JP2016024487A - Information processing device, information processing method, and computer program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ファイルを管理する情報処理装置に関する。 The present invention relates to an information processing apparatus that manages files.
一般的なパーソナルコンピュータや組み込み機器などの情報処理装置は、記憶装置を有し、電子的なファイルの記録、編集、コピー、削除などを行うことが可能になっている。また、一般的なファイルシステムにおいては、ファイルは、ディレクトリ(もしくはフォルダ)ごとに分類され、管理されている。コピー処理では、ディレクトリを別の格納場所(別のディレクトリもしくは別の記憶装置)にコピーすることもある。その場合、コピー先に十分な空き容量があるか否かを判定するためには、コピー元のディレクトリ内のファイルのファイルサイズの合計値を算出する必要がある。合計値とコピー先の空き容量とを比較にすることによって、コピー処理が可能か否か判定することが出来る。 An information processing apparatus such as a general personal computer or embedded device has a storage device, and can record, edit, copy, and delete electronic files. In a general file system, files are classified and managed for each directory (or folder). In the copy process, a directory may be copied to another storage location (another directory or another storage device). In that case, in order to determine whether or not the copy destination has sufficient free space, it is necessary to calculate the total value of the file sizes of the files in the copy source directory. By comparing the total value with the free capacity of the copy destination, it can be determined whether or not the copy process is possible.
組み込み機器などに採用されているFAT(File Allocation Table)ファイルシステムをはじめとする多くのファイルシステムにおいては、コピー処理などを行う度に、上述のファイルサイズの合計値を算出する必要がある。よって、コピー元のディレクトリ内のファイル数が多くなるに従い、ファイルサイズの合計値を算出するための時間は増大する。そのため、多くのファイルシステムにおいて、ファイルサイズの合計値の算出は、コピー処理などの処理速度低下の一因となっている。 In many file systems such as a FAT (File Allocation Table) file system employed in an embedded device or the like, it is necessary to calculate the total value of the above-described file sizes every time copy processing is performed. Therefore, as the number of files in the copy source directory increases, the time for calculating the total file size increases. For this reason, in many file systems, the calculation of the total file size is a cause of a decrease in processing speed such as copy processing.
特許文献1には、上記処理速度低下の防止のために、ディレクトリごとのファイルサイズの合計値が格納されたファイル情報テーブルを、記憶装置内に作成しておくことが開示されている。ファイル情報テーブルに格納されているファイルサイズの合計値は、あらかじめ算出されたものである。従って、ファイルサイズの合計値が必要な場合は、ファイル情報テーブルを参照すれば良く、上記処理速度の低下を防止することが可能になっている。
特許文献1に開示されている技術では、ファイル情報テーブルを新たに作成する必要があるため、FATファイルシステムをはじめとする既存のファイルシステムに採用することが難しい場合がある。また、ファイル情報テーブルが記憶装置内の記憶容量を圧迫するおそれもある。本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ファイルサイズの合計値が必要となった場合に、そのファイルサイズの合計値を簡単かつ高速に参照することが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
In the technique disclosed in
本願発明は、ディレクトリごとにファイルを管理する情報処理装置であって、前記ディレクトリ内のファイルのファイルサイズの合計値を取得する取得手段と、前記取得されたファイルサイズの合計値を、前記ディレクトリのディレクトリエントリに記憶する記憶手段と、前記ファイルサイズの合計値を前記ディレクトリエントリから参照する参照手段と、を有することを特徴とする。 The present invention is an information processing apparatus that manages a file for each directory, an acquisition unit that acquires a total value of file sizes of files in the directory, and a total value of the acquired file sizes, Storage means for storing in the directory entry and reference means for referring to the total value of the file sizes from the directory entry are provided.
本発明によれば、ファイルサイズの合計値が必要となった場合に、そのファイルサイズの合計値を簡単かつ高速に参照することが可能な情報処理装置を提供することが出来る。 According to the present invention, it is possible to provide an information processing apparatus that can easily and quickly refer to a total value of file sizes when the total value of file sizes is required.
(第一の実施形態)
図1は、本実施形態におけるファイル管理装置100(情報処理装置)のハードウェア構成を示す図である。
(First embodiment)
FIG. 1 is a diagram illustrating a hardware configuration of a file management apparatus 100 (information processing apparatus) in the present embodiment.
CPU(Central Processing Unit)101コンピュータプログラムの処理手順に従い各処理を実行する。ROM(Read Only Memory)102にはコンピュータプログラムやデータが記憶されている。RAM(Random Access Memory)103にはコンピュータプログラムや、処理に用いられるデータ、処理結果などが一時的に記憶される。 Each processing is executed in accordance with a processing procedure of a CPU (Central Processing Unit) 101 computer program. A ROM (Read Only Memory) 102 stores computer programs and data. A RAM (Random Access Memory) 103 temporarily stores computer programs, data used for processing, processing results, and the like.
外部記憶装置104は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などから構成される。外部記憶装置104には、コンピュータプログラムや、処理に用いられるデータ、処理結果などが記憶される。
The
バス105は上記の各部の間でデータの送受信を行うための通信経路である。 The bus 105 is a communication path for transmitting and receiving data between the above-described units.
