JP2016039896A - Straining machine of food raw material - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、栗やさつまいも等々の食品原料を裏ごしして実成分と皮とに分離する裏ごし機に関するものである。The present invention relates to a strainer for separating a raw material such as chestnut and sweet potato into a real ingredient and a skin.
栗やさつまいも等々の食品原料は、裏ごし機で実成分が裏ごしされて和菓子や洋菓子に多く利用されている。食品原料を裏ごしする機械として実開昭63−66598号公報記載の食品砕解漉し機が知られている。
この公報に記載された「食品砕解漉し機」は、螺旋状のスクリューを内装した筒状ケーシングの一端に食品原料の投入口が設けられ、他端に多数の孔を有する多孔板が設けられ、ケーシングに内装されたスクリューの前端にスクリューとともに回転する押圧羽根と剥離羽根が取り付けられている。投入口から投入された食品原料をスクリューでケーシング内の前端部へ圧送し、スクリューの前端に取り付けられた押圧羽根で撹拌するとともに、剥離羽根で多孔板の内面に固着した食品原料を掻き落としながら多孔板の外側へ押し出して裏ごしするようにしたものである。(特許文献1)Food ingredients such as chestnuts and sweet potatoes are often used in Japanese confectionery and Western confectionery, with the actual ingredients being backed by a back-washing machine. A food disintegrating machine described in Japanese Utility Model Publication No. 63-66598 is known as a machine for backing food ingredients.
The “food disintegrator” described in this publication is provided with a food raw material inlet at one end of a cylindrical casing with a helical screw and a perforated plate having a number of holes at the other end. A pressing blade and a separation blade that rotate together with the screw are attached to the front end of the screw housed in the casing. While feeding the food raw material introduced from the inlet to the front end of the casing with a screw, stirring with the press blade attached to the front end of the screw, while scraping off the food raw material fixed to the inner surface of the porous plate with the peeling blade Extruded to the outside of the perforated plate and backed. (Patent Document 1)
本願出願人は、実開昭63−66598号の問題点を解決するための機械を発明し、先に出願した。(特開2014−45770号)
この発明は、
貫通した多数の透孔を外周面に有する円筒形状の裏ごしドラムを、後側フランジと前側フランジで挟まれるように駆動軸上に取り付け、その駆動軸は機械を構成するフレームにおいて水平、または前側フランジが後側フランジよりも下方に位置するように裏ごしドラムを前下がりに傾斜させた状態で支承し、駆動軸をモータに連動して設け、外周面に弾性体層が形成された押圧ローラを回転自在でかつ、裏ごしドラムに対して外周面が接離自在に設け、
裏ごしドラムと押圧ローラの外接部の上方に食品原料の投入口を設け、
裏ごしドラムの外周面に付着した皮を削ぎ落とすためのスクレーパを裏ごしドラムに近接または外接して設けた裏ごし機である。(特許文献2)The applicant of the present application invented a machine for solving the problems of Japanese Utility Model Publication No. 63-66598 and filed an application earlier. (Japanese Patent Laid-Open No. 2014-45770)
This invention
A cylindrical drum with a large number of through holes on the outer peripheral surface is mounted on the drive shaft so that it is sandwiched between the rear flange and the front flange, and the drive shaft is horizontal or front flange in the frame constituting the machine The drum is supported in a state where the drum is tilted forward and downward so that is positioned below the rear flange, the drive shaft is provided in conjunction with the motor, and the pressing roller with the elastic layer formed on the outer peripheral surface is rotated. The outer peripheral surface can be freely attached to and separated from the backside drum,
A food material inlet is provided above the circumscribed part of the back drum and the pressure roller,
A scraping machine in which a scraper for scraping off the skin adhering to the outer peripheral surface of the drum is provided near or circumscribed to the drum. (Patent Document 2)
特許文献1に記載された「食品砕解漉し機」は、ホッパーに投入された食品がスクリューにより圧送された後に押圧羽根で撹拌されるため、食品が徐々に固く締まって、ふんわり感に欠けたり、粘り気が強くなり風味に欠ける問題があった。特に、食品原料が栗の場合、スクリューにより圧送されて裏ごしされると、圧送と撹拌中に粘りが強くなり、摩擦により生じた熱で風味が落ち、風味を大切にする和菓子には不向きとなることがあった。また、食品原料に混入している皮が多孔板の孔径よりも大きいと多孔板の内側において目詰まりし、機械に対する負荷が増大する欠点があった。剥離羽根で多孔板の内面に固着した食品原料を掻き落としても、多孔板の孔よりも大きな皮を排出することはできず、内部の目詰まりを防止できない。そして目詰まりした皮を除去するために機械の運転を度々停止させて分解し、内部の掃除に手間をかけなければならなかった。The “Food Disintegrator” described in
次に特許文献2に記載された「食品原料の裏ごし機」は、特許文献1の課題を解決するものとして発明されたものであるが、
外周面に弾性体層が形成された第1の押圧ローラ15が回転自在で、裏ごしドラム1に対して外周面が互いに接離自在に移動可能に設けられている。さらに、第2の押圧ローラ23と第3の押圧ローラ24がそれぞれ裏ごしドラム1に対して強い力で押圧されている。裏ごしドラム1はモータ12で駆動されて一定方向に回転し、第1の押圧ローラ15は駆動源を持たず、裏ごしドラム1に外接して食品原料を挟み込んで潰すように回転する。第2の押圧ローラ23と第3の押圧ローラ24は駆動源を持たず、裏ごしドラム1に直接外接し、裏ごしドラム1によって回転力を受ける。
この機械は第2・第3の押圧ローラ23,24が裏ごしドラム1に押圧されて回転するだけの構造であるため、第1の押圧ローラで裏ごししきれず裏ごしドラムの外周面に付着した食品原料から残存した実成分を十分に回収することが難しく、実成分回収の歩留りが悪く、生産効率が低い欠点があった。Next, the “food raw material back machine” described in
A first
Since this machine has a structure in which the second and third
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、裏ごし中に発生する摩擦熱を最小限に押えることにより食品の風味を保持し、皮が混入した食品原料も実成分と皮とに簡単に分離できるようにし、その皮の除去及び機械の掃除を容易にし、さらには、実成分回収の歩留りや生産効率を向上させた機械を提供することにある。This invention was made to solve the above-mentioned problems, and keeps the flavor of food by minimizing the frictional heat generated in the lining, and the food ingredients mixed with the skin are also the real ingredients and the skin. It is an object of the present invention to provide a machine that can be easily separated, removes its skin and facilitates cleaning of the machine, and further improves the yield of recovery of the actual components and the production efficiency.
