JP2016170244A - 楽曲コンテンツ再生システム、楽曲コンテンツ再生装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

楽曲コンテンツ再生システム、楽曲コンテンツ再生装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信を介して配信されるコンテンツの音声をユーザの好みに適した音質で出力することのできる楽曲コンテンツ再生システム、楽曲コンテンツ再生装置及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】音声補正情報サーバ7は楽曲コンテンツを再生するAV装置1に配信される楽曲のコンテンツを収集し、楽曲のコンテンツのオーディオデータを楽曲のオリジナルのオーディオデータに補正するために必要な音声調整の特性を音声補正情報作成部75で作成し保持する。AV装置1は、再生するコンテンツの音声補正情報を音声補正情報サーバ7から取得し、音声補正情報が表す音声調整の特性分、オリジナル楽曲データベース73との差分を差分算出部74で算出し、補正した音声調整特性で、コンテンツのオーディオデータの音声調整を行って出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、楽曲のオーディオデータを含むオーディオコンテンツもしくはビデオコンテンツである楽曲コンテンツを再生する楽曲コンテンツ再生装置において出力音声の調整を行う技術に関するものである。
楽曲のオーディオデータを含むオーディオコンテンツもしくはビデオコンテンツである楽曲コンテンツを再生する楽曲コンテンツ再生装置において出力音声の調整を行う技術としては、予めユーザから設定された音声調整特性に従って、楽曲コンテンツの音声の調整を行って出力する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
また、このような音声調整特性に従って音声の調整を行って出力する楽曲コンテンツ再生装置において、音声調整特性を、楽曲コンテンツの楽曲の音楽としてのジャンルに従って切り替える技術も知られている。
特開平09-101179号公報 特開2004-71128号公報
ユーザから設定された音声調整特性に従って音声の調整を行って出力する楽曲コンテンツ再生装置を利用する場合、ユーザは、CDやDVDやHDDなどのローカルな記録媒体に記録した楽曲コンテンツの出力音声が好みの音質や音場となるように音声調整特性を設定することが一般的である。
一方、楽曲コンテンツ再生装置としては、CDやDVDやHDDなどのローカルな記録媒体に記録した楽曲コンテンツの他に、ラジオ放送やインターネットラジオサービスや動画共有サイトで配信される楽曲コンテンツを再生するものがある。
そして、ラジオ放送やインターネットラジオサービスや動画共有サイトで配信される楽曲コンテンツなどの通信を介して配信される楽曲コンテンツのオーディオデータは、楽曲コンテンツの配信用データの作成者が、楽曲のオリジナルのオーディオデータに対して音声調整を施したオーディオデータである場合がある。また、これらの通信を介して配信される楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声は、圧縮符号化方式やビットレートの相違により、楽曲のオリジナルのオーディオデータが表す音声と音質や音場が異なっている場合がある。
したがって、ユーザがローカルな記録媒体に記録した楽曲コンテンツを再生した楽曲の出力が好みの音質となるように音声調整特性を設定した楽曲コンテンツ再生装置において、通信を介して配信される楽曲コンテンツを、設定された音声調整特性で調整して出力すると、その音質や音場がユーザの好みの音質や音場と異なってしまうことがある。
そこで、本発明は、楽曲コンテンツを再生する楽曲コンテンツ再生装置において、通信を介して配信される楽曲コンテンツを、ユーザの好みに適した音質や音場で出力することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、情報サーバと、楽曲のオーディオデータを含むオーディオコンテンツもしくはビデオコンテンツである楽曲コンテンツを再生する楽曲コンテンツ再生装置とを備えた楽曲コンテンツ再生システムを提供する。ここで、前記楽曲コンテンツ再生装置は、通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを通信を介して取得する楽曲コンテンツ取得手段と、前記楽曲コンテンツ取得手段が取得した楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、現用音声調整特性として設定された音声調整特性で音声調整する音声調整手段と、前記音声調整手段が音声調整した楽曲の音声を出力する出力手段と、前記音声調整手段に前記現用音声調整特性を設定する音声調整特性設定手段とを備えている。また、前記情報サーバは、通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に配信される楽曲コンテンツの各々について設けられた、当該楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、当該楽曲のオリジナルのオーディオデータが表す音声と同一の音声または近似した音声に音声調整するための音声調整特性を表す音声補正情報を、当該楽曲コンテンツの音声補正情報として格納した音声補正情報格納手段と、通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置から要求された楽曲コンテンツの音声補正情報を、要求元の楽曲コンテンツ再生装置に送信する音声補正情報提供手段とを備えている。そして、前記楽曲コンテンツ再生装置の音声調整特性設定手段は、通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、通信を介して当該楽曲コンテンツの音声補正情報を、前記情報サーバに要求することにより取得し、取得した音声補正情報を用いて、予め設定されている音声調整特性であるプリセット音声調整特性を、補正後の音声調整特性が、取得した音声補正情報が表す音声調整特性による音声調整に加えてプリセット音声調整特性による音声調整を行う音調調整の音声調整特性となるように補正し、補正した音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定する。
