JP2016153944A - 表示装置、表示制御方法、表示制御プログラム - Google Patents

表示装置、表示制御方法、表示制御プログラム Download PDF

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智弘 小川
将 井上
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将 井上
剛 木本
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剛 木本
松井 徹
Toru Matsui
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Abstract

【課題】操作しやすい表示装置を提供する。
【解決手段】GUIを表示させる表示部と、前記表示部に対する接触を検出するタッチセンサーと、前記タッチセンサーの出力に基づいて、任意の前記GUI表示下で前記タッチセンサーに対して特定の操作が行われたことを検出すると、当該GUIにかかわらず特定の処理を行う制御部と、を備える表示装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置、表示制御方法、表示制御プログラムに関する。
従来、頭部装着型表示装置(Head Mounted Display:HMD)の一形態として眼鏡型のHMD(所謂スマートグラス)が知られている(例えば特許文献1)。
特開2014−174790号公報
スマートグラスの操作方法として、従来はスマートグラスとは別体のタッチパッドに対して操作を行う方法や、特許文献1に記載されているように指先にタッチセンサーを装着した状態で指と指とを合わせる等のジェスチャーをする方法等があった。しかし従来の操作方法では、直観的な操作がしづらいという問題があった。
本発明は、操作しやすい表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための表示装置は、GUI(Graphical User Interface)を表示させる表示部と、前記表示部に対する接触を検出するタッチセンサーと、前記タッチセンサーの出力に基づいて任意の前記GUI表示下で前記タッチセンサーに対して特定の操作が行われたことを検出すると、前記GUIにかかわらず特定の処理を行う制御部と、を備える。
任意のGUIが表示されている状態で当該GUIに関わらず特定の処理を行うとは、すなわち、表示中のGUIから直接受け付け可能な指示に対応する処理はもちろん、表示中のGUIから直接受け付け可能な指示以外の指示であっても受け付けて当該指示に対応する処理(特定の処理)を実行可能であることを示している。ユーザーは、表示部(タッチセンサー)に対して特定の操作をすることで、表示部に表示中のGUIに関わらず特定の処理を表示装置に実行させることができる。したがって、表示中のGUIからは実行を直接指示できない特定の処理の実行を指示するために、例えば表示中のGUIを操作して特定の処理の実行を指示するためのGUIを表示させる等の手順を踏む必要がないため、ユーザーにとって操作しやすい表示装置を提供できる。
さらに、上記目的を達成するための表示装置において、前記特定の処理は、実行中のアプリケーションを一括で終了させる処理であってもよい。
実行中のアプリケーションを終了させる場合、従来なら例えば、アプリケーション管理GUIを表示させるための操作をまず行い、表示されたアプリケーション管理GUIにおいて提示される実行中のアプリケーション一覧に対して個別にまたは一括で終了指示を与える等の手順をユーザーは踏む必要があった。本構成の場合、アプリケーション管理GUIを表示させるための操作をする必要はなく、表示部に対して特定の操作をすることで直接アプリケーションの一括終了を指示することができる。一括終了指示がなされた際に実行中のアプリケーションの総数は複数であってもよいし単数であってもよい。少なくとも一つ以上の実行中のアプリケーションをユーザーの表示部への特定の操作で一括終了させることができ、ユーザーにとって便利である。
なお、本構成は、上述のアプリケーション管理GUIが表示された状態で表示部に対して特定の操作が行われた場合にもアプリケーションの一括終了が実行されることを排除していない。表示されているGUIの内容にかかわらず、表示部に対して特定の処理がなされるとアプリケーションの一括終了が実行されてよい。
また、本構成におけるアプリケーションの一括終了は表示装置の電源を切る過程等で行われるものではなくてもよい。すなわち、一括終了後は再び任意のアプリケーションが実行されるのを待機する状態となってもよい。
さらに、上記目的を達成するための表示装置において、前記特定の操作は、前記タッチセンサー上での1回以上のスライド操作であってもよい。
