JP2016152848A - Vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、掃除機本体の電動送風機の吸込側に連通する吸込口体を備えた電気掃除機に関する。 Embodiment of this invention is related with the vacuum cleaner provided with the suction inlet body connected to the suction side of the electric blower of a vacuum cleaner main body.
従来、例えば電気掃除機として、被掃除面上に載置される吸込口体としての床ブラシを備えているものがある。このような床ブラシは、横長のケース体と、このケース体と延長管などとを接続する接続管とを備えている。そして、このような床ブラシは、例えば家具間の隙間などの、ケース体の横幅が入らない隙間や、ベッドの下の隙間などの、延長管などが当たって邪魔になる隙間に対してケース体を挿入できるようにするために、接続管をケース体に対して回動可能に接続し、ケース体の向きを変えたり、延長管の高さを低くしたりすることを可能としている。 2. Description of the Related Art Conventionally, for example, some vacuum cleaners include a floor brush as a suction port placed on a surface to be cleaned. Such a floor brush includes a horizontally long case body and a connecting pipe that connects the case body to an extension pipe or the like. And such a floor brush is a case body with respect to the gap which does not enter the width of a case body, such as the gap between furniture, and the gap which obstructs an extension pipe etc., such as a gap under a bed. In order to be able to insert the connecting tube, the connecting tube is pivotally connected to the case body, and the orientation of the case body can be changed and the height of the extension tube can be reduced.
そして、このような接続管は、ケース体側に保持された被保持管の一部を軸回り方向に回動可能に接続し、この被保持管に対して回転管を軸方向と交差する方向に回動可能に接続することで、多様な角度に回動させることができ、利便性が向上する。しかしながら、例えば電源として電池(二次電池)を用いる電気掃除機の場合、外部電源(商用交流電源)を電力とする電気掃除機と比較して吸込力が弱い傾向にあるため、砂ごみなどの比重が比較的大きい塵埃が集塵部へと吸い込みきれない場合に、被保持管と回転管との接続部からこれら回転管の隙間に入り込んで回転管の回動を妨げないようにすることが求められる。 Such a connecting pipe connects a part of the held pipe held on the case body side so as to be rotatable about the axis, and the rotating pipe is connected to the held pipe in a direction crossing the axial direction. By connecting in a rotatable manner, it can be rotated at various angles, and convenience is improved. However, for example, in the case of a vacuum cleaner that uses a battery (secondary battery) as a power source, the suction power tends to be weak compared to a vacuum cleaner that uses an external power source (commercial AC power source) as the power. When dust with a relatively large specific gravity cannot be sucked into the dust collecting part, it is possible to prevent the rotation of the rotating tube from entering the gap between the holding tube and the rotating tube through the connecting portion of the rotating tube. Desired.
本発明が解決しようとする課題は、回転管の一端部の位置にて回転管と保持部との隙間に塵埃を入り込みにくくした電気掃除機を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a vacuum cleaner that makes it difficult for dust to enter the gap between the rotating tube and the holding portion at the position of one end of the rotating tube.
実施形態の電気掃除機は、電動送風機を備えた掃除機本体と、電動送風機の吸込側に連通する吸込口体とを有する。この吸込口体は、吸込口と、保持部と、回転管と、風路部とを備える。保持部は、吸込口と連通する。回転管は、保持部に対して一端側が内挿され、軸方向と交差する方向に回動可能に保持される。風路部は、保持部と回転管とを連通する。回転管は、一端部に設けられ保持部に対する回動により風路部内に進出して回転管の回動軸に近い側から遠い側へと空気を導く整流面を有している。 The vacuum cleaner of an embodiment has a vacuum cleaner main body provided with an electric blower, and a suction port body communicating with the suction side of the electric blower. The suction port body includes a suction port, a holding portion, a rotating tube, and an air passage portion. The holding portion communicates with the suction port. One end side of the rotary tube is inserted into the holding portion, and the rotary tube is held so as to be rotatable in a direction crossing the axial direction. The air passage portion communicates the holding portion and the rotary tube. The rotating tube has a rectifying surface that is provided at one end and advances into the air passage portion by rotation with respect to the holding portion and guides air from the side near the rotation axis of the rotating tube to the far side.
