのいずれかの組み合わせ等により実現されてもよい。
情報送受信部451は、情報処理装置200、210及び220の情報送受信部255との間で、情報の送受信を行う。例えば、情報送受信部451は、定期的に、情報処理装置200、210及び220から、消費電力及びステータス情報を取得する要求を行い、これら情報を受信する。情報送受信部451は、受信した情報をPSU制御情報生成部452に出力する。また、情報送受信部451は、PSU制御情報生成部452により生成された制御情報を情報処理装置200、210及び220に送信する。
PSU制御情報生成部452は、情報処理装置200、210及び220から取得した消費電力及びステータス情報に基づいて、情報処理装置200、210及び220の各PSU(すなわち、PSU201a、PSU201b、PSU211a、PSU211b、PSU221a、PSU221b)を制御するための制御情報を生成する。制御情報は、組をなすPSUを2N冗長構成として動作させるか、コールドスタンバイ構成として動作させるか、コールドスタンバイ構成として動作させる場合にどちらのPSUを運用側としてどちらのPSUを待機側とするかを指示する情報である。
PSU制御情報生成部452は、生成した制御情報を情報送受信部451に出力する。これにより、制御情報は、情報処理装置200の情報送受信部255を介して、情報処理装置200のPSU制御部253a及びPSU制御部253bに取得される。また、同様に、制御情報は、情報処理装置210のPSU制御部253a及びPSU制御部253bに取得され、情報処理装置220のPSU制御部253a及びPSU制御部253bに取得される。そして、情報処理装置200、210、220のPSU制御部253a及びPSU制御部253bは、取得した制御情報に従ってPSUを制御する。
このように、本実施の形態では、BMC202、212、222及び管理装置400により、情報処理装置における電力供給を制御する電力制御手段が実現される。
次に、電源制御システム10の電力制御処理の流れについて説明する。図4は、情報処理装置200の電力制御処理の一例を示すフローチャートである。なお、情報処理装置210及び220の電力制御処理は、情報処理装置200と同様なので、説明は割愛する。
情報処理装置200のAC電源が投入されることにより、BMC202が自動的に起動する(S201)。BMC202は、起動すると、初期設定として、2N冗長構成での動作を行うよう制御する(S202)。すなわち、BMC202のPSU制御部253a、253bは、PSU201a、201bが電力供給モードとして2N冗長構成で動作するように制御する。
次に、BMC202は、PSU201aの情報を取得する(S203)。具体的には、消費電力取得部251がPSU201aの消費電力を取得し、PSUステータス情報取得部252がPSU201aのステータス情報を取得する。S203で取得された情報により、BMC202は、PSU201aが正常に動作しているか否かを判定する(S204)。ここで、PSU201aが情報処理装置200に正常に実装されていない場合、及びPSU201aが故障している場合、処理はS211へ移行し、それら以外の場合、処理はS205へ移行する。
S205において、S203と同様、BMC202は、PSU201bの情報を取得する。そして、S205で取得された情報により、BMC202は、PSU201bが正常に動作しているか否かを判定する(S206)。ここで、PSU201bが情報処理装置200に正常に実装されていない場合、及びPSU201bが故障している場合、処理はS210へ移行し、それら以外の場合、処理はS207へ移行する。
S207において、管理装置400からPSUの電力供給モードを変更するよう指示されているか否かが判定される。すなわち、管理装置400から、電力供給モードを変更する制御信号が送信されているかが判定される。管理装置400からPSUの電力供給モードを変更するよう指示されている場合、処理はS208へ移行し、指示されていない場合、処理はS209へ移行する。
S208では、管理装置400からの電力供給モードの変更指示に従い、PSU201a及びPSU201bの電力供給モードを変更する。その後、処理は、S209へ移行する。
S206においてYesであった場合、すなわち、S206においてPSU201bが情報処理装置200に正常に実装されていないと判定された場合、及びPSU201bが故障していると判定された場合は、PSU制御部253a、253bは、PSU201aを運用側とする非冗長構成とするよう制御する(S210)。