上記目的を達成するため本発明では、
1.貫通した多数の透孔を外周面に有する円筒形状の裏ごしドラムの両端が、円盤状の後側フランジと円盤状の前側フランジで挟持され、かつ後側フランジと前側フランジの軸心を通る駆動軸で回転自在に支承されている。
2.その駆動軸は裏ごし機を構成する前後のフレームにおいて水平に支承され、または前側フランジが後側フランジよりも下方に位置するように裏ごしドラムが前下がりに傾斜させた状態に取り付けられており、駆動軸はモータに連動して所定方向へ回転する。
3.後側フランジは、駆動軸に固定され、外周部において円周方向に等間隔に複数のガイドピンが前側フランジに向けて前方へ突設されている。
4.前側フランジは、駆動軸と一体に回転できるように取り付けられ、外周部において円周方向に前記ガイドピンが挿通される複数のピン孔が等間隔に設けられるとともに、裏ごしされた実成分を排出するための開口部が設けられている。
5.前側フランジはそのピン孔と、後側フランジのガイドピンが合致するように駆動軸に着脱可能に取り付けられており、裏ごしドラムは後側フランジから突設されたガイドピンの外側に嵌装され、後側フランジと前側フランジで両側から裏ごしドラムが挟持されている。
6.前記ガイドピンにはプラスチックまたはゴム等々からなる非金属製のチューブが装着され、そのチューブと裏ごしドラムの内面が接するように構成されている。
7.前側フランジと裏ごしドラムの前端及び後側フランジと裏ごしドラムの後端の間にプラスチック製の板状のスペーサを介在させることにより、前側フランジと裏ごしドラムの前端及び後側フランジと裏ごしドラムの後端とが直接接触しないようになっている。
8.外周面に弾性体層が形成され、裏ごしドラムの前側フランジと後側フランジの間に配置され、裏ごしドラムの長さよりも短い長さに設定された第1の押圧ローラと、その第1の押圧ローラの下側に外周面に弾性体層が形成され、裏ごしドラムの前側フランジと後側フランジの間に配置され、裏ごしドラムの長さよりも短い長さに設定された第2の押圧ローラが回転自在で、裏ごしドラムに対して外周面が互いに接離自在となるように設けられており、第2の押圧ローラはモータに連動して所定方向に回転するようになっている。
9.第1の押圧ローラは裏ごしドラムの回転につれて回転するもので、モータに連動していない。第2の押圧ローラは駆動源のモータに連動しており、裏ごしドラム外周面の周速と異なる速度、例えば裏ごしドラム外周面の周速よりも大きな周速で裏ごしドラムと反対方向に回転するように設けられている。
10.裏ごしドラムと第1の押圧ローラの外接部の上方に食品原料の投入口が設けられ、食品原料の間欠的または連続的な投入を可能にしている。
11.実と皮が一体化した食品原料、または実と皮が混在状態の食品原料を手動、または搬送コンベア等で連続的に投入口から投下すると、その食品原料は裏ごしドラムと第1の押圧ローラの外接部分に落下する。裏ごしドラムはモータで駆動され、一定方向に回転する。その回転方向は、食品原料が裏ごしドラムと第1の押圧ローラとにより挟まれて押し潰される方向である。第1の押圧ローラは、裏ごしドラムとほぼ同一の周速で裏ごしドラムの回転につれて回転する。第1の押圧ローラは、裏ごしドラムに外接して裏ごしドラムとは反対方向に回転する。互いの軸心における回転方向は反対方向であるが、外接部分における進行方向は同一方向となる。裏ごしドラムの外周面と第1の押圧ローラの外周面の隙間は0ミリから数ミリの隙間に設定されており、隙間が0ミリのときは両者の外周面が軽く接触しているだけの場合と、押圧ローラが裏ごしドラムに一定の圧力により押圧されている場合がある。第1の押圧ローラは裏ごしドラムに対して接離自在に移動できるように設けられているから、隙間は食品原料の種類、大きさ、固さ等々の条件に対応して設定される。
12.裏ごしドラムと第1の押圧ローラの外接部に投下された食品原料は、裏ごしドラムと第1の押圧ローラの回転に伴って食品原料を挟み込んでいく。第1の押圧ローラは外周面の弾性体層が凹みながら食品原料を噛みこんで裏ごしドラムに押し付けるため、食品原料の実成分は裏ごしドラムの透孔を通して内側へ粒状の実ペーストとして押し出される。裏ごしドラムは第1の押圧ローラで押圧されたとき、薄板状であるため若干変形の力を受けるがガイドピンに嵌装されたチューブが変形の力を吸収して変形を防止する。
実成分は柔らかく変形可能であるから透孔を透過できるが皮は透孔よりも大きく、または固く変形しにくいため透孔を通過できない。従って、実成分は裏ごしドラムの内側へ押し出されて実ペーストとなり、皮は裏ごしドラムの外周面に付着した状態となる。まだ多少の実成分が付着した皮は、裏ごしドラムの外周面に付着したまま裏ごしドラムとともに回転する。
12.裏ごしドラムに付着した皮にはまだ実成分が付着しているので、第1の押圧ローラの位置から回転方向へほぼ45°前後進んだ位置に第2の押圧ローラが設けられており、皮に含まれる実成分をさらに実ペーストとして取り出す。
第2の押圧ローラはモータに連動しており、裏ごしドラムの回転周速よりも速い周速で回転する。第2の押圧ローラの周速を裏ごしドラムの周速よりも速くすることで皮に付着した実成分の分離がより効率よく行われる。
裏ごしドラムの透孔に入り込んだ実成分よりも、裏ごしドラムの外周面に付着した皮のほうが第2の押圧ローラから受けるより速い周速で裏ごしドラム上を移動させられることとなる。従って、透孔に入り込んだ実成分と皮の間にせん断力が作用し、実成分と皮に分離される。
13.皮は裏ごしドラムに付着したままさらに回転した位置において外周面にほぼ接触状態にあるスクレーパで削ぎ落とされる。スクレーパは一般的に耐摩耗性の高いプラスチックからなり、直板形状が採用されるが、これに限定されない。スクレーパはバネの力で裏ごしドラムの外周面にほぼ接触または所定の隙間に保持されている。スクレーパの下方には皮を入れるための容器が配置される。
14.裏ごしドラムの内部に堆積した実ペーストは、裏ごしドラムの回転に伴い徐々に開口部方向へと押し進められ、開口部から実ペースト用の実容器に落下する。
第1及び第2の押圧のローラの表面は、金属製または硬質のプラスチック製でもよいが、弾性体が望ましい。弾性体が凹むことで食品原料を効率よく挟み込んで回転する。
15.ガイドピンに装着されたプラスチックまたはゴムからなる非金属製のチューブは金属製の裏ごしドラムと金属製のガイドピンが直接接触しないようにしており、金属どうしが擦れることによる黒いかす状物質の発生を防止する。
