JP2016156239A - Inspection cover with loudspeaker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、屋内構造物に開設した点検口に取り付けられるスピーカー付き点検蓋に関する。 The present invention relates to an inspection lid with a speaker attached to an inspection opening established in an indoor structure.
近時、浴室の天井部に設けた点検口の点検蓋にスピーカーを組み込む技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。同文献のスピーカー付き点検蓋は、コーン紙を振動板として用いたスピーカーが防水、防滴処理されて蓋本体に埋め込み固定されたものである。 Recently, a technique has been proposed in which a speaker is incorporated into an inspection lid of an inspection port provided on the ceiling of a bathroom (see, for example, Patent Document 1). The inspection lid with a speaker of the same document is a speaker using cone paper as a diaphragm, waterproofed and drip-proof treated and embedded in the lid body.
しかしながら、コーン状のスピーカーを点検蓋に取り付ける場合、そのような点検蓋を天井部に違和感なく配設するためには、スピーカーを室内に向けむき出して配置することは美感上、適切ではない。また、スピーカーにカバーを取り付ければよいが、カバーにより点検蓋としては不自然な形状となるおそれもある。さらに、蓋本体に大きめのコーン紙を取り付けようとすれば、当然に点検蓋の奥行き寸法(厚さ寸法)も大きくなるため、点検蓋の取り外し、取り付けがしにくくなるおそれもある。 However, when a cone-shaped speaker is attached to the inspection lid, it is not appropriate from the viewpoint of aesthetic sense to dispose the speaker in the room in order to dispose such an inspection lid on the ceiling without a sense of incongruity. In addition, a cover may be attached to the speaker, but the cover may become an unnatural shape as an inspection lid. Furthermore, if a large cone paper is to be attached to the lid body, naturally the depth dimension (thickness dimension) of the inspection lid also increases, which may make it difficult to remove and attach the inspection lid.
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、屋内構造物に開設した点検口に取り付ける蓋として違和感がなく、かつ取り扱いがしやすいスピーカー付き点検蓋を提供することにある。 The present invention has been proposed in view of such circumstances, and its purpose is to provide an inspection lid with a speaker that is easy to handle and has no sense of incongruity as a lid that is attached to an inspection opening established in an indoor structure. There is.
上記目的を達成するために、本発明のスピーカー付き点検蓋は、屋内構造物に開設した点検口に取り付けられるスピーカー付き点検蓋であって、蓋本体には、振動板が室内空間を向くように平面スピーカーが組み込まれていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, an inspection lid with a speaker according to the present invention is an inspection lid with a speaker that is attached to an inspection port established in an indoor structure, and the lid body has a diaphragm facing an indoor space. It features a flat speaker.
本発明のスピーカー付き点検蓋によれば、上述の構成となっているため、屋内構造物に開設した点検口に取り付ける蓋として違和感がない。また、蓋に組み込まれたスピーカーが平面スピーカーであるため、奥行き方向にかさばらず、平面スピーカーの振動板の平面が大きくなったとしても、取り外し、取り付けなどの取り扱いがしにくくなるおそれはない。 According to the inspection lid with a speaker of the present invention, since it has the above-described configuration, there is no sense of incongruity as a lid attached to an inspection port opened in an indoor structure. In addition, since the speaker built into the lid is a flat speaker, it is not bulky in the depth direction, and even if the plane of the diaphragm of the flat speaker becomes large, there is no possibility that handling such as removal and attachment will be difficult.