本構成を採用することにより表示装置は、表示部のタッチセンサーに対して1回以上のスライド操作を検出すると、当該操作に対応付けられた特定の処理を実行することができる。スライド操作は、タッチセンサーに指等のオブジェクトを接触させたままタッチセンサー上を移動させる操作であり、スワイプ等とも呼ばれる。フリックと呼ばれる、はじくようにタッチセンサー上を移動させる操作も、上述のスライド操作に含まれてよい。
なお、表示部に対する1回以上のスライド操作は、表示部を拭く動作と類似している。表示部を拭く動作は、一般的に表示部の汚れを取り除いて綺麗にするために行われる。例えば、特定の処理が実行中のアプリケーションの一括終了である場合、表示部を綺麗にするために表示部を拭う動作と、アプリケーションを一括終了してメモリーを開放する処理とが対応付けられることは、ユーザーの感覚に合致しやすい。したがってこのような構成を備えた表示装置はユーザーにとって直感的に操作しやすい。しかも、表示部を拭う動作は一般的に行われる動作であり奇異な動作ではないため、ユーザーは周囲の人物に違和感を持たれることなく当該動作を行うことができる。
なお、特定の操作は1回以上のスライド操作に限定されないし、特定の処理についてもアプリケーションの一括終了に限定されない。表示部のタッチセンサーに対する特定の操作に応じてなされる特定の処理は、様々な組み合わせを採用可能であるが、特定の操作が表示部に対して行われる状況と特定の処理が実行される状況との間になんらかの関連があることが望ましい。例えば、表示部に対する特定の操作がなされた後にユーザーに実行を指示される頻度が高いことが想定される処理を特定の処理としてもよい。また例えば、特定の処理が実行される前に表示部に対してしておくことが望ましいと考えられる操作を特定の操作としてもよい。また例えば、表示部に対する特定の操作とユーザーが直感的に結びつけやすい(対応付けやすい)と考えられる処理を特定の操作としてもよい。
なお、上述のように、任意のGUI表示下で表示部のタッチセンサーに対して特定の操作が行われたことを検出すると、当該GUIにかかわらず特定の処理を行う手法は、表示制御方法の発明や表示制御プログラムの発明としても成立する。また請求項に記載された各部の機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら各部の機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
スマートグラスを示す外観図。 スマートグラスを示すブロック図。 表示部に対する操作例を説明する図。 操作受付処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら以下の順に説明する。尚、各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
1.第一実施形態:
1−1.構成:
図1は、本発明にかかる表示装置としてのスマートグラス1の外観構成を示す説明図である。図2は、スマートグラス1の構成を機能的に示すブロック図である。スマートグラス1は、眼鏡型のヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display:HMD)として構成されている。本実施形態のスマートグラス1は、ユーザーが、表示部に表示された画像(表示画像)を視認すると同時に外景も直接視認可能な光学透過型のHMDである。
スマートグラス1は、ユーザーの頭部に装着された状態においてユーザーに表示画像を視認させる装着体200と、装着体200を制御するコントローラー100と、を備えている。装着体200は、本実施形態では眼鏡形状を有している。装着体200は、眼鏡のレンズに相当する部分である表示部30と、表示部30の縁を支持する枠部33と、枠部33と接続し装着時にユーザーの耳に掛け持たれる保持部50と、表示駆動部20と、タッチパネル42と、外景撮像カメラ61と、を含む。なお、本明細書において「上下左右」は、装着体200をユーザーの頭部に装着した状態において当該ユーザーにとっての上下左右を意味する。
表示部30は右光学像表示部31および左光学像表示部32を含む。右光学像表示部31および左光学像表示部32は、それぞれ、ユーザーが装着体200を装着した際にユーザーの右および左の眼前に位置するように配置されている。右光学像表示部31および左光学像表示部32は縁が枠部33に固定されている。保持部50は右保持部51および左保持部52を含む。右保持部51および左保持部52は、眼鏡のテンプルのようにして、ユーザーの頭部に装着体200を保持させる。表示駆動部20は右表示駆動部21および左表示駆動部22を含む。右表示駆動部21と左表示駆動部22とは、保持部50の内側、すなわち保持部50の、ユーザーが装着体200を装着した際のユーザーの頭部側に配置されている。
