JP2016111490A - 伝送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークにおいてブロードキャストストームを発生せずにプラグアンドプレイ方式を実現することができる伝送装置を得る。【解決手段】ネットワーク接続ポートが接続しているネットワークがブロードキャストストームが発生し得る状態であること検出するためのループ検出パケットを送受信するループ検出パケット送受信部405の検出信号により、ブロードキャストストームを発生させないようにネットワーク接続ポート401、402を閉塞するポート閉塞制御部404にネットワーク接続ポート401、402の閉塞解除を指示し、プラグアンドプレイ機能部400にプラグアンドプレイの開始を指示する。【選択図】図2
Description
この発明は、ローカルエリアネットワーク(LAN)などのネットワークシステムを構成する伝送装置に関するものである。
ネットワークシステムにおいて、伝送制御を行う伝送装置には伝送制御のために必要な情報をあらかじめ設定しておく必要がある。このようなネットワークシステムでは、伝送装置が故障した場合に、交換した伝送装置に対して再度、伝送制御のために必要な情報を設定する必要がある。
この設定を伝送装置において自動的に実施する技術としてプラグアンドプレイ(以下、PnPと称す)方式がある(例えば、特許文献1参照)。
この設定を伝送装置において自動的に実施する技術としてプラグアンドプレイ(以下、PnPと称す)方式がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に示されたPnP方式では、交換された伝送装置(以下、新規参入装置とも称す)と各伝送装置の設定情報を保持している伝送装置(以下、バックアップノードとも称す)が非IP(Internet Protocol)通信及びVLAN(Virtual Local Area Network)方式によるIP通信によって互いに通信可能であることが前提になっている。
ここで、伝送装置がリング状に接続されているネットワークを考えると、このネットワークにおいてはブロードキャストストームの発生を抑止するためにSTP(Spanning Tree Protocol)やRSTP(Rapid Spanning Tree Protocol)といったリング制御プロトコルが使われている。ところが、新規参入装置にリング制御プロトコルが設定されていない場合には、新規参入装置をネットワークに接続することによってブロードキャストストームが発生する。ブロードキャストストームが発生するとPnP方式を実現するために必要な通信(以下、PnP通信と称す)が不能になるという問題がある。
特許文献1では新規参入装置とバックアップノードが通信可能な状態にあることが前提になっており、ブロードキャストストームについての対策は示されていない。
ここで、伝送装置がリング状に接続されているネットワークを考えると、このネットワークにおいてはブロードキャストストームの発生を抑止するためにSTP(Spanning Tree Protocol)やRSTP(Rapid Spanning Tree Protocol)といったリング制御プロトコルが使われている。ところが、新規参入装置にリング制御プロトコルが設定されていない場合には、新規参入装置をネットワークに接続することによってブロードキャストストームが発生する。ブロードキャストストームが発生するとPnP方式を実現するために必要な通信(以下、PnP通信と称す)が不能になるという問題がある。
特許文献1では新規参入装置とバックアップノードが通信可能な状態にあることが前提になっており、ブロードキャストストームについての対策は示されていない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ネットワークにおいてブロードキャストストームを発生させずにPnP通信を行うことができる伝送装置を得ることを目的とする。
この発明に係る伝送装置は、自身がプラグアンドプレイの実施対象であるかによってネットワーク接続ポートのリンク状態を取得するリンク状態取得部と、プラグアンドプレイの開始指示によってプラグアンドプレイを開始するプラグアンドプレイ機能部を備え、リンク状態取得部においてリンク状態がブロードキャストストームを発生しない状態にあればプラグアンドプレイ機能部にプラグアンドプレイの開始を指示するようにしたものである。