CPU101は、バス105を介してROM102、RAM103、外部記憶装置104との間で様々なデータの送受信や処理を行う。具体的な処理としては、CPU101は、外部記憶装置104やROM102に格納されているコンピュータプログラムを読み出し、RAM103に記憶する。そして、読み出されたコンピュータプログラムの処理手順に従い、外部記憶装置104などから所定のデータを読み出し、各処理を行う。
The
尚、外部記憶装置104内のデータやコンピュータプログラムは、電子的なファイルとして、ディレクトリごとに管理・記憶されている。ファイルの記憶方式としては、FATファイルシステムやextファイルシステムなど、様々なファイルシステムがある。以下では、ファイルシステムの一つであるFATファイルシステムの構造について説明する。
Note that data and computer programs in the
図2は、本実施形態における外部記憶装置104内のFATファイルシステムの構造を示す図である。
FIG. 2 is a diagram showing the structure of the FAT file system in the
ブートセクタ201には、ファイルシステム全体のパーティション情報が記憶されている。ブートセクタ201には、フォーマット形式を示す情報、後述のFAT領域のサイズ、後述のデータ領域のサイズ、などが記憶されている。
The
FAT領域202には、主にクラスタ同士の連結状態を示す情報が記憶されている。クラスタとは、FATファイルシステムにおいてデータの読み書きを行う処理単位であり、記憶媒体の記憶単位であるセクタを複数まとめたものである。ファイルの実データを示すクラスタは、外部記憶装置104内において連続して記憶されているとは限らない。よって、ファイルの読み書きなどを行う際には、FAT領域202の情報に基づき、クラスタ同士の連結状態を参照する必要がある。
The
データ領域203には、実データとディレクトリエントリとが記憶される。
実データはファイル内の情報の実体を示すデータである。ディレクトリエントリは、ファイルやディレクトリごとに記憶され、ファイル名やファイルのデータサイズを示す情報などが記憶される。ディレクトリエントリの構造については後述する。以上が、FATファイルシステムの構造である。
The
The actual data is data indicating the substance of information in the file. The directory entry is stored for each file and directory, and information indicating the file name and the data size of the file is stored. The structure of the directory entry will be described later. The above is the structure of the FAT file system.
図3は、本実施形態におけるFATファイルシステムのディレクトリエントリ300の構造を示す図である。
FIG. 3 is a diagram showing the structure of the
ファイル/ディレクトリ名301は、ファイル名もしくはディレクトリ名を示す情報である。属性302は、ファイルかディレクトリか、更に、ファイルの場合は読み取り専用かなどを示す情報である。予約領域303はファイルもしくはディレクトリの予約領域を示す。更新時刻304は、ファイルもしくはディレクトリの更新時刻を示す情報である。更新日付305は、ファイルもしくはディレクトリの更新日付を示す情報である。306は、ファイルの実データの最初のクラスタ番号を示す実データの最初のクラスタ番号306である。
The file /
サイズ領域307は、当該ディレクトリエントリ300がファイルに対応している場合は、ファイルサイズを示す。具体的な値としては、ファイルサイズのバイト数が記憶されている。尚、当該ディレクトリエントリ300がディレクトリに対応する場合は、通常、0が記憶されている。
The
本実施形形態では、ディレクトリエントリ300がディレクトリに対応している場合、ディレクトリエントリ300のサイズ領域307に、当該ディレクトリ内のファイルのファイルサイズの合計値を記憶しておく。図4は、ファイルのファイルサイズの合計値がディレクトリエントリ300記憶された状態を示す図である。図4に示す通り、サイズ領域307に、ファイルAのサイズS1とファイルBのサイズS2とが格納されている。ディレクトリエントリ300にファイルサイズの合計値を記憶しておくことにより、コピーもしくは移動でファイルサイズの合計値が必要になった場合でも、あらためて合計値を算出する必要がない。すなわち、ディレクトリエントリ300のサイズ307を参照することによりファイルサイズの合計値を取得することが出来るので、ファイルサイズの合計値を取得する際の処理速度を向上することが出来る。従って、コピー先もしくは移動先にコピーもしくは移動のために必要な空き容量があるか否かを高速に判定することが出来る。必要な空き容量がないと判定された場合、システムエラーを出して、コピーもしくは移動を中止する。
In the present embodiment, when the
図5は、合計値をディレクトリエントリ300に記憶のするための具体的な処理を示したフローである。
S501では、ファイル管理装置100は、ファイルシステムの新規作成時やディレクトリの新規作成時に、各ディレクトリ内のファイルのファイルサイズの合計値を算出する。
FIG. 5 is a flow showing a specific process for storing the total value in the
In S501, the file management apparatus 100 calculates the total value of the file sizes of the files in each directory when creating a new file system or creating a new directory.
尚、外部装置などからファイルのファイルサイズの合計値を取得することが出来る場合は、外部装置から取得してもよい。S502では、取得もしくは算出されたファイルのファイルサイズの合計値を、ディレクトリエントリ300のサイズ307に記憶する。以上の処理でファイルサイズの合計値が格納された後は、必要な場合にディレクトリエントリ300を参照すれば、ファイルサイズの合計値を取得することが可能となる。
In addition, when the total value of the file size of the file can be acquired from an external device or the like, it may be acquired from the external device. In S <b> 502, the total file size of the acquired or calculated files is stored in the
以下では、更に、ファイルの作成、削除、ファイルサイズの変更などを行った場合の本実施形態における処理について説明する。 In the following, processing in the present embodiment when file creation / deletion, file size change, and the like are performed will be described.
(ファイルの作成)
ファイル管理装置100が所定のディレクトリ内にファイルを作成する場合の処理について説明する。
(Create file)
Processing when the file management apparatus 100 creates a file in a predetermined directory will be described.
図6(a)は、ディレクトリ内にファイルを作成する場合の処理を示す概念図である。ここでは、ファイル管理装置100がディレクトリ401内にサイズS1のファイル402を作成すると想定している。図6(a)の左部は、ファイル作成前であり、ディレクトリ401内にファイルが存在しない状態を示している。ディレクトリ401内にファイルが存在しないため、ディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、0が記憶されている。ここで、当該ディレクトリ内にファイルを新たに作成した場合、右部のようにディレクトリエントリ300の値を変更する。図示の通り、ディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、新たに作成されたファイル402のファイルサイズS1が記憶される。このような処理によって、ディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、当該ディレクトリ内のファイルのファイルサイズの合計値が格納されることになる。
FIG. 6A is a conceptual diagram showing processing when a file is created in a directory. Here, it is assumed that the file management apparatus 100 creates a
次に、上記処理を実現するため、ディレクトリ内にファイルを作成する場合の具体的な処理フローについて説明する。 Next, a specific processing flow for creating a file in a directory in order to realize the above processing will be described.
