JP2016110547A - Id・パスワード出力装置およびid・パスワード出力プログラム - Google Patents

Id・パスワード出力装置およびid・パスワード出力プログラム Download PDF

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山崎真一
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Abstract

【課題】操作性ないし使用感を損ねることなくID及びパスワードをセキュリティ高く管理するID・パスワード出力装置及び出力プログラムを提供する。
【解決手段】IDと、IDに対するパスワードと、IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、サイン情報と、をID毎に組にして複数記憶した組情報格納部130と、想起名称を指定する想起名称指定部201と、想起名称が指定された場合に、サイン入力画面を表示するサイン入力画面表示部202と、サイン入力画面に対して入力されたサインを、組情報格納部130に記憶された想起名称にかかるサイン情報に基づいて認証するサイン認証部203と、サイン入力画面に対して入力されたサインが認証された場合に、想起名称にかかるIDとパスワードとを組情報格納部130から出力するID・パスワード出力部204と、を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、IDとパスワードとの組をセキュリティ高くかつ簡便に複数管理するID・パスワード出力技術に関し、特に、サインを用いたID・パスワード出力装置ないしプログラムに関する。
近年のコンピュータ社会、ネットワーク社会の発達に伴い、各種の認証情報が多数要求される。たとえば、クレジットカードの利用、アプリケーションや音楽その他のコンテンツのダウンロードなど、webサイトを介したサービスを受けようとすると、ログイン情報としてIDとこれに付随したパスワードの入力が要求される。
ここで、頻繁に利用するIDやパスワードであれば暗記できるが、必ずしも頻繁に用いるIDでなかったり、自分で設定し直すことができない付与された長いIDであったりすると、それがそもそもどのようなサービスに対するIDであるかが分からず、パスワードも不明であることがよく発生する。
この場合、たとえば、入会案内のような紙媒体の登録情報を探しだす必要があり、作業性が悪くなるという問題点があった。また、これを避けるため、パソコン周辺にIDとパスワードとを付箋で張り付ける利用者もおり、セキュリティが低くなるという問題点もあった。
また、利用者によっては、重要度やカテゴリーに応じてパスワードをいくつかにクラス分けして固定し、これを使い分けることでセキュリティを保ちながら作業性も確保する方法を採用する者もいる。
しかしながら、近年、スマートフォンやタブレットなどが普及し、外出先からIDとパスワードを入力する必要があることがある。このときパスワードを取り違えて複数回入力してしまい、パスワードを再設定して以前のパスワードが使えなくなる場合がある。したがって、結局、パスワードが意図せず多数化してしまい、結局管理できなくなるという問題点もあった。
特開平06−266730 特開2002−073571
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、操作性ないし使用感を損ねることなくIDおよびパスワードをセキュリティ高く管理可能とすることを目的とする。
請求項1に記載のID・パスワード出力装置は、IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、サイン情報と、をID毎に組にして複数記憶した組情報記憶手段と、想起名称を指定する想起名称指定手段と、想起名称指定手段により想起名称が指定された場合に、サイン入力画面を表示するサイン入力画面表示手段と、サイン入力画面表示手段により表示されたサイン入力画面に対して入力されたサインを、組情報記憶手段に記憶された当該想起名称にかかるサイン情報に基づいて認証するサイン認証手段と、サイン認証手段により前記入力されたサインが認証された場合に、当該想起名称にかかるIDとパスワードとを組情報記憶手段から出力するID・パスワード出力手段と、を具備したことを特徴とする。
すなわち、請求項1に係る発明は、事実上本人しか適正に入力できないサインを用い、操作性および安全性の高いID・パスワード管理を実現する。また、使い方ないし設計により操作性は維持しながら安全性をより高めることもできる。たとえば、想起名称を所望のサービス等の隠喩表現とし、サインを想起名称毎に異ならせるようにし、サイン認証も他人受入率の低い技術を採用する例を挙げることができる。
