JP2016135705A - Sheet carrying device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置に関する。 The present invention relates to a sheet conveying apparatus that conveys a sheet.
シート搬送装置は、例えば、複写機、スキャナ、ファクシミリ機といった画像読取り装置に備わっている。シート搬送装置は、シート載置部を有しており、シート載置部に置かれたシートをシート載置部から取り出して搬送し、排出トレイに排出する。 The sheet conveying apparatus is provided in an image reading apparatus such as a copying machine, a scanner, or a facsimile machine. The sheet conveying device has a sheet placing unit, takes out the sheet placed on the sheet placing unit from the sheet placing unit, conveys the sheet, and discharges the sheet to a discharge tray.
シート搬送装置のシート載置部に置かれるシートに付箋が貼り付けられていることがある。付箋は、その一端部が接着剤によってシートに貼り付く接着部とされ、他の部分が非接着部とされたシート片である。一般に、付箋は、接着部の接着力を弱くすることによって、シートから容易に剥がすことが可能なように構成されている。 A sticky note may be affixed to a sheet placed on the sheet placement portion of the sheet conveying apparatus. The sticky note is a sheet piece in which one end portion is an adhesive portion attached to the sheet with an adhesive and the other portion is a non-adhesive portion. Generally, a sticky note is configured so that it can be easily peeled off from a sheet by weakening the adhesive strength of the adhesive portion.
付箋が貼り付けられたシートを搬送すると、搬送中に付箋が剥がれ、剥がれた付箋が搬送路を塞いだりローラに巻き付いたりしてジャムを引き起こすおそれがある。 When a sheet with a tag attached is conveyed, the tag may be peeled off during conveyance, and the peeled tag may block the conveyance path or wind around the roller, causing jamming.
そこで、従来において、シート上の付箋を検出し、付箋を検出したときに搬送を停止することが提案されている（特許文献１）。 Therefore, conventionally, it has been proposed to detect a sticky note on a sheet and stop conveyance when a sticky note is detected (Patent Document 1).
また、搬送用のローラが付箋に接して付箋が剥がれるのを防ぐため、搬送方向と直交する方向にローラを移動させてローラが付箋に当たらないようにすることが提案されている（特許文献２）。 Further, in order to prevent the conveyance roller from coming into contact with the tag and peeling off the tag, it has been proposed to move the roller in a direction perpendicular to the conveyance direction so that the roller does not hit the tag (Patent Document 2). ).
上述の特許文献１の先行技術のようにシートに付箋が貼り付けられている場合に一律に搬送を停止することは、付箋の貼り付いたシートの搬送にシート搬送装置を使用するのを禁止することに相当する。つまり、ユーザは、シート搬送装置を使用する際に、あらかじめシートから付箋を剥し、排出されたシートに必要に応じて付箋を貼り直すという作業を行わなければならない。一律に搬送を停止することによって、シート搬送装置の動作の生産性が損なわれるとともに、ユーザからみた利便性が損なわれるという問題がある。
Stopping the conveyance uniformly when a sticky note is attached to the sheet as in the prior art of
特許文献２の先行技術は、例えば複数の付箋が貼り付けられてどの位置へローラを移動させてもローラが付箋に接する場合には適用することができない。つまり、付箋の貼り付け位置に制約があり、それによって利便性が損なわれるという問題があった。また、搬送方向と直交する方向にローラを移動させることによってスキューが生じ易くなるという問題もあった。。
The prior art of
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、使用上の制約を減らしてユーザにとっての利便性を高めることを目的としている。 The present invention has been made in view of such a problem, and an object of the present invention is to reduce the restrictions on use and improve the convenience for the user.
本発明の一実施形態に係るシート搬送装置は、シートを搬送するシート搬送装置であって、前記シートの搬送を制御する搬送制御部と、前記シートに付箋が貼り付けられている場合に、当該付箋の向きを判別するものであって、当該付箋の接着部に対して当該接着部以外である非接着部が前記シートの搬送方向の下流側である向きを下流向きと判別する向き判別部と、を備える。前記搬送制御部は、前記向き判別部によって前記付箋の向きが前記下流向きと判別されなかった場合には第１の制御を行い、前記下流向きと判別された場合には前記第１の制御と異なる第２の制御を行う。 A sheet conveying apparatus according to an embodiment of the present invention is a sheet conveying apparatus that conveys a sheet, and includes a conveyance control unit that controls conveyance of the sheet, and a sticky note attached to the sheet, An orientation discriminating unit for discriminating the orientation of the sticky note, and for discriminating the orientation of the non-adhesive portion other than the adhesive portion on the downstream side of the sheet conveyance direction as the downstream orientation with respect to the adhesive portion of the sticky note; . The transport control unit performs the first control when the orientation determination unit does not determine the orientation of the sticky note as the downstream orientation, and performs the first control when the orientation determination unit determines that the orientation is the downstream orientation. A different second control is performed.
本発明によると、付箋の向きに応じて搬送の制御を切り替えることができ、使用上の制約を減らしてユーザにとっての利便性を高めることができる。 According to the present invention, conveyance control can be switched according to the orientation of a sticky note, and the convenience for the user can be enhanced by reducing restrictions on use.