ここで、このような楽曲コンテンツ再生システムにおいて、前記情報サーバは、さらに、通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に楽曲コンテンツを配信する配信元の各々にから楽曲コンテンツを収集する収集手段と、各楽曲のオリジナルのオーディオデータまたは当該オリジナルオーディオデータが表す音声の音質または音場に関わる特性をオリジナル情報として格納したオリジナル情報データベースと、前記収集した楽曲コンテンツの音声補正情報を、当該収集した楽曲コンテンツのオーディオデータの音声の音質または音場に関わる特性と、前記オリジナル情報データベースに格納されている当該楽曲コンテンツの楽曲のオリジナル情報から求まる当該楽曲のオリジナルのオーディオデータの音声の音質または音場に関わる特性との相違に基づいて作成し、前記音声補正情報格納手段に格納する音声補正情報作成手段とを備えたものであってもよい。
また、前記課題達成のために本発明は、本発明は、情報サーバと、楽曲のオーディオデータを含むオーディオコンテンツもしくはビデオコンテンツである楽曲コンテンツを再生する楽曲コンテンツ再生装置とを備えた楽曲コンテンツ再生システムを提供する。ここで、前記楽曲コンテンツ再生装置は、通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを通信を介して取得する楽曲コンテンツ取得手段と、前記楽曲コンテンツ取得手段が取得した楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、現用音声調整特性として設定された音声調整特性で音声調整する音声調整手段と、前記音声調整手段が音声調整した楽曲の音声を出力する出力手段と、前記音声調整手段に前記現用音声調整特性を設定する音声調整特性設定手段とを備えている。また前記情報サーバは、通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に楽曲コンテンツを配信する配信元の各々について設けられた、当該配信元が配信する楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、当該楽曲のオリジナルのオーディオデータが表す音声と同一の音声または近似した音声に音声調整するための音声調整特性を表す音声補正情報を、当該配信元の音声補正情報として格納した音声補正情報格納手段と、通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置から要求された配信元の音声補正情報を、要求元の楽曲コンテンツ再生装置に送信する音声補正情報提供手段とを備えている。そして、前記楽曲コンテンツ再生装置の音声調整特性設定手段は、通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、通信を介して当該楽曲コンテンツを配信する配信元の音声補正情報を、前記情報サーバに要求することにより取得し、取得した音声補正情報を用いて、予め設定されている音声調整特性であるプリセット音声調整特性を、補正後の音声調整特性が、取得した音声補正情報が表す音声調整特性による音声調整に加えてプリセット音声調整特性による音声調整を行う音調調整の音声調整特性となるように補正し、補正した音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定する。
ここで、このような楽曲コンテンツ再生システムにおいて、前記情報サーバは、さらに、通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に楽曲コンテンツを配信する配信元の各々にから楽曲コンテンツを収集する収集手段と、各楽曲のオリジナルのオーディオデータまたは当該オリジナルオーディオデータが表す音声の音質または音場に関わる特性をオリジナル情報として格納したオリジナル情報データベースと、前記配信元毎の音声補正情報を、当該配信元から収集した楽曲コンテンツのオーディオデータの音声の音質または音場に関わる特性と、前記オリジナル情報データベースに格納されている当該楽曲コンテンツの楽曲のオリジナル情報から求まる当該楽曲のオリジナルのオーディオデータの音声の音質または音場に関わる特性との相違に基づいて作成し、前記音声補正情報格納手段に格納する音声補正情報作成手段とを備えたものであってもよい。
ここで、以上の楽曲コンテンツ再生システムでは、前記楽曲コンテンツ再生装置に、楽曲コンテンツを記憶した、リムーバブルまたは非リムーバブルな記憶媒体を備え、前記楽曲コンテンツ取得手段において、前記記憶媒体に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを前記記憶媒体から取得し、前記楽曲コンテンツ再生装置の音声調整特性設定手段において、前記記憶媒体に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、前記プリセット音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定するように構成してもよい。
また、以上の楽曲コンテンツ再生システムは、前記楽曲コンテンツ再生装置を、楽曲コンテンツを記憶したポータブル装置を接続可能に構成すると共に、前記楽曲コンテンツ取得手段において、前記ポータブル装置に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを前記ポータブル装置から取得し、前記楽曲コンテンツ再生装置の音声調整特性設定手段において、前記ポータブル装置に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、前記プリセット音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定するように構成してもよい。
また、以上の楽曲コンテンツ再生システムは、前記音声調整特性を、少なくとも、ゲインの周波数特性を表すものとし、前記音声調整手段において、前記音声調整として、少なくとも、楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声の各周波数帯域の音声成分を、前記現用音声調整特性が表すゲインの周波数特性に従った当該周波数帯域のゲインで増減する処理を行うように構成してもよい。
また、以上の楽曲コンテンツ再生システムにおいて、前記通信を介した楽曲コンテンツの前記楽曲コンテンツ再生装置への配信は、ラジオ放送とインターネットラジオのうちの少なくとも一方によって行われるものとしてもよい。
以上のような楽曲コンテンツ再生システムによれば、楽曲コンテンツ再生装置が通信を介して取得した楽曲コンテンツを再生出力する際には、情報サーバから取得した、再生する楽曲コンテンツの音声補正情報が表す音声調整特性による音声調整に加えてプリセット音声調整特性による音声調整を行う音調調整の音声調整特性によって、再生出力する音声の音声調整が行われる。ここで、楽曲コンテンツの音声補正情報は、当該楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、当該楽曲のオリジナルのオーディオデータが表す音声と同一の音声または近似した音声に音声調整するための音声調整特性であるので、補正した音声調整特性で音声調整した楽曲コンテンツの音声は、楽曲コンテンツのオリジナルのオーディオデータに対してプリセット音声調整特性で音声調整を施した音声と等しい、または、近似したものとなる。また、予め設定されるプリセット音声調整特性としては、楽曲コンテンツのオリジナルのオーディオデータの音声をユーザの好みに応じた音質、音場に調整する音声調整特性が設定されると考えられる。