この発明の伝送装置によれば、ネットワークにおいてブロードキャストストームを発生させずにプラグアンドプレイ方式を実現することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を先ず図1に基づいて説明する。図1はこの発明に係る伝送装置を備えたネットワークを示している。
図1において、第1の伝送装置である伝送装置101、第2の伝送装置である伝送装置102、第3の伝送装置である伝送装置103、第4の伝送装置である伝送装置104は特許文献1でも示されたPnP機能を有する伝送装置である。伝送装置104はPnP機能に加えてこの発明を実現するために必要な機能も有している。
以下、この発明の実施の形態1を先ず図1に基づいて説明する。図1はこの発明に係る伝送装置を備えたネットワークを示している。
図1において、第1の伝送装置である伝送装置101、第2の伝送装置である伝送装置102、第3の伝送装置である伝送装置103、第4の伝送装置である伝送装置104は特許文献1でも示されたPnP機能を有する伝送装置である。伝送装置104はPnP機能に加えてこの発明を実現するために必要な機能も有している。
伝送装置101〜104のそれぞれはEastポート(以下、Eポートと称す)とWestポート(以下、Wポートと称す)を備えており、それらポートを用いてリング状に接続されている。ネットワーク100はイーサネット(登録商標、以下同様)によるネットワークである。
ネットワークをリング状に接続したときにブロードキャストストームが発生しないようリング制御プロトコルとしてSTPやRSTPが使われている。
伝送装置104は新規参入装置と呼ばれる装置であり、リング制御プロトコルを含めて通信に必要な設定がされていない状態である。伝送装置101〜103はバックアップノードであり、リング制御プロトコルを含めた通信に必要な設定がなされている。
図2に実施の形態1を実現するための伝送装置104のブロック図を示す。
伝送装置104にはPnP機能部400と、ネットワーク100と伝送装置104を接続するためのEポート401、Wポート402がある。さらに、この発明を実現するための機能部として実施の形態1ではリンク状態取得部403a、ポート閉塞制御部404、ループ検出パケット送受信部405がある。ポート閉塞制御部404、ループ検出パケット送受信部405は、リンク状態を確認する機能部分を構成する。
伝送装置104にはPnP機能部400と、ネットワーク100と伝送装置104を接続するためのEポート401、Wポート402がある。さらに、この発明を実現するための機能部として実施の形態1ではリンク状態取得部403a、ポート閉塞制御部404、ループ検出パケット送受信部405がある。ポート閉塞制御部404、ループ検出パケット送受信部405は、リンク状態を確認する機能部分を構成する。
次に、装置内の機能部それぞれについて役割を説明する。
PnP機能部400はPnP機能を実現するための処理を行う。
リンク状態取得部403aはネットワーク接続ポートであるEポート401、Wポート402のリンク状態を取得する。
PnP機能部400はPnP機能を実現するための処理を行う。
リンク状態取得部403aはネットワーク接続ポートであるEポート401、Wポート402のリンク状態を取得する。
ポート閉塞制御部404はEポート401、Wポート402におけるパケット送受信を停止させる処理(以下、閉塞と称す)を行う。
ループ検出パケット送受信部405はこの実施の形態1で定義したループ検出パケットを送受信する。
ループ検出パケットはイーサネットフレームであり伝送装置を含むイーサネット通信装置で中継されるものである。宛先MAC(Media Access Controal)アドレスを独自のアドレスにすることで、ループ検出パケット送受信部405が他パケットと区別してループ検出パケットだけを送受信できるようにする。ポート閉塞制御部404はEポート401、Wポート402を閉塞している状態においても、ループ検出パケットのみは送受信が可能となるようポートを制御する。
次に、各機能部の動作をフローチャートで説明する。
リンク状態取得部403aのフローチャートを図3に示す。
リンク状態取得部403aは動作開始すると自身がPnP実施対象であるか判断する(F302)。そして、実施対象の場合にはEポート401とWポート402のリンク状態を取得する(F304)。
リンク状態取得部403aのフローチャートを図3に示す。
リンク状態取得部403aは動作開始すると自身がPnP実施対象であるか判断する(F302)。そして、実施対象の場合にはEポート401とWポート402のリンク状態を取得する(F304)。
