JP2016021745A - 同時パケット・データ・ネットワーク(pdn)・アクセス - Google Patents

同時パケット・データ・ネットワーク(pdn)・アクセス Download PDF

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Abstract

【課題】モバイルデバイスからパケットデータネットワークへの同時アクセスをサポートする。
【解決手段】アプリケーション222の1つによる要求に応じて、モデム・プロセッサ210、またはアプリケーションプロセッサ220は、同じPDNに接続しており且つ同じIPアドレスを使用するいかなるアプリケーションによっても使用されていないポート・ナンバーを選択する。モデム・プロセッサとアプリケーション・プロセッサとで動作する動作システムの各々は、アプリケーション2221−2によって要求されたネットワーク接続に割り当てるために、ポート・ナンバーを選択することが可能である。
【選択図】図2A

Description

[0001] 本開示は、一般に、ワイヤレス通信に、および、より具体的には、ワイヤレス端末における複数の処理エンティティ間の、パケット・データ・ネットワーク(PDN)接続のための、IPアドレスの共有に関わる。
[0002] ワイヤレス通信システムは、音声、データ等のような種々のタイプの通信コンテンツを提供するために、広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザーとの通信をサポートすることができる多元接続システムであり得る。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)、ロング・ターム・エボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
[0003] 一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向および逆方向リンクでの送信を介して、1つ以上の基地局と通信する。順方向リンク(つまりダウンリンク)は、基地局から端末までの通信リンクを指し、逆方向リンク(つまりアップリンク)は、端末から基地局までの通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力、多入力単一出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
[0004] 音声伝送を搬送することに加えて、ワイヤレス端末の1つの使用方法は、パケット・データ・ネットワーク(PDN)を介して搬送されるデータを送信および受信することである。一般に、アクセス・ポイント・ネーム(APN)が、通信する移動データユーザーに対するPDNを特定するために、使用される。前記PDNを特定することに加えて、前記APNは、また、サービスのタイプを定義するために、使用され得る。このような接続ベースのサービスの例が、特定のPDNによって与えられるIMSサービス(例えば、VoIP、ビデオ電話またはテキストメッセージ)、メッセージ・サービス(MMS)、または、ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル(WAP)・サーバーへの接続を含む。APNは、3GPPデータ・アクセス・ネットワーク、例えば、汎用パケット無線サービス(GPRS:general packet radio service)、進化型パケット・コア(EPC:evolved packet core)に、使用される。
[0005] 典型的に、ワイヤレス端末が、PDN接続を介して前記ワイヤレス端末へ/から送信されたデータ・パケットに使用するために、IPアドレスを割り当てられる。いくつかのケースでは、しかしながら、前記ワイヤレス端末は、例えばモデム・プロセッサおよびアプリケーション・プロセッサのような複数の処理エンティティを含み得、前記処理エンティティの各々は、独立した伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)スタックを介して前記PDNにわたるネットワーク接続を要求するアプリケーションを、実行し得る。さらに、前記ワイヤレス端末は、これ自体が、(一般にテザリングと称される)他の装置との前記PDN接続を、共有し得る。このようなケースでは、異なるIPスタックで動作するアプリケーションが、同じPDN接続への同時のアクセスを必要とし得る。
[0006] 本開示に示されている実施形態は、モバイル・デバイスにおける複数のネットワーク層のエンドポイントからアクセスされるパケット・データ・ネットワークへの同時アクセスをサポートするための技術を提供する。前記モバイル・デバイスは、同じPDNにアクセスする必要があるアプリケーション・プロセッサおよびモデム・プロセッサのような、複数の処理エンティティを含み得る。しかしながら、キャリアが、前記PDNにアクセスするときに使用するために、前記モバイル・デバイスに、単一のインターネット・プロトコル(IP)・アドレスを割り当て得る。前記割り当てられたネットワーク・アドレスを共有するために、一実施形態では、前記モバイル・デバイスは、各処理エンティティに、オーバーラップしていないポート範囲を割り当てる。このような実施形態では、前記処理エンティティの1つにおけるアプリケーションが前記PDNへのネットワーク接続を要求するときに、ポート値(port value)が、前記処理エンティティに割り当てられた前記オーバーラップしていないポート範囲から、選択される。同様に、前記モバイル・デバイスが前記割り当てられたIPアドレスにアドレス指定されたネットワーク・パケットを受信するときに、前記ネットワーク・パケットにおけるポート値が、前記パケットがどのネットワーク層のエンドポイントに転送されるべきかを決定するために、使用される。
[0007] 他の実施形態では、前記処理エンティティの1つが前記PDNへのネットワーク接続を確立するときに、前記ネットワーク接続のために選択されたポート値が、他の処理エンティティによって保持されているポート値のブラックリストに加えられる。
[0008] さらに他の実施形態では、ネットワーク変換(NAT)モジュールが、前記処理エンティティの1つに、実装され得る。このようなケースでは、前記NATモジュールの外部インターフェースが、前記処理エンティティに割り当てられた前記ポート範囲とオーバーラップしていないポート範囲を、割り当てられ得る。この実施形態の一変形例は、単一の処理エンティティとNATモジュールとの両方を含むモバイル・デバイスを含む。このケースでは、前記NATモジュールと前記処理エンティティは、前記PDNへのネットワーク接続に使用するために、オーバーラップしていないポート範囲を割り当てられ得る。
[0009] 図1は、ワイヤレス通信ネットワークを示す。 [0010] 図2Aは、本開示の所定の態様に従って、モバイル・デバイスにおける複数の処理エンティティによる同時のパケット・データ・ネットワーク・アクセスを容易にする、前記モバイル・デバイスの構造の態様を強調している、ブロック図を示す。 図2Bは、本開示の所定の態様に従って、モバイル・デバイスにおける複数の処理エンティティによる同時のパケット・データ・ネットワーク・アクセスを容易にする、前記モバイル・デバイスの構造の態様を強調している、ブロック図を示す。 図2Cは、本開示の所定の態様に従って、モバイル・デバイスにおける複数の処理エンティティによる同時のパケット・データ・ネットワーク・アクセスを容易にする、前記モバイル・デバイスの構造の態様を強調している、ブロック図を示す。 図2Dは、本開示の所定の態様に従って、モバイル・デバイスにおける複数の処理エンティティによる同時のパケット・データ・ネットワーク・アクセスを容易にする、前記モバイル・デバイスの構造の態様を強調している、ブロック図を示す。 [0011] 図3は、本開示の所定の態様に従って、モバイル・デバイスにおける複数の処理エンティティによる同時のパケット・データ・ネットワーク・アクセスを容易にするために、前記モバイル・デバイスによって実施され得る、例の動作を示す。 [0012] 図4は、本開示の所定の態様に従って、モバイル・デバイスにおける複数の処理エンティティによって同時に共有されるパケット・データ・ネットワークでのネットワーク接続にポート値を割り当てるために、前記モバイル・デバイスにおける1つの処理エンティティによって実施され得る、例の動作を示す。 [0013] 図5は、基地局およびモバイル・デバイスのブロック図を示す。
[0014] 本開示の所定の態様が、モバイル・デバイスのようなユーザー装置(UE)における複数の処理エンティティ間のパケット・データ・ネットワーク(PDN)のためのIPアドレスを共有するための方法を、提供する。すなわち、本開示の態様は、UEの異なるプロセッサで動作する複数のアプリケーション/サービスが、単一のPDNに同時にアクセスすることを、可能にする。前記PDNに接続しているアプリケーションは、組み込まれたアプリケーション(embedded application)、および/または、テザリングされたアプリケーション(tethered application)であり得、インターネット・プロトコル・バージョン4(IPv4)、またはインターネット・プロトコル・バージョン6(IPv6)のアドレスを割り当てるPDNゲートウェイによって割り当てられた同じインターネット・プロトコル(IP)・アドレスを共有し得る。
[0015] 一実施形態では、前記同じPDNに接続する(および前記同じIPアドレスを共有する)アプリケーションは、同じUM Ifaceに接続することによって、そのように動作し、前記UM Ifaceは、例えば、進化型ユニバーサル地上無線アクセス(e−UTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access)のためのLTEプロトコル、およびcdma2000のための、ホップ距離(hop distance)に基づいたルーティング・プロトコル、およびポイント・ツー・ポイント・プロトコルのような、特定のデータ・プロトコル・スタックのために無線技術からデータ・サービスを提供するように構成されている前記UEのソフトウェアを提供する。前記同じPDNに接続されている任意のテザリングされたデバイスは、また、前記UEにおける前記UM Ifaceに接続することによって、同様に動作する。一実施形態では、ポート・パーティション(port partitioning)が、(例えば、モデム・プロセッサとアプリケーション・プロセッサとの間で)前記UEにおける複数の処理エントリに対して、ポート値のオーバーラップしていない範囲を生成するために、使用される。前記UM Ifaceは、所定のパケットのポート値に基づいた所定のプロセッサの前記IPスタックへのトラヒックを転送する。以下により詳しく説明されるように、前記ポート・パーティションは、静的または動的であることができる。
[0016] さらに、特定の実施形態では、ネットワーク・アドレス変換(NAT:Network Address Translation)モジュールが、(RFC1631に説明されているように)任意のテザリングされたデバイスで動作するアプリケーションに、プライベートIPアドレスを与えるために、使用され得る。存在するならば、前記NATモジュールは、前記NATモジュールの後ろの(behind)プライベート・アドレスおよび前記PDNへ/から、データ/パケットを転送するために、(他の処理エンティティに割り当てられた範囲に対して)異なる範囲のポートを、割り当てられ得る。
