JP2016072856A - 基地局装置、端末装置、通信方法、および通信システム - Google Patents

基地局装置、端末装置、通信方法、および通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】セルラ通信における混雑を緩和し、無線リソースの有効活用を可能にすること。【解決手段】基地局装置30は、複数の端末装置のうち、端末間通信を実行させるべき少なくとも1組の端末装置10,20を特定する端末特定部と、前記端末特定部によって特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置10に対して、端末間通信を開始させるための要求信号を送信する送信部と、前記送信部が要求信号を送信した後に、前記端末特定部によって特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置10に対して、端末間通信のためのリソースを割り当てるリソース割当部と、を備え、前記送信部は、前記要求信号の送信先の端末装置10における端末間通信の相手方となる端末装置20に関する情報を併せて送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信システムの制御技術に関する。
近年、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)においては、複数の端末装置(User Equipment。以下、UEという。)が基地局装置を介さずに直接通信を行うための技術である端末間通信(Device to Device Communication。以下、D2D通信という。)について議論がされている。
D2D通信は、LTEなどのセルラ通信のアップリンクに使用されている周波数バンドと共通の周波数バンドを用いて実行される。D2D通信が適用可能となる端末装置間の距離は、数100m程度と言われている。D2D通信として想定されているユースケースとして、例えば近傍エリアへの広告配信サービス等があり、3GPP(3rd Generation Partnership Project) Release 12では、端末装置が近傍に位置する端末を検出(Discoveryとも言う)し、不特定の端末装置に対してデータをブロードキャストする手法が提案されている(たとえば、非特許文献1乃至3を参照。)。また、交差点などの高密度端末環境や、災害時などの通信混雑環境下において、特定の端末装置の間でD2D通信を実行することによって、セルラ通信における混雑を緩和させることが期待されている。
3GPP TR22.803 Ver.12.2.0 "Feasibility study for Proximity Services" 2013年6月 3GPP TS23.303 Ver.12.1.0 "Proximity-based services" 2014年6月 3GPP TR36.843 Ver.12.0.1 "Study on LTE Device to Device Proximity Services" 2014年3月
しかしながら、上述した非特許文献1乃至3の従来技術では、各端末装置が近傍に位置する通信相手を探した上で、端末主導でD2D通信を開始するものであり、基地局装置が主導して、特定の端末装置に対してD2D通信の開始を指示することができなかった。たとえば、基地局装置に多くの端末装置が接続した場合に基地局装置にかかる負荷を軽減できるように、基地局装置主導で適宜セルラ通信からD2D通信へ接続変更できることが望ましい。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、セルラ通信における混雑を緩和し、無線リソースの有効活用を可能にする基地局装置、端末装置、通信方法、および通信システムを提供することにある。
本発明のある態様は、基地局装置に関する。この基地局装置は、複数の端末装置のうちの互いにセルラ無線通信中の少なくとも1組の端末装置を制御して、当該1組の端末装置のそれぞれに対して直接的に無線通信を行わせるための端末間通信の状態に移行させる基地局装置であって、複数の端末装置のうち、端末間通信を実行させるべき少なくとも1組の端末装置を特定する端末特定部と、前記端末特定部によって特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置に対して、端末間通信を開始させるための要求信号を送信する送信部と、前記送信部が要求信号を送信した後に、前記端末特定部によって特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置に対して、端末間通信のためのリソースを割り当てるリソース割当部と、を備える。ここで、前記送信部は、前記要求信号の送信先の端末装置における端末間通信の相手方となる端末装置に関する情報を併せて送信する。
このような態様によると、基地局主導で特定の端末装置に対してD2D通信の開始を指示できるようになるため、セルラ通信における混雑を緩和し、無線リソースの有効活用が可能になる。
本発明の別の態様は、端末装置に関する。この端末装置は、複数の端末装置のうちの互いにセルラ無線通信中の少なくとも1組の端末装置を制御して、当該1組の端末装置のそれぞれに対して直接的に無線通信を行わせるための端末間通信の状態に移行させる基地局装置と接続可能な端末装置であって、前記基地局装置によって特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置に対して送信される、端末間通信を開始させるための要求信号を、端末間通信の相手方となる端末装置に関する情報と併せて受信する受信部と、前記要求信号に基づいて、前記基地局装置によって割り当てられた前記端末間通信のためのリソースを用いて、前記相手方となる端末装置との間で端末間通信を実行する通信処理部とを備える。
