JP2016154697A - Electric razor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、グリップを兼ねる本体ケースとかみそりヘッドを備えている電気かみそりに関し、本体ケースのグリップ構造を改良したものである。 The present invention relates to a main body case also serving as a grip and an electric razor including a razor head, and is an improvement of the grip structure of the main body case.
本出願人は、グリップ部の保持や姿勢の変更などを容易に行って、ひげ剃り時の取扱いを軽快に行える電気かみそりを先に提案している(特許文献1)。そこでは、本体ケースの前後面の上部にV字状のラウンド部を膨出形成し、ラウンド部とケース表面の間に形成される斜めの指受面を、かみそり重心より上方に位置させている。使用時には、ラウンド部の下端の湾曲部分に親指をあてがった状態で本体ケースを前後から挟み持ち、親指以外の任意の指で本体ケースを左右方向へ軽快に傾動操作できる。また、前後のラウンド部を親指と人差し指で前後から挟み持った状態で、本体ケースを前後方向へ傾動することにより、本体ケースを前後方向へ傾動操作して、切断刃面をあごの肌面に沿わせることができる。 The present applicant has previously proposed an electric razor that can be easily handled during shaving by easily holding the grip portion or changing the posture (Patent Document 1). There, a V-shaped round portion is formed to bulge at the upper part of the front and rear surfaces of the main body case, and an oblique finger receiving surface formed between the round portion and the case surface is positioned above the razor center of gravity. . In use, the main body case can be sandwiched from the front and rear with the thumb placed on the curved portion at the lower end of the round part, and the main body case can be tilted with ease using the fingers other than the thumb. In addition, by tilting the main body case in the front-rear direction while holding the front and rear round parts with the thumb and index finger from the front and rear, the main body case is tilted in the front-rear direction, and the cutting blade surface is placed on the skin surface of the chin. Can be along.
特許文献1の電気かみそりによれば、ラウンド部などのグリップ構造を設けていない電気かみそりに比べて、グリップ部の保持や姿勢の変更などを容易に行って、ひげ剃り時の取扱いを軽快に行うことができる。しかし、基本的に親指と人差し指をラウンド部の下端の湾曲部分にあてがった状態で、本体ケースを前後から挟み持つので、本体ケースを前後方向あるいは左右方向へ傾動するのに不足はないが、ユーザーによってさまざまに変化するグリップ態様に対応できない。そのため、電気かみそりをユーザーの思い通りに自在に操るのには充分とは言えない。また、指受面の断面が直線状の傾斜面で形成してあるので、親指や人差し指を意識して指受面に強くあてがわないと、親指や人差し指の腹が指受面に密着する状態で手指をフィットさせることはできない。
According to the electric razor of
本発明の目的は、本体ケースを軽く握るだけで手指をグリップ構造にフィットさせて、本体ケースを確りと保持し安定した状態でひげ剃りを行うことができる電気かみそりを提供することにある。
本発明の目的は、ユーザーによってさまざまに変化するグリップ態様に対応しながら、本体ケースを適正かつ確りと保持して、ユーザーの思い通りに自在に操ることができる電気かみそりを提供することにある。
An object of the present invention is to provide an electric razor that can be shaved in a stable state by securely holding a main body case by fitting a finger to a grip structure by simply grasping the main body case.
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an electric razor that can be manipulated as desired by a user while holding the main body case properly and surely while dealing with grip modes that vary depending on the user.
