JP2016090990A - Imaging system, illumination device, and method for controlling the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、照明装置を発光させた発光撮影制御に関するものである。 The present invention relates to light emission photographing control in which a lighting device emits light.
従来、照明装置の光を天井等に向けて照射して天井等からの拡散反射光を被写体に照射する発光撮影(以下、バウンス発光撮影と称す)が知られている。バウンス発光撮影によれば、照明装置の光を間接的に被写体に照射することができるため、柔らかい光で被写体を照明することができる。 2. Description of the Related Art Conventionally, flash photography (hereinafter referred to as bounce flash photography) is known in which light from an illumination device is directed toward a ceiling or the like and a subject is irradiated with diffusely reflected light from the ceiling or the like. According to the bounce flash photography, the subject can be indirectly irradiated with the light from the illumination device, so that the subject can be illuminated with soft light.
さらに、バウンス発光撮影における最適な照射方向を自動的に決定する技術も提案されている。特許文献1では、発光部と被写体との間の距離情報と、発光部と反射体との間の距離情報に基づき、バウンス照射角度を演算し、演算された照射角度に基づいて自動的に発光部を駆動させる技術が開示されている。 Furthermore, a technique for automatically determining the optimum irradiation direction in bounce flash photography has been proposed. In Patent Document 1, a bounce irradiation angle is calculated based on distance information between a light emitting unit and a subject and distance information between a light emitting unit and a reflector, and light is automatically emitted based on the calculated irradiation angle. A technique for driving the unit is disclosed.
ここで、一般的に、照明装置には、人物の目に光を写し込ませるキャッチライト撮影に用いるパネル状の光学部材(所謂キャッチライトシート)が設けられている。上述した光学部材は、照明装置の内部に収納された位置(以下、非使用位置と称す)と照明装置の内部から突出した位置(以下、使用位置と称す)の間を移動することができる。そして、当該光学部材が使用位置に位置している状態(使用時)でも、バウンス発光撮影を行うこともできる。 Here, generally, the illumination device is provided with a panel-like optical member (so-called catchlight sheet) used for catchlight photography in which light is projected into a human eye. The optical member described above can move between a position housed inside the lighting device (hereinafter referred to as a non-use position) and a position protruding from the inside of the lighting device (hereinafter referred to as a use position). Even when the optical member is in the use position (when in use), bounce flash photography can be performed.
しかしながら、特許文献1には、前述した光学部材が使用位置に位置している状態で、発光部を演算された照射角度に基づいて発光部を駆動させることについては言及されていない。 However, Patent Document 1 does not mention driving the light emitting unit based on the calculated irradiation angle while the optical member described above is located at the use position.
本発明の目的は、光学部材の状態に応じて照明装置の動作を制御できるようにすることである。 The objective of this invention is enabling it to control operation | movement of an illuminating device according to the state of an optical member.
上記目的を達成するための本発明の撮像システムは、発光部を備えた可動部を自動的に駆動させることで光の照射方向を変更させる照明装置と、撮像装置とを含む撮像システムであって、前記可動部の内部から突出させることで前記発光部から照射された光によって照明される使用位置と、前記可動部の内部に収納させることで前記発光部から照射された光に照明されない非使用位置との間を移動することができる光学部材と、前記光学部材が前記使用位置にあるか否かを検出する光学部材検出手段と、顔を検出する顔検出手段と、前記光学部材検出手段と前記顔検出手段の検出結果に応じて前記可動部の駆動を制御する駆動制御手段と、を有することを特徴とする。 In order to achieve the above object, an imaging system of the present invention is an imaging system including an illuminating device that changes a light irradiation direction by automatically driving a movable portion including a light emitting portion, and an imaging device. The use position illuminated by the light emitted from the light emitting part by projecting from the inside of the movable part, and the non-use not illuminated by the light emitted from the light emitting part by storing in the movable part An optical member capable of moving between positions, an optical member detection means for detecting whether or not the optical member is in the use position, a face detection means for detecting a face, and the optical member detection means, Drive control means for controlling the drive of the movable part according to the detection result of the face detection means.
本発明によれば、光学部材の状態に応じて照明装置の動作を制御することができる。 According to the present invention, the operation of the illumination device can be controlled according to the state of the optical member.
(撮像装置の構成例)
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(Configuration example of imaging device)
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
まず、本実施形態に係る撮像装置であるデジタルカメラ(以下、単にカメラと称す)100の構成について図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置であるカメラ100の構成例を示すブロック図である。
First, the configuration of a digital camera (hereinafter simply referred to as a camera) 100 that is an imaging apparatus according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration example of a
カメラMPU101は、カメラ100全体の動作を制御するためのマイクロコントローラである。撮像素子102は、被写体からの反射光を電気信号に変換するCCDやCMOS等の撮像素子である。タイミング信号発生回路103は、撮像素子102を動作させるために必要なタイミング信号を発生する。A/D変換器104は、撮像素子102から読み出されたアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。メモリコントローラ105は、メモリの読み書きやバッファメモリ106のリフレッシュ動作などを制御する。画像表示部107は、バッファメモリ106に格納された画像データを表示する。インターフェース108は、メモリカードやハードディスクなどの記録媒体109との接続のためのインターフェースである。モーター制御部110は、カメラMPU101からの信号に従って不図示のモーターを制御することにより、レンズユニット300を介して入射した光束の光路を変更するために不図示のミラーをアップ・ダウンさせる。ミラーがアップしている場合、レンズユニット300を介して入射した光束は撮像素子102等に導かれ、ミラーがダウンしている場合、レンズユニット300を介して入射した光束は測光センサ113等に導かれる。
The camera MPU 101 is a microcontroller for controlling the operation of the
シャッター制御部111は、カメラMPU101からの信号に従って、撮像素子102の前方に配置され撮像素子102を遮光状態と露光状態とに切り換える不図示のシャッターを制御する。
The
測光部112は、撮影画面内を複数のエリアに分割した測光センサ113の出力に基づいて各エリアの測光結果である測光値をカメラMPU101に出力する。カメラMPU101は各エリアの測光値に基づいて、撮影時の露出制御値であるAV(絞り値)、TV(シャッタースピード)、ISO(撮影感度)を決定するための露出演算を行う。
The photometric unit 112 outputs a photometric value, which is a photometric result of each area, to the camera MPU 101 based on the output of the
また、カメラMPU101は、内蔵ストロボ119または外部ストロボ120にて被写体へ向けて予備(プリ)発光したときに測光部112から出力される測光値に基づいて、発光撮影時の内蔵ストロボ119あるいは外部ストロボ120の発光量の演算も行う。