よって、本楽曲コンテンツ再生システムによれば、通信を介した配信される楽曲コンテンツの音声を、プリセット音声調整特性を設定したユーザの好みに応じた音質、音場で出力することができるようになる。
以上のように、本発明によれば、楽曲コンテンツを再生する楽曲コンテンツ再生装置において、通信を介して配信される楽曲コンテンツを、ユーザの好みに適した音質や音場で出力することができる。
本発明の実施形態に係るAVシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る音声調整情報サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る音声補正情報を示す図である。 本発明の実施形態に係る音声調整特性設定処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本第1実施形態に係るAV装置1の構成を示す。
図示するように、AV装置1は、ディスプレイ101、ユーザ操作を受け付ける入力装置102、外部インタフェース103、ラジオ受信機104、移動通信装置105、スピーカ106、音声出力装置107、記憶装置108、その他の周辺装置109、オペレーティングシステム110、オペレーティングシステム110によって管理されオペレーティングシステム110上で稼働するアプリケーションを備えている。
また、AV装置1は、上述したアプリケーションとして、プレイヤアプリケーション121と、音声調整特性設定アプリケーション122と、その他のアプリケーション123を備えている。
また、音声出力装置107は、設定された音声調整特性に従って音声の音質や音場などの音声調整を行うサウンドプロセッサ1071と、サウンドプロセッサ1071が音声調整を行った音声を増幅してスピーカ106に出力するアンプ1072とを備えている。ここで、より具体的には、サウンドプロセッサ1071は、設定された音声調整特性に従った音声調整として、設定された音声調整特性によって示されるゲインの周波数特性に従った周波数帯域毎のゲインでの音声の増幅/減衰による音声の周波数特性の調整や、設定された音声調整特性によって示される高域補間特性による音声の高域補間や、設定された音声調整特性によって示される低域補間特性による音声の低域補間や、設定された音声調整特性によって示される各チャネルのゲイン特性に従ったゲインでの音声のLチャネルやRチャネルなどの各チャネルの増幅/減衰や、設定された音声調整特性によって示されるミキシング特性による音声のLチャネルやRチャネルなどの各チャネルの音声のミキシングなどを行う。
ただし、以上のAV装置1は、ハードウエア的には、CPUやメモリなどを備えたコンピュータを用いて構成されるものであり、オペレーティングシステム110や、各アプリケーション121-123などは、当該コンピュータが、所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現されるものである。
さて、このようなAV装置1において、外部インタフェース103には、有線通信インタフェースまたは無線通信インタフェースを介して、楽曲を格納したポータブルプレイヤ2を接続可能である。ここで、ポータブルプレイヤ2は、楽曲等のオーディオコンテンツを記憶し、記憶したオーディオコンテンツを再生出力するポータブルオーディオプレイヤやスマートフォンやタブレット装置などの携帯型の装置である。
次に、記憶装置108には、楽曲のオーディオコンテンツが記録されている。
また、ラジオ受信機104は、ラジオ放送局3から放送されるラジオ放送を受信する装置である。ここで、ラジオ受信機104が受信するラジオ放送は、アナログラジオ放送であってもデジタルラジオ放送であってもよい。
また、移動通信装置105は、移動通信を介してインターネット4に接続することができる。
次に、プレイヤアプリケーション121は、ユーザから入力装置102を介してソースモードの選択を受け付ける。ここで、ユーザは、ソースモードとして、ローカルモード、ラジオモード、インターネットラジオモード、動画共有サービスモードのいずれかを選択することができる。
そして、プレイヤアプリケーション121は、ソースモードとしてローカルモードが設定されているときは、記憶装置108やポータブルプレイヤ2に格納されているオーディオコンテンツの選択を入力装置102を介してユーザから受け付け、選択されたオーディオコンテンツを音声出力装置107を介してスピーカ106に再生出力する。
また、プレイヤアプリケーション121は、ソースモードとしてラジオモードが設定されているときには、ラジオ放送局3の選択を入力装置102を介してユーザから受け付け、ラジオ受信機104にユーザの選択されたラジオ放送局3が行っているラジオ放送を受信させると共に、ラジオ放送で受信したオーディオコンテンツを音声出力装置107を介してスピーカ106に再生出力する。
また、プレイヤアプリケーション121は、ソースモードとしてインターネットラジオモードが設定されているときには、インターネットラジオサービスとステーションの選択を入力装置102を介してユーザから受け付けると共に、移動通信を介してインターネット4上の選択されたインターネットラジオサービス5にアクセスし、選択されたステーションで配信されるオーディオコンテンツを受信し、音声出力装置107を介してスピーカ106に再生出力する。
また、プレイヤアプリケーション121は、ソースモードとして動画共有サービスモードが設定されているときには、動画共有サイト6の選択を入力装置102を介してユーザから受け付け、移動通信を介してインターネット4上の、選択された動画共有サイト6にアクセスする。そして、動画共有サイト6上のビデオコンテンツの選択を入力装置102を介してユーザから受け付けて、動画共有サイト6から選択されたビデオコンテンツの配信を受け、配信を受けたビデオコンテンツのオーディオを音声出力装置107を介してスピーカ106に再生出力すると共に、配信を受けたビデオコンテンツの動画をディスプレイ101に表示出力する。
さて、ここで、本実施形態では、AV装置1からアクセス可能な音声補正情報サーバ7を、インターネット4上に設けている。
図2に、この音声補正情報サーバ7の構成を示す。
図示するように、音声補正情報サーバ7は、配信コンテンツ収集部71、音声補正情報提供部72、オリジナル楽曲データベース73、差分算出部74、音声補正情報作成部75、音声補正情報データベース76を備えている。
