JP2016030216A - 玩具用カード - Google Patents

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Tomoyuki Amada
智之 天田
勝久 吉田
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Abstract

【課題】意匠性が良く、高級感がある樹脂層を基礎部材とする積層体で形成された玩具用カードとその製造方法。【解決手段】玩具用カードであって、一方の面20fが面状に発光する平板形状の面発光装置20と、前記面発光装置20の他方の面20bに取り付けられ、非接触状態で電力を受けて前記面発光装置に前記電力を供給するための受電コイル31を構成するアンテナシート30と、前記面発光装置20の前記一方の面に取り付けられ、絵画、写真、図形、記号、文字及びキャラクターから選択される1種以上を含む模様が印刷され、全部又は一部が光を透過するように透明又は半透明である透過部41を有する表面シート40とから構成されていることを特徴とする玩具用カード。【選択図】図4

Description

本発明は、玩具用カードに関する。さらに詳しくは、積層された合成樹脂からなるカード本体に面発光装置が備え付けられている玩具用カードに関する。
玩具用カードは、トレーディングカードやコレクタブルカードと呼ばれて、老若男女を問わず収集、鑑賞の対象となっている。玩具用カードには、絵画、写真、図形、記号、文字及びキャラクターその他の模様が記載又は現わされている。例えば、玩具用カードには、プロスポーツ選手、タレント、アイドル、女優又は男優等の写真が現わされているものがある。また、玩具用カードには、アニメや漫画のキャラクターが記載されているものがある。
さらに、玩具用カードには、トレーディングカードゲームやコレクタブルカードゲーム等のゲームに使用されるものもある。つまり、これらのゲームに登場するキャラクターとそのパラメータ等が記載されたものがある。このような、玩具用カードは、内容が判別されないようにビニールパックやアルミパック等の袋に、一又は複数枚詰められて販売されている。袋に入れられる玩具用カードには、レギュラーカード、インサートカード、レアカード、メモラビリア(memorabilia)カード等の種類のカードが詰められている。
インサートカード、レアカード又はメモラビリアカードは、一般的なレギュラーカードに対する特別な存在のカードとして、意図的、計画的に出現率を減らしたカードである。これらの特別な存在のカードには、希少性の高さを表現するため、レギュラーカードとは別の加工が施されている。例えば、インサートカードやレアカードには、表面又は底面がキラキラするようにホログラムが印刷されたり、金銀の箔押し加工が施されたものがある。
このような特別な存在の玩具用カードは、特に収集価値が高いものとされており、購買意欲の促進に繋がっている。しかし、ホログラムが印刷された玩具用カードや金銀の箔押しがされた玩具用カードは、他の光源等から発光された光を反射するものであり、玩具用カードそのものが発光するわけではない。近年、さらなる価値感を玩具用カードに持たせるために、玩具用カード自体が発光するものが提案されている。
このように、玩具用カードにはさまざまな提案がなされているが、特許文献を基に従来の技術を説明する。例えば、それぞれ回路の一部を有し、トレーディングカードがゲームカードに挿入されると、回路が完成し、ゲームカード上の4つの発光ダイオードのうちの一つが点灯するゲームカード、カードシステム、ゲーム及び製造方法(特許文献1参照)が知られている。また、反りのない表示機能付き情報媒体及び表示機能付き情報媒体の製造方法が知られている(特許文献2参照)。
特許第4999703号公報 特開2005−11190号公報
しかし、特許文献1に記載されたゲームカードは、このゲームカードは、点光源であるLEDが光源であるため、発光が単調で面白みに欠けるという問題点があった。また、積層電池を電源自体に備えなければならず、カードの構造が複雑になってしまう上にカード自体が重くなってしまうという問題があった。
特許文献2に記載されたトレーディングカードは、薄く破損しやすいセンターシートに複数の開口を設けなければならず、これらに表示モジュールとICモジュールを嵌め込まなければならない。つまり、製造工程において、センターシートが破損しやすいうえに製造工程が複雑になってしまうという問題があった。
本発明は、以上のような従来の問題点を解決するために創作されたもので、次の目的を達成する。本発明の目的は、面光源による意匠性に優れた様々な視覚的表現が可能な玩具用カードを提供することにある。本発明の他の目的は、構造が簡単で製造工程が少なく、簡便かつ短時間で製造できる玩具用カードを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために次の手段をとる。
本発明1の玩具用カードは、一方及び/又は他方の面が面状に発光する平板形状の面発光装置と、前記面発光装置の前記一方の面に貼り合わせられ、絵画、写真、図形、記号、文字及びキャラクターから選択される1種以上を含む模様が記載又は現わされ、全部又は一部が光を透過するように透明又は半透明である透過部を有する表面シートと、前記面発光装置に取り付けられ、外部に設けられた送電コイルから送電される電力を接触又は非接触で受電し、前記面発光装置に前記電力を供給する受電コイルを有するアンテナシートとから構成されていることを特徴とする玩具用カード。
本発明2の玩具用カードは、一方及び/又は他方の面が面状に発光する平板形状の面発光装置と、前記面発光装置の前記他方の面に貼り合わせられ、絵画、写真、図形、記号、文字及びキャラクターから選択される1種以上を含む模様が記載又は現わされている印刷シートと、前記印刷シートに取り付けられ、外部に設けられた送電コイルから送電される電力を接触又は非接触で受電し、前記面発光装置に前記電力を供給する受電コイルを有するアンテナシートとから構成されていることを特徴とする玩具用カード。
本発明3の玩具用カードは、一方及び/又は他方の面が面状に発光する平板形状の面発光装置と、前記面発光装置に記載又は現わされ、絵画、写真、図形、記号、文字及びキャラクターから選択される1種以上を含む模様からなる模様部と、前記面発光装置に取り付けられ、外部に設けられた送電コイルから送電される電力を接触又は非接触で受電し、前記面発光装置に前記電力を供給する受電コイルを有するアンテナシートとから構成されていることを特徴とする。
本発明4の玩具用カードは、本発明1〜3のいずれかにおいて、前記受電コイルは、前記アンテナシートに金属をエッチング、メッキ、電鋳、印刷又は蒸着から選択される少なくとも1つの方法で形成されていることを特徴とする。
本発明5の玩具用カードは、本発明4において、前記受電コイルは、電磁誘導方式、電波受信方式又は共鳴方式から選択される少なくとも1つの方式で前記送電コイルから前記電力を受電することを特徴とする。
本発明6の玩具用カードは、本発明5において、前記面発光装置は、前記受電コイルと電気的に接続された一又は複数の光源と、前記光源から発光された光を反射する複数のドットからなるドットパターンが一方又は他方の面に取り付けられ、一方及び/又は他方の面が面状に発光する導光シートとから構成されていることを特徴とする。
本発明7の玩具用カードは、本発明6において、前記光源は、可視光を発光する可視光光源及び/又は不可視光を発光する不可視光光源であることを特徴とする。
本発明8の玩具用カードは、本発明7において、前記模様は、全部又は一部が前記不可視光を照射すると発光する不可視光インキで印刷されていることを特徴とする。
本発明9の玩具用カードは、本発明6〜8のいずれかにおいて、前記ドットは、射出成形で前記導光シートと一体に形成された微細なレンズ形状で取り付けられていることを特徴とする。
