JP2016079023A - 糸巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】糸貯留装置から糸を高速で引き出した場合であっても張力付与部が適切に張力を付与できる構成の糸巻取装置を提供する。
【解決手段】自動ワインダは、給糸ボビン支持部と、糸貯留装置と、巻取部と、を備える。糸貯留装置は、貯留ローラと、張力付与部64と、を備える。張力付与部64は、貯留ローラに回転可能に取り付けられ、長手方向の中央よりも回転軸側に重心が配置されるように重り73が取り付けられ、貯留ローラから引き出される糸に接触して糸に張力を付与する。重り73は、張力付与部64の重り73以外の部分よりも、密度及び重量のうち少なくとも何れかが大きい。
【選択図】図3

Description

本発明は、主として、糸貯留装置から解舒される糸に張力を付与する張力付与部を備える糸巻取装置に関する。
従来から、自動ワインダや紡績機等の糸巻取装置において、回転する貯留ローラの周囲に糸を巻き付ける糸貯留装置と、糸貯留装置から引き出される糸に張力を付与する張力付与部と、を備える構成が知られている。特許文献1は、この種の糸巻取装置を開示する。
特許文献1の糸貯留装置は、糸掛け体と、アーム部と、を備える。糸掛け体は、糸に接触して糸に張力を付与する。アーム部は、糸掛け体が固定されるとともに、フライヤー軸を介して糸貯留装置に取り付けられる。なお、アーム部の内部には弾性部材が配置されている。
特開2010−180023号公報
糸貯留装置から糸が引き出される速度(巻取速度)が速くなるに伴い、張力付与部に作用する慣性力が大きくなる。その結果、張力付与部が一定の力で糸の変動に追従できなくなるため、糸に接触できなくなるため、張力の変動量が大きくなる。また、張力付与部から一時的に糸が離れたり、綾落ちが発生したり、張力付与部から糸が完全に外れたりすることがある。
張力付与部に作用する慣性力を抑えるために張力付与部を軽量化した場合、糸に十分な力を掛けることができないため、糸に所望の張力を付与することが困難となる。
また、特許文献1では、張力付与部に作用する慣性力に関する事項、及び、張力付与部の重量バランスについては記載されていない。なお、特許文献1では回転軸の近くに弾性部材が配置されているが、弾性部材はゲル材料等であるため軽量な部材である。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、糸貯留装置から糸を高速で引き出した場合であっても張力付与部が適切に張力を付与できる構成の糸巻取装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の糸巻取装置が提供される。即ち、この糸巻取装置は、給糸部と、糸貯留装置と、パッケージ形成部と、を備える。前記給糸部は、糸を供給することができる。前記糸貯留装置は、前記給糸部から糸を巻き取って一時的に貯留する。前記パッケージ形成部は、前記糸貯留装置から糸を引き出して巻取ボビンに巻き取ることでパッケージを形成する。前記糸貯留装置は、貯留体と、張力付与部と、を備える。前記貯留体は、糸が巻き付けられることで糸を貯留する。前記張力付与部は、前記貯留体に回転可能に取り付けられ、長手方向の中央よりも回転軸側に重心が配置されるように重りが取り付けられ、前記貯留体から引き出される糸に接触して糸に張力を付与する。前記重りは、前記張力付与部の前記重り以外の部分よりも、密度及び重量のうち少なくとも何れかが大きい。
これにより、張力付与部の中央よりも回転軸側に重心が配置されるように重りが取り付けられるため、張力付与部が受ける慣性の影響を抑えることができる。従って、糸貯留装置から糸が高速で引き出される場合であっても、張力付与部が糸に適切な張力を付与することができる。
前記の糸巻取装置においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記張力付与部は、取付部と、糸接触部と、を備える。前記取付部は、前記貯留体に取り付けられる。前記糸接触部は、糸と接触して糸に張力を付与する。前記重りが前記取付部に取り付けられる。