以下に、本発明の一実施形態に係るスピーカー付き点検蓋(以下、点検蓋と略す)の種々の例について、添付図面を参照しながら説明する。まず、各例の点検蓋20、20・・・の概略基本構成について説明する。
Hereinafter, various examples of an inspection lid with a speaker (hereinafter abbreviated as an inspection lid) according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. First, the schematic basic configuration of the
本点検蓋20は、屋内構造物に開設した点検口10に取り付けられる点検蓋である。蓋本体21には、振動板31が室内空間を向くように平面スピーカー30が組み込まれている。
The
本点検蓋20はこのような構成となっているため、天井部5などの屋内構造物に開設した点検口10に取り付ける蓋として違和感がない。また、蓋に組み込むスピーカーが平面スピーカー30であるため、点検蓋20の天井裏側への奥行き寸法(厚さ寸法)を小さくできる。そのため、点検蓋20の取り外し、取り付けなどの取り扱いがしやすい。また、平面スピーカー30は点検蓋20に組み込まれているので、スピーカーの取り付けのためだけに屋内構造物を加工する必要がなく、取り付けの手間を省くことができ、施工の容易化を図ることができる。
Since the
このような点検蓋20が取り付けられる点検口10としては、建物内の天井部5や壁部4、床部などの屋内構造物に開設したものが想定される。以下では、浴室1の天井部5の点検口10に取り付けられる点検蓋20について説明する(図1参照)。
As the
図1に示した浴室1は、洗い場2に隣接するように、ドア3の対面の壁部4側に浴槽9が配設され、その壁部4の隣の壁部4側にはミラーとシャワー設備が設けられている。
In the
浴室1の天井部5には、室内灯6が配設され、その近傍に天井裏へ入るための点検口10が開設されている。その点検口10には点検蓋20(図中のクロスハッチングを付した部位)が設けられている。この点検口10は楕円形状であり、同様の楕円形状の点検蓋20が取り外し可能に取り付けられている(図2(a)、図3(a)参照)。
An
点検口10の開口縁の天井板の裏には、点検蓋20を設置する設置部11が設けられている。この設置部11には点検蓋20の全周に設けたフランジ部23が載置され、フランジ部23に周囲を囲まれた蓋板部22により点検口10が閉ざされるようになっている。なお、フランジ部23は蓋本体21の蓋板部22と段差のある形状とされ、点検蓋20を正しく設置すれば蓋板部22が天井裏側より点検口10に嵌合するため、点検蓋20を上方に移動させない限り蓋本体21が横ずれするおそれはない。
An
この点検蓋20は、図1の拡大図に示すように、平面スピーカー30の平板状の振動板31を含んで形成された蓋板部22と、蓋板部22の裏側に配されたスピーカー用の磁気回路34を含む回路部33とを主たる構成部として含んで構成されている。回路部33は、天井部5の裏側に配設された増幅器8と電気的に接続されている。この平面スピーカー30の詳細構成については、以下の各形態例の説明とともに後述する。
As shown in the enlarged view of FIG. 1, the
この平面スピーカ30ーは、浴室1内で音情報を楽しむための音響装置の一装置部材である。浴槽7に隣接した壁部4には、音響装置を操作するための操作パネル13が設けられている。操作パネル13は、音響装置と、天井部5や壁部4の裏側に通した配線を介して接続してもよいし、無線で接続できるようにしてもよい。
The flat speaker 30-is one device member of an audio device for enjoying sound information in the
ついで、蓋本体21に平面スピーカー30を組み込んでなる点検蓋20の種々の形態例について、図2〜図5の各図を参照しながら説明する。なお、図2および図3に示した例は、蓋板部22のほぼ全体が平面スピーカー30の振動板31よりなる点検蓋20の例であり、図5(a)(b)に示した2例は、蓋板部22の一部に平面スピーカー30の振動板31を組み込んだ点検蓋20の例である。
Next, various embodiments of the
