JP2016156877A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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真一 河野
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【課題】実行動作が開始されるタイミングをユーザに容易に把握させるための技術を提供する。【解決手段】情報処理システム10は、集音部120によって集音された集音情報に対して音声認識部145によって施される音声認識処理の認識結果に基づく所定の実行動作が、音声認識部145によって開始されるための開始条件(集音情報の音量が継続して基準音量を下回る継続時間が所定の目標時間に達した無音区間が検出等)を出力部130に出力させる出力制御部146、を備える、情報処理装置140を有する。【選択図】図4

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、マイクロフォンによって集音された情報(以下、単に「集音情報」とも言う。)に対して音声認識処理を行うことによって認識結果を得る技術が存在する。例えば、ユーザが音声認識処理を停止させるための停止操作のタイミングを誤ったとしても、音声認識処理される集音情報の終端が短くなってしまう可能性を低減する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−94077号公報
ここで、集音情報に対して施される音声認識処理の認識結果に基づいて所定の実行動作が実行される。しかし、ユーザは実行動作が開始されるタイミングを把握するのが困難なことがある。そこで、実行動作が開始されるタイミングをユーザに容易に把握させるための技術が提供されることが望まれる。
本開示によれば、集音部によって集音された集音情報に対して音声認識部によって施される音声認識処理の認識結果に基づく所定の実行動作が前記音声認識部によって開始されるための開始条件を出力部に出力させる出力制御部、を備える、情報処理装置が提供される。
本開示によれば、プロセッサにより、集音部によって集音された集音情報に対して音声認識部によって施される音声認識処理の認識結果に基づく所定の実行動作が前記音声認識部によって開始されるための開始条件を出力部に出力させること、を含む、情報処理方法が提供される。
本開示によれば、コンピュータを、集音部によって集音された集音情報に対して音声認識部によって施される音声認識処理の認識結果に基づく所定の実行動作が前記音声認識部によって開始されるための開始条件を出力部に出力させる出力制御部、を備える情報処理装置として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、実行動作が開始されるタイミングをユーザに容易に把握させることが可能な技術が提供される。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
一般的なシステムにおける音声認識処理を説明するための図である。 一般的なシステムにおける音声認識処理を説明するための他の図である。 本開示の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 本開示の実施形態に係る情報処理システムの機能構成例を示すブロック図である。 初期画面の表示から音声認識処理の実行中に表示される画面遷移の例を示す図である。 本開示の実施形態に係る情報処理システムの機能詳細について説明するための図である。 本開示の実施形態に係る情報処理システムの機能詳細について説明するための他の図である。 開始条件として表示情報を出力部に出力させる例を示す図である。 開始条件として表示情報を出力部に出力させる例を示す図である。 開始条件として音声情報を出力部に出力させる例を示す図である。 開始条件として音声情報を出力部に出力させる例を示す図である。 本開示の実施形態に係る情報処理システムの全体的な動作の流れの例を示すフローチャートである。 出力部による表示形態の変形例を示す図である。 本開示の実施形態に係る情報処理システムの全体的な動作の流れの例を示すフローチャートである。 情報処理システムのシステム構成の変形例を示す図である。 情報処理システムのシステム構成の変形例を示す図である。 情報処理システムのシステム構成の変形例を示す図である。 情報処理システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットまたは数字を付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
0.背景
1.本開示の実施形態
1.1.システム構成例
1.2.機能構成例
1.3.情報処理システムの機能詳細
1.4.表示形態の変形例
1.5.システム構成の変形例
1.6.ハードウェア構成例
2.むすび
<0.背景>
まず、図面を参照しながら本開示の実施形態の背景を説明する。図1は、一般的なシステムにおける音声認識処理を説明するための図である。以下の説明において、発話は、集音された集音情報の音量が閾値よりも大きい状態を示す。また、無音は、集音された集音情報の音量が閾値よりも小さい音量によって集音されている状態を示す。
図1に示すように、一般的なシステムにおいて、集音しつつ音声認識処理を行う(S101)。まず、発話区間Haにおいては、集音中である旨の画面G91が表示される。そして、音声認識処理が開始されてから集音情報の音量が継続して基準音量を下回る継続時間が所定の目標時間に達した区間(以下、「無音区間」とも言う。)が検出されると(S102)、システムから無音区間検出通知がなされる(S103)。無音区間検出通知がなされると、発話区間Haにおいて集音された集音情報に対して施される音声認識処理の認識結果に基づいて所定の実行動作が実行される。
ここで、音声認識処理の認識結果に基づく実行動作は特に限定されない。例えば、音声認識処理の認識結果に基づく実行動作は、認識結果の文字列に応じた検索結果を出力させる動作、認識結果の文字列を出力させる動作、認識結果の認識過程において得られた認識結果候補を出力させる動作、認識結果の文字列から抽出される発話内容に返答するための文字列を出力させる動作のいずれか一つを含んでよい。認識結果の文字列から発話内容を抽出する手法は限定されないが、例えば、認識結果の文字列に対して自然言語処理(例えば、言語解析、意味解析など)を施すことによって発話内容が抽出されてよい。
