JP2016042329A - 情報端末装置、及び書込み入力を制御する方法 - Google Patents

情報端末装置、及び書込み入力を制御する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】即時性、低コスト、及び利便性を満足する、タブレット端末における手書き入力のための技術を提供する。【解決手段】本発明の情報端末装置によれば、表示画面の任意の位置に、ユーザによる書込み入力を受け付けるための、ファイルの内容が確認できる(電子データの可視性を阻害しない)半透明(または境界線で囲まれた透明)の書込み入力用領域が表示される。そして、ユーザが指先又はペンデバイスによって書込み入力用領域に触れたことが検知され、当該検知に応じて書込み入力用領域を瞬時に拡大表示することにより、ユーザが即座に書込みを開始できるようになっている。これにより、タブレット端末上に表示された電子データへの書込みをシームレスに行えるという効果が期待できる。【選択図】図2

Description

本発明は、情報端末装置、及び書込み入力を制御する方法に関し、例えば、タブレット端末上に表示させた電子データへの書込みを効率化させるための技術に関するものである。
近年、スマートフォンやタブレット等の情報端末装置が企業で利用されるケースが増加している。例えば、営業部門を持つ企業で、タブレット端末を顧客へのプレゼンテーションや資料提示に利用する場合や、商品の在庫管理用のPOS端末として利用する場合等である。こうした中、現在、タブレット端末を使った電子会議システムが注目を集めている。タブレット端末を電子会議システムに使った場合の効果としては、ペーパーレス化による紙資源節約、印刷コスト削減、会議効率アップ等がある。
しかし、これらの利点とは相反し、タブレット上の電子データに対して書込みを行う際にはいくつかの不便さがある。例えば、実際の紙に鉛筆やボールペンを使って書込みを行うのに比べ、指や電子ペンを使ってタブレット端末上で書込みを行う場合、画面サイズ、解像度、滑り具合等の要因により、全く異なる書き味になる。即ち、紙での書き味に慣れた人間が、タブレット上での書き味に対処できず、使いにくいと感じる。このような不便さに対応するため、現在、様々な技術が公開されている。例えば、特許文献1には、ユーザが電子データ上に注釈を入れる場合に、ユーザにとって書込み易いサイズ・位置のズーム領域を表示させてから書込みを行わせ、書き込んだデータが元の電子データ上にリサイズされて保存されるという技術が開示されている。この技術を使い、紙への書込みにより近い書き味を表現することにより、上述の不便さを解消しようとしている。
特開2005−243015号公報
しかしながら、書込みを行う状況は様々である。例えば、任意のプレゼンターの会議資料を複数の参加者の各々のタブレット端末上に表示し、プレゼンターが資料を説明している状況において、説明を聞いている人間がタブレット上で注釈をいれたいと考えた場合を想定する。この場合、注釈を入れたいと考えた処理ステップは、(i)ユーザが書込みたい場所をタップ、または、領域を選択すること、(ii)タブレット端末が、その画面に任意書込み領域を表示すること、(iii)ユーザが、その領域に対して書込みを開始すること、となる。これは、非常に短い時間であるが、(i)書込みたい場所をタップして、(ii)任意書込み領域が表示されるまで待つステップは、紙を使っている場合には存在しないタイムラグである。従って、このようなタイムラグをなくし、書きたくなった瞬間に書込みができるようにするのが望ましい。
また、現在のタブレット端末の機能を加味すると、書込み以外の操作、即ち、電子データのページめくりのためのフリック操作や、電子データの表示サイズの拡大縮小のためのスワイプ操作等の、書込み以外の操作との切り分け操作が必要である。なお、以後、本明細書では、これらフリックやスワイプ操作を行う場合のモードをページ操作モード、書込み操作を行うモードを書込みモードと呼ぶこととする。一般的に、こうしたページ操作モードと書込みモードを切り替える方法としては、画面上の任意の場所に表示された書込み開始ボタン、または、ペンボタンを押すことにより実現している。しかしながら、ペンボタンを押すという操作によっても、同様に、タイムラグが発生し、面倒であると感じるユーザも多く存在する。従って、このような操作をなくすための改善が必要となってくる。よって、このペンボタンを押す操作なしで、書込みを開始でき、かつ、ページめくりや拡大縮小のスワイプ操作も可能な手段を提供することが望ましい。
この点、書込み領域を画面下部に常に表示させておけば、即時書込みを開始することはできる。しかし、常に書込み領域を表示した場合、本来表示されるはずの電子データの表示部分が狭くなり、現在のタブレット端末の画面サイズを有効に活用するという観点からは、使い勝手の悪いものになってしまう。