なお、IDとは、広く、お客様情報、シリアルナンバー、ログインネーム等と称されるものを含み、パスワードと組となりサービスを享受可能となる情報であれば特に限定されない。ID毎に組にして、とは、IDと想起名称とが組になっているので、想起名称毎に組にして、と表現することもでき同義である。サイン認証技術は特に限定されない。すなわちどのような情報に基づきどのような認証技術によるかは使用の態様による。たとえば、単なる画像認識技術、具体的には、丸を描画して、それがサイン情報と一致ないし近接していれば、認証するという簡易なのもでもよく、筆圧や筆跡、軌跡等、生体認証技術ないしそれに近いレベルを要求して認証する高度なものでもよい。出力とは、モニタ上に表示する態様が一般的であるが、これに限定されず、印刷、音声出力などであってもよい。
請求項2に記載のID・パスワード出力装置は、請求項1に記載のID・パスワード出力装置において、IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、の三情報を入力する三情報入力画面を表示する三情報入力画面表示手段と、サイン登録画面を表示するサイン登録画面表示手段と、サイン登録画面表示手段により表示されたサイン登録画面に対して入力されたサインに基づき、サイン情報を生成するサイン情報生成手段と、三情報入力画面表示手段により表示された三情報入力画面に対して入力された三情報と、サイン情報生成手段により生成されたサイン情報とを、組にして組情報記憶手段に記憶させる組情報記憶管理手段と、を具備したことを特徴とする。
すなわち、請求項2に係る発明は、IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、サイン情報と、をID毎に組にして複数記憶させることができ、利便性を高める。
サイン情報は、用いる認証技術、すなわち、パタン認識や画像認識に用いる情報として生成してもよく、サイン認証すなわち書きグセ等本人でなければ認証されない情報として生成してもよい。このとき、複数回サインを書かせ、精度を高めるようにしてもよい。
請求項3に記載のID・パスワード出力プログラムは、コンピュータ上またはネットワーク上に、IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、サイン情報と、がID毎に組となって複数記憶されており、当該コンピュータを、想起名称を指定する想起名称指定手段、想起名称指定手段により想起名称が指定された場合に、サイン入力画面を表示するサイン入力画面表示手段、サイン入力画面表示手段により表示されたサイン入力画面に対して入力されたサインを、前記想起名称指定手段により指定された想起名称にかかるサイン情報に基づいて認証するサイン認証手段、および、サイン認証手段により前記入力されたサインが認証された場合に、当該想起名称にかかるIDとパスワードとを出力するID・パスワード出力手段、として機能させることを特徴とする。
すなわち、請求項3に係る発明は、事実上本人しか適正に入力できないサインを用い、操作性および安全性の高いID・パスワード管理を実現する。また、使い方ないし設計により操作性は維持しながら安全性をより高めることもできる。
なお、ネットワーク上に記憶されている、とは、イントラネットやインターネットを含み、広く、ネットワークに接続されたいずれかのハードウェア資源に記憶されていることを意味する。サーバ装置上に記憶される例を挙げることができる。また、「想起名称指定手段により指定された想起名称にかかるサイン情報」や、「当該想起名称に係るIDとパスワード」は、コンピュータ上またはネットワーク上から呼び出すまたは取得されるものである。
請求項4に記載のID・パスワード出力プログラムは、請求項3に記載のID・パスワード出力プログラムにおいて、コンピュータを、更に、IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、の三情報を入力する三情報入力画面を表示する三情報入力画面表示手段、サイン登録画面を表示するサイン登録画面表示手段、サイン登録画面表示手段により表示されたサイン登録画面に対して入力されたサインに基づき、サイン情報を生成するサイン情報生成手段、および、三情報入力画面表示手段により表示された三情報入力画面に対して入力された三情報と、サイン情報生成手段により生成されたサイン情報とを、組にしてコンピュータにまたはネットワーク上に記憶させる組情報記憶管理手段、として機能させることを特徴とする。