図１には本発明の一実施形態に係るシート搬送装置２を備えた複合機１の概略の構成が示されている。また、図２には付箋８が貼り付けられたシート６の例が示されている。なおシート６は、コピーまたはファクシミリ送信などを行う際の原稿である。
FIG. 1 shows a schematic configuration of a
図１において、複合機１は、シート搬送装置２、イメージリーダ３およびプリンタ４を備えている。複合機１は、複写機、ネットワークプリンタ、ネットワークスキャナなどとして使用可能なＭＦＰ（Multi-functional Peripheral ）である。
In FIG. 1, the
シート搬送装置２は、自動ドキュメントフィーダ(ADF :Auto Document Feeder）としてイメージリーダ３の上部に配置されている。シート搬送装置２は、シート載置部２１、排出トレイ２５、およびシート６に接した状態で回転する搬送用の複数のローラを備える。複数のローラには、ピックアップローラ３１、送給ローラ対３２、レジストローラ対３３、中継ローラ対３４、および排出ローラ対３５が含まれる。
The
シート搬送装置２は、コピージョブまたはスキャンジョブにおいて、シート載置部２１に置かれたシート６を搬送路１０に沿って搬送し、排出トレイ２５に排出する。レジストローラ対３３と中継ローラ対３４との間をシート６が通過するとき、シート６に記録されている原稿画像がイメージリーダ３によって読み取られる。
In a copy job or a scan job, the
ピックアップローラ３１は、シート載置部２１からシート６を取り出す。送給ローラ対３２は、送りローラ３２Ａと捌きローラ３２Ｂとで構成され（図１１参照）、複数のシート６が重なって移動する重送が発生するのを防ぐ。レジストローラ対３３は、シート６の傾きを補正するデスキュー処理に用いられる。中継ローラ対３４は、シート６を排出ローラ対３５へ送る。排出ローラ対３５は、シート６を排出トレイ２５へ送り出す。
The
なお、シート搬送装置２において、搬送路１０の始端は、シート６がピックアップローラ３１と接する位置である。また、搬送路１０の終端は、排出ローラ対３５のニップ部の位置である。
In the
図３にはシート搬送装置２の要部のハードウェア構成が示されている。
FIG. 3 shows a hardware configuration of a main part of the
図３において、シート搬送装置２は、搬送機構３０、コントローラ５０、およびシート６に貼り付けられた付箋に関する検出を行うセンサ部４０を有する。搬送機構３０は、上述の複数のローラおよびそれらを駆動するモータなどから構成される。センサ部４０は、例えば後述する光学センサ４１，４２，４３を有する。
In FIG. 3, the
コントローラ５０は、搬送制御部５１、向き判別部５２、浮き上がり量検知部５３、および浮き上がり検知部５４を備える。これらの要素は、ＣＰＵ(Central Processing Unit) が制御用のプログラムを実行することによって実現される機能的要素である。コントローラ５０は、ＣＰＵの他に、プログラムを記憶するＲＯＭ(Read Only Memory)、プログラム実行のワークエリアとして用いられるＲＡＭ(Random Access Memory)などを有している。
The
向き判別部５２は、シート６に付箋８が貼り付けられている場合に、当該付箋８の向きを判別するものであって、当該付箋８の接着部８Ａに対して当該接着部８Ａ以外である非接着部８Ｂがシート６の搬送方向Ｍ１の下流側である向きを「下流向き」と判別する。
The
なお、図２では、付箋８のうちの接着部８Ａを破線の四角で囲んである。以下の図において、付箋８の一部を囲む破線の四角は、囲まれた部分が接着部８Ａであることを表わしている。
In FIG. 2, the
搬送制御部５１は、搬送機構３０に適時に指令を与えてシート６の搬送を制御する。搬送制御部５１は、向き判別部５２によって付箋８の向きが下流向きと判別されなかった場合には第１の制御を行い、下流向きと判別された場合には第１の制御と異なる第２の制御を行う。
The
第１の制御は、シート６の搬送をそのまま続行させる制御であり、これにより、付箋８のないシート６の場合と同様に通常通りの搬送が行われて原稿画像が読み取られる。
The first control is control for continuing the conveyance of the
第２の制御は、例えばシート６の搬送を停止させる制御である。第２の制御は、シート６の搬送を停止させ、その後に搬送方向Ｍ１と反対の方向へシート６を搬送する制御であってもよい。また、第２の制御は、シート６の搬送を停止させ、搬送を再開するか停止させたままとするかの選択を促すメッセージをユーザに伝え、ユーザによる選択に従って搬送を再開しまたは停止させたままとする制御であってもよい。
The second control is control for stopping the conveyance of the
第１の制御は、シートを第１の速度（Ｖ１）で搬送する制御であってもよく、第２の制御は、シート６を第１の速度（Ｖ１）よりも遅い第２の速度（Ｖ２）で搬送する制御であってもよい。この場合、搬送制御部５１は、第２の制御において、シート搬送装置２の経時変化に応じて第２の速度（Ｖ２）を設定する。経時変化の例としてローラの摩耗がある。