In addition, the camera MPU 101 uses the built-in
さらに、カメラMPU101は、測光部112からの出力に基づいて、被写体に含まれる顔(または顔領域)を検出する顔検出手段である。なお、本実施形態では、測光センサ113で得られた測光結果に基づいて、被写体に含まれる顔を検出するが、これに限定されるものではない。例えば、被写体に含まれる目や鼻、口等の顔の特徴部を抽出することで被写体に含まれる顔を検出するなど、顔の検出手法については公知の方法であればどのようなものを採用してもよい。また、本実施形態では、カメラ100側で被写体に含まれる顔を検出するような構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、後述する外部ストロボ120に撮像素子を設けて、ストロボMPU201が当該撮像素子からの出力に基づいて、被写体に含まれる顔を検出するような構成であってもよい。
Furthermore, the camera MPU 101 is a face detection unit that detects a face (or face area) included in the subject based on an output from the photometry unit 112. In the present embodiment, the face included in the subject is detected based on the photometric result obtained by the
レンズ制御部114は、カメラMPU101からの信号に従って不図示のレンズ駆動モーター及び絞り駆動モーターを制御することによりレンズユニット300の焦点調節と絞り調節を行っている。なお、本実施形態のカメラ100は、カメラ本体とレンズユニット300とが一体的に設けられているような構成であるが、カメラ本体とレンズユニットとが別々に設けられている、所謂レンズ交換式のデジタルカメラであってもよい。
The
焦点検出部115は、撮影画面内に複数の測距点を備えた焦点検出センサの出力に基づいて各測距点のデフォーカス量をカメラMPU101に出力する。カメラMPU101は、焦点検出部115から出力されたデフォーカス量に基づいて、レンズ制御部114に指示して焦点調節動作を実行させる。
The
姿勢検出部116は、加速度センサなどからなり、重力方向に対するカメラ100の姿勢を検出することができる。なお、カメラ100の姿勢を検出することが出来る構成であれば、姿勢検出部116としてどのようなものを採用してもよい。
The
操作部117は、電源スイッチや撮影準備動作や撮影動作の開始指示を受け付けるレリーズボタンを含んでいる。レリーズボタンの第1ストローク(半押し)でSW1がONになると、カメラMPU101は焦点検出動作や測光動作などの撮影準備動作を開始させる。また、レリーズボタンの第2ストローク(全押し)でSW2がONになると、カメラMPU101は撮影動作を開始させる。
The
また、操作部117は、バウンス発光撮影における最適な照射方向(角度)を自動的に決定する機能(以下、オートバウンスと称する)を実行するか否かを切り換えるオートバウンススイッチを含んでいる。なお、当該オートバウンスを実行するか否かの切り替えは、前述したレリーズボタンの押圧操作に応じて実行されるような構成であってもよい。
The
発光制御部118は、内蔵ストロボ119を使用する際に、カメラMPU101からの信号に従ってプリ発光や本発光などの発光パターンの制御や発光量の制御を行う。
When the built-in
また、発光制御部118は、カメラMPU101からの信号に応じた制御を内蔵ストロボ119と外部ストロボ120のどちらに適用するかの切り替え制御も行っている。また、発光制御部118を介してカメラMPU101と外部ストロボ120との通信が行われる。
The light
本実施形態では、図7〜図11に示すようにカメラ100と外部ストロボ120とを含む撮像システムにおいて、カメラMPU101からの信号に応じた制御を外部ストロボ120に適用する場合をについて説明する。
In the present embodiment, a case where control according to a signal from the
(照明装置の構成例)
次に、照明装置である外部ストロボ120の構成について、図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施形態に係る照明装置である外部ストロボ120の構成例を示すブロック図である。
(Configuration example of lighting device)
Next, the configuration of the
外部ストロボ120は、カメラ100に装着される本体部120aと、本体部120aに対して上下(垂直)および左右(水平)方向に回動可能に保持される可動部120bとからなる。なお、可動部120bを本体部120aに対して上下及び左右方向に回動可能に保持する機構は公知の機構を用いればよい。例えば、特開昭63−204238号公報や特開2011−137960号公報に記載された機構を用いればよい。
The
本体部120aは、ストロボMPU201、駆動制御部202、ストロボ姿勢検出部203、照射方向演算部204、ストロボ操作部205、接続部206などを有している。一方、可動部120bは、充電部207、発光部208(照射面209を含む)、ストロボ測光部210、ストロボ角度検出部211、キャッチライトシート212(反射面213を含む)、取り出し検出部214などを有している。
The
ストロボMPU201は、充電シーケンス、発光制御シーケンス、オートバウンスシーケンスなど外部ストロボ120全体の動作を制御するためのマイクロコントローラである。
The
駆動制御部(駆動制御手段)202は、ストロボMPU201からの信号に従って不図示のモーターを制御することにより、可動部120bを本体部120aに対して上下及び左右方向に駆動(回動)させる。なお、本実施形態では、可動部120bを自動的に駆動(回動)させることで、バウンス発光撮影における光の照射方向を自動的に変更することが出来る。この詳細については後述する。
The drive control unit (drive control means) 202 drives (rotates) the
また、駆動制御部202は、後述するストロボ角度検出部211によって取得した本体部120aに対する可動部120bの基準位置からの駆動量などの情報をストロボMPU201へ出力する。なお、外部ストロボ120の可動部120bの基準位置については後述する。
Further, the
ストロボ姿勢検出部203は、不図示の加速度センサなどによって構成され、本体部120aの姿勢に関する情報を検出する傾き検出手段である。ストロボ姿勢検出部203は本体部120aの姿勢に関する情報として、例えば、接続部206を重力方向側に向けた状態の外部ストロボ120の位置(正位置)を基準にした、重力方向に対する本体部120aの長手方向の傾き角度を出力する。具体的にストロボ姿勢検出部203は、図3(a)、(b)に図示するように、正位置に位置する本体部120a(図3の実線部)と、傾いた位置の本体部120a(図3の二点鎖線部)とがなす角度(以下、傾き角度)を検出する。図3は、本発明の実施形態に係る照明装置である外部ストロボ120の本体部120aのピッチ方向の傾き角度γとロール方向の傾き角度ηを例示的に説明する図である。なお、図3において実線部で示す外部ストロボ120は、本体部120aが正位置に位置し、可動部120bが基準位置に位置する状態を示している。
The strobe
図3に図示するように、本体部120aの接続部206が重力方向側に位置している場合において、可動部120bを水平方向(左右方向)に駆動(回動)させるための軸をY軸(第1の軸)とする。また、可動部120bを垂直方向(上下方向)に駆動(回動)させるための軸をX軸(第2の軸)とする。さらに、可動部120bの長手方向の中心軸をZ軸とする。上述したX軸、Y軸、Z軸は互いに直交している。
As shown in FIG. 3, when the connecting
ストロボ姿勢検出部203は、正位置にある状態の本体部120aの姿勢(図3の実線部)と、傾いた状態の本体部120aの姿勢(図3の二点鎖線部)とがなすピッチ方向の傾き角度γ、ロール方向の傾き角度ηを検出する。なお、本実施形態では、ピッチ方向の傾き角度γおよびロール方向の傾き角度ηは、図3で時計方向の回転角度をプラス、反時計方向の回転角度をマイナスとする。
The strobe
照射方向演算部204は、ストロボ姿勢検出部203で取得した情報と後述するストロボ測光部210で取得した情報とに基づいて、バウンス発光撮影における最適な照射方向を演算する。照射方向の演算処理の詳細については後述する。
The irradiation
ストロボ操作部205は、電源スイッチやオートバウンスを実行するか否かを切り換えるオートバウンススイッチを含んでいる。また、ストロボ操作部205は、オートバウンススイッチによりオートバウンスを実行する設定がなされている状態において、オートバウンスの開始指示を行うためのオートバウンスボタンを含んでいる。なお、カメラ100の操作部117のオートバウンススイッチと外部ストロボ120のストロボ操作部205のオートバウンススイッチとで異なる設定がなされている場合、どちらかの設定を優先するようにすればよい。あるいは、カメラ100の操作部117のオートバウンススイッチによる設定と外部ストロボ120のストロボ操作部205のオートバウンススイッチによる設定とが連動するようにすればよい。すなわち、一方のオートバウンススイッチの設定を変更すると他方のオートバウンススイッチの設定も自動的に変更されるようにすればよい。
The
接続部206は、撮像装置に取り付けるための取り付け部及び撮像装置との通信接点が設けられた接点部などが設けられていて、ストロボMPU201は、接続部206の接点部を介して撮像装置との通信を行う。
The
充電部207は、後述する発光部208を発光させるためのエネルギーを蓄積するコンデンサと、コンデンサを充電するための昇圧回路などを有していて、ストロボMPU201からの充電指示信号に基づいて、コンデンサの充電制御を行う。また、充電部207は、コンデンサの充電電圧を測定し、ストロボMPU201に測定結果を出力する。
The charging
発光部208は、閃光放電管やLEDなどを光源とし、光源の前方に樹脂などで形成された照射面(図5で後述)209を備え、ストロボMPU201からの発光信号に基づいて光源を発光させる。
The
ストロボ測光部210は、受光センサの受光面が発光部208の照射方向と同じ方向を向くように設けられていて、受光センサにより受光した光束に応じた信号をストロボMPU201に出力する。そして、ストロボMPU201は、発光部208を発光させたときに照射対象で反射された反射光束を受光したストロボ測光部210から出力される信号に基づいて、発光部208の光学系の照射面から照射対象までの距離を算出する。なお、受光センサの向きや位置は上記の例に限定されず、入射面が発光部208の照射方向と同じ方向を向くように設けられた光ファイバー等の導光部材を介して照射対象からの反射光束を受光する構成であってもよい。
The strobe photometry unit 210 is provided so that the light receiving surface of the light receiving sensor faces the same direction as the irradiation direction of the
ストロボ角度検出部211は、本体部120aに対する可動部120aの傾きに関する情報を検出する可動部角度検出手段である。本実施形態のストロボ角度検出部211は、可動部120aが基準位置にある状態を基準(傾きなし)として、本体部120aに対する可動部120bの相対的な角度(以下、駆動角度と称す)を検出する。そして、ストロボ角度検出部211は、検出した駆動角度を本体部120aに対する可動部120aの傾きとしてストロボMPU201に出力する。
The strobe
なお、本実施形態のストロボ角度検出部211は、位相パターンが設けられた基板と当該基板上を摺動する接点ブラシによって構成されるエンコーダであるが、これに限定されるものではない。ストロボ角度検出部211としては、本体部120aに対する可動部120bの角度を検出できる構成であればどのようなものを採用してもよい。また、ストロボ角度検出部211は、本体部120aに設けられているような構成であってもよい。
The strobe
