JP2016126479A - 特徴音抽出方法、特徴音抽出装置、コンピュータプログラム、配信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンピュータにより実行する特徴音抽出方法において、音データを所定時間毎に区切り、区切られた期間毎に音データの周波数成分を含む特徴量を算出し、期間毎に算出した音データの周波数成分を含む特徴量の1以上の成分値xに対して、区間ab≦x≦at(0≦ab<at≦∞)において、xで微分又は劣微分した関数が単調減少であり、下記の式を満たす関数値の下界Tが存在する関数f(x)を作用させ、作用させた結果に基づき、前記期間毎の特徴量を求め、求めた期間毎の特徴量に基づいて、特徴音データを抽出する処理を行う。
【選択図】図2
Description
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は特徴音抽出装置1
のハードウェア構成を示すブロック図である。特徴音抽出装置1は、汎用コンピュータ、ワークステーション、デスクトップ型PC(パーソナルコンピュータ)、ノートブック型PC等である。特徴音抽出装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、大容量記憶装置14、入力部15、出力部16、通信部17(送信部)、読取り部18を含む。各構成はバスで接続されている。
なお、本明細書において、「音」とは、空気中の振動をマイクで取得する狭義の「音」に限らず、例えば空気中、物質中、液体中を伝搬する「振動」を、例えばマイクやピエゾ素子、レーザ微小変位計といった測定装置で計測した場合も含む広義の概念である。
実施の形態2では、出力抑制処理をオンラインで行う。実施の形態2において、特徴音抽出装置1の構成は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。特徴音抽出装置1が行う処理についても、出力抑制処理を除いて、実施の形態1と同様であるので、以下の説明おいては、主として実施の形態1と異なる部分について説明する。
実施の形態3では、出力抑制処理が実施の形態1とは異なる。実施の形態3において、特徴音抽出装置1の構成は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。特徴音抽出装置1が行う処理についても、出力抑制処理を除いて、実施の形態1と同様であるので、以下の説明においては、主として実施の形態1と異なる部分について説明する。
上述において、フィルタは累乗フィルタに限られない。次の2つの要件を満たすものであれば、フィルタとして採用可能である。1の要件は、0以上のある閾値ab以下で最小値Tを取るものである。これは、xが小さい時に値を発散させないためである。他の1の要件は、閾値abを超え範囲ではxで微分又は劣微分した値が単調減少となることである。これは、強い音の時には、その影響を下げるためである。
上述した実施の形態1から実施の形態3の特徴音抽出装置1をプレイスサーバ(配信装置)と連携した配信システムを構成することも可能である。図25は配信システムの構成の一例を示す説明図である。配信システムは、特徴音抽出装置1、プレイスサーバ2、端末機3、ルータ4を含む。プレイスサーバ2、端末機3は、それぞれ、汎用コンピュータ、ワークステーション、デスクトップ型PC(パーソナルコンピュータ)、ノートブック型PC、タブレットPC、スマートフォン等である。特徴音抽出装置1及び端末機3はルータ4、ネットワークNを介して、プレイスサーバ2と接続されている。ルータ4は必須の構成ではなく、特徴音抽出装置1及び端末機3は直接、ネットワークNと接続されても良い。端末機3の台数は適宜、定めれば良い。また、図25に示す例では、特徴音抽出装置1、端末機3、ルータ4は同一の空間SPに設置されている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
音データを所定時間毎に区切り、
区切られた期間毎に音データの周波数成分を含む特徴量を算出し、
前記期間毎に算出した音データの周波数成分を含む特徴量の1以上の成分値xに対して、
区間ab≦x≦at(0≦ab<at≦∞)において、xで微分又は劣微分した関数が単調減少であり、下記の式を満たす関数値の下界Tが存在する関数f(x)を作用させ、
作用させた結果に基づき、前記期間毎の特徴量を求め、
求めた期間毎の特徴量に基づいて、特徴音データを抽出する
処理をコンピュータにより実行する特徴音抽出方法。
前記期間毎の特徴量をクラスタリング処理して音データの種別分けを行い、
夫々の音の種別毎の発生頻度に基づいて、特徴音データを抽出する
付記1又は2に記載の特徴音抽出方法。
前記発生頻度から音データの種別毎の評価指標を算出し、複数の前記期間の中で評価指標が最大となる種別の音データを特徴音データと判定し、判定した特徴音データを抽出する
付記3に記載の特徴音抽出方法。
前記特徴音データと判定した音データの評価指標の値が閾値よりも小さい場合は、特徴音データを抽出しない
付記4に記載の特徴音抽出方法。
前記発生頻度から音データの種別毎の評価指標を算出し、
前記期間を所定数含む評価区間夫々に含まれる音データの評価指標を加算し、
加算した評価指標が最大となる評価区間を特定し、
特定した評価区間に含まれる音データを特徴音データとして抽出する
付記4又は5に記載の特徴音抽出方法。
前記音データは、人が存在しうる空間で収集されたものであり、
所定の時間幅に対して、前記特徴音データの出現回数をカウントし、
出現回数が所定値以上であれば、前記空間に人は存在し、そうでなければ存在しないと判定する
付記4から6のいずれか1つに記載の特徴音抽出方法。
音データを所定時間毎に区切り、区切られた期間毎に音データの周波数成分を含む特徴量を算出する算出部と、
前記期間毎に算出した音データの周波数成分を含む特徴量の1以上の成分値xに対して、区間ab≦x≦at(0≦ab<at≦∞)において、xで微分又は劣微分した関数が単調減少であり、下記の式を満たす関数値の下界Tが存在する関数f(x)を作用させるフィルタ部と、