このような態様によると、端末装置は、基地局装置から端末間通信を開始させるための要求信号と、端末間通信の相手方となる端末装置に関する情報とを併せて受信を受信することにより、相手方となる端末装置との接続がセルラ通信からD2D通信へ自動的に移行することになる。これにより、セルラ通信における混雑を緩和でき、端末装置においては、基地局装置を介する必要が無いため、低遅延での通信が実現できる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、無線リソースの有効活用を可能にする基地局装置、端末装置、通信方法、および通信システムを提供できる。
本発明の一実施形態にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 図1の端末装置の構成例を示す図である。 図1の基地局装置の構成例を示す図である。 実施例1にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 実施例1にかかる無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。 実施例2にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 実施例2にかかる無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。 実施例3にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 実施例3にかかる無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。 実施例4にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 実施例4にかかる無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。
(本発明の概要)
本発明の実施例を説明する前に、まず、本発明の概要を述べる。本発明は、端末装置同士が直接的に無線通信を行うD2D通信の技術に関する。本発明にかかるD2D通信は、基地局装置が、互いにセルラ無線通信中の複数の端末装置のうち、端末間通信を実行させるべき少なくとも1組の端末装置を特定し、特定した端末装置のうち少なくとも一方の端末装置に対して、端末間通信を開始させるための要求信号を送信する手法である。本発明では、この要求信号と共に、端末間通信の相手方となる端末装置に関する情報を併せて送信することで、基地局主導で特定の端末装置に対してD2D通信の開始を指示できるようになるため、セルラ通信における混雑を緩和し、無線リソースの有効活用が可能になる。
3gpp Release 12において提案されているD2D動作では、各端末装置が発信する信号から近傍に位置する端末装置を検出するD2D Direct Discoveryのステップと、近傍に位置する端末との間で実際に端末間通信を行うD2D Direct Communictionのステップとを有する。しかしながら、D2D Direct Communictionでは、ブロードキャスト利用を想定したものであり、端末基点でのサービスにのみ対応していたため、基地局装置から特定の端末装置に対してD2D通信の開始を指示することができないものであった。
本発明は、以上の課題を解決しており、基地局主導で特定の端末装置に対してD2D通信の開始を指示できるようにする手法を提供することにより、セルラ通信における混雑を緩和し、無線リソースの有効活用が可能になる。
(無線通信システムの構成例)
図1は、本発明の一実施形態にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム100は、第1端末装置10と、第2端末装置20と、基地局装置30とを含む。
第1端末装置10および第2端末装置20は、基地局装置30との間でセルラ通信を実施可能な無線端末である。また、第1端末装置10および第2端末装置20は、セルラ通信の無線リソース一部を利用して、基地局装置30を経由しない端末間通信(D2D通信)が実行可能な端末である。第1端末装置10および第2端末装置20と、基地局装置30との接続状態としては、無線ネットワークを制御するRRC(Radio Resource Control)における接続状態(RRC_CONNECTED状態)とアイドル状態(RRC_IDLE状態)との2種類がある。
RRC_IDLE状態は、基地局装置によって無線リソースが管理されていない状態を指し、ページングチャネルの監視、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)情報の受信、周辺セルの無線品質の測定、セル選択/再選択、システム情報の取得など、限られた機能のみがActiveとなっており、電力を極力消費しないような状態となっている。
一方、RRC_CONNECTED状態とは、基地局装置によって無線リソースが管理され、端末装置がデータを送受信できる状態を指し、RRC_IDLE状態における処理の他、データの送受信、CQI(Channel Quality Indicator)などの情報の基地局装置へのフィードバックなどの機能が実行可能な状態となっている。RRC_IDLE状態からRRC_CONNECTED状態へは、例えば、ページングチャネルを受信することで状態遷移が発生することとなる。また、ページングチャネルを受信しない場合でも、端末側に通信要求があれば、端末側から基地局側にリクエストすることで状態遷移することができる。