実行動作の処理中には、実行動作の処理中である旨を示す画面G92が表示される。そして、音声認識処理が終了すると(S104)、システムから音声認識処理終了通知がなされる(S105)。音声認識処理終了通知がなされると、実行動作の結果を示す画面G93が表示される。実行動作の結果を示す画面G93には、認識結果の文字列に応じた検索結果として、「襟」「競り」「蹴り」が含まれている。
図2は、一般的なシステムにおける音声認識処理を説明するための他の図である。ここで、図2のようにして、集音中である旨の画面G91から実行動作の処理中である旨を示す画面G92に切り替わっても、その切り替えにユーザは気づかないこともある。また、ユーザが発話しようとしたときには、集音中である旨の画面G91が表示されていても、実際にユーザが発した音声が集音されるまでに、実行動作が始まってしまうこともある。さらに、その切り替えのタイミングをユーザが把握することが難しいこともある。
そのため、図2に示すように、無音区間Maが検出されて実行動作が始まっても、ユーザが発話してしまうことがある(発話区間Hb)。その場合、無音状態の解除が検出され(S111)、無音状態解除通知がなされ(S112)、集音中である旨の画面G91が表示され続けるが、発話区間Hbに発せられた音声は実行動作に反映されないという機会損失が生じ得る。その後、ユーザが発話を止めると、無音区間Mbが検出され(S104)、同様の動作が無音区間検出時の動作が同様に実行される。
<1.本開示の実施形態>
[1.1.システム構成例]
続いて、図面を参照しながら本開示の実施形態に係る情報処理システム10の構成例について説明する。図3は、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の構成例を示す図である。図3に示したように、本開示の実施形態に係る情報処理システム10は、画像入力部110と、操作入力部115と、集音部120と、出力部130とを備える。情報処理システム10は、ユーザU(以下、単に「ユーザ」とも言う。)によって発せられた音声に対して音声認識処理を行うことが可能である。なお、以下の説明において、音声(voiceまたはspeech)と音(sound)とは区別して用いられる。
画像入力部110は、画像を入力する機能を有する。図3に示した例では、画像入力部110は、テーブルTblに埋め込まれた2つのカメラを含んでいる。しかし、画像入力部110に含まれるカメラの数は1以上であれば特に限定されない。かかる場合、画像入力部110に含まれる1以上のカメラそれぞれが設けられる位置も特に限定されない。また、1以上のカメラには、単眼カメラが含まれてもよいし、ステレオカメラが含まれてもよい。
操作入力部115は、ユーザUの操作を入力する機能を有する。図3に示した例では、操作入力部115は、テーブルTblの上方に存在する天井から吊り下げられた1つのカメラを含んでいる。しかし、操作入力部115に含まれるカメラが設けられる位置は特に限定されない。また、カメラには、単眼カメラが含まれてもよいし、ステレオカメラが含まれてもよい。また、操作入力部115はユーザUの操作を入力する機能を有していればカメラでなくてもよく、例えば、タッチパネルであってもよいし、ハードウェアボタンであってもよい。
出力部130は、テーブルTblに画面を表示する機能を有する。図3に示した例では、出力部130は、テーブルTblの上方に天井から吊り下げられている。しかし、出力部130が設けられる位置は特に限定されない。また、典型的には、出力部130は、テーブルTblの天面に画面を投影することが可能なプロジェクタであってよいが、画面を表示する機能を有すれば、他の形態のディスプレイであってもよい。
なお、本明細書では、テーブルTblの天面が画面の表示面となる場合を主に説明するが、画面の表示面は、テーブルTblの天面以外であってもよい。例えば、画面の表示面は、壁であってもよいし、建物であってもよいし、床面であってもよいし、地面であってもよいし、天井であってもよいし、他の場所にある面であってもよい。また、出力部130が表示面を有する場合には、画面の表示面は、出力部130が有する表示面であってもよい。
集音部120は、集音する機能を有する。図3に示した例では、集音部120は、テーブルTblの上方に存在する3つのマイクロフォンとテーブルTblの上面に存在する3つのマイクロフォンとの合計6つのマイクロフォンを含んでいる。しかし、集音部120に含まれるマイクロフォンの数は1以上であれば特に限定されない。かかる場合、集音部120に含まれる1以上のマイクロフォンそれぞれが設けられる位置も特に限定されない。
ただし、集音部120が、複数のマイクロフォンを含んでいれば、複数のマイクロフォンそれぞれによって集音された集音情報に基づいて音の到来方向が推定され得る。また、集音部120が指向性を有するマイクロフォンを含んでいれば、指向性を有するマイクロフォンによって集音された集音情報に基づいて音の到来方向が推定され得る。
以上、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の構成例について説明した。
[1.2.機能構成例]
続いて、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能構成例について説明する。図4は、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能構成例を示すブロック図である。図4に示したように、本開示の実施形態に係る情報処理システム10は、画像入力部110と、操作入力部115と、集音部120と、出力部130と、情報処理装置140(以下、「制御部140」とも言う。)と、を備える。