16.裏ごし作業後の掃除の際には、食品原料が付着した裏ごしドラムを取り外す必要がある。前述のスクレーパが裏ごしドラムに弾性的に接触したままでは取り外しにくいので、スクレーパを裏ごしドラムから離間させる機構が必要となる。
本案のスクレーパの機構は、ほぼ直立状態に配置された三又形状の第1のレバーの上端部においてスクレーパが裏ごしドラムの軸心と平行に取り付けられ、レバーの中間部において、くの字形状に形成された第2のレバーの上端部に支軸で回動自在に支承され、スクレーパを裏ごしドラムに弾性的に接触させるためのバネの一端が第1のレバーの下端部に係止されている。第2のレバーの中間部はフレームに固定されたブラケットに支軸で支承され、下端部には前記バネの他端が係止され、第1のレバーの下端部と第2のレバーの下端部が互いに弾力的に引き合うようになっている。
第2のレバーの下端部をフレームに固定するためにキャッチクリップと称される連結金具が使用されている。このキャッチクリップはクリップ本体に掛け金と操作レバーを備え、その掛け金が係合される受け金と一対に組み合わされるもので、掛け金を受け金に弾力的に係合させることにより二つの部材を密着接合させる一般的なものであり、操作レバーを回動させることにより掛け金と受け金の係合と解除を行う。キャッチクリップ本体の掛け金が前後のフレームを連結するステーに固定され、受け金が第2のレバーの下端側に固定されている。掛け金と受け金の係合が解除された状態においてスクレーパは裏ごしドラムの外周面と離れているが、掛け金を受け金に係合させて操作レバーを引き上げると第1及び第2のレバーが引き寄せられ、スクレーパが裏ごしドラムに当接することにより皮の削ぎ落としを可能とする。In order to achieve the above object, in the present invention,
1. A drive shaft in which both ends of a cylindrical lining drum having a large number of through holes on the outer peripheral surface are sandwiched between a disc-shaped rear flange and a disc-shaped front flange, and pass through the axis of the rear flange and the front flange. It is supported so that it can rotate freely.
2. The drive shaft is mounted horizontally in the front and rear frames that make up the backside machine, or the backside drum is attached with the front side drum tilted forward and downward so that the front flange is located below the rear flange. The shaft rotates in a predetermined direction in conjunction with the motor.
3. The rear flange is fixed to the drive shaft, and a plurality of guide pins project forward from the outer peripheral portion toward the front flange at equal intervals in the circumferential direction.
4). The front flange is attached so as to be able to rotate integrally with the drive shaft, and a plurality of pin holes through which the guide pins are inserted in the circumferential direction are provided at equal intervals on the outer peripheral portion, and discharges the actual components that are lined up. An opening is provided for this purpose.
5. The front flange is detachably attached to the drive shaft so that its pin hole and the guide pin of the rear flange match, and the back drum is fitted on the outside of the guide pin protruding from the rear flange, The back drum is clamped from both sides by the rear flange and the front flange.
6). A non-metallic tube made of plastic, rubber, or the like is attached to the guide pin, and the tube and the inner surface of the back drum are in contact with each other.
7). By inserting plastic plate spacers between the front flange and the front end of the back drum and between the rear flange and the back end of the back drum, the front flange and the front end of the back drum and the rear flange and the back end of the back drum And are not in direct contact.