本実施形態においては、少なくとも第1端末装置10は、基地局装置30に対してRRC_CONNECTED状態であると仮定する。基地局装置30は、例えば、自局の管理下にある端末数が増大した場合に、接続状態などに応じて、D2D通信を実行させるべき少なくとも1組の端末装置(例えば、第1端末装置10および第2端末装置20のように、基地局装置30を介して、互いに通信を行っている1組の端末装置)を特定する。そして、少なくとも第1端末装置10に対してD2D通信を開始させるための要求信号を送信する。基地局装置30は、要求信号を送信した後に、セルラ通信の無線リソースの一部を割り当てることにより、第1端末装置10および第2端末装置20をD2D通信の状態に移行させる。
要求信号には、IMSI、電話番号情報、IP address、あるいはMAC Address、Radio Network Temporary ID(RNTI)などの相手方の端末装置を特定するための情報が含まれる。または、要求信号に、所定のサービスについての識別情報(ProSeAppID、ProSeAppCode、あるいはGroup context)が含まれていてもよい。これにより、所定のサービスを指定する端末装置をD2D通信の相手先として指定することができる。
(端末装置の構成例)
図2は、図1の第1端末装置10および第2端末装置20として用いられる端末装置の構成例を示す図である。端末装置は、通信部12と、制御部14と、記憶部16と、ユーザインタフェース(ユーザIF)18とを備える。
通信部12は、セルラ通信部122と、端末間通信部124とを含む。セルラ通信部122は、基地局装置30との間で無線により通信を行う。端末間通信部124は、基地局装置によって割り当てられたD2D通信のための無線リソースを利用して、D2D通信の相手方となる端末装置との間で、基地局装置30を経由せずに直接的に通信を行う。これらの通信処理は、公知の変復調技術、アンテナ技術が用いられてもよい。また、通信部12は、基地局装置30からのリレー指示にもとづいて、基地局装置30によって割り当てられたD2D通信のためのリソースを用いて、相手方となる端末装置に、端末間通信を開始させるための要求信号をリレーし、さらに、自らの端末装置に関する情報を要求信号と共に送信してもよい。
記憶部16は、基地局装置30もしくはD2D通信の相手方の端末装置から送信されたデータを記憶し、また、基地局装置30もしくはD2D通信の相手方の端末装置に対して送信すべき、ユーザIF18を通じて得たデータを記憶してもよい。ユーザIF18は、画面インタフェースと、操作ボタンやタッチパネルなどのユーザからの入力を受け付ける入力インタフェースと、カメラなどの画像撮像手段を含んでもよい。
制御部14は、例えば、CPUにより構成され、セルラ通信部122もしくは端末間通信部124から受信された情報、または記憶部16に記憶された情報を用いて、各部を統括的に制御する。
制御部14は、セルラ通信部122によって基地局装置30からのD2D通信を開始させるための要求信号を受信すると、セルラ通信からD2D通信への接続変更を実行する。制御部14は、要求信号と併せて送られてくる相手方の端末装置に関する情報により特定される端末装置との間で端末間通信部124によりD2D通信を実行する。
また、制御部14は、セルラ通信部122により受信した無線信号を用いて、基地局装置30および周辺の基地局装置におけるセル毎のダウンリンクの無線品質を測定する。例えば、LTEシステムにおいては、無線品質として、参照信号の受信信号電力(RSRP:Reference Signal Received Power)および/または受信信号品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)が測定される。制御部14は、必要に応じて、セル毎の識別子(ID)と測定した無線品質とを含む無線品質情報を基地局装置30に報告する。
(基地局装置30の構成例)
図3は、図1の基地局装置30の構成例を示す図である。基地局装置30は、通信部32と、制御部34と、記憶部36とを含む。
通信部32は、無線通信部322と、ネットワーク通信部324とを含む。無線通信部322は、記憶部36に記憶された情報を制御部34が使用しながら、自局の通信エリアに属する第1端末装置10、第2端末装置20のそれぞれと、所定のセルラ方式を用いてセルラ無線通信を実行する。ネットワーク通信部324は、S1インタフェース、もしくはX2インタフェースを介して、隣接する他の基地局装置との間で基地局間通信を行う。
制御部34は、無線品質情報取得部342と、端末特定部344と、リソース割当部346とを含む。無線品質情報取得部342は、無線通信部322により受信される、第1端末装置10および第2端末装置20からの無線信号から基地局装置ごとの無線品質情報を取得し、記憶部36に記憶する。
端末特定部344は、接続状態に応じて、複数の端末装置のうち、D2D通信を実行させるべき少なくとも1組の端末装置を特定する。この特定には、無線品質情報取得部342で取得した無線品質情報を用いてもよい。例えば、端末特定部344は、無線品質情報取得部342で取得した基地局装置ごとの無線品質情報に基づいて、受信信号強度/受信信号品質が同程度の端末装置を近傍に存在するものとみなし、D2D通信を実行させるべき端末装置と特定することができる。