図4を参照して、本実施形態で検出する可動部120bの駆動角度について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る照明装置である可動部120bの駆動角度を例示的に説明する図である。図4(c)が外部ストロボ120を撮影者側から見た場合の投影図であって、図4(a)が図4(c)の上面図、図4(b)が図4(c)の左側面図をそれぞれ示している。なお、図4において実線で図示する可動部120bの位置が基準位置であって、この状態で、発光部208の照射面209と本体部120aの正面部120cとが同一の方向を向いた状態となる。さらに、カメラ100に外部ストロボ120が取り付けられている状態では、可動部120bが基準位置に位置する状態で、発光部208の照射面209とカメラ100の撮影方向とが一致する。なお、可動部120bが基準位置に位置する状態において、可動部120bのZ軸とカメラ100の撮影光軸とが交差しない状態となる。
With reference to FIG. 4, the drive angle of the
本実施形態では、可動部120bが基準位置に位置する状態の可動部120bの角度が、水平(左右)方向および垂直(上下)方向の両方で0°である。また、図4に図示するように、可動部120bの水平方向の角度は、可動部120bの照射面209が撮影者から見て左を向く方向をマイナス、右を向く方向をプラスとする。また、可動部120bの垂直方向の角度は、可動部120bの長手方向の中心軸がカメラ100の撮影光軸から離れる方向をプラスとする。そして、本実施形態における外部ストロボ120の可動部120bの可動範囲は、水平方向において−180°〜+180°(照射面209が撮影者側に向く方向が±180°)、垂直方向において0〜+120°とする。なお、可動部120bの可動範囲は上述したものに限定されず、どのような範囲に可動部120bを回動できるような構成であってもよい。また、上述した可動部120bの可動範囲は、可動部120bの駆動に制限を設けない場合の範囲であって、キャッチライトシート212の使用状況や撮影対象の被写体に顔が含まれるか否かに応じて、当該可動範囲は変化する。この詳細については後述する。
In the present embodiment, the angle of the
図4(a)、(b)に図示するように、本実施形態のストロボ角度検出部211は前述した駆動角度として、本体部120aに対する可動部120bのY軸周りの回転角度である水平駆動角度θA、およびX軸周りの回転角度である垂直駆動角度θBを検出する。なお、可動部120bが基準位置にある状態で、可動部120bの水平駆動角度θA=0°、垂直駆動角度θB=0°である。
As shown in FIGS. 4A and 4B, the strobe
なお、キャッチライトシート212が使用位置に位置する状態であって、可動部120bが基準位置に位置する状態における、キャッチライトシート212の反射面213と水平な方向(第1の方向)の回転角度が水平駆動角度θAである。また、キャッチライトシート212が使用位置に位置する状態であって、可動部120bが基準位置に位置する状態における、キャッチライトシート212の反射面213と垂直な方向(第2の方向)の回転角度が垂直駆動角度θBである。上述した第1の方向は、可動部120bが基準位置に位置する状態の、可動部120bのX軸上またはZ軸上の方向である。また、第2の方向は、可動部120bが基準位置に位置する状態の、可動部120bのY軸上の方向である。
Note that the rotation angle of the
キャッチライトシート212は、図5(b)に図示するように、発光部208から照射される光を光学的な作用面である反射面213によって反射させて人物の目に光を写し込ませるキャッチライト効果を得ることができるパネル状の光学部材である。図5は、本発明の実施形態に係る照明装置である外部ストロボ120のキャッチライトシート212が非使用位置に位置する状態と使用位置に位置する状態とを例示的に説明する図である。
As shown in FIG. 5B, the catch
本実施形態のキャッチライトシート212は、発光部208の上部に出し入れ可能に設けられており、撮影者の操作に応じて、使用位置と非使用位置との間を移動することができる。なお、非使用位置とは、図5(a)に図示するように、キャッチライトシート212が可動部120bの内部に収納された位置である。この状態で、反射面213の大部分が可動部120bの内部に収納されるため、発光部208を発光させたとしても、発光部208から照射された照射光によってキャッチライトシート212が照明されることはない。すなわち、キャッチライトシート212が非使用位置に位置する場合は、発光部208から照射された照射光が反射面213に反射しない。また、使用位置とは、図5(b)に図示するように、キャッチライトシート212が可動部120bの内部から突出された位置である。なお、当該使用位置は、少なくとも前述した非使用位置よりも可動部120bの外形から突出した位置であって、反射面213が発光部208の照射面209から離間して配される位置である。この状態で、反射面213の大部分が可動部120bの内部から突出されるため、発光部208を発光させることで、発光部208から照射された照射光によってキャッチライトシート212が照明される。すなわち、キャッチライトシート212が使用位置に位置する場合は、発光部208から照射された照射光が反射面213に反射する。
The
取り出し検出部214は、キャッチライトシート212の状態を検出する検出スイッチである。本実施形態では、ストロボMPU(光学部材検出手段)201が、取り出し検出部214からの出力に基づいて、キャッチライトシート212が使用位置にあるか否かを検出する。
The take-out
なお、取り出し検出部214は、キャッチライトシート212が非使用位置に位置する状態でキャッチライトシート212と接触し、使用位置に位置する状態で接触が解除される接触タイプの検出スイッチであるが、これに限定されるものではない。例えば、取り出し検出部214が非接触タイプの検出センサなどであってもよい。また、取り出し検出部214は、キャッチライトシート212が使用位置に位置する状態で、キャッチライトシート212と接触するタイプの検出スイッチであってもよい。さらに、本実施形態では、ストロボMPU(光学部材検出手段)201が、取り出し検出部214からの出力に基づいてキャッチライトシート212が使用位置に位置するか否かを検出するような構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、ストロボMPU201が、取り出し検出部214の出力に基づいて、キャッチライトシート212が非使用位置に位置するか否かを検出するような構成であってもよい。
The take-out
以下、図6を参照して、本実施形態におけるキャッチライトシート212使用時のバウンス発光撮影について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る照明装置である外部ストロボ120のキャッチライトシート212が使用位置に位置している状態のバウンス発光撮影について例示的に説明する図である。図6(a)は、キャッチライトシート212の反射面213が撮影対象の被写体である人物P側を向いている状態を示している。なお、図6(a)は、カメラ100および外部ストロボ120の本体部120aが正位置にあって、可動部120bの垂直駆動角度θBが+90°、可動部120bの垂直駆動角度θAが略0°である状態を示している。また、図6(b)は、キャッチライトシート212の反射面213が撮影対象の被写体である人物P側とは反対側を向いている状態を示している。すなわち、キャッチライトシート212の反射面213は、カメラ100の撮影方向とは反対側を向いている状態を示している。そして、図6(b)は、カメラ100および外部ストロボ120の本体部120aが正位置にあって、可動部120bの垂直駆動角度θBが+90°、可動部120bの垂直駆動角度θAが略±180°である状態を示している。
Hereinafter, with reference to FIG. 6, bounce flash photography when using the
図6(a)に図示するように、外部ストロボ120は、反射面213が人物P側を向き、発光部208が反射面213よりも人物P側に位置する場合に発光部208を発光させることで、反射面213で反射した反射光Rを人物P側に向かわせることができる。また、照射面209から照射された照射光Sは、天井に反射し、当該反射した光の一部を人物Pに向かわせることができる。すなわち、反射面213が人物側(撮影方向側)を向いている場合であって、発光部208が反射面213よりも人物側(撮影方向側)に位置する場合に、バウンス発光撮影による効果とキャッチライト効果の双方を奏することができる。
As shown in FIG. 6A, the
しかしながら、図6(b)に図示するように、外部ストロボ120は、反射面213が人物P側とは反対側を向き、反射面213が発光部208よりも人物P側に位置する場合、反射面213で反射した反射光Rが人物P側とは反対側に向かってしまう。すなわち、反射面213が人物P側(撮影方向側)とは反対側を向き、反射面213が発光部208よりも人物P側(撮影方向側)に位置する場合は、反射光Rが人物Pに届かないので、キャッチライト効果を奏することができない。さらに、この場合は、照射光Sの一部がキャッチライトシート212に遮られてしまうことで、人物Pにキャッチライトシート212の影が写り込んでしまうことがある。すなわち、反射面213が人物P側(撮影方向側)とは反対側を向いている場合であって、反射面213が発光部208よりも人物P側(撮影方向側)に位置する場合は、撮影者の意図しない照明がされた画像が取得されてしまう場合がある。
However, as illustrated in FIG. 6B, the
また、撮影対象の被写体に顔が含まれている場合(図6(c))と、撮影対象の被写体に顔が含まれていない場合(図6(d))とでは、発光部208の最適な照射方向は異なる。
In addition, when the subject to be photographed includes a face (FIG. 6C) and when the subject to be photographed does not include a face (FIG. 6D), the
図6(c)に図示するように顔を含む被写体である人物Pを撮影する場合は、少なくとも、発光部208を発光させた際に、反射光Rが人物Pに向かうように可動部120bの照射方向(角度)を設定することが望ましい。例えば、図6(c)に図示するように、可動部120bの垂直駆動角度θB=+90°、水平駆動角度θA=±30°に設定して発光部208を発光すれば、反射面213で反射した反射光Rを人物P側に向かわせることができる。これに対して、図6(d)に図示するように被写体O(鉢植え)を撮影する場合は、可動部120bの照射方向(角度)を、反射光Rが被写体Oに向かう方向に設定する必要はない。この場合、図6(d)に図示するように、可動部120bの垂直駆動角度θB=+90°、水平駆動角度θA=±90°に設定して発光部208を発光すれば、キャッチライトシート212によって、発光部208から照射された照射光Sが遮らなれることはない。したがって、発光部208から照射された照射光Sの一部がキャッチライトシート212に遮られることを防止することができる。そして、被写体Oにキャッチライトシート212の影が写り込んでしまうことを抑制することができる。
As shown in FIG. 6C, when photographing a person P that is a subject including a face, at least when the
以上説明したように、キャッチライトシート212を使用しているか否か、および撮影対象の被写体に顔が含まれているか否かに応じて、可動部120bの最適な駆動角度は異なる。そこで、本実施形態では、キャッチライトシート212が使用されているか否かに関する情報と、撮影対象の被写体に顔が含まれているか否かに応じて、可動部120bの駆動角度を制御する。
As described above, the optimum driving angle of the
(撮像装置側のバウンス発光撮影制御)
次に、本実施形態の撮像システムにおけるカメラ100と外部ストロボ120の各種処理について、図7〜11を参照して説明する。図7は、本発明の実施形態に係る撮像装置であるカメラ100のバウンス発光撮影制御を示すフローチャートである。
(Bounce flash shooting control on the imaging device side)
Next, various processes of the
