JP2016134696A - 受信装置、情報処理方法、サーバ、および、発信器検出システム - Google Patents
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Abstract
【課題】対象の発信器を検出した時にその周囲にどの発信器が存在していたかを示す情報をユーザに活用させることが可能な技術を提供する。【解決手段】ビーコンリーダ3に最も近接しているビーコン(第1発信器)2aは、対象ビーコンとして認識され、そのビーコンIDがサーバ4に送信される。また、ビーコン2aの周辺に位置するビーコン(第2発信器)2b、2c、2d、および、2eは、周辺ビーコンとして認識され、それらのビーコンIDがサーバ4に送信される。【選択図】図1
Description
本発明は、周囲の発信器から発信される発信信号を受信する受信装置、情報処理方法、サーバ、および、発信器検出システムに関する。
従来技術として、近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)を利用して、端末のIDを検出することが知られている。例えば、特許文献1には、検出装置(システムビーコン)が、デバイスのIDを使用してデバイスを検出し、デバイスまでの距離を判定すること、そして、ユーザが検出装置からの閾値距離内にデバイスを移動させることにより、そのユーザが所定のユーザ体験をすることが可能になることが記載されている。
しかしながら、上述のような従来技術を用いても、対象の発信器(例えば、ビーコン)を検出した時にその周囲にどの発信器が存在していたかを示す情報を集め、集めた情報を活用したいというニーズには応えられない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、対象の発信器を検出した時にその周囲にどの発信器が存在していたかを示す情報をユーザに活用させることが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る受信装置は、周囲の発信器から発信される当該発信器に固有の識別情報を含む発信信号を受信する受信部と、上記受信部が受信した発信信号に含まれる識別情報を記録媒体に記録する記録処理部と、を備えており、上記受信部が、当該受信装置に最も近接した発信器である第1発信器から発信される上記発信信号を受信するとともに、第1発信器以外の周辺の発信器である第2発信器から発信される上記発信信号を受信し、上記記録処理部は、第1発信器に固有の識別情報である第1識別情報と、第2発信器に固有の識別情報である第2識別情報とを互いに区別可能に記録する。
本発明の一態様に係る情報処理方法は、周囲の発信器から発信される当該発信器に固有の識別情報を含む発信信号を受信する受信ステップと、上記受信ステップで受信した発信信号に含まれる識別情報を記録媒体に記録する記録処理ステップと、を含んでおり、上記受信ステップにおいて、最も近接した発信器である第1発信器から発信される上記発信信号を受信するとともに、第1発信器以外の周辺の発信器である第2発信器から発信される上記発信信号を受信し、上記記録処理ステップにおいて、第1発信器に固有の識別情報である第1識別情報と、第2発信器に固有の識別情報である第2識別情報とを互いに区別可能に記録する。
本発明の一態様に係るサーバは、受信装置に最も近接した第1発信器から発信される発信信号に含まれる、当該第1発信器に固有の第1識別情報と、第1発信器以外の上記受信装置の周辺の第2発信器から発信される発信信号に含まれる、当該第2発信器に固有の第2識別情報とが互いに区別可能に記録されたデータを上記受信装置から取得する取得部と、上記取得部が上記データを取得する度に上記データを記録することにより、上記データの履歴を蓄積する蓄積部と、を備えている。
本発明の一態様に係る発信器検出システムは、受信装置、および、サーバを備えており、上記受信装置が、周囲の発信器から発信される当該発信器に固有の識別情報を含む発信信号を受信する受信部と、上記受信部が受信した発信信号に含まれる識別情報を記録媒体に記録する記録処理部と、上記記録媒体に記録された識別情報をサーバに送信する送信部と、を備えており、上記サーバが、上記受信装置から識別情報を取得する取得部と、上記取得部が取得した識別情報の履歴を蓄積する蓄積部と、を備えており、上記識別情報が、上記受信装置に最も近接した発信器である第1発信器に固有の識別情報である第1識別情報と、第1発信器以外の上記受信装置の周辺の発信器である第2発信器に固有の識別情報である第2識別情報とが互いに区別可能なデータである。
本発明の一態様によれば、対象の発信器を検出した時にその周囲にどの発信器が存在していたかを示す情報をユーザが活用することができるという効果を奏する。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成は、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成は、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
〈システムの構成と概要〉
まず、本発明の実施形態1に係るビーコン検出システム(発信器検出システム)1について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るビーコン検出システム1の構成を示す図である。図1に示すように、ビーコン検出システム1は、ビーコンを検出し、分析するシステムであり、ビーコン(発信器)2、ビーコンリーダ(受信装置)3、および、サーバ4を備える。図1は、ビーコン2が複数存在する場合を示しており、それぞれビーコン2a〜2eとして示されている。
