JP2016099871A - 情報機器およびその操作方法、操作プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】3箇所以上の接触位置を移動させることにより連続的に倍率を変更して画像の拡大あるいは縮小を行うことができる情報機器およびその操作方法、操作プログラムを提供すること。
【解決手段】車載装置1は、画像を表示する表示装置32と、利用者によって同時に指し示された3箇所以上の複数の指示位置を、表示装置32の画面に重ねて取り付けられたタッチパネル22を用いて検出する指示位置検出部51と、複数の指示位置の重心を算出し、この重心位置から前記複数の指示位置のそれぞれまでの距離の変化量を反映させた倍率を設定して表示装置32に表示中の画像の拡大あるいは縮小を行う画像拡大/縮小処理部52とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】車載装置1は、画像を表示する表示装置32と、利用者によって同時に指し示された3箇所以上の複数の指示位置を、表示装置32の画面に重ねて取り付けられたタッチパネル22を用いて検出する指示位置検出部51と、複数の指示位置の重心を算出し、この重心位置から前記複数の指示位置のそれぞれまでの距離の変化量を反映させた倍率を設定して表示装置32に表示中の画像の拡大あるいは縮小を行う画像拡大/縮小処理部52とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、タッチパネルを用いて利用者が操作指示を行う情報機器およびその操作方法、操作プログラムに関する。
従来から、各種の機能に対する利用者による操作指示をタッチパネルを用いて行うとともに、画面上の2つの指の接触位置を互いに遠ざけることにより画像の拡大を、反対に互いに近づけることにより画像の縮小を行うようにした携帯情報機器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、画面上の接触位置を3箇所に増やし、3本の指を遠ざける動作や、近づける動作が検出されると、拡大処理や縮小処理を行うようにした表示装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。この表示装置では、画面上の3箇所の接触点から構成される3角形の重心を求めて、その重心から遠ざかる(または近づく)方向へ指が動いているか否かで、3本の指が遠ざかっているか近づいているかの判断を行っている。
ところで、上述した特許文献2に開示された表示装置では、3箇所の接触位置に応じて画像の拡大あるいは縮小を行うことができるが、3箇所の接触位置が重心から遠ざかるか近づくかで拡大あるいは縮小のいずれを実行するかが決まるだけであり、連続的に倍率を変更するということができなかった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、3箇所以上の接触位置を移動させることにより連続的に倍率を変更して画像の拡大あるいは縮小を行うことができる情報機器およびその操作方法、操作プログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の情報機器は、画像を表示する表示手段と、利用者によって同時に指し示された3箇所以上の複数の指示位置を、表示手段の画面に重ねて取り付けられたタッチパネルを用いて検出する指示位置検出手段と、複数の指示位置の重心を算出し、この重心位置から複数の指示位置のそれぞれまでの距離の変化量を反映させた倍率を設定して表示手段に表示中の画像の拡大あるいは縮小を行う画像拡大/縮小手段とを備えている。
本発明の情報機器の操作方法は、利用者によって同時に指し示された3箇所以上の複数の指示位置を、表示手段の画面に重ねて取り付けられたタッチパネルを用いて指示位置検出手段によって検出するステップと、複数の指示位置の重心を算出し、この重心位置から複数の指示位置のそれぞれまでの距離の変化量を反映させた倍率を設定して表示手段に表示中の画像の拡大あるいは縮小を画像拡大/縮小手段によって行うステップとを有している。
本発明の情報機器の操作プログラムは、コンピュータを、利用者によって同時に指し示された3箇所以上の複数の指示位置を、表示手段の画面に重ねて取り付けられたタッチパネルを用いて検出する指示位置検出手段と、複数の指示位置の重心を算出し、この重心位置から複数の指示位置のそれぞれまでの距離の変化量を反映させた倍率を設定して表示手段に表示中の画像の拡大あるいは縮小を行う画像拡大/縮小手段として機能させる。
