JP2016037001A - Tire vulcanization mold and spew trimming method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はタイヤ加硫金型及びスピュートリミング方法に関する。 The present invention relates to a tire vulcanizing mold and a spew trimming method.
タイヤ加硫金型には、加硫時に生タイヤと金型との間に存在するエアーを抜くための複数のベントホールが設けられている。ベントホールは、主に金型のうちトレッドを成型する部分に、タイヤ軸方向から見て放射状に形成されている。タイヤ加硫金型内で加硫を行うと、ベントホールからエアーが抜け、その後、ベントホール内に生タイヤのゴムが流れ込む。そのため、加硫後に金型から取り出されたタイヤの表面には、ベントホール内のゴムが細長い突起となって残ったスピューが形成されている。このスピューを取り除くために、タイヤを回転させてスピューに刃を当てこれを切断する、所謂トリミングが行われる。 The tire vulcanization mold is provided with a plurality of vent holes for removing air existing between the green tire and the mold during vulcanization. The vent holes are formed radially in the portion of the mold where the tread is molded, as viewed from the tire axial direction. When vulcanization is performed in the tire vulcanization mold, air is released from the vent hole, and then the rubber of the raw tire flows into the vent hole. Therefore, a spew is formed on the surface of the tire taken out from the mold after vulcanization, in which the rubber in the vent hole is left as an elongated protrusion. In order to remove the spew, so-called trimming is performed in which the tire is rotated and the blade is applied to the spew and cut.
しかし、スピューは、ゴム製でしかも細長いために曲がり易く、トリミングの際に刃が当たっても刃に押されて曲がってしまうことがある。その結果、スピューの切り残しが生じる。 However, the spew is made of rubber and is long and easy to bend, and even if the blade hits during trimming, it may be pushed by the blade and bend. As a result, spew is left uncut.
このような切り残しを防ぐために、特許文献1に記載のように、スピューをトリミングの際のタイヤ回転方向前方に傾ける方法が提案されている。また、特許文献2に記載のように、スピューを太くする方法も考えられる。
In order to prevent such uncut portions, a method of tilting the spew forward in the tire rotation direction at the time of trimming has been proposed as described in
これらの方法によればスピューの切り残しをある程度防ぐことができる。しかし、スピューの切り残しを完全に防ぐには至っておらず、改善の余地がある。 According to these methods, it is possible to prevent spue from being left uncut to some extent. However, it has not yet completely prevented spewing, and there is room for improvement.
本発明は、スピューの切り残しが生じにくいタイヤを成型できるタイヤ加硫金型を提供することを課題とする。また、スピューの切り残しが生じにくいスピュートリミング方法を提供することを課題とする。 An object of the present invention is to provide a tire vulcanization mold capable of molding a tire in which spew is hardly left uncut. It is another object of the present invention to provide a spew trimming method in which spew is not easily left uncut.
実施形態のタイヤ加硫金型は、金型の内面側から外面側に向かってエアーが通過可能なベントホールを備えるタイヤ加硫金型であって、前記ベントホールは、ラジアル方向に対して傾斜するベント部と、前記ベント部よりも金型内面側で前記ベント部より広がるように形成された座グリ部とを有し、前記座グリ部は、前記ベント部に対して、前記ベント部の傾斜方向と反対の方向により大きく形成されたことを特徴とする。 The tire vulcanization mold according to the embodiment is a tire vulcanization mold including a vent hole through which air can pass from the inner surface side to the outer surface side of the mold, and the vent hole is inclined with respect to the radial direction. And a counterbore part formed so as to spread from the vent part on the inner surface side of the mold with respect to the vent part, and the counterbore part of the vent part with respect to the vent part. It is characterized by being formed larger in the direction opposite to the inclination direction.
また、実施形態のスピュートリミング方法は、ラジアル方向に対して傾斜するベント部と、前記ベント部よりも金型内側で前記ベント部より径が大きく形成された座グリ部とを有するベントホールを備え、前記座グリ部が、前記ベント部に対して、前記ベント部の傾斜方向と反対の方向により大きく形成されているタイヤ加硫金型を用いて加硫し、加硫後のタイヤを前記タイヤ加硫金型から取り出し、前記ベントホールにより成型されたスピューにその傾斜方向から刃を当ててこれを切断することを特徴とする。 Further, the spew trimming method of the embodiment includes a vent hole having a vent portion that is inclined with respect to a radial direction, and a counterbore portion that is formed inside the mold and larger in diameter than the vent portion than the vent portion. The counterbore part is vulcanized with respect to the vent part using a tire vulcanization mold that is formed larger in the direction opposite to the inclination direction of the vent part, and the tire after vulcanization is reinforced with the tire. It is characterized in that it is taken out from the vulcanizing mold and cut by applying a blade from the inclined direction to the spew formed by the vent hole.