本発明に係る電気かみそりは、グリップを兼ねる本体ケース1の上部にかみそりヘッド2を有する。図1および図11に示すように本体ケース1の上部の前面に、指先を受止める指掛け凹部32を長溝状に形成する。図5に示すように指掛け凹部32は内凹み状の湾曲面で形成してある。
The electric razor according to the present invention has a
本体ケース1の表面と指掛け凹部32の隣接縁47は、本体ケース1のケース中心軸Pに対して斜めに傾斜させる。
The surface of the
図1に示すように、本体ケース1の上部の前面に、膨出部25を膨出形成する。膨出部25の周縁に連続する裾部分に、指掛け凹部32を内凹み状の湾曲面で形成する。
As shown in FIG. 1, a bulging
本体ケース1の前面の上下に、上側の膨出部25と下側の膨出部26を、上下間隔をあけた状態で膨出形成する。下側の膨出部26の傾斜する周縁に沿って、母指球ないし手指を受止めるグリップ凹部33を内凹み状の湾曲面で形成する。
An upper bulging
上側の膨出部25の周縁は下突湾曲状に形成し、下側の膨出部26の周縁は上突湾曲状に形成する。上側の膨出部25の周縁に連続して指掛け凹部32を形成し、下側の膨出部26の周縁に連続してグリップ凹部33を形成する。
The peripheral edge of the upper bulging
上側の膨出部25に設けた指掛け凹部32と、下側の膨出部26に設けたグリップ凹部33を滑らかに連続させる。指掛け凹部32とグリップ凹部33はX字状に連続している。
The finger-
下側の膨出部26の周縁に沿ってグリップ凹部33を周回状に形成する。
A
図2に示すように、上側の膨出部25と下側の膨出部26の間に後凹み状の鞍部29を形成する。
As shown in FIG. 2, a rear-recessed
鞍部29の横断面は前突状の波形に形成して、波形の前突縁に沿って後凹み状の湾曲面からなる尾根部45を形成する。
The cross section of the
本体ケース1の後面に、前記鞍部29に対応する後くびれ部28を形成する。尾根部45の曲率は、前記後くびれ部28の曲率より大きく設定する。
A rear
図1に示すように、本体ケース1の左右に横くびれ部27を形成する。横くびれ部27と指掛け凹部32の間に横指掛け部36を形成する。
As shown in FIG. 1, laterally narrowed
横指掛け部36は上下に長い花弁状に形成する(図2、図3参照)。指掛け凹部32と横指掛け部36の隣接縁に、前突状に湾曲する指受段部42を形成する。
The
上側の膨出部25の表面に、後凹み状の湾曲面からなる親指用指掛け凹部35を形成する(図1参照)。
On the surface of the upper bulging
親指用指掛け凹部35の曲率は、指掛け凹部32の曲率より小さく設定する。
The curvature of the
図8に示すように、親指用指掛け凹部35にリブ状の滑止め体38の一群を形成する。親指用指掛け凹部35の上端に滑止め段部39を形成する。滑止め段部39の長さTを、滑止め体38のリブ高さtより大きく設定する。
As shown in FIG. 8, a group of rib-
本発明に係る電気かみそりにおいては、本体ケース1の上部の前面に長溝状の指掛け凹部32を形成し、同凹部32を内凹み状の湾曲面で形成した。このように、指掛け凹部32を内凹み状の湾曲面で形成すると、指受面が直線状の傾斜面で形成してある場合に比べて、指掛け凹部32の表面積を大きくでき、しかも、指の腹や母指球を内凹み状の指掛け凹部32に密着する状態でしっくりとフィットさせることができる。従って、本発明の電気かみそりによれば、本体ケース1を軽く握るだけで手指をグリップ構造にフィットさせて、本体ケース1を確りと保持し安定した状態でひげ剃りを行うことができる。また、本体ケース1を確りと保持できるので、本体ケース1の姿勢をユーザーの思い通りに自在に操ることができ、電気かみそりの取扱い性を向上できる。指掛け凹部32を長溝状に形成するので、手指を指掛け凹部32にあてがうときの、手指の位置や姿勢を好みに応じて変化させることができる利点もある。
In the electric shaver according to the present invention, a long groove-like finger-hanging
本体ケース1の表面と指掛け凹部32の隣接縁47を、本体ケース1のケース中心軸Pに対して斜めに傾斜させると、電気かみそりの姿勢を前後、左右、上下、あるいは斜め方向に傾動するとき、手指が滑ろうとするのを指掛け凹部32の縁で受止めることができる。従って、本体ケース1の姿勢変更をより的確に行って、電気かみそりの取扱い性をさらに向上できる。
When the surface of the
本体ケース1に膨出形成した膨出部25の裾部分に、内凹み状の湾曲面からなる指掛け凹部32を形成すると、親指を除く4指と母指球で本体ケース1を握った標準的なグリップ態様において、親指を指掛け凹部32に自然にあてがって、かみそりヘッド2の前面をユーザーと正対させることができる。膨出部25の周縁に沿って内凹み状の指掛け凹部32を形成するので、膨出部25が膨出してあることを強調して、膨出部25の立体感を増すことができ、従来にないメリハリの効いたデザイン効果を発揮できる利点がある。
When a finger-hanging