さらに、他の解決手段として、ペンデバイス自体に、書込み開始ボタンを設け、ペンデバイスとタブレット端末間で通信が可能な状態にしておき、ペンデバイスの書込み開始ボタンを押すと、書込み操作と書込み以外の操作の切り替えができ、タブレット上の電子データへの書込みができるというシステムが考えられる。しかし、専用のペンデバイスを用意する必要があり、製造コストが高くなるとともに、専用のペンデバイスを紛失してしまう可能性など、新たな不都合が発生してしまう。
加えて、書込みの種類として、注釈等の主に文字によるものと、強調線や図形を書込みしたい場合がある。この場合も、通常であれば、書込みモードへの切り替えボタンを押して、ディスプレイ上での書込み操作を行うが、これもまた、上述の注釈書込みと同様、即時性が求められる。即ち、タッチパネル上でのページめくりのためにフリック操作やコンテンツ表示の拡大縮小のためにスワイプ操作と、線や文字の書込み操作の違いを自動で判定して、ユーザが操作した意図した操作を的確にディスプレイ上で操作を反映することが必要である。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、即時性、低コスト、及び利便性を満足する、タブレット端末における手書き入力のための技術を提供するものである。
(i)上記課題を解決するために、本発明による情報端末装置(タブレット端末)は、電子データが表示された画面上の任意の領域に書込みを開始する領域を表示する機能を有している。書込みを開始する領域は、電子データ上に表示されるが、電子データの可視性を阻害しない半透明、かつ、その領域だとユーザが認識することができるように表示される。(電子データの可視性を阻害せず、その領域だとユーザが認識することができれば、境界線で囲まれた透明の領域でも良い。)また、この領域は、電子データ上の任意の領域に表示されているが、その領域を他の電子データ上の領域に移動させたい場合、ユーザは、当該半透明の領域をドラッグ&ドロップすること等により、自分の好む任意の場所に当該半透明の領域を移動させることができるようになっている。さらに、この領域は、書込み操作を始める(即ち、書込み領域に触れた瞬間)に矩形領域が拡大され、書込みが可能となる。そして、この領域は、右端まで書込みを行うと、描画領域が右から左へシフトするとともに、当該領域が下方向に拡大され、新規に空白の書込み領域が自動的に生成されるようになっている。
また、本発明による情報端末装置は、強調線や図形等、電子データ上での位置が重要な書込みを行うために、ジェスチャ機能を使ってページ操作モードと書込みモードを切り替えする機能も有している。これにより、直接ディスプレイ上の場所を意識した書込みに対応した機能も備える。
(ii)即ち、本発明の最大の特徴は、情報端末装置が、表示画面の任意の位置に、ユーザによる書込み入力を受け付けるための、ファイルの内容が確認できる半透明の書込み入力用領域を表示することと、ユーザが指先又はペンデバイスによって書込み入力用領域に触れたことを検知し、当該検知に応じて書込み入力用領域を拡大表示することにより、ユーザが即座に書込みを開始できるようにすることである。
本技術を利用すれば、タブレット端末上に表示されたコンテンツへの書込みにおいて、文字注釈や線や図の挿入を、即時かつシームレスに実現することが可能になる。
本発明の実施形態による情報端末装置(タブレット端末装置)の概略構成を示す図である。 タブレット端末装置上のファイル表示画面を示す図である。 ジェスチャによる操作モード切り替えを示す図である。 即時書込み開始領域にユーザが書込みを開始した場合の図である。 即時書込み開始領域への書込みを示す図である。 書込みキャッシュ表示部上の書込みデータを電子データ上に配置した場合の図である。 即時書込み処理を説明するためのフローチャートである。 書込みキャッシュデータの配置処理を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ただし、本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。また、各図において共通の構成については同一の参照番号が付されている。
本実施形態では、当業者が本発明を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本発明の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の記述をこれに限定して解釈してはならない。
更に、本発明の実施形態は、後述されるように、汎用コンピュータ上で稼動するソフトウェアで実装しても良いし専用ハードウェア又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実装しても良い。
<情報端末装置の構成>
