JP2016108832A - Door fixture - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、建具に関する。 The present invention relates to a joinery.
従来、ドア等の建具において、防火性能を向上させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、建具の防火性能をより向上させるために、枠体と戸との間等に、熱によって膨張する加熱発泡材を配置する場合がある。枠体と戸との間に加熱発泡材を配置すれば、火災において戸が反って生じた隙間に膨張した加熱発泡材が充填され、火炎や煙が枠体と戸の間を通過するのを防ぐことができる。
2. Description of the Related Art Conventionally, a technique for improving fire prevention performance in a fitting such as a door is known (see, for example, Patent Document 1).
By the way, in order to further improve the fireproof performance of the joinery, a heating foam material that expands by heat may be disposed between the frame and the door. If a heated foam material is placed between the frame and the door, the expanded foam is filled in the gap created by the warp in the fire, and flames and smoke pass between the frame and the door. Can be prevented.
加熱発泡材の固定構造としては、加熱発泡材に直接ネジ等の締結部材を差し込んで固定した構造や、締結部材によって固定した金具により加熱発泡材を押さえる構造が知られている。しかしながら、これらの構造を採用した場合、複数の締結部材を用いて加熱発泡材を確実に固定する必要があるため、建具の生産性が低くなるのが問題であった。 As a fixing structure of the heating foam material, a structure in which a fastening member such as a screw is directly inserted and fixed to the heating foam material, or a structure in which the heating foam material is pressed by a metal fitting fixed by the fastening member is known. However, when these structures are adopted, it is necessary to securely fix the heated foam material using a plurality of fastening members, and thus the productivity of joinery is a problem.
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、構成部材に延設された加熱発泡材が剥がれ落ちてしまうことを確実に防止できるとともに生産性の高い建具を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of the said subject, and it aims at providing the fitting with high productivity while being able to prevent reliably that the heating foam extended to the structural member peels off. .
上記目的を達成するため本発明は、建物に形成された躯体開口部(例えば、後述の躯体開口部A)の内部に設けられる建具(例えば、後述の建具100)であって、見付方向に延びる前記建具の構成部材(例えば、後述の開口部上枠本体511,開口部下枠本体521,開口部縦枠本体531,541)に沿って延設された加熱発泡材(例えば、後述の加熱発泡材511e,521e,531e,541e)と、前記加熱発泡材の近傍であり且つ前記加熱発泡材の延設方向に延びて形成された溝部(例えば、後述の溝部511k,521k,531k,541k)と、少なくとも一部が前記溝部の内部に配置される弾性部材(例えば、後述の網押し棒511f,521f,531f,541f)と、前記加熱発泡材が前記構成部材から剥落するのを防止する剥落防止具(例えば、後述の剥落防止具91,92,93,94)と、を備え、前記剥落防止具は、前記溝部と前記弾性部材との間に一部が圧入される圧入部(例えば、後述の圧入部91a,92a,93a,94a)と、前記加熱発泡材の前記構成部材とは反対側の表面に向かって前記圧入部から延出する剥落防止延出部(例えば、後述の剥落防止延出部91b,92b,93b,94b)と、を有する建具を提供する。
In order to achieve the above object, the present invention provides a fitting (for example, a
本発明では、建具の構成部材に沿って延設された、弾性部材の少なくとも一部が内部に配置された溝部及び加熱発泡材を、互いに近傍に位置するように配置し、加熱発泡材が構成部材から剥落するのを防止する剥落防止具を更に配置する。そして、剥落防止具が、溝部と弾性部材との間に一部が圧入される圧入部と、加熱発泡材の、構成部材と接する面とは反対側の表面に向かって延出する剥落防止延出部と、を有するものとする。
これにより、ネジ等の締結部材を用いることなく、加熱発泡材が構成部材から剥がれ落ちるのを容易に且つ確実に防止することができる。従って、本発明に係る建具は生産性が高い。
In the present invention, the heating foam material is configured by arranging the groove portion and the heating foam material, which are provided along the constituent members of the joinery, in which at least a part of the elastic member is disposed inside, so as to be positioned in the vicinity of each other. A peeling prevention tool for preventing peeling from the member is further arranged. Then, the peeling prevention tool has a press-fitting part in which a part is press-fitted between the groove part and the elastic member, and a peeling prevention extension that extends toward the surface of the heating foam material opposite to the surface in contact with the component member. And an exit.