重心と各指示位置までの距離の変化量を用いることにより、3箇所あるいはそれ以上の複数箇所でタッチパネルに触れて各指示位置を広げたり狭めたりした場合であっても、変化量を反映させて連続的に倍率を変更した画像の拡大あるいは縮小を行うことが可能となる。
また、上述した画像拡大/縮小手段は、複数の指示位置の数が変化したときに、変化した後の距離について新たに変化量を算出して拡大あるいは縮小を行うことが望ましい。画像の拡大/縮小を行っている途中で指示位置の数が変わることにより、重心位置から各指示位置までの距離の変化量が連続的に変化しなくなった場合であっても、拡大/縮小の倍率が不連続的に変化することを回避することができ、拡大/縮小時の表示が不自然になることを防止することができる。
また、上述した画像拡大/縮小手段は、重心位置から指示位置までの距離が所定値を超えている場合にこの距離を除外して変化量を算出することが望ましい。これにより、画面の周辺部などを不用意に触った場合などにおいて、その接触による影響を無視することにより、不用意な接触による拡大/縮小時の画像の乱れを防止することができる。
また、上述した変化量は、重心位置から複数の指示位置のそれぞれまでの距離の平均値の変化量としてもよい。これにより、各指示位置の移動による拡大/縮小の倍率への影響が少なくなるため、より細かい拡大/縮小の微調整が可能となる。
また、上述した変化量は、重心位置から複数の指示位置のそれぞれまでの距離の合計値の変化量としてもよい。指示位置の数を増やすことによって距離の合計値の増減が大きくなるため、拡大/縮小の程度(倍率)を大きく変化させることができる。
以下、本発明の情報機器を適用した一実施形態の車載装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態の車載装置の構成を示す図である。図1に示すように、車載装置1は、ナビゲーション処理部10、TVチューナ処理部14、ラジオチューナ処理部16、AV処理部18、操作部20、タッチパネル22、入力制御部24、表示処理部30、表示装置32、デジタル−アナログ変換器(D/A)40、スピーカ42、制御部50、ハードディスク装置(HDD)70を備えている。
ナビゲーション処理部10は、ハードディスク装置70に記憶されている地図データを用いて車載装置1が搭載された車両の走行を案内するナビゲーション動作を行う。自車位置を検出するGPS装置12とともに用いられ、車両の走行を案内するナビゲーション動作には、自車位置周辺の地図画像を表示する動作や、所定の検索条件を満たす施設を検索する動作、所定の探索条件を満たす走行経路を経路探索によって設定して車両の走行を誘導する経路探索・誘導動作などが含まれる。なお、自車位置検出は、GPS12の他にジャイロセンサや車速センサ等の自律航法センサを組み合わせて用いるようにしてもよい。
TVチューナ処理部14は、地上デジタル放送等の放送信号を受信し、映像および音声を再生する処理を行う。ラジオチューナ処理部16は、AMラジオ放送やFMラジオ放送の放送信号を受信し、音声を再生する処理を行う。AV処理部18は、圧縮されてハードディスク装置70に記憶されているオーディオデータ(音楽データ)や映像データを読み出して再生する処理を行う。なお、オーディオデータや映像データは、ディスク読取装置(図示せず)を用いてCDやDVDから読み取ったものを用いるようにしてもよい。また、再生対象となるデータをオーディオデータのみあるいは映像データのみに限定してもよい。
操作部20は、利用者による各種操作を受け付けるためのものであり、各種のスイッチや操作つまみ等が備わっている。タッチパネル22は、表示装置32の画面に重ねて配置されており、利用者の指が接触した画面上の位置を検出する。このタッチパネル22としては、例えば静電容量式のタッチパネルが用いられるが、その他の方式(抵抗膜方式等)のタッチパネルを用いるようにしてもよい。入力制御部24は、操作部20およびタッチパネル22の操作状態を監視し、利用者による入力内容を検出する。
表示処理部30は、各種の操作画面等を表示する映像信号を出力して表示装置32にこれらの画面を表示するとともに、ナビゲーション処理部10によって作成される自車周辺の地図画像や、TVチューナ処理部14によって受信した放送信号に対応する再生画像、AV処理部18によって再生した画像等を表示する映像信号を出力して表示装置32にこれらの画像を表示する。表示装置32は、運転席と助手席の中央前方に設置されており、例えば液晶表示装置(LCD)を用いて構成されている。
