JP2016135233A - 生体状態検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】生体の姿勢や呼吸を含む生体の状態を検出することができる生体状態検出装置を提供する。【解決手段】生体状態検出装置10は、周波数変調した連続波による送信波を生体を含む対象物に送信し、送信波と対象物からの反射波との周波数差に基づいて、対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダ11と、FM−CWレーダ11の検出結果から、生体の呼吸に基づく体動信号を抽出する抽出手段と、体動信号に基づいて生体の姿勢又は呼吸を判定する判定手段とを備える。【選択図】図2
Description
本発明は、電波を利用した生体状態検出装置に関する。
従来、電波を利用した距離測定方法としては、例えば、FM−CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によるレーダ(以下「FM−CWレーダ」という。)を用いたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された距離測定方法は、FM−CWレーダを用いて周波数変調した信号を波動として送信し、送信した波動又は周波数変調した信号のいずれか一方からなる進行波と、送信された波動が測定対象物によって反射された反射波との混合波を検出し、検出した混合波であって、定在波とは異なり空間上の位置と振幅との関係が時間的な変化を伴う混合波の振幅成分を検出し、振幅成分をスペクトル解析することによって距離スペクトルを求め、測定対象物までの距離を測定するものである。
これにより、進行波と反射波との混合波を検出し、その混合波に基づいて測定対象物までの距離を演算しているので、進行波(送信信号)が受信側に漏れ込まないように送受信側のアンテナを分離する等の必要性がなく、単純で簡易な構造の距離測定装置とすることができるとされている。
しかし、FM−CWレーダでは、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)によって距離スペクトルを算出し、そのピーク位置から対象までの距離を求めることができるが、例えば24GHz帯のセンサーの場合、分離分解能は電波法の規定により掃引周波数帯域200MHzという制限がある。このため、分離分解能が1.5mであり、対象の形状や位置、周囲の環境によっては正確な距離を求めることが困難であった。
したがって、本発明の目的は、掃引周波数帯域200MHz、分離分解能1.5mという制限がある場合でも、生体の姿勢や呼吸を含む生体の状態を検出することができる生体状態検出装置を提供することにある。
[1]周波数変調した連続波による送信波を、生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果から、前記生体の呼吸に基づく体動信号を抽出する抽出手段と、
前記体動信号に基づいて前記生体の姿勢又は呼吸を判定する判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。
[2]周波数変調した連続波による送信波を生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、現在の距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差を前記距離ごとに求めた動作差分データを算出する第1の算出手段と、
前記対象物に前記生体が含まれていない条件で検出された前記FM−CWレーダの検出結果を基準データとし、前記基準データと前記FM−CWレーダの検出結果との差を前記距離ごとに求めた距離別静止差分データを算出する第2の算出手段と、
前記距離別静止差分データに基づいて、所定の時間内の強度の最大値と最小値の差を前記距離ごとに時系列的に求めた区間強度、又は所定の時間内の強度の最大値と最小値との差が最大となった距離を時系列的に求めた区間距離を算出する第3の算出手段と、
前記区間強度又は前記区間距離に基づいて、前記生体の姿勢を判定する姿勢判定手段と
、
を備えた生体状態検出装置。
[3]周波数変調した連続波による送信波を生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、現在の距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差を前記距離ごとに求めた動作差分データを算出する第1の算出手段と、
