JP2016042086A - データ伝送と距離測定を同時に行う方法 - Google Patents

データ伝送と距離測定を同時に行う方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016042086A
JP2016042086A JP2015159595A JP2015159595A JP2016042086A JP 2016042086 A JP2016042086 A JP 2016042086A JP 2015159595 A JP2015159595 A JP 2015159595A JP 2015159595 A JP2015159595 A JP 2015159595A JP 2016042086 A JP2016042086 A JP 2016042086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
displacement
notification
transmitted
internal clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015159595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6275091B2 (ja
Inventor
メンツェル サイモン
Menzel Simon
メンツェル サイモン
ツフーフ セバスチャン
Tschuch Sebastian
ツフーフ セバスチャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sick AG
Original Assignee
Sick AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=53761980&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2016042086(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Sick AG filed Critical Sick AG
Publication of JP2016042086A publication Critical patent/JP2016042086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6275091B2 publication Critical patent/JP6275091B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/74Systems using reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. IFF, i.e. identification of friend or foe
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/74Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/76Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems wherein pulse-type signals are transmitted
    • G01S13/765Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems wherein pulse-type signals are transmitted with exchange of information between interrogator and responder

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】第1の装置と第2の装置の間でデータ伝送と距離測定を同時に行う方法を提供する。
【解決手段】第1の装置14と第2の装置22がそれぞれ、光学的なデータ伝送用に構成された発信装置16,24と、光学的なデータ受信用に構成された受信装置18,26と、発信装置及び受信装置と結合された制御ユニットとを有し、各制御ユニットが所定の内部クロックを有している。第1の装置14から第2の装置22へ第1のデータ信号が伝送され、第2の装置22から第1の装置14へ第2のデータ信号が伝送され、それらの伝送されたデータ信号に基づいて第1の装置と第2の装置との間の距離が算出される。その際、前記データ信号のうち1つのデータ信号のエッジの、その都度の内部クロックに対する時間的な変位が複数回測定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1の装置と第2の装置の間でデータ伝送と距離測定を同時に行う方法であって、第1の装置と第2の装置がそれぞれ、光学的なデータ伝送用に構成された発信装置と、光学的なデータ受信用に構成された受信装置と、発信装置及び受信装置と結合された制御ユニットとを有し、各制御ユニットが所定の内部クロックを有しているような方法に関する。
例えば無人搬送車、特に棚を用いた物品自動出納装置(Regalbediengeraet;RBG)では、制御データやセンサデータ等を伝送するために、車両への連続的なデータ伝送を可能にすることが不可欠である。
そのためには無人搬送車ができるだけ正確に自身の場所を特定できる必要がある。
これに関して特許文献1に光学的な距離又は間隔の測定と無線による並行的なデータ伝送が開示されている。
反射光の伝播時間測定又は三角測量に基づく距離測定法が特許文献2、3及び4から知られている。特許文献5には、距離測定のために受信信号のエッジ(信号の立ち上がり部又は立ち下がり部)の時間位置を複数回評価し、その時間位置をより正確に特定することが記載されている。
DE 10 2008 059 819 B4 US 6,765,495 B1 WO 99/60629 EP 1 980 870 A1 US 2014/0009340 A1
反射光に基づいて距離測定を行うには、反射光を受信するための装置を構成する必要がある。また、それに対応する反射器を設ける必要もある。その結果、組み立てコストが高くならざるを得ない。その上、距離が増大しつつある状況で反射光が戻ってくると距離測定の精度が不十分になる可能性がある。
本発明の基礎を成す課題は、可能な限り低いハードウエアのコストで実装可能であり、同時に高精度の距離測定を保証するような、データ伝送と距離測定の同時実行方法を提示することである。
