JP2016043853A - Vehicle front part structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両前部構造に関する。 The present invention relates to a vehicle front structure.
サスペンション装置を構成するサスペンションアーム(ロアアーム)が、サスペンションメンバに設けられたブラケットにブッシュを介して締結された構造が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
A structure is known in which a suspension arm (lower arm) constituting a suspension device is fastened to a bracket provided on a suspension member via a bush (see, for example,
ここで、前輪が穴(ポットホール)に侵入し下側に移動した状態で、前輪に車両後方側に大きな荷重が加わることがある。そして、このようにポットホール走行時に前輪に大きな荷重が加わっても、サスペンションアームはサスペンションメンバとの締結が維持されるように構成されている。 Here, a large load may be applied to the front wheel on the vehicle rear side in a state where the front wheel enters the hole (pot hole) and moves downward. Thus, even when a large load is applied to the front wheels during the pothole traveling, the suspension arm is configured to maintain the fastening with the suspension member.
しかし、フロントサイドメンバよりも車両幅方向外側で前面衝突する微小ラップ衝突時においては、前輪の車両幅方向内側の移動を抑制するために、サスペンションアームのサスペンションメンバとの締結が解除されることが望ましい場合がある。 However, at the time of a minute lap collision in which a front collision occurs on the outer side in the vehicle width direction than the front side member, the fastening of the suspension arm with the suspension member may be released in order to suppress the movement of the front wheels in the vehicle width direction. It may be desirable.
よって、この点において、改善の余地があった。 Therefore, there was room for improvement in this respect.
本発明は、上記事実を考慮し、ポットホール走行時におけるサスペンションアームのサスペンションメンバとの締結維持と、微小ラップ衝突時におけるサスペンションアームのサスペンションメンバとの締結解除と、を両立させることが目的である。 In view of the above facts, the present invention aims to achieve both the maintenance of fastening with the suspension member of the suspension arm during pothole travel and the release of fastening with the suspension member of the suspension arm during a minute lap collision. .
請求項1の車両前部構造は、前輪を支持するフロントサスペンション装置の車両幅方向内側に配置され、前記フロントサスペンション装置が支持されるサスペンションメンバに設けられたブラケットと、前記フロントサスペンション装置を構成し、車両幅方向内側斜め前方側に延在するサスペンションアームと、前記サスペンションアームの前方側端部に設けられ、前記サスペンションアームが上下方向に回転可能に前記ブラケット内に締結された締結部と、前記締結部から前記ブラケットの車両後方側の縦壁部に向かって凸状に形成され、前記前輪が走行路面よりも下方位置へ移動することによる前記サスペンションアームの回転に伴って、回転軸方向に見て前記縦壁部と重なるラップ位置から重ならない非ラップ位置に移動する突出部と、を備えている。
The vehicle front structure according to
請求項1に記載の発明では、車両幅方向内側斜め前方側に延在するサスペンションアームの端部に設けられた締結部が、サスペンションメンバのブラケット内に締結されている。サスペンションアームの締結部に設けられた突出部は、前輪が穴(ポットホール)に浸入し走行路面よりも下方位置へ移動することによるサスペンションアームの回転に伴って、回転軸方向に見て、ブラケットの車両後方側の縦壁部に重なるラップ位置から重ならない非ラップ位置に移動する。 According to the first aspect of the present invention, the fastening portion provided at the end of the suspension arm extending obliquely forward inward in the vehicle width direction is fastened in the bracket of the suspension member. The projecting part provided in the fastening part of the suspension arm is seen in the direction of the rotation axis as the suspension arm rotates as the front wheel enters the hole (pot hole) and moves to a position below the traveling road surface. The vehicle moves from a lap position that overlaps the vertical wall portion on the vehicle rear side to a non-lap position that does not overlap.
