JP2016050085A - Container supply device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、アンプル、バイアル等の容器を供給する容器供給装置に関する。 The present invention relates to a container supply device that supplies containers such as ampoules and vials.
アンプル、バイアル等の充填機、検査装置などの処理装置にアンプル、バイアル等の容器を供給するには、容器の供給装置が利用される。例えば、特許文献1は、供給スターホイルの周面には、アンプルを嵌入させるための凹部が形成されており、コンベアで搬送されてきたアンプルが供給スターホイルに順次嵌入されることを記載している。 In order to supply containers such as ampoules and vials to processing devices such as ampules and vials and inspection devices, a container supply device is used. For example, Patent Document 1 describes that a recess for inserting an ampoule is formed on the peripheral surface of the supply star wheel, and the ampules conveyed by the conveyor are sequentially inserted into the supply star wheel. Yes.
特許文献1では、供給スターホイルに順次アンプルが問題なく嵌入されるとしているが、容器の供給を高速で実施しようとすると、コンベアで搬送されてきた容器同士の摩擦力により、容器が供給スターホイルの周面の近傍でブリッジを生じることがある。ブリッジが発生すると、容器が供給スターホイルの凹部に入らなくなり、容器が供給されない問題がある。 In Patent Document 1, it is said that the ampules are sequentially inserted into the supply star wheel without any problem. However, when the container is supplied at high speed, the container is supplied by the friction force between the containers conveyed by the conveyor. In some cases, a bridge is formed in the vicinity of the peripheral surface. When the bridge is generated, the container does not enter the recess of the supply star wheel, and there is a problem that the container is not supplied.
または、供給スターホイルと容器供給のガイドとの間に容器を噛み込み破瓶する等の問題が発生し、容器の供給について高速化が困難であった。 Alternatively, problems such as biting and breaking the container between the supply star wheel and the container supply guide have occurred, and it has been difficult to speed up the supply of the container.
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、容器のブリッジや破瓶を生じることなく、容器の供給の高速化ができる容器供給装置を提供することを目的とする。 The present invention is an invention for solving the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a container supply device that can increase the supply speed of a container without causing a bridge or breakage of the container.
前記目的を達成するため、本発明の容器供給装置は、容器供給方向に向かって下方に傾斜したコンベアと、コンベアにより搬送されてきた容器(例えば、被検体PS)を受け入れる受け入れ口と、周縁に形成した溝(例えば、ポケット部9)を備え、受け入れ口から該溝に嵌入した容器を回転により搬送して、次の処理装置に容器を供給するスターホイル(例えば、供給スターホイル13)と、受け入れ口に配置され、搬送されてきた容器に振動を与える振動機構(例えば、ブリッジブレーカ20)とを有することを特徴とする。本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。 In order to achieve the above object, a container supply device of the present invention includes a conveyor inclined downward in the container supply direction, a receiving port for receiving a container (for example, a subject PS) conveyed by the conveyor, and a peripheral edge. A star wheel (e.g., supply star wheel 13) that includes the formed groove (e.g., pocket portion 9), conveys the container fitted in the groove from the receiving port by rotation, and supplies the container to the next processing apparatus; It has a vibration mechanism (for example, bridge breaker 20) that is disposed in the receiving port and applies vibration to the container that has been conveyed. Other aspects of the present invention will be described in the embodiments described later.
本発明によれば、容器のブリッジや破瓶を生じることなく、容器の供給の高速化ができる。 According to the present invention, it is possible to speed up the supply of containers without causing container bridges or broken bottles.