図1は、本発明の実施形態による情報端末装置の概略構成を示す図である。当該情報端末装置は、例えば、タッチパネル操作が可能なタブレット端末(モバイル端末装置)に適用可能である。
情報端末装置100は、物理デバイスとして、CPU101と、主記憶装置102と、入出力装置103と、通信装置104と、二次記憶装置105と、を有している。
二次記憶装置105は、一般的な情報端末装置100に内蔵されている不揮発性の記憶装置である。二次記憶装置105は、情報端末装置100上の実行ファイルの保存や、他のPCやファイルサーバ等からダウンロードされた電子データ(ファイル)の保存、または、情報端末装置100上で作成された電子データの保存のために利用される。また、二次記憶装置105には、OS106及び書込みアプリケーション107がインストールされており、情報端末装置100の起動とともにCPU101及び主記憶装置102上に適宜読込まれて/書込まれて動作する。この書込みアプリケーション107は、ファイル管理モジュール108と、書込み管理モジュール109と、を含んでいる。
ファイル管理モジュール108は、情報端末装置100上で扱われるファイルの管理を行うモジュールである。より具体的には、ファイル管理モジュール108は、ファイルを取得し、入出力装置103の表示部に表示するまでの処理を実行する。なお、ファイル管理モジュール108は、情報端末装置100上から通信装置104を使って、LAN/WANを経由して、他のファイルサーバやPCなどからファイルを二次記憶装置105にダウンロードすることも可能である。また、ファイル管理モジュール108は、二次記憶装置105にダウンロードしたファイルをオープンし、入出力装置103と連携してディスプレイ上にファイルを表示する機能も備える。さらに、後述する書込み管理モジュール109と連携して、表示したファイルへの書込み情報を保存・管理する機能も備える。
書込み管理モジュール109は、ディスプレイ上に表示されたファイルへの書込みを制御するモジュールである。当該モジュールによる処理の詳細は後述する。
<ファイル表示画面>
図2は、情報端末装置100上で、任意のファイルを開いた場合のファイル表示画面200の一例を示す図である。ファイル表示画面200は、例えば、タイトル表示部(タイトル表示ペイン)201、ファイル表示部(ファイル表示ペイン)202、及び書込みキャッシュ表示部(書込みキャッシュ表示ペイン)203の3つのペインから構成される。なお、ファイル表示画面200は、情報端末装置100上で表示される画面であり、タッチパネル操作が可能であるものとする。
タイトル表示部201には、ファイル名表示部204が設けられている。ファイル名表示部204は、ユーザが情報端末装置上で現在オープンしているファイル名が表示される表示領域である。
ファイル表示部202は、ファイル管理モジュール108がオープンしたファイルが表示される表示領域である。なお、図2の205は、ファイル管理モジュール108がオープンしたファイル(ファイル名「File1.pdf」)の一例を示している。また、ファイル表示部202には、操作ツールバー206が設けられる。操作ツールバー206の中には、拡大ボタン207、縮小ボタン208、ページ戻りボタン209、ページ送りボタン210、書込みボタン211が配置される。ユーザは、ファイル表示部202においてもタッチパネル操作が可能である。拡大ボタン207が押された場合、ファイル表示部202に表示されているファイル205の表示サイズが拡大される。また、縮小ボタン208が押された場合、表示されているファイル205の表示サイズは縮小される。ページ送りボタン210が押されると、ファイル205は次ページを表示する。ページ戻りボタン209が押されると表示ファイル204は前ページを表示する。書込みボタン211は、ファイル表示部202における操作モードを切り替えるボタンである。操作モードには、ページ操作モードと書込みモードの2種類のモードがある。半透明領域212は即時書込み開始領域を示しており、その内容については「明示的にモードを切り替えないで書込む手段」の項で詳細を説明する。
<操作モード>
(1)操作モードの種類
ファイル表示部202における動作モードには、「ページ操作モード」と「書込みモード」の2種類のモードがある。ページ操作モードの場合、ファイル表示部202上で、シングルタッチのフリック操作を行うことにより、ページ送り、ページ戻りが可能である。即ち、画面左に向かってフリックすると、ページ送りボタン210を押したことと同じ操作を行ったことを意味する。また、画面右に向かってフリックすると、ページ戻りボタン209を押したことと同じ操作を行ったことを意味する。また、ファイル表示部202上で、2本指でのスワイプ操作を行った場合、表示ファイル205の表示サイズの拡大縮小、即ち、拡大ボタン207と縮小ボタン208を押すのと同じ操作効果を得ることが可能である。書込みモードの場合、ファイル表示部202上でのタッチ操作は、ファイルへの手書き書込みとして扱われる。即ち、ファイルに対して、注釈、図、線等の情報を書き込むことが可能となる。
