JP2016080282A - Airtight ring and ventilator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は換気装置に取り付けられる気密リング及び、当該気密リングを用いた換気装置に関する。 The present invention relates to an airtight ring attached to a ventilator and a ventilator using the airtight ring.
従来、換気装置の換気通路を形成する筒部の外周に取り付けられる気密リングとして、例えば特許文献1のように、換気装置の筒部が挿入される開口と、開口の周縁に形成される基部と、基部より外方へ膨出する膨出部(特許文献1のリップが該当する)とを備え、膨出部は開口に対して偏心して形成されるものがあった(特許文献1のセッティングリングが該当する)。このような気密リングは、膨出部が開口に対して偏心しているので、開口からの膨出部の膨出量が大きいつば部と、つば部よりも膨出量が小さい舌部が形成されている。
Conventionally, as an airtight ring attached to the outer periphery of a cylinder part forming a ventilation passage of a ventilator, for example, as in
筒部を有する換気装置は、換気口に設けられたパイプに筒部が挿入されることで換気口に取り付けられる。換気装置の換気口への取り付けの際に気密リングは、筒部の外周面とパイプの内周面に圧接されるため、換気装置を換気口に取り付けた状態で保持し、換気装置の気密性能を向上させることができる。 A ventilation device having a cylinder part is attached to a ventilation opening by inserting the cylinder part into a pipe provided in the ventilation opening. The airtight ring is pressed against the outer peripheral surface of the tube and the inner peripheral surface of the pipe when the ventilator is attached to the vent. Therefore, the ventilator is attached to the vent and the airtight performance of the ventilator is maintained. Can be improved.
また、換気口に設けられるパイプには、例えば、日本工業規格(以下JISと称する)のJISK6741に示すVP管とVU管のように、同じ呼び径であっても管の種類によって内径が異なる。特許文献1の気密リングは、換気口のパイプの内径に応じてつば部の変形量が変わるため、内径の異なる複数種類のパイプに対しても一定の保持力を有し、換気装置の気密性能を向上させることができる。
In addition, pipes provided at the ventilation port have different inner diameters depending on the type of the pipe even if they have the same nominal diameter, such as VP pipe and VU pipe shown in JIS K6741 of Japanese Industrial Standard (hereinafter referred to as JIS). Since the amount of deformation of the collar portion of the airtight ring of
しかしながら、特許文献1の気密リングは、つば部が室内側に傾いた状態に変形して換気装置を換気口に取り付けた状態で保持するため、つば部が変形する際につば部にしわが発生してしまう可能性がある。特に、内径の小さなパイプほどつば部の変形量が多く、さらに気密リングにしわが発生し易くなる。気密リングにしわが発生すると、換気装置の筒部の外周とパイプの内周面の間に隙間が形成され、しわが発生していない場合に比べて気密性能が悪化してしまう。
However, since the airtight ring of
本発明は、上記のような課題を解決するために為されたものであり、内径が異なる複数種類のパイプに対して換気装置を保持することができ、気密性能が高い気密リング及び当該気密リングを用いた換気装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and is capable of holding a ventilator with respect to a plurality of types of pipes having different inner diameters, and has a high airtight performance and the airtight ring. It aims at providing the ventilating device using.
本発明の気密リングは、換気装置の筒部が挿入される円形の開口が形成された弾性材料から成るリング状の基部と、開口の中心軸に並行な方向における基部の一方の端部側に基部の全周に渡って設けられ、中心軸に対して遠心方向に膨出する膨出部と、基部において中心軸に並行な方向における基部の一方の端部からの距離と他方の端部の距離が等しくなるような位置に設けられ、遠心方向における厚みが、遠心方向における厚みよりも薄い薄肉部と、を備えたことを特徴としている。 The hermetic ring of the present invention has a ring-shaped base portion made of an elastic material in which a circular opening into which a cylindrical portion of a ventilator is inserted is formed, and one end portion side of the base portion in a direction parallel to the central axis of the opening. A bulging portion that is provided over the entire circumference of the base portion and bulges in the centrifugal direction with respect to the central axis; and a distance from one end portion of the base portion in a direction parallel to the central axis at the base portion and the other end portion It is provided at a position where the distances are equal to each other, and has a thin wall portion whose thickness in the centrifugal direction is thinner than that in the centrifugal direction.
また、本発明の換気装置は、換気口を形成するパイプに挿入される筒部と、筒部が挿入される円形の開口が形成された弾性材料から成るリング状の基部と、開口の中心軸に並行な方向における基部の一方の端部側に基部の全周に渡って設けられ、中心軸に対して遠心方向に膨出する膨出部と、基部において中心軸に並行な方向における基部の一方の端部からの距離と他方の端部の距離が等しくなるような位置に設けられ、遠心方向における厚みが、前記膨出部の前記遠心方向における厚みよりも薄い薄肉部と、を有する気密リングと、を備えたことを特徴としている。 Further, the ventilator of the present invention includes a cylindrical portion inserted into a pipe forming a ventilation opening, a ring-shaped base portion formed of an elastic material in which a circular opening into which the cylindrical portion is inserted is formed, and a central axis of the opening A bulging portion that is provided on one end side of the base in a direction parallel to the base, and that bulges in the centrifugal direction with respect to the central axis, and a base in the direction parallel to the central axis in the base An air-tight portion provided at a position where the distance from one end portion is equal to the distance from the other end portion, and the thickness in the centrifugal direction is thinner than the thickness in the centrifugal direction of the bulging portion And a ring.
