JP2016107991A - Single pipe hanger - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、単管パイプの移動や整理などに用いられる単管パイプハンガーに関するものである。 The present invention relates to a single-pipe pipe hanger used for moving and organizing single-pipe pipes.
建設現場や工事現場等で足場パイプ等として用いられる単管パイプを移動、整理、保管したりするために、例えば、下記特許文献1の第6図に示すように、略コ字状の収納具が用いられる。この従来技術によれば、底板とこの底板の両端に夫々直角に立設した側板と、この側板の上端に固着した脱出防止用の蓋材とで枠組みを構成し、この枠組みでパイプの前後両端を結束させ、更に側板を起倒自在となるとともに、蓋材を着脱可能とした構造が開示されている。 In order to move, organize, and store a single pipe used as a scaffold pipe or the like at a construction site or a construction site, for example, as shown in FIG. Is used. According to this prior art, a frame is composed of a bottom plate, side plates standing upright at both ends of the bottom plate, and an escape prevention lid member fixed to the upper end of the side plate. And a structure in which the side plate can be raised and lowered and the lid member is detachable.
また、下記特許文献2には、底辺に用いるL形鋼が最も長く、パイプを収納する枠の部分を構成する2本のL形鋼は底辺部のL形鋼よりも短く計3本のL形鋼よりなり、前記底辺部のL形鋼の両端に60度の角度で2本のL形鋼を上方に立て溶接し固着させた枠を2ケ1組で使用することを特徴とする単管パイプの収納枠が開示されている。
Further, in
しかしながら、前記特許文献1に示す技術のように蓋をする構造の場合、フォークリフトで移動するときにハンガーが抜け落ちることはないが、前記蓋の開け閉めに場所をとり、作業の邪魔になることが多く、取り外してしまう場合も少なくない。また、前記特許文献2は、上述した蓋をする構造では、搬入搬出する際に、物にぶつかったりすると曲がったり破損しやすく、又は押え蓋をセットするときに部品等を紛失したり手間がかかるという課題を解決することを目的としている。しかしながら、底辺のL形鋼の両端に、上方が狭くなるように約60度の角度で2本のL形鋼を立てた構造となっているため、収納枠ごと積み重ねるときに安定しにくく、また、単管パイプにワイヤをかけてクレーンで吊り上げるときに、単管パイプがうまく外れず、収納枠も一緒に持ち上がってしまうという課題がある。
However, in the case of a structure with a lid as in the technique shown in
本発明は、以上のような点に着目したもので、簡単な構造で、単管パイプを束ねることができ、フォークリフトによる持ち上げやクレーンによる吊り上げも良好に行うことができる単管パイプハンガーを提供することを、その目的とする。 The present invention focuses on the above points, and provides a single-pipe pipe hanger capable of bundling single-pipe pipes with a simple structure and capable of being well lifted by a forklift or lifted by a crane. That is the purpose.
本発明は、複数の単管パイプを載置可能な長尺の底部フレームと、該底部フレームに対して略直交する一対のアームとからなる略コ字状のハンガー本体と、前記一対のアームにそれぞれ設けられており、前記ハンガー本体の内側へ突出した突出部と、を備えており、前記ハンガー本体内に複数段積み重ねられた単管パイプのうち、各アーム寄りの端部に位置し、かつ、上部が露出している単管パイプに、前記突出部が引っ掛かることを特徴とする。 The present invention provides a substantially U-shaped hanger body comprising a long bottom frame on which a plurality of single pipes can be placed, a pair of arms substantially orthogonal to the bottom frame, and the pair of arms. Each of which is provided with a projecting portion projecting inward of the hanger body, and is located at an end portion near each arm among the single pipes stacked in a plurality of stages in the hanger body, and The projecting portion is caught by a single pipe having an exposed upper portion.