実施形態のタイヤ加硫金型及びスピュートリミング方法によれば、スピューの切り残しが生じにくい。 According to the tire vulcanization mold and the spew trimming method of the embodiment, it is difficult for spew to remain uncut.
(タイヤ加硫金型1の構造)
実施形態のタイヤ加硫金型1は、複数の金型構成部材に分割可能なものである。加硫成型時にはこれらの金型構成部材が組み合わさってその内面でタイヤ外形を形作る。金型内面のトレッドの陸部に対応する部分(トレッド対応部10)から、金型外面にかけて、エアーが通過可能な孔であるベントホール2が設けられている。ベントホール2は、図1に示すように、トレッド対応部10の複数箇所に設けられている。
(Structure of tire vulcanization mold 1)
The
ベントホール2は、図2に示すように、ベント部20と、ベント部20よりも金型内面側でベント部20より広がるように形成された座グリ部21とを有する。ベントホール2はタイヤ加硫金型1のラジアル方向(径方向)に対して傾斜している。なお、ある部分が傾斜しているとは、その部分の中心線が傾斜していることである。ただし、ベントホール2に関しては、傾斜しているとは、少なくともベントホール2のベント部20の中心線が傾斜していることである。以下の説明において、金型内面側の端部を基準としたベント部20の傾きの方向を、ベント部20やベントホール2の傾斜方向とする。傾斜方向を図2に矢印で示す。トレッド対応部10に設けられたベントホール2は、全て同じ方向へ傾斜し、傾斜角度も全て同じであることが望ましい。
As shown in FIG. 2, the
ベント部20は、例えば、その延長方向に直交する断面が円形の孔で、該円形の径が金型内面側から外面側にかけて一定のものである。上記から明らかなように、ベント部20はタイヤ加硫金型1のラジアル方向(径方向)に対して傾斜している。傾斜方向はタイヤ周方向である。傾斜の角度は限定されないが、ラジアル方向に対して15度以上45度以下の角度であることが望ましい。
The
座グリ部21はベント部20から連続して設けられている。座グリ部21は、例えば、ベント部20の延長方向に直交する方向の断面が円形又は楕円形であり、ベント部20との接合部からベントホール2の金型内面側の開口にかけて、ベント部20より徐々に広がるように形成されたものである。座グリ部21は、ベント部20に対して、ベント部20の傾斜方向と反対の方向(ベント部20とトレッド対応部10とのなす角が鈍角である方向)により大きく形成されている。その結果、ベントホール2の金型内面側の開口の中心Pは、ベント部20の中心線Cを延長した線とベントホール2の金型内面側の開口面との交点Qよりも、ベント部20の傾斜方向と反対の方に位置している。なお開口の中心Pは、開口と同じ形の図形の重心の位置と一致する。
The
ベントホール2の1つの形態を図2(a)の断面図に示す。この形態では、座グリ部21は、ベント部20をベントホール2の金型内面側の開口まで延長した部分(図2(a)において二点鎖線で示す部分)から、ベントホール2の傾斜方向と反対側に向かって形成されている。そのため、ベントホール2におけるベント部20の傾斜方向の部分において、座グリ部21の側壁23は、ベント部20の側壁22と、ラジアル方向に対して同じ角度だけ傾斜している。従って、図2(a)のようなベントホール2のラジアル方向及び傾斜方向に平行な面での断面図上では、ベントホール2におけるベント部20の傾斜方向の部分において、座グリ部21の側壁23とベント部20の側壁22とが一直線として表される。一方、ベントホール2の傾斜方向と反対方向の部分においては、座グリ部21は、ベント部20をベントホール2の金型内面側の開口まで延長した部分より、ベントホール2の傾斜方向と反対側に広がっている。
One form of the
ベントホール2の別の形態を図2(b)の断面図に示す。この形態では、座グリ部21は、ベント部20をベントホール2の金型内面側の開口まで延長した部分(図2(b)において二点鎖線で示す部分)よりベントホール2の傾斜方向側にも広がっている。
Another form of the
図2(a)、(b)のいずれの場合も、ベントホール2におけるベント部20の傾斜方向と反対方向の部分において、座グリ部21の側壁25は、ベント部20の側壁24よりも、ラジアル方向に対して10度以上20度以下の角度だけ大きく傾斜していることが望ましい。
2A and 2B, the
以上の形状のベントホール2を設ける方法の例を図3に基づき説明する。
An example of a method of providing the
図3(a)の方法では、まず、金型内面から金型外面にかけて孔5を貫通させる。このとき、孔5をラジアル方向に対して傾斜させて貫通させる。次に、金型内面から仮想上の円錐部50を形成するように、座グリ加工を行う。円錐部50を図中に二点鎖線で示す。このとき、孔5と円錐部50とを同じ方向に同じ角度で傾斜させ、孔5の中心線C5と円錐部50の中心線C50とが平行になるようにする。孔5の中心線C5と円錐部50の中心線C50との距離は、限定されないが、例えば図3(a)に示すように孔5の半径と同じ長さとする。
In the method of FIG. 3A, first, the
また、図3(b)の方法では、まず、金型内面から金型外面にかけて孔5を貫通させる。このとき、孔5をラジアル方向に対して傾斜させて貫通させる。次に、金型内面から仮想上の円錐部50を形成するように、座グリ加工を行う。円錐部50を図中に二点鎖線で示す。このとき、孔5と円錐部50とを同じ方向に傾斜させるが、円錐部50を孔5よりも傾斜させる。