本発明の気密リング及び当該気密リングを用いた換気装置は、気密リングの薄肉部を屈曲し、基部の膨出部が設けられた外周面と、基部の他方の端部の外周面と、が当接することで、遠心方向における厚みが膨出部の厚みよりも厚い重合膨出部を前記基部の全周に渡って形成することができ、重合膨出部の形成の有無によって、気密リングの厚みを変更し気密リングの直径を変更することができるため、換気口を形成するパイプの内径によって気密リングの直径を変更することで、高い気密性能で内径が異なる複数種類に対して換気装置を保持することができる。 The hermetic ring of the present invention and the ventilator using the hermetic ring are formed by bending the thin part of the hermetic ring and the outer peripheral surface provided with the bulging portion of the base and the outer peripheral surface of the other end of the base. By abutting, it is possible to form a polymerized bulging portion whose thickness in the centrifugal direction is thicker than the thickness of the bulging portion over the entire circumference of the base portion. The diameter of the airtight ring can be changed by changing the thickness, so by changing the diameter of the airtight ring according to the inner diameter of the pipe that forms the ventilation port, the ventilator can be used for multiple types with high airtightness and different internal diameters. Can be held.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る気密リングの正面図である。図2は、実施の形態1に係る気密リングの図1のA−A断面を示す断面図である。気密リング1は、略中央に略円形の開口3が形成されたリング状の基部2から構成されている。開口3の直径R1は、後述する換気扇10の筒部11aの外径よりも短い。
1 is a front view of an airtight ring according to Embodiment 1. FIG. 2 is a cross-sectional view showing the AA cross section of FIG. 1 of the airtight ring according to the first embodiment. The
気密リング1の基部2は、外力がかかることによって弾性変形する弾性材料からなり、例えばエラストマー樹脂、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、シリコン系ゴムから形成されている。このため、気密リング1は容易に弾性変形させることができ、開口3の直径を筒部11aの外径よりも拡大させ、換気扇10に気密リング1を装着することができる。また、弾性変形の復元力によって、換気扇10に気密リング1を装着させた時に、気密リング1は筒部11aの外周面を押圧する。
The
図3は、実施の形態1に係る気密リングの図2の領域Bを示す拡大断面図である。基部2には、基部2から開口3の中心軸に対して遠心方向に膨出する2つの膨出部が基部2の全周に渡って形成されており、開口3の中心軸に対して並行な方向における一方の端部側の膨出部を第一の膨出部4と称し、他方の端部側の膨出部を第二の膨出部5と称する。また、第一の膨出部4と第二の膨出部5との間には基部2から開口3の中心軸に対して遠心方向に膨出されていない箇所が存在し、この箇所を薄肉部6と称する。なお、薄肉部6は、少なくとも、開口3の中心軸に対して並行な方向における一方の端部からの距離L1と他方の端部からの距離L2とが等距離になるような位置には設けられている。また、開口3の中心軸に対して平行な向きにおける第一の膨出部4の幅L3と第二の膨出部5の幅L4は、少なくとも第二の膨出部5の幅L4の長さが第一の膨出部4の幅の長さL3以上になるよう形成されている。
3 is an enlarged cross-sectional view showing a region B in FIG. 2 of the airtight ring according to the first embodiment. The
基部2の遠心側の面を外周面2aとし、求心側の面を内周面2bとする。基部2の外周面2aのうち、第一の膨出部4が形成されている箇所には第一の嵌合部7が形成されており、第二の膨出部5が形成されている箇所には第二の嵌合部8が形成されている。また、基部2の内周面2bは平らになっている。
The surface on the distal side of the
基部2の遠心方向の断面、つまり図1のA−A断面において、内周面2bから第一の嵌合部7の最も遠心側に位置する点である第一の嵌合部の遠心点7aまでの長さを第一の膨出部4の厚みt1、内周面2bから第二の嵌合部8の最も遠心側に位置する点である第二の嵌合部の遠心点8aまでの長さを第二の膨出部5の厚みt2、内周面2bから薄肉部6の外周面2aまでの長さを薄肉部6の厚みt3とすると、t1>t2>t3の条件を満たすように気密リング1は形成されている。
また、気密リング1の第一の膨出部4が形成された部分の外径R2は、図2に示すように、所定の位置の第一の嵌合部の遠心点7aと、当該所定の位置から開口3を挟んで反対側の位置の第一の嵌合部の遠心点7aと間の長さが該当する。つまり、気密リング1の第一の膨出部4が形成された部分の外径R2は、開口3の直径R1と、第一の膨出部4の厚みt1の二倍との和である。また、気密リング1の第二の膨出部5が形成された部分の外径R3は、所定の位置の第二の嵌合部の遠心点8aと、当該所定の位置から開口3を挟んで反対側の位置の第二の嵌合部の遠心点8aと間の長さが該当する。つまり、気密リング1の第二の膨出部5が形成された部分の外径R3は、開口3の直径R1と、第二の膨出部5の厚みt2の二倍との和である。
