JP2016143278A - 電子メール配送装置及び電子メール配送プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ウイルス感染リスクを低減しつつ、通信トラフィックを少なく抑えることを目的とする。【解決手段】電子メール配送装置10は、電子メール40の送信元41が、配送が許可されている送信元41を示すホワイトリスト121に示されていない場合に、電子メール40の内容を示す画像データ48を生成する。電子メール配送装置10は、画像データ48に基づき、電子メール40の配送を許可するか否かを受信者に判断させ、判断結果53に従い電子メール40の配送を制御する。【選択図】図2
Description
この発明は、電子メールの配送制御技術に関する。
ウイルスが含まれる有害な電子メールが送信されてくることがある。ユーザ端末がウイルスに感染することを防止するため、有害な電子メールを有害な状態のままユーザ端末に配送しないように制御する必要がある。
特許文献1には、電子メールの添付ファイルを画像化した上でユーザ端末に配送することについて記載されている。これにより、添付ファイルにウイルスが含まれている場合であっても、ユーザ端末がウイルスに感染することが防止される。
特許文献1に記載された技術では、どのような電子メールであっても、添付ファイルを画像化した上でユーザ端末に配送する。そのため、業務に関係する電子メールの添付ファイルのように、必要とされる添付ファイルまで画像化されてしまう。
受信者が画像化前の添付ファイルを必要とする場合には、改めて画像化前の添付ファイルを配送する必要がある。この場合、画像化後の添付ファイルと、画像化前の添付ファイルとの両方がユーザ端末に配送されることになり、通信トラフィックが多くなってしまう。
この発明は、ウイルス感染リスクを低減しつつ、通信トラフィックを少なく抑えることを目的とする。
受信者が画像化前の添付ファイルを必要とする場合には、改めて画像化前の添付ファイルを配送する必要がある。この場合、画像化後の添付ファイルと、画像化前の添付ファイルとの両方がユーザ端末に配送されることになり、通信トラフィックが多くなってしまう。
この発明は、ウイルス感染リスクを低減しつつ、通信トラフィックを少なく抑えることを目的とする。
この発明に係る電子メール配送装置は、
電子メールを受信するメール受信部と、
前記メール受信部が受信した電子メールの送信元が、配送が許可されている送信元を示すホワイトリストに示されているか否かを判定する配送判定部と、
前記送信元が前記ホワイトリストに示されていないと前記配送判定部が判定した場合に、前記電子メールの内容を示す画像データを生成する画像生成部と、
前記画像生成部が画像データを生成したことを通知するための通知データを前記電子メールの宛先に送信する通知送信部と
を備える。
電子メールを受信するメール受信部と、
前記メール受信部が受信した電子メールの送信元が、配送が許可されている送信元を示すホワイトリストに示されているか否かを判定する配送判定部と、
前記送信元が前記ホワイトリストに示されていないと前記配送判定部が判定した場合に、前記電子メールの内容を示す画像データを生成する画像生成部と、
前記画像生成部が画像データを生成したことを通知するための通知データを前記電子メールの宛先に送信する通知送信部と
を備える。
この発明では、電子メールの送信元がホワイトリストに示されていない場合に、電子メールの内容を示す画像データが生成される。これにより、安全性が確認されていない送信元から送信された電子メールについて画像データが生成されることになる。そのため、ウイルス感染リスクを低減させつつ、通信トラフィックを少なく抑えることが可能である。
実施の形態1.
図1から図4に基づき、実施の形態1に係る電子メールシステム100について説明する。
図1から図4に基づき、実施の形態1に係る電子メールシステム100について説明する。
***構成の説明***
図1に基づき、実施の形態1に係る電子メールシステム100の構成を説明する。
電子メールシステム100は、電子メール配送装置10と、ユーザ端末30とを備える。
電子メール配送装置10は、インターネット60に接続されている。また、電子メール配送装置10とユーザ端末30とは、LAN70(Local Area Network)を介して接続されている。
図1に基づき、実施の形態1に係る電子メールシステム100の構成を説明する。
電子メールシステム100は、電子メール配送装置10と、ユーザ端末30とを備える。
電子メール配送装置10は、インターネット60に接続されている。また、電子メール配送装置10とユーザ端末30とは、LAN70(Local Area Network)を介して接続されている。
電子メール配送装置10は、インターネット60から電子メール40を受信する。そして、電子メール配送装置10は、配送が許可される場合に、電子メール40をLAN70を介してユーザ端末30に配送する。
ユーザ端末30は、電子メール40を閲覧するために、電子メール40の受信者によって使用される端末である。
図2に基づき、実施の形態1に係る電子メール配送装置10の構成を説明する。
電子メール配送装置10は、メール受信部11と、リスト記憶部12と、配送判定部13と、画像生成部14と、通知送信部15と、画像送信部16と、判断結果受付部17と、メール配送制御部18とを備える。
電子メール配送装置10は、メール受信部11と、リスト記憶部12と、配送判定部13と、画像生成部14と、通知送信部15と、画像送信部16と、判断結果受付部17と、メール配送制御部18とを備える。
メール受信部11は、インターネット60から電子メール40を受信する。
電子メール40には、送信元41と、宛先42と、本文43と、添付ファイル44と、ヘッダ情報45とが含まれる。送信元41は、電子メール40の送信者のメールアドレスである。宛先42は、電子メール40の受信者のメールアドレスである。本文43は、電子メール40のコンテンツであり、プレーンテキスト形式で記載される場合と、HTML(HyperText Markup Language)形式で記載される場合とがある。添付ファイル44は、文書作成ソフトウェア又は表計算ソフトウェアのようなソフトウェアによって作成されたファイルである。ヘッダ情報45は、送信日時と、送信元41のIP(Internet Protocol)アドレスと、タイトルと等の情報である。
電子メール40には、送信元41と、宛先42と、本文43と、添付ファイル44と、ヘッダ情報45とが含まれる。送信元41は、電子メール40の送信者のメールアドレスである。宛先42は、電子メール40の受信者のメールアドレスである。本文43は、電子メール40のコンテンツであり、プレーンテキスト形式で記載される場合と、HTML(HyperText Markup Language)形式で記載される場合とがある。添付ファイル44は、文書作成ソフトウェア又は表計算ソフトウェアのようなソフトウェアによって作成されたファイルである。ヘッダ情報45は、送信日時と、送信元41のIP(Internet Protocol)アドレスと、タイトルと等の情報である。
リスト記憶部12は、電子メール40の配送が許可されている送信元41を示すホワイトリスト121を記憶した記憶装置である。
ホワイトリスト121は、メールアドレス全体と、メールアドレスのドメインとのいずれかにより、電子メール40の配送が許可されている送信元41を示す。ホワイトリスト121にドメインが示されている場合、そのドメインに該当する全ての送信元41がホワイトリスト121に示されていることを意味する。