右表示駆動部21は、光源として機能する右バックライト(BL)制御部211および右BL212と、表示素子として機能する右LCD制御部213および右LCD214と、右投写光学系215と、を含んでいる。右投写光学系215は、右LCD214から射出された画像光を並行状態の光束にするコリメートレンズによって構成される。右光学像表示部31は、右導光板310と、図示しない調光板とを含んでいる。右導光板310は、右投写光学系215から出力された画像光を、所定の光路に沿って反射させつつユーザーの右眼REに導く。
左表示駆動部22は、光源として機能する左バックライト(BL)制御部221および左BL222と、表示素子として機能する左LCD制御部223および左LCD224と、左投写光学系225と、を含んでいる。左投写光学系225は、左LCD224から射出された画像光を並行状態の光束にするコリメートレンズによって構成される。左光学像表示部32は左導光板320と図示しない調光板とを含む。左導光板320は、左投写光学系225から出力された画像光を、所定の光路に沿って反射させつつユーザーの左眼LEに導く。
右導光板310および左導光板320は、光透過性の樹脂材料等によって形成されている。調光板は、薄板状の光学素子であり、ユーザーの眼の側とは反対の側である装着体200の表側を覆うように配置されている。調光板は、導光板310,320を保護し、導光板310,320の損傷や汚れの付着等を抑制する。また、調光板の光透過率を調整することによって、ユーザーの眼に入る外光量を調整して表示画像の視認のしやすさを調整できる。なお、調光板は省略可能である。
タッチパネル42は調光板のユーザーの頭部側とは反対側の面に設けられている。調光板が省略されている場合は、タッチパネル42は右導光板310のユーザー頭部側とは反対側の面に設けられる。タッチパネル42は、想定する「特定の操作」を検出可能であればどのような種類のタッチパネルであってもよい。本実施形態においては、指による直接の接触に加え、不導体の布や紙製品等を介した指等での接触を想定するため、そのような接触をも検出可能な方式(例えば抵抗膜式)のタッチパネルが採用される。タッチパネル42と接続する図示しないタッチパネルI/F部は枠部33内に内蔵されている。タッチパネル42に対して接触操作がなされた場合に、接触位置の二次元座標を示す信号をタッチパネルI/F部が制御部10に対して出力する。
外景撮像カメラ61は、ユーザーが装着体200を装着した際のユーザーの眉間に対応する位置に配置されている。外景撮像カメラ61は、外部の景色である外景を撮像し、外景画像を取得する。本実施形態における外景撮像カメラ61は、単眼カメラであるが、ステレオカメラであってもよい。
装着体200はさらに、装着体200をコントローラー100に接続するための接続部70を有している。接続部70は、コントローラー100に接続される本体コード78と、本体コード78から分岐した右コード72および左コード74と、連結部材76と、を含んでいる。右コード72は、右保持部51の先端から右保持部51の筐体内に挿入され、右表示駆動部21やタッチパネルI/F部や外景撮像カメラ61に接続されている。左コード74は、左保持部52の先端から左保持部52の筐体内に挿入され、左表示駆動部22に接続されている。連結部材76は、本体コード78と、右コード72および左コード74と、の分岐点に設けられ、イヤホンプラグ80を接続するためのジャックを有している。イヤホンプラグ80からは、右イヤホン81および左イヤホン82が延伸している。装着体200とコントローラー100とは、接続部70を介して各種信号の伝送を行なう。本体コード78における連結部材76とは反対側の端部にはコネクターが設けられており、コントローラー100に対して脱着可能である。
コントローラー100は、スマートグラス1を制御するための装置である。コントローラー100は、制御部10と、電源11と、操作部12と、通信I/F部13と、を含んでいる。制御部10は、CPU,RAM,ROM等を含み、ROMやRAMに記録されたオペレーティングシステム(OS)や、アプリケーションや、ミドルウェア等各種プログラムを、RAM等を用いてCPUが実行することによってスマートグラス1を制御する。
操作部12は、決定キー121、タッチパッド124、方向キー126、電源スイッチ128等を含む。決定キー121は、押下操作されると、コントローラー100で行われた操作内容を決定する信号を出力するキーである。タッチパッド124は、タッチパッド124の操作面上でのユーザーの指等の操作を検出して、検出内容に応じた信号を出力する。方向キー126は、上下左右方向に対応するキーへの押下操作がなされると、検出内容に応じた信号を出力するキーである。電源スイッチ128は、スイッチのスライド操作がなされると、スマートグラス1の電源投入状態を切り替えるスイッチである。