Thereby, it can prevent easily and reliably that a heating foaming material peels off from a structural member, without using fastening members, such as a screw | thread. Therefore, the joinery according to the present invention has high productivity.
また、前記剥落防止延出部は、前記加熱発泡材に当接することが好ましい。 Moreover, it is preferable that the said peeling prevention extension part contacts the said heating foam material.
また、前記圧入部は、その圧入方向の先端が折り返された返し部(例えば、後述の返し部91c,92c,93c,93c)を有することが好ましい。
Moreover, it is preferable that the said press-fit part has a return part (for example, return
また、前記剥落防止具は、金属板を折り曲げて成形されることが好ましい。 Moreover, it is preferable that the peeling prevention tool is formed by bending a metal plate.
また、前記弾性部材は、網を固定するための網押し棒であることが好ましい。 Moreover, it is preferable that the said elastic member is a mesh pushing rod for fixing a mesh.
本発明によれば、構成部材に延設された加熱発泡材が剥がれ落ちてしまうことを確実に防止できるとともに生産性の高い建具を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it can prevent reliably that the heating foam extended in the structural member peels off, and can provide a joinery with high productivity.
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は、本実施形態に係る建具100を屋外側から見た姿図である。図2は、本実施形態に係る建具100を屋内側から見た姿図である。建具100の備える戸1は、玄関ドア等の開き戸である。本明細書において、「吊元側」とは、戸1の吊元側を意味し、「戸先側」とは、戸1の戸先側を意味する。また、本明細書において、「見付方向」とは、建具100(戸1)の面方向に沿う方向であり、建具100(戸1)の高さ方向や幅方向を含む概念である。
建具100は、建物に形成された躯体開口部Aの内部に設けられ、戸1の他に、固定枠体110と、丁番121,122,123と、ドアクローザ130(図2参照)と、ドアガード140(図2参照)と、を更に備える。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
Drawing 1 is a figure which looked at fitting 100 concerning this embodiment from the outdoor side. FIG. 2 is a view of the
The
固定枠体110は、建物に形成された躯体開口部Aの周囲に配置される。固定枠体110は、横枠としての固定上枠111及び固定下枠112と縦枠としての吊元側の固定縦枠113及び戸先側の固定縦枠114により矩形に枠組みされる。
The
丁番121,122,123は、吊元側の固定縦枠113及び戸1に接続される。
ドアクローザ130は、戸1の屋内側の上側であって、戸1の見付方向(戸1の幅方向)の中心よりも吊元側に寄って配置される。ドアクローザ130は、本体が戸1に、アームが固定上枠111に、それぞれ接続され、戸1を自動的に閉じる。
The
The door closer 130 is an upper side on the indoor side of the
ドアガード140は、戸1に配置され且つループ状に形成されたドアガード本体部141と、戸先側の固定縦枠114に配置され且つドアガード本体部141が掛合することが可能なドアガード受け部142と、を有する。ドアガード140は、ドアガード本体部141がドアガード受け部142に掛合することで、戸1が開放されるのを制限する。
The
戸1は、建物に形成された躯体開口部Aの内部に、開閉可能に嵌め込まれる。具体的には、戸1は、丁番121,122,123によって、固定枠体110の内側に吊り込まれる。
戸1は、框体20と、開口部30と、障子40と、開口部枠体50と、屋外側面材61と、屋外側ハンドル62と、シリンダー63,64と、屋内側面材71と、屋内側ハンドル72と、サムターン73,74と、格子80と、を備える。