前記対象物に前記生体が含まれていない条件で検出された前記FM−CWレーダの検出結果を基準データとし、前記基準データと前記FM−CWレーダの検出結果との差を前記距離ごとに求めた距離別静止差分データを算出する第2の算出手段と、
前記距離別静止差分データに基づいて、所定の時間内の強度の最大値と最小値の差を前記距離ごとに時系列的に求めた区間強度、及び所定の時間内の強度の最大値と最小値との差が最大となった距離を時系列的に求めた区間距離を算出する第3の算出手段と、
前記区間強度及び前記区間距離に基づいて、前記生体の姿勢を判定する姿勢判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。
[4]前記動作差分データに対して距離ごとに移動平均処理を行い、得られた処理結果から時間ごとの最大値を時系列的に求めた動作差分移動平均を算出する第4の算出手段をさらに備え、
前記姿勢判定手段は、前記区間強度及び前記動作差分移動平均、前記区間距離及び前記動作差分移動平均、又は前記区間強度、前記区間距離及び前記動作差分移動平均に基づいて、前記生体の姿勢を判定する、
前記[2]又は[3]に記載の生体状態検出装置。
[5]周波数変調した連続波による送信波を生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、現在の距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差を前記距離ごとに求めた動作差分データを算出する第1の算出手段と、
前記動作差分データに対して距離ごとに移動平均処理を行い、得られた処理結果から時間ごとの最大値を時系列的に求めた動作差分移動平均を算出する第4の算出手段と、
前記動作差分移動平均に基づいて、前記生体の姿勢を判定する姿勢判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。
[6]周波数変調した連続波による送信波を、生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、時間ごとに前記距離スペクトル強度データの平均値を演算する第1の演算手段と、
前記距離スペクトル強度データの平均値の変化量データを演算する第2の演算手段と、
前記距離スペクトル強度データの平均値の変化量データに対して演算処理として移動平均処理を行う第3の演算手段と、
前記第3の演算手段による演算結果に基づいて前記生体の呼吸を判定する呼吸判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。
前記FM−CWレーダの検出結果から、前記生体の呼吸に基づく体動信号を抽出する抽出手段と、
前記体動信号に基づいて前記生体の姿勢又は呼吸を判定する判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。
[2]周波数変調した連続波による送信波を生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、現在の距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差を前記距離ごとに求めた動作差分データを算出する第1の算出手段と、
前記対象物に前記生体が含まれていない条件で検出された前記FM−CWレーダの検出結果を基準データとし、前記基準データと前記FM−CWレーダの検出結果との差を前記距離ごとに求めた距離別静止差分データを算出する第2の算出手段と、
前記距離別静止差分データに基づいて、所定の時間内の強度の最大値と最小値の差を前記距離ごとに時系列的に求めた区間強度、又は所定の時間内の強度の最大値と最小値との差が最大となった距離を時系列的に求めた区間距離を算出する第3の算出手段と、
前記区間強度又は前記区間距離に基づいて、前記生体の姿勢を判定する姿勢判定手段と
、
を備えた生体状態検出装置。
[3]周波数変調した連続波による送信波を生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、現在の距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差を前記距離ごとに求めた動作差分データを算出する第1の算出手段と、
前記対象物に前記生体が含まれていない条件で検出された前記FM−CWレーダの検出結果を基準データとし、前記基準データと前記FM−CWレーダの検出結果との差を前記距離ごとに求めた距離別静止差分データを算出する第2の算出手段と、
前記距離別静止差分データに基づいて、所定の時間内の強度の最大値と最小値の差を前記距離ごとに時系列的に求めた区間強度、及び所定の時間内の強度の最大値と最小値との差が最大となった距離を時系列的に求めた区間距離を算出する第3の算出手段と、