本発明10の玩具用カードは、本発明6〜8のいずれかにおいて、前記ドットは、前記導光シートに蛍光インキ、発光インキ及び蓄光インキから選択されるいずれか1のインキが印刷されて取り付けられていることを特徴とする。
本発明11の玩具用カードは、本発明6〜10のいずれかにおいて、前記光源を覆うように前記面発光装置に取り付けられ、前記光源から発光された光を遮る遮光部材が設けられていることを特徴とする。
本発明12の玩具用カードは、本発明6〜11のいずれかにおいて、前記面発光装置は、前記導光シートの一方の面又は他方の面に設置され、前記導光シートの一方の面又は他方の面から漏れる光を前記導光シート側に反射する反射シートとが設けられていることを特徴とする。
本発明13の玩具用カードは、本発明6〜12のいずれかにおいて、前記面発光装置は、前記導光シートと前記集光シートとの間に設置され、前記導光シートから照射される光を拡散させて、光の均一性を向上させる拡散シートが設けられていることを特徴とする。
本発明14の玩具用カードは、本発明13において、前記面発光装置は、前記導光シートと前記集光シートとの間に設置され、前記導光シートから照射される光を拡散させて、光の均一性を向上させる拡散シートが設けられていることを特徴とする。
本発明15の玩具用カードは、本発明1から14のいずれかにおいて、合成樹脂製で平板形状に形成され、前記面発光装置を収納する収納空間が区画された本体シートを有し、前記収納空間の内形寸法は、前記面発光装置の外形寸法と同一又は略同一に形成されていることを特徴とする。
本発明16の玩具用カードは、本発明15において、前記本体シートは、溶融した合成樹脂をシート状に押し出して成形する押出成形により製造され、前記押出成形後の完全に硬化していない未硬化状態の前記本体シートに、前記表面シート及び前記アンテナシートを加圧して貼り合わせられていることを特徴とする。
本発明の玩具用カードは、軽く丈夫であるうえに、面光源による意匠性に優れた様々な視覚的表現が可能になった。また、本発明の玩具用カードは、構造が簡単で製造工程が少なく、簡便かつ短時間で製造が可能になった。
図1は、本発明の実施の形態1を適用した玩具用カード1の外観図である。 図2(a)は、玩具用カード1の表面を現わした図であり、図2(b)は、玩具用カード1の底面を現わした図である。 図3は、図2(a)をα−α線で切断して拡大した状態を示す拡大断面図である。 図4は、図2(a)をβ−β線で切断して拡大した状態を示す拡大断面図である。 図5は、図4に示す玩具用カード1を分解した断面の状態を示す分解図である。
図6は、図1に示す玩具用カード1が分解された外観の状態を示す分解図である。 図7は、図6に示す面発光装置20が分解された外観の状態を示す分解図である。 図8は、玩具用カード1の内部を移動する光の軌跡を描いた説明図である 図9は、本発明の実施の形態2の玩具用カード101の内部を移動する光の軌跡を描いた説明図である 図10は、本発明の実施の形態3の玩具用カード201の断面図であり、実施の形態1の図4に相当する断面図である。
図11は、玩具用カード201が分解された外観の状態を示す外観図である。 図12は、本発明の実施の形態4の玩具用カード301の断面図であり、実施の形態1の図4に相当する断面図である。 図13は、玩具用カード301が分解された外観の状態を示す分解図である。 図14は、図13に示す面発光装置320が分解された外観の状態を示す分解図であり、実施の形態1の図7に相当する図である。 図15は、本発明の実施の形態5の玩具用カード401の断面図であり、実施の形態1の図4に相当する断面図である。
図16は、実施の形態6の玩具用カード501の表面を現わした図である。 図17は、玩具用カード501が分解された外観の状態を示す分解図である。 図18は、図16をγ−γ線で切断して拡大した状態を示す拡大断面図である。 図19は、図18のR1部分を拡大した一部拡大断面図である。 図20は、図18のR2部分を拡大した一部拡大断面図である。
図21(a)は、玩具用カード601の表面を現わした図であり、図21(b)は、玩具用カード601を使用した状態を現わした図である。 図22は、図21(a)をδ−δ線で切断して拡大した状態を示す拡大断面図である。 図23は、面発光装置620の底面の一部を拡大した状態を示す拡大図である。 図24は、図23をε−ε線で切断した状態を示す断面図である。
〔本発明の実施の形態1〕
以下、本発明の玩具用カード1について、図面に基づいて、本発明の実施の形態1として詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態1を適用した玩具用カード1の外観図である。図2(a)は、玩具用カード1の表面を現わした図であり、図2(b)は、玩具用カード1の底面を現わした図である。図3は、図2(a)をα−α線で切断して拡大した状態を示す拡大断面図である。図4は、図2(a)をβ−β線で切断して拡大した状態を示す拡大断面図である。
図5は、図4に示す玩具用カード1を分解した状態を示す分解図である。図6は、図1に示す玩具用カード1が分解された状態を示す分解図である。図7は、図6に示す面発光装置20が分解された状態を示す分解図である。なお、図3、4及び5は、断面の状態をわかりやすく厚みをもたせた模式的な図で記載している。
図1に示すように、矢印F方向を前方向とし、その逆方向である矢印B方向を後方向として説明を行う。水平面内で前後方向と直交する一の方向である矢印L方向を左方向とし、直交する他の方向である矢印R方向を右方向として説明を行う。前後方向及び左右方向と直交する上側の方向である矢印U方向を上方向とし、下側の方向である矢印D方向を下方向として説明を行う。各シートの上方向側の面を表面として、その逆方向である下方向側の面を底面として説明する。
図1に示すように、玩具用カード1は、本例では幅寸法が約53.0mm、縦寸法が95.0mm、肉厚が約3.0mmであり、所定の厚みをもつ略四角形の平板形状に形成されたものである。玩具用カード1は、いわゆるトレーディングカードゲーム用のカードである。図2(a)に示すように、玩具用カード1は、表面にキャラクター等が記載され、その名称、ランク、ステータス、説明等の情報が記載されている。玩具用カード1には、他に、属性、レベル、種族等の情報について記載されたものでもよい。
図2(b)に示すように、玩具用カード1は、底面に紋章が模様として現わされている。本例において、玩具用カード1の底面には他の玩具用カード1と共通の紋章が現わされているが、複数枚用意された玩具用カード1の底面は、必ずしも同一の紋章が現わされていなくても良い。図3及び4に示すように、玩具用カード1は積層体であり、面発光装置20、アンテナシート30、表面シート40及び裏面シート50、遮光両面テープ60とから構成されている。
〔面発光装置20〕
面発光装置20は、光源であるLED21から発光された光を表面シート40に効率よく照射するための装置である。図7に示すように、面発光装置20は、いわゆるエッジライト方式の発光装置であり、LED21、基板22、導光シート23、反射シート24、集光シート25とから構成されている。本例において、面発光装置20は、幅寸法が約53mm、縦寸法が95mmの大きさのものを使用した。面発光装置20は、図4乃至7に示すように、上から集光シート25、導光シート23及び反射シート24の順番に積層されている。本例の面発光装置20は、表面20f側は発光するが、底面20b側は発光しない片面発光型である。