また、S204においてYesであった場合、すなわち、S204においてPSU201aが情報処理装置200に正常に実装されていないと判定された場合、及びPSU201aが故障していると判定された場合は、S205と同じく、BMC202は、PSU201bの情報を取得する(S211)。
BMC202は、S211で取得された情報により、PSU201bが情報処理装置200に正常に実装されているか否かを判定する(S212)。PSU201bが情報処理装置200に正常に実装されている場合、処理はS213へ移行し、PSU201bが情報処理装置200に正常に実装されていない場合、処理はS215へ移行する。
S213では、BMC202は、S211で取得された情報により、PSU201bが故障状態であるか否かを判定する。PSU201bが故障していない場合、処理はS214へ移行し、故障している場合、処理はS215へ移行する。
S214では、PSU制御部253a、253bは、PSU201bを運用側とする非冗長構成とするよう制御する。これに対し、S215では、BMC202は、PSU201a及びPSU201bの両方とも運用が不可能であると判定する。この場合、PSU201a及びPSU201bの両方が使用できないため、DC(Direct Current:直流)電源が投入できず、直流電力を負荷203に対し供給することができない。S214の後、及びS215の後は、処理はS209へ移行する。
S209では、BMC202の情報記憶部254は、S203で取得したPSU201aのステータス情報及び消費電力値と、S205又はS211で取得したPSU201bのステータス情報及び消費電力値と、PSU201a及びPSU201bの現在の電力供給モードを示す情報を記憶する。これにより、管理装置400から情報の取得要求があった場合、記憶した情報が送信される。S209の後は、S203に戻り、BMC202は上述の処理を繰り返し行う。
このように、PSU201aが正常に動作し、かつ、PSU201bが未実装又は故障状態である場合、PSU201aのみの非冗長構成で電力の供給がなされる。また、PSU201aが未実装又は故障状態であり、かつ、PSU201bが正常に動作している場合、PSU201bのみの非冗長構成で電力の供給がなされる。また、PSU201a及びPSU201bがいずれも正常に動作している場合は、管理装置400からの指示に従い電力の供給がなされる。
次に、管理装置400における電力制御処理の流れについて説明する。図5は、管理装置400の電力制御処理の一例を示すフローチャートである。
まず、管理装置400は、情報処理装置200、210及び220の消費電力とPSUのステータス情報を取得する(S401)。具体的には、管理装置400の情報送受信部451が、情報の取得要求を行い、情報処理装置200、210及び220の情報記憶部254が記憶する消費電力を示す情報及びステータス情報を取得する。
次に、情報処理装置200、210及び220のうち、S401において情報が取得できなかった情報処理装置が存在するか否かが判定される(S402)。そのような情報処理装置が存在しない場合、処理はS403へ移行し、そのような情報処理装置が存在する場合、処理はS408へ移行する。
S408では、管理装置400は、2N冗長構成で動作するよう情報管理装置に指示する。S401において情報が取得できなかった情報処理装置が一台でも存在する場合、管理装置400のPSU制御情報生成部452は、情報処理装置200、210及び220のうち情報を取得できなかった情報処理装置に異常ありと判断する。そして、PSU制御情報生成部452は、PSUの適切な冗長構成制御が行えないため、情報処理装置200、210及び220のうち情報が取得できた情報処理装置に対し、2N冗長構成で運用するよう指示する制御情報を生成する。このように生成された制御情報が、情報送受信部451を介して、情報処理装置200、210及び220のうち情報が取得できた情報処理装置に対し送信される(S408)。
一方、S403では、情報処理装置200、210及び220のうち、PDU100から受電するPSU(すなわち、PSU201a、211a、221a)が正常に実装されていない情報処理装置、又はPDU100から受電するPSUが故障している情報処理装置が存在するか否かが判定される。具体的には、PSU制御情報生成部452は、S401で取得した情報に基づいて、PDU100から受電するPSUが正常に実装されていない情報処理装置の有無、及びPDU100から受電するPSUが故障している情報処理装置の有無を判別する。PDU100から受電するPSUが未実装又は故障状態である情報処理装置が存在しない場合、処理はS404へ移行し、PDU100から受電するPSUが未実装又は故障状態である情報処理装置が存在する場合、処理はS409へ移行する。