8). A first pressing roller having an elastic layer formed on the outer peripheral surface, disposed between the front flange and the rear flange of the back drum, and set to a length shorter than the length of the back drum, and the first press roller An elastic layer is formed on the outer peripheral surface of the lower side of the roller, and is arranged between the front flange and the rear flange of the back drum, and the second pressing roller set to a length shorter than the length of the back drum rotates. The outer peripheral surface is provided so as to be freely contactable and separable from the back drum, and the second pressing roller rotates in a predetermined direction in conjunction with the motor.
9. The first pressing roller rotates as the back drum rotates, and is not linked to the motor. The second pressing roller is linked to the motor of the drive source, and rotates in the opposite direction to the back drum at a speed different from the peripheral speed of the back drum outer peripheral surface, for example, a peripheral speed larger than the peripheral speed of the back drum outer peripheral surface. Is provided.
10. A food material inlet is provided above the circumscribed portion of the back drum and the first pressing roller, enabling the food material to be intermittently or continuously charged.
11. When a food ingredient in which the fruit and skin are integrated, or a food ingredient in which the fruit and skin are mixed, is dropped manually or by a conveyor, etc., from the inlet, the food ingredient is fed from the back drum and the first pressing roller. It falls to the circumscribed part. The back drum is driven by a motor and rotates in a certain direction. The rotation direction is a direction in which the food material is crushed by being sandwiched between the back drum and the first pressing roller. The first pressing roller rotates with the rotation of the back drum at substantially the same peripheral speed as the back drum. The first pressing roller circumscribes the back drum and rotates in the opposite direction to the back drum. Although the rotation directions at the axis of each other are opposite directions, the traveling direction at the circumscribed portion is the same direction. The clearance between the outer peripheral surface of the back drum and the outer peripheral surface of the first pressing roller is set to a clearance of 0 to several millimeters, and when the clearance is 0 mm, the outer peripheral surfaces of both are only in light contact In some cases, the pressing roller is pressed against the back drum by a certain pressure. Since the first pressing roller is provided so as to be movable toward and away from the back drum, the gap is set according to conditions such as the type, size, and hardness of the food material.
12 The food material dropped on the circumscribed portion of the back drum and the first pressing roller sandwiches the food material with the rotation of the back drum and the first pressing roller. Since the first pressing roller bites the food material and presses it against the back drum while the elastic layer on the outer peripheral surface is recessed, the actual ingredients of the food material are pushed inward as a granular actual paste through the through-hole of the back drum. When the back drum is pressed by the first pressing roller, it is thin and receives a slight deformation force, but the tube fitted to the guide pin absorbs the deformation force to prevent the deformation.
Since the real component is soft and deformable, it can pass through the through-hole, but the skin is larger than the through-hole or hard and difficult to deform, so it cannot pass through the through-hole. Accordingly, the actual component is pushed out to the inside of the lining drum to become an actual paste, and the skin is attached to the outer peripheral surface of the lining drum. The skin to which some real components still adhere rotates with the back drum while adhering to the outer peripheral surface of the back drum.
12 Since the actual component is still attached to the leather attached to the back drum, a second pressure roller is provided at a position advanced approximately 45 ° in the rotation direction from the position of the first pressure roller. The contained real component is further taken out as a real paste.
The second pressing roller is interlocked with the motor, and rotates at a peripheral speed faster than the rotating peripheral speed of the back drum. By making the peripheral speed of the second pressing roller faster than the peripheral speed of the back drum, the actual component adhering to the skin is more efficiently separated.
The skin adhering to the outer peripheral surface of the back drum is moved on the back drum at a faster peripheral speed than the actual component entering the through hole of the back drum. Therefore, a shearing force acts between the real component that has entered the through hole and the skin, and the real component and the skin are separated.
13. The skin is scraped off by a scraper that is in contact with the outer peripheral surface at a further rotated position while adhering to the back drum. The scraper is generally made of a highly wear-resistant plastic and adopts a straight plate shape, but is not limited thereto. The scraper is almost in contact with the outer peripheral surface of the back drum by the force of a spring or is held in a predetermined gap. A container for putting a leather is disposed below the scraper.
14 The actual paste accumulated in the inside of the back drum is gradually pushed toward the opening as the back drum is rotated, and falls from the opening to the actual container for the actual paste.
The surfaces of the first and second pressing rollers may be made of metal or hard plastic, but are preferably elastic. When the elastic body is recessed, the food material is efficiently sandwiched and rotated.
15. The non-metallic tube made of plastic or rubber attached to the guide pin prevents the metal back drum and the metal guide pin from coming into direct contact with each other. To prevent.
16. When cleaning after the scouring operation, it is necessary to remove the scouring drum to which the food ingredients are attached. Since it is difficult to remove the scraper when it is in elastic contact with the backing drum, a mechanism for separating the scraper from the backing drum is required.
The scraper mechanism of the present plan is such that the scraper is attached in parallel to the shaft center of the back drum at the upper end portion of the three-pronged first lever that is arranged almost upright, and in the middle portion of the lever, the shape is a dogleg shape. The upper end of the formed second lever is rotatably supported by a support shaft, and one end of a spring for elastically contacting the scraper with the back drum is locked to the lower end of the first lever. . The intermediate portion of the second lever is supported by a bracket fixed to the frame by a support shaft, the other end of the spring is locked to the lower end portion, and the lower end portion of the first lever and the lower end portion of the second lever Are designed to attract each other elastically.
In order to fix the lower end portion of the second lever to the frame, a connection fitting called a catch clip is used. This catch clip is equipped with a latch and an operating lever on the clip body. The catch clip is paired with a latch to which the latch is engaged, and the two members are joined tightly by elastically engaging the latch with the latch. The latch and the catch are engaged and released by rotating the operation lever. A catch of the catch clip body is fixed to a stay that connects the front and rear frames, and a catch is fixed to the lower end side of the second lever. When the engagement between the latch and the catch is released, the scraper is separated from the outer peripheral surface of the backing drum. However, when the latch is engaged with the catch and the operation lever is pulled up, the first and second levers are drawn. When the scraper comes into contact with the backside drum, the skin can be scraped off.