LED21は、面発光装置20の光源であり、可視光を発光する発光ダイオード(light emitting diode)である。図7に示すように、LED21は、細長い板状に形成された基板22に所定の間隔で4つ取り付けられている。基板22は、図4に示すように、導光シート23の一の側面に沿うように設置されている。LED21は、導光シート23の一の側面と向かいあうように基板22に設置されている。基板22は、電源線等でアンテナシート30に取り付けられた受電コイル31に接続されている(図示せず)。
導光シート23は、その側面に設置されたLED21から発光された光を表面シート40側へ照射するためのシートである。導光シート23は、幅寸法が約53.0mm、縦寸法が92.0mmの大きさの略矩形形状の透明なアクリル樹脂の平板から形成されている。導光シート23の底面には、導光シート23を平面光源化するためのドットパターンが形成されている。ドットパターンは、LED21から照射された光を集光シート25側に反射して、導光シート23を平面光源化する。本例において、ドットパターンは、射出成形で製造される導光シート23に一体のドットの集りで形成されている(図示せず)。
ドットは、導光シート23の底面から下方向側に突出するように形成された微細な半円球形状のレンズ型に形成されている。例えば、ドットパターンは、LED21に近い部分では、ドットが疎らになるように設置されている。また、ドットパターンは、LED21より離れた部分では、ドットが密になるように、設置されている。このようにドットパターンが設置されていることにより、導光シート23には光が効率良く均一に行き渡り、導光シート23が平面光源化する。なお、導光シート23に設置されるドットの径は、例えば、LED21に近い部分では小さくし、離れている部分では大きくしても良い。
なお、導光シート23に形成するドットパターンは、他の方式で形成されていても良い。例えば、導光シート23の底面にスタンパーやインジェクションで凹凸をつける成形方式でも良い。また、導光シート23と反射シート24をドット状の粘着剤で貼り付けた粘着ドット方式等の方式で形成されていても良い。さらに、ドットパターンは、白色インクで反射ドットを導光シート23の底面に印刷したシルク印刷方式で形成されても良い。
反射シート24は、導光シート23の底面から外部に漏れる光を反射して、再び導光シート23に戻すためのシートである。反射シート24は、幅寸法が約53.0mm、縦寸法が95.0mmの大きさの略矩形形状のアルミニウム板又は箔から形成されている。反射シート24は、その幅寸法と縦寸法が導光シート23と同一であり、導光シート23の底面全体を覆うように設置されている。反射シート24は、アルミニウムではなく、光の反射の効率等に応じてポリエステルフィルム等の他の部材であっても良い。
集光シート25は、導光シート23から照射される光を一の方向に集めて、表面シート40に光を効率よく照射するための透明なシートである。集光シート25は、導光シート23の表面全体を覆うように設置されている。集光シート25は、微細な三角柱が並列するように形成されているアクリル樹脂製のプリズムシート等から構成されている(図示せず)。このような集光シート25は、2枚のプリズムシートの三角柱が交差するように重ねたものでも良い。なお、集光シート25は、微細な三角柱が並列されたものに限らず、微細な楕円柱が並列されているもの等でも良い。
〔アンテナシート30〕
アンテナシート30は、いわゆる非接触給電により電力を受けるためのシートであり、ポリプレピレン等の合成樹脂製のシートで形成されている。アンテナシート30は、図4に示すように、面発光装置20の底面20b側に接着剤や粘着剤で貼り合わせられている。アンテナシート30は、幅寸法が約53.0mm、縦寸法が95.0mm、肉厚が約0.4mmの平板形状に形成されている。アンテナシート30には、図6に示すように、所定の巻数だけ螺旋状又は渦巻き状に巻かれるように形成されている受電コイル31が取り付けられている。
受電コイル31は、非接触給電により電力を受電するように構成されたコイルである。受電コイル31は、外部に設けられた電源から電力を受けて送電を行う送電コイル(図示せず)に接触又は非接触で受電する。図6に示すように、本例では、受電コイル31は、アンテナシート30の表面に金属(例えば、銀)を蒸着させ、それを切り取って、渦巻き状に形成している。
なお、受電コイル31は、アンテナシート30に初めから渦巻き状に蒸着させても良い。また、受電コイル31は、巻線工法、印刷工法又はエッチング工法等の他の工法によりアンテナシート30に形成しても良い。さらに、受電コイル31は、超音波でアンテナシート30に直接埋め込んでも良い。
〔表面シート40〕
表面シート40は、玩具用カード1の表面側を装飾するためのシートであり、ポリプロピレン等の合成樹脂性のフィルムで形成されている。表面シート40は、図4に示すように、面発光装置20に遮光両面テープ60で貼り合わされている。表面シート40は、幅寸法が約53.0mm、縦寸法が95.0mm、肉厚が約0.3mmの平板形状に形成されている。表面シート40は、その幅寸法と縦寸法が面発光装置20と同一であり、面発光装置20の表面全体を覆うように、貼り合わせられている。
表面シート40は、図1、2及び6に示すように、模様が記載されており、その模様に応じて、透過部41と非透過部42とが形成されている。透過部41は、発光した面発光装置20からの光を透過する透明又は半透明の部位である。非透過部42は、発光した面発光装置20からの光が透過しない部位である。本例においては、図1、2及び6に示すように、表面シート40には、魔法使いが雷の魔法を使う模様が記載されており、雷の模様の部分が透過部41とされている。
〔裏面シート50〕
裏面シート50は、玩具用カード201を装飾するためのシートであり、ポリプロピレン等の合成樹脂性のフィルムで形成されている。裏面シート50は、図4に示すように、アンテナシート30に接着剤や粘着剤で貼り合わされている。裏面シート50は、幅寸法が約53.0mm、縦寸法が95.0mm、肉厚が約0.3mmの平板形状に形成されている。
裏面シート50は、その幅寸法と縦寸法がアンテナシート30と同一であり、アンテナシート30の底面全体を覆うように、貼り合わせられている。裏面シート50は、光を透過しないフィルムであり、図2(b)に示すように、底面には紋章等の模様が記載されており、図6に示すように、表面は無地である。裏面シート50とアンテナシート30とは、接着剤や粘着剤で貼り合わせられている。
〔遮光両面テープ60〕
遮光両面テープ60は、LED21から発光された光を遮るとともに、面発光装置20と表面シート40を貼り合わせるための粘着テープである。また、遮光両面テープ60は、LED21からの照射角が狭いために生じる暗部(輝度ムラ)を隠すために取り付けられる。遮光両面テープ60は、図4及び5に示すように、LED21の上方向側を覆うように形成されている。
遮光両面テープ60は、図6に示すように、面発光装置20と表面シート40の輪郭を縁取るように形成されている。遮光両面テープ60は、LED21が発光した光を遮って、光源であるLED21の位置を視認しづらくするために設置されている。遮光両面テープ60は、光を吸収又は反射する PETフィルム等とアクリル系粘着剤から構成されている。
〔玩具用カード1の使用方法〕
次に、玩具用カード1の使用方法について図8に基づいて説明する。図8は、玩具用カード1の内部を移動する光の軌跡を描いた説明図である。なお、図8は、断面の状態をわかりやすく厚みをもたせた模式的な図で記載している。玩具用カード1は、例えばゲームテーブルに取り付けられた送電コイルに発生している交流磁界を利用して、接触又は非接触で電磁誘導現象によって発光する。
つまり、詳しく説明すると、ゲームテーブルは、電源をONにすることで送電コイルに電力が供給され、交流磁界が発生する。玩具用カード1を、ゲームテーブルに発生した交流磁界に近づけると、受電コイル31に交流電圧が発生する。この交流電圧は、基板22に設けられた整流素子で直流に変換された後にLED21に供給され、図8に示すように、LED21が発光する。