通信I/F部13は、コンテンツサーバー、テレビ、パーソナルコンピューター等の外部の機器との間で有線通信(例えばUSB等)または無線通信(例えばWi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等)を行なうためのインターフェース回路を備えている。
制御部10が実行するミドルウェアには表示制御プログラムや画像処理プログラムや音声処理プログラムや指示受付プログラム等が含まれる。表示制御プログラムは、左右の表示駆動部21,22のそれぞれによる画像光の生成および射出を制御する機能を制御部10に実現させる。具体的には、右LCD制御部213による右LCD214の駆動ON/OFF、右BL制御部211による右BL212の駆動ON/OFF、左LCD制御部223による左LCD224の駆動ON/OFF、左BL制御部221による左BL222の駆動ON/OFFなど、を個別に制御する機能を実現させる。
画像処理プログラムは、表示対象データに含まれる画像信号に基づいて右目用画像データと左目用画像データを生成し、右表示駆動部21と左表示駆動部22にそれぞれ送信する機能を制御部10に実現させる。音声処理プログラムは、再生対象データに含まれる音声信号を取得し、取得した音声信号を図示しない増幅器によって増幅させ、左右のイヤホン81,82内の図示しないスピーカーに供給する機能を制御部10に実現させる。操作受付プログラムは、操作部12に対する操作やタッチパネル42に対する操作がなされたことを示す情報を取得した場合に、当該操作に応じた処理を実行させる機能を制御部10に実現させる。
制御部10がOSやミドルウェアやアプリケーションを実行することにより、スマートグラス1はユーザーの操作に応じた処理を実行できるとともに表示部30に表示される情報を変化させてユーザーに案内することができる。なお、アプリケーションには、例えば音声再生アプリや動画再生アプリ、画像閲覧アプリ等が含まれる。これらのアプリケーションは、OSやミドルウェアと協業することでその機能をスマートグラス1に実現させることができる。
1−2:表示部への操作と対応する処理:
図3は、タッチパネル42に対する操作例を示す図である。同図は、装着体200を装着したユーザーの頭部を正面側から見た様子を表している。なお、図3ではコントローラー100や左右のイヤホン81,82等の図示を省略している。
スマートグラス1には複数のアプリケーションがインストールされており、ユーザーは複数のアプリケーションを起動し、同時に実行状態とすることができる。複数のアプリケーションが実行状態にある場合に図3に示すようにユーザーが布Cを用いてタッチパネル42の表面を拭うと、表示中のGUIの内容にかかわらず制御部10は実行中の複数のアプリケーションを一括で終了させる。
図4を参照しながら具体的に説明する。制御部10が図4に示す処理を開始(ステップS100)した後で、ユーザーが布Cを用いてタッチパネル42を拭う、すなわち、本例においてはユーザーが布Cを介して指をタッチパネル42に押しつけた状態でタッチパネル42の検出面上を往復移動させると、タッチパネルI/F部の出力に基づいて制御部10が当該往復運動を示す情報を取得する。そして制御部10は、当該情報に基づいてユーザーが行った布Cを用いたタッチパネル42に対する操作が、タッチパネル42上での1回以上のスライド操作に該当するか否かを判断する(ステップS105)。ステップS105において、該当しないと判断した場合(ステップS105がNO)、制御部10の処理は、ステップS105の前に戻り、ユーザーの次の操作を待つ状態となる。該当すると判断した場合(ステップS105がYESの場合)、制御部10は実行中のアプリケーションを一括で終了させる(ステップS110)。制御部10はアプリケーションの終了に伴って、当該アプリケーションが使用していたメモリー領域を開放する。また、制御部10はアプリケーションの終了に伴って、表示部30において当該アプリケーションに関連するGUIの表示を終了する。アプリケーションの一括終了後は、オペレーティングシステム起動後であって、なんらかのアプリケーションが起動される前の状態と同様の状態となる(表示部30には例えばホーム画面が表示される)。ステップS110の後、制御部10は、ユーザーの操作によりスマートグラス1の電源がOFFされたか否かを判断する(ステップS115)。電源がOFFされた場合(ステップS115がYES)には、制御部10は図4に示す処理を終了(ステップS120)する。電源がOFFされていない場合(ステップS115がNO)は、制御部10の処理は、ステップS105の前に戻り、ユーザーの次の操作を待つ状態となる。なお、図4には示されていないが、ステップS110のアプリケーションの一括終了処理には、実行中のアプリケーションの有無を判定する判定ステップと、実行中のアプリケーションを特定する特定ステップとが含まれる。判定ステップにおいて、実行中のアプリケーションが一つもないと判定された場合は、制御部10の処理はステップS105の前に戻り、ユーザーの次の操作を待つ状態となる。
