JP2016063525A - 映像表示装置及び視聴制御装置 - Google Patents

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保孝 若林
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Abstract

【課題】視聴が制限される制限対象者に対して視聴制限を行うとともに、視聴が制限されない非制限対象者に対して視聴を妨げない。
【解決手段】ユーザ認識部は撮像部が撮影した撮影映像からユーザを認識し、ユーザ設定保存部はユーザ毎の視聴制限の要否と使用機器とを示すユーザ設定情報を記憶し、視聴制限部は視聴制限の対象である制限コンテンツを含むコンテンツについて、前記ユーザ認識部が認識したユーザ毎に前記ユーザ設定情報に基づいて視聴制限の要否を判定し、前記ユーザ認識部が認識したユーザに視聴制限を要するユーザが含まれる場合、前記表示部に対して前記コンテンツの視聴制限を行い、視聴制限を要しない非制限対象者の使用機器に対して前記コンテンツの視聴制限を行わずに表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンテンツの視聴制限機能を備えた映像表示装置及び視聴制御装置に関する。
近年、有害シーンを含むコンテンツが多数存在し、そのようなコンテンツを簡単に視聴できる環境を誰もが利用することができる。有害シーンには、例えば、暴力シーンや残酷シーンがある。有害シーンを含むコンテンツは、小児をはじめとする未成年者等が視聴した場合、その情動や人格の形成に有害な影響を与える可能性が高く、教育上好ましくないため、視聴の制限が望まれている。
従来から、テレビジョン受像機、DVD(登録商標)(Digital Versatile Disc)プレ−ヤ、BD(Blu−ray Disc(登録商標))プレーヤ、等の映像機器には、視聴制限機能が搭載されているものがある。視聴制限機能とは、有害シーンを含んだコンテンツの視聴を制限する機能であり、「ペアレンタル(パレンタル)コントロール機能」とも呼ばれている。
テレビジョン放送では、いわゆるVチップ機能を用いたレーティング(rating)制限が従来から知られている。このレーティング制限では、送信機側で暴力シーンや残酷シーン等が含まれるかを示すレーティング情報を放送番組の映像信号に重畳及び伝送する。受信機側では受信した番組からレーティング情報を読み出し、視聴者によって予め設定されているレーティングレベルと比較し、読み出されたレーティング情報が、前記受信機にあらかじめ設定されているレーティングレベルを超えた場合に映像の表示を制限する。
また、ビデオテープやDVD(登録商標)等の映像コンテンツを記憶した記録媒体から、有害シーンが含まれている映像を、一定の年齢以下の視聴者が任意に視聴できないように、視聴制限機能を有する映像機器が提案されている。かかる映像機器には、例えば、装置固有の暗証番号を管理者が入力して照合に成功した場合や、予め暗証番号を設定した記憶媒体については暗証番号を入力して照合に成功した場合でないと、映像を再生しないものがある。
更に、近年のインターネットの普及によりインターネットに接続された種々の機器から多数のコンテンツを取得して、誰でも簡単に様々な映像を視聴できる環境を利用することができる。例えば、インターネットに接続できるホームネットワークシステムを経由して、コンテンツを記録しているインターネット上のサーバと接続することにより、各種の映像表示機器を用いて、サーバからコンテンツをダウンロードし、ダウンロードしたコンテンツを視聴することができる。かかる映像表示機器には、例えば、テレビジョン受像機、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)、タブレット端末装置、携帯電話機(スマートフォンを含む)等がある。また、インターネットで利用可能なコンテンツには、必ずしも専門の制作業者によらず、一般ユーザが制作したコンテンツも多く、未成年者にとり好ましくないシーンを含むものも多数存在する。これらのコンテンツの視聴制限は、早急に対応すべき問題となりつつある。
この問題に対して、例えば、特許文献1においては、インターネット接続機能及びペアレンタルコントロール機能を有し、インターネット上のコンテンツの視聴制限が可能な電子機器が開示されている。特許文献1に開示されている電子機器は、インターネット接続機能及びペアレンタルコントロール機能を有する電子機器であって、インターネット上のコンテンツに関するレーティング情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記インターネット上のコンテンツに関するレーティング情報に基づいて、前記インターネット上のコンテンツの視聴制限を行う視聴制限部とを備える。この構成によりインターネット上のコンテンツの視聴制限が可能になる。
但し、映像コンテンツを一律に規制してしまうと表現の自由を損なうおそれがあり、ユーザの年齢と番組の内容に応じてコンテンツ視聴の許可不許可を判定することが望まれることがある。例えば特許文献2において、視聴ユーザをユーザ認識手段によって識別し、視聴する番組がユーザに対して視聴可能な番組なのかどうかを判断するテレビジョン受像機が開示されている。このテレビジョン受像機は、カメラで撮影した画像による顔識別、指紋認識、音声認識、等のユーザ認識手段によって視聴者の識別を行い、予め登録したユーザの年齢等のデータから、視聴制限をするか否かを判断する。これにより、選択した番組を表示するが否かが制御される。この構成によって、視聴しているユーザを正確に把握できるため、煩雑な操作なしに最適な視聴制限を行うことが可能になる。また、このテレビジョン受像機は、複数人でコンテンツを視聴した場合には視聴している全ユーザを認識するので、認識したユーザの中で最低の年齢のユーザに合わせてペアレンタルロックをかけることができる。なお、このテレビジョン受像機は、番組の途中で視聴していたユーザに変更があっても動的に対応が可能である。
特開2012―48443号公報 特開2000―175117号公報
しかしながら、特許文献2に開示されたテレビジョン受像機では、視聴制限するユーザの存在を認識した場合に、強制的にコンテンツの表示がブロックされるため、視聴制限を要しないユーザの視聴も終了させてしまうといった課題がある。
例えば、視聴制限を受けうる制限映像が含まれるコンテンツが大画面で表示されている居間に、一定年齢以下の小児が入室する場合を仮定する。その場合には、特許文献2に開示のテレビジョン受像機は、入室した小児を認識し、その小児に対して視聴制限を行うと判定し、映像の表示を停止する。そのため、居間で映像を視聴していた成年の視聴者は、自身の意思によらず、映像を視聴できなくなってしまう。
また、いわゆる大画面テレビは、表示領域が大きく高精細の表示部を有し、その訴求力が高いので、ユーザが設置されている部屋に入室しただけでも表示内容を理解することができることがある。そのため、大画面テレビでは、未成年者に対する視聴制限の必要性が高い。反面、有害シーンが含まれているコンテンツでも、魅力がある内容を含むコンテンツ、その他の有益なコンテンツも多く、視聴を妨げられることを望まない視聴者もいる。上記のように、意思によらず、強制的に表示を停止する処理では、コンテンツを鑑賞していた視聴者が視聴を中断されるので、その映像を十分に楽しむことができない。
更に、制限すべき有害シーンはコンテンツのごく一部分であり、制限する必要がない映像でも表示されなくなり、視聴ができなくなることもある。また、入室した視聴者が映像に注目していない場合でも、そのユーザが認識されることによって、強制的に映像の表示が停止されてしまうこともある。
また、有害シーンが含まれるコンテンツの視聴を成年の視聴者が楽しんでいることを制限対象者である未成年者が知れば、そのコンテンツに関心をもつ可能性がある。例えば、特許文献2に開示されたテレビジョン受像機では、表示部の近傍にいるユーザしか認識できないため、認識後に強制的に映像の表示を停止しても、有害シーンが含まれるコンテンツを視聴していたという状況が知られてしまうといった課題もある。教育の観点からは、有害シーンが含まれるコンテンツの視聴は、その視聴の事実自体も制限対象者である未成年者に知られない方が好ましく、制限を受けない視聴者にとっても安心して視聴を楽しむことができる。
このように、数多くのコンテンツが簡単に取得、視聴でき、大画面高精細の画面により表示可能となったことを鑑みると、教育上有害な影響を与える可能性が高いコンテンツの視聴制限の必要性が高く、早急に対応することが望まれる。一方、数多くのコンテンツを簡単に取得、視聴できる環境は映像文化の発展に大きく寄与するものであり、制限を受けない視聴者である非制限対象者にとって視聴を妨げられずに、安心して楽しみたいといった要求がある。
