JP2016122367A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 処理対象の画像を取り込み(ステップA1)、この画像に対して所定のエッジ検出処理を行うと共に(ステップA2)、このエッジ検出処理によって検出されたエッジに基づいて輪郭を抽出する(ステップA3)。そして、抽出した複数の輪郭の中から最外殻の輪郭を選択し、この選択した最外殻の輪郭に基づいて、前景領域、背景領域、境界領域に区分した3値画像を生成し(ステップA4)、この3値画像に対して前景画素と背景画素に分割する所定の画像分割処理を行う(ステップA5)
【選択図】 図6
Description
処理対象の画像に含まれる複数の領域候補の各々を区分する複数の輪郭を抽出する輪郭抽出手段と、
前記輪郭抽出手段によって抽出された複数の輪郭の中から所定の輪郭状態を持った輪郭を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された輪郭に基づいて、処理対象の画像を前景領域、背景領域、境界領域に区分する区分手段と、
前記区分手段によって区分された処理対象の画像に対して、前記境界領域に含まれる境界画素を前記前景領域に含まれる前景画素又は前記背景領域に含まれる背景画素のいずれかに確定して前景領域と背景領域に分割する所定の画像分割処理を行う分割処理手段と、
を備えたことを特徴とする。
本実施形態は、画像処理装置としてタブレット端末装置に適用した場合を例示したもので、図1は、このタブレット端末装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
タブレット端末装置は、タッチ入力機能、無線通信機能、インターネット接続機能などを備えたもので、制御部1を中核とする。この制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこのタブレット端末装置の全体動作を制御する中央演算処理装置やメモリなどを有している。
元画像は、例えば、縦800ピクセル×横600ピクセルのサイズを持った画像で、白紙やホワイトボードの略中央部に青インクのペンなどを使用して手書きで描いた絵(青線で描いた鬼の顔)Pを撮影した画像(グレイスケール画像)である。図示の例の元画像は、撮影時に反射などの影響を受けてその画像全体に輝度のバラつき、明るさのむらが起き、画像の下半分が暗く、上半分が明るくなっている画像を例示した場合である。
本実施形態では、所定のエッジ検出処理として、コンピュータビジョンと呼ばれるopencv(Open Source Computer Vision Library)のCannyアルゴリズムを用いている。このCannyアルゴリズムでは、第1の閾値threshold1と第2の閾値threshold2を使用するが、この2種類のパラメータのうち小さい方の値をエッジ同士の接続に使用し、大きい方の値を強いエッジの初期検出に使用してエッジ検出処理を行うことにより図示のように、元画像の背景部分を黒色、鬼の顔の手書き絵Pを白色とした2値画像が得られる。なお、Cannyアルゴリズムは、画像認識処理として一般的に用いられている技術であり、本実施形態ではその周知技術を利用するようにしているため、その具体的な説明については省略するものとする。
図5(1)は、エッジ検出処理を施した画像(エッジ検出結果)を例示した図である。図5(1)に示すように、白紙やホワイトボードの上に4つの絵、すなわち、矩形枠状の絵、この矩形枠の内部に配置した円形の絵、この矩形枠の外に配置した2つの小円の絵が描かれると、各輪郭は階層構造(4階層)となる。図5(2)は、この輪郭の階層構造を例示したもので、(a)〜(d)は、矩形枠状の絵、この矩形枠の内部に配置した円形の絵によって構成される4階層の輪郭を示し、その中で最外殻の輪郭は(a)となる。なお、矩形枠の外に配置した2つの小円を示す絵の輪郭(e)、(f)は、他の最外殻の輪郭となる。したがって、図示の例において最外殻の輪郭は(a)、(e)、(f)となる。
先ず、制御部1は、画像メモリ3cから処理対象の画像データ(元画像)を取り込むと(ステップA1)、その元画像に対して、opencvのCannyアルゴリズムを用いてエッジ検出処理を行う(ステップA2)。この場合、図2に示した元画像に対してエッジ検出処理を施すと、図3に示すように、鬼の顔を描いた手書き絵Pのエッジが検出されるが、図8(1)に示すように、鬼の顔の手書き絵Pのエッジ以外にも多くのエッジが検出されることがある。なお、この図8(1)に示したエッジ検出結果は、各種のパラメータとして、threshold1=50、threshold2=255、apertureSize=3の値を使用した場合を例示したものである。