EポートとWポート両方がリンクアップしている場合には、ポート閉塞制御部404にEポートとWポートの両ポートを閉塞するよう指示を出す(F307)。さらに、ループ検出パケット送受信部405にループ検出パケット送信を指示する(F309)。
リンク状態取得(F304)の結果、EポートまたはWポートどちらか片ポートだけがリンクアップしている場合にはPnP機能部400にPnP開始を指示する(F308)。
ポート閉塞制御部404のフローチャートを図4に示す。
ポート閉塞制御部は動作開始すると他機能部からの指示を待つ(F402)。そして、ポート閉塞を指示された場合(F403)には対象ポートを閉塞する(F405)。ポート閉塞解除を指示された場合(F404)には対象ポートを閉塞解除する(F406)。
ポート閉塞制御部は動作開始すると他機能部からの指示を待つ(F402)。そして、ポート閉塞を指示された場合(F403)には対象ポートを閉塞する(F405)。ポート閉塞解除を指示された場合(F404)には対象ポートを閉塞解除する(F406)。
ループ検出パケット送受信部405のフローチャートを図5に示す。
ループ検出パケット送受信部は動作開始すると他機能部からの指示を待つ(F502)。そして、ループ検出パケット送信を指示された場合(F503)には、ループ検出パケットをWポート402から送信する(F504)。ここでは説明上、Wポートからの送信としているがEポートから送信することも可能である。
ループ検出パケット送受信部は動作開始すると他機能部からの指示を待つ(F502)。そして、ループ検出パケット送信を指示された場合(F503)には、ループ検出パケットをWポート402から送信する(F504)。ここでは説明上、Wポートからの送信としているがEポートから送信することも可能である。
ループ検出パケット送信後は一定時間、ループ検出パケットの受信を待つ(F505)。ループ検出パケットを受信した場合(F506)には、ポート閉塞制御部404にWポートの閉塞解除を指示する(F507)。ループ検出パケットを受信しなかった場合(F506)には、ポート閉塞制御部404にE/W両ポートの閉塞解除を指示する(F508)。
閉塞解除指示(F507、F508)の後はPnP機能部400にPnP開始を指示する(F509)。
閉塞解除指示(F507、F508)の後はPnP機能部400にPnP開始を指示する(F509)。
PnP機能部400のフローチャートを図6に示す。
PnP機能部400は動作開始すると他機能部からの開始指示を待つ(F002)。そして、PnP処理の動作開始を指示された場合(F003)にはPnP処理を開始する(F004)。
PnP機能部400は動作開始すると他機能部からの開始指示を待つ(F002)。そして、PnP処理の動作開始を指示された場合(F003)にはPnP処理を開始する(F004)。
次に図1のネットワークにおける実施の形態1に係る伝送装置それぞれの動作を図7に示すシーケンス図で説明する。
伝送装置104が新規参入伝送装置であり、伝送装置101〜103はバックアップノードである。ネットワーク100はリング状に接続されており、伝送装置101〜103ではリング制御プロトコルが動作しているが、伝送装置104にはリング制御プロトコルの設定がされていない。そのため、伝送装置104をリングに接続するとブロードキャストストームが発生してしまい、PnPに必要な通信を行うことができない。
この発明による実施の形態1によって、どのようにしてブロードキャストストームを発生させることなくPnPを動作させることが可能になるのかを説明する。
伝送装置104がネットワーク100に接続されると、伝送装置104はE/W両ポートのリンクアップを検出する(S401)。そして、E/W両ポートを閉塞(S402)した後に、Wポートからループ検出パケットS404を送信する(S403)。
ループ検出パケットS404は隣接する伝送装置103で中継され、伝送装置102に到達する。さらに伝送装置102、伝送装置101で中継され、最終的に伝送装置104のEポートに到達する。
伝送装置104はループ検出パケットを受信(S405)し、ネットワークがリング状に接続されておりブロードキャストストームが起こり得る状態であることを認識する。そして、ブロードキャストストームが発生しないようにEポートは閉塞したまま、Wポートだけを閉塞解除(S406)する。その後、PnP通信を開始する(S407)。
実施の形態2.