The first control may be a control for conveying the sheet at the first speed (V1), and the second control is a second speed (V2) that is slower than the first speed (V1). ). In this case, the
第１の制御は、搬送用の１つまたは複数のローラを第１の圧力（ＰＳ１）でシート６に押し当ててシート６を搬送する制御であってもよく、第２の制御は、当該ローラを第１の圧力（ＰＳ１）よりも小さい第２の圧力（ＰＳ２）でシート６に押し当ててシート６を搬送する制御であってもよい。例えば、送給ローラ対３２の捌きローラ３２Ｂの回転軸を径方向に可動に構成し、捌きローラ３２Ｂの周面をシート６に押し付けるバネなどの付勢手段の付勢力を第１の制御と第２の制御とで切り替えるようにすることでもよい。
The first control may be control for conveying the
浮き上がり量検知部５３は、センサ部４０からの検出結果に基づいて、付箋８とシート６との間隙の大きさである浮き上がり量を検知する。浮き上がり量が検知された場合に、搬送制御部５１は、第２の制御において、浮き上がり量が大きいほど遅い速度でシート６を搬送するように、検知された浮き上がり量に応じて第２の速度（Ｖ２）を変更することができる。
The lift
浮き上がり検知部５４は、シート６の搬送に伴う非接着部８Ｂの浮き上がりの有無を検知する。非接着部８Ｂの浮き上がりの有無の検知が行われる場合には、向き判別部５２は、非接着部８Ｂの浮き上がりが検知されたときに、付箋８の向きが「下流向き」であると判別する。
The
図４には画像形成装置２の動作の概要が示されている。
FIG. 4 shows an outline of the operation of the
図４において、シート搬送装置２は、シート載置部２１にシート６が置かれているとき、ジョブの実行の開始を指示するユーザによる操作に従って、シート６の搬送を開始する（＃１１）。
In FIG. 4, when the
シート６に貼り付けられている付箋８の有無を検知し（＃１２）、付箋８が有る場合（＃１２でＹＥＳ) 、向き判別部５２は付箋８の向きを判別する（＃１４）。向き判別部５２によって付箋８の向きが下流向きと判別された場合には（＃１４でＹＥＳ) 、搬送制御部５１は第２の制御を行う（＃１６）。下流向きではないと判別された場合には（＃１４でＮＯ) 、搬送制御部５１は第1 の制御を行う（＃１５）。
The presence / absence of the
シート載置部２１にシート６が残っている場合には（＃１３でＹＥＳ) 、ステップ＃１１の処理に戻り、残っていない場合には（＃１３でＮＯ) 、処理を終了する。
If the
図５には第２の制御の第１例が示されている。 FIG. 5 shows a first example of the second control.
図５において、搬送制御部５１は、シート６の搬送を停止させる（＃２１）。続いて、搬送制御部５１は、搬送に関わるローラを逆回転させるモードが選択されているかどうかをチェックする（＃２２）。逆回転させるモードが選択されている場合（＃２２でＹＥＳ) 、搬送制御部５１は、ローラを逆回転させてシート６を搬送方向Ｍ１と反対の方向へ逆搬送し、シート６をシート載置部２１へ戻す（＃２３）。逆回転させるモードが選択されていない場合には（＃２２でＮＯ) 、搬送を停止させたまま処理を終える。
In FIG. 5, the
図６には第２の制御の第２例が示されている。 FIG. 6 shows a second example of the second control.
図６において、搬送制御部５１は、シート６の搬送を停止させる（＃３１）。続いて、搬送制御部５１は、搬送を再開するか停止させたままとするかの選択を促すメッセージをユーザに伝える（＃３２）。詳しくは、複合機１の操作パネルにメッセージを表示するよう、操作パネルを制御するパネルコントローラに表示処理を要求する。そして、操作パネルを用いてユーザが選択操作を行い、ユーザによる選択の結果がパネルコントローラから通知されるのを待つ。
In FIG. 6, the
ユーザが再開を選択した場合（＃３３でＹＥＳ) 、搬送制御部５１は、シート６の搬送を再開する。ユーザが再開を選択する場合としては、例えば付箋８として接着力が強いものを用いていることから、下流向きであっても付箋８が剥がれないと判断した場合が挙げられる。
If the user selects resumption (YES in # 33), the
一方、搬送を停止させたままとすることをユーザが選択した場合（＃３３でＮＯ) 、搬送制御部５１は、搬送を停止させたまま処理を終える。
On the other hand, when the user selects to stop the conveyance (NO in # 33), the
図７にはシート搬送装置の動作の第１変形例が示されている。 FIG. 7 shows a first modification of the operation of the sheet conveying apparatus.