本体ケース1の上下に上側の膨出部25と下側の膨出部26を膨出形成し、下側の膨出部26のラウンド周縁に沿って、内凹み状の湾曲面からなるグリップ凹部33を形成すると、先の標準的なグリップ態様において、母指球、あるいは親指と人差し指を除く3指を、グリップ凹部33に密着する状態でしっくりとフィットさせることができる。従って、様々なグリップ態様において、手指、母指球、あるいは掌などを指掛け凹部32とグリップ凹部33に密着させて、本体ケース1をさらに確実に保持して、安定した状態でひげ剃りを行うことができる。また、母指球あるいは掌が手指と協同した状態で、本体ケース1の姿勢を変更できるので、電気かみそりの取扱い性をさらに向上できる。
An upper bulging
下突湾曲状に形成した上側の膨出部25の周縁と、上突湾曲状に形成した下側の膨出部26の周縁のそれぞれに、指掛け凹部32とグリップ凹部33を形成すると、利き腕が異なる場合でも、等しく本体ケース1の姿勢を変更できるので、電気かみそりの取扱い性を向上できる。また、本体ケース1を片手で握る場合に、ユーザーの好みに応じて、より多様なグリップ態様で本体ケース1を握ることができる。例えば図11(a)に示すように、親指と人差し指で本体ケース1を左右からつまむようにして支持するグリップ態様において、親指と人差し指をグリップ凹部33に密着させて、本体ケース1をしっかりと保持した状態でひげ剃りを行うことができる。
When the finger-hanging recess 32 and the
指掛け凹部32とグリップ凹部33をX字状に滑らかに連続させるグリップ構造によれば、両凹部32・33の交差部分に親指を密着する状態でフィットさせて、本体ケース1をさらに多様なグリップ態様で握ることができる。また、ユーザーによってさまざまに変化するグリップ態様に対応できるので、本体ケース1を適正かつ確りと保持して、ユーザーの思い通りに自在に電気かみそりを操ることができる。
According to the grip structure in which the finger hanging
下側の膨出部26の周縁に沿ってグリップ凹部33を周回状に形成すると、先の標準的なグリップ態様において、母指球、あるいは親指と人差し指を除く3指を、グリップ凹部33に密着する状態でフィットさせることができる。従って、様々なグリップ態様において、本体ケース1を確実に保持して、安定した状態でひげ剃りを行うことができる。
When the grip
上側の膨出部25と下側の膨出部26の間に後凹み状の鞍部29を形成すると、鞍部29の左右両側において指掛け凹部32とグリップ凹部33を滑らかに連続させることができる。従って、両凹部32・33の連続面にあてがった親指や人差し指を、鞍部29の左右両側に密着する状態でフィットさせることができる。
By forming a rear-recessed
鞍部29を横断面波形に形成し、波形の前突縁に沿って後凹み状の尾根部45を形成すると、鞍部29の左右両側の湾曲面の境界を明確化して、そのいずれか一方の湾曲面に親指や人差し指をあてがって、本体ケース1の姿勢変更をより的確に行うことができる。
When the
尾根部45の曲率を後くびれ部28の曲率より大きく設定すると、尾根部45が鞍部29の左右の斜面の境界であることをさらに明確化して、鞍部29の左右の湾曲面に対する親指の引っ掛かりを良くして、本体ケース1の姿勢を変更するときの取扱い性を向上できる。なお、後くびれ部28の曲率が尾根部45の曲率より小さいと、握り柄部43を母指球と親指以外の4指で前後に握った状態において、人差し指や薬指を後くびれ部28になじんだ状態で、握り柄部43の広い範囲を確りと保持できる。
When the curvature of the
横くびれ部27と指掛け凹部32の間に横指掛け部36を形成すると、親指の腹と人差し指の腹を一対の横指掛け部36に密着させて、本体ケース1を左右からつまむようにして保持でき、従来の電気かみそりに比べて、本体ケース1を確りと保持して安定した状態でひげ剃りを行える。
By forming the horizontal
横指掛け部36が上下に長い花弁状に形成してあると、親指の腹と人差し指の腹を左右の横指掛け部36のほぼ全面にフィットし密着させて、本体ケース1を左右からつまむようにしてしっかりと保持できる。また、本体ケース1を保持した状態において、親指および人差し指を指受段部42で受止めて、親指および人差し指が滑るのを防止できるので、従来の電気かみそりに比べて、本体ケース1を確りと保持して安定した状態でひげ剃りを行える。
If the horizontal finger-hanging
上側の膨出部25に、後凹み状の湾曲面からなる親指用指掛け凹部35を形成すると、親指の腹を親指用指掛け凹部35にフィットし密着させて、手指及び母指球で本体ケース1を確りと保持できるので、さらに安定した状態でひげ剃りを行える。本体ケース1の姿勢を変更するとき、親指が滑り動くこともない。
When a thumb finger hanging
親指用指掛け凹部35の曲率を指掛け凹部32の曲率より小さく設定するのは、親指用指掛け凹部35の湾曲度合いを、親指の腹の丸みより大きくして、親指を親指用指掛け凹部35に押付けた状態において、親指の腹を大きく変形させて、親指用指掛け凹部35により大きな面積で密着させ、本体ケース1をさらに確りと保持するためである。
The reason for setting the curvature of the thumb-fitting
親指用指掛け凹部35に滑止め体38の一群を形成し、親指用指掛け凹部35の上端に滑止め段部39を形成すると、親指の腹を滑止め体38と滑止め段部39に同時に密着させて、本体ケース1を確りと保持できる。また、滑止め段部39の長さTを、滑止め体38のリブ高さtより充分に大きく設定しておくと、滑止め段部39の傾斜面および傾斜上縁に親指の腹を押し付けることにより、本体ケース1をさらに確りと保持できる。
When a group of