ネットワークの構成は実施の形態1と同様に図1に示すように構成されている。
上記実施の形態1では、ブロードキャストストームが起こり得るネットワーク構成であることを判定するためにループ検出パケットを用いたが、このようなパケットを送信せずに他の伝送装置が送信しているBPDU(Bridge Protocol Data Unit)パケットを用いて判定することも可能である。
ネットワークの構成は実施の形態1と同様に図1に示すように構成されている。
上記実施の形態1では、ブロードキャストストームが起こり得るネットワーク構成であることを判定するためにループ検出パケットを用いたが、このようなパケットを送信せずに他の伝送装置が送信しているBPDU(Bridge Protocol Data Unit)パケットを用いて判定することも可能である。
BPDUパケットにはSTPまたはRSTPネットワークにおけるルートブリッジのID(Identification)(以下、ルートIDと称す)が格納されている。伝送装置104においてEポートで受信したBPDUに含まれるルートIDとWポートで受信したBPDUに含まれるルートIDを比較すると、リングネットワークが1箇所も切断していない状態ではEポートのルートIDとWポートのルートIDは一致するが、リングネットワークが1箇所以上分断している状態ではEポートのルートIDとWポートのルートIDが一致しない。
このことから、E/WポートのルートIDが一致する場合は伝送装置104を接続することによってブロードキャストストームが起こり得るが、ルートIDが一致しない場合には伝送装置104を接続してもブロードキャストストームは起こり得ないと判断できる。
実施の形態2を実現するための伝送装置104のブロック図を図8に示す。
伝送装置104にはPnP機能部400、リンク状態取得部403b、ポート閉塞制御部404、ルートID判定部406、Eポート401、Wポート402がある。
この中でPnP機能部400、ポート閉塞制御部404、Eポート401、Wポート402は実施の形態1と処理内容が同じである。
伝送装置104にはPnP機能部400、リンク状態取得部403b、ポート閉塞制御部404、ルートID判定部406、Eポート401、Wポート402がある。
この中でPnP機能部400、ポート閉塞制御部404、Eポート401、Wポート402は実施の形態1と処理内容が同じである。
リンク状態取得部403bは実施の形態1で示したリンク状態取得部403aと比べて、リンク状態取得後の処理が異なる。
ルートID判定部406は隣接する伝送装置が送信するBPDUを受信することで、ネットワークがブロードキャストストームの起こり得る状態にあるかを判定する。ルートID判定部406、ポート閉塞制御部404は、リンク状態を確認する機能部分を構成する。
次に、各機能部の動作をフローチャートで説明する。なお、すでに説明した機能部については説明を省略する。
リンク状態取得部403bのフローチャートを図9に示す。
実施の形態1においてはE/W両ポート閉塞指示(F307)の後に、ループ検出パケット送信を指示(F309)していたが、ここではルートID判定部406にルートID取得を指示する(F311)。それ以外の処理は実施の形態1と同じである。
実施の形態1においてはE/W両ポート閉塞指示(F307)の後に、ループ検出パケット送信を指示(F309)していたが、ここではルートID判定部406にルートID取得を指示する(F311)。それ以外の処理は実施の形態1と同じである。
ルートID判定部406のフローチャートを図10に示す。
ルートID判定部406は動作開始すると他機能部からの指示を待つ(F602)。そして、ルートID取得を指示された場合(F603)には、E/W両ポートでBPDUを一定時間受信する(F604)。一定時間経過後、BPUDをE/W両ポートで受信した場合(F605)には、両ポートで受信したBPDUのルートIDを比較する(F607)。比較の結果、EポートとWポートでルートIDが一致する場合(F608)には、ポート閉塞制御部404にWポートの閉塞解除を指示する(F609)。一致しない場合(F608)には、ポート閉塞制御部404にE/W両ポートの閉塞解除を指示する(F610)。その後、PnP機能部400にPnP開始を指示する(F611)。
ルートID判定部406は動作開始すると他機能部からの指示を待つ(F602)。そして、ルートID取得を指示された場合(F603)には、E/W両ポートでBPDUを一定時間受信する(F604)。一定時間経過後、BPUDをE/W両ポートで受信した場合(F605)には、両ポートで受信したBPDUのルートIDを比較する(F607)。比較の結果、EポートとWポートでルートIDが一致する場合(F608)には、ポート閉塞制御部404にWポートの閉塞解除を指示する(F609)。一致しない場合(F608)には、ポート閉塞制御部404にE/W両ポートの閉塞解除を指示する(F610)。その後、PnP機能部400にPnP開始を指示する(F611)。