作用させた結果に基づき、前記期間毎の特徴量を算出する特徴量算出部と、
求めた期間毎の特徴量に基づいて、特徴音データを抽出する抽出部と
を備える特徴音抽出装置。
音データを所定時間毎に区切り、
区切られた期間毎に音データの周波数成分を含む特徴量を算出し、
前記期間毎に算出した音データの周波数成分を含む特徴量の1以上の成分値xに対して、
区間ab≦x≦at(0≦ab<at≦∞)において、xで微分又は劣微分した関数が単調減少であり、下記の式を満たす関数値の下界Tが存在する関数f(x)を作用させ、
作用させた結果に基づき、前記期間毎の特徴量を求め、
求めた期間毎の特徴量に基づいて、特徴音データを抽出する
処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
人が存在しうる空間で収集された音データを所定時間毎に区切り、区切られた期間毎に音データの周波数成分を含む特徴量を算出する算出部と、
前記期間毎に算出した音データの周波数成分を含む特徴量の1以上の成分値xに対して、区間ab≦x≦at(0≦ab<at≦∞)において、xで微分又は劣微分した関数が単調減少であり、下記の式を満たす関数値の下界Tが存在する関数f(x)を作用させるフィルタ部と、
作用させた結果に基づき、前記期間毎の特徴量を算出する特徴量算出部と、
求めた期間毎の特徴量に基づいて、特徴音データを抽出する抽出部と、
所定の時間幅に対して、抽出した特徴音データの出現回数をカウントする計数部と、
出現回数が所定以上であれば、前記空間に人が存在すると判定し、そうでなければ存在しないと判定する判定部と、
判定した結果を送信する送信部と
を有する特徴音抽出装置、及び
前記判定した結果を受信する受信部と、
受信した結果に基づいて、前記特徴音抽出装置に所定のコンピュータプログラムを配信する配信部と
を有する配信装置を
備える配信システム。
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 大容量記憶装置
14a 生活音DB
14b 音特徴DB
14c 音クラスタDB
14d ダイジェスト表示DB
14e 特徴音DB
15 入力部
15a マイク
16 出力部
16a 表示装置
17 通信部
18 読取り部
1P 制御プログラム
1a 可搬型記憶媒体
1b 半導体メモリ
110 入力部
111 生活音入力部
120 特徴スコア計算部
121 音特徴計算部
122 音クラスタマッチング・スコア計算部
130 クラスタリング部
131 クラスタリング処理部
132 クラスタ発生頻度計算部
140 ダイジェスト表示生成部
141 在/不在判定部
150 出力抑制部
151 特徴箇所出力抑制部
160 提示部
161 GUI表示部
162 音声提示部
2 プレイスサーバ
3 端末機
4 ルータ
N ネットワーク
Claims (5)
- 人が存在しうる空間で収集された音データを所定時間毎に区切り、区切られた期間毎に音データの周波数成分を含む特徴量を算出する算出部と、
前記期間毎に算出した音データの周波数成分を含む特徴量の1以上の成分値xに対して、区間ab≦x≦at(0≦ab<at≦∞)において、xで微分又は劣微分した関数が単調減少であり、下記の式を満たす関数値の下界Tが存在する関数f(x)を作用させるフィルタ部と、
作用させた結果に基づき、前記期間毎の特徴量を算出する特徴量算出部と、
求めた期間毎の特徴量に基づいて、特徴音データを抽出する抽出部と、
所定の時間幅に対して、抽出した特徴音データの出現回数をカウントする計数部と、
出現回数が所定以上であれば、前記空間に人が存在すると判定し、そうでなければ存在しないと判定する判定部と、
判定した結果を送信する送信部と
を有する特徴音抽出装置、及び
前記判定した結果を受信する受信部と、
受信した結果に基づいて、前記特徴音抽出装置に所定のコンピュータプログラムを配信する配信部と
を有する配信装置を
備える配信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014266102A JP6467915B2 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 特徴音抽出方法、特徴音抽出装置、コンピュータプログラム、配信システム |
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JP2014266102A JP6467915B2 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 特徴音抽出方法、特徴音抽出装置、コンピュータプログラム、配信システム |
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JP6467915B2 JP6467915B2 (ja) | 2019-02-13 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021176770A1 (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-10 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 行動識別方法、行動識別装置及び行動識別プログラム |
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US20100085188A1 (en) * | 2008-09-09 | 2010-04-08 | Herdic Peter C | Intruder Detector and Classifier |
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-
2014
- 2014-12-26 JP JP2014266102A patent/JP6467915B2/ja active Active
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