(実施例1) 図1ないし図11は、本発明をロータリー式の電気かみそりに適用した実施例1を示す。本発明における前後、左右、上下とは、図1および図2に示す交差矢印と、矢印の近傍の前後・左右・上下の表記に従う。図1および図2において電気かみそりは、グリップを兼ねる本体ケース1と、その上部に設けたかみそりヘッド2を備えており、本体ケース1の内部にモーター3および2次電池4を配置し、かみそりヘッド2に内刃5および外刃6を配置して構成してある。図4に示すようにモーター3の回転動力は、ギヤトレイン7で減速されたのち、タイミングベルトを伝動要素とする巻掛け伝動機構8を介して内刃5へ伝動される。図3に示すように、ギヤトレイン7および巻掛け伝動機構8とモーター3は、かみそりヘッド2のヘッドフレームに組付けてある。常態におけるかみそりヘッド2は、図2に示すように、本体ケース1の垂直中心軸に対して前傾した状態で支持されており、この状態から前傾角度が増す側へ前傾可能であり、左右一対のばねで前傾角度が減る向きへ復帰付勢してある。図3および図4において符号9は制御基板であり、その前面にはスイッチボタン10で切換え操作される電源スイッチ11や複数のLED12などが実装してある。
Example 1 FIGS. 1 to 11 show Example 1 in which the present invention is applied to a rotary electric shaver. In the present invention, “front / rear”, “left / right”, and “upper / lower” follow the crossing arrows shown in FIG. 1 and FIG. 1 and 2, the electric razor includes a
図3において本体ケース1は、前後に分割された前ケース15および後ケース16と、前ケース15の前面を覆うグリップケース17で構成してあり、前後ケース15・16の分割線に沿ってグリップケース17が前ケース15の表面を覆っている。前ケース15は、上下に分割した前上ケース15aと、前下ケース15bで構成してあり、後ケース16に対してビス18で固定してある。グリップケース17は、その上部および上下中途部が前ケース15に係合された状態で、ケース下端が後ケース16の側からねじ込んだビス19で後ケース16に固定してある。グリップケース17の下部には上部および下部が尖った舟形のスイッチパネル20が配置されて、その上端寄りにスイッチボタン10が配置してある。本体ケース1の後面側には、きわ剃り刃21と、きわ剃り刃21を駆動位置へ押し上げ操作するスライドノブ22が設けてある。
3, the
使用時において、電気かみそりを片手で握った時の握りやすさとフィットしやすさを向上し、さらに電気かみそりの取扱い性(ハンドリング性)を向上するために、本体ケース1にグリップ構造を設けている。グリップ構造は、グリップケース17の表面に上下間隔をあけた状態で膨出形成した矢尻形の上側の膨出部25と、スイッチパネル20の周囲を囲む舟形の下側の膨出部26と、横くびれ部27および後くびれ部28などで構成する。スイッチパネル20の表面は、下側の膨出部26の前表面を兼ねている。
In order to improve the ease of gripping and fitting when holding an electric razor with one hand during use, the
図1に示すように横くびれ部27は、グリップケース17および後ケース16の左右側面に形成した内凹み状の湾曲面からなる。図2に示すように後くびれ部28は、後ケース16の後面に形成した前凹み状の湾曲面からなり、横くびれ部27と後くびれ部28は滑らかに連続している。矢尻形の上側の膨出部25の周縁が下突湾曲状に形成してあるのに対して、舟形の下側の膨出部26の周縁は上突湾曲状に形成されており、両膨出部25・26の間に後凹み状の鞍部29が形成してある。上突湾曲状に形成した下側の膨出部26の周縁のうち、最上端に位置する上突部50は、横くびれ部27のくびれ中心位置より下側に位置させてある。これは、図11に示すグリップ態様において、下側の膨出部26の上突湾曲部の両側に人差し指と親指をあてがいやすくし、中指の腹を横指掛け部36と指受段部42にあてがいやすくするためである。図7に示すように鞍部29の横断面は前突状の波形に形成し、波形の前突縁に沿って後凹み状の湾曲面からなる尾根部45を形成する。
As shown in FIG. 1, the laterally narrowed
本体ケース1は、例えば図9、図10、および図11に示すようなグリップ態様で握られる。こうした各種のグリップ態様において、より好適なグリップ態様で本体ケース1を握り、電気かみそりの取扱い性を向上するために、上下の膨出部25・26の周囲の裾部分や横くびれ部27などに、手指を受止める凹部や指掛け部を設けている。また、この実施例では、上下の膨出部25・26の周囲や横くびれ部27に、先の凹部や指掛け部を左右対称に設けて、利き腕の左右の違いにも対応できるようにした。
The
具体的には図5に示すように、上側の膨出部25の周縁に連続する裾部分に、主に親指を受止めるための指掛け凹部32を長溝状に形成し、下側の膨出部26の周縁に沿って、親指以外の手指と母指球、あるいは掌の一部を受止めるグリップ凹部33を周回状に形成している。また、図1に示すように、上側の膨出部25の表面の上部に上拡がり状の膨出壁34を形成し、その中央に内凹み状の湾曲面からなる親指用指掛け凹部35を形成した。図3に示すように親指用指掛け凹部35は、前上ケース15aと一体に形成してあり、膨出壁34に形成した開口から露出させてある。さらに、横くびれ部27と指掛け凹部32の間に、親指と人差し指を受止める横指掛け部36を形成している。
Specifically, as shown in FIG. 5, a finger-hanging