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る検査装置を示す平面図である。図2は、本実施形態に係る容器供給装置を示す斜視図である。図3は、本実施形態に係る容器供給装置を示す側面図である。図1において、検査装置Sは、検査スターホイル2の外周に搭載された被検体PS(容器)の外観内容を、検査用のカメラ等を有する検査部4で検査し、検査結果に応じて選別スターホイル5で良品として選別部6に送出し、または欠陥のあるものは選別スターホイル7で排出部(排出トレイ)8に排出する。ここで、本実施形態に係る検査装置Sの検査対象である被検体PSは、例えば、アンプル、バイアル、プレフィルドシリンジのような光透過性の液剤が充填された光透過性の容器である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a plan view showing an inspection apparatus according to this embodiment. FIG. 2 is a perspective view showing the container supply device according to the present embodiment. FIG. 3 is a side view showing the container supply device according to the present embodiment. In FIG. 1, an inspection apparatus S inspects the appearance of a subject PS (container) mounted on the outer periphery of an
図1、図2において、容器供給装置100は、コンベア11により搬送されてきた被検体PSを受け入れ口12より供給スターホイル13の周縁に形成したポケット部9(溝)に嵌入させ、供給スターホイル13の回転により搬送して、次の処理装置である検査装置Sに被検体PSを供給する。また、容器供給装置100は、受け入れ口12に搬送されてきた容器に振動を与えるブリッジブレーカ20(振動機構)を有する。受け入れ口12の近傍に脚部31で支持された梁30を有している。ブリッジブレーカ20は、梁30に支持され、ブロック25を容器供給方向に周期的に振動動作させることができる。なお、ブリッジブレーカ20の詳細については、図4、図5で後記する。
1 and 2, the
図1〜図3に示すように、被検体PSは、容器供給方向に向かって下方に緩やかに傾斜(例えば、傾斜角度αは3度)したコンベア11に直立状態で供給される。大量の被検体PSは、当該供給方向に向かって搬送幅を狭く規制しているガイド部材10にガイドされて、供給スターホイル13に供給される。また、供給スターホイル13は、モータの動力によって軸8を中心に時計方向に回転する。供給スターホイル13の周縁には、被検体PSが丁度嵌入できる大きさのポケット部9(溝)が多数形成されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the subject PS is supplied in an upright state to the
ブリッジブレーカ20のブロック25は、図3に示すように、コンベア11とは例えば、数mmほど離れて上方に配置されており、ブロック25は容器供給方向に振動動作する。この振動動作は、受け入れ口12で、コンベア11で搬送されてきた被検体PS同士の摩擦力により、被検体PSが供給スターホイル13の周面の近傍でブリッジを生じるのを防ぐとともに、被検体PSがポケット部9に迅速に嵌入されることを可能にし、検査装置Sへの容器の供給を高速化する効果を生む。
As shown in FIG. 3, the
図8は、従来例としてブリッジの発生を示す説明図である。大量の被検体PSが、コンベア11で搬送されてきた場合、受け入れ口12の近傍でブリッジ14が発生し、被検体PSが供給スターホイル13に供給されない。また、被検体PSが噛み込み破瓶する等のおそれがある。これに対し、本実施形態では、受け入れ口12の近傍に設けたブリッジブレーカ20のブロック25が周期的に振動動作しているので、ブリッジ14の発生を未然に防ぐことができる。なお、ブロック25は、図3に示すように、ポケット部9から、例えば、被検体PSの2本分程度(所定本数)の位置に設けるのがよい。
FIG. 8 is an explanatory diagram showing the occurrence of a bridge as a conventional example. When a large amount of the subject PS has been conveyed by the