すなわち、請求項4に係る発明は、IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、サイン情報と、をID毎に組にして複数記憶させることができ、利便性を高める。
本発明によれば、操作性ないし使用感を損ねることなくIDおよびパスワードをセキュリティ高く管理することができる。
ID・パスワード出力装置のハードウェア構成例を示した説明図である。 ID・パスワード出力装置の機能的構成の例を示した説明図である。 ID・パスワード出力装置の画面構成例を示した説明図である。 組情報をネットワーク上に置いた場合の機能的構成の例を示した説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
ここでは、本発明のID・パスワード出力プログラムをパーソナルコンピュータ(PC)にインストールし、PCをID・パスワード出力装置として機能させる態様について説明する。また、用いるパーソナルコンピュータは、タッチパネル機能付きのデスクトップパソコンであるとする。
図1は、ID・パスワード出力装置のハードウェア構成の例を示した説明図である。図2は、ID・パスワード出力装置の機能的構成の例を示した説明図である。図3は、ID・パスワード出力装置の画面構成例を示した説明図である。
<ID・パスワード出力装置のハードウェア構成>
図1に示したように、ID・パスワード出力装置1は、そのハードウェア構成として、CPU101と、ROM102と、RAM103と、ハードディスク(HDD)104と、グラフィックスカード105と、タッチパネル機能付モニタ106と、タッチパネル機能付モニタ106へ文字等を手書きする際に用いるスタイラスペン161と、キーボード(K/B)107と、マウス(MOUSE)108と、ネットワークインターフェースカード(NIC)109と、を有する。なお、以降においてタッチパネル機能付モニタ106を適宜タッチパネル106と称する。
CPU101は、OSとともにID・パスワード出力装置1全体を制御し、タッチパネル106から筆跡等に関する情報を入力し、サイン情報と付き合わせて認証をおこない、該当するIDとパスワードを表示させる。このほかCPU101は、通信制御やハードディスク104に格納されている作業データをRAM103に一時保存する制御等もおこなう。
ROM102は、ブートプログラム等を記憶する。使用の態様によっては、ROM102は、ID・パスワード出力装置1の制御プログラムを格納しておいてもよい。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用する。具体的には、ハードディスク104から読み出されたデータ内容やプログラム内容などを一時的に格納する。
ハードディスク104は、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラムを記憶するほか、三情報とサイン情報とを組にして記憶する。ハードディスクの構成については後述する。
グラフィックスカード105は、タッチパネル106へ出力すべき画像信号を送出する。グラフィックスカード105は、出力すべき画像信号を格納するVRAMと、処理された画像信号をタッチパネル106へ出力する画像出力インターフェース(画像出力I/F)も備える。
NIC109は、ID・パスワード出力装置1をネットワークNに接続する。ネットワークNに接続することにより、ネットワーク上たとえばクラウドサービスにおいて記憶されたサイン情報等を取得することも可能となる。
ハードディスク104は、アプリケーション部110と組情報格納部130とにより構成される。
アプリケーション部110は、ID・パスワード出力装置1全体を制御するOS111と、IDとその他情報を紐付けて管理するID管理プログラム群112とにより構成される。
ID管理プログラム群112は、想起名称のリストを表示するリスト表示プログラム121と、利用者にサインを入力させるサイン入力画面を表示するサイン入力画面表示プログラム122と、サイン認証をおこなうサイン認証プログラム123と、ID、および/または、パスワード、および/または、想起名称、および/または、サイン情報を組情報格納部130から読み出すもしくは書き込む組情報入出プログラム124と、IDと当該IDに対するパスワードとを表示するID・パスワード表示プログラム125と、IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、の三情報を入力する三情報入力画面を表示する三情報入力画面表示プログラム126と、サイン情報を生成するサイン情報生成プログラムと127、を有する。