[0017] 一実施形態では、前記処理エンティティは、所定の処理エンティティで動作するアプリケーションによって確立された前記PDNへのネットワーク接続に使用するために、異なる範囲のポートを、各々割り当てられ得る。このようにすることは、前記処理エンティティが同時に前記単一のPDN接続にアクセスすることを、可能にする。例えば、モデム・プロセッサ/ユニバーサル集積回路カード(UICC:Universal Integrated Circuit Card)で動作するベアラ・インディペンデント・プロトコル(BIP)・アプリケーションが、前記UEで加入者識別モジュール(SIM)カードを構成または提供するために、管理PDN(administrative PDN)を使用することができ、アプリケーション・プロセッサで動作する無線デバイス・マネジメント(OTADM:Over the Air Device Management)・クライアントが、前記UEの他の態様を構成または提供するために、管理PDNを同時にアクセスし得る。同様に、テザリングされたパーソナル・コンピュータ(PC)で動作するファイル転送プロトコル(FTP:File Transfer Protocol)・クライアント、および前記UEのアプリケーション・プロセッサで動作するウェブ・ブラウザー・アプリケーションが、インターネットPDNを同時にアクセスし得る。同時のPDNアクセスの他の例は、モデム・プロセッサで動作するIPマルチメディア・サブシステム(IMS)・クライアントと、アプリケーション・プロセッサで動作するロケーション/ポジショニング・アプリケーション(location/positioning application)とを含み、これら両方のアプリケーションは、IMS PDNに同時にアクセスする。
[0018] 別の実施形態では、前記UEの構成に依存して、前記NATモジュールは、前記UEのアプリケーション・プロセッサまたはモデム・プロセッサで動作し得る。さらに、一実施形態では、前記NATモジュールおよび複数の処理エンティティ間の両方のポート・パーティションを使用することのハイブリット・ソリューション(hybrid solution)が、(前記NATモジュールの無い)2つ(以上)の処理エンティティ間の静的なポート・パーティションを含むように簡潔にされ得、または、前記NATモジュールと単一の処理エンティティ(例えば、前記モデムプロセッサ)とを含むように、簡潔にされ得る。ポート・パーティションは、一般には、各処理エンティティに割り当てられた、オーバーラップしていない範囲のポート値を指す。より具体的には、各処理エンティティは、前記PDNとのネットワーク接続を確立するために使用するために、異なる範囲のポート値を受ける。PDNへの同時のアクセスを、UEの複数の処理エンティティに提供するためのこのような変形例の各々が、以下により詳細に説明される。
[0019] ここに説明される技術は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のネットワークのようなさまざまなワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば区別なく使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、cdma2000等のような無線技術を実現し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)、およびCDMAの他の変形例を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、移動体通信のためグローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)のような無線技術を実現し得る。OFDMAネットワークは、進化型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、ウルトラ・モバイル帯域幅(UMB:Ultra Mobile Bandwidth)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMax)、IEEE802.20、フラッシュ(Flash)−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)の一部である。周波数分割複信(FDD)および時分割複信(TDD)の両方における3GPPLTEおよびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、ダウンリンクではOFDMAを、アップリンクではSC−FDMAを適用する、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト」(3GPP)と名づけられた団体の文書の中で説明されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト2」(3GPP2)と名づけられた団体の文書の中で説明されている。ここに説明される技術は、他のワイヤレス・ネットワークおよび無線技術と同様に、上述されたワイヤレス・ネットワークおよび無線技術のために使用され得る。明確にするために、これら技術の特定の態様は、LTEに関して下に説明され、LTE用語が下の記述の大部分で使用される。これら説明は、また、別の用語で他の技術に適用可能であることが、留意されるべきである。
[0020] 図1は、LTEネットワークまたはある別のワイヤレス・ネットワークであり得るワイヤレス通信ネットワーク100を示す。ワイヤレス・ネットワーク100は、多くの進化型ノードBs(eNBs)110および他のネットワーク・エンティティを含み得る。eNBは、UEsと通信するエンティティであり、また、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等と称され得る。各eNBは、特定の地理的エリアのための通信カバレッジを提供し得る。3GPPにおいて、用語「セル」は、この用語が使用される文脈に依存して、このカバレッジ・エリアにサービス提供するeNBおよび/またはeNBサブシステムのカバレッジ・エリアを指すことができる。
[0021] eNBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または他のタイプのセルのための通信カバレッジを提供し得る。マクロ・セルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径において数キロメートル)をカバーし得、サービス加入しているUEsによる無制限のアクセスを許可し得る。ピコ・セルは、比較的狭い地理的エリアをカバーし得、サービス加入しているUEsによる無制限アクセスを許可し得る。フェムト・セルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、家庭)をカバーし得、このフェムト・セルとの関連を有するUEs(たとえば、クローズド加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)におけるUEs)による、制限されたアクセスを許可し得る。マクロ・セルのためのeNBは、マクロeNBと称され得る。ピコ・セルのためのeNBは、ピコeNBと称され得る。フェムト・セルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と称され得る。図1に示される例において、eNB110aは、マクロ・セル102aのためのマクロeNBであり得、eNB110bは、ピコ・セル102bのためのピコeNBであり得、eNB110cは、フェムト・セル102cのためのフェムトeNBであり得る。eNBは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートし得る。用語「eNB」、「基地局」および「セル」は、ここで区別なく使用され得る。
[0022] ワイヤレス・ネットワーク100は、また、中継局を含み得る。中継局は、アップストリーム局(たとえば、eNBまたはUE)からのデータの伝送を受信し、および、ダウンストリーム局(たとえば、UEまたはeNB)へのデータの伝送を送ることができるエンティティである。中継局は、また、他のUEsのための送信を中継することができるUEであり得る。図1に示される例において、中継局110dは、eNB110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、マクロeNB110aおよびUE120dと通信し得る。中継局は、また、中継器eNB、中継基地局、中継器等と称され得る。
[0023] ワイヤレス・ネットワーク100は、異なるタイプのeNBs、たとえば、マクロeNBs、ピコeNBs、フェムトeNBs、中継器eNBs等、を含む異種ネットワーク(heterogeneous network)であり得る。これらの異なるタイプのeNBsは、ワイヤレス・ネットワーク100において異なる送信電力レベル、異なるカバレッジ・エリア、および干渉に対する異なる影響を有し得る。たとえば、マクロeNBsは、高い送信電力レベル(たとえば、5ないし40ワット)を有し得るのに対して、ピコeNBs、フェムトeNBs、および中継器eNBsは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1ないし2ワット)を有し得る。
[0024] ネットワーク制御装置130は、eNBsのセットに結合し得、これらeNBsのための調整および制御を提供し得る。ネットワーク制御装置130は、バックホールを経由してeNBsと通信し得る。eNBsは、また、たとえば、ワイヤレスまたはワイヤライン・バックホールを介して直接的または間接的に、互いに通信し得る。
[0025] UEs120は、ワイヤレス・ネットワーク100の全体にわたって分散され得、各UEは、固定または可動であり得る。UEは、また、端末、移動局、加入者ユニット、局などと称され得る。UEは、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(WLL)局、スマートフォン、ネットブック、スマートブックなどであり得る。
[0026] 図2Aないし図2Dは、PDN接続に割り当てられたIPアドレスを共有するために、モバイル・デバイスの処理エンティティに関する実施形態を示している機能的なブロック図を提供する。しかしながら、図2Aないし図2Dに示されている機能的なブロック図は、本発明の態様を強調するために簡潔にされており、UEは、種々の他の相互接続した構成部品、モジュールなどを含み得る。
[0027] 第1に、図2Aは、モデム・プロセッサ210とアプリケーション・プロセッサ220との両方、および、UM Iface205とデータ・スタック215とを含む、UE200のブロック図を示す。この実施形態では、前記UM Iface206は、特定のデータ・プロトコル・スタックのための無線技術からデータ・サービスを提供するように構成されているモジュール、またはソフトウェア構成部品を提供する。例えば、前記UM Iface206は、前記UE200の異なるプロセッサに、データ・リンク層タイプのサービスを提供し得る。さらに、前記UM Iface205は、ネットワーク225へのPDN接続を確立および/または管理するように、構成され得る。この実施形態では、UM Iface205は、各PDN接続のために例示される。例えば、UM Iface205は、提供および構成のような、アプリケーション/サービスの1つのセットを提供する、(アプリケーション2221−2によって要求されるように)管理ネットワークのためのPDN接続を確立するために、例示され得る。さらなるUM Iface205は、IMSアプリケーション/サービス(例えば、VolPトラヒック)へのアクセスを提供する、IMSネットワークのための、および、一般のIPトラヒックのためのネットワークを提供する、インターネット・ネットワークとのPDN接続を確立するために、例示され得る。さらに、所定のキャリアは、専用のPDNを通して、特有のサービス/アプリケーションへのアクセスを提供し得る。当然、実際のPDN接続は、特定のケースでは、異なり得る。データ・スタック215は、PDNネットワーク225へのPDN接続のための、前記UE200の物理的なインターフェースにわたって、データを受信、送信、記憶するように構成されている、ソフトウェア構成部品を提供する。