無線通信部322は、端末特定部344によって特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置に対して、D2D通信を開始させるための要求信号を送信する。この要求信号には、要求信号の送信先の端末装置におけるD2D通信の相手方となる端末装置に関する情報(IMSI、電話番号情報などの端末識別情報や、所定のサービスについての識別情報など)が含まれる。また、無線通信部322は、端末特定部344によって特定された少なくとも1組の端末装置のうちの一方が他の基地局装置の通信エリアに属する場合、他の基地局装置を介して、要求信号と、当該基地局装置の通信エリアに属する端末装置に関する情報とを送信する。また、無線通信部322は、要求信号の送信先となる端末装置に対して、当該要求信号を端末間通信の相手方となる端末装置にリレーさせるよう指示する。また、無線通信部322は、端末特定部344によって特定された少なくとも1組の端末装置のうちの一方が他の基地局装置の通信エリアに属する場合、他の基地局装置に対して要求信号を送信することによって、他の基地局装置の通信エリアに属する端末装置に対してリソースを割り当てさせる。
リソース割当部346は、無線通信部322が要求信号を送信した後に、上記端末特定部344によって特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置に対して、セルラ通信の無線リソースの一部を、D2D通信のためのリソースとして割り当てる。リソース割当部346は、割り当てたリソースに関する情報をD2D通信を実行させるべきとして特定した端末装置へ通知する。
次に、このように構成された無線通信システムの動作について、各実施例に従って説明する。なお、各実施例において、既出の構成、動作については、同じ符号を用いることによってその説明を簡略化する。以下、本明細書において同様である。
(実施例1)
本発明の実施例1について、図4と図5を用いて説明する。図4は、実施例1にかかる第1無線通信システム110の構成例を示す図である。図5は、図4の第1無線通信システム110の動作例を示すシーケンス図である。実施例1においては、図4に示すように、第1端末装置10および第2端末装置20の両端末が基地局装置30に対してRRC_CONNECTED状態であって、第1端末装置10と第2端末装置20とが基地局装置30を経由して通信中であると仮定する。図5は、このような状態で、基地局装置30が第1端末装置10と第2端末装置20との間でD2D通信を開始させるケースについての動作例を示すものである。
先ず、基地局装置30は、互いに通信を行っており、かつ、双方ともRRC_CONNECTED状態である端末装置をD2D通信を実行させるべき端末装置の組として特定する(S1a)。基地局装置30の無線品質情報取得部342は、RRC_CONNECTED状態である第1端末装置10および第2端末装置20からの無線品質情報を取得して、記憶部36に記憶している。端末特定部344は、例えば、接続状態と、記憶部36に記憶されている無線品質情報とに基づいて、受信信号強度/受信信号品質が同程度の第1端末装置10と第2端末装置20とをD2D通信を実行させるべき端末装置と特定する。複数の組を特定できたような場合、たがいの受信信号強度/受信信号品質の差が近い組を優先して特定してもよいし、セルラー通信における通信量が多い、あるいは、通信時間が長いなどのD2Dへ移行させた方がシステム全体の周波数利用効率から考えて好ましい組を特定してもよい。
次に、基地局装置30は、上記端末特定部344で特定した第1端末装置10へ、D2D通信を開始させるための要求信号を専用シグナリング(Dedicated signaling)で送信する(S1b)。S1bの要求信号には、第1端末装置10におけるD2D通信の相手方となる第2端末装置20のIMSIや電話番号情報などが含まれる。同様に、基地局装置30は、上記端末特定部344で特定した第2端末装置20へ、D2D通信を開始させるための要求信号を専用シグナリングで送信する(S1c)。S1cの要求信号には、第2端末装置20におけるD2D通信の相手方となる第1端末装置10のIMSIや電話番号情報などが含まれる。
基地局装置30は、S1bの要求信号を送信した後に、第1端末装置10に対し、セルラ通信の無線リソースの一部をD2Dリソースとして割り当て、専用シグナリングで通知する(S1d)。同様に、基地局装置30は、S1cの要求信号を送信した後に、第2端末装置20に対し、セルラ通信の無線リソースの一部をD2Dリソースとして割り当て、専用シグナリングで通知する。(S1e)。
第1端末装置10および第2端末装置20は、S1dおよびS1eで割り当てられたリソースを用いて、第1端末装置10と第2端末装置20との間で、D2D通信を実行する(S1f)。
以上述べたように、上記実施例1によれば、基地局装置30が特定した第1端末装置10および第2端末装置20のそれぞれにD2D通信を開始するための要求信号を送信することで、基地局装置主導で特定の端末装置を適宜セルラ通信からD2D通信へ移行させることが可能になる。これにより、基地局装置に多くの端末装置が接続した場合などに基地局装置にかかる負荷を軽減できるようになる。また、端末装置においては、基地局装置を介する必要が無いため、低遅延での通信が実現できる。
(実施例2)
本発明の実施例2について、図6と図7を用いて説明する。図6は、本発明の実施例2にかかる第2無線通信システム120の構成例を示す図である。図7は、図6の第2無線通信システム120の動作例を示すシーケンス図である。
実施例2は、実施例1の変形例であり、図6に示すように、第1端末装置10が基地局装置30に対してRRC_CONNECTED状態であり、第2端末装置20が基地局装置40に対してRRC_CONNECTED状態であると仮定する。つまり、実施例2では、第1端末装置10と第2端末装置20とが、基地局装置30および基地局装置40を経由して通信中であるケースについての例である。ゆえに、第2端末装置20は、実施例1に示すような基地局装置30からの要求信号(図5のS1c)が受信できないことになる。そこで、実施例2では、D2D通信を開始させるための要求信号を基地局装置40を介して第2端末装置20へ送信することで、確実にD2D通信を実行させるようにする。