以上の課題を鑑み、本発明は、視聴が制限される制限対象者に対して視聴制限を行うとともに、視聴が制限されない非制限対象者に対して視聴を妨げない映像表示装置を提供する。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、撮像部が撮影した撮影映像からユーザを認識するユーザ認識部と、ユーザ毎の視聴制限の要否と使用機器とを示すユーザ設定情報を記憶するユーザ設定保存部と、表示部と、視聴制限の対象である制限コンテンツを含むコンテンツについて、前記ユーザ認識部が認識したユーザ毎に前記ユーザ設定情報に基づいて視聴制限の要否を判定し、前記ユーザ認識部が認識したユーザに視聴制限を要するユーザが含まれる場合、前記表示部に対して前記コンテンツの視聴制限を行い、視聴制限を要しない非制限対象者の使用機器に対して前記コンテンツの視聴制限を行わずに表示させる視聴制限部と、を備える映像表示装置である。
本発明によれば、視聴が制限される制限対象者に対して視聴制限を行うとともに、視聴が制限されない非制限対象者に対して視聴を妨げない。
本発明の第1の実施形態に係る映像表示装置の外観構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るユーザ認識部の構成を示すブロック図である。 ユーザ設定情報の例を示す図である。 コンテンツ制限情報の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る視聴制限部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る視聴制限処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るメッセージの例を示す図である。 表示手段別の表示状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るユーザ認識部の構成を示すブロック図である。 表示設定データの例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る視聴制限処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る映像表示装置と外部撮像部の設置例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る視聴制限処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るメッセージの例を示す図である。
以下に、本発明の実施形態に係る映像表示装置11について、図面を参照しながら詳細に説明する。「コンテンツ」とは、ある情報を表す映像、音声、文字列、等のセット、例えば、映画、アニメーション、放送番組、等、人間の創造的活動により生み出されたものである。コンテンツを表すデータを「コンテンツデータ」と呼ぶ。特に、映像を含むコンテンツを映像コンテンツと呼ぶことがある。映像コンテンツには、音声が含まれていても含まれていなくてもよい。以下の説明では、映像表示装置11は、インターネットを介して映像コンテンツデータと視聴制限情報を取得し、取得した映像コンテンツデータに係る映像コンテンツの視聴制限をその視聴制限情報に基づいて行う場合を例にする。
なお、「視聴」とは、視ることと聴くことのいずれか、または両方を含む。以下の説明では、「視聴」とは、映像表示装置11が映像コンテンツを人間が認識できるように表示することを意味することもある。また、「表示」とは、視覚で認識できる形式で提示することに限らず、人間が知覚できる形式で提示することも意味する。例えば、音声に対して表示とは、聴覚で認識できる形式で提示すること、つまり、再生することを意味する。
(第1の実施形態)
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る映像表示装置11の外観構成を示す図である。
映像表示装置11は、表示出力部12、撮像部13、及び外部端末通信部16を含んで構成される。なお、図1には、映像表示装置11の他にコンテンツサーバ14、外部端末15も併せて図示されている。また、図1には、外部端末15のユーザも図示されている。
表示出力部12は、映像コンテンツを表示し、撮像部13は、映像表示装置11の前方の領域を撮影する。外部端末通信部16は、映像表示装置11から予め定めた領域内に存在する外部端末15と無線でデータを送受信する。
外部端末15は、通信機能と映像表示機能を含んで構成され、映像表示装置11とは別個の電子機器である。外部端末15は、例えば、携帯電話機(スマートフォンを含む)、タブレット端末装置、等、の電子機器である。外部端末15は、ユーザが手で保持及び操作することができる大きさ(例えば、縦(6〜22cm)、横(例えば、6〜22cm)、厚さ(例えば、0.5〜3.0cm)を有する携帯型の端末装置である。外部端末15の数は、2個以上の場合もあり、各ユーザは、それぞれ異なる端末装置を用いる。
映像表示装置11は、ネットワークを介してコンテンツサーバ14と接続することができる。コンテンツサーバ14には、映像コンテンツデータと、その視聴制限情報が記憶されている。映像表示装置11は、コンテンツサーバ14から所定の映像コンテンツデータとその視聴制限情報を受信し、受信した視聴制限情報に基づき、受信した映像コンテンツデータに基づく映像コンテンツの表示を制御する。映像表示装置11は、制御により自装置で表示せずに、外部端末通信部16を介して外部端末15に表示することもできる。
映像表示装置11は、映像コンテンツ要求情報をコンテンツサーバ14に送信し、コンテンツサーバ14から映像コンテンツデータ及びその視聴制限情報を受信してもよい(プル型配信)。また、映像表示装置11は、指定したアドレスを介して映像コンテンツデータ及びその視聴制限情報をコンテンツサーバ14から一方的に受信してもよい(プッシュ型配信)。
次に、映像表示装置11の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る映像表示装置11の構成を示すブロック図である。
映像表示装置11は、CPU(Central Processing Unit、図示せず)と記憶媒体(図示せず)を備え、記憶媒体には予め映像表示装置11の動作を制御するための制御プログラムが記憶されている。CPUは、記憶媒体に記憶された制御プログラムを読み出し、読み出した制御プログラムを実行することにより、表示出力部12、撮像部13、外部端末通信部16、ユーザ認識部21、ユーザ設定保存部22、インターネット接続部23、及び視聴制限部25の一部または全部の機能を実現する。コンテンツ制限情報記憶部24は、上述した記憶媒体により構成される。
表示出力部12は、視聴制限部25から入力された映像データに基づく映像を表示する。表示出力部12は、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(Organic Electroluminescence Display)、等)を含んで構成される。
表示出力部12は、さらにユーザの操作入力によって接触された位置を示す指示情報を生成するタッチセンサを備え、タッチセンサとディスプレイとが一体化されたタッチパネルを含んで構成されてもよい。
表示出力部12は、同時に複数の視聴者から見えやすい位置(例えば、前面)に配置される。また、表示出力部12が映像を表示する表示領域は、同時に複数の視聴者から見えやすい大きさ(例えば、対角線の長さが14インチ以上)と、解像度(例えば、水平方向720画素、垂直方向480画素以上)とを有する。
撮像部13は、被写範囲内の被写体の映像を撮影し、撮影した映像を示す映像データを生成し、生成した撮像データをユーザ認識部21に出力する。撮像部13は、被写体からの光を撮像レンズ(図示せず)で撮像素子(図示せず)上に結像し、結像した映像を撮像素子で光電変換して映像データを生成する。撮像部13は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラである。撮像レンズは、広範囲でピントを合わせることができるレンズ、例えば、パンフォーカスレンズであってもよい。さらに、撮像レンズは、被写範囲が大きいレンズ、例えば、水平方向の画角が130°以上の広角レンズであってもよい。これにより、表示出力部12によって表示される映像コンテンツを視聴する視聴者を漏れなく撮影することができる。また、撮像素子のダイナミックレンジは、高いほうが望ましい。高いダイナミックレンジを有する撮像素子を用いることで、例えば、同一の室内において照明光が届かない暗い部位から、照明光や窓を介して入射した日光が届く明るい部位まで撮影することができる。
外部端末通信部16は、自装置から所定の範囲内にある外部端末15との間で、データを送受信する。外部端末通信部16は、所定の通信規格、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a/b/g/nを用いて無線でデータを送受信できる無線LAN(Local Area Network)インタフェースである。
ユーザ認識部21は、撮像部13から入力された映像データが示す映像からユーザの映像が表された領域を検出し、検出した領域が予め登録されたユーザのうち、どのユーザであるかを判定(ユーザ認識)する。ユーザ認識部21は、認識したユーザを示す視聴ユーザ情報を生成し、生成した視聴ユーザ情報を視聴制限部25に出力する。ユーザ認識部21の構成については、後述する。
