JP2016100197A - Image display device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、映像表示装置に関する。 Embodiments described herein relate generally to a video display device.
導光板の側面に沿って複数のLEDが並べられた映像表示装置が提供されている。 There has been provided a video display device in which a plurality of LEDs are arranged along a side surface of a light guide plate.
映像表示装置は、高輝度化が期待されている。 Video display devices are expected to have high brightness.
本発明は、高輝度化を図ることができる映像表示装置を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the video display apparatus which can achieve high brightness.
実施形態によれば、映像表示装置は、表示画面を有した表示セルと、前記表示画面が露出する開口部が設けられたフロントベゼルと、前記表示セルの背後に位置した導光板と、前記表示セルの縁部と前記導光板の縁部との間に位置した部分を含むフレームと、前記導光板の側面に面した光源と、前記光源が取り付けられたヒートシンクと、前記導光板及び前記ヒートシンクの背後を覆うカバーとを備える。前記ヒートシンクは、前記導光板に連結されるとともに、前記フロントベゼル、前記フレーム、及び前記カバーには固定されていない。 According to the embodiment, the video display device includes a display cell having a display screen, a front bezel provided with an opening through which the display screen is exposed, a light guide plate positioned behind the display cell, and the display A frame including a portion located between an edge of the cell and an edge of the light guide plate, a light source facing a side surface of the light guide plate, a heat sink to which the light source is attached, and the light guide plate and the heat sink. And a cover covering the back. The heat sink is connected to the light guide plate and is not fixed to the front bezel, the frame, and the cover.
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings.
本明細書では、いくつかの要素に複数の表現の例を付している。なおこれら表現の例はあくまで例示であり、上記要素が他の表現で表現されることを否定するものではない。また、複数の表現が付されていない要素についても、別の表現で表現されてもよい。 In the present specification, examples of a plurality of expressions are given to some elements. Note that these examples of expressions are merely examples, and do not deny that the above elements are expressed in other expressions. In addition, elements to which a plurality of expressions are not attached may be expressed in different expressions.
(第1実施形態)
図1乃至図14は、第1実施形態に係る映像表示装置1を示す。映像表示装置1は、例えばテレビジョン受像機である。なお本実施形態が適用可能な映像表示装置は、上記例に限らず、例えばモニターのような機器でもよい。
(First embodiment)
1 to 14 show a video display device 1 according to the first embodiment. The video display device 1 is, for example, a television receiver. The video display apparatus to which the present embodiment is applicable is not limited to the above example, and may be a device such as a monitor.
図1は、映像表示装置1の全体を示す。映像表示装置1は、機器本体2と、該機器本体2を鉛直状に支持するスタンド3とを有する。なお、映像表示装置1は、スタンド3を有さずに、例えば壁面などに直接取り付けられる壁掛けタイプでもよい。
FIG. 1 shows the entire video display device 1. The video display device 1 includes a device
図2は、機器本体2を分解して示す。機器本体2の一例は、表示セル11(表示パネル)、複数の光学シート12a,12b,12c、フロントベゼル13、導光板14、フレーム15、複数のLED16が取り付けられた一対のヒートシンク17、反射シート18、バックシャーシ19、複数の回路基板20a,20b、及びユニットカバー21を有する。本実施形態に係る映像表示装置1は、いわゆるエッジタイプバックライトを備え、導光板14の側方にLED16を有する。
FIG. 2 is an exploded view of the device
表示セル11は、例えば液晶セル(液晶パネル)である。表示セル11の一例は、第1偏光板、アレイ基板、液晶層、カラーフィルタ基板、及び第2偏光板を有する。アレイ基板は、薄膜トランジスタ層(TFT層)及びガラス基板などを含む。カラーフィルタ基板は、カラーフィルタ及びガラス基板などを含む。表示セル11には、例えばソース基板及び複数のドライバICが接続される。複数のドライバICの各々は、例えばソースCOF(Chip On Film)またはゲートCOFである。
The
