JP2016059582A - 診断支援装置、診断支援方法および診断支援プログラム - Google Patents

診断支援装置、診断支援方法および診断支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】MRI画像(断層画像)を取得して乳房などの患部を診断する際の利便性を高めることができる、診断支援装置、診断支援方法および診断支援プログラムを提供する。【解決手段】通信I/F12は、時刻T0〜Tnの各々でMRI装置30が撮像した患部のMRI画像を取得する。CPU14は、初期相および遅延相にそれぞれ対応しかつ画素値に応じて異なる平面的色分布を各々が表すカラーマップを通信I/F12によって取得されたMRI画像に基づいて画面SCRに表示する。CPU14はポインタ移動操作に従って断層上の所望の位置を共通的に指向するポインタをカラーマップにそれぞれ多重する。CPU14はさらに、初期相および遅延相にそれぞれ対応しかつポインタ移動操作に従う位置における画素値の時間的変化を各々が表すグラフを通信I/F12によって取得されたMRI画像に基づいて画面SCRに表示する。【選択図】図1

Description

この発明は、診断支援装置、診断支援方法および診断支援プログラムに関し、特に、乳房の断層を撮像する乳房MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置のような断層撮像装置からMRI画像(断層画像)を取得して乳房などの患部を診断する、診断支援装置、診断支援方法および診断支援プログラムに関する。
乳がんの画像診断方式には、マンモグラフィ方式、超音波方式、MRI方式がある。このうち、マンモグラフィ方式および超音波方式は、視触診とともに乳がん検診に用いられている。これに対して、MRI方式に関しては、検査に造影剤が使用されることもあり、乳がん検診に用いることは推奨されていない(「乳がん発症ハイリスクグループに対する乳房MRIスクリーニングに関するガイドラインVer.1.0」日本乳癌検診学会 2012)。
しかし、がんの進行度や広がりなどを調べる診断目的としては、海外では乳房MRIの有用性は広く認識されており、日本でもエビデンス不足からその有用性が認められていなかった経緯はあるものの、2013年に日本乳癌学会の乳癌診療ガイドラインで推奨グレードB(「エビデンス(有効な根拠・証拠)があり、推奨内容を日常診療で実践するように推奨する」)とされ、現在はその有用性が認識されるようになった。
また、有用性の認識が広まるとともに、米国で生まれた乳房MRI検査のガイドライン「BI-RADS-MRI」が注目されるようになり、現在は日本版BI-RADS-MRIに則った検査方法、読影方法、レポート記述方法が多くの施設で採用されるようになってきた。
このBI-RADS-MRIが推奨する診断レポートに記載する内容の1つに「Kinetic curve assessment , Signal intensity / time curve description」という項目があり、「Initial phase(初期相)」と「Delayed phase(遅延相)」の評価を行うことが推奨されている。この評価のための検査をダイナミックMRマンモグラフィという。
なお、造影剤の注入開始時刻を“T0”とし、時刻T0から60秒〜120秒が経過した時刻を“T1”とし、時刻T1から300秒〜420秒が経過した時刻を“Tn”とすると、時刻T0から時刻T1までの時相が“初期相”に相当し、時刻T1から時刻Tnまでの時相が“遅延相”に相当する。また、初期相における信号強度の変化特性は“Slow”、“Medium”、“Fast”の3つに分類され、遅延相における信号強度の変化特性は“Persistent”、“Plateau”、“Washout”の3つに分類される。
中原浩著,「CAEを用いた乳房MRI診断」,乳癌BOOK2014,RadFan2014年7月臨時増刊,p.79−p.81 株式会社AZE著,「灌流から診るMRI乳がん解析ソフトウェア」,月刊インナービジョン2014年8月号,p.77
乳房MRI検査においてBI-RADS-MRIに沿った読影を行うには、Kinetic curve assessmentにおいて、初期相および遅延相の各々における信号強度の変化特性を簡便かつ同時に評価できることが理想的である。
しかし、現状ではKinetic curve assessmentは従来のTime Intensity Curve計測で行われているため、計測に時間がかかり簡便ではない。また、断層画像を形成する画素毎の信号強度(画素値)の変化量または変化率を用いてカラーマップ化し、Time Intensity Curve計測を簡便にするアプリケーションはあるが、初期相および遅延相を同時に評価することは難しい。この結果、現状では、患部を診断する際の利便性の限界がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、患部を診断する際の利便性を高めることができる、診断支援装置、診断支援方法および診断支援プログラムを提供することである。