まず、カメラ100の処理について説明する。操作部117に含まれる電源スイッチがONされてカメラ100のカメラMPU101が動作可能となると、カメラMPU101は、図7に示すフローチャートを開始させる。
First, processing of the
ステップS701でカメラMPU101は、操作部117への操作によりSW1がONであるか否かを判別し、ONの場合はステップS702へ移行し、OFFの場合はステップS701を繰り返す。
In step S701, the
ステップS702でカメラMPU101は、レンズ制御部114に指示して焦点調節動作(AF)を実行させ、測光部112に指示して測光を実行させる。また、カメラMPU101は、測光を行い取得した測光値に基づいて露出演算を行い撮影時の露出制御値を決定する。ここでは、発光撮影用の露出制御値と非発光撮影用の露出制御値とを、それぞれカメラMPU101のメモリに予め記憶されたプログラム線図に従って決定する。
In step S702, the
ステップS703でカメラMPU101は、測光部112からの出力に基づいて、被写体に含まれる顔を検出し、検出結果をカメラMPU101の内部メモリに一時記憶する。
In step S703, the
ステップS704でカメラMPU101は、発光制御部118に指示して、外部ストロボ120に対して、オートバウンス動作の実行指示を送信させる。なお、内蔵ストロボ119によるオートバウンス動作が可能な場合は、カメラMPU101によって、内蔵ストロボ119に対してオートバウンス動作の実行指示を送信させるような構成であってもよい。
In step S <b> 704, the
ステップS705でカメラMPU101は、外部ストロボ120側からのオートバウンス動作の終了通知を受信したか否かを判定する。後述する外部ストロボ120側の可動部120bの駆動制御を示す図11のステップS1105にてストロボMPU201から送信される終了通知を受信していれば、ステップS706へ移行し、受信していなければステップS704に戻る。なお、カメラ100に外部ストロボ120からオートバウンス動作の終了通知が送信されるのは、後述する図8のステップS811、S826、S836における処理のみである。この点については後述する。
In step S705, the
ステップS706でカメラMPU101は、操作部117への操作によりSW2がONであるか否かを判別し、ONの場合はステップS708へ移行し、OFFの場合はステップS707に移行する。
In step S706, the
ステップS707でカメラMPU101は、操作部117への操作によりSW1がONであるか否かを判別し、ONの場合はステップS706に戻り、OFFの場合はステップS701に戻る。
In step S707, the
ステップS708にてカメラMPU101は、バウンス発光撮影を行う。発光撮影の手順として、まずカメラMPU101は、所定の発光量でプリ発光を行うように発光制御部118に指示して、外部ストロボ120に対してプリ発光の実行指示を送信させる。なお、当該プリ発光は、本発光量を演算するためのプリ発光であって、可動部120bの駆動角度を決定するための天井や正面に向けたプリ発光とは異なる。
In step S708, the
プリ発光の実行指示に従って外部ストロボ120がプリ発光を行うのに合わせて、カメラMPU101は、測光部112に指示してプリ発光時測光を実行させ、取得した測光値(プリ発光時測光値)に基づいて本発光量の演算を行う。次に、カメラMPU101は、演算した本発光量で本発光を行うように発光制御部118に指示して、外部ストロボ120に対して本発光の実行指示を送信させる。そして、本発光の実行指示に従って外部ストロボ120が本発光を行うのに合わせて、カメラMPU101は、ステップS702で決定した露出制御値を用いて撮像素子102を露光させる。このようにしてバウンス発光撮影が行われる。そして、カメラMPU101は、バウンス発光撮影によって取得された画像データに対して前述した種々の処理が施した後に、画像表示部107に表示、記録媒体109に記録してカメラ100側のバウンス発光撮影動作を終了する。以上が、本実施形態に係るカメラ100側のバウンス発光撮影制御である。
As the
(照明装置側のバウンス発光撮影制御)
次に、図8〜12を参照して外部ストロボ120側における各種の処理を説明する。図8は、本発明の実施形態に係る照明装置である外部ストロボ120について、キャッチライトシート212が非使用位置に位置している状態のバウンス発光撮影制御を示すフローチャートである。なお、以下の説明は、カメラ100及び外部ストロボ120がともに電源オンされていて、オートバウンススイッチによりオートバウンスを実行する設定がなされている場合を想定している。
(Bounce flash photography control on the lighting device side)
Next, various processes on the
ステップS801でストロボ姿勢検出部203は、本体部120aの姿勢に関する情報を取得する。具体的には、ステップS801でストロボ姿勢検出部203は、本体部120aのピッチ方向の傾き角度γ、ロール方向の傾き角度ηを検出し、検出結果をストロボMPU201の内蔵メモリに記録する。なお、以降は、外部ストロボ120の本体部120aが傾いていない場合について説明する。すなわち、ステップS801において、ピッチ方向の傾き角度γ=0°、ロール方向の傾き角度η=0°が検出された場合について説明する。なお、本体部120aが傾いている場合の説明は後述する。
In step S801, the strobe
ステップS802でストロボMPU201は、カメラ100からのオートバウンス動作の実行指示を受信したか否かを判別する。カメラ100側の各種処理を示す図7のステップS704で発光制御部118から送信される実行指示を受信していれば、ステップS803へ移行し、受信していなければステップS801に戻る。
In step S <b> 802, the
ステップS803でストロボMPU201は、ストロボ角度検出部211からの出力に基づいて、可動部120bの水平駆動角度θAと垂直駆動角度θBを検出する。
In step S803, the
ステップS804でストロボMPU(光学部材検出手段)201は、取り出し検出部214の出力に基づいて、キャッチライトシート212が使用位置に位置しているか(取り出されているか)否かを検出する。そして、ステップS805でストロボMPU201は、ステップS804の検出結果に基づいて、キャッチライトシート212が使用位置に位置しているか否かを判定する。ステップS805でストロボMPU201によって、キャッチライトシート212が使用位置に位置していないと判定された場合はステップS806へ移行する。ステップS805でストロボMPU201によって、キャッチライトシート212が使用位置に位置していると判定された場合は後述する図9のステップS814へと進む。
In step S804, the strobe MPU (optical member detection means) 201 detects whether or not the
ステップS806でストロボMPU(設定手段)201は、照射方向演算部204に指示して、天井方向へ向けた可動部120bの駆動角度を制御するための目標値(以下、目標角度と称す)として、水平方向目標角度θX、垂直方向目標角度θYを設定する。本実施形態では、可動部120bを駆動させるごとに当該目標角度を設定する。例えば、本実施形態では、1度の連続したバウンス発光撮影において、天井方向、正面方向、算出した最適な照射方向のそれぞれに対応する可動部120bの駆動制御ごとに目標角度を設定する。なお、ステップS806では、天井方向に向けた可動部120bの駆動制御用の目標角度が設定される。
In step S806, the strobe MPU (setting unit) 201 instructs the irradiation
なお、本実施形態では、ストロボMPU(設定手段)201は、キャッチライトシート212が使用位置に位置しているか否かに関する情報と、撮影対象の被写体に顔が含まれているか否かに関する情報に応じて上述した目標角度を設定する。
In this embodiment, the strobe MPU (setting unit) 201 includes information regarding whether or not the
ステップS806では、キャッチライトシート212が非使用位置にある状態なので、発光部208のプリ発光による照射光がキャッチライトシート212に遮られることはない。したがって、ステップS806でストロボMPU201は、目標角度として、可動部120bの水平方向(第1の方向)の駆動角度を変更させず、垂直方向(第2の方向)の駆動角度のみを変更させるような値を設定する。本実施形態では、ステップS806でストロボMPU201は、θX=θA、θY=+90°を設定する。なお、本実施形態では、天井方向へのプリ発光時の目標角度をθY=+90°に設定するような構成であるが、これに限定されるものではなく、天井方向に向けてプリ発光ができるような角度であれば、どの様な値を設定してもよい。
In step S806, since the
なお、前述したステップS801において、本体部120aの傾きが検出された場合は、検出した傾き角度を加味して、可動部120bの目標角度を設定する。例えば、ステップS801においてピッチ方向の傾き角度γ=+10°、ロール方向の傾き角度η=0°が検出された場合であって、ステップS803で水平方向角度θA=+180°、垂直方向角度θB=+70°を検出した場合について説明する。この場合、ステップS806でストロボMPU201は、上述の検出結果に基づいて水平駆動角度θA=+180°、垂直方向目標角度をθY=+80°に設定する。すなわち、本体部120aの傾き角度を考慮して可動部120bの目標角度を補正する。なお、上述した場合は、可動部120bを垂直方向に+10°だけ駆動させれば、垂直駆動角度=目標角度となる。
In step S801 described above, when the tilt of the
以下のステップS807〜S811では、バウンス発光撮影に最適な照射方向を決定して、決定した照射方向となるように可動部120bを駆動させるオートバウンス動作を行う。ステップS807でストロボMPU201は、駆動制御部202に指示して、ステップS806で設定した目標角度となるように可動部120bを駆動させる。この詳細については図11を参照して説明する。
In the following steps S807 to S811, an optimum irradiation direction for bounce flash photography is determined, and an auto bounce operation is performed to drive the
図11は、本発明の実施形態に係る照明装置である外部ストロボ120の可動部120bの駆動制御を示すフローチャートである。ステップS1101でストロボMPU201は、駆動制御部202に指示して、不図示のモーターを制御し、可動部120bの駆動を開始させる。
FIG. 11 is a flowchart showing drive control of the
ステップS1102でストロボMPU201は、ストロボ角度検出部211に指示し、現在の可動部120bの水平駆動角度θAと垂直駆動角度θBを検出させる。そして、ストロボMPU201は、検出した水平駆動角度θAと目標角度θX、垂直駆動角度θBと目標角度θYとを比較して、両者が一致しているか否かを判定する。ストロボMPU201によって可動部120bの現在角度が目標角度と一致していると判定された場合はステップS1103に移行し、一致していないと判定された場合はステップS1102を繰り返す。
Strobe MPU201 In step S1102 instructs the
ステップS1103でストロボMPU201は、駆動制御部202に指示して、不図示のモーターを制御し、可動部120bの駆動を終了させる。
In step S1103, the
ステップS1104でストロボMPU201は、プリ発光を行うように発光部208に指示する。そして、ストロボMPU201は、ストロボ測光部210に指示してプリ発光時測光を実行させ、得られた測光値(プリ発光時測光値)に基づいて、発光部208の照射面209から天井までの距離を算出する。照射面209から天井までの距離は、例えば、所定の反射率の照射対象が所定の距離にある場合のプリ発光時測光値を仮定して、仮定したプリ発光時測光値と実際のプリ発光時測光値との差分から照射対象の実際の距離を算出する方法を用いればよい。このとき、ストロボ測光部210で受光する光束は、発光部208から照射され照射対象で反射された光束であるため、ストロボ測光部210で受光する光束の光路長と発光部208の照射面209から天井までの距離の2倍とは一致しない。しかしながら、ストロボ測光部210の受光センサと発光部208の照射面209との位置の差異が、バウンス発光撮影における照射方向の決定に与える影響は小さい。したがって、本実施形態では、ストロボ測光部210の受光センサと発光部208の照射面209との位置が略等しいものとして演算する。