図6(b)は、ディレクトリ内にファイルを作成する場合の処理フローを示す図である。同図に従い、図6(a)を例として、各処理について説明する。 FIG. 6B is a diagram showing a processing flow when a file is created in a directory. Each process will be described with reference to FIG. 6A as an example.
ステップS501では、ファイル管理装置100は、ディレクトリ401に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納しているファイルサイズの合計0を取得する。ステップS502では、ファイル管理装置100は、作成するファイル402に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納しているサイズS1を取得する。ステップS503では、ファイル管理装置100は、ステップS501で取得したサイズS1とステップS502で取得したサイズ0を足し合わせる。ステップS504では、ファイル管理装置100は、ステップS503で取得したサイズS1をディレクトリ401に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納する。以上が、本実施形態におけるファイルの作成の処理である。尚、図6(a)においては、ファイルを一つだけ作成する場合を示しているが、複数のファイルを作成する場合でも、同様に、図5の処理フローに従って処理することが可能である。
In step S <b> 501, the file management apparatus 100 acquires a total of 0 file sizes stored in the
(ファイルの削除)
ファイル管理装置100が所定のディレクトリ内のファイルを削除する場合の処理について説明する。図7(a)は、ディレクトリ内のファイルを削除する場合の処理を示す概念図である。
(Delete file)
Processing when the file management apparatus 100 deletes a file in a predetermined directory will be described. FIG. 7A is a conceptual diagram showing processing when a file in a directory is deleted.
ここでは、ファイル管理装置100がディレクトリ601内のファイル602を削除すると想定している。図7(a)の左部は、ファイル削除前の状態を示している。ディレクトリ601のディレクトリエントリのサイズ領域307には、ファイルサイズS1が記憶されている。ここで、当該ディレクトリ内のファイルを削除した場合、右部のようにディレクトリエントリの値を変更する。図示の通り、ファイルが削除され、ディレクトリ内にファイルが存在しない状態になったため、ディレクトリエントリのサイズ307には、0が記憶される。
Here, it is assumed that the file management apparatus 100 deletes the
次に、上記処理を実現するため、ディレクトリ内のファイルを削除する場合の具体的な処理フローについて説明する。 Next, a specific processing flow for deleting a file in the directory in order to realize the above processing will be described.
図7(b)は、ディレクトリ内のファイルを削除する場合の処理フローを示す図である。同図に従い、図7(a)を例として、各処理について説明する。ステップS701では、ファイル管理装置100は、ディレクトリ601に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納されているファイルサイズの合計S1を取得する。ステップS702では、ファイル管理装置100は、削除するファイル602に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納しているサイズS1を取得する。ステップS703では、ファイル管理装置100は、ステップS701で取得したサイズS1からS702で取得したサイズS1を差し引く。この場合、サイズは0となる。ステップS704では、ファイル管理装置100は、S703で取得したサイズ0をディレクトリ601に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納する。
FIG. 7B is a diagram showing a processing flow when deleting a file in a directory. Each process will be described with reference to FIG. 7A as an example. In step S <b> 701, the file management apparatus 100 acquires the total file size S <b> 1 stored in the
以上が、本実施形態におけるファイルの削除の処理である。尚、図7(a)においては、ファイルを一つだけ削除する場合を示しているが、複数のファイルを削除する場合でも、同様に、図7の処理フローに従って処理することが可能である。 The above is the file deletion process in the present embodiment. Although FIG. 7A shows a case where only one file is deleted, even when a plurality of files are deleted, processing can be similarly performed according to the processing flow of FIG.
(ファイルサイズの変更)
ファイル管理装置100が所定のディレクトリ内のファイルのファイルサイズを変更する場合の処理について説明する。図8は、ディレクトリ内のファイルサイズを変更する場合の処理を示す概念図である。
(Change file size)
Processing when the file management apparatus 100 changes the file size of a file in a predetermined directory will be described. FIG. 8 is a conceptual diagram showing processing when changing the file size in the directory.
ここでは、ファイル管理装置100がディレクトリ801内のファイル802のファイルサイズを変更すると想定している。図8の左部は、ファイルのサイズ変更前の状態を示している。ディレクトリ801のディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイルサイズS1が記憶されている。ここで、当該ディレクトリ内のファイル802のファイルのサイズを変更した場合、右部のようにディレクトリエントリ300の値を変更する。図示の通り、ファイルのファイルサイズが変更されたため、ディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、変更後のサイズS1’が記憶される。
Here, it is assumed that the file management apparatus 100 changes the file size of the
次に、上記処理を実現するため、ディレクトリ内のファイルのファイルサイズを変更する場合の具体的な処理フローについて説明する。 Next, a specific processing flow for changing the file size of a file in the directory in order to realize the above processing will be described.
図9は、ディレクトリ内のファイルのファイルサイズを変更する場合の処理フローを示す図である。同図に従い、図8を例として、各処理について説明する。 FIG. 9 is a diagram showing a processing flow when changing the file size of a file in the directory. Each process will be described with reference to FIG.