また、組情報格納部130は、IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、これらと組にするサイン情報と、を紐付けて記憶する。この組となっている4つの情報を適宜組情報と称することとする。
<ID・パスワード出力装置の機能的構成>
次に、ID・パスワード出力装置1の機能的構成について説明する。図2に示したように、ID・パスワード出力装置1は、その機能的構成として、想起名称指定部201と、サイン入力画面表示部202と、サイン認証部203と、ID・パスワード出力部204と、三情報入力画面表示部205と、サイン登録画面表示部206と、サイン情報生成部207と、組情報記憶管理部208と、を有する。
想起名称指定部201は、タッチパネル106上に想起名称のリストを表示させ、想起名称を指定する。実際の操作は、タッチパネル106を利用者がタッチしてリスト中から特定の想起名称を選択することにより指定がなされる。
想起名称のリストの例を図3(a)に示した。ID・パスワード出力装置1の利用者は、多数のIDを事実上暗記できないので、所望のIDとパスワードの組を表示させるに際し、まず、想起名称を指定する。ここで、図示したように、クレジットカードAの想起名称は「くあ」、クレジットカードBの想起名称は「くび」、オークションサイトの想起名称は「億」、ブログ管理の想起名称は「兄弟」などとしている。このように、事実上本人しか分からない略語等によりそのサービスを特定しているので、セキュリティが高まることとなる。
想起名称指定部201は、たとえば、タッチパネル106、組情報格納部130と、リスト表示プログラム121と、サイン入力画面表示プログラム122などによりその機能を実現することができる。
サイン入力画面表示部202は、想起名称指定部201により想起名称が指定された場合に、サイン入力画面を表示する。図3(b)は、サイン入力画面の構成例である。使用の態様によっては、サイン入力画面の上部がプルダウンメニューとなっており、想起名称のリストを表示および選択可能なようにしてもよい。すなわち、サイン入力画面は、想起名称が指定された後に別途立ちあがるような表示態様に限らず、想起名称が指定された後にサイン入力が可能な状態となっていればよい。すなわち、サイン入力画面の表示タイミングは特に限定されない。
また、サイン入力画面表示部202は、スタイラスペン161により入力されたサインを対話的に描画する。すなわち、描画軌跡が利用者に分かるように表示する。これにより、入力すべきサイン(の形状など)を認識しながら描画でき、本人認識率を向上させることができる。
図3(c)に、想起名称「兄弟」に対するサインの例を示した。図では、「ブロ」と入力されている。すなわち、「ブログ」でもなく「blog」でもなく、サイン自体も事実上本人しか分からないサインとしており、この点からもセキュリティが高まる。
サイン入力画面表示部202は、たとえば、タッチパネル106と、スタイラスペン161と、サイン入力画面表示プログラム122と、OS111と、グラフィックスカード105などによりその機能を実現することができる。
サイン認証部203は、サイン入力画面表示部202により表示されたサイン入力画面に対して入力されたサインを、想起名称指定部201により指定された想起名称にかかるサイン情報に基づいて認証する。
サイン認証技術は、ここでは、スタイラスペン161を介した筆点すなわち座標およびその経時変化の情報および筆圧の経時変化の情報を用いている。これらから、描画形状、描画速度変化、筆圧変化、に関する特徴量等を抽出し、サイン情報と比較し、所定の範囲内であれば認証、範囲外であれば非認証とする。なお、ここで比較するサイン情報は、サイン入力に先だって指定された想起名称と組付けされているサイン情報であることはいうまでもない。また、このサイン情報は、認証に先立ち組情報格納部130から呼び出す。
サイン認証部203は、たとえば、スタイラスペン161と、タッチパネル106と、CPU101と、RAM103と、サイン入力画面表示プログラム122と、サイン認証プログラム123と、組情報格納部130と、組情報入出プログラム124などによりその機能を実現することができる。
なお、非認証である場合(認証されない場合)は、サイン入力画面表示部202が、サイン入力画面上に入力されたサイン(描画されたサイン)をクリアし、再度のサイン入力を受け付けるようにする。なお、連続して3回非認証である場合には、以降は入力できなくする制御をおこなう。