次に図1のネットワークにおける実施の形態2に係る伝送装置それぞれの動作を図11に示すシーケンス図で説明する。
伝送装置101〜103ではリング制御プロトコルとしてSTPが動作している。
動作はE/W両ポートを閉塞(S402)するまでは実施の形態1と同じである。実施の形態2では、E/W両ポートを閉塞(S402)の後にBPDU受信を開始(S408)する。
動作はE/W両ポートを閉塞(S402)するまでは実施の形態1と同じである。実施の形態2では、E/W両ポートを閉塞(S402)の後にBPDU受信を開始(S408)する。
伝送装置104はWポートで伝送装置103のBPDU(S301)を、Eポートで伝送装置101のBPDU(S101)を受信する。一定時間経過後に、伝送装置104はルートIDを判定する(S409)。
伝送装置101から伝送装置103までの区間をみたとき、ネットワークは分断していないため、伝送装置103のBPDU(S301)に含まれるルートIDと伝送装置101のBPDU(S101)に含まれるルートIDは一致する。 そのことから、伝送装置104はネットワークがブロードキャストストームが起こり得る状態にあることを認識し、Eポートは閉塞したまま、Wポートだけを閉塞解除する(S409)。その後、PnP通信を開始する(S407)。
実施の形態3.
ネットワークの構成は実施の形態1と同様に図1に示すように構成される。
上記実施の形態1、2ではネットワークがブロードキャストストームが起こり得る状態にあるかを判定し、その結果から伝送装置104のE/W片ポートを閉塞していた。しかしながら、判定処理を行わずに必ずE/W片ポートをリンクダウンさせた状態でPnP開始することで、より簡単な処理でブロードキャストストームを発生させずにPnP実行することができる。
ネットワークの構成は実施の形態1と同様に図1に示すように構成される。
上記実施の形態1、2ではネットワークがブロードキャストストームが起こり得る状態にあるかを判定し、その結果から伝送装置104のE/W片ポートを閉塞していた。しかしながら、判定処理を行わずに必ずE/W片ポートをリンクダウンさせた状態でPnP開始することで、より簡単な処理でブロードキャストストームを発生させずにPnP実行することができる。
実施の形態3を実現するための伝送装置104のブロック図を図12に示す。
伝送装置104にはPnP機能部400、リンク状態取得部403c、リンク状態制御部407、Eポート401、Wポート402がある。
この中でPnP機能部400、Eポート401、Wポート402は実施の形態1と処理内容が同じである。
伝送装置104にはPnP機能部400、リンク状態取得部403c、リンク状態制御部407、Eポート401、Wポート402がある。
この中でPnP機能部400、Eポート401、Wポート402は実施の形態1と処理内容が同じである。
リンク状態取得部403cは実施の形態1で示したリンク状態取得部403aと比べて、リンク状態取得後の処理が異なる。
リンク状態制御部407はEポート401、Wポート402のリンク状態を制御する。リンク状態制御部407は、リンク状態を確認する機能部分を構成する。
次に、各機能部の動作をフローチャートで説明する。なお、すでに説明した機能部については説明を省略する。
リンク状態取得部403cのフローチャートを図13に示す。
リンク状態取得部403cはリンク状態を取得(F304)し、E/W両ポートがリンクアップしている場合(F305)にはリンク状態制御部407にEポートのリンクダウンを指示する(F312)。E/W片ポートだけがリンクアップしている場合(F306)にはPnP機能部400にPnP開始を指示する(F308)。
リンク状態取得部403cはリンク状態を取得(F304)し、E/W両ポートがリンクアップしている場合(F305)にはリンク状態制御部407にEポートのリンクダウンを指示する(F312)。E/W片ポートだけがリンクアップしている場合(F306)にはPnP機能部400にPnP開始を指示する(F308)。
リンク状態制御部407のフローチャートを図14に示す。
リンク状態制御部407は動作開始すると他機能部からの指示を待つ(F702)。そして、リンクダウンを指示された場合(F703)には、対象ポートをリンクダウンする(F704)。その後、PnP機能部400にPnP開始を指示する(F705)。
リンク状態制御部407は動作開始すると他機能部からの指示を待つ(F702)。そして、リンクダウンを指示された場合(F703)には、対象ポートをリンクダウンする(F704)。その後、PnP機能部400にPnP開始を指示する(F705)。
次に図1のネットワークにおける実施の形態3に係る伝送装置それぞれの動作を図15に示すシーケンス図で説明する。
伝送装置104はE/W両ポートがリンクアップしていることを検出(S401)すると、Eポートだけをリンクダウンする(S410)。それによってブロードキャストストームが発生することを防いだうえで、PnP通信を開始する(S407)。
実施の形態4.
