JP2016162731A - 面状照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ルーバーを構成する遮光体の入射側の端面での光の吸収を抑制して、輝度を向上させることができる面状照明装置を提供する。【解決手段】 面状照明装置10は、面状の光を前方に出射する光源部6と、光源部6の前方に配置され、互いに離間して一方向に並ぶ複数の遮光体を有するルーバー1と、を備え、複数の遮光体3の光源部側の端部に、光源部側から入射した光の少なくとも一部を前方に反射させる反射端部8が設けられている。反射端部8は、その断面形状が、光源部側に近づくほど幅が狭くなる形状である。【選択図】図1
Description
本発明はルーバーを備えた面状照明装置に関するものである。
車載用のナビゲーションシステムなどに用いられる液晶表示装置では、表示画面からの光がフロントガラスに映り込み、運転者の視認性を低下させないよう、表示画面からの出射光に指向性をもたせて視野角を制限している。従来、表示画面の視野角を制限するために、液晶表示装置の照明装置には光源部の出射面上に、所定の角度範囲以外の入射光を遮光するルーバーが配置された面状照明装置が用いられている(特許文献1)。
従来の面状照明装置に用いられるルーバー1は、図4の断面図に示すように、光を透過する光透過層2に光を吸収する遮光体3が一定周期で並んで配置され、これを透明な光学フィルム4、5で挟持した構造を有する。光源部6からルーバー1に入射する光の内、入射角度が大きい光は遮光体3によって吸収されルーバー1を透過できない。このため、遮光体3の間隔と高さを調整することにより、ルーバー1に入射した光を、ルーバー1の出射面に対して所定の角度範囲の透過光にすることができる。ルーバー1によって所定の角度範囲に指向された面状照明装置からの光が、液晶パネルに入射することにより、液晶表示画面からの出射光は指向性を備え視野角を制限することができる。
しかし、遮光体3は光源部6からの光を吸収するため、図4のようにルーバー1に垂直(入射角0度)に入射する光6bであっても、遮光体の端面31に入射する光は遮光体3に吸収されルーバー1を透過できない。このため、面状照明装置の正面方向(ルーバー1の出射面に垂直な方向)に透過光を集めようとして、遮光体3が密に配置されたルーバーを光源部6上に設けると、遮光体の端面31で吸収される光量が増加し、面状照明装置の輝度が低下する。一方、液晶表示装置には、より高い輝度が求められており、視野角を制御できると共に、高輝度である面状照明装置が求められている。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、ルーバー(ライトコントロールフィルム)を構成する遮光体(遮光層)の入射側の端面での光の吸収を抑制して、輝度を向上させることができる面状照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、(1)本発明の面状照明装置は、面状の光を前方に出射する光源部と、前記光源部の前方に配置され、互いに離間して一方向に並ぶ複数の遮光体を有するルーバーと、を備える面状照明装置であって、前記複数の遮光体の前記光源部側の端部に、前記光源部側から入射した光の少なくとも一部を前方に反射させる反射端部が設けられている。
(2)上記(1)において、前記反射端部は、その断面形状が、前記光源部側に近づくほど幅が狭くなる形状である。
(3)上記(1)又は(2)において、前記反射端部には、光の反射を増強する光反射増強手段が設けられている。
(4)上記(1)から(3)のいずれか1において、前記反射端部の断面形状が三角形状である。
(5)上記(1)〜(3)のいずれか1において、前記反射端部の断面形状が円弧形状である。
(3)上記(1)又は(2)において、前記反射端部には、光の反射を増強する光反射増強手段が設けられている。
(4)上記(1)から(3)のいずれか1において、前記反射端部の断面形状が三角形状である。
(5)上記(1)〜(3)のいずれか1において、前記反射端部の断面形状が円弧形状である。
本発明によれば、ルーバーを構成する遮光体の入射側の端面での光の吸収を抑制して、輝度を向上させることができる面状照明装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の面状照明装置の断面構造を示す図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る面状照明装置10は、面状の光を前方(図示上方)に出射させる例えば矩形平板状の光源部6と、光源部6の出射面側に配置されるルーバー1と、を備えている。光源部6は、本実施形態では、いわゆるサイドライト型のバックライトであり、導光板と、導光板の側端面に配置される光源(LED)と、導光板の一方の主面(出射面)に配置される光学シート類と、を有している。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る面状照明装置10は、面状の光を前方(図示上方)に出射させる例えば矩形平板状の光源部6と、光源部6の出射面側に配置されるルーバー1と、を備えている。光源部6は、本実施形態では、いわゆるサイドライト型のバックライトであり、導光板と、導光板の側端面に配置される光源(LED)と、導光板の一方の主面(出射面)に配置される光学シート類と、を有している。
光学シート類は、本実施形態では出射面側から1枚の拡散シートと、1枚のプリズムシートと、1枚の反射型偏光シートである。本発明は、ルーバー1に特徴的部分があるため、以下ではルーバー1を中心に説明する。
ルーバー1は、光を透過する光透過層2に光を吸収する遮光体3が入射面と平行な方向に周期的に並んで配置され(言い換えれば、複数の遮光体3が、互いに離間して一方向に並んで配置され)、光の入射面には透明な光学フィルム4が、出射面には透明な光学フィルム5が設けられ、対向する光学フィルム4、5により光透過層2が挟持された構造を備える。