(S901)ステップS901では、ファイル管理装置100は、ディレクトリ801に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納しているファイルサイズの合計S1を取得する。ステップS902では、ファイル管理装置100は、サイズ変更前のファイル802に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307よりサイズS1を取得する。ステップS903では、ファイル管理装置100は、サイズ変更後のファイル802に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307よりサイズS1’を取得する。ステップS904では、ファイル管理装置100は、ステップS903で取得したサイズS1’からS902で取得したサイズS1を差し引く。ステップS905では、ファイル管理装置100は、ステップS904で取得した差(S1’―S1)をステップS901で取得したファイルサイズの合計S1に加える。ステップS906では、ファイル管理装置100は、ステップS905で取得したサイズS1’をディレクトリ801に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納する。
(S901) In step S901, the file management apparatus 100 acquires the total S1 of file sizes stored in the
以上が、本実施形態におけるファイルの削除の処理である。尚、図8においては、ファイルのファイルサイズを一つだけ変更する場合を示しているが、複数のファイルのファイサイズを変更する場合でも、同様に、図9の処理フローに従って処理することが可能である。 The above is the file deletion process in the present embodiment. Note that FIG. 8 shows a case where only one file size is changed. However, even when the file size of a plurality of files is changed, processing can be similarly performed according to the processing flow of FIG. It is.
以上の処理により、本実施形態においては、ファイルの作成、削除、変更において、ファイルサイズの合計値を、ディレクトリのディレクトリエントリに反映させることが出来る。よって、ディレクトリ内に含まれるファイルのファイルサイズの合計値を取得する必要が生じた場合、合計処理を改めて行う必要がなく、当該ディレクトリのディレクトリエントリを参照することにより高速にファイルサイズの合計値を取得することが出来る。また、ディレクトリエントリを利用しているため、一般的なファイルシステムにおいて本実施形態の方法を容易に実装することが可能となる。 With the above processing, in the present embodiment, the total value of the file size can be reflected in the directory entry of the directory when creating, deleting, and changing the file. Therefore, when it becomes necessary to obtain the total value of the file sizes of the files included in the directory, there is no need to perform the total processing again, and the total value of the file sizes can be quickly determined by referring to the directory entry of the directory. Can be acquired. Further, since the directory entry is used, the method of the present embodiment can be easily implemented in a general file system.
(第二の実施形態)
第一の実施形態においては、ディレクトリ内にファイルのみが存在する場合の処理について説明した。本実施形態においては、ディレクトリ内に別のディレクトリが存在する場合の処理について説明する。尚、ファイルの作成、ファイルの削除、ファイルのファイルサイズ変更の処理については、第一の実施形態と同様の処理になるため、ここでは説明を省略する。また、本実施形態においては、上位階層のディレクトリを親ディレクトリ、下位階層のディレクトリを子ディレクトリとする。
(Second embodiment)
In the first embodiment, the processing when only a file exists in the directory has been described. In the present embodiment, a process when another directory exists in the directory will be described. Note that file creation, file deletion, and file size change processing are the same as those in the first embodiment, and thus description thereof is omitted here. In this embodiment, the upper hierarchy directory is a parent directory, and the lower hierarchy directory is a child directory.
(ディレクトリの追加)
図10は、本実施形態において、親ディレクトリ内に子ディレクトリを追加する場合の処理について示す図である。
(Add directory)
FIG. 10 is a diagram illustrating processing when a child directory is added to a parent directory in the present embodiment.
図10の左部は、ディレクトリ1001内にサイズS1のファイル1002が存在する状態を示している。ディレクトリ1001に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイルサイズの合計S1が格納されている。ここで、図10の右部のように、ファイル管理装置100が、ディレクトリ1001内に、ファイルサイズの合計S2を持つディレクトリ1003を追加すると想定する。本実施形態では、親ディレクトリが子ディレクトリを持つ場合、子ディレクトリのファイルサイズの合計を親ディレクトリのファイルサイズの合計に加えない。よって、ディレクトリ1001内にディレクトリ1003を追加しても、ディレクトリ1001に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307のファイルサイズの合計をS1から変更しない。
The left part of FIG. 10 shows a state where a
(ディレクトリの削除)
図11は、本実施形態において、親ディレクトリ内の子ディレクトリを削除する場合の処理を示す図である。
(Delete directory)
FIG. 11 is a diagram showing processing when deleting a child directory in the parent directory in the present embodiment.
図11の左部は、ディレクトリ1101内にはサイズS1のファイル1102とファイルサイズの合計S2を持つディレクトリ1103がある状態を示している。ディレクトリ1101に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307にファイルサイズの合計S1が格納されている。ここで、図11の右部のように、ファイル管理装置100が、ディレクトリ1101の下にあるディレクトリ1103を削除すると想定する。しかし、本実施形態では、ディレクトリの追加と同様に、子ディレクトリのファイルサイズの合計を親ディレクトリのファイルサイズの合計に加えない。よって、ディレクトリ1101内からディレクトリ1103を削除しても、ディレクトリ1101のファイルサイズの合計をS1から変更しない。
The left part of FIG. 11 shows a state in which a
本実施形態における処理を行った場合、子ディレクトリ内のファイルサイズの合計値が親ディレクトリのファイルサイズの合計値に反映されない。よって、子ディレクトリ内のファイルサイズの合計値も含めた合計値が必要である場合、逐次、合計の処理が必要になる。しかしながら、子ディレクトリの追加・削除に応じて、親ディレクトリのファイルサイズの合計値を変更しないため、子ディレクトリの追加・削除を頻繁に行う場合には、システム全体の処理速度を向上させることが可能となる。 When the processing in this embodiment is performed, the total value of the file sizes in the child directory is not reflected in the total value of the file sizes in the parent directory. Therefore, when a total value including the total value of the file sizes in the child directory is necessary, the total processing is sequentially required. However, since the total file size of the parent directory is not changed according to the addition / deletion of the child directory, the processing speed of the entire system can be improved when adding / deleting the child directory frequently. It becomes.