図７において、向き判別部５２は、付箋８の向きを「横向き」、「斜め向き」および「縦向き」のいずれかに判別し、「斜め向き」または「縦向き」と判別した場合に、さらに下流向きであるかどうかを判別する（＃４１〜＃４３、＃４５）。
In FIG. 7, when the
「横向き」とは、接着部８Ａと非接着部８Ｂとが並ぶ方向が、搬送方向Ｍ１と直交する方向Ｍ２と平行する向きである。「斜め向き」とは、接着部８Ａと非接着部８Ｂとが並ぶ方向が、搬送方向Ｍ１および方向Ｍ２に対して傾斜した方向となる向きである。「縦向き」とは、接着部８Ａと非接着部８Ｂとが並ぶ方向が、搬送方向Ｍ１と平行する向きである。
“Lateral” is a direction in which the direction in which the bonded
付箋８の向きが「横向き」、「斜め向き」および「縦向き」のいずれかでもない場合（＃４３でＮＯ) 、すなわち、例えば付箋８が貼り付けられていないといった場合には、搬送制御部５１は第１の制御を行う。下流向きではないと判別された場合においても（＃４５でＮＯ) 、第１の制御を行う。横向きと判別された場合（＃４１でＹＥＳ) および下向きと判別された場合（＃４５でＹＥＳ) には、搬送制御部５１は第２の制御を行う。
When the orientation of the
図８には第２の制御の第３例が示されている。この第３例は、付箋８の非接着部８Ｂの浮き上がり量に応じて上述の第２の速度（Ｖ２）を変更するものである。付箋８の浮き上がり量が大きい程、搬送の抵抗となるシート搬送装置２内の内壁に非接着部８Ｂが接触し易いことから付箋８が剥がれ易い。また、搬送の速度が遅い程、非接着部８Ｂを上流側へ押す力が弱いことから付箋８が剥がれにくい。
FIG. 8 shows a third example of the second control. In the third example, the above-described second speed (V2) is changed in accordance with the amount of lifting of the
図８において、浮き上がり量検知部５３によって浮き上がり量を検知する（＃５１）。この検知方法については後述する。
In FIG. 8, the lift
検知された浮き上がり量が基準値Ｎ１（例えば２〜３ｍｍ）よりも小さい場合（＃５２でＮＯ) 、搬送制御部５１は、第１の制御の場合と同じ第１の速度（Ｖ１）でシート６を搬送する通常搬送の処理を実行する（＃５３）。
When the detected lift amount is smaller than the reference value N1 (for example, 2 to 3 mm) (NO in # 52), the
検知された浮き上がり量が基準値Ｎ１よりも大きくかつ基準値Ｎ２（例えば５〜６ｍｍ）よりも小さい場合（＃５４でＮＯ) 、搬送制御部５１は、第２の速度（Ｖ２）として第１の速度（Ｖ１）の例えば９０％程度の速度を設定し、このように設定した第２の速度（Ｖ２）でシート６を搬送する減速搬送１の処理を実行する（＃５５）。
When the detected lift amount is larger than the reference value N1 and smaller than the reference value N2 (for example, 5 to 6 mm) (NO in # 54), the
検知された浮き上がり量が基準値Ｎ２よりも大きくかつ基準値Ｎｎ（例えば１０ｍｍ）よりも小さい場合（＃５６でＮＯ) 、搬送制御部５１は、第２の速度（Ｖ２）として第１の速度（Ｖ１）の例えば８０％程度の速度を設定し、このように設定した第２の速度（Ｖ２）でシート６を搬送する減速搬送２の処理を実行する（＃５７）。
When the detected lifting amount is larger than the reference value N2 and smaller than the reference value Nn (for example, 10 mm) (NO in # 56), the
検知された浮き上がり量が基準値Ｎｎよりも大きい場合（＃５６でＹＥＳ) 、搬送制御部５１は、搬送を停止させる（＃５８）。
If the detected lift amount is larger than the reference value Nn (YES in # 56), the
このように搬送の速度を遅くしまたは搬送を停止させることにより、搬送中に付箋８が剥がれるのを防ぐことができる。
Thus, by slowing the conveyance speed or stopping the conveyance, it is possible to prevent the
図９には第２の制御の第４例が示されている。この第４例は、シート搬送装置２の経年変化であるローラの摩耗に応じて第２の速度（Ｖ２）を変更するものである。摩耗量が大きい程、スリップが顕著になって搬送が不安定になることから付箋８が剥がれ易い。
FIG. 9 shows a fourth example of the second control. In the fourth example, the second speed (V2) is changed according to the wear of the roller, which is the secular change of the
搬送制御部５１は、例えば記憶されている累積搬送枚数に基づいてローラの摩耗量を推定する（＃６１）。すなわち、累積搬送枚数と摩耗量との関係を示すテーブルを参照し、またはこの関係を表わす式に基づく演算をし、摩耗量を取得する。
The
摩耗量が基準値Ｒ１よりも小さい場合（＃６２でＮＯ) 、搬送制御部５１は、第１の制御の場合と同じ第１の速度（Ｖ１）でシート６を搬送する通常搬送の処理を実行する（＃６３）。
When the amount of wear is smaller than the reference value R1 (NO in # 62), the
摩耗量が基準値Ｒ１よりも大きくかつ基準値Ｒ２（Ｒ２＞Ｒ１）よりも小さい場合（＃６４でＮＯ) 、搬送制御部５１は、第２の速度（Ｖ２）として第１の速度（Ｖ１）の例えば９０％の速度を設定し、このように設定した第２の速度（Ｖ２）でシート６を搬送する減速搬送１の処理を実行する（＃６５）。
When the amount of wear is larger than the reference value R1 and smaller than the reference value R2 (R2> R1) (NO in # 64), the
摩耗量が基準値Ｒ２よりも大きくかつ基準値Ｒｎ（Ｒｎ＞Ｒ２）よりも小さい場合（＃６６でＮＯ) 、搬送制御部５１は、第２の速度（Ｖ２）として第１の速度（Ｖ１）の例えば８０％の速度を設定し、このように設定した第２の速度（Ｖ２）でシート６を搬送する減速搬送２の処理を実行する（＃６７）。
When the amount of wear is larger than the reference value R2 and smaller than the reference value Rn (Rn> R2) (NO in # 66), the