(2)操作モードの切り替え
情報端末装置100では、上述の2つのモードの切り替え手段として、操作ツールバー206の中にある書込みボタン211を押す方法(手段)と、ファイル表示部202上で行うジェスチャ操作を行う方法(手段)と、を備えている。さらに、それらに加え、明示的にモードを切り替えないで書込みする方法(手段)が設けられている。なお、一般的なファイルへの書込み可能なアプリケーションでは、書込みボタン211に相当するボタンを押して書込みモードとページ操作モードを切り替えるのが一般的である。本システムでは、この切り替えによる時間的な遅延を考慮し、ジェスチャ操作によるモード切り替え手段と、明示的にモードを切り替えないで書込みできる手段を備えている。各手段の具体的内容については後述する。
(i)ジェスチャによる操作モード切り替えの概念
図3は、ジェスチャによる操作モード切り替えを示す図である。ジェスチャーモードは、特に、下線や図形を入力する場合に有効である。
ジェスチャによるモード切り替えの手順について説明する。前段階として、ユーザは、ファイルをオープンしてファイル表示部202にファイルを表示させる。
ユーザは、表示されたファイルに対して書込みしたい情報がある場合、ファイル表示部202のファイル205上で、図3の301に示すような「まる」を表示画面上の任意の位置に書き込む「ジェスチャ」を行う。すると、書込み管理モジュール109は、ジェスチャ301が行われたことを認識し、画面全体のモードを「書込みモード」に切り替える。以後のファイル表示部202上の表示ファイル205上ではタッチパネルへの操作は書込みとして扱われる。例えば、図3の枠線302は、ユーザが文章を矩形で囲う書込みを行った場合の例を示している。この場合の書込みの挿入位置は、文字や図形が書き込まれた直接の位置となる。
なお、ここで示したジェスチャ「まる」は単なる一例であって、ユーザが通常書込みを行わないであろうジェスチャ操作(特殊入力操作)を、ユーザが任意に登録することが可能なものとする(「まる」というジェスチャを登録している場合、ユーザが「まる(図形)」をファイル中に書込みたい時にモード切り替えになってしまい、不都合だからである)。また、書込みが終了したら、もう一度同じジェスチャ操作を行うことで書込みモードが解除され、ページ操作モードに戻ることができるようにしても良い。
当該ジェスチャによる操作モードにおいても、即時書込み開始領域(半透明領域)212は表示されている。従って、ユーザは、ジェスチャ操作による入力をするとともに、即時書込み開始領域212を用いてコメントを入力し、当該コメントの挿入場所を後で決定することができる(詳細は後述する)。このような入力操作は、コメントの挿入位置がまだ決まっていないときに有効であり、ユーザに編集のしやすさという利便性を提供することができるようになる。
(ii)明示的にモードを切り替えないで書込む方法の概念
文字による注釈等、書込みデータのコンテンツ上での挿入場所を後から変更することが可能な書込みにおいては(逆に、強調線等は基本的にコンテンツ上の場所と深く結びついているため、場所を変更することは少ない)、ジェスチャ操作を行わず書込みを即座に開始することが可能である。具体的には、即時書込みを開始できるタッチ領域を予め決めておき、その領域からタッチを開始した時点で書込みが行われるようにする。この領域のことを本明細書では、即時書込み開始領域212と呼ぶ。例えば、図2の半透明領域212である。この領域は、電子データの可視性を阻害しない半透明、かつ、その領域だとユーザが認識することができる表示形式をとり、電子データの可視性を阻害しないために、ユーザがこの領域に触れるまでは、領域のサイズは最小限の大きさで表示されている。なお、半透明領域212は、電子データの可視性を阻害せず、その領域だとユーザが認識することができれば、境界線で囲まれた透明の領域であっても良い。この場合、境界線の色は、ユーザが認識しやすいように電子データの文字等の色と異なる色であることが好ましく、また、電子データの可視性を阻害しない程度に細い線であることが好ましい。
図4は、ユーザが即時書込み開始領域212に書込みを開始した場合の図を示している。即時書込み開始領域212は、電子データの可視性を阻害しないために、ユーザがこの領域に触れるまでは、領域のサイズは最小限の大きさで表示されている。そして、ユーザがこの領域に触れた瞬間に、その領域のサイズが任意のサイズに拡大され、表示される。図4の例の場合、縦方向のサイズは元の即時書込み開始領域212と同じで、横方向に画面サイズいっぱいまで拡大される。ただし、このような拡大表示形態でなくてもよい。また、ユーザが使いやすいように拡大サイズを任意に設定変更できるようにしても良い。