図4は、本実施形態に係るブリッジブレーカを示す側面図である。図5は、本実施形態に係るブリッジブレーカを示す底面図である。コンベア11の上を流れる被検体PSの高さにブロック25を設置し、これを前後または左右に動かすことで被検体PSのブリッジをブレイクする。ブロック25の材質は、アンプル、バイアル等のガラス容器を傷つけない樹脂であることが望ましい。樹脂は、天然樹脂、合成樹脂、熱可塑性樹脂(プラスチック)、熱硬化性樹脂であってもよく、例えば、アクリル樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、ポリカーボネートである。また、形状は、密着する容器を転倒させずに移動させるために、容器供給方向に対してくさび型であることが望ましい。ブロック25の移動量については、被検体PSのブリッジをブレイクするためには少量で効果があり、被検体PSの1本分程度の移動量で十分である。これにより被検体PSの供給スターホイル13への入り込みを容易にし、安定した容器供給を可能とする。
FIG. 4 is a side view showing the bridge breaker according to the present embodiment. FIG. 5 is a bottom view showing the bridge breaker according to the present embodiment. The
ブリッジブレーカ20は、支持部21、ロッドスライダ22、エアシリンダ23、支持部24、およびブロック25を有する。エアシリンダ23は、シリンダ本体とシリンダ本体の内周面を往復振動するピストンを有している。ロッドスライダ22は、梁30に支持部21を介して固定されている。ロッドスライダ22は、エアシリンダ23のピストンと固定されており、エアシリンダ23の反対側は支持軸24aに摺動可能に保持されている。ブロック25は、支持部24を介してエアシリンダ23のシリンダ本体と一体となっている。エアシリンダ23は、ソレノイドバルブ等の切替えにより、一定の周期で振動動作を繰り返すことができる。ソレノイドバルブは、電磁石(ソレノイド)の磁力を用いてプランジャと呼ばれる鉄片を動かすことで弁(バルブ)を開閉する仕組みを有する。エアシリンダ23を動作させることにより、ブロック25を振動動作させることができる。本実施形態では、エアシリンダを用いているが、直線往復運動するものであれば、油圧シリンダでもよいし、電動シリンダでもよい。
The
図6は、容器供給装置の他の例を示す平面図である。図3に示す例では、ブリッジブレーカ20のブロック25を容器供給方向に振動動作させていたが、これに限定されるわけではない。図6に示すように、容器供給方向(被検体PSの搬送方向)に略垂直方向に振動動作させてもよい。
FIG. 6 is a plan view showing another example of the container supply device. In the example shown in FIG. 3, the
図7は、容器供給装置のさらに他の例を示す平面図である。図7では、ブリッジブレーカ20のブロック25aを円型とし回転動作させた場合である。ブロック25aの回転軸は、中心から所定の偏心率で偏心している。この偏心した回転軸によって、回転させることにより、振動動作を発生させることができる。偏心させる量は前記同様に被検体PSの容器一本分程度あれば、ブリッジ14(図8参照)のブレイクに十分である。
FIG. 7 is a plan view showing still another example of the container supply device. FIG. 7 shows a case where the
なお、偏心とは、構造物の重心(質量の中心)が剛心(剛性の中心)から離れていることをいう。偏心の度合いを偏心率という。重心と剛心が一致している場合には偏心率が0となり、重心が剛心から大きく外れた位置にあるほど偏心率は高くなる。 The eccentricity means that the center of gravity (center of mass) of the structure is separated from the rigid center (center of rigidity). The degree of eccentricity is called the eccentricity rate. When the center of gravity and the rigid center coincide with each other, the eccentricity becomes 0, and the eccentricity increases as the center of gravity is located far from the rigid center.