Further, as shown in FIG. 2, the outer diameter R2 of the portion where the first bulging
図4は、実施の形態1に係る気密リングの薄肉部を屈曲させた状態における断面図である。図5は、実施の形態1に係る気密リングの図4の領域Cを示す拡大断面図である。前述のように気密リング1は容易に弾性変形させることができ、薄肉部6は図3に示す矢印の方向へ屈曲させることが可能である。なお、図4は、気密リング1の薄肉部6を屈曲させた状態で、図1のA−A断面に相当する箇所の断面図である。
FIG. 4 is a cross-sectional view of the airtight ring according to
図4及び図5のように薄肉部6を屈曲させることで第一の嵌合部7と第二の嵌合部8が当接し、嵌合することで、第二の膨出部5の遠心側に第一の膨出部4が重なり、基部2には重合膨出部9が形成される。薄肉部6を屈曲させた際に、第一の膨出部4が第二の膨出部5よりも遠心側に位置しており、開口3の中心軸に対して平行な向きにおいて第一の膨出部4側の内周面2bが気密リング1の遠心側の面を構成しており、第二の膨出部5側の内周面2bが求心側の面を構成している。なお、第一の膨出部4と第二の膨出部5が重なり重合膨出部9を形成し、開口3の中心軸に対して平行な向きにおいて少なくとも第二の膨出部5の幅L4の長さが第一の膨出部4の幅L3の長さ以上になるよう第一の膨出部4と第二の膨出部5は形成されているため、開口3の中心軸に対して平行な向きにおける重合膨出部9の幅L5は、少なくとも第一の膨出部4の幅L4と略等しくなる。
As shown in FIGS. 4 and 5, the first
また、重合膨出部9が形成される位置において遠心側の面から求心側の面までの長さを重合膨出部9の厚みt4とすると、重合膨出部9は第一の膨出部4と第二の膨出部5が重なり合うことで形成されているため、重合膨出部9の厚みt4は第一の膨出部4の厚みt1及び第二の膨出部5の厚みt2よりも厚く、t4>t1>t2>t3の条件を満たしている。なお、重合膨出部9の厚みt4は、第一の膨出部4の厚みt1と、第二の膨出部5の厚みt2と、第一の嵌合部7及び第二の嵌合部8の形状によって決まる。
When the length from the centrifugal side surface to the centripetal side surface is the thickness t4 of the
さらに、薄肉部6が屈曲され重合膨出部9が形成されている場合の気密リング1の外径R4は、図4に示すように、所定の位置の遠心側の面と、当該所定の位置から開口3を挟んで反対側の遠心側の面と、の間の長さが該当する。つまり、重合膨出部9が形成されている場合の気密リング1の外径R4は、開口3の直径R1と、重合膨出部9の厚みt4の二倍との和である。
Further, the outer diameter R4 of the
次に気密リング1が取り付けられる換気装置の例として、換気扇10について説明する。図6は、実施の形態1に係る換気扇の背面図である。図7は、実施の形態1に係る気密リングが重合膨出部を形成せずに取り付けられた換気扇を換気口に装着した状態を示す図6のD−D断面に相当する断面図である。図8は、実施の形態1に係る気密リングが重合膨出部を形成して取り付けられた換気扇を換気口に装着した状態を示す図6のD−D断面に相当する断面図である。換気扇10は、気密リング1と、換気扇フレーム11と、ルーバー12と、モーター13と、ファン14とから構成されている。また、換気扇フレーム11は筒部11aとフランジ部11bが形成されている。なお、図7及び図8において、換気扇フレーム11に筒部11aが形成されている側を前方側、フランジ部11bが形成されている側を後方側と称する。
Next, the
筒部11aは、略円筒形状であり内部に空間が形成され、両底面は開口している。筒部11aの内径はモーター13の外径及びファン14の直径より大きい。また、前述のように筒部11aの外径は気密リング1の開口3の直径と略等しく、筒部11aの外周面と気密リング1の基部2の内周面2bが接するように、筒部11aに気密リング1は取り付けられている。
The
フランジ部11bは、筒部11aの一方の底面側の端部より筒部11の中心軸に対して遠心方向に突出しており、筒部11aの中心軸に対して垂直に形成されている。また、フランジ部11bには、一対の固定孔(図示省略)が設けられている。また、フランジ部11bの前方側にはルーバー12がフランジ部11bを覆うように取り付けられている。フランジ部11bとルーバー12は、例えばルーバー12側に爪が、フランジ部11b側に爪受け部がそれぞれ設けられているなど、フランジ部11bにルーバー12が固定できるようになっている。
The
モーター13は、モーター本体13aと、モーター本体13aから突出するモーターシャフト13bを有しており、モーターシャフト13bが前方側に突出するようにモーター本体13aは筒部11aの内部に固定保持されている。モーター本体13aには、図示していないが電気配線が接続されており、電気配線を通じて商用電源等の電源から電力の供給を受けて、モーターシャフト13bを回転させることができる。また、ファン14は、モーターシャフト13bに取り付けられており、モーターシャフト13bと共に回転する。回転したファン14は、換気扇10内部に、前方側から後方側へ流れる気流が生じさせる。
The
また、気密リング1が筒部11aに重合膨出部9を形成せずに取り付けられた場合には、前方側に第二の膨出部5が位置し、後方側に第一の膨出部4が位置するように気密リング1は筒部11aに取り付けられている。この状態から、気密リング1を重合膨出部9を形成する状態に変更する場合には、第一の膨出部4を後方側から前方側に移動させるように薄肉部6を屈曲させ、第一の嵌合部7と第二の嵌合部8を嵌合させて重合膨出部9を形成すればよい。この時、重合膨出部9よりも屈曲された薄肉部6は後方側に位置する。なお、気密リング1を重合膨出部9を形成する状態から、重合膨出部9を形成しない状態に変更する場合には、重合膨出部9を形成している第一の膨出部4を前方側から後方側に移動させるように屈曲した薄肉部6を伸長させればよい。
Further, when the
次に気密リング1が取り付けられた換気扇10を換気口20に装着する方法について説明する。換気口20は、建築物の壁面21にパイプ22が挿入されることによって形成されており、室内空間23と室外空間24を連通させている。また、壁面21のうち、換気扇10を換気口20に装着した際に固定孔と対応する箇所にはねじ孔(図示省略)が設けられている。