主要な形態の一つは、前記ハンガー本体の底部フレームの一端側に、前記単管パイプを、前記底部フレームの他端側に詰めて並べるための転がり止め、を設けたことを特徴とする。他の形態は、前記ハンガー本体は、該ハンガー本体内の複数段の単管パイプのうち、下段に配列された単管パイプの谷の部分に、該下段と同数の単管パイプを上段に配列可能な寸法に設定されていることを特徴とする。 One of the main forms is characterized in that a rolling stopper is provided on one end side of the bottom frame of the hanger body to lay the single pipe pipe on the other end side of the bottom frame. In another form, the hanger body is arranged in the upper stage with the same number of single pipe pipes as the lower stage in the valley part of the single pipe pipe arranged in the lower stage among the plurality of single pipes in the hanger body. It is characterized by being set to possible dimensions.
更に他の形態は、前記一対のアームの一方のアームに設けられる前記突出部が、前記ハンガー本体内に積み重ねられた最上段の一端側の単管パイプに掛止可能であり、前記一対のアームの他方のアームに設けられる前記突出部が、前記最上段の一つ下の段の他端側の単管パイプに掛止可能であることを特徴とする。更に他の形態は、前記一対のアームの上端側に、これら一対のアームに着脱可能に架け渡される線材を引っ掛けるための切欠き、を設けたことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。 In another embodiment, the protruding portion provided on one arm of the pair of arms can be hooked on a single pipe pipe on one end of the uppermost stage stacked in the hanger body, and the pair of arms The projecting portion provided on the other arm of the first can be hooked to a single pipe pipe on the other end side of the lowermost step of the uppermost step. Still another embodiment is characterized in that a notch for hooking a wire rod detachably spanned between the pair of arms is provided on the upper end side of the pair of arms. The above and other objects, features and advantages of the present invention will become apparent from the following detailed description and the accompanying drawings.
本発明の単管パイプハンガーによれば、複数の単管パイプを載置可能な長尺の底部フレームと、該底部フレームに対して略直交する一対のアームとにより、略コ字状のハンガー本体を構成する。そして、前記一対のアームのそれぞれに、前記ハンガー本体内に複数段積み重ねられた単管パイプのうち、各アーム寄りの端部に位置し、かつ、上部が露出している単管パイプの、前記露出部分に引っ掛かる突出部を設けることとした。このため、前記ハンガー本体に蓋を設けない簡単な構造でありながら、前記ハンガー本体に収納した単管パイプをフォークリフトで持ち上げるときにハンガーが外れることがなく、他方、クレーンで単管パイプを吊り上げるときは、ワイヤの掛け方に応じてハンガーが外れるという効果が得られる。また、ハンガー本体が略コ字状なので、ハンガーを複数段積み重ねても安定性を損なわないという効果がある。 According to the single-pipe pipe hanger of the present invention, a substantially U-shaped hanger main body includes a long bottom frame on which a plurality of single-pipe pipes can be placed, and a pair of arms that are substantially orthogonal to the bottom frame. Configure. And, in each of the pair of arms, out of the single pipe pipe stacked in a plurality of stages in the hanger body, the single pipe pipe located at the end near each arm and the upper part is exposed, Protruding portions that are caught on the exposed portions are provided. For this reason, when the single tube pipe stored in the hanger body is lifted with a forklift, the hanger does not come off while the single tube pipe is lifted with a crane, while the hanger body has a simple structure without a lid. The effect that the hanger comes off according to how to hang the wire is obtained. Moreover, since the hanger body is substantially U-shaped, there is an effect that the stability is not impaired even if a plurality of hangers are stacked.
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described in detail based on examples.