ホワイトリスト121は、メールアドレス全体と、メールアドレスのドメインとのいずれかにより、電子メール40の配送が許可されている送信元41を示す。ホワイトリスト121にドメインが示されている場合、そのドメインに該当する全ての送信元41がホワイトリスト121に示されていることを意味する。
配送判定部13は、メール受信部11が受信した電子メール40の送信元41が、リスト記憶部12に記憶された、配送が許可されている送信元41を示すホワイトリスト121に示されているか否かを判定する。
配送判定部13は、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121に示されていると判定した場合、許可信号46をメール配送制御部18に出力する。一方、配送判定部13は、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121に示されていないと判定した場合、不許可信号47を画像生成部14に出力する。
配送判定部13は、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121に示されていると判定した場合、許可信号46をメール配送制御部18に出力する。一方、配送判定部13は、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121に示されていないと判定した場合、不許可信号47を画像生成部14に出力する。
画像生成部14は、電子メール40の送信元41が、リスト記憶部12に記憶されたホワイトリスト121に示されていないと配送判定部13が判定し、不許可信号47が出力された場合に、電子メール40の内容を示す画像データ48を生成する。画像生成部14は、画像データ48を生成すると、画像データ48の識別情報52を含む画像生成信号49を通知送信部15へ出力する。
画像生成部14は、電子メール配送装置10に設けられた仮想環境において、電子メール40の内容を示す画像データ48を生成する処理を実行する。仮想環境は、電子メール配送装置10以外との通信が遮断された環境である。
電子メール40の内容を示す画像データ48は、電子メール40に含まれる本文43と、添付ファイル44とを画像化したデータである。つまり、電子メール40の内容を示す画像データ48は、電子メール40に含まれる本文43を電子メールソフトウェアで開いて表示させた場合の表示内容を画像化したデータと、添付ファイル44を対応するソフトウェアで開き、表示させた場合の表示内容を画像化したデータとである。
画像生成部14は、電子メール配送装置10に設けられた仮想環境において、電子メール40の内容を示す画像データ48を生成する処理を実行する。仮想環境は、電子メール配送装置10以外との通信が遮断された環境である。
電子メール40の内容を示す画像データ48は、電子メール40に含まれる本文43と、添付ファイル44とを画像化したデータである。つまり、電子メール40の内容を示す画像データ48は、電子メール40に含まれる本文43を電子メールソフトウェアで開いて表示させた場合の表示内容を画像化したデータと、添付ファイル44を対応するソフトウェアで開き、表示させた場合の表示内容を画像化したデータとである。
通知送信部15は、画像生成信号49が出力されると、画像生成部14が画像データ48を生成したことを通知するための通知データ50を電子メール40の宛先42に送信する。ここでは、通知送信部15は、通知データ50を本文43とする電子メール51を宛先42に配送することにより、通知データ50を宛先42に送信する。通知送信部15は、通知データ50をメッセンジャーソフトウェアのような他の通信手段により宛先42へ送信してもよい。
通知データ50は、電子メール40の送信元41を示すメールアドレスと、送信元41の国を示す情報と、画像データ48の識別情報52とを含むデータである。送信元41の国を示す情報は、電子メール40のヘッダ情報45に示されている送信元41のIPアドレスから特定される。
また、情報セキュリティの企業等から注意喚起されているタイトルが電子メール40のタイトルになっているような場合には、その旨を示す不審情報を通知データ50に含めてもよい。
通知データ50は、電子メール40の送信元41を示すメールアドレスと、送信元41の国を示す情報と、画像データ48の識別情報52とを含むデータである。送信元41の国を示す情報は、電子メール40のヘッダ情報45に示されている送信元41のIPアドレスから特定される。
また、情報セキュリティの企業等から注意喚起されているタイトルが電子メール40のタイトルになっているような場合には、その旨を示す不審情報を通知データ50に含めてもよい。
画像送信部16は、通知データ50に含まれる識別情報52をユーザ端末30から受信した場合に、受信した識別情報52が示す画像データ48をユーザ端末30に送信する。
判断結果受付部17は、通知送信部15が通知データ50を送信した場合に、ユーザ端末30から、電子メール40の配送を許可するか否かの判断結果53を受け付ける。
メール配送制御部18は、配送判定部13から許可信号46が出力された場合に、電子メール40を宛先42に配送する。
また、メール配送制御部18は、電子メール40の配送を許可するという判断結果53を判断結果受付部17が受け付けた場合に、電子メール40を宛先42に配送する。一方、メール配送制御部18は、電子メール40の配送を許可しないという判断結果53を判断結果受付部17が受け付けた場合に、電子メール40を破棄する。
また、メール配送制御部18は、電子メール40の配送を許可するという判断結果53を判断結果受付部17が受け付けた場合に、電子メール40を宛先42に配送する。一方、メール配送制御部18は、電子メール40の配送を許可しないという判断結果53を判断結果受付部17が受け付けた場合に、電子メール40を破棄する。
図3に基づき、実施の形態1に係るユーザ端末30の構成を説明する。
ユーザ端末30は、メーラー31と、画像表示部32と、判断結果送信部33とを備える。
ユーザ端末30は、メーラー31と、画像表示部32と、判断結果送信部33とを備える。
メーラー31は、設定された電子メールアドレス宛てに配送された電子メール40及び電子メール51を取得する電子メールソフトウェアである。
画像表示部32は、メーラー31が電子メール51を受信した場合に、受信者の操作に応じて識別情報52を電子メール配送装置10に送信する。そして、画像表示部32は、画像送信部16によって送信された画像データ48を取得し、表示する。
判断結果送信部33は、画像表示部32が画像データ48を表示した場合に、受信者の操作により入力された判断結果53を受け付ける。そして、判断結果送信部33は、受け付けた判断結果53を電子メール配送装置10に送信する。
***動作の説明***
図4に基づき、実施の形態1に係る電子メールシステム100の動作を説明する。
実施の形態1に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態1に係る電子メール配送方法に相当する。また、実施の形態1に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態1に係る電子メール配送プログラムの処理手順に相当する。