上記の構成とすることにより、食品原料の実成分は裏ごしドラムの透孔を通して押し出されて裏ごしされるのであり、圧送と撹拌により裏ごしされる従来と異なり、裏ごしされた粒状の実成分が固く締まることがなくなり、熱の発生が少ないため品質が向上する。
食品原料が裏ごしドラムと押圧ローラで挟まれることにより徐々に押し潰されながら裏ごしされるので、粘り気が出にくく、ふんわり感に富んだ風味に優れた実ペーストが得られる。
第1の押圧ローラによるだけでは十分に裏ごしされずに残った実成分は、第2の押圧ローラと裏ごしドラムの間の周速の差で発生するせん断力により実成分と皮とに効率的に分離される。その結果、実成分回収の歩留りが高くなる。
実成分から分離された皮は裏ごしドラムの外周面に付着するのでスクレーパによる除去・排出も簡単となり、頻繁に機械を停止させて皮を除去する手間が不要となり、生産効率が向上する。By adopting the above configuration, the actual ingredients of the food material are pushed out through the through-holes of the lining drum and rubbed, and unlike the conventional case where the ingredients are crushed by pumping and stirring, the crushed granular real ingredients are firmly tightened. And the quality is improved because less heat is generated.
Since the food material is sandwiched between the squeezing drum and the pressure roller and crushed while being gradually crushed, it is difficult to get sticky and an actual paste excellent in fluffy taste is obtained.
The actual component that remains without being sufficiently lined only by the first pressure roller is efficiently applied to the real component and the skin by the shearing force generated by the difference in peripheral speed between the second pressure roller and the drum. To be separated. As a result, the yield of actual component recovery is increased.
Since the skin separated from the actual components adheres to the outer peripheral surface of the backside drum, it is easy to remove and discharge with a scraper, eliminating the need to frequently stop the machine to remove the skin, and improve production efficiency.
以下、この発明の実施例を図1ないし図10に示す図面に基づいて説明する。Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings shown in FIGS.
蒸かした栗、さつまいも、カボチャ等々の実と皮が一体のまま、あるいは実と皮が混在した食品原料を裏ごしするために使用される裏ごし機における裏ごしドラム1は、矩形状で厚さ1ないし2ミリ程度のの板材にパンチングマシン等々で加工された小径の透孔2が多数形成されている。この透孔2の直径は例えば1ミリから6ミリ程度であり、食品原料の種類及び裏ごしされた実成分からなる実ペーストの用途などの条件に合致したサイズのものが選択される。透孔2が多数形成された板材を円形に丸めて接合部を溶着し、中空の円筒状に形成したものが裏ごしドラム1である。The
裏ごしドラム1の開口部の前後端は、後側フランジ3と、前側フランジ4で挟持された状態で駆動軸5に取り付けられる。後側フランジ3は円盤状で中心部にボス部3aが外向きに形成され、そのボス部3aに駆動軸5を挿通するための挿通孔3bが形成されている。後側フランジ3はボルト6で駆動軸5に固定できるようになっている。後側フランジ3の外周縁の近傍には、円周方向に等間隔に複数のネジ孔3cが設けられ、そのネジ孔3cに複数のガイドピン7が前方へ向けて垂直にねじ込まれており、このガイドピン7に弾性体からなるチューブ8が嵌装されている。このチューブ8の長さは裏ごしドラム1の全長よりもやや短く設定されている。
裏ごしドラム1は、複数のガイドピン7に嵌装されたチューブ8の外側に装着され、チューブ8が裏ごしドラム1の内周面に接触する。裏ごしドラム1が後述の第1の押圧ローラ15から受ける圧力に対しチューブ8が弾性的に変形することにより裏ごしドラム1における応力の集中と変形を防止する。また、裏ごしドラム1の内周面とガイドピン7とが直接擦り合うことを防止する。金属どうしが直接擦り合うと発熱するだけでなく、黒く変色したカスが出やすいが、これを防止する。The front and rear ends of the opening of the
The
前側フランジ4は円盤状で中心部に外向きのボス部4aを有し、そのボス部4aに駆動軸5を挿通するための挿通孔4bとキー溝4cが形成されている。前側フランジ4は駆動軸5に装着されたキー9で回り止めされた状態で駆動軸5に着脱可能に固定できるようになっている。この前側フランジ4は、裏ごしドラム1の内部から実ペーストPを取り出すときや、掃除のときに取り外される。前側フランジ4の外周縁の近傍には、円周方向に等間隔に前記後側フランジ3のネジ孔3cに対応する位置に複数のピン孔4dが設けられ、そのピン孔4dに後側フランジ3から突出させたガイドピン7の先端部が挿入される。ガイドピン7は前側フランジ4から突出するだけの十分な長さに設定され、その先端部は先細りのテーパーに形成される。前側フランジ4はボス部4aと外周部のピン孔4dの近傍及びこれらの連結部4eを除き部分的に開口しており、その開口部4fから内部に溜まった実ペーストPを外部へ排出することができるようになっている。The