ネットワークの構成は実施の形態1と同様に図1に示すように構成されている。
これまで説明した実施の形態では、ブロードキャストストームが発生しないようポート閉塞などの処理を行ってからPnP開始していたが、伝送装置をバス接続などブロードキャストストームが発生しないネットワーク構成で用いる場合には、ポート閉塞などの処理を行わずにPnP開始して構わない。しかしながら万が一、ブロードキャストストームが発生するとPnP通信を継続できないため、ブロードキャストストーム発生時はストームを解消させることが必要である。
ネットワークの構成は実施の形態1と同様に図1に示すように構成されている。
これまで説明した実施の形態では、ブロードキャストストームが発生しないようポート閉塞などの処理を行ってからPnP開始していたが、伝送装置をバス接続などブロードキャストストームが発生しないネットワーク構成で用いる場合には、ポート閉塞などの処理を行わずにPnP開始して構わない。しかしながら万が一、ブロードキャストストームが発生するとPnP通信を継続できないため、ブロードキャストストーム発生時はストームを解消させることが必要である。
実施の形態4ではPnP実行中にE/Wポートにおける中継レートを監視することでブロードキャストストーム発生を検出し、ストーム発生した場合にはE/W片ポートを閉塞することでストームを解消させる方法を説明する。
実施の形態4を実現するための伝送装置104のブロック図を図16に示す。
伝送装置104にはPnP機能部400、リンク状態取得部403d、ポート閉塞制御部404、中継レート監視部408a、Eポート401、Wポート402がある。
この中でPnP機能部400、ポート閉塞制御部404、Eポート401、Wポート402は実施の形態1と処理内容が同じである。
伝送装置104にはPnP機能部400、リンク状態取得部403d、ポート閉塞制御部404、中継レート監視部408a、Eポート401、Wポート402がある。
この中でPnP機能部400、ポート閉塞制御部404、Eポート401、Wポート402は実施の形態1と処理内容が同じである。
リンク状態取得部403dはEポート401、Wポート402のリンク状態を取得してPnP開始を判断する。
中継レート監視部408aはEポート401、Wポート402の受信レートを監視することでブロードキャストストーム発生を検出し、Eポートを閉塞することでブロードキャストストームを解消させる。中継レート監視部408a、ポート閉塞制御部404は、リンク状態を確認する機能部分を構成する。
次に、各機能部の動作をフローチャートで説明する。なお、すでに説明した機能部については説明を省略する。
リンク状態取得部403dのフローチャートを図17に示す。
リンク状態取得部403dはリンク状態を取得(F304)し、E/W両または片ポートがリンクアップしている場合(F313)にはPnP機能部400にPnP開始を指示する(F308)。その後、中継レート監視部408aに監視開始を指示する(F314)。
リンク状態取得部403dはリンク状態を取得(F304)し、E/W両または片ポートがリンクアップしている場合(F313)にはPnP機能部400にPnP開始を指示する(F308)。その後、中継レート監視部408aに監視開始を指示する(F314)。
中継レート監視部408aのフローチャートを図18に示す。
中継レート監視部408aは動作開始すると他機能部からの指示を待つ(F802)。そして、監視開始を指示され場合(F803)には、Eポート401とWポート402の受信レートを監視する(F804)。そして、中継レートである受信レートがあらかじめ定められた一定値を超過した場合(F805)には、ポート閉塞制御部404にEポート閉塞を指示する(F806)。
中継レート監視部408aは動作開始すると他機能部からの指示を待つ(F802)。そして、監視開始を指示され場合(F803)には、Eポート401とWポート402の受信レートを監視する(F804)。そして、中継レートである受信レートがあらかじめ定められた一定値を超過した場合(F805)には、ポート閉塞制御部404にEポート閉塞を指示する(F806)。
次に図1のネットワークにおける実施の形態4における伝送装置それぞれの動作を図19に示すシーケンス図で説明する。
伝送装置104はE/Wいずれかポートのリンクアップを検出(S411)すると、PnP通信を開始する(S407)。それと同時に中継レートの監視を開始する(S412)。PnP実行中にブロードキャストストーム(S413)が発生すると、伝送装置104はEポートを閉塞する(S414)。それによって、ブロードキャストストームを解消させる。
実施の形態5.
