JP2016090849A - 画像再生方法、画像再生装置、及び画像再生プログラム - Google Patents

画像再生方法、画像再生装置、及び画像再生プログラム Download PDF

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【課題】 処理負荷を軽減して融通性のある処理を行う。【解決手段】 HMD12のジャイロセンサ121からの角速度信号に基づき、HMD12に変位があったか否かを判定する(ステップS13)。ステップS13において、HMD12に変位があったと判定されると、その量に基づき表示領域DAを移動させるのであるが、このとき、変位により新たに含まれた表示部分(図3の右下がり斜線部分)のみを含む各ブロックのみの画像情報をデコードする(ステップS14)。そして、新たなデコードにより得られた画像を球面のポリゴンに貼り付けて球面全方位画像の一部を構成してHMD12に出力する(ステップS15)。【選択図】 図2

Description

本発明は、画像再生方法、画像再生装置、及び画像再生プログラムに関し、特に、球面全方位カメラにより撮像された動画を再生する際の画像再生方法、画像再生装置、及び画像再生プログラムに関する。
最近では、仰角0度のパノラマ画像が撮像できる全方位カメラのみならず、鉛直方向、すなわち天空に向けたカメラを備え、仰角90度までを含めた画像、すなわち少なくとも半球面の範囲の画像(以下、「球面全方位画像」と称す)、を撮像することができる球面全方位カメラも普及し始めている。また、それらの全方位カメラは、動画としても撮像できる。
このような複数のカメラを備えた全方位カメラにより動画が撮像された場合、時系列に係る各フレームごとに、各カメラで得られた画像情報は、球面変換されたうえで合成されてフレーム単位では1つの球面全方位画像として構成され、更にそれらの球面全方位画像がフレームごとに平面にマッピングされ、例えばJPEG(Joint Photographic Expert Group)等の手法により圧縮符号化されて記憶部に記憶される。
静止画としての球面全方位画像や、それらをフレームとして時系列に並べることにより構成される動画像(以下、「球面全方位動画」と称す)の情報は、例えば、ジャイロセンサを備えたヘッドマウントディスプレイ(Head Mount Display)(以下、「HMD」と称す)に供給してやれば、それを装着したユーザは、頭の動き(向き)に応じて見る方向が変わる球面全方位画像又は動画を観賞することが可能となる。また、所定の処理により、立体視観賞も可能となる。
このように全方位カメラの記憶部に格納された動画情報は、必要に応じて、画像編集装置に導入され、不要なシーンのカットや各シーンの連結処理等の画像編集が施されたのち、所望のサーバ等に格納される。かかる画像編集装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2005−223416号公報
このようにサーバ等に格納された動画情報は、前述のようにジャイロセンサを備えたHMD装置に供給してやれば、それを装着したユーザは、頭の動き(向き)に応じて見る方向が変わる球面全方位動画を視聴することが可能となる。
しかしながら、このような球面全方位動画の視聴方法にはいくつかの課題がある。
第一に、各フレームごとに、球面全方位の一部を見ているだけにも拘らず、フレーム全体の画像情報をデコードするのでは、処理制御部に不必要な負担がかかり、効率が悪い。第二に、サーバ等に格納された球面全方位動画の情報をそのまま再生したのでは、不都合な場合がある。例えば、表示させたくないカメラマンが写っていたりする場合である。また、公序良俗に反する類の映像は、通常編集の段階で削除されるものであるが、特別に独自に特定の人又は物の表示を避けたいときがある場合等である。かかる場合、事前に表示範囲に制限をかけることが望ましい。なお、特許文献1には、編集段階で、時系列に並んだフレームごとに表示する範囲を効率的に指定できる技術が開示されているが、表示する範囲(対象)を予め任意に特定できるのは従来からであり、表示禁止範囲を設けることとは概念が異なる。
本発明は上述のような事情から為されたものであり、本発明の目的は、処理負荷を軽減して融通性のある処理を行うことができる画像再生方法、画像再生装置、及び画像再生プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の画像再生方法は、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、ジャイロセンサを有する画像再生装置により再生する際の画像再生方法であって、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化することを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像再生方法は、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、ジャイロセンサを有する画像生成装置により再生する際の画像再生方法であって、前記球面全方位動画に対して表示禁止領域を設定し、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の表示すべき領域が前記表示禁止領域に到達して侵入するような場合でも、前記表示禁止領域を表示することなく、表示する領域を前記表示禁止領域の境界に留めることを要旨とする。