円筒形状の裏ごしドラム1の後端と後側フランジ3の間及び、裏ごしドラム1の前端と前側フランジ4との間にはそれぞれが直接当たるのを避けるために図7に示すスペーサ10が介在させてある。このスペーサ10は、摩擦係数が小さく機械的強度に優れるプラスチックからなり、後側フランジ3のネジ孔3cと前側フランジ4のピン孔4dに対応した位置にガイドピン7を挿通できるピン孔10aが設けられ、全円環ではなく1/4円の環状に形成されている。このスペーサ10が4枚1組として全円環を構成するように裏ごしドラム1の後端と後側フランジ3の間、及び裏ごしドラム1の前端と前側フランジ4との間に挿入されている。裏ごしドラム1と後述する第1の押圧ローラとの間に挟まれた食品原料が大きすぎたり、固すぎた場合等々が原因で裏ごしラム1が回転しにくくなるような過負荷が掛った場合、後側フランジ3と前側フランジ4とで挟持されているだけの裏ごしドラム1は前後のスペーサ10との間ですべりを生じ、駆動軸5による強制的な回転からくる過負荷による破損を防止する。
駆動軸5の後端側は機械を構成する後フレームF2の一部に2個のベアリング11で回転自在に支承されており、ベアリング11の中間において中空軸形式のモータ12が取り付けられている。このモータ12は減速機を内蔵したもので、所定の回転数で回転する。
駆動軸5の前端側は前フレームF1に着脱自在に取り付けられた前板13のベアリング14で支承されており、駆動軸5の垂れ下がりを防止する。前記前側フランジ4のボス部4aはベアリング14の内輪14aに当接しているので前側フランジ4が軸方向へずれるのが防止されている。前側フランジ4はボス部4aにボルトを螺入して駆動軸5に固定することも可能である。A rear end side of the
The front end side of the
裏ごしドラム1に外接する第1の押圧ローラ15は円柱状で両端に軸部15aが突設されており、外周には、弾性力のあるスポンジ、またはゴムからなる弾性層15bが接着または焼付けなどの手法で形成されている。第1の押圧ローラ15の長さは前記裏ごしドラム1の全長よりも若干短く設定され、裏ごしドラム1の前後端に配置されたスペーサ10の間で回転できるようになっている。The first
第1の押圧ローラ15は、裏ごしドラム1の駆動軸5と平行となるように配置され、前後のフレームF1,F2を連結する連結梁F3に固定されたブラケット16に2本の支軸17,17で吊下げられた左右2枚の側板18,18にベアリング19,19で支承されている。この側板18,18は所定の間隔で相対して上下2本の軸20,20で一体に連結され、側板18,18の間に第1の押圧ローラ15が配置されている。両側の側板18,18を連結する下側の軸20の中間部にはロッドエンド等の連結部材21が取り付けられ、その連結部材21の後端にネジ軸22が固定されている。フレームF1,F2の内側に配置された2本の軸23,23はその両端がフレームFに固定され、2本の軸23,23に挿通された2枚の横板24,24と固定された桁25にはベアリング26が取り付けらており、ベアリング26の内輪26aを回転させる回転ハンドル27のボス部27aがベアリング26の内輪26aに嵌入固定されており、内輪26aと回転ハンドル27が一体的に回転するようになっている。回転ハンドル27の軸心にはネジ孔27bが設けられてネジ軸22に螺合されており、回転ハンドル27を回転させるとネジ軸22が前後方向に進退するようになっている。ネジ軸22が進退することにより側板18,18は支軸17,17を支点にして搖動する。The first
第1の押圧ローラ15から裏ごしドラム1の外周上を45°ほど回転方向に進んだ位置に第2の押圧ローラ28が裏ごしドラム1に外接するように設けられている。この第2の押圧ローラ28も第1の押圧ローラ15と同様に円柱状で両端に軸部28aが突設されており、第2の押圧ローラ28の外周には、弾性力のあるスポンジ、またはゴムからなる弾性層28bが接着または焼付けなどの手法で形成されている。A second
第2の押圧ローラ28は、裏ごしドラム1と平行となるように配置され、フレームF1,F2の左部分を連結させた連結梁F4に固定されたブラケット29に2本の支軸30,30で支承された2枚の側板31,31に第2の押圧ローラ28がベアリング32で支承されている。この側板31,31は所定の間隔で相対して2本の軸33,33で連結され、側板31,31の間に第2の押圧ローラ28が配置されている。
両側の側板31,31を連結する軸33,33の中間部にはロッドエンド等の連結部材34が取り付けられ、その連結部材34の後端にネジ軸35が固定されている。
前記2本の軸23,23に挿通された前記2枚の横板24,24に固定された桁36にはベアリング37が取り付けらており、ベアリング37の内輪37aを回転させる回転ハンドル38のボス部38aがベアリング37の内輪37aに嵌入固定されており、内輪37aと回転ハンドル38が一体的に回転するようになっている。回転ハンドル38の軸心にはネジ孔38bが設けられてネジ軸35に螺合されており、回転ハンドル38を回転させるとネジ軸35が前後方向に進退するようになっている。ネジ軸35が進退することにより側板31,31は支軸30,30を支点にして搖動する。The second
A connecting
A
奥側の側板31には小型のモータ39が取り付けられており、そのモータ39の回転軸39aにスプロケット40が固定されている。第2の押圧ローラ28の一方の軸部28aにはスプロケット41が固定されており、モータ39のスプロケット40と押圧ローラ28の軸部28aに取り付けられたスプロケット41はチェン42で連結されている。モータ39が第2の押圧ローラ28を回転させる。
第2の押圧ローラ28の外周面における回転の周速は、裏ごしドラム1の外周面における回転の周速よりも大きくなるように回転数が設定される。A
The rotational speed is set so that the peripheral speed of rotation on the outer peripheral surface of the second
第2の押圧ローラ28の下側には裏ごしドラム1の軸線に平行にスクレーパ43が配置されている。このスクレーパ43は裏ごしドラム1と第1・第2の押圧ローラ15,28の間を通過後の実成分をほとんど含まない皮だけの状態となった食品原料カスを裏ごしドラム1の外周面から削ぎ落とすものである。図8及び図9に示すように、スクレーパ43はバネの力で弾性的に裏ごしドラム1に当接するようになっている。この実施例では、スクレーパ43は機械的強度に優れ、耐摩耗性の高いプラスチックまたは比較的軟質の金属からなり、三又形状に形成されたレバー44の上方へ突設されたにスクレーパ取付け部44aに上下方向に位置調整可能にネジ止めされている。レバー44はほぼ中間位置において支軸45で別のレバー46の上端部46aに支承されている。レバー46は、く字形状に屈曲しており、このレバー46もほぼ中間位置において支軸47でブラケット48に支持されている。ブラケット48はフレームF1,F2の下部を連結させるために設けられたステー49に固定されている。前記レバー44の下端部44bとレバー46の下端部46bは引張りバネ50で連結されており、その弾力でレバー44の下端部44aとレバー46の下端部46aは互いに引き合っている。A