[0028] 示されているように、前記モデム・プロセッサ210は、アプリケーション222を実行し、アプリケーション・プロセッサ220は、アプリケーション222を実行する。説明によって、前記モデム・プロセッサ210は、前記UE200の動作に関連する1つ(もしくは複数)のアプリケーション222を実行するように構成されたプロセッサを提供し得る。例えば、アプリケーション222は、管理PDNにデータ・パケットを送信/受信することを必要とするUE200の複数の態様のSIMカードを構成するために使用されるBIPアプリケーションであり得る。同様に、前記アプリケーション・プロセッサ220は、アプリケーション222を実行するために構成され、また、前記管理PDNへ/からデータ・パケットを送信/受信する前記UE200、例えばOTADMクライアントを提供または構成するために使用される、プロセッサを提供し得る。このようなケースでは、アプリケーション222および222は、前記管理PDNへのネットワーク接続を要求する。異なるアプリケーション222および222は、他のPDNs(例えば、インターネットPDNに接続しているアプリケーション、または、IMS PDNに接続しているアプリケーション)への同時アクセスを同様に必要とし得る。
[0029] この実施形態では、前記UE200は、前記モデム・プロセッサ210のIPスタック224にポート・パーティション226を、前記アプリケーション・プロセッサ220のIPスタック224にポート・パーティション226を、割り当てることによって、所定のPDNへの同時アクセスの必要性に対処する。各ポート・パーティションは、前記アプリケーション2221−2によって確立されたPDNへの接続に使用するために利用可能なポート値の範囲を示し得る。さらに、各ポート・パーティションでのポート値の範囲は、前記他の分割でのポート値の範囲とオーバーラップしない。すなわち、各ポート・パーティションは、前記モデム・プロセッサ210またはアプリケーション・プロセッサ220による使用のために、異なる、オーバーラップしない範囲のポート値を提供する。このようにすることは、前記モデム・プロセッサ210およびアプリケーション・プロセッサ220のアプリケーション2221−2が、単一のIPアドレスを割り当てられた所定のPDN接続へのネットワーク接続を同時に確立することを、可能にし、ここにおいて、これら接続は、前記ポート値によって、区別される。
[0030] 図2Aに示されているように、前記アプリケーション222の1つによる要求に応じて、前記モデム・プロセッサ210、またはアプリケーション・プロセッサ220は、前記同じPDNに接続しており且つ前記同じIPアドレスを使用するいかなるアプリケーションによっても使用されていないポート・ナンバーを選択する。異なる実施形態では、前記ポート・パーティション2261−2は、静的に、または動的に生成され得る。静的なポート・スペース・パーティションの実施形態(static port space partitioning embodiment)に関しては、利用可能なポート・スペースが、オーバーラップしていない範囲に分割され、異なるプロセッサ(例えば、プロセッサ210および220)に割り当てられる。このようなケースでは、前記アプリケーション2221−2がPDN接続を要求するとき、前記アプリケーション222で動作している前記プロセッサは、このプロセッサに割り当てられる特定の範囲から、ポートを選択する。動的なポート・パーティションの実施形態に関しては、各プロセッサ(例えば、プロセッサ210および220)は、禁止ポートリスト(FPL:Forbidden Port List)を維持する。1つのプロセッサがポート・ナンバーを選択するたびに、このプロセッサは、他のプロセッサに前記選択されたポート・ナンバーを通信し、前記FPLにこのポート・ナンバーを追加し、各プロセッサにおけるポートのブラックリストを有効に形成する。動的なアプローチが、静的なアプローチと同じ効果を果たすことができるのに対し、動的なアプローチは、また、ポート・ナンバーがアプリケーションに割り当てられるたびにプロセッサ間の通信を必要とすることに、留意されたい。
[0031] 前記モデム・プロセッサ210と前記アプリケーション・プロセッサ220とで動作する動作システムの各々は、前記アプリケーション2221−2によって要求されたネットワーク接続に割り当てるために、ポート・ナンバーを選択することが可能である。 説明されたように、このようなポート・ナンバーは、前記それぞれプロセッサ210、220に割り当てられる前記オーバーラップしていない範囲から、選択され得る(もしくは、FPLとぶつからないように、選択され得る)。例えば、アプリケーション222がネットワーク接続を要求するとき、ソケットを確立するために使用されるポート値が、前記ポート・パーティション226によって特定された範囲から、選択される。同様に、アプリケーション222がネットワーク接続を要求するとき、ソケットを設置するために使用されるポート値が、前記ポート・パーティション226によって規定された範囲から、選択される。
[0032] インバウンド・トラヒックに関しては、所定のPDN接続に割り当てられたパブリックIPアドレス(public IP address)にアドレス指定されたネットワーク・パケットが、前記UM Iface205によって受信されるとき、前記UM Iface205は、前記パケットを、IPスタック224に送るかIPスタック224に送るかを決定するために、所定のパケットのトランスポート・ヘッダー(transport header)にあるポート値を、評価し得る。
[0033] 上述のように、他の実施形態では、前記UE200は、また、接続されたデバイスとの、例えば、インターネットPDNへの802.11のワイヤレス接続にわたって「テザリングされた」ラップトップとの、PDN接続を共有し得る。このような実施形態に関しては、前記UE200は、このような接続されたデバイスによって確立されるネットワーク接続のためのポート選択を制御するための能力に欠け得るので、ポート・パーティションが、単独で、前記モデム・プロセッサ210および前記アプリケーション・プロセッサ220のアプリケーション2221−2のために、および、1つ以上の接続されたデバイスのために、前記インターネットPDNへの同時並行アクセスを提供するのではない。
[0034] このようなシナリオで、ハイブリット・ソリューションが、所定のPDNへの同時アクセスを複数の処理エンティティに提供するために、使用される。より具体的には、このようなシナリオで、NATに基づいたアプローチが、ポート・パーティションと併せて使用されることができる。例えば、図2Bは、図2Aに関連して上に説明されているように、前記モデム・プロセッサ210と前記アプリケーション・プロセッサ220とを含むUE200の機能的なブロック図を示している。図2Bに示されている実施形態では、しかしながら、前記アプリケーション・プロセッサ220は、また、1つ以上のクライアント・デバイス250のためにフロントエンド・インターフェースとして使用されているNATモジュール235を含む。前記クライアント・デバイス250は、ラップトップまたはデスクトップ・コンピュータであり得、しかし、また、その他任意のネットワーク可能デバイス(例えば、タブレット・コンピュータ、ゲーム・コンソール、および他の「ネットワーク意識の(network-aware)」家庭用電子機器)であり得る。
[0035] 既知のように、ネットワーク・アドレス変換(すなわちNAT)は、1つのネットワーク内で使用されているIPアドレスの、他のネットワーク内での既知の異なるIPアドレスへの変換である。1つのネットワークは、内部(すなわちプライベート)ネットワークを典型的に指し、他方は、外部(すなわちパブリック)ネットワークである。本開示の文脈では、前記外部のネットワークは、所定のPDNに割り当てられた(および前記モデム・プロセッサ210とアプリケーション・プロセッサ220とによって共有されている)IPアドレスを、一般に指す。および、前記内部のアドレスは、接続されたデバイス(例えば、クライアント・デバイス250)に前記NATモジュール235によって割り当てられたIPアドレスを指す。
[0036] 前記NATモジュール235は、前記クライアント・デバイス250のIPスタック254に、プライベートIPアドレスを割り当てる。例えば、前記UE200は、802.11のインターフェースを介して、前記クライアント・デバイス250へのWi−Fiアクセスを提供するだろう。このようなケースでは、前記NATモジュール235は、接続されたWi−FiクライアントにプライベートIPアドレスを割り当て、前記クライアント・デバイス250のアプリケーション252は、IPスタック254に割り当てられた前記プライベート・アドレスを使用して、ネットワーク・パケットを送信/受信する。パブリックIPアドレスは、前記モデム・プロセッサ210および前記アプリケーション・プロセッサ220で、および、前記NATモジュール235の前記外部インターフェースで動作するアプリケーション2221−2によって使用される。
[0037] さらに、図2Bの実施形態では、前記NATモジュール235は、ポート・パーティション226を含む。前記ポート・パーティション2261−2のように、前記ポート・パーティション226は、ポート・ポーティション2261−2のポート値のいずれにもオーバーラップしていない、(接続されたクライアント・デバイス250の代わりに)前記NATモジュール235によって開始されるネットワーク接続に使用するためのポート値の範囲を提供する。前記NATモジュール235は、前記NATモジュール235と所定のPDN接続との間のネットワーク接続のために、パーティション226で特定されたポートを使用する。かくして、前記NATモジュール235、アプリケーション222、およびアプリケーション222は、所定のPDNに同時にアクセスし得る。アプリケーション2221−2およびNATモジュール235によって生成された前記ネットワーク接続は、ポート・パーティション2261−3のそれぞれから選択されたポート値を各々使用する。代わって、ポート値が動的に選択される場合、アプリケーション2221−2およびNATモジュール235によるネットワーク接続のために選択された各ポートが、前記UE200における他の処理エンティティの前記FPLに追加される。
[0038] 一実施形態では、前記アプリケーション・プロセッサ220は、前記ポート・パーティション226のサブセットとして、NATモジュール235の前記外部インターフェースにポート・ナンバーを割り当て、前記モデム・プロセッサ210または前記アプリケーション・プロセッサ220で動作するアプリケーションとの衝突が生じないことを確実にする。代わって、前記ポート・パーティション226および226が、異なる範囲として、前記UE200によって割り当てられ得る。