最初に、図1〜図3を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1(A)は本実施例の単管パイプハンガーに単管パイプを収納した状態を示す外観斜視図,図1(B)は前記(A)を矢印F1方向から見た側面図,図1(C)及び(D)は変形例を示す図である。図2は、本実施例の単管パイプハンガーに収納された単管パイプにワイヤを半掛けして、クレーンで吊り上げる様子を示す図である。図3は、本実施例の単管パイプハンガーに収納された単管パイプにワイヤを目通し掛けして、クレーンで吊り上げる様子を示す図である。本実施例の単管パイプハンガーは、図1(A)に示すように、通常、2つの単管パイプハンガー10A,10Bをセットで使用することで、多数の単管パイプを束ね、移動,整理,収納などに用いられるものである。前記単管パイプハンガー10A,10Bは、同一の構造となっているので、以下、単管パイプハンガー10Aを例に挙げて説明する。
First,
図1(A)及び(B)に示すように、単管パイプハンガー10Aは、ハンガー本体12と、該ハンガー本体12に設けられた突出部18A,18Bと、転がり止め40により構成されている。前記ハンガー本体12は、長尺の底部フレーム14と、該底部フレーム14の両端に、該底部フレーム14に対して略直交するように設けられた一対のアーム16A,16Bにより、全体が略コ字状に形成されている。本実施例では、前記底部フレーム14として角型鋼管を用い、一対のアーム16A,16Bとして単管パイプを用いている。前記底部フレーム14は、複数の単管パイプPが該底部フレーム14に対して直交するように載置可能な寸法に設定され、前記アーム16A,16Bは、単管パイプPを複数段積み重ね可能な長さに設定されている。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the single pipe pipe hanger 10 </ b> A includes a
本実施例では、図1(B)に示すように、一段に10本の単管パイプPを並べ、それを5段積み重ねられるように、すなわち、50本の単管パイプPを収納できるようにハンガー本体12の寸法が設定されている。なお、図示の例では、下段に配列された単管パイプP同士の谷の部分に、該下段と同数の単管パイプPを上段に配列できるように、全体の寸法が設定されている。そのため、前記底部フレーム14の長さは、単管パイプPの10本分の直径の合計よりも長くなるように設定されている。また、本実施例では、最下段の単管パイプPが一方のアーム(図示の例ではアーム16B)側に詰めて配列されるように、前記底部フレーム14の端部に、転がり止め40が設けられている。該転がり止め40は、例えば、図5(A-1)及び(A-2)に示す転がり止め40Aと同様に、三角形の平板状の小片が用いられる。
In this embodiment, as shown in FIG. 1 (B), 10 single pipes P are arranged in a row and can be stacked in 5 stages, that is, 50 single pipes P can be accommodated. The dimensions of the
前記一対のアーム16A,16Bの上端には、ハンガー本体12の内側へ向けて突出した突出部18A,18Bが設けられている。図示の例では、前記突出部18A,18Bとして、略長方形の平板状の小片を設けることとしたが、後述の実施例2で示すように、前記突出部18A,18Bの形状は適宜変更可能である。前記突出部18A,18は、前記ハンガー本体12内に複数段積み重ねられた単管パイプPの最上段の両端の単管パイプPに引っ掛かるような長さに設定されている。例えば、前記単管パイプPの径が48.6mmであるときには、前記突出部18A,18Bの長さを5cm程度にするという具合である。他方の単管パイプハンガー10Bも、上述した単管パイプハンガー10Aと基本的に同様の構成となっている。
At the upper ends of the pair of