ユーザ設定保存部22には、予めユーザ毎のユーザ設定情報が記憶されている。ユーザ設定情報は、視聴を制限すべき映像コンテンツの情報(視聴制限設定情報)と、ユーザが使用する外部端末15を示す端末識別情報とを含む情報である。ユーザ設定情報の例については後述する。
インターネット接続部23は、インターネットを介して、他の電子機器と接続し、その電子機器との間でデータを送受信する。インターネット接続部23は、例えば、ネットワークインタフェースである。インターネット接続部23は、予め映像コンテンツデータとそのコンテンツ制限情報を記憶したコンテンツサーバ14から、映像コンテンツデータとコンテンツ制限情報を受信する。
コンテンツ制限情報記憶部24は、インターネット接続部23から受信したコンテンツ毎のコンテンツ制限情報を記憶する。コンテンツ制限情報とは、コンテンツの再生時間のうち制限映像が含まれる時間帯を示す情報である。コンテンツ制限情報記憶部24には、その時点において表示出力部12が表示している映像コンテンツに係るコンテンツ制限情報が記憶される。コンテンツ制限情報の例については後述する。なお、映像コンテンツデータにコンテンツ制限情報が付加されている場合がある。その場合には、コンテンツ制限情報記憶部24は、インターネット接続部23から入力された映像コンテンツデータからコンテンツ制限情報を抽出し、抽出したコンテンツ制限情報を記憶する。
視聴制限部25は、ユーザ認識部21から入力された視聴ユーザ情報に対応するユーザ設定情報をユーザ設定保存部22から読み出す。視聴制限部25は、インターネット接続部23から入力された映像コンテンツデータに対応するコンテンツ制限情報をコンテンツ制限情報記憶部24から読み出す。視聴制限部25は、読み出したユーザ設定情報とコンテンツ制限情報に基づいて、入力された映像コンテンツデータが示す映像コンテンツの視聴制限を行うか否かを制御する。視聴制限部25は、視聴制限を行わないと判定した場合、入力された映像コンテンツデータを表示出力部12に出力し、視聴制限を行うと判定した場合、その映像コンテンツデータの出力を停止する。これにより、表示出力部12に表示された映像コンテンツの視聴制限が行われる。なお、後述するように、視聴制限を行うと判定されたユーザと、視聴制限を行わないと判定されたユーザと、が同時に存在する場合がある。その場合には、視聴制限部25は、視聴制限を行わないと判定されたユーザの外部端末15に対して視聴制限を行わず、外部端末通信部16を介して所定のメッセージを示すメッセージデータを送信する。
次に、本実施形態に係るユーザ認識部21の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係るユーザ認識部21の構成を示すブロック図である。
ユーザ認識部21は、顔検出処理部31、顔器官特徴点検出処理部32、特徴点マッチング部33、及びユーザ特徴点情報記憶部34を含んで構成される。
顔検出処理部31は、撮像部13から入力された映像データが示す映像のうちユーザの顔が表された顔領域を検出する。顔検出処理部31は、あるフレームの映像において所定の大きさ(例えば、水平方向8画素×垂直方向8画素)の探索窓を所定の順序(例えば、左上端から右下端までのラスタスキャンの順序)で走査する。顔検出処理部31は、それぞれ異なる位置に配置された探索窓内に人間の顔の特徴点を有するか否かを判定する。顔検出処理部31は、顔の特徴点として、例えば、顔の輪郭、眼(目尻、眼頭)、鼻(鼻孔)、口(口端)、等の顔器官の特徴点を用いることができる。その後、顔検出処理部31は、検出した顔領域内の映像を示す顔領域データを生成し、生成した顔領域データを顔器官特徴点検出処理部32に出力する。
顔器官特徴点検出処理部32は、顔検出処理部31から入力された顔領域データから顔器官の特徴点を検出する。検出した顔器官の特徴点の分布は、眼、鼻、口等の顔器官間の位置関係、各顔器官の大きさ、等の顔の特徴を表す。顔器官特徴点検出処理部32は、特徴点の検出において、例えば、眼、鼻の側面、口、眉、頬等の濃淡のコントラストが所定の濃淡差よりも著しい領域を特徴点として抽出してもよい。また、顔器官特徴点検出処理部32は、例えば、Viola−Jones法を用いて特徴点を抽出してもよい。Viola−Jones法は、既知の映像データと既知の特徴点とを用いた事前学習により生成した識別器を用いて、入力された映像データから特徴点を抽出する方法である。顔器官特徴点検出処理部32は、それ以外の手法を用いて特徴点を検出してもよい。顔器官特徴点検出処理部32は、検出した特徴点の分布を示す特徴点情報を特徴点マッチング部33に出力する。
ユーザ特徴点情報記憶部34には、ユーザ毎の顔器官の特徴点の分布を示すユーザ特徴点情報が予め記憶されている。
特徴点マッチング部33は、顔器官特徴点検出処理部32から入力された特徴点情報が示す特徴点の分布と、ユーザ特徴点情報記憶部34から読み出したユーザ毎のユーザ特徴点情報が示す特徴点の分布とをマッチングする。特徴点マッチング部33は、予め登録されたユーザのうちどのユーザのユーザ特徴点情報に、顔器官特徴点検出処理部32から入力された特徴点情報が最も合致するかを判定する。ここで、特徴点マッチング部33は、ユーザ毎のユーザ特徴点情報が示す特徴点の分布と、顔器官特徴点検出処理部32から入力された特徴点情報が示す特徴点の分布との類似度を算出し、算出した類似度が最も高いユーザのユーザ特徴点情報を特定する。但し、特徴点マッチング部33は、特定したユーザ特徴点情報に係る類似度が、予め定めた類似度の閾値よりも高くなるユーザのユーザ特徴点情報を採用する。特徴点マッチング部33は、特定したユーザを示す視聴ユーザ情報を生成し、生成した視聴ユーザ情報を認識結果として視聴制限部25に出力する。
次に、ユーザ設定保存部22に記憶されたユーザ設定情報の例について説明する。
図4は、ユーザ設定情報の例を示す図である。
ユーザ設定情報は、ユーザ情報、視聴制限設定情報、及び端末識別情報を含み、これらが対応付けられて形成された情報である。
ユーザ情報は、予め登録したユーザのユーザ名を示す情報である。視聴制限設定情報は、有害シーンの種別毎に視聴制限の設定を行うか否かを示す情報である。有害シーンとは、視聴者の情動、人格形成等に悪影響を与えるおそれがある動作、状況を示す映像、つまり、制限映像である。有害シーンの種別には、図4に示す例では、例えば、「暴力」、「ホラー」、「わいせつ」、等がある。○印は、視聴制限が設定されていないことを示し、×印は、視聴制限が設定されたことを示す。端末識別情報は、ユーザが使用している外部端末15の識別情報(端末ID(Identifier))である。端末識別情報として、例えば、各端末装置に一意に割り当てられる物理アドレスであるMAC(Media Access Control)アドレスを用いることができる。
図4に示す例では、4名のユーザ(UserA〜D)のそれぞれについて設定された視聴制限設定情報と端末識別情報を示す。図4の第2行には、「UserA」に対して、「暴力」、「ホラー」、「わいせつ」のいずれについても視聴制限は設定されておらず、端末識別情報としてMACアドレスAが設定されていることが示されている。また、図4の第3行には、「UserB」に対して、「ホラー」について視聴制限が設定され、「暴力」、「わいせつ」について視聴制限が設定されておらず、端末識別情報としてMACアドレスBが設定されていることが示されている。また、図4の第4行には、「UserC」に対して、「暴力」、「わいせつ」について視聴制限が設定され、「ホラー」について視聴制限が設定されておらず、端末識別情報としてMACアドレスCが設定されていることが示されている。図4の第5行には、「UserD」に対して、「暴力」、「ホラー」、「わいせつ」のいずれについても視聴制限が設定され、端末識別情報が設定されていないことが示されている。
なお、映像表示装置11は、ユーザの操作に応じて操作信号を生成する操作部(図示せず)を備えていてもよい。操作部は、生成した操作信号に基づいて、上述したユーザ情報、視聴制限設定情報、端末識別情報の一部または全部を設定もしくは変更することができてもよい。操作部は、例えば、リモートコントローラ、キーボード、タッチパネル、等を含んで構成されてもよい。
次に、コンテンツ制限情報記憶部24に記憶されたコンテンツ制限情報の例について説明する。
図5は、コンテンツ制限情報の例を示す図である。
図5の上段の線表51は、各時間帯におけるタイムテーブル52の内容を、図式化して表すものである。横軸は時刻を示す。
コンテンツ制限情報は、あるコンテンツに含まれる制限映像の種類とその再生時間帯(開始時刻、終了時刻)を示す情報である。この例では、コンテンツ制限情報は、シーン毎に制限映像の有無と制限映像の種類が設定されている。「シーン」とは、1件の映像コンテンツを時間的に細分化した区間であって、一定の場所における動作または状況の一区切りを指す。シーンは、場面とも呼ばれる。
線表51は、コンテンツ制限情報が表す情報として、開始時刻「00:00:00」に開始され、終了時刻「xx:xx:xx」に終了するコンテンツが、開始時刻「aa:aa:aa」から終了時刻「bb:bb:bb」の間に「暴力」を含み、開始時刻「cc:cc:cc」から終了時刻「dd:dd:dd」の間に「ホラー」を含むことを示す。