[0039] 前記クライアント・デバイス250で動作する(且つ前記同じPDNに接続している)前記アプリケーション252に関して、前記NATモジュール235は、割り当てられたプライベートIPアドレスおよびポート・ペアを、同じパブリックIPアドレスに、各接続に対して異なるポート・ナンバーで、マップ(map)する。前記ポート・ナンバーは、前記ポート・パーティション226から選択され得る。特に、前記NATモジュール235は、アドレス変換テーブルを保持し、IP接続性(IP connectivity)の他のエンドポイントのポートと、IPアドレスによってインデックスを付けられた、各IP接続のためのエントリーを成し得る。アップリンク・パケットに関しては、前記NATモジュール235は、ローカルIPアドレスおよびポート・ペアを、パブリックIPアドレスおよびポート・ペアに、変換する。ダウンリンク・パケットに関しては、前記NATモジュール235は、公開宛先(public destination)(IPアドレスおよびポート)を、対応するローカル宛先(IPアドレスおよびポート)に、変換する。
[0040] さらに、前記NATモジュール235は、また、NATインターフェースの後ろで動作するいくつかのアプリケーション252に対して生じるNATトラバーサル問題(NAT traversal problem)を処理するように、構成され得る。例えば、前記NATモジュール235は、アプリケーション・レイヤー・ゲートウェイ(ALG:Application Layer Gateway)を含み得る。既知のように、ALGは、プロトコル・アウェア・ファイアウォール(protocol-aware firewall)としての役割を果たし、トラヒックをモニタリングし、且つ追加のアドレス変換を必要とする任意のペイロード・データをアップデートする。ALGは、修理する必要のある上位層プロトコルを理解する必要があり、前記NATのトラバース問題を有する各プロトコルは、別個のALG(separate ALG)を必要とする。代案として、(RFC5389に記載されているような)NATのためのセッション・トラバーサル・ユーティリティ(STUN)、または、(RFC524に記載されているような)双方向接続性確立(Interactive Connectivity Establishment)が、NATトラバース問題に対処するために、使用され得る。さらに、外部ネットワークから開始されるネットワーク接続を必要とするサービスに関しては、ポート・フォアワーディング(port forwarding)が、特定のポートのためのインバウンド・トラヒックを転送するために、使用されることができる。
[0041] さらに、一部のネットワーク・パケット、例えば、インターネット制御通知プロトコル(ICMP:Internet Control Message Protocol)パケットは、ポート・ナンバーを含まない。一実施形態では、前記UM Iface205は、前記ポート値以外のパケットの値に基づいて、前記NATモジュール235に、または、前記プロセッサ210、220の1つに、このようなパケットを転送するように構成され得る。前記モデム・プロセッサ210、またはアプリケーション・プロセッサ220に送信されるべきパケットに関しては、IPパケットのICMPヘッダーに含まれているICMP識別値が、適切なプロセッサに前記ICMPパケットをルーティングするために、使用され得る。例えば、前記UM Iface205は、前記モデム・プロセッサ210に特定のICMPをルーティングするために、構成され得る。このアプローチは、また、NATモジュール235を含まない(または、現在使用していない)UEのために、使用され得る。
[0042] 前記NATモジュール235を通過するクライアント・デバイス250のICMPパケットに関しては、IPデータグラムの前記ICMPヘッダーに含まれているICMP識別値は、前記変換テーブルにおけるエントリーを生成するために、使用され得る。典型的に、ICMPメッセージは、1つのIPパケットでフィットすることができる。しかしながら、前記ICMPメッセージがIPデータグラムの複数のフラグメントに含まれているケースでは、前記IPデータグラムの第1のフラグメントのみが前記ICMPヘッダーを含むので、前記第1のフラグメントが、前記変換テーブルに前記エントリーを成すために、使用される。一実施形態では、前記第1のフラグメントの(RFC791に記載されているような)前記IPヘッダーの前記IP識別値が、追跡される。いくつかのフラグメントが前記第1のフラグメントと同じIP識別値を有している場合、NATは、同じ変換エントリーを使用して、これらフラグメントを変換する。
[0043] 図2Bに示されているように、前記NATモジュール235は、前記アプリケーション・プロセッサ220の動作システムによって、提供される。他の実施形態では、前記NATモジュールは、前記モデム・プロセッサ210で実行するように、実装され得る。例えば、図2Cは、PDN接続への同時アクセスをUE200の複数の処理エンティティに提供するUE200の、他の機能的なブロック図を示す。図2Cに示されている実施形態は、前記アプリケーション・プロセッサ220がNATモジュールを提供することができない場合に、使用され得る。
[0044] 図2Aおよび図2Bに示されているUE200と同様に、図2Cに示されている実施形態は、図2Aに関連して上に説明された、モデム・プロセッサ210とアプリケーション・プロセッサ220とを含む。図2Cの実施形態では、しかしながら、前記モデム・プロセッサ210は、NATモジュール260とポート・パーティション265とを含む。前記NATモジュール265は、図2Bの前記NATモジュール235に関して説明されたように一般に機能し得る。従って、前記モジュール・プロセッサ210で動作するOSは、前記NATモジュール265の外部インターフェースのためのポート・パーティション265と、前記モデム・プロセッサ210で動作するアプリケーション222による使用のためのポート・パーティション226とを、割り当てる(または、受信する)。図2BのNATモジュール235と同様に、NATモジュール265は、例えば、USBインターフェースまたは802.11の接続を使用し且つ前記NATモジュール265の後ろにプライベート・ネットワークを成し、接続されたクライアント・デバイスに、IPアドレスを与え得る。例として、前記NATモジュール265は、接続されたクライアント・デバイス250(例えば、ラップトップ、タブレット、または他の「ネットワーク・アウェア」デバイス)にプライベートのIPアドレスを割り当て、前記クライアント・デバイス250のアプリケーション252は、IPスタック254に割り当てられた前記プライベート・アドレスを使用して、ネットワーク・パケットを送信/受信する。さらに、前記NATモジュール265は、前述のアドレスNATトラバーサル・イシュー(address NAT traversal issue)および他のNAT関連のイシュー(issue)のみならず、前記アプリケーション225から送信されたネットワーク・パケットのローカルIPアドレスおよびポート・ペアを、対応するパブリックIPアドレスおよびポート・ペアに、変換し得る(また、逆の場合も同様である)。
[0045] 図2Dは、ユーザー装置デバイスのPDNへの同時アクセスを共有するように、複数の処理エンティティに関する他の実施形態を示している。より具体的には、図2Dは、(図2Aないし図2Cに示されているような)UE200のアプリケーション・プロセッサがない、UE275に関する実施形態を示している。UE275は、複数のクライアント・デバイス280のためのモバイル・ネットワーク「ホットスポット(hotspot)」を提供するために使用される「パック(puck)」、すなわちワイヤレス・データ・カードであり得る。UE275は、また、前記NATモジュール290が前記モデム・プロセッサ210で動作する構造に対応し得、これはアプリケーション・プロセッサを含むが、ここにおいて、前記アプリケーション・プロセッサで動作するアプリケーションはPDN接続への共有されたアクセスを必要としない。
[0046] 図2Dの実施形態では、前記NATモジュール290とモデム・プロセッサ220とは、前記UM Iface205に各々接続されており、1つ以上のPDN接続の各々に割り当てられたパブリックIPアドレスへのアクセスを共有する。上に説明されたように、前記UM Iface205は、前記モデム・プロセッサ220のアプリケーション222(およびIPスタック224)によって開始されるネットワーク接続と、アプリケーション282(およびIPスタック284)によって開始されるネットワーク接続とを区別するために使用されるポート変換テーブルを保持するように、構成され得る。トラヒックが、前記モデム・プロセッサの、前記IPスタック224または前記NATモジュール290の前記外部インターフェースから送信され、前記変換テーブルにおけるエントリーが、成される。その後、前記UM Iface205によって受信されるトラヒックは、このようなネットワーク・トラヒックに存在する前記ポート・アドレスに基づいて、必要に応じて、転送され得る。さらに、一部のポートは、前記モデム・プロセッサ210に「所属するもの(belonging)」として、専用にされ得る。そして、図2Bおよび図2CのNATモジュール235および260に関して説明されているように、NATモジュール290は、パブリックおよびプライベート・アドレス/ポート・ペア間で、および、アドレスNATトラバーサル・イシュー(address NAT traversal issue)および前述の他のNAT関連のイシュー(issue)間で、変換することができる。
[0047] 図3は、本開示の所定の態様に従って、UEデバイスの複数の処理エンティティによる同時のPDNアクセスを容易にするために実行される例のアルゴリズムを示している。すなわち、図3は、モバイル・デバイスにある異なる処理エンタイトルにポート・パーティションを割り当てるように、モバイル・デバイスによって果たされるアルゴリズムを示しており、ここにおいて、各処理エンティティは、データ・キャリアによって、単一のIPアドレスを割り当てられたPDNにアクセスすることを必要とし得る。一度割り当てられると、前記処理エンティティは、前記PDNとのネットワーク接続を確立するために、前記ポート値を使用し得る。前記ポート範囲はオーバーラップしていないので、前記異なる処理エンティティは、前記同じIPアドレスを同時に使用して、前記PDNへのネットワーク接続を確立し得る。
[0048] 示されているように、方法300は、工程305で開始し、ここにおいて、前記UEは、PDNへの接続に使用するために、IPアドレスを決定(すなわち取得)し得る。例えば、前記UEは、他の例では、一般のIPデータ・ネットワークPDN、IMSPDN、管理PDNのような、1つ以上のPDNのためのネットワーク・アドレスを取得するように、サービス・プロバイダ・ネットワーク内のダイナミック・ホスト・コントロール・プロトコル(DHCP)・サーバーと、相互作用し得る。ステップ310では、前記UEは、各処理エンティティに、ポート値の範囲(例えば、上述のように、モデム・プロセッサとアプリケーション・プロセッサとに割り当てられたポート値の範囲)を割り当て得る。このようにすることは、各処理エンティティが、異なるポート値を使用して所定のPDNにわたるネットワーク接続を開始することを、可能にする。
[0049] 工程315で、NATモジュールが前記処理エンティティの1つにある場合、工程320で、ポート値の範囲は、前記NATモジュールの外部インターフェース(例えば、所定のPDN接続の前記IPアドレスへのインターフェース)による使用のために、割り当てられる。一実施形態では、前記NATモジュールに割り当てられた前記ポート値は、前記NATモジュールを実現している前記処理エンティティに割り当てられた前記ポート値のサブセットで有り得る。しかしながら、前記処理エンティティとNATモジュールとのためのポート値の範囲を決定するための他のアプローチが、同様に使用され得る。