摩耗量が基準値Ｒｎよりも大きい場合（＃６６でＹＥＳ) 、搬送制御部５１は、搬送を停止させる（＃６８）。
If the wear amount is larger than the reference value Rn (YES in # 66), the
図１０にはシート搬送装置２の動作の第２変形例が示されている。この例において、向き判別部５２は、シート６の表面および裏面のそれぞれに貼り付けられた付箋８の向きを判別する。
FIG. 10 shows a second modification of the operation of the
図１０において、浮き上がり検知部５４によって非接着部８Ｂの浮き上がりを検知することにより、シート６の表面および裏面のそれぞれにおける付箋８の有無を検知する（＃７０）。
In FIG. 10, the presence or absence of the
シート６の表面に付箋８がある場合（＃７１でＹＥＳ) 、向き判別部５２は、その付箋８の向きを判別する（＃７４）。ステップ＃７４で下流向きと判別された場合（＃７４でＹＥＳ) 、搬送制御部５１は第２の制御を行う（＃７６）。
When the
シート６の裏面に付箋８がある場合（＃７２でＹＥＳ) 、向き判別部５２は、その付箋８の向きを判別する（＃７５）。ステップ＃７５で下流向きと判別された場合（＃７５でＹＥＳ) 、搬送制御部５１は第２の制御を行う（＃７６）。
When the
シート６の表面および裏面に付箋８が無い場合（＃７２でＮＯ) および付箋８の向きが下流向きと判別されなかった場合（＃７５でＮＯ) 、搬送制御部５１は第１の制御を行う（＃７３）。
When there is no
図１１には付箋８の有無を検出する光学センサ４１，４２，４３の構成が示されている。図１１（Ａ）は斜め上方からみた構成を、図１１（Ｂ）は側方からみた構成を、それぞれ示している。
FIG. 11 shows the configuration of
図１１において、シート搬送装置２は、付箋８の非接着部８Ｂの浮き上がりの有無および浮き上がり量を検知するために、複数の光学センサ４１，４２，４３を有している。各光学センサ４１，４２，４３は、シート６の搬送路１０を挟んで対向するように配置された発光部４０１と受光部４０２とからなり、付箋８浮き上がりによる受光部４０２への遮光を検出する。
In FIG. 11, the
これら複数の光学センサ４１，４２，４３は、搬送方向Ｍ１の同じ位置においてシート６の表面との距離が互いに異なるように配置されている。図１１において、光学センサ４１，４２，４３の配置された搬送方向Ｍ１の位置は、送給ローラ対３２の上流側の近傍である。光学センサ４１，４２，４３は、搬送路１０におけるピックアップローラ３１と送給ローラ対３２との間を通過する物体による遮光を検出する。つまり、発光部４０１と受光部４０２との間を通過する物体を検出する。なお、光学センサ４１，４２，４３は、遮光されている期間（オン期間）にわたってハイレベルの信号を出力するものとする。
The plurality of
図１１（Ｂ）に示されるように、搬送路１０のうちのピックアップローラ３１と送給ローラ対３２との間の部分を形成するガイド壁１００は、上側が凸となるように湾曲している。シート６は、ガイド壁１００に沿って湾曲しながら搬送される。この例では、搬送路１０のうちのガイド壁１００によって湾曲した部分（湾曲部分１２）が、付箋８が下流向きに貼りつけられている場合に非接着部８Ｂをシート６に対して浮かせることが可能な浮かせ部となる。
As shown in FIG. 11B, the
図１２には付箋８の向きを判別する方法の第１例が模式的に示されている。図１２では、光学センサ４１，４２，４３の代表として光学センサ４１が描かれている、また、シート６の図示は省略されている。
FIG. 12 schematically shows a first example of a method for determining the orientation of the
搬送路１０は、上述のガイド壁１００によって凸状に湾曲した湾曲部分１２と、湾曲部分１２の下流側に連なる平坦部分１３とを有する。光学センサ４１は、搬送方向Ｍ１における湾曲部分１２と平坦部分１３との境界の付近に配置されている。
The
図１２（Ａ）のように、付箋８が下流向きである場合には、付箋８の接着部８Ａが湾曲部分１２の頂上を通過するとき、接着部８Ａに対して下流側の非接着部８Ｂがシート６から浮き上がり、光学センサ４１によって付箋８が検出される。
As shown in FIG. 12A, when the
これに対して、図１２（Ｂ）のように、付箋８が下流向きでない場合には、付箋８は光学センサ４１によって検出されることなく、湾曲部分１２および平坦部分１３を通過する。
On the other hand, as shown in FIG. 12B, when the
つまり、光学センサ４１がオンになることは、シート６に付箋８が貼り付けられていることを表わし、かつ付箋８が下流向きであることを表わす。
That is, turning on the
図１３には付箋の向きを判別する方法の第２例が模式的に示されている。この第２例では、ピックアップローラ３１と送給ローラ対３２との間でシート６を上側が凹となるように湾曲させるガイド壁１０１を設け、シート６の下面（裏面）に貼り付けられた付箋８の向きを判別する。ガイド壁１０１の下流側の端縁と送給ローラ対３２との間には、付箋８の浮き上がりを可能にする隙間が設けられる。光学センサ４１は、シート６の下面側であってガイド壁１０１の下流側の端縁の近傍に配置される。
FIG. 13 schematically shows a second example of a method for determining the orientation of a sticky note. In the second example, a
図１３（Ａ）のように、付箋８が下流向きである場合には、付箋８は光学センサ４１によって検出されることなく送給ローラ対３２へ進む。
As shown in FIG. 13A, when the
これに対して、図１３（Ｂ）のように、付箋８が下流向きでない場合には、付箋８の非接着部８Ｂがガイド壁１０１を通過した後に浮き上がり、光学センサ４１によって付箋８が検出される。
On the other hand, as shown in FIG. 13B, when the
つまり、光学センサ４１がオンになることは、シート６に付箋８が貼り付けられていることを表わし、かつ付箋８が下流向きでないことを表わす。図１３に示す方法は、例えばシート６に付箋８を貼り付ける位置があらかじめ決まっている場合、および付箋８の貼り付けられた位置を前もって検出する場合に有用である。シート６のうちの付箋８の貼り付けられた部分が光学センサ４１の位置を通過するタイミングで、光学センサ４１がオンになった場合には、そのままシート６の搬送を続行し、光学センサ４１がオンにならなかった場合には、搬送を遅くしたり停止させたりする第２の制御を行えばよい。
That is, turning on the
図１４には浮かせ部の他の例が示されている。 FIG. 14 shows another example of the floating portion.