図5の下段のタイムテーブル52は、制限映像の種別に開始時刻、終了時刻をそれぞれ対応付けて形成され、コンテンツ制限情報としてコンテンツ制限情報記憶部24に記憶される。タイムテーブル52の第2行において、制限映像「暴力」に開始時刻「aa:aa:aa」と終了時刻「bb:bb:bb」が対応付けられ、同第3行において、制限映像「ホラー」に開始時刻「cc:cc:cc」と終了時刻「dd:dd:dd」が対応付けられている。
次に、本実施形態に係る視聴制限部25の構成について説明する。
図6は、本実施形態に係る視聴制限部25の構成を示すブロック図である。
視聴制限部25は、制限表示設定部61と表示処理部62とを含んで構成される。制限表示設定部61は、ユーザ認識部21から入力された視聴ユーザ情報が示すユーザ毎の視聴制限設定情報と端末識別情報を、ユーザ設定保存部22から読み出す。制限表示設定部61は、コンテンツ制限情報記憶部24からコンテンツ制限情報を読み出し、読み出したコンテンツ制限情報が示す制限映像について、視聴制限設定情報が示す制限映像の種別に応じて視聴制限を行うか否かを視聴ユーザ情報が示すユーザ毎に判定する。制限表示設定部61は、(1)視聴ユーザ情報が示すユーザの全員について視聴制限を行う、(2)視聴ユーザ情報が示すユーザの全員について視聴制限を行わない、(3)視聴ユーザ情報が示すユーザに視聴制限を行うユーザ(制限対象者)と視聴制限を行わないユーザ(非制限対象者)とが含まれる、のいずれかを示す視聴制限判定情報を生成し、生成した視聴制限判定情報を表示処理部62に出力する。
また、制限表示設定部61は、(3)視聴ユーザ情報が示すユーザに制限対象者と非制限対象者が含まれる、と判定した場合には、所定のメッセージを示すメッセージデータと、非制限対象者に係る端末識別情報を表示処理部62に出力する。メッセージデータは、例えば、その時点の映像コンテンツの制限映像に関するデータ、例えば、その映像コンテンツに制限映像が含まれること、制限対象者のユーザ名、制限映像の終了時刻、等、が含まれる。メッセージデータの例については、後述する。
表示処理部62は、インターネット接続部23から入力された映像コンテンツデータを、制限表示設定部61から入力された視聴制限判定情報に基づいて表示出力部12に出力するか否かを判定する。また、表示処理部62は、制限表示設定部61からメッセージデータと端末識別情報が入力された場合、メッセージデータと映像コンテンツデータを、端末識別情報が示す外部端末15に外部端末通信部16を介して送信する。
次に、本実施形態に係る視聴制限処理について説明する。
図7は、本実施形態に係る視聴制限処理を示すフローチャートである。
(ステップS01)映像表示装置11の視聴制限部25の制限表示設定部61は、ユーザ認識部21から入力された視聴ユーザ情報に基づき、表示出力部12が表示している映像を視聴しているユーザ(視聴ユーザ)の数を判定する。視聴ユーザが1名である場合には(ステップS01 YES)、ステップS02に進む。視聴ユーザが2名以上である場合には(ステップS01 NO)、ステップS05に進む。
(ステップS02)制限表示設定部61は、ユーザ認識部21から入力された視聴ユーザ情報に基づいて、ユーザの視聴制限設定情報をユーザ設定保存部22から読み出す。制限表示設定部61は、コンテンツ制限情報記憶部24から読み出したコンテンツ制限情報が示す制限映像について、視聴制限設定情報が示す制限映像の種別に応じて視聴制限を行うか否か、つまり視聴可能か否かを判定する。そのユーザが視聴制限を行わないユーザと判定された場合には(ステップS02 YES)、ステップS03に進む。そのユーザは視聴制限を行うユーザ、つまり視聴不可能と判定された場合には(ステップS02 NO)、ステップS04に進む。
(ステップS03)制限表示設定部61は、視聴制限を行わないことを示す視聴制限判定情報を表示処理部62に出力する。表示処理部62は、インターネット接続部23から入力された映像コンテンツデータを、表示出力部12に出力する(通常表示設定)。その後、ステップS09に進む。
(ステップS04)制限表示設定部61は、視聴制限を行うことを示す視聴制限判定情報を表示処理部62に出力する。表示処理部62は、インターネット接続部23から入力された映像コンテンツデータを、表示出力部12に出力しない(表示不可設定)。その後、ステップS09に進む。
(ステップS05)制限表示設定部61は、ユーザ認識部21から入力された視聴ユーザ情報に基づいて、ユーザ毎の視聴制限設定情報をユーザ設定保存部22から読み出す。制限表示設定部61は、コンテンツ制限情報記憶部24からコンテンツ制限情報を読み出し、読み出したコンテンツ制限情報が示す制限映像について、視聴制限設定情報が示す制限映像の種別に応じて視聴制限を行うか否かをユーザ毎に判定する。全ユーザについて視聴制限を行う(視聴不可)と判定された場合(ステップS05 YES)、ステップS04に進む。それ以外の場合(ステップS05 NO)、ステップS06に進む。
(ステップS06)全ユーザについて視聴制限を行わない(視聴可能)と判定された場合(ステップS06 YES)、ステップS03に進む。視聴ユーザが制限対象者と非制限対象者を含むと判定された場合(ステップS06 NO)、ステップS07に進む。
(ステップS07)制限表示設定部61は、所定のメッセージを示すメッセージデータと、非制限対象者に係る端末識別情報を表示処理部62に出力する。
表示処理部62は、制限表示設定部61から入力されたメッセージデータを、制限表示設定部61から入力された端末識別情報が示す外部端末15に外部端末通信部16を介して送信する(メッセージ出力)。外部端末15は、表示処理部62から受信したメッセージデータに基づくメッセージを表示する。表示されるメッセージの例については、後述する。その後、ステップS08に進む。
(ステップS08)表示処理部62は、インターネット接続部23から入力された映像コンテンツデータを制限表示設定部61から入力された端末識別情報が示す外部端末15に外部端末通信部16を介して送信する。また、表示処理部62は、映像コンテンツデータの表示出力部12への出力を停止する。これにより、表示出力部12及び視聴制限を行うと判定されたユーザの外部端末15のいずれの表示部からは映像コンテンツが表示されず、そして視聴制限を行わないと判定されたユーザの外部端末15の表示部からは映像コンテンツが表示される(ユーザ別表示設定)。その後、ステップS09に進む。
(ステップS09)制限表示設定部61は、ユーザ認識部21から入力された視聴ユーザ情報に基づき、視聴ユーザが変更したか否かを所定時間毎に判定する。変更したと判定された場合(ステップS09 YES)、ステップS01に進む。変更していないと判定された場合(ステップS09 NO)、ステップS10に進む。
(ステップS10)制限表示設定部61は、視聴を終了するか否かを判定し、視聴を終了すると判定された場合(ステップS10 YES)、図7に示す処理を終了する。視聴を終了しないと判定された場合(ステップS10 NO)、ステップS09に戻る。制限表示設定部61は、例えば、ユーザによる操作入力により視聴の終了を示す指示信号が入力されたとき、視聴を終了すると判定する。
次に、上述したステップS07において表示されるメッセージの例について説明する。
図8は、本実施形態のステップS07において表示されるメッセージの例を示す図である。
メッセージには、視聴コンテンツに制限映像が含まれている旨のテキスト「視聴コンテンツには、視聴者Cさんの制限映像が含まれています」、制限映像81、及び制限映像の再生時間帯82「aa:aa:aa〜bb:bb:bb」が含まれる。
制限映像81は、表示処理部62から受信した映像コンテンツデータが示す映像コンテンツ、つまり視聴制限を行うか否かの判定対象となった映像である。「視聴者C」は、制限対象者のユーザ名である。また、「あとxxx分後に表示」とは、その時点(現時点)から制限映像81の終了時刻bb:bb:bbが経過して、映像コンテンツの表示が再開されるまでの時間がxxx分であることを示す。
なお、メッセージには、これらの要素情報のうちの一部、例えば、制限映像が含まれている旨のテキストのみが含まれてもよい。
また、外部端末15は、表示処理部62からメッセージデータを受信したとき、着信音を再生してもよい。着信音を示す着信音データは、外部端末15に予め設定されてもよいし、表示処理部62から受信したものでもよい。これにより、表示出力部12に表示された映像コンテンツを視聴しているユーザは、外部端末15が制限映像の表示を開始したことに容易に気づくことができる。
次に、ユーザ別表示設定の例について説明する。
図9は、表示手段別の表示状態を示す図である。図9において、横軸は時刻を示す。各行は、表示出力部12と、非制限対象者の外部端末(携帯映像表示端末)15を、上から順に示す。図9に示す例は、映像表示装置11が、開始時刻「00:00:00」に開始され、終了時刻「xx:xx:xx」に終了する映像コンテンツ91を表示する場合を例にする。映像コンテンツ91は、2つの制限映像92を含む。制限映像92の時間帯は、横軸の近傍において両矢印で示されている
通常の映像の時間帯では、表示出力部12から映像コンテンツが表示され、各ユーザの外部端末15から映像コンテンツが表示されない。これに対し、制限映像92の時間帯では、表示出力部12から映像コンテンツは表示されず(非表示93)、非制限対象者の外部端末15から映像コンテンツが表示される。