Next, a method for mounting the
パイプ22には、実施の形態1では同じ呼び径のVU管、VP管又はアルミフレキシブル管の何れか一つが用いられることを想定している。VU管と、VP管並びにアルミフレキシブル管と、は同じ呼び径の管を用いる場合でもその管の内径は異なる。例えば、呼び径100の管の場合では、VP管又はアルミフレキシブル管の場合では内径が約100mmであるのに対して、VU管の場合は約107mmである。このように同じ呼び径であってもパイプ22に使用する管の種類によって、パイプ22の内径は異なる。
In the first embodiment, it is assumed that any one of the VU pipe, the VP pipe, and the aluminum flexible pipe having the same nominal diameter is used for the
また、重合膨出部9が形成されていない場合における、気密リング1の第一の膨出部4が形成された部分の外径R2と、第二の膨出部5が形成された部分の外径R3と、重合膨出部9が形成されている場合の気密リング1の外径R4は、気密リング1を取り付けられた換気扇10が装着する換気口20に使用されると推測されるパイプ22の内径に応じて決まる。例えば、換気口20に使用されるパイプ22が、呼び径100のVP管、VU管又はアルミフレキシブル管の何れかが用いられる場合について説明する。この場合、気密リング1の第二の膨出部5が形成された部分の外径R3は、パイプ22がVP管又はアルミフレキシブル管の場合の内径100mmよりも短くなるように気密リング1は形成されている。また、第一の膨出部4が形成された部分の外径R2は、パイプ22がVP管又はアルミフレキシブル管の場合の内径100mmよりも長くなり、パイプ22がVU管の場合の内径107mmよりも短くなるように気密リング1は形成されている。さらに、重合膨出部9が形成されている場合の気密リング1の外径R4は、パイプ22がVU管の場合の内径107mmよりも長くなるように気密リング1は形成されている。
Further, when the
パイプ22にVP管又はアルミフレキシブル管を使用する場合において、気密リング1が取り付けられた換気扇10を換気口20に装着する方法について図7を用いて説明する。まず、気密リング1は、薄肉部6が屈曲されず、重合膨出部9が形成しない状態にされる。次に換気扇10は、筒部11aの後方側の部分を室内空間23側から換気口20に挿入され、室外空間24に向けて押し込まれる。さらに、筒部11aを換気口20に押し込むと、フランジ部11bの後方側の面が壁面21に当接する。フランジ部11bが壁面21に当接した状態で、固定孔にねじを挿入し、壁面21に設けられたねじ孔に固定孔を介してねじを螺合させることによって、換気扇10は換気口20に装着される。
In the case of using a VP pipe or an aluminum flexible pipe for the
第一の膨出部4が形成された部分の外径R2は、パイプ22に使用されているVP管又はアルミフレキシブル管の内径よりも長いため、筒部11aが換気口20に押し込まれる際に、第一の膨出部4は外径R2が縮むように開口3の中心軸に対して求心方向へ圧縮されて、弾性変形する。弾性変形した第一の膨出部4はパイプ22の内周面を押圧するため、気密リング1の第一の膨出部4はパイプ22の内周面と筒部11aの外周面に密着し、換気扇10は換気口20に対して保持されている。第一の膨出部4は、気密リング1の全周に渡って設けられているため、気密リング1はシールの役割を果たし、換気扇10の気密性能及び水密性能を向上させる効果を奏している。
Since the outer diameter R2 of the portion where the first bulging
気密リング1がパイプ22の内周面と筒部11aの外周面に密着し、ねじによって換気扇10が換気口20に装着された状態で、ファン14を回転させると、室内空間23の空気を室外空間24へ排気する気流が形成される。ファン14が回転している際に、気密リング1はファン14の回転から生じる振動を吸収し、室外空間24からパイプ22内部へ侵入した雨水等の水が室内空間23へ侵入することを防止することができる。
When the
パイプ22にVU管を使用する場合において、気密リング1が取り付けられた換気扇10を換気口20に装着する方法について図8を用いて説明する。まず、気密リング1は、薄肉部6が屈曲され、重合膨出部9が形成する状態にされる。以降は、VP管又はアルミフレキシブル管を使用する場合と同様の手順で、筒部11aは換気口20に挿入され、フランジ部11bが壁面21に当接し、壁面21に設けられたねじ孔に固定孔を介してねじを螺合させることによって、換気扇10は換気口20に装着される。
When using a VU pipe for the
重合膨出部9が形成されている場合の気密リング1の外径R4は、VU管の内径よりも長いため、筒部11aが換気口20に押し込まれる際に重合膨出部9は外径R4が縮むように開口3の中心軸に対して求心方向へ圧縮されて、弾性変形する。弾性変形した重合膨出部9はパイプ22の内周面を押圧するため、気密リング1の重合膨出部9はパイプ22の内周面と筒部11aの外周面に密着し、換気扇10は換気口20に対して保持されている。重合膨出部9は、気密リング1の全周に渡って設けられているため、気密リング1はシールの役割を果たし、換気扇10の気密性能または水密性能を向上させる効果を奏している。
Since the outer diameter R4 of the
パイプ22にVU管を使用する場合においても、気密リング1がパイプ22の内周面と筒部11aの外周面に密着し、ねじによって換気扇10が換気口20に装着された状態で、ファン14を回転させると、室内空間23の空気を室外空間24へ排気する気流が形成される。このため、同様に気密リング1はファン14の回転から生じる振動を吸収し、室外空間24からパイプ22内部へ侵入した雨水等の水が室内空間23へ侵入することを防止することができる。
Even when a VU pipe is used for the
また、換気扇10の筒部11aは、前方側から後方側へ向かう挿入方向で挿入されるため、重合膨出部9を形成している第一の膨出部4はパイプ22の内周面との間に後方側から前方側へ向かう方向に摩擦力が生じる。実施の形態1の重合膨出部9が形成する場合の気密リング1では、薄肉部6が重合膨出部9よりも換気扇10の後方側、つまり挿入方向の先端側に位置しており、重合膨出部9を形成する状態から重合膨出部9を形成しない状態に変更する場合には重合膨出部9を形成している第一の膨出部4を前方側から後方側に移動させるように薄肉部6を伸長させるため、摩擦力の向きと重合膨出部9を形成しない状態に変更する際に第一の膨出部4を移動させる向きが逆方向である。このため、換気扇10を換気口20に挿入する際に、摩擦力によって気密リング1が重合膨出部9を形成しない状態になってしまうことを防ぐことができる。