In step S1104, the
なお、ステップS1104は、天井方向および後述する正面方向へのプリ発光時の可動部120bの駆動制御でのみ実施する。すなわち、可動部120bの発光部208の最適な照射方向を決定する場合の可動部120bの駆動制御では、ステップS1104の処理は行わない。
Note that step S1104 is performed only by driving control of the
ステップS1105でストロボMPU201は、現在の可動部120bの駆動制御が可動部120bの発光部208の最適な照射方向を決定するための制御である場合に、カメラ100にオートバウンス終了通知を送信する。以上が本実施形態の可動部120bの駆動制御である。
In step S1105, the
図8に戻る。ステップS808でストロボMPU201は、照射方向演算部204に指示して、正面方向に向けた可動部120bの水平方向目標角度θX=0°、垂直方向目標角度θY=0°を設定する。なお、ステップS808で設定する目標角度は、カメラ100の撮影方向に位置する被写体までの測距を行えるような角度であれば、上述した角度にものに限定されるものではなく、どのような角度を設定してもよい。
Returning to FIG. In step S808, the
ステップS809でストロボMPU201は、駆動制御部202に指示して、ステップS808で設定した目標角度となるように可動部120bを駆動させる。可動部120bの駆動制御方法は前述したステップS807の駆動制御と略同一なので、説明は省略する。
In step S809, the
ステップS810でストロボMPU201は、照射方向演算部204に指示して、バウンス発光撮影に最適な照射方向となる目標角度を算出させる。照射方向演算部204は、本体部120aの姿勢に関する情報、発光部208の照射面209から天井までの距離に関する情報と発光部208の照射面209から被写体までの距離に関する情報とに基づいて、バウンス発光撮影に最適な照射方向を算出する。照射方向の決定方法としては、例えば、発光部208の照射面209から天井までの距離をd、照射面209から被写体までの距離をD、最適な照射方向となる本体部120aに対する可動部120bの目標角度をθとして、以下の式(1)にて決定する。
θ=tan−1(2d/D) (1)
In step S810, the
θ = tan −1 (2d / D) (1)
なお、上記の式(1)で求められる目標角度は、本体部120aが傾いていない(正位置にある)場合の角度であるので、本体部120aが傾いている場合は、その傾き角度に応じて最適な照射方向となる目標角度を設定する。
In addition, since the target angle calculated | required by said Formula (1) is an angle when the main-
また、図12(a)に図示するように、被写体が人物である場合は、発光部208から照射され被写体に入射する光の入射角度αに応じて、人物に影が出てしまう場合がある。そこで、本実施形態では、図12(b)に図示するように、式(1)で得られる目標角度θを、以下の式(2)に示すように任意の補正角度βで補正する。
θ=tan−1(2h/d)+β (2)
Further, as illustrated in FIG. 12A, when the subject is a person, a shadow may appear on the person according to the incident angle α of the light emitted from the
θ = tan −1 (2h / d) + β (2)
なお、補正角度βは距離に応じた値を予めストロボMPU201の内蔵メモリに記録しておき、先に算出した発光部208の照射面209から被写体までの距離に応じて設定する。この構成によって、被写体に影が出てしまうことを抑制することができる。なお、図12は、本発明の実施形態に係る照明装置である外部ストロボ120の最適な照明方向について例示的に説明する図である。
As the correction angle β, a value corresponding to the distance is recorded in advance in the built-in memory of the
図8に戻り、ステップS811でストロボMPU201は、駆動制御部202に指示して、ステップS810で決定した目標角度となるように可動部120bを駆動させる。可動部120bの駆動制御方法は前述したステップS807の駆動制御と略同一なので、説明は省略する。なお、前述したように、ステップS811の駆動制御においては、ストロボMPU201がカメラ100にオートバウンス終了通知を送信する。
Returning to FIG. 8, in step S811, the
ステップS812でストロボMPU201は、カメラ100からの発光動作の実行指示を受信したか否かを判定する。具体的には、ストロボMPU201は、前述のステップS708にて発光制御部118から送信される(プリ発光または本発光の)発光動作の実行指示を受信していれば、ステップS813へ移行し、受信していなければステップS812を繰り返す。
In step S812, the
ステップS813でストロボMPU201は、発光部208に指示して、カメラ100から指示された発光パターン及び発光量に基づいて、プリ発光または本発光を行わせる。そして、ステップS814でストロボMPU201は、カメラ100から指示された発光パターンが本発光であるか否かを判定し、当該判定の結果がプリ発光であった(本発光でなかった)場合、引き続き本発光を行うためにステップS812に戻る。一方、ストロボMPU201が、カメラ100から指示された発光パターンが本発光であった(プリ発光でなかった)場合、バウンス発光撮影を行うための外部ストロボ120側の各種処理を終了する。
In step S813, the
次に、キャッチライトシート212が使用位置に位置している状態であって、撮影対象の被写体に顔が含まれていない場合の外部ストロボ120側のバウンス発光撮影制御について図9を参照して説明する。図9は、本発明の実施形態に係る照明装置である外部ストロボ120のキャッチライトシート212が使用位置に位置している状態であって、撮影対象の被写体に顔が含まれない場合のバウンス発光撮影制御を示すフローチャートである。
Next, bounce flash shooting control on the
図9に図示するように、キャッチライトシート212が使用位置に位置している(キャッチライトシート212使用時)と判定された場合、ステップS815でストロボMPU201は、カメラ100側から顔検出処理の検出結果に関する情報を取得する。
As shown in FIG. 9, when it is determined that the
次に、ステップS816でストロボMPU201は、ステップS814で取得した顔検出処理の検出結果に関す情報に基づいて、撮影対象の被写体に顔が含まれているか否かを判定する。ステップS816において撮影対象の被写体に顔が含まれていないと判定された場合はステップS817に移行し、顔が含まれていると判定された場合は後述するステップS827に移行する。
Next, in step S816, the
ステップS817でストロボMPU201は、ステップS803で検出した可動部120bの水平駆動角度θAが、−90°〜+90°の範囲以内であるか否かを判定する。ステップS817で、可動部120bの水平駆動角度θAが、−90°〜+90°の範囲以内であると(−90°≦θA≦+90°)判定された場合はステップS818に移行する。
In step S817, the
ステップS818でストロボMPU201は、ステップS803で検出した可動部120bの水平駆動角度θAが、−90°より小さいか否かを判定する(−90°>θA)。
In step S818, the
ステップS818で、ステップS803で検出した可動部120bの水平駆動角度θAが−90°より小さくないと判定された場合、ステップS819へ移行する。この場合、先のステップS817の判定に基づいて、可動部120bの水平駆動角度θAが+90°より大きいと判定できる。したがって、ステップS819でストロボMPU201は、可動部120bの目標角度をθX=+90°、θY=+90°に設定する。
In step S818, if the horizontal drive angle theta A of the
また、ステップS818で、可動部120bの現在の水平駆動角度θAが−90°より小さいと判定された場合、ステップS820へ移行する。この場合、先のステップS817の判定に基づいて、可動部120bの水平駆動角度θAが−90°より小さいと判定できる。したがって、ステップS820でストロボMPU201は、可動部120bの目標角度をθX=−90°、θY=+90°に設定する。
Further, in step S818, if the current horizontal drive angle theta A of the
さらに、ステップS817で、可動部120bの現在の水平駆動角度θAが−90°〜+90°の範囲以内であると判定された場合、ステップS821へ移行する。そして、ステップS821でストロボMPU201は、可動部120bの目標角度をθX=θA、θY=+90°に設定する。
Further, in step S817, if the current horizontal drive angle theta A of the
以上説明したように、撮影対象の被写体に顔が含まれない場合、ステップS803で検出した可動部120bの角度に拘わらず、可動部120bの水平方向の目標角度を−90°〜+90°の範囲以内(第2の範囲以内)に設定する。言い換えると、キャッチライトシート212が使用位置に位置している場合は、第1の方向における、設定可能な水平方向目標角度θXの範囲を、可動部120bが基準位置にある状態の角度と直交する角度の範囲内に設定する。
As described above, when the subject to be imaged does not include a face, the horizontal target angle of the
この構成によって、バウンス発光撮影制御中に、操作部117への操作によりSW2がONされたことに応じて被写体を撮像する場合であっても、キャッチライトシート212によって、発光部208からの照射光が遮られることを防止することができる。したがって、バウンス発光撮影制御中に、操作部117への操作によりSW2がONされたことに応じて被写体を撮像する場合であっても、被写体に影が映り込むことを抑制することができる。
With this configuration, even when the subject is imaged in response to the SW2 being turned on by operating the
なお、本実施形態では、撮影対象の被写体に顔が含まれない場合の可動部120bの水平方向の目標角度θXの設定可能な範囲(第2の範囲)を−90°〜+90°としたが、これに限定されるものではない。可動部120bの水平方向の目標角度θXの設定可能な範囲は、−90°〜+90°とは異なる範囲であってもよい。さらに、ストロボMPU201が、撮影画角や被写体までの距離などに応じて、可動部120bの水平方向の目標角度θXの設定可能な範囲を自由に設定できる構成であってもよい。
In the present embodiment, the settable range of the horizontal direction of the target angle theta X of the
また、ステップS819〜S821の処理においても、前述したステップS806の処理と同様に、本体部120aの傾きが検出された場合は、検出した傾き角度を加味して、可動部120bの目標角度を補正(設定)する。
Also, in the processes of steps S819 to S821, similarly to the process of step S806 described above, when the inclination of the
ステップS822〜S824の処理は前述したステップS807〜S809の処理と同様なので説明は省略する。ステップS825でストロボMPU201は、照射方向演算部204に指示して、バウンス発光撮影に最適な照射方向となる目標角度を算出させる。なお、バウンス発光撮影に最適な照射方向となる目標角度は、前述したステップS810と同様に式(1)又は式(2)に基づいて算出する。