前記課題は請求項1に記載の方法により解決され、特に、第1の装置から第2の装置へ第1のデータ信号が伝送され、第2の装置から第1の装置へ第2のデータ信号が伝送され、それらの伝送されたデータ信号に基づいて第1の装置と第2の装置との間の距離が算出されることにより解決される。好ましくはその際、前記データ信号のうち1つのデータ信号のエッジの、その都度の内部クロックに対する時間的な変位が複数回測定される。
上記本発明の基礎にあるのは、どのみち伝送されるデータ信号を距離測定にも利用できるという知見である。これによれば、例えば距離測定用の別の受信器のための追加的なハードウエアのコストは必要ない。従って、本発明に係る方法は低コストで実施可能であり、しかも必要な装置を小型で省スペースな構成にすることを可能にする。
第1のデータ信号及び第2のデータ信号は特にペイロード(例えば無人搬送車に対する制御データ)を含む。この場合、第1のデータ信号は第2のデータ信号と異なるものとなる。従って、第1又は第2の装置上で単純にデータ信号が反射されるわけではない。両装置の間でデータ信号とともに伝送される情報はオン/オフ・キーイング(OOK)により二値符号化することができる。つまり、二値の「1」が伝送されるときに送信装置の発光器をオンにし、二値の「0」が伝送されるときにオフにするのである。発光器はレーザ、特にレーザダイオードとして構成することができる。この場合、8b10b符号のようなライン符号が利用できる。ライン符号を利用すれば制御シーケンスをデータ信号内へ組み込むことができる。
以上のように、本発明では、単一の通信路、つまり両装置の間のデータ伝送に用いられる通信路だけを用いて、データ伝送と距離測定の両方が実現される。両装置の間にポイントツーポイント接続が確立される。
特にデータ信号は100メガビット/秒のデータ転送速度を有することができる。これには、距離測定のために複数のデータビットを評価に利用できるという利点がある。その結果、距離測定を非常に高速且つ正確に行うことができる。
距離測定のために、第1の装置から第2の装置へ又はその逆方向への1データビットのデータ信号を送信するのに必要な時間を測定することができる。このようにすれば、光により伝送されるデータ信号の一定の伝播速度(つまり光速)から第1の装置と第2の装置の間の距離を算出できる。これは、例えばそれに対応した構成を有する制御ユニットにより実行できる。
この場合、制御ユニットをFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)として構成することが有利である。なぜなら、FPGAにおいては通常、ほぼ一定のゲート遅延又は論理遅延を簡単に確定し、考慮することができるため、距離測定をより正確に行うことができるからである。
本発明の他の有利な実施形態は、明細書、図面及び従属請求項から読み取ることができる。
第1の有利な実施形態では、第1の装置の内部クロック及び第2の装置の内部クロックが、特に第1及び第2の装置に対する異なる周波数の選択により、時間的に相互にずれている。内部クロックのずれに基づき、受信信号の連続する各データビットが受信側の装置の内部クロックに対してそれぞれ異なる相対位置において受信される。これは、データビットのエッジが、そのときの装置の内部クロックのエッジに対して、それぞれ特定の位相位置ないし特定の時間的な変位を示すということを意味している。データ信号中でその次に現れるデータビットのエッジは、前記のずれにより、内部クロックのエッジに対して、前のエッジとは異なる変位を示す。これにより、例えば繰り返される矩形状のデータ信号を、各データビットのエッジに関して異なる相対位置において、つまりより正確に、サンプリングすることが可能となる。こうして距離測定の精度が高められる。
特に第1の装置と第2の装置の内部クロックの周波数の差(つまり同調ずれ)は100ppm未満(つまり1万分の1未満)とすることができる。同調ずれは既知ないし事前に定められるか、運転中に例えば第1の装置と第2の装置の間の時刻の同期を通じて測定することができる。
内部クロックの周波数に差があると、内部クロックの連続的な変動(うなり)が生じることになる。
第1の装置と第2の装置は同一の構成とすることができる。この場合、部品の製造公差だけで内部クロックの間に十分なずれが相互に生じうる。
別の有利な実施形態では、伝送されたデータ信号が第1及び/又は第2の装置において受信される際、該信号に可変の遅延が与えられる。この遅延は、先に述べた内部クロックのずれの代わりに、又はそれに加えて、各時点の内部クロックのエッジに対するデータビットのエッジの時間変位を生成するために利用することができる。例えばこの遅延はDDR3−RAMにおける可変I/O遅延のようなやり方で生じさせることができる。この遅延を変えることで、内部クロックのエッジに対するデータビットのエッジの位相位置を様々に変えること、つまり人為的にジッタを生成することができる。
好ましくは、前記時間的なずれの大きさ及び/又は前記遅延の長さが本発明の方法の実行中に変更される。これにより、例えば受信レベルが低い場合に遅延を小さくする等、状況に応じたサンプリング時点の適合化が可能となる。あるいは、サンプリング時点を各時点の信号雑音比(SN比)に依存させてもよい。
特に好ましくは、受信装置により受信されたデータ信号がオーバーサンプリングされ、特に少なくとも8倍、好ましくは少なくとも16倍のオーバーサンプリングが行われる。オーバーサンプリングにより、データ信号のエッジの位置の特定、そして各々のエッジの到達時刻の特定を明らかに高い精度で行うことができる。これにより、第1の装置と第2の装置の間の距離をより正確に測定できる。特に、各時点に受信されたデータ信号が1ビットA/D変換器(例えばFPGAの入力比較器)でデジタル化ないしサンプリングされる。例えば、データ転送速度が150MHzであれば、第1及び第2のデータ信号を2.4GHzのサンプリング周波数でサンプリングすることができる。
特に好ましくは、内部クロックに対するデータ信号のエッジの時間的な変位が複数回測定される。高精度の距離測定にはデータ信号のエッジの到達時刻をできるだけ正確に特定することが不可欠である。複数回の算定と内部クロックのずれに基づき、連続するデータビットが受信側の装置の内部クロックを基準として異なる時点にサンプリングされる。その際、データビットは発信側の装置により該装置の内部クロックに合わせて発信され、それに従って周期的に繰り返される。周期的に連続して到来する複数のデータビットをサンプリングすれば、内部クロックのずれに基づいて、本来のサンプリング周波数に基づく場合よりも正確にデータ信号のサンプリングを行うことができる。これによりいわゆるサブサンプリングの精度が達成される。
複数の連続するデータビットのサンプリングにより、データストリームのエッジの変位を数ピコ秒のレベルまで正確に算出することができる。これにより第1の装置と第2の装置の間の距離を数ミリメートルの精度で測定できる。エッジの変位がより正確に求まれば、それだけ高い測定精度で両装置の間の距離を求めることができる。