これにより、回転軸に近い部分に重りが取り付けられるので、張力付与部が受ける慣性の影響を一層抑えることができる。
前記の糸巻取装置においては、前記張力付与部の回転軸方向で見たときに、当該張力付与部の回転軸と、前記重りの重心と、が重なるように配置されていることが好ましい。
これにより、張力付与部の回転軸の更に近傍に重りが配置されることとなるので、張力付与部が受ける慣性の影響を一層抑えることができる。
前記の糸巻取装置においては、前記重りが金属製であることが好ましい。
これにより、金属は一般的に密度が大きいので、重りの大きさを抑えることができる。
前記の糸巻取装置においては、前記取付部が樹脂製であり、前記糸接触部が炭素繊維製であることが好ましい。
これにより、重り以外の部材が比較的軽くなるため、張力付与部が受ける慣性の影響を一層抑えることができる。また、糸に接触する糸接触部は摩耗し易いため、炭素繊維製の糸接触部を用いることで、耐久性が向上し、更に剛性が上がることにより、高速回転に対応することもできる。
前記の糸巻取装置においては、前記重りは、前記張力付与部の回転軸方向で見たときに円形であることが好ましい。
これにより、回転軸方向で見たときに、重りの中心(重心)の周囲に均等に重さが分布するため、張力付与部が受ける慣性の影響を一層抑えることができる。
前記の糸巻取装置においては、前記張力付与部は、前記貯留体に対して着脱可能であることが好ましい。
これにより、張力付与部が摩耗した場合に交換を行うことができる。また、設定した巻取速度に応じて、重りの重量が異なる張力付与部を交換することができる。
本発明の第2の観点によれば、以下の構成の糸巻取装置が提供される。即ち、この糸巻取装置は、給糸部と、糸貯留装置と、パッケージ形成部と、を備える。前記給糸部は、糸を供給することができる。前記糸貯留装置は、前記給糸部から糸を巻き取って一時的に貯留する。前記パッケージ形成部は、前記糸貯留装置から糸を引き出して巻取ボビンに巻き取ることでパッケージを形成する。前記糸貯留装置は、貯留体と、張力付与部と、を備える。前記貯留体は、糸が巻き付けられることで糸を貯留する。前記張力付与部は、前記貯留体に回転可能に取り付けられ、前記貯留体から引き出される糸に接触して糸に張力を付与する。前記張力付与部は、少なくとも、前記貯留体に取り付けられる取付部と、糸と接触する糸接触部と、を備える。前記取付部は、前記糸接触部よりも、密度及び重量のうち少なくとも何れかが大きい。
これにより、張力付与部の回転軸側の重さが重くなるため、張力付与部が受ける慣性の影響を抑えることができる。従って、糸貯留装置から糸が高速で引き出される場合であっても、張力付与部が糸に適切な張力を付与することができる。
本発明の第3の観点によれば、以下の構成の糸巻取装置が提供される。即ち、この糸巻取装置は、給糸部と、糸貯留装置と、パッケージ形成部と、を備える。前記給糸部は、糸を供給することができる。前記糸貯留装置は、前記給糸部から糸を巻き取って一時的に貯留する。前記パッケージ形成部は、前記糸貯留装置から糸を引き出して巻取ボビンに巻き取ることでパッケージを形成する。前記糸貯留装置は、貯留体と、張力付与部と、を備える。前記貯留体は、糸が巻き付けられることで糸を貯留する。前記張力付与部は、前記貯留体に回転可能に取り付けられ、回転軸又はその近傍から一側に延びるように形成された長手状の部材であり、糸に接触して糸に張力を付与する糸接触部を有する。前記張力付与部を長手方向に4つの領域に等分割したときに、回転軸に最も近い領域に、前記張力付与部の重心が存在する。
これにより、張力付与部の回転軸側の重さが重くなるため、張力付与部が受ける慣性の影響を抑えることができる。従って、糸貯留装置から糸が高速で引き出される場合であっても、張力付与部が糸に適切な張力を付与することができる。