図4の401は、ユーザが即時書込み開始領域212に触れた瞬間に拡大された即時書込み開始領域を示している。402は、書込みに使われるユーザの指、または、ペンデバイスである。
<即時書込み開始領域への書込みの処理概要>
図5は、即時書込み開始領域への書込みの例を示す図である。図5は、サイズが拡大された即時書込み開始領域401に対して、ユーザが指、または、ペンデバイスを使って「aaa」という文字を書き込んでいる状態を示している。なお、即時書込み開始領域212から書込みを開始した後に、書込みを終了するには、例えば、ファイル表示部202の任意の場所をタップするなど、特定な操作(アクション)をすることにより終了することができるようになっている。
書込みキャッシュ部203は、ファイル表示部202上の即時書込み開始領域401へユーザが書込みを行った場合に、一時的に書込みデータが表示される領域である。書込みキャッシュ表示部203は、例えば、書込みデータをサムネイル化した表示形式を取る。即時書込み開始領域401への書込みが行われた場合の文字や、場合によっては記号や線等も含む記述データがユーザに認識できる表示で書込みキャッシュ表示部203にリスト表示される。図5では、即時書込み開始領域401へユーザが「aaa」を書込んだ場合に、書込みキャッシュ表示部203に「aaa」がキャッシュ表示された状況502が示されている。
即時書込み開始領域212から書込みを開始し、書込みキャッシュ表示部203に表示された書込みデータは、書込みを終了した後に、ファイル表示部202に表示されたファイル205の任意の場所へ配置することが可能である。図6は、書込みキャッシュ表示部203に表示された書込みデータ502を、601の場所に配置した場合を示す図である。
<即時書込み処理の詳細>
図7は、即時書込み処理の詳細を説明するためのフローチャートである。なお、書込みボタン及びジェスチャ操作によるモード切り替えに関しては、既知の処理となるため省略する。また、このフローチャートでは、ユーザは二次記憶装置105からファイルを選択してファイル表示部202にファイルが表示された状態を前提とする(S701)。
(i)S702
ユーザは、表示されているファイル上の任意の場所に書込みを行いたい場合、即時書込み開始領域212を指又はペンデバイスで触れる。書込み管理モジュール109は、ユーザの動作により即時書込み開始領域212に指・又はペンデバイスが触れたことを検知すると、書込みが開始されたと認識する。
(ii)S703
書込み管理モジュールは、ユーザの指またはペンデバイスがタッチパネルに触れた瞬間に、バックグラウンドで、即時書込み開始領域212のサイズをX軸方向(画面の左右方向)に拡大表示する。
(iii)S704
書込み管理モジュールは、拡大された即時書込み開始領域401に対するユーザの入力(例えば、挿入場所を後で決定する、任意の文字の書込みや図形)を受け付ける。この処理により、ユーザは即時書込み開始領域212のサイズが拡大されている状況においても、予測的に書込み操作を継続できるようになる。なお、書込み管理モジュール109は、ユーザによる書込み入力がX軸方向に拡大された即時書込み開始領域401の右端まで到達した場合(例えば、領域右端の座標から所定ピクセル以内に書込み入力があるか否かで右端に達したか判断される)、描画領域を右から左にシフトさせ、当該半透明のX軸方向に拡大された即時書込み開始領域401をY軸方向に拡大して(画面の上下方向:上端にX軸方向に拡大された即時書込み開始領域401がある場合には下方向にのみ、下端にX軸方向に拡大された即時書込み開始領域401がある場合には上方向にのみ拡大される)新規に空白の書込み領域を自動的に生成するようにしても良い。
(iv)S705
書込み管理モジュール109は、拡大された即時書込み開始領域401に書き込まれた文字のサイズを縮小化して、書込みキャッシュ表示部に表示する(S705)。表示される縮小文字は、例えば、図5の領域203の文字502のように表示される。
(v)S706
書込み管理モジュール109は、ユーザによる書込み入力が終了したか判断する。例えば、書込み入力を終了したいときにユーザがファイル表示部202の任意の位置をタップすることにより、書込み入力は終了することができるようになっている。従って、この場合、書込み管理モジュール109は、ユーザによるファイル表示部202の任意の位置のタップ操作を検知した場合に、書込み入力が終了したと判断する。書込み入力が終了の場合(S706でYesの場合:ユーザによるタップ入力検知)、処理はS707に移行する。一方、書込み入力が終了でない場合(S706でNoの場合:ユーザによる即時書込み開始領域401内での操作(書込み)が継続していることを検知)、処理はS704に移行する。
(vi)S707
書込み管理モジュール109は、S706のタップ操作を検知すると(S706でYesの場合)、拡大された即時書込み開始領域401のサイズをデフォルトのサイズに戻す。
(vii)S708