なお、第1端末装置10は、基地局装置30の無線品質と、周辺セルである基地局装置40の無線品質とを測定し、セル毎のIDと測定した無線品質とを含む無線品質情報を基地局装置30に送信している。同様に、第2端末装置20は、基地局装置40の無線品質と、周辺セルである基地局装置30の無線品質とを測定し、セル毎のIDと測定した無線品質とを含む無線品質情報を基地局装置40に送信している。基地局装置30と基地局装置40との間は、S1インタフェース、もしくはX2インタフェースにより基地局間通信を行い、互いに端末装置から取得した無線品質情報を交換することができる。図7は、このような状態で、基地局装置30が第1端末装置10と第2端末装置20との間でD2D通信を開始させるケースについての動作例を示すものである。
先ず、基地局装置30は、D2D通信を実行させるべき端末装置を特定する(S2a)。基地局装置30の無線品質情報取得部342は、第1端末装置10から、基地局装置30および隣接セルである基地局装置40の無線品質情報を取得する。また、基地局装置40を介して、第2端末装置20が測定した基地局装置30および基地局装置40の無線品質情報を取得している。基地局装置30の端末特定部344は、例えば、接続状態と、無線品質情報取得部342で取得した無線品質情報などに基づいて、基地局装置30および基地局装置40に対する受信信号強度/受信信号品質が同程度の第1端末装置10と第2端末装置20とをD2D通信を実行させるべき端末装置として特定する。
次に、基地局装置30は、D2D通信を開始させるための要求信号を、上記端末特定部344で特定した第2端末装置20へ送信するために、X2/S1シグナリングで基地局装置40へ送信する(S2b)。S2bの要求信号には、第2端末装置20におけるD2D通信の相手方となる第1端末装置10のIMSIや電話番号情報などが含まれる。また、基地局装置30は、上記端末特定部344で特定した第1端末装置10へ、D2D通信を開始させるための要求信号を専用シグナリング(Dedicated signaling)で送信する(S2c)。S2cの要求信号には、第1端末装置10におけるD2D通信の相手方となる第2端末装置20のIMSIや電話番号情報などが含まれる。基地局装置40は、S2bで基地局装置30から送信された要求信号を受信すると、専用シグナリングで第2端末装置20へ転送する(S2d)。
基地局装置30は、S2cの要求信号を送信した後に、第1端末装置10に対し、セルラ通信の無線リソースの一部をD2Dリソースとして割り当て、専用シグナリングで通知する(S2e)。基地局装置40は、S2dの要求信号を送信した後に、第2端末装置20に対し、セルラ通信の無線リソースの一部をD2Dリソースとして割り当て、専用シグナリングで通知する。(S2f)。
第1端末装置10および第2端末装置20は、S2eおよびS2fで割り当てられたリソースを用いて、第1端末装置10と第2端末装置20との間で、D2D通信を実行する(S2g)。
以上述べたように、上記実施例2によれば、基地局装置30は、異なる基地局装置40に接続される第2端末装置20に対して、D2D通信を開始するための要求信号を基地局装置40を介して送信することで、第1端末装置10と第2端末装置20との間でD2D通信を開始を指示することが可能になる。
(実施例3)
本発明の実施例3について、図8と図9を用いて説明する。図8は、本発明の実施例3にかかる第3無線通信システム130の構成例を示す図である。図9は、図8の第3無線通信システム130の動作例を示すシーケンス図である。
実施例3は、実施例1の変形例であり、図8に示すように、第1端末装置10が基地局装置30に対してRRC_CONNECTED状態であり、第2端末装置20は、基地局装置30に対してRRC_IDLE状態であると仮定する。ゆえに、第2端末装置20は、実施例1に示すような基地局装置30からの要求信号(図5のS1c)が受信できないことになる。そこで、実施例3では、D2D通信を開始させるための要求信号を第1端末装置10から第2端末装置20へリレーさせることで、確実にD2D通信を実行させるようにする。
なお、基地局装置30は、直前に第2端末装置20から報告された無線品質情報を、記憶部36に記憶しておくことができる。図9は、このような状態で、基地局装置30が第1端末装置10と第2端末装置20との間でD2D通信を開始させるケースについての動作例を示すものである。
先ず、基地局装置30は、D2D通信を実行させるべき端末装置を特定する(S3a)。基地局装置30の無線品質情報取得部342は、第1端末装置10からの無線品質情報を取得して、記憶部36に記憶している。端末特定部344は、例えば、接続状態と、記憶部36に記憶されている無線品質情報とに基づいて、受信信号強度/受信信号品質が同程度の第1端末装置10と第2端末装置20とをD2D通信を実行させるべき端末装置と特定する。
次に、基地局装置30は、上記端末特定部344で特定した第1端末装置10へ、D2D通信を開始させるための要求信号を専用シグナリング(Dedicated signaling)で送信する(S3b)。S3bの要求信号には、第1端末装置10におけるD2D通信の相手方となる第2端末装置20のIMSIや電話番号情報などが含まれる。さらに、S3bの要求信号には、送信先の第1端末装置10に対して、この要求信号を自らの端末装置に関する情報と併せて、D2D通信の相手方となる第2端末装置20に送信させるように指示するリレー指示が含まれている。