次に、本実施例の作用を説明する。前記単管パイプハンガー10A,10Bを、適宜間隔をおいて配置し、前記ハンガー本体12内に、単管パイプPを入れていく。このとき、前記底部フレーム14の一端側に、転がり止め40を設けているため、素人であっても、単管パイプPを一方のアーム16B側に詰めて整列させることができる。一段目に10本の単管パイプPが整列したら、2段目の単管パイプPは、下段(1段目)の単管パイプP同士の谷の部分に自動的に配列される。このようにして、5段目まで、各段10本ずつの単管パイプPを並べる。以上のようにして所定数にまとめられた単管パイプPを移動するときには、前記単管パイプハンガー10A,10Bの間の位置に、図1(A)に示すように、図示しないフォークリフトの爪22,24を差し込み、全体を持ち上げる。このとき、単管パイプハンガー10A,10B内の単管パイプPは整列状態のまま持ち上げられることになる。そのため、最上段の両端の単管パイプPが、前記突出部18A,18Bに引っ掛かり、単管パイプPの束から前記単管パイプハンガー10A,10Bが抜け落ちることがない。
Next, the operation of this embodiment will be described. The single pipe pipe hangers 10 </ b> A and 10 </ b> B are arranged at appropriate intervals, and the single pipe pipe P is put into the
一方、前記単管パイプハンガー10A,10Bによって所定数にまとめられた単管パイプPを、単管パイプハンガー10A,10Bごとクレーンによって吊り上げるときは、図2(A-1)に示すように、2ヶ所にワイヤ26をかけ回し、半掛けにする。そして、クレーン28によって徐々に引き上げると(図2(A-2))、図2(B)に示すように、単管パイプハンガー10A,10Bに収まった形のまま、崩さずに吊り上げられる。このようにすれば、現場等でフォークリフトがない場合でも、単管パイプPの形を崩さずに、トラック等へ積込みすることができる。また、図3に示すように、ワイヤ26を目通し掛けにすることで、単管パイプハンガー10A,10Bから単管パイプPの束だけを抜き取ることができる。この場合、図3(A-2)に示すように、例えば、最上段の右から2番目の単管パイプPをもう一段上にずらし、図3(B-1)に示すように、クレーン28によって徐々に引き上げる。このとき、図3(B-2)に示すように、ワイヤ26によって、単管パイプPの束は、整列状態が崩れて全体が丸くなり、上層の端部の単管パイプPが、前記突出部18A,18Bから外れる。そのまま引き上げを続けると、図3(C)に示すように、単管パイプPの束だけが吊り上げられ、単管パイプハンガー10A,10Bがついてくることがない。
On the other hand, when the single pipe pipes P collected by the single
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)複数の単管パイプPを載置可能な長尺の底部フレーム14と、該底部フレーム14に対して略直交するように両端に設けられた一対のアーム16A,16Bにより略コ字状のハンガー本体12を構成する。そして、前記一対のアーム16A,16Bの上部に、ハンガー本体12の内側へ向けて突出した突出部18A,18Bを設け、最上段の両端の単管パイプPに引っ掛かるようにした。このため、前記ハンガー本体12に蓋を設けない簡単な構成でありながら、前記ハンガー本体12に収納した単管パイプPをフォークリフトで持ち上げるときに、単管パイプハンガー10A,10Bが抜け落ちることがない。
(2)クレーン28で単管パイプPの束を吊り上げるときは、ワイヤ26の玉掛け方法により、単管パイプハンガー10A,10Bごと、あるいは、単管パイプハンガー10A,10Bから抜き取って吊り上げることができる。図2に示すように、ワイヤ26を半掛けにすれば、クレーン28の吊り上げによって、単管パイプハンガー10A,10Bに収納された状態のまま吊り上げることができる。また、図3に示すように、ワイヤ26を目通し掛けにすれば、クレーン28の吊り上げによって、単管パイプハンガー10A,10Bから単管パイプPの束を抜き取って吊り上げることができる。
(3)ハンガー本体12が略コ字状のため、単管パイプハンガーごと複数段積み重ねても安定性を損なわないという効果がある。更に蓋がない構造のため、現場で使用するときも蓋をあける必要がなく、そのまま使用することができる。
(4)前記ハンガー本体12の底部フレーム14の一方の端部に、転がり止め40を設けることとしたので、所定数の単管パイプPを、前記ハンガー本体12の一方のアーム側に詰めて整列させることが容易であり、素人でも収納作業が可能になり、作業効率も向上する。
Thus, according to the first embodiment, there are the following effects.