図１４において、シート搬送装置２は、浮かせ部として送風機構２００を有する。送風機構２００は、送給ローラ対３２の上流側を通過しようとするシート６に対して空気を吹き出し、それによって付箋８に搬送方向Ｍ１の下流側から上流側に向けて空気を吹き付ける。
In FIG. 14, the
図１４（Ａ）のように、付箋８が下流向きである場合には、付箋８の非接着部８Ｂが空気に押されて浮き上がり、光学センサ４１によって付箋８が検出される。このとき、空気を吹き付ける風力を変化させて付箋８を積極的にばたつかせることができる。
As shown in FIG. 14A, when the
ばたつかせることにより、光学センサ４１の検出範囲に付箋８が入る確率が増大するとともに、遮光状態が変動することから遮光をより確実に検出することができるようになる。
By flapping, the probability that the
なお、この場合に、光学センサ４１の検出結果の変化を捉え易くするため、光学センサ４１の出力信号に微分処理を施して信号の変化を強調してもよく、また、光学センサ４１の出力信号を２値化してパルス列に変換してもよい。
In this case, in order to make it easy to catch the change in the detection result of the
一方、図１４（Ｂ）のように、付箋８が下流向きでない場合には、空気の吹き付けによって付箋８の非接着部８Ｂはシート６に押し付けられて浮き上がらない。したがって、付箋８が光学センサ４１によって検出されることなく、シート６が搬送される。
On the other hand, as shown in FIG. 14B, when the
図１５には光学センサ４１の配置例が示されている。
FIG. 15 shows an arrangement example of the
図１５（Ａ）において、光学センサ４１の発光部４１０と受光部４０２とが対向する方向は、搬送方向Ｍ１に直交する方向Ｍ２である。
In FIG. 15A, the direction in which the light emitting unit 410 and the
一方、図１５（Ｂ）において、発光部４０１と受光部４０２とが対向する方向は、搬送方向Ｍ１に直交する方向Ｍ２に対して傾斜した方向である。図１５（Ｂ）のように光学センサ４１を配置することにより、発光部４１０から射出される検出光が付箋８によって遮光される時間が図１５（Ａ）の配置と比べて長くなるので、より確実に付箋８を検出することができる。
On the other hand, in FIG. 15B, the direction in which the
なお、図１５では１つの光学センサ４１の配置が示されているが、複数の光学センサ４１，４２，４３を用いる場合にそれらを図１５（Ｂ）のように配置することができる。図では、発光部４０１が受光部４０２よりも下流側であるが、これとは逆に受光部４０２が発光部４０１よりも下流側であってもよい。
FIG. 15 shows the arrangement of one
図１６には付箋の非接着部が浮上がった状態の例が示されている。 FIG. 16 shows an example in which the non-adhesive portion of the sticky note is lifted.
図１６（Ａ）では浮き上がり量が中程度であり、３つの光学センサ４１，４２，４３のうちの中央の光学センサ４２が付箋８を検出する。図１６（Ｂ）では浮き上がり量が大きく、光学センサ４１，４２，４３のうちのシート６から最も遠い光学センサ４１が付箋８を検出する。つまり、光学センサ４１，４２，４３のシート６からの距離と浮き上がり量とに相関がある。このことから、上述の浮き上がり量検知部５２は、複数の光学センサ４１，４２，４３の出力（検出結果）に基づいて浮き上がり量を検知することができる。
In FIG. 16A, the lifting amount is medium, and the
図１７には付箋の向きを判別する方法の第３例が模式的に示されている。 FIG. 17 schematically shows a third example of a method for determining the orientation of a tag.