ID・パスワード出力部204は、サイン認証部203により入力されたサインが認証された場合に、当該想起名称にかかるIDとパスワードとを出力する。すなわち、表示させたかったIDとパスワードをタッチパネル106に表示させる。このIDとパスワードは、出力に先立ち組情報格納部130から呼び出す。図3(d)は、サインし終わり認証ボタンを押下した直後にサイン入力画面の下に展開されるIDとパスワードの表示例を示した説明図。なお、画像でなくテキストとして出力することにより、コピー&ペーストを可能とし、作業性を確保するようにしている。
ID・パスワード出力部204は、たとえば、タッチパネル106と、OS111と、組情報入出プログラム124と、ID・パスワード表示プログラム125と、組情報格納部130などによりその機能を実現することができる。
なお、ID・パスワード出力装置1は、予め、組情報をハードディスク104に記憶している。この組情報は、三情報入力画面とサイン登録画面とを介して紐付けされる。
三情報入力画面表示部205は、IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、の三情報を入力する三情報入力画面を表示する。図3(e)は、三情報入力画面の例を示した説明図である。この画面は、テキスト情報であるIDとパスワードの組に、どのようなサービス等に対するIDであるかを想起させる想起名称を紐付けする画面といえる。
三情報入力画面表示部205は、タッチパネル106と、三情報入力画面表示プログラム126と、OS111などによりその機能を実現することができる。
サイン登録画面表示部206は、サイン登録画面を表示する。図3(f)は、サイン登録画面の例を示した説明図である。図示したように、サイン登録画面はサイン入力画面と同一の入力面の大きさとしている。
サイン情報生成部207は、サイン登録画面表示部206により表示されたサイン登録画面に対して入力されたサインに基づき、サイン情報を生成する。サイン情報は、前述したように、筆点すなわち入力された座標およびその経時変化の情報および筆圧の経時変化の情報を用い、描画形状、描画速度変化、筆圧変化、に関する特徴量等を抽出し、生成する。
なお、認証精度を向上させるため、サイン情報生成部207は、利用者に同一サインを5回入力させる(図3(f)参照)。すなわち、サイン情報生成部207はサイン登録画面表示部206と協働して、「サイン情報生成中です。あと4回同じサインを入力して下さい」とポップアップ表示する制御もおこなう(図示せず)。
サイン登録画面表示部206は、たとえば、タッチパネル106と、グラフィックスカード105と、サイン入力画面表示プログラム122と、OS111などによりその機能を実現することができる。
サイン情報生成部207は、タッチパネル106と、スタイラスペン161と、CPU101と、RAM102と、情報生成プログラム127などによりその機能を実現することができる。
組情報記憶管理部208は、三情報入力画面表示部205により表示された三情報入力画面に対して入力された三情報と、サイン情報生成部207により生成されたサイン情報とを、組にして組情報格納部130に記憶させる。すなわち、4つの情報を組付けまたは紐付けする。
組情報記憶管理部208は、たとえば、組情報格納部130と、組情報入出プログラム124などによりその機能を実現することができる。
以上、ID・パスワード出力装置1によれば、簡便かつセキュリティの高いID・パスワードの管理をおこなうことができる。すなわち、第三者からすると、第1に、想起名称がどのようなサービス等に対するものであるか分からず、第2に、どのようなサインが適合するかが分からず、第3に、サイン認証技術を高度化することにより他人許容率を下げることができる。よって、重畳的にセキュリティを高める一方、利用者自身は、特段複雑な操作が要求されない。
なお、本発明は、以上の態様に限定されない。
たとえば、図4に示したように、ネットワーク上に、複数の組情報を記憶させるようにしてもよい。これにより、デスクトップPC、ノートPC、スマートフォンなど、同一利用者が用いる複数の端末装置から利便性よくアクセスすることが可能となる。
また、認証の態様も上記に限定されない。単純に描画軌跡を図形と捉え、パタン認証する例や、筆圧、スタイラスペンの角度の経時変化の併用、用いる端末装置のMACアドレスの併用、などを実装してもよい。
なお、以上の例は、タッチパネル機能を有する端末装置の例を挙げたが、たとえば、マウスを用いたサインの入力態様を採用することもできる。