図2(a)は点検蓋20の平面図、図2(b)は点検蓋20の取付状態を示す縦断面図である。なお、図2(a)に平面図として示した面は、点検蓋20を点検口10に取り付けた際に室内空間を向く(天井部5の面に表れる)面である。
FIG. 2A is a plan view of the
この点検蓋20は、蓋本体21の蓋板部22のほとんどが平面スピーカー30の振動板31で構成されている。
In the
図2に示した点検蓋20は、図2(a)に示したように楕円形状とされ、周縁全周にフランジ部23が形成されている。図2(a)における蓋本体21のフランジ部23に周囲を囲まれた部位は、点検口10を塞ぐ蓋板部22である。
The
平面スピーカー30は、蓋板部22の大部分を構成している平板状の振動板31と、蓋板部22の裏側に配した磁気回路34とを備えている。これらの各部は、その磁気回路34を固定し、振動板31の外周側に設けたガスケット39に周縁部を固定した、薄板の鉄鋼材などよりなるフレーム37により連結されている。
The
振動板31は、後述するように低音用振動板31Lと高音用振動板31Hとよりなる。それぞれの振動板31L、31Hは発泡樹脂や木材、金属、紙、ガラスなどの材料で形成されている。また、ハニカムパネル、アルミ複合板などの新素材で振動板31L、31Hを形成してもよい。振動板31(後述する低音用振動板31L)の外形は、点検口10の形状に概ね合致した楕円形状とされる。
As will be described later, the
この平面スピーカー30は、複合スピーカーであり、大口径の低音出力用の機構と、小口径の高音出力用の機構とを含んで構成されている。具体的には、磁気回路34として低音用磁気回路34Lと高音用磁気回路34Hとを有し、振動板31として低音用振動板31Lと高音用振動板31Hとを有した構造となっている。
The
低音用磁気回路34Lは、センターボール34bを含む円形のバックプレート34aと、リング状のマグネット34cと、リング状のトッププレート34dとを有して構成されている。この低音用磁気回路34Lのセンターポール34bの下面の中央には凹部34eが形成され、この凹部34eに高音用磁気回路34Hが結合されている。
The low-frequency
高音用磁気回路34Hは、低音用磁気回路34Lの構成と同様に、センターボール34bを含む円形のバックプレート34aと、リング状のマグネット34cと、リング状のトッププレート34dとを備えて構成されている。
Similar to the configuration of the low-pitched
低音用磁気回路34Lにはフレーム37が結合されている。このフレームの周縁部にはガスケット39とともに低音用エッジ32Lが結合され、この低音用エッジ32Lには、図2(a)に示したような楕円リング状の低音用振動板31Lが結合されている。この低音用振動板31Lの中央の孔部には、高音用エッジ32Hを介して楕円形状の高音用振動板31Hが配されている。
A
低音用振動板31Lとフレーム37の周縁部とにおける固定は、接着剤等の接合によりなされており、低音用磁気回路34L、両振動板31L、31Hおよびフレーム37とにより形成された内部空間は音漏れしない程度の密閉空間となっている。図2(b)に示すように、高音用磁気回路34Hはこの密閉空間内に配されている。
The
低音用磁気回路34Lの磁気ギャップにはボイスコイル35が結合され、このボイスコイル35が巻きつけられた円筒状の伝達部材36が低音用振動板31Lに結合されている。また、伝達部材36の中間部はダンパー38によってフレーム37に接続され、保持されている。
A
また、高音用振動板31Hの磁気ギャップにもボイスコイル35が結合され、このボイスコイル35が巻きつけられた円筒状の伝達部材36が高温用振動板31Hに結合されている。
A
こうして、低音用磁気回路34Lとボイスコイル35から発生した駆動力により低音用振動板31Lを振動させ、また高温用磁気回路34Hとボイスコイル35から発生した駆動力により高温用振動板31Hを振動させることで音を発生させるようになっている。
Thus, the low-
このような点検蓋20は、フランジ部23を点検口10の設置部11に載せ置き、蓋板部22(振動板31)で点検口10を塞ぐように配したときには、振動板31の全面が浴室内空間を向く。また、蓋板部22の蓋面(室内側を向いた面)はその周囲の天井部5の面とほぼ面一に配されるようになっている。つまり、点検蓋20と、その周囲の天井部5とは、それらの間の隙間を介して、ほぼ同一高さ面となっている。