なお、ユーザ別表示設定では、制限映像92の時間帯での表示出力部12における視聴制限は、上述した非表示93に限られない。表示処理部62は、その時間帯において表示出力部12に視聴制限の対象となる映像コンテンツを隠蔽するための表示により、視聴制限を行ってもよい。そのような表示は、例えば、制限映像があるために視聴制限が行われないユーザの外部端末15に表示される旨のメッセージ画面、制限映像に対して内容が判断できないようにする処理(例えば、モザイク処理)を施した映像、その他の代替コンテンツ、のいずれでもよい。表示処理部62には、予めユーザ毎に異なる代替コンテンツを設定しておき、ユーザ認識部21から入力された視聴ユーザ情報が示すユーザに応じて異なる代替コンテンツを表示出力部12に表示させてもよい。
以上に説明したように、本実施形態に係る映像表示装置11は、撮像部13が撮影した撮影映像からユーザを認識するユーザ認識部21と、ユーザ毎の視聴制限の要否と使用機器とを示すユーザ設定情報を記憶するユーザ設定保存部22と、表示部(例えば、表示出力部12)を備える。また、映像表示装置11は、視聴制限の対象である制限コンテンツ(例えば、制限映像)を含むコンテンツ(例えば、映像コンテンツ)について、ユーザ認識部21が認識したユーザ毎にユーザ設定情報に基づいて視聴制限の要否を判定する視聴制限部25を備える。視聴制限部25は、ユーザ認識部21が認識したユーザに視聴制限を要する制限対象者を含む場合、視聴制限部25は、表示部(例えば、表示出力部12)に対しコンテンツの視聴制限(例えば、表示の停止)を行い、非制限対象者の使用機器(例えば、外部端末15)に対してコンテンツの視聴制限を行わずに表示させる。
この構成により、コンテンツを視聴しているユーザに制限対象者が含まれる場合に、所定の表示部が表示するコンテンツに対して視聴制限がなされる。コンテンツを視聴しているユーザにさらに非制限対象者が含まれる場合には、非制限対象者の視聴機器からコンテンツが表示される。そのため、制限対象者に対する視聴制限がなされ、制限対象者に対して継続してコンテンツを妨げられずに視聴させることが可能になる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
図10は、本実施形態に係る映像表示装置11Aの構成を示すブロック図である。
映像表示装置11Aは、映像表示装置11(図2)において、ユーザ認識部21、視聴制限部25に代えて、ユーザ認識部101、視聴制限部102を備える。
次に、本実施形態に係るユーザ認識部101の構成について説明する。
図11は、本実施形態に係るユーザ認識部101の構成を示すブロック図である。
ユーザ認識部101は、顔検出処理部31、顔器官特徴点検出処理部32、特徴点マッチング部33、ユーザ特徴点情報記憶部34、顔動き量検出処理部111、顔方向検出処理部112、及び注目度判定処理部113を含んで構成される。ここで顔検出処理部31、顔器官特徴点検出処理部32、特徴点マッチング部33及びユーザ特徴点情報記憶部34から成る構成の機能は第1の実施形態において図3を参照して説明をしたものと同じなので、その説明を省略する。
顔動き量検出処理部111は、顔検出処理部31から入力された顔領域データに基づいて顔の動きを検出する。顔動き量検出処理部111は、顔領域データが示す顔領域の代表点(例えば、中心座標)を算出し、算出した代表点の時間経過による変化量を算出する。顔動き量検出処理部111は、予め定めた時間(例えば、1秒)毎に顔領域の中心座標を算出し、それぞれの直前に算出した中心座標からの移動量を算出する。顔動き量検出処理部111は、その時点までの予め定めた回数(例えば、10回)の移動量の平均値を顔動き量として算出する。顔動き量検出処理部111は、算出した顔動き量が、予め設定した顔動き量の閾値以下の場合、顔が動いていないと判定し、その閾値よりも大きい場合、顔が動いていると判定する。顔動き量検出処理部111は、顔が動いているか否かを示す顔動き情報を注目度判定処理部113に出力する。
顔方向検出処理部112は、顔器官特徴点検出処理部32から入力された特徴点情報に基づいて、ユーザの顔が向いている方向である顔方向を検出する。特徴点情報は、眼、鼻、口、等の顔器官間の相対位置を示す情報である。顔方向検出処理部112には、予め複数の方向の顔を構成する顔器官間の相対位置を示すリファレンスデータを設定しておく。顔方向検出処理部112は、入力された特徴点情報が示す相対位置とリファレンスデータ毎の類似度を算出する。顔方向検出処理部112は、算出した類似度が最も類似することを示す類似度を与えるリファレンスデータに係る方向を顔方向と判定する。なお、顔方向検出処理部112が顔方向を検出する処理は、これには限られない。顔方向検出処理部112は、入力された特徴点情報が示す少なくとも3点、例えば、右眼、左眼、鼻の位置関係に基づいて、顔の方向を算出してもよい。
顔方向検出処理部112は、顔検出処理部31から入力された顔領域データが示す中心座標から表示出力部12の表示領域の中心座標までの方向と、算出した顔の方向との間の角度が、予め定めた角度の閾値以下である場合、ユーザが表示出力部12の方向に向いていると判定する。顔方向検出処理部112は、その角度が、予め定めた角度よりも大きい場合、顔が表示出力部12の方向に向いていないと判定する。顔方向検出処理部112は、顔が表示出力部12の方向に向いているか否かを示す顔方向情報を注目度判定処理部113に出力する。
注目度判定処理部113は、顔動き量検出処理部111から入力された顔動き情報と顔方向検出処理部112から入力された顔方向情報に基づいてユーザ毎に映像コンテンツに注目しているか否かを判定する。ここで、注目度判定処理部113は、顔動き量検出処理部111から入力された顔動き情報が、顔が動いていないことを示し、かつ、顔方向検出処理部112から入力された顔方向情報が、顔が表示出力部12の方向に向いていることを示している場合、ユーザが表示出力部12、つまり、表示されている映像コンテンツに注目していると判定する。注目度判定処理部113は、顔動き量検出処理部111から入力された顔動き情報が、顔が動いていることを示し、又は、顔方向検出処理部112から入力された顔方向情報が、顔が表示出力部12の方向に向いていないことを示している場合、ユーザが映像コンテンツに注目していないと判定する。注目度判定処理部113は、ユーザが表示出力部12に注目しているか否かを示す注目情報を注目判定結果として視聴制限部102に出力する。
視聴制限部102は、視聴制限部25の制限表示設定部61と同様に、ユーザ認識部21から入力された視聴ユーザ情報と、コンテンツ制限情報記憶部24から読み出したコンテンツ制限情報に基づいて、視聴制限を行うか否かをユーザ毎に判定する。
視聴制限部102は、ユーザ毎に視聴制限を行うか否かの判定結果と、注目度判定処理部113から入力された注目情報とに基づいて表示設定処理を行う。表示設定処理において、視聴制限部102は、自部に設定された表示設定データを参照して通常表示設定、表示不可設定、ユーザ別表示設定のいずれかを行うかを判定する。
次に、表示設定データの例について説明する。
図12は、表示設定データの例を示す図である。
図12において、各列は、左から順に、非制限対象者の注目情報、制限対象者の注目情報、表示設定を示す。
非制限対象者の注目情報は、非制限対象者のうち、映像コンテンツに注目しているユーザがいるか(〇 注目している)、いないか(× 注目していない)、を示す情報である。
制限対象者の注目情報は、制限対象者のうち、映像コンテンツに注目しているユーザがいるか(〇 注目している)、いないか(× 注目していない)、を示す情報である。
表示設定は、上述したユーザ別表示設定、通常表示設定、表示不可設定のいずれかを示す。従って、図12に示す表示設定データは、視聴制限部102によるユーザ毎に視聴制限を行うか否かの判定結果と、ユーザ毎に映像コンテンツに注目しているか否かを示す注目情報とは、次に説明するように表示設定と対応付けられている。
非制限対象者全員が表示出力部12に注目していない場合には、表示不可設定が対応付けられている。その場合には、表示出力部12から映像コンテンツが表示されない。この表示不可設定の対応付けは、制限対象者に映像コンテンツに注目しているユーザがいるか否かに関わらない。制限対象者には映像コンテンツを表示する必要がないためである。
また、視聴制限部102は、非制限対象者のうち、映像コンテンツに注目しているユーザがいる場合であって、制限対象者全員が映像コンテンツに注目していない場合は、通常表示設定に対応付けられている。その場合には、表示出力部12から映像コンテンツが表示される。制限対象者全員が映像コンテンツに注目していない場合には、制限対象者は、その映像コンテンツの影響を受けないので、非制限対象者に視聴させることが許容される。
非制限対象者のうち、映像コンテンツに注目しているユーザがいる場合であって、かつ、制限対象者のうち、映像コンテンツに注目するユーザがいる場合、ユーザ別表示に対応付けられている。その場合には、映像コンテンツに注目している非制限対象者個々の外部端末15に映像コンテンツが表示され、表示出力部12から映像コンテンツが表示されない。これにより、映像コンテンツに注目している非制限対象者による視聴が妨げられず、制限対象者に対する視聴が制限される。