(1) A substantially U-shape formed by a
(2) When the bundle of single pipes P is lifted by the
(3) Since the
(4) Since the rolling
<変形例>・・・次に、本実施例の変形例を説明する。上述した図1(A)及び(B)に示した単管パイプハンガー10A,10Bには、上下の段で単管パイプPの位置がずれるように、すなわち、上段の単管パイプPが、下段の単管パイプP同士の谷の部分に配列され、かつ、上下で同数の単管パイプPを収納することとした。しかしながら、これも一例であり、例えば、図1(C)に示すように、最下段に所定数の単管パイプPを並べると隙間がなくなるように寸法を設定することにより、その上段には、下段よりも1つ数が少ない単管パイプPが並べられることなる。そして、前記突出部18A,18Bは、最上段の両端の単管パイプPに引っ掛かる。本例によれば、前記転がり止め40を設けることなく、単管パイプPを整列させることができる。その他の基本的な作用・効果は、上述した図1(A)及び(B)に示す例と同様である。また、図1(D)に示す例のように、上下の単管パイプPの位置がずれないように収納するようにしてもよい。この場合、アーム16A,16Bの長さは、前記図1(B)及び(C)に示す場合よりも若干長くなる。本例の基本的な作用・効果は、転がり止めによる効果以外は、前記図1(A)及び(B)に示す例と同様である。
<Modification> Next, a modification of the present embodiment will be described. In the single
次に、図4を参照しながら本発明の実施例2を説明する。なお、上述した実施例1と同一ないし対応する構成要素には同一の符号を用いることとする(以下の実施例についても同様)。本実施例は、前記実施例1の突出部18A,18Bの変形例である。なお、本実施例では、前記実施例1の図1(A)及び(B)に示す例のように、単管パイプPは上下の段で同数配列され、かつ、上下の段でずれている。図4(A)に示す例では、一方の突出部18Cが、他方の突出部18Bよりも短く形成されている。
Next,
前記突出部18Bは、前記実施例1と同様に、アーム16Bの上端に固定されているが、他方の突出部18Cは、前記突出部18Bよりも若干低い位置に固定されている。すなわち、前記突出部18Cは、最上段より一つ下段の端の単管パイプP´の上部に引っ掛かる位置に設けられている。また、前記突出部18Cは、その先端が、最上段の端の単管パイプPの側方に位置するので、最上段の単管パイプPの位置ずれを防止する。その結果、前記実施例1と同様に、フォークリフトで持ち上げるときに単管パイプハンガー10Cが外れることがなく、ワイヤ26をかけてクレーン28で吊り上げるときは、単管パイプハンガー10Cを外すことができる。
The protruding
図4(B)に示す単管パイプハンガー10Dでは、アーム16Aに設けられる突出部18Dは、上下に長い長方形となっている。この場合、前記突出部18Dの底辺が上から2段目の端の単管パイプP´の上部に引っ掛かり、突出部18Dの側辺が最上段の端の単管パイプPの側方に当たって位置ずれを防止する。また、図4(C)に示す単管パイプハンガー10Eでは、ハンガー本体12内の単管パイプPの配列は、図1(D)に示す例と同様となっており、アーム16A,16Bの上端に、中央が膨出した形状の突出部18Eがそれぞれ設けられている。これら突出部18Eは最上段の両端の単管パイプPにそれぞれ引っ掛かる。従って、前記図4(B)及び(C)に示すいずれの例の場合も、図4(A)に示す例の場合と同様に、前記実施例1と同様の作用・効果が得られる。
In the single-
次に、図5を参照しながら本発明の実施例3を説明する。本実施例は、前記実施例1の転がり止め40の変形例である。なお、本実施例においても、単管パイプPは上下の段で同数配置され、かつ、上下の段で位置がずれて配列されている。図5(A-1)及び(A-2)に示す例は、前記実施例1と同様である。図5(B)に示す転がり止め40Bは、平板状の四角形となっており、図5(C)に示す転がり止め40Cは、略半円状である。図5(D)に示す転がり止め40Dは、長方形の板が、底部フレーム14とアーム16Aに架け渡されるように設けられている。図5(E)に示す転がり止め40Eは、略半球状の突起であり、前記アーム16Aから若干離れた位置に設けられている。図5(F)に示す転がり止め40Fは、棒42と長方形の薄板44を組み合わせた形状となっている。いずれの例の場合も、これら転がり止め40B〜40Fを設けることによって、ハンガー本体12へ単管パイプPを整列させながら容易に収納できるという効果については、上述した実施例1と同様である。
Next, Embodiment 3 of the present invention will be described with reference to FIG. This embodiment is a modification of the rolling