(第三の実施形態)
第二の実施形態においては、親ディレクトリのファイルサイズの合計値に、子ディレクトリのファイルサイズの合計値を反映させなかった。本実施形態においては、親ディレクトリのファイルサイズの合計値に、子ディレクトリのファイルサイズの合計値を反映させる。また、本実施形態においては、子ディレクトリのファイルサイズの合計値は、最も上位のディレクトリであるルートディレクトリまで反映させるようにする。
(Third embodiment)
In the second embodiment, the total file size of the parent directory is not reflected in the total file size of the parent directory. In this embodiment, the total value of the file sizes of the child directories is reflected in the total value of the file sizes of the parent directory. In this embodiment, the total value of the file sizes of the child directories is reflected up to the root directory that is the highest directory.
(ファイルの作成)
図12は、本実施形態において、子ディレクトリ内にファイルを作成(追加)する場合の処理を示す図である。図12の左部はファイル作成前の状態を示しており、図12の右部はファイル作成後の状態を示している。図示の通り、ファイル作成前は、親ディレクトリ1201内に子ディレクトリ1202が存在し、子ディレクトリ1202内にファイル1203が存在している。親ディレクトリ1201および子ディレクトリ1202それぞれのディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイル1203のファイルサイズS1が格納されている。
(Create file)
FIG. 12 is a diagram showing processing when a file is created (added) in a child directory in the present embodiment. The left part of FIG. 12 shows the state before file creation, and the right part of FIG. 12 shows the state after file creation. As shown in the figure, a
ファイル作成後は、子ディレクトリ1202内にファイル1203に加え、ファイル1204が作成されている。親ディレクトリ1201および子ディレクトリ1202それぞれのディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイル1203のファイルサイズS1とファイル1204のサイズS2との合計値が格納されている。
After the file is created, a
次に、本実施形態における子ディレクトリ内にファイルを作成する場合の処理フローを説明する。図13は、本実施形態において、子ディレクトリ内にファイルを作成する場合の処理フローを示す図である。同図に従い、図12を例として、各処理について説明する。 Next, a processing flow when creating a file in a child directory in the present embodiment will be described. FIG. 13 is a diagram showing a processing flow when a file is created in a child directory in the present embodiment. Each process will be described with reference to FIG.
ステップS1301では、ファイル管理装置100は、子ディレクトリ1202に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納しているファイルサイズの合計S1を取得する。ステップS1302では、ファイル管理装置100は、ファイル1204が子ディレクトリ1202内に作成された場合、ファイル1204のファイルサイズであるサイズS2を取得する。ステップS1303では、ファイル管理装置100は、ステップS1301で取得したサイズS1とステップS1302で取得したサイズS2を足し合わせる。ステップS1304では、ファイル管理装置100は、ステップS1303で取得したサイズ(S1+S2)をディレクトリ1202に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納する。ステップS1305では、ファイル管理装置100は、ディレクトリエントリ300が更新されたディレクトリの上位にあるディレクトリのディレクトリエントリ300を更新する。ただし、本ステップにおける更新は、サブルーチンを用いて実行される。サブルーチンの具体的な処理は、図14のフローを用いて説明する。
In step S1301, the file management apparatus 100 acquires the total file size S1 stored in the
次に、上述のステップS1305におけるサブルーチンの具体的な処理について説明する。図14は、上位のディレクトリエントリ300を更新するためのサブルーチンのフローを示す図である。同図に従い、図12を例として、各処理について説明する。尚、以下のサブルーチンでは、便宜上、直前のステップでファイルサイズの合計を更新したディレクトリ1202をカレントディレクトリ(ファイル管理装置100が現時点でファイルサイズの合計を更新するディレクトリ)とする。
Next, specific processing of the subroutine in step S1305 will be described. FIG. 14 is a flowchart illustrating a subroutine for updating the
ステップS1401では、ファイル管理装置100は、サブルーチンの処理を開始する直前に更新したディレクトリをカレントディレクトリとして設定する。図13のフローから本サブルーチンを起動した場合においては、ディレクトリ1202がカレントディレクトリとなる。ステップS1402では、ファイル管理装置100は、カレントディレクトリがルートディレクトリ(最も上位のディレクトリ)であるか否かを判定する。ルートディレクトリであると判定された場合、更新すべき上位のディレクトリは存在しないので、サブルーチンを終了させる。ルートディレクトリであると判定されなかった場合、ステップS1403に処理を進める。ステップS1403では、ファイル管理装置100は、カレントディレクトリを一つ上位のディレクトリに更新する。図13のフローから本サブルーチンを起動した場合においては、ディレクトリ1202の一つ上位のディレクトリであるディレクトリ1201がカレントディレクトリに設定される。ステップS1404では、ファイル管理装置100は、カレントディレクトリに対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納されている値を取得する。図13のフローから本サブルーチンを起動した場合においては、カレントディレクトリ1201に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307よりファイルサイズの合計S1を取得する。ステップS1405では、ファイル管理装置100は、カレントディレクトリの一つ下位のディレクトリの変更前のファイルサイズの合計を取得する。図13のフローから本サブルーチンを起動した場合においては、カレントディレクトリ1201の子ディレクトリ1202の変更前のファイルサイズの合計値S1を取得する。尚、更新前のファイルサイズの合計S1は、あらかじめメモリバッファなどに格納されているものとする。ステップS1406では、ファイル管理装置100は、カレントディレクトリの一つ下位のディレクトリの変更後のファイルサイズの合計を取得する。図13のフローから本サブルーチンを起動した場合においては、カレントディレクトリ1201の子ディレクトリ1202の変更後のファイルサイズの合計値(S1+S2)を取得する。ステップS1407では、ファイル管理装置100は、ステップS1406で取得されたファイルサイズの合計値からステップS1405で取得されたファイルサイズの合計値を差し引く。図13のフローから本サブルーチンを起動した場合においては、ファイルサイズの合計値(S1+S2)からステップS1405で取得したファイルサイズの合計値S1を差し引く。ステップS1408では、ファイル管理装置100は、ステップS1407で取得された差分とステップS1404で取得されたファイルサイズとを足し合わせる。図13のフローから本サブルーチンを起動した場合においては、ステップS1407で取得された差分S2とステップS1404で取得されたファイルサイズS1とを足し合わせる。ステップS1409では、ファイル管理装置100は、ステップS1408の足し合わせにより取得した値を、カレントディレクトリに対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納する。図13のフローから本サブルーチンを起動した場合においては、ステップS1408で取得された値(S1+S2)をカレントディレクトリ1201に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納する。ステップS1409の処理後、ステップS1402に処理を戻し、ステップS1402でカレントディレクトリがルートディレクトリであると判定されるまで、上述の処理が繰り返される。
In step S1401, the file management apparatus 100 sets the directory updated immediately before starting the subroutine processing as the current directory. When this subroutine is started from the flow of FIG. 13, the
以上の処理によって、子ディレクトリのファイルサイズの合計値を、最も上位のディレクトリであるルートディレクトリまで反映させることが出来る。 By the above processing, the total value of the file sizes of the child directories can be reflected up to the root directory which is the highest directory.