前記区間強度及び前記区間距離に基づいて、前記生体の姿勢を判定する姿勢判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。
[4]前記動作差分データに対して距離ごとに移動平均処理を行い、得られた処理結果から時間ごとの最大値を時系列的に求めた動作差分移動平均を算出する第4の算出手段をさらに備え、
前記姿勢判定手段は、前記区間強度及び前記動作差分移動平均、前記区間距離及び前記動作差分移動平均、又は前記区間強度、前記区間距離及び前記動作差分移動平均に基づいて、前記生体の姿勢を判定する、
前記[2]又は[3]に記載の生体状態検出装置。
[5]周波数変調した連続波による送信波を生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、現在の距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差を前記距離ごとに求めた動作差分データを算出する第1の算出手段と、
前記動作差分データに対して距離ごとに移動平均処理を行い、得られた処理結果から時間ごとの最大値を時系列的に求めた動作差分移動平均を算出する第4の算出手段と、
前記動作差分移動平均に基づいて、前記生体の姿勢を判定する姿勢判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。
[6]周波数変調した連続波による送信波を、生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、時間ごとに前記距離スペクトル強度データの平均値を演算する第1の演算手段と、
前記距離スペクトル強度データの平均値の変化量データを演算する第2の演算手段と、
前記距離スペクトル強度データの平均値の変化量データに対して演算処理として移動平均処理を行う第3の演算手段と、
前記第3の演算手段による演算結果に基づいて前記生体の呼吸を判定する呼吸判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。
本発明によれば、生体の姿勢や呼吸を含む生体の状態を検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る生体状態検出装置が適用された照明器具の使用状態を示す図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る生体状態検出装置が適用された照明器具の使用状態を示す図である。
(照明器具の構成)
この照明器具1は、ベッド4が配置された寝室等の室内2の天井3に設けられ、例えばベッド4にいる対象者Pの生体状態を検出する生体状態検出装置10を内蔵している。ここで、対象者Pは、生体の一例である。なお、照明器具は、天井3に設置した照明器具1に限られず、壁面に設置した照明器具やスタンド等その他照明器具でもよい。
この照明器具1は、ベッド4が配置された寝室等の室内2の天井3に設けられ、例えばベッド4にいる対象者Pの生体状態を検出する生体状態検出装置10を内蔵している。ここで、対象者Pは、生体の一例である。なお、照明器具は、天井3に設置した照明器具1に限られず、壁面に設置した照明器具やスタンド等その他照明器具でもよい。
(生体状態検出装置の構成)
図2は、生体状態検出装置10の概略の構成例を示すブロック図である。生体状態検出装置10は、FM−CWレーダ11と、対象者Pの姿勢を判定する姿勢判定部12と、対象者Pの呼吸を判定する呼吸判定部13と、通信部14とを有して概略構成されている。
図2は、生体状態検出装置10の概略の構成例を示すブロック図である。生体状態検出装置10は、FM−CWレーダ11と、対象者Pの姿勢を判定する姿勢判定部12と、対象者Pの呼吸を判定する呼吸判定部13と、通信部14とを有して概略構成されている。
姿勢判定部12及び呼吸判定部13は、FM−CWレーダ11の検出結果から、対象者Pの呼吸に基づく体動信号を抽出する抽出手段と、体動信号に基づいて対象者Pの姿勢又は呼吸を判定する判定手段としての機能を有する。
通信部14は、姿勢判定部12及び呼吸判定部13の判定結果を有線又は無線により外部に送信する。
(FM−CWレーダの構成)
FM−CWレーダ11は、周波数変調した連続波による送信波を対象物に送信し、送信波と対象物からの反射波と周波数差(ビート周波数)をフーリエ変換することにより、対象物までの距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトルを検出する。