Moreover, since the
さらに、第一の嵌合部7と第二の嵌合部8が嵌合して重合膨出部9を形成するため、換気扇10を換気口20に挿入する際に重合膨出部9を形成する第一の膨出部4と第二の膨出部5とが位置ずれを起こしてしまうことを防止する。
Further, since the first
このように実施の形態1に係る気密リング1は、換気扇10がVP管又はアルミフレキシブル管を使用して形成された換気口20に取り付けられる場合は薄肉部6を伸長させて重合膨出部9を形成しない状態にし、換気扇10がVU管を使用して形成された換気口に取り付けられる場合は薄肉部6を屈曲させて重合膨出部9を形成する状態にすることによって、内径が異なる複数種類のパイプに対して換気装置を保持することができる。
As described above, when the
また、実施の形態1に係る気密リング1は、重合膨出部9を形成しない状態の直径R3は、重合膨出部9を形成した状態の直径R4よりも短い。このため、内径が重合膨出部9を形成しない場合の直径R3よりも小さいパイプ22が換気口20を形成する場合には、気密リング1を重合膨出部9を形成しない状態にするなど、換気口20を形成するパイプの種類によって気密リング1の直径を可変させることができ、特許文献1のような直径が一定の気密リングに比べて、換気口20を形成するパイプ22の内径が小さい場合でも、気密リング1の変形量を少なくすることができ、気密リング1の変形によるしわが生じ難く、しわによる気密性能の悪化を防ぐことができる。
Further, in the
また、実施の形態1に係る気密リング1は、開口3の中心軸に対して平行な向きにおける第一の膨出部4の幅L3と、重合膨出部9の幅L5は略等しい。このため、換気扇10がVP管又はアルミフレキシブル管を使用して形成された換気口20に取り付けられる場合と、VU管を使用して形成された換気口20に取り付けられる場合とでは、気密リング1がパイプ22の内周面を押圧する面積が略同じとなり、気密リング1は内径が異なる複数種類のパイプに対しても略同じの保持力で換気扇10を換気口に20に保持することが可能である。
In the
更に、実施の形態1に係る気密リング1は、重合膨出部9の厚みt4は、第一の膨出部4の厚みt1と第二の膨出部5の厚みt2と第一の嵌合部7及び第二の嵌合部8の形状によって決まるため、薄肉部6の厚みt3は重合膨出部9の厚みt4に関係しない。このため、薄肉部6の厚みt3を、換気口20を形成するパイプ22の内径に関わらず薄くすることができ、薄肉部6を屈曲し易く作業性の良い気密リング1を形成することができる。
Further, in the
なお、実施の形態1では、換気口20を形成するパイプ22として、VP管、VU管及びアルミフレキシブル管を挙げたが、これに限らず、例えば鋼管等の他のパイプを使用しても構わない。
In the first embodiment, the VP pipe, the VU pipe, and the aluminum flexible pipe are exemplified as the
また、実施の形態1では、換気装置10が装着されることが想定される換気口20を形成するパイプ22の内径の種類は2種類であったが、これに限らず、換気口20を形成するパイプ22の内径の種類は3種類以上であっても構わない。この場合において、気密リング1の第二の膨出部5が形成された部分の外径R3は最も内径の小さなパイプの内径よりも短くなり、第一の膨出部4が形成された部分の外径R2は最も内径の小さなパイプの内径よりも長く最も内径の大きなパイプの内径よりも短く、重合膨出部9が形成されている場合の気密リング1の外径R4は最も内径の大きなパイプの内径よりも長くなるように気密リング1は形成されていれば良い。
In the first embodiment, there are two types of inner diameters of the
また、実施の形態1の気密リング1の第一の膨出部4の厚みt1は第二の膨出部5の厚みt2と比べて厚くなるよう形成されているが、これに限らず、第二の膨出部5の厚みt2が第一の膨出部4の厚みt1と比べて厚くなるよう形成されている場合でも実施の形態1の気密リング1と同様の効果を有する。さらに、第一の膨出部4の厚みt1と第二の膨出部5の厚みt2が同じ場合であっても良い。この場合には、気密リング1の第一の膨出部4が形成された部分の外径R2と第二の膨出部5が形成された部分の外径R3は同じになり、重合膨出部9を形成しない状態で換気扇10を換気口20に取り付ける際に第一の膨出部4と第二の膨出部5とは外径R2及びR3が縮むように開口3の中心軸に対して求心方向へ圧縮されて、弾性変形する。また、薄肉部6を屈曲させることで第一の膨出部4と第二の膨出部5より重合膨出部9を形成することはでき、重合膨出部9の厚みt4は第一の膨出部4の厚みt1と第二の膨出部5の厚みt2よりも厚い。このため、第一の膨出部4の厚みt1と第二の膨出部5の厚みt2が同じ場合であっても内径が異なる複数種類のパイプに対して換気装置を保持することができ、膨出部が挿入方向と反対方向に倒れるように変形する気密リングに比べて、しわが生じ難く、しわによる気密性能の悪化を防ぐことができる効果を奏する。
Moreover, although the thickness t1 of the first bulging
また、実施の形態1の気密リング1は第一の嵌合部7と第二の嵌合部8を備えているが、これに限らず、第一の膨出部4が形成されている箇所の外周面2aと第二の膨出部5が形成されている箇所の外周面2aは平らであっても良い。
Moreover, although the
実施の形態2.
図9は、実施の形態2に係る気密リングの重合膨出部を形成しない状態の断面図である。図10は、実施の形態2に係る気密リングの図9の領域Eを示す拡大断面図である。図11は、実施の形態2に係る気密リングの重合膨出部を形成する状態の断面図である。図12は、実施の形態2に係る気密リングの図11の領域Fを示す拡大断面図である。実施の形態1の気密リング1では、第一の膨出部4と第二の膨出部5の2つの膨出部が形成されていたが、実施の形態2の気密リング1では、実施の形態1の第一の膨出部4に相当する膨出部30のみが形成されている場合について説明する。なお、図9、図10、図11及び図12は、それぞれ実施の形態1の図2、図3、図4及び図5に相当する。また、それ以外の気密リング1、換気扇10及び換気口20の構成については実施の形態1と同様なので説明を割愛する。