尚、図14のステップS1402においては、カレントディレクトリがルートディレクトリであるか否かの判定結果に基づき、サブルーチンを終了させるか否かを決定した。しかしながら、ルートディレクトリの替わりに、カレントディレクトリがファイル管理装置100に指定されたディレクトリであるか否かの判定結果に基づき、サブルーチンを終了させるか否かを決定しても良い。 In step S1402 of FIG. 14, it is determined whether or not to end the subroutine based on the determination result of whether or not the current directory is the root directory. However, instead of the root directory, it may be determined whether or not to end the subroutine based on the determination result of whether or not the current directory is a directory specified in the file management apparatus 100.
(ファイルの削除)
図15は、本実施形態において、子ディレクトリ内のファイルを削除する場合の処理を示す図である。図15の左部はファイル削除前の状態を示しており、図15の右部はファイル削除後の状態を示している。図示の通り、ファイル削除前は、親ディレクトリ1501内に子ディレクトリ1502が存在し、子ディレクトリ1502内にファイル1503とファイル1504とが存在している。親ディレクトリ1501および子ディレクトリ1502それぞれのディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイル1503のファイルサイズS1とファイル1504のファイルサイズS2との合計値が格納されている。
(Delete file)
FIG. 15 is a diagram showing processing when deleting a file in a child directory in the present embodiment. The left part of FIG. 15 shows the state before file deletion, and the right part of FIG. 15 shows the state after file deletion. As illustrated, before the file is deleted, a
ファイル削除後は、子ディレクトリ1502内からファイル1504が削除され、ファイル1503のみが存在している。親ディレクトリ1501および子ディレクトリ1502それぞれのディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイル1503のファイルサイズS1のみが格納されている。
After the file is deleted, the
次に、本実施形態における子ディレクトリ内のファイルを削除する場合の処理フローを説明する。図16は、本実施形態において、子ディレクトリ内のファイルを削除する場合の処理フローを示す図である。同図に従い、図15を例として、各処理について説明する。 Next, a processing flow when deleting a file in the child directory in the present embodiment will be described. FIG. 16 is a diagram showing a processing flow when deleting a file in a child directory in the present embodiment. Each process will be described with reference to FIG.
ステップS1601では、ファイル管理装置100は、子ディレクトリ1502に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納しているファイルサイズの合計(S1+S2)を取得する。ステップS1602では、ファイル管理装置100は、ファイル1504が子ディレクトリ1502内から削除された場合、ファイル1504のファイルサイズであるサイズS2を取得する。ステップS1603では、ファイル管理装置100は、ステップS1601で取得されたファイルサイズの合計(S1+S2)から、ステップS1602で取得されたファイルサイズS2を差し引く。ステップS1604では、ファイル管理装置100は、ステップS1603で取得された差分S1を、ディレクトリ1502に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納する。ステップS1605では、ファイル管理装置100は、ディレクトリエントリ300が更新されたディレクトリの上位にあるディレクトリのディレクトリエントリ300を更新する。本ステップにおける更新は、前述の図14のサブルーチンを用いて実行される。
In step S1601, the file management apparatus 100 acquires the total file size (S1 + S2) stored in the
(ファイルサイズの変更)
図17は、本実施形態において、子ディレクトリ内のファイルのファイルサイズを変更する場合の処理を示す図である。図17の左部はファイルサイズ変更前の状態を示しており、図17の右部はファイルサイズ変更後の状態を示している。図示の通り、ファイルサイズ変更前は、親ディレクトリ1701内に子ディレクトリ1702が存在し、子ディレクトリ1702内にファイル1703が存在している。親ディレクトリ1701および子ディレクトリ1702それぞれのディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイル1703のファイルサイズS1が格納されている。
(Change file size)
FIG. 17 is a diagram showing processing when the file size of a file in a child directory is changed in the present embodiment. The left part of FIG. 17 shows the state before changing the file size, and the right part of FIG. 17 shows the state after changing the file size. As illustrated, before the file size is changed, a
ファイルサイズ変更後は、親ディレクトリ1701および子ディレクトリ1702それぞれのディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイルサイズ変更後のファイル1703のファイルサイズS1’が格納されている。
After the file size change, the file size S1 'of the
次に、本実施形態における子ディレクトリ内のファイルのファイルサイズを変更する場合の処理フローを説明する。図18は、本実施形態において、子ディレクトリ内のファイルのファイルサイズを変更する場合の処理フローを示す図である。同図に従い、図17を例として、各処理について説明する。ステップS1801では、ファイル管理装置100は、子ディレクトリ1702に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納しているファイルサイズの合計S1を取得する。ステップS1802では、ファイル管理装置100は、ファイル1703のファイルサイズを変更する場合、ファイルサイズ変更前のファイル1703のファイルサイズであるS1を取得する。ステップS1803では、ファイル管理装置100は、ファイルサイズ変更後のファイル1703のファイルサイズであるS1’を取得する。ステップS1804では、ファイル管理装置100は、ステップS1803で取得されたファイルサイズS1’からステップS1803で取得されたファイルサイズS1を差し引き、差分値を取得する。ステップS1805では、ファイル管理装置100は、ステップS1804で取得された差分値を、ステップS1801で取得されたファイルサイズの合計S1に加える。ステップS1806では、ファイル管理装置100は、ステップS1805で取得された値を、子ディレクトリ1702に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納する。