ここで、例えば、前記画像再生装置は、ヘッドマウントディスプレイである。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像再生装置は、ジャイロセンサと、表示部と、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、前記表示部に表示するように制御を行う表示制御手段と、を備える画像再生装置であって、前記表示制御手段は、前記変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化するように制御を行うことを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像再生装置は、ジャイロセンサと、表示部と、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、前記表示部に表示するように制御を行う表示制御手段と、を備える画像再生装置であって、前記表示制御手段は、前記変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の表示すべき領域が、設定された表示禁止領域に到達して侵入するような場合でも、前記表示禁止領域を表示することなく、表示する領域を前記表示禁止領域の境界に留めるように制御を行うことを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像再生プログラムは、ジャイロセンサを有する画像再生装置に、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を再生するための画像再生プログラムであって、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化するように制御を行うことを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像再生プログラムは、ジャイロセンサを有する画像再生装置に、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を再生するための画像再生プログラムであって、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の表示すべき領域が、設定された表示禁止領域に到達して侵入するような場合でも、前記表示禁止領域を表示することなく、表示する領域を前記表示禁止領域の境界に留めるように制御を行うことを要旨とする。
本発明の画像再生方法、画像再生装置、及び画像再生プログラムによれば、処理負荷を軽減して融通性のある処理を行うことができる。
本発明の画像再生装置の一実施形態であるHMD装置のハードウェア構成ブロック図である。 動画再生プログラムにおけるデコード処理部分のアルゴリズムを示すフローチャートである。 図2のデコード処理を説明するための図である。 動画再生プログラムにおける表示範囲制限処理部分のアルゴリズムを示すフローチャートである。 図4の表示範囲制限処理を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の画像再生装置の一実施形態であるHMD装置のハードウェア構成ブロック図である。同図に示すHMD装置1は、再生制御装置11と、それに接続されたHMD12とで構成されている。なお、再生制御装置11とHMD12とを併せてHMDと称することもある。また、この実施形態においては、HMD12専用の再生制御装置としての再生制御装置11を構成としているが、再生制御装置の機能は、例えば汎用のパーソナルコンピュータによっても実現できる。
そのうち、再生制御装置11は、概して、CPU(Central Processing Unit)111、RAM(Random Access Memory)112、ROM(Read Only Memory)113、動画再生プログラム格納部114、動画情報格納部115を少なくとも備えている。ここで、動画再生プログラム格納部114及び動画情報格納部115は、フラッシュメモリやハードディスクである。一方、HMD12は、少なくともジャイロセンサ121及び表示部122を備えている。なお、動画情報格納部115には、各フレームについて、複数のブロック単位で符号化が行える符号化方式により動画が符号化されて格納されている。そのような符号化方式としては前述のJPEGがあるがそれには限られない。
上述のような構成のHMD装置1の一般的な動作としては、動画再生プログラム格納部114から動画再生プログラムが読み出されてRAM12に展開されつつ実行されると、HMD12のジャイロセンサ121からの角速度情報に基づき、動画情報格納部115から必要な動画情報が読み出されてデコードされ、HMD12側に送られてその表示部122に表示される。
次に、本発明の特徴部分に係る処理構成について説明する。
図2は、上述した動画再生プログラムにおけるデコード処理部分のアルゴリズムを示すフローチャートである。また、図3は、そのデコード処理を説明するための図である。図2において、初期状態から説明すると、初期的な表示領域DAのみに係る、各ブロックの画像情報をデコードし(ステップS11)、球面のポリゴンに貼り付けて球面全方位画像の一部を構成してHDM12に出力する(ステップS12)。次に、HMD12のジャイロセンサ121からの角速度信号に基づき、HMD12に変位があったか否かを判定する(ステップS13)。ステップS13において、HMD12に変位があったと判定されると、その量に基づき表示領域DAを移動させるのであるが、このとき、変位により新たに含まれた表示部分(図3の右下がり斜線部分)のみを含む各ブロックのみの画像情報をデコードする(ステップS14)。そして、新たなデコードにより得られた画像を球面のポリゴンに貼り付けて球面全方位画像の一部を構成してHMD12に出力する(ステップS15)。
図2及び図3に基づく処理によれば、表示処理を担うハードウェア構成の負荷を軽減することができる。
次に、図4は、図1に示した動画再生プログラムにおける表示範囲制限処理部分のアルゴリズムを示すフローチャートである。また、図5は、その表示範囲制限処理を説明するための図である。図4において、初期的な表示領域DAに係る、各ブロックの画像情報をデコードし(ステップS21)、球面のポリゴンに貼り付けて球面全方位画像の一部を構成してHDM12に出力する(ステップS22)。次に、HMD12のジャイロセンサ121からの角速度信号に基づき、HMD12に変位があったか否かを判定する(ステップS23)。当該ステップにおいて、HMD12に変位があったと判定されると、次に、その信号量から、表示領域DAが、図5に示すように、表示禁止領域EAに到達するものであるか否かを判定する(ステップS24)。ステップS24において、表示禁止領域EAに到達するものではないと判定された場合(否定判定)には、角速度信号量に基づいて決定される表示領域DAのデコード済み画像情報を球面のポリゴンに貼り付けて球面全方位画像の一部を構成してHMD12に出力する(通常表示)(ステップS25)。一方、ステップS24において、表示禁止領域EAに到達するものではあると判定された場合(肯定判定)には、図5に示すように、表示領域DAを表示禁止領域EAに接するまで進めるものの、表示禁止領域EAには入り込まない、すなわち表示禁止領域EAを表示しないように、デコード済み画像情報を球面のポリゴンに貼り付けて球面全方位画像の一部を構成してHMD12に出力する(ステップS25)。このとき、実際、HMD12を頭に装着した操作者においては、実際の首振り動作に拘わらず、表示が一定位置で移動することなく止まるように見えることとなり、操作者にとっては違和感のあるものではあるが、その軽減を目的として表示禁止領域EAの端部に到達したら表示をいわゆるバウンド表示にするという工夫も有効である。