図8に示すように、導光シート23の一の側面から入射した光は、導光シート23の内部で表面側と底面側に向かう。導光シート23の底面側に照射された光は、ドットパターンで反射されて、導光シート23の表面側に向かう。また、ドットパターンをすり抜けて導光シート23より漏れた光は、反射シート24で反射されて、導光シート23の表面側に向かう。このように、LED21の光は、導光シート23の内部で反射を繰り返し、導光シート23の表面が全面にわたって発光する。
導光シート23の表面から発光される光は、様々な方向を向いた状態で集光シート25に照射される。集光シート25に入射した光は、図8に示すように、集光シート25に対して略垂直方向に向かうように集光されて、表面シート40を照射する。このとき、遮光両面テープ60は、LED21から発光された光を遮るため、光源であるLED21の位置を隠す。また、遮光両面テープ60は、前述したように、LED21の間に生じる光が照射されていない暗部を隠す。
表面シート40に照射された光は、非透過部42で遮断され、透過部41を通過する(図1参照)。このため、玩具用カード1は、図1に示すように、雷の模様部分である透過部41の部分が発光する。このように構成された玩具用カード1は、電池が取り付けられることなく、面発光装置20が発光することによって視覚的な演出効果が生じる。玩具用カード1は、電池が取り付けられていないため薄くて軽いうえに安全である。
〔本発明の実施の形態2〕
次に、本発明の実施の形態2を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態2の玩具用カード101は、前述した実施の形態1の玩具用カード1とほぼ同様の構成であるため、追加された拡散シート26についてのみ説明をする。なお、本例の面発光装置120は、表面120f側は発光するが、底面120b側は発光しない片面発光型である。図9は、本発明の実施の形態2の玩具用カード101の内部を移動する光の軌跡を描いた説明図であり、実施の形態1の図8に相当する断面図である。
拡散シート26は、導光シート23から照射される光の均一性を向上させるためのシートである。拡散シート26は、導光シート23と集光シート25との間に取り付けられている。拡散シート26は、集光シート25と同一の寸法で形成されており、幅寸法が約53.0mm、縦寸法が95.0mmの大きさの略矩形形状に形成されている。拡散シート26は、拡散コーティングされた半透明のポリエステルフィルム等から形成されている。
面発光装置120は、拡散シート26が取り付けられているため、面発光装置20と比較して、端部まで均一に明るさが保たれる。つまり、導光シート23から拡散シート26に光が照射されると、照射された光は四方八方へ拡散された後に、集光シート25で集光される。このため、玩具用カード101は、玩具用カード1と比較して、均一な光が照射される。
なお、拡散シート26は、照射された光を拡散すれば良く、拡散コーティングされたものに限らない。例えば、拡散シート26は、表面又は底面に細かい凹凸が形成されて、照射された光を四方八方へ拡散するものでも良い。また、拡散シート26は、乳白ガラスや白色塗装面のように、透明体に屈折率の異なる微粒子を混入して、照射された光を拡散するものでも良い。
〔本発明の実施の形態3〕
次に、本発明の実施の形態3を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態3の玩具用カード201は、前述した実施の形態1の玩具用カード1とほぼ同様の構成であるため、異なる構成である本体シート210と面発光装置220についてのみ説明をする。なお、本例の面発光装置220は、表面220f側は発光するが、底面220b側は発光しない片面発光型である。図10は、本発明の実施の形態3の玩具用カード201の断面図であり、実施の形態1の図4に相当する断面図である。図11は、玩具用カード201が分解された状態を示す外観図である。
〔本体シート210〕
本体シート210は、図10に示すように、厚みを与える基礎部材として玩具用カード201の一部を構成する部位であり、合成樹脂で形成されている。本体シート210は、弾性変形可能な熱可塑性合成樹脂と熱可塑性エラストマーとを配合した組成物である。本例では、本体シート210は、ポリプロピレンと熱可塑性のオレフィン系エラストマーとを混合した合成樹脂の組成物である。本体シート210は、溶融した合成樹脂をシート状に押出成形によって押し出された樹脂シートが切り取られて形成されている。
本体シート210は、幅寸法が約53mm、縦寸法が95mm、肉厚が約2.0mmの平板形状に形成されており、図11に示すように、穴210hが形成されている。本体シート210は、穴210hが形成されることで、面発光装置220を嵌め込むことができる内形寸法の収納空間210sが区画されている。本例では、穴210hは、幅寸法が約40.0mm、縦寸法が50.0mmの大きさで、本体シート210の表面側をくり抜くように有底の四角形形状に形成されている。穴210hは、ダイスとポンチを用いて、本体シート210の表面を押圧して形成されたものである。
〔面発光装置220〕
面発光装置220は、光源であるLED221から発光された光を表面シート40に効率よく照射するための装置である。面発光装置220は、図10及び11に示すように、本体シート210に区画されている収納空間210sに嵌め込まれている。本例において、面発光装置220は、幅寸法が約40mm、縦寸法が50mmの大きさのものが使用される。図10及び11に示すように、面発光装置220は、LED221、基板222、導光シート223、反射シート224、集光シート225及びランプカバー227とから構成されている。
なお、LED221、基板222、導光シート223、反射シート224及び集光シート225は、実施の形態1のLED21、基板22、導光シート23、反射シート24及び集光シート25とほぼ同様の構成のため、これらの詳細な説明は省略する。ランプカバー227は、LED221から発光された光を遮って、光源であるLED221の位置を視認しづらくするために設置されている。また、ランプカバー227は、アルミニウムで形成されており、LED221から発光された光を効率良く導光シート223へ入射させる。
ランプカバー227は、図10及び11に示すように、細長い板状の底部227bと、底部227bの2つの長辺に形成された平行な2枚の細長い板状の縁部227fとから形成されている。ランプカバー227は、図11に示すように、溝形鋼のような形状に形成されている。ランプカバー227は、その底部227bの長手方向一端から他端にかけて基板222が取り付けられている。LED221は、図11に示すように、基板222に所定の間隔で4個取り付けられ、図10に示すように、2枚の縁部227fに上下を覆われるように設置されている。
図10に示すように、ランプカバー227は、重ね合わせられている導光シート223、反射シート224及び集光シート225を挟み込んで保持している。面発光装置220は、押出成形後の未硬化状態の本体シート210にはめ込まれている。本体シート210とアンテナシート30とは、押出成形後の未硬化状態の本体シート210に、アンテナシート30を加圧して貼り合わせられている。本体シート210と表面シート40とは、押出成形後の未硬化状態の本体シート210に、表面シート40を加圧して貼り合わせられている。
未硬化状態の本体シート210は、例えば、約150℃〜160℃の温度の範囲内である。加圧された、アンテナシート30、表面シート40及び本体シート210は、密着状態になる。この密着状態で、本体シート210の温度が下がり完全に硬化すると、アンテナシート30、本体シート210及び表面シート40とが一体化する。このため、玩具用カード201は、接着剤等を必要とすることなく、本体シート210にアンテナシート30及び表面シート40を一体に貼り合わせて製造される。