情報処理装置140は、情報処理システム10の各部の制御を実行する。例えば、情報処理装置140は、出力部130から出力する情報を生成する。また、例えば、情報処理装置140は、画像入力部110、操作入力部115および集音部120それぞれが入力した情報を、出力部130から出力する情報に反映させる。図4に示したように、情報処理装置140は、入力画像取得部141と、集音情報取得部142と、操作検出部143と、認識制御部144と、音声認識部145と、出力制御部146とを備える。これらの各機能ブロックについての詳細は、後に説明する。
なお、情報処理装置140は、例えば、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)などで構成されていてもよい。情報処理装置140がCPUなどといった処理装置によって構成される場合、かかる処理装置は、電子回路によって構成され得る。
以上、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能構成例について説明した。
[1.3.情報処理システムの機能詳細]
続いて、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能詳細について説明する。図5は、初期画面の表示から音声認識処理の実行中に表示される画面遷移の例を示す図である。図5を参照すると、出力制御部146は、初期画面G10−1を表示させている。初期画面G10−1には、音声認識を開始させるための音声認識開始操作オブジェクトG14、音声認識によって得られた文字列(以下、「認識文字列」とも言う。)の表示欄である認識文字列表示欄G11が含まれる。
また、初期画面G10−1には、認識文字列を全部削除するための全削除操作オブジェクトG12、認識文字列を確定するための確定操作オブジェクトG13が含まれる。また、初期画面G10−1には、認識文字列におけるカーソル位置を前に戻すための移動操作オブジェクトG15、認識文字列におけるカーソル位置を後ろに進めるための移動操作オブジェクトG16、カーソル位置の文字または単語を削除するための削除操作オブジェクトG17が含まれる。
まず、画面G10−2に示すように、ユーザが音声認識開始操作オブジェクトG14を選択する操作を行い、音声認識開始操作オブジェクトG14を選択する操作が操作入力部115によって入力されると、操作検出部143によって検出され、出力制御部146は、集音開始画面G10−3を表示させる。出力制御部146が集音開始画面G10−3を表示させると、ユーザは集音部120に向かって発話を開始する。
集音中画面G10−4に示すように、集音部120によって集音された集音情報が集音情報取得部142によって取得されると、出力制御部146は、所定のオブジェクト(以下、「表示オブジェクト」とも言う。)Muを表示させる。表示オブジェクトMuは、静止していてもよいし、画面G10−4に示したように動きを有していてもよい。例えば、表示オブジェクトMuが動きを有する場合、表示オブジェクトMuの移動方向Deは、ユーザによる発話音声の音源から集音部120への到来方向に応じて決まってよい。なお、ユーザによる発話音声の到来方向の推定手法も特に限定されない。
例えば、認識制御部144は、音声認識開始操作オブジェクトG14を選択する操作を行ったユーザの指方向(例えば、指の根元から指先への方向)に一致または類似する1の到来方向をユーザによる発話音声の到来方向として推定してもよい。類似範囲はあらかじめ定められていてよい。また、指方向は入力画像を解析することによって取得されてよい。
あるいは、認識制御部144は、集音部120によって入力された音の到来方向をユーザによる発話音声の到来方向として推定してもよい。音の到来方向が複数あった場合には、複数の到来方向のうち最初に入力された音の到来方向をユーザによる発話音声の到来方向として推定してもよいし、複数の到来方向のうち音声認識開始操作オブジェクトG14を選択する操作を行ったユーザの指方向に一致または類似する1の到来方向をユーザによる発話音声の到来方向として推定してもよい。
あるいは、認識制御部144は、複数の到来方向のうち集音部120によって最も大きな音量で入力された音の到来方向をユーザによる発話音声の到来方向として推定してもよい。このようにしてユーザによる発話音声の到来方向が推定され得る。一方において、認識制御部144は、ユーザによる発話音声の到来方向以外の方向から集音部120によって入力された音をノイズとして取得してよい。
また、図5には、出力制御部146が、ユーザによる発話音声の到来方向(移動方向De)に表示オブジェクトMuを移動させる例が示されている。これによって、ユーザは自分の発話音声が集音部120によって集音されていることを直感的に把握することが可能となる。しかし、表示オブジェクトMuの動きは、かかる動きに限定されない。また、図5には、表示オブジェクトMuの移動先が、音声認識開始操作オブジェクトG14である例が示されている。しかし、表示オブジェクトMuの移動先は、かかる例に限定されない。
また、図5には、出力制御部146が、集音部120による集音に応じて次々と出現した円形状の表示オブジェクトMuを移動させる例が示されているが、表示オブジェクトMuの表示態様はかかる例に限定されない。例えば、出力制御部146は、集音情報に応じた所定の情報(例えば、集音情報の音声らしさ、音量など)に基づいて表示オブジェクトMuの各種パラメータを制御してよい。このときに用いられる集音情報は、ユーザによる発話音声の到来方向からの集音情報であるとよい。また、表示オブジェクトMuのパラメータは、表示オブジェクトMuの形状、透明度、色、サイズおよび動きのうち、少なくともいずれか一つを含んでもよい。
なお、集音情報から音声らしさを評価する手法は特に限定されない。例えば、集音情報から音声らしさを評価する手法として、特許文献(特開2010−38943号公報)に記載されている手法を採用することも可能である。また、例えば、集音情報から音声らしさを評価する手法として、特許文献(特開2007−328228号公報)に記載されている手法を採用することも可能である。ここでは、音声らしさの評価が、出力制御部146によって行われる例を説明するが、音声らしさの評価は、図示しないサーバによって行われてもよい。
認識制御部144は、集音情報取得部142によって取得された集音情報に対する音声認識を音声認識部145に開始させる。音声認識を開始させるタイミングは限定されない。例えば、認識制御部144は、表示オブジェクトMuが音声認識開始操作オブジェクトG14に到達してから、表示オブジェクトMuに対応する集音情報に対する音声認識を音声認識部145に開始させてよい。