[0050] 工程315(または、NATモジュールがある場合は320)の後に、工程325では、前記UEの前記処理エンティティで動作するアプリケーション、および前記NATモジュールによって割り当てられたプライベート・アドレスを使用して前記UEにテザリングされるデバイスは、前記PDN接続へ、ネットワーク・パケットをルーティングし得る。
[0051] 新しい接続が前記処理エンティティ(および/または、NATモジュール)によって開始されると、所定のネットワーク接続のためのポート値が、所定の処理エンティティ、または前記NATモジュールの前記外部インターフェースに割り当てられたポート・パーティションから選択され、前記適切な処理エンティティ(または、前記NATモジュールの前記外部インターフェース)へ、入トラヒック(incoming traffic)を転送するために使用されるポート変換テーブルに加えられる。例えば、図4は、本開示の所定の態様に従って、複数の処理エンティティによって同時に共有されるPDNへのネットワーク接続にポート値を割り当てるために、UEの処理エンティティによって実施され得るアルゴリズムを示す。
[0052] 示されているように、方法400は、工程405で開始し、ここにおいて、前記処理エンティティの1つで動作するアプリケーションは、所定のPDNのためのIPアドレスを使用して送信されるデータ・パケットに使用するために、ポート値を要求する。例えば、モデム・プロセッサまたはアプリケーション・プロセッサは、前記所定のPDNを接続するために使用するための、オーバーラップしていない範囲のポートを、各々割り当てられ得る。工程410で、同時のPDNアクセスが可能でない(または、図3Dに示されている前記UEの構成においてと同様に、必要とされる)場合、ポートが、前記ネットワーク接続のために選択され、ネットワーク・ヘッダーが、前記選択されたポート値を使用して、設けられる(工程425)。しかしながら、所定のPDNへの同時のアクセスが可能でないケースでは、工程420で、前記処理エンティティは、前記処理エンティティに割り当てられた(または、NATモジュールに割り当てられた)ポート・パーティションから、ネットワーク接続に割り当てるためのポート値を、選択する。この場合も同様に、前記ポート・パーティションはオーバーラップしていないので、前記異なる処理エンティティは、前記同じIPアドレスを同時に使用して、前記PDNへのネットワーク接続を確立し得る。
[0053] 一度ポート値が割り当てられると、前記処理エンティティのIPスタックは、前記選択(工程420)されたポート値を使用する前記PDNに送信されるパケットのためのネットワーク・ヘッダーを設け得る。この場合も同様に、複数の処理エンティティが前記UEに含まれ、異なるポート・パーティションから選択されるポート値を選択することは、複数のこのような処理エンティティ(およびNATモジュール)が、所定のPDN接続への同時アクセスを共有することを、可能にする。一実施形態では、各処理エンティティに接続されたUM Iface(および、存在するならば前記NATモジュール)は、ここに示されている前記ポート値に基づいた前記所定のPDN接続に関連した前記IPアドレスに送信されるネットワーク・パケットを転送するために使用される変換テーブルを、維持し得る。
[0054] 図5は、装置500のハードウェア実装の一部を示している。より具体的には、図5は、図2Aないし図2Dに示されているPDN接続を共有するための機能的な構造をサポートすることができる、例のハードウェア実装を示している。図5では、前記回路装置は、参照符号500によって示されており、回路を含み、および、UE120の1つの構造であり得る。本明細書および添付の請求項では、用語「回路(circuitry)」は、構造的な用語として解釈され、機能的な用語として解釈されないことが、明確であるべきである。例えば、回路は、図5で説明され且つ示されているような、ブロック、ユニット、処理および/またはメモリーセル、ユニット、ブロックなどの形態で、複数の集積回路部品のような、回路部品の集合体であることができる。
[0055] 前記装置500は、複数の回路に連係している中央データ・バス(central data bus)502を備えている。 前記回路は、1つ以上のプロセッサ504、受信回路506、送信回路508、およびメモリー510を含む。前記メモリー510は、前記プロセッサ504と電子通信しており、例えば、前記プロセッサ5041−2は、前記メモリー510から情報を読み取り、および/または、前記メモリー510に情報を書き込むことができる。
[0056] 実例としては、前記装置500は、モデム・プロセッサ504およびアプリケーション・プロセッサ504を含む。前記モデム・プロセッサ504は、前記装置500の動作に関連したアプリケーション、例えば、前記装置におけるSIMカードを構成するように、または、位置を決定するために前記装置から受信されたGPS信号を復号するように構成されたアプリケーションを実行するように、構成され得る。このようなアプリケーションは、ネットワーク・パケットを送信および受信するために、前記モデム・プロセッサ504で動作するコードによって管理されている第1のIPスタックに、依存し得る。前記アプリケーション・プロセッサ504は、他のアプリケーション、例えば、ウェブ・ブラウザ、eメール・クライアント、OTADMクライアント、またはマッピング・ソフトウェアのような、ユーザ・アプリケーションを実行するように、構成され得る。このようなアプリケーションは、ネットワーク・パケットを送信および受信するために、前記アプリケーション・プロセッサ504で動作するコードによって管理されている第2のIPスタックに、依存し得る。
[0057] 各プロセッサ5041−2は、汎用プロセッサ、中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、制御装置、マイクロ制御装置、ステートマシン(state machine)、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)、プログラム可能論理デバイス(PLD:programmable logic device)、フィールド・プログラム可能・ゲート・アレイ(FPGA:field programmable gate array)などであり得る。前記プロセッサ504は、処理デバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結した1つ以上のマイクロプロセッサ、もしくはその他任意のこのような構成を含み得る。
[0058] 前記受信回路506と前記送信回路508は、RF(無線周波数)回路に接続されることができるが、図面に示されていない。前記受信回路506は、前記データ・バス502に前記信号を送信する前に、受信された信号を処理およびバッファし得る。他方では、前記送信回路508は、前記デバイス500から前記データを送信する前に、前記データ・バス502から前記データを処理およびバッファし得る。前記プロセッサ504は、前記データ・バス502のデータ管理の機能と、さらに、前記メモリー510の指示コンテンツ(instructional contents)を実行することを含めて、一般のデータ処理の機能とを果たし得る。
[0059] 図5に示されているように別個に配置される代わりに、代案として、前記送信回路508および前記受信回路506は、前記プロセッサ504の一部であり得る。
[0060] 前記メモリー装置510は、参照符号512によって概して示されている指示のセットを含む。命令群512は、本明細書に開示される方法を実施するために前記プロセッサ504によって実行可能であり得る。前記命令群512は、アドレス/ポートの組み合わせを有するMACレイヤーからネットワーク・フレームを受信するためのコード514を含み得る。前記命令群512は、また、前記装置500の異なるプロセッサのIPスタックに、前記受信されたフレームを転送するためのコード516を含み得る。前記命令群512は、また、前記装置500の異なるプロセッサのために、オーバーラップしていないポート範囲を割り当てるためのコード518を含み得る。前記命令群512は、また、NATモジュールの外部インターフェースによる使用のためにポート範囲を割り当てるためのコード520を、含み得る。
[0061] 前記メモリー510に示されている前記命令群512は、任意のタイプのコンピュータ可読ステートメント(computer-readable statement)を備え得る。例えば、前記メモリー510における前記命令群512は、1つ以上のプログラム、ルーティン、サブルーティン、モジュール、機能、手順、データセットなどを指し得る。前記命令群512は、単一のコンピュータ可読ステートメント、または複数のコンピュータ可読ステートメントを備え得る。
[0062] 前記メモリー510は、RAM(ランダム・アクセス・メモリー:Random Access Memory)回路であり得る。前記メモリー510は、揮発性、または、非揮発性のどちらかであることができる他のメモリー回路(示されていない)に結合されることができる。代案として、前記メモリー510は、EEPROM(登録商標)(電気的消去可能読込専用メモリー: Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、EPROM(電気的プログラム可能読込専用メモリー:Electrical Programmable Read Only Memory)、ROM(読込専用メモリー)、ASIC(特定用途向け集積回路)、磁気ディスク、光ディスク、および、その他この分野で周知のものであり得る。前記メモリー510は、中に保存されている命令群512を有するコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品の例であると考慮され得る。
[0063] 有効なことには、本開示に示されている実施形態は、UEデバイスの複数の処理エンティティ間でパケット・データ・ネットワーク(PDN)のための共通のIPアドレスを共有するための技術を提供する。一実施形態では、前記処理エンティティは、所定の処理エンティティで動作するアプリケーションによって確立される前記PDNへのネットワーク接続に使用するために、ポート・パーティションと称される、オーバーラップしていない範囲のポート値を、各々割り当てられる。このようにすることは、前記単一のPDN接続への同時のアクセスを、前記処理エンティティに提供する。さらに、特定の実施形態では、NATモジュールが、任意のテザリングされたデバイスで動作しているアプリケーションにプライベートIPアドレスを提供するために、使用され得る。存在するならば、前記NATモジュールは、また、前記NATモジュールの後ろのプライベート・アドレスおよび前記PDNへ/から、データ・パケットを転送するために、(他の処理エンティティに割り当てられた範囲に対して)異なる範囲のポートを、割り当てられ得る。
[0064] 本開示の先の説明は、いずれの当業者でも本開示を為し、または使用することを可能にさせるために提供される。本開示に対する種々の変更は、当業者に容易に理解され、ここで定義される一般的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の変形例に適応され得る。かくして、本開示は、ここに説明された例および設計に限定されることを意図されておらず、ここに開示される原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が付与されるべきである。