この発明に従う診断支援装置(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、複数の時刻(T0~Tn)の各々で断層撮像装置(30)が撮像した患部の断層画像を取得する取得手段(12)、複数の時相にそれぞれ対応しかつ画素値に応じて異なる平面的色分布を各々が表す複数のカラーマップ(MP01, MP1n)を取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するカラーマップ表示手段(S5, S9, S21, S31)、ポインタ移動操作に従って断層上の所望の位置を共通的に指向する複数のポインタ(PT01, PT1n)をカラーマップ表示手段によって表示された複数のカラーマップにそれぞれ多重するポインタ多重手段(S33, S43, S45)、および複数の時相にそれぞれ対応しかつポインタ移動操作に従う位置における画素値の時間的変化を各々が表す複数のグラフ(G01, G1n)を取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するグラフ表示手段(S15, S35~S37, S63~S65)を備える。
好ましくは、グラフの横軸および縦軸には時間および画素値がそれぞれ割り当てられ、
画素値に応じて異なる色を示すカラーバーをグラフの縦軸に沿って表示するカラーバー表示手段(S17)がさらに備えられる。
好ましくは、複数の時相をそれぞれ代表する複数の代表画像(IM01, IM1n)を取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示する代表画像表示手段(S3, S7, S19, S29)がさらに備えられ、カラーマップ表示手段は代表画像表示手段によって表示された複数の代表画像に複数のカラーマップをそれぞれ多重するカラーマップ多重手段(S21, S31)を含む。
好ましくは、複数の時相は初期相および遅延相を含み、複数のグラフは、初期相に対応しかつ初期値からの画素値の変化を表す第1グラフ(G01)、および遅延相に対応しかつ初期値からの画素値の変化を表す第2グラフ(G1n)を含む。
さらに好ましくは、断層撮像装置は患部への造影剤の注入を想定した装置であり、複数の時刻は患部に造影剤を注入する前の時刻を基準時刻(T0)として含み、グラフ表示手段は、基準時刻と造影剤の注入を開始した時刻(T0’)との差分を補償する補償手段(S63)、および補償手段による補償を踏まえて第1グラフを作成する第1グラフ作成手段(S65)を含む。
好ましくは、取得手段が複数の時刻の各々に対応して取得する断層画像は複数のスライス位置の各々の断層を表し、カラーマップ表示手段およびグラフ表示手段は複数のスライス位置のうちの共通のスライス位置を対象として処理を実行する。
さらに好ましくは、カラーマップ表示手段およびグラフ表示手段が対象とするスライス位置をスライス位置変更操作に従って変更するスライス位置変更手段(S23~S25, S39~S41)がさらに備えられる。
この発明に従う診断支援方法は、複数の時刻(T0~Tn)の各々で断層撮像装置(30)が撮像した患部の断層画像を取得する取得手段(12)を備える診断支援装置(10)によって実行される診断支援方法であって、複数の時相にそれぞれ対応しかつ画素値に応じて異なる平面的色分布を各々が表す複数のカラーマップ(MP01, MP1n)を取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するカラーマップ表示ステップ(S5, S9, S21, S31)、ポインタ移動操作に従って断層上の所望の位置を共通的に指向する複数のポインタ(PT01, PT1n)をカラーマップ表示ステップによって表示された複数のカラーマップにそれぞれ多重するポインタ多重ステップ(S33, S43, S45)、および複数の時相にそれぞれ対応しかつポインタ移動操作に従う位置における画素値の時間的変化を各々が表す複数のグラフ(G01, G1n)を取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するグラフ表示ステップ(S15, S35~S37, S63~S65)を備える。