図3は、映像表示装置1の断面を示す。表示セル11は、第1面11a、第2面11b、及び側面11cを有する。第1面11aは、表示画面11dを含む。表示画面11dは、画像(静止画及び動画を含む)が表示される。第2面11bは、第1面11aとは反対側に位置し、第1面11aと略平行に延びている。側面11cは、第1面11a及び第2面11bとは交差した方向に延び、第1面11aの縁部と第2面11bの縁部とを繋いでいる。複数の光学シート12a,12b,12cは、表示セル11の第2面11bに重ねられている。複数の光学シート12a,12b,12cの各々は、例えばプリズムシートまたは偏光シートである。
FIG. 3 shows a cross section of the video display device 1. The
また、表示セル11は、アクティブ領域23aと、非アクティブ領域23bとを有する。アクティブ領域23aは、画素が配置され、画像が表示される領域である。非アクティブ領域23bは、画像が表示されない領域であり、アクティブ領域23aの外周側に位置する。
The
図2及び図3に示すように、フロントベゼル13(フロントカバー)は、映像表示装置1の最前面に位置し、映像表示装置1の筐体25の一部(外観の一部)を形成する。フロントベゼル13は、表示画面11dが露出する開口部26を有する。
As shown in FIGS. 2 and 3, the front bezel 13 (front cover) is located at the forefront of the video display device 1 and forms a part (a part of the appearance) of the
図3に示すように、フロントベゼル13は、第1部分13aと、第2部分13bとを有する。第1部分13aは、表示セル11の前方に位置し、表示セル11の第1面11aの縁部を覆う。第1部分13aは、表示セル11の第1面11aと略平行に延びている。前記開口部26は、第1部分13aに設けられている。第2部分13bは、第1部分13aの周端部から後方に向いて、映像表示装置1の厚さ方向に延びている。フロントベゼル13は、例えば合成樹脂製であるが、金属製でもよい。
As shown in FIG. 3, the
導光板14は、表示セル11の背後に位置する。導光板14は、光学シート12a,12b,12cを間に挟んで表示セル11の第2面11bに面する。導光板14は、長方形状の平板であり、第1面14a、第2面14b、及び側面14cを有する。第1面14aは、表示セル11に面し、表示セル11の第2面11bと略平行に延びている。第2面14bは、第1面14aとは反対側に位置し、第1面14aと略平行に延びている。第2面14bには、反射シート18が重ねられる。側面14cは、第1面14a及び第2面14bとは交差した方向に延び、第1面14aの縁部と第2面14bの縁部とを繋いでいる。
The
導光板14は、例えばサンドブラストや切り込みによって散乱部が設けられている。このため、後述のLED16から導光板14に入射した光は、導光板14の内部を進むととともに散乱部によって散乱され、導光板14の第1面14aから表示セル11に向けて照射される。
The
図4は、導光板14の正面図を示す。導光板14は、一対の短辺である第1辺27a及び第2辺27bと、一対の長辺である第3辺27c及び第4辺27dを有する。第1辺27a及び第2辺27bは、略鉛直方向に延びている。第3辺27c及び第4辺27dは、略水平方向に延びている。
FIG. 4 shows a front view of the
導光板14は、第3辺27cの中央部及び第4辺27dの中央部にそれぞれ第1保持部31を有する。第1保持部31の一例は、導光板14の第3辺27cまたは第4辺27dに設けられた切欠き部である。バックシャーシ19は、第1保持部31に対応した位置に、導光板14に向いて突出した突起32(固定部)を有する。突起32の一例は、角柱または円柱のピンである。突起32の具体例は、角部に丸みを有した角柱のピンである。
The
図5は、第1保持部31の周りを拡大して示す。突起32は、第1保持部31の内側に挿入されて、表示画面11dと略平行な方向で第1保持部31の内面31aに面する。第1保持部31は、例えばU字型に形成され、少なくとも三方向から突起32を囲む。突起32と第1保持部31の内面31aとの間には、突起32を第1保持部31にスムーズに通すための第1クリアランスC1が存在する。第1クリアランスC1は、比較的小さい。このため、突起32を第1保持部31に挿入すると、突起32は第1保持部31に実質的に嵌合する。これにより、突起32が導光板14を支持し、導光板14がバックシャーシ19に固定される。
FIG. 5 shows an enlarged view around the first holding
なお、第1保持部31は、切欠き部に代えて、導光板14に設けられた穴でもよい(図7参照)。なお、第1保持部31が穴の場合、この穴は、導光板14を貫通した貫通穴でもよく、導光板14の厚さの途中まで掘られた有底の穴でもよい。
The first holding
図2及び図3に示すように、フレーム15(ミドルフレーム)は、表示セル11及び導光板14の周囲を囲む枠状に形成される。フレーム15は、第1部分15a、第2部分15b、及び第3部分15cを有する。第1部分15aは、表示画面11dと略平行に延びている。第1部分15aは、表示セル11の縁部と導光板14の縁部との間に位置する。表示セル11及び光学シート12a,12b,12cは、フロントベゼル13の第1部分13aと、フレーム15の第1部分15aとの間に位置し、映像表示装置1の厚さ方向の位置が規制される。
As shown in FIGS. 2 and 3, the frame 15 (middle frame) is formed in a frame shape surrounding the
フレーム15の第2部分15bは、第1部分15aの周端部から後方に向いて、映像表示装置1の厚さ方向に延びている。第2部分15bは、フロントベゼル13の第2部分13bの内側に位置し、フロントベゼル13の第2部分13bの内面に沿って延びている。第3部分15cは、第1部分15aの周端部から前方に向いて、映像表示装置1の厚さ方向に延びている。第3部分15cは、表示セル11の側面11cに面する。第3部分13cは、例えば表示セル11及び光学シート12a,12b,12cの横方向の位置を規制する。フレーム15は、例えば合成樹脂製であるが、金属製でもよい。
The
図4に示すように、映像表示装置1は、導光板14の第1辺27a及び第2辺27bに沿う一対のライトバー33を有する。ライトバー33は、例えば導光板14の側面14cに沿う細長い回路基板34と、該回路基板43上に並べて実装された複数のLED16とを有する。各LED16は、「光源」の一例である。
As shown in FIG. 4, the video display device 1 includes a pair of
図3に示すように、ライトバー33は、LED16を導光板14の側面14cに向けて配置される。これにより、複数のLED16は、導光板14の側方に位置するとともに、導光板14の側面14cに面する。LED16からの光は、導光板14の側面14cから導光板14の内部に入射される。
