JP2016137127A - Transfer support device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は移乗支援装置に関する。 The present invention relates to a transfer support apparatus.
近年、被介護者をベッドや車椅子間などで移乗させる際の負荷を軽減するための様々な移乗支援装置が開発されている。例えば、特許文献1では、被介護者及び移乗支援装置に対応する複数の質点を含む質点系の重心の位置を算出し、算出された重心の位置に基づいて移乗支援装置の安定性を評価し、安定性の評価結果に応じて移乗支援装置の動作状態を制御する技術について開示している。 In recent years, various transfer support devices have been developed for reducing the load when a care recipient is transferred between a bed and a wheelchair. For example, in Patent Document 1, the position of the center of gravity of a mass system including a plurality of mass points corresponding to the care recipient and the transfer support device is calculated, and the stability of the transfer support device is evaluated based on the calculated position of the center of gravity. A technique for controlling the operating state of the transfer support apparatus according to the stability evaluation result is disclosed.
移乗支援装置が、移乗支援の動作を行う際、重心の位置にかかわらず動作を制御する場合、重心の位置によっては駆動系に過大な負荷がかかる場合がある。このため、負荷に見合う出力性能が駆動系に要求され、駆動系の大型化を招くという問題がある。 When the transfer support device controls the operation regardless of the position of the center of gravity when performing the transfer support operation, an excessive load may be applied to the drive system depending on the position of the center of gravity. For this reason, the drive system is required to have output performance commensurate with the load, and there is a problem that the drive system is enlarged.
本発明は、上記した事情を背景としてなされたものであり、駆動系に要求される出力を抑制することができる移乗支援装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made against the background of the above-described circumstances, and an object thereof is to provide a transfer support apparatus capable of suppressing an output required for a drive system.
本発明にかかる移乗支援装置は、被介護者を保持する保持具と、第1の関節部を介して前記保持具と連結された第1のアームと、第2の関節部を介して前記第1のアームと連結された第2のアームと、前記被介護者の重心位置を検出する重心検出手段と、前記第1の関節部及び前記第2の関節部の角度を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記重心検出手段により検出された重心位置から算出される、前記被介護者の重心に対するモーメントアームに基づいて軌道を算出し、該軌道にしたがって制御を行う。 The transfer support apparatus according to the present invention includes a holder for holding a care recipient, a first arm connected to the holder via a first joint, and the first arm via a second joint. A second arm connected to one arm, a center-of-gravity detecting means for detecting the position of the center of gravity of the care recipient, and a control means for controlling the angles of the first joint part and the second joint part. The control means calculates a trajectory based on a moment arm with respect to the center of gravity of the care receiver calculated from the center of gravity position detected by the center of gravity detection means, and performs control according to the trajectory.
このような移乗支援装置によれば、被介護者の重心位置に応じた軌道に基づいて動作を制御することができるため、重心位置に適した動作を実現し、負荷を抑制することができる。したがって、移乗支援装置の駆動系に要求される出力を抑制することができ、小型化に寄与することができる。 According to such a transfer support device, since the operation can be controlled based on the trajectory corresponding to the center of gravity position of the care recipient, an operation suitable for the center of gravity position can be realized and the load can be suppressed. Therefore, the output required for the drive system of the transfer assist device can be suppressed, which can contribute to downsizing.