まず、本発明の実施形態1に係るビーコン検出システム(発信器検出システム)1について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るビーコン検出システム1の構成を示す図である。図1に示すように、ビーコン検出システム1は、ビーコンを検出し、分析するシステムであり、ビーコン(発信器)2、ビーコンリーダ(受信装置)3、および、サーバ4を備える。図1は、ビーコン2が複数存在する場合を示しており、それぞれビーコン2a〜2eとして示されている。
ビーコン2は、例えば、児童によって携帯され、ビーコン2に固有なビーコンID(識別情報)を含む発信信号を定期的に発信するタグであり、低消費電力のため長期間使用することができる。
なお、一実施形態において、ビーコン2と、ビーコンリーダ3とは、近距離無線通信の1つであるBlueTooth(登録商標)Low Energy(以下、BLEと呼ぶ)を介して通信するものであり得、発信信号はアドバタイズ信号であり得る。これにより、ビーコン2は、低消費電力で通信を行うことができるため、ビーコン2のバッテリー切れ等の問題を避けることができる。
ビーコンリーダ3は、例えば、学校の先生に所持される。ビーコン2は、定期的に(例えば、100msecごとに)または不定期に発信信号を発信しており、ビーコンリーダ3は、当該発信信号を受信する。そして、ビーコンリーダ3は、受信した発信信号に含まれるビーコンIDを検出すると共に、その電波強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)によりビーコンリーダ3とビーコン2との間の距離を推定することによって、対象ビーコンおよび周辺ビーコンを特定する。
対象ビーコンとは、ビーコンリーダ3を接近させることで指定されるビーコンである。周辺ビーコンとは、上記対象ビーコンの周辺に位置するビーコンである。
図1に示すように、ビーコンリーダ3に最も近接しているビーコン(第1発信器)2aは、対象ビーコンとして認識され、そのビーコンIDがサーバ4に送信される。また、ビーコン2aの周辺に位置するビーコン(第2発信器)2b、2c、2d、および、2eは、周辺ビーコンとして認識され、それらのビーコンIDがサーバ4に送信される。これは、ビーコンリーダ3が、最も近い距離に位置するビーコン2と、当該ビーコン2の周辺に位置するビーコン2とを区別して検出していることによる。詳細には、対象ビーコンID(第1識別情報)と、周辺ビーコンID(第2識別情報)とが互いに区別可能なデータが、ビーコンリーダ3からサーバ4に送信される。
サーバ4は、無線または有線のネットワークを介して、ビーコンリーダ3からビーコン2に関する情報を受信すると、その情報の履歴を蓄積した上で、当該情報の分析処理を行う。
〈各装置の構成〉
次に、本実施形態に係る各装置の構成について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るビーコン2、ビーコンリーダ3、および、サーバ4の構成を示す図である。
次に、本実施形態に係る各装置の構成について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るビーコン2、ビーコンリーダ3、および、サーバ4の構成を示す図である。
図2に示すように、ビーコン2は、電波発信部21、および、ID記憶部22を備えている。ID記憶部22は、自ビーコン2に固有のビーコンIDを記憶し、電波発信部21に出力する。電波発信部21は、当該ビーコンIDを含む発信信号を定期的に発信する。
ビーコンリーダ3は、ビーコンリーダ3に最も近接しているビーコン2を検出する超近距離モード、および、ビーコンリーダ3の周辺にあるビーコン2を検出する通常モードで動作する装置であり、第1通信部31、処理部32、記憶部33、および、第2通信部34を備える。第1通信部31は、ビーコンリーダ3の周囲にあるビーコン2との間でBLE通信を行う部分であり、ビーコン2から発信信号を受信し、発信信号の電波強度(受信強度)およびビーコンIDを含むビーコン情報を処理部32に出力する。
処理部32は、ビーコンリーダ3全体の制御処理を行う部分であり、機能ブロックとして、ビーコン情報取得部(受信部、認識部)321、ビーコンID抽出部(記録処理部)322、および、サーバ送信部(送信部)323を備える。ビーコン情報取得部321は、第1通信部31から上記ビーコン情報を取得し、電波強度が所定の閾値よりも大きいビーコン情報(ビーコンリーダ3からの距離が所定距離以下であると推定されるビーコン2のビーコン情報)をビーコンID抽出部322に出力する。ビーコンID抽出部322は、ビーコン情報取得部321からビーコン情報を取得し、当該ビーコン情報からビーコンIDを抽出し、ビーコン検出情報として記憶部33に記憶させる。サーバ送信部323は、ビーコンID抽出部322経由で記憶部33からビーコン検出情報を読み出し、第2通信部34に受け渡す。
記憶部33は、処理部32のビーコンID抽出部322からの指示に応じて、ビーコン検出情報を記憶し、または、読み出して出力する。
第2通信部34は、サーバ4との間で、インターネットを通じた通信を行う部分であり、例えば、Wifi(登録商標)通信を行ってもよい。
サーバ4は、各ビーコンリーダ3からビーコン検出情報を受信し、当該ビーコン検出情報の履歴を蓄積し、分析する装置であり、通信部(取得部)41、処理部42、および、蓄積部43を備える。通信部41は、インターネットを通じてビーコンリーダ3との間で通信を行う部分であり、ビーコンリーダ3からビーコン検出情報を受信し、処理部42に出力する。