なお、表示禁止領域EAの特定は、任意のフレームに対して、例えば表示したくない人物を含む所定領域を特定し、各フレームに渡ってそれが追従するような従来の仕組み(例えば暈かし領域が人又は物の動きに追従する)を応用して採用すればよい。
図4及び図5に基づく処理によれば、各動画再生者の意向に応じて、個別に表示制限を行うことができる。
なお、上述の実施形態においては、説明の便宜上、デコード処理部分のアルゴリズムと表示範囲制限処理部分のアルゴリズムを別々に説明したが、実際には両者は組み合わさって処理が行われるということは当業者には自明であろう。
また、上述の実施形態においては、ジャイロセンサを備えたHMD装置で説明したが、ジャイロセンサを備えた他の映像出力機器でもよく、例えばスマートフォンのような携帯情報端末であってもよい。
以上のように、本発明の画像再生方法、画像再生装置、及び画像再生プログラムにおける一実施形態によれば、処理負荷を軽減して融通性のある処理を行うことができる。
本発明の画像再生方法、画像再生装置、及び画像再生プログラムは、例えば、ヘッドマウントディスプレイに応用できる。
1 HMD装置
11 再生制御装置
111 CPU
112 RAM
113 ROM
114 動画再生プログラム格納部
115 動画情報格納部
12 HMD
121 ジャイロセンサ
122 表示部
上記目的を達成するため、本発明の画像再生方法は、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、ジャイロセンサを有する画像再生装置により再生する際の画像再生方法であって、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、操作者が見ている方位の一部の変化を検出し、その結果、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化することを要旨とする。
ここで、例えば、前記画像再生装置は、ヘッドマウントディスプレイである。
更に特徴的には、前記変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化することにより得られた画像を球面のポリゴンに貼り付けて前記球面全方位動画の一部を構成して再生する
また、上記目的を達成するため、本発明の画像再生装置は、ジャイロセンサと、表示部と、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、前記表示部に表示するように制御を行う表示制御手段と、を備える画像再生装置であって、前記表示制御手段は、前記変位信号に基づいて、操作者が見ている方位の一部の変化を検出し、その結果、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化するように制御を行うことを要旨とする。
更に特徴的には、前記表示制御手段は、前記変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化することにより得られた画像を球面のポリゴンに貼り付けて前記球面全方位動画の一部を構成して表示制御する
また、上記目的を達成するため、本発明の画像再生プログラムは、ジャイロセンサを有する画像再生装置に、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を再生するための画像再生プログラムであって、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、操作者が見ている方位の一部の変化を検出し、その結果、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化するように制御を行うことを要旨とする。
更に特徴的には、前記変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化することにより得られた画像を球面のポリゴンに貼り付けて前記球面全方位動画の一部を構成して再生する
上記目的を達成するため、本発明の画像再生方法は、動画情報格納部に格納された、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、ジャイロセンサを有する画像再生装置により再生する際の画像再生方法であって、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、球面全方位のうち、操作者が見ている方位の変化を判定し、その結果、前記球面全方位における表示すべき領域の変があった場合に、前記変化の前後に共通の領域をその全部に含む符号化処理ブロックの各々については前記動画情報格納部から再度読み出して復号化することはせず、前記変化によって新たに加わった域のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを前記動画情報格納部から読み出して復号化し、その復号化処理により得られた画像情報を、前記変化の前後に共通の領域に係る、前記変化前における復号化処理により得られた画像情報に付加して再生することを要旨とする。
更に特徴的には、前記変化によって新たに加わった域のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを前記動画情報格納部から読み出して復号化することにより得られた画像を球面のポリゴンに貼り付けて前記球面全方位動画の一部を構成して再生する。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像再生装置は、ジャイロセンサと、表示部と、動画情報格納部と、その動画情報格納部に格納された、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、前記表示部に表示するように制御を行う表示制御手段と、を備える画像再生装置であって、前記表示制御手段は、前記変位信号に基づいて、球面全方位のうち、操作者が見ている方位の変化を判定し、その結果、前記球面全方位における表示すべき領域の変があった場合に、前記変化の前後に共通の領域をその全部に含む符号化処理ブロックの各々については前記動画情報格納部から再度読み出して復号化することはせず、前記変化によって新たに加わった域のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを前記動画情報格納部から読み出して復号化し、その復号化処理により得られた画像情報を、前記変化の前後に共通の領域に係る、前記変化前における復号化処理により得られた画像情報に付加して再生するように制御を行うことを要旨とする。