本発明によれば、駆動系に要求される出力を抑制することができる移乗支援装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the transfer assistance apparatus which can suppress the output requested | required of a drive system can be provided.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態に係る移乗支援装置1の外観を示す模式図であり、図2は、移乗支援装置1の概略的システム構成を示すブロック図である。移乗支援装置1は、台車2と、台車2に支持されたアーム群3と、アーム群3の先端に設けられた保持具4と、操作部5と、制御装置6を備えている。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
<Embodiment 1>
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating an appearance of a transfer support apparatus 1 according to the embodiment, and FIG. 2 is a block diagram illustrating a schematic system configuration of the transfer support apparatus 1. The transfer support device 1 includes a carriage 2, an
台車2は、車輪21が設けられている。台車2は、車輪21を回転駆動することで、例えば、前後進、左右旋回、加減速、停止などの任意の走行を行うことができる。具体的には、車輪21は、台車用駆動機構22の動作により回転駆動する。台車用駆動機構22は、例えば図示しないモータなどのアクチュエータを備え、制御装置6の制御信号にしたがって車輪22を駆動する。
The carriage 2 is provided with
アーム群3は、関節部31aと、アーム32aと、関節部31bと、アーム32bを備えている。アーム32aは、第1のアームとも呼ばれ、関節部31aを介して保持具4と連結している。関節部31aは、第1の関節部とも呼ばれ、回転中心点Aを中心にして図1において時計回り又は反時計回りに回動する。すなわち、関節部31aの回動により、アーム32aに対する保持具4の角度が変更される。具体的には、関節部31aは、関節用駆動機構33aの動作により回動する。関節用駆動機構33aは、例えば図示しないモータなどのアクチュエータを備え、制御装置6の制御信号にしたがって動作する。
The
アーム32bは、第2のアームとも呼ばれ、関節部31bを介してアーム32aと連結している。アーム32bは、アーム32aと連結していない側の端が台車2と連結しており、アーム32bは台車2上に固定されている。関節部31bは、第2の関節部とも呼ばれ、回転中心点Oを中心にして図1において時計回り又は反時計回りに回動する。すなわち、関節部31bの回動により、アーム32bに対するアーム32aの角度が変更される。具体的には、関節部31bは、関節用駆動機構33bの動作により回動する。関節用駆動機構33bは、例えば図示しないモータなどのアクチュエータを備え、制御装置6の制御信号にしたがって動作する。
The
保持具4は、被介護者を保持する。移乗支援装置1は、関節部31a、関節部31b、又は車輪21を駆動して、保持具4により保持された被介護者の移乗動作を支援する。操作部5は、移乗支援装置1を操作するための入力装置である。操作部5は、例えば、操作レバーを有し、操作レバーに加えられた操作力の大きさ、方向等を検出し、操作信号を制御装置6に出力する。
The holder 4 holds a cared person. The transfer support device 1 drives the
制御装置6は、例えば、制御処理、演算処理等を行うCPU(Central Processing Unit)61、CPU61によって実行される制御プログラム、演算プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)62、処理データ等を記憶するRAM(Random Access Memory)63等からなるマイクロコンピュータを中心にして、ハードウェア構成されている。制御装置6は、操作部5が出力した操作信号に応じて上述の各駆動機構に制御信号を出力し、各駆動機構を制御する。具体的には、制御装置6は、関節部31a及び関節部31bの動作に関し、操作信号に応じて、関節部31a及び関節部31bの軌道を算出し、算出された軌道に沿った動作を実現する制御信号を関節用駆動機構33a及び関節用駆動機構33bに出力する。
The control device 6 includes, for example, a CPU (Central Processing Unit) 61 that performs control processing, arithmetic processing, and the like, a ROM (Read Only Memory) 62 that stores a control program executed by the
以上説明した構成の移乗支援装置1は、図3に示されるように、重心Gを有する被介護者10を関節部31a及び関節部31bの駆動により移動させる。なお、上記の移乗支援装置1の構成は一例であり、これに限定されない。
As illustrated in FIG. 3, the transfer support device 1 having the configuration described above moves the
図4は、制御装置6の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、図4に示すブロック図では、制御装置6の機能構成のうち、関節部31a及び関節部31bの駆動制御に関する一部分の構成を示しており、理解が容易となるよう他の機能構成については説明を省略している。なお、図4に示される各構成は、例えば、上記制御プログラム又は演算プログラムがCPU61により実行されることで実現される。