As shown in FIG. 3, the
ここで本実施形態では、LED16は、導光板14の側面14cに比較的近付けて配置される。LED16と導光板14の側面14cとの間には、第1隙間g1が残される。第1隙間g1の大きさの一例は、0.5mmである。このようにLED16を導光板14の側面14cに近付けて配置することで、導光板14への入射効率が高まり、映像表示装置1の輝度を向上させることができる。
Here, in the present embodiment, the
図2乃至図4に示すように、一対のヒートシンク17は、導光板14の第1辺27a及び第2辺27bに沿って設けられる。一対のヒートシンク17は、導光板14の第1辺27aと第2辺27bとに分かれて配置される。ヒートシンク17は、縦長に形成されて例えば導光板14の全高(第3辺27cと第4辺27dとの間の幅)に亘る。ヒートシンク17は、金属製であり、例えばアルミニウム合金製の放熱板である。各ヒートシンク17は、第1部分17aと、第2部分17bとを有する。
As shown in FIGS. 2 to 4, the pair of
図3に示すように、第1部分17aは、導光板14の側方に位置するとともに、映像表示装置1の厚さ方向に延びている。第1部分17aは、導光板14の側面14cに面する。ライトバー33は、第1部分17aに取り付けられ、第1部分17aに熱的に接続される。これにより、LED16が発する熱の一部は、回路基板34を介してヒートシンク17に拡散される。
As shown in FIG. 3, the
第2部分17bは、第1部分17aの後端部から導光板14の第2面14bと略平行に延びている。第2部分17bは、導光板14の第2面14bに面する。第2部分17bは、例えば反射シート18に接してもよい。映像表示装置1の厚さ方向における第2部分17bの厚さは、例えば第1部分17aの幅(後述のX方向の幅)よりも厚く形成され、ヒートシンク17の熱容量を高めている。
The
バックシャーシ19は、導光板14及びヒートシンク17の背後を覆う。バックシャーシ19は、「バックカバー」及び「カバー」の其々一例である。バックシャーシ19は、例えば金属製であり、映像表示装置1の剛性を高める。バックシャーシ19は、導光板14よりも一回り大きく形成され、導光板14及びヒートシンク17の全体を覆う。
The
図3に示すように、バックシャーシ19は、第1部分19aと、第2部分19bとを有する。第1部分19aは、導光板14及びヒートシンク17の背後に位置し、導光板14及びヒートシンク17を覆う。導光板14及びヒートシンク17は、フレーム15の第1部分15aと、バックシャーシ19の第1部分19aとの間に位置し、フレーム15の第1部分15aとバックシャーシ19の第1部分19aとの間に僅かな隙間(僅かな遊び)を残して挟まれる。すなわち、フレーム15の第1部分15aが導光板14の第1面14aを抑え、バックシャーシ19の第1部分19aがヒートシンク17の背面を抑える。これにより、導光板14及びヒートシンク17は、フレーム15の第1部分15aとバックシャーシ19の第1部分19aとによって、映像表示装置1の厚さ方向の位置が規制される。
As shown in FIG. 3, the
バックシャーシ19の第2部分19bは、第1部分19aの周端部から前方に向いて、映像表示装置1の厚さ方向に延びている。第2部分19bは、ヒートシンク17の第1部分17aと、ミドルフレーム15の第2部分15bとの間に位置する。
The
図2に示すように、複数の回路基板20a,20bは、バックシャーシ19の背後に位置する。これら回路基板20a,20bは、例えば映像表示装置1を統括的に制御するメインボードや電源基板である。ユニットカバー21は、回路基板20a,20bのさらに背後に位置し、バックシャーシ19及び回路基板20a,20bを背後から覆う。ユニットカバー21は、例えば合成樹脂製であるが、金属製でもよい。
As shown in FIG. 2, the plurality of circuit boards 20 a and 20 b are located behind the
ユニットカバー21は、映像表示装置1の筐体25の一部(外観の一部)を形成する。本実施形態では、ユニットカバー21は、例えばバックシャーシ19よりも大きく形成され、バックシャーシ19の全てを覆う。なお、ユニットカバー21の別の一例は、バックシャーシ19よりも小さく形成され、例えば複数の回路基板20a,20bを個別に覆う。この場合は、バックシャーシ19の一部が映像表示装置1の外部に露出し、映像表示装置1の外観の一部を形成する。
The unit cover 21 forms a part (a part of the appearance) of the
映像表示装置1は、筐体25を有する。本実施形態では、筐体25は、フロントベゼル13、フレーム15、バックシャーシ19、及びユニットカバー21によって形成される。
The video display device 1 has a
次に、ヒートシンク17の可動構造について説明する。本実施形態では、ヒートシンク17は、導光板14の熱膨張に追従して、バックシャーシ19に対して移動可能(スライド可能)である。すなわち、ヒートシンク17は、筐体25内で移動可能である。
Next, the movable structure of the
図3に示すように、本実施形態に係るヒートシンク17は、フロントベゼル13、フレーム15、バックシャーシ19、及びユニットカバー21に固定されていない(すなわち筐体25に固定されていない)。一方で、ヒートシンク17は、導光板14に連結されている。
As shown in FIG. 3, the
具体的には、映像表示装置1は、ヒートシンク17と導光板14とを連結する連結機構40を有する。連結機構40の一例は、ヒートシンク17に設けられた係り部41と、導光板14に設けられた第2保持部42とを含む。係り部41の一例は、ヒートシンク17の第2部分17bに設けられ、導光板14に向いて突出した突起である。突起の一例は、角柱または円柱のピンである。突起の具体例は、角部に丸みを有した角柱のピンである。係り部41は、ヒートシンク17を導光板14の熱膨張に追従させるようにヒートシンク17に係る。
Specifically, the video display device 1 includes a
図4に示すように、第2保持部42は、導光板14の長手方向の両端部に設けられている。第2保持部42の一例は、導光板14の第3辺27cまたは第4辺27dに設けられた切欠き部である。
As shown in FIG. 4, the second holding
図6は、第2保持部42の周囲を拡大して示す。図3及び図6に示すように、ヒートシンク17の係り部41は、第2保持部42の内側に挿入されて、表示画面11dと略平行な方向で第2保持部42の内面42aに面する。第2保持部42は、例えばU字型に形成され、少なくとも三方向から係り部41を囲む。第2保持部42の内径は、例えば係り部41の外径よりも一回り大きく形成される。これにより、係り部41と第2保持部42の内面42aとの間には、係り部41を第2保持部42にスムーズに通すための第2クリアランスC2が存在する。すなわち、第2保持部42に挿入された係り部41は、第2保持部42の内面42aに接していなくてもよい。