Next, a processing flow when changing the file size of a file in a child directory in the present embodiment will be described. FIG. 18 is a diagram showing a processing flow when changing the file size of a file in the child directory in the present embodiment. Each process will be described with reference to FIG. In step S1801, the file management apparatus 100 acquires the total file size S1 stored in the
(S1807)ステップS1807では、ファイル管理装置100は、ディレクトリエントリ300が更新されたディレクトリの上位にあるディレクトリのディレクトリエントリ300を更新する。本ステップにおける更新は、前述の図14のサブルーチンを用いて実行される。
(S1807) In step S1807, the file management apparatus 100 updates the
(ディレクトリの追加)
図19は、本実施形態において、子ディレクトリ内にディレクトリを作成(追加)する場合の処理を示す図である。図19の左部はディレクトリ作成前の状態を示しており、図19の右部はディレクトリ作成後の状態を示している。図示の通り、ディレクトリ作成前は、親ディレクトリ1901内に子ディレクトリ1902が存在し、子ディレクトリ1902内にファイル1903が存在している。親ディレクトリ1901および子ディレクトリ1902それぞれのディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイル1903のファイルサイズS1が格納されている。
(Add directory)
FIG. 19 is a diagram showing processing when a directory is created (added) in a child directory in the present embodiment. The left part of FIG. 19 shows the state before directory creation, and the right part of FIG. 19 shows the state after directory creation. As shown in the figure, a
ディレクトリ作成後は、子ディレクトリ1902内にファイル1903に加え、ディレクトリ1904が作成されている。親ディレクトリ1901および子ディレクトリ1902それぞれのディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイル1903のファイルサイズS1とディレクトリ1904のサイズS2との合計値が格納されている。
After the directory is created, a
次に、本実施形態における子ディレクトリ内にディレクトリを作成する場合の処理フローを説明する。図20は、本実施形態において、子ディレクトリ内にファイルを作成する場合の処理フローを示す図である。同図に従い、図19を例として、各処理について説明する。 Next, a processing flow when a directory is created in a child directory in the present embodiment will be described. FIG. 20 is a diagram showing a processing flow when a file is created in a child directory in the present embodiment. Each process will be described with reference to FIG. 19 using FIG. 19 as an example.
ステップS2001では、ファイル管理装置100は、子ディレクトリ1902に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納しているファイルサイズの合計S1を取得する。ステップS2002では、ファイル管理装置100は、ディレクトリ1904が子ディレクトリ1902内に作成された場合、ディレクトリ1904のディレクトリサイズであるサイズS2を取得する。ステップS2003では、ファイル管理装置100は、ステップS2001で取得したサイズS1とステップS2002で取得したサイズS2を足し合わせる。ステップS2004では、ファイル管理装置100は、ステップS2003で取得したサイズ(S1+S2)をディレクトリ1902に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納する。ステップS2005では、ファイル管理装置100は、ディレクトリエントリ300が更新されたディレクトリの上位にあるディレクトリのディレクトリエントリ300を更新する。本ステップにおける更新は、前述の図14のサブルーチンを用いて行われる。
In step S2001, the file management apparatus 100 acquires the total file size S1 stored in the
(ディレクトリの削除)
図21は、本実施形態において、子ディレクトリ内のディレクトリを削除する場合の処理を示す図である。図21の左部はディレクトリ削除前の状態を示しており、図21の右部はディレクトリ削除後の状態を示している。図示の通り、ディレクトリ削除前は、親ディレクトリ2101内に子ディレクトリ2102が存在し、子ディレクトリ2102内にファイル2103とディレクトリ2104とが存在している。親ディレクトリ2101および子ディレクトリ2102それぞれのディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイル2103のファイルサイズS1とディレクトリ2104のディレクトリサイズS2との合計値が格納されている。
(Delete directory)
FIG. 21 is a diagram showing processing when a directory in a child directory is deleted in the present embodiment. The left part of FIG. 21 shows the state before directory deletion, and the right part of FIG. 21 shows the state after directory deletion. As shown in the figure, before directory deletion, a
ディレクトリ削除後は、子ディレクトリ2102内からディレクトリ2104が削除され、ファイル2103のみが存在している。親ディレクトリ2101および子ディレクトリ2102それぞれのディレクトリエントリ300のサイズ領域307には、ファイル2103のファイルサイズS1のみが格納されている。
After the directory is deleted, the
次に、本実施形態における子ディレクトリ内のディレクトリを削除する場合の処理フローを説明する。図22は、本実施形態において、子ディレクトリ内のディレクトリを削除する場合の処理フローを示す図である。同図に従い、図21を例として、各処理について説明する。 Next, a processing flow for deleting a directory in a child directory in this embodiment will be described. FIG. 22 is a diagram showing a processing flow when a directory in a child directory is deleted in the present embodiment. Each process will be described with reference to FIG.