本例においては、穴210hは、有底に形成されているが、貫通するように四角形形状の孔を形成しても良い。つまり、ダイスとポンチを用いて、本体シート210にせん断力を加えて貫通させた孔に面発光装置220をはめ込んでも良い。図10及び11に示すように、玩具用カード201には、玩具用カード1と同様に、裏面シート50が接着等で貼り合わせられている。しかし、玩具用カード201の底面を装飾する必要がない場合には、裏面シート50は貼り合わせなくても良いことはいうまでもない。
〔本発明の実施の形態4〕
次に、本発明の実施の形態4を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態4の玩具用カード301は、前述した実施の形態1の玩具用カード1とほぼ同様の構成であるため、面発光装置320についてのみ説明をする。なお、本例の面発光装置320は、表面320f側は発光するが、底面320b側は発光しない片面発光型である。図12は、本発明の実施の形態4の玩具用カード301の断面図であり、実施の形態1の図4に相当する断面図である。図13は、玩具用カード301が分解された状態を示す分解図である。図14は、図13に示す面発光装置320を分解された状態を示す分解図であり、実施の形態1の図7に相当する図である。
〔面発光装置320〕
面発光装置320は、光源であるLED321から発光された光を表面シート40に効率よく照射するための装置である。図12乃至14に示すように、面発光装置320は、LED321、導光シート323、反射シート324、集光シート325及びアンテナシート326とから構成されている。図12及び14に示すように、アンテナシート326の表面には、LED321が取り付けられた基板322が一体に形成されている。
基板322は、細長い板状に形成されており、図14に示すように、アンテナシート326の一の端部に沿うように設置されている。基板322は、アンテナシート326に取り付けられている受電コイル331に直接電気的に接続されている。つまり、玩具用カード301は、面発光装置320にアンテナシート326が組み込まれ、アンテナシート326と基板322とが一体化されている。
このため、玩具用カード301は、受電コイル331と基板322の間に電気的に接続するための電源線を取り付ける必要がない。実施の形態4の玩具用カード301は、実施の形態1〜3の玩具用カード1、101、201と比較して、部品点数を減らすことができる。なお、面発光装置320は、図14に示すように、上から集光シート325、導光シート323、反射シート324及びアンテナシート326の順番に積層されている。これに加えて、導光シート323と集光シート325との間に拡散シート26を取り付けても良いことはいうまでもない。
〔本発明の実施の形態5〕
次に、本発明の実施の形態5を図面に基づいて詳細に説明する。実施の形態5の玩具用カード401は、前述した実施の形態3と4の玩具用カード201、301を組み合わせた構成である。図15は、本発明の実施の形態5の玩具用カード401の断面図であり、実施の形態1の図4に相当する断面図である。
図15に示すように、面発光装置420は、実施の形態3の面発光装置220と実施の形態4の面発光装置320とを組み合わせた構成である。つまり、面発光装置420は、LED421、導光シート423、反射シート424、集光シート425、アンテナシート426及びランプカバー427とから構成されている。このように構成された玩具用カード401は、実施の形態4の玩具用カード301と同様であり、受電コイル431と基板422の間に電気的に接続するための電源線を取り付ける必要がない。
本体シート410は、実施の形態3の本体シート210とほぼ同様であり、穴410hが形成されている。本体シート410は、穴410hが形成されていることで、収納空間410sが区画されている。面発光装置420は、図15に示すように、本体シート410に区画されている収納空間410sに嵌め込まれている。本体シート410は、未硬化状態で表面シート40と裏面シート50に加圧して貼り合わせられている。加圧された、本体シート410、表面シート40及び裏面シート50は、密着状態になる。
この密着状態で、本体シート410の温度が下がり完全に硬化すると、本体シート410、表面シート40及び裏面シート50とが一体化する。面発光装置420は、実施の形態4の面発光装置320とほぼ同様であり、アンテナシート426が組み込まれており、アンテナシート426と基板422とが一体化されている。なお、本例の面発光装置420は、表面420f側は発光するが、底面420b側は発光しない片面発光型である。
玩具用カード401は、接着剤や粘着剤を必要とすることなく、本体シート410に表面シート40及び裏面シート50を一体に貼り合わせて製造される。また、玩具用カード401は、実施の形態1〜3の玩具用カード1、101、201と比較して、部品点数を減らすことができる。
〔本発明の実施の形態6〕
次に、本発明の実施の形態6を図面に基づいて詳細に説明する。図16は、実施の形態6の玩具用カード501の表面を現わした図である。図17は、玩具用カード501が分解された外観の状態を示す分解図である。図18は、図16をγ−γ線で切断して拡大した状態を示す拡大断面図である。図19は、図18のR1部分を拡大した一部拡大断面図である。図20は、図18のR2部分を拡大した一部拡大断面図である。
実施の形態6の玩具用カード501は、面発光装置520が、光を照射する対象となる印刷シート540の表面側に取り付けられている。これに対し、実施の形態1の玩具用カード1は、面発光装置20が、光を照射する対象となる表面シート40の底面に取り付けられている。つまり、実施の形態6の玩具用カード501は、面発光装置520が、印刷シート540の表面側から光を照射する点で、表面シート40の底面側から光を照射する面発光装置20と異なる。
また、面発光装置520は、実施の形態1の面発光装置20と比較して、反射シート24や集光シート25を取り付けないで部品点数を減らして、簡素化されている点が異なる。このため、実施の形態1と同様の構成であるアンテナシート30や裏面シート50の詳細な説明は省略し、印刷シート540、面発光装置520及び遮光片面テープ560の説明をする。
〔印刷シート540〕
印刷シート540は、玩具用カード501の表面側を装飾するためのシートであり、コート紙等の紙で形成されている。印刷シート540は、図17に示すように、面発光装置520の底面側に接着剤や粘着剤で貼り合わせられている。印刷シート540は、その幅寸法と縦寸法が面発光装置520と同一であり、面発光装置20の底面全体を覆うように、貼り合わせられている。印刷シート540は、図16及び17に示すように、模様が記載されている。
印刷シート540は、実施の形態1の表面シート40と異なり透過部41が形成されていない。つまり、印刷シート540は、全体が光を透過しない部材で形成されている。本例においては、図16及び17に示すように、印刷シート540には、炎を纏うドラゴンの姿の模様が印刷されている。印刷シート540の炎の模様の部分は、例えばキラキラと光るホログラムで印刷されている。
〔面発光装置520〕
面発光装置520は、LED521、基板522及び透明導光シート523とから構成されている。LED521と基板522とは、LED21と基板22とほぼ同様の構成なので説明は、省略する。なお、本例の面発光装置520は、表面520f側のみならず底面520b側も発光する。つまり、面発光装置520は、片面発光型の実施の形態1の面発光装置20と異なり、両面発光型である。透明導光シート523は、その側面に設置されたLED521から発光された光を印刷シート540側へ照射するためのシートである。