Since the processing of steps S822 to S824 is the same as the processing of steps S807 to S809 described above, description thereof is omitted. In step S825, the
ここで、前述したステップS810とは異なり、ステップS825でストロボMPU201は、可動部120bの水平方向(第1の方向)の目標角度の設定可能な範囲を、−90°≦θX≦+90°(第2の範囲)に設定する。すなわち、算出した可動部120bのバウンス発光撮影に最適な照射方向となる目標角度は、少なくとも、上述した設定可能な範囲を超えないように設定される。この構成によって、キャッチライトシート212の使用時に(使用位置に位置している状態で)、発光部208から照射された照射光がキャッチライトシート212に遮られることを防止することができる。したがって、撮影対象の被写体にキャッチライトシート212の影が写り込んでしまうことを抑制することができる。
Here, unlike step S810 described above, in step S825, the
ステップS826でストロボMPU201は、駆動制御部202に指示して、ステップS825で決定した設定可能な範囲以内の目標角度となるように可動部120bを駆動させる。ステップS826のその他の動作は前述したステップS811と同様の処理を行うので説明は省略する。なお、ステップS826においても、前述したステップS811と同様にカメラ100側にオートバウンス終了通知が送信される。
In step S826, the
次に、キャッチライトシート212が使用位置に位置している状態であって、撮影対象の被写体に顔が含まれている場合の外部ストロボ120側のバウンス発光撮影制御について図10を参照して説明する。図10は、本発明の実施形態に係る照明装置である外部ストロボ120について、キャッチライトシート212が使用位置に位置している状態であって、撮影対象の被写体に顔が含まれる場合のバウンス発光撮影制御を示すフローチャートである。
Next, bounce flash shooting control on the
図10に図示するように、ステップS827でストロボMPU201は、ステップS803で検出した可動部120bの水平駆動角度θAが、−30°〜+30°の範囲以内であるか否かを判定する。ステップS827で、可動部120bの水平駆動角度θAが、−30°〜+30°の範囲以内であると(−30°≦θA≦+30°)判定された場合はステップS828に移行する。
As shown in FIG. 10, in step S827, the
次に、ステップS828でストロボMPU201は、ステップS803で検出した可動部120bの水平駆動角度θAが、−30°より小さいか否かを判定する(−30°>θA)。
Next, in step S828, the
ステップS828で、ステップS803で検出した可動部120bの水平駆動角度θAが−30°より小さくないと判定された場合、ステップS829へ移行する。この場合、先のステップS827の判定に基づいて、可動部120bの水平駆動角度θAが+30°より大きいと判定できる。したがって、ステップS829でストロボMPU201は、可動部120bの目標角度をθX=+30°、θY=+90°に設定する。
In step S828, if the horizontal drive angle theta A of the
また、ステップS828で、可動部120bの現在の水平駆動角度θAが−30°より小さいと判定された場合、ステップS830へ移行する。この場合、先のステップS827の判定に基づいて、可動部120bの水平駆動角度θAが−30°より小さいと判定できる。したがって、ステップS830でストロボMPU201は、可動部120bの目標角度をθX=−30°、θY=+90°に設定する。
Further, in step S828, if the current horizontal drive angle theta A of the
さらに、ステップS827で、可動部120bの現在の水平駆動角度θAが−30°〜+30°の範囲以内であると判定された場合、ステップS831へ移行する。そして、ステップS831でストロボMPU201は、可動部120bの目標角度をθX=θA、θY=+90°に設定する。
Further, in step S827, if the current horizontal drive angle theta A of the
以上説明したように、撮影対象の被写体に顔が含まれる場合はステップS803で検出した可動部120bの角度に拘わらず、可動部120bの水平方向の目標角度の設定可能な範囲を−30°〜+30°の範囲以内(第1の範囲以内)に設定する。この構成によって、バウンス発光撮影制御中に、操作部117への操作によりSW2がONされたことに応じて被写体を撮像する場合であっても、キャッチライトシート212によって、発光部208からの照射光が遮らなれることを抑制できる。さらに、バウンス発光撮影制御中に、操作部117への操作によりSW2がONされたことに応じて被写体を撮像する場合であっても、反射面213からの反射光を検出された顔に向けて照明させることができる。したがって、バウンス発光撮影制御中に、操作部117への操作によりSW2がONされたことに応じて被写体を撮像する場合であっても、キャッチライト効果を奏しつつ、被写体に影が写り込むことを抑制することができる。
As described above, when the subject to be photographed includes a face, regardless of the angle of the
なお、本実施形態では、撮影対象の被写体に顔が含まれる場合の可動部120bの水平方向(第1の方向)の目標角度θXの設定可能な範囲(第1の範囲)を−30°〜+30°としたが、これに限定されるものではない。可動部120bの水平方向(第1の方向)の目標角度θXの設定可能な範囲は、−30°〜+30°とは異なる範囲であってもよい。さらに、ストロボMPU201が、撮影画角や被写体までの距離などに応じて、可動部120bの水平方向の目標角度θXの設定可能な範囲を自由に設定できる構成であってもよい。本実施形態では、少なくとも、第1の範囲<第2の範囲であればよい。
In the present embodiment, -30 ° horizontal
また、ステップS829〜S831の処理においても、前述したステップS806の処理と同様に、本体部120aの傾きが検出された場合は、検出した傾き角度を加味して、可動部120bの目標角度を設定する。
Also, in the processes of steps S829 to S831, similarly to the process of step S806 described above, when the inclination of the
ステップS832〜S834の処理は前述したステップS807〜S809の処理と同様なので説明は省略する。ステップS835でストロボMPU201は、照射方向演算部204に指示して、バウンス発光撮影に最適な照射方向となる目標角度を算出させる。なお、バウンス発光撮影に最適な照射方向となる目標角度は、前述したステップS810と同様に式(1)又は式(2)に基づいて算出する。
Since the processing in steps S832 to S834 is the same as the processing in steps S807 to S809 described above, description thereof will be omitted. In step S835, the
ここで、前述したステップS810とは異なり、ステップS835でストロボMPU201は、可動部120bの設定可能な目標角度の範囲を、−30°≦θX≦+30°、0°≦θY≦+120°に設定する。すなわち、算出した可動部120bのバウンス発光撮影に最適な照射方向となる目標角度は、少なくとも、上述した設定可能な範囲を超えないように設定される。この構成によって、キャッチライトシート212の使用時に、発光部208から照射された照射光がキャッチライトシート212に遮られることを抑制することができる。また、キャッチライトシート212の反射面213で反射させた反射光を被写体に向けて照明させることができる。したがって、キャッチライト効果を奏しつつ、撮影対象の被写体にキャッチライトシート212の影が写り込んでしまうことを抑制することができる。
Here, unlike step S810 described above, in step S835, the
なお、キャッチライトシート212によるキャッチライト効果をより正確に奏するために、上述した可動部120bの垂直方向の目標角度の設定可能な範囲をより狭くするような構成であってもよい。具体的には、発光部208から照射された光が反射面213に反射して被写体を照明することができるような角度として、可動部120bの垂直方向の目標角度の設定可能範囲を、+60°≦θY≦+120°などに設定する。この構成であれば、発光部208を発光させた際に、キャッチライトシート212の反射面213で反射させた反射光が、人物の顔以外を照明することを抑制することができる。
In addition, in order to show the catchlight effect by the
また、キャッチライトシート212によるキャッチライト効果をさらに正確に奏するために、設定された水平方向(第1の方向)の目標角度に基づいて、垂直方向(第2の方向)の目標角度を設定するような構成であってもよい。例えば、θX=0°の場合、ストロボMPU201は、設定可能なθYの範囲を0°〜120°に設定する。そして、θX=+30°の場合、ストロボMPU201は、設定可能なθYの範囲を0°〜90°に設定する。すなわち、可動部120bの水平方向の目標角度が基準位置に近く、キャッチライト効果を奏し易い角度であれば、設定可能な可動部120bの垂直方向の範囲を比較的大きい範囲に設定する。また、可動部120bの水平方向の目標角度が基準位置から離れており、キャッチライト効果を奏し難い角度であれば、設定可能な可動部120bの垂直方向の範囲を比較的小さい範囲に設定する。
Further, in order to achieve the catchlight effect by the
ステップS836でストロボMPU201は、駆動制御部202に指示して、ステップS835で決定した設定可能な範囲以内の目標角度となるように可動部120bを駆動させる。ステップS836のその他の動作は前述したステップS811と同様の処理を行うので説明は省略する。なお、ステップS836においても、前述したステップS811と同様にカメラ100側にオートバウンス終了通知が送信される。以上が、本実施形態に係る外部ストロボ120側のバウンス発光撮影制御である。
In step S836, the
以上説明したように、本実施形態では、キャッチライトシート212が使用位置に位置している状態で外部ストロボ120の可動部120bを駆動させる場合に、被写体に顔が含まれているか否かに応じて可動部120bの駆動を制御するような構成である。具体的には、キャッチライトシート212が使用位置に位置している状態で、撮影対象の被写体に顔が含まれている場合と含まれていない場合とで、可動部120bの目標角度として設定可能な範囲を変更する。そして、当該目標角度に基づいて可動部120bの駆動を制御する。
As described above, in the present embodiment, when the
この構成によって、キャッチライトシート212が使用位置に位置している状態であって被写体に顔が含まれている場合、および被写体に顔が含まれていない場合の双方で、それぞれで最適な位置に可動部120bを駆動させることができる。したがって、本実施形態の外部ストロボ120および外部ストロボを含む撮像システムでは、キャッチライトシート212の状態に応じて外部ストロボ120の動作を制御することができる。
With this configuration, when the
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲以内で種々の変形及び変更が可能である。 As mentioned above, although preferable embodiment of this invention was described, this invention is not limited to these embodiment, A various deformation | transformation and change are possible within the range of the summary.