FIG. 9 is a cross-sectional view of a state in which a polymerization bulge portion of the airtight ring according to
実施の形態2の気密リング1の基部2には、基部2の全周に渡って基部2から開口3の中心軸に対して遠心方向に膨出する膨出部30が、開口3の中心軸に対して平行な向きにおける一方の端部に形成されている。また、他方の端部には膨出部は形成されておらず、基部2のうち、膨出部30が形成されていない他方の端部も薄肉部6に該当する。また、実施の形態2の場合でも、薄肉部6は、少なくとも、開口3の中心軸に対して並行な方向における一方の端部からの距離L1と他方の端部からの距離L2とが等距離になるような位置には設けられている。
The
また、基部2の外周面2aのうち、膨出部30が形成されている箇所に第一の嵌合部7が形成されており、他方の端部側の薄肉部6の一部には第二の嵌合部8が形成されている。
Moreover, the 1st
さらに、基部2の遠心方向の断面において、内周面2bから第一の嵌合部7の最も遠心側に位置する点である第一の嵌合部の遠心点7aまでの長さを膨出部30の厚みt11とし、最も遠心側に位置する点である第二の嵌合部の遠心点8aまでの長さを薄肉部6の厚みt12とすると、t11>t12の条件を満たすように気密リング1は形成されている。なお、薄肉部6のうち第二の嵌合部8が形成されていない箇所において、内周面2bから外周面2aまでの長さは薄肉部の厚みt12と同じ長さである。
Furthermore, in the cross section of the
また、気密リング1の膨出部30が形成された部分の外径R12は、所定の位置の第一の嵌合部の遠心点7aと、当該所定の位置から開口3を挟んで反対側の位置の第一の嵌合部の遠心点7aと間の長さが該当する。気密リング1の膨出部30が形成された部分の外径R12は、気密リング1が取り付けられる換気扇10の換気口20を形成するパイプ22のうち最も内径の小さなパイプの内径よりも長く最も内径の大きなパイプの内径よりも短い長さに、気密リング1は形成されている。さらに、気密リング1の薄肉部6の外径R13は、所定の位置の第二の嵌合部の遠心点8aと、当該所定の位置から開口3を挟んで反対側の位置の第二の嵌合部の遠心点8aと間の長さが該当する。気密リング1の薄肉部6の外径R13は、気密リング1が取り付けられる換気扇10の換気口20を形成するパイプ22のうち最も内径の小さなパイプの内径よりも短い長さに、気密リング1は形成されている。
Further, the outer diameter R12 of the portion where the bulging
図12のように、薄肉部6のうち第二の嵌合部8が形成されていない箇所を屈曲させることで、第一の嵌合部7と第二の嵌合部8は嵌合し、薄肉部6のうち第二の嵌合部8が形成された箇所の遠心側に膨出部30が重なり、第二の嵌合部8が形成されている薄肉部6と膨出部30とが重なりあい、基部2には重合膨出部31が形成される。
As shown in FIG. 12, the first
また、重合膨出部31が形成される位置において遠心側の面から求心側の面までの長さを重合膨出部31の厚みt14とすると、重合膨出部31は薄肉部6と膨出部30が重なり合って形成されているため、重合膨出部31の厚みt14は、t14>t11>t12の条件を満たすように気密リング1は形成されている。なお、重合膨出部31の厚みt14は、第一の膨出部4の厚みt11と、薄肉部6の厚みt12と、第一の嵌合部7及び第二の嵌合部8の形状によって決まる。
Further, when the length from the centrifugal side surface to the centripetal side surface is the thickness t14 of the
また、薄肉部6が屈曲され重合膨出部31が形成されている場合の気密リング1の外径R14は、所定の位置の遠心側の面と、当該所定の位置から開口3を挟んで反対側の遠心側の面と、の間の長さが該当する。重合膨出部31が形成されている場合の気密リング1の外径R14は、気密リング1が取り付けられる換気扇10の換気口20を形成するパイプ22のうち最も内径の大きなパイプの内径よりも長い長さに、気密リング1は形成されている。
Further, the outer diameter R14 of the
実施の形態2の気密リング1のように膨出部が1つしか形成されていない場合であっても、薄肉部6が屈曲されることで、膨出部30よりも厚みが長い重合膨出部31を形成することができる。このため、実施の形態1と同様に内径が異なる複数種類のパイプに対して換気装置を保持することができる。膨出部が挿入方向と反対方向に倒れるように変形する気密リングに比べて、しわが生じ難く、しわによる気密性能の悪化を防ぐことができる効果を奏する。
Even when only one bulging part is formed as in the
実施の形態3.
図13は、実施の形態3に係る屋外フードに気密リングを重合膨出部を形成せずに取り付けた状態を示す断面図である。実施の形態3では、換気装置に屋外フード40を用いた場合を示す。なお、気密リング1及び換気口20の構成については実施の形態1と同様なので説明を割愛する。
FIG. 13 is a cross-sectional view illustrating a state in which an airtight ring is attached to the outdoor hood according to
屋外フード40は、フード本体41と、フード本体41から突出する略円筒形状の部材であり内部に空間が形成され両底面が開口している筒部42とから構成されている。また、筒部42の外径は気密リング1の開口3の直径R1と略等しく、筒部の外周面と気密リング1の基部2の内周面2bが接するように、筒部42に気密リング1は取り付けられている。なお、筒部41の中心にフード本体41側を前方側、フード本体41とは逆側を後方側とする。また、フード本体41のうち筒部42の中心軸に対して垂直な部分には固定孔(図示省略)が設けられている。
The
換気口20のパイプ22にVP管又はアルミフレキシブル管のような内径の小さなパイプが使用されている場合に屋外フード40を換気口20に装着する場合は、気密リング1を薄肉部6が屈曲されず重合膨出部9を形成しない状態にし、筒部42の後方側の部分を室外空間24側から換気口20に挿入され、室内空間23に向けてフード本体41が壁面21に当接する状態まで押し込まれる。フード本体41が壁面21に当接すると固定孔を介して壁面21に設けられたねじ孔にねじを螺合させることによって屋外フード40は換気扇に装着される。