以下、一実施形態の構成を図1ないし図4を参照して説明する。 The configuration of one embodiment will be described below with reference to FIGS.
図4において、11は電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、例えば使用者が全体を持ち運びながら使用して被掃除面の塵埃を掃除する、いわゆるスティック型(アップライト型)の電気掃除機である。 In FIG. 4, reference numeral 11 denotes a vacuum cleaner. This vacuum cleaner 11 is a so-called stick type (upright type) vacuum cleaner that a user uses while carrying the whole to clean dust on the surface to be cleaned. Machine.
そして、この電気掃除機11は、(一の)風路体である掃除機本体12と、この掃除機本体12に接続された延長管13と、この延長管13に接続されて被掃除面に載置される吸込口体としての(他の)風路体である床ブラシ14とを備えている。
The vacuum cleaner 11 includes a vacuum cleaner body 12 which is a (one) air passage body, an
掃除機本体12は、例えば本体部21と、この本体部21に対して着脱可能な集塵部22とを備えている。本体部21は、合成樹脂などにより形成された本体ケース25を備えており、この本体ケース25の内部に、電動送風機27、例えばマイコンなど制御手段(制御部)28、および、これらの電源である電池29などが収容されている。すなわち、掃除機本体12には、電動送風機27、制御手段28、および、電池29が備えられている。また、本体部21は、長手状に形成されており、長手方向の一端部に、床ブラシ14を被掃除面上で移動させて操作する把持操作用の手元操作部としての把持部であるハンドル31が突設され、長手方向の他端部に延長管13の一端部が挿入接続される接続部32が突設されている。そして、この本体部21は、ハンドル31を上端側として把持した状態で両端側を上下方向に傾斜状に沿わせて使用される。そして、この本体部21(本体ケース25)の内部には、接続部32から集塵部22へと連通する図示しない集塵風路部と、集塵部22から電動送風機27の吸込側に連通する図示しない連通風路部とが形成されている。
The vacuum cleaner main body 12 includes, for example, a
電池29は、本実施形態では、例えば充電可能な二次電池などが用いられる。すなわち、本実施形態の電気掃除機11は、充電式のコードレスクリーナである。なお、この電池29は、例えばハンドル31の下方(直下)の位置で掃除機本体12(本体部21)に配置されている。 In the present embodiment, for example, a rechargeable secondary battery is used as the battery 29. That is, the vacuum cleaner 11 of this embodiment is a rechargeable cordless cleaner. The battery 29 is disposed on the cleaner main body 12 (main body portion 21) at a position below (directly below) the handle 31, for example.
ハンドル31には、電動送風機27の動作などを設定する設定手段(設定部)としての設定ボタン36が上部に沿って配置されている。そして、この設定ボタン36は、制御手段28と電気的に接続されており、この設定ボタン36により設定された動作をするように制御手段28が電動送風機27を導通角制御などによって駆動制御するようになっている。
On the handle 31, a
接続部32は、円筒状に形成されており、先端側に本体吸込口38が開口されている。また、この接続部32の上部には、延長管13を掃除機本体12(本体吸込口38)に対して着脱可能に保持するクランプ39が設けられている。
The
本体吸込口38は、風路部の上流端となる部分であり、集塵部22と連通している。この本体吸込口38の内部には、延長管13と電池29および制御手段28などとを電気的に接続するための図示しない対をなす(一対の)端子部が露出している。
The main
集塵部22は、例えば電動送風機27の動作により空気とともに吸い込んだ塵埃を空気から分離して溜めるものである。この集塵部22は、例えばフィルタを用いるものや、直進分離をするものなど、任意のものを用いることができるが、本実施形態では、例えば塵埃を遠心分離(サイクロン分離)する、円筒状の集塵カップとする。この集塵部22は、本体部21の下端側の上部、すなわち接続部32の上部にて、ハンドル31の下方(前方)の位置に着脱可能となっている。そして、この集塵部22は、本体部21に取り付けられた状態で、この本体部21の長手方向に軸方向を沿わせるように配置される。