本発明によれば、操作性ないし使用感を損ねることなくIDおよびパスワードをセキュリティ高く管理することができる。
1 ID・パスワード出力装置
101 CPU
103 RAM
104 ハードディスク
105 グラフィックスカード
106 タッチパネル機能付モニタ(タッチパネル)、161 スタイラスペン
110 アプリケーション部
111 OS
112 管理プログラム群
121 リスト表示プログラム
122 サイン入力画面表示プログラム
123 サイン認証プログラム
124 組情報入出プログラム
125 ID・パスワード表示プログラム
126 三情報入力画面表示プログラム
127 情報生成プログラム
130 組情報格納部
201 想起名称指定部
202 サイン入力画面表示部
203 サイン認証部
204 ID・パスワード出力部
205 三情報入力画面表示部
206 サイン登録画面表示部
207 サイン情報生成部
208 組情報記憶管理部

Claims (4)

  1. IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、サイン情報と、をID毎に組にして複数記憶した組情報記憶手段と、
    想起名称を指定する想起名称指定手段と、
    想起名称指定手段により想起名称が指定された場合に、サイン入力画面を表示するサイン入力画面表示手段と、
    サイン入力画面表示手段により表示されたサイン入力画面に対して入力されたサインを、組情報記憶手段に記憶された当該想起名称にかかるサイン情報に基づいて認証するサイン認証手段と、
    サイン認証手段により前記入力されたサインが認証された場合に、当該想起名称にかかるIDとパスワードとを組情報記憶手段から出力するID・パスワード出力手段と、
    を具備したことを特徴とするID・パスワード出力装置。
  2. IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、の三情報を入力する三情報入力画面を表示する三情報入力画面表示手段と、
    サイン登録画面を表示するサイン登録画面表示手段と、
    サイン登録画面表示手段により表示されたサイン登録画面に対して入力されたサインに基づき、サイン情報を生成するサイン情報生成手段と、
    三情報入力画面表示手段により表示された三情報入力画面に対して入力された三情報と、サイン情報生成手段により生成されたサイン情報とを、組にして組情報記憶手段に記憶させる組情報記憶管理手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載のID・パスワード出力装置。
  3. コンピュータ上またはネットワーク上に、IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、サイン情報と、がID毎に組となって複数記憶されており、
    当該コンピュータを、
    想起名称を指定する想起名称指定手段、
    想起名称指定手段により想起名称が指定された場合に、サイン入力画面を表示するサイン入力画面表示手段、
    サイン入力画面表示手段により表示されたサイン入力画面に対して入力されたサインを、前記想起名称指定手段により指定された想起名称にかかるサイン情報に基づいて認証するサイン認証手段、および、
    サイン認証手段により前記入力されたサインが認証された場合に、当該想起名称にかかるIDとパスワードとを出力するID・パスワード出力手段、
    として機能させることを特徴とするID・パスワード出力プログラム。
  4. コンピュータを、更に、
    IDと、当該IDに対するパスワードと、当該IDが何に関するIDであるかを想起させる想起名称と、の三情報を入力する三情報入力画面を表示する三情報入力画面表示手段、
    サイン登録画面を表示するサイン登録画面表示手段、
    サイン登録画面表示手段により表示されたサイン登録画面に対して入力されたサインに基づき、サイン情報を生成するサイン情報生成手段、および、
    三情報入力画面表示手段により表示された三情報入力画面に対して入力された三情報と、サイン情報生成手段により生成されたサイン情報とを、組にしてコンピュータにまたはネットワーク上に記憶させる組情報記憶管理手段、
    として機能させることを特徴とする請求項3に記載のID・パスワード出力プログラム。
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