ここで、フロントサイドメンバよりも車両幅方向外側で前面衝突する微小ラップ衝突時においては、前輪に入力された衝突荷重によってサスペンションアームの前方側端部の締結部のラップ位置にある突出部が、ブラケットの車両後方側の縦壁部に接触することでサスペンションアームの分担荷重(引張荷重)が増大する。そして、分担荷重(引張荷重)が増大することで、サスペンションアームの一部が破壊され、サスペンションメンバとの締結が解除される。 Here, at the time of a minute lap collision that collides frontward on the vehicle width direction outside of the front side member, the protruding portion at the lap position of the fastening portion at the front side end portion of the suspension arm due to the collision load input to the front wheel, The shared load (tensile load) of the suspension arm increases by contacting the vertical wall portion of the bracket on the vehicle rear side. As the shared load (tensile load) increases, a part of the suspension arm is broken and the fastening with the suspension member is released.
一方、前輪が穴(ポットホール)に侵入し走行路面よりも下方位置へ移動すると、サスペンションアームが回転する。このサスペンションアームの回転に伴って締結部の突出部がラップ位置から非ラップ位置に回転移動する。よって、ポットホール走行時に前輪に車両後方側に荷重が加わっても、サスペンションアームの前方側端部の締結部の突出部は非ラップ位置にあり、突出部はブラケットの車両後方側の縦壁部に接触しない。よって、サスペンションアームの分担荷重(引張荷重)は増大しないので、サスペンションメンバとの締結が維持される。 On the other hand, when the front wheel enters the hole (pot hole) and moves to a position below the traveling road surface, the suspension arm rotates. As the suspension arm rotates, the protrusion of the fastening portion rotates from the lap position to the non-lap position. Therefore, even when a load is applied to the front wheel on the front wheel during pothole travel, the protruding portion of the fastening portion at the front end of the suspension arm is in the non-wrap position, and the protruding portion is the vertical wall portion on the vehicle rear side of the bracket. Do not touch. Therefore, since the shared load (tensile load) of the suspension arm does not increase, the fastening with the suspension member is maintained.
したがって、ポットホール走行時におけるサスペンションアームのサスペンションメンバとの締結維持と、微小ラップ衝突時におけるサスペンションアームのサスペンションメンバとの締結解除と、が両立する。 Therefore, both the maintenance of fastening with the suspension member of the suspension arm during pothole traveling and the release of fastening with the suspension member of the suspension arm at the time of a minute lap collision are compatible.
請求項1に記載の発明によれば、ポットホール走行時におけるサスペンションアームのサスペンションメンバとの締結維持と、微小ラップ衝突時におけるサスペンションアームのサスペンションメンバとの締結解除と、を両立させることができる。 According to the first aspect of the present invention, it is possible to achieve both the maintenance of fastening with the suspension member of the suspension arm during pothole traveling and the release of fastening with the suspension member of the suspension arm during a minute lap collision.
図1〜図5を用いて、本発明の一実施形態に係る車両前部構造について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前後方向前側を示しており、矢印UPは車両上下方向上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。また、各図においては、車両幅方向の一方側のみが図示されているが、反対側も左右対称である以外は同様の構造である。 A vehicle front structure according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In these drawings, an arrow FR appropriately shown indicates the front side in the vehicle front-rear direction, an arrow UP indicates the vehicle vertical direction upper side, and an arrow OUT indicates the vehicle width direction outer side. Moreover, in each figure, although only one side of the vehicle width direction is shown, it is the same structure except that the opposite side is also symmetrical.