次に、視聴制限部102が行う視聴制限処理について説明する。
図13は、本実施形態に係る視聴制限処理を示すフローチャートである。
図13に示す視聴制限処理は、ステップS21〜S30を有し、視聴制限部102によって実行される。ステップS21〜S26、S29、及びS30は、図7のステップS01〜S06、S09、及びS10とそれぞれ同様な処理であるので、その説明を省略する。
ステップS26において、視聴ユーザに視聴制限を行うユーザと視聴制限を行うユーザがいると判定した場合に(ステップS26 NO)、ステップS27に進む。
(ステップS27)視聴制限部102は、ステップS25において得られたユーザ毎に視聴制限を行うか否かの判定結果と、注目度判定処理部113から入力された注目情報とに基づいて表示設定処理を行う。表示設定処理は、次に述べる処理を含む。
視聴制限部102は、非制限対象者、つまり視聴制限を行わないと判定されたユーザ全員が映像コンテンツに注目していない場合、視聴制限を行う(表示不可設定)。この場合、視聴制限部102は、インターネット接続部23から入力された映像コンテンツデータを表示出力部12にも、視聴制限を行わないと判定されたユーザの外部端末15にも出力しない。
視聴制限部102は、非制限対象者のうち、映像コンテンツに注目しているユーザがいる場合であって、制限対象者、つまり視聴制限を行うと判定されたユーザ全員が表示出力部12に注目していない場合、視聴制限を行わない(通常表示設定)。この場合、視聴制限部102は、インターネット接続部23から入力された映像コンテンツデータを表示出力部12に出力し、視聴制限を行わないと判定されたユーザの外部端末15には出力しない。
視聴制限部102は、非制限対象者のうち映像コンテンツに注目しているユーザがいる場合であって、かつ、制限対象者のうち表示出力部12に注目するユーザがいる場合、非制限対象者のうち、表示出力部12に注目しているユーザの外部端末15に映像コンテンツを表示させる(ユーザ別表示)。この場合、視聴制限部102は、非制限対象者のうち、表示出力部12に注目しているユーザに係る端末識別情報で指定される外部端末15に、映像コンテンツデータを、外部端末通信部16を介して送信する。この場合、視聴制限部102は、映像コンテンツデータを表示出力部12に出力しない。その後、ステップS28に進む。
(ステップS28)視聴制限部102は、注目度判定処理部113から入力された注目情報が変化したか否かを所定時間毎に判定する。変化したと判定された場合には(ステップS28 YES)、ステップS27に戻る。変化していないと判定された場合には(ステップS28 NO)、ステップS29に進む。
以上に説明したように、本実施形態に係る映像表示装置11Aは、ユーザ認識部101が認識したユーザ毎に表示部(例えば、表示出力部12)が表示するコンテンツに注目しているか否かを判定する注目判定部(例えば、注目度判定処理部113)を備える。また、視聴制限部102は、コンテンツに注目している非制限対象者と制限対象者とが含まれる場合、コンテンツに注目している非制限対象者の使用機器(例えば、外部端末15)にコンテンツの視聴制限を行わずに表示させ、表示部に対しコンテンツの視聴制限を行う。
この構成により、コンテンツに注目している非制限対象者がある場合、コンテンツに注目している制限対象者がいない場合には、所定の表示部によるコンテンツの表示が継続する。また、コンテンツに注目している非制限対象者がある場合、コンテンツに注目している制限対象者がいる場合には、所定の表示部に対して視聴制限が行われ、非制限対象者の使用機器がコンテンツを表示される。そのため、コンテンツに注目している非制限対象者は、コンテンツに注目している制限対象者に対する視聴制限と、所定の表示部からのコンテンツを極力継続して視聴することとを両立することができる。
また、ユーザ認識部101は、撮影映像に基づきユーザの顔の動きと方向を検出する検出部(例えば、顔動き量検出処理部111、顔方向検出処理部112)を備える。また、注目判定部は、検出した顔の動きと方向に基づいて表示部(例えば、表示出力部12)が表示するコンテンツにユーザが注目しているか否かを判定する。
この構成により、取得した撮影映像を活用して表示部が表示しているコンテンツに注目しているか否かを判定することができるので、かかる判定に要するハードウェア(センサ等)や専用の機器の装着を要しない。そのため、ユーザによる快適な視聴を損ねずに映像表示装置11Aを経済的に実現することができる。
なお、本実施形態では注目判定部(例えば、注目度判定処理部113)の構成は、上述した構成に限られない。注目判定部は、例えば、公知の視線検出技術を用いてユーザの視線方向を検出し、検出した視線方向と、そのユーザから表示部までの方向とのなす角度が、所定の角度の閾値よりも小さい場合に、その表示部が表示するコンテンツに注目していると判定してもよい。視線検出技術として、例えば、ユーザの目頭と虹彩を検出し、検出した目頭と虹彩の位置関係に基づいて視線方向を算出する方法、ユーザに赤外線を照射して瞳孔の中心と赤外線による虚像との位置関係に基づいて視線方向を算出する方法、眼電位を検出して検出した眼電位に基づいて視線方向を推定する方法、等を用いることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
図14は、本実施形態に係る映像表示装置11Bの構成を示すブロック図である。
映像表示装置11Bは、映像表示装置11(図2)において、視聴制限部25に代えて、視聴制限部143を備え、さらに外部撮影映像入力部142を備える。
外部撮影映像入力部142は、外部撮像部141から撮影映像データを入力し、入力した撮影映像データをユーザ認識部21に出力する。外部撮影映像入力部142は、外部撮像部141から撮像映像データを所定の無線通信規格(例えば、IEEE802.11a/b/g/nを用いて受信してもよい。外部撮影映像入力部142は、例えば、無線LANインタフェースである。外部撮影映像入力部142は、外部端末通信部16と共用されてもよい。
なお、外部撮像部141は、映像表示装置11Bの外部、例えば、映像表示装置11Bが設置された建造物や部屋の入退出口を通過する人物を撮影できる位置に設置されるカメラである。外部撮像部141と映像表示装置11Bの設置例については、後述する。
以下の説明では、外部撮像部141が撮影した撮影映像を、第2撮影映像と呼び、撮像部13が撮影した撮影映像を、それぞれ第1撮影映像と呼ぶ。
ユーザ認識部21は、第2撮影映像データについても、第1撮影映像データと同様にユーザ認識を行い、認識した第2視聴ユーザを示す第2視聴ユーザ情報を視聴制限部143に出力する。なお、以下の説明では、第1撮影映像データから認識したユーザを第1ユーザと呼ぶ。
視聴制限部143は、視聴制限部25と同様に、ユーザ認識部21から入力された第1撮影映像データについて視聴制限処理(図7)を実行する。また、視聴制限部143は、ユーザ認識部21から入力された第2視聴ユーザ情報に対応するユーザ設定情報をユーザ設定保存部22から読み出す。視聴制限部143は、インターネット接続部23から入力された映像コンテンツデータに対応するコンテンツ制限情報をコンテンツ制限情報記憶部24から読み出す。視聴制限部143は、ユーザ設定保存部22から読み出したユーザ設定情報と、既にコンテンツ制限情報記憶部24から読み出したコンテンツ制限情報に基づいて、第2視聴ユーザが視聴可能か否かを判定する。視聴可能か否かの判定は、上述した映像コンテンツの視聴制限を行わないか否かの判定と同様である。
第2視聴ユーザが視聴不可能と判定した場合、視聴制限部143は、予め設定したメッセージを含んだメッセージデータを表示出力部12に出力することにより、メッセージを表示させる。表示させるメッセージは、表示中の映像コンテンツに第2視聴ユーザに対する制限映像が含まれていることを示すメッセージである。メッセージの表示画面は、ユーザの操作入力により、映像コンテンツの表示方式を選択するためのボタンの表示を含んでもよい。表示方式は、視聴継続、視聴中止、ユーザ別視聴(ユーザ別表示)のいずれかである。視聴制限部143は、操作入力に応じて指示された位置を、その表示領域に含むボタンに対応する表示方式を選択し、選択した表示方式に応じた出力先に映像コンテンツデータを出力し、又は、その出力を停止する(表示方式設定)。例えば、視聴継続ボタン内の位置が指示された場合(視聴継続ボタンが押下)、視聴制限部143は、映像コンテンツデータを継続して表示出力部12に出力する。視聴中止ボタン内の位置が指示された場合(視聴中止ボタンが押下)、視聴制限部143は、映像コンテンツデータの出力を停止する。ユーザ別視聴ボタン内の位置が指示された場合(ユーザ別視聴ボタンが押下)、視聴制限部143は、映像コンテンツデータを、非制限対象者の外部端末15に出力する。
図15は、映像表示装置11Bと外部撮像部141の設置例を示す図である。