S404では、情報処理装置200、210及び220のうち、PDU110から受電するPSU(すなわち、PSU201b、211b、221b)が正常に実装されていない情報処理装置、又はPDU110から受電するPSUが故障している情報処理装置が存在するか否かが判定される。具体的には、PSU制御情報生成部452は、S401で取得した情報に基づいて、PDU110から受電するPSUが正常に実装されていない情報処理装置の有無、及びPDU110から受電するPSUが故障している情報処理装置の有無を判別する。PDU110から受電するPSUが未実装又は故障状態である情報処理装置が存在しない場合、処理はS405へ移行し、PDU110から受電するPSUが未実装又は故障状態である情報処理装置が存在する場合、処理はS407へ移行する。
S405では、情報処理装置200の負荷203による消費電力、情報処理装置210の負荷213による消費電力、及び情報処理装置220の負荷223による消費電力のばらつき度合が、第1の閾値以上であるか否かが判定される。具体的には、PSU制御情報生成部452は、S401で取得した各情報処理装置における消費電力値に基づいて、次のようにばらつき度合を判定する。すなわち、PSU制御情報生成部452は、情報処理装置200、210及び220のうち最も電力を消費している情報処理装置の消費電力値と、情報処理装置200、210及び220のうち最も電力を消費していない情報処理装置の消費電力値の差分を求め、差分が閾値以上であるか否かを判定する。なお、例えば、消費電力値は、最大出力電力に対する消費電力が百分率で示されており、閾値としては、例えば20%が設定される。ばらつき度合が第1の閾値以上である場合、処理はS408へ移行し、ばらつき度合が第1の閾値未満である場合、処理はS406へ移行する。
S406では、情報処理装置200の負荷203による消費電力、情報処理装置210の負荷213による消費電力、及び情報処理装置220の負荷223による消費電力のうち、最小の消費電力が、第2の閾値以上であるか否かが判定される。具体的には、PSU制御情報生成部452は、S401で取得した各情報処理装置における消費電力値に基づいて、次のように判定する。PSU制御情報生成部452は、情報処理装置200、210及び220のうち電力消費が最小である情報処理装置の負荷における最大消費電力が閾値(例えば、80%)以上であるか否かを判定する。情報処理装置200、210及び220における最小の消費電力が、第2の閾値以上である場合、処理はS408へ移行し、第2の閾値未満である場合、処理はS407へ移行する。
S407では、管理装置400は、PDU100から受電するPSUを運用系としたコールドスタンバイ構成により動作するよう情報処理装置200、210及び220に指示する。具体的には、PSU制御情報生成部452が、情報処理装置200、210及び220に対し、PSU201a、211a及び221aを運用系としたコールドスタンバイ構成により動作するよう指示する制御情報を生成し、情報送受信部451がこれら制御情報を情報処理装置200、210及び220に対し送信する。なお、情報処理装置200、210及び220のうち、PDU110から受電するPSUが故障又は未実装状態である情報処理装置は、管理装置400からの制御情報に関わらず、図4に示した通り、PDU100から受電するPSUにより非冗長構成で動作することとなる。
また、S405でYesとなった場合、又はS406でYesとなった場合は、S408において、管理装置400は、2N冗長構成で運用するよう全ての情報処理装置に指示する。具体的には、PSU制御情報生成部452が、情報処理装置200、210及び220に対し、2N冗長構成で運用するよう指示する制御情報を生成し、情報送受信部451が生成されたこれら制御情報を、情報処理装置200、210及び22に対し送信する。
一方、S403でYesとなった場合、すなわち、PDU100から受電するPSUが未実装又は故障状態である情報処理装置が存在する場合、S409において、S404と同様、情報処理装置200、210及び220のうち、PDU110から受電するPSUが正常に実装されていない情報処理装置、又はPDU110から受電するPSUが故障している情報処理装置が存在するか否かが判定される。PDU110から受電するPSUが未実装又は故障状態である情報処理装置が存在しない場合、処理はS410へ移行し、PDU110から受電するPSUが未実装又は故障状態である情報処理装置が存在する場合、処理はS408へ移行する。