次に、図6を参照しながら本発明の実施例4を説明する。本実施例は、前記実施例1の突出部18A,18Bと、転がり止め40の変形例である。なお、本実施例においても、単管パイプPは上下の段で同数配列され、かつ、上下の段でずれている。図6(A)に示すように、本実施例の単管パイプハンガー30は、略コ字状のハンガー本体32と、その内側に設けられた3つの突起38A〜38Cにより構成されている。前記突起38Aは、ハンガー本体32の一方のアーム36Aの上端から少し下がった位置に設けられ、前記突起38Bは、他方のアーム36Bの上端近傍に設けられている。前記突起38Cは、前記ハンガー本体32の底部フレーム34のアーム36A寄りの位置に設けられている。
Next,
前記突起38Bは、ハンガー本体32内に複数段積み重ねされた単管パイプの最上段の端の単管パイプPに引っ掛かるようになっており、前記突起38Aは、上から2段目の端の単管パイプP´の上部に引っ掛かるようになっている。また、前記突起38Aにより、最上段の単管パイプの横ずれも防止できる。前記突起38Cは、最下段に所定数の単管パイプを詰めて整列させるための転がり止めとして機能する。これら突起38A〜38Cの長さは、例えば、15mm〜20mm程度である。本実施例のように、同じ形状の突起38A〜38Cを、ハンガー本体32内の適切な位置に溶接等により接合することにより、上述した実施例1と同様の効果を有する単管パイプハンガー30を得ることができる。
The
次に、図7(A)を参照しながら本発明の実施例5を説明する。本実施例の単管パイプハンガー50は、略コ字状のハンガー本体52の内側に、突起部60A〜60Cを設けた構造となっている。本実施例では、前記ハンガー本体52を構成する底部フレーム54と、一対のアーム56A,56Bとして、角型鋼を用いている。また、前記突起部60A〜60Cとして、L字鋼を用いている。本実施例の寸法の一例を示すと、まず、一対のアーム56A,56Bは、断面(WA×WB)が50mm×50mmであり、長さ(H2)が230mmである。また、底部フレーム54は、断面(WA×H3)が50mm×50mmであり、長さ(L1)が620mmである。前記底部フレーム54の両端に一対のアーム56A,56Bを設けると、該底部フレーム54の単管パイプPを載置する部分の長さ(L2)は520mmとなる。
Next, Embodiment 5 of the present invention will be described with reference to FIG. The single-
一方、前記突起部60Aは、L字部分の長さL3及びL4がともに20mmであり、幅W1が40mmである。前記突起部60Bも同様の寸法である。突起部60Cは、L字部分の長さL5及びL6がともに20mmであり、幅W2も20mmである。前記突起部60Bは、アーム56Bの上端に設けられ、前記突起部60Aは、アーム56Aの上端より若干低い位置、例えば、40mm程度(H4)低い位置に固定される。前記突起部60Cは、底部フレーム54のアーム56A寄りの位置に、L字部の一面が、底部フレーム54に載置された単管パイプPの側面に当たるように固定される。本実施例の基本的な作用・効果は、上述した実施例1と同様である。
On the other hand, in the
次に、図7(B)を参照しながら本発明の実施例6を説明する。本実施例の単管パイプハンガー70は、略コ字状のハンガー本体72の内側に、前記実施例5と同様の略L字型の突起部60A〜60Cを設けたものである。前記ハンガー本体72は、底部フレーム74と一対のアーム76A,76Bにより構成されている。本実施例では、前記一対のアーム76A,76BとしてL字鋼を用いており、その上端付近には、切欠き78A,78Bが形成されている。該切欠き78A,78Bは、結束用の番線80を掛けるためのものである。前記番線80は、一対のアーム76A,76Bに架け回すようにすることで、ハンガー本体72内に収納された単管パイプPを結束するものである。なお、前記番線80による結束は、クレーンを用いて高所へ単管パイプハンガー70ごと吊り上げたり、高所から下ろしたりする際の単管パイプPの落下防止のためのものである。すなわち、フォークリフトでの移動やトラックへの積込み等の通常作業で必要とするものではない。このような状況での結束が必要に頻度は少ないため、落下防止のために専用の蓋を設けるよりも、使い捨て可能な前記番線80を用いることで、破損や紛失のおそれもなくなる。また、一対のアーム76A,76BとしてL形鋼を用いることにより、メッキ処理する際に必要な穴あけ加工の手間を省くことができる。その他の基本的な作用・効果については、上述した実施例1と同様である。
Next, Embodiment 6 of the present invention will be described with reference to FIG. The single-
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した形状,寸法は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。また、材質についても同様に、必要に応じて適宜変更可能である。
(2)前記実施例1では、50本の単管パイプPを収納する寸法に単管パイプハンガー10A,10Bの寸法を設定したが、これも一例であり、100本収納できるようにしてもよい。また、50本よりも少ない本数を収納するなど、収納数は適宜変更可能であり、その収納数に応じた寸法に設定すればよい。