処理部42は、サーバ4全体の制御処理を行う部分であり、通信部41からビーコン検出情報を取得し、蓄積部43に記憶させる。処理部42は、機能ブロックとして、分析部421を備える。分析部421は、蓄積部43に蓄積された複数のビーコン検出情報を分析し、分析結果を出力する。
蓄積部43は、処理部42からの指示により、ビーコン検出情報を記憶し、当該ビーコン検出情報の履歴を蓄積し、または、読み出して出力する。
〈システムの処理〉
続いて、本発明の実施形態1に係るビーコン検出システム1の処理について、図3の流れに従って説明する。図3は、本発明の実施形態1に係るビーコン検出システム1の処理を示すフローチャートである。本処理は、主としてビーコンリーダ3の処理であり、ビーコンリーダ3の処理を中心にして、ビーコン検出システム1の処理を説明する。
続いて、本発明の実施形態1に係るビーコン検出システム1の処理について、図3の流れに従って説明する。図3は、本発明の実施形態1に係るビーコン検出システム1の処理を示すフローチャートである。本処理は、主としてビーコンリーダ3の処理であり、ビーコンリーダ3の処理を中心にして、ビーコン検出システム1の処理を説明する。
ここでは、学校の児童がビーコン2を名札のように装着し、学校の先生が移動型のビーコンリーダ3を所持していることを想定する。そして、先生がある児童を褒める際に、ビーコンリーダ3を児童のビーコン2に接触させる、または、児童のビーコン2から超近距離までビーコンリーダ3を接近させるという状況で、ビーコンリーダ3の処理が開始される。
まず、ビーコンリーダ3は、ビーコン2の抽出に用いるための設定閾値として、超近距離モードの電波強度閾値(第1閾値)を設定する(S301)。この電波強度閾値は、ビーコンリーダ3がビーコン2を検出したか否かを判定するための閾値であり、特に超近距離モードの場合であるので、ビーコン2と、ビーコンリーダ3とが接触している、または、近接している場合の検出を考慮すると、通常モードよりも大きい値が設定される。
次に、ビーコンリーダ3は、周囲のビーコン2から発信信号を受信し、その中から、電波強度が設定閾値を超えたものを取得する。このとき、ビーコン情報取得部321は、電波強度が設定閾値を超えた発信信号の発信元のビーコン2を対象ビーコンとして認識する(S302)。詳細には、第1通信部31がビーコン2から発信信号を受信し、発信信号の電波強度およびビーコンIDを含むビーコン情報をビーコン情報取得部321に出力する。そして、ビーコン情報取得部321は、第1通信部31から入力されたビーコン情報を参照して、電波強度が設定閾値を超えているビーコン情報を、対象ビーコンのビーコン情報としてビーコンID抽出部322に出力する。これにより、ビーコンリーダ3と接触または近接しているビーコン2である対象ビーコンのビーコン情報がビーコンID抽出部322に出力される。
そして、ビーコンリーダ3は、対象ビーコンIDを抽出し、記憶部33に記憶させる(S303)。詳細には、ビーコンID抽出部322が、ビーコン情報取得部321から入力された対象ビーコンのビーコン情報から対象ビーコンIDを抽出し、ビーコン検出情報として記憶部33に記憶させる。
続いて、ビーコンリーダ3は、設定閾値として、通常モードの電波強度閾値(第2閾値)を設定する(S304)。この電波強度閾値は、特に通常モードの場合であるので、ビーコンリーダ3(または、先生が指定した児童のビーコン2)から所定距離以内に位置するビーコン2の検出を考慮すると、超近距離モードよりも小さい値が設定される。
次に、ビーコンリーダ3は、周囲のビーコン2から発信信号を受信し、その中から、電波強度が設定閾値を超えたものを取得する。このとき、ビーコン情報取得部321は、電波強度が設定閾値を超えた発信信号の発信元である(すなわち、ビーコンリーダ3から所定距離以内に位置する)ビーコン2であって、かつ、上記対象ビーコンではないビーコン2を周辺ビーコンとして認識する(S305)。詳細には、第1通信部31がビーコン2から発信信号を受信し、発信信号の電波強度およびビーコンIDを含むビーコン情報をビーコン情報取得部321に出力する。そして、ビーコン情報取得部321は、第1通信部31から入力されたビーコン情報のうち、電波強度が設定閾値を超えており、かつ、上記対象ビーコンのビーコン情報ではないビーコン情報を、周辺ビーコンのビーコン情報としてビーコンID抽出部322に出力する。
そして、ビーコンリーダ3は、周辺ビーコンIDを抽出し、記憶部33に記憶させる(S306)。詳細には、ビーコンID抽出部322が、ビーコン情報取得部321から入力された周辺ビーコンのビーコン情報から周辺ビーコンIDを抽出し、ビーコン検出情報として記憶部33に記憶させる。
ここで、対象ビーコンおよび周辺ビーコンに関するビーコン検出情報の記憶形式について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係るビーコン検出情報331の構成を示す図である。ビーコン検出情報331は、記憶部33に記憶される情報であり、時刻、対象ビーコンID、および、周辺ビーコンIDを含む、先生が児童を褒める等のタイミングごとのレコードから構成される。時刻は、ビーコンIDを検出した時刻を示す。対象ビーコンIDは、先生が褒める対象等として指定した児童のビーコンIDを示し、本実施形態では、超近距離モードで検出したビーコンIDが設定される。周辺ビーコンIDは、先生が指定した児童の周辺にいる児童のビーコンIDを示す、本実施形態では、通常モードで検出したビーコンIDが設定される。S303では、ビーコン検出情報331のうち、新たなレコードの、時刻および対象ビーコンIDが設定される。S306では、ビーコン検出情報331のうち、S303で対象ビーコンIDが設定されたレコードの、時刻および周辺ビーコンIDが設定される。なお、S303における設定時刻と、S306における設定時刻との時間差は、ビーコン検出情報331を活用する上では問題にならないので、時刻の設定は、いずれか一方で行ってもよい。