[0064] 本開示の先の説明は、いずれの当業者でも本開示を為し、または使用することを可能にさせるために提供される。本開示に対する種々の変更は、当業者に容易に理解され、ここで定義される一般的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の変形例に適応され得る。かくして、本開示は、ここに説明された例および設計に限定されることを意図されておらず、ここに開示される原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が付与されるべきである。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定することと、
第1の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第1のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第1の処理エンティティに割り当てることと、
第2の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第2のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てることであって、前記第1および第2のポート・パーティションはオーバーラップしていない、第2のポート・パーティションを前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てることと、を含む、ワイヤレス通信のための方法。
[C2]
前記モバイル・デバイスにおける前記第1の処理エンティティは、第1のインターネット・プロトコル・スタックを含むモデム・プロセッサであり、前記モバイル・デバイスにおける前記第2の処理エンティティは、第2のインターネット・プロトコル・スタックを含むアプリケーション・プロセッサである、C1に記載の方法。
[C3]
ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースによって、前記パケット・データ・ネットワークに接続されたアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへのネットワーク接続に使用するための第3のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスのネットワーク・アドレス変換モジュールに割り当てることであって、前記第3のポート・パーティションは、前記第1のポート・パーティションにも前記第2のポート・パーティションにもオーバーラップしない、第3のポート・パーティションを前記モバイル・デバイスのネットワーク・アドレス変換モジュールに割り当てることを、さらに含む、C1に記載の方法。
[C4]
前記ネットワーク・アドレス変換モジュールは、前記第1の処理エンティティ、または第2の処理エンティティに実装される、C3に記載の方法。
[C5]
前記パケット・データ・ネットワーク接続のために前記モバイル・デバイスに割り当てられた前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって、受信することと、
前記ポート値に基づいて、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの前記外部インターフェース、前記第1の処理エンティティ、および前記第2の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送することと、をさらに含む、C3に記載の方法。
[C6]
前記パケット・データ・ネットワーク接続のために前記モバイル・デバイスに割り当てられた前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって、受信することと、
前記ポート値に基づいて、前記第2の処理エンティティおよび前記第1の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送することと、をさらに含む、C1に記載の方法。
[C7]
パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定することと、
前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって、受信することと、
前記ポート値に基づいて、ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースおよび第1の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送することと、を含む、ワイヤレス通信のための方法。
[C8]
前記第1の処理エンティティは、前記モバイル・デバイスにおけるモデム・プロセッサであり、前記モデム・プロセッサは、1つ以上のアプリケーションを実行し、第1のインターネット・プロトコル・スタックを含む、C7に記載の方法。
[C9]
前記パケット・データ・ネットワークにわたって到達可能なホストへのネットワーク接続を生成することの要求を、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの後ろのクライアント・デバイスから、受信することと、
前記ネットワーク接続にポート値を割り当てることであって、前記ポート値は、前記パケット・データ・ネットワークへの接続のための、前記第1の処理エンティティ、または前記ネットワーク・アドレス変換モジュールによる使用において、いかなるポート値ともぶつからないように選択される、前記ネットワーク接続にポート値を割り当てることと、をさらに含む、C7に記載の方法。
[C10]
パケット・データ・ネットワーク接続を確立することの要求を、モバイル・デバイスの第1の処理エンティティによって、受信することと、
前記接続にポート値を割り当てることであって、前記ポート値は、第1のポート範囲から選択され、ここにおいて、前記第1のポート範囲は、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティによって使用される第2のポート範囲とオーバーラップしない、前記接続にポート値を割り当てることと、を含む、ワイヤレス通信のための方法。
[C11]
前記第1のポート範囲および前記第2のポート範囲は、前記第1の処理エンティティおよび前記第2の処理エンティティのうちの1つによって実装されるネットワーク・アドレス変換モジュールによって使用される第3のポート範囲とオーバーラップしない、C10に記載の方法。
[C12]
パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定するための手段と、
第1の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第1のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第1の処理エンティティに、割り当てるための手段と、
第2の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第2のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てるための手段であって、前記第1および第2のポート・パーティションは、オーバーラップしない、第2のポート・パーティションを前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てるための手段と、を含む、ワイヤレス通信のための装置。
[C13]
前記モバイル・デバイスの前記第1の処理エンティティは、第1のインターネット・プロトコル・スタックを含むモデム・プロセッサであり、前記モバイル・デバイスの前記第2の処理エンティティは、第2のインターネット・プロトコル・スタックを含むアプリケーション・プロセッサである、C12の装置。
[C14]
ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースによって、前記パケット・データ・ネットワークに接続されたアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへのネットワーク接続に使用するための第3のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスのネットワーク・アドレス変換モジュールに割り当てるための手段であって、前記第3のポート・パーティションは、前記第1のポート・パーティションとも前記第2のポート・パーティションともオーバーラップしない、第3のポート・パーティションを前記モバイル・デバイスのネットワーク・アドレス変換モジュールに割り当てるための手段をさらに含む、C12に記載の装置。
[C15]
前記ネットワーク・アドレス変換モジュールは、前記第1の処理エンティティ、または第2の処理エンティティに実装される、C14に記載の装置。
[C16]
前記パケット・データ・ネットワーク接続のために前記モバイル・デバイスに割り当てられた前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し、且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって、受信するための手段と、
前記ポート値に基づいて、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの前記外部インターフェース、前記第1の処理エンティティ、および前記第2の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送するための手段と、をさらに含む、C14に記載の装置。
[C17]
前記パケット・データ・ネットワーク接続のために前記モバイル・デバイスに割り当てられた前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって受信するための手段と、
前記ポート値に基づいて、前記第2の処理エンティティおよび前記第1の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送するための手段と、をさらに含む、C12に記載の装置。
[C18]
パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定するための手段と、
前記パケット・データ・ネットワークの前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有する前記ネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって、受信するための手段と、
前記ポート値に基づいて、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースおよび第1の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送するための手段と、を含む、ワイヤレス通信のための装置。
[C19]
前記第1の処理エンティティは、前記モバイル・デバイスにおけるモデム・プロセッサであり、ここにおいて、前記モデム・プロセッサは、1つ以上のアプリケーションを実行し、第1のインターネット・プロトコル・スタックを含む、C18に記載の装置。
[C20]