更に特徴的には、前記表示制御手段は、前記変化によって新たに加わった域のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを前記動画情報格納部から読み出して復号化することにより得られた画像を球面のポリゴンに貼り付けて前記球面全方位動画の一部を構成して表示制御する。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像再生プログラムは、動画情報格納部及びジャイロセンサを有する画像再生装置に、前記動画情報格納部に格納された、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を再生するための画像再生プログラムであって、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、球面全方位のうち、操作者が見ている方位の変化を判定し、その結果、前記球面全方位における表示すべき領域の変があった場合に、前記変化の前後に共通の領域をその全部に含む符号化処理ブロックの各々については前記動画情報格納部から再度読み出して復号化することはせず、前記変化によって新たに加わった域のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを前記動画情報格納部から読み出して復号化し、その復号化処理により得られた画像情報を、前記変化の前後に共通の領域に係る、前記変化前における復号化処理により得られた画像情報に付加して再生するように制御を行うことを要旨とする。
更に特徴的には、前記変化によって新たに加わった域のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを前記動画情報格納部から読み出して復号化することにより得られた画像を球面のポリゴンに貼り付けて前記球面全方位動画の一部を構成して再生する。

Claims (7)

  1. 球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、ジャイロセンサを有する画像再生装置により再生する際の画像再生方法であって、
    前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化することを特徴とする画像再生方法。
  2. 球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、ジャイロセンサを有する画像生成装置により再生する際の画像再生方法であって、
    前記球面全方位動画に対して表示禁止領域を設定し、
    前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の表示すべき領域が前記表示禁止領域に到達して侵入するような場合でも、前記表示禁止領域を表示することなく、表示する領域を前記表示禁止領域の境界に留めることを特徴とする画像再生方法。
  3. 前記画像再生装置は、ヘッドマウントディスプレイであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像再生方法。
  4. ジャイロセンサと、
    表示部と、
    球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、前記表示部に表示するように制御を行う表示制御手段と、
    を備える画像再生装置であって、
    前記表示制御手段は、前記変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化するように制御を行うことを特徴とする画像再生装置。
  5. ジャイロセンサと、
    表示部と、
    球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を、前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、前記表示部に表示するように制御を行う表示制御手段と、
    を備える画像再生装置であって、
    前記表示制御手段は、前記変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の表示すべき領域が、設定された表示禁止領域に到達して侵入するような場合でも、前記表示禁止領域を表示することなく、表示する領域を前記表示禁止領域の境界に留めるように制御を行うことを特徴とする画像再生方法。
  6. ジャイロセンサを有する画像再生装置に、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を再生するための画像再生プログラムであって、
    前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の新たに表示すべき領域部分のみを含む符号化処理ブロックの各々のみを復号化するように制御を行うことを特徴とする画像再生プログラム。
  7. ジャイロセンサを有する画像再生装置に、球面全方位カメラにより撮像された球面全方位動画を再生するための画像再生プログラムであって、
    前記ジャイロセンサからの変位信号に基づいて、球面全方位における表示すべき領域の変更があった場合に、変更後の表示すべき領域が、設定された表示禁止領域に到達して侵入するような場合でも、前記表示禁止領域を表示することなく、表示する領域を前記表示禁止領域の境界に留めるように制御を行うことを特徴とする画像再生プログラム。
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