FIG. 4 is a block diagram illustrating an example of a functional configuration of the control device 6. In the block diagram shown in FIG. 4, a part of the functional configuration of the control device 6 related to the drive control of the
制御装置6は、トルク取得部51aと、角度取得部52aと、トルク取得部51bと、角度取得部52bと、重量取得部53と、重心検出部54と、駆動制御部55とを含んでいる。
The control device 6 includes a torque acquisition unit 51a, an
トルク取得部51aは、関節部31aの関節用駆動機構33aにおいて発生するトルクの値を取得する。トルク取得部51aは、公知の任意の方法によりトルクの値を取得すればよい。例えば、関節用駆動機構33aにおいてトルクを発生させるアクチュエータがモータである場合には、トルク取得部51aは、モータに通電している電流の測定値にモータのトルク定数を掛け合わせることにより算出されたトルク値を取得すればよい。
The torque acquisition part 51a acquires the value of the torque generated in the
角度取得部52aは、関節部31aの角度を取得する。具体的には、角度取得部52aは、所定の基準座標軸を基準とした保持具4の角度を取得する。ここで、基準座標軸は、絶対座標系の水平方向の座標軸と一致しているとは限らない。このため、角度取得部52aが取得した角度からは、絶対座標系の水平方向の座標軸を基準とした場合の保持具4の角度が直ちにはわからない。なお、角度取得部52aは、例えば図示しないロータリエンコーダを用いて角度を取得する。
The
トルク取得部51bは、関節部31bの関節用駆動機構33bにおいて発生するトルクの値を取得する。トルク取得部51bは、トルク取得部51aと同様、公知の任意の方法によりトルクの値を取得すればよい。
The torque acquisition part 51b acquires the value of the torque generated in the
角度取得部52bは、関節部31bの角度を取得する。具体的には、角度取得部52bは、絶対座標系の水平方向の座標軸を基準としたアーム32aの角度を取得する。なお、角度取得部52bは、例えば図示しないロータリエンコーダを用いて角度を取得する。
The
重量取得部53は、被介護者の重量を取得する。重量取得部53は、例えば、図示しない入力装置を介してユーザなどから入力された重量を取得してもよいし、保持具4などに設けられた図示しない重量センサにより重量を取得してもよい。
The
重心検出部54は、被介護者の重心位置を検出する。重心検出部54は、関節部31aにおけるトルク及び角度と関節部31bにおけるトルク及び角度と被介護者の重量とを用いて重心の位置を推定することにより、被介護者の重心位置を検出する。なお、重心検出部54による具体的な重心位置の検出については、後述する。
The center of
駆動制御部55は、制御手段として機能し、関節部31a及び関節部31bの角度を制御する。具体的には、駆動制御部55は、まず、重心検出部54により検出された重心位置から算出される、被介護者の重心に対するモーメントアームに基づいて軌道を算出する。駆動制御部55は、例えば、乗り心地や移乗支援装置1の動作における可動範囲の制約などの予め定められた制約条件下での最小のモーメントアームを、関節部31a及び関節部31bの動作時に実現する軌道を算出する。そして、駆動制御部55は、算出された軌道にしたがって関節用駆動機構33a及び関節用駆動機構33bに対し制御信号を出力し関節部31a及び関節部31bの角度を制御する。
The
次に、図5を参照して、重心検出部54による重心検出の詳細について説明する。図5及び以下の説明において、各変数は次のように定義される。
T1:関節部31bの関節用駆動機構33bにおいて、被介護者が搭乗した状態でアーム32aを支持するために必要なトルク(すなわち、重力方向の力に釣り合った状態のトルク)を示すベクトル
|T1|:T1の大きさ
T2:関節部31aの関節用駆動機構33aにおいて、被介護者が搭乗した状態の保持具4を支持するために必要なトルク(すなわち、重力方向の力に釣り合った状態のトルク)を示すベクトル
|T2|:T2の大きさ
LOA:関節部31bの回転中心点Oから関節部31aの回転中心点Aに向けたベクトル
|LOA|:LOAの大きさ
LAG:関節部31aの回転中心点Aから被介護者の重心Gに向けたベクトル
|LAG|:LAGの大きさ
LOG:関節部31bの回転中心点Oから被介護者の重心Gに向けたベクトル
mg:被介護者の重量ベクトル
|mg|:被介護者の重量
θ1:水平方向の座標軸を基準としたアーム32aの角度
θ2:水平方向の座標軸を基準とした重心Gの角度
θ2offset:上述の基準座標軸と水平方向の座標軸とのなす角度
Δθ2:上述の基準座標軸を基準とした重心Gの角度
G′:重心Gの水平方向の座標軸上の位置
ここで、上記の変数に関し、以下の関係が成り立つ。
Next, details of the center of gravity detection by the center of
T 1 : A vector indicating the torque required to support the arm 32a in a state where the cared person is in the joint drive mechanism 33b of the joint portion 31b (that is, torque in a state balanced with the force in the gravity direction) T 1 |: T 1 size T 2 : In the joint drive mechanism 33a of the joint portion 31a, the torque required for supporting the holder 4 in a state where the cared person is riding (ie, the force in the direction of gravity) T 2 | | vector indicating the torque) of the balanced state: T 2 