データ信号のエッジの時間的な変位を測定するために、データ信号の全データビットを考慮することが原理的に可能である。そうすれば、時間的な変位の測定をより短時間で実行できる。
好ましくは、計算上の変位を確定する処理が、内部クロックに対するデータ信号のエッジの測定された変位の所定数の値に対する統計的な評価処理を含む。これは、データ信号のエッジの変位を前述の方法で複数回、例えば512回、1024回又は2048回測定した後、その512個、1024個又は2048個の測定値を統計的に評価し、その結果から計算上の変位を得る、ということを意味する。多数の測定値の統計的な評価により測定誤差が最小化されるため、計算上の変位は個々の測定された変位に比べて明らかに高い精度を有する。
内部クロックの相互のずれは、例えば該内部クロックが1つの内部クロックの時間的な長さの1024分の1だけ互いにずれるように選択することができる。このようにすれば、内部クロックの各エッジに対して1024個の相対位置で受信データビットのサンプリングが可能となる。
更に好ましくは、前記統計的な評価処理が、前記測定された変位の所定数の値をヒストグラムの形で集計する処理を含み、前記計算上の変位を確定する処理が特に前記ヒストグラムの重心の算出を含む。つまり、エッジの実際の位置、即ち計算上の変位をより正確に確定するために、測定された変位の個々の値からヒストグラムが形成される。特にヒストグラムの重心を算出することができるのは、エッジが実際に位置する可能性が最も高い場所は重心だからである。
更に、前記ヒストグラムは第1の装置及び第2の装置の内部クロックのずれの分だけ補正されていてもよい。これは、データ信号のエッジの時間的な位置を、補正された内部クロックに基づいてヒストグラムに登録してもよいということである。
前記ヒストグラムに登録される測定値の数は変更可能に構成されていてもよい。つまり、前記ヒストグラムの幅を広く又は狭く選択してもよい。測定値の数の選択を測定値の質と関連付けて行ってもよい。更にこの測定値の質を、後段に接続された統計評価用のカルマンフィルタに利用してもよい。
本発明の更に別の好ましい実施形態では、前記計算上の変位を確定する処理が2つ以上のヒストグラムの重心間の線形回帰計算を含む。この方法により計算上の変位を更に正確に確定し、その変位から第1の装置と第2の装置の間の距離をより正確に算定することができる。より精度を高めるため、線形回帰により確定した計算上の変位の複数の値の平均を更に求めてもよい。
更に別の有利な実施形態では、第1の装置と第2の装置の間の距離を算出する前に該第1及び第2の装置のシステム時刻を同期させる。この同期は、一方の装置から他方の装置へのデータビットの絶対的な伝送時間を測定可能にするために役立つ。絶対的な伝送時間から第1の装置と第2の装置の間の距離を大まかに測定できる。大まかな測定値に上乗せして更に計算上の変位を確定することにより装置の距離を非常に正確に測定することができる。つまり、絶対的な伝送時間の算出は多義性の解消に役立つ。なぜなら、内部クロックのエッジに対するデータ信号のエッジの変位だけに基づいて距離の絶対値を計算することはできないからである。
前記同期では、第1の装置及び第2の装置のそれぞれにおけるシステム時刻用の2つのカウンタの計数値が同一になるようにする。各内部クロックは独立しているので(いわゆる「自走クロック(free-running clocks)」)、同期プロセスの後は各計数値が互いに離れてゆく。
好ましくは、システム時刻の同期のために、第1及び第2の装置のそれぞれ一方から他方の装置へ、その都度の発信側の装置のシステム時刻を基準とする発信時点を含む第1の通知と、その都度の該第1の通知の受信側の装置のシステム時刻を基準とする該第1の通知の受信時点を含む第2の通知とが送信される。以下では第1の装置が出す第1の通知をS1、第2の装置が出す第1の通知をS2、第1の装置が出す第2の通知をE1、第2の装置が出す第2の通知をE2で表す。またその都度の通知に含まれる発信時点又は受信時点も、簡単のため以下ではS1、S2、E1又はE2で表す。つまり、例えば第1の装置が出す第1の通知の発信時点は、その時点を伝えるために用いられる通知に対応してS1で表される。第2の装置が出す第1の通知の発信時点は、該第2の装置が出す第1の通知とともに伝えられるが、この時点はS2で表される。第2の装置から送信された第1の通知の、第1の装置における受信時点はE1で表される(この時点は通知E1とともに第1の装置から第2の装置へ伝えられる)。同様に、第1の装置から送信された第1の通知の、第2の装置における受信時点はE2で表される(この時点は通知E2とともに第2の装置から第1の装置へ伝えられる)。以上の関係については図2及びそれを用いた後の詳細な説明を参照されたい。
システム時刻の同期は、例えば計算上の変位が確定される度に、及び/又は、周期的に所定時間が経過する度に実行することができる。好ましくは第1の通知がほぼ同時に送信される。これは少なくとも1回目の同期の完了後には可能である。
別の有利な実施形態では、第1及び第2の装置のシステム時刻のずれが、[(E2−S1)+(S2−E1)]/2という式で計算される。第1及び第2の装置にはそれぞれ4つの時点が分かっているから、システム時刻のずれ(「オフセット」とも呼ばれる)は計算可能である。例として以下では第1の装置について説明を行う。この説明において、各時点は常にその都度の装置のシステム時刻を参照している。
第1の装置には該装置が第1の通知を送信した時点(S1)が分かっている。更に、第1の装置は第2の装置から、該第2の装置が出した第1の通知の発信時点(S2)を受け取る。また、第2の装置が出した第1の通知の受信時点(E1)も第1の装置には分かっている。最後に第1の装置は、該第1の装置が出した第1の通知の第2の装置における受信時点(E2)を、第2の装置から通知される。
以上から2つの方程式が得られる。
(1)E2−S1=オフセット+伝送時間
(2)E1−S2=伝送時間−オフセット
第1の装置から第2の装置への伝送時間が第2の装置から第1の装置への伝送時間と等しいと仮定すると、上記2つの式をオフセット即ちシステム時刻のずれについて解くことができる。その結果、オフセットを表す式は[(E2−S1)+(S2−E1)]/2となる。こうして4つの通知の交換を通じてシステム時刻のずれを測定することができる。それらの通知はその都度のデータ信号を用いて伝送される。
好ましくは第1又は第2の装置のシステム時刻が前記ずれの分だけ修正される。この修正の後、両方のシステム時刻はほぼ同一となり、同期が完了する。
特に好ましくは、計算上の変位、つまりサブサンプリングの変位が前記第1の通知の受信時点(E1、E2)に加算される。このようにすればシステム時刻の同期の精度が一層高まる。特に、計算上の変位が受信時点(E1、E2)の伝送の際にその少数位として添えられる。
