JP2016071270A

JP2016071270A - 防犯デザインシール

Info

Publication number: JP2016071270A
Application number: JP2014202705A
Authority: JP
Inventors: 対馬昭典; Akinori Tsushima; 矢野喜裕; Yoshihiro Yano
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2014-10-01
Filing date: 2014-10-01
Publication date: 2016-05-09

Abstract

【課題】傘などに貼り付けて使用する防犯機能を発揮する防犯デザインシールを提供する。【解決手段】防犯デザインシートには防犯機能を発揮する複数の防犯デザインシールを収容し、各々の防犯デザインシールには人の目や警官やパトカーなどの画像が描かれており、この防犯デザインシールを剥がして対象の持ち物に貼り付けて使用する。例えば目視者の方を見返しているように見える人の目のデザインでは、更に高い防犯効果が得るため、目視者の動きにより防犯デザインシールの画像の目が動いて見える機能を有する。【選択図】図２

Description

本発明は、傘などの持ち物に貼り付けて使用する防犯用にデザインされたシールに関する。

傘等の持ち物の盗難防止には名札を付けるか傘など物体に名前などを直接ペイントするか、又は傘を他の固定物に結びつける等の対策が行われている。
一方、一般的に印刷物等の画像を動くように認識させる方法としては、レンチキュラーレンズを利用する方法、ホログラム画像を使用する方法、ステレオ画像による視差を利用する方法などが広く知られている。

特開２０００−２２２６５１特開２００５−１６５３７６

傘の色と形状は似通った物が多く、共同傘立ての中から自分の傘を探し出すのに苦労することがあり、また誤って他人に自分の傘を持って行かれることもある。傘などの持ち物を見分けやすく表示させることにより、誰からも所有者の判別を容易として誤って持って行くことを減少させる。

防犯の効果を発揮するデザインを施したデザインシールを、傘の柄など持ち物の目立つ部分に貼り付けて使用する。
防犯の効果を発揮するデザインの例として、こちらを見返す人の目を表現した物、警察車両や警察官、武道者等を表現した絵柄や文字等を使用する。

用途を傘での使用例を用いて説明する。傘の柄のよく見える部分に人の目をデザインしたシールを貼り付けて使用することで自分の傘を見分ける目印となる。
更にその目が目視者の動きに従い追従して見返してくるので、他人がこの傘を手にするには勇気を要し、間違って持って行かれにくく盗難をも防止する効果が得られる。これにより公共の傘立てにも安心して置けるようになる。

防犯デザインシートの例とその全体図防犯デザインシールの使用例人の目を表現したデザインシールの例警察官と警察車両を表現したデザインシールの例ストップさせる手を表現したデザインシールの例武道者を表現したデザインシールの例

図１に示されたごとく、防犯デザインシートの内の任意の防犯デザインシールを、例えば図２のごとく傘での使用例では柄のよく見る部分に貼り付けて使用する。
デザインの一例では図３ａのごとく人の両眼がこちらを見ているように描かれており、人の目に見られると他人の傘を手に取るには心理的な抵抗が働き行動を思い留まる傾向がある。
防犯デザインシールは、夜間の使用時も防犯機能を発揮できるよう光の反射材、夜光塗料、発光物質の使用あるいはシールに発電機能を備え、それらにより発光させ視認性能を高める。
更に同シールは表面を樹脂系材料もしくは金属系材料を使用することにより防水機能も備えており、水に濡れても簡単に剥離しない接着性能を備えている。

前項の傘に使用した人の目のデザイン例では、目視者の動きに追従して目がこちらを注視し続けるように動いて見えると更に防犯効果が高まる。この目の動きを作り出す方法として、レンチキュラーレンズを使用する方法、３Ｄ印刷されたシールを使用する方法、ホログラム画像を使用する方法、ステレオ画像による視差を利用する方法等を、単独で使用するか又はそれらの方法を組み合わせて実現することでも良い。

前項では防犯目的のデザインに人の目を使用しているが、人の目以外のデザインを使用し防犯効果を上げる方法には、図４のごとく監視活動をしている警官の顔を表現したデザインや警ら中のパトカーを表現したデザイン、更に図５のごとくその行動を止めさせるためにストップと手を表現したデザイン等を使用するのも良い。
更に図６のごとく各種武道の格闘シーンを表現するデザインや、図１のごとく武道関連用語等を使用して防犯効果を上げる方法でも良い。

防犯デザインシールは１枚の防犯デザインシート内に単数ないしは複数収容されており、任意のデザインシールを剥がして取り出し前項の使用例である傘の柄等対象物に貼り付けて使用する。
傘以外にもバッグ、靴、自転車を始め旅行用品、運動用品、日用品、文房具など利用の用途は広い。
図１に示したシートは一例であり、防犯デザインシールの使用目的は防犯に留まらず、防犯以外の識別、伝達、案内などの用途に使用範囲を広げても良い。
その際はシールのデザインを各々の用途と使用目的により、それらに適したデザインと形状を用いて目的を実現することが可能である。

Claims

デザインシート内に単数ないしは複数のデザインシールを収容し、個々のデザインシールは剥がして使用可能であり、デザインシールの裏面には防犯対象物に貼り付けて使用可能な接着機能を備え、個々のデザインシールには防犯又は識別のためのデザインを施してあることを特徴とする防犯デザインシール。
請求項１の防犯デザインシールは、デザインシールの表面が樹脂系もしくは金属系材質で構成され防水機能を有し、暗い使用環境の中では光を反射するか又は発光物質の使用か発電機能を内蔵して視認性を高め、個々のデザインシールに描かれたデザインは目視者がデザインシールを見る方向を変化させるとシールに描かれた画像が動いて見る機能を備えたことを特徴とする防犯デザインシール。