<構造>
図1に示すように、車体前部10における車両幅方向両側部に設けられた車両前後方向に延在する一対のフロントサイドメンバ12の下方には、サスペンションメンバ(サブフレーム)20が配置されている。なお、図1は車両上下方向下側から上側に見た下面視の図である。
<Structure>
As shown in FIG. 1, suspension members (subframes) 20 are disposed below a pair of
サスペンションメンバ(サブフレーム)20は、下面視において枠状(井桁型)とされ、サスペンションメンバ20の車両幅方向外側には、前輪14を支持する前スラット式のマルチリンクサスペンション装置30が設けられている。
The suspension member (subframe) 20 has a frame shape (cross-girder type) when viewed from below, and a front slat type
マルチリンクサスペンション装置30は、サスペンション本体32と、サスペンション本体32から延在しサスペンションメンバ20に締結される前側ロアアーム50及び後側ロアアーム40と、前側アッパアーム42及び後側アッパアーム44と、を有している。
The
前側ロアアーム50は、サスペンション本体32にボルト締結された本体側締結部34から車両幅方向内側斜め前方側に延在し、先端部に前側ロア締結部52が設けられている。そして、前側ロア締結部52が、サスペンションメンバ20に形成された前側ロア用ブラケット22にボルト締結されている。
The front
図1〜図3に示すように、前側ロアアーム50の前側ロア締結部52は、リング状の円筒部54の中にブッシュ60が圧入された構造となっている。ブッシュ60は、外筒62とこの外筒62内に設けられたブッシュチューブ64とを有している。図3(B)に示すように、ブッシュチューブ64の中心部には、ボルト締結するボルトが貫通する貫通孔64Aが形成されている。また、この貫通孔64Aは、車両前後方向に対して車両前方側が車両幅方向外側に傾斜した方向を軸心G(図1及び図3(A)を参照)としている。なお、ブッシュ60に形成されている突出部66については後述する。
As shown in FIGS. 1 to 3, the front
図1、図2、及び図3(A)に示すように、サスペンションメンバ20に形成された前側ロア用ブラケット22は、前側ロアアーム50の前側ロア締結部52の軸心G方向(図1及び図3(A)))に対向配置された一対の縦壁部24、26を有している。そして、前側ロア用ブラケット22の縦壁部24と縦壁部26との間に、前側ロアアーム50の前側ロア締結部52が配置され、ボルト締結されている。
As shown in FIGS. 1, 2, and 3A, the front
図1に示すように、後側ロアアーム40は、サスペンション本体32との本体側締結部36から車両幅方向内側に延在し、先端部に後側ロア締結部46が設けられている。そして、前述した前側ロアアーム50の前側ロア締結部52と同様に、後側ロア締結部46はサスペンションメンバ20に形成された後側ロア用ブラケット28にボルト締結されている。なお、後側ロア締結部46及び後側ロア用ブラケット28は、後述する突出部66以外は、前側ロアアーム50の前側ロア締結部52及び前側ロア用ブラケット22と略同様の構造となっている。
As shown in FIG. 1, the rear
図1〜図3に示すように、前側ロアアーム50の前側ロア締結部52のブッシュ60を構成する外筒62には、前側ロア用ブラケット22の車両後方側の縦壁部26に向かって凸状の突出部66が形成されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
また、図2に示すように、前側ロア用ブラケット22の車両後方側の縦壁部26における軸心G(ボルト締結部)よりも車両後方側は、下部が斜めに切り欠かれている。なお、図2における想像線(二点破線)が切り欠かれた部位を示し、また、この切り欠かれた部位を切欠部26Aとする。
In addition, as shown in FIG. 2, the lower portion of the vehicle rear side of the
図2及び図4(A)に示すように、通常の走行及び停止状態等の前輪14(図1参照)が標準範囲の場合は、前側ロアアーム50の前側ロア締結部52のブッシュ60を構成する外筒62に形成された突出部66は、軸心G方向から見た場合に、前側ロア用ブラケット22の縦壁部26と少なくとも一部が重なっている。
As shown in FIGS. 2 and 4A, when the front wheel 14 (see FIG. 1) in a normal running and stopped state is in the standard range, the
しかし、図5(A)に示すように、前輪14が穴(ポットホール)などに挿入し走行路面よりも下方側に移動した下方位置の場合は、前側ロアアーム50(前側ロア締結部52)は軸心G(ボルト締結部)を中心に回転し角度変化する。そして、これにより前側ロア締結部52のブッシュ60が回転し、突出部66が、軸心G方向から見た場合に、前側ロア用ブラケット22の縦壁部26と重ならない位置(切欠部26A(図2参照))に移動するように構成されている。
However, as shown in FIG. 5A, when the
なお、図2及び図4(A)の前側ロアアーム50の前側ロア締結部52の突出部66が、前側ロア用ブラケット22の縦壁部26と重なる位置をラップ位置とし、図5(B)の突出部66が縦壁部26と重ならない位置を非ラップ位置とする。
2 and 4A, the position where the
<作用及び効果>
つぎに本実施形態の作用及び効果について説明する。
<Action and effect>
Next, the operation and effect of this embodiment will be described.