図１７（Ａ）において、付箋８の向きは横向きである。この場合、複数の光学センサ４１，４２，４３は、同じタイミングでオンになる。また、図１７（Ｂ）において、付箋８の向きは斜め向きである。この場合、複数の光学センサ４１，４２，４３は、順にずれたタイミングでオンになる。つまり、複数の光学センサ４１，４２，４３の出力が同じタイミングで変化する場合に横向きと判別し、順にずれたタイミングで変化する場合に斜め向きと判別すればよい。
In FIG. 17A, the orientation of the
図１８には測距センサ４５，４６，４７，４８，４９の配置例が示されている。
FIG. 18 shows an arrangement example of the
図１８において、シート搬送装置２は、付箋８の向きを検知するためのセンサとして複数の測距センサ４５，４６，４７，４８，４９を備えている。複数の測距センサ４５〜４９は、搬送方向Ｍ１と直交する方向Ｍ２に並べて配置され、それぞれがシート６の表面方向への距離を検出する。
In FIG. 18, the
図１９には付箋８の向きを判別する方法の第４例が模式的に示されている。
FIG. 19 schematically shows a fourth example of the method for determining the orientation of the
図１９（Ａ）において、付箋８の向きは斜め向きであるが下流向きではない。一方、図１９（Ｂ）において、付箋８の向きは斜め向きでありかつ下流向きである。
In FIG. 19A, the
斜め向きである場合、測距領域を付箋８が通過するとき、測距センサ４５〜４９の少なくとも１つの測距センサの測距結果が他の測距センサの測距結果と異なる。そして、測距結果が時間の経過に伴って変化する。
When the
図中の側方からみた状態から明らかなとおり、測距結果が時間の経過につれて小さくなる場合は、図１９（Ａ）のように上流側が浮き上がった場合であり、付箋８の向きが下流向きでない場合である。また、測距結果が時間の経過につれて大きくなる場合は、図１９（Ｂ）のように下流側が浮き上がった場合であり、付箋８の向きが下流向きである場合である。なお、この場合に、それぞれの測距センサの測距結果に基づいて検出することが可能であるが、複数の測距センサの測距結果を総合的に判断して検出することも可能である。
As is clear from the side view in the figure, when the distance measurement result becomes smaller as time elapses, the upstream side is lifted as shown in FIG. 19A, and the orientation of the
したがって、向き判別部５２は、複数の測距センサ４５〜４９の検出結果に基づいて付箋８の向きを判別することができる。
Therefore, the
上述の実施形態によると、シート６に付箋８が貼り付けられて場合に一律に搬送を停止させず、付箋８の向きを判別することで、付箋８が剥がれ易い下向きの場合のみ搬送を停止させることが可能である。これにより、付箋８が剥がれることで起こるシート詰まりおよびシート６の破損を防ぐとともに、シート６からの原稿画像の読取りの生産性が損なわれる状況の発生を減らしてユーザにとってのシート搬送装置２の利便性を高めることができる。
According to the above-described embodiment, when the
上述の実施形態において、付箋８の向きを下流向きと判別して搬送を停止した場合、向きを変えてシート６をシート載置部３１に置き直すようユーザに促す表示を行うことができる。
In the above-described embodiment, when the direction of the
上述の実施形態において、搬送路１０の形状、搬送用のローラの数および配置位置、光学センサ４１〜４３の個数および配置位置、測距センサ４５〜４９の個数および配置位置などは上に述べた例に限らない。基準値Ｎ１，Ｎ２，Ｎｎおよび基準値Ｒ１，Ｒ２，Ｒｎは適宜選定すればよい。第２の制御において第２の速度（Ｖ２）を３段階以上または無段階で変更するようにしてもよい。
In the above embodiment, the shape of the
その他、シート搬送装置２の各部または全体の構成、構造、形状、個数、配置、制御の順序またはタイミングなどは、本発明の主旨に沿って適宜変更することができる。
In addition, the configuration, structure, shape, number, arrangement, order of control, timing, and the like of each part or the whole of the
２ シート搬送装置
６ シート
８ 付箋
８Ａ 接着部
８Ｂ 非接着部
１０ 搬送路
１２ 湾曲部分（浮かせ部）
３２Ｂ 捌きローラ（ローラ）
５１ 搬送制御部
５２ 向き判別部
５３ 浮き上がり量検知部
５４ 浮き上がり検知部
Ｍ１ 搬送方向
Ｍ２ 搬送方向に直交する方向
４１，４２，４３ 光学センサ
４０１ 発光部
４０２ 受光部
４５，４６，４７，４８，４９ 測距センサ
２００ 送風機構（浮かせ部）
2
32B Rolling roller (roller)
51
Claims (16)
前記シートの搬送を制御する搬送制御部と、
前記シートに付箋が貼り付けられている場合に、当該付箋の向きを判別するものであって、当該付箋の接着部に対して当該接着部以外である非接着部が前記シートの搬送方向の下流側である向きを下流向きと判別する向き判別部と、を備え、
前記搬送制御部は、前記向き判別部によって前記付箋の向きが前記下流向きと判別されなかった場合には第１の制御を行い、前記下流向きと判別された場合には前記第１の制御と異なる第２の制御を行う、
ことを特徴とするシート搬送装置。 A sheet conveying apparatus for conveying a sheet,
A conveyance control unit for controlling conveyance of the sheet;
When a sticky note is attached to the sheet, the orientation of the sticky note is determined, and a non-adhesive part other than the adhesive part is downstream of the adhesive direction of the sticky sheet in the conveyance direction of the sheet An orientation discriminating unit that discriminates the orientation on the side from the downstream orientation,
The transport control unit performs the first control when the orientation determination unit does not determine the orientation of the sticky note as the downstream orientation, and performs the first control when the orientation determination unit determines that the orientation is the downstream orientation. Perform a different second control,
A sheet conveying apparatus.