デジタル−アナログ変換器40は、ナビゲーション処理部10、TVチューナ処理部14、ラジオチューナ処理部16、AV処理部18のそれぞれの処理によって生成される音声や音楽等のオーディオデータをアナログの音声信号に変換してスピーカ42から出力する。なお、実際には、デジタル−アナログ変換器40とスピーカ42の間には信号を増幅する増幅器が接続されているが、図1ではこの増幅器は省略されている。また、デジタル−アナログ変換器40とスピーカ42との組合せは再生チャンネル数分備わっているが、図1では一組のみが図示されている。
制御部50は、車載装置1の全体を制御するためのものであり、ROMやRAMなどに格納された所定のプログラムをCPUで実行することにより実現される。また、制御部50は、ナビゲーション処理部10等によって作成される一部の画像について拡大/縮小処理を行うために、指示位置検出部51と画像拡大/縮小処理部52を有する。
指示位置検出部51は、利用者によって指し示された指示位置(利用者の指が接触した位置)を、表示装置32の画面に重ねて取り付けられたタッチパネル22を用いて検出する。この指示位置は、1箇所の場合に限らず、2箇所あるいは3箇所以上が同時に指し示された場合であっても全て検出される。
画像拡大/縮小処理部52は、指示位置検出手段によって検出された指示位置の数が2箇所あるいは3箇所以上の複数箇所の場合であって、タッチパネル22に対する接触状態を維持しながらこれらの指示位置が移動したときに、この移動状態に応じて、その時点で表示されている画像に対して拡大あるいは縮小を行う。指示位置が2箇所の場合と、3箇所以上の複数箇所の場合では、拡大/縮小の倍率の算出方法が異なっており、これらの具体的な内容については後述する。
上述した表示装置32が表示手段に、指示位置検出部51が指示位置検出手段に、画像拡大/縮小処理部52が画像拡大/縮小手段にそれぞれ対応する。
本実施形態の車載装置1はこのような構成を有しており、次に、タッチパネル22を用いたピンチイン/アウト操作により、その時点で表示されている画像に対して拡大や縮小を行う動作について説明する。
図2は、タッチパネル22を用いた操作に応じて画像の拡大/縮小を行う動作手順を示す流れ図である。例えば、拡大/縮小の対象となる画像として、図3に示す自車位置周辺の地図画像が表示されているものとする。
指示位置検出部51は、拡大/縮小の対象となる画像が表示された状態で、タッチパネル22に対して利用者の指が接触したか否かを判定する(ステップ100)。接触していない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。
また、タッチパネル22に利用者の指が接触するとステップ100の判定において肯定判断が行われる。次に、指示位置検出部51は、接触箇所が1箇所か否かを判定する(ステップ102)。1箇所の場合には肯定判断が行われる。この場合には、拡大/縮小処理以外の処理が接触位置に対応して行われる。
接触箇所が1箇所でない場合にはステップ102の判定において否定判断が行われる。次に、指示位置検出部51は、接触箇所が2箇所か否かを判定する(ステップ104)。図4に示すように、接触箇所が2箇所A、Bの場合には肯定判断が行われる。この場合には、2本の指を用いたピンチイン/アウト操作による拡大縮小処理が行われる。具体的には、画像拡大/縮小処理部52は、指示位置検出部51によって検出された2箇所の接触位置間の距離を算出し、この距離が変化したか否かを判定する(ステップ106)。変化していない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。
また、2箇所の接触位置間の距離が変化した場合にはステップ106の判定において肯定判断が行われる。次に、画像拡大/縮小処理部52は、接触位置間の距離の変化量δが0より大きいか否かを判定する(ステップ108)。変化量δが0より大きい、すなわち、利用者が2本の指でピンチアウト操作を行った場合には肯定判断が行われ、画像拡大/縮小処理部52は、変化量δに対応した倍率で、表示中の画像の拡大を行う(ステップ110)。反対に、変化量δが0より小さい、すなわち、利用者が2本の指でピンチイン操作を行った場合にはステップ108の判定において否定判断が行われ、画像拡大/縮小処理部52は、変化量δに対応した倍率で、表示中の画像の縮小を行う(ステップ110)。拡大後あるいは縮小後、ステップ100に戻って接触の有無判定以降の動作が繰り返される。