(3)前記実施例2で示した突出部18C〜18Eも一例であり、同様の効果を奏する範囲内で適宜設計変更可能である。すなわち、一対のアームにそれぞれ設ける突出部は、ハンガー本体内に複数段積み重ねられた単管パイプのうち、各アームよりの端部に位置し、かつ、上部が露出している単管パイプの上部を掛止可能であればよい。
In addition, this invention is not limited to the Example mentioned above, A various change can be added in the range which does not deviate from the summary of this invention. For example, the following are also included.
(1) The shapes and dimensions shown in the above embodiments are examples, and may be appropriately changed as necessary. Similarly, the material can be appropriately changed as necessary.
(2) In the first embodiment, the dimensions of the
(3) The
(4)前記実施例3で示した転がり止め40B〜40Fも一例であり、同様の効果を奏する範囲内で適宜設計変更可能である。
(5)前記実施例4〜実施例6に示した例も一例であり、突出部ないし突起部や転がり止めとして、実施例2又は3に示すいずれかの形態と組み合わせて使用してもよい。
(6)前記実施例6で示した切欠き78A,78Bも一例であり、必要に応じて設けるようにすればよい。
(7)本発明の単管パイプハンガーを、単管パイプ以外の長尺物の整理や保管等に用いることを妨げるものではない。
(8)前記実施例1で示したワイヤ26の玉掛け方法も一例であり、必要に応じて適宜変更可能である。
(4) The rolling
(5) The examples shown in Examples 4 to 6 are also examples, and may be used in combination with any of the forms shown in Example 2 or 3 as protrusions or protrusions or rolling stoppers.
(6) The
(7) It does not prevent the single pipe pipe hanger of the present invention from being used for organizing and storing long objects other than single pipe pipes.
(8) The beading method of the
本発明によれば、複数の単管パイプを載置可能な長尺の底部フレームと、該底部フレームに対して略直交する一対のアームとにより、略コ字状のハンガー本体を構成する。そして、前記一対のアームのそれぞれに、前記ハンガー本体内に複数段積み重ねられた単管パイプのうち、各アーム寄りの端部に位置し、かつ、上部が露出している単管パイプに引っ掛かる突出部を設けることとした。このため、前記ハンガー本体に収納した単管パイプをフォークリフトで持ち上げるときにハンガーが外れることがなく、他方、クレーンで単管パイプを吊り上げるときはハンガーが外れるという効果が得られ、単管パイプハンガーの用途に適用できる。 According to the present invention, a substantially U-shaped hanger body is constituted by a long bottom frame on which a plurality of single pipes can be placed, and a pair of arms substantially orthogonal to the bottom frame. Further, of the single pipes stacked in a plurality of stages in the hanger body on each of the pair of arms, the protrusion is located at the end near each arm and is hooked to the single pipe that is exposed at the top. We decided to provide a part. For this reason, the hanger does not come off when the single pipe pipe stored in the hanger body is lifted by a forklift. On the other hand, when the single pipe is lifted by a crane, the hanger can be removed. Applicable to usage.