図5に示すように指掛け凹部32は内凹み状の湾曲面で形成してあり、同様にグリップ凹部33は内凹み状の湾曲面で形成してある。そのため、図9(a)および図9(b)に示すグリップ態様においては、親指の腹(指紋のある側)を指掛け凹部32にフィットさせ、同時に母指球、あるいは中指、薬指、小指の腹をグリップ凹部33に密着させることができる。図1に示すように、上側の膨出部25と指掛け凹部32の隣接縁47、および指掛け凹部32の殆どの部分は、ケース中心軸Pに対して斜めに傾斜させてあり、しかも同凹部32は内凹み状に形成してある。そのため、かみそりヘッド2の姿勢を肌面の変化に追随して変更するとき、親指を指掛け凹部32に密着した状態のままで、本体ケース1を前後あるいは左右へ自由に、しかも確実に傾動操作することができる。また、かみそりヘッド2の姿勢を変更するとき、親指が滑って指掛け凹部32から分離することもない。
As shown in FIG. 5, the finger-hanging
図6、図8に示すように、親指用指掛け凹部35は後凹み状の湾曲面で形成されて、正面視が楯形に形成してある。親指用指掛け凹部35にはリブ状の滑止め体38の一群が多段状に形成してあり、親指用指掛け凹部35の上端には傾斜する滑止め段部39が形成してある。図10(a)に示すグリップ態様においては、親指の腹を滑止め体38と滑止め段部39に同時に密着させることができるので、本体ケース1を確りと保持して安定した状態でひげ剃りを行える。図8に示すように、親指用指掛け凹部35から滑止め段部39の傾斜上端までの長さTは、滑止め体38のリブ高さtより充分に大きく設定してあるので、その滑止め段部39の傾斜面および傾斜上縁に親指の腹を押し付けることにより、本体ケース1をさらに確りと保持できる。
As shown in FIGS. 6 and 8, the thumb-fitting
親指用指掛け凹部35の曲率は、先の指掛け凹部32の曲率より小さく設定してある。これは、親指用指掛け凹部35の湾曲度合いを、親指の腹の丸みより大きくして、親指を親指用指掛け凹部35に押付けた状態において、親指の腹を大きく変形させて、親指用指掛け凹部35により大きな面積で密着させるためである。
The curvature of the
図2、図3に示すように横指掛け部36は、側面側から見て上下に長い花弁状に形成されている。横指掛け部36と指掛け凹部32の隣接縁には指受段部42が形成してあり、この指受段部42は前突状の湾曲面で形成してある。本体ケース1を正面から見るときの横指掛け部36は、横くびれ部27の外郭線に沿って湾曲している。図10(b)に示すグリップ態様においては、親指の腹と人差し指の腹を一対の横指掛け部36に密着させて、本体ケース1を左右からつまむようにして保持できるので、従来の電気かみそりに比べて、本体ケース1を確りと保持して安定した状態でひげ剃りを行える。このグリップ態様においては、親指および人差し指が指受段部42で受止められるので、親指および人差し指が滑るのを防止して、本体ケース1をしっかりと保持できる。また、親指および人差し指の腹が横指掛け部36のほぼ全面に密着する状態でフィットさせることができる。なお、横指掛け部36はグリップケース17と一体に形成してある。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
後くびれ部28は鞍部29の形成位置に対応して形成されており、後くびれ部28の上側にスライドノブ22が配置してある。横くびれ部27および後くびれ部28の下側は握り柄部43になっており、中指、薬指、小指と、掌あるいは母指球で握り柄部43を掴むことにより、本体ケース1を確りと握り保持できる。握り柄部43を片手で掴んだ状態において、中指、薬指、小指および掌等の手指が滑るのを防ぐために、左右の横くびれ部27の下側に滑止め溝44が多段状に形成してある。
The rear constricted
図2に示すように、鞍部29は側面視において後凹み状の湾曲面で形成されて、その縦断面の前面が後凹み状の湾曲面で形成してある。また、図7に示すように、鞍部29の横断面は前突状の波形に形成してあり、波形の前突縁に沿って、前突端が丸められた後凹み状の湾曲面からなる尾根部45が形成してある。このように、上側の膨出部25と下側の膨出部26の間に、湾曲する3次元平面からなる鞍部29を設けることにより、上側の膨出部25側に設けた指掛け凹部32と、下側の膨出部26に設けたグリップ凹部33は、鞍部29を介して滑らかに連続する。また、指掛け凹部32とグリップ凹部33は、尾根部45においてX字状に連続して滑らかにつながっている。
As shown in FIG. 2, the
因みに、尾根部45の横断面における曲率は、後くびれ部28の横断面における曲率より大きく設定してある。これは、尾根部45が鞍部29の左右の斜面の境界であることを明確化して、鞍部29の左右の斜面に対する親指の引っ掛かりを良くして、本体ケース1の姿勢を変更するときの取扱い性を向上するためである。また、後くびれ部28の曲率が小さいと、握り柄部43を母指球と親指以外の4指で前後に握った状態において、人差し指や薬指を後くびれ部28になじんだ状態で確りと保持できるからである。
Incidentally, the curvature in the cross section of the
以上のように構成した電気かみそりによれば、本体ケース1を軽く握るだけで手指をグリップ構造にフィットさせて、種々のグリップ態様において、本体ケース1を確りと保持して、安定した状態でひげ剃りを行うことができる。また、指掛け凹部32を利用して適正なグリップ態様で本体ケース1を握る場合と、指掛け凹部32を利用しないまま本体ケース1を握る場合とを比較することにより、両者でフィット感が大きく異なり、前者のグリップ態様において本体ケース1を確りと保持できることを、ユーザーに実感してもらうことができる。
According to the electric razor configured as described above, the user's fingers are fitted to the grip structure simply by grasping the