of size L OA: vector towards the center of rotation a from the rotational center point O of the joint portion 31b joints 31a | L OA |: L OA Size L AG : Vector from the rotation center point A of the joint part 31a toward the center of gravity G of the cared person | L AG |: L AG magnitude L OG : From the rotation center point O of the joint part 31b Center of gravity G Vector mg: cared person's weight vector | mg |: cared person's weight θ 1 : angle of arm 32a with reference to horizontal coordinate axis θ 2 : center of gravity G with reference to horizontal coordinate axis Angle θ 2offset : Angle Δθ 2 formed by the above-mentioned reference coordinate axis and the horizontal coordinate axis: Angle G ′ of the center of gravity G with respect to the above-mentioned reference coordinate axis: Position of the center of gravity G on the horizontal coordinate axis The following relationship holds for variables.
また、上記数式において、|mg|は重量取得部53により取得され、θ1は角度取得部52bにより取得される。|LOA|はアーム32aの長さに相当するため既知の値である。ここで、基準座標軸を基準とした重心Gの角度Δθ2と、角度取得部52aにより取得される基準座標軸を基準とした保持具4の角度との差をθdとすると、θdが得られれば、角度取得部52aにより取得される角度に基づき、Δθ2を得ることができる。また、θ2offsetが得られれば、式(5)よりθ2が求まる。そして、|T1|がトルク取得部51bにより取得されれば、式(2)より|LAG|が求められるため、重心Gの座標位置を検出することができる。
In the above equation, | mg | is acquired by the
具体的には、重心検出部54は、以下の流れで重心Gの座標位置を検出する。図6は、重心検出部54における重心検出の流れを説明するフローチャートである。以下のフローチャートでは、まずステップ100及びステップ101においてθ2offsetを取得し、ステップ102からステップ104において上記θdを取得している。以下、具体的に説明する。
Specifically, the
ステップ100(S100)において、被介護者が保持具4に搭乗していない状態で、関節部31aを変動させる。なお、この変動の際の一時点において、保持具4の角度は水平となるものとする。
In step 100 (S100), the
ステップ101(S101)において、トルク取得部51aにより取得されるトルク値を監視し、上記変動の際にトルク値が最大となった時の保持具4の角度をθ2offsetとして取得する。なお、ここで取得される保持具4の角度は、角度取得部52aにより取得される、基準座標軸を基準とした角度である。トルク値が最大となった時は、保持具4が水平状態になった時と想定される。このため、この時に角度取得部52aにより取得される角度がθ2offsetに等しい。
In step 101 (S101), the torque value acquired by the torque acquisition unit 51a is monitored, and the angle of the holder 4 at the time when the torque value becomes maximum at the time of the change is acquired as θ2offset . In addition, the angle of the holder 4 acquired here is an angle based on the reference coordinate axis acquired by the
ステップ102(S102)において、被介護者が保持具4に搭乗した状態で関節部31aを変動させる。なお、この変動の際の一時点において、保持具4の角度は水平となるものとする。
In step 102 (S102), the
ステップ103(S103)において、トルク取得部51aにより取得されるトルク値を監視し、上記変動の際にトルク値が最大となった時の保持具4の角度θ′を取得する。なお、θ′は、角度取得部52aにより取得される基準座標軸を基準とした保持具4の角度である。トルク値が最大となった時は、LAGが水平状態になった時と想定される。すなわち、この時、θ2=0である。
In step 103 (S103), the torque value acquired by the torque acquisition unit 51a is monitored, and the angle θ ′ of the holder 4 when the torque value becomes maximum at the time of the change is acquired. Θ ′ is the angle of the holder 4 with reference to the reference coordinate axis acquired by the
ステップ104(S104)において、まず、Δθ2を算出する。θ2=0であり、ステップ101においてθ2offsetが取得されているため、式(5)よりΔθ2が算出される。そして、このΔθ2とステップ103で取得された角度θ′とから、θ′−Δθ2により上記θdを算出する。