視界をクリアにするために表示部30を拭いて表面を綺麗にするという動作と、新たなアプリケーションの実行に備えて現在実行中のアプリケーションを終了させてメモリーを開放させる処理とを、ユーザーは感覚的に結びつけやすいと考えられる。そのため、本実施形態のスマートグラス1は直観的な指示入力方法をユーザーに提供することができる。また、スマートグラス1を用いてなんらかの作業が一段落した後、あるいは、なんらかの作業を始める前に、一旦表示部30を拭いて綺麗にすることは不自然ではない。その際に、実行中のアプリケーションを一括終了することができれば、操作部12を介して後述のような複数の手順を踏んで実行中のアプリケーションを終了させる場合よりもユーザーにとって便利である。
従来は、実行中のアプリケーションを終了するためには、アプリケーション管理GUIを表示させ、アプリケーション管理GUIで提示される実行中のアプリケーション一覧から個別に(あるいは一括で)アプリケーションを終了させるという手順を踏むことが一般的であった。本実施形態では、アプリケーション管理GUIが表示されていない状態から、当該GUIを表示するための操作をしてアプリケーション管理GUIを表示させるという手順を必要としない。そのためユーザーにとって使い勝手がよい。なお例えば、アプリケーション管理GUIが表示された状態でユーザーがタッチパネル42を拭う操作をした場合も同様にアプリケーションの一括終了が可能である。すなわちスマートグラス1は、1回以上のスライド操作が検出される前の表示部30の表示内容にかかわらず、当該操作を検出すると実行状態のアプリケーションを一括終了させることができる。もちろん、アプリケーション管理GUIが表示された状態で操作部12を用いて個別または一括でアプリケーションを終了させる指示を与えることもできてよい。
なお、図3はユーザーが頭部に装着体200を装着したまま布Cでタッチパネル42を拭っている様子を表しているが、装着体200を頭部から取り外した状態でタッチパネル42を拭う場合も制御部10がアプリケーションの一括終了を実行可能であることはもちろんである。
2.他の実施形態:
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、1回でもスライド操作を検出した場合は特定の処理としてのアプリケーションの一括終了が行われる仕様であったが、1回のみのスライド操作では特定の処理が行われなくてもよい。例えばスマートグラス1においてタッチパネル42に対する1回のスライド操作と表示要素のスクロール処理やカーソルの移動処理等とが対応付けられている場合は、「特定の処理」は例えば2回以上のスライド操作がなされた場合に実行される仕様であってもよい。その結果、ユーザーが意図しないタイミングで特定の処理が実行されるという誤動作を防止できる。なお、2回以上のスライド操作を構成する個々のスライド操作は、タッチセンサーに接触したまま行われる形態や、都度タッチセンサーから離して再度接触して行われる形態の両方を含む。後者の場合は例えば予め決められた所定時間以内に2回以上のスライド操作がなされた場合に「特定の操作」として検出される。2回以上のスライド操作を構成する個々のスライド操作のタッチパネル上の移動方向は任意であるが、例えば、往復運動のように直前のスライド操作における移動方向の逆方向へ移動する形態であってもよい。このような往復運動を検出した場合に特定の処理が実行されてもよい。このような往復運動は眼鏡のレンズを拭く動作にまさに類似している。
なお、上記実施形態では、タッチパネルは右光学像表示部31側に設けられている例を挙げたが、左光学像表示部32側に設けられてもよいし、両方に設けられてもよい。その場合、左右いずれかのタッチパネルに対して特定の操作が行われた場合に特定の処理が実行されてもよいし、予め決められた所定時間以内に左右両方のタッチパネルに対して特定の操作が行われた場合に特定の処理が実行されてもよい。
また、上記実施形態では右光学像表示部31の頭部とは反対側の面にタッチパネルが設けられている構成を例に挙げたが、右光学像表示部31の頭部側の面にタッチパネルが設けられてもよいし、両方の面にそれぞれタッチパネルが設けられてもよい(左光学像表示部32についても同様)。光学像表示部の両方の面にタッチパネルが設けられている構成においては、両方のタッチパネルに対して同一期間内にそれぞれ1回以上のスライド操作が検出された場合に制御部10は特定の処理を実行するようにしてもよい。