基地局装置30は、S3bの要求信号を送信した後に、第1端末装置10に対し、セルラ通信の無線リソースの一部をD2Dリソースとして割り当て、専用シグナリングで通知する(S3c)。さらに、基地局装置30は、第2端末装置20に対し、セルラ通信の無線リソースの一部をD2Dリソースとして割り当て、専用シグナリングまたはシステム情報ブロック(SIB;System Information Block)で通知する(S3d)。
D2Dリソースが割り当てられると、第1端末装置10は、S3bの要求信号に含まれるリレー指示に従って、D2D通信を開始させるための要求信号を、D2D通信の相手方となる第2端末装置20へ送信する(S3e)。S3eの要求信号には、第1端末装置10のIMSIや電話番号情報などが含まれる。要求信号のリレーには、S3cで割り当てられたD2Dリソースが用いられる。
第2端末装置20は、S3eにおいて第1端末装置10からD2D通信を開始させるための要求信号を受信すると、要求信号に基づいて、D2D通信の相手方となる第1端末装置10との間でD2D通信を開始する(S3f)。
以上述べたように、上記実施例3によれば、基地局装置30は、D2D通信を開始させるための要求信号を、第1端末装置10から第2端末装置20へリレーさせる。これにより、RRC_CONNECTED状態でない第2端末装置20に対してD2D通信の開始を指示することが可能になる。なお、第2端末装置20がRRC_CONNECTED状態であっても本実施例を適用できることは言うまでもない。
(実施例4)
本発明の実施例4について、図10と図11とを用いて説明する。図10は、本発明の実施例4にかかる第4無線通信システム140の構成例を示す図である。図11は、図10の第4無線通信システム140の動作例を示すシーケンス図である。
実施例4は、実施例2の変形例であり、図10に示すように、第1端末装置10が基地局装置30に対してRRC_CONNECTED状態であり、第2端末装置20が基地局装置40に対してRRC_IDLE状態であると仮定する。ゆえに、第2端末装置20は、実施例2に示すような基地局装置40を介して送信される基地局装置30からの要求信号(図7のS2b)が受信できないことになる。そこで、実施例4では、D2D通信を開始させるための要求信号を第1端末装置10から第2端末装置20へリレーさせることで、確実にD2D通信を実行させるようにする。
なお、第1端末装置10は、基地局装置30の無線品質と、周辺セルである基地局装置40の無線品質とを測定し、セル毎のIDと測定した無線品質とを含む無線品質情報を基地局装置30に送信している。また、基地局装置40は、直前に第2端末装置20から報告された無線品質情報を、記憶部36に記憶しておくことができる。基地局装置30と基地局装置40との間は、S1インタフェース、もしくはX2インタフェースにより基地局間通信を行い、互いに端末装置から取得した無線品質情報を交換することができる。図11は、このような状態で、基地局装置30が第1端末装置10と第2端末装置20との間でD2D通信を開始させるケースについての動作例を示すものである。
先ず、基地局装置30は、D2D通信を実行させるべき端末装置を特定する(S4a)。基地局装置30の無線品質情報取得部342は、第1端末装置10から、基地局装置30および隣接セルである基地局装置40の無線品質情報を取得する。また、基地局装置40は、直前に第2端末装置20から報告された基地局装置30および基地局装置40無線品質情報を、記憶部36に記憶している。基地局装置30の端末特定部344は、例えば、接続状態と、無線品質情報取得部342で取得した無線品質情報などに基づいて、基地局装置30および基地局装置40に対する受信信号強度/受信信号品質が同程度の第1端末装置10と第2端末装置20とをD2D通信を実行させるべき端末装置として特定する。
次に、基地局装置30は、D2D通信を開始させるための要求信号を、上記端末特定部344で特定した第2端末装置20に対してD2Dリソースを割り当てさせるために、X2/S1シグナリングで基地局装置40へ送信する(S4b)。S4bの要求信号には、第2端末装置20におけるD2D通信の相手方となる第1端末装置10のIMSIや電話番号情報などが含まれる。また、基地局装置30は、上記端末特定部344で特定した第1端末装置10へ、D2D通信を開始させるための要求信号を専用シグナリング(Dedicated signaling)で送信する(S4c)。S4cの要求信号には、第1端末装置10におけるD2D通信の相手方となる第2端末装置20のIMSIや電話番号情報などが含まれる。さらに、S4cの要求信号には、送信先の第1端末装置10に対して、この要求信号を自らの端末装置に関する情報と併せて、D2D通信の相手方となる第2端末装置20に送信させるように指示するリレー指示が含まれている。
基地局装置40は、S4bで基地局装置30から送信された要求信号を受信すると、第2端末装置20に対し、セルラ通信の無線リソースの一部をD2Dリソースとして割り当て、専用シグナリングまたはシステム情報ブロックで通知する(S4d)。基地局装置30は、S4cの要求信号を送信した後に、第1端末装置10に対し、セルラ通信の無線リソースの一部をD2Dリソースとして割り当て、専用シグナリングで通知する(S4e)。
D2Dリソースが割り当てられると、第1端末装置10は、S4cの要求信号に含まれるリレー指示に従って、D2D通信を開始させるための要求信号を、D2D通信の相手方となる第2端末装置20へ送信する(S4f)。第1端末装置10は、S4fの要求信号とともに、自らの第1端末装置10のIMSIや電話番号情報を併せて送信する。要求信号のリレーには、S4eで割り当てられたD2Dリソースが用いられる。