以上、初期画面の表示から音声認識処理の実行中に表示される画面遷移の例について説明した。図6は、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能詳細について説明するための図である。図6に示すように、ユーザが発話を開始し、音声らしさが所定の閾値を超える集音情報が集音されると、音声認識処理が開始され、出力制御部146は、表示オブジェクトMuを表示させる(時刻T10)。
ユーザが発話を終了し(時刻T11)、無音が検出されると、出力制御部146は、継続時間の開始(例えば、タイムアウトバーG21−1)を出力部130に出力させる(時刻T12)。そして、出力制御部146は、実行動作が音声認識部145によって開始されるための開始条件を出力部130に出力させる(時刻T13)。かかる構成によれば、実行動作が開始されるタイミングをユーザに容易に把握させることが可能となる。
開始条件としては、無音の継続時間が目標時間に達するまでの残り時間に関する情報が表示されてもよい。残り時間に関する情報は、図6に示すように、目標時間に対する残り時間の割合を示す表示オブジェクト(タイムアウトバーG21−2)を含んでもよい。あるいは、残り時間に関する情報は、残り時間自体を含んでもよい。あるいは、開始条件は、実行動作を開始させるために必要なユーザ操作に関する情報を含んでもよい。
続いて、出力制御部146は、無音の継続時間が目標時間に達する前に、音量が基準音量を超える新たな集音情報が集音されない場合、タイムアウトバーG21−3に示すように、開始条件を更新する(時刻T14)。このとき、音声らしさが考慮されてもよい。すなわち、出力制御部146は、無音の継続時間が目標時間に達する前に、音声らしさが所定の音声らしさを超える新たな集音情報が集音されない場合、開始条件を更新してもよい。
出力制御部146は、無音の継続時間が目標時間に達した場合(開始条件が満たされた場合)、出力部130による開始条件(タイムアウトバーG21−4)の出力を停止させ(時刻T15)、無音の継続時間が目標時間に達した旨を出力部130に出力させる(時刻T16)。図6に示した例では、音声認識開始操作オブジェクトG22に「お待ちください」を表示させている。また、認識制御部144は、音声認識処理を音声認識部145に行わせるが、無音の継続時間が目標時間に達した場合に、実行動作を音声認識部145に開始させる。
図7は、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能詳細について説明するための他の図である。図7に示した例において、図6に示した例と異なる点は、無音の継続時間が目標時間に達しないうちに、音量が基準音量を超える新たな集音情報が集音される点である。図7に示すように、ユーザが発話を再開し(時刻T21)、出力制御部146は、無音の継続時間が目標時間に達しないうちに、音量が基準音量を超える新たな集音情報が集音された場合(時刻T22)、開始条件(タイムアウトバーG21−3)の出力を停止させる。
音声らしさが考慮されてもよい。すなわち、出力制御部146は、無音の継続時間が目標時間に達しないうちに、音声らしさが所定の音声らしさを超える新たな集音情報が集音された場合、開始条件(タイムアウトバーG21−3)の出力を停止してもよい。音声認識処理が再開されると(時刻T23)、出力制御部146は、表示オブジェクトMuを表示させる。
なお、出力制御部146は、目標時間が所定の基準時間よりも短い場合には、開始条件を出力部130に出力させなくてもよい。また、出力制御部146は、認識結果の量に応じて、残り時間の長さを制御してもよい。例えば、音声認識処理の結果は、分量が多くなるにつれて音声認識処理の認識結果に基づく実行動作に適さなくなると考えられる。そのため、出力制御部146は、音声認識処理の結果が多くなるほど残り時間の長さを短くしてもよい。
出力制御部146は、開始条件として所定の表示情報を出力部130に出力させてよい。図8および図9は、開始条件として表示情報を出力部130に出力させる例を示す図である。図8には、音声認識開始操作オブジェクトG14に含まれる表示内容を徐々に消去する例が示されている。また、図9には、音声認識開始操作オブジェクトG14の色を徐々に変化させていく例が示されている。
また、出力制御部146は、開始条件として所定の表示情報を出力部130に出力させてもよい。図10および図11は、開始条件として音声情報を出力部130に出力させる例を示す図である。図10には、時刻T51から時刻T54までに、音声認識処理の開始タイミング(時刻T54)を知らせる音声情報が出力される例が示されている。また、図11には、時刻T61から時刻T64までに、音声認識処理の開始タイミング(時刻T64)を知らせる音声情報が出力される例が示されている。
以上、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の機能詳細について説明した。
続いて、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の全体的な動作の流れについて説明する。図12は、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の全体的な動作の流れの例を示すフローチャートである。なお、図12のフローチャートは、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の全体的な動作の流れの例に過ぎないため、本開示の実施形態に係る情報処理システム10の全体的な動作の流れは、図14のフローチャートに示された例に限定されない。
まず、出力制御部146は、音声らしい音が検出されると(S121)、音声が入力されていることを出力させる(S122)。出力制御部146は、無音が検出されない場合には(S123において「No」)、S122に動作を移行するが、無音が検出された場合(S123において「Yes」)、無音検出したことを出力させ(S124)、実行動作の開始条件を出力する(S125)。