本発明の方法を実行する際、例えば、最初に第1の装置と第2の装置のシステム時刻の同期を行うことができる。その後はシステム時刻の相互の連続的なずれに基づき、内部クロックの1クロックの間に、例えば1024個の異なる位置において1024個のデータビットをサンプリングする。測定された変位についての1024個の値の統計的な評価に基づいて計算上の変位が確定され、その計算上の変位の2つの値の間の一次補間により、第1の装置と第2の装置の間の距離が特定される。その際、同期の行われた時点を考慮してもよい。
好ましくは、2つのヒストグラムの評価値の間で一次補間を行う代わりに、複数(例えば8又は16)のヒストグラムの評価結果から最小二乗推定量を用いて線形近似を行ってもよい。これにより統計的な測定誤差を低減することができる。
データ信号の転送速度が高いこと、そして計算上の変位の確定(そして第1の装置と第2の装置の間の距離の測定)のためにペイロードを利用することから、データ伝送を中断することなく極めて高速且つ正確に距離を測定することができる。その距離は、例えばミリ秒未満の範囲、つまりミリメートルレベルの精度で測定することができる。
本発明は更に第1の装置と第2の装置を用いてデータ伝送と距離測定を同時に行うシステムにも関する。そのシステムの第1の装置と第2の装置はそれぞれ、光学的なデータ伝送用に構成された発信装置、光学的なデータ受信用に構成された受信装置、及びそれぞれの発信装置及びそれぞれの受信装置と結合された制御ユニットを備え、該制御ユニットはそれぞれ所定の内部クロックで以て駆動可能である。そしてこのシステムは、第1の装置と第2の装置がそれぞれ相互にデータ信号を伝送するように構成されていること、そして少なくとも1つの制御ユニットがそれらの伝送されるデータ信号に基づいて第1の装置と第2の装置の間の距離を算出するように構成されていることを特徴としている。好ましくはその際、前記データ信号のうち1つのデータ信号のエッジの、その都度の内部クロックに対する時間的な変位が複数回測定される。
更に本発明は、前述のようなシステムと無人搬送車とを含む無人搬送車システム、特に棚を用いた物品自動出納装置に関する。その無人搬送車システムは、前記第1の装置が無人搬送車に装備され、前記第2の装置が固定的に設置されていることを特徴とする。特に自動出納装置(RBG)には光学的なデータ伝送が好適である。なぜなら、RBGは通常、真っ直ぐな通路に沿って棚に平行に走行するからである。それゆえ、光学的データ伝送のための、第1の装置と第2の装置の間の見通し線を簡単に維持することができる。データ伝送に加えて距離の測定、そしてRBGの位置の測定が可能であることから、RBGに位置測定のための追加手段を設けなくて済む。それゆえRBGを安価に効率よく製造し、運転することができる。
それ以外の点では、本発明に係る方法に関する記述事項が本発明に係るシステム並びに本発明に係る無人搬送車システムにも当てはまる。
以下、本発明について、図面を参照しつつ、あくまで模範例として説明を行う。
本発明に係る無人搬送車システムの概略図。 第1の装置と第2の装置のシステム時刻を同期させるための通知の送信方法を示す図。 データ信号の複数のエッジのサンプリングを分かりやすく示す図。 計算上の変位を確定するためのヒストグラムを測定された変位の値の頻度とともに示す図。
図1は無人搬送車である自動出納装置(RBG)12を備える無人搬送車システム10を概略的に示している。RBG12には第1の発信装置16及び第1の受信装置18を含む第1の装置14が取り付けられている。第1の発信装置16はレーザ(図示せず)を備えている。第1の受信装置18はフォトダイオード(図示せず)を含んでいる。
第1の装置14は更に第1の発信装置16及び第1の受信装置18と電気的に結合された制御ユニット(これも図示せず)を含んでいる。
例えば壁20の上に第2の装置22が固定的に取り付けられている。第2の装置22は第1の装置14と同様に構成されており、第2の発信装置24、第2の受信装置26及び制御ユニットを含んでいる。
第1の装置14及び第2の装置22は、第1の発信装置16のレーザが、光線を用いて伝送される第1のデータ信号27aを第2の受信装置へ伝送する、というように位置合わせされている。それに対応して第2の発信装置24のレーザは第2のデータ信号27bを第1の受信装置18へ伝送する。
第1のデータ信号27a及び第2のデータ信号27bはともに1つの伝送路28を形成し、この伝送路を通じて、二値符号化されたペイロードが例えば矩形パルスを用いて伝送される。
第1の装置14及び第2の装置22の各制御ユニットの内部クロックは互いに僅かにずれていてもよい。
第1の装置14と第2の装置22のシステム時刻を調整するために、図2に概略的に示した通知が両装置14及び22の間で伝送される。図2に示した例では第1及び第2の装置14及び22のシステム時刻が68ナノ秒(ns)だけずれている。即ち、オフセットが68nsである。また、伝送路28を通じた通知の伝送時間は図2の例では2ナノ秒である。なお、模範例として示したこれらの時間は単なる具体例に過ぎず、本発明を実際の構成においては明らかにこれらと異なる時間となり得ることは自明である。
時点ゼロにおいて、図2の左側に描かれた第1の装置14から右側に描かれた第2の装置22へ、発信時点(0ns)を含む第1の通知S1が送信される。この通知が2ns後に第2の装置22により受信される。その時点における第2の装置22のシステム時刻は70nsである。第2の装置22のシステム時刻で72nsのときに第2の装置22が同様に第1の通知S2を第1の装置14へ送信する。この通知もまた2ns後に、第1の装置14のシステム時刻6nsにおいて該装置に達する。
続いて第1の装置14が第2の通知E1を第2の装置22へ伝送する。この通知において、前記通知S2がシステム時刻6nsにおいて受信されたことが第2の装置22に伝えられる。更に第2の装置22が第2の通知E2を第1の装置14へ伝送し、前記第1の通知S1がシステム時刻72nsにおいて受信されたことを第1の装置14に伝える。なお、第2の通知E1及びE2の送信時点は何の役割も果たさないので、図2には正確に示されていない。
続いて第1の装置14が、Offset=[(E2−S1)+(S2−E1)]/2という式によりオフセット(Offset)を計算する。その結果、オフセットは68nsとなる([(70ns−0ns)+(72ns−6ns)]/2)。続いて第1の装置14は自らのシステム時刻を68nsだけ進める。これにより、第1の装置14と第2の装置22のシステム時刻が同期した状態となる。
図3にデータ信号の様々なデータビットのエッジをサンプリングする方法を分かりやすく示す。これは、例えば第1の装置14の第1の受信装置18により受信された信号である。図の横軸に時間(t)、縦軸にデータ信号の振幅(A)をとっている。エッジのサンプリングは、エッジの時間的な位置を正確に把握し、その位置から第1及び第2の装置14及び22の距離を算出するために役立つ。データ信号は第1の受信装置18により16倍のレートでオーバーサンプリングされる。