本発明の実施形態に係る自動ワインダが備えるワインダユニットの模式的な側面図。 貯留ローラ及び張力付与部の構成を示す概略断面図。 本実施形態及び比較例に係る張力付与部の形状を示す斜視図。 本実施形態と比較例で重心の位置と張力の変動量を比較する表。 糸速度が1200m/minにおいて本実施形態と比較例の張力変動を示すグラフ。 糸速度が600m/minにおいて本実施形態と比較例の張力変動を示すグラフ。
次に、本発明の実施形態について説明する。初めに、図1を参照して、自動ワインダ(糸巻取装置)の概要について説明する。自動ワインダは、多数のワインダユニット2を並べて配置した構成となっている。また、この自動ワインダは、ワインダユニット2を集中的に管理するための図略の機台管理装置と、圧縮空気源及び負圧源を備えた図略のブロアボックスと、を備えている。
図1に示すように、ワインダユニット2は、制御部50と、給糸ボビン支持部(給糸部)7と、巻取部(パッケージ形成部)8と、を主に備えている。このワインダユニット2は、給糸ボビン支持部7に支持された給糸ボビン21の糸(紡績糸)20を解舒して、パッケージ30に巻き返すように構成されている。なお、以下の説明では、糸20の走行方向で見たときの上流側及び下流側を単に「上流側」「下流側」等と称する。
制御部50は、図略のCPU、ROM、RAM等のハードウェアと、ROMに記憶された制御プログラム等のソフトウェアと、から構成されている。そして、これらのハードウェアとソフトウェアが協働することにより、ワインダユニット2の各部を制御する。また、各ワインダユニット2が備える制御部50は、上述の機台管理装置と通信可能である。これにより、自動ワインダが備える複数のワインダユニット2の動作を、機台管理装置において集中的に管理することが可能である。
給糸ボビン支持部7は、給糸ボビン21を略直立状態で保持する。また、この給糸ボビン支持部7は、空になった給糸ボビン21を排出可能である。また、ワインダユニット2の正面側には、マガジン式のボビン供給装置26が配置されている。このボビン供給装置26は、回転式のマガジンカン27を備えている。このマガジンカン27は予備の給糸ボビン21を複数保持することが可能である。ボビン供給装置26は、マガジンカン27を間欠的に回転駆動することにより、給糸ボビン支持部7に対して新しい給糸ボビン21を供給できる。
巻取部8は、巻取ボビン22を装着可能に構成されたクレードル23と、糸20をトラバースさせるとともに巻取ボビン22を駆動するための綾振ドラム24と、を備えている。
綾振ドラム24は巻取ボビン22に対向して配置されている。綾振ドラム24を図略のモータによって回転駆動することにより、巻取ボビン22及びパッケージ30が従動回転する。これにより、後述の糸貯留装置19の貯留ローラ(貯留体)61に貯留された糸20をパッケージ30に巻き取ることができる。
また、綾振ドラム24の外周面には図略の綾振溝が形成されており、この綾振溝によって糸20を所定の幅で綾振りすることができる。以上の構成により、糸20を綾振りしながら巻取ボビン22に巻き付けることで、所定形状のパッケージ30を形成することができる。
ワインダユニット2には、給糸ボビン支持部7と巻取部8との間の糸走行経路中に、給糸ボビン支持部7側から巻取部8側へ向かう順に、解舒補助装置10と、下糸吹上げ部11と、ゲート式テンサ12と、上糸捕捉部13と、糸継装置14と、ヤーントラップ15と、カッタ16と、糸監視装置17と、上糸引出し部18と、糸貯留装置19と、が配置されている。
解舒補助装置10は、給糸ボビン21から解舒される糸20が振り回されて給糸ボビン21の上部に形成されるバルーンに対し、可動部材10aを接触させる。これにより、バルーンの大きさを適切に制御して、糸20の解舒を補助する。
下糸吹上げ部11は、給糸ボビン支持部7と糸継装置14との間に配置されたエアサッカー装置であり、給糸ボビン21の交換時において、給糸ボビン21側の下糸を糸継装置14側に向かって送出する。