続いて、出力制御部146は、音声らしい音が検出されると(S126において「Yes」)、開始条件の出力を停止させ(S127)、S122に動作を移行させるが、音声らしい音が検出されない場合には(S126において「No」)、開始条件を更新して出力させ直す(S128)。続いて、出力制御部146は、開始条件が満たされない場合には(S129において「No」)、S126に動作を移行させるが、開始条件が満たされた場合には(S129において「Yes」)、実行動作を開始することを出力させ(S130)、実行動作の結果を出力させる(S131)。
以上、情報処理システム10の全体的な動作の流れについて説明した。
[1.4.表示形態の変形例]
上記においては、出力部130がテーブルTblの天面に画面を投影することが可能なプロジェクタである例について説明した。しかし、出力部130による表示形態は、かかる例に限定されない。以下では、出力部130による表示形態の変形例について説明する。図13は、出力部130による表示形態の変形例を示す図である。図13に示すように、情報処理システム10が携帯端末である場合に、出力部130は、携帯端末に備わっていてもよい。携帯端末の種類は特に限定されず、タブレット端末であってもよいし、スマートフォンであってもよいし、携帯電話であってもよい。
[1.5.システム構成の変形例]
上記においては、出力部130がテーブルTblの天面に画面を投影することが可能なプロジェクタである例について説明した。しかし、情報処理システム10の構成は、かかる例に限定されない。図14〜図17は、情報処理システム10のシステム構成の変形例1を示す図である。図14〜図17に示すように、出力部130は、テレビジョン装置であり、情報処理装置140は、ゲーム機であり、操作入力部115は、ゲーム機を操作するコントローラであってよい。
また、図14に示すように、集音部120および出力部130は、操作入力部115に接続されていてもよい。また、図15に示すように、画像入力部110および集音部120は、情報処理装置140に接続されていてもよい。また、図16に示すように、操作入力部115、集音部120および出力部130は、情報処理装置140に接続されたスマートフォンに備えられていてもよい。また、図17に示すように、集音部120は、テレビジョン装置に備えられていてもよい。
[1.6.ハードウェア構成例]
次に、図18を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理システム10のハードウェア構成について説明する。図18は、本開示の実施形態に係る情報処理システム10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図18に示すように、情報処理システム10は、CPU(Central Processing unit)901、ROM(Read Only Memory)903、およびRAM(Random Access Memory)905を含む。また、情報処理システム10は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェース913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート923、通信装置925を含んでもよい。さらに、情報処理システム10は、必要に応じて、撮像装置933、およびセンサ935を含んでもよい。情報処理システム10は、CPU901に代えて、またはこれとともに、DSP(Digital Signal Processor)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)と呼ばれるような処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理システム10内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一時的に記憶する。CPU901、ROM903、およびRAM905は、CPUバスなどの内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。さらに、ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなど、ユーザによって操作される装置である。入力装置915は、ユーザの音声を検出するマイクロフォンを含んでもよい。入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理システム10の操作に対応した携帯電話などの外部接続機器929であってもよい。入力装置915は、ユーザが入力した情報に基づいて入力信号を生成してCPU901に出力する入力制御回路を含む。ユーザは、この入力装置915を操作することによって、情報処理システム10に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。また、後述する撮像装置933も、ユーザの手の動き、ユーザの指などを撮像することによって、入力装置として機能し得る。このとき、手の動きや指の向きに応じてポインティング位置が決定されてよい。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ、プロジェクタなどの表示装置、ホログラムの表示装置、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置、ならびにプリンタ装置などであり得る。出力装置917は、情報処理システム10の処理により得られた結果を、テキストまたは画像などの映像として出力したり、音声または音響などの音声として出力したりする。また、出力装置917は、周囲を明るくするためライトなどを含んでもよい。
ストレージ装置919は、情報処理システム10の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどにより構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体927のためのリーダライタであり、情報処理システム10に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録を書き込む。