図4に基づき、実施の形態1に係る電子メールシステム100の動作を説明する。
実施の形態1に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態1に係る電子メール配送方法に相当する。また、実施の形態1に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態1に係る電子メール配送プログラムの処理手順に相当する。
S101のメール受信処理では、メール受信部11は、インターネット60から電子メール40を受信する。
S102の配送判定処理では、配送判定部13は、S101で受信された電子メール40の送信元41が、リスト記憶部12に記憶されたホワイトリスト121に示されているか否かを判定する。
配送判定部13は、ホワイトリスト121に示されていると判定した場合、許可信号46をメール配送制御部18に出力して処理をS111へ進める。一方、配送判定部13は、ホワイトリスト121に示されていないと判定した場合、不許可信号47を画像生成部14に出力して処理をS103へ進める。
配送判定部13は、ホワイトリスト121に示されていると判定した場合、許可信号46をメール配送制御部18に出力して処理をS111へ進める。一方、配送判定部13は、ホワイトリスト121に示されていないと判定した場合、不許可信号47を画像生成部14に出力して処理をS103へ進める。
S103の画像生成処理では、画像生成部14は、S101で受信された電子メール40の内容を示す画像データ48を生成し、画像生成信号49を通知送信部15へ出力する。S104の通知送信処理では、画像生成部14が画像データ48を生成したことを通知するための通知データ50を本文43とする電子メール51を、S101で受信した電子メール40の宛先42へ配送する。通知データ50には、S103で生成された画像データ48の識別情報52が含まれている。
S105の第1メール取得処理では、ユーザ端末30のメーラー31は、S104で配送された電子メール51を取得する。S106の識別情報送信処理では、画像表示部32は、S105で取得されたた電子メール51に含まれる識別情報52を電子メール配送装置10に送信する。S107の画像送信処理では、画像送信部16は、S103で生成した画像データ48を、S106で識別情報52を送信したユーザ端末30に送信する。S108の画像表示処理では、画像表示部32は、S107で送信された画像データ48を取得し表示する。
S109の判断結果送信処理では、判断結果送信部33は、受信者の操作により入力された、電子メール40の配送を許可するか否かの判断結果53を受け付け、電子メール配送装置10に送信する。
S110の判断結果受付処理では、判断結果受付部17は、S109で送信された判断結果53を受け付ける。そして、判断結果受付部17は、電子メール40の配送を許可するという判断結果53を受け付けた場合、処理をS111へ進める。一方、電子メール40の配送を許可しないという判断結果53を受け付けた場合、処理をS113へ勧める。
S110の判断結果受付処理では、判断結果受付部17は、S109で送信された判断結果53を受け付ける。そして、判断結果受付部17は、電子メール40の配送を許可するという判断結果53を受け付けた場合、処理をS111へ進める。一方、電子メール40の配送を許可しないという判断結果53を受け付けた場合、処理をS113へ勧める。
S111のメール配送処理では、メール配送制御部18は、S101で受信された電子メール40を宛先42へ配送する。S112の第2メール取得処理では、メーラー31は、S111で配送された電子メール51を取得する。
S113のメール破棄処理では、メール配送制御部18は、S101で受信された電子メール40を宛先42へ配送せず破棄する。
S113のメール破棄処理では、メール配送制御部18は、S101で受信された電子メール40を宛先42へ配送せず破棄する。
***効果の説明***
以上のように、実施の形態1に係る電子メール配送装置10は、ホワイトリスト121に示されており、安全性が確認されている送信元41から送信された電子メール40については、宛先42に配送する。一方、実施の形態1に係る電子メール配送装置10は、ホワイトリスト121に示されておらず、安全性が確認されていない送信元41から送信された電子メール40については、画像データ48を生成して、電子メール40の配送を許可するか否かを示す判断結果53を受け付ける。
そのため、画像化後の電子メール40と画像化前の電子メール40とが送信される場合があるのは、安全性が確認されていない送信元41から送信された電子メール40についてだけである。したがって、実施の形態1に係る電子メール配送装置10では、全ての電子メール40について画像データ48を生成する場合に比べ、トラフィックを少なく抑えることが可能である。
以上のように、実施の形態1に係る電子メール配送装置10は、ホワイトリスト121に示されており、安全性が確認されている送信元41から送信された電子メール40については、宛先42に配送する。一方、実施の形態1に係る電子メール配送装置10は、ホワイトリスト121に示されておらず、安全性が確認されていない送信元41から送信された電子メール40については、画像データ48を生成して、電子メール40の配送を許可するか否かを示す判断結果53を受け付ける。
そのため、画像化後の電子メール40と画像化前の電子メール40とが送信される場合があるのは、安全性が確認されていない送信元41から送信された電子メール40についてだけである。したがって、実施の形態1に係る電子メール配送装置10では、全ての電子メール40について画像データ48を生成する場合に比べ、トラフィックを少なく抑えることが可能である。
また、画像データ48を受信し、配送を許可するか否かを判断することは、受信者の作業負荷になる。実施の形態1に係る電子メール配送装置10では、安全性が確認されていない送信元41から送信された電子メール40についてのみ、配送を許可するか否かを判断すればよいため、受信者の作業負荷を少なく抑えることが可能である。
また、安全性が確認されていない送信元41から送信された電子メール40については、画像データ48を確認させた上で、電子メール40を配送しているため、ウイルス感染リスクを低減させることが可能である。
また、画像生成部14は、電子メール配送装置10以外との通信が遮断された仮想環境で画像データ48を生成する。そのため、電子メール40にウイルスが含まれている場合であっても、ウイルスが電子メール配送装置10以外と通信することはできない。したがって、仮想環境でウイルスが動作しても、ウイルスによってデータを電子メール配送装置10外へ送信されることを防止できる。
また、本文43がHTML形式で記載されている場合には、本文43にウイルスが含まれている可能性がある。画像データ48は、添付ファイル44だけでなく、本文43も画像化したデータである。そのため、実施の形態1に係る電子メール配送装置10では、本文43にウイルスが含まれている場合に、ウイルスを含んだ状態で電子メール40をユーザ端末30に配送することを防止できる。
上記説明では、電子メール40には添付ファイル44が含まれているとした。しかし、電子メール40に添付ファイル44が含まれていない場合もある。この場合には、画像データ48は、電子メール40に含まれる本文43を画像化したデータになる。
実施の形態2.