S409でYesとなった場合、S408において、具体的には、PSU制御情報生成部452が、情報処理装置200、210及び220のうち、組となるPDUがいずれも正常に動作している情報処理装置に対し、2N冗長構成で運用するよう指示する制御情報を生成し、生成された制御情報が情報送受信部451を介して送信される。
一方、S409でNoとなった場合、S410において、管理装置400は、PDU110から受電するPSUを運用系としたコールドスタンバイ構成により動作するよう情報処理装置200、210及び220に指示する。具体的には、PSU制御情報生成部452が、情報処理装置200、210及び220に対し、PSU201b、211b及び221bを運用系としたコールドスタンバイ構成により動作するよう指示する制御情報を生成し、情報送受信部451がこれら制御情報を情報処理装置200、210及び220に対し送信する。なお、情報処理装置200、210及び220のうち、PDU100から受電するPSUが故障又は未実装状態である情報処理装置は、管理装置400からの制御情報に関わらず、図4に示した通り、PDU110から受電するPSUにより非冗長構成で動作することとなる。
S407、S408及びS409の後、処理は、再びS401に戻る。このように、管理装置400は、上述の処理を繰り返し実行する。
ここで、電源制御システム10の具体的な動作例を図6及び図7に示す。図6及び図7では、上段にPSUがすべて正常に動作している際の各PSUの出力電力の様子を示し、下段にPSUに故障が発生した際の各PSUの出力電力の様子を示している。
図6に示した例では、故障前の状態で、情報処理装置200、210及び220において、コールドスタンバイ構成の電力供給が実施されている。具体的には、PSU201a、PSU211a、PSU221aが、最大出力の30%の出力を行っており、PSU201b、PSU211b、PSU221bが、待機状態(すなわち、0%の出力)となっている。ここで、情報処理装置220のPSU221aに故障が発生したものと仮定する。この場合、図6の下段に示されるように、電源制御システム10では、故障したPSU221aに電力を供給するPDU100から受電するPSUを待機状態に変更し、PDU110から受電するPSUのみが電力を供給するよう切り替える。具体的には、PSU201b、PSU211b、PSU221bが、最大出力の30%の出力を行い、PSU201a、PSU211aが、待機状態(すなわち、0%の出力)となる。
図7に示した例では、故障前の状態で、情報処理装置200、210及び220において、2N冗長構成の電力供給が実施されている。具体的には、PSU201a、PSU211a、PSU221a、PSU201b、PSU211b、PSU221bが、いずれも最大出力の50%の出力を行っている。ここで、情報処理装置220のPSU221aに故障が発生したものと仮定する。この場合、図7の下段に示されるように、電源制御システム10では、故障したPSU221aに電力を供給するPDU100から受電するPSUを待機状態に変更し、PDU110から受電するPSUのみが電力を供給するよう切り替える。具体的には、PSU201b、PSU211b、PSU221bが、最大出力の100%の出力を行い、PSU201a、PSU211aが、待機状態(すなわち、0%の出力)となる。
このように、電源制御システム10では、PSU201a、201b、211a、211b、221a及び221bのうちいずれかが故障した場合、故障したPSUに電力を供給するPDUから受電するPSUを待機状態とするよう切り替えを行う。このため、故障が発生しても、三相交流間の負荷バランスが崩れることを抑制できるため、配電効率の低下を抑制できる。
また、図5に示したように、PDU100から受電する全てのPSU及びPDU110から受電する全てのPSUが正常であり(S403及びS404でNo)、かつ、消費電力のばらつき度合いが第1の閾値以上である場合(S405でYes)、2N冗長構成で運用するよう指示が行われる(S408)。これにより、三相4線式電源の相間の電力差を小さくことができる。このため、配電効率の向上に寄与する。
また、PDU100から受電する全てのPSU及びPDU110から受電する全てのPSUが正常であり(S403及びS404でNo)、かつ、消費電力のばらつき度合いが第1の閾値未満であり(S405でNo)、かつ、最小の消費電力が第2の閾値以上である場合(S406でYes)、2N冗長構成で運用するよう指示が行われる(S408)。PSUは最大出力の50%程度の出力の場合に最も効率が良いため、このように消費電力が大きい場合に2N冗長構成とすることで、PSU自体の効率を向上させることができる。