このような音声補正情報サーバ7の構成において、配信コンテンツ収集部71は、ラジオ受信装置や、インターネットラジオサービス5のクライアントアプリケーションや、動画共有サイト6のクライアントアプリケーションを備えており、これらを利用して、配信コンテンツ収集部71は、各ラジオ放送局3が放送によって配信しているオーディオコンテンツや、インターネットラジオサービス5が各ステーションで配信しているオーディオコンテンツや、各動画共有サイト6に公開されているビデオコンテンツなどのコンテンツを収集する。
ここで、この配信コンテンツ収集部71におけるコンテンツの収集は自動的に行う。なお、各動画共有サイト6に公開されているビデオコンテンツの収集は、視聴数の多いビデオコンテンツを優先して収集するように行うのがよい。
また、配信コンテンツ収集部71は、音声補正情報提供部72から特定のコンテンツの収集を要求されたときに、当該特定のコンテンツの取得を行う。
次に、オリジナル楽曲データベース73には、CDやDVDなどに記録された形態や、ネット配信など形態等でリリースされた各楽曲について、当該楽曲のリリースされたオリジナルのオーディオデータが格納されている。すなわち、たとえば、CDやDVDなどに記録された形態でリリースされた楽曲については、当該リリースされたCDやDVDに記録されている当該楽曲のオーディオデータと等しいオーディオデータが格納されている。また、ネット配信などの形態でリリースされた楽曲については、オリジナル楽曲データベース73には、リリース元またはリリース元からオーソライズされた者がネット配信している当該楽曲のオーディオデータと等しいオーディオデータが格納されている。
そして、差分算出部74は、配信コンテンツ収集部71が収集または取得したコンテンツ(オーディオコンテンツまたはビデオコンテンツ)のうちの内容が楽曲のコンテンツのそれぞれを対象コンテンツとして、対象コンテンツのオーディオデータと、対象コンテンツの楽曲のオリジナル楽曲データベース73に格納されているオリジナルのオーディオデータとの、音質や音場に関わる各種特性の差分を算出する。ここで、算出する差分としては、たとえば、オーディオデータが示す楽曲の周波数帯域(楽曲の音声成分が分布する周波数範囲)の相違や、オーディオデータが示す楽曲の周波数特性(周波数スペクトル)の相違や、オーディオデータが示す楽曲のLチャネルやRチャネルなどの各オーディオチャネル間の音量の差の平均の相違などを算出する。
ここで、以上では、オリジナル楽曲データベース73にリリースされた楽曲のオリジナルのオーディオデータを格納したが、オリジナル楽曲データベース73には、リリースされた楽曲のオリジナルのオーディオデータの特性の情報のみを格納するようにしても良い。なお、この場合には、オリジナル楽曲データベース73に情報を格納するオリジナルのオーディオデータの特性としては、差分算出部74が上述した各種特性の差分を検出できる特性、すなわち、オリジナルのオーディオデータの周波数帯域(楽曲の音声成分が分布する周波数範囲)や、オリジナルのオーディオデータが示す楽曲の周波数特性(周波数スペクトル)や、オリジナルのオーディオデータが示す楽曲のLチャネルやRチャネルなどの各オーディオチャネル間の音量の差の平均などを用いる。
さて、次に、音声補正情報作成部75は、差分算出部74が算出した差分に基づいて、対象コンテンツのオーディオデータを、対象コンテンツの楽曲のオリジナル楽曲データベース73に格納されているオリジナルデータと同じまたは近似する音質や音場を有するオーディオデータに補正するために必要となる音声調整の特性を算定し、算定した音声調整の特性を表す音声調整特性情報と、対象コンテンツの識別を表すコンテンツ識別情報とを含めた、図3に示すような音声補正情報を作成し、作成した音声補正情報を対象コンテンツの音声補正情報として音声補正情報データベース76に格納する。
ここで、音声補正情報作成部75は、対象コンテンツの収集元がラジオ放送局3である場合には、コンテンツ識別情報として、収集元のラジオ放送局3や収集元のラジオ放送局3の放送チャネルの識別と、対象コンテンツの楽曲の識別などを用い、対象コンテンツの収集元がインターネットラジオサービス5である場合には、コンテンツ識別情報として、収集元のインターネットラジオサービス5のURLと収集元のステーションの識別と、対象コンテンツの楽曲の識別などを用い、対象コンテンツの収集元が動画共有サイト6である場合には、コンテンツ識別情報として、対象コンテンツのURLを用いる。
また、音声補正情報作成部75は、音声調整特性情報として、対象コンテンツの周波数特性をオリジナルデータと同じまたは近似する周波数特性とするための、ゲインの周波数特性や、高域補間の特性や、低域補間の特性や、対象コンテンツの音場をオリジナルデータと同じまたは近似する音場とするための、LチャネルやRチャネルなどの各チャネルのゲインや、LチャネルやRチャネルなどの各チャネルのミキシング特性などを登録する。
さて、図2に戻り、音声補正情報サーバ7の音声補正情報提供部72は、AV装置1から、コンテンツ識別情報を伴う音声補正情報要求を受信したならば、そのコンテンツ識別情報が登録されている音声補正情報が音声補正情報データベース76に格納されているかどうかを調べ、格納されている場合には、格納されていた音声補正情報を音声補正情報要求の送信元のAV装置1に送信する。一方、音声補正情報要求に伴うコンテンツ識別情報が登録されている音声補正情報が音声補正情報データベース76に格納されていない場合には、コンテンツ識別情報によって識別されるコンテンツ(オーディオコンテンツまたはビデオコンテンツ)を配信コンテンツ収集部71に収集させると共に、収集したコンテンツの音声補正情報を、差分算出部74、音声補正情報作成部75に作成させ、作成された音声補正情報を音声補正情報要求の送信元のAV装置1に送信する。なお、ここで、作成された音声補正情報は、音声補正情報データベース76にも格納される。
以下、AV装置1の音声調整特性設定アプリケーション122が行う処理について説明する。
AV装置1の音声調整特性設定アプリケーション122は、以下に示すプリセット音声調整特性設定処理と、音声調整特性設定処理とを行う。
まず、プリセット音声調整特性設定処理について説明する。
プリセット音声調整特性設定処理において、AV装置1の音声調整特性設定アプリケーション122は、適当な音声調整特性設定受付画面をディスプレイ101に表示し、スピーカ106から出力する音声に施す音声調整の特性を規定する音声調整特性の設定を入力装置102を介してユーザから受け付け、設定を受け付けた音声調整特性を表すプリセット音声調整特性データを記憶装置108に格納する処理を行う。ここで、ユーザは、ソースモードがローカルモードのときにプレイヤアプリケーション121によってスピーカ106から出力される、記憶装置108やポータブルプレイヤ2に格納されているオーディオコンテンツの音声が好みの音声なるように、プリセット音声調整特性とする音声調整特性を設定する。