図3にはデータ信号のデータビットのエッジの部分的な信号推移30が描かれている。この信号推移30は、周期的に繰り返し出現して順次サンプリングされる多数のエッジを表している。これらのエッジは「重なり合って」描かれている。即ち、図では1つのエッジしか見えない。
これら連続するエッジがそれぞれ異なる位置でサンプリングされる。最初のエッジは、第1のサンプリング時点32aからずれた第2のサンプリング時点32bでサンプリングされる。第1及び第2のサンプリング時点32a及び32bの間のずれは、第1の装置14及び第2の装置22の内部クロックの僅かな違いから生じる。図示した例では、第2の装置22は等間隔でエッジを送信するが、サンプリング時点はエッジ毎に少しずつずれる。
図3では模範例として更に第3のサンプリング時点32c、第4のサンプリング時点32d及び第5のサンプリング時点32eも描かれている。これらはそれぞれ先行するサンプリング時点から僅かにずれている。サンプリング時点32a〜32eの間のずれはそれぞれ同じ時間間隔になる。
分かりやすく説明するため、図3には5個のサンプリング時点32a〜32eしか描かれていないが、実際には例えば互いにずれた1024個の異なるサンプリング時点においてエッジのサンプリングを行うことができる。この場合、連続する1024個のエッジが用いられる。
1024個の異なるサンプリング点においてサンプリングを行うと、例えば測定誤差や異なるサンプリング時点に対する発信時点の変動により、エッジの認識の際に様々な頻度が生じる。これらの頻度は例えばヒストグラム34を用いて統計的に評価することができる。
このようなヒストグラム34を図4に示す。このヒストグラム34において、横座標は16倍のオーバーサンプリングを行った場合の受信装置の2つのサンプリング時点間の時間Tを示している。ヒストグラム34の境界は左の境界線36aと右の境界線36bにより表されている。左右の境界線36a及び36bの時間的な距離は、図3のサンプリング時点32a〜32eのうち隣接する2つの時点の時間的な距離の1024倍に相当する。
ヒストグラム34の縦座標は認識されたエッジの頻度を示しており、サンプリングが1回だけであれば、この頻度は1024個の異なるサンプリング点毎に0又は1のいずれかとなる。例として図4ではエッジが認識されたサンプリング点が11個描かれている。左の境界線36aとエッジが認識された各サンプリング点との間の距離が測定された変位である。
あるいは、ヒストグラム34の内容が値の個数つまり「ビン」であってもよい。この場合、ビンの数がオーバーサンプリングの度合いに相当する。この場合、例えば1024回分のサンプリングの結果がヒストグラム34に入力されたら、ヒストグラム34の評価が行われる。
認識されたエッジの頻度と位置からヒストグラム34の重心38を計算することができる。左の境界線36aから重心38までの時間的な変位40が、エッジの実際の時間的な位置をより高い確からしさで示す。つまりこの時間的な変位40が計算上の変位とも呼ばれる。
エッジの位置、即ち計算上の変位から、若しくは評価された複数のヒストグラムの内挿から、最終的にRBG12の位置を非常に高い精度で計算することができる。
10…無人搬送車システム
12…棚を用いた物品自動出納装置(RBG)
14…第1の装置
16…第1の発信装置
18…第1の受信装置
20…壁
22…第2の装置
24…第2の発信装置
26…第2の受信装置
27a…第1のデータ信号
27b…第2のデータ信号
28…伝送路
30…信号推移
32a…第1のサンプリング時点
32b…第2のサンプリング時点
32c…第3のサンプリング時点
32d…第4のサンプリング時点
32e…第5のサンプリング時点
34…ヒストグラム
36a、36b…境界線
38…重心
40…時間的な変位
S1…第1の装置の第1の通知、ないし該通知とともに伝えられる、第1の装置の第1の通知の発信時点
S2…第2の装置の第1の通知、ないし該通知とともに伝えられる、第2の装置の第1の通知の発信時点
E1…第1の装置の第2の通知、ないし該通知とともに伝えられる、第1の装置における第2の装置の第1の通知の受信時点
E2…第2の装置の第2の通知、ないし該通知とともに伝えられる、第2の装置における第1の装置の第1の通知の受信時点

Claims (15)

  1. 第1の装置(14)と第2の装置(22)の間でデータ伝送と距離測定を同時に行う方法であって、前記第1の装置(14)と前記第2の装置(22)がそれぞれ、光学的なデータ伝送用に構成された発信装置(16、24)と、光学的なデータ受信用に構成された受信装置(18、26)と、前記発信装置(14、24)及び前記受信装置(18、26)と結合された制御ユニットとを有し、各制御ユニットが所定の内部クロックを有しているような方法において、
    前記第1の装置(14)から前記第2の装置(22)へ第1のデータ信号(27a)が伝送され、前記第2の装置(22)から前記第1の装置(14)へ第2のデータ信号(27b)が伝送され、それらの伝送されたデータ信号(27a、27b)に基づいて前記第1の装置(14)と前記第2の装置(22)との間の距離が算出され、前記データ信号(27a、27b)のうち少なくとも1つのデータ信号のエッジの、その都度の内部クロックに対する時間的な変位が複数回測定されることを特徴とする方法。
  2. 前記第1の装置(14)の内部クロック及び前記第2の装置(24)の内部クロックが、特に該第1及び第2の装置(14、22)に対する異なる周波数の選択により、時間的に相互にずれていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記伝送されたデータ信号(27a、27b)が前記第1及び/又は第2の装置(14、22)において受信される際、該信号に可変の遅延が与えられることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記時間的なずれの大きさ及び/又は前記遅延の長さが本方法の実行中に変更されることを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記受信装置(18、26)により受信されたデータ信号がオーバーサンプリングされ、特に少なくとも8倍、好ましくは少なくとも16倍のオーバーサンプリングが行われることを特徴とする請求項1〜4の少なくとも1つに記載の方法。
  6. 計算上の変位を確定する処理が、内部クロックに対するデータ信号のエッジの測定された変位(40)の所定数の値に対する統計的な評価処理を含むことを特徴とする請求項1〜5の少なくとも1つに記載の方法。