さらに、ビーコンリーダ3は、記憶部33に記憶されたビーコン検出情報331を読み出し、サーバ4に送信する(S307)。詳細には、所定のタイミングで、ビーコンID抽出部322が記憶部33から未送信のビーコン検出情報331を読み出し、サーバ送信部323に出力する。サーバ送信部323は、ビーコンID抽出部322からビーコン検出情報331を取得し、第2通信部34を介してサーバ4に送信する。
本実施形態では、移動型のビーコンリーダ3を使用し、対象のビーコン2に接触あるいは接触相当の超近距離に接近させる。その時、ビーコンリーダ3は、ビーコン2から発信される発信信号の電波強度を検出し、当該電波強度が所定の閾値を超えた場合に接触または近接と認識し、当該ビーコンIDを対象ビーコンIDとして抽出する。続いて、ビーコンリーダ3は、対象のビーコン2の周辺にあるビーコン2を通常モードにより検出し、周辺のビーコン2のビーコンIDを周辺ビーコンIDとして抽出する。そして、ビーコンリーダ3は、対象ビーコンIDおよび周辺ビーコンIDを収集し、サーバ4に送信する。
〈効果〉
ビーコン2を超近距離で検出する場合に、ビーコンリーダ3を通常の検出方法で使うことにより、周辺にあるビーコン2のIDも検出でき、明確に対象ビーコンIDと、周辺ビーコンIDとを区別して検出することが可能となる。
ビーコン2を超近距離で検出する場合に、ビーコンリーダ3を通常の検出方法で使うことにより、周辺にあるビーコン2のIDも検出でき、明確に対象ビーコンIDと、周辺ビーコンIDとを区別して検出することが可能となる。
従来のように、ビーコン2から1台ずつ情報を取得する場合には、周辺にあるすべてのビーコン2の情報を得るのに時間がかかるが、本実施形態によれば、特定のビーコン2およびその周辺のビーコン2の情報を一括してリアルタイムに取得することができる。特に、移動体にビーコン2が添付されており、特定の移動体が主であり、その周辺の移動体が従である場合に、主に対して従属している移動体、または、その移動体のグループをリアルタイムに特定することができる。
例えば、学校で先生がある特定の児童を褒めた時に、それを見ていた周囲の児童を特定することができる。これによって、褒めた児童の変化だけでなく、その時に周囲にいた児童が褒められた様子を見たことでどのような変化が起こったかを確認することができる。
具体的には、翌日に同様の内容で周囲に居た児童が褒められる等の事象が発生した時に、その児童に対して前日の褒められるところを見たという事象が影響していることが推測される。このように、ビーコン検出情報331を蓄積することにより、教育現場における児童成長の変化を確認することができる。
〔実施形態2〕
次に、本発明の実施形態2に係るビーコン検出システム1a(図示せず)について説明する。実施形態2に係るビーコンリーダ3aは、実施形態1に係るビーコンリーダ3と比較すると、ボタンなどの操作部(操作受付部)を備える点が異なる。さらに、ビーコンリーダ3aのビーコン検出処理が異なる。
次に、本発明の実施形態2に係るビーコン検出システム1a(図示せず)について説明する。実施形態2に係るビーコンリーダ3aは、実施形態1に係るビーコンリーダ3と比較すると、ボタンなどの操作部(操作受付部)を備える点が異なる。さらに、ビーコンリーダ3aのビーコン検出処理が異なる。
〈ビーコンリーダの構成〉
本実施形態に係るビーコンリーダ3aの構成について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係るビーコンリーダ3aの構成を示す図である。
本実施形態に係るビーコンリーダ3aの構成について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係るビーコンリーダ3aの構成を示す図である。
図5に示すように、ビーコンリーダ3aは、第1通信部31、処理部32、記憶部33、第2通信部34、および、操作部35を備える。操作部35は、ユーザの操作により処理部32のビーコン情報取得部321に処理開始のトリガを与える部分であり、ボタン、レバー、タッチパネルなど、ユーザが操作可能なものであればよい。
〈システムの処理〉
続いて、本発明の実施形態2に係るビーコン検出システム1aの処理について、図6の流れに従って説明する。図6は、本発明の実施形態2に係るビーコン検出システム1aの処理を示すフローチャートである。本処理は、主としてビーコンリーダ3aの処理であり、ビーコンリーダ3aの処理を中心にして、ビーコン検出システム1aの処理を説明する。
続いて、本発明の実施形態2に係るビーコン検出システム1aの処理について、図6の流れに従って説明する。図6は、本発明の実施形態2に係るビーコン検出システム1aの処理を示すフローチャートである。本処理は、主としてビーコンリーダ3aの処理であり、ビーコンリーダ3aの処理を中心にして、ビーコン検出システム1aの処理を説明する。
ここでは、学校の児童がビーコン2を名札のように装着し、学校の先生が移動型のビーコンリーダ3aを所持していることを想定する。そして、先生がある児童を褒める際に、操作部35を操作することにより、ビーコンリーダ3aの処理が開始される。