The dust collecting
延長管13は、掃除機本体12(本体部21)と床ブラシ14とを接続する長尺状の管部である。この延長管13は、一端側である基端側が接続部32(本体吸込口38)に挿入されてクランプ39により着脱可能に保持されているとともに、他端側である先端側に、床ブラシ14を着脱可能に保持する保持体としてのクランプ部40が配置されている。
The
そして、図1ないし図4に示すように、床ブラシ14は、延長管13の他端側、すなわち掃除機本体12と反対側の端部である下端部に着脱可能となっている。この床ブラシ14は、左右方向に長手状、すなわち横長のケース体45と、このケース体45に対して回動可能に突設された接続管46とを一体的に備えている。なお、以下、床ブラシ14の被掃除面上での走行方向を前後方向とし、この前後方向に直交する水平方向を左右方向とするとともに、上下方向については、床ブラシ14を被掃除面上に載置した状態を基準として説明する。また、床ブラシ14を被掃除面上に載置した状態で、ハンドル31の位置が被掃除面に対してJIS規格(JIS C9802)などの所定の規格により定められた所定距離範囲(例えば80cm±5cm)に位置する一般条件下となるように接続管46がケース体45に対して後方上側に所定角度範囲で傾斜した状態を、一般状態というものとする。
As shown in FIGS. 1 to 4, the
ケース体45には、被掃除面に対向する下部に吸込口51が開口されており、この吸込口51は、ケース体45内に設けられた吸込室52と連通している。この吸込口51には、本実施形態では、駆動部としての回転清掃体である図示しない回転ブラシが回転可能に設けられている。また、ケース体45内には、回転ブラシを回転駆動する駆動手段(駆動部)としてのモータ54と、このモータ54の駆動を制御する駆動手段制御部としての制御回路部55とが例えば接続管46を挟む両側の位置に収容されている。そして、このケース体45は、複数のケース部材に分割されており、これらケース部材を互いに組み立てることで形成されている。なお、回転ブラシ、モータ54および制御回路部55は、必須の構成ではない。
In the
また、接続管46は、ケース体45に保持された保持部としての被保持管56と、この被保持管56に気密に接続された回転管57とを備え、ケース体45の左右方向の中央部の後部に接続されて吸込口51(吸込室52)と連通している。さらに、この接続管46には、掃除機本体12(制御手段28および電池29)側から延長管13を経由して配線された図示しないリード線と電気的に接続される導電部としての接続ピン58,58が配置されている。これら接続ピン58,58は、モータ54および制御回路部55に給電するとともに信号を掃除機本体12側から送信するための図示しない導電線と電気的に接続されている。そして、この接続管46の内部には、吸込口51および電動送風機27の吸込側と連通する風路部59が形成されている。すなわち、この風路部59は、被保持管56と回転管57とを連通している。なお、本実施形態では、接続管46は、被保持管56と回転管57とにより構成されているが、被保持管56はケース体45と一体に設けてもよく、また、ケース体45に対して回動しないものでもよいため、以下、ケース体45または被保持管56を含んでケース体45側ということがある。
The connecting
被保持管56は、回転管Aなどとも呼ばれるものであり、ケース体45に固定された被固定管部61と、この被固定管部61に対して軸回り方向に回動可能に接続された回動管部62とを有し、吸込口51(吸込室52)と連通している。そして、この被保持管56の内部には、吸込口51(吸込室52)と連通して風路部59の上流側を構成する上流側風路部63が形成されている。
The held
被固定管部61は、前後方向に沿って軸方向を有するようにケース体45に配置されており、吸込室52の後部に一端部である前端部が対向してこの吸込室52(吸込口51)に対して気密に接続される部分である。また、この被固定管部61の前端部(回動管部62と反対側の端部)には、ケース体45により挟持される被固定部65がフランジ状に突出して設けられている。さらに、この被固定管部61の被固定部65よりも後方の位置には、回転管部62の前端部の位置を規制する規制凸部66がフランジ状に突設されている。この規制凸部66には、上記導電線を挿通する挿通開口67が一側部にて前後方向に貫通して設けられている。そして、この被固定管部61の内部には、上流側風路部63の上流側を構成する風路上流端部68が吸込口51側である上流側(前側)に向けて拡開状に設けられている。
The fixed
回動管部62は、被固定管部61と同軸状にこの被固定管部61の他端部である後端部に気密に接続されており、被固定管部61(ケース体45)に対して軸回り方向に回動可能となっている。この回動管部62は、上部がケース体45の外部(後部)に露出し、下部がケース体45により支持されている。また、この回動管部62の内部には、回転管57の前端側(上流端側)が内挿されて回動可能に軸支される軸支部71と、この軸支部71に連続し回転管57の回動位置を規制するストッパ部である規制部72とが設けられている。これら軸支部71および規制部72は、上流側風路部63の下流端を構成している。
The