実施の形態2は、ブラックリスト122も考慮する点が実施の形態1と異なる。図5及び図6に基づき、この異なる点について説明する。
実施の形態2は、ブラックリスト122も考慮する点が実施の形態1と異なる。図5及び図6に基づき、この異なる点について説明する。
***構成の説明***
図5に基づき、実施の形態2に係る電子メール配送装置10の構成を説明する。
実施の形態2に係る電子メール配送装置10は、リスト記憶部12が、ホワイトリスト121に加え、電子メール40の配送が禁止されている送信元41を示すブラックリスト122を記憶している。
ブラックリスト122は、メールアドレス全体と、メールアドレスのドメインとのいずれかにより、電子メール40の配送が禁止されている送信元41を示す。ブラックリスト122にドメインが示されている場合、そのドメインに該当する全ての送信元41がブラックリスト122に示されていることを意味する。
図5に基づき、実施の形態2に係る電子メール配送装置10の構成を説明する。
実施の形態2に係る電子メール配送装置10は、リスト記憶部12が、ホワイトリスト121に加え、電子メール40の配送が禁止されている送信元41を示すブラックリスト122を記憶している。
ブラックリスト122は、メールアドレス全体と、メールアドレスのドメインとのいずれかにより、電子メール40の配送が禁止されている送信元41を示す。ブラックリスト122にドメインが示されている場合、そのドメインに該当する全ての送信元41がブラックリスト122に示されていることを意味する。
配送判定部13は、さらに、メール受信部11が受信した電子メール40の送信元41が、リスト記憶部12に記憶された、配送が禁止されている送信元41を示すブラックリスト122に示されているか否かを判定する。つまり、配送判定部13は、送信元41が、リスト記憶部12に記憶されたホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれかのリストに示されているか否かを判定する。
配送判定部13は、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121に示されていると判定した場合、許可信号46をメール配送制御部18に出力する。配送判定部13は、電子メール40の送信元41がブラックリスト122に示されていると判定した場合、破棄信号54をメール配送制御部18に出力する。配送判定部13は、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれのリストにも示されていないと判定した場合、不許可信号47を画像生成部14に出力する。
配送判定部13は、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121に示されていると判定した場合、許可信号46をメール配送制御部18に出力する。配送判定部13は、電子メール40の送信元41がブラックリスト122に示されていると判定した場合、破棄信号54をメール配送制御部18に出力する。配送判定部13は、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれのリストにも示されていないと判定した場合、不許可信号47を画像生成部14に出力する。
画像生成部14は、電子メール40の送信元41が、ホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれのリストにも示されていないと配送判定部13が判定し、不許可信号47が出力された場合に、電子メール40の内容を示す画像データ48を生成する。
つまり、画像生成部14が画像データ48を生成するのは、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれのリストにも示されていないと配送判定部13が判定した場合である。
つまり、画像生成部14が画像データ48を生成するのは、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれのリストにも示されていないと配送判定部13が判定した場合である。
メール配送制御部18は、配送判定部13から破棄信号54が出力された場合に、電子メール40を破棄する。
***動作の説明***
図6に基づき、実施の形態2に係る電子メールシステム100の動作を説明する。
実施の形態2に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態2に係る電子メール配送方法に相当する。また、実施の形態2に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態2に係る電子メール配送プログラムの処理手順に相当する。
図6に基づき、実施の形態2に係る電子メールシステム100の動作を説明する。
実施の形態2に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態2に係る電子メール配送方法に相当する。また、実施の形態2に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態2に係る電子メール配送プログラムの処理手順に相当する。
S201の処理は、図4のS101の処理と同じである。S203からS213までの処理は、図4のS103からS113までの処理と同じである。
S202の配送判定処理では、配送判定部13は、S201で受信された電子メール40の送信元41が、リスト記憶部12に記憶されたホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれかのリストに示されているか否かを判定する。
配送判定部13は、ホワイトリスト121に示されていると判定した場合、許可信号46をメール配送制御部18に出力して処理をS211へ進める。配送判定部13は、ブラックリスト122に示されていると判定した場合、破棄信号54をメール配送制御部18に出力して処理をS213へ進める。配送判定部13は、いずれのリストにも示されていないと判定した場合、不許可信号47を画像生成部14に出力して処理をS203へ進める。
配送判定部13は、ホワイトリスト121に示されていると判定した場合、許可信号46をメール配送制御部18に出力して処理をS211へ進める。配送判定部13は、ブラックリスト122に示されていると判定した場合、破棄信号54をメール配送制御部18に出力して処理をS213へ進める。配送判定部13は、いずれのリストにも示されていないと判定した場合、不許可信号47を画像生成部14に出力して処理をS203へ進める。
***効果の説明***
以上のように、実施の形態2に係る電子メール配送装置10は、ブラックリスト122に示されており、危険性が確認されている送信元41から送信された電子メール40については、画像データ48さえも宛先42に配送することなく、破棄する。
そのため、画像化後の電子メール40と画像化前の電子メール40とが送信される場合があるのは、安全性と危険性とのいずれも確認されていない送信元41から送信された電子メール40についてだけである。したがって、実施の形態2に係る電子メール配送装置10では、実施の形態1に係る電子メール配送装置10よりも、トラフィックを少なく抑えることが可能である。
以上のように、実施の形態2に係る電子メール配送装置10は、ブラックリスト122に示されており、危険性が確認されている送信元41から送信された電子メール40については、画像データ48さえも宛先42に配送することなく、破棄する。
そのため、画像化後の電子メール40と画像化前の電子メール40とが送信される場合があるのは、安全性と危険性とのいずれも確認されていない送信元41から送信された電子メール40についてだけである。したがって、実施の形態2に係る電子メール配送装置10では、実施の形態1に係る電子メール配送装置10よりも、トラフィックを少なく抑えることが可能である。
また、実施の形態2に係る電子メール配送装置10では、安全性と危険性とのいずれも確認されていない送信元41から送信された電子メール40についてのみ、配送を許可するか否かを判断すればよいため、実施の形態1に係る電子メール配送装置10よりも、受信者の作業負荷を少なく抑えることが可能である。
実施の形態3.
実施の形態3は、過去に受信した電子メール40も考慮する点が実施の形態2と異なる。図7及び図8に基づき、この異なる点について説明する。
実施の形態3は、過去に受信した電子メール40も考慮する点が実施の形態2と異なる。図7及び図8に基づき、この異なる点について説明する。
***構成の説明***
図7に基づき、実施の形態3に係る電子メール配送装置10の構成を説明する。
実施の形態3にかかる電子メール配送装置10は、履歴記憶部19を備える。
履歴記憶部19は、メール受信部11が過去に受信した電子メール40を記憶した記憶装置である。履歴記憶部19は、各電子メール40について、宛先42へ配送したか破棄したかを示す配送情報55も記憶している。
図7に基づき、実施の形態3に係る電子メール配送装置10の構成を説明する。
実施の形態3にかかる電子メール配送装置10は、履歴記憶部19を備える。
履歴記憶部19は、メール受信部11が過去に受信した電子メール40を記憶した記憶装置である。履歴記憶部19は、各電子メール40について、宛先42へ配送したか破棄したかを示す配送情報55も記憶している。
配送判定部13は、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれのリストにも示されていないと判定した場合、送信元41から宛先42へ送信された電子メール40が、メール受信部11が過去に受信した電子メール40を記憶した履歴記憶部19に記憶されているか否かを判定する。つまり、配送判定部13は、メール受信部11が受信した電子メール40と、送信元41と宛先42との両方が同一の電子メール40が過去に受信されているか否かを判定する。