前述した実施形態では、可動部120bの駆動制御として、外部ストロボ120のストロボ姿勢検出部203およびストロボ測光部210で取得した情報に基づいて可動部120bの照射方向を決定するような構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、カメラ100の測光部112、レンズ制御部114、姿勢検出部116などで取得した情報に基づいて、可動部120bの照射方向を決定するような構成であってもよい。具体的には、姿勢検出部116によって検出されたカメラ100の姿勢に基づいて、可動部120bの目標角度を補正するような構成であってもよい。この場合、カメラ100が横位置にあるのか縦位置にあるのかを検出し、ストロボMPU201が当該検出結果に基づいて可動部120bの目標角度を設定する。
In the above-described embodiment, the drive control of the
また、前述した実施形態では、操作部117のレリーズボタンの第1ストロークでSW1がオンされたことに応じてオートバウンス発光撮影に係る処理を開始するような構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、外部ストロボ120のストロボ操作部205に設けられたオートバウンスボタンの押圧に応じて、オートバウンス発光撮影に係る処理を開始するような構成であってもよい。
In the above-described embodiment, the process related to the auto bounce flash photographing is started in response to the SW1 being turned on by the first stroke of the release button of the
また、前述した実施形態では、照射光の照射方向を自動的に変更することができる照明装置として外部ストロボ120を採用した場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、カメラ100に設けられた内蔵ストロボ119が、照射光の照射方向を自動的に変更することができるような構成であってもよい。この場合、上述した外部ストロボ120に関わる各種の制御は、カメラ100のカメラMPU101などによって実行される構成であればよい。
In the above-described embodiment, the case where the
また、前述したステップS806、S819〜S821、S829〜S831でストロボMPU201は、可動部120bの垂直方向の目標角度を+90°に設定するような構成について説明したが、これに限定されるものではない。上述した各ステップで設定する可動部120bの垂直方向の目標角度は、発光部208をプリ発光させて、バウンス発光撮影のバウンスの対象となる対象物までの距離情報を正確に取得できるような角度であればどのようなものを採用してもよい。
Moreover, although the
さらに、前述した実施形態では、外部ストロボ120側のバウンス発光撮影処理では、天井方向への可動部120bの駆動制御の後に、正面方向への可動部120bの駆動制御を行うような構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、正面方向への可動部120bの駆動制御を行った後に、天井方向への可動部120bの駆動制御を行うような構成であってもよい。すなわち、バウンス発光撮影に最適な照射方向を設定する1つの連続した処理の中における距離情報を取得するためのプリ発光の順序としては、正面方向へのプリ発光をおこなった後に天井方向へのプリ発光をおこなうような構成であってもよい。
Further, in the above-described embodiment, the bounce flash photographing process on the
この構成であれば正面方向への可動部120bの駆動制御によって、可動部120bの駆動角度がθA=0°、θB=0°に制御された状態で、天井方向への可動部120bの駆動制御を開始することができる。この場合、天井方向への可動部120bの駆動制御中に、キャッチライトシート212が発光部208よりも被写体側に位置することがない。したがって、天井方向への可動部120bの駆動制御において可動部120bの目標角度を制御することなく、キャッチライトシート212によって発光部208から照射される照射光が遮られることを抑制することができる。
With this configuration, the drive angle of the
なお、前述した実施形態では、外部ストロボ120の可動部120bの駆動可能な角度の範囲を水平方向に−180°〜+180°(すなわち360°)、垂直方向に0°〜+120°としている。しかしながら、可動部120bの垂直方向の角度の駆動可能な範囲が0°〜+180°の外部ストロボを採用するような構成であってもよい。この場合、ステップS825で垂直方向の目標角度にも設定可能な所定の範囲を設けることが望ましい。例えば、上述したような駆動可能な範囲が設定されている外部ストロボを使用する場合は、ステップS825でストロボMPU201は、可動部120bの設定可能な目標角度の範囲を、−90°≦θX≦+90°、0°≦θY≦+120°に設定する。この構成であれば、発光部208からの照射光を、天井などのバウンス対象物に向けて正確に照射させることができる。
In the above-described embodiment, the range of the driveable angle of the
また、前述した実施形態では、キャッチライトシート212が使用位置に位置している状態の可動部120bの設定可能な水平方向の目標角度の範囲を、−90°〜+90°、または−30°〜+30°に設定する構成であったがこれに限定されるものではない。撮影対象に顔が含まれていない場合は、少なくとも、発光部208から照射された光がキャッチライトシート212に遮られないように可動部120bの水平方向の目標角度の範囲を設定すればよい。また、撮影対象に顔が含まれている場合は、少なくとも、発光部208から照射された光がキャッチライトシート212に遮られず、反射面213で反射した光が顔を照明出来るように可動部120bの水平方向の目標角度の範囲を設定すればよい。
In the embodiment described above, the range of the target angle in the horizontal direction that can be set for the
また、前述した実施形態では、キャッチライトシート212が使用位置に位置する状態で、天井方向の距離情報を取得する際の可動部120bの駆動制御において目標角度を制限するような構成であったが、これに限定されるものではない。天井方向に向けた可動部120bの駆動制御では、目標角度を制限しないような構成であってもよい。すなわち、バウンス発光撮影制御における、最適な照射方向に向けた可動部120bの駆動制御(ステップS811、S826、S836)においてのみ、可動部120bの目標角度を制限するような構成であってもよい。
In the above-described embodiment, the target angle is limited in the drive control of the
なお、前述した実施形態では、カメラMPU101を含むカメラ100の制御部と、ストロボMPU201を含む外部ストロボ120の制御部とが連携して動作することで、上述した各制御を実行するような構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、前述した図7〜図11のフローに従ったプログラムを予めカメラMPU101のメモリなどに格納しておき、当該プログラムをカメラMPU101やストロボMPU201などが実行することで、上述した各制御を実行するような構成であってもよい。また、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。また、プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記録媒体でもあってもよい。
In the above-described embodiment, the control unit of the
また、前述した実施形態では、本発明を実施する撮像システムの撮像装置の一例として、カメラ100について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、本発明を実施する撮像装置の撮像装置としては、デジタルビデオカメラやスマートフォンなどの可搬型デバイスなど、種々の撮像装置に適用することが可能である。
In the above-described embodiment, the
(その他の実施形態)
また本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
(Other embodiments)
In addition, the present invention supplies a program that realizes one or more functions of the above-described embodiment to a system or apparatus via a network or a storage medium, and one or more processors in a computer of the system or apparatus read the program. It can also be realized by executing processing. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
101 カメラMPU
116 姿勢検出部
120 外部ストロボ
120a 本体部
120b 可動部
201 ストロボMPU
202 駆動制御部
208 発光部
209 照射面
212 キャッチライトシート
213 反射面
101 Camera MPU
116
202
Claims (17)
前記可動部の内部から突出させることで前記発光部から照射された光によって照明される使用位置と、前記可動部の内部に収納させることで前記発光部から照射された光に照明されない非使用位置との間を移動することができる光学部材と、
前記光学部材が前記使用位置に位置している否かを検出する光学部材検出手段と、
顔を検出する顔検出手段と、
前記光学部材検出手段と前記顔検出手段の検出結果に応じて前記可動部の駆動を制御する駆動制御手段と、を有することを特徴とする撮像システム。 An imaging system including an illumination device that automatically changes a light irradiation direction by automatically driving a movable unit including a light emitting unit, and an imaging device,
A use position illuminated by light emitted from the light emitting part by protruding from the inside of the movable part, and a non-use position not illuminated by light emitted from the light emitting part by storing in the movable part. An optical member capable of moving between
Optical member detection means for detecting whether or not the optical member is located at the use position;
Face detection means for detecting a face;
An imaging system comprising: the optical member detection unit; and a drive control unit that controls the driving of the movable part in accordance with a detection result of the face detection unit.