ゲート式テンサ12は、走行する糸20に所定のテンションを付与する。本実施形態のゲート式テンサ12は、固定の櫛歯に対して可動の櫛歯を配置するゲート式である。可動側の櫛歯は、櫛歯同士が噛合せ状態又は解放状態になるように、ロータリ式のソレノイドにより回動可能である。なお、ゲート式テンサ12のテンション付与装置に代えて、例えばディスク式のテンション付与装置を配置しても良い。
上糸捕捉部13は、糸継装置14と給糸ボビン支持部7との間に配置されている。この上糸捕捉部13は図略の負圧源に接続されており、糸継時に吸引空気流を発生させることができる。なお、糸継ぎ時にワインダユニット2の各部が行う処理については後述する。
ヤーントラップ15は、糸継装置14と糸貯留装置19との間に配置されている。このヤーントラップ15の先端は筒状の部材として形成されており、糸20の走行経路に接近して設けられている。ヤーントラップ15は、図略の負圧源に接続されており、先端に吸引空気流を発生させることで、走行する糸20に付着している風綿などのゴミを吸引除去することができる。
糸監視装置17は、糸20の糸太さを監視することにより、スラブ等の糸欠陥を検出するように構成されている。糸監視装置17は、糸欠陥を検出すると、当該糸欠陥の切断除去を指示する信号をカッタ16へ出力する。前記カッタ16は、信号に応じて直ちに糸20を切断するために糸監視装置17の近傍に配置されている。
糸継装置14は、糸監視装置17が糸欠陥を検出してカッタ16で糸20を切断する時、給糸ボビン21から解舒した糸20の糸が切れた時、又は給糸ボビン21を交換する時等において、分断状態となった給糸ボビン21側の下糸と、糸貯留装置19側の上糸とを糸継ぎする。糸継装置14としては、圧縮空気等の流体を用いるものや、機械式のものを使用することができる。
上糸引出し部18は、糸貯留装置19のすぐ上流に配置されたエアサッカー装置であり、圧縮空気により、糸貯留装置19側の上糸を糸案内パイプ36に向けて送り出すことができる。
糸継ぎを行う場合、初めに制御部50は、下糸吹上げ部11によって、給糸ボビン21側の糸20を上に向けて吹き上げる。吹き上げられた糸20は、ヤーントラップ15に吸引されて捕捉される。これにより、当該給糸ボビン21側の糸20を糸継装置14に案内することができる。
また、糸切れ又は糸切断等によって形成された糸端は貯留ローラ61に巻き取られている。そのため、制御部50は、上糸引出し部18に吸引流を発生させながら貯留ローラ61を所定量逆転させる。これにより、貯留ローラ61の表面に位置していた糸20の糸端が上糸引出し部18によって吸引して捕捉される。
上糸引出し部18は、吸引して捕捉した糸20を、糸案内パイプ36に向けて吹き飛ばす。糸20は糸案内パイプ36に沿って送られ、上糸捕捉部13に吸引されて捕捉される。糸案内パイプ36には、長手方向に沿って図略のスリットが形成されており、上糸捕捉部13が糸20の吸引を継続することで、当該スリットから糸20を取り出すことができる。これにより、糸貯留装置19側の糸20を糸継装置14に案内することができる。
糸継装置14に給糸ボビン21側の糸と糸貯留装置19側の糸が案内されたこの状態で、制御部50は糸継装置14を作動させて、これらの糸20を継ぐ。制御部50は、糸継ぎが完了すると、糸貯留装置19を巻取り時の方向に回転することにより、糸貯留装置19への糸20の巻き取りを再開する。
糸貯留装置19は、給糸ボビン21から解舒した糸20を一時的に貯留する。図2及び図3(a)に示すように、糸貯留装置19は、貯留ローラ61と、貯留ローラ駆動モータ62と、張力付与部64と、を備えている。
貯留ローラ61は、略円筒状の部材として形成されており、中心軸線を中心として回転することで給糸ボビン21から糸20を引き出して、その外周面に糸20を巻き付けて貯留する。貯留ローラ駆動モータ62は、貯留ローラ61を、その中心軸線を中心として回転駆動する。