配送判定部13は、送信元41から宛先42へ送信された電子メール40が履歴記憶部19に記憶されていないと判定した場合、不許可信号47を画像生成部14に出力する。配送判定部13は、送信元41から宛先42へ送信された電子メール40が履歴記憶部19に記憶されていると判定した場合、履歴記憶部19に記憶されたその電子メール40の配送情報55に従い、許可信号46又は破棄信号54をメール配送制御部18に出力する。つまり、配送判定部13は、配送情報55が配送したことを示す場合には、許可信号46を出力し、配送情報55が破棄したことを示す場合には、破棄信号54を出力する。
配送判定部13は、送信元41から宛先42へ送信された電子メール40が履歴記憶部19に記憶されていないと判定した場合、不許可信号47を画像生成部14に出力する。配送判定部13は、送信元41から宛先42へ送信された電子メール40が履歴記憶部19に記憶されていると判定した場合、履歴記憶部19に記憶されたその電子メール40の配送情報55に従い、許可信号46又は破棄信号54をメール配送制御部18に出力する。つまり、配送判定部13は、配送情報55が配送したことを示す場合には、許可信号46を出力し、配送情報55が破棄したことを示す場合には、破棄信号54を出力する。
画像生成部14は、電子メール40の送信元41が、ホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれのリストにも示されていないと配送判定部13が判定し、かつ、送信元41から宛先42へ送信された電子メール40が履歴記憶部19に記憶されていないと判定して、不許可信号47が出力された場合に、電子メール40の内容を示す画像データ48を生成する。
つまり、画像生成部14が画像データ48を生成するのは、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれのリストにも示されていないと配送判定部13が判定し、かつ、送信元41から宛先42へ送信された電子メール40が履歴記憶部19に記憶されていないと配送判定部13が判定した場合である。
つまり、画像生成部14が画像データ48を生成するのは、電子メール40の送信元41がホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれのリストにも示されていないと配送判定部13が判定し、かつ、送信元41から宛先42へ送信された電子メール40が履歴記憶部19に記憶されていないと配送判定部13が判定した場合である。
メール配送制御部18は、電子メール40を宛先42へ配送した場合、その電子メール40について配送したことを示す配送情報55を履歴記憶部19に格納する。一方、メール配送制御部18は、電子メール40を破棄した場合、その電子メール40について破棄したことを示す配送情報55を履歴記憶部19に格納する。
***動作の説明***
図8に基づき、実施の形態3に係る電子メールシステム100の動作を説明する。
実施の形態3に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態3に係る電子メール配送方法に相当する。また、実施の形態3に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態3に係る電子メール配送プログラムの処理手順に相当する。
図8に基づき、実施の形態3に係る電子メールシステム100の動作を説明する。
実施の形態3に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態3に係る電子メール配送方法に相当する。また、実施の形態3に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態3に係る電子メール配送プログラムの処理手順に相当する。
S301の処理は、図6のS201の処理と同じである。また、S305からS312までの処理は、図6のS203からS210までの処理と同じである。また、S314の処理は、図6のS212の処理と同じである。
S302の第1配送判定処理では、配送判定部13は、S301で受信された電子メール40の送信元41が、リスト記憶部12に記憶されたホワイトリスト121とブラックリスト122とのいずれかのリストに示されているか否かを判定する。
配送判定部13は、ホワイトリスト121に示されていると判定した場合、許可信号46をメール配送制御部18に出力して処理をS313へ進める。配送判定部13は、ブラックリスト122に示されていると判定した場合、破棄信号54をメール配送制御部18に出力して処理をS315へ進める。配送判定部13は、いずれのリストにも示されていないと判定した場合、処理をS303へ進める。
配送判定部13は、ホワイトリスト121に示されていると判定した場合、許可信号46をメール配送制御部18に出力して処理をS313へ進める。配送判定部13は、ブラックリスト122に示されていると判定した場合、破棄信号54をメール配送制御部18に出力して処理をS315へ進める。配送判定部13は、いずれのリストにも示されていないと判定した場合、処理をS303へ進める。
S303の第2配送判定処理では、配送判定部13は、送信元41から宛先42へ送信された電子メール40が、履歴記憶部19に記憶されているか否かを判定する。
配送判定部13は、記憶されている場合、処理をS304へ進める。一方、配送判定部13は、記憶されていない場合、不許可信号47を画像生成部14に出力して処理をS305へ進める。
配送判定部13は、記憶されている場合、処理をS304へ進める。一方、配送判定部13は、記憶されていない場合、不許可信号47を画像生成部14に出力して処理をS305へ進める。
S304の第3配送判定処理では、配送判定部13は、送信元41から宛先42へ送信された電子メール40についての配送情報55が、その電子メール40を配送したことを示すか、破棄したことを示すかを判定する。
配送判定部13は、配送情報55が配送したことを示す場合、処理をS313へ進める。一方、配送判定部13は、配送情報55が破棄したことを示す場合、処理をS315へ進める。
配送判定部13は、配送情報55が配送したことを示す場合、処理をS313へ進める。一方、配送判定部13は、配送情報55が破棄したことを示す場合、処理をS315へ進める。
S313のメール配送処理では、メール配送制御部18は、S301で受信された電子メール40を宛先42へ配送し、その電子メール40について、配送したことを示す配送情報55を履歴記憶部19に格納する。
S315のメール破棄処理では、メール配送制御部18は、S301で受信された電子メール40を宛先42へ配送せず破棄し、その電子メール40について、破棄したことを示す配送情報55を履歴記憶部19に格納する。
なお、S301で受信された電子メール40は、配送判定部13による処理の後、メール受信部11によって履歴記憶部19に格納される。
***効果の説明***
以上のように、実施の形態3に係る電子メール配送装置10は、受信した電子メール40と送信元41及び宛先42が同一の電子メール40が過去に受信されていた場合には、画像データ48を配送せず、過去の処理に従い配送するか破棄するかを決定する。
そのため、画像化後の電子メール40と画像化前の電子メール40とが送信される場合があるのは、宛先42が過去に画像データ48を受信したことがない送信元41から送信された電子メール40についてだけである。したがって、実施の形態3に係る電子メール配送装置10では、実施の形態2に係る電子メール配送装置10よりも、トラフィックを少なく抑えることが可能である。
以上のように、実施の形態3に係る電子メール配送装置10は、受信した電子メール40と送信元41及び宛先42が同一の電子メール40が過去に受信されていた場合には、画像データ48を配送せず、過去の処理に従い配送するか破棄するかを決定する。
そのため、画像化後の電子メール40と画像化前の電子メール40とが送信される場合があるのは、宛先42が過去に画像データ48を受信したことがない送信元41から送信された電子メール40についてだけである。したがって、実施の形態3に係る電子メール配送装置10では、実施の形態2に係る電子メール配送装置10よりも、トラフィックを少なく抑えることが可能である。
また、実施の形態3に係る電子メール配送装置10では、宛先42が過去に画像データ48を受信したことがない送信元41から送信された電子メール40についてのみ、配送を許可するか否かを判断すればよいため、実施の形態2に係る電子メール配送装置10よりも、受信者の作業負荷を少なく抑えることが可能である。
ある電子メール40Aに関して判断結果53を受け付ける前に、電子メール40Aと同じ送信元41から同じ宛先42へ宛てた別の電子メール40Bが送信されてくる場合が考えられる。この場合、電子メール40Aについての配送情報55がないため、S304の処理を実行できない。そこで、この場合、電子メール40Aに関する判断結果53を受け付け、電子メール40Aについての配送情報55が格納されるまで、電子メール40BについてのS304の処理開始を待てばよい。
上記説明では、実施の形態2に係る電子メール配送装置10に、過去に受信した電子メール40も考慮する機能を加えた構成を説明した。しかし、実施の形態1に係る電子メール配送装置10に、過去に受信した電子メール40も考慮する機能を加えた構成にすることも可能である。
実施の形態4.