In step 104 (S104), first, Δθ 2 is calculated. Since θ 2 = 0 and θ 2 offset is acquired in step 101, Δθ 2 is calculated from equation (5). Then, since this [Delta] [theta] 2 and the angle obtained in
ステップ105(S105)において、被介護者が保持具4に搭乗した状態で、保持具4の角度θ″を取得する。ここで取得される保持具4の角度θ″は、角度取得部52aにより取得される、基準座標軸を基準とした角度である。なお、ステップ105において、保持具4の角度は、任意の角度に固定された状態である。
In step 105 (S105), the angle θ ″ of the holder 4 is acquired in a state where the cared person gets on the holder 4. The angle θ ″ of the holder 4 acquired here is obtained by the
ステップ106(S106)において、この時の重心Gの角度θ2を、式(5)を用いて算出する。なお、式(5)において、θ2offsetは既知であり、Δθ2は、θ″−θdにより得られる。 In step 106 (S106), the angle theta 2 of the center of gravity G at this time is calculated using Equation (5). In Equation (5), θ 2offset is known, and Δθ 2 is obtained by θ ″ −θ d .
ステップ107(S107)において、保持具4の角度が固定された状態で、関節部31bを駆動するトルクを増加させる。
In step 107 (S107), the torque for driving the
ステップ108(S108)において、アーム32aの角度θ1が増加し始めた時のトルク値を|T1|として取得する。トルク値|T1|は、トルク取得部51bにより取得される。アーム32aの角度θ1が増加し始めた時は、関節部31bにおけるトルクが、重力方向の力に釣り合った状態の時と想定される。このため、|T1|として取得することができる。
At step 108 (S108), a torque value when the angle theta 1 of the
ステップ109(S109)において、式(2)より|LAG|を算出する。具体的には、|LAG|は、取得された|T1|と、重量取得部53により取得された|mg|と、既知の|LOA|と、角度取得部52bにより取得されたθ1と、角度取得部52aにより取得された角度に基づいて得られるθ2とを用いて算出される。|LAG|が求まると、図5に示される位置関係から重心Gの座標位置が算出される。
In step 109 (S109), | L AG | is calculated from equation (2). Specifically, | L AG | is the obtained | T 1 |, | mg | obtained by the
以上のようにして重心検出部54により重心Gの座標位置が検出される。次に、移乗支援装置1における移乗支援動作について説明する。図7は、移乗支援装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
As described above, the coordinate position of the gravity center G is detected by the gravity
ステップ10(S10)において、重心検出部54が被介護者の重心Gの位置を検出する。なお、ステップ10の具体的な処理の流れを示したものが上述の図6に示されるフローチャートである。
In step 10 (S10), the center-of-
ステップ11(S11)において、駆動制御部55が、ステップ10で検出された重心位置から算出される被介護者の重心に対するモーメントアームに基づいて軌道を算出する。被介護者の重心に対するモーメントアームは、回転中心点Oから重心Gの水平方向の座標軸上の位置G′までの長さに相当する。
In step 11 (S11), the
ステップ12(S12)において、駆動制御部55は、ステップ11で算出された軌道にしたがって、関節部31a及び関節部31bの角度を制御する。
In step 12 (S12), the
このように、移乗支援装置1は、被介護者の重心位置に応じた軌道に基づいて動作を制御することができるため、重心位置に適した動作を実現し、負荷を抑制することができる。つまり、モーメントアームが最小となる軌道で移乗動作を実現するため、移乗支援装置1の駆動系に要求される出力を抑制することができる。よって、冗長な出力特性を移乗支援装置1が有する必要がなくなり、搭載するアクチュエータや電池などを小型化することができる。 Thus, since the transfer assistance apparatus 1 can control operation | movement based on the track | orbit according to the cared person's gravity center position, operation | movement suitable for a gravity center position can be implement | achieved and load can be suppressed. That is, since the transfer operation is realized on the trajectory where the moment arm is minimized, the output required for the drive system of the transfer support device 1 can be suppressed. Therefore, it is not necessary for the transfer support apparatus 1 to have redundant output characteristics, and the mounted actuator, battery, and the like can be reduced in size.