次に、音声調整特性設定アプリケーション122が行う音声調整特性設定処理について説明する。
図4に、プリセット音声調整特性設定処理の手順を示す。
図示するように、プリセット音声調整特性設定処理において、AV装置1の音声調整特性設定アプリケーション122は、まず、プレイヤアプリケーション121のソースモードがローカルモードであるかどうかを調べ(ステップ402)、ローカルモードであれば、記憶装置108に格納されているプリセット音声調整特性データが表す音声調整特性をサウンドプロセッサ1071に設定する(ステップ404)。そして、プレイヤアプリケーション121のソースモードの切替の発生を監視し(ステップ406)、ソースモードの切替が発生したならば(ステップ406)、ステップ402からの処理に戻る。
一方、プレイヤアプリケーション121のソースモードがローカルモードでなく、通信を介して取得したコンテンツ(オーディオコンテンツまたはビデオコンテンツ)を再生するモードである、ラジオモード、インターネットラジオモード、動画共有サービスモードのいずれかであれば(ステップ402)、プレイヤアプリケーション121が再生対象としているコンテンツ(オーディオコンテンツまたはビデオコンテンツ)の識別情報を取得する(ステップ408)。
ここで、コンテンツの識別情報としては、上述した音声補正情報のコンテンツ識別情報と同内容を取得する。
そして、取得したコンテンツの識別情報をコンテンツ識別情報として伴う音声補正情報要求を移動通信装置105を介して、音声補正情報サーバ7の音声補正情報提供部72に送信することにより、プレイヤアプリケーション121が再生対象としているコンテンツの音声補正情報を音声補正情報サーバ7から取得する(ステップ410)。
そして、取得した音声補正情報に従って、記憶装置108に格納されているプリセット音声調整特性データが表す音声調整特性を補正した音声調整特性をサウンドプロセッサ1071に設定する(ステップ412)。
ここで、プリセット音声調整特性データが表す音声調整特性の補正は、補正後の音声調整特性が、取得した音声補正情報が表す音声調整特性による音声調整に加えてプリセット音声調整特性データが示す音声調整特性による音声調整を行う音調調整の音声調整特性となるように行う。すなわち、当該補正は、取得した音声補正情報の音声調整特性情報が示す音声調整特性による音声調整を行ったオーディオデータに対して、プリセット音声調整特性データが表す音声調整特性による音声調整を行った場合に二つの音声調整で得られる音声調整効果と等価な音声調整効果が得られる音声調整特性に、補正後の音声調整特性がなるように行う。
そして、プレイヤアプリケーション121が再生対象としているコンテンツの変化の発生(ステップ414)と、プレイヤアプリケーション121のソースモードの切替の発生(ステップ416)とを監視し、再生対象としているコンテンツの変化が発生した場合には(ステップ414)、ステップ408からの処理に戻り、ソースモードの切替が発生した場合には(ステップ416)、ステップ402からの処理に戻る。
以上、AV装置1の音声調整特性設定アプリケーション122が行う音声調整特性設定処理について説明した。
以上のような音声調整特性設定処理によれば、プレイヤアプリケーション121が記憶装置108やポータブルプレイヤ2に格納されているオーディオコンテンツを再生出力するローカルモードにあるときには、ユーザが予め設定したプリセット音声調整特性データが示す音声調整特性がサウンドプロセッサ1071に設定され、サウンドプロセッサ1071によってプリセット音声調整特性データが示す音声調整特性による、再生出力する音声の音声調整が行われる。
一方、プレイヤアプリケーション121が通信を介して取得したコンテンツ(オーディオコンテンツまたはビデオコンテンツ)を再生するモードである、ラジオモード、インターネットラジオモード、動画共有サービスモードのいずれかにあるときには、音声補正情報サーバ7から取得した再生するコンテンツの音声補正情報に従って、記憶装置108に格納されているプリセット音声調整特性データが表す音声調整特性を補正した音声調整特性をサウンドプロセッサ1071に設定し、サウンドプロセッサ1071によって、補正された音声調整特性による、再生出力する音声の音声調整が行われる。
ここで、コンテンツの音声補正情報は、ラジオ放送局3、インターネットラジオサービス5、動画共有サイト6から配信されるコンテンツをオリジナルデータと同じまたは近似する音質や音場を有するオーディオデータに補正するために必要となる音声調整の特性であるので、補正後の音声調整特性が、再生するコンテンツの音声補正情報が表す音声調整特性による音声調整に加えてプリセット音声調整特性データが示す音声調整特性による音声調整を行う音調調整の音声調整特性となるように補正した音声調整特性で音声調整したコンテンツの音声は、コンテンツのオリジナルのオーディオデータに対してプリセット音声調整特性データが表す音声調整特性で音声調整を施した音声の等しい、または、近似したものとなる。
よって、本実施形態によれば、ラジオ放送局3、インターネットラジオサービス5、動画共有サイト6から配信されるコンテンツの音声についても、プリセット音声調整特性データを設定したユーザの好みに応じた音質、音場で出力することができるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、以上では、ラジオ放送局3、インターネットラジオサービス5、動画共有サイト6が配信するコンテンツ毎に音声補正情報を設け、コンテンツ毎に、サウンドプロセッサ1071に設定する音声調整特性を補正するようにしたが、全てのコンテンツに同様の音声調整を施して同様の圧縮符号化、ビットレートで配信するラジオ放送局3、インターネットラジオサービス5またはインターネットラジオサービス5のステーションなどの配信元については、当該配信元から配信される各楽曲のコンテンツのオーディオデータの当該楽曲のオリジナルデータに対する差異が同様な差異となることが期待できるので、配信元毎に、サウンドプロセッサ1071に設定する音声調整特性を補正するようにしてもよい。
すなわち、この場合には、これら配信元については、音声補正情報データベース76に配信元毎の音声補正情報を設けると共に、音声補正情報サーバ7及びAV装置1においてコンテンツ識別情報として配信元の識別情報を用いることにより、AV装置1においてプレイヤアプリケーション121が再生対象とするコンテンツの配信元に応じて、当該配信元の音声補正情報を用いてプリセット音声調整特性を補正してサウンドプロセッサ1071に設定されるようにすればよい。なお、配信元毎に設ける音声補正情報の音声調整特性情報は、その配信元から取得した任意の楽曲のコンテンツを用いて算定するようにしてよい。