FM−CWレーダ11は、周波数変調した連続波による送信波を対象物に送信し、送信波と対象物からの反射波と周波数差(ビート周波数)をフーリエ変換することにより、対象物までの距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトルを検出する。
FM−CWレーダ11により検出された距離スペクトル強度データを次の式(1)に示す。このときに、算出に使用する距離範囲を指定(例えば1〜3mのデータを使用)することでマルチパスや距離範囲外の影響をなくし、測定対象の動きを捉えやすくする。
a(t,x) (Xmin≦x≦Xmax) ・ .・(1)
但し、a:強度、t:時間、x:距離、Xmin:最小指定距離、
Xmax:最大指定距離
a(t,x) (Xmin≦x≦Xmax) ・ .・(1)
但し、a:強度、t:時間、x:距離、Xmin:最小指定距離、
Xmax:最大指定距離
FM−CWレーダ11として、例えば、24GHz帯を用いる。なお、周波数帯は、24GHzに限定されない。
(姿勢判定部の構成)
姿勢判定部12は、第1乃至第4の算出手段121〜124と、姿勢判定手段125とを備える。ここで、第1乃至第4の算出手段121〜124は、抽出手段の一例である。姿勢判定手段125は、判定手段の一例である。
姿勢判定部12は、第1乃至第4の算出手段121〜124と、姿勢判定手段125とを備える。ここで、第1乃至第4の算出手段121〜124は、抽出手段の一例である。姿勢判定手段125は、判定手段の一例である。
第1の算出手段121は、FM−CWレーダ11の検出結果に基づいて、当該距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差(微分値の絶対値)を距離ごとに求めた対象物の動作差分データを算出する。動作差分データから検出範囲内の動体の有無を判定することができる。動作差分データa1を次の式(2)に示す。
a1(t,x)=|a(t,x)−a(t−1,x) (Xmin≦x≦Xmax)・・・ (2)
但し、a1(t,x):動作差分データ
a1(t,x)=|a(t,x)−a(t−1,x) (Xmin≦x≦Xmax)・・・ (2)
但し、a1(t,x):動作差分データ
第2の算出手段122は、対象物に生体が含まれていない条件で検出されたFM−CWレーダ11の検出結果(距離スペクトル強度データ)を基準データ(図3C参照)とし、基準データとFM−CWレーダ11の検出結果(距離スペクトル強度データ)との差を距離ごとに求めた距離別静止差分データを算出する。距離別静止差分データから検出範囲内の物体の有無を判定することができる。距離別静止差分データa2を次の式(3)に示す。
a2(t,x)=a(t,x)−a0(t,x) (Xmin≦x≦Xmax) ・・・(
3)
但し、a0(t,x):生体が存在していないときのデータ(図3C参照)
a2(t,x)=a(t,x)−a0(t,x) (Xmin≦x≦Xmax) ・・・(
3)
但し、a0(t,x):生体が存在していないときのデータ(図3C参照)
図3Bは、生体が存在していない条件での静止差分データ(基準データ)の一例を示す図である。図3Cは、生体が存在していない条件での距離別静止差分データ(基準データ)の一例を示す図である。
第3の算出手段123は、第2の算出手段122が算出した距離別静止差分データに基づいて、区間強度及び区間距離を算出する。
第3の算出手段123は、第2の算出手段122が算出した距離別静止差分データに対し、データ数(例えばデータ数50)を移動平均の手法と同様に、データ区間をずらしながら算出し、データ区間内の最大強度値と最小強度値の差(データ区間内の変化量)を時系列的に距離ごとで求め、距離別の区間内強度変化データa3を算出する。区間内強度変化データa3を次の式(4)に示す。
a3(t、x)=max{a2(t−k,x)}−min{a2(t−k,x)}・・・(4)
(0≦k≦所要データ数)
(Xmin≦x≦Xmax)
但し、a3(t、x):区間内強度変化データ
a3(t、x)=max{a2(t−k,x)}−min{a2(t−k,x)}・・・(4)
(0≦k≦所要データ数)
(Xmin≦x≦Xmax)
但し、a3(t、x):区間内強度変化データ
次に、第3の算出手段123は、求めた距離別のデータ区間内強度変化から、時間ごとの変化量のうち、最大となる変化値を区間強度とし、姿勢判定手段125に出力する。
A1(t,x)=max{a3(t,x)} (Xmin≦x≦Xmax)
但し、A1(t):区間強度、A1 (x):区間距離、
A1(t,x)=max{a3(t,x)} (Xmin≦x≦Xmax)