接続ポート923は、機器を情報処理システム10に直接接続するためのポートである。接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポートなどであり得る。また、接続ポート923は、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)ポートなどであってもよい。接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理システム10と外部接続機器929との間で各種のデータが交換され得る。
通信装置925は、例えば、通信ネットワーク931に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カードなどであり得る。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデムなどであってもよい。通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて信号などを送受信する。また、通信装置925に接続される通信ネットワーク931は、有線または無線によって接続されたネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信などである。
撮像装置933は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子、および撮像素子への被写体像の結像を制御するためのレンズなどの各種の部材を用いて実空間を撮像し、撮像画像を生成する装置である。撮像装置933は、静止画を撮像するものであってもよいし、また動画を撮像するものであってもよい。
センサ935は、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、光センサ、音センサなどの各種のセンサである。センサ935は、例えば情報処理システム10の筐体の姿勢など、情報処理システム10自体の状態に関する情報や、情報処理システム10の周辺の明るさや騒音など、情報処理システム10の周辺環境に関する情報を取得する。また、センサ935は、GPS(Global Positioning System)信号を受信して装置の緯度、経度および高度を測定するGPSセンサを含んでもよい。
以上、情報処理システム10のハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更され得る。
<2.むすび>
以上説明したように、本開示の実施形態によれば、集音部120によって集音された集音情報に対して音声認識部145によって施される音声認識処理の認識結果に基づく所定の実行動作が音声認識部145によって開始されるための開始条件を出力部130に出力させる出力制御部146、を備える、情報処理装置140が提供される。かかる構成によれば、実行動作が開始されるタイミングをユーザに容易に把握させることが可能となる。
また、かかる構成によれば、実行動作の間にユーザに発話させる可能性を低減することが可能となる。また、かかる構成によれば、発話が有効になるタイミングをユーザに把握させることが可能となるため、複数の文章の音声入力を行わせることが容易になることが期待される。また、かかる構成によれば、実行動作がなされるタイミングをユーザに意識させながらユーザに発話を行わせることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記においては、出力部130による表示形態の変形例を説明したが、出力部130による表示形態は、上記した例に限定されない。例えば、出力部130は、ヘッドマウントディスプレイ以外のウェアラブル端末(例えば、時計、眼鏡など)に備わるディスプレイであってもよい。また、例えば、出力部130は、車載向けナビゲーションシステムに備わるディスプレイであってもよい。また、例えば、出力部130は、ヘルスケア分野において利用されるディスプレイであってもよい。
また、コンピュータに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上記した情報処理システム10が有する機能と同等の機能を発揮させるためのプログラムも作成可能である。また、該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。
また、出力制御部146は、出力部130に表示内容を表示させるための表示制御情報を生成し、生成した表示制御情報を出力部130に出力することで、当該表示内容が出力部130に表示されるように出力部130を制御することが可能である。かかる表示制御情報の内容はシステム構成にあわせて適宜変更されてよい。
具体的な一例として、情報処理装置140を実現するためのプログラムは、ウェブアプリケーションであってもよい。かかる場合、表示制御情報は、HTML(HyperText Markup Language)、SGML(Standard Generalized Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語により実現されてもよい。
なお、上述した情報処理システム10の動作が実現されれば、各構成の位置は特に限定されない。具体的な一例として、画像入力部110、操作入力部115および集音部120と出力部130と情報処理装置140とは、ネットワークを介して接続された互いに異なる装置に設けられてもよい。この場合には、情報処理装置140が、例えば、ウェブサーバやクラウドサーバのようなサーバに相当し、画像入力部110、操作入力部115および集音部120と出力部130とが当該サーバにネットワークを介して接続されたクライアントに相当し得る。
また、情報処理装置140が有するすべての構成要素が同一の装置に収まっていなくてもよい。例えば、入力画像取得部141と、集音情報取得部142と、操作検出部143と、認識制御部144と、音声認識部145と、出力制御部146とのうち、一部は情報処理装置140とは異なる装置に存在していてもよい。例えば、音声認識部145は、入力画像取得部141と、集音情報取得部142と、操作検出部143と、認識制御部144と、出力制御部146とを備える情報処理装置140とは異なるサーバに存在していてもよい。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏し得る。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