この発明に従う診断支援プログラムは、複数の時刻(T0~Tn)の各々で断層撮像装置(30)が撮像した患部の断層画像を取得する取得手段(12)を備える診断支援装置(10)のプロセッサ(14)に、複数の時相にそれぞれ対応しかつ画素値に応じて異なる平面的色分布を各々が表す複数のカラーマップ(MP01, MP1n)を取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するカラーマップ表示ステップ(S5, S9, S21, S31)、ポインタ移動操作に従って断層上の所望の位置を共通的に指向する複数のポインタ(PT01, PT1n)をカラーマップ表示ステップによって表示された複数のカラーマップにそれぞれ多重するポインタ多重ステップ(S33, S43, S45)、および複数の時相にそれぞれ対応しかつポインタ移動操作に従う位置における画素値の時間的変化を各々が表す複数のグラフ(G01, G1n)を取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するグラフ表示ステップ(S15, S35~S37, S63~S65)を実行させるための、診断支援プログラムである。
患部を診断するには複数の時相における血流状態を把握する必要があるところ、複数のカラーマップおよび複数のグラフはいずれも、複数の時相にそれぞれ対応して患部の血流状態を表す。具体的には、カラーマップは画素値に応じて異なる平面的色分布を表し、グラフは断層上の或る位置における画素値の時間的変化を表す。これによって、複数の時相の各々における血流状態を複数の視点で把握することができる。
さらに、グラフを表示する際に注目される位置は、複数のカラーマップに共通的に多重表示された複数のポインタによって指向され、かつ各ポインタの指向位置はポインタ移動操作に従って変更される。この結果、グラフの表示態様は、ポインタ移動操作に従って変化する。
ポインタの指向位置およびグラフの表示態様の動的な変化は、カラーマップおよびグラフが互いに異なる視点で血流状態を表すことと相俟って、患部を診断する際の利便性の向上に繋がる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例に適用される医療診断支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 (A)は時刻T0に収集された200スライスのMRI画像をそれぞれ収めた200個のDICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)ファイルの構造の一例を示す図解図であり、(B)は時刻T1に収集された200スライスのMRI画像をそれぞれ収めた200個のDICOMファイルの構造の一例を示す図解図であり、(C)は時刻T2に収集された200スライスのMRI画像をそれぞれ収めた200個のDICOMファイルの構造の一例を示す図解図であり、(D)は時刻T3に収集された200スライスのMRI画像をそれぞれ収めた200個のDICOMファイルの構造の一例を示す図解図であり、(E)は時刻Tnに収集された200スライスのMRI画像をそれぞれ収めた200個のDICOMファイルの構造の一例を示す図解図である。 (A)は先頭スライス位置のMRI画像に補完処理を施して作成された初期相を代表する補完画像の一例を示す図解図であり、(B)は先頭スライス位置のMRI画像に補完処理を施して作成された遅延相を代表する補完画像の一例を示す図解図である。 (A)は図3(A)に示す補完画像に基づいて作成されたカラーマップの一例を示す図解図であり、(B)は図3(B)に示す補完画像に基づいて作成されたカラーマップの一例を示す図解図である。 この実施例の診断支援装置に設けられたディスプレイ装置に表示される診断画像の一例を示す図解図である。 (A)は所望のスライス位置のMRI画像に補完処理を施して作成された初期相を代表する補完画像の一例を示す図解図であり、(B)は所望のスライス位置のMRI画像に補完処理を施して作成された遅延相を代表する補完画像の一例を示す図解図である。 (A)は図6(A)に示す補完画像に基づいて作成されたカラーマップの一例を示す図解図であり、(B)は図6(B)に示す補完画像に基づいて作成されたカラーマップの一例を示す図解図である。 この実施例の診断支援装置に設けられたディスプレイ装置に表示される診断画像の他の一例を示す図解図である。 ポインタによって指定された画素の値の初期相における時間的変化の一例を示すグラフである。 ポインタによって指定された画素の値の初期相および遅延相における時間的変化の一例を示すグラフである。 この実施例の診断支援装置に設けられたCPUの動作の一部を示すフロー図である。 この実施例の診断支援装置に設けられたCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 この実施例の診断支援装置に設けられたCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 他の実施例においてディスプレイ装置に表示されるグラフ表示メニューの設定の一例を示す図解図である。 図14に示す設定に従うグラフの表示態様の一例を示す図解図である。 他の実施例においてディスプレイ装置に表示されるグラフ表示メニューの設定の他の一例を示す図解図である。 図16に示す設定に従うグラフの表示態様の一例を示す図解図である。 他の実施例の診断支援装置に設けられたCPUの動作の一部を示すフロー図である。
[第1実施例]