書込み管理モジュール109は、ユーザによる他の書込み入力(例えば、他の場所への書込み入力)があるか否か判断する。他の書込みがある場合(S708でYesの場合)、処理はS702に移行する。他の書込みがない場合(S708でNoの場合)、即時書込み処理は終了する。なお、ユーザが拡大された再度即時書込み開始領域401に対して新たな書込み入力をすることにより、書込み管理モジュール109は、他の書込み入力の有無を判断することができる。
<書込みキャッシュデータの配置処理>
図8は、書込みキャッシュデータの配置処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
(i)S801
書込み管理モジュール109は、ユーザが書込みキャッシュ表示部203内の配置したい書込みデータ(例えば、図5の文字502)をタップ又はドラッグしたことを検知する。例えば、ユーザが書込みデータをタップすると、書込みキャッシュ表示部203の当該データが半透明に表示されるようにしても良い。
(ii)S802
書込み管理モジュール109は、ユーザがファイル表示部202上において、S801で選択した情報(書込みデータ(サムネイルデータ))を配置したい場所をタップ又はその場所でドラッグしたデータをドロップしたことを検知する(S802)。
(iii)S803
書込み管理モジュール109は、S801及びS802の操作を検知すると、ファイル表示部202へのデータ書込みを行う(書込みキャッシュ表示部203に格納され、その後ユーザによって選択された書込みデータを選択された場所に配置する)。なお、配置に際して、書込み管理モジュール109は、情報端末装置100の表示サイズを考慮して適切なサイズにスケーリングして配置を行うようにしても良い。この場合、例えば、配置するデータのサイズが予め決められるようにしても良く、このサイズはユーザによって可変としても良い。また、表示されているファイルの文字サイズに基づいて配置するようにしても良い。この場合、ファイルのフォントサイズを分析してファイル内で用いられているフォントサイズを認識し、そのサイズに書込みデータのサイズを揃えて、或いは、ファイルのフォントサイズの所定倍(予め倍率が設定される)の大きさで表示したり、色を変えたりして配置するようにしてもよい。
さらに、書込み管理モジュール109は、書込みデータ配置後にユーザが所定操作(例えば、ダブルタップ操作)を行ったことを検知した場合、当該配置した書込みデータを瞬時に書込みキャッシュ表示部203に戻すようにしても良い。
(iv)S804
書込み管理モジュール109は、書込みデータの配置が完了した場合、配置済みの書込みデータを書込みキャッシュ表示部203から削除する。
(v)S805
書込み管理モジュール109は、ユーザが配置したいデータが書込みキャッシュ表示部203にあるか否か判断する。単純に、データが書込みキャッシュ表示部203に残存しているか否かにより配置したいデータの有無を判定しても良いし、ユーザの指示に応答して配置したいデータの有無を判定しても良い。配置したいデータがある場合(S805でYesの場合)、処理はS801に移行し、書込み管理モジュール109は、書込みキャッシュデータの配置処理を継続する。一方、配置したいデータがない場合(S805でNoの場合)、当該書込みキャッシュデータの配置処理は終了する。
<まとめ>
(1)本発明の実施形態による情報端末装置(タブレット端末)は、表示画面の任意の位置に、ユーザによる書込み入力を受け付けるための、ファイルの内容が確認できる半透明の書込み入力用領域(即時書込み開始領域)を表示する。そして、情報端末装置は、ユーザが指先又はペンデバイスによって書込み入力用領域に触れたことを検知すると、即座に書込み入力用領域を拡大表示する。このようにすることにより、ユーザは、書込み開始するという動作以外の動作(例えば、専用ボタン押下やタップ動作)をすることなく、即座に書込み動作をすることができるので、ユーザに対するストレスを軽減することができるようになる。
また、当該情報端末装置は、書込み入力用領域に書き込まれたデータを一時的にキャッシュし、当該キャッシュされた書込みデータをキャッシュデータ表示用領域に表示する。そして、当該情報端末装置は、ユーザの指示に応答して、キャッシュデータ表示用領域に表示された書込みデータ(例えば、サムネイル化されているデータ)を、指示に対応する表示画面上の場所に配置するとともに、当該書込みデータの表示をキャッシュデータ表示用領域から削除する。このようにすることにより、ユーザにとっては表示されているファイルデータ(電子文書データ)のどこに配置するか即座に決める必要がないので、編集の利便性を提供することが可能となる。
さらに、書込みデータをユーザが配置した後、配置取り消し操作が表示画面に対して行われると、書込みデータを配置された場所から削除し、書込みデータをキャッシュデータ表示用領域に戻す(再表示する)ようにしても良い。このようにすることにより、ユーザが誤配置したとしても簡単に配置を修正することができる。