集音部によって集音された集音情報に対して音声認識部によって施される音声認識処理の認識結果に基づく所定の実行動作が前記音声認識部によって開始されるための開始条件を出力部に出力させる出力制御部、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記情報処理装置は、前記音声認識処理を前記音声認識部に行わせる認識制御部を備える、
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記認識制御部は、前記開始条件が満たされた場合に、前記実行動作を前記音声認識部に開始させる、
前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記認識制御部は、前記音声認識処理が開始されてから前記集音情報の音量が継続して基準音量を下回る継続時間が所定の目標時間に達した場合に、前記実行動作を前記音声認識部に開始させる、
前記(2)または(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記開始条件は、前記継続時間が前記目標時間に達するまでの残り時間に関する情報を含む、
前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記残り時間に関する情報は、前記目標時間に対する前記残り時間の割合を示す所定の表示オブジェクトおよび前記残り時間自体のうち少なくともいずれか一方を含む、
前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記出力制御部は、前記音声認識処理が開始されてから前記集音情報の音量が継続して基準音量を下回る継続時間が所定の目標時間に達した場合に、前記出力部による前記開始条件の出力を停止させる、
前記(2)または(3)に記載の情報処理装置。
(8)
前記出力制御部は、前記音声認識処理が開始されてから前記集音情報の音量が前記基準音量を下回った場合に、前記継続時間の開始を前記出力部に出力させる、
前記(4)〜(7)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(9)
前記出力制御部は、前記継続時間が前記目標時間に達する前に、音量が前記基準音量を超える新たな集音情報が集音されない場合、前記出力部によって出力されている前記開始条件を更新する、
前記(4)〜(8)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(10)
前記出力制御部は、前記継続時間が前記目標時間に達する前に、音声らしさが所定の音声らしさを超える新たな集音情報が集音されない場合、前記出力部によって出力されている前記開始条件を更新する、
前記(4)〜(8)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(11)
前記出力制御部は、前記継続時間が前記目標時間に達しないうちに、音量が前記基準音量を超える新たな集音情報が集音された場合、前記出力部による前記開始条件の出力を停止させる、
前記(4)〜(8)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(12)
前記出力制御部は、前記継続時間が前記目標時間に達しないうちに、音声らしさが所定の音声らしさを超える新たな集音情報が集音された場合、前記出力部による前記開始条件の出力を停止させる、
前記(4)〜(8)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(13)
前記出力制御部は、前記目標時間が所定の基準時間よりも短い場合には、前記開始条件を前記出力部に出力させない、
前記(4)〜(12)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(14)
前記出力制御部は、前記認識結果の量に応じて、前記残り時間の長さを制御する、
前記(5)または(6)に記載の情報処理装置。
(15)
前記認識制御部は、前記集音情報の音声らしさが閾値を超える場合に、前記集音情報に対して前記音声認識処理を行わせる、
前記(2)〜(14)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(16)
前記出力制御部は、前記開始条件として所定の表示情報および所定の音声情報のうち少なくともいずれか一方を前記出力部に出力させる、
前記(1)〜(15)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(17)
前記実行動作は、前記認識結果の文字列に応じた検索結果を出力させる動作、前記認識結果の文字列を出力させる動作、前記認識結果の認識過程において得られた認識結果候補を出力させる動作および前記認識結果の文字列から抽出される発話内容に返答するための文字列を出力させる動作のいずれか一つを含む、
前記(1)〜(16)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(18)
前記開始条件は、前記実行動作を開始させるために必要なユーザ操作に関する情報を含む、
前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(19)
プロセッサにより、集音部によって集音された集音情報に対して音声認識部によって施される音声認識処理の認識結果に基づく所定の実行動作が前記音声認識部によって開始されるための開始条件を出力部に出力させること、
を含む、情報処理方法。
(20)
コンピュータを、
集音部によって集音された集音情報に対して音声認識部によって施される音声認識処理の認識結果に基づく所定の実行動作が前記音声認識部によって開始されるための開始条件を出力部に出力させる出力制御部、
を備える情報処理装置として機能させるためのプログラム。
10 情報処理システム
110 画像入力部