図1を参照して、この実施例の医療診断支援システムは、通信ネットワーク40を介して互いに接続された診断支援装置10およびMRI装置30によって構成される。診断支援装置10において、バスBS1には、通信I/F12,CPU14,キーボード16,マウス18,ディスプレイ装置20,DRAM22,および主記憶装置24が接続される。ディスプレイ装置20には、画面SCRが設けられる。
MRI装置30は、核磁気共鳴現象を利用して患者の乳房のMRI画像を作成する装置である。撮像は、造影剤を乳房に注入する前に1回実行され(これを“プレーン撮像”と呼ぶ)、造影剤の注入が開始された後は60秒に1回の割合で合計4回実行される。造影剤の注入開始時刻を“T0”と定義すると、その後に60秒毎に到来する4つの撮像時刻はそれぞれ“T1”,“T2”,“T3”,“Tn”と定義される。
なお、各回の撮像は数秒を要し、時刻T0〜Tnの各々は厳密には撮像開始時刻を示す。また、この実施例では、造影剤の注入開始時刻がプレーン撮像時刻と一致することを前提としており、時刻T0はプレーン撮像時刻でもある。さらに、時刻T0から時刻T1までの時相は“初期相”と呼ばれ、時刻T1から時刻Tnまでの時相は“遅延相”と呼ばれる。
MRI装置30では、互いに異なる200個のスライス位置P0〜P199にそれぞれ対応する200フレームのMRI画像F0〜F199が、時刻T0〜Tnの各々で作成される。作成されたMRI画像をなす各画素の値(=信号強度)は、撮像時にスライス位置の断層を流れる造影剤の濃度つまりは血液濃度を反映する。
MRI装置30は、こうして作成されたMRI画像をファイルサイズ,患者情報,撮像時刻,スライス位置とともにDICOMファイルに収める。なお、撮像時刻は、DICOM規格で規定されている収集時刻(0008,0032)のタグで管理される。
この結果、時刻T0では図2(A)に示す200個のDICOMファイルが作成され、時刻T1では図2(B)に示す200個のDICOMファイルが作成され、時刻T2では図2(C)に示す200個のDICOMファイルが作成される。また、時刻T3では図2(D)に示す200個のDICOMファイルが作成され、時刻Tnでは図2(E)に示す200個のDICOMファイルが作成される。
診断支援装置10に設けられた通信I/F12は、こうして作成された合計1000個のDICOMファイルを通信ネットワーク40を通して診断支援装置10から取得する。取得されたDICOMファイルは、バスBS1を介して主記憶装置24に保存される。
なお、DICOMファイルは、図示しない外部サーバによって管理するようにしてもよい。この場合、診断支援装置10は、所望のDICOMファイルを所望のタイミングで外部サーバから取得する。
CPU14は、主記憶装置24に保存されたDICOMファイルに基づいて診断画像をディスプレイ装置20の画面SCRに表示するべく、図11〜図13に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、このフロー図に相当するプログラムは、診断支援プログラムとして主記憶装置24に記憶される。
まず、スライス位置を識別する変数KをステップS1で“0”に設定する。ステップS3では、時刻T0およびT1の各々におけるスライス位置PKの断層を表すMRI画像を主記憶装置24からDRAM22に転送し、転送された2フレームのMRI画像に補完処理を施して補完画像IM01を作成する。ステップS5では、ステップS3でDRAM22に転送された2フレームのMRI画像に基づいて、スライス位置PKに対応するカラーマップMP01を作成する。
ステップS7では、時刻T1〜Tnの各々におけるスライス位置PKの断層を表すMRI画像を主記憶装置24からDRAM22に転送し、転送された4フレームのMRI画像に補完処理を施して補完画像IM1nを作成する。ステップS9では、ステップS7でDRAM22に転送された4フレームのMRI画像に基づいて、スライス位置PKに対応するカラーマップMP1nを作成する。
補完画像IM01は初期相を代表する代表画像に相当し、補完画像IM1nは遅延相を代表する代表画像に相当する。また、カラーマップMP01は初期相に対応し、補完画像IM01をなす各画素の値(信号強度)に対応する平面的色分布を表す。カラーマップMP1nは遅延相に対応し、補完画像IM1nをなす各画素の値(信号強度)に対応する平面的色分布を表す。
ステップS11では変数Kが“199”に達したか否かを判別し、判別結果がNOであればステップS13で変数KをインクリメントしてからステップS3に戻る一方、判別結果がYESであればステップS15に進む。したがって、ステップS3〜S9の処理は200回繰り返され、この結果、補完画像IM01およびIM1nとカラーマップMP01およびMP1nとがスライス位置P0〜P199の各々に対応して作成される。
ステップS15では、グラフの枠をDRAM22に描画し、この枠の表示をディスプレイ装置20に要求する。また、ステップS17では、カラーバーをDRAM22に描画し、このカラーバーの表示をディスプレイ装置20に要求する。