フレームF1,F2の下部に設けられた前記ステー49の中央部には、キャッチクリップと称される公知の連結金具51が取り付けられている。連結金具51の本体部は掛け金51aと操作レバー51bを備え、操作レバー51bを回動させることによりレバー46の下側に取り付けられた受け金51cとの係合と解除を行う。
掛け金51aと受け金51cの係合が解除された状態(図9)においてスクレーパ43は裏ごしドラム1の外周面と離れているが、掛け金51aを受け金51cに係合させて操作レバー51bを引き上げるとレバー46の下部46bが引き寄せられ、そのレバー46と引張りバネ50を介して引き合っているレバー44が矢印X方向へ回動し、スクレーパ43が裏ごしドラム1の外周面に当接することにより皮の削ぎ落としを可能とする。A known connection fitting 51 called a catch clip is attached to the central portion of the
In a state where the engagement between the
前後のフレームF1,F2の上部には裏ごしドラム1の上方に配置した食品原料Wの投入口52が設けられている。裏ごしドラム1の排出口の前方には裏ごしされた粒状の実ペーストPの飛出しを防ぐための排出ホッパー53が設けられており、実ペーストPは裏ごしドラム1の下側に設けられた箱状の実容器Sに落下するようになっている。At the upper part of the front and rear frames F1, F2, a food material
スクレーパ43には裏ごしされて残った皮をカス受け容器C・Dに落下させるための断面が凹状のシュートM・Nが着脱自在に取り付けられている。シュートMから落下したカスはカス受け容器Cへ収容され、シュートNから落下したカスはカス受け容器Dへ収容される。The
上記実施例の装置において、投入口52から食品原料Wを投入すると、食品原料Wは裏ごしドラム1と第1の押圧ローラ15の外接部の近くに落下する。落下した食品原料Wは、矢印Q方向(反時計方向)へ回転する裏ごしドラム1と第1の押圧ローラ15との間に徐々に挟み込まれていく。第1の押圧ローラ15は駆動源を持たないので裏ごしドラム1の回転につれて回転する。
裏ごしドラム1と第1の押圧ローラ15の間で押し潰された食品原料Wは、その実成分が裏ごしドラム1の外周面に設けられた多数の透孔2を透過してその大きさに対応した大きさの粒となった実ペーストPとして裏ごしドラム1の内側へ押し出される。透孔2を透過した粒状の実ペーストPは内面に付着し、または下部に落下して層状に堆積する。裏ごしドラム1の内面に付着した実ペーストPは裏ごしドラム1の回転が進むにつれて下部に落下する。
所定の角度傾斜した裏ごしドラム1の内側にある程度の量が堆積すると、回転に伴って開口部4fへ向けて徐々に移動して開口部4fから外側へ排出される。実ペーストPは裏ごしドラム1の出口の下方に配置された箱状の実容器Sの中へ落下する。In the apparatus of the above embodiment, when the food raw material W is input from the
The food ingredient W crushed between the
When a certain amount accumulates on the inside of the
第1の押圧ローラ15の間を通過した食品原料Wはまだある程度の実成分を含むので、第2の押圧ローラ28と裏ごしドラム1との間で2度目の裏ごしが行われる。
第2の押圧ローラ28は第1の押圧ローラ15と異なりモータ39に連動しており、所定の回転数で回転する。第2の押圧ローラ28の外周面の回転の周速は、裏ごしドラム1の外周面の回転の周速よりも早くなるように設定されており、通常1.2倍から1.5倍程度の周速が採用される。食品原料Wの種類によっては1.5倍以上2倍程度の周速を採用する場合もある。
第2の押圧ローラ28の周速を裏ごしドラム1の周速よりも大きくすることによって得られる効果は以下の通りである。
第1の押圧ローラ15と裏ごしドラム1との間において最初の裏ごしが行われると、ある程度の実成分を含む皮は裏ごしドラム1の外周面に固めに付着した状態となる。この状態で第2の押圧ローラ28を裏ごしドラム1に押し付けただけで連れ回りさせても食品原料を裏ごしドラム1に押圧して透孔2から押し出す機構のため実成分をさらに取り出すことは困難であるが、第2の押圧ローラ28を裏ごしドラム1よりも早く回転させることにより裏ごしドラム1の外周面に付着した皮を回転方向前方へずらせるように速い速度で移動させ、透孔2の入口において実成分と皮とのせん断分離を行わせる。これにより第1の押圧ローラ15で裏ごしできなかった実成分をさらに皮から分離させることができる。
第2の押圧ローラ28を裏ごしドラム1に押し付けただけでは得られない特有の効果が得られる。Since the food material W that has passed between the first
Unlike the first
The effects obtained by making the peripheral speed of the second
When the first squeezing is performed between the first
A unique effect that cannot be obtained simply by pressing the second
第2の押圧ローラ28を通過して裏ごしドラム1の外周面に付着した皮はスクレーパ43で削ぎ落とされ、レバー44に取り付けられたシュートM及びNを介して下側の容器C及びDに落下する。The skin that passes through the second
実容器Sにある程度の実ペーストPが堆積したら、実容器Sを新しいものに取り換え、連続して裏ごし作業を行う。When a certain amount of the actual paste P is deposited in the actual container S, the actual container S is replaced with a new one, and the backing work is continuously performed.