図2は、本発明の実施形態の面状照明装置における反射端部の説明図である。図2に示すように、遮光体3の入射端部3aを断面三角形状とするともに、斜面(加工面)に光の反射膜(光反射増強手段)7を設けることによって、反射端部8を形成している。この反射端部8は、光源部側から入射した光の少なくとも一部を前方に反射させ、反射した光の中に斜め前方に進行する成分が含まれるように光を反射する。反射端部8は、その断面形状が、光源部6側に近づくほど幅が狭くなる形状である。
なお、図示の例では、入射端部の頂部3bが光学フィルム4を突き抜けているが、入射端部3aの断面形状によっては、光学フィルム4内に頂部3bが納まるように構成してもよい。
図3は、本発明の実施形態の面状照明装置における反射端部の他の例の説明図である。図3に示すように、遮光体3の入射端部13aを断面円弧形状とするともに、曲面(加工面)に光の反射膜17を設けることによって、反射端部18を形成している。
なお、図示の例では、頂部13bが光学フィルム4内に納まっているが、図2に示した例と同様に、頂部13bが光学フィルム4から突き抜けるように構成してもよい。
なお、図示の例では、頂部13bが光学フィルム4内に納まっているが、図2に示した例と同様に、頂部13bが光学フィルム4から突き抜けるように構成してもよい。
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、遮光体3の反射端部の断面形状は、要求される配向分布に応じて、複数の平面あるいは平面と曲面を含む形状としてもよい。また、左右対称ではなく非対称としてもよい。
また、反射端部の各々は、全て同一形状である必要はなく、例えば、要求される輝度分布に応じて、形状を列ごとまたは列内で変えてもよい。また、光源部6は、サイドライト型のバックライトに代えて、複数の光源を面状に配置してなるいわゆる直下型のバックライトでもよい。
また、反射端部の各々は、全て同一形状である必要はなく、例えば、要求される輝度分布に応じて、形状を列ごとまたは列内で変えてもよい。また、光源部6は、サイドライト型のバックライトに代えて、複数の光源を面状に配置してなるいわゆる直下型のバックライトでもよい。
10 面状照明装置
1 ルーバー
2 光透過層
3 遮光体
3a、13a 入射端部
3b、13b 頂部
4、5 光学フィルム
6 光源部
7、17 反射膜
8、18 反射端部
1 ルーバー
2 光透過層
3 遮光体
3a、13a 入射端部
3b、13b 頂部
4、5 光学フィルム
6 光源部
7、17 反射膜
8、18 反射端部
Claims (5)
- 面状の光を前方に出射する光源部と、
前記光源部の前方に配置され、互いに離間して一方向に並ぶ複数の遮光体を有するルーバーと、を備える面状照明装置であって、
前記複数の遮光体の前記光源部側の端部に、前記光源部側から入射した光の少なくとも一部を前方に反射させる反射端部が設けられていることを特徴とする面状照明装置。 - 前記反射端部は、その断面形状が、前記光源部側に近づくほど幅が狭くなる形状であることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
- 前記反射端部には、光の反射を増強する光反射増強手段が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の面状照明装置。
- 前記反射端部の断面形状が三角形状であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の面状照明装置。
- 前記反射端部の断面形状が円弧形状であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の面状照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015043706A JP2016162731A (ja) | 2015-03-05 | 2015-03-05 | 面状照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015043706A JP2016162731A (ja) | 2015-03-05 | 2015-03-05 | 面状照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016162731A true JP2016162731A (ja) | 2016-09-05 |
Family
ID=56845727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015043706A Pending JP2016162731A (ja) | 2015-03-05 | 2015-03-05 | 面状照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016162731A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019114503A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | オリンパス株式会社 | 照明装置、顕微鏡装置 |
-
2015
- 2015-03-05 JP JP2015043706A patent/JP2016162731A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019114503A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | オリンパス株式会社 | 照明装置、顕微鏡装置 |
US11448867B2 (en) | 2017-12-26 | 2022-09-20 | Olympus Corporation | Illumination apparatus, microscope apparatus, and cartridge |
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