The
The
框体20は、戸体の四周を囲んで配置される。框体20は、横框としての上框21及び下框22と縦框としての吊元側の縦框23及び戸先側の縦框24により矩形に框組みされる。
開口部30は、框体20の内側であって、戸1の見付方向(戸1の幅方向)の中心よりも吊元側に形成される。
The
The opening 30 is inside the
障子40は、開口部30の内側に嵌め込まれる。障子40は、縦辷り出しタイプの障子であり、障子40を開放すれば、戸1を開放することなく屋内の通気・換気(採風)が可能になる。
障子40は、採風框体41と、ガラス42と、把手43(図2参照)と、を備える。採風框体41は、横框としての採風上框411及び採風下框412と縦框としての吊元側の採風縦框413及び戸先側の採風縦框414により矩形に框組される(図2参照)。ガラス42は、採風框体41の内側に嵌め込まれる。把手43は、吊元側の採風縦框413の屋内側に配置される。障子40の吊元は、戸1の戸先側に、障子40の戸先は、戸1の吊元側に、それぞれ配置される。
The
The
開口部枠体50は、開口部30の周囲に配置される。開口部枠体50は、横枠としての開口部上枠51及び開口部下枠52と縦枠としての吊元側の開口部縦枠53及び戸先側の開口部縦枠54により矩形に枠組みされる。
The
屋外側面材61は、戸1の屋外側の表面に配置される(図1参照)。
屋外側ハンドル62は、戸1の屋外戸先側における高さ方向の略中央部に配置される。屋外側から屋外側ハンドル62を把持して戸1を屋外側に引くことで、戸1を、丁番121,122,123を中心に回動させて開放することができる。
The
The
シリンダー63,64は、屋外側ハンドル62の上下にそれぞれ配置される。シリンダー63,64は、鍵を挿入して回転させることができる。シリンダー63,64を回転させることで図示しないデットボルトを操作できる。デットボルトを操作することで建具100を施錠できる。
The
屋内側面材71は、戸1の屋内側の表面に配置される(図1参照)。
屋内側ハンドル72は、戸1の屋内戸先側における高さ方向の略中央部に配置される。屋外側から屋内側ハンドル72を把持して引くことで、戸1を、丁番121,122,123を中心に回動させて開放することができる。
The
The
サムターン73,74は、屋内側ハンドル72の上下にそれぞれ配置される。サムターン73,74を回転させることによっても、図示しないデットボルトを操作して、建具100を施錠できる。
The thumb turns 73 and 74 are arranged above and below the
格子80は、開口部30(障子40)の屋外側に配置される。格子80は、縦格子81と、水平材82と、を有する。
縦格子81は、戸1の上端から下端に亘って延設される。水平材82は、縦格子81の障子側に配置され、縦格子81の高さ方向の略中央部において、縦格子81と直角に交差する。
The
The
図3は、戸1の縦断面図である。
図3に示すように、ガラス42は、屋外側の板ガラス421と、屋内側の板ガラス422と、これら2枚の板ガラスで挟持されたスペーサ423と、を備える複層ガラスであり、優れた断熱性を有する。
なお、戸1は、ガラス42の屋外側に配置される網65を有する。網65は、障子40を開放することで屋外と屋内とを開口部30を通じて連通させた際に、虫等が屋内に侵入するのを防ぐ。また、戸1は、屋外側面材61と屋内側面材71との間に配置される断熱材Hを有する。断熱材Hは、例えば、発泡ポリスチレンからなる。
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of the
As shown in FIG. 3, the
The
上框21は、断面がU字状である樹脂上框211と、樹脂上框211の内部に配置される断面がU字状の上框芯材212と、上框21のエッジ部分を覆うエッジ部材213と、を有する。樹脂上框211及び上框芯材212は、リベット21aによって接続される。
The
開口部上枠51は、開口部上枠本体511と、開口部上枠芯材512と、開口部上枠内部芯材513と、を有する。
The opening
開口部上枠本体511は、中空部511aを有するホロー構造である。また、開口部上枠本体511は、下方に延出した延出部511bを有する。延出部511bは、屋外側に屈曲しつつ下方に延出する。開口部上枠本体511は、例えばアルミニウムで構成される。より具体的には、開口部上枠本体511は、アルミニウムを押出成形することで得られる。
The opening upper frame
開口部上枠本体511は、延出部511bの基端側の屋内側に配置される加熱発泡材511cと、加熱発泡材511cの近傍に配置される気密材511dと、加熱発泡材511cよりも先端側の屋内側に配置される加熱発泡材511eと、加熱発泡材511eの近傍に配置される網65を固定するための網押し棒511fと、開口部上枠本体511(延出部511b)から加熱発泡材511eが剥落するのを防止する剥落防止具91と、を有する。
加熱発泡材511e、網押し棒511f及び剥落防止具91については、後段で詳述する。