前記駆動制御手段は、前記目標角度に基づいて前記可動部の駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。 A setting unit that sets a target angle, which is a target value of an angle for driving the movable part, according to detection results of the optical member detection unit and the face detection unit;
The imaging system according to claim 1, wherein the drive control unit controls driving of the movable unit based on the target angle.
前記照明装置は、前記可動部を回動可能に保持する本体部を有し、
前記可動部が前記発光部の前記照射面が前記本体部の正面部と同一の方向を向いている位置を基準位置とし、前記光学部材が前記使用位置に位置していて前記可動部が前記基準位置に位置している状態での前記光学部材の前記光学的な作用面と水平な方向を第1の方向とし、前記光学部材の前記光学的な作用面と垂直な方向を第2の方向とすると、
前記設定手段は、前記光学部材検出手段によって前記光学部材が前記使用位置に位置していると検出された場合に、前記目標角度のうちの前記第1の方向の角度を、前記基準位置における前記可動部の角度と直交する角度の範囲内に設定することを特徴とする請求項2に記載の撮像システム。 The optical member is provided with an optical working surface disposed away from the irradiation surface of the light emitting unit in a state of being located at the use position,
The lighting device has a main body that rotatably holds the movable part,
The position where the movable part is facing the same direction as the front part of the main body part is the reference position, the optical member is located at the use position, and the movable part is the reference part. A direction parallel to the optical working surface of the optical member in a state of being positioned is a first direction, and a direction perpendicular to the optical working surface of the optical member is a second direction. Then
When the optical member detection unit detects that the optical member is located at the use position, the setting unit calculates an angle in the first direction among the target angles at the reference position. The imaging system according to claim 2, wherein the imaging system is set within an angle range orthogonal to the angle of the movable part.
前記設定手段は、前記姿勢検出手段によって前記本体部の傾きが検出された場合に、当該本体部の傾きに基づいて前記目標角度を補正することを特徴とする請求項3乃至6の何れか一項に記載の撮像システム。 In a state where the illumination device is attached to the imaging device, the movable unit has posture detection means for detecting an inclination of the main body with respect to a state where the movable unit is located at the reference position.
The said setting means correct | amends the said target angle based on the inclination of the said main-body part, when the inclination of the said main-body part is detected by the said attitude | position detection means. The imaging system according to item.
前記可動部の内部から突出させることで前記発光部から照射された光によって照明される使用位置と、前記可動部の内部に収納させることで前記発光部から照射された光に照明されない非使用位置との間を移動することができる光学部材と、
前記光学部材が前記使用位置にあるか否かを検出する光学部材検出手段と、
前記光学部材検出手段の検出結果と撮影対象の被写体に顔が含まれているか否かに関する情報とに基づいて、前記可動部の駆動を制御する駆動制御手段と、を有することを特徴とする照明装置。 An illumination device that can be attached to an imaging device by automatically changing a light irradiation direction by automatically driving a movable portion including a light emitting unit,
A use position illuminated by light emitted from the light emitting part by protruding from the inside of the movable part, and a non-use position not illuminated by light emitted from the light emitting part by storing in the movable part. An optical member capable of moving between
Optical member detection means for detecting whether or not the optical member is in the use position;
Drive control means for controlling the drive of the movable part based on the detection result of the optical member detection means and information on whether or not the subject to be imaged includes a face. apparatus.
前記駆動制御手段は、前記目標角度に基づいて前記可動部の駆動を制御することを特徴とする請求項10に記載の照明装置。 A setting unit configured to set a target angle, which is a target value of an angle to be driven by the movable unit, based on a detection result of the optical member detection unit and information on whether or not a subject to be photographed includes a face. And
The lighting device according to claim 10, wherein the drive control unit controls driving of the movable portion based on the target angle.
前記照明装置は、前記可動部を回動可能に保持する本体部を有し、
前記可動部が前記発光部の前記照射面が前記本体部の正面部と同一の方向を向いている位置を基準位置とし、前記光学部材が前記使用位置に位置していて前記可動部が前記基準位置に位置している状態での前記光学部材の前記光学的な作用面と水平な方向を第1の方向とし、前記光学部材の前記光学的な作用面と垂直な方向を第2の方向とすると、
前記設定手段は、前記光学部材検出手段によって前記光学部材が前記使用位置に位置していると検出された場合に、前記目標角度のうちの前記第1の方向の角度を、前記基準位置における前記可動部の角度と直交する角度の範囲内に設定することを特徴とする請求項11に記載の照明装置。 The optical member is provided with an optical working surface disposed away from the irradiation surface of the light emitting unit in a state of being located at the use position,
The lighting device has a main body that rotatably holds the movable part,
The position where the movable part is facing the same direction as the front part of the main body part is the reference position, the optical member is located at the use position, and the movable part is the reference part. A direction parallel to the optical working surface of the optical member in a state of being positioned is a first direction, and a direction perpendicular to the optical working surface of the optical member is a second direction. Then
When the optical member detection unit detects that the optical member is located at the use position, the setting unit calculates an angle in the first direction among the target angles at the reference position. The illuminating device according to claim 11, wherein the illuminating device is set within an angle range orthogonal to the angle of the movable portion.
前記可動部の内部から突出させることで前記発光部から照射された光によって照明される使用位置と、前記可動部の内部に収納させることで前記発光部から照射された光に照明されない非使用位置との間を移動することができる光学部材と、
前記光学部材が前記使用位置にあるか否かを検出する光学部材検出工程と、
前記光学部材検出工程による検出結果と撮影対象の被写体に顔が含まれているか否かに関する情報とに基づいて、前記可動部の駆動を制御する駆動制御工程と、を有することを特徴とする照明装置の制御方法。 A method of controlling an illumination device that can be attached to an imaging device by changing the direction of light irradiation by automatically driving a movable portion including a light emitting unit,
A use position illuminated by light emitted from the light emitting part by protruding from the inside of the movable part, and a non-use position not illuminated by light emitted from the light emitting part by storing in the movable part. An optical member capable of moving between
An optical member detection step of detecting whether or not the optical member is in the use position;
A drive control step of controlling the drive of the movable part based on the detection result of the optical member detection step and information on whether or not the subject to be photographed includes a face. Control method of the device.
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018081123A (en) * | 2016-11-14 | 2018-05-24 | キヤノン株式会社 | Lighting device, control method therefor, and imaging system |
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2014
- 2014-11-11 JP JP2014229340A patent/JP2016090990A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018081123A (en) * | 2016-11-14 | 2018-05-24 | キヤノン株式会社 | Lighting device, control method therefor, and imaging system |
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