図9(a)に示すグリップ態様においては、中指、薬指、小指と、母指球および掌で握り柄部43を握り保持し、さらに親指と人差し指で指掛け凹部32と横指掛け部36を保持して、本体ケース1を確りと保持し、かみそりヘッド2の前面をユーザーと正対させることができる。この状態の中指、薬指、小指の腹と、母指球は、グリップ凹部33にフィットし密着しており、親指の腹は図9(a)に向かって右側の指掛け凹部32および隣接縁47に、人差し指は図9(a)に向かって左側の横指掛け部36および横くびれ部27に、それぞれフィットし密着するので、本体ケース1を確りと保持することができる。
In the grip mode shown in FIG. 9A, the
手指の長さはユーザーによって差があるが、こうした状況に対応するために、指掛け凹部32およびグリップ凹部33は、上下の膨出部25・26の周縁に沿って長溝状に形成してある。そのため、手指を指掛け凹部32およびグリップ凹部33の上下方向のいずれかの部分にフィットし密着させて、手指の長さに差がある場合でも、本体ケース1を確りと保持することができる。なお、図9(a)に示すグリップ態様においては、親指の腹を鞍部29の右側斜面にあてがい、残る4指と母指球で握り柄部43を前後に握り保持することにより、本体ケース1を確りと保持して、かみそりヘッド2の前面をユーザーと正対させることができる。
The length of the finger varies depending on the user, but in order to cope with such a situation, the
図9(b)に示すグリップ態様においては、中指、薬指、小指と、母指球および掌で握り柄部43を握り保持し、さらに親指で指掛け凹部32を保持して、本体ケース1を確りと保持した状態で、かみそりヘッド2の前面をユーザーと正対させることができる。この状態の母指球は下側の膨出部26の表面に密着しており、親指の腹は図9(b)に向かって左側の指掛け凹部32および隣接縁47にフィットし密着するので、本体ケース1を確りと保持することができる。なお、図9(b)に示すグリップ態様においては、親指の腹を横指掛け部36にフィットし密着させた状態にして、本体ケース1を斜めに傾斜した姿勢で確りと保持することができる。その場合には、掌で握り柄部43を前面側から包むようにして握り保持するとよい。
In the grip mode shown in FIG. 9 (b), the gripping
図10(a)に示すグリップ態様においては、人差し指、中指、薬指、小指と、母指球で握り柄部43を前後に握り保持し、さらに親指の腹を親指用指掛け凹部35にあてがって、本体ケース1を確りと保持した状態で、かみそりヘッド2の前面をユーザーと正対させることができる。この状態の握り柄部43は、親指を除く4指と母指球で前後に握り保持され、さらに親指の腹が親指用指掛け凹部35にフィットし密着するので、本体ケース1を確りと保持することができる。
In the grip mode shown in FIG. 10 (a), the
図10(b)に示すグリップ態様においては、親指の腹と人差し指の腹を一対の横指掛け部36にフィットし密着させて、本体ケース1を左右からつまむようにして保持できる。また、親指と人差し指の付け根の分岐部分で、握り柄部43の後面を支持して、本体ケース1を3点支持状に確りと保持して、安定した状態でひげ剃りを行える。このグリップ態様において、指受段部42は親指の腹および人差し指の腹に密着して両指が滑るのを防止する。
In the grip mode shown in FIG. 10 (b), the
図11(a)に示すグリップ態様においては、下側の膨出部26の上突湾曲部の両側に人差し指と親指をあてがい、人差し指側の横指掛け部36と指受段部42に中指の腹をあてがい、薬指で後くびれ部28を支持して、本体ケース1を確りと保持した状態でかみそりヘッド2を上向きに保持できる。このペン持状のグリップ態様は、図11(b)に示すように顎の下面側のひげを剃るのに適しており、他のグリップ形態に比べて、かみそりヘッド2を顎の曲面の変化に追随して密着させることができる。
In the grip mode shown in FIG. 11 (a), the index finger and the thumb are applied to both sides of the upper protruding curved portion of the
ユーザーによっては、図9ないし図11に示していないグリップ態様で、本体ケース1を握ることがある。その場合には、例えば、上下の膨出部25・26と、指掛け凹部32あるいはグリップ凹部33の双方にまたがる状態、即ち、ぐら付きやすく不安定な状態で、手指の腹がグリップケース17に密着する。あるいは、手指の腹が指掛け凹部32と横指掛け部36の双方にまたがる不安定な状態でグリップケース17に密着する。こうしたグリップ態様では、手指の腹はより安定した接触面の側、つまりフィットしやすい指掛け凹部32、グリップ凹部33、横指掛け部36のいずれかに密着する傾向がある。そのため、本体ケース1を握った当初の状態が不安定な状態であったとしても、いずれは握りやすい適正なグリップ態様で本体ケース1を握ることができる。
Depending on the user, the
図12(a)〜(d)は、それぞれ本発明に係るグリップ構造の変形例を示しており、そこでは、上下の膨出部25・26や横くびれ部27を省略して本体ケース1を形成している。図12(a)においては、本体ケース1の前面の左右に一対の指掛け凹部32を、ケース中心軸Pに対して斜めに傾斜する状態で長溝状に形成した。このように、指掛け凹部32が傾斜するのに伴って、本体ケース1のケース表面と指掛け凹部32の隣接縁47もケース中心軸Pに対して斜めに傾斜する。指掛け凹部32は内凹み状、あるいは後凹み状の湾曲面で形成してある。本体ケース1を握った状態では、親指の腹と、人差し指の第1関節の内面が左右の指掛け凹部32および隣接縁47の上部にフィットし密着し、さらに母指球と掌の一部が左右の指掛け凹部32の下部に密着する状態で、本体ケース1を確りと保持することができる。