まず、ビーコンリーダ3aは、操作部35からのトリガ信号を受信した時に、処理を開始する(S601)。詳細には、ビーコン情報取得部321が、操作部35からトリガ信号を受信したことを認識すると、ビーコン2の検出処理を開始する。
次に、ビーコンリーダ3aは、設定閾値として、通常モードの電波強度閾値を設定する(S602)。この電波強度閾値は、通常モードの場合であるので、ビーコンリーダ3a(または、先生が褒める対象として指定した児童のビーコン2)から所定距離以内に位置するビーコン2を検出するための値が設定される。
そして、ビーコンリーダ3aは、周囲のビーコン2から発信信号を受信し、その中から、電波強度が設定閾値を超えたものを取得する(S603)。詳細には、第1通信部31がビーコン2から発信信号を受信し、発信信号の電波強度およびビーコンIDを含むビーコン情報をビーコン情報取得部321に出力する。そして、ビーコン情報取得部321は、第1通信部31から入力されたビーコン情報を参照して、ビーコン情報に含まれる発信信号の電波強度が設定閾値を超えているビーコン情報を取得する。これにより、ビーコン情報取得部321は、ビーコンリーダ3aから所定距離以内に位置するビーコン2のビーコン情報を取得することができる。なお、ビーコン情報取得部321は、電波強度および閾値を比較することなく、第1通信部31から入力されたビーコン情報をすべて取得することとしてもよい。
続いて、ビーコンリーダ3aは、ビーコン情報取得部321がS603において取得したビーコン情報の中から、対象ビーコンIDを抽出し、記憶部33に記憶させる。このとき、ビーコン情報取得部321は、電波強度が最も高い発信信号の発信元を対象ビーコンとして認識する(S604)。詳細には、ビーコン情報取得部321は、S603において取得した各ビーコン情報に含まれる電波強度を比較して、当該電波強度が最も高いビーコン情報を対象ビーコンのビーコン情報としてビーコンID抽出部322に出力する。そして、ビーコンID抽出部322が、当該対象ビーコンのビーコン情報から対象ビーコンIDを抽出し、ビーコン検出情報331の対象ビーコンIDとして記憶部33に記憶させる。
そして、ビーコンリーダ3aは、ビーコン情報取得部321がS603において取得したビーコン情報の中から、周辺ビーコンIDを抽出し、対象ビーコンIDと対応付けて記憶部33に記憶させる。このとき、ビーコン情報取得部321は、対象ビーコン以外の発信信号の発信元を周辺ビーコンとして認識する(S605)。詳細には、ビーコン情報取得部321は、S603において取得した各ビーコン情報のうち、S604で抽出した対象ビーコンのビーコン情報以外のビーコン情報を、周辺ビーコンのビーコン情報としてビーコンID抽出部322に出力する。そして、ビーコンID抽出部322が、当該周辺ビーコンのビーコン情報から周辺ビーコンIDを抽出し、ビーコン検出情報331の周辺ビーコンIDとして記憶部33に記憶させる。
なお、ビーコン検出情報331の時刻は、S604およびS605の少なくともいずれか一方の処理で設定される。これにより、ユーザによる操作部35の操作により、新たなビーコン検出情報331が記憶部33に記憶されたことになる。
さらに、ビーコンリーダ3aは、記憶部33に記憶されたビーコン検出情報331を読み出し、サーバ4に送信する(S606)。詳細には、所定のタイミングで、ビーコンID抽出部322が記憶部33から未送信のビーコン検出情報331を読み出し、サーバ送信部323に出力する。そして、サーバ送信部323は、ビーコンID抽出部322からビーコン検出情報331を取得し、第2通信部34を介してサーバ4に送信する。
〈効果〉
本実施形態によっても、実施形態1と同様に、特定のビーコン2およびその周辺のビーコン2の情報を一括してリアルタイムに取得することができる。これにより、特に、移動体にビーコン2が添付されており、特定の移動体が主であり、その周辺の移動体が従である場合に、主に対して従属している移動体、または、その移動体のグループをリアルタイムに特定することができる。
本実施形態によっても、実施形態1と同様に、特定のビーコン2およびその周辺のビーコン2の情報を一括してリアルタイムに取得することができる。これにより、特に、移動体にビーコン2が添付されており、特定の移動体が主であり、その周辺の移動体が従である場合に、主に対して従属している移動体、または、その移動体のグループをリアルタイムに特定することができる。
また、本実施形態によれば、操作部35(ボタンなど)の操作により、ビーコン2の誤検出の防止を図ることができる。すなわち、ビーコンリーダ3aをビーコン2に接触させる前に操作部35を操作することにより、誤検出することなく対象者を特定することができる。具体的には、特定したい児童のビーコン2にビーコンリーダ3aを接触させる直前に、ボタンを押す等、操作部35を操作することにより、ビーコンリーダ3aがビーコン2の検出処理を行うので、確実に特定した児童のビーコン2を検出することができる。
また、操作部35を操作した時点で、発信信号の電波強度が最も高いビーコン2を対象ビーコンとして認識するので、特定したい児童のビーコン2との距離が他のビーコン2との距離よりも相対的に短ければよい。従って、児童のビーコン2にビーコンリーダ3aを接触させる、または、極端に近付けるというような、変に誤解されるおそれのある操作をすることなく、ビーコン2の検出を行うことが可能である。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3に係るビーコン検出システム1b(図示せず)について説明する。実施形態1、2に係るビーコンリーダ3、3aは移動型であるのに対して、実施形態3に係るビーコンリーダ3b(図示せず)は固定型である。対象者が予め分かる場合には、ユーザがビーコンリーダ3、3aをビーコン2に接触、または、接近させることにより、対象ビーコンIDを特定できるが、対象者が予め分からない場合には、ユーザではなく、対象者がビーコン2をビーコンリーダ3bに接触させた方が効率的である。