軸支部71は、被固定管部61の風路上流端部68と連通する部分であり、この風路上流端部68の後端部(下流端部)に連続するように設けられている。この軸支部71は、回動管部62の回動軸62aに対して、この回動軸62aと交差(直交)する方向(左右方向)に軸方向を有する円筒面状の(一方および他方の)摺接面71a,71bと、回転管57を軸支する軸支面71cとを備えている。摺接面71a,71bは、一般状態で回動管部62内の上下に位置している。したがって、これら摺接面71a,71bは、後述する回転管57の回動軸75に対して相対的に近い側と遠い側とに位置している。軸支面71cは、一般状態で回転管部62内の左右に位置している。
The
規制部72は、回動管部62の径方向に沿って回動軸62a(中心軸)側に突出しており、軸支部71の摺接面71bの前端部(上流端部)と被固定管部61の風路上流端部68の後端部(下流端部)との間に段差状に形成されている。この規制部72は、一般状態で回動管部62内の下部に位置している。
The restricting
回転管57は、回転管Bなどとも呼ばれるもので、両側に回動軸75をそれぞれ備え、これら回動軸75がケース体45側である被保持管56(回動管部62)の内部(軸支部71(軸支面71c))に対して回動可能に接続されている。さらに、この回転管57は、長尺円筒状の回転管本体76と、この回転管本体76に一体的に取り付けられたカバー体77およびシャッタ部78とを備えている。また、この回転管57の内部には、(被保持管56を介して)吸込口51(吸込室52)と連通して風路部59の下流側を構成する風路部である下流側風路部79が形成されている。そして、この回転管57の上流端側である前端側には、ケース体45側の摺接面71a,71bと摺接する(一方および他方の)管摺接部80,81が上下に形成されている。
The
回動軸75は、円筒状に形成されており、一側部に位置する一方の回動軸75には、上記導電線が挿通されて外部へと導出されている。また、この回動軸75は、回転管57の前端部にてこの回転管57の中心軸57aに対して一側、一般状態で上側に偏って位置している。
The rotating
回転管本体76は、下流側風路部79を区画する内部に、上流端部(前端部)に傾斜面84と、この傾斜面84の上流側である前側に連続する整流面85とを備えている。そして、この回転管本体76の上流端である前端は、ケース体45側の規制部72に当接可能な当接部86となっている。
The rotary tube
傾斜面84は、上流側である前側から下流側である後側へと徐々に中心軸57a側に接近するように形成されている。したがって、この傾斜面84は、空気を下流側へと絞って流速を向上するように形成されている。この傾斜面84は、一般状態で回転管57(回転管本体76)内、すなわち下流側風路部79の上部に位置している。このため、この傾斜面84は、回転管57の中心軸57aに対して一側、すなわち回動軸75側(回動軸75に相対的に近い側)に位置している。
The
整流面85は、回転管57の上流端面を構成しており、傾斜面84の前端部から径方向外側、すなわち中心軸57aに対して反対側へと延びている。この整流面85は、一般状態で回転管57(回転管本体76)内、すなわち下流側風路部79の上部に位置している。このため、この整流面85は、回転管57の中心軸57aに対して一側、すなわち回動軸75側に位置している。また、この整流面85は、回転管57が相対的に上方へと回動した状態、すなわち当接部86が規制部72から離間された状態で、下流側に向かって回転管57の中心軸57a側へと傾斜するようになっている。すなわち、一般状態で整流面85は後方下側に向かって傾斜するようになっている。このため、整流面85は、風路部59内(上流側風路部63)を通過した空気を堰き止めることなく、回転管57の中心軸57aに対して反対側、換言すれば回動軸75から遠い側へと導くことが可能となっている。
The rectifying
カバー体77は、回転管本体76を軸方向に沿って覆うものであり、一般状態で回転管本体76の上部に位置している。このカバー体77と回転管本体76との間には、上記導電線を内部に収容する導電線収容部87が区画されている。この導電線収容部87は、一側の回動軸75と連通している。また、このカバー体77の前端部は、中心軸57aと交差(直交)する方向(左右方向)に軸方向を有する半円筒面状の管摺接部80を構成しており、接続管46(回転管57)のケース体45側(被保持管56)に対する回動によってこの管摺接部80が摺接面71aと摺接することで、被保持管56(上流側風路部63)と回転管57(下流側風路部79)との気密な接続が維持されるようになっている。
The
シャッタ部78は、回転管本体76の上流端側である前端側にてカバー体77と反対側、すなわち回動軸75から相対的に遠い側を覆っている。そして、このシャッタ部78は、中心軸57aと交差(直交)する方向(左右方向)に軸方向を有する半円筒面状の管摺接部81を構成しており、接続管46(回転管57)のケース体45側(被保持管56)に対する回動によってこの管摺接部81が摺接面71bと摺接することで、被保持管56(上流側風路部63)と回転管57(下流側風路部79)との気密な接続が維持されるようになっている。
The
次に、上記一実施形態の動作を説明する。 Next, the operation of the one embodiment will be described.