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、図1ではコンベア11で被検体PSが搬送されているが、スロープなどにより搬送されてきてもよい。また、容器供給装置100は、次の処理装置として検査装置Sに容器を供給しているが、次の処理装置は、例えば、アンプルの充填機、容閉機、洗浄機であってもよい。
In addition, this invention is not limited to above-described embodiment, Various modifications are included. For example, although the subject PS is transported by the
また、図4において、ブリッジブレーカ20(振動機構)は、梁30に支持部21を介して固定されているが、これに限定されるものではない。例えば、図2において、梁30の長手方向に可動なるものであってもよい。可動式にすることにより、ブリッジが発生し易い場所にブリッジブレーカ20を移動することができ、容器のブリッジや破瓶を生じることなく、容器の供給の高速化ができる容器供給装置を提供することができる。
In FIG. 4, the bridge breaker 20 (vibration mechanism) is fixed to the
また、ブリッジブレーカ20は、ブロック25を容器供給方向に振動させる第1の動作(図3参照)、ブロック25を該容器供給方向に対し略垂直方向に振動させる第2の動作(図6参照)、およびブロック25を回転動作させる第3の動作(図7参照)を説明したが、各動作を所定時間毎に切り換える複数の動作を実行してもよい。
Further, the
振動機構は、容器の種類に応じて、ブロック25の第1の動作および第2の動作における振動継続時間、第3の動作の回転継続時間を変化させることができる。また、振動機構は、容器の種類に応じて、ブロック25の振動速度、回転速度を変化することができる。
The vibration mechanism can change the vibration continuation time in the first operation and the second operation of the
本実施形態の容器供給装置100は、コンベア11で多数の容器を供給する高速処理タイプの容器供給装置において効果的である。
The
2 検査スターホイル
4 検査部
5、7 選別スターホイル
6 選別部
8 軸
9 ポケット部(溝)
10 ガイド部材
12 受け入れ口
13 供給スターホイル(スターホイル)
14 ブリッジ
20 ブリッジブレーカ(振動機構)
21,24 支持部
22 ロッドスライダ
23 エアシリンダ
25 ブロック
30 梁
31 脚部
100 容器供給装置
PS 被検体(容器)
S 検査装置
2
10
14
21 and 24
S inspection equipment
Claims (7)
前記コンベアにより搬送されてきた容器を受け入れる受け入れ口と、
周縁に形成した溝を備え、前記受け入れ口から該溝に嵌入した前記容器を回転により搬送して、次の処理装置に前記容器を供給するスターホイルと、
前記受け入れ口に配置され、前記搬送されてきた容器に振動を与える振動機構とを有する
ことを特徴とする容器供給装置。 A conveyor inclined downward in the container supply direction;
A receiving port for receiving the containers conveyed by the conveyor;
A star wheel provided with a groove formed in a peripheral edge, conveying the container fitted into the groove from the receiving port by rotation, and supplying the container to the next processing apparatus;
A container supply device, comprising: a vibration mechanism disposed at the receiving port and configured to vibrate the container that has been conveyed.
ことを特徴とする請求項1に記載の容器供給装置。 The container supply device according to claim 1, wherein the vibration mechanism is supported by a beam above the receiving port on the conveyor, and periodically vibrates a vibrating block.
ことを特徴とする請求項2に記載の容器供給装置。 The container supply device according to claim 2, wherein a gap between the block and a groove formed on a peripheral edge of the star wheel is within a predetermined number of the containers.
ことを特徴とする請求項2に記載の容器供給装置。 The vibration mechanism includes a first operation for vibrating the block in the container supply direction, a second operation for vibrating the block in a direction substantially perpendicular to the container supply direction, and a third operation for rotating the block. One or more of the operations are performed. The container supply device according to claim 2.
ことを特徴とする請求項2に記載の容器供給装置。 The container supply device according to claim 2, wherein the block is made of resin.
ことを特徴とする請求項1に記載の容器供給装置。 The container supply apparatus according to claim 1, wherein the next processing apparatus is an inspection apparatus for the container.
前記スロープにより搬送されてきた容器を受け入れる受け入れ口と、
周縁に形成した溝を備え、前記受け入れ口から該溝に嵌入した前記容器を回転により搬送して、次の処理装置に前記容器を供給するスターホイルと、
前記受け入れ口に配置され、前記搬送されてきた容器に振動を与える振動機構とを有する
ことを特徴とする容器供給装置。 A slope inclined downward in the container supply direction;
A receiving port for receiving the container conveyed by the slope;
A star wheel provided with a groove formed in a peripheral edge, conveying the container fitted into the groove from the receiving port by rotation, and supplying the container to the next processing apparatus;
A container supply device, comprising: a vibration mechanism disposed at the receiving port and configured to vibrate the container that has been conveyed.
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