ディスプレイ装置20は、グラフの枠およびカラーバーをDRAM22から読み出し、読み出された枠およびカラーバーを図5に示す要領で画面SCRの上段に表示する。図5によれば、グラフの枠は画面SCRの上段中央に表示され、カラーバーはグラフの枠の左側に縦軸に沿って表示される。
グラフの枠の横軸および縦軸には、時間および画素値がそれぞれ割り当てられる。詳しくは、横軸には、上述した時刻T0を起点として時刻Tnまでの時間が割り当てられる。また、縦軸には、時刻T0における対象スライス位置のMRI画像をなす対象画素の値を初期値として、300%までの値が割り当てられる。また、縦軸に沿って表示されるカラーバーは、画素値に応じて異なる色を示す。
ステップS19では、先頭スライス位置(=スライス位置P0)に対応する補完画像IM01およびIM1nの表示をディスプレイ装置20に要求する。また、ステップS21では、先頭スライス位置に対応するカラーマップMP01およびMP1nの多重表示をディスプレイ装置20に要求する。
ディスプレイ装置20は、対象の補完画像IM01およびIM1nをDRAM22から読み出し、読み出された補完画像IM01およびIM1nを画面SCRに表示する。ディスプレイ装置20はまた、対象のカラーマップMP01およびMP1nをDRAM22から読み出し、読み出されたカラーマップMP01およびMP1nを画面SCRに表示された補完画像IM01およびIM1nにそれぞれ多重する。
先頭スライス位置の補完画像IM01およびIM1nが図3(A)および図3(B)に示す画像をなし、先頭スライス位置のカラーマップMP01およびMP1nが図4(A)および図4(B)に示すマップをなす場合、補完画像IM01〜IM1n,カラーマップMP01〜MP1nは、図5に示す要領で画面SCRに表示される。つまり、補完画像IM01およびIM1nは画面SCRの下段の位置に左右並んで表示され、カラーマップMP01およびMP1nは補完画像IM01およびIM1nにそれぞれ多重される。
なお、初期相に対応するカラーマップMP01の色は、カラーバーの色と同期する。この結果、カラーマップMP01をカラーバーと照らし合わせることで、初期相における各画素値の変化率の把握が容易になる。
ステップS23では、キーボード16および/またはマウス18によってスライス位置変更操作が行われたか否かを繰り返し判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS25で変数Kの値を変更し、ステップS27でポインタPT01およびPT1nの表示位置を初期化する。初期化によって、ポインタPT01およびPT1nは断層上の初期位置を指向する。
ステップS29では、スライス位置PKに対応する補完画像IM01およびIM1nの表示をディスプレイ装置20に要求する。また、ステップS31では、スライス位置PKに対応するカラーマップMP01およびMP1nの多重表示をディスプレイ装置20に要求する。
ディスプレイ装置20は、対象の補完画像IM01およびIM1nをDRAM22から読み出し、読み出された補完画像IM01およびIM1nを画面SCRに表示する。ディスプレイ装置20はまた、対象のカラーマップMP01およびMP1nをDRAM22から読み出し、読み出されたカラーマップMP01およびMP1nを画面SCRに表示された補完画像IM01およびIM1nにそれぞれ多重する。
ステップS33では、ポインタPT01およびPT1nの各々を表すキャラクタ画像(以下、単に「ポインタPT01」または「ポインタPT1n」と呼ぶ。)をDRAM22に展開し、ポインタPT01およびPT1nの表示をディスプレイ装置20に要求する。ディスプレイ装置20は、ポインタPT01およびPT1nをDRAM22から読み出し、読み出されたポインタPT01およびPT1nを画面SCR上のカラーマップMP01およびMP1nに多重表示する。
ポインタPT01およびPT1nは断層上の共通の位置を指向し、かつ指向位置はステップS27または後述するステップS45の処理に従う。したがって、カラーマップMP01およびMP1nに共通の座標を割り当てた場合、ポインタPT01の多重位置を示す座標値は、ポインタPT1nの多重位置を示す座標値と一致する。
スライス位置PKの補完画像IM01およびIM1nが図6(A)および図6(B)に示す画像をなし、スライス位置PKのカラーマップMP01およびMP1nが図7(A)および図7(B)に示すマップをなす場合、補完画像IM01〜IM1n,カラーマップMP01〜MP1nは、図8に示す要領で画面SCRに代替表示される。ポインタPT01およびPT1nは、断層上の共通の位置を指向するように、カラーマップMP01およびMP1nにそれぞれ多重される。