The opening upper frame
The
開口部上枠芯材512は、開口部上枠本体511の上方に配置される。開口部上枠芯材512は、上方に開放した断面C字状の長尺部材であり、例えば、ステンレスからなる。開口部上枠芯材512は、屋外側においてリベット512aによって開口部上枠本体511に固定され、屋内側においてリベット512bによって後述するモール固定部材516に固定される。開口部上枠芯材512と開口部上枠本体511との間には、屋外側面材61の一部及び加熱発泡材512cが配置される。開口部上枠芯材512とモール固定部材516との間には、屋内側面材71の一部及び加熱発泡材512dが配置される。
The opening upper
開口部上枠内部芯材513は、開口部上枠本体511の中空部511aに配置される。開口部上枠内部芯材513は、断面が上方に開放したC字状の長尺部材であり、例えば、ステンレスからなる。
The opening upper frame
また、戸1は、開口部屋外上側モール部材514と、開口部屋内上側モール部材515と、モール固定部材516と、を有する。
Further, the
開口部屋外上側モール部材514は、開口部上枠51の屋外側に配置される。開口部屋外上側モール部材514は、図示しないネジによって、後述する開口部屋外吊元側モール部材534及び開口部屋外戸先側モール部材544と連結される。開口部屋外上側モール部材514は、上框21から開口部上枠51の屋外側を覆う。
The opening outdoor
開口部屋内上側モール部材515は、開口部上枠51の屋内側に配置される。
モール固定部材516は、開口部屋内上側モール部材515を固定するための部材であって、ネジ516aによって開口部上枠本体511に締結される。開口部屋内上側モール部材515は、スナップフィットによりモール固定部材516に固定される。
The
The
採風上框411は、中空部411aを有するホロー構造である。また、採風上框411は、上方に延出した延出部411bと、下方に形成された溝部411cと、を有する。採風上框411には上面に加熱発泡材411dが、延出部411bの屋外側には加熱発泡材411eが貼り付けられ、加熱発泡材411d及び加熱発泡材411eは、断面がL字状の固定金具411fによって固定される。溝部411cの内部には、断面が下方に開放したC字状の採風上框芯材411gが配置され、採風上框芯材411gの内部には加熱発泡材411hが配置される。
The wind sampling
採風上框411は、障子40の閉鎖時に屋外側において気密材511dと当接する。
ガラス42の上側の端部は、溝部411cに嵌め込まれて、グレイジングチャンネル411iを介して採風上框411に挟持される。
The wind-up
The upper end portion of the
下框22、開口部下枠52及び採風下框412は、それぞれ上框21、開口部上枠51及び採風上框411とほぼ同様の構造を有する。下框22、開口部下枠52及び採風下框412については、上框21、開口部上枠51及び採風上框411と同様の構造には対応する符号を付して説明を省略し、異なる構造について説明する。
The
開口部下枠本体521は、屋外側に配置され、中空部521aから雨水等を排水するための排水弁521jを有する。
開口部下枠内部芯材523には、屋外側及び屋内側にそれぞれ加熱発泡材523a,523bが配置される。
また、中空部412aの内部には、断面がM字状の採風下框内部芯材412jが配置され、溝部412cの内部の加熱発泡材412hの上には、ガラス42を支持する緩衝材412kが配置される。
The opening lower frame
In the opening lower frame
Also, a wind-trapped
更に、戸1は、開口部上枠51及び採風上框411と接続される上側アームS1と、開口部下枠52及び採風下框412と接続される下側アームS2と、を有する。上側アームS1及び下側アームS2によって、障子40が開口部30の内側に開閉可能に吊り込まれる。
Furthermore, the
図4は、戸1の横断面図である。図4においては、縦格子81の断面は示さない。
吊元側の縦框23は、断面がU字状である樹脂縦框231と、樹脂縦框231の内部に配置される断面がU字状の縦框芯材232と、縦框23のエッジ部分を覆うエッジ部材233と、を有する。樹脂縦框231、縦框芯材232及びエッジ部材233は、ネジ23aによって接続される。
FIG. 4 is a cross-sectional view of the
The hanging
開口部縦枠53は、開口部縦枠本体531と、開口部縦枠芯材532と、を有する。
開口部縦枠本体531は、戸先側に延出した延出部531bを有する。開口部縦枠本体531は、例えばアルミニウムで構成される。より具体的には、開口部縦枠本体531は、アルミニウムを押出成形することで得られる。
The opening
The opening part vertical frame