When such an
このように、平面スピーカー30が点検蓋20に組み込まれているので、スピーカーの取り付けのためだけに天井部5や壁部4を加工する必要がなく、取り付けの手間を省くことができ、施工の容易化を図ることができる。
Thus, since the
また、蓋板部22は両エッジ32L、32Hを含み概ね平板であるため、点検蓋20で点検口10を塞いだ状態では振動板31の色や柄を天井部5に合わせれば振動板31は天井部5の一部としてほとんど違和感がない。よって、むき出しとなった振動板31によって美感が損なわれるおそれもほとんどない。また、蓋本体21の蓋板部22の蓋面のほぼ全体が振動板31で構成されているので、振動板31を点検蓋20の寸法に合わせて大きくすることができる。このように、蓋板部22の蓋面のほぼ全体が振動板31で構成された場合でも、蓋面が周囲の天井部5の面とほぼ面一となっているため、スピーカー自体が目立ちにくい。ようするに、点検蓋20は点検口10に取り付けた、たんなる蓋としてしか認識されないという可能性が高い。
In addition, since the
なお、蓋板部22は低音用振動板31L、高音用振動板31H、低音用エッジ32Lおよび高音用エッジ32Hを含み、それらが蓋面に表れるため、それらを露出させないように蓋板部22にカバーを被せるようにしてもよい。
The
図3に示した例は、蓋板部22の全体が平面スピーカ30ーの振動板31で構成された点検蓋20の例である。図3(a)は点検蓋20の平面図、図3(b)は点検蓋20の取付状態を示す縦断面図である。なお、図3(a)に平面図として示した面は、点検口10に取り付けた際に室内空間を向く(天井部5面に表れる)面である。
The example shown in FIG. 3 is an example of the
この点検蓋20は、蓋本体21の蓋板部22の全体が平面スピーカー30の振動板31で構成されている。
In the
図3に示した点検蓋20は、図3(a)に示したように楕円形状とされ、周縁全周にフランジ部23が形成されている。図3(a)における蓋本体21のフランジ部23に周囲を囲まれた部位は、点検口10を塞ぐ蓋板部22である。
The
平面スピーカー30は、蓋板部22の全体を構成している平板状の振動板31と、蓋板部22の裏側に配した磁気回路34とを備えている。その磁気回路34は、薄板の鉄鋼材などよりなるフレーム37の中央部に固定され、そのフレーム37の周縁部に振動板31の裏側の外周端面が固定されている。
The
振動板31は、点検口10の形状に合致した楕円形状とされ、発泡樹脂や木材、金属、紙、ガラスなどの材料またはハニカムパネル、アルミ複合板などの新素材で形成されている。
The
振動板31とフレーム37の周縁部における固定は、接着剤等の接合によりなされており、振動板31とフレーム37との間に形成された内部空間は音漏れしない程度の密閉空間となっている。図3(b)に示すように、磁気回路34はこの密閉空間にフレーム37に固定された状態に配されている。
The
この磁気回路34の詳細な構成、構造については、図2(b)に示した低音用磁気回路34L、高音用磁気回路34Hと概ね同じであるため、詳細な図示および説明を省略する。
The detailed configuration and structure of the
磁気回路34の磁気ギャップにはボイスコイル35が結合され、このボイスコイル35が巻きつけられた円筒状の伝達部材36が振動板31に結合されている。また、伝達部材36の中間部はダンパー38によってフレーム37に接続され、保持されている。
A
この伝達部材36の下端には折曲された水平平坦部36aが形成されており、この水平平坦部36aが振動板31の中央部に接合されている。こうして、磁気回路34とボイスコイル35から発生した駆動力により、振動板31を振動させることで音を発生させるようになっている。
A bent horizontal
また、このような水平平坦部36aを有しているため、この水平平坦部36aを、図2でも用いられている従来技術のエッジ(低音用エッジ32L、高音用エッジ32H)に代えて用いることができる。この平面スピーカー30にはエッジを形成しなくてよいため、蓋板部22の全体に振動板31を設けることができる。
Further, since the horizontal
このような点検蓋20は、図2に示した例と同様、フランジ部23を設置部11に載せ置き蓋板部22(振動板31)で点検口10を塞ぐように配されたときには、振動板31の全面が浴室内空間を向く。また、蓋板部22の蓋面(室内側を向いた面)はその周囲の天井部5の面とほぼ面一に配されるようになっている。