掃除の際には、掃除機本体12(接続部32(本体吸込口38))に対して、延長管13の基端側を接続してクランプ39により着脱可能に係止保持するとともに、この延長管13の先端側に、床ブラシ14の接続管46を挿入接続してクランプ部40により着脱可能に係止保持する。この状態で、床ブラシ14が(延長管13、本体吸込口38、集塵部22を介して)電動送風機27の吸込側と連通する。また、床ブラシ14の接続ピン58,58が延長管13側と電気的に接続され、この延長管13内に配線されたリード線を介して、掃除機本体12側(制御手段28および電池29と電気的に接続される。この結果、モータ54および制御回路部55に対して、掃除機本体12側から信号および電源を送ることができる。
When cleaning, connect the proximal end of the
そして、電気掃除機11では、ハンドル31を把持した使用者が床ブラシ14を被掃除面に載置する。このとき、ハンドル31の被掃除面からの高さ位置は、使用者によってもばらつきはあるものの、一般的には例えば70〜90cmの範囲となる。したがって、この電気掃除機11を使用している状態では、床ブラシ14の接続管46がケース体45に対して後方上側に所定角度に傾斜した一般状態となる。このため、図1に示すように、回転管57の下流側である後側が上方に、上流側が下方に位置するように回動し、風路部59が回転管57のケース体45側の一端部である上流端部(前端部)の位置、換言すれば被保持管56と回転管57との間の位置でL字状に屈曲した状態となる。この状態で、整流面85が風路部59内において相対的に上側の位置となるとともに、風路部59内へと中心軸57a側に進出して、上流側風路部63の下流端に対向する。そして、使用者は、ハンドル31に設けた設定ボタン36を操作することで設定した動作で制御手段28が電動送風機27を駆動させるとともに、床ブラシ14を被掃除面上で前後方向や斜め方向などに交互に走行させながら、電動送風機27の駆動により生じた負圧を利用して被掃除面の塵埃を吸い込む。すなわち、電動送風機27の駆動により生じた負圧は、連通風路部、集塵部22、集塵風路部、本体吸込口38、延長管13、床ブラシ14(風路部59、吸込室52および吸込口51)と作用し、この床ブラシ14の吸込口51から塵埃を空気とともに吸い込む。この吸い込まれた塵埃は、吸込室52から風路部59を経由して延長管13へと流れた後、この延長管13を介して集塵部22へと運ばれて空気から分離されて捕集される。塵埃が分離された空気は、電動送風機27に吸い込まれて電動送風機27を冷却した後、図示しない排気口から掃除機本体12の外部へと排気される。
In the vacuum cleaner 11, the user holding the handle 31 places the
なお、使用者は、床面の汚れ具合や種類に応じて、床ブラシ14の回転ブラシを回転させることもできる。すなわち、使用者が所定の設定ボタン36を操作すると、制御手段28により信号が生成され、リード線および導電線を介して、電力とともに信号が延長管13を介して床ブラシ14の制御回路部55およびモータ54に供給される。そこで、制御回路部55がモータ54の駆動を制御してこのモータ54を回転させることで回転ブラシが回転され、この回転する回転ブラシが、床面に入り込んだ塵埃などを掻き取る。
Note that the user can also rotate the rotating brush of the
ここで、床ブラシ14を被掃除面上で前後方向などに走行させる場合、使用者が把持するハンドル31と床ブラシ14との前後方向の距離が変わるため、延長管13の角度、すなわち床ブラシ14の接続管46(回転管57)の角度が変わる(図1の想像線)。したがって、回転管57の管摺接部80,81がケース体45側である被保持管56の摺接面71a,71bと摺接し、当接部86が規制部72に対して接近(接触)と離反とを繰り返す。すなわち、規制部72の位置で、ケース体45側である被保持管56側の上流側風路部63の下流側と摺接面71bとが段差状に拡開した状態となる。そこで、以上説明した一実施形態では、回転管57の一端部である前端部(上流端部)に、被保持管56に対する回動により風路部59内に進出して回転管57の回動軸75に近い側から遠い側へと空気を導く整流面85を設けることで、この整流面85により風路部59の内径寸法が狭くなり、空気の流速が速まるだけでなく、整流面85が空気を呼び込み、この空気を反対側、すなわち回動軸75から遠い側、換言すれば屈曲した風路部59の内側から外側へと導くように流れを変えて乱流が生じにくくするとともに、露出する摺接面71b上に流速を速めた空気を当てて下流側風路部79へと流し、摺接面71b上に粉ごみや砂ごみなどの微細な塵埃が溜まることを防止する(図1の矢印A参照)。この結果、回転管57の前端部の位置にて回転管57と被保持管56との隙間に塵埃が入り込みにくくなる。
Here, when the
具体的に、整流面85を、ケース体45側(被保持管56)に対して回転管57をハンドル31の位置が被掃除面から80cmとなる位置に回動させた状態で風路部59内に進出するように設定することで、使用者がハンドル31を把持して床ブラシ14を被掃除面上に載置した使用状態の電気掃除機11において、上記のような回転管57の前端部の位置での回転管57とケース体45側(被保持管56)との隙間への塵埃の入り込みを確実に抑制できる。