ワインダユニット2は、糸貯留装置19に一定量の糸20を貯留しているので、何らかの理由で給糸ボビン21からの糸20の解舒が中断された場合(例えば糸継ぎを行う場合)であっても、糸貯留装置19に貯留された糸20を巻き取ることができる。これにより、糸20の糸貯留装置19からの糸20の引き出しが中断された場合であっても、パッケージ30への糸20の巻取りを継続することができる。
また、貯留ローラ61は、支持軸63を備える。支持軸63は、貯留ローラ61に対して相対回転可能に構成されている。支持軸63の端部(張力付与部64が位置する側の端部)には、断面が円形の取付凹部63aが形成されている。
張力付与部64は、支持軸63に取り付けられ、貯留ローラ61の回転軸を中心として、支持軸63と一体的に回転可能(即ち貯留ローラ61に対して相対回転可能)に構成されている。以下の説明では、貯留ローラ61及び張力付与部64の回転軸を単に「回転軸」と称することがある。糸20は、貯留ローラ61から引き出された後、張力付与部64に引っ掛けられ、下流側へ引き出される。図2及び図3(a)に示すように、張力付与部64は、取付部71と、糸接触部72と、重り73と、を備えている。
取付部71は、樹脂製であり、貯留ローラ61(支持軸63)に取り付けられる部材である。取付部71の一面には、円柱状に突出する取付凸部71aが形成されている。取付凸部71aを取付凹部63aに挿入して固定することで、張力付与部64が貯留ローラ61(支持軸63)に取り付けられる。なお、取付凸部71aは取付凹部63aに対して着脱可能に構成されている。このように、取付部71は回転軸と交差する位置に配置されている。
糸接触部72は、炭素繊維製であり、取付部71から貯留ローラ61の径方向(回転軸に垂直な方向)に延びる細長状の部材である。糸接触部72は、回転軸から遠い側の端部近傍において、貯留ローラ61から引き出される糸20に接触することで糸20に張力を付与する。
重り73は、金属製であり、取付部71のうち取付凸部71aの反対側の面に取り付けられている。重り73は略円板状であり、回転軸方向で見たときに、重り73の中心(即ち重り73の重心)と回転軸とが一致するように配置されている。換言すれば、重り73の重心は、張力付与部64の長手方向の中央よりも回転軸側に配置されている。
本実施形態では、重り73を構成する金属の密度は、取付部71を構成する樹脂の密度より大きく、糸接触部72を構成する炭素繊維の密度よりも大きい。また、重り73の重量は、取付部71の重量よりも大きく、糸接触部72の重量よりも大きい。また、重り73は回転軸の近傍に配置されている。
以上により、本実施形態の張力付与部64は、重量を回転軸の近傍に集中させることができる。具体的には、張力付与部64の長手方向に沿う全長(貯留ローラ61の径方向に沿う全長)を100としたときに、張力付与部64の重心は、基端側の端部(回転軸側の端部)から13.9離れた位置に存在している。換言すれば、張力付与部64を長手方向に4つの領域に等分割したときに、回転軸側の端の領域に、張力付与部64の重心が存在する。
一般的に、回転軸から遠い位置に重量が大きい物が配置されることで慣性力が大きくなる。そのため、回転軸の中心に近い位置に重量が大きいものを配置することで、慣性の影響が相対的に小さくなると考えられる。従って、張力付与部64の回転軸の近傍に重り73を配置することで、慣性の影響を抑えることができる。
ここで、自動ワインダでは、紡績機等と比較して糸20が巻き取られる速度が速いため、張力付与部64が高速で回転することとなり、慣性の影響が大きくなる。しかし、本実施形態の自動ワインダでは、上述のように慣性の影響を抑えることができるので、張力付与部64が糸20に適切な力で接触し続けることができる。従って、糸20に付与する張力の変動を抑えるとともに、張力付与部64から糸20が外れることを防止できる。
次に、図3から図6を参照して、本実施形態の効果を確かめるために行った実験について説明する。図3(a)から図3(c)には、今回の実験で用いた張力付与部が示されている。図3(a)は、上記で説明した本実施形態の張力付与部64である。