開口部縦枠本体531は、屋内側の面に配置される加熱発泡材531cと、加熱発泡材の近傍に配置される気密材531dと、延出部531bの屋内側に配置される加熱発泡材531eと、加熱発泡材531eの近傍に配置される網65を固定するための網押し棒531fと、開口部縦枠本体531(延出部531b)から加熱発泡材511eが剥落するのを防止する剥落防止具93と、を有する。開口部縦枠本体531の吊元側の面には、加熱発泡材531hが配置される。
The opening vertical frame
開口部縦枠芯材532は、開口部縦枠本体531の吊元側に配置される。開口部縦枠芯材532は、断面が吊元側に開放されたC字状の長尺部材であり、例えば、ステンレスからなる。開口部縦枠芯材532は、屋外側においてリベット532aによって開口部縦枠本体531に固定され、屋内側においてリベット532bによって後述するモール固定部材536に固定される。開口部縦枠芯材532と開口部縦枠本体531との間には、屋外側面材61の一部及び加熱発泡材532cが配置される。開口部縦枠芯材532とモール固定部材536との間には、屋内側面材71の一部及び加熱発泡材532dが配置される。
The opening vertical
また、戸1は、開口部屋外吊元側モール部材534と、開口部屋内吊元側モール部材535と、モール固定部材536と、を有する。
In addition, the
開口部屋外吊元側モール部材534は、開口部縦枠53の屋外側に配置される。開口部屋外吊元側モール部材534は、ネジ534aによって、水平材82と連結される。また、開口部屋外吊元側モール部材534は、モール固定部材534bによって開口部縦枠53に固定され、モール固定部材534cによって断熱材Hに固定される。
The opening part outdoor suspension origin
開口部屋内吊元側モール部材535は、開口部縦枠53の屋内側に配置される。
モール固定部材536は、開口部屋内吊元側モール部材535を固定するための部材であって、ネジ536aによって開口部縦枠本体531に締結される。開口部屋内吊元側モール部材535は、スナップフィットによりモール固定部材536に固定される。
The in-open room suspender-
The
採風縦框413は、中空部413aを有するホロー構造である。また、採風縦框413は、戸先側に形成された溝部413cと、を有する。中空部432aの内部には、断面が戸先側に開放したC字状の採風縦框内部芯材413jが配置される。溝部413cの内部には、断面が戸先側に開放したC字状の採風縦框芯材413gが配置され、採風縦框芯材413gの内部には加熱発泡材413hが配置される。
The
採風縦框413は、障子40の閉鎖時に屋外側において気密材531dと当接する。
ガラス42の吊元側の端部は、溝部413cに嵌め込まれて、グレイジングチャンネル413iを介して採風縦框413に挟持される。
The wind sampling hoist 413 contacts the airtight material 531d on the outdoor side when the
The end of the
戸1は、吊元側の開口部縦枠53と採風縦框413との間に、障子40が開放されるのを制限するロック機構Lを有する。ロック機構Lは、把手43によって操作される。
The
戸先側の縦框24、開口部縦枠54及び採風縦框414は、吊元側の縦框23、開口部縦枠53及び採風縦框413は、とほぼ同様の構造を有する。下戸先側の縦框24、開口部縦枠54及び採風縦框414については、吊元側の縦框23、開口部縦枠53及び採風縦框413と同様の構造には対応する符号を付して説明を省略し、これらと異なる構造について説明する。
The
戸先側の樹脂縦框241は、屋外側及び屋内側に別々に配置される。エッジ部材243は、戸1を閉鎖した際に固定縦枠114に当接する延出部243aを有する。
戸先側の開口部縦枠本体541の吊元側及び戸先側の採風縦框414の戸先側には、それぞれ加熱発泡材541i及び加熱発泡材414mが互いに対向して配置される。更に
戸先側の開口部縦枠本体541の吊元側及び戸先側の採風縦框414の戸先側には、屈曲して延出する延出部材541j及び延出部材414nがそれぞれ配置される。
The
A
図5は、図3の領域Rの拡大図であり、建具100の備える加熱発泡材511e、網押し棒511f及び剥落防止具91について示す図である。
加熱発泡材511eは、見付方向(建具100の幅方向)に延びる、建具100の構成部材である開口部上枠本体511(延出部511b)に沿って延設される。加熱発泡材511eは、エポキシ樹脂やポリ塩化ビニル(PVC)等の発泡性樹脂からなるシート状の部材である。
更に、開口部上枠本体511は、加熱発泡材511eの下側の近傍に、加熱発泡材511eの延設方向に沿って形成される溝部511kを有する。
FIG. 5 is an enlarged view of the region R in FIG. 3, and is a diagram illustrating the
The
Furthermore, the opening upper frame
網押し棒511fは、紐状の弾性部材であり、全体が溝部511kの内部に配置されて、開口部上枠本体511に沿って延設される。網押し棒511fは、網65の上側の端部を溝部511kの内部に押し込んで固定する。つまり、網65の上側の端部は、網押し棒511fと溝部511kとの間に配置される。