実施の形態4では、判断結果53に基づきホワイトリスト121又はブラックリスト122に送信元41を登録する点が実施の形態3と異なる。図9及び図10に基づき、この異なる点について説明する。
実施の形態4では、判断結果53に基づきホワイトリスト121又はブラックリスト122に送信元41を登録する点が実施の形態3と異なる。図9及び図10に基づき、この異なる点について説明する。
***構成の説明***
図9に基づき、実施の形態4に係る電子メール配送装置10の構成を説明する。
実施の形態4に係る電子メール配送装置10は、リスト登録部20を備える。
リスト登録部20は、送信元41毎に、判断結果53が電子メール40の配送を許可することを示す許可件数と、電子メール40の配送を許可しないことを示す不許可件数とをカウントする。
リスト登録部20は、同一の送信元41について、閾値以上の数の判断結果53を判断結果受付部17が受け付け、かつ、判断結果受付部17が受け付けた、その送信元41についての全ての判断結果53のうち基準値以上の割合の判断結果53が電子メール40の配送を許可することを示す場合に、その送信元41をホワイトリスト121に登録する。また、リスト登録部20は、同一の送信元41について、閾値以上の数の判断結果53を判断結果受付部17が受け付け、かつ、判断結果受付部17が受け付けた、その送信元41についての判断結果53のうち基準値以上の割合の判断結果53が電子メール40の配送を許可しないことを示す場合に、その送信元41をブラックリスト122に登録する。
図9に基づき、実施の形態4に係る電子メール配送装置10の構成を説明する。
実施の形態4に係る電子メール配送装置10は、リスト登録部20を備える。
リスト登録部20は、送信元41毎に、判断結果53が電子メール40の配送を許可することを示す許可件数と、電子メール40の配送を許可しないことを示す不許可件数とをカウントする。
リスト登録部20は、同一の送信元41について、閾値以上の数の判断結果53を判断結果受付部17が受け付け、かつ、判断結果受付部17が受け付けた、その送信元41についての全ての判断結果53のうち基準値以上の割合の判断結果53が電子メール40の配送を許可することを示す場合に、その送信元41をホワイトリスト121に登録する。また、リスト登録部20は、同一の送信元41について、閾値以上の数の判断結果53を判断結果受付部17が受け付け、かつ、判断結果受付部17が受け付けた、その送信元41についての判断結果53のうち基準値以上の割合の判断結果53が電子メール40の配送を許可しないことを示す場合に、その送信元41をブラックリスト122に登録する。
閾値は、一部のユーザ端末30から誤った判断結果53を受け付ける可能性があることを考慮し、2以上の値が設定される。ここでは、閾値は、10が設定される。
誤った判断結果53を一定の確率で受け付けると想定すると、閾値を大きくすれば、誤ったリストに送信元41が登録される可能性は低くなる。しかし、閾値を大きくしすぎると、送信元41がリストに登録されるまでに時間がかかる恐れがある。
誤った判断結果53を一定の確率で受け付けると想定すると、閾値を大きくすれば、誤ったリストに送信元41が登録される可能性は低くなる。しかし、閾値を大きくしすぎると、送信元41がリストに登録されるまでに時間がかかる恐れがある。
基準値は、50%よりも大きい割合が設定される。ここでは、基準値は、70%が設定される。
誤った判断結果53を一定の確率で受け付けると想定すると、基準値を大きくすれば、誤ったリストに送信元41が登録される可能性は低くなる。しかし、基準値を大きくしすぎると、送信元41がリストに登録されるまでに時間がかかる恐れがある。
誤った判断結果53を一定の確率で受け付けると想定すると、基準値を大きくすれば、誤ったリストに送信元41が登録される可能性は低くなる。しかし、基準値を大きくしすぎると、送信元41がリストに登録されるまでに時間がかかる恐れがある。
***動作の説明***
図10に基づき、実施の形態4に係る電子メールシステム100の動作を説明する。図10では、判断結果受付部17が判断結果53を受け付けた後の処理であって、ホワイトリスト121とブラックリスト122との更新に関する処理のみを示している。
実施の形態4に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態4に係る電子メール配送方法に相当する。また、実施の形態4に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態4に係る電子メール配送プログラムの処理手順に相当する。
図10に基づき、実施の形態4に係る電子メールシステム100の動作を説明する。図10では、判断結果受付部17が判断結果53を受け付けた後の処理であって、ホワイトリスト121とブラックリスト122との更新に関する処理のみを示している。
実施の形態4に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態4に係る電子メール配送方法に相当する。また、実施の形態4に係る電子メール配送装置10の動作は、実施の形態4に係る電子メール配送プログラムの処理手順に相当する。
S401の判断結果受付処理では、判断結果受付部17は、図8のS311で送信された判断結果53を受け付ける。
S402の判断結果集計処理では、リスト登録部20は、S401で電子メール40の配送を許可するという判断結果53が受け付けられた場合には、送信元41についての許可件数に1加算する。一方、リスト登録部20は、S401で電子メール40の配送を許可しないという判断結果53が受け付けられた場合には、送信元41についての不許可件数に1加算する。
S403の結果数判定処理では、リスト登録部20は、S301で受信された電子メール40の送信元41について受け付けられた判断結果53の数が、閾値以上であるか否かを判定する。ここでは、閾値は10であるため、判断結果53の数が10以上であるか否かが判定される。
リスト登録部20は、判断結果53の数が閾値以上である場合、処理をS404へ進める。一方、リスト登録部20は、判断結果53の数が閾値未満である場合、処理を終了する。
リスト登録部20は、判断結果53の数が閾値以上である場合、処理をS404へ進める。一方、リスト登録部20は、判断結果53の数が閾値未満である場合、処理を終了する。
S404の割合判定処理では、リスト登録部20は、S402で加算された許可件数及び不許可件数に基づき、基準値以上の割合の判断結果53が電子メール40の配送を許可すること、又は、許可しないことを示すか判定する。ここでは、基準値は70%であるため、70%以上の判断結果53が電子メール40の配送を許可すること、又は、許可しないことを示すかが判定される。
リスト登録部20は、基準値以上の割合の判断結果53が電子メール40の配送を許可することを示す場合、処理をS405に進める。リスト登録部20は、基準値以上の割合の判断結果53が電子メール40の配送を許可しないことを示す場合、処理をS406に進める。リスト登録部20は、いずれも示さない場合、処理を終了する。
リスト登録部20は、基準値以上の割合の判断結果53が電子メール40の配送を許可することを示す場合、処理をS405に進める。リスト登録部20は、基準値以上の割合の判断結果53が電子メール40の配送を許可しないことを示す場合、処理をS406に進める。リスト登録部20は、いずれも示さない場合、処理を終了する。
S405のホワイトリスト登録処理では、リスト登録部20は、S301で受信された電子メール40の送信元41をホワイトリスト121に登録する。S406のブラックリスト登録処理では、リスト登録部20は、S301で受信された電子メール40の送信元41をブラックリスト122に登録する。
***効果の説明***
実施の形態4に係る電子メール配送装置10では、判断結果53に基づきホワイトリスト121又はブラックリスト122に送信元41を登録する。ホワイトリスト121とブラックリスト122とに送信元41が登録されると、画像データ48を生成する対象の電子メール40が減る。
したがって、実施の形態4に係る電子メール配送装置10では、トラフィックを少なく抑えることが可能である。また、受信者の作業負荷を少なく抑えることが可能である。