図3(b)に示す比較例1の張力付与部は、本実施形態の張力付与部64から重り73を除去した構成である。比較例1の張力付与部の重心は、基端側の端部(回転軸側の端部)から26.1離れた位置に存在している。従って、張力付与部を長手方向に4つの領域に等分割したときに、回転軸側の端から2番目の領域に、張力付与部の重心が存在する。
図3(c)に示す比較例2の張力付与部は、本実施形態の張力付与部64から重り73を除去するとともに、糸接触部72の反対側に棒状部材を形成した構成である。この棒状部材は、糸接触部の長手方向から少しズレた方向に突出するとともに、糸接触部と同程度の長さを有する部材である。この棒状部材が形成されることで、比較例2の張力付与部の重心は、比較例1より回転軸の近くに位置することになる。しかし、上述したように慣性力は回転軸から遠い位置に物が配置されることで大きくなるため、比較例2では比較例1よりも慣性の影響が大きくなると考えられる。つまり、回転軸から両側に突出する部材が配置されている場合、重心の位置を用いて慣性の影響を見積もることができない。以上を考慮して、比較例2では重心の位置の記載を省略している。
今回行った実験では、本実施形態、比較例1、及び比較例2の張力付与部を用いて糸の巻取りを行い、巻取り中における張力の変化を測定した。図4には、それぞれの張力付与部について、重量、重心位置(全長に対する、回転軸側の端部から重心までの距離)、張力変動量が示されている。張力変動量は、張力の変動を示す量であり、張力の変動が大きいほど張力変動量は大きな値を示す。
図4に示されているように、本実施形態の張力付与部64を用いることで、比較例1又は比較例2よりも、張力の変動を抑制できる(慣性の影響が抑制される)。また、上記で示したように、比較例2は、棒状部材の影響により、比較例1よりも張力の変動が大きいことが確認できる。従って、仮に棒状部材が糸接触部の長手方向と同じ方向に延びるように形成されていた場合であっても、棒状部材の長さが糸接触部の長さよりも短い場合であっても、本実施形態の張力付与部よりは張力の変動が大きいと考えられる。
図5及び図6は、上記の実験で得られたデータのうち、本実施形態と比較例1の張力の変動を示すグラフである。図5は、糸速度が1200m/minのときの張力の変動を示している。図6は、糸速度が600m/minのときの張力の変動を示している。図5及び図6に示されているように、本実施形態の張力付与部を用いることで、比較例1を用いる場合よりも、張力の変動を抑制できる。
以上に説明したように、本実施形態の自動ワインダは、給糸ボビン支持部7と、糸貯留装置19と、巻取部8と、を備える。給糸ボビン支持部7は、糸20を供給することができる。糸貯留装置19は、給糸ボビン支持部7から糸20を巻き取って一時的に貯留する。巻取部8は、糸貯留装置19から糸20を引き出して巻取ボビン22に巻き取ることでパッケージ30を形成する。糸貯留装置19は、貯留ローラ61と、張力付与部64と、を備える。貯留ローラ61は、糸20が巻き付けられることで糸20を貯留する。張力付与部64は、貯留ローラ61に回転可能に取り付けられ、長手方向の中央よりも回転軸側に重心が配置されるように重り73が取り付けられ、貯留ローラ61から引き出される糸20に接触して糸20に張力を付与する。重り73は、張力付与部64の重り73以外の部分よりも、密度及び重量のうち少なくとも何れかが大きい。
これにより、張力付与部64の中央よりも回転軸側に重心が配置されるように重り73が取り付けられるため、張力付与部64が受ける慣性の影響を抑えることができる。従って、糸貯留装置19から糸20が高速で引き出される場合であっても、張力付与部64が糸20に適切な張力を付与することができる。なお、自動ワインダは巻取速度が速いので慣性力が大きくなるため、慣性の影響を抑えるという効果を特に有効に発揮させることができる。