115 操作入力部
120 集音部
130 出力部
140 情報処理装置(制御部)
141 入力画像取得部
142 集音情報取得部
143 操作検出部
144 認識制御部
145 音声認識部
146 出力制御部

Claims (20)

  1. 集音部によって集音された集音情報に対して音声認識部によって施される音声認識処理の認識結果に基づく所定の実行動作が前記音声認識部によって開始されるための開始条件を出力部に出力させる出力制御部、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、前記音声認識処理を前記音声認識部に行わせる認識制御部を備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記認識制御部は、前記開始条件が満たされた場合に、前記実行動作を前記音声認識部に開始させる、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記認識制御部は、前記音声認識処理が開始されてから前記集音情報の音量が継続して基準音量を下回る継続時間が所定の目標時間に達した場合に、前記実行動作を前記音声認識部に開始させる、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記開始条件は、前記継続時間が前記目標時間に達するまでの残り時間に関する情報を含む、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記残り時間に関する情報は、前記目標時間に対する前記残り時間の割合を示す所定の表示オブジェクトおよび前記残り時間自体のうち少なくともいずれか一方を含む、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記出力制御部は、前記音声認識処理が開始されてから前記集音情報の音量が継続して基準音量を下回る継続時間が所定の目標時間に達した場合に、前記出力部による前記開始条件の出力を停止させる、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 前記出力制御部は、前記音声認識処理が開始されてから前記集音情報の音量が前記基準音量を下回った場合に、前記継続時間の開始を前記出力部に出力させる、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  9. 前記出力制御部は、前記継続時間が前記目標時間に達する前に、音量が前記基準音量を超える新たな集音情報が集音されない場合、前記出力部によって出力されている前記開始条件を更新する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  10. 前記出力制御部は、前記継続時間が前記目標時間に達する前に、音声らしさが所定の音声らしさを超える新たな集音情報が集音されない場合、前記出力部によって出力されている前記開始条件を更新する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  11. 前記出力制御部は、前記継続時間が前記目標時間に達しないうちに、音量が前記基準音量を超える新たな集音情報が集音された場合、前記出力部による前記開始条件の出力を停止させる、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  12. 前記出力制御部は、前記継続時間が前記目標時間に達しないうちに、音声らしさが所定の音声らしさを超える新たな集音情報が集音された場合、前記出力部による前記開始条件の出力を停止させる、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  13. 前記出力制御部は、前記目標時間が所定の基準時間よりも短い場合には、前記開始条件を前記出力部に出力させない、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  14. 前記出力制御部は、前記認識結果の量に応じて、前記残り時間の長さを制御する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  15. 前記認識制御部は、前記集音情報の音声らしさが閾値を超える場合に、前記集音情報に対して前記音声認識処理を行わせる、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  16. 前記出力制御部は、前記開始条件として所定の表示情報および所定の音声情報のうち少なくともいずれか一方を前記出力部に出力させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  17. 前記実行動作は、前記認識結果の文字列に応じた検索結果を出力させる動作、前記認識結果の文字列を出力させる動作、前記認識結果の認識過程において得られた認識結果候補を出力させる動作および前記認識結果の文字列から抽出される発話内容に返答するための文字列を出力させる動作のいずれか一つを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  18. 前記開始条件は、前記実行動作を開始させるために必要なユーザ操作に関する情報を含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  19. プロセッサにより、集音部によって集音された集音情報に対して音声認識部によって施される音声認識処理の認識結果に基づく所定の実行動作が前記音声認識部によって開始されるための開始条件を出力部に出力させること、
    を含む、情報処理方法。
  20. コンピュータを、
    集音部によって集音された集音情報に対して音声認識部によって施される音声認識処理の認識結果に基づく所定の実行動作が前記音声認識部によって開始されるための開始条件を出力部に出力させる出力制御部、
    を備える情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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