Specifically, the air
このため、回転管57と被保持管56との間の隙間に微細な塵埃が侵入することを抑制でき、回転管57が被保持管56に対して回動する際の塵埃の噛み込みを抑制できるので、回転管57をより円滑に回動させることができ、操作性が良好であるとともに、噛み込んだ塵埃が回転管57と被保持管56との間で擦れることで生じる異音などが発生しにくい。
For this reason, it is possible to prevent fine dust from entering the gap between the
特に、電池29を電源とする電気掃除機11の場合には、掃除の継続時間などを考慮すると、電動送風機27の吸込力を増加させることが容易でないため、特に比重が大きい砂ごみなどを吸い上げる力が不足する場合が考慮される。したがって、上記の整流面85によって、電力により電動送風機27の吸込力を増加させることなく、風路部59の内径を変化させることで空気の流速を速めるとともに流れを変えて塵埃を吸い上げることで、電池29を用いる充電式の電気掃除機11においても、回転管57の前端部の位置での回転管57と被保持管56との隙間への塵埃の入り込みを確実に抑制できる。
In particular, in the case of the vacuum cleaner 11 using the battery 29 as a power source, considering the duration of cleaning and the like, it is not easy to increase the suction force of the electric blower 27. The case where power is insufficient is considered. Therefore, by increasing the air flow velocity by changing the inner diameter of the
さらに、整流面85は、規制部72から離間される位置に回転管57が回動した状態で、下流側に向かって回転管57の中心軸57a側へと傾斜しているため、この整流面85によって空気を堰き止めることなく、回転管57の中心軸57aに対して反対側、換言すれば回動軸75から遠い側へと導くことができ、乱流や風切り音の発生を抑制できるとともに、乱流に伴う吸込効率の低下を抑制できる。
Further, the rectifying
そして、整流面85の下流側に傾斜面84を連続して形成したので、整流面85により導く空気が下流側風路部79(回転管57)へと流れる際の流速をより速めることができ、回転管57の前端部にて摺接面71b上に位置する塵埃を、空気とともにより円滑に吸い込むことができる。
Further, since the
なお、上記一実施形態において、電気掃除機11は、例えば被掃除面上を走行可能な掃除機本体12に対してホース体および延長管13を介して床ブラシ14が接続される、いわゆるキャニスタ型でもよい。この場合には、手元操作部をホース体に設けることで、上記一実施形態と同様に構成できる。
In the above embodiment, the vacuum cleaner 11 is a so-called canister type in which the
また、電池29を電源とする、いわゆる充電式の電気掃除機11としたが、電源としてコードリール装置などを用い、商用交流電源などの外部電源から電源を取る構成としてもよい。この場合には、上記一実施形態の構成を適用することで、例えば弱運転などのように、吸込力を抑制した運転モードの場合などにおいて、回転管57の一端部の位置にて回転管57と被保持管56との隙間に塵埃を入り込みにくくできる。
Further, although the so-called rechargeable vacuum cleaner 11 using the battery 29 as a power source is used, a cord reel device or the like may be used as a power source, and the power may be taken from an external power source such as a commercial AC power source. In this case, by applying the configuration of the above-described embodiment, the rotating
本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although one embodiment of the present invention has been described, this embodiment is presented as an example and is not intended to limit the scope of the invention. The novel embodiment can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. This embodiment and its modifications are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