先ず、初期化処理として、制御部1は、切り抜き対象の画像(輪郭抽出結果)と同じサイズ(例えば、縦800ピクセル、横600ピクセル)の画像を作成し(ステップB1)、この作成画像(同サイズの画像)の全体を、明らかな背景ピクセルを指定する色(背景領域の指定色)で塗りつぶす(ステップB2)。この場合、背景領域の指定色が黒色であれば、画像全体を黒色で塗りつぶす。そして、切り抜き対象の画像(輪郭抽出結果)の中から各々の輪郭で区分される各々の領域の包含関係に基づいて、最も外側にある輪郭(最外殻の輪郭)を全て抽出した後、最外殻の輪郭が複数存在する場合には、最初の最外殻の輪郭を選択する(ステップB3)。例えば、図8(2)に例示した輪郭抽出結果に対して、最も外側にある輪郭としては、例えば、画像の左上隅部の斜め線(鬼の手書き絵以外の余分な輪郭)が最初の最外殻の輪郭として選択される。
この場合、選択した最外殻輪郭の内部の塗りつぶす処理(ステップB7)と、その最外殻の輪郭線を描画する処理(ステップB9)の実行時には、opencvのdrawContoursを使用し、また、その輪郭線の太さを10ピクセルのラインとした。なお、図中、破線の円は、便宜上、3値マップ画像の一部を拡大して示したもので、最外殻輪郭の内部が塗りつぶされた白色の背景領域となり、また、太さ10ピクセルの灰色の輪郭線が境界領域となり、その他の領域が黒色の背景領域となり、色分けされた3値マップの画像が得られる。なお、関数drawContoursは、画像認識処理として一般的に用いられている技術であり、本実施形態ではその周知技術を利用するようにしているため、その具体的な説明については省略するものとする。
すなわち、図11は、文字列を含む元画像に対してエッジ検出を行い、そのエッジ検出結果から各文字の最外殻の輪郭を抽出して3値マップの画像を作成した場合を例示した図で、図11(1)は、文字列(CA)を含む画像を元画像とした場合を示した図である。
先ず、制御部1は、比較基準用の長さの値をその初期値(設定値)、例えば、800ピクセル(プラスマイナス50ピクセル)とする(ステップC1)。そして、上述した図7の3値マップ処理を実行(ステップC2)した後、その3値マップの画像をユーザに確認させるためにその画像を表示させる(ステップC3)。この状態において、3値マップ画像を確認したユーザは、切り抜きたい領域が指定色で描かれていることと、切り抜きたい領域以外に境界領域の指定色で描かれた領域が有るか無いかを目視確認し、つまり、切り抜きたい領域が存在し、かつ、切り抜きたくない余分な領域が存在していないかを目視確認し、切り抜きたい領域が存在しない場合、又は、切り抜きたくない余分な領域が存在する場合には、領域の変更を指示する所定の操作を行う。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
処理対象の画像に含まれる複数の領域候補の各々を区分する複数の輪郭を抽出する輪郭抽出手段と、
前記輪郭抽出手段によって抽出された複数の輪郭の中から所定の輪郭状態を持った輪郭を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された輪郭に基づいて、処理対象の画像を前景領域、背景領域、境界領域に区分する区分手段と、
前記区分手段によって区分された処理対象の画像に対して、前記境界領域に含まれる境界画素を前記前景領域に含まれる前景画素又は前記背景領域に含まれる背景画素のいずれかに確定して前景領域と背景領域に分割する所定の画像分割処理を行う分割処理手段と、
を備えたことを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、
前記選択手段は、前記輪郭抽出手段によって抽出された複数の輪郭の中から所定の輪郭状態を持った輪郭を選択する、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、
前記所定の輪郭状態は、輪郭の包含関係で規定され、
前記選択手段は、前記輪郭抽出手段によって抽出された複数の輪郭の中から最外殻の輪郭を選択する、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の画像処理装置において、
前記所定の輪郭状態は、輪郭の長さで規定され、
前記選択手段は、複数の輪郭の中から輪郭の長さが所定の条件を満たす輪郭を選択する、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像処理装置において、
ユーザ操作によって輪郭の長さを任意に指定する指定手段を更に備え、
前記選択手段は、複数の輪郭の中から前記指定手段によって指定された長さの輪郭を選択する、
ことを特徴とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5に記載の画像処理装置において、
前記処理対象の画像に対して、所定のエッジ検出処理を行うエッジ検出手段を更に備え、
前記輪郭抽出手段は、前記エッジ検出手段によって検出されたエッジを基に複数の領域候補の各々を区分する複数の輪郭を抽出する、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像処理装置において、
前記エッジ検出手段は、画像内の局所的なエッジ部分を検出し、
前記輪郭抽出手段は、前記エッジ検出手段によって検出される画像内の局所的なエッジ部分が連結して構成される輪郭を複数抽出する
ことを特徴とする。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7に記載の画像処理装置において、