1…AV装置、2…ポータブルプレイヤ、3…ラジオ放送局、4…インターネット、5…インターネットラジオサービス、6…動画共有サイト、7…音声補正情報サーバ、71…配信コンテンツ収集部、72…音声補正情報提供部、73…オリジナル楽曲データベース、74…差分算出部、75…音声補正情報作成部、76…音声補正情報データベース、101…ディスプレイ、102…入力装置、103…外部インタフェース、104…ラジオ受信機、105…移動通信装置、106…スピーカ、107…音声出力装置、108…記憶装置、109…周辺装置、110…オペレーティングシステム、121…プレイヤアプリケーション、122…音声調整特性設定アプリケーション、1071…サウンドプロセッサ、1072…アンプ。

Claims (16)

  1. 情報サーバと、楽曲のオーディオデータを含むオーディオコンテンツもしくはビデオコンテンツである楽曲コンテンツを再生する楽曲コンテンツ再生装置とを備えた楽曲コンテンツ再生システムであって、
    前記楽曲コンテンツ再生装置は、
    通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを通信を介して取得する楽曲コンテンツ取得手段と、
    前記楽曲コンテンツ取得手段が取得した楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、現用音声調整特性として設定された音声調整特性で音声調整する音声調整手段と、
    前記音声調整手段が音声調整した楽曲の音声を出力する出力手段と、
    前記音声調整手段に前記現用音声調整特性を設定する音声調整特性設定手段とを有し、
    前記情報サーバは、
    通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に配信される楽曲コンテンツの各々について設けられた、当該楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、当該楽曲のオリジナルのオーディオデータが表す音声と同一の音声または近似した音声に音声調整するための音声調整特性を表す音声補正情報を、当該楽曲コンテンツの音声補正情報として格納した音声補正情報格納手段と、
    通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置から要求された楽曲コンテンツの音声補正情報を、要求元の楽曲コンテンツ再生装置に送信する音声補正情報提供手段とを有し、
    前記楽曲コンテンツ再生装置の音声調整特性設定手段は、通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、通信を介して当該楽曲コンテンツの音声補正情報を、前記情報サーバに要求することにより取得し、取得した音声補正情報を用いて、予め設定されている音声調整特性であるプリセット音声調整特性を、補正後の音声調整特性が、取得した音声補正情報が表す音声調整特性による音声調整に加えてプリセット音声調整特性による音声調整を行う音調調整の音声調整特性となるように補正し、補正した音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定することを特徴とする楽曲コンテンツ再生システム。
  2. 情報サーバと、楽曲のオーディオデータを含むオーディオコンテンツもしくはビデオコンテンツである楽曲コンテンツを再生する楽曲コンテンツ再生装置とを備えた楽曲コンテンツ再生システムであって、
    前記楽曲コンテンツ再生装置は、
    通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを通信を介して取得する楽曲コンテンツ取得手段と、
    前記楽曲コンテンツ取得手段が取得した楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、現用音声調整特性として設定された音声調整特性で音声調整する音声調整手段と、
    前記音声調整手段が音声調整した楽曲の音声を出力する出力手段と、
    前記音声調整手段に前記現用音声調整特性を設定する音声調整特性設定手段とを有し、
    前記情報サーバは、
    通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に楽曲コンテンツを配信する配信元の各々について設けられた、当該配信元が配信する楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、当該楽曲のオリジナルのオーディオデータが表す音声と同一の音声または近似した音声に音声調整するための音声調整特性を表す音声補正情報を、当該配信元の音声補正情報として格納した音声補正情報格納手段と、
    通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置から要求された配信元の音声補正情報を、要求元の楽曲コンテンツ再生装置に送信する音声補正情報提供手段とを有し、
    前記楽曲コンテンツ再生装置の音声調整特性設定手段は、通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、通信を介して当該楽曲コンテンツを配信する配信元の音声補正情報を、前記情報サーバに要求することにより取得し、取得した音声補正情報を用いて、予め設定されている音声調整特性であるプリセット音声調整特性を、補正後の音声調整特性が、取得した音声補正情報が表す音声調整特性による音声調整に加えてプリセット音声調整特性による音声調整を行う音調調整の音声調整特性となるように補正し、補正した音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定することを特徴とする楽曲コンテンツ再生システム。
  3. 請求項1記載の楽曲コンテンツ再生システムであって、
    前記情報サーバは、
    通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に楽曲コンテンツを配信する配信元の各々にから楽曲コンテンツを収集する収集手段と、
    各楽曲のオリジナルのオーディオデータまたは当該オリジナルオーディオデータが表す音声の音質または音場に関わる特性をオリジナル情報として格納したオリジナル情報データベースと、
    前記収集した楽曲コンテンツの前記音声補正情報を、当該収集した楽曲コンテンツのオーディオデータの音声の音質または音場に関わる特性と、前記オリジナル情報データベースに格納されている当該楽曲コンテンツの楽曲のオリジナル情報から求まる当該楽曲のオリジナルのオーディオデータの音声の音質または音場に関わる特性との相違に基づいて作成し、前記音声補正情報格納手段に格納する音声補正情報作成手段とを有することを特徴とする楽曲コンテンツ再生システム。
  4. 請求項2記載の楽曲コンテンツ再生システムであって、