ステップS2201では、ファイル管理装置100は、子ディレクトリ1502に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納しているファイルサイズの合計(S1+S2)を取得する。ステップS2202では、ファイル管理装置100は、ディレクトリ2104が子ディレクトリ1502内から削除された場合、ディレクトリ2104のディレクトリサイズであるサイズS2を取得する。ステップS2203では、ファイル管理装置100は、ステップS2201で取得されたファイルサイズの合計(S1+S2)から、ステップS2202で取得されたディレクトリサイズS2を差し引く。ステップS2204では、ファイル管理装置100は、ステップS2203で取得された差分S1を、ディレクトリ2102に対応するディレクトリエントリ300のサイズ領域307に格納する。ステップS2205では、ファイル管理装置100は、ディレクトリエントリ300が更新されたディレクトリの上位にあるディレクトリのディレクトリエントリ300を更新する。本ステップにおける更新は、前述の図14のサブルーチンを用いて実行される。
In step S2201, the file management apparatus 100 acquires the total file size (S1 + S2) stored in the
以上の処理により、本実施形態においては、子ディレクトリのファイルサイズの合計値を、最も上位のディレクトリであるルートディレクトリまで反映させるようにすることが出来る。よって、ディレクトリ内に含まれる全ファイルのファイルサイズの合計値を取得する必要が生じた場合、合計処理を改めて行う必要がなく、当該ディレクトリのディレクトリエントリを参照することにより高速にファイルサイズの合計値を取得することが出来る。また、ディレクトリエントリを利用しているため、一般的なファイルシステムにおいて本実施形態の方法を容易に実装することが可能となる。 Through the above processing, in this embodiment, the total value of the file sizes of the child directories can be reflected up to the root directory which is the highest directory. Therefore, when it is necessary to obtain the total value of the file sizes of all the files contained in the directory, there is no need to perform the total process again, and the total value of the file sizes can be obtained at high speed by referring to the directory entry of the directory. Can be obtained. Further, since the directory entry is used, the method of the present embodiment can be easily implemented in a general file system.
尚、本実施形態においては、子ディレクトリのディレクトリエントリに格納されているファイルサイズの合計値に基づきファイルのファイルサイズの合計値を算出した。しかしながら、子ディレクトリのディレクトリエントリを参照せずに、全てのファイルのファイルサイズを合計し、合計値をルートディレクトリのディレクトリエントリに格納しても良い。 In the present embodiment, the total value of the file sizes of the files is calculated based on the total value of the file sizes stored in the directory entry of the child directory. However, the file sizes of all the files may be summed and the total value may be stored in the directory entry of the root directory without referring to the directory entry of the child directory.
尚、上記実施形態においては、組み込み機器などで多く用いられているFATファイルシステムの構造を前提として説明した。しかしながら、本実施形態は、FATファイルシステムを用いた情報処理装置に限定されるものではなく、extファイルシステムなどの他のファイルシステムを用いることも可能である。 In the above embodiment, the description has been made on the assumption of the structure of the FAT file system that is often used in embedded devices and the like. However, the present embodiment is not limited to the information processing apparatus using the FAT file system, and other file systems such as an ext file system can be used.
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
(Other embodiments)
The present invention supplies a program that realizes one or more functions of the above-described embodiments to a system or apparatus via a network or a storage medium, and one or more processors in a computer of the system or apparatus read and execute the program This process can be realized. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
200 外部記憶装置
201 ブートセクタ
202 FAT領域
203 データ領域
300 ディレクトリエントリ
301 ファイル/ディレクトリ名
200
Claims (9)
前記ディレクトリ内のファイルのファイルサイズの合計値を算出する算出手段と、
前記算出されたファイルサイズの合計値を、前記ディレクトリのディレクトリエントリに記憶する記憶手段と、
前記ファイルサイズの合計値を前記ディレクトリエントリから参照する参照手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 An information processing apparatus that manages files for each directory,
Calculating means for calculating a total value of file sizes of files in the directory;
Storage means for storing the total value of the calculated file sizes in a directory entry of the directory;
Reference means for referring to the total value of the file sizes from the directory entry;
An information processing apparatus comprising:
取得手段が、前記ディレクトリ内のファイルのファイルサイズの合計値を取得する取得工程と、
記憶手段に、前記取得されたファイルサイズの合計値を、前記ディレクトリのディレクトリエントリに記憶する記憶工程と、
参照手段が、前記ファイルサイズの合計値を前記ディレクトリエントリから参照する参照工程と、を有することを特徴とする情報処理方法。 An information processing method for managing files for each directory,
An obtaining step in which an obtaining unit obtains a total value of file sizes of files in the directory;
A storage step of storing, in a storage means, the total value of the acquired file sizes in a directory entry of the directory;
An information processing method comprising: a reference step of referring to the total value of the file sizes from the directory entry.
ディレクトリごとにファイルを管理する情報処理装置であって、
前記ディレクトリ内のファイルのファイルサイズの合計値を取得する取得手段と、
前記取得されたファイルサイズの合計値を、前記ディレクトリのディレクトリエントリに記憶する記憶手段と、
前記ファイルサイズの合計値を前記ディレクトリエントリから参照する参照手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置として機能させるコンピュータプログラム。 Computer
An information processing apparatus that manages files for each directory,
Obtaining means for obtaining a total value of file sizes of the files in the directory;
Storage means for storing the total value of the acquired file sizes in a directory entry of the directory;
Reference means for referring to the total value of the file sizes from the directory entry;
A computer program that functions as an information processing apparatus.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014145918A JP2016024487A (en) | 2014-07-16 | 2014-07-16 | Information processing device, information processing method, and computer program |
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Cited By (1)
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WO2021040456A1 (en) * | 2019-08-29 | 2021-03-04 | 삼성전자 주식회사 | Electronic device and method for acquiring size of file or directory stored in file system |
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2014
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