12 (a) to 12 (d) respectively show modifications of the grip structure according to the present invention, in which the upper and lower bulging
図12(b)においては、本体ケース1の上部に直線状の指掛け凹部32を設け、本体ケース1の下部に直線状のグリップ凹部33を、それぞれケース中心軸Pに対して斜めに傾斜する状態で長溝状に形成した。指掛け凹部32とグリップ凹部33は、逆向きに傾斜させてある。本体ケース1を握った状態では、親指の腹が指掛け凹部32および隣接縁47の上部にフィットし密着し、さらに母指球の一部がグリップ凹部33に密着する状態で、本体ケース1を確りと保持することができる。
In FIG. 12B, a linear finger-hanging
図12(c)においては、本体ケース1の正面の上部に指掛け凹部32をU字溝状に形成した。U字溝状の内大半の部分と隣接縁47はケース中心軸Pに対して斜めに傾斜している。本体ケース1を握った状態では、親指の腹が指掛け凹部32の上部の凹部端にフィットし密着する状態で、本体ケース1を確りと保持することができる。
In FIG. 12 (c), a
図12(d)においては、本体ケース1の上部に指掛け凹部32を、たすき掛け状に形成し、本体ケース1の下部に逆U字状のグリップ凹部33を形成した。逆U字状のグリップ凹部33の大半の部分と、指掛け凹部32および隣接縁47は、ケース中心軸Pに対して斜めに傾斜している。本体ケース1を握った状態では、親指の腹が指掛け凹部32の上部にフィットし密着し、さらに母指球の一部が、湾曲するグリップ凹部33の多くの部分に密着する状態で、本体ケース1を確りと保持することができる。
In FIG. 12 (d), a finger-hanging
上記の実施例では、指掛け凹部32を上側の膨出部25の周縁に沿って左右対称に設けたがその必要はなく、上側の膨出部25の周縁の左右いずれか一側にのみ形成してあってもよい。同様にグリップ凹部33は、下側の膨出部26の周縁の左右いずれか一側にのみ形成してあってもよい。さらに、グリップ凹部33は下側の膨出部26の周縁に沿って周回状に形成する必要はなく、下側の膨出部26の傾斜するラウンド周縁に沿って馬蹄形状に形成してあってもよい。グリップケース17は省略することができ、その場合には、前ケース15に上下の膨出部25・26や横くびれ部27などを設けるとよい。
In the above embodiment, the
上記の実施例では、本体ケース1の上下中途部に、鞍部29に対応して横くびれ部27と後くびれ部28を設けるようにしたがその必要はなく、本体ケース1は図11において説明したように、鞍部29および両くびれ部27・28を省略した構造であってもよい。本発明の適用対象は、ロータリー式の電気かみそり以外に、レシプロ式の電気かみそりや、縦軸回りに内刃を駆動する縦軸回転刃構造の電気かみそりなどにも適用できる。また、外刃を備えておらず、内刃のみでひげ切断を行う電気かみそりにも適用できる。電気かみそりは、かみそりヘッド2が前後や左右に傾動する構造である必要はなく、本体ケース1に対してかみそりヘッド2が傾動不能に固定してある電気かみそりであってもよい。
In the above-described embodiment, the side constricted
1 本体ケース
2 かみそりヘッド
17 グリップケース
25 上側の膨出部
26 下側の膨出部
27 横くびれ部
28 後くびれ部
29 鞍部
32 指掛け凹部
33 グリップ凹部
35 親指用指掛け凹部
36 横指掛け部
45 尾根部
P ケース中心軸
DESCRIPTION OF
Claims (15)
本体ケース(1)の上部の前面に、指先を受止める指掛け凹部(32)が長溝状に形成されており、
指掛け凹部(32)が内凹み状の湾曲面で形成してあることを特徴とする電気かみそり。 An electric razor having a razor head (2) at the top of the body case (1) which also serves as a grip,
On the front surface of the upper part of the main body case (1), a finger-hanging recess (32) for receiving a fingertip is formed in a long groove shape,
An electric shaver characterized in that the finger-hanging recess (32) is formed of an indented curved surface.
膨出部(25)の周縁に連続する裾部分に、指掛け凹部(32)が内凹み状の湾曲面で形成してある請求項1または2に記載の電気かみそり。 A bulging portion (25) is bulged on the front surface of the upper part of the main body case (1),
The electric shaver according to claim 1 or 2, wherein a finger-hanging concave portion (32) is formed as an indented curved surface at a skirt portion continuous to the periphery of the bulging portion (25).