また上記実施形態では、表示部30のタッチパネルに対する特定の操作にのみ応じて特定の処理が実行される例を説明したが、例えば表示部30のタッチパネル以外に装着体200に設けられたなんらかのボタンあるいはタッチセンサー等を操作しながら表示部30のタッチパネル上で1回以上スライド操作したことを検出した場合に制御部10は特定の処理を実行するようにしてもよい。コントローラー100の操作部12を操作しながら表示部30のタッチパネルを1回以上スライド操作した場合に特定の処理が実行されてもよい。このような、表示部30のタッチパネルとは別の操作部に対する操作と表示部30のタッチパネルに対する操作とが組み合わされた場合に特定の処理を実行させる構成の場合、特定の処理を実行させることなく単に表示部を拭うことも可能となる。
また、タッチセンサーとして採用されるのは、接触位置の2次元座標を出力するセンサーに限定されない。特定の操作の態様に応じて適宜選択可能である。特定の操作を検出できる限りにおいて1次元座標が出力されるセンサーであってもよいし、単に接触の有無を出力するセンサーであってもよい。また、タッチセンサーに対する接触の有無や、接触検出面と平行な方向における移動を検出するのみならず、接触検出面に対する押圧力をも検出可能なタッチセンサーが採用されてもよい。その場合、特定の操作は、接触の有無や接触検出面に平行な方向への移動に加えて、押圧力にも基づいて規定されてもよい。
上記実施形態では、特定の操作として1回以上のスライド操作を挙げ、特定の処理としてアプリケーションの一括終了を挙げたが、他にも様々な組み合わせが考えられる。例えば特定の処理として、アプリケーションは終了させずホーム画面に戻る処理が実行されてもよいし、あるいは、特定のアプリケーションを起動させる処理が実行されてもよい。
なお本発明は、スマートグラス等のHMDに限定されず、スマートフォンやタブレット端末、テレビ、インタラクティブプロジェクター(ホワイトボード)など、携帯型や据え置き型の様々な表示装置にももちろん適用可能である。
1…スマートグラス、10…制御部、11…電源、12…操作部、13…通信I/F部、20…表示駆動部、21…右表示駆動部、22…左表示駆動部、30…表示部、31…右光学像表示部、32…左光学像表示部、33…枠部、42…タッチパネル、50…保持部、51…右保持部、52…左保持部、61…外景撮像カメラ、70…接続部、72…右コード、74…左コード、76…連結部材、78…本体コード、80…イヤホンプラグ、81…右イヤホン、82…左イヤホン、100…コントローラー、200…装着体、C…布

Claims (5)

  1. GUIを表示させる表示部と、
    前記表示部に対する接触を検出するタッチセンサーと、
    前記タッチセンサーの出力に基づいて、任意の前記GUI表示下で前記タッチセンサーに対して特定の操作が行われたことを検出すると、当該GUIにかかわらず特定の処理を行う制御部と、
    を備える表示装置。
  2. 前記特定の処理は、実行中のアプリケーションを一括で終了させる処理である、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記特定の操作は、前記タッチセンサー上での1回以上のスライド操作である、
    請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. GUIを表示させる表示部と、
    前記表示部に対する接触を検出するタッチセンサーと、
    制御部と、を備える表示装置において、
    前記制御部が、前記タッチセンサーの出力に基づいて、任意の前記GUI表示下で前記タッチセンサーに対して特定の操作が行われたことを検出すると、当該GUIにかかわらず特定の処理を行うことを含む表示制御方法。
  5. GUIを表示させる表示部と、
    前記表示部に対する接触を検出するタッチセンサーと、
    制御部と、を備える表示装置において、
    前記タッチセンサーの出力に基づいて、任意の前記GUI表示下で前記タッチセンサーに対して特定の操作が行われたことを検出すると、当該GUIにかかわらず特定の処理を行う機能を前記制御部に実現させる表示制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020503595A (ja) * 2016-12-05 2020-01-30 グーグル エルエルシー 拡張現実および/またはバーチャルリアリティ環境におけるセッションの終了の検出

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