本発明の実施形態3に係るビーコン検出システム1b(図示せず)について説明する。実施形態1、2に係るビーコンリーダ3、3aは移動型であるのに対して、実施形態3に係るビーコンリーダ3b(図示せず)は固定型である。対象者が予め分かる場合には、ユーザがビーコンリーダ3、3aをビーコン2に接触、または、接近させることにより、対象ビーコンIDを特定できるが、対象者が予め分からない場合には、ユーザではなく、対象者がビーコン2をビーコンリーダ3bに接触させた方が効率的である。
実施例としては、ビーコン検出システム1bを投票等に活用してもよい。ビーコンリーダ3bの周辺に誰がいたかを検出できるだけでなく、その中のうち誰がビーコン2を接触させたかが分かるので、グループ内で積極的に参加しているメンバを推定することも可能である。
なお、先生が特定の児童を呼んで、ビーコン2を固定型のビーコンリーダ3b(図示せず)に接触させた後に、褒めるようにしてもよい。これにより、実施形態1、2と同様に、ビーコン2を接触させた児童の周辺にいる児童を検出することも可能である。
〔ソフトウェアによる実現例〕
図2、5に示すビーコンリーダ3、3aの各機能ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
図2、5に示すビーコンリーダ3、3aの各機能ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、ビーコンリーダ3、3aは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラム及び各種データがコンピュータ(又はCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)又は記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)等を備えている。そして、コンピュータ(又はCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る受信装置(ビーコンリーダ3、3a、3b)は、周囲の発信器から発信される当該発信器に固有の識別情報を含む発信信号を受信する受信部と、上記受信部が受信した発信信号に含まれる識別情報を記録媒体に記録する記録処理部と、を備えており、上記受信部が、当該受信装置に最も近接した発信器である第1発信器から発信される上記発信信号を受信するとともに、第1発信器以外の周辺の発信器である第2発信器から発信される上記発信信号を受信し、上記記録処理部が、第1発信器に固有の識別情報である第1識別情報と、第2発信器に固有の識別情報である第2識別情報とを互いに区別可能に記録する。
本発明の態様1に係る受信装置(ビーコンリーダ3、3a、3b)は、周囲の発信器から発信される当該発信器に固有の識別情報を含む発信信号を受信する受信部と、上記受信部が受信した発信信号に含まれる識別情報を記録媒体に記録する記録処理部と、を備えており、上記受信部が、当該受信装置に最も近接した発信器である第1発信器から発信される上記発信信号を受信するとともに、第1発信器以外の周辺の発信器である第2発信器から発信される上記発信信号を受信し、上記記録処理部が、第1発信器に固有の識別情報である第1識別情報と、第2発信器に固有の識別情報である第2識別情報とを互いに区別可能に記録する。
上記の構成によれば、受信装置に最も近接した第1発信器に固有の第1識別情報と、第1発信器以外の周辺の第2発信器に固有の第2識別情報とを互いに区別可能に記録する。従って、対象の発信器を検出した時にその周囲にどの発信器が存在していたかを示す情報を活用することができる。
本発明の態様2に係る受信装置は、上記態様1において、第1識別情報と、第2識別情報とが互いに区別可能に記録されたデータをサーバに送信する送信部をさらに備えていることとしてもよい。
上記の構成によれば、第1識別情報と、第2識別情報とが互いに区別可能に記録されたデータをサーバに送信する。従って、サーバにおいて、受信装置に最も近接した特定の発信器の識別情報、および、その周辺の発信器の識別情報を活用することができる。
本発明の態様3に係る受信装置は、上記態様1および2において、上記受信部が第1閾値よりも大きい受信強度の上記発信信号を受信した場合に、当該発信信号の発信元を第1発信器と認識する認識部を更に備え、上記認識部が、第1発信器を認識した時に、上記受信部が第2閾値よりも大きい受信強度の上記発信信号を第1発信器以外の発信器から受信した場合に、当該発信信号の発信元を第2発信器と認識し、第2閾値は第1閾値よりも小さいこととしてもよい。
上記の構成によれば、発信器から発信される発信信号の受信強度を評価する閾値を使い分けることにより、受信装置に最も近接した発信器か、当該発信器以外の周辺の発信器かを認識することができる。
本発明の態様4に係る受信装置は、上記態様1および2において、所定の操作を受け付ける操作受付部と、上記操作受付部が上記所定の操作を受け付けた時に上記受信部が受信した複数の発信信号のうちの受信強度が最も高い発信信号について、当該発信信号の発信元を第1発信器と認識する認識部とを更に備え、上記認識部が、上記複数の発信信号のうち第1発信器以外の発信器が発信した発信信号について、当該発信信号の発信元を第2発信器と認識することとしてもよい。