    前記情報サーバは、
    通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に楽曲コンテンツを配信する配信元の各々にから楽曲コンテンツを収集する収集手段と、
    各楽曲のオリジナルのオーディオデータまたは当該オリジナルオーディオデータが表す音声の音質または音場に関わる特性をオリジナル情報として格納したオリジナル情報データベースと、
    前記配信元毎の音声補正情報を、当該配信元から収集した楽曲コンテンツのオーディオデータの音声の音質または音場に関わる特性と、前記オリジナル情報データベースに格納されている当該楽曲コンテンツの楽曲のオリジナル情報から求まる当該楽曲のオリジナルのオーディオデータの音声の音質または音場に関わる特性との相違に基づいて作成し、前記音声補正情報格納手段に格納する音声補正情報作成手段とを有することを特徴とする楽曲コンテンツ再生システム。
  5. 請求項1、2、3、または4記載の楽曲コンテンツ再生システムであって、
    前記楽曲コンテンツ再生装置は、楽曲コンテンツを記憶した、リムーバブルまたは非リムーバブルな記憶媒体を備え、
    前記楽曲コンテンツ取得手段は、前記記憶媒体に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを前記記憶媒体から取得し、
    前記楽曲コンテンツ再生装置の音声調整特性設定手段は、前記記憶媒体に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、前記プリセット音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定することを特徴とする楽曲コンテンツ再生システム。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載の楽曲コンテンツ再生システムであって、
    前記楽曲コンテンツ再生装置には、楽曲コンテンツを記憶したポータブル装置を接続可能であり、
    前記楽曲コンテンツ取得手段は、前記ポータブル装置に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを前記ポータブル装置から取得し、
    前記楽曲コンテンツ再生装置の音声調整特性設定手段は、前記ポータブル装置に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、前記プリセット音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定することを特徴とする楽曲コンテンツ再生システム。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6記載の楽曲コンテンツ再生システムであって、
    前記音声調整特性は、少なくとも、ゲインの周波数特性を表し、
    前記音声調整手段は、前記音声調整として、少なくとも、楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声の各周波数帯域の音声成分を、前記現用音声調整特性が表すゲインの周波数特性に従った当該周波数帯域のゲインで増減する処理を行うことを特徴とする楽曲コンテンツ再生システム。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6または7記載の楽曲コンテンツ再生システムであって、
    前記通信を介した楽曲コンテンツの前記楽曲コンテンツ再生装置への配信は、ラジオ放送とインターネットラジオのうちの少なくとも一方によって行われることを特徴とする楽曲コンテンツ再生システム。
  9. 楽曲のオーディオデータを含むオーディオコンテンツもしくはビデオコンテンツである楽曲コンテンツを再生する、通信を介して所定の情報サーバにアクセス可能な楽曲コンテンツ再生装置であって、
    前記情報サーバは、通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に配信される楽曲コンテンツの各々について設けた、音声調整特性を表す音声補正情報を、前記楽曲コンテンツ再生装置から要求に応じて提供し、
    当該楽曲コンテンツ再生装置は、
    通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを通信を介して取得する楽曲コンテンツ取得手段と、
    前記楽曲コンテンツ取得手段が取得した楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、現用音声調整特性として設定された音声調整特性で音声調整する音声調整手段と、
    前記音声調整手段が音声調整した楽曲の音声を出力する出力手段と、
    前記音声調整手段に前記現用音声調整特性を設定する音声調整特性設定手段とを有し、
    音声調整特性設定手段は、通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、通信を介して当該楽曲コンテンツの音声補正情報を、前記情報サーバに要求することにより取得し、取得した音声補正情報を用いて、予め設定されている音声調整特性であるプリセット音声調整特性を、補正後の音声調整特性が、取得した音声補正情報が表す音声調整特性による音声調整に加えてプリセット音声調整特性による音声調整を行う音調調整の音声調整特性となるように補正し、補正した音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定することを特徴とする楽曲コンテンツ再生装置。
  10. 楽曲のオーディオデータを含むオーディオコンテンツもしくはビデオコンテンツである楽曲コンテンツを再生する、通信を介して所定の情報サーバにアクセス可能な楽曲コンテンツ再生装置であって、
    前記情報サーバは、通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に楽曲コンテンツを配信する配信元の各々について設けた、音声調整特性を表す音声補正情報を、当該楽曲コンテンツ再生装置から要求に応じて提供し、
    当該楽曲コンテンツ再生装置は、
    通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを通信を介して取得する楽曲コンテンツ取得手段と、
    前記楽曲コンテンツ取得手段が取得した楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、現用音声調整特性として設定された音声調整特性で音声調整する音声調整手段と、
    前記音声調整手段が音声調整した楽曲の音声を出力する出力手段と、
    前記音声調整手段に前記現用音声調整特性を設定する音声調整特性設定手段とを有し、