  7. 前記統計的な評価処理が、前記測定された変位の所定数の値をヒストグラム(34)の形で集計する処理を含み、前記計算上の変位(40)を確定する処理が特に前記ヒストグラム(34)の重心(38)の算出を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記計算上の変位(40)を確定する処理が2つ以上のヒストグラム(34)の重心(38)間の線形回帰計算を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1の装置(14)と前記第2の装置(22)の間の距離を算出する前に該第1及び第2の装置(14、22)のシステム時刻を同期させることを特徴とする請求項1〜8の少なくとも1つに記載の方法。
  10. システム時刻の同期のために、前記第1及び第2の装置(14、22)のそれぞれ一方から他方の装置(14、22)へ、
    その都度の発信側の装置(14、22)のシステム時刻を基準とする発信時点を含む第1の通知(S1、S2)と、
    その都度の該第1の通知(S1、S2)の受信側の装置(14、22)のシステム時刻を基準とする該第1の通知(S1、S2)の受信時点を含む第2の通知(E1、E2)と
    が送信されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1及び第2の装置(14、22)のシステム時刻のずれが、[(E2−S1)+(S2−E1)]/2という式で計算されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1又は第2の装置(14、22)のシステム時刻が前記ずれの分だけ修正されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記計算上の変位(40)が前記第1の通知(S1、S2)の受信時点に加算されることを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 第1の装置(14)と第2の装置(22)を用いてデータ伝送と距離測定を同時に行うシステムであって、前記第1の装置(14)と前記第2の装置(18)はそれぞれ、光学的なデータ伝送用に構成された発信装置(16、24)、光学的なデータ受信用に構成された受信装置(18、26)、及びそれぞれの発信装置(16、24)及びそれぞれの受信装置(18、26)と結合された制御ユニットを備え、該制御ユニットはそれぞれ所定の内部クロックで以て駆動可能であるようなシステムにおいて、
    前記第1の装置(14)と前記第2の装置(22)がそれぞれ相互にデータ信号(27a、27b)を伝送するように構成され、少なくとも1つの制御ユニットがそれらの伝送されるデータ信号(27a、27b)に基づいて前記第1の装置(14)と前記第2の装置(22)の間の距離を算出するように構成され、前記データ信号(27a、27b)のうち少なくとも1つのデータ信号のエッジの、その都度の内部クロックに対する時間的な変位が複数回測定されることを特徴とするシステム。
  15. 請求項14に記載のシステムと無人搬送車(12)とを含む無人搬送車システム(10)、特に棚を用いた物品自動出納装置において、
    前記第1の装置(14)が前記無人搬送車に装備され、前記第2の装置(22)が固定的に設置されていることを特徴とする無人搬送車システム。
JP2015159595A 2014-08-13 2015-08-12 データ伝送と距離測定を同時に行う方法 Active JP6275091B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102014111589.9A DE102014111589A1 (de) 2014-08-13 2014-08-13 Verfahren zur simultanen datenübertragung und abstandsmessung
DE102014111589.9 2014-08-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016042086A true JP2016042086A (ja) 2016-03-31
JP6275091B2 JP6275091B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=53761980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015159595A Active JP6275091B2 (ja) 2014-08-13 2015-08-12 データ伝送と距離測定を同時に行う方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP2985628B1 (ja)
JP (1) JP6275091B2 (ja)
DE (1) DE102014111589A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019194564A (ja) * 2018-02-23 2019-11-07 ジック アーゲー 光電式装置及び光学的データ通信方法
JP2021131399A (ja) * 2018-01-25 2021-09-09 株式会社東芝 測距装置及び測距方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202015107079U1 (de) 2015-03-16 2016-02-02 Ipgate Ag Bremssystem mit gemeinsamem Auslassventil für beide Bremskreise
DE102015103860A1 (de) 2015-03-16 2016-09-22 Ipgate Ag Bremssystem mit gemeinsamem Auslassventil für beide Bremskreise
DE102015221838B4 (de) 2015-11-06 2018-03-15 Pepperl + Fuchs Gmbh Fördereinrichtung
DE102015221836A1 (de) 2015-11-06 2017-05-11 Pepperl + Fuchs Gmbh Fördereinrichtung
DE102020115460B3 (de) 2020-06-10 2021-11-04 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Verfahren zur Ermittlung der Zeitdifferenz zwischen dem Aussendezeitpunkt eines optischen Signals durch ein Objekt und dem Empfangszeitpunkt des optischen Signals durch ein anderes Objekt