但し、A1(t):区間強度、A1 (x):区間距離、
第3の算出手段123は、第2の算出手段122が算出した距離別静止差分データに対し、データ数(例えばデータ数50)を移動平均の手法同様に、データ区間をずらしながら算出し、データ区間内の距離ごとの変化量のうち最大の変化量を示した距離をその区間内の距離として区間距離を求める。第3の算出手段123は、算出した区間強度及び区間距離を姿勢判定手段125に出力する。
(呼吸判定部の構成)
呼吸判定部13は、第1乃至第3の演算手段131〜133と、呼吸判定手段134とを備える。第1乃至第3の演算手段131〜133は、抽出手段の一例である。呼吸判定手段134は、判定手段の一例である。
呼吸判定部13は、第1乃至第3の演算手段131〜133と、呼吸判定手段134とを備える。第1乃至第3の演算手段131〜133は、抽出手段の一例である。呼吸判定手段134は、判定手段の一例である。
第2の演算手段132は、第1の演算手段131が演算した距離スペクトル強度データの平均値の変化量データ(微分値)、すなわち距離スペクトル強度平均微分値a5を次の式(8)を用いて演算する。
a5(t)=a4(t)−a4(t−1)・・・(8)
但し、a5(t):距離スペクトル強度平均微分値
a5(t)=a4(t)−a4(t−1)・・・(8)
但し、a5(t):距離スペクトル強度平均微分値
第3の演算手段133は、第2の演算手段132が演算した距離スペクトル強度データの平均値の変化量データに対して演算処理として移動平均処理、すなわち距離スペクトル強度平均変化量移動平均値A4を次の式(9)を用いて演算を行い、再度複数回の移動平均処理、すなわち呼吸有無判定値A4+iを次の式(10)を用いて演算を行う。なお、距離スペクトル強度平均変化量移動平均値A4のみで呼吸有無の判定を行ってもよい。
呼吸判定手段134は、第3の演算手段133による演算結果に基づいて対象者Pの呼吸を判定する。呼吸の判定方法は、例えば、算出した呼吸有無判定値A4+iの信号変化(図6F)に基づき判定を行う。
(実施の形態の動作)
次に、本実施の形態の動作の一例を説明する。
次に、本実施の形態の動作の一例を説明する。
(1)距離データの検出
FM−CWレーダ11は、周波数変調した連続波による送信波を対象物に送信し、送信波と対象物からの反射波との周波数差に基づいて、対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出する。FM−CWレーダ11は、検出結果を姿勢判定部12の第1の算出手段121及び第2の算出手段122、及び呼吸判定部13の第1の演算手段131に出力する。このときにあらかじめ判定に使用する距離範囲(例えば1〜3mのデータを使用)を指定しておくことで、マルチパスや指定範囲外の影響をなくし、測定対象の動きを捉えやすくする。
FM−CWレーダ11は、周波数変調した連続波による送信波を対象物に送信し、送信波と対象物からの反射波との周波数差に基づいて、対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出する。FM−CWレーダ11は、検出結果を姿勢判定部12の第1の算出手段121及び第2の算出手段122、及び呼吸判定部13の第1の演算手段131に出力する。このときにあらかじめ判定に使用する距離範囲(例えば1〜3mのデータを使用)を指定しておくことで、マルチパスや指定範囲外の影響をなくし、測定対象の動きを捉えやすくする。
図3Aは、そのFM−CWレーダ11が出力する距離スペクトル強度データの一例を示す。図3Aは、横軸が時間を表し、縦軸がFM−CWレーダ11からの距離1m、2m、3m、4m、5mごとの強度を表す。
(2)姿勢判定
第1の算出手段121は、FM−CWレーダ11の検出結果に基づいて、現在の距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差を距離ごとに求めた対象物の動作差分データを算出する。
第1の算出手段121は、FM−CWレーダ11の検出結果に基づいて、現在の距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差を距離ごとに求めた対象物の動作差分データを算出する。
次に、第2の算出手段122は、対象物に生体が含まれていない条件で検出されたFM−CWレーダ11の検出結果を基準データ(図3C参照)とし、基準データとFM−CWレーダ11の検出結果との差を距離ごとに求めた距離別静止差分データを算出する。
図4Aは、その距離別静止差分データの一例を示す。図4Aは、横軸が時間を表し、縦軸が静止差分を表す。