FIG. 6 shows the periphery of the second holding
第2クリアランスC2は、例えば第1クリアランスC1(突起32と第1保持部31との間のクリアランス)よりも大きい。第2クリアランスC2として第1クリアランスC1よりも大きな遊びが設けられることで、周囲環境による導光板14の熱膨張/収縮などの影響を吸収して係り部41を第2保持部42に通すことができる。なお、第2クリアランスC2の大きさは、第1クリアランスC1の大きさと同じでもよく、小さくてもよい。すなわち、係り部41は、第2保持部42に嵌合してもよい。
The second clearance C2 is larger than, for example, the first clearance C1 (clearance between the
ここで、本実施形態において、「導光板に係る」及び「導光板に連結される」とは、通常時においてヒートシンク17と導光板14(係り部41と第2保持部42)が常に接している場合に限らず、通常時においてヒートシンク17と導光板14(係り部41と第2保持部42)の間に隙間が存在するとともに、導光板14の熱膨張時にヒートシンク17と導光板14(係り部41と第2保持部42)が接する場合も含む。
Here, in the present embodiment, “related to the light guide plate” and “connected to the light guide plate” means that the
なお、第2保持部42は、切欠き部に代えて、導光板14に設けられた穴でもよい(図7参照)。なお、第2保持部42が穴の場合、この穴は、導光板14を貫通した貫通穴でもよく、導光板14の厚さの途中まで掘られた有底の穴でもよい。
The
図3に示すように、係り部41は、導光板14の側面14cとLED16との間の隙間g1の大きさよりも小さな距離で導光板14に面する(例えば第2クリアランスC2で第2保持部42の内面42aに面する)。このため、導光板14が熱膨張するとき、導光板14の側面14cがLED16に接する前に、第2保持部42の内面42aが係り部41に接する。
As shown in FIG. 3, the engaging
詳しく述べると、図4に示すように、導光板14の長手方向の中央部は、第1保持部31及び突起32によってバックシャーシ19に固定されている。このため、導光板14の長手方向の熱膨張について説明すると、導光板14は、第1保持部31及び突起32を基準にして、そこから導光板14の両側に配置されたLED16に向いて熱膨張する。
More specifically, as shown in FIG. 4, the central portion of the
図3中に矢印で示すように、導光板14が熱膨張するとき、第2保持部42の内面42a(内面42aにおける図6中の右側の面)がヒートシンク17の係り部41に接し、ヒートシンク17の係り部41をLED16側に向けて押す。これにより、ヒートシンク17は、導光板14の熱膨張に追従して移動可能である。一方で、導光板14が収縮するとき、第2保持部42の内面42a(内面42aにおける図6中の左側の面)がヒートシンク17の係り部41に接し、ヒートシンク17の係り部41を導光板14の中央側に向けて引く。これにより、ヒートシンク17は、導光板14の収縮に追従して移動可能である。
3, when the
図3に示すように、筐体25は、表示画面11dと略平行な方向でヒートシンク17の第1部分17aに面する内面25a(内側面)を有する。本実施形態では、内面25aは、バックシャーシ19の第2部分19bによって形成される。なお、内面25aは、筐体25の内部構造に応じて、フレーム15の第2部分15bの内面や、フロントベゼル13の第2部分13bの内面によって形成されてもよい。
As shown in FIG. 3, the
ヒートシンク17と筐体25の内面25aとの間には、第2隙間g2が設けられる。第2隙間g2は、上述の第1隙間g1(導光板14の側面14cとLED16との間の隙間)よりも大きい。第2隙間g2は、導光板14の熱膨張に追従して移動するヒートシンク17の動きを吸収する隙間である。第2隙間g2の一例は、例えば65インチ型の映像表示装置の場合、1.5mmである。
A second gap g2 is provided between the
次に、ヒートシンク17のスライド移動を円滑にするための構造について説明する。
Next, a structure for facilitating the sliding movement of the
図3に示すように、ヒートシンク17の第2部分17bは、バックシャーシ19の第1部分19aに向いて突出した複数の凸部51を有する。これら凸部51は、バックシャーシ19の内面に接する。凸部51は、例えばドーム状(半球状)に形成され、先端部に近付くに従い細くなる。凸部51は、バックシャーシ19の内面に例えば点接触する。
As shown in FIG. 3, the
複数の凸部51は、ヒートシンク17の長手方向(鉛直方向)の複数の位置、及び、ヒートシンク17の幅方向(水平方向)の複数の位置に分かれて設けられる。これにより、ヒートシンク17は、複数の凸部51よって安定して支持される。
The plurality of
このような凸部51が設けられることで、ヒートシンク17とバックシャーシ19との間の接触面積を小さくすることができる。これにより、バックシャーシ19に対してヒートシンク17が移動するための摩擦抵抗を小さくすることができる。
By providing such a
なお図8に示すように、凸部51は、ヒートシンク17の第2部分17bに代えて/加えて、バックシャーシ19の第1部分19aの内面に設けられてもよい。この場合、凸部51は、バックシャーシ19からヒートシンク17の第2部分17bに向いて突出し、ヒートシンク17に接する。
As shown in FIG. 8, the
なお、凸部51は、バックシャーシ19やヒートシンク17に一体に設けられるものでもよく、図8中に二点鎖線で示すように、バックシャーシ19またはヒートシンク17に別ピース52を取り付けることで設けられてもよい。なお、別ピース52として、バックシャーシ19またはヒートシンク17とは異なる素材(例えばプラスチック製)の凸部51を採用すると、ヒートシンク17とバックシャーシ19との間の摩擦抵抗をさらに小さくすることができる。
The
次に、ヒートシンク17の平行度を維持する構造について説明する。
映像表示装置1は、ヒートシンク17の第2部分17bを支持する複数の支持部55を有する。図9及び図10は、支持部55及びヒートシンク17の詳細を示す。
Next, a structure for maintaining the parallelism of the
The video display device 1 includes a plurality of