実施の形態4に係る電子メール配送装置10では、判断結果53に基づきホワイトリスト121又はブラックリスト122に送信元41を登録する。ホワイトリスト121とブラックリスト122とに送信元41が登録されると、画像データ48を生成する対象の電子メール40が減る。
したがって、実施の形態4に係る電子メール配送装置10では、トラフィックを少なく抑えることが可能である。また、受信者の作業負荷を少なく抑えることが可能である。
また、実施の形態4に係る電子メール配送装置10では、複数の判断結果53に基づき、ホワイトリスト121又はブラックリスト122に送信元41を登録する。特に、実施の形態3で説明したように、1つの送信元41について、同じ宛先42から受け付ける判断結果53は1つである。そのため、実施の形態4に係る電子メール配送装置10では、複数の宛先42から受け付けた判断結果53に基づき、ホワイトリスト121又はブラックリスト122に送信元41を登録する。
これにより、送信元41のリストへの登録が1人の受信者の判断に委ねられることがないので、送信元41を誤ったリストに登録することを防止することが可能である。業務に関係する電子メール40を装ってウイルスを送りつける電子メール40もあり、受信者が誤った判断をする可能性もある。そのため、複数の受信者からの判断結果53に基づきリストに登録することは有効である。
その結果、ウイルスを含む有害な電子メール40をユーザ端末30に配送してしまうことを防止できるとともに、業務に関係する電子メール40を誤って配送しないようにしてしまうことを防止できる。
なお、有害な電子メール40には、ウイルスを含む電子メール40以外にも、広告のような業務とは無関係の電子メール40も含む。
これにより、送信元41のリストへの登録が1人の受信者の判断に委ねられることがないので、送信元41を誤ったリストに登録することを防止することが可能である。業務に関係する電子メール40を装ってウイルスを送りつける電子メール40もあり、受信者が誤った判断をする可能性もある。そのため、複数の受信者からの判断結果53に基づきリストに登録することは有効である。
その結果、ウイルスを含む有害な電子メール40をユーザ端末30に配送してしまうことを防止できるとともに、業務に関係する電子メール40を誤って配送しないようにしてしまうことを防止できる。
なお、有害な電子メール40には、ウイルスを含む電子メール40以外にも、広告のような業務とは無関係の電子メール40も含む。
ホワイトリスト121とブラックリスト122とに、電子メール配送装置10の管理者によってメールアドレスやドメインが登録される場合がある。例えば、新たに取引先となった企業がある場合には、その企業のドメインがホワイトリスト121に登録される。また、情報セキュリティの企業等から提供されるウイルスの送信元のメールアドレスやドメインがブラックリスト122に登録される。
ホワイトリスト121とブラックリスト122とに管理者によってメールアドレスやドメインが登録された場合、S405又はS406でリスト登録部20が登録しようとする送信元41がホワイトリスト121又はブラックリスト122に既に登録されている可能性がある。
そこで、ホワイトリスト121とブラックリスト122とに管理者によってメールアドレスやドメインが登録される場合、リスト登録部20は、S405及びS406の前に、登録しようとする送信元41がホワイトリスト121又はブラックリスト122に登録されているか確認する。そして、リスト登録部20は、登録しようとする送信元41がホワイトリスト121又はブラックリスト122に登録されている場合、登録をやめる。
そこで、ホワイトリスト121とブラックリスト122とに管理者によってメールアドレスやドメインが登録される場合、リスト登録部20は、S405及びS406の前に、登録しようとする送信元41がホワイトリスト121又はブラックリスト122に登録されているか確認する。そして、リスト登録部20は、登録しようとする送信元41がホワイトリスト121又はブラックリスト122に登録されている場合、登録をやめる。
上記説明では、実施の形態3に係る電子メール配送装置10に、判断結果53に基づきホワイトリスト121又はブラックリスト122に送信元41を登録する機能を加えた構成を説明した。しかし、実施の形態2に係る電子メール配送装置10に、判断結果53に基づきホワイトリスト121又はブラックリスト122に送信元41を登録する機能を加えた構成にすることも可能である。また、実施の形態1に係る電子メール配送装置10に、判断結果53に基づきホワイトリスト121に送信元41を登録する機能を加えた構成にすることも可能である。
実施の形態1〜4において、メール受信処理でメール受信部11は、受信した電子メール40に対して、ウイルスチェックソフトウェアによるウイルスチェックを行ってもよい。そして、メール受信部11は、ウイルスチェックによりウイルスが検出された場合には、電子メール40を破棄してしまってもよい。
これにより、ウイルスチェックソフトウェアにより検出されるウイルスが含まれている電子メール40を配送してしまうことを防止できる。また、ウイルスがふくまれている電子メール40の画像データ48を送信してしまうことを防止できる。
これにより、ウイルスチェックソフトウェアにより検出されるウイルスが含まれている電子メール40を配送してしまうことを防止できる。また、ウイルスがふくまれている電子メール40の画像データ48を送信してしまうことを防止できる。
また、実施の形態1〜4において、通知送信部15は、画像データ48を通知データ50に含めて宛先42へ送信してもよい。この場合、画像送信部16は不要となる。
図11は、実施の形態1〜4に示した電子メール配送装置10及びユーザ端末30のハードウェア構成の例を示す図である。
電子メール配送装置10及びユーザ端末30は、コンピュータである。電子メール配送装置10及びユーザ端末30の各要素をプログラムで実現することができる。
電子メール配送装置10のハードウェア構成としては、バスに、演算装置901、外部記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904、入出力装置905が接続されている。
電子メール配送装置10及びユーザ端末30は、コンピュータである。電子メール配送装置10及びユーザ端末30の各要素をプログラムで実現することができる。
電子メール配送装置10のハードウェア構成としては、バスに、演算装置901、外部記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904、入出力装置905が接続されている。
演算装置901は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等である。外部記憶装置902は、例えばROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ、ハードディスク装置等である。主記憶装置903は、例えばRAM(Random Access Memory)等である。通信装置904は、例えば通信ボード等である。入出力装置905は、例えばマウス、キーボード、ディスプレイ装置等である。
プログラムは、通常は外部記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされた状態で、順次演算装置901に読み込まれ、実行される。
プログラムは、メール受信部11と、配送判定部13と、画像生成部14と、通知送信部15と、画像送信部16と、判断結果受付部17と、メール配送制御部18と、リスト登録部20と、メーラー31と、画像表示部32と、判断結果送信部33として説明している機能を実現するプログラムである。
更に、外部記憶装置902にはオペレーティングシステム(OS)も記憶されており、OSの少なくとも一部が主記憶装置903にロードされ、演算装置901はOSを実行しながら、上記プログラムを実行する。
また、実施の形態1〜4の説明において、電子メール40と、許可信号46と、不許可信号47と、画像データ48と、画像生成信号49と、通知データ50と、電子メール51と、判断結果53と、破棄信号54と、配送情報55との情報と、リスト記憶部12と、履歴記憶部19とが記憶すると説明した情報等とが主記憶装置903にファイルとして記憶されている。