次に、第3の算出手段123は、第2の算出手段122が算出した距離別静止差分データに基づいて距離別区間内強度変化データを算出し、距離別区間内強度変化データから区間強度及び区間距離を算出する。第3の算出手段123は、算出した区間強度及び区間距離を姿勢判定手段125に出力する。
図4Bは、距離別区間強度変化データの一例を示す。図4Cは、区間強度の一例を示す。図4Dは、区間距離の一例である。
図4Eは、区間強度の臥位と座位との差を示す図である。図4Fは、区間距離の臥位と座位との差を示す図である。図4Eから、臥位は座位と比べて区間強度が大きいことが分かる。図4Fから、座位は臥位と比べて区間距離が変化していることが分かる。したがって、第3の算出手段123が算出した区間強度と区間距離に基づいて、姿勢判定手段125が対象者Pの姿勢が座位であるか臥位であるかを判定することができる。
一方、第4の算出手段124は、第1の算出手段121が算出した動作差分データに対して距離ごとに移動平均処理を行い、得られた処理結果から時間ごとの最大値を時系列的に求めた動作差分移動平均を算出する。図5Aは、第1の算出手段121が算出した距離別動作差分データの一例を示す。図5Bは、動作差分移動平均の一例を示す。第4の算出手段124は、図5Bに示す動作差分移動平均の時間ごとの最大値を算出して動作差分移動平均を得る。図5Cは、その動作差分移動平均の一例を示す。第4の算出手段124は、算出結果の動作差分移動平均を姿勢判定手段125に出力する。
図5Dは、動作差分移動平均の臥位、座位比較を示す図である。図5Dから、臥位は座位と比べて動作差分移動平均が大きいことが分かる。したがって、第4の算出手段124が算出した動作差分移動平均に基づいて、姿勢判定手段125が対象者Pの姿勢が座位であるか臥位であるかを判定することができる。
姿勢判定手段125は、より正確な判定を行うため、第3の算出手段123及び第4の算出手段が算出した区間距離、区間強度、動作差分移動平均のすべてを用いて対象者Pの姿勢の判定を行うが、区間距離・区間強度・動作差分移動平均のいずれか1つ又は2つを用いて対象者Pの姿勢の判定を行ってもよい。
(3)呼吸判定
図6Dは、図6Cに示す変化量データに対して移動平均処理を行って得られたデータを示す図である。図6Eは、図6Dに示すデータに対して移動平均処理を行って得られたデータを示す図である。図6Fは、図6Eに示すデータを分析した結果を示す図である。
図6Dは、図6Cに示す変化量データに対して移動平均処理を行って得られたデータを示す図である。図6Eは、図6Dに示すデータに対して移動平均処理を行って得られたデータを示す図である。図6Fは、図6Eに示すデータを分析した結果を示す図である。
第1の演算手段131は、FM−CWレーダ11の検出結果に基づいて、時間ごとに距離スペクトル強度データの平均値を演算する。図6Aは、FM−CWレーダ11の検出結果の距離スペクトル強度データの一例を示す。図6Bは、第1の演算手段131による演算結果を示す距離スペクトル強度データの平均値である。
第2の演算手段132は、第1の演算手段131が演算した距離スペクトル強度データの平均値の変化量データ(微分値)を演算する。すなわち、第2の演算手段132は、図6Bに示す距離スペクトル強度データの平均値とその直前の距離スペクトル強度データの平均値との差である距離スペクトル強度データの平均値の変化量データ(微分値)を算出する。図6Cは、第2の演算手段132による演算結果を示す。
第3の演算手段133は、第2の演算手段132が演算した距離スペクトル強度データの平均値の変化量データに対して演算処理として2回に分けて移動平均処理を行う。図6Dは、第3の演算手段133による1回目の移動平均処理の結果の一例を示す。図6Eは、第3の演算手段133による2回目の移動平均処理の結果の一例を示す。
呼吸判定手段134は、第3の演算手段133による演算結果に基づいて対象者Pの呼吸を判定する。具体的には、呼吸判定手段134は、算出した波形(図6E)からTを測定し、Tが基準範囲内(例えば1.0sec〜3.0sec)であれば吸気による波形と判定し、Tが基準範囲外(例えば1.0sec未満、3.0sec超え)であれば呼吸の休息等の波形と判定する。この際吸気から次に吸気と判定されるまでの周期を測定し正常な呼吸周期の範囲内(例えば2.5sec〜6.0sec)であれば呼吸ありと判定する。