10A〜10E:単管パイプハンガー
12:ハンガー本体
14:底部フレーム
16A,16B:アーム
18A〜18E:突出部(ないし突起部)
22,24:爪
26:ワイヤ
28:クレーン
30,50,70:単管パイプハンガー
32,52,72:ハンガー本体
34,54,74:底部フレーム
36A,36B,56A,56B,76A,76B:アーム
38A〜38C:突起
40,40A〜40F:転がり止め
60A〜60C:突起部
78A,78B:切欠き
10A to 10E: Single pipe pipe hanger 12: Hanger body 14:
22, 24: Claw 26: Wire 28:
Claims (5)
前記一対のアームにそれぞれ設けられており、前記ハンガー本体の内側へ突出した突出部と、
を備えており、
前記ハンガー本体内に複数段積み重ねられた単管パイプのうち、各アーム寄りの端部に位置し、かつ、上部が露出している単管パイプに、前記突出部が引っ掛かることを特徴とする単管パイプハンガー。 A substantially U-shaped hanger body comprising a long bottom frame on which a plurality of single pipes can be placed, and a pair of arms substantially orthogonal to the bottom frame;
Protruding portions provided on the pair of arms, respectively, protruding to the inside of the hanger body,
With
Of the single pipes stacked in a plurality of stages in the hanger body, the protrusions are caught by single pipes located at the ends near the arms and exposed at the top. Pipe pipe hanger.
前記単管パイプを、前記底部フレームの他端側に詰めて並べるための転がり止め、
を設けたことを特徴とする請求項1記載の単管パイプハンガー。 On one end side of the bottom frame of the hanger body,
Rolling stopper for packing and arranging the single pipe pipe on the other end side of the bottom frame,
The single pipe pipe hanger according to claim 1, wherein:
該ハンガー本体内の複数段の単管パイプのうち、下段に配列された単管パイプの谷の部分に、該下段と同数の単管パイプを上段に配列可能な寸法に設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の単管パイプハンガー。 The hanger body is
Among the plurality of single pipes in the hanger body, in the valley portion of the single pipes arranged in the lower stage, it is set to a dimension that allows the same number of single pipes as the lower stage to be arranged in the upper stage. The single-pipe pipe hanger according to claim 1 or 2, characterized in that:
前記一対のアームの他方のアームに設けられる前記突出部が、前記最上段の一つ下の段の他端側の単管パイプに掛止可能であることを特徴とする請求項3記載の単管パイプハンガー。 The protruding portion provided on one arm of the pair of arms can be hooked to a single pipe pipe on one end side of the uppermost stage stacked in the hanger body,
4. The single unit according to claim 3, wherein the protrusion provided on the other arm of the pair of arms can be hooked to a single pipe pipe on the other end side of the lowermost step of the uppermost step. Pipe pipe hanger.
を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の単管パイプハンガー。 A notch for hooking a wire rod detachably mounted on the pair of arms on the upper end side of the pair of arms,
The single pipe pipe hanger according to any one of claims 1 to 4, wherein the single pipe pipe hanger is provided.
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JPS4629520Y1 (en) * | 1970-10-06 | 1971-10-12 | ||
JPS5978280U (en) * | 1982-11-16 | 1984-05-26 | アサヒ産業株式会社 | pipe binding frame |
JPS6135170U (en) * | 1984-07-31 | 1986-03-04 | 株式会社 三谷製作所 | pipe container |
-
2014
- 2014-12-01 JP JP2014243517A patent/JP6495633B2/en active Active
Patent Citations (3)
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