また、本実施形態の自動ワインダにおいて、張力付与部64は、取付部71と、糸接触部72と、を備える。取付部71は、貯留ローラ61に取り付けられる。糸接触部72は、糸20と接触して糸20に張力を付与する。重り73が取付部71に取り付けられる。
これにより、回転軸に近い部分に重り73が取り付けられるので、張力付与部64が受ける慣性の影響を一層抑えることができる。
また、本実施形態の自動ワインダにおいて、張力付与部64の回転軸方向で見たときに、当該張力付与部64の回転軸と、重り73の重心と、が重なるように配置されている。
これにより、張力付与部64の回転軸の更に近傍に重り73が配置されることとなるので、張力付与部64が受ける慣性の影響を一層抑えることができる。
また、本実施形態の自動ワインダにおいて、重り73が金属製であり、取付部71が樹脂製であり、糸接触部72が炭素繊維製である。
これにより、金属は一般的に密度が大きいので、重り73の大きさ(体積)を抑えることができる。また、重り73以外の部材が比較的軽くなるため、張力付与部64が受ける慣性の影響を一層抑えることができる。また、糸20に接触する糸接触部72は摩耗し易いため、炭素繊維製の糸接触部72を用いることで、耐久性が向上し、更に剛性が上がることにより、高速回転に対応することもできる。
また、本実施形態の自動ワインダにおいて、重り73は、張力付与部64の回転軸方向で見たときに円形である。
これにより、回転軸方向で見たときに、重り73の中心(重心)の周囲に均等に重さが分布するため、張力付与部64が受ける慣性の影響を一層抑えることができる。
また、本実施形態の自動ワインダにおいては、張力付与部64は、貯留ローラ61に対して着脱可能である。
これにより、張力付与部64が摩耗した場合に交換を行うことができる。また、設定した巻取速度に応じて、重り73の重量が異なる張力付与部64を交換することができる。
なお、上記では重り73を用いることで、回転軸の近傍に重量を集中させて慣性の影響を抑制したが、それに代えて取付部71の重量を重くすることで、慣性の影響を抑制することもできる。この場合、例えば取付部71を金属製にし、取付部71が回転軸の近傍にのみ位置するような形状とすることが好ましい。
本発明によれば、糸20を給糸ボビン支持部7と巻取部8との間に渡してから、糸20を張力付与部64に糸掛けすることができ、張力付与部64への糸掛けを容易に行うことができる。また、張力付与部64への糸掛けを行った後に貯留ローラ61を回転させれば、糸20が貯留ローラ61に巻き付けられるので、貯留ローラ61への糸掛けが行われる。これにより、巻取ボビン22への糸巻き付け作業を容易に行うことができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
取付部71、糸接触部72、及び重り73の形状、取付方法、取付位置、及び材料等は任意であり適宜変更することができる。ただし、重り73の材料は、取付部71及び糸接触部72の材料よりも、密度及び重量のうち少なくとも何れかが大きいことが好ましい。また、重り73は、取付凸部71aと同じ側に接続されていても良い。また、取付部71及び糸接触部72を同じ材料としても良いし、取付部71及び糸接触部72を1つの部材で構成しても良い。また、取付け部71に重量が大きい物質を埋め込んだり(たとえばインサート成形)、取付け部71の体積や比重を大きくすることにより、取付部71自体に重りとしての機能を付加しても良い。
上記では、綾振ドラム24によって糸20をトラバースさせる例を説明したが、例えばアーム式の綾振り機構で糸20をトラバースさせる構成としても良い。この場合、巻取ボビン22の近傍にモータを配置してパッケージ30を直接的に駆動しても良い。
上記では、マガジン式のボビン供給装置26により給糸ボビン21を供給する例を説明したが、トレイ式のボビン供給装置を備えた糸巻取装置であっても良い。
上記では、本発明を自動ワインダに適用する例を説明したが、精紡機等の他の糸巻取装置に適用することもできる。精紡機に適用した場合、スライバから紡績糸を紡績する紡績部が給糸部に該当する。