図15に示す例では、映像表示装置11Bが室内に配置され、同一の室内でユーザ17が、映像表示装置11Bの表示出力部12に表示された映像コンテンツを視聴している。他方、外部撮像部141は、例えば、映像表示装置11Bが配置された建造物の玄関151の真上に、外部に向けて設置され、建造物の外部から玄関151に近接している人物を撮影する。かかる人物は、例えば、ユーザ17への訪問者、ユーザ17の帰宅する家族、等であり、上述の第2の視聴ユーザに相当する。以下の説明では、この人物を玄関ユーザ152と呼ぶことがある。外部撮像部141は、玄関ユーザ152を撮影した撮影映像を示す撮影映像データを無線で映像表示装置11Bに送信する。
なお、外部撮像部141は、例えば、構内専用電話機(ドアホン、インターホン、とも呼ばれる)に内蔵のカメラである。
次に、本実施形態に係る視聴制限処理について、図15に示す例に即して説明する。
図16は、本実施形態に係る視聴制限処理を示すフローチャートである。
(ステップS31)映像表示装置11Bのユーザ認識部21は、外部撮像部141から外部撮影映像入力部142を介して受信した第2撮影映像データについて、顔検出処理及びユーザ認識を行う。ユーザ認識部21は、第2撮影映像に表された玄関ユーザ152が、予め登録したユーザのいずれかであると認識できたか否かを判定する。認識できたと判定された場合(ステップS31 YES)、ユーザ認識部21は、認識した玄関ユーザ152を示す第2視聴ユーザ情報を視聴制限部143に出力し、ステップS32に進む。認識できないと判定された場合(ステップS31 NO)、ステップS31を所定時間(例えば、1秒)後に繰り返す。
(ステップS32)視聴制限部143は、ユーザ認識部21から入力された第2視聴ユーザ情報が示す玄関ユーザ152の視聴制限設定情報をユーザ設定保存部22から読み出す。視聴制限部143は、コンテンツ制限情報記憶部24から読み出したコンテンツ制限情報が示す制限映像について、視聴制限設定情報が示す制限映像の種別に応じて視聴制限を行うか否かを判定する。視聴制限を行わずに視聴可能と判定された場合には(ステップS32 YES)、ステップS31に戻る。視聴制限を行い視聴不可能と判定された場合には(ステップS32 NO)、ステップS33に進む。
(ステップS33)視聴制限部143は、予め設定したメッセージを含んだメッセージデータを表示出力部12に出力することにより、表示出力部12にメッセージを表示させる。メッセージの例については、後述する。その後、ステップS34に進む。
(ステップS34)表示出力部12で受け付けた操作入力に応じて、視聴制限部143は、表示方式として、視聴継続、視聴中止、ユーザ別視聴のいずれかを選択することにより、選択した表示方式を設定する。視聴継続を選択した場合、視聴制限部143は、映像コンテンツデータを表示出力部12に出力する。視聴中止を選択した場合、視聴制限部143は、映像コンテンツデータの出力を停止する。ユーザ別視聴を選択した場合、視聴制限部143は、映像コンテンツデータを、非制限対象者であるユーザ17の外部端末15に出力する。その後、ステップS35に進む。
(ステップS35)視聴制限部143は、視聴を終了するか否かを判定し、視聴を終了すると判定したとき(ステップS35 YES)、図16に示す処理を終了する。視聴を終了しないと判定したとき(ステップS35 NO)、ステップS31に戻る。
次に、表示出力部12に表示されるメッセージの例について説明する。
図17は、本実施形態の表示出力部12に表示されるメッセージの例(メッセージ171)を示す図である。
メッセージ171は、表示中の映像コンテンツに第2視聴ユーザに対する制限映像が含まれていることを示すメッセージ「視聴制限があるCさん帰宅」が含まれる。メッセージ171の表示画面には、さらに視聴制限の対象となる制限映像71、制限映像の再生時間(開始時刻aa:aa:aa、終了時刻bb:bb:bb)、制限映像の開始時刻までの時間72「xxx分後に表示」が表されている。制限映像71は、その再生時間全体の動画像、その一部の再生時間の動画像、その1つのフレームの静止画像(代表画像)のいずれであってもよい。
また、メッセージ171の表示画面には、表示方式を選択するための画像として、視聴継続ボタン172、視聴中止ボタン173、及びユーザ別視聴ボタン174が含まれている。ユーザの操作により、視聴継続ボタン172、視聴中止ボタン173、及びユーザ別視聴ボタン174のいずれかの表示領域内の位置が指示されることによって、指示されたボタンに対応する表示方式が選択される。つまり、視聴制限部143は、ステップS34において視聴継続ボタン172が指示された場合に視聴継続を選択し、視聴中止ボタン173が指示された場合に視聴中止を選択し、ユーザ別視聴ボタン174が指示された場合にユーザ別視聴を選択する。
なお、メッセージを表示する手段は、表示出力部12に限らず、非制限対象者であるユーザ17の外部端末15でもよいし、表示出力部12と外部端末15との両方でもよい。
また、外部撮像部141は、玄関近傍の構内専用電話機に内蔵のカメラに限られない。外部撮像部141は、所定の被写領域の映像を撮影し、撮影した映像を示す撮影映像データを映像表示装置11Bに提供できる撮像部であればよい。また、外部撮像部141から外部撮影映像入力部142への撮影映像データの伝送は、無線に限られず、有線で行われてもよい。また、外部撮像部141の個数は、1個に限られず、複数個であってもよい。複数個の外部撮像部141を用いることで、より広い領域にいるユーザを認識し、認識したユーザに対して視聴制限を行うか否かを判定してもよい。
なお、映像表示装置11Bは、ユーザ認識部21に代えてユーザ認識部101(図10)を備え、ユーザ認識部101は、第1撮影映像データに対して認識した第1ユーザを示す第1ユーザ情報を生成し、第1ユーザ毎の注目の有無を示す注目情報を生成してもよい。
視聴制限部143は、ユーザ認識部101が生成した第1ユーザ情報及び注目情報に基づいて、図13に示す視聴制限処理を行ってもよい。これにより、第1ユーザに対して表示出力部12が表示している映像コンテンツに対する注目度をさらに考慮した視聴制限がなされる。
以上に説明したように、本実施形態に係る映像表示装置11Bは、自装置から離れた所定の位置に設置された第2撮像部(例えば、外部撮像部141)から第2撮影映像を入力する映像入力部(例えば、外部撮影映像入力部142)を備える。また、ユーザ認識部21は、第2撮影映像から第2ユーザを認識し、視聴制限部102は、第2ユーザに制限対象者が含まれる場合、表示部(例えば、表示出力部12)に表示するコンテンツが制限対象者に対する制限映像を含むことを示す情報(例えば、メッセージ)を、表示部または非制限対象者の使用機器(例えば、外部端末15)に表示させる。
この構成により、映像表示装置11Bの設置場所に制限対象者(例えば、玄関ユーザ152)が接近した場合、表示部が表示するコンテンツを制限対象者が視聴する前に、そのコンテンツを視聴している非制限対象者(例えば、ユーザ17)は、制限対象者が接近していること、視聴制限の対象である制限映像の存在を知ることができる。そのため、非制限対象者は、制限対象者に対するコンテンツの扱い、例えば、視聴を継続するか否か、継続する場合における使用する機器等、を検討することができる。ひいては、非制限対象者の意思に基づいて制限対象者に対する適切な視聴制限が促される。
なお、表示される情報には、上述したように制限映像の少なくとも一部、制限映像の再生開始時刻、表示方式(例えば、視聴継続、視聴中止、ユーザ別視聴)が含まれてもよい。これにより、非制限対象者には、制限映像の内容、時刻に応じて適切と考えられる表示方式の選択が促される。
また、視聴制限部143は、操作入力に応じてコンテンツのデータを表示部(例えば、表示出力部12)または使用機器(例えば、外部端末15)に出力するか否かを判定する。
この構成により、表示部に表示されたコンテンツを視聴する非制限対象者(例えば、ユーザ17)の操作に基づいて視聴を継続するか否か、継続する場合に表示部と使用機器のいずれに表示するかを選択することができる。そのため、非制限対象者の意思に基づいて制限対象者に対する適切な視聴制限を行うことができる。例えば、制限対象者が、映像表示装置11Bが設置されている室内に入る前に、制限コンテンツを視聴している非制限対象者は自己の使用機器による視聴を選択することができる。その場合には、非制限対象者が制限コンテンツを視聴していることが制限対象者に知られないため、非制限対象者は安心してコンテンツの視聴を継続することができる。
上述した実施形態において、図示された構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することができる。
例えば、映像表示装置11、11A、11Bは、撮像部13と有線又は無線で接続されることにより撮影画像データを取得することができれば、撮像部13とは別体であってもよい。また、映像表示装置11、11A、11Bは、表示出力部12と有線又は無線で接続されることによりコンテンツデータを送信することができれば、表示出力部12とは別体の視聴制御装置として構成されてもよい。当該視聴制御装置も、撮像部13とは別体であってもよい。
また、映像表示装置11、11A、11Bは、コンテンツデータとコンテンツ制限情報を取得するコンテンツ取得手段として、インターネット接続部23、放送受信部、データ入力部、等のいずれか、又はそれらの任意の組み合わせを備えてもよい。放送受信部は、例えば、放送局が送信した放送波を受信するチューナである。データ入力部は、例えば、記憶媒体との間でデータの記録及び読み取りを行うデータ入出力インタフェースである。