(実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)例えば24GHz帯のセンサーでは、掃引周波数帯域200MHz、分離分解能1.5mという制限があり、対象者Pの周囲に対象者Pより電波を反射しやすい物体があると、距離スペクトルピークが電波を反射しやすい物体を示してしまうことや、対象者Pの体型や位置によって距離スペクトルピークから正確な距離を求めることができないといった課題があるため対象者Pの体位の判定が困難であった。本実施の形態では、FM−CWレーダ11が検出した距離スペクトル強度データに基づいて、姿勢判定部12により対象者Pの姿勢が座位であるか臥位であるかを判定することができ、呼吸判定部13により対象者Pの呼吸の有無等を判定することができる。
(2)予め測定距離を指定しておくことにより、指定距離範囲外のマルチパスや他の物体の影響をなくすことができるため、対象者を捉えやすくすることが可能である。
本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)例えば24GHz帯のセンサーでは、掃引周波数帯域200MHz、分離分解能1.5mという制限があり、対象者Pの周囲に対象者Pより電波を反射しやすい物体があると、距離スペクトルピークが電波を反射しやすい物体を示してしまうことや、対象者Pの体型や位置によって距離スペクトルピークから正確な距離を求めることができないといった課題があるため対象者Pの体位の判定が困難であった。本実施の形態では、FM−CWレーダ11が検出した距離スペクトル強度データに基づいて、姿勢判定部12により対象者Pの姿勢が座位であるか臥位であるかを判定することができ、呼吸判定部13により対象者Pの呼吸の有無等を判定することができる。
(2)予め測定距離を指定しておくことにより、指定距離範囲外のマルチパスや他の物体の影響をなくすことができるため、対象者を捉えやすくすることが可能である。
[変形例]
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々に変形、実施が可能である。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々に変形、実施が可能である。
1…照明器具、2…室内、3…天井、4…ベッド、10…生体状態検出装置、
11…FM−CWレーダ、12…姿勢判定部、13…呼吸判定部、14…通信部、
121…第1の算出手段、122…第2の算出手段、123…第3の算出手段、
124…第4の算出手段、125…姿勢判定手段、
131…第1の演算手段、132…第2の演算手段、133…第3の演算手段、
134…呼吸判定手段、P…対象者
11…FM−CWレーダ、12…姿勢判定部、13…呼吸判定部、14…通信部、
121…第1の算出手段、122…第2の算出手段、123…第3の算出手段、
124…第4の算出手段、125…姿勢判定手段、
131…第1の演算手段、132…第2の演算手段、133…第3の演算手段、
134…呼吸判定手段、P…対象者
Claims (6)
- 周波数変調した連続波による送信波を、生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果から、前記生体の呼吸に基づく体動信号を抽出する抽出手段と、
前記体動信号に基づいて前記生体の姿勢又は呼吸を判定する判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。 - 周波数変調した連続波による送信波を生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、現在の距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差を前記距離ごとに求めた動作差分データを算出する第1の算出手段と、
前記対象物に前記生体が含まれていない条件で検出された前記FM−CWレーダの検出結果を基準データとし、前記基準データと前記FM−CWレーダの検出結果との差を前記距離ごとに求めた距離別静止差分データを算出する第2の算出手段と、
前記距離別静止差分データに基づいて、所定の時間内の強度の最大値と最小値の差を前記距離ごとに時系列的に求めた区間強度、又は所定の時間内の強度の最大値と最小値との差が最大となった距離を時系列的に求めた区間距離を算出する第3の算出手段と、
前記区間強度又は前記区間距離に基づいて、前記生体の姿勢を判定する姿勢判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。 - 周波数変調した連続波による送信波を生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、現在の距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差を前記距離ごとに求めた動作差分データを算出する第1の算出手段と、