2 ワインダユニット
7 給糸ボビン支持部(給糸部)
8 巻取部(パッケージ形成部)
18 上糸引出し部(貯留糸引出し部)
19 糸貯留装置
61 貯留ローラ(貯留体)
62 貯留ローラ駆動モータ
63 支持軸
64 張力付与部
71 取付部
72 糸接触部
73 重り

Claims (9)

  1. 糸を供給することができる給糸部と、
    前記給糸部から糸を巻き取って一時的に貯留する糸貯留装置と、
    前記糸貯留装置から糸を引き出して巻取ボビンに巻き取ることでパッケージを形成するパッケージ形成部と、
    を備え、
    前記糸貯留装置は、
    糸が巻き付けられることで糸を貯留する貯留体と、
    前記貯留体に回転可能に取り付けられ、長手方向の中央よりも回転軸側に重心が配置されるように重りが取り付けられ、前記貯留体から引き出される糸に接触して糸に張力を付与する張力付与部と、
    を備え、
    前記重りは、前記張力付与部の前記重り以外の部分よりも、密度及び重量のうち少なくとも何れかが大きいことを特徴とする糸巻取装置。
  2. 請求項1に記載の糸巻取装置であって、
    前記張力付与部は、
    前記貯留体に取り付けられる取付部と、
    糸と接触して糸に張力を付与する糸接触部と、
    を備え、
    前記重りが前記取付部に取り付けられることを特徴とする糸巻取装置。
  3. 請求項1又は2に記載の糸巻取装置であって、
    前記張力付与部の回転軸方向で見たときに、当該張力付与部の回転軸と、前記重りの重心と、が重なるように配置されていることを特徴とする糸巻取装置。
  4. 請求項2に記載の糸巻取装置であって、
    前記重りが金属製であることを特徴とする糸巻取装置。
  5. 請求項4に記載の糸巻取装置であって、
    前記取付部が樹脂製であり、前記糸接触部が炭素繊維製であることを特徴とする糸巻取装置。
  6. 請求項3に記載の糸巻取装置であって、
    前記重りは、前記張力付与部の回転軸方向で見たときに円形であることを特徴とする糸巻取装置。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載の糸巻取装置であって、
    前記張力付与部は、前記貯留体に対して着脱可能であることを特徴とする糸巻取装置。
  8. 糸を供給することができる給糸部と、
    前記給糸部から糸を巻き取って一時的に貯留する糸貯留装置と、
    前記糸貯留装置から糸を引き出して巻取ボビンに巻き取ることでパッケージを形成するパッケージ形成部と、
    を備え、
    前記糸貯留装置は、
    糸が巻き付けられることで糸を貯留する貯留体と、
    前記貯留体に回転可能に取り付けられ、前記貯留体から引き出される糸に接触して糸に張力を付与する張力付与部と、
    を備え、
    前記張力付与部は、少なくとも、前記貯留体に取り付けられる取付部と、糸と接触する糸接触部と、を備え、
    前記取付部は、前記糸接触部よりも、密度及び重量のうち少なくとも何れかが大きいことを特徴とする糸巻取装置。
  9. 糸を供給することができる給糸部と、
    前記給糸部から糸を巻き取って一時的に貯留する糸貯留装置と、
    前記糸貯留装置から糸を引き出して巻取ボビンに巻き取ることでパッケージを形成するパッケージ形成部と、
    を備え、
    前記糸貯留装置は、
    糸が巻き付けられることで糸を貯留する貯留体と、
    前記貯留体に回転可能に取り付けられ、回転軸又はその近傍から一側に延びるように形成された長手状の部材であり、糸に接触して糸に張力を付与する糸接触部を有する張力付与部と、
    を備え、
    前記張力付与部を長手方向に4つの領域に等分割したときに、回転軸に最も近い領域に、前記張力付与部の重心が存在することを特徴とする糸巻取装置。
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