11 電気掃除機
12 掃除機本体
14 吸込口体としての床ブラシ
27 電動送風機
29 電源である電池
31 手元操作部としてのハンドル
51 吸込口
56 保持部としての被保持管
57 回転管
59 風路部
75 回動軸
85 整流面
11 Vacuum cleaner
12 Vacuum cleaner body
14 Floor brush as suction port
27 Electric blower
29 Battery as power source
31 Handle as hand control
51 Suction port
56 Retained tube as holding part
57 Rotating tube
59 Air passage
75 Rotating axis
85 Rectifying surface
Claims (3)
前記電動送風機の吸込側に連通する吸込口体とを具備し、
前記吸込口体は、
吸込口と、
この吸込口と連通する保持部と、
この保持部に対して一端側が内挿され、軸方向と交差する方向に回動可能に保持された回転管と、
これら保持部と回転管とを連通する風路部とを備え、
前記回転管は、一端部に設けられ前記保持部に対する回動により前記風路部内に進出して前記回転管の回動軸に近い側から遠い側へと空気を導く整流面を有している
ことを特徴とした電気掃除機。 A vacuum cleaner body equipped with an electric blower;
A suction port body communicating with the suction side of the electric blower,
The suction port is
The inlet,
A holding portion communicating with the suction port;
One end side is interpolated with respect to this holding part, and a rotary tube held rotatably in a direction intersecting the axial direction,
An air passage portion communicating with the holding portion and the rotary tube;
The rotary tube has a rectifying surface that is provided at one end and advances into the air passage portion by rotation with respect to the holding portion and guides air from a side closer to a rotation axis of the rotary tube to a side far from the rotation axis. A vacuum cleaner characterized by that.
整流面は、保持部に対して回転管を前記手元操作部の位置が被掃除面から80cmとなる位置に回動させた状態で風路部内に進出する
ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。 Provided with a hand control unit for operating the suction port on the surface to be cleaned,
The rectifying surface advances into the air passage portion in a state in which the rotary tube is rotated relative to the holding portion to a position where the position of the hand operating portion is 80 cm from the surface to be cleaned. Electric vacuum cleaner.
ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。 The electric vacuum cleaner according to claim 1 or 2, further comprising a battery serving as a power source for the electric blower.
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2015
- 2015-02-20 JP JP2015031529A patent/JP2016152848A/en active Pending
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