ステップS35では、時刻T0〜Tnの各々におけるスライス位置PKの断層を表すMRI画像を主記憶装置24からDRAM22に転送し、転送された6フレームのMRI画像の各々からポインタPT01またはPT1nが指向する画素の値を抽出する。ステップS35ではまた、時刻T0およびT1にそれぞれ対応する2つの画素値に基づいてグラフG01を作成するとともに、時刻T1〜Tnにそれぞれ対応する4つの画素値に基づいてグラフG1nを作成する。
グラフG01は、ポインタPT01が指向する画素値の初期相における時間的変化を表す。また、グラフG1nは、ポインタPT1nが指向する画素値の遅延相における時間的変化を表す。また、作成されたグラフG01およびG1nは、DRAM22に描画される。
BI-RADS-MRIによれば、初期相に対応するグラフG01の特性は“Slow”,“Medium”および“Fast”の3つに分類され、遅延相に対応するグラフG1nの特性は“Persistent”,“Plateau”および“Washout”の3つに分類される。
図9〜図10においては、説明の便宜上、初期相において“Slow”の特性を表すグラフを“G01slw”と定義し、初期相において“Medium”の特性を表すグラフを“G01md”と定義し、初期相において“Fast”の特性を表すグラフを“G01fst”と定義する。また、遅延相において“Persistent”の特性を表すグラフを“G1npst”と定義し、遅延相において“Plateau”の特性を表すグラフを“G1nplt”と定義し、遅延相において“Washout ”の特性を表すグラフを“G1nwsh”と定義する。
さらに、図10では、初期相においてグラフG01fstが描画される場合を想定して、グラフG1npst,G1npltおよびG1nwshをグラフG01fstに連続して描画している。このとき、グラフG1npst,G1npltおよびG1nwshは、初期値からの画素値の増減率を示す。
ステップS37では、DRAM22に描画されたグラフG01およびG1nの表示をディスプレイ装置20に要求する。ディスプレイ装置20は、グラフG01およびG1nをDRAM22から読み出し、読み出されたグラフG01およびG1nをステップS15で表示された枠に合わせて画面SCRに表示する。グラフG01およびG1nは、たとえば図8に示す要領で表示される。
ステップS39ではキーボード16および/またはマウス18によってスライス位置変更操作が行われたか否かを判別し、ステップS43ではマウス18によってポインタ移動操作が行われたか否かを判別する。ステップS39の判別結果がYESであれば、ステップS41で変数Kの値を変更し、その後にステップS29に戻る。また、ステップS45の判別結果がYESであれば、ステップS45でポインタPT01およびPT1nの位置を共通的に変更し、その後にステップS33に戻る。
したがって、補完画像IM01〜IM1nおよびマラーマップMP01〜MP1nの表示態様はスライス位置変更操作に従って動的に変化し、ポインタPT01〜PT1nおよびグラフG01〜G1nの表示態様はポインタ移動操作に従って動的に変化する。
以上の説明から分かるように、通信I/F12は、時刻T0〜Tnの各々でMRI装置30が撮像した患部(乳房)のMRI画像を取得する。CPU14は、初期相および遅延相にそれぞれ対応しかつ画素値に応じて異なる平面的色分布を各々が表すカラーマップMP01およびMP1nを通信I/F12によって取得されたMRI画像に基づいて画面SCRに表示する(S5, S9, S21, S31)。CPU14はまた、ポインタ移動操作に従って断層上の所望の位置を共通的に指向するポインタPT01およびPT1nを画面SCRに表示されたカラーマップMP01およびMP1nにそれぞれ多重する(S33, S43, S45)。CPU14はさらに、初期相および遅延相にそれぞれ対応しかつポインタ移動操作に従う位置における画素値の時間的変化を各々が表すグラフG01およびG1nを通信I/F12によって取得されたMRI画像に基づいて画面SCRに表示する(S15, S35~S37)。
患部を診断するには初期相および遅延相における血流状態を把握する必要があるところ、カラーマップMP01〜MP1nおよびグラフG01〜G1nはいずれも、初期相および遅延相にそれぞれ対応して患部の血流状態を表す。具体的には、カラーマップMP01〜MP1nは画素値に応じて異なる平面的色分布を表し、グラフG01〜G1nは断層上の或る位置における画素値の時間的変化を表す。これによって、初期相および遅延相の各々における血流状態を複数の視点で把握することができる。
さらに、グラフG01〜G1nを表示する際に注目される位置は、カラーマップMP01〜MP1nに共通的に多重表示されたポインタPT01〜PT1nによって指向され、かつポインタPT01〜PT1nの指向位置はポインタ移動操作に従って変更される。この結果、グラフG01〜G1nの表示態様は、ポインタ移動操作に従って変化する。
ポインタPT01〜PT1nの指向位置およびグラフG01〜G1nの表示態様の動的な変化は、カラーマップMP01〜MP1nおよびグラフG01〜G1nが互いに異なる視点で血流状態を表すことと相俟って、患部を診断する際の利便性の向上に繋がる。