前記輪郭抽出手段は、処理対象の画像に含まれる複数の領域候補の中から前記前景領域に対応する領域候補が確定する前の段階で、前記前景領域以外の領域を含む複数の領域候補の各々を区分する複数の輪郭を抽出し、
前記所定の画像分割処理は、前記前景領域に対応する領域候補が確定した後、この確定した前景領域に対応する領域候補内の画素情報を用いて、前記前景領域以外の領域を含まずに、前記前景領域のみの輪郭が抽出されるように画像を分割する
ことを特徴とする。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像処理装置において、
前記生成手段は、前記選択手段によって選択された輪郭を、前景領域か背景領域かの不確かさに応じた幅で拡張することで前記境界領域を設定する、
ことを特徴とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の画像処理装置において、
前記区分手段は、前記選択手段によって選択された輪郭に基づいて、前景領域、背景領域、境界領域に区分した3値マップの画像を生成し、
前記分割処理手段は、前記生成手段によって生成された3値マップの画像を用いて、処理対象の画像に対して、前記境界領域に含まれる境界画素を前記前景領域に含まれる前景画素又は前記背景領域に含まれる背景画素のいずれかに確定して前景領域と背景領域に分割する所定の画像分割処理を行う、
ことを特徴とする。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の画像処理装置において、
前記生成手段は、前記選択手段によって選択された輪郭の内部を前景領域の指定色で塗りつぶすと共に、前記選択手段によって選択された輪郭を境界領域の指定色で描画することによって前記3値マップの画像を生成する、
ことを特徴とする。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項1〜請求項11に記載の画像処理装置において、
前記所定の画像分割処理は、前景か背景かが未確定の境界領域内の画素については、隣接する画素における輝度の差を画像内の複数部分について所定の観点で集計した集計値がより小さくなるように前景か背景かを決定する処理である、
ことを特徴とする。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項1〜請求項12に記載の画像処理装置において、
前記所定の画像分割処理は、前記所定のエッジ検出処理より領域分割の処理速度は遅いが領域分割の精度が高い処理である、
ことを特徴とする。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、
画像処理装置における画像処理方法であって、
処理対象の画像に含まれる複数の領域候補の各々を区分する複数の輪郭を抽出する処理と、
前記抽出された複数の輪郭の中から所定の輪郭状態を持った輪郭を選択する処理と、
前記選択された輪郭に基づいて、処理対象の画像を前景領域、背景領域、境界領域に区分する処理と、
前記区分された処理対象の画像に対して、前記境界領域に含まれる境界画素を前記前景領域に含まれる前景画素又は前記背景領域に含まれる背景画素のいずれかに確定して前景領域と背景領域に分割する所定の画像分割処理を行う処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、
画像処理装置のコンピュータに対して、
処理対象の画像に含まれる複数の領域候補の各々を区分する複数の輪郭を抽出する機能と、
前記抽出された複数の輪郭の中から所定の輪郭状態を持った輪郭を選択する機能と、
前記選択された輪郭に基づいて、処理対象の画像を前景領域、背景領域、境界領域に区分する機能と、
前記区分された処理対象の画像に対して、前記境界領域に含まれる境界画素を前記前景領域に含まれる前景画素又は前記背景領域に含まれる背景画素のいずれかに確定して前景領域と背景領域に分割する所定の画像分割処理を行う機能と、
を実現させるためのプログラム。
3 記憶部
3a プログラムメモリ
3c 画像メモリ
Claims (15)
- 処理対象の画像に含まれる複数の領域候補の各々を区分する複数の輪郭を抽出する輪郭抽出手段と、
前記輪郭抽出手段によって抽出された複数の輪郭の中から所定の輪郭状態を持った輪郭を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された輪郭に基づいて、処理対象の画像を前景領域、背景領域、境界領域に区分する区分手段と、
前記区分手段によって区分された処理対象の画像に対して、前記境界領域に含まれる境界画素を前記前景領域に含まれる前景画素又は前記背景領域に含まれる背景画素のいずれかに確定して前景領域と背景領域に分割する所定の画像分割処理を行う分割処理手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記輪郭抽出手段によって抽出された複数の輪郭の中から所定の輪郭状態を持った輪郭を選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記所定の輪郭状態は、輪郭の包含関係で規定され、