また、情報端末装置は、ユーザによる書込み入力の終了の操作を検知すると、拡大表示された書込み入力用領域を拡大前の元のサイズに戻すようにする。これにより、次の書込み入力への準備がなされ、ユーザにとってより自然な書込み入力手段を提供することができるようになる。
一方、当該情報端末装置は、書込み入力用領域以外の表示画面の任意の場所においてユーザが行った特殊入力操作(ユーザが普段は行うことない操作。事前に登録しておいても良い)を検知すると、表示画面に表示されたファイルのページを操作するためのページ操作モードから、表示画面に表示されたファイルの任意の位置に直接書込み入力できるようにする直接書込みモードに移行させる(ジェスチャによる操作モードの切り替え)。このようにすることにより、強調線等、基本的にコンテンツ上の場所と深く結びついていて配置場所を後で変更することは少ない書込み入力については、上述の配置処理をする必要がなくなり、ユーザの利便性を向上させることができる。つまり、ユーザは、挿入すべき書込み入力の種類によって(コメントなのか、図形なのか、アンダーラインなのか等によって)即時書込み開始領域を用いて書込み入力(この場合、ジェスチャ操作は不要)するか、直接書込みモードを用いるか選択することができる。
(2)本発明は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ上のメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータのCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。
さらに、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード、テーブル、ファイル等の情報は、ネットワークを介して配信することにより、それをシステム又は装置のハードディスク、SSD(Solid State Drive)やメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R、ICカード、SDカード等の記憶媒体に格納し、使用時にそのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしても良い。
ここで述べたプロセス及び技術は本質的に如何なる特定の装置に関連することはなく、コンポーネントの如何なる相応しい組み合わせによってでも実装できることを理解する必要がある。更に、汎用目的の多様なタイプのデバイスがここで記述した教授に従って使用可能である。ここで述べた方法のステップを実行するのに、専用の装置を構築するのが有益であることが判るかもしれない。また、実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。本発明は、具体例に関連して記述したが、これらは、すべての観点に於いて限定の為ではなく説明の為である。本分野にスキルのある者には、本発明を実施するのに相応しいハードウェア、ソフトウェア、及びファームウエアの多数の組み合わせがあることが解るであろう。例えば、記述したソフトウェアは、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Java(登録商標)等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
さらに、上述の実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていても良い。
加えて、本技術分野の通常の知識を有する者には、本発明のその他の実装がここに開示された本発明の明細書及び実施形態の考察から明らかになる。記述された実施形態の多様な態様及び/又はコンポーネントは、データを管理する機能を有するコンピュータ化ストレージシステムに於いて、単独又は如何なる組み合わせでも使用することが出来る。明細書と具体例は典型的なものに過ぎず、本発明の範囲と精神は後続する請求範囲で示される。
100…情報端末装置
101…CPU
102…主記憶装置
103…入出力装置
104…通信装置
105…二次記憶装置
106…OS
107…書込みアプリケーション
108…ファイル管理モジュール
109…書込み管理モジュール
212…即時書込み開始領域

Claims (10)

  1. 手書き入力を可能とする情報端末装置であって、
    タッチパネル式の入力デバイスで構成される表示画面と、
    書込み入力された文字を前記表示画面に表示されたファイルに配置するための処理を実行するプロセッサと、
    前記プロセッサは、
    前記表示画面の任意の位置に、ユーザによる書込み入力を受け付けるための、前記ファイルの内容が確認できる半透明または境界線で囲まれた透明の書込み入力用領域を表示し、