ネットワークの構成は実施の形態1と同様に図1に示すように構成されている。
上記実施の形態4ではブロードキャストストームを解消させるために伝送装置104のEポートを閉塞したが、閉塞ではなくリンクダウンさせてもよい。実施の形態5ではリンクダウンによってブロードキャストストームを解消させる方法を説明する。
ネットワークの構成は実施の形態1と同様に図1に示すように構成されている。
上記実施の形態4ではブロードキャストストームを解消させるために伝送装置104のEポートを閉塞したが、閉塞ではなくリンクダウンさせてもよい。実施の形態5ではリンクダウンによってブロードキャストストームを解消させる方法を説明する。
実施の形態5を実現するための伝送装置104のブロック図を図20に示す。
伝送装置104にはPnP機能部400、リンク状態取得部403d、リンク状態制御部407、中継レート監視部408b、Eポート401、Wポート402がある。
この中でPnP機能部400、Eポート401、Wポート402は実施の形態1と処理内容が同じである。リンク状態制御部407は実施の形態3と処理内容が同じである。リンク状態取得部403dは実施の形態4と処理内容が同じである。
伝送装置104にはPnP機能部400、リンク状態取得部403d、リンク状態制御部407、中継レート監視部408b、Eポート401、Wポート402がある。
この中でPnP機能部400、Eポート401、Wポート402は実施の形態1と処理内容が同じである。リンク状態制御部407は実施の形態3と処理内容が同じである。リンク状態取得部403dは実施の形態4と処理内容が同じである。
中継レート監視部408bは実施の形態4と同じ方法でブロードキャストストーム発生を検出するが、Eポートをリンクダウンすることでブロードキャストストームを解消させる点が実施の形態4と異なる。中継レート監視部408b、リンク状態制御部407は、リンク状態を確認する機能部分を構成する。
次に、各機能部の動作をフローチャートで説明する。なお、すでに説明した機能部については説明を省略する。
中継レート監視部408bのフローチャートを図21に示す。
E/Wの受信レートを監視する点は実施の形態4と同じであるが、中継レートである受信レートがあらかじめ定められた一定値を超過した場合(F805)には、リンク状態制御部407にEポートのリンクダウンを指示する(F808)。
E/Wの受信レートを監視する点は実施の形態4と同じであるが、中継レートである受信レートがあらかじめ定められた一定値を超過した場合(F805)には、リンク状態制御部407にEポートのリンクダウンを指示する(F808)。
次に図1のネットワークにおける実施の形態5に係る伝送装置それぞれの動作を図22に示すシーケンス図で説明する。
実施の形態4と異なりブロードキャストストーム(S413)が発生した場合には、伝送装置104はEポートをリンクダウンさせる(S415)。それによって、ブロードキャストストームを解消させる。
なお、この発明は、その発明の範囲において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100 ネットワーク、104 伝送装置、400 PnP機能部、401 Eポート(ネットワーク接続ポート)、402 Wポート(ネットワーク接続ポート)、403a,403b,403c,403d リンク状態取得部、404 ポート閉塞制御部、405 ループ検出パケット送受信部、406 ルートID判定部、407 リンク状態制御部、408a,408b 中継レート監視部
Claims (6)
- ネットワークシステムを構成し、設定情報をプラグアンドプレイ方式により付与できるように設けられる伝送装置であって、
プラグアンドプレイの実施対象であるかによってネットワーク接続ポートのリンク状態を取得するリンク状態取得部と、
プラグアンドプレイの開始指示によってプラグアンドプレイを開始するプラグアンドプレイ機能部を備え、
前記リンク状態取得部においてリンク状態がブロードキャストストームを発生しない状態にあれば前記プラグアンドプレイ機能部にプラグアンドプレイの開始を指示するようにしたことを特徴とする伝送装置。 - 前記ネットワーク接続ポートが接続しているネットワークがブロードキャストストームが発生し得る状態であること検出するためのループ検出パケットを送受信するループ検出パケット送受信部と、
ブロードキャストストームを発生させないように前記ネットワーク接続ポートを閉塞するポート閉塞制御部を備え、
前記ループ検出パケット送受信部の検出信号により前記ポート閉塞制御部に前記ネットワーク接続ポートの閉塞解除を指示し、前記プラグアンドプレイ機能部にプラグアンドプレイの開始を指示することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。 - 隣接する伝送装置が送信するBPDUパケットを受信することで前記ネットワーク接続ポートが接続しているネットワークがブロードキャストストームが発生し得る状態であることを確認するルートID判定部と、