第2端末装置20は、S4fにおいて第1端末装置10からD2D通信を開始させるための要求信号を受信すると、要求信号に基づいて、D2D通信の相手方となる第1端末装置10との間でD2D通信を開始する(S4g)。
以上述べたように、上記実施例4によれば、基地局装置30は、無線品質に応じて、基地局装置40に対して第2端末装置20のためのD2Dリソースを割り当てさせ、さらにD2D通信を開始させるための要求信号を、第1端末装置10から第2端末装置20へリレーさせる。これにより、RRC_CONNECTED状態でない第2端末装置20に対してD2D通信の開始を指示することが可能になる。なお、第2端末装置20がRRC_CONNECTED状態であっても本実施例を適用できることは言うまでもない。
(実施例5)
実施例5は、実施例1〜4の変形例である。実施例1〜4では、基地局装置30の端末特定部344は、各端末装置から取得した無線品質を用いて、D2D通信を実行させるべき端末装置を特定した。これに対し、実施例5では、基地局装置30の無線品質情報取得部342は、各端末装置との間のアップリンクの無線品質を測定することができるものとする。基地局装置30の端末特定部344は、例えば、第1端末装置10および第2端末装置20のアップリンクの無線品質情報を用いて、D2D通信を実行させるべき端末装置を特定する。また、端末特定部344は、ダウンリンクとアップリンクの両方の無線品質情報を用いてD2D通信を実行させるべき端末装置を特定することも可能である。
D2D通信は、LTEなどのセルラ通信のアップリンクに使用されている無線リソースの一部を用いて行うため、実施例5によれば、通信品質を考慮しつつ、D2D通信を実行させるべき端末装置を特定することが可能になる。
(実施例6)
実施例6は、実施例1〜5の変形例である。各端末装置がGPS受信機能を備える場合は、GPS測位による位置情報を基地局装置30に報告することができる。このように、基地局装置30において各端末装置の位置情報が取得できる場合には、端末特定部344は、取得した位置情報に基づいて端末間の距離が近い端末装置同士をD2D通信を実行させるべき端末装置と特定することができる。また、端末特定部344は、無線品質情報と位置情報との両方を用いてD2D通信を実行させるべき端末装置を特定することも可能である。
上記実施例6のように、各端末装置の位置情報を用いてD2D通信を実行させるべき端末装置を特定することで、確実に近距離に存在する端末装置同士を特定することが可能になる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。本発明は上述した実施例並びに各実施例の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。上記実施例は例示であり、各実施例を組み合わせるなどして、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
100…無線通信システム、10…第1端末装置、20…第2端末装置、30…基地局装置、12…通信部、122…セルラ通信部、124…端末間通信部、14…制御部、16…記憶部、18…ユーザIF、32…通信部、322…無線通信部、324…ネットワーク通信部、34…制御部、342…無線品質情報取得部、344…端末特定部、346…リソース割当部、36…記憶部、40…基地局装置、110…第1無線通信システム、120…第2無線通信システム、130…第3無線通信システム、140…第4無線通信システム。

Claims (12)

  1. 複数の端末装置のうちの互いにセルラ無線通信中の少なくとも1組の端末装置を制御して、当該1組の端末装置のそれぞれに対して直接的に無線通信を行わせるための端末間通信の状態に移行させる基地局装置であって、
    複数の端末装置のうち、端末間通信を実行させるべき少なくとも1組の端末装置を特定する端末特定部と、
    前記端末特定部によって特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置に対して、端末間通信を開始させるための要求信号を送信する送信部と、
    前記送信部が要求信号を送信した後に、前記端末特定部によって特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置に対して、端末間通信のためのリソースを割り当てるリソース割当部と、
    を備え、
    前記送信部は、前記要求信号の送信先の端末装置における端末間通信の相手方となる端末装置に関する情報を併せて送信する
    ことを特徴とする基地局装置。
  2. 端末装置ごとの無線品質情報を取得する取得部と、
    をさらに備え、
    前記端末特定部は、前記取得部にて取得した無線品質情報をもとに、少なくとも1組の端末装置を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記送信部は、前記端末特定部によって特定された少なくとも1組の端末装置のうちの一方が他の基地局装置の通信エリアに属する場合、前記他の基地局装置を介して、要求信号と、当該基地局装置の通信エリアに属する端末装置に関する情報とを送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の基地局装置。
  4. 前記送信部は、前記要求信号の送信先の端末装置に対して、前記要求信号を端末間通信の相手方となる端末装置にリレーさせる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の基地局装置。