透明導光シート523は、導光シート23と同様に略矩形形状の透明なアクリル樹脂の平板から形成されている。図19及び20に示すように、透明導光シート523の表面には、透明導光シート523を平面光源化するためのドットパターンが形成されている。ドットパターンは、LED521から照射された光を印刷シート540側に反射して、透明導光シート523を平面光源化する。
本例において、ドットパターンは、射出成形で製造される透明導光シート523に一体のドット523dの集まりで形成されている。図19及び20に示すように、ドット523dは、透明導光シート523の表面から上方向側に突出するように形成された微細な半円球形状のレンズ型に形成されている。ドットパターンは、図19に示すように、LED521に近い部分では、ドット523dが疎らになるように設置されている。また、ドットパターンは、図20に示すように、LED521より離れた部分では、ドット523dが密になるように、設置されている。
〔遮光片面テープ560〕
遮光片面テープ560は、LED21から発光された光を遮るための粘着テープである。遮光片面テープ560は、図16及び17に示すように、LED521の上方向側を覆うように形成されている。本例では、遮光片面テープ560の表面には、模様であるドラゴンについての説明が記載されている。遮光片面テープ560は、遮光両面テープ60と比較して粘着剤が両面ではなく片面(底面)にのみ塗布されている点のみが異なるので、詳細な説明は省略する。
〔玩具用カード501の使用方法〕
次に、玩具用カード501の使用方法について図8に基づいて説明する。玩具用カード501は、実施の形態1の玩具用カード1と同様に、送電コイルに発生している交流磁界を利用して、接触又は非接触で電磁誘導現象によって発光する。ただし、実施の形態1の玩具用カード1と異なり、面発光装置520が、印刷シート540の表面側から光を照射しているので、その点についてのみ説明をする。
LED521は、実施の形態1の玩具用カード1と同様に交流磁界が発生しているゲームテーブルに近づけることで発光する。透明導光シート523の一の側面から入射した光は、透明導光シート523の内部で表面側と底面側に向かう。なお、面発光装置520は、実施の形態1の面発光装置20と異なり反射シート24を使用していないため、表面520f及び底面520bが発光する。
透明導光シート523の表面側に照射された光は、ドットパターンで反射されて、印刷シート540の表面側に向かう。印刷シート540に照射された光は、印刷シート540で反射され、透明導光シート523の表面側に向かう。このように、LED521の光は、面発光装置520の内部で反射を繰り返すことで、面発光装置520の表面が前面にわたって面発光する。
このとき、遮光片面テープ560は、LED521から発光された光を遮るため、光源であるLED521の位置を隠す。また、遮光片面テープ560は、前述したように、LED21の間に生じる光が照射されていない暗部を隠す。面発光装置520より照射された光は、印刷シート540の表面全体に照射される。このため、玩具用カード501は、表面全体が発光し、特に炎の模様の部分のホログラムがキラキラと輝く。
〔本発明の実施の形態7〕
次に、本発明の実施の形態7を図面に基づいて詳細に説明する。図21(a)は、玩具用カード601の表面を現わした図であり、図21(b)は、玩具用カード601を使用した状態を現わした図である。図22は、図21(a)をδ−δ線で切断して拡大した状態を示す拡大断面図である。図23は、面発光装置620の底面の一部を拡大した状態を示す拡大図である。図24は、図23をε−ε線で切断した状態を示す断面図である。
実施の形態7の玩具用カード601は、玩具用カード1や玩具用カード501と比較して、模様が記載された表面シート40や印刷シート540がなく、面発光装置620に模様が記載されている点が異なる。また、玩具用カード601は、実施の形態1〜5の玩具用カード1から501と比較して、光源が紫外線LED621である点が異なる。さらに、玩具用カード601は、実施の形態6の透明導光シート523に一体に形成されているドットパターンと比較して、ドットパターンが透明導光シート623に一体に形成されていない点が異なる。
このため、玩具用カード1から501とは異なる構成である紫外線LED621と、面発光装置620、ドットパターンについてのみ説明をする。なお、アンテナシート630は、アンテナシート30等と同様なので詳細な説明は省略する。同様に、遮光片面テープ660は、紫外線LED621を隠すための粘着テープであり、遮光片面テープ560とほぼ同様なので詳細な説明は省略する。
〔面発光装置620〕
面発光装置620は、光源である紫外線LED621から発光された光を均一に面発光するための装置である。図22に示すように、面発光装置620は、いわゆるエッジライト方式の発光装置であり、紫外線LED621、基板622、透明導光シート623とから構成されている。面発光装置620は、その表面に絵画、写真、図形、記号、文字及びキャラクターその他の模様が記載又は現わされている。本例において、面発光装置620に記載又は現わされている模様は、数種類の模様部640である。
〔紫外線LED621〕
紫外線LED621は、面発光装置620の光源であり、人の目ではほとんど見えない不可視光である紫外線を発光する紫外線発光ダイオードである。紫外線LED621は、電力供給量、電力供給間隔又は電力供給時間等を変化させることにより、点灯、消灯、点滅又は調光をすることができる。
基板622は、図22に示すように、透明導光シート623の一の側面に沿うように設置されている。紫外線LED621は、透明導光シート623の一の側面と向かいあうように基板622に設置されている。基板622は、電源線等でアンテナシート630に取り付けられた受電コイル631に接続されている(図示せず)。
〔透明導光シート623〕
透明導光シート623は、その側面に設置された紫外線LED621から発光された光を表面623f側へ照射するためのシートである。透明導光シート623は、導光シート23と同様に略矩形形状の透明なアクリル樹脂の平板から形成されている。図23及び24に示すように、面発光装置620の底面623bには、面発光装置620を平面光源化するためのドットパターンが形成されている。
ドットパターンは、紫外線LED621から照射された光を面発光装置620の表面623f側に反射して、面発光装置620を平面光源化するパターンである。本例において、ドットパターンは、複数のドット623dと複数の接続部623cとから構成されている。ドット623d及び接続部623cは、シルク印刷により蛍光インキが印刷されて形成されている。ドット623dは、シルク印刷によって印刷されることにより、射出成形で一体に形成されるドット523dと比較して安価に形成することができる。
図23及び図24に示すように、ドット623dは、透明導光シート623の底面623bから下方向側に突出するように形成された微細な半円球形状のレンズ型に形成されている。接続部623cは、一のドット623dと他のドット623dとを繋ぐ部材である。ドット623dは、接続部623cで繋げられることで、光の反射効率が良くなる。本例においては、図23に示すように1つのドット623dを中心として、その上下左右に4つのドット623dが接続部623cに繋がれている。
本実施の形態において、ドットパターンは、ドット623dと接続部623cをシルク印刷により印刷することにより形成されている。しかし、蛍光インキに限らず、発光インキ及び蓄光インキを印刷して形成しても良いことは言うまでもない。蓄光インキで印刷した場合は、電力の供給がなくなっても光が残っているため動いているように見える。
〔模様部640〕