上記の構成によれば、所定の操作を受け付けた時に、発信器から発信される発信信号の受信強度が最も高いものを特定することにより、受信装置に最も近接した発信器か、当該発信器以外の周辺の発信器かを認識することができる。これにより、受信装置による、発信器の誤認識を防止することができる。
本発明の態様5に係る情報処理方法は、周囲の発信器から発信される当該発信器に固有の識別情報を含む発信信号を受信する受信ステップと、上記受信ステップで受信した発信信号に含まれる識別情報を記録媒体に記録する記録処理ステップと、を含んでおり、上記受信ステップにおいて、最も近接した発信器である第1発信器から発信される上記発信信号を受信するとともに、第1発信器以外の周辺の発信器である第2発信器から発信される上記発信信号を受信し、上記記録処理ステップにおいて、第1発信器に固有の識別情報である第1識別情報と、第2発信器に固有の識別情報である第2識別情報とを互いに区別可能に記録する。
本発明の態様6に係るサーバ(4)は、受信装置に最も近接した第1発信器から発信される発信信号に含まれる、当該第1発信器に固有の第1識別情報と、第1発信器以外の上記受信装置の周辺の第2発信器から発信される発信信号に含まれる、当該第2発信器に固有の第2識別情報とが互いに区別可能に記録されたデータを上記受信装置から取得する取得部と、上記取得部が上記データを取得する度に上記データを記録することにより、上記データの履歴を蓄積する蓄積部と、を備えている。
上記の構成によれば、サーバにおいて、受信装置に最も近接した第1発信器に固有の第1識別情報と、第1発信器以外の受信装置の周辺の第2発信器に固有の第2識別情報とが互いに区別可能に記録されたデータを取得し、当該データの履歴を蓄積する。従って、サーバにおいて、受信装置に最も近接した特定の発信器の識別情報、および、受信装置の周辺の発信器の識別情報を分析することができる。
本発明の態様7に係る発信器検出システム(ビーコン検出システム1、1a、1b)は、受信装置、および、サーバを備えており、上記受信装置が、周囲の発信器から発信される当該発信器に固有の識別情報を含む発信信号を受信する受信部と、上記受信部が受信した発信信号に含まれる識別情報を記録媒体に記録する記録処理部と、上記記録媒体に記録された識別情報をサーバに送信する送信部と、を備えており、上記サーバが、上記受信装置から識別情報を取得する取得部と、上記取得部が取得した識別情報の履歴を蓄積する蓄積部と、を備えており、上記識別情報が、上記受信装置に最も近接した発信器である第1発信器に固有の識別情報である第1識別情報と、第1発信器以外の上記受信装置の周辺の発信器である第2発信器に固有の識別情報である第2識別情報とが互いに区別可能なデータである。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、周囲の発信器から発信される発信信号を受信する受信装置に利用することができる。
1、1a、1b ビーコン検出システム(発信器検出システム)
2 ビーコン(発信器)
3、3a、3b ビーコンリーダ(受信装置)
4 サーバ
31 第1通信部(受信部)
32 処理部
321 ビーコン情報取得部(受信部、認識部)
322 ビーコンID抽出部(記録処理部)
323 サーバ送信部(送信部)
34 第2通信部(送信部)
35 操作部(操作受付部)
41 通信部(取得部)
43 蓄積部
2 ビーコン(発信器)
3、3a、3b ビーコンリーダ(受信装置)
4 サーバ
31 第1通信部(受信部)
32 処理部
321 ビーコン情報取得部(受信部、認識部)
322 ビーコンID抽出部(記録処理部)
323 サーバ送信部(送信部)
34 第2通信部(送信部)
35 操作部(操作受付部)
41 通信部(取得部)
43 蓄積部
Claims (7)
- 周囲の発信器から発信される当該発信器に固有の識別情報を含む発信信号を受信する受信部と、
上記受信部が受信した発信信号に含まれる識別情報を記録媒体に記録する記録処理部と、
を備えており、
上記受信部は、
当該受信装置に最も近接した発信器である第1発信器から発信される上記発信信号を受信するとともに、第1発信器以外の周辺の発信器である第2発信器から発信される上記発信信号を受信し、
上記記録処理部は、第1発信器に固有の識別情報である第1識別情報と、第2発信器に固有の識別情報である第2識別情報とを互いに区別可能に記録する
ことを特徴とする受信装置。 - 第1識別情報と、第2識別情報とが互いに区別可能に記録されたデータをサーバに送信する送信部をさらに備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 上記受信部が第1閾値よりも大きい受信強度の上記発信信号を受信した場合に、当該発信信号の発信元を第1発信器と認識する認識部を更に備え、
上記認識部は、第1発信器を認識した時に、上記受信部が第2閾値よりも大きい受信強度の上記発信信号を第1発信器以外の発信器から受信した場合に、当該発信信号の発信元を第2発信器と認識し、第2閾値は第1閾値よりも小さい
ことを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。 - 所定の操作を受け付ける操作受付部と、
上記操作受付部が上記所定の操作を受け付けた時に上記受信部が受信した複数の発信信号のうちの受信強度が最も高い発信信号について、当該発信信号の発信元を第1発信器と認識する認識部とを更に備え、