網押し棒511fは、例えば、SBR等の合成ゴムを押し出し成型することによって得られる。
The net pushing
The net pushing
剥落防止具91は、加熱発泡材511eが建具100の構成部材である開口部上枠本体511(延出部511b)から剥落するのを防止する。剥落防止具91は、溝部511kと網押し棒511fとの間に一部が圧入される圧入部91aと、加熱発泡材511eの、開口部上枠本体511と接する面とは反対側の表面に向かって、前記圧入部91aの端部から延出する剥落防止延出部91bと、を有する。
圧入部91aは、その圧入方向(屋外側)の先端が折り返された返し部91cを有する。剥落防止延出部91bは、圧入部91aから屈曲して延出し、先端が加熱発泡材511eに当接する。剥落防止延出部91bは、圧入部91aから、返し部91cとは逆方向に屈曲して延出する。
The peeling
The press-
図6は、剥落防止具91の斜視図である。剥落防止具91は、金属板を折り曲げて成形される。剥落防止具91は、開口部上枠本体511(延出部511b)に見付方向(建具100の幅方向)に所定間隔を開けて複数配置される。
FIG. 6 is a perspective view of the
建具100が備える、開口部下枠本体521(延出部521b)に沿って延設された加熱発泡材521e、網押し棒521f及び剥落防止具92、吊元側の開口部縦枠本体531(延出部531b)に沿って延設された加熱発泡材531e、網押し棒531f及び剥落防止具93、並びに、戸先側の開口部縦枠本体541(延出部541b)に沿って延設された加熱発泡材541e、網押し棒541f及び剥落防止具94、の配置や構造は、加熱発泡材511e、網押し棒511f及び剥落防止具91と同様であるので説明を省略する。
本実施形態に係る建具100によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、開口部上枠本体511に沿って延設された、網押し棒511fが内部に配置された溝部511k及び加熱発泡材511eを、互いに近傍に位置するように配置し、加熱発泡材511eが開口部上枠本体511から剥落するのを防止する剥落防止具91を更に配置した。そして、剥落防止具91が、溝部511kと網押し棒511fとの間に一部が圧入される圧入部91aと、加熱発泡材511eの、開口部上枠本体511と接する面とは反対側の表面に向かって延出する剥落防止延出部91bと、を有するものとした。
これにより、ネジ等の締結部材を用いることなく、加熱発泡材511eが開口部上枠本体511から剥がれ落ちるのを容易に且つ確実に防止することができる。従って、本実施形態に係る建具100は生産性が高い。
The
In the present embodiment, the
Thereby, it can prevent easily and reliably that the
また、本実施形態では、剥落防止延出部91bの先端が加熱発泡材511eに当接するものとした。
これにより、加熱発泡材511eが開口部上枠本体511から剥がれ落ちるのをより確実に防止することができる。
Moreover, in this embodiment, the front-end | tip of the peeling
Thereby, it can prevent more reliably that the
また、本実施形態では、圧入部91aが、その圧入方向の先端が折り返された返し部91cを有するものとした。
これにより、圧入部91aを溝部511kと網押し棒511fとの間に容易に圧入できる上に、圧入部91aが圧入された状態においては返し部91cの存在により剥落防止具91の取外しが難くなる。従って、加熱発泡材511eが開口部上枠本体511から剥がれ落ちるのをより確実に防止することができる。
Further, in the present embodiment, the press-
As a result, the press-
また、本実施形態では、剥落防止具91が、金属板を折り曲げて成形されるものとした。
これにより、容易に剥落防止具91を得ることができるので、建具100の生産性がより向上する。
In the present embodiment, the peeling
Thereby, since the peeling
また、本実施形態では、網を固定するための網押し棒511fとそれを内部に配置した溝部511kとの間に剥落防止具91の圧入部91aを圧入した。
このように、既存の構造を用いて剥落防止具91を固定することで、加熱発泡材511eが開口部上枠本体511から剥がれ落ちるのを容易に防止することができる。
Further, in the present embodiment, the press-fitting
Thus, by fixing the
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