As in the example shown in FIG. 2, the
このように、平面スピーカー30が点検蓋20に組み込まれているので、スピーカーの取り付けのためだけに天井部5や壁部4を加工する必要がなく、取り付けの手間を省くことができ、施工の容易化を図ることができる。また、浴室1にスピーカーを取り付ける場合には、狭い天井部5を有効に活用できるので、本点検蓋20の利便性は高い。
Thus, since the
また、平面スピーカー30の振動板31は凹凸なく大きな平板で形成されているため、点検蓋20で点検口10を塞いだ状態では振動板31の色や柄を天井部5に合わせれば振動板31は天井部5の一部として違和感を感じることはほとんどない。よって、むき出しとなった振動板31によって美感が損なわれるおそれもほとんどない。また、蓋本体21の蓋板部22の蓋面の全体が振動板31で構成されているので、振動板31を点検蓋20の寸法に合わせて大きくすることができる。このように、蓋板部22の蓋面の全体が振動板31で構成された場合でも、蓋面が周囲の天井部5の面とほぼ面一となっているため、スピーカー自体が目立ちにくい。ようするに、点検蓋20は点検口10に取り付けた、たんなる蓋としてしか認識されないという可能性が高い。
Further, since the
また、図3の点検蓋20はエッジがなく、蓋板部22の蓋面全体を平板な振動板31で形成できるため、美感にすぐれている。さらに、点検蓋20の蓋面全体が振動するので音響効果も大きい。もちろん、振動板31にカバーを被せるようにしてもよい。
Further, the
このように、本点検蓋20により、浴室1をすぐれた音響空間として簡易な方法で利用することができる。なお、上記実施形態のように本点検蓋20を浴室1に設置する場合には、平面スピーカー30の主要部を防水、防滴処理することが望ましいことは言うまでもない。
As described above, the
また上述したように、図2、図3に例示した点検蓋20、20は蓋板部22の蓋面のほぼ全体が振動板31で構成されているため、振動板31を点検蓋20の寸法に合わせて大きくすることができる。そのため低音域の出力には効果的である。スピーカーが平面スピーカー30であるため、図2、図3の例のように蓋面のほぼ全体に振動板31を配したとしても、奥行き方向にはかさばらず、取り外し、取り付けなどの取り扱いがしにくくなるおそれはない。
As described above, the
また、図2、図3に例示した楕円形状の点検蓋20、20はその外形が点検口10の楕円形状に合致した形状となっているため、図4に示したような取り付け、取り外し態様で点検蓋10を天井部5の点検口10に対して出し入れすればよい。具体的には、たとえば図4(b)に示すように、点検口10の長径方向に点検蓋20の長径方向を概ね直交させるようにして出し入れすればよい。
Also, the
点検蓋20の形状が正円であれば、点検蓋20の向きを変えても当然にその外形に変化はない。よって、点検口10と点検蓋20の形状が正円であれば、さらに点検蓋20にフランジ部23が形成してあれば、点検蓋20を点検口10に出し入れすることはほとんどできない。しかしながら、本点検口10および本点検蓋20の外形が楕円形状であるため、蓋板部22の全周側にフランジ部23が形成されていても、図4(b)のように点検蓋20を向きを変えることで確実に出し入れすることができる。なお、出し入れを確実とするためには、図4(b)に示すように、点検口10の長径R1の寸法が、フランジ部23を含む点検蓋20の短径R2の寸法よりも大である必要があることは言うまでもないことである。
If the shape of the
このように、点検口10および点検蓋20の形状を楕円形状とすることで、点検蓋20の出し入れがしにくくなることはなく、天井裏の点検および平面スピーカー30(図2など参照)の整備を簡易、迅速に行うことができる。
Thus, by making the shape of the
また、点検口10および点検蓋20の形状としては、方形、六角形などの非正円形状(正円以外の形状)のものであってもよい。もちろん、点検口10および点検蓋20の形状は正円であってもよい。その場合には、点検口10の形状を点検蓋20の蓋板部22の外形よりもわずかにでも大きい正円とし、さらに点検口10の周縁の適所にフランジ部23を出し入れできる通過口などを設ければよい。