DE202022104647U1 (de) * 2022-08-17 2023-11-20 Leuze Electronic Gmbh + Co. Kg Optischer Sensor

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0815433A (ja) * 1994-06-27 1996-01-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd レーザ通信兼測距装置
JPH09243750A (ja) * 1996-03-06 1997-09-19 Yazaki Corp 車両用レーザレーダ
JPH1098436A (ja) * 1996-09-19 1998-04-14 Toyo Denki Kk 接近検知装置付き情報伝送装置
US20050058081A1 (en) * 2003-09-16 2005-03-17 Elliott Brig Barnum Systems and methods for measuring the distance between devices
JP2008286782A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc クロック周波数オフセットに起因する2つのトランシーバ間の双方向測距の誤差を低減するための方法
JP2009150872A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc 双方向無線測距精度を向上させるために相対クロック周波数差を推定する方法およびシステム
JP2009198374A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 位置情報生成システム、位置情報生成装置、コンピュータプログラム及び位置情報生成方法
WO2010125610A1 (ja) * 2009-04-30 2010-11-04 株式会社アドバンテスト クロック生成装置、試験装置およびクロック生成方法
JP2011089986A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Sick Ag 距離又は距離変化を測定するためのセンサ及び方法
JP2012500971A (ja) * 2008-08-20 2012-01-12 クゥアルコム・インコーポレイテッド パルス間送信および受信を用いた双方向測距
JP2012112818A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Denso Corp 通信測距複合システム、通信測距装置、親機および子機
JP2013533956A (ja) * 2010-05-26 2013-08-29 クゥアルコム・インコーポレイテッド 双方向レンジングメッセージング方式

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2254799C3 (de) * 1972-11-09 1975-08-21 Messerschmitt-Boelkow-Blohm Gmbh, 8000 Muenchen Anordnung zur Abstandsteuerung und -sicherung von spurgebundenen Objekten im Bereich einer Verzweigung
AT329117B (de) * 1974-05-03 1976-04-26 Eumig Sekundarradarverfahren und vorrichtung zur durchfuhrung des verfahrens
DE19821974B4 (de) 1998-05-18 2008-04-10 Schwarte, Rudolf, Prof. Dr.-Ing. Vorrichtung und Verfahren zur Erfassung von Phase und Amplitude elektromagnetischer Wellen
US6765495B1 (en) 2000-06-07 2004-07-20 Hrl Laboratories, Llc Inter vehicle communication system
DE102007017631B3 (de) 2007-04-13 2008-07-10 Sick Ag Optoelektronischer Sensor und Verfahren zur abgeschirmten Signalübertragung
DE102008059819B4 (de) 2008-12-01 2011-09-22 Leuze Electronic Gmbh + Co. Kg Kommunikationsvorrichtung
ATE530923T1 (de) * 2009-04-20 2011-11-15 Univ Duisburg Essen Master-sende-empfangsgerät und slave-sende- empfangsgerät zur bestimmung von bereichsinformation
US20140009340A1 (en) * 2012-07-09 2014-01-09 Qualcomm Incorporated Asymmetric ranging processing

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0815433A (ja) * 1994-06-27 1996-01-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd レーザ通信兼測距装置
JPH09243750A (ja) * 1996-03-06 1997-09-19 Yazaki Corp 車両用レーザレーダ
JPH1098436A (ja) * 1996-09-19 1998-04-14 Toyo Denki Kk 接近検知装置付き情報伝送装置
US20050058081A1 (en) * 2003-09-16 2005-03-17 Elliott Brig Barnum Systems and methods for measuring the distance between devices
JP2008286782A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc クロック周波数オフセットに起因する2つのトランシーバ間の双方向測距の誤差を低減するための方法
JP2009150872A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc 双方向無線測距精度を向上させるために相対クロック周波数差を推定する方法およびシステム