  5. 前記送信部は、前記要求信号の送信先の端末装置に対して、自らの端末装置に関する情報を端末間通信の相手方となる端末装置に送信させるように指示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の基地局装置。
  6. 前記送信部は、前記端末特定部によって特定された少なくとも1組の端末装置のうちの一方が他の基地局装置の通信エリアに属する場合、前記他の基地局装置に対して要求信号を送信することによって、他の基地局装置の通信エリアに属する端末装置に対してリソースを割り当てさせる
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の基地局装置。
  7. 前記端末特定部は、端末間通信を実行させるべき1組の端末装置として、双方ともRRC_CONNECTED状態である端末装置を特定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基地局装置。
  8. 前記端末特定部は、端末間通信を実行させるべき1組の端末装置として、前記要求信号の送信先の端末装置がRRC_CONNECTED状態であり、かつ、前記要求信号の送信先の端末装置の相手方の端末装置がRRC_CONNECTED状態あるいはRRC_IDLE状態である端末装置を特定する
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の基地局装置。
  9. 複数の端末装置のうちの互いにセルラ無線通信中の少なくとも1組の端末装置を制御して、当該1組の端末装置のそれぞれに対して直接的に無線通信を行わせるための端末間通信の状態に移行させる基地局装置と接続可能な端末装置であって、
    前記基地局装置によって特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置に対して送信される、端末間通信を開始させるための要求信号を、端末間通信の相手方となる端末装置に関する情報と併せて受信する受信部と、
    前記要求信号に基づいて、前記基地局装置によって割り当てられた前記端末間通信のためのリソースを用いて、前記相手方となる端末装置との間で端末間通信を実行する通信部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  10. 前記通信部は、前記基地局装置によって割り当てられた前記端末間通信のためのリソースを用いて、前記相手方となる端末装置に、端末間通信を開始させるための要求信号を、自らの端末装置に関する情報と併せて送信する
    ことを特徴とする請求項9に記載の端末装置。
  11. 複数の端末装置のうちの互いにセルラ無線通信中の少なくとも1組の端末装置を制御して、当該1組の端末装置のそれぞれに対して直接的に無線通信を行わせるための端末間通信の状態に移行させる基地局装置と、前記基地局装置と接続可能な端末装置とを備える通信システムにおける通信方法であって、
    前記基地局装置は、
    複数の端末装置のうち、端末間通信を実行させるべき少なくとも1組の端末装置を特定し、
    前記特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置に対して、端末間通信を開始させるための要求信号を、前記要求信号の送信先の端末装置における端末間通信の相手方となる端末装置に関する情報と併せて送信し、
    前記要求信号を送信した後に、前記特定された少なくとも1組の少なくとも一方の端末装置に対して、端末間通信のためのリソースを割り当て、
    前記端末装置は、
    前記基地局装置によって送信される、前記端末間通信を開始させるための要求信号を、端末間通信の相手方となる端末装置に関する情報と併せて受信し、
    前記基地局装置によって割り当てられた前記端末間通信のためのリソースを用いて、前記相手方となる端末装置との間で端末間通信を実行する、
    ことを特徴とする通信方法。
  12. 複数の端末装置のうちの互いにセルラ無線通信中の少なくとも1組の端末装置を制御して、当該1組の端末装置のそれぞれに対して直接的に無線通信を行わせるための端末間通信の状態に移行させる基地局装置と、前記基地局装置と接続可能な端末装置とを備える通信システムであって、
    前記基地局装置は、
    複数の端末装置のうち、端末間通信を実行させるべき第1端末装置および第2端末装置を特定する端末特定部と、
    前記端末特定部によって特定された第1端末装置に対して、端末間通信を開始させるための第1要求信号を、前記第2端末装置に関する情報と併せて送信し、前記端末特定部によって特定された第2端末装置に対して、端末間通信を開始させるための第2要求信号を、前記第1端末装置に関する情報と併せて送信する送信部と、
    前記送信部が前記第1要求信号および前記第2要求信号を送信した後に、前記第1端末装置および第2端末装置に対して、端末間通信のためのリソースを割り当て、
    前記第1端末装置は、
    前記基地局装置によって送信される、前記第1要求信号を、前記第2端末装置に関する情報と併せて受信し、
    前記第2端末装置は、
    前記基地局装置によって送信される、前記第2要求信号を、前記第1端末装置に関する情報と併せて受信し、
    前記第1端末装置および前記第2端末装置は、
    前記基地局装置によって割り当てられた前記端末間通信のためのリソースを用いて、端末間通信を実行する、
    ことを特徴とする通信システム。

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