<実施の形態2>
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態1では、角度取得部52aにより取得される保持具4の角度と、重心Gの角度とのずれ量であるθdを算出した。本実施の形態では、重心Gの角度を、角度取得部52aにより取得される保持具4の角度で近似して重心位置の算出を行う。すなわち、本実施の形態では、重心Gの角度を保持具4の角度とみなす。
<Embodiment 2>
Next, a second embodiment will be described. In the first embodiment, θ d , which is a deviation amount between the angle of the holder 4 acquired by the
このため、実施の形態2にかかる重心検出部54では、上述のθdの算出処理は省略される。具体的には、図6に示されるステップ102からステップ104の処理が省略されることとなる。また、上記の近似を行うため、本実施の形態では、上記ステップ106において、Δθ2は角度取得部52aにより取得されることとなる。
For this reason, in the center-of-
実施の形態2にかかる移乗支援装置1によれば、実際の重心Gの角度と重心位置の検出に用いる重心Gの角度との間に誤差が生じる恐れがあるものの、より簡便な方法により重心位置を検出することができる。また、実施の形態1と同様、移乗支援装置1の駆動系に要求される出力を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、重心Gの角度を保持具4の角度とみなしているが、θdを予め定められた固定値としてもよい。
According to the transfer support apparatus 1 according to the second embodiment, there is a possibility that an error may occur between the actual angle of the center of gravity G and the angle of the center of gravity G used for detecting the position of the center of gravity. Can be detected. Moreover, the output requested | required of the drive system of the transfer assistance apparatus 1 can be suppressed similarly to Embodiment 1. FIG.
In the present embodiment, although the angle of the center of gravity G are considered as the angle of the holder 4, it may be a fixed value which is determined the theta d advance.
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be modified as appropriate without departing from the spirit of the present invention.
1 移乗支援装置
2 台車
4 保持具
6 制御装置
31a、31b 関節部
32a、32b アーム
33a、33b関節用駆動機構
51a、51b トルク取得部
52a、52b 角度取得部
53 重量取得部
54 重心検出部
55 駆動制御部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Transfer assistance apparatus 2 Carriage 4 Holding tool 6
Claims (1)
第1の関節部を介して前記保持具と連結された第1のアームと、
第2の関節部を介して前記第1のアームと連結された第2のアームと、
前記被介護者の重心位置を検出する重心検出手段と、
前記第1の関節部及び前記第2の関節部の角度を制御する制御手段と
を有し、
前記制御手段は、前記重心検出手段により検出された重心位置から算出される、前記被介護者の重心に対するモーメントアームに基づいて軌道を算出し、該軌道にしたがって制御を行う
移乗支援装置。 A holding tool for holding the cared person;
A first arm connected to the holder via a first joint,
A second arm connected to the first arm via a second joint;
Centroid detection means for detecting the centroid position of the care recipient;
Control means for controlling the angles of the first joint part and the second joint part,
The transfer support device, wherein the control means calculates a trajectory based on a moment arm with respect to the center of gravity of the care receiver calculated from the center of gravity position detected by the center of gravity detection means, and performs control according to the trajectory.
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