JP2009198374A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 位置情報生成システム、位置情報生成装置、コンピュータプログラム及び位置情報生成方法
JP2012500971A (ja) * 2008-08-20 2012-01-12 クゥアルコム・インコーポレイテッド パルス間送信および受信を用いた双方向測距
WO2010125610A1 (ja) * 2009-04-30 2010-11-04 株式会社アドバンテスト クロック生成装置、試験装置およびクロック生成方法
JP2011089986A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Sick Ag 距離又は距離変化を測定するためのセンサ及び方法
JP2013533956A (ja) * 2010-05-26 2013-08-29 クゥアルコム・インコーポレイテッド 双方向レンジングメッセージング方式
JP2012112818A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Denso Corp 通信測距複合システム、通信測距装置、親機および子機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021131399A (ja) * 2018-01-25 2021-09-09 株式会社東芝 測距装置及び測距方法
JP7087167B2 (ja) 2018-01-25 2022-06-20 株式会社東芝 測距装置及び測距方法
JP2019194564A (ja) * 2018-02-23 2019-11-07 ジック アーゲー 光電式装置及び光学的データ通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2985628A1 (de) 2016-02-17
EP2985628B1 (de) 2017-10-25
DE102014111589A1 (de) 2016-02-18
JP6275091B2 (ja) 2018-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6275091B2 (ja) データ伝送と距離測定を同時に行う方法
US11743696B2 (en) Ultra-wideband location systems and methods
US11035941B2 (en) UWB high-precision positioning system, positioning method and apparatus, and computer readable medium
US20190178981A1 (en) Method for iterative target location in a multiple receiver target location system
US10285157B2 (en) Receiver processor for adaptive windowing and high-resolution TOA determination in a multiple receiver target location system
US20040108954A1 (en) Object location system and method
EP3647884B1 (en) Circuit, method and related chip for time measurement, system, and device
US7889132B2 (en) Method and device for travel time-based location identification with the aid of a triggered or self-triggering reference signal
US20080090588A1 (en) Positioning system
US10067219B2 (en) Synchronization in software-defined radio systems
CN108291951B (zh) 利用至少三个信号接收站的系统和方法
CN103492990A (zh) 用户接口
CN111385866B (zh) 一种设备间同步的方法及装置
KR100963650B1 (ko) 무선 시각 동기 시스템 및 무선 시각 동기 방법
US20180077530A1 (en) Methods and apparatus for reference regeneration in real time location systems
US9243905B2 (en) Distance-measuring sensor and method for synchronizing measurement value generation and measurement value output
CN106301655A (zh) 主端设备、从端设备以及主端延时调整同步定时系统
EP3680683A1 (en) Sensor device and measurement method
US10784976B2 (en) Nanosecond accuracy of timestamping by leveraging alignment marker and method for producing the same
US20090028077A1 (en) Method of determining the location of a node in a distributed wireless sensor and actuator network
CN107817501A (zh) 一种可变扫描频率的点云数据处理方法
JP6573328B2 (ja) 無線通信システム及び無線通信装置
US20100127934A1 (en) Positioning system, communication signal receiver for positioning system, and position calculation method
US20190187237A1 (en) Method and device for position determination
WO2019058150A1 (en) TRANSMITTER-RECEIVER CALIBRATION METHOD AND SYSTEM

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6275091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250