    音声調整特性設定手段は、通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、通信を介して当該楽曲コンテンツを配信する配信元の音声補正情報を、前記情報サーバに要求することにより取得し、取得した音声補正情報を用いて、予め設定されている音声調整特性であるプリセット音声調整特性を、補正後の音声調整特性が、取得した音声補正情報が表す音声調整特性による音声調整に加えてプリセット音声調整特性による音声調整を行う音調調整の音声調整特性となるように補正し、補正した音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定することを特徴とする楽曲コンテンツ再生装置。
  11. 請求項9または10記載の楽曲コンテンツ再生装置であって、
    楽曲コンテンツを記憶した、リムーバブルまたは非リムーバブルな記憶媒体を備え、
    前記楽曲コンテンツ取得手段は、前記記憶媒体に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを前記記憶媒体から取得し、
    前記音声調整特性設定手段は、前記記憶媒体に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、前記プリセット音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定することを特徴とする楽曲コンテンツ再生装置。
  12. 請求項9、10または11記載の楽曲コンテンツ再生装置であって、
    当該楽曲コンテンツ再生装置には、楽曲コンテンツを記憶したポータブル装置を接続可能であり、
    前記楽曲コンテンツ取得手段は、前記ポータブル装置に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを前記ポータブル装置から取得し、
    前記音声調整特性設定手段は、前記ポータブル装置に記憶された楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、前記プリセット音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定することを特徴とする楽曲コンテンツ再生装置。
  13. 請求項9、10、11または12記載の楽曲コンテンツ再生装置であって、
    前記音声調整特性は、少なくとも、ゲインの周波数特性を表し、
    前記音声調整手段は、前記音声調整として、少なくとも、楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声の各周波数帯域の音声成分を、前記現用音声調整特性が表すゲインの周波数特性に従った当該周波数帯域のゲインで増減する処理を行うことを特徴とする楽曲コンテンツ再生装置。
  14. 請求項8、9、10、11、12または13記載の楽曲コンテンツ再生装置であって、
    前記通信を介した楽曲コンテンツの前記楽曲コンテンツ再生装置への配信は、ラジオ放送とインターネットラジオのうちの少なくとも一方によって行われることを特徴とする楽曲コンテンツ再生装置。
  15. コンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを通信を介して取得する楽曲コンテンツ取得手段と、
    前記楽曲コンテンツ取得手段が取得した楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、現用音声調整特性として設定された音声調整特性で音声調整する音声調整手段と、
    前記音声調整手段が音声調整した楽曲の音声を出力する出力手段と、
    前記音声調整手段に前記現用音声調整特性を設定する音声調整特性設定手段と、
    通信を介して所定の情報サーバにアクセスする情報サーバアクセス手段として機能させ、
    前記情報サーバは、通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に配信される楽曲コンテンツの各々について設けた、音声調整特性を表す音声補正情報を、前記楽曲コンテンツ再生装置から要求に応じて提供するものであり、
    音声調整特性設定手段は、通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、前記情報サーバアクセス手段によって前記情報サーバにアクセスし、当該楽曲コンテンツの音声補正情報を当該情報サーバに要求することにより取得し、取得した音声補正情報を用いて、予め設定されている音声調整特性であるプリセット音声調整特性を、補正後の音声調整特性が、取得した音声補正情報が表す音声調整特性による音声調整に加えてプリセット音声調整特性による音声調整を行う音調調整の音声調整特性となるように補正し、補正した音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定することを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. コンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、当該楽曲コンテンツを通信を介して取得する楽曲コンテンツ取得手段と、
    前記楽曲コンテンツ取得手段が取得した楽曲コンテンツのオーディオデータが表す音声を、現用音声調整特性として設定された音声調整特性で音声調整する音声調整手段と、
    前記音声調整手段が音声調整した楽曲の音声を出力する出力手段と、
    前記音声調整手段に前記現用音声調整特性を設定する音声調整特性設定手段と、
    通信を介して所定の情報サーバにアクセスする情報サーバアクセス手段として機能させ、
    前記情報サーバは、通信を介して前記楽曲コンテンツ再生装置に楽曲コンテンツを配信する配信元の各々について設けた、音声調整特性を表す音声補正情報を、当該楽曲コンテンツ再生装置から要求に応じて提供するものであり、
    前記音声調整特性設定手段は、通信を介して配信される楽曲コンテンツが再生対象に設定されたときに、前記情報サーバアクセス手段によって前記情報サーバにアクセスし、当該楽曲コンテンツを配信する配信元の音声補正情報を前記情報サーバに要求することにより取得し、取得した音声補正情報を用いて、予め設定されている音声調整特性であるプリセット音声調整特性を、補正後の音声調整特性が、取得した音声補正情報が表す音声調整特性による音声調整に加えてプリセット音声調整特性による音声調整を行う音調調整の音声調整特性となるように補正し、補正した音声調整特性を前記現用音声調整特性として前記音声調整手段に設定することを特徴とするコンピュータプログラム。
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