プログラムは、メール受信部11と、配送判定部13と、画像生成部14と、通知送信部15と、画像送信部16と、判断結果受付部17と、メール配送制御部18と、リスト登録部20と、メーラー31と、画像表示部32と、判断結果送信部33として説明している機能を実現するプログラムである。
更に、外部記憶装置902にはオペレーティングシステム(OS)も記憶されており、OSの少なくとも一部が主記憶装置903にロードされ、演算装置901はOSを実行しながら、上記プログラムを実行する。
また、実施の形態1〜4の説明において、電子メール40と、許可信号46と、不許可信号47と、画像データ48と、画像生成信号49と、通知データ50と、電子メール51と、判断結果53と、破棄信号54と、配送情報55との情報と、リスト記憶部12と、履歴記憶部19とが記憶すると説明した情報等とが主記憶装置903にファイルとして記憶されている。
なお、図11の構成は、あくまでも電子メール配送装置10及びユーザ端末30のハードウェア構成の一例を示すものであり、電子メール配送装置10及びユーザ端末30のハードウェア構成は図11に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
また、上記説明において、「〜部」として説明したものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜プログラム」、「〜工程」、「〜処理」、「〜部品」等と読み替えてもよい。
なお、実施の形態1〜4は、電子メール配送装置10及びユーザ端末30の形態の一例である。
つまり、電子メール配送装置10及びユーザ端末30は、各実施の形態で説明した構成要素の一部を備えなくても構わない。また、電子メール配送装置10及びユーザ端末30は、各実施の形態で説明していない構成要素を備えても構わない。さらに、電子メール配送装置10及びユーザ端末30は、各実施の形態の構成要素の一部または全てを組み合わせたものであっても構わない。
つまり、電子メール配送装置10及びユーザ端末30は、各実施の形態で説明した構成要素の一部を備えなくても構わない。また、電子メール配送装置10及びユーザ端末30は、各実施の形態で説明していない構成要素を備えても構わない。さらに、電子メール配送装置10及びユーザ端末30は、各実施の形態の構成要素の一部または全てを組み合わせたものであっても構わない。
100 電子メールシステム、10 電子メール配送装置、11 メール受信部、12 リスト記憶部、121 ホワイトリスト、122 ブラックリスト、13 配送判定部、14 画像生成部、15 通知送信部、16 画像送信部、17 判断結果受付部、18 メール配送制御部、19 履歴記憶部、20 リスト登録部、30 ユーザ端末、31 メーラー、32 画像表示部、33 判断結果送信部、40,40A,40B 電子メール、41 送信元、42 宛先、43 本文、44 添付ファイル、45 ヘッダ情報、46 許可信号、47 不許可信号、48 画像データ、49 画像生成信号、50 通知データ、51 電子メール、52 識別情報、53 判断結果、54 破棄信号、55 配送情報、60 インターネット、70 LAN、901 演算装置、902 外部記憶装置、903 主記憶装置、904 通信装置、905 入出力装置。
Claims (6)
- 電子メールを受信するメール受信部と、
前記メール受信部が受信した電子メールの送信元が、配送が許可されている送信元を示すホワイトリストに示されているか否かを判定する配送判定部と、
前記送信元が前記ホワイトリストに示されていないと前記配送判定部が判定した場合に、前記電子メールの内容を示す画像データを生成する画像生成部と、
前記画像生成部が画像データを生成したことを通知するための通知データを前記電子メールの宛先に送信する通知送信部と
を備える電子メール配送装置。 - 前記配送判定部は、前記送信元が、配送が禁止されている送信元を示すブラックリストに示されているか否かを判定し、
前記画像生成部が前記画像データを生成するのは、前記送信元が前記ホワイトリストと前記ブラックリストとのいずれのリストにも示されていないと前記配送判定部が判定した場合である
請求項1に記載の電子メール配送装置。 - 前記配送判定部は、前記送信元から前記宛先へ送信された電子メールが、前記メール受信部が過去に受信した電子メールを記憶した履歴記憶部に記憶されているか否かを判定し、
前記画像生成部が前記画像データを生成するのは、前記送信元がいずれのリストにも示されていないと前記配送判定部が判定し、かつ、前記送信元から前記宛先へ送信された電子メールが前記履歴記憶部に記憶されていないと前記配送判定部が判定した場合である
請求項2に記載の電子メール配送装置。 - 前記電子メール配送装置は、さらに、
前記電子メールの配送を許可するか否かの判断結果を受け付ける判断結果受付部と、
同一の送信元について、閾値以上の数の判断結果を前記判断結果受付部が受け付け、かつ、前記判断結果受付部が受け付けた、その送信元についての判断結果のうち基準値以上の割合の判断結果が前記電子メールの配送を許可することを示す場合に、その送信元を前記ホワイトリストに登録するリスト登録部と
を備える請求項1から3までのいずれか1項に記載の電子メール配送装置。 - 前記電子メールの内容を示す画像データは、前記電子メールの本文と添付ファイルとを画像化したデータである
請求項1から4までのいずれか1項に記載の電子メール配送装置。 - 電子メールを受信するメール受信処理と、
前記メール受信処理で受信した電子メールの送信元が、配送が許可されている送信元を示すホワイトリストに示されているか否かを判定する配送判定処理と、
前記送信元がホワイトリストに示されていないと前記配送判定処理で判定された場合に、前記電子メールの内容を示す画像データを生成する画像生成処理と、
前記画像生成処理で画像データが生成されたことを通知するための通知データを前記電子メールの宛先に送信する通知送信処理と
をコンピュータに実行させる電子メール配送プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015019456A JP2016143278A (ja) | 2015-02-03 | 2015-02-03 | 電子メール配送装置及び電子メール配送プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=56570523
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018041242A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | サクサ株式会社 | メール監視装置 |
CN112153062A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-12-29 | 北京北信源软件股份有限公司 | 基于多维度的可疑终端设备检测方法及系统 |
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2015
- 2015-02-03 JP JP2015019456A patent/JP2016143278A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018041242A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | サクサ株式会社 | メール監視装置 |
CN112153062A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-12-29 | 北京北信源软件股份有限公司 | 基于多维度的可疑终端设备检测方法及系统 |
CN112153062B (zh) * | 2020-09-27 | 2023-02-21 | 北京北信源软件股份有限公司 | 基于多维度的可疑终端设备检测方法及系统 |
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