In the method of FIG. 3B, first, the
図3(a)、(b)のいずれの方法においても、先に円錐部50を形成し、後から孔5を貫通させても良い。
In any of the methods shown in FIGS. 3A and 3B, the
以上のように加工するとベントホール2が形成される。ベントホール2のうち孔5のみから形成されている部分は、孔5の傾斜方向に直交する断面の面積が、金型内面側から金型外面側にかけて一定である。この部分がベント部20である。ベント部20よりも孔5の傾斜方向に沿って金型内面側の部分は、円錐部50により広げられているぶん、孔5の傾斜方向に直交する断面の面積が、孔5の断面積よりも広い。この部分が座グリ部21である。
When processed as described above, the
(スピュートリミング方法)
以上の構造のタイヤ加硫金型1で生タイヤの加硫が行われると、金型内に存在したエアーがベントホール2を通って金型外へ抜け、その後、ベントホール2に生タイヤのゴムが流れ込む。そのため、加硫後にタイヤ加硫金型1から取り出されたタイヤには、ベントホール2の部分で成型され、ベントホール2に一致する形状となっているスピュー3が形成されている。
(Spew trimming method)
When the raw tire is vulcanized with the
スピュー3はタイヤのラジアル方向に対して傾斜している。スピュー3には、ベントホール2のベント部20に対応する突起部30と、ベントホール2の座グリ部21に対応する基部31とが形成されている。突起部30はタイヤのラジアル方向に対して傾斜している。基部31は突起部30より広がって形成されている。基部31は、突起部30に対して、突起部30の傾斜方向と反対の方向により大きく形成されている。ここで、図2(a)に示すように、ベントホール2におけるベント部20の傾斜方向の部分において、座グリ部21の側壁23が、ベント部20の側壁22と、ラジアル方向に対して同じ角度だけ傾斜している場合、スピュー3における突起部30の傾斜方向の部分において、基部31の側壁33が、突起部30の側壁32と、ラジアル方向に対して同じ角度だけ傾斜する。また、ベントホール2におけるベント部20の傾斜方向と反対方向の部分において、座グリ部21の側壁25が、ベント部20の側壁24よりも、ラジアル方向に対して10度以上20度以下の角度だけ大きく傾斜している場合、スピュー3における突起部30の傾斜方向と反対方向の部分において、基部31の側壁35が、突起部30の側壁34よりも、ラジアル方向に対して10度以上20度以下の角度だけ大きく傾斜する。
The spew 3 is inclined with respect to the radial direction of the tire. The spew 3 is formed with a
このタイヤに対し、スピュー3を切断するトリミングが行われる。トリミングの様子を図4に示す。トリミングは、スピュー3が形成されているタイヤのトレッド36に刃4が近接した状態で、トレッド36と刃4とを相対移動させて、スピュー3に刃4を当てることにより行われる。相対移動の方向は、スピュー3の傾斜方向の部分に刃4が当たる方向である。具体的には、タイヤをスピュー3の傾斜方向に回転させて、そのタイヤのトレッド36に回転方向と逆向きに刃4を近接させて、スピュー3を切断する。又は、タイヤを固定しておき、刃4を、トレッド36に近接させ、スピュー3の傾斜方向と逆向きに移動させ、スピュー3を切断していく。いずれの場合も、刃4をスピュー3の基部31に当て、基部31の位置で切断することが望ましい。また切断する位置のトレッド36の面からの高さは2mm以上5mm以下の範囲内であることが望ましい。
Trimming for cutting the spew 3 is performed on the tire. The state of trimming is shown in FIG. Trimming is performed by moving the
(効果)
以上の構造のタイヤ加硫金型1で加硫されたタイヤのスピュー3は、タイヤのラジアル方向に対して傾斜しており、その傾斜方向と反対方向には曲がりにくい。そのため、トリミングにおいて、スピュー3の傾斜方向側から刃4を当てれば、スピュー3がその傾斜方向と反対方向に曲がることを防ぎつつ、これを確実に切断することができる。そのためスピュー3の切り残しが生じにくい。しかも、このタイヤのスピュー3では、基部31が、突起部30に対して、突起部30の傾斜方向と反対の方向により大きく形成されているため、スピュー3の傾斜方向の部分に刃4が当たった場合に、スピュー3が傾斜方向と反対に曲がらないように基部31で支えることができる。
(effect)
The tire spew 3 vulcanized by the
特に、ベントホール2におけるベント部20の傾斜方向の部分において、座グリ部21の側壁23が、ベント部20の側壁22と、ラジアル方向に対して同じ角度だけ傾斜している場合、スピュー3における突起部30の傾斜方向の部分において、基部31の側壁33が、突起部30の側壁32と、ラジアル方向に対して同じ角度だけ傾斜する。そのためスピュー3に当たった刃4が逃げにくい。
In particular, in the portion of the