[第2実施例]
BI-RADS-MRIによれば、遅延相に対応するグラフG1nの特性は“Persistent”,“Plateau”および“Washout”に分類され、信号強度ないし画素値の変化の態様が注目されるのに対して、初期相に対応するグラフG01の特性は“Slow”,“Medium”および“Fast”に分類され、信号強度ないし画素値の変化の速度が注目される。したがって、BI-RADS-MRIに沿った読影を初期相について行う上では、グラフG01の傾きが重要になる。
他方、プレーン撮像の終了から造影剤の注入開始までには、実際には、準備や被検者の状態などにより十秒〜数十秒のタイムラグが発生する。にも関わらず、第1実施例では、造影剤の注入開始時刻がプレーン撮像時刻と一致することを前提としている。この結果、グラフG01の傾きがこのタイムラグに起因して減少し、初期相における画素値の変化の速度を適切に評価することが難しくなる。
そこで、この実施例では、プレーン撮像の終了から造影剤の注入開始までのタイムラグを排除したグラフG01の描画を可能とするべく、図18に示すフロー図に従う処理を第1実施例に対して追加的に実行するようにしている。なお、図18に示すステップS51へは、図13に示すステップS43の判別結果がNOであるときに移行する。
ステップS51では、キーボード16および/またはマウス18によってグラフ設定操作が行われたか否かを判別する。判別結果がNOであればステップS39に戻り、判別結果がYESであればステップS53に進む。
ステップS53では、グラフ設定メニューを表すメニュー画像(以下、単に「グラフ設定メニュー」と呼ぶ。)をDRAM22に展開し、グラフ設定メニューの表示をディスプレイ装置20に要求する。ディスプレイ装置20は、グラフ設定メニューをDRAM22から読み出し、読み出されたグラフ設定メニューを画面SCR上の診断画像に多重表示する。
図14または図16を参照して、グラフ設定メニューでは、プレーン撮像時刻(=T0)を横軸の起点とするか、造影剤の注入開始時刻(=T0´)を横軸の起点とするかを選択できる。前者を“項目1”とし、後者を“項目2”とすると、図14は項目1にチェックマークが表示された状態を表し、図16は項目2にチェックマークが表示された状態を示す。また、時刻T0´は時刻T1を基準として任意に設定可能であり、図14および図16では時刻T1の60秒前が時刻T0´として設定されている。
図18に戻って、ステップS55ではチェック項目変更操作が行われたか否かを判別し、ステップS57では秒数変更操作が行われたか否かを判別する。ステップS55の判別結果がYESであれば、ステップS59でチェックマークの表示対象を項目1および項目2の間で変更する。ステップS57の判別結果がYESであれば、ステップS61で変更後の秒数を項目2の所定の位置に表示する。
ステップS59またはS61の処理が完了するとステップS63に進み、グラフ設定メニューの設定に従ってグラフの枠の横軸を調整する。したがって、グラフ設定メニューの項目2が選択された場合には、プレーン撮像時刻と造影剤の注入開始時刻との差分がステップS63の処理によって補償される。
ステップS65では、調整された横軸を有する枠に合わせてグラフG01およびG1nを再描画する。項目1がチェックされた場合、画面SCRの上段には、図15に示す要領でグラフの枠およびグラフG01〜G1nが表示される。これに対して、項目2がチェックされた場合、画面SCRの上段には、図17に示す要領でグラフの枠およびグラフG01〜G1nが表示される。
この実施例では、造影剤の注入開始時刻(=T0´)がプレーン撮像時刻(=T0)よりも遅れる実情を想定している。したがって、図15では、時刻T0´と時刻T0との誤差の分だけ、グラフG01の傾きが減少する。これに対して、図16では、造影剤の注入開始時刻(=T0´)が横軸の起点となるため、グラフG01の傾きは現実を反映する。
ステップS65の処理が完了するか、またはステップS55およびS57の判別結果がいずれもNOであれば、キーボード16および/またはマウス18によって終了操作が行われたか否かをステップS67で判別する。判別結果がNOであればステップS55に戻り、判別結果がYESであればステップS39に戻る。したがって、終了操作が行われない限り、グラフの枠およびグラフG01〜G1nの表示態様は、チェック項目変更操作または秒数変更操作が行われる毎に動的に変化する。
この実施例によれば、グラフ設定メニューを操作することで、プレーン撮像時刻と造影剤の注入開始時刻との差分が補償された状態でグラフの枠およびグラフG01〜G1nが画面SCRに表示される。これによって、BI-RADS-MRIに沿った読影が可能となる。
10 …診断支援装置
14 …CPU
20 …ディスプレイ装置
24 …主記憶装置
30 …MRI装置
40 …通信ネットワーク

Claims (9)