また、PDU100から受電する全てのPSU及びPDU110から受電する全てのPSUが正常であり(S403及びS404でNo)、かつ、消費電力のばらつき度合いが第1の閾値未満であり(S405でNo)、かつ、最小の消費電力が第2の閾値未満である場合(S406でNo)、コールドスタンバイ構成で運用するよう指示が行われる(S407)。PSUの出力が第2の閾値未満の場合(例えば、PSUの最大出力の80%未満の場合)、2N冗長構成で運用するよりもPSU1台で運用したほうが効率がよい。このため、PSU自体の効率を向上させることができる。
また、情報処理装置200、210及び220のうち、PDU100から受電するPSUが未実装または故障している情報処理装置が存在し(S403でYes)、かつ、PDU110から受電するPSUが未実装または故障している情報処理装置もある場合(S409でYes)、2N冗長構成で運用するよう指示が行われる(S408)。2N冗長構成の場合、組をなす2つのPSUは、消費電力の半分ずつを出力電力とするため、三相4線式電源の相間の消費電力の差も半分となり、相間の電力差が大きくなることを防ぐことができる。このため、配電効率の向上に寄与する。
このように、実施の形態にかかる電源制御システム10によれば、配電効率及びPSUの動作効率を向上することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態では、管理装置400が、BMC202、212、222から集めた情報をもとに電力供給モードを決定し、BMC202、212、222に指示しているが、BMC202、212、222のいずれかに管理装置400の機能を持たせてもよい。すなわち、電力制御手段は、電源制御システム10のいずれかの構成要素により実現されればよい。
1、10 電源制御システム
2 交流電源
3、200、210、220 情報処理装置
4 電源制御部
5、203、213、223 負荷
6 電力供給装置
100、110 PDU
101、111 電源
201a、201b、211a、211b、221a、221b PSU
202、212、222 BMC
251 消費電力取得部
252 PSUステータス情報取得部
253a、253b PSU制御部
254 情報記憶部
255 情報送受信部
300 LANスイッチ
400 管理装置
451 情報送受信部
452 PSU制御情報生成部
500 LANケーブル
600 ACケーブル

Claims (10)

  1. 三相4線式で配電する複数の交流電源と、
    複数の情報処理装置と、
    前記情報処理装置における電力供給を制御する電力制御手段と
    を備え、
    前記複数の情報処理装置のそれぞれは、
    負荷と、
    前記負荷に前記交流電源から受電した電力を供給する、組をなす複数の電力供給装置と、
    を有し、
    前記複数の交流電源のそれぞれは、前記組をなす複数の電力供給装置のうち、他の前記交流電源の電力供給先とは異なる前記電力供給装置に対し、単相交流電力を供給し、
    前記電力制御手段は、前記組をなす複数の電力供給装置が前記負荷に対して同時に電力を供給する第1の電力供給モードと、前記組をなす複数の電力供給装置のうちいずれかの電力供給装置が前記負荷に対して電力を供給し他の電力供給装置が待機状態となる第2の電力供給モードとの切替えを制御し、いずれかの前記情報処理装置が有するいずれかの前記電力供給装置が故障した場合、前記情報処理装置において、故障した前記電力供給装置に電力を供給する前記交流電源から受電する前記電力供給装置を待機状態とする前記第2の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える
    電源制御システム。
  2. 前記電力制御手段は、さらに、いずれの前記電力供給装置も故障しておらず、かつ、前記負荷それぞれの消費電力のばらつき度合いが予め定められた第1の閾値以上である場合、または、いずれの前記電力供給装置も故障しておらず、かつ、前記ばらつき度合いが前記第1の閾値未満であり、かつ、前記負荷のうち最も消費電力が少ない負荷の消費電力が予め定められた第2の閾値以上である場合、前記第1の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える
    請求項1に記載の電源制御システム。
  3. 前記電力制御手段は、さらに、いずれの前記電力供給装置も故障しておらず、かつ、前記複数の情報処理装置における前記負荷それぞれの消費電力のばらつき度合いが予め定められた第1の閾値未満であり、かつ、前記負荷のうち最も消費電力が少ない負荷の消費電力が予め定められた第2の閾値未満である場合、前記第2の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える