ヒートシンク17の第2部分17bは、第1面17baを有する。第1面17baは、導光板14に面する。この第1面17baには、第1溝57及び第2溝58が設けられる。第1溝57及び第2溝58は、導光板14からLED16に向かう方向(以下、X方向)における複数の位置に分かれて位置する。
The
第1溝57及び第2溝58は、X方向に沿って所定の幅Wを有するとともに、ヒートシンク17の長手方向にそれぞれ延びている。第1溝57及び第2溝58は、例えばヒートシンク17の全長に亘る。第1溝57及び第2溝58の各々の底面は、第1面17baから窪んだ第2面17bbを形成する。第2面17bbは、表示画面11dと略平行に延びている。
The
ヒートシンク17は、さらに第2面17bbに設けられた貫通孔59を有する。貫通孔59は、X方向に延びた長穴である。バックシャーシ19は、ヒートシンク17の貫通孔59の例えば中央部に対応した位置に、雌ねじが形成されたねじ穴60を有する。
The
図11及び図12は、支持部55の周囲構造を示す。各支持部55は、ねじ61と、スペーサ62とを有する。ねじ61は、ねじ軸63と、ねじ頭64とを有する。ねじ軸63の外径は、貫通孔59の内径dよりも細い。ねじ軸63は、ヒートシンク17の貫通孔59に通されてバックシャーシ19のねじ穴60に係合する。これにより、ねじ軸63は、バックシャーシ19に固定される。
11 and 12 show the surrounding structure of the
ねじ頭64は、ねじ軸63の基端部に設けられている。ねじ頭64は、第1溝57または第2溝58の幅Wよりも小さく、且つ、貫通孔59の内径dよりも大きい。このため、ねじ軸63が貫通孔59に挿入された状態で、ねじ頭64は、第1溝57または第2溝58に収容されて第2面17bbに面する。
The
これにより、ヒートシンク17は、ねじ頭64とバックシャーシ19の内面との間に挟まれて映像表示装置1の厚さ方向の位置が規制される。ねじ頭64は、第2面17bbに面する平面部64aを有してもよい。平面部64aは、例えば第2面17bbと略平行に延びる。ねじ頭64が平面部64aを有すると、第2面17bbが平面部64aによって安定して支持される。
As a result, the
スペーサ62は、筒状に形成されている。スペーサ62の一例は、ワッシャーである。スペーサ62は、貫通孔59に通され、ねじ頭64とバックシャーシ19の内面との間に挿入される。スペーサ62の高さHは、ヒートシンク17の第2面17bbとバックシャーシ19の内面との間の距離Lよりも僅かに大きい。
The
このため、ねじ穴60にねじ61を螺合するとき、ねじ頭64は、第2面17bbに接する前にスペーサ62に接する。これにより、ねじ頭64の位置か規制される。すなわち、ねじ61を最大限締めた状態でも、ねじ頭64と第2面17bbとの間には、ヒートシンク17の移動を可能にする隙間(遊び)が残される。すなわち、スペーサ62は、ねじ頭64を第2面17bbに密着させないストッパとして機能する。
For this reason, when the
ここで、ヒートシンク17の可動範囲は、ヒートシンク17の貫通孔59の大きさと、スペーサ62の外形とによって設定される。すなわち、導光板14が収縮するとき、ヒートシンク17は導光板14に追従して映像表示装置1の中心側に向いて移動する。そして、ヒートシンク17が所定量だけ移動すると、ヒートシンク17の貫通孔59の内面59aがスペーサ62に当接し、ヒートシンク17が映像表示装置1の中心側にそれ以上移動できなくなる。
Here, the movable range of the
これにより、導光板14が収縮したときでも、表示画面11dが露出する開口部26の内縁26aとLED16との間を常に一定以上離すことができる。これにより、LED16が開口部26の内縁26aに近付き過ぎることで内縁26a近くが不自然に明るくなることが抑制される。本実施形態では、LED16は、例えば表示セル11のアクディブ領域23aから2mm以内の範囲に入らないように、貫通孔59の内面59aとスペーサ62との間の隙間が予め調整されている。
Thereby, even when the
図10及び図11に示すように、複数の支持部55及び貫通孔59は、X方向に沿う複数の位置に分かれて設けられる。本実施形態では、複数の支持部55及び貫通孔59が第1溝57に設けられるとともに、別の複数の支持部55及び貫通孔59が第2溝58に設けられている。なお、支持部55は、合計で3つ以上設けられると、より安定してヒートシンク17を支持可能である。
As shown in FIGS. 10 and 11, the plurality of
別の観点で見ると、図10に示すように、ヒートシンク17の第2部分17bは、X方向で、第1端部71と、第2端部72とを有する。第1端部71は、第1部分17aが設けられた端部である。第2端部72は、第1端部71とは反対側に位置する。
Viewed from another viewpoint, as shown in FIG. 10, the
ヒートシンク17の第2部分17bは、さらに、第1領域73と、第2領域74とを有する。第1領域73は、ヒートシンク17のX方向を横切る中心線Cと第1端部71との間に位置した領域である。すなわち、第1領域73は、第2端部72よりも、第1端部71に近い領域である。第2領域74は、中心線Cと第2端部72との間に位置した領域である。すなわち、第2領域74は、第1端部71よりも、第2端部72に近い領域である。
The
図10に示すように、第1溝57は、第1領域73に設けられている。第2溝58は、第2領域74に設けられている。すなわち、複数の支持部55は、第1領域73及び第2領域74の両方に分かれて設けられている。
As shown in FIG. 10, the
このような構成の映像表示装置1によれば、高輝度化を図ることができる。
ここで、薄型バックライトは、エッジタイプバックライトが主流である。そして、その輝度を決める主要部品は導光板であり、LEDの光を導光板に効率良く入光させることが重要である。LEDの光を導光板に効率良く入光させるためには、LEDと導光板との間の距離を縮めることが有効である。
According to the video display device 1 having such a configuration, high luminance can be achieved.
Here, the thin type backlight is mainly an edge type backlight. And the main component which determines the brightness | luminance is a light-guide plate, It is important to make light of LED enter into a light-guide plate efficiently. In order to efficiently enter the light of the LED into the light guide plate, it is effective to reduce the distance between the LED and the light guide plate.