上記実施形態では、剥落防止延出部91bの先端が加熱発泡材511eに当接するものとしたが、本発明はこれに限定されない。本発明における剥落防止延出部は、加熱発泡材の、建具の構成部材と接する面とは反対側の表面に向かって延出するものであればよく、加熱発泡材に当接していなくてもよい。
It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and modifications, improvements, etc. within a scope that can achieve the object of the present invention are included in the present invention.
In the said embodiment, although the front-end | tip of the peeling
また、本実施形態では、網押し棒511fとそれを内部に配置した溝部511kとの間に剥落防止具91の圧入部91aを圧入したが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明に係る建具は、剥落防止具の圧入部を、例えば、気密材とその気密材一部が内部に配置された溝部との間に圧入して、加熱発泡材の剥落を防止する構造であってもよい。
Moreover, in this embodiment, although the press-
また、上記実施形態では、戸1に形成される開口部30の周囲に配置された開口部枠体50に剥落防止具91を配置したが、本発明はこれに限定されない。例えば、建具の枠体や戸の框体に、本発明の特徴である剥落防止具を配置してもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the
100…建具
91,92,93,94…剥落防止具
91a,92a,93a,94a…圧入部
91b,92b,93b,94b…剥落防止延出部
91c,92c,93c,93c…返し部
511…開口部上枠本体(建具の構成部材)
521…開口部下枠本体(建具の構成部材)
531,541…開口部縦枠本体(建具の構成部材)
511e,521e,531e,541e…加熱発泡材
511f,521f,531f,541f…網押し棒(弾性部材)
511k,521k,531k,541k…溝部
A…躯体開口部
DESCRIPTION OF
521 ... Opening lower frame body (component of joinery)
531, 541... Opening vertical frame main body (component of joinery)
511e, 521e, 531e, 541e ...
511k, 521k, 531k, 541k ... groove A: housing opening
Claims (5)
見付方向に延びる前記建具の構成部材に沿って延設された加熱発泡材と、
前記加熱発泡材の近傍であり且つ前記加熱発泡材の延設方向に延びて形成された溝部と、
少なくとも一部が前記溝部の内部に配置される弾性部材と、
前記加熱発泡材が前記構成部材から剥落するのを防止する剥落防止具と、を備え、
前記剥落防止具は、前記溝部と前記弾性部材との間に一部が圧入される圧入部と、前記加熱発泡材の前記構成部材とは反対側の表面に向かって前記圧入部から延出する剥落防止延出部と、を有する建具。 It is a fitting provided inside the frame opening formed in the building,
A heating foam extending along the component of the joinery extending in the direction of finding; and
A groove formed in the vicinity of the heating foam and extending in the extending direction of the heating foam;
An elastic member at least a part of which is disposed inside the groove,
A peeling prevention tool for preventing the heating foam from peeling off from the component member,
The peeling prevention tool extends from the press-fitting part toward a surface of the heat-foaming material opposite to the press-fitting part in which a part is press-fitted between the groove part and the elastic member. A joinery having a peeling prevention extending portion.
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