車両幅方向内側斜め前方側に延在する前側ロアアーム50の端部に設けられた前側ロア締結部52が、サスペンションメンバ20の前側ロア用ブラケット22内にボルト締結されている。この前側ロアアーム50の前側ロア締結部52のブッシュ60を構成する外筒62に形成された突出部66は、前輪14が下方位置へ移動することによる前側ロアアーム50(前側ロア締結部52)の回転に伴って、図2及び図4(A)に示す前側ロア用ブラケット22の縦壁部26と重なるラップ位置から図5(B)に示す縦壁部26と重ならない非ラップ位置に移動する。
A front
(微小ラップ衝突)
フロントサイドメンバ12よりも車両幅方向外側で前面衝突する微小ラップ衝突時においては、図4(A)に示すように、前側ロアアーム50の前側ロア締結部52の突出部66はラップ位置にあるので、前輪14に入力された衝突荷重F1によって突出部66が前側ロア用ブラケット22の車両後方側の縦壁部26に接触する。
(Small lap collision)
At the time of a minute lap collision in which a front collision occurs on the outer side in the vehicle width direction from the
これにより、図4(B)に示す前側ロアアーム50の分担荷重(引張荷重S1)が増大する。そして、前側ロアアーム50の分担荷重(引張荷重S1)が増大することで、前側ロアアーム50の車両後方側のサスペンション本体32との本体側締結部34が破損され、実質的に前側ロアアーム50のサスペンションメンバ20との締結が解除される。
As a result, the shared load (tensile load S1) of the front
このように微小ラップ衝突時の早期に前側ロアアーム50のサスペンションメンバ20との締結が解除されることで、後側ロアアーム40に作用する圧縮力L1の増大による座屈が回避される。この結果、前輪14の車両幅方向内側への浸入が抑制され、図示されていないキャビン(車室)への前輪14の侵入が防止される。
Thus, buckling due to an increase in the compression force L1 acting on the rear
なお、後側ロアアーム40が圧縮力L1の増大によって座屈する前に、微小ラップ衝突における前側ロアアーム50の分担荷重(引張荷重S1)の増大によって、前側ロアアーム50の車両後方側のサスペンション本体32との本体側締結部34が破損されるように設計されている。
Note that before the rear
(ポットホール走行)
罅(ひび)割れ部や排水不良等によって形成された穴(ポットホール)がある路面等を走行、つまりポットホール走行時に、穴(ポットホール)に前輪14が侵入し前輪14が走行路面よりも下方位置へ移動すると、図5(A)に示すように、前側ロアアーム50(前側ロア締結部52)が軸心G(ボルト締結部)を中心に回転し角度変化する。そして、これにより前側ロア締結部52のブッシュ60が回転して突出部66が、前側ロア用ブラケット22の縦壁部26と重ならない非ラップ位置(切欠部26A(図2参照))に移動する。
(Pothole running)
When traveling on a road surface or the like having a hole (pot hole) formed due to a cracked crack or a defective drainage, that is, when traveling in a pot hole, the
よって、ポットホール走行時の前輪14が下方位置のある場合に、前輪14に車両後方側に荷重F2が加わっても、前側ロアアーム50の前側ロア締結部52の突出部66は、非ラップ位置にあり、前側ロア用ブラケット22の車両後方側の縦壁部26には接触しない。よって、前側ロアアーム50の分担荷重(引張荷重S2)は増大しないので、サスペンションメンバ20との締結が維持される。
Therefore, when the
(まとめ)
このようにポットホール走行時における前側ロアアーム50のサスペンションメンバ20との締結維持と、微小ラップ衝突時における前側ロアアーム50のサスペンションメンバ20との締結解除と、が両立される。
(Summary)
Thus, both the fastening maintenance with the
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
<Others>
The present invention is not limited to the above embodiment.