しかしながら、導光板は、温度などの周囲環境の変化によって熱膨張/収縮を行う。このため、LEDを導光板に近付けて配置すると、周囲環境の温度が上昇したときに、導光板が熱膨張してLEDに接触し、LEDが破損したり、導光板の伸びが抑制されて導光板にうねりが生じる。 However, the light guide plate performs thermal expansion / contraction according to changes in the surrounding environment such as temperature. For this reason, when the LED is placed close to the light guide plate, when the ambient temperature rises, the light guide plate thermally expands and comes into contact with the LED, and the LED is damaged or the light guide plate is prevented from stretching. Waves appear on the light plate.
そのため、LEDは、熱膨張時に導光板がLEDに接触しないように、導光板14の膨張寸法を考慮して導光板から離して配置される。この場合、LEDと導光板との間の距離が大きくなり、光の利用効率が低下する。このため、高輝度化が難しく、LEDの消費電力も高くなる。
Therefore, the LED is disposed away from the light guide plate in consideration of the expansion dimension of the
一方で、本実施形態に係る映像表示装置1では、ヒートシンク17は、導光板14に連結されるとともに、フロントベゼル13、フレーム15、及びバックシャーシ19には固定されていない。このため、導光板14の熱膨張/収縮時に、導光板14の動きに合わせてヒートシンク17もいっしょに移動する。すなわち、導光板14の熱膨張/収縮に合わせ、LED16が導光板14の入光面(側面14c)に追従し、LED16と導光板14の側面14cとの間の距離が実質的に一定に保たれる。本実施形態では、ヒートシンク17と導光板14とは機械的に連結されており、導光板14の力を利用してヒートシンク17がスライド移動する。
On the other hand, in the video display device 1 according to the present embodiment, the
このような構成によれば、導光板14の熱膨張寸法に制約を受けることなく、LED16を導光板14の側面14cに近付けて配置することができる。これにより、LED16の光の利用効率を高めることができ、高輝度化(低消費電力化)を図ることができる。また上記構成によれば、エッジタイプバックライトにおいて、導光板14の左右辺の両側入光構造が可能となる。これにより、低消費電力で高画質化(例えばLED16のスキャニング点灯、ローカルディミング数の増加など)を実現したパネルを提供することができる。
According to such a configuration, the
本実施形態では、導光板14は、切欠き部または穴を含む保持部42を有する。ヒートシンク17は、保持部42の内側に挿入された係り部41を有する。このような構成によれば、比較的簡単な機構で導光板14の熱膨張/収縮にヒートシンク17を確実に追従させることができる。
In the present embodiment, the
本実施形態では、係り部41は、表示画面11dと略平行な方向で保持部42の内面42aに面する。このような構成によれば、導光板14の熱膨張/収縮時に、保持部42から係り部41が抜けにくく、導光板14の動きにヒートシンク17をより確実に追従させることができる。
In the present embodiment, the engaging
本実施形態では、ヒートシンク17の第2部分17b及びバックシャーシ19の少なくとも一方は、ヒートシンク17の第2部分17b及びバックシャーシ19の他方に接する凸部51を有する。このような構成によれば、ヒートシンク17とバックシャーシ19との間の接触面積を小さくすることができ、ヒートシンク17とバックシャーシ19との間の摩擦抵抗を減らすことができる。これにより、バックシャーシ19に対するヒートシンク17のスライドをより滑らかにすることができる。
In the present embodiment, at least one of the
ここで比較例として、ヒートシンク17がバックシャーシ19に例えばねじ止めなどで強固に固定された映像表示装置を考える。このような構成では、ヒートシンク17の姿勢が安定し、導光板14の側面に対するLED16の位置が安定する。
Here, as a comparative example, consider a video display device in which the
一方で、本実施形態では、ヒートシンク17は、フレーム15とバックシャーシ19との間で移動可能であるために、例えばバックシャーシ19と該ヒートシンク17との間に移動用の隙間(遊び)を有する。このため、導光板14に対してヒートシンク17が傾き、映像表示装置1の厚さ方向で導光板14の側面14cに対してLED16がずれることが考えられる。
On the other hand, in the present embodiment, since the
そこで本実施形態に係る映像表示装置1は、ヒートシンク17の第2部分17bを支持する複数の支持部55を備える。ヒートシンク17の第2部分17bは、導光板14に面した第1面17baと、該第1面17baから窪んだ第2面17bbと、該第2面17bbに設けられた貫通孔59とを有する。支持部55は、貫通孔59に通されてバックシャーシ19に固定されたねじ軸63と、第2面17bbに面したねじ頭64とを有したねじ61を含む。このような構成によれば、ねじ頭64によってヒートシンク17が支持され、ヒートシンク17を移動可能にしつつ、バックシャーシ19に対するヒートシンク17の平行度を精度良く維持することができる。これにより、導光板14の側面14cに対してLED16がずれることを抑制することができる。すなわち、導光板14の側面14cとLED16との平行度を維持することができる。
Therefore, the video display device 1 according to the present embodiment includes a plurality of
また別の観点で見ると、支持部55が設けられることで、導光板14及びヒートシンク17を前側から抑えるフレーム15として、比較的強度が弱いプラスチック製のフレームを採用することができる。フレーム15をプラスチック製にすることができると、フレーム15に複雑な形状を形成しやすい。このため、表示セル11及び光学シート12a,12b,12cの保持構造などをフレーム15に容易に形成することができる。
From another viewpoint, by providing the
本実施形態では、支持部55は、ねじ頭64とバックシャーシ19の内面との間に挿入されて、ヒートシンク17の第2面17bbとねじ頭64との間に隙間を残すようにねじ頭64の位置を規制するスペーサ62をさらに含む。このような構成によれば、ねじ61をきつく締めた場合でもヒートシンク17が移動可能である。このため、ねじ61の締め具合の微調整などを行う必要が無くなり、映像表示装置1の組立性が向上する。
In the present embodiment, the
本実施形態では、複数の支持部55は、導光板14からLED16に向かう方向において複数の位置に分かれて設けられる。このような構成によれば、ヒートシンク17のスライド方向において、ヒートシンク17が複数の位置で支持されている。このため、ヒートシンク17の平行度をさらに精度良く維持することができ、導光板14の側面14cに対してLED16がずれることをさらに抑制することができる。
In the present embodiment, the plurality of
次に、本実施形態のいくつかの変形例を示す。
図13は、映像表示装置1の一つの変形例を示す。この変形例では、ねじ頭64と、ヒートシンク17の第2面17bbとの間に、合成樹脂製(例えばプラスチック製)のシート81が貼られている。シート81は、「スライド補助部材」の一例である。シート81は、例えば摩擦係数が小さい素材で形成される。このようなシート81が設けられると、ヒートシンク17のスライド移動をさらに滑らかにすることができる。
Next, some modified examples of this embodiment will be shown.