前記第２の制御は、前記シートの搬送を停止させる制御である、
請求項１記載のシート搬送装置。 The first control is control for continuing the conveyance of the sheet,
The second control is control for stopping conveyance of the sheet.
The sheet conveying apparatus according to claim 1.
請求項１または２記載のシート搬送装置。 The second control is control for stopping conveyance of the sheet and then conveying the sheet in a direction opposite to the conveyance direction.
The sheet conveying apparatus according to claim 1 or 2.
前記第２の制御は、前記シートを前記第１の速度よりも遅い第２の速度で搬送する制御である、
請求項１記載のシート搬送装置。 The first control is control for conveying the sheet at a first speed;
The second control is a control for conveying the sheet at a second speed slower than the first speed.
The sheet conveying apparatus according to claim 1.
前記搬送制御部は、前記第２の制御において、前記浮き上がり量が大きいほど遅い速度で前記シートを搬送するように、検知された前記浮き上がり量に応じて前記第２の速度を変更する、
請求項４記載のシート搬送装置。 A lifting amount detection unit that detects a lifting amount that is the size of the gap between the sticky note and the sheet;
In the second control, the conveyance control unit changes the second speed according to the detected lift amount so that the sheet is transported at a slower speed as the lift amount is larger.
The sheet conveying apparatus according to claim 4.
請求項４または５記載のシート搬送装置。 The conveyance control unit sets the second speed according to a change with time of the sheet conveyance device in the second control;
The sheet conveying apparatus according to claim 4 or 5.
前記第１の制御は、前記ローラを第１の圧力で前記シートに押し当て前記シートを搬送する制御であり、
前記第２の制御は、前記ローラを第１の圧力よりも小さい第２の圧力で前記シートに押し当て前記シートを搬送する制御である、
請求項１記載のシート搬送装置。 A conveyance roller that rotates in contact with the sheet;
The first control is a control for conveying the sheet by pressing the roller against the sheet with a first pressure;
The second control is a control for conveying the sheet by pressing the roller against the sheet with a second pressure smaller than the first pressure.
The sheet conveying apparatus according to claim 1.
前記シートの搬送に伴う前記非接着部の浮き上がりの有無を検知する浮き上がり検知部と、を備え、
前記向き判別部は、前記非接着部分の浮き上がりが検知されたときに、前記付箋の向きを前記下流向きと判別する、
請求項１ないし７のいずれかに記載のシート搬送装置。 A floating portion capable of floating the non-adhesive portion with respect to the sheet when the sticky note is attached in the downstream direction;
A lift detection unit that detects the presence or absence of the non-adhesive part lift accompanying the conveyance of the sheet,
The orientation discriminating unit discriminates the orientation of the sticky note from the downstream orientation when the lifting of the non-adhesive portion is detected;
The sheet conveying apparatus according to claim 1.
前記浮き上がり検知部は、前記光学センサの検出結果に基づいて前記非接着部の浮き上がりの有無を検知する、
請求項８記載のシート搬送装置。 It comprises a light emitting part and a light receiving part arranged so as to face each other across the sheet conveyance path, and includes an optical sensor for detecting light shielding with respect to the light receiving part,
The lifting detection unit detects the presence or absence of lifting of the non-bonded portion based on the detection result of the optical sensor.
The sheet conveying apparatus according to claim 8.
請求項８または９記載のシート搬送装置。 The floating portion is a curved portion that is a part of a conveyance path of the sheet and curves the sheet.
The sheet conveying apparatus according to claim 8 or 9.
請求項８または９記載のシート搬送装置。 The floating portion is a blowing mechanism that blows air on the sticky note.
The sheet conveying apparatus according to claim 8 or 9.
請求項１１記載のシート搬送装置。 The floating portion blows air toward the upstream side from the downstream side in the transport direction to the sticky note,
The sheet conveying apparatus according to claim 11.
請求項１１または１２記載のシート搬送装置。 The floating portion changes the wind force that blows the air and flutters the sticky note.
The sheet conveying apparatus according to claim 11 or 12.
請求項９記載のシート搬送装置。 The sheet conveying apparatus according to claim 9, wherein a direction in which the light emitting unit and the light receiving unit are opposed to each other in the optical sensor is a direction inclined with respect to a direction orthogonal to the conveying direction.
前記複数の光学センサは、前記搬送方向の同じ位置において前記シートの表面との距離が互いに異なるように配置されており、
前記浮き上がり量検知部は、前記複数の光学センサの検出結果に基づいて前記浮き上がり量を検知する
請求項５記載のシート搬送装置。 The light-emitting unit and the light-receiving unit are arranged so as to face each other across the sheet conveyance path, and have a plurality of optical sensors that detect light shielding with respect to the light-receiving unit,
The plurality of optical sensors are arranged such that the distance from the surface of the sheet is different from each other at the same position in the transport direction,
The sheet conveying apparatus according to claim 5, wherein the lift amount detection unit detects the lift amount based on detection results of the plurality of optical sensors.
前記向き判別部は、前記複数の測距センサの検出結果に基づいて前記付箋の向きを判別する
請求項１ないし７のいずれかに記載のシート搬送装置。 A plurality of distance measuring sensors arranged side by side in a direction orthogonal to the conveying direction and each detecting a distance from the surface of the sheet;
The sheet conveying apparatus according to claim 1, wherein the orientation determination unit determines an orientation of the tag based on detection results of the plurality of distance measuring sensors.
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