ブロードキャストストームを発生させないように前記ネットワーク接続ポートを閉塞するポート閉塞制御部を備え、
前記ルートID判定部の検出信号により前記ポート閉塞制御部に前記ネットワーク接続ポートの閉塞解除を指示し、前記プラグアンドプレイ機能部にプラグアンドプレイの開始を指示することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。 - 前記ネットワーク接続ポートがEポートとWポートの両方ともリンクアップしている場合には片方のポートをリンクダウンさせるリンク状態制御部を備え、
前記リンク状態取得部の検出信号により前記リンク状態制御部に前記ネットワーク接続ポートの片方のポートのリンクダウンを指示し、前記プラグアンドプレイ機能部にプラグアンドプレイの開始を指示することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。 - プラグアンドプレイ実行時に前記ネットワーク接続ポートにおける中継レートを監視する中継レート監視部と、
前記中継レートがあらかじめ定められた一定値を超えた場合には前記ネットワーク接続ポートの一方を閉塞するポート閉塞制御部を備え、
前記リンク状態取得部の検出信号により前記プラグアンドプレイ機能部にプラグアンドプレイの開始を指示し、前記中継レート監視部の監視結果により前記ポート閉塞制御部に前記ネットワーク接続ポートの一方を閉塞するよう指示することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。 - プラグアンドプレイ実行時に前記ネットワーク接続ポートにおける中継レートを監視する中継レート監視部と、
前記中継レートがあらかじめ定められた一定値を超えた場合には前記ネットワーク接続ポートの一方を閉塞するリンク状態制御部を備え、
前記リンク状態取得部の検出信号により前記プラグアンドプレイ機能部にプラグアンドプ
レイの開始を指示し、前記中継レート監視部の監視結果により前記リンク状態制御部に前記ネットワーク接続ポートの一方をリンクダウンするよう指示することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014246430A JP2016111490A (ja) | 2014-12-05 | 2014-12-05 | 伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014246430A JP2016111490A (ja) | 2014-12-05 | 2014-12-05 | 伝送装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016111490A true JP2016111490A (ja) | 2016-06-20 |
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ID=56122430
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JP2014246430A Pending JP2016111490A (ja) | 2014-12-05 | 2014-12-05 | 伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016111490A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102516527B1 (ko) * | 2022-10-19 | 2023-03-31 | 한국전자기술연구원 | 동적 vlan 설정을 활용한 네트워크 최적화 방법 |
-
2014
- 2014-12-05 JP JP2014246430A patent/JP2016111490A/ja active Pending
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KR102516527B1 (ko) * | 2022-10-19 | 2023-03-31 | 한국전자기술연구원 | 동적 vlan 설정을 활용한 네트워크 최적화 방법 |
WO2024085314A1 (ko) * | 2022-10-19 | 2024-04-25 | 한국전자기술연구원 | 동적 가상 랜 설정을 활용한 네트워크 최적화 방법 |
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