また、視聴制限部25、102、143による表示出力部12に対する視聴制限は、表示出力部12に対してコンテンツデータの出力を停止することにより、表示を停止することに限られない。視聴制限部25、102、143は、表示出力部12に対して、人間が認識不可能な情報、例えば、解像度を元の映像よりも低下させたモザイク画像を表示させてもよい。また、視聴制限部25、102、143は、表示出力部12に対して、目的のコンテンツとは異なる所定の代替コンテンツを表示させてもよい。
なお、視聴制限部25、102、143による表示出力部12に対する視聴制限は、映像等の視認可能な情報の表示の停止に限られず、音声等の他の知覚で認識可能な情報の表示の停止を含んでもよい。
また、上述した実施形態において説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。
例えば、映像表示装置11、11A、11Bは、CPUに代えて、又はこれと併せてGPU(Graphics Processing Unit)における所定のプログラムの実行により実現してもよい。
ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また前記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。機能の少なくとも一部は、集積回路などのハードウェアで実現してもよい。
また、映像表示装置11、11A、11Bは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)によるハードウェア処理によって実現してもよい。
なお、本発明は次の態様で実施することができる。
(1)撮像部が撮影した撮影映像からユーザを認識するユーザ認識部と、ユーザ毎の視聴制限の要否と使用機器とを示すユーザ設定情報を記憶するユーザ設定保存部と、表示部と、視聴制限の対象である制限コンテンツを含むコンテンツについて、前記ユーザ認識部が認識したユーザ毎に前記ユーザ設定情報に基づいて視聴制限の要否を判定し、前記ユーザ認識部が認識したユーザに視聴制限を要するユーザが含まれる場合、前記表示部に対して前記コンテンツの視聴制限を行い、視聴制限を要しない非制限対象者の使用機器に対して前記コンテンツの視聴制限を行わずに表示させる視聴制限部と、を備える映像表示装置。
(2)前記ユーザ認識部が認識したユーザ毎に前記表示部が表示するコンテンツに注目しているか否かを判定する注目判定部を備え、前記視聴制限部は、前記ユーザ認識部が認識したユーザに前記コンテンツに注目している非制限対象者と前記コンテンツに注目している制限対象者とが含まれる場合、前記コンテンツに注目している非制限対象者の使用機器に前記コンテンツの視聴制限を行わずに表示させ、前記表示部に対して前記コンテンツの視聴制限を行う(1)の映像表示装置。
(3)前記ユーザ認識部は、前記撮影映像に基づきユーザの顔の動きと方向を検出する検出部を備え、前記注目判定部は、検出した顔の動きと方向に基づいて前記表示部が表示するコンテンツに前記ユーザが注目しているか否かを判定する(2)の映像表示装置。
(4)自装置から離れた所定の位置に設置された第2撮像部から第2撮影映像を入力する映像入力部を備え、前記ユーザ認識部は、前記第2撮影映像から第2ユーザを認識し、前記視聴制限部は、前記第2ユーザに制限対象者が含まれる場合、前記表示部に表示するコンテンツが制限対象者に対する制限映像を含むことを示す情報を、前記表示部または前記非制限対象者の使用機器に表示させる(1)から(3)のいずれかの映像表示装置。
(5)撮像部が撮影した撮影映像からユーザを認識するユーザ認識部と、ユーザ毎の視聴制限の要否と使用機器とを示すユーザ設定情報を記憶するユーザ設定保存部と、視聴制限の対象である制限コンテンツを含むコンテンツについて、前記ユーザ認識部が認識したユーザ毎に前記ユーザ設定情報に基づいて視聴制限の要否を判定し、前記ユーザ認識部が認識したユーザに視聴制限を要するユーザが含まれる場合、所定の表示部に対して前記コンテンツの視聴制限を行い、視聴制限を要しない非制限対象者の使用機器に対して前記コンテンツの視聴制限を行わずに表示させる視聴制限部と、を備える視聴制限装置。
(6)映像表示装置における視聴制限方法であって、撮像部が撮影した撮影映像からユーザを認識するユーザ認識過程と、視聴制限の対象である制限コンテンツを含むコンテンツについて、前記ユーザ認識過程で認識されたユーザ毎に、ユーザ設定保存部に記憶されたユーザ毎の視聴制限の要否と使用機器とを示すユーザ設定情報に基づいて視聴制限の要否を判定し、前記ユーザ認識過程で認識されたユーザに視聴制限を要するユーザが含まれる場合、所定の表示部に対して前記コンテンツの視聴制限を行い、視聴制限を要しない非制限対象者の使用機器に対して前記コンテンツの視聴制限を行わずに表示させる視聴制限過程と、を有する視聴制限方法。
(7)映像表示装置のコンピュータに、撮像部が撮影した撮影映像からユーザを認識するユーザ認識手順、視聴制限の対象である制限コンテンツを含むコンテンツについて、前記ユーザ認識手順で認識されたユーザ毎に、ユーザ設定保存部に記憶されたユーザ毎の視聴制限の要否と使用機器とを示すユーザ設定情報に基づいて視聴制限の要否を判定し、前記ユーザ認識手順で認識されたユーザに視聴制限を要するユーザが含まれる場合、所定の表示部に対して前記コンテンツの視聴制限を行い、視聴制限を要しない非制限対象者の使用機器に対して前記コンテンツの視聴制限を行わずに表示させる視聴制限手順、を実行させるための視聴制限プログラム。
11、11A、11B…映像表示装置、12…表示出力部、13…撮像部、
14…コンテンツサーバ、15…外部端末、16…外部端末通信部、
21、101…ユーザ認識部、22…ユーザ設定保存部、23…インターネット接続部、
24…コンテンツ制限情報記憶部、25、102、143…視聴制限部、
31…顔検出処理部、32…顔器官特徴点検出処理部、33…特徴点マッチング部、
34…ユーザ特徴点情報記憶部、61…制限表示設定部、62…表示処理部、
111…顔動き量検出処理部、112…顔方向検出処理部、113…注目度判定処理部、
141…外部撮像部、142…外部撮影映像入力部、143…視聴制限部

Claims (5)

  1. 撮像部が撮影した撮影映像からユーザを認識するユーザ認識部と、
    ユーザ毎の視聴制限の要否と使用機器とを示すユーザ設定情報を記憶するユーザ設定保存部と、
    表示部と、
    視聴制限の対象である制限コンテンツを含むコンテンツについて、前記ユーザ認識部が認識したユーザ毎に前記ユーザ設定情報に基づいて視聴制限の要否を判定し、前記ユーザ認識部が認識したユーザに視聴制限を要するユーザが含まれる場合、前記表示部に対して前記コンテンツの視聴制限を行い、視聴制限を要しない非制限対象者の使用機器に対して前記コンテンツの視聴制限を行わずに表示させる視聴制限部と、
    を備える映像表示装置。
  2. 前記ユーザ認識部が認識したユーザ毎に前記表示部が表示するコンテンツに注目しているか否かを判定する注目判定部を備え、
    前記視聴制限部は、前記ユーザ認識部が認識したユーザに前記コンテンツに注目している非制限対象者と前記コンテンツに注目している制限対象者とが含まれる場合、前記コンテンツに注目している非制限対象者の使用機器に前記コンテンツの視聴制限を行わずに表示させ、前記表示部に対して前記コンテンツの視聴制限を行う請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記ユーザ認識部は、前記撮影映像に基づきユーザの顔の動きと方向を検出する検出部を備え、
    前記注目判定部は、検出した顔の動きと方向に基づいて前記表示部が表示するコンテンツに前記ユーザが注目しているか否かを判定する請求項2に記載の映像表示装置。
  4. 自装置から離れた所定の位置に設置された第2撮像部から第2撮影映像を入力する映像入力部を備え、
    前記ユーザ認識部は、前記第2撮影映像から第2ユーザを認識し、
    前記視聴制限部は、前記第2ユーザに制限対象者が含まれる場合、前記表示部に表示するコンテンツが制限対象者に対する制限映像を含むことを示す情報を、前記表示部または前記非制限対象者の使用機器に表示させる請求項1から請求項3のいずれかに記載の映像表示装置。
  5. 撮像部が撮影した撮影映像からユーザを認識するユーザ認識部と、
    ユーザ毎の視聴制限の要否と使用機器とを示すユーザ設定情報を記憶するユーザ設定保存部と、
    視聴制限の対象である制限コンテンツを含むコンテンツについて、前記ユーザ認識部が認識したユーザ毎に前記ユーザ設定情報に基づいて視聴制限の要否を判定し、前記ユーザ認識部が認識したユーザに視聴制限を要するユーザが含まれる場合、所定の表示部に対して前記コンテンツの視聴制限を行い、視聴制限を要しない非制限対象者の使用機器に対して前記コンテンツの視聴制限を行わずに表示させる視聴制限部と、
    を備える視聴制限装置。
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