    請求項1又は2に記載の電源制御システム。
  4. 前記電力制御手段は、さらに、前記複数の交流電源のうちいずれかの交流電源から受電する前記電力供給装置のいずれかが故障し、かつ、前記複数の交流電源のうち他の交流電源から受電する前記電力供給装置のいずれかが故障した場合、前記組をなす複数の電力供給装置がいずれも故障していない前記情報処理装置において、前記第1の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源制御システム。
  5. 前記電力制御手段は、さらに、いずれかの前記情報処理装置が有するいずれかの前記電力供給装置が実装されていない状態である場合、前記情報処理装置において、実装されていない状態である前記電力供給装置に電力を供給する前記交流電源から受電する前記電力供給装置を待機状態とする前記第2の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電源制御システム。
  6. 負荷と、前記負荷に電力を供給する、組をなす複数の電力供給装置とを有する複数の情報処理装置のそれぞれに対し、三相4線式で配電する複数の交流電源によって供給する供給ステップと、
    前記組をなす複数の電力供給装置が前記負荷に対して同時に電力を供給する第1の電力供給モードと、前記組をなす複数の電力供給装置のうちいずれかの電力供給装置が前記負荷に対して電力を供給し他の電力供給装置が待機状態となる第2の電力供給モードとの切替えを制御する制御ステップと
    を含み、
    前記供給ステップでは、前記複数の交流電源のそれぞれが、前記組をなす複数の電力供給装置のうち、他の前記交流電源の電力供給先とは異なる前記電力供給装置に対し、単相交流電力を供給し、
    前記制御ステップでは、いずれかの前記情報処理装置が有するいずれかの前記電力供給装置が故障した場合、前記情報処理装置において、故障した前記電力供給装置に電力を供給する前記交流電源から受電する前記電力供給装置を待機状態とする前記第2の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える
    電源制御方法。
  7. 前記制御ステップでは、さらに、いずれの前記電力供給装置も故障しておらず、かつ、前記負荷それぞれの消費電力のばらつき度合いが予め定められた第1の閾値以上である場合、または、いずれの前記電力供給装置も故障しておらず、かつ、前記ばらつき度合いが前記第1の閾値未満であり、かつ、前記負荷のうち最も消費電力が少ない負荷の消費電力が予め定められた第2の閾値以上である場合、前記第1の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える
    請求項6に記載の電源制御方法。
  8. 前記制御ステップでは、さらに、いずれの前記電力供給装置も故障しておらず、かつ、前記複数の情報処理装置における前記負荷それぞれの消費電力のばらつき度合いが予め定められた第1の閾値未満であり、かつ、前記負荷のうち最も消費電力が少ない負荷の消費電力が予め定められた第2の閾値未満である場合、前記第2の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える
    請求項6又は7に記載の電源制御方法。
  9. 前記制御ステップでは、さらに、前記複数の交流電源のうちいずれかの交流電源から受電する前記電力供給装置のいずれかが故障し、かつ、前記複数の交流電源のうち他の交流電源から受電する前記電力供給装置のいずれかが故障した場合、前記組をなす複数の電力供給装置がいずれも故障していない前記情報処理装置において、前記第1の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える
    請求項6乃至8のいずれか1項に記載の電源制御方法。
  10. 前記制御ステップでは、さらに、いずれかの前記情報処理装置が有するいずれかの前記電力供給装置が実装されていない状態である場合、前記情報処理装置において、実装されていない状態である前記電力供給装置に電力を供給する前記交流電源から受電する前記電力供給装置を待機状態とする前記第2の電力供給モードで電力を供給するよう切り替える
    請求項6乃至9のいずれか1項に記載の電源制御方法。
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