When a pipe having a small inner diameter such as a VP pipe or an aluminum flexible pipe is used for the
この場合の屋外フード40の筒部42に取り付けられた気密リング1は、実施の形態1の換気扇10を換気口20に装着する場合と同じく、第一の膨出部4は外径R2が縮むように開口3の中心軸に対して求心方向へ圧縮されて、弾性変形する。このため、実施の形態1の換気扇10を換気口20に装着する場合と同じく気密リング1はシールの役割を果たし、換気扇10の気密性能及び水密性能を向上させる効果を奏している。
In this case, the
換気口20のパイプ22にVU管のような内径の大きなパイプが使用されている場合に屋外フード40を換気口20に装着する場合についても、気密リング1は、薄肉部6が屈曲され、重合膨出部9が形成する状態にされる以外は、内径の小さなパイプが使用されている場合と同様である。
When a pipe having a large inner diameter such as a VU pipe is used as the
この場合の屋外フード40の筒部42に取り付けられた気密リング1は、実施の形態1の換気扇10を換気口20に装着する場合と同じく、重合膨出部9は外径R4が縮むように開口3の中心軸に対して求心方向へ圧縮されて、弾性変形する。このため、実施の形態1の換気扇10を換気口20に装着する場合と同じく気密リング1はシールの役割を果たし、換気扇10の気密性能及び水密性能を向上させる効果を奏している。
In this case, the
実施の形態3のように、本発明の気密リング1は換気扇10以外に限らず、筒部を有し、筒部を換気口20のパイプに挿入して装着する換気装置であれば、実施の形態1と同様に、内径が異なる複数種類のパイプに対して換気装置を保持する効果を奏する。また、気密リング1は、同様に膨出部が挿入方向と反対方向に倒れるように変形する気密リングに比べて、しわが生じ難く、しわによる気密性能の悪化を防ぐことができる効果も奏する。
As in the third embodiment, the
筒部を有し、筒部を換気口20のパイプに挿入して装着する換気装置は、換気扇10や屋外フード40の他に、換気扇10からモーター13とファン14を除き換気口20を介して室内空間23と室外空間24を連通させる給気口や、筒部の中心軸に対して並行に設けられた仕切り板で筒部の内部空間を2つに仕切り、片方の内部空間で室内空間23の空気を室外空間24に排気し、もう片方の空間で室外空間24の空気を室内空間23に給気する給排気同時換気扇や、給排気同時換気扇の内部に熱交換器を搭載し排気する室内空気と給気する室内空気との間で熱交換を行う熱交換換気扇が挙げられる。
The ventilator which has a cylinder part and inserts and installs a cylinder part in the pipe of the
1 気密リング、2 基部、2a 外周面、2b 内周面、3 開口、4 第一の膨出部、5 第二の膨出部、6 薄肉部、7 第一の嵌合部、7a 第一の嵌合部の遠心点、8 第二の嵌合部、8a 第二の嵌合部の遠心点、9 重合膨出部、10 換気扇、11 換気扇フレーム、11a 筒部、11b フランジ部、12 ルーバー、13 モーター、13a モーター本体、13b モーターシャフト、15 ファン、20 換気口、21 壁面、22 パイプ、23 室内空間、24 室外空間、30 膨出部、31 重合膨出部、40 屋外フード、41 フード本体、42 筒部
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記開口の中心軸に並行な方向における前記基部の一方の端部側に前記基部の全周に渡って設けられ、前記中心軸に対して遠心方向に膨出する膨出部と、
前記基部において前記中心軸に並行な方向における前記基部の前記一方の端部からの距離と他方の端部の距離が等しくなるような位置に設けられ、前記遠心方向における厚みが、前記遠心方向における厚みよりも薄い薄肉部と、を備えたことを特徴とする気密リング。 A ring-shaped base made of an elastic material in which a circular opening into which a cylindrical portion of the ventilation device is inserted is formed;
A bulging portion provided over the entire circumference of the base portion on one end side of the base portion in a direction parallel to the central axis of the opening, and bulging in a centrifugal direction with respect to the central axis;
The base is provided at a position where the distance from the one end of the base in the direction parallel to the central axis is equal to the distance from the other end, and the thickness in the centrifugal direction is the same in the centrifugal direction. An airtight ring characterized by comprising a thin-walled portion thinner than the thickness.
前記膨出部が設けられた外周面と当接する前記基部の前記他方の端部側の外周面には、前記第一の嵌合部と嵌合する形状の第二の嵌合部が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の気密リング。 A first fitting portion is formed on the outer peripheral surface of the base portion where the bulging portion is provided,