FIG. 13 shows one modification of the video display device 1. In this modification, a synthetic resin (for example, plastic)
図14は、映像表示装置1の他の一つの変形例を示す。この変形例では、ヒートシンク17の第2面17bbは、ねじ頭64に向いて突出した凸部82を有する。凸部82は、例えば貫通孔59の周囲に環状に形成される。すなわち、凸部82は、少なくとも2点以上でねじ頭64を支持することができる。このような構成によれば、ヒートシンク17とねじ頭64との接触面積を小さくすることができ、ヒートシンク17のスライド移動をさらに滑らかにすることができる。
FIG. 14 shows another modification of the video display device 1. In this modification, the second surface 17bb of the
次に、第2乃至第4の実施形態に係る映像表示装置1について説明する。なお、第1実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、第1実施形態と同じである。 Next, the video display device 1 according to the second to fourth embodiments will be described. In addition, the structure which has the same or similar function as the structure of 1st Embodiment attaches | subjects the same code | symbol, and abbreviate | omits the description. The configuration other than that described below is the same as that of the first embodiment.
(第2実施形態)
図15は、第2実施形態に係る映像表示装置1を示す。本実施形態では、ヒートシンク17またはバックシャーシ19に凸部51を設ける代わりに、ヒートシンク17の第2部分17bとバックシャーシ19との間に合成樹脂製のシート85を設けている。シート85は、「スライド補助部材」の一例である。シート85は、例えば摩擦係数が小さい素材で形成される。シート85は、例えばラバーや、プラスチック部材である。このようなシート85が設けられると、ヒートシンク17のスライド移動をさらに滑らかにすることができる。なお、シート85は、第1実施形態のような凸部51が設けられた構成に追加で採用されてもよい。
(Second Embodiment)
FIG. 15 shows a video display device 1 according to the second embodiment. In the present embodiment, a
(第3実施形態)
図16は、第3実施形態に係る映像表示装置1を示す。本実施形態に係る映像表示装置1は、係り部41及び保持部42を含む連結機構40は有しない。本実施形態に係る連結機構40は、導光板14とヒートシンク17とを固定する固定部91を有する。すなわち、ヒートシンク17は、導光板14に直接に固定されている。
(Third embodiment)
FIG. 16 shows a video display device 1 according to the third embodiment. The video display device 1 according to the present embodiment does not have the
固定部91の一例は、導光板14とヒートシンク17とを固定する接着部(接着剤または接着シート)である。なお固定部91は、上記例に限らず、導光板14とヒートシンク17とを固定する金具や締結部材(例えばねじ)などでもよい。このような構成によっても、上記第1実施形態と同様に、高輝度化を図ることができる映像表示装置1を提供することができる。
An example of the fixing
(第4実施形態)
図17は、第4実施形態に係る映像表示装置1を示す。本実施形態に係る映像表示装置1は、ヒートシンク17を支持する支持部55を有しない。本実施形態では、フレーム15は、金属製である。本実施形態では、ヒートシンク17及び導光板14は、フレーム15の第1部分15aとバックシャーシ19の第1部分19aとの間に挟まれて平行度が維持される。フレーム15が金属製であると、映像表示装置1の厚さ方向おける導光板14及びヒートシンク17の位置を精度良く規制することができ、導光板14に対してヒートシンク17が傾くことを抑制しやすい。
(Fourth embodiment)
FIG. 17 shows a video display apparatus 1 according to the fourth embodiment. The video display device 1 according to the present embodiment does not have the
なお、図17中に2点鎖線で示すように、フレーム15は、金属製の第1部材95と、プラスチック製の第2部材96とを組み合わせることで形成されてもよい。このような構成によれば、金属製の第1部材95によってヒートシンク17の平行度を精度良く維持することができるとともに、プラスチック製の第2部材96によってフレーム15に必要な複雑な形状を形成することができる。
Note that, as indicated by a two-dot chain line in FIG. 17, the
(第5実施形態)
図18は、第5実施形態に係る映像表示装置1を示す。本実施形態に係る映像表示装置1は、係り部41及び保持部42を含む連結機構40は有しない。本実施形態に係る連結機構40は、スペーサ101と、ばね102とを有する。スペーサ101は、回路基板34と導光板14の側面14cとの間に設けられている。一方で、ばね102は、ヒートシンク17と筐体25の内面25aとの間に設けられている。ばね102は、映像表示装置1の中心側に向いてヒートシンク17に力を加える。なお、ばね102は、「弾性部材」の一例であり、例えばゴムなどの他の弾性部材に置き換えてもよい。
(Fifth embodiment)
FIG. 18 shows a video display device 1 according to the fifth embodiment. The video display device 1 according to the present embodiment does not have the
導光板14が熱膨張するとき、回路基板34がスペーサ101によって押されることで、ヒートシンク17がスライド移動する。これにより、LED16と導光板14の側面14cとの間の隙間g1が維持される。一方で、導光板14が収縮するとき、ばね102の力によってヒートシンク17が映像表示装置1の中心側に向いて押される。これにより、LED16と導光板14の側面14cとの間の隙間g1が維持される。このため、上記構成によっても、第1実施形態と同様に、高輝度化を図ることができる映像表示装置1を提供することができる。
When the
以上、第1乃至第5の実施形態について説明したが、実施形態は上記例に限られない。例えば上記各実施形態は、互いに組み合わせて実施可能である。 Although the first to fifth embodiments have been described above, the embodiments are not limited to the above examples. For example, the above embodiments can be implemented in combination with each other.