前記対象物に前記生体が含まれていない条件で検出された前記FM−CWレーダの検出結果を基準データとし、前記基準データと前記FM−CWレーダの検出結果との差を前記距離ごとに求めた距離別静止差分データを算出する第2の算出手段と、
前記距離別静止差分データに基づいて、所定の時間内の強度の最大値と最小値の差を前記距離ごとに時系列的に求めた区間強度、及び所定の時間内の強度の最大値と最小値との差が最大となった距離を時系列的に求めた区間距離を算出する第3の算出手段と、
前記区間強度及び前記区間距離に基づいて、前記生体の姿勢を判定する姿勢判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。 - 前記動作差分データに対して距離ごとに移動平均処理を行い、得られた処理結果から時間ごとの最大値を時系列的に求めた動作差分移動平均を算出する第4の算出手段をさらに備え、
前記姿勢判定手段は、前記区間強度及び前記動作差分移動平均、前記区間距離及び前記動作差分移動平均、又は前記区間強度、前記区間距離及び前記動作差分移動平均に基づいて、前記生体の姿勢を判定する、
請求項2又は3に記載の生体状態検出装置。 - 周波数変調した連続波による送信波を生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、現在の距離スペクトル強度データとその1つ前の距離スペクトル強度データとの差を前記距離ごとに求めた動作差分データを算出する第1の算出手段と、
前記動作差分データに対して距離ごとに移動平均処理を行い、得られた処理結果から時間ごとの最大値を時系列的に求めた動作差分移動平均を算出する第4の算出手段と、
前記動作差分移動平均に基づいて、前記生体の姿勢を判定する姿勢判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。 - 周波数変調した連続波による送信波を、生体を含む対象物に送信し、前記送信波と前記対象物からの反射波との周波数差に基づいて、前記対象物までの予め定められた距離ごとの強度を時系列的に示す距離スペクトル強度データを検出するFM−CWレーダと、
前記FM−CWレーダの検出結果に基づいて、時間ごとに前記距離スペクトル強度データの平均値を演算する第1の演算手段と、
前記距離スペクトル強度データの平均値の変化量データを演算する第2の演算手段と、
前記距離スペクトル強度データの平均値の変化量データに対して演算処理として移動平均処理を行う第3の演算手段と、
前記第3の演算手段による演算結果に基づいて前記生体の呼吸を判定する呼吸判定手段と、
を備えた生体状態検出装置。
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JP2015230185A JP2016135233A (ja) | 2015-11-26 | 2015-11-26 | 生体状態検出装置 |
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JP2015230185A Pending JP2016135233A (ja) | 2015-11-26 | 2015-11-26 | 生体状態検出装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018139881A1 (ko) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | (주)더블유알티랩 | 레이더를 이용한 생체 신호 측정 방법 및 장치 |
US10912493B2 (en) | 2017-01-06 | 2021-02-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Sensor and method |
JP2021030065A (ja) * | 2019-08-16 | 2021-03-01 | 富士通株式会社 | 生体検出装置、方法及びシステム |
-
2015
- 2015-11-26 JP JP2015230185A patent/JP2016135233A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11529064B2 (en) | 2017-01-26 | 2022-12-20 | Wrt Lab Co., Ltd. | Method and device for measuring biometric signal by using radar |
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