    前記ユーザが指先又はペンデバイスによって前記書込み入力用領域に触れたことを検知し、当該検知に応じて前記書込み入力用領域を拡大表示することにより、前記ユーザが即座に書込みを開始できるようにすることを特徴とする情報端末装置。
  2. 請求項1において、
    前記プロセッサは、
    前記書込み入力用領域に書き込まれたデータを一時的にキャッシュし、当該キャッシュされた書込みデータをキャッシュデータ表示用領域に表示し、
    前記ユーザの指示に応答して、前記キャッシュデータ表示用領域に表示された前記書込みデータを、前記指示に対応する前記表示画面上の場所に配置し、当該書込みデータの表示を前記キャッシュデータ表示用領域から削除することを特徴とする情報端末装置。
  3. 請求項2において、
    前記プロセッサは、前記書込み入力用領域以外の前記表示画面の任意の場所において前記ユーザが行った入力操作であって、前記ユーザが行う通常の入力操作以外の特殊入力操作として登録された入力操作を検知すると、前記表示画面に表示されたファイルのページを操作するためのページ操作モードから、前記表示画面に表示された前記ファイルの任意の位置に直接書込み入力できるようにする直接書込みモードに移行させることを特徴とする情報端末装置。
  4. 請求項2において、
    前記プロセッサは、前記書込みデータを前記指示に対応する場所に配置した後、さらに前記ユーザによって配置を取り消すための操作が前記表示画面に対して行われたことを検知すると、前記書込みデータを配置された場所から削除し、前記書込みデータを前記キャッシュデータ表示用領域に再表示することを特徴とする情報端末装置。
  5. 請求項2において、
    前記プロセッサは、前記ユーザによる前記書込み入力の終了の操作を検知すると、前記拡大表示された前記書込み入力用領域を拡大前の元のサイズに戻すことを特徴とする情報端末装置。
  6. タッチパネル式の入力デバイスで構成される表示画面と、書込み入力された文字を前記表示画面に表示するための処理を実行するプロセッサと、を有する情報端末装置を用いて前記表示画面に表示されたファイルに対して行われる書込み入力を制御する方法であって、
    前記プロセッサが、前記表示画面の任意の位置に、ユーザによる書込み入力を受け付けるための、前記ファイルの内容が確認できる半透明または境界線で囲まれた透明の書込み入力用領域を表示するステップと、
    前記プロセッサが、前記ユーザが指先又はペンデバイスによって前記書込み入力用領域に触れたことを検知し、当該検知に応じて前記書込み入力用領域を拡大表示することにより、前記ユーザが即座に書込みを開始できるようにするステップと、
    を含む方法。
  7. 請求項6において、さらに、
    前記プロセッサが、前記書込み入力用領域に書き込まれたデータを一時的にキャッシュし、当該キャッシュされた書込みデータをキャッシュデータ表示用領域に表示するステップと、
    前記プロセッサが、前記ユーザの指示に応答して、前記キャッシュデータ表示用領域に表示された前記書込みデータを、前記指示に対応する前記表示画面上の場所に配置し、当該書込みデータの表示を前記キャッシュデータ表示用領域から削除するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  8. 請求項7において、さらに、
    前記プロセッサが、前記書込み入力用領域以外の前記表示画面の任意の場所において前記ユーザが行った入力操作であって、前記ユーザが行う通常の入力操作以外の特殊入力操作として登録された入力操作を検知するステップと、
    前記プロセッサが、前記特殊入力操作の検知に応じて、前記表示画面に表示されたファイルのページを操作するためのページ操作モードから、前記表示画面に表示された前記ファイルの任意の位置に直接書込み入力できるようにする直接書込みモードに移行させるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  9. 請求項7において、さらに、
    前記プロセッサが、前記書込みデータを前記指示に対応する場所に配置した後、さらに前記ユーザによって配置を取り消すための操作が前記表示画面に対して行われたことを検知すると、前記書込みデータを配置された場所から削除し、前記書込みデータを前記キャッシュデータ表示用領域に再表示するステップを含むことを特徴とする方法。
  10. 請求項7において、さらに、
    前記プロセッサが、前記ユーザによる前記書込み入力の終了の操作を検知すると、前記拡大表示された前記書込み入力用領域を拡大前の元のサイズに戻すステップを含むことを特徴とする方法。
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