また、ベントホール2におけるベント部20の傾斜方向と反対方向の部分において、座グリ部21の側壁25が、ベント部20の側壁24よりも、ラジアル方向に対して10度以上20度以下の角度だけ大きく傾斜している場合、スピュー3における突起部30の傾斜方向と反対方向の部分において、基部31の側壁35が、突起部30の側壁34よりも、ラジアル方向に対して10度以上20度以下の角度だけ大きく傾斜する。この角度が10度以上であることにより、スピュー3をその傾斜方向の反対側からしっかり支えることができる。またこの角度が20度を超えると、スピュー3が基部31の位置で切断された場合に、切断面が広くなりタイヤの外観が悪くなるおそれがあるが、この角度が20度以下であればそのおそれが無い。
Further, in the portion of the
また、ベントホール2のベント部20のラジアル方向に対する傾斜角が15度以上である場合、スピュー3における突起部30のラジアル方向に対する傾斜角が15度以上となり、スピュー3がその傾斜方向と反対方向に曲がることをしっかり防ぐことができる。また、ベントホール2のベント部20のラジアル方向に対する傾斜角が45度を超える場合、金型のベント部20の加工がしにくく、また、加硫後タイヤを金型から抜く際にスピュー3が切れやすい。しかし、この傾斜角が45度以下であれば、これらの問題が生じにくい。
Further, when the inclination angle of the
また、上記の構造のタイヤ加硫金型1で加硫されたタイヤに対しトリミングをする際、スピュー3の傾斜方向から刃4を当てることにより、スピュー3がその傾斜方向と反対方向に曲がることを防ぎつつ、これを確実に切断することができる。そのためスピュー3の切り残しが生じにくい。
Further, when trimming a tire vulcanized by the
特に、基部31はスピュー3がその傾斜方向と反対方向に曲がらないように支持することができるため、スピュー3のうち基部31に刃4を当てれば、スピュー3がその傾斜方向と反対方向に曲がることを防ぎつつ、これを確実に切断することができる。
In particular, since the base 31 can support the spew 3 so as not to bend in the direction opposite to the inclination direction, if the
(変更例)
ベント部は金型外面側又は金型内面側に向かって先細りとなっていても良い。その場合もベント部はラジアル方向に対して傾斜しているものとする。
(Example of change)
The vent portion may be tapered toward the outer surface of the mold or the inner surface of the mold. In this case, the vent portion is inclined with respect to the radial direction.
ベントホールは、タイヤ加硫金型の内面のトレッドの陸部に対応する部分以外の部分に設けられていても良い。 The vent hole may be provided in a portion other than the portion corresponding to the land portion of the tread on the inner surface of the tire vulcanization mold.
1…タイヤ加硫金型、10…トレッド対応部、2…ベントホール、20…ベント部、21…座グリ部、22…ベント部20の側壁、23…座グリ部21の側壁、24…ベント部20の側壁、25…座グリ部21の側壁、3…スピュー、30…突起部、31…基部、32…突起部30の側壁、33…基部31の側壁、34…突起部30の側壁、35…基部31の側壁、36…トレッド、4…刃、5…孔、50…円錐部、C…ベント部20の中心線、C5…孔5の中心線、C50…円錐部50の中心線、P…ベントホール2の金型内面側の開口の中心、Q…ベント部20の中心線Cを延長した線とベントホール2の金型内面側の開口面との交点
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記ベントホールは、ラジアル方向に対して傾斜するベント部と、前記ベント部よりも金型内面側で前記ベント部より広がるように形成された座グリ部とを有し、
前記座グリ部は、前記ベント部に対して、前記ベント部の傾斜方向と反対の方向により大きく形成されたことを特徴とするタイヤ加硫金型。 A tire vulcanization mold having a vent hole through which air can pass from the inner surface side to the outer surface side of the mold,
The vent hole has a vent portion that is inclined with respect to a radial direction, and a counterbore portion that is formed so as to spread from the vent portion on the mold inner surface side of the vent portion,
The tire vulcanization mold, wherein the spot facing portion is formed larger than the vent portion in a direction opposite to an inclination direction of the vent portion.
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