本例において模様部640は、図21に示すように、可視模様部641、透明模様部642と不可視模様部643とがある。
〔可視模様部641〕
可視模様部641は、面発光装置620の表面623fに印刷されている模様であり、光が透過しないカラーインキを用いて、スクリーン印刷で印刷されている。本例において、可視模様部641は、ドラゴンの姿がスクリーン印刷で印刷されているが、他の印刷方法でも良く、フレキソ印刷、インクジェット印刷、グラビア印刷及び、オフセット印刷等でも良い。
〔透明模様部642〕
透明模様部642は、面発光装置620に着脱自在に貼ることができるポリプロピレン製のシールであり、その模様に応じて透過部642tと着色部642pとから形成されている。透過部642tは、光を透過する透明の部位であり、着色部642pは、光が透過するとともに光の色を変える部位である。透明模様部642は、星形状が記載された部分が着色部642pであり、他の部分が透過部642tである。着色部642pは、光が透過するカラーインキを用いて、スクリーン印刷で印刷されている。
〔不可視模様部643〕
図21に示すように、透明導光シート623は、その表面623fに不可視インキで印刷された不可視模様部643が記載されている。不可視インキは、塗った時点、もしくは少し時間をおいた後に見えなくなる物質を使ったインキであり、紫外線を照射すると蛍光に発光するインキである。不可視模様部643は、透明導光シート623の表面623fに、ドラゴンの吐く炎をかたどった模様であり、不可視インキを用いてスクリーン印刷で印刷されている。
本例において、不可視模様部643は、スクリーン印刷で印刷されているが、他の印刷方法でも良く、フレキソ印刷、インクジェット印刷、グラビア印刷及び、オフセット印刷等でも良い。なお、不可視模様部643は、透明なシールに不可視インキで印刷をしたものを用いても良い。
〔点灯LED650〕
点灯LED650は、可視光を発光する発光ダイオードである。図21(a)に示すように、点灯LED650は、面発光装置620に2つの貫通孔を開け、それらにはめ込まれている。本例の点灯LED650は、赤、緑、青の3色の発光素子から構成されており、1つで複数の色を発光できる一灯多色タイプのものである。
点灯LED650は、電力供給量、電力供給間隔又は電力供給時間等を変化させることにより、点灯、消灯、点滅又は調光をすることができる。また、点灯LED650は、発光させる発光素子を変化させることにより、発光する光の色を変化させる調色をすることできる。点灯LED650は、電源線等でアンテナシート630に取り付けられた受電コイル631に接続されている(図示せず)。
〔玩具用カード601の使用方法〕
図21(a)に示すように、不可視模様部643は、紫外線LED621が発光していない状態では、目で見ることはほぼできない。玩具用カード601を、ゲームテーブルに発生した交流磁界に近づけると、受電コイル631に交流電圧が発生し、紫外線LED621及び点灯LED650が発光する。紫外線LED621から発光された紫外線は、透明導光シート623の内部で反射を繰り返し、透明導光シート623の表面623fが全面にわたって発光する。
面発光装置620の表面から発光される紫外線は、可視模様部641で遮断され、透過部642t、着色部642pを透過する。面発光装置620の表面から発光される紫外線は、不可視模様部643に照射され、図21(b)に示すように、不可視模様部643が蛍光に発光する。面発光装置620の表面から照射される紫外線は、人の目ではほとんど見えないため、不可視模様部643の部分のみが発光して見える。
特に暗い場所では、透明な面発光装置620も見え辛くなるため、不可視模様部643の部分のみが浮き出るように発光して見える。このように構成された玩具用カード601は、面発光装置620の不可視模様部643の部分のみが面発光して見えることによって、点光源とは異なる視覚的な演出効果が生じる。
本例において、紫外線LED621は、紫外線を発光する紫外線LED621で説明を行なったが、人の目でほとんど見えない不可視光を発光する他の照明でもよい。例えば、赤外線を発光するブラックライトでもよい。不可視模様部643は、紫外線が照射されると蛍光に発光する不可視インキを使用しているが、他の不可視光が照射されると発光するインキで印刷されても良い。例えば、赤外線が照射される発光するインキで印刷されていても良い。また、面発光装置620は、紫外線を発光する紫外線LED621のみが設置されているが、可視光を発光するLED21と組み合わせても良い。
以上、本発明の種々の実施の形態を説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されることはない。本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲内での変更が可能なことはいうまでもない。本例において、非接触電力供給手段として、送電コイルに電流を流すと発生する磁束を媒介して受電コイル31に電力が発生する電磁誘導方式を用いている。しかし、この方式に限定されることはなく、非接触電力供給手段として、電波受信方式又は共鳴方式を用いても良いことはいうまでもない。
実施の形態1及び4で使用される遮光両面テープ60は、遮光の機能と粘着の機能を両方持ち合わせている。しかし、表面シート40と面発光装置20を貼り合わせる部材と、面発光装置20より発光される光を遮る部材を別々に設けても良いことはいうまでもない。表面シート40又は裏面シート50に記載又は現わされた模様や説明等は、他のいかなる印刷方法で印刷されたものでも良い。例えば、グラビア輪転印刷機、オフセット輪転印刷機等によって印刷されていると良い。
本例において、例えば面発光装置20は、導光シート23の側面に光源としてLED21を設置し、面光源化するいわゆるエッジライト方式を使用している。しかし、面光源化する方式は、エッジライト方式のに限らず、タンデム方式や有機ELを使用した平面光源方式を使用しても良い。また、玩具用カード1の厚さについて考慮する必要がないのであれば、面発光装置20を直下方式で面光源化しても良い。さらに、エッジライト方式にこだわらなければ、面発光装置20の側面ではなく、その中心等に貫通孔を開けそこにLED21を設置しても良い。
なお、玩具用カード1、101、201、301、401、501及び601には、制御部、メモリ部、クロック再生部、受信復調部、送信変調部等を設置しても良い。これにより、送電コイル側のメモリ部や制御部とデータの送受信を行ったり、このデータに基づいて演算を行い、その演算結果に基づいて面発光装置20等を点滅させても良い。例えば、本例においては、表面シート40には、魔法使いが雷の魔法を使う模様が記載されているため、雷の模様の部分が点滅することで、より迫力が増し、視覚的な演出効果が向上する。また、玩具用カード601の点灯LED650をキラキラと点滅させることで、より迫力が増し、視覚的な演出効果が向上する。
1 :玩具用カード
20 :面発光装置
21 :LED
22 :基板
23 :導光シート
24 :反射シート
25 :集光シート
26 :拡散シート
30 :アンテナシート
31 :受電コイル
40 :表面シート
41 :透過部
42 :非透過部
50 :裏面シート
60 :遮光両面テープ
101 :玩具用カード
120 :面発光装置
201 :玩具用カード
210 :本体シート
220 :面発光装置
221 :LED
222 :基板
223 :導光シート
224 :反射シート
225 :集光シート
227 :ランプカバー
301 :玩具用カード
320 :面発光装置
321 :LED
322 :基板
323 :導光シート
324 :反射シート
325 :集光シート
326 :アンテナシート
331 :受電コイル
401 :玩具用カード
410 :本体シート