前記パケット・データ・ネットワークにわたって到達可能なホストへのネットワーク接続を生成することの要求を、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの後ろのクライアント・デバイスから、受信するための手段と、
前記ネットワーク接続にポート値を割り当てるための手段であって、前記ポート値は、前記パケット・データ・ネットワークへの接続のための、前記第1の処理エンティティ、または前記ネットワーク・アドレス変換モジュールによる使用において、いかなるポート値ともぶつからないように選択される、前記ネットワーク接続にポート値を割り当てるための手段と、をさらに含む、C18に記載の装置。
[C21]
パケット・データ・ネットワークへの接続を確立することの要求を、モバイル・デバイスの第1の処理エンティティによって、受信するための手段と、
前記接続にポート値を割り当てるための手段であって、前記ポート値は、第1のポート範囲から選択され、ここにおいて、前記第1のポート範囲は、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティによって使用される第2のポート範囲とオーバーラップしない、前記接続にポート値を割り当てるための手段と、を含む、ワイヤレス通信のための装置。
[C22]
前記第1のポート範囲および前記第2のポート範囲は、前記第1の処理エンティティおよび前記第2の処理エンティティのうちの1つによって実装されるネットワーク・アドレス変換モジュールによって使用される第3のポート範囲とオーバーラップしない、C21に記載の装置。
[C23]
パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定するように、
第1の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第1のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第1の処理エンティティに割り当てるように、および、
第2の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第2のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てる、ここにおいて、第1および第2のポート範囲はオーバーラップしない、ように構成されている回路を備える、装置。
[C24]
パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定するように、
前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって受信するように、および、
前記ポート値に基づいて、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースと第1の処理エンティティとの1つに、前記パケットを転送するように、構成されている回路を備える、装置。
[C25]
パケット・データ・ネットワークへの接続を確立することの要求を、モバイル・デバイスの第1の処理エンティティによって受信するように、
前記接続にポート値を割り当てる、ここにおいて、前記ポート値は、第1のポート範囲から選択され、前記第1のポート範囲は、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティによって使用される第2のポート範囲とオーバーラップしない、ように構成されている回路を備える、装置。
[C26]
パケット・データ・ネットワークに接続するためにモバイル・デバイスに対するネットワーク・アドレスを決定するために、
第1の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第1のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第1の処理エンティティに、割り当てるために、
第2の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと使用するための第2のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てるために、ここにおいて、第1および第2のポート範囲はオーバーラップしない、1つ以上のプロセッサによって実行可能である記憶された命令群を有するコンピュータ可読媒体を備えた、コンピュータ・プログラム製品。
[C27]
パケット・データ・ネットワークに接続するためにモバイル・デバイスに対するネットワーク・アドレスを決定するために、
前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって受信するために、
前記ポート値に基づいて前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースと、第1の処理エンティティとの1つに前記パケットを転送するために、
1つ以上のプロセッサによって実行可能である記憶された命令群を有するコンピュータ可読媒体を備えた、コンピュータ・プログラム製品。
[C28]
パケット・データ・ネットワークへの接続を確立することの要求を、モバイル・デバイスの第1の処理エンティティによって受信するために、
前記接続にポート値を割り当てることであって、ここにおいて、前記ポート値は、第1のポート範囲から選択され、ここにおいて、前記第1のポート範囲は、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティによって使用される第2のポート範囲とオーバーラップしない、前記接続にポート値を割り当てるために、
1つ以上のプロセッサによって実行可能である記憶された命令群を有するコンピュータ可読媒体を備えた、コンピュータ・プログラム製品。

Claims (28)

  1. パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定することと、
    第1の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第1のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第1の処理エンティティに割り当てることと、
    第2の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第2のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てることであって、前記第1および第2のポート・パーティションはオーバーラップしていない、第2のポート・パーティションを前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てることと、を含む、ワイヤレス通信のための方法。
  2. 前記モバイル・デバイスにおける前記第1の処理エンティティは、第1のインターネット・プロトコル・スタックを含むモデム・プロセッサであり、前記モバイル・デバイスにおける前記第2の処理エンティティは、第2のインターネット・プロトコル・スタックを含むアプリケーション・プロセッサである、請求項1に記載の方法。
  3. ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースによって、前記パケット・データ・ネットワークに接続されたアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへのネットワーク接続に使用するための第3のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスのネットワーク・アドレス変換モジュールに割り当てることであって、前記第3のポート・パーティションは、前記第1のポート・パーティションにも前記第2のポート・パーティションにもオーバーラップしない、第3のポート・パーティションを前記モバイル・デバイスのネットワーク・アドレス変換モジュールに割り当てることを、さらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ネットワーク・アドレス変換モジュールは、前記第1の処理エンティティ、または第2の処理エンティティに実装される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記パケット・データ・ネットワーク接続のために前記モバイル・デバイスに割り当てられた前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって、受信することと、
    前記ポート値に基づいて、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの前記外部インターフェース、前記第1の処理エンティティ、および前記第2の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送することと、をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記パケット・データ・ネットワーク接続のために前記モバイル・デバイスに割り当てられた前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって、受信することと、
    前記ポート値に基づいて、前記第2の処理エンティティおよび前記第1の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送することと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定することと、
    前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって、受信することと、
    前記ポート値に基づいて、ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースおよび第1の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送することと、を含む、ワイヤレス通信のための方法。
  8. 前記第1の処理エンティティは、前記モバイル・デバイスにおけるモデム・プロセッサであり、前記モデム・プロセッサは、1つ以上のアプリケーションを実行し、第1のインターネット・プロトコル・スタックを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記パケット・データ・ネットワークにわたって到達可能なホストへのネットワーク接続を生成することの要求を、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの後ろのクライアント・デバイスから、受信することと、
    前記ネットワーク接続にポート値を割り当てることであって、前記ポート値は、前記パケット・データ・ネットワークへの接続のための、前記第1の処理エンティティ、または前記ネットワーク・アドレス変換モジュールによる使用において、いかなるポート値ともぶつからないように選択される、前記ネットワーク接続にポート値を割り当てることと、をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  10. パケット・データ・ネットワーク接続を確立することの要求を、モバイル・デバイスの第1の処理エンティティによって、受信することと、