Further, the shape of the
また、図2、図3に例示した点検蓋20、20の振動板31の外形は蓋板部22の楕円形状に合致した形状となっているが、磁気回路34と同様に正円形状であってもよい。その場合には、外形が楕円形状の枠に振動板31を嵌め込んで蓋板部22を構成すればよい。
In addition, the outer shape of the
図5(a)(b)は、点検蓋20の他の2例を示した平面図である。これらは、正円形状の振動板31を枠板22aに取り付けて構成された蓋板部22を有した点検蓋20である。図4(a)の点検蓋20は1枚の振動板31を備え、図5(b)の点検蓋20は2枚の振動板31、31を備えている。
FIGS. 5A and 5B are plan views showing other two examples of the
これら点検蓋20の蓋本体21には、図中に破線で示すように、たとえば図3に示した磁気回路34が振動板31に対応して組み込まれている。また、蓋本体21は蓋板部22の外周側にフランジ部23を備えている。
As shown by broken lines in the figure, for example, a
なお、図5(a)(b)に示した振動板31は正円であるが、振動板31を枠板22aに取り付けて点検蓋20を楕円形状としたうえで点検口10に出し入れするようになっているため、振動板31の形状として特段の問題はない。
Although the
また、点検蓋20は、浴室1以外の天井部5に設けた点検口10に取り付けてもよいし、種々の壁部4(図1参照)や床部に設けた点検口に取り付けてもよい。浴室1に限られず、キッチンや洗面所、リビング、居室、事務所などの天井部や壁部4、床部などの種々の屋内構造物の点検口10に本点検蓋20を取り付けてもよい。
Moreover, the
また、点検蓋20は、点検口10を開ける際に取り外しできるものには限られない。たとえば、点検口10の開口縁にヒンジ結合されて開閉自在としたものでもよいし、天井裏に取り付けられてスライド開閉を自在としたものでもよい。
Further, the
5 天井部(屋内構造物)
10 点検口
20 スピーカー付き点検蓋(点検蓋)
21 蓋本体
22 蓋板部
30 平面スピーカー
31 振動板
5 Ceiling (indoor structure)
10
21
Claims (4)
蓋本体には、振動板が室内空間を向くように平面スピーカーが組み込まれていることを特徴とするスピーカー付き点検蓋。 An inspection lid with a speaker attached to an inspection opening established in an indoor structure,
An inspection lid with a speaker, characterized in that a flat speaker is incorporated in the lid body so that the diaphragm faces the indoor space.
前記屋内構造物は天井部であり、
前記蓋本体が非正円形状とされる、スピーカー付き点検蓋。 In claim 1,
The indoor structure is a ceiling;
An inspection lid with a speaker, wherein the lid body has a non-circular shape.
前記平面スピーカーは前記蓋本体の蓋面全体が振動する、スピーカー付き点検蓋。 In claim 1 or 2,
The flat speaker is an inspection lid with a speaker in which the entire lid surface of the lid body vibrates.
前記蓋本体の蓋面は、前記蓋本体の周囲の天井面とほぼ面一に形成されている、スピーカー付き点検蓋。
In claim 3,
An inspection lid with a speaker, wherein the lid surface of the lid body is formed substantially flush with a ceiling surface around the lid body.
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