前記選択手段は、前記輪郭抽出手段によって抽出された複数の輪郭の中から最外殻の輪郭を選択する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記所定の輪郭状態は、輪郭の長さで規定され、
前記選択手段は、複数の輪郭の中から輪郭の長さが所定の条件を満たす輪郭を選択する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。 - ユーザ操作によって輪郭の長さを任意に指定する指定手段を更に備え、
前記選択手段は、複数の輪郭の中から前記指定手段によって指定された長さの輪郭を選択する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。 - 前記処理対象の画像に対して、所定のエッジ検出処理を行うエッジ検出手段を更に備え、
前記輪郭抽出手段は、前記エッジ検出手段によって検出されたエッジを基に複数の領域候補の各々を区分する複数の輪郭を抽出する、
ことを特徴とする請求項1〜5に記載の画像処理装置。 - 前記エッジ検出手段は、画像内の局所的なエッジ部分を検出し、
前記輪郭抽出手段は、前記エッジ検出手段によって検出される画像内の局所的なエッジ部分が連結して構成される輪郭を複数抽出する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記輪郭抽出手段は、処理対象の画像に含まれる複数の領域候補の中から前記前景領域に対応する領域候補が確定する前の段階で、前記前景領域以外の領域を含む複数の領域候補の各々を区分する複数の輪郭を抽出し、
前記所定の画像分割処理は、前記前景領域に対応する領域候補が確定した後、この確定した前景領域に対応する領域候補内の画素情報を用いて、前記前景領域以外の領域を含まずに、前記前景領域のみの輪郭が抽出されるように画像を分割する
ことを特徴とする請求項1〜7に記載の画像処理装置。 - 前記生成手段は、前記選択手段によって選択された輪郭を、前景領域か背景領域かの不確かさに応じた幅で拡張することで前記境界領域を設定する、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。 - 前記区分手段は、前記選択手段によって選択された輪郭に基づいて、前景領域、背景領域、境界領域に区分した3値マップの画像を生成し、
前記分割処理手段は、前記生成手段によって生成された3値マップの画像を用いて、処理対象の画像に対して、前記境界領域に含まれる境界画素を前記前景領域に含まれる前景画素又は前記背景領域に含まれる背景画素のいずれかに確定して前景領域と背景領域に分割する所定の画像分割処理を行う、
ことを特徴とする請求項8又は9に記載の画像処理装置。 - 前記生成手段は、前記選択手段によって選択された輪郭の内部を前景領域の指定色で塗りつぶすと共に、前記選択手段によって選択された輪郭を境界領域の指定色で描画することによって前記3値マップの画像を生成する、
ことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。 - 前記所定の画像分割処理は、前景か背景かが未確定の境界領域内の画素については、隣接する画素における輝度の差を画像内の複数部分について所定の観点で集計した集計値がより小さくなるように前景か背景かを決定する処理である、
ことを特徴とする請求項1〜請求項11に記載の画像処理装置。 - 前記所定の画像分割処理は、前記所定のエッジ検出処理より領域分割の処理速度は遅いが領域分割の精度が高い処理である、
ことを特徴とする請求項1〜請求項12に記載の画像処理装置。 - 画像処理装置における画像処理方法であって、
処理対象の画像に含まれる複数の領域候補の各々を区分する複数の輪郭を抽出する処理と、
前記抽出された複数の輪郭の中から所定の輪郭状態を持った輪郭を選択する処理と、
前記選択された輪郭に基づいて、処理対象の画像を前景領域、背景領域、境界領域に区分する処理と、
前記区分された処理対象の画像に対して、前記境界領域に含まれる境界画素を前記前景領域に含まれる前景画素又は前記背景領域に含まれる背景画素のいずれかに確定して前景領域と背景領域に分割する所定の画像分割処理を行う処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 画像処理装置のコンピュータに対して、
処理対象の画像に含まれる複数の領域候補の各々を区分する複数の輪郭を抽出する機能と、
前記抽出された複数の輪郭の中から所定の輪郭状態を持った輪郭を選択する機能と、
前記選択された輪郭に基づいて、処理対象の画像を前景領域、背景領域、境界領域に区分する機能と、
前記区分された処理対象の画像に対して、前記境界領域に含まれる境界画素を前記前景領域に含まれる前景画素又は前記背景領域に含まれる背景画素のいずれかに確定して前景領域と背景領域に分割する所定の画像分割処理を行う機能と、
を実現させるためのプログラム。
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