上記認識部は、上記複数の発信信号のうち第1発信器以外の発信器が発信した発信信号について、当該発信信号の発信元を第2発信器と認識する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。 - 周囲の発信器から発信される当該発信器に固有の識別情報を含む発信信号を受信する受信ステップと、
上記受信ステップで受信した発信信号に含まれる識別情報を記録媒体に記録する記録処理ステップと、
を含んでおり、
上記受信ステップにおいて、最も近接した発信器である第1発信器から発信される上記発信信号を受信するとともに、第1発信器以外の周辺の発信器である第2発信器から発信される上記発信信号を受信し、
上記記録処理ステップにおいて、第1発信器に固有の識別情報である第1識別情報と、第2発信器に固有の識別情報である第2識別情報とを互いに区別可能に記録する
ことを特徴とする情報処理方法。 - 受信装置に最も近接した第1発信器から発信される発信信号に含まれる、当該第1発信器に固有の第1識別情報と、第1発信器以外の上記受信装置の周辺の第2発信器から発信される発信信号に含まれる、当該第2発信器に固有の第2識別情報とが互いに区別可能に記録されたデータを上記受信装置から取得する取得部と、
上記取得部が上記データを取得する度に上記データを記録することにより、上記データの履歴を蓄積する蓄積部と、
を備えていることを特徴とするサーバ。 - 受信装置、および、サーバを備えており、
上記受信装置は、
周囲の発信器から発信される当該発信器に固有の識別情報を含む発信信号を受信する受信部と、
上記受信部が受信した発信信号に含まれる識別情報を記録媒体に記録する記録処理部と、
上記記録媒体に記録された識別情報をサーバに送信する送信部と、
を備えており、
上記サーバは、
上記受信装置から識別情報を取得する取得部と、
上記取得部が取得した識別情報の履歴を蓄積する蓄積部と、
を備えており、
上記識別情報は、上記受信装置に最も近接した発信器である第1発信器に固有の識別情報である第1識別情報と、第1発信器以外の上記受信装置の周辺の発信器である第2発信器に固有の識別情報である第2識別情報とが互いに区別可能なデータである
ことを特徴とする発信器検出システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015007231A JP2016134696A (ja) | 2015-01-16 | 2015-01-16 | 受信装置、情報処理方法、サーバ、および、発信器検出システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015007231A JP2016134696A (ja) | 2015-01-16 | 2015-01-16 | 受信装置、情報処理方法、サーバ、および、発信器検出システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016134696A true JP2016134696A (ja) | 2016-07-25 |
Family
ID=56434634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015007231A Pending JP2016134696A (ja) | 2015-01-16 | 2015-01-16 | 受信装置、情報処理方法、サーバ、および、発信器検出システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016134696A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3328137A1 (en) | 2016-11-25 | 2018-05-30 | Fujitsu Limited | Information processing system, information processing apparatus, and information processing method |
JP2018129017A (ja) * | 2017-02-10 | 2018-08-16 | Necソリューションイノベータ株式会社 | 移動情報収集システム及び移動情報収集方法 |
-
2015
- 2015-01-16 JP JP2015007231A patent/JP2016134696A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3328137A1 (en) | 2016-11-25 | 2018-05-30 | Fujitsu Limited | Information processing system, information processing apparatus, and information processing method |
JP2018085052A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | 富士通株式会社 | 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 |
US10627476B2 (en) | 2016-11-25 | 2020-04-21 | Fujitsu Limited | Information processing system, information processing apparatus, and information processing method |
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