裏ごし作業が終了したら、運転を停止する。操作箱の運転停止スイッチ(図示略す)を押すとモータ12とモータ39はともに停止する。
機械の確実な停止を確認したら前板13を固定しているボルトBを抜き取り、その前板13をベアリング14ごと駆動軸5から外す。
続いて前側フランジ4を駆動軸5から抜き取り、裏ごしドラム1をガイドピン7から外し、内部に溜まった実ペーストPを実容器Sまたは他の容器へ掻き出す。When the backside work is completed, the operation is stopped. When the operation stop switch (not shown) of the operation box is pressed, both the
After confirming a reliable stop of the machine, the bolt B fixing the
Subsequently, the
図4において裏ごしドラム1が前下がりに傾斜するように装置全体が構成されているが、裏ごしドラム1が水平になるように構成し、手動で実ペーストを掻き出すようにすることも可能である。In FIG. 4, the entire apparatus is configured such that the
この実施例の装置により裏ごしされた実ペーストは、押し潰されて透孔2からそのまま押し出されるのであり、圧送、撹拌により得られる従来品とは異なり、熱の発生や粘りの発生がきわめて少なく、よって実ペーストの風味を損なうことが少ない。
裏ごしドラム1の着脱が簡単に行えるので、作業後に必要な掃除が容易となり、作業性が向上する。
第2の押圧ローラ28の周速を裏ごしドラムの周速よりも大きく設定することにより、実成分回収の歩留りが向上する。The actual paste backed by the apparatus of this embodiment is crushed and extruded as it is from the through-
Since the
By setting the peripheral speed of the second
1・・・裏ごしドラム
2・・・透孔
3・・・後側フランジ
3a・・ボス部
3b・・ネジ孔
4・・・前側フランジ
4a・・ボス部
4d・・ピン孔
4f・・開口部
5・・・駆動軸
7・・・ガイドピン
8・・・チューブ
15・・第1の押圧ローラ
15a・・弾性体層
28・・第2の押圧ローラ
28a・・弾性体層
43・・スクレーパ
F1・・前フレーム
F2・・前フレーム
P・・・実ペースト
W・・・食品原料DESCRIPTION OF
Claims (5)
貫通した多数の透孔を外周面に有する円筒形状の裏ごしドラムの前後端が、前側フランジと後側フランジで挟持され、かつ前側フランジと後側フランジの軸心を通る駆動軸で回転自在に支承され、
機械を構成するフレームにおいて裏ごしドラムが水平に支承され、または前側フランジが後側フランジよりも斜め下方に位置するように裏ごしドラムが前下がりに傾斜状態で支承され、駆動軸が駆動源となる第1のモータに連動して設けられ、
裏ごしドラムに対して軸心を平行にし、かつ外周面に弾性体層が形成された第1の押圧ローラが回転自在で、裏ごしドラムに対して外周面が接離自在に設けられ、
裏ごしドラムに対して軸心を平行にし、かつ外周面に弾性体層が形成された第2の押圧ローラが回転自在で、裏ごしドラムに対して外周面が接離自在に設けられ、その第2の押圧ローラは駆動源となる第2のモータに連動して設けられ、
裏ごしドラムと第1の押圧ローラの外接部の上方に食品原料の投入口が設けられ、
裏ごしドラムと第2の押圧ローラの外接部より下流側に裏ごしドラムの外周面に付着した皮をそぎ落とすためのスクレーパが設けられていることを特徴とする裏ごし機。It is a back machine that separates food ingredients into real ingredients and skin,
The front and rear ends of a cylindrical drum that has many through holes on the outer peripheral surface are sandwiched between the front flange and the rear flange, and are supported rotatably by a drive shaft that passes through the axis of the front flange and the rear flange. And
In the frame constituting the machine, the back drum is supported horizontally, or the front drum is supported in an inclined state so that the front flange is located obliquely below the rear flange, and the drive shaft serves as the drive source. Provided in conjunction with the motor 1
A first pressing roller having an axis parallel to the back drum and having an elastic layer formed on the outer peripheral surface is rotatable, and an outer peripheral surface is provided so as to be able to contact and separate from the back drum.
A second pressing roller having an axis parallel to the back drum and having an elastic layer formed on the outer peripheral surface thereof is rotatable, and an outer peripheral surface is provided so as to be able to contact and separate from the back drum. The pressure roller is provided in conjunction with a second motor as a drive source,
A food material inlet is provided above the circumscribed portion of the back drum and the first pressing roller,
A scraping machine characterized in that a scraper for scraping off the skin adhering to the outer peripheral surface of the backing drum is provided downstream from the circumscribed portion of the backing drum and the second pressing roller.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113001598A (en) * | 2021-02-22 | 2021-06-22 | 西南科技大学 | Konjak slicing machine and konjak fine powder processing technology |
JP7504364B2 (en) | 2020-11-26 | 2024-06-24 | 株式会社Jun建設 | Shell Separator |
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- 2014-08-12 JP JP2014174555A patent/JP2016039896A/en active Pending
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