  1. 複数の時刻の各々で断層撮像装置が撮像した患部の断層画像を取得する取得手段、
    複数の時相にそれぞれ対応しかつ画素値に応じて異なる平面的色分布を各々が表す複数のカラーマップを前記取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するカラーマップ表示手段、
    ポインタ移動操作に従って前記断層上の所望の位置を共通的に指向する複数のポインタを前記カラーマップ表示手段によって表示された複数のカラーマップにそれぞれ多重するポインタ多重手段、および
    前記複数の時相にそれぞれ対応しかつ前記ポインタ移動操作に従う位置における画素値の時間的変化を各々が表す複数のグラフを前記取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するグラフ表示手段を備える、診断支援装置。
  2. 前記グラフの横軸および縦軸には時間および前記画素値がそれぞれ割り当てられ、
    前記画素値に応じて異なる色を示すカラーバーを前記グラフの縦軸に沿って表示するカラーバー表示手段をさらに備える、請求項1記載の診断画像処理装置。
  3. 前記複数の時相をそれぞれ代表する複数の代表画像を前記取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示する代表画像表示手段をさらに備え、
    前記カラーマップ表示手段は前記代表画像表示手段によって表示された複数の代表画像に前記複数のカラーマップをそれぞれ多重するカラーマップ多重手段を含む、請求項1または2記載の診断支援装置。
  4. 前記複数の時相は初期相および遅延相を含み、
    前記複数のグラフは、前記初期相に対応しかつ初期値からの前記画素値の変化を表す第1グラフ、および前記遅延相に対応しかつ前記初期値からの前記画素値の変化を表す第2グラフを含む、請求項1ないし3のいずれかに記載の診断支援装置。
  5. 前記断層撮像装置は前記患部への造影剤の注入を想定した装置であり、
    前記複数の時刻は前記患部に前記造影剤を注入する前の時刻を基準時刻として含み、
    前記グラフ表示手段は、前記基準時刻と前記造影剤の注入を開始した時刻との差分を補償する補償手段、および前記補償手段による補償を踏まえて前記第1グラフを作成する第1グラフ作成手段を含む、請求項4記載の診断支援装置。
  6. 前記取得手段が前記複数の時刻の各々に対応して取得する断層画像は複数のスライス位置の各々の断層を表し、
    前記カラーマップ表示手段および前記グラフ表示手段は前記複数のスライス位置のうちの共通のスライス位置を対象として処理を実行する、請求項1ないし5のいずれかに記載の診断支援装置。
  7. 前記カラーマップ表示手段および前記グラフ表示手段が対象とするスライス位置をスライス位置変更操作に従って変更するスライス位置変更手段をさらに備える、請求項6記載の診断支援装置。
  8. 複数の時刻の各々で断層撮像装置が撮像した患部の断層画像を取得する取得手段を備える診断支援装置によって実行される診断支援方法であって、
    複数の時相にそれぞれ対応しかつ画素値に応じて異なる平面的色分布を各々が表す複数のカラーマップを前記取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するカラーマップ表示ステップ、
    ポインタ移動操作に従って前記断層上の所望の位置を共通的に指向する複数のポインタを前記カラーマップ表示ステップによって表示された複数のカラーマップにそれぞれ多重するポインタ多重ステップ、および
    前記複数の時相にそれぞれ対応しかつ前記ポインタ移動操作に従う位置における画素値の時間的変化を各々が表す複数のグラフを前記取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するグラフ表示ステップを備える、診断支援方法。
  9. 複数の時刻の各々で断層撮像装置が撮像した患部の断層画像を取得する取得手段を備える診断支援装置のプロセッサに、
    複数の時相にそれぞれ対応しかつ画素値に応じて異なる平面的色分布を各々が表す複数のカラーマップを前記取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するカラーマップ表示ステップ、
    ポインタ移動操作に従って前記断層上の所望の位置を共通的に指向する複数のポインタを前記カラーマップ表示ステップによって表示された複数のカラーマップにそれぞれ多重するポインタ多重ステップ、および
    前記複数の時相にそれぞれ対応しかつ前記ポインタ移動操作に従う位置における画素値の時間的変化を各々が表す複数のグラフを前記取得手段によって取得された断層画像に基づいて表示するグラフ表示ステップを実行させるための、診断支援プログラム。

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