下側の膨出部(26)の傾斜する周縁に沿って、母指球ないし手指を受止めるグリップ凹部(33)が内凹み状の湾曲面で形成してある請求項1から3のいずれかひとつに記載の電気かみそり。 An upper bulge portion (25) and a lower bulge portion (26) are bulged and formed on the upper and lower sides of the front surface of the main body case (1) with a vertical gap therebetween,
4. A grip recess (33) for receiving a thumb ball or a finger is formed by an indented curved surface along the inclined peripheral edge of the lower bulge (26). The electric razor described in one.
上側の膨出部(25)の周縁に連続して指掛け凹部(32)が形成され、下側の膨出部(26)の周縁に連続してグリップ凹部(33)が形成してある請求項4に記載の電気かみそり。 The peripheral edge of the upper bulge part (25) is formed in a lower protruding curve, the peripheral edge of the lower bulge part (26) is formed in an upper protruding curve,
A finger-hanging recess (32) is formed continuously around the periphery of the upper bulging portion (25), and a grip recess (33) is formed continuously around the periphery of the lower bulging portion (26). 4. The electric razor according to 4.
指掛け凹部(32)とグリップ凹部(33)がX字状に連続している請求項4または5に記載の電気かみそり。 The finger hanging recess (32) provided in the upper bulge (25) and the grip recess (33) provided in the lower bulge (26) are smoothly and continuously connected.
The electric shaver according to claim 4 or 5, wherein the finger hanging concave portion (32) and the grip concave portion (33) are continuous in an X shape.
前記尾根部(45)の曲率が、前記後くびれ部(28)の曲率より大きく設定してある請求項8または9に記載の電気かみそり。 A rear constriction portion (28) corresponding to the flange portion (29) is formed on the rear surface of the main body case (1),
The electric razor according to claim 8 or 9, wherein a curvature of the ridge (45) is set larger than a curvature of the rear constriction (28).
横くびれ部(27)と指掛け凹部(32)の間に横指掛け部(36)が形成してある請求項1から10のいずれかひとつに記載の電気かみそり。 Side constrictions (27) are formed on the left and right of the body case (1),
The electric shaver according to any one of claims 1 to 10, wherein a horizontal finger hooking portion (36) is formed between the horizontal constricted portion (27) and the finger hooking concave portion (32).
滑止め段部(39)の長さ(T)が、滑止め体(38)のリブ高さ(t)より大きく設定してある請求項13または14に記載の電気かみそり。 A group of rib-like non-slip bodies (38) is formed in the thumb finger-hanging recess (35), and a non-slip step (39) is formed at the upper end of the thumb finger-holding recess (35).
The electric shaver according to claim 13 or 14, wherein the length (T) of the anti-slip step (39) is set to be greater than the rib height (t) of the anti-slip body (38).
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