420 :面発光装置
421 :LED
422 :基板
423 :導光シート
424 :反射シート
425 :集光シート
426 :アンテナシート
427 :ランプカバー
431 :受電コイル
501 :玩具用カード
520 :面発光装置
521 :LED
522 :基板
523 :透明導光シート
523d :ドット
540 :印刷シート
560 :遮光片面テープ
601 :玩具用カード
620 :面発光装置
621 :紫外線LED
622 :基板
623 :透明導光シート
630 :アンテナシート
631 :受電コイル
640 :模様部
641 :可視模様部
642 :透明模様部
643 :不可視模様部
650 :点灯LED
660 :遮光片面テープ

Claims (16)

  1. 玩具用カードであって、
    一方及び/又は他方の面が面状に発光する平板形状の面発光装置(20、120、220、320、420)と、
    前記面発光装置の前記一方の面に貼り合わせられ、絵画、写真、図形、記号、文字及びキャラクターから選択される1種以上を含む模様が記載又は現わされ、全部又は一部が光を透過するように透明又は半透明である透過部(41)を有する表面シート(40)と、
    前記面発光装置に取り付けられ、外部に設けられた送電コイルから送電される電力を接触又は非接触で受電し、前記面発光装置に前記電力を供給する受電コイルを有するアンテナシート(30、326、426)とから構成されている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  2. 玩具用カードであって、
    一方及び/又は他方の面が面状に発光する平板形状の面発光装置(520)と、
    前記面発光装置の前記他方の面に貼り合わせられ、絵画、写真、図形、記号、文字及びキャラクターから選択される1種以上を含む模様が記載又は現わされている印刷シート(540)と、
    前記印刷シートに取り付けられ、外部に設けられた送電コイルから送電される電力を接触又は非接触で受電し、前記面発光装置に前記電力を供給する受電コイルを有するアンテナシート(30)とから構成されている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  3. 玩具用カードであって、
    一方及び/又は他方の面が面状に発光する平板形状の面発光装置(620)と、
    前記面発光装置に記載又は現わされ、絵画、写真、図形、記号、文字及びキャラクターから選択される1種以上を含む模様からなる模様部(640)と、
    前記面発光装置に取り付けられ、外部に設けられた送電コイルから送電される電力を接触又は非接触で受電し、前記面発光装置に前記電力を供給する受電コイルを有するアンテナシート(30)とから構成されている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載された玩具用カードであって、
    前記受電コイルは、前記アンテナシートに金属をエッチング、メッキ、電鋳、印刷又は蒸着から選択される少なくとも1つの方法で形成されている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  5. 請求項4に記載された玩具用カードであって、
    前記受電コイルは、
    電磁誘導方式、電波受信方式又は共鳴方式から選択される少なくとも1つの方式で前記送電コイルから前記電力を受電する
    ことを特徴とする玩具用カード。
  6. 請求項5に記載された玩具用カードであって、
    前記面発光装置は、
    前記受電コイルと電気的に接続された一又は複数の光源と、
    前記光源から発光された光を反射する複数のドットからなるドットパターンが一方又は他方の面に取り付けられ、一方及び/又は他方の面が面状に発光する導光シートとから構成されている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  7. 請求項6に記載された玩具用カードであって、
    前記光源は、可視光を発光する可視光光源及び/又は不可視光を発光する不可視光光源である
    ことを特徴とする玩具用カード。
  8. 請求項7に記載された玩具用カードであって、
    前記模様は、全部又は一部が前記不可視光を照射すると発光する不可視光インキで印刷されている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載された玩具用カードであって、
    前記ドットは、射出成形で前記導光シートと一体に形成された微細なレンズ形状で取り付けられている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  10. 請求項6〜8のいずれか1項に記載された玩具用カードであって、
    前記ドットは、前記導光シートに蛍光インキ、発光インキ及び蓄光インキから選択されるいずれか1のインキが印刷されて取り付けられている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  11. 請求項6〜10のいずれか1項に記載された玩具用カードであって、
    前記光源を覆うように前記面発光装置に取り付けられ、前記光源から発光された光を遮る遮光部材が設けられている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  12. 請求項6〜11のいずれか1項に記載された玩具用カードであって、
    前記面発光装置は、
    前記導光シートの一方の面又は他方の面に設置され、前記導光シートの一方の面又は他方の面から漏れる光を前記導光シート側に反射する反射シートとが設けられている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  13. 請求項6〜12のいずれか1項に記載された玩具用カードであって、
    前記面発光装置は、
    前記導光シートの一方の面又は他方の面に設置され、前記導光シートの一方の面又は他方の面から照射される光を集光する一又は複数の集光シートとが設けられている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  14. 請求項13に記載された玩具用カードであって、
    前記面発光装置は、
    前記導光シートと前記集光シートとの間に設置され、前記導光シートから照射される光を拡散させて、光の均一性を向上させる拡散シートが設けられている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載された玩具用カードであって、
    合成樹脂製で平板形状に形成され、前記面発光装置を収納する収納空間が区画された本体シートを有し、
    前記収納空間の内形寸法は、前記面発光装置の外形寸法と同一又は略同一に形成されている
    ことを特徴とする玩具用カード。
  16. 請求項15に記載された玩具用カードであって、
    前記本体シートは、溶融した合成樹脂をシート状に押し出して成形する押出成形により製造され、
    前記押出成形後の完全に硬化していない未硬化状態の前記本体シートに、前記表面シート及び前記アンテナシートを加圧して貼り合わせられている
    ことを特徴とする玩具用カード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101834125B1 (ko) * 2017-08-21 2018-03-02 서울과학기술대학교 산학협력단 전자기파를 이용한 발광지

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