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。 Note that the present invention is not limited to the above-described embodiments as they are, and can be embodied by modifying the constituent elements without departing from the scope of the invention in the implementation stage. In addition, various inventions can be formed by appropriately combining a plurality of components disclosed in the embodiment. For example, some components may be deleted from all the components shown in the embodiment. Furthermore, you may combine the component covering different embodiment suitably.
1…映像表示装置、11…表示セル、11d…表示画面、13…フロントベゼル、14…導光板、14c…側面、15…フレーム、16…LED、17…ヒートシンク、17a…第1部分、17b…第2部分、17ba…第1面、17bb…第2面、19…バックシャーシ、26…開口部、40…連結機構、41…係り部、42…保持部、51…凸部、55…支持部、59…貫通孔、62…スペーサ、63…ねじ軸、64…ねじ頭
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Video display apparatus, 11 ... Display cell, 11d ... Display screen, 13 ... Front bezel, 14 ... Light guide plate, 14c ... Side surface, 15 ... Frame, 16 ... LED, 17 ... Heat sink, 17a ... 1st part, 17b ... Second part, 17ba ... first surface, 17bb ... second surface, 19 ... back chassis, 26 ... opening, 40 ... connection mechanism, 41 ... engagement part, 42 ... holding part, 51 ... convex part, 55 ... support
Claims (10)
前記表示画面が露出する開口部が設けられたフロントベゼルと、
前記表示セルの背後に位置した導光板と、
前記表示セルの縁部と前記導光板の縁部との間に位置した部分を含むフレームと、
前記導光板の側面に面した光源と、
前記光源が取り付けられたヒートシンクと、
前記導光板及び前記ヒートシンクの背後を覆うカバーと、を備え、
前記ヒートシンクは、前記導光板に連結されるとともに、前記フロントベゼル、前記フレーム、及び前記カバーには固定されていない映像表示装置。 A display cell having a display screen;
A front bezel provided with an opening through which the display screen is exposed;
A light guide plate located behind the display cell;
A frame including a portion located between an edge of the display cell and an edge of the light guide plate;
A light source facing the side of the light guide plate;
A heat sink to which the light source is attached;
A cover for covering the back of the light guide plate and the heat sink,
The heat sink is connected to the light guide plate and is not fixed to the front bezel, the frame, and the cover.
前記導光板は、切欠き部または穴を含む保持部を有し、
前記ヒートシンクは、前記保持部の内側に挿入された係り部を有した映像表示装置。 In the description of claim 1,
The light guide plate has a holding part including a notch or a hole,
The image display device, wherein the heat sink has an engaging portion inserted inside the holding portion.
前記係り部は、前記表示画面と略平行な方向で前記保持部の内面に面した映像表示装置。 In the description of claim 2,
The engagement portion is a video display device that faces the inner surface of the holding portion in a direction substantially parallel to the display screen.
前記ヒートシンクは、前記導光板が熱膨張するときに、前記保持部の内面が前記係り部を押すことで前記導光板の熱膨張に追従して移動可能である映像表示装置。 In the description of claim 3,
When the light guide plate is thermally expanded, the heat sink is movable according to the thermal expansion of the light guide plate by the inner surface of the holding portion pressing the engaging portion.
前記ヒートシンクは、前記光源が取り付けられた第1部分と、前記導光板と前記カバーとの間に位置した第2部分とを有した映像表示装置。 In any one of Claims 1 to 4,
The heat sink is a video display device having a first part to which the light source is attached, and a second part located between the light guide plate and the cover.
前記ヒートシンクの第2部分及び前記カバーの少なくとも一方は、前記ヒートシンクの第2部分及び前記カバーの他方に接する凸部を有した映像表示装置。 In the description of claim 5,
At least one of the second part of the heat sink and the cover has a convex portion in contact with the second part of the heat sink and the other of the cover.
前記ヒートシンクの第2部分と前記カバーとの間に設けられた合成樹脂製のスライド補助部材をさらに備えた映像表示装置。 In the description of claim 5 or claim 6,
A video display device further comprising a synthetic resin slide auxiliary member provided between the second portion of the heat sink and the cover.
前記ヒートシンクの第2部分を支持する複数の支持部をさらに備え、
前記ヒートシンクの第2部分は、前記導光板に面した第1面と、該第1面から窪んだ第2面と、該第2面に設けられた貫通孔とを有し、
前記支持部は、前記貫通孔に通されて前記カバーに固定されたねじ軸と、前記第2面に面したねじ頭とを有したねじを含む映像表示装置。 In any one of Claims 5 thru | or 7,
A plurality of support portions for supporting the second portion of the heat sink;
The second portion of the heat sink has a first surface facing the light guide plate, a second surface recessed from the first surface, and a through hole provided in the second surface,
The image display device includes a screw having a screw shaft that is passed through the through hole and fixed to the cover, and a screw head that faces the second surface.
前記支持部は、前記ねじ頭と前記カバーの内面との間に挿入されて、前記ヒートシンクの第2面と前記ねじ頭との間に隙間を残すように前記ねじ頭の位置を規制するスペーサをさらに含む映像表示装置。 In the description of claim 8,
The support is a spacer that is inserted between the screw head and the inner surface of the cover, and that regulates the position of the screw head so as to leave a gap between the second surface of the heat sink and the screw head. Further including a video display device.
前記複数の支持部は、前記導光板から前記光源に向かう方向において複数の位置に分かれて設けられた映像表示装置。 In the description of claim 8 or claim 9,
The plurality of support portions are image display devices provided at a plurality of positions in a direction from the light guide plate toward the light source.
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