例えば、上記実施形態では、前側ロアアーム50の前側ロア締結部52のブッシュ60を構成する外筒62に突出部66が形成されていたが、これに限定されない。前側ロアアーム50の前側ロア締結部52を構成する円環部に突出部が形成されていてもよい。
For example, in the above-described embodiment, the protruding
また、例えば、本実施形態に係る車両前部構造は、左右対称に構成されているとして説明をしたが、左右対称に構成されていなくてもよい。すなわち、左右の前側ロアアーム50の両方に本発明を適用したが、左右のいずれか一方の前側ロアアーム50にのみ本発明を適用してもよい。
Further, for example, the vehicle front structure according to the present embodiment has been described as being configured symmetrically, but may not be configured symmetrically. That is, although the present invention is applied to both the left and right front
更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。 Furthermore, it cannot be overemphasized that it can implement with a various aspect in the range which does not deviate from the summary of this invention.
14 前輪
20 サスペンションメンバ
22 前側ロア用ブラケット(ブラケット)
30 マルチリンクサスペンション装置(フロントサスペンション装置)
50 前側ロアアーム(サスペンションアーム)
52 前側ロア締結部(締結部)
66 突出部
G 軸心(回転軸)
14
30 Multilink suspension device (front suspension device)
50 Front lower arm (suspension arm)
52 Front lower fastening part (fastening part)
66 Protrusion G Center axis (Rotating shaft)
Claims (1)
前記フロントサスペンション装置を構成し、車両幅方向内側斜め前方側に延在するサスペンションアームと、
前記サスペンションアームの前方側端部に設けられ、前記サスペンションアームが上下方向に回転可能に前記ブラケット内に挿入され締結された締結部と、
前記締結部から前記ブラケットの車両後方側の縦壁部に向かって凸状に形成され、前記前輪が走行路面よりも下方位置へ移動することによる前記サスペンションアームの回転に伴って、回転軸方向に見て前記縦壁部と重なるラップ位置から重ならない非ラップ位置に移動する突出部と、
を備える車両前部構造。 A bracket disposed on the vehicle width direction inner side of the front suspension device that supports the front wheels, and provided on a suspension member that supports the front suspension device;
A suspension arm that constitutes the front suspension device and extends diagonally forward inward in the vehicle width direction;
A fastening portion provided at a front side end portion of the suspension arm, the suspension arm being inserted and fastened into the bracket so as to be rotatable in a vertical direction;
It is formed in a convex shape from the fastening portion toward the vertical wall portion on the vehicle rear side of the bracket, and in the direction of the rotation axis along with the rotation of the suspension arm due to the front wheel moving to a position below the traveling road surface. A protrusion that moves from a lap position that overlaps the vertical wall portion as seen to move to a non-lap position that does not overlap;
A vehicle front structure comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014170855A JP2016043853A (en) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | Vehicle front part structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014170855A JP2016043853A (en) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | Vehicle front part structure |
Publications (1)
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JP2016043853A true JP2016043853A (en) | 2016-04-04 |
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Family Applications (1)
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JP2014170855A Pending JP2016043853A (en) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | Vehicle front part structure |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016043853A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020075646A1 (en) * | 2018-10-10 | 2020-04-16 | Ntn株式会社 | Suspension structure for in-wheel motor drive device |
CN113548002A (en) * | 2021-07-13 | 2021-10-26 | 一汽奔腾轿车有限公司 | Active tire rotating system and method in 25% offset collision process |
-
2014
- 2014-08-25 JP JP2014170855A patent/JP2016043853A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020075646A1 (en) * | 2018-10-10 | 2020-04-16 | Ntn株式会社 | Suspension structure for in-wheel motor drive device |
CN113548002A (en) * | 2021-07-13 | 2021-10-26 | 一汽奔腾轿车有限公司 | Active tire rotating system and method in 25% offset collision process |
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