一方、接触箇所が2箇所でもない場合(3箇所以上の場合)にはステップ104の判定において否定判断が行われる。例えば、図5に示す例では、表示画面上の3箇所A、B、Cに利用者の指が接触している。次に、画像拡大/縮小処理部52は、3箇所以上の接触位置の重心を算出する(ステップ114)。また、画像拡大/縮小処理部52は、算出した重心位置と各接触位置との間の距離が変化したか否かを判定する(ステップ116)。こので判定の対象となる「距離」としては、重心位置と各接触位置との間の距離の平均値、あるいは、合計値が用いられる。変化していない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、距離が変化した場合にはステップ116の判定において肯定判断画行われる。その後、ステップ108に移行して距離の変化量δの判定以降の動作が行われる。
図6は、表示画面上の4箇所に利用者の指が接触した状態で重心位置と各接触位置との間の距離が変化した場合の説明図である。図6(A)において、A0、B0、C0、D0が4箇所の接触位置を、Gがこれら4箇所の重心位置を示している。また、a0、b0、c0、d0が、重心位置Gから各接触位置A0、B0、C0、D0までの距離を示している。同様に、図6(B)において、A1、B1、C1、D1が4箇所の接触位置を、Gがこれら4箇所の重心位置を示している。また、a1、b1、c1、d1が、重心位置Gから各接触位置A1、B1、C1、D1までの距離を示している。また、図6(A)に示す状態から図6(B)に示す状態に向けて利用者の指(接触箇所)が移動したものとする。
(1)ステップ116において判定の対象となる「距離」として平均値を用いた場合の変化量δは、以下のようになる。
図6(A)に示す重心位置Gから各接触位置A0、B0、C0、D0までの距離a0、b0、c0、d0の平均値L0は、L0=(a0+b0+c0+d0)/4となる。また、図6(B)に示す重心位置Gから各接触位置A1、B1、C1、D1までの距離a1、b1、c1、d1の平均値L1は、L1=(a1+b1+c1+d1)/4となる。したがって、変化量δは、平均値L1から平均値L0を引いた値になる。
δ=L1−L0
=(a1+b1+c1+d1)/4−(a0+b0+c0+d0)/4
(2)ステップ116において判定の対象となる「距離」として平均値を用いた場合の変化量δは、以下のようになる。
=(a1+b1+c1+d1)/4−(a0+b0+c0+d0)/4
(2)ステップ116において判定の対象となる「距離」として平均値を用いた場合の変化量δは、以下のようになる。
図6(A)に示す重心位置Gから各接触位置A0、B0、C0、D0までの距離a0、b0、c0、d0の合計値M0は、M0=(a0+b0+c0+d0)となる。また、図6(B)に示す重心位置Gから各接触位置A1、B1、C1、D1までの距離a1、b1、c1、d1の合計値M1は、M1=(a1+b1+c1+d1)となる。したがって、変化量δは、合計値M1から合計値M0を引いた値になる。
δ=M1−M0
=(a1+b1+c1+d1)−(a0+b0+c0+d0)
このように、本実施形態の車載装置1では、重心と各指示位置までの距離の変化量を用いることにより、3箇所あるいはそれ以上の複数箇所でタッチパネル22に触れて各指示位置を広げたり狭めたりした場合であっても、変化量を反映させて連続的に倍率を変更した画像の拡大あるいは縮小を行うことが可能となる。
=(a1+b1+c1+d1)−(a0+b0+c0+d0)
このように、本実施形態の車載装置1では、重心と各指示位置までの距離の変化量を用いることにより、3箇所あるいはそれ以上の複数箇所でタッチパネル22に触れて各指示位置を広げたり狭めたりした場合であっても、変化量を反映させて連続的に倍率を変更した画像の拡大あるいは縮小を行うことが可能となる。
また、距離の変化量として、重心位置から複数の指示位置のそれぞれまでの距離の平均値の変化量を用いることにより、各指示位置の移動による拡大/縮小の倍率への影響が少なくなるため、より細かい拡大/縮小の微調整が可能となる。
また、距離の変化量として、重心位置から複数の指示位置のそれぞれまでの距離の合計値の変化量を用いることにより、指示位置の数を増やすことによって距離の合計値の増減が大きくなるため、拡大/縮小の程度(倍率)を大きく変化させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、接触箇所の数が一定の場合について説明したが、拡大/縮小処理の途中で接触箇所の数が変化する場合にも本発明を適用することができる。この場合には、接触箇所の数が変化した後の距離について新たに変化量を算出して拡大あるいは縮小を行う。画像の拡大/縮小を行っている途中で指示位置の数が変わることにより、重心位置から各指示位置までの距離の変化量が連続的に変化しなくなった場合であっても、拡大/縮小の倍率が不連続的に変化することを回避することができ、拡大/縮小時の表示が不自然になることを防止することができる。