A second fitting portion having a shape to be fitted to the first fitting portion is formed on the outer circumferential surface on the other end side of the base portion that comes into contact with the outer circumferential surface provided with the bulging portion. The airtight ring according to claim 1 or 2, wherein the airtight ring is provided.
前記筒部が挿入される円形の開口が形成された弾性材料から成るリング状の基部と、前記開口の中心軸に並行な方向における前記基部の一方の端部側に前記基部の全周に渡って設けられ、前記中心軸に対して遠心方向に膨出する膨出部と、前記基部において前記中心軸に並行な方向における前記基部の前記一方の端部からの距離と他方の端部の距離が等しくなるような位置に設けられ、前記遠心方向における厚みが、前記膨出部の前記遠心方向における厚みよりも薄い薄肉部と、を有する気密リングと、
を備えたことを特徴とする換気装置。 A cylinder part inserted into a pipe forming a ventilation opening;
A ring-shaped base portion made of an elastic material in which a circular opening into which the cylindrical portion is inserted is formed, and one end portion side of the base portion in a direction parallel to the central axis of the opening over the entire circumference of the base portion. And a bulging portion that bulges in the centrifugal direction with respect to the central axis, and a distance from the one end of the base in the direction parallel to the central axis and a distance between the other end in the base Are provided at positions such that the thickness in the centrifugal direction is thinner than the thickness of the bulging portion in the centrifugal direction, and an airtight ring,
Ventilator characterized by comprising.
前記気密リングに、前記重合膨出部を形成すると、前記薄肉部は前記重合膨出部よりも前記筒部がパイプに挿入される際の挿入方向の先端側に位置することを特徴とする請求項6に記載の換気装置。 In the airtight ring, the thin wall portion is bent, and the outer peripheral surface of the base portion provided with the bulging portion and the outer peripheral surface of the other end portion of the base portion abut on each other in the centrifugal direction. Forming a polymerized bulging portion having a thickness greater than the thickness of the bulging portion over the entire circumference of the base portion,
When the polymerization bulge portion is formed in the hermetic ring, the thin-walled portion is positioned closer to the distal end side in the insertion direction when the cylindrical portion is inserted into the pipe than the polymerization bulge portion. Item 7. The ventilation device according to item 6.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014213359A JP2016080282A (en) | 2014-10-20 | 2014-10-20 | Airtight ring and ventilator |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014213359A JP2016080282A (en) | 2014-10-20 | 2014-10-20 | Airtight ring and ventilator |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=55958289
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102585836B1 (en) * | 2023-07-05 | 2023-10-13 | 주식회사 풍성인더스 | Solar power generation system integrated with the building equipped with condensation prevention function |
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2014
- 2014-10-20 JP JP2014213359A patent/JP2016080282A/en active Pending
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