    前記接続にポート値を割り当てることであって、前記ポート値は、第1のポート範囲から選択され、ここにおいて、前記第1のポート範囲は、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティによって使用される第2のポート範囲とオーバーラップしない、前記接続にポート値を割り当てることと、を含む、ワイヤレス通信のための方法。
  11. 前記第1のポート範囲および前記第2のポート範囲は、前記第1の処理エンティティおよび前記第2の処理エンティティのうちの1つによって実装されるネットワーク・アドレス変換モジュールによって使用される第3のポート範囲とオーバーラップしない、請求項10に記載の方法。
  12. パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定するための手段と、
    第1の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第1のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第1の処理エンティティに、割り当てるための手段と、
    第2の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第2のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てるための手段であって、前記第1および第2のポート・パーティションは、オーバーラップしない、第2のポート・パーティションを前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てるための手段と、を含む、ワイヤレス通信のための装置。
  13. 前記モバイル・デバイスの前記第1の処理エンティティは、第1のインターネット・プロトコル・スタックを含むモデム・プロセッサであり、前記モバイル・デバイスの前記第2の処理エンティティは、第2のインターネット・プロトコル・スタックを含むアプリケーション・プロセッサである、請求項12の装置。
  14. ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースによって、前記パケット・データ・ネットワークに接続されたアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへのネットワーク接続に使用するための第3のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスのネットワーク・アドレス変換モジュールに割り当てるための手段であって、前記第3のポート・パーティションは、前記第1のポート・パーティションとも前記第2のポート・パーティションともオーバーラップしない、第3のポート・パーティションを前記モバイル・デバイスのネットワーク・アドレス変換モジュールに割り当てるための手段をさらに含む、請求項12に記載の装置。
  15. 前記ネットワーク・アドレス変換モジュールは、前記第1の処理エンティティ、または第2の処理エンティティに実装される、請求項14に記載の装置。
  16. 前記パケット・データ・ネットワーク接続のために前記モバイル・デバイスに割り当てられた前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し、且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって、受信するための手段と、
    前記ポート値に基づいて、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの前記外部インターフェース、前記第1の処理エンティティ、および前記第2の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送するための手段と、をさらに含む、請求項14に記載の装置。
  17. 前記パケット・データ・ネットワーク接続のために前記モバイル・デバイスに割り当てられた前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって受信するための手段と、
    前記ポート値に基づいて、前記第2の処理エンティティおよび前記第1の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送するための手段と、をさらに含む、請求項12に記載の装置。
  18. パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定するための手段と、
    前記パケット・データ・ネットワークの前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有する前記ネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって、受信するための手段と、
    前記ポート値に基づいて、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースおよび第1の処理エンティティのうちの1つに、前記パケットを転送するための手段と、を含む、ワイヤレス通信のための装置。
  19. 前記第1の処理エンティティは、前記モバイル・デバイスにおけるモデム・プロセッサであり、ここにおいて、前記モデム・プロセッサは、1つ以上のアプリケーションを実行し、第1のインターネット・プロトコル・スタックを含む、請求項18に記載の装置。
  20. 前記パケット・データ・ネットワークにわたって到達可能なホストへのネットワーク接続を生成することの要求を、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの後ろのクライアント・デバイスから、受信するための手段と、
    前記ネットワーク接続にポート値を割り当てるための手段であって、前記ポート値は、前記パケット・データ・ネットワークへの接続のための、前記第1の処理エンティティ、または前記ネットワーク・アドレス変換モジュールによる使用において、いかなるポート値ともぶつからないように選択される、前記ネットワーク接続にポート値を割り当てるための手段と、をさらに含む、請求項18に記載の装置。
  21. パケット・データ・ネットワークへの接続を確立することの要求を、モバイル・デバイスの第1の処理エンティティによって、受信するための手段と、
    前記接続にポート値を割り当てるための手段であって、前記ポート値は、第1のポート範囲から選択され、ここにおいて、前記第1のポート範囲は、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティによって使用される第2のポート範囲とオーバーラップしない、前記接続にポート値を割り当てるための手段と、を含む、ワイヤレス通信のための装置。
  22. 前記第1のポート範囲および前記第2のポート範囲は、前記第1の処理エンティティおよび前記第2の処理エンティティのうちの1つによって実装されるネットワーク・アドレス変換モジュールによって使用される第3のポート範囲とオーバーラップしない、請求項21に記載の装置。
  23. パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定するように、
    第1の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第1のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第1の処理エンティティに割り当てるように、および、
    第2の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第2のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てる、ここにおいて、第1および第2のポート範囲はオーバーラップしない、ように構成されている回路を備える、装置。
  24. パケット・データ・ネットワークに接続するために、モバイル・デバイスのためのネットワーク・アドレスを決定するように、
    前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって受信するように、および、
    前記ポート値に基づいて、前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースと第1の処理エンティティとの1つに、前記パケットを転送するように、構成されている回路を備える、装置。
  25. パケット・データ・ネットワークへの接続を確立することの要求を、モバイル・デバイスの第1の処理エンティティによって受信するように、
    前記接続にポート値を割り当てる、ここにおいて、前記ポート値は、第1のポート範囲から選択され、前記第1のポート範囲は、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティによって使用される第2のポート範囲とオーバーラップしない、ように構成されている回路を備える、装置。
  26. パケット・データ・ネットワークに接続するためにモバイル・デバイスに対するネットワーク・アドレスを決定するために、
    第1の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと共に使用するための第1のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第1の処理エンティティに、割り当てるために、
    第2の処理エンティティで実行するアプリケーションによって開始される前記パケット・データ・ネットワークへの接続のために、前記ネットワーク・アドレスと使用するための第2のポート・パーティションを、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティに割り当てるために、ここにおいて、第1および第2のポート範囲はオーバーラップしない、1つ以上のプロセッサによって実行可能である記憶された命令群を有するコンピュータ可読媒体を備えた、コンピュータ・プログラム製品。
  27. パケット・データ・ネットワークに接続するためにモバイル・デバイスに対するネットワーク・アドレスを決定するために、
    前記ネットワーク・アドレスと一致する宛先アドレスを有し且つポート値を有するネットワーク・パケットを、前記モバイル・デバイスによって受信するために、
    前記ポート値に基づいて前記ネットワーク・アドレス変換モジュールの外部インターフェースと、第1の処理エンティティとの1つに前記パケットを転送するために、
    1つ以上のプロセッサによって実行可能である記憶された命令群を有するコンピュータ可読媒体を備えた、コンピュータ・プログラム製品。
  28. パケット・データ・ネットワークへの接続を確立することの要求を、モバイル・デバイスの第1の処理エンティティによって受信するために、
    前記接続にポート値を割り当てることであって、ここにおいて、前記ポート値は、第1のポート範囲から選択され、ここにおいて、前記第1のポート範囲は、前記モバイル・デバイスの第2の処理エンティティによって使用される第2のポート範囲とオーバーラップしない、前記接続にポート値を割り当てるために、
    1つ以上のプロセッサによって実行可能である記憶された命令群を有するコンピュータ可読媒体を備えた、コンピュータ・プログラム製品。
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