また、上述した実施形態では、タッチパネル22上の全ての接触箇所についてその接触位置を検出して拡大/縮小処理の倍率を設定するようにしたが、重心位置Gから接触位置までの距離が所定値を超えている接触箇所を除外して距離の変化量を算出するようにしてもよい。これにより、画面の周辺部などを不用意に触った場合などにおいて、その接触による影響を無視することにより、不用意な接触による拡大/縮小時の画像の乱れを防止することができる。
また、上述した実施形態では、車載装置1の表示装置32の画面を利用者が触れる場合を考えたが、携帯端末装置や卓上あるいはノート型のパーソナルコンピュータなど、タッチパネルを用いたその他の情報機器に本発明を適用してもよい。
上述したように、本発明によれば、重心と各指示位置までの距離の変化量を用いることにより、3箇所あるいはそれ以上の複数箇所でタッチパネルに触れて各指示位置を広げたり狭めたりした場合であっても、変化量を反映させて連続的に倍率を変更した画像の拡大あるいは縮小を行うことが可能となる。
1 車載装置
16 ラジオチューナ処理部
18 AV処理部
20 操作部
22 タッチパネル
24 入力制御部
30 表示処理部
32 表示装置
50 制御部
51 表示位置検出部
52 画像拡大/縮小処理部
16 ラジオチューナ処理部
18 AV処理部
20 操作部
22 タッチパネル
24 入力制御部
30 表示処理部
32 表示装置
50 制御部
51 表示位置検出部
52 画像拡大/縮小処理部
Claims (7)
- 画像を表示する表示手段と、
利用者によって同時に指し示された3箇所以上の複数の指示位置を、前記表示手段の画面に重ねて取り付けられたタッチパネルを用いて検出する指示位置検出手段と、
前記複数の指示位置の重心を算出し、この重心位置から前記複数の指示位置のそれぞれまでの距離の変化量を反映させた倍率を設定して前記表示手段に表示中の画像の拡大あるいは縮小を行う画像拡大/縮小手段と、
を備えることを特徴とする情報機器。 - 請求項1において、
前記画像拡大/縮小手段は、前記複数の指示位置の数が変化したときに、変化した後の前記距離について新たに前記変化量を算出して拡大あるいは縮小を行うことを特徴とする情報機器。 - 請求項1または2において、
前記画像拡大/縮小手段は、前記重心位置から前記指示位置までの距離が所定値を超えている場合にこの距離を除外して前記変化量を算出することを特徴とする情報機器。 - 請求項1〜3のいずれか一項において、
前記変化量は、前記重心位置から前記複数の指示位置のそれぞれまでの距離の平均値の変化量であることを特徴とする情報機器。 - 請求項1〜3のいずれか一項において、
前記変化量は、前記重心位置から前記複数の指示位置のそれぞれまでの距離の合計値の変化量であることを特徴とする情報機器。 - 利用者によって同時に指し示された3箇所以上の複数の指示位置を、表示手段の画面に重ねて取り付けられたタッチパネルを用いて指示位置検出手段によって検出するステップと、
前記複数の指示位置の重心を算出し、この重心位置から前記複数の指示位置のそれぞれまでの距離の変化量を反映させた倍率を設定して前記表示手段に表示中の画像の拡大あるいは縮小を画像拡大/縮小手段によって行うステップと、
を有することを特徴とする情報機器の操作方法。 - コンピュータを、
利用者によって同時に指し示された3箇所以上の複数の指示位置を、表示手段の画面に重ねて取り付けられたタッチパネルを用いて検出する指示位置検出手段と、
前記複数の指示位置の重心を算出し、この重心位置から前記複数の指示位置のそれぞれまでの距離の変化量を反映させた倍率を設定して前記表示手段に表示中の画像の拡大あるいは縮小を行う画像拡大/縮小手段と、
して機能させるための情報機器の操作プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014237766A JP2016099871A (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | 情報機器およびその操作方法、操作プログラム |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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2014
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