JP2016015338A - Illuminating device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、照明装置に関し、特に発光ダイオード(LED(Light Emitting Diode))を光源とする照明装置に関する。 The present invention relates to a lighting device, and more particularly to a lighting device using a light emitting diode (LED) as a light source.
従来の照明装置は、白熱電球や蛍光灯を使用したものが一般的であり、点灯、消灯、出力調整による調光、常夜灯(豆球)の点灯などがあった。 Conventional lighting devices generally use incandescent bulbs or fluorescent lamps, such as turning on / off, dimming by adjusting output, turning on a night light (bean bulb), and the like.
近年、発光ダイオード(LED)の進化がめざましく、高輝度・高出力でさまざまな波長出力を持つLEDが実用化されてきている。このようなLEDを用いた照明装置においては、点灯や消灯などの操作だけでなく、波長の違うLEDを組み合わせて各々の出力を調整することにより、使用者は照明の色調も自由に変更することが可能である。 In recent years, the evolution of light emitting diodes (LEDs) has been remarkable, and LEDs having various luminance outputs with high luminance and high output have been put into practical use. In such an illuminating device using LEDs, the user can freely change the color tone of the illumination by adjusting each output by combining LEDs with different wavelengths in addition to operations such as turning on and off. Is possible.
一方で、照明装置には、ユーザが好みの調光レベルを登録することが可能なものがある。たとえば特開2006−179350号公報(以下、特許文献1)は、ユーザが操作部を操作して好みの調光レベルとした後に記憶させるための操作を行なうことで、その調光レベルを記憶することができる照明装置を開示している。この場合、次からは、所定のボタンを押すだけで記憶させた調光レベルで点灯させることが可能となる。 On the other hand, some lighting devices allow a user to register a desired dimming level. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 2006-179350 (hereinafter referred to as Patent Document 1) stores the dimming level by performing an operation for storing the dimming level after the user operates the operation unit to obtain a desired dimming level. A lighting device is disclosed. In this case, from the next time, it is possible to light up at the stored dimming level simply by pressing a predetermined button.
しかしながら、上記特許文献1のような登録方法では、ユーザが所望の調光レベルを設定する必要がある。そのため、特許文献1の技術を用いると、たとえば自動調光中の好みの調光レベルが見つかった場合、ユーザは、後からその調光レベルを設定する必要があり、所望の調光レベルを設定することが難しい場合がある、という問題があった。
However, in the registration method as described in
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、容易な操作でより所望の調光レベル(調光率)を記憶させることが可能な照明装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above problems, and provides an illumination device capable of storing a desired light control level (light control rate) with an easy operation. Objective.
本発明のある局面に従う照明装置は、色温度の異なる複数の発光部と、複数の発光部の各々の発光出力制御を実行するための制御回路と、指示入力を受け付けるための操作手段とを備える。制御回路は、所定のモードの指示入力を受け付けると、複数の発光部のそれぞれの調光率を自動で連続的に変化させる第1の制御と、第1の制御下で登録を指示する指示入力を受け付けると、指示入力を受け付けた時点での複数の発光部のそれぞれの調光率を登録情報として特定する第2の制御とを実行する。 An illumination device according to an aspect of the present invention includes a plurality of light emitting units having different color temperatures, a control circuit for executing light emission output control of each of the plurality of light emitting units, and an operation unit for receiving an instruction input. . When the control circuit receives an instruction input of a predetermined mode, the control circuit automatically and continuously changes the dimming rate of each of the plurality of light emitting units, and an instruction input for instructing registration under the first control. Is received, the second control for specifying the dimming rate of each of the plurality of light emitting units at the time of receiving the instruction input as registration information is executed.
好ましくは、登録を指示する指示入力は複数の登録番号のいずれかを特定する情報を含み、制御回路は、前記第2の制御において、指示入力に含まれる登録番号に関連付けて登録情報を特定する。 Preferably, the instruction input for instructing registration includes information for specifying any of a plurality of registration numbers, and the control circuit specifies registration information in association with the registration number included in the instruction input in the second control. .
好ましくは、照明装置は登録情報を記憶するためのメモリをさらに備え、制御回路は、
登録情報を特定して点灯する指示入力を受け付けると、メモリを参照して、複数の発光部のそれぞれを記憶された調光率とする発光出力制御を実行する。
Preferably, the lighting device further includes a memory for storing registration information, and the control circuit includes:
When an instruction input for lighting is specified and registration information is specified, light emission output control is performed with reference to the memory so that each of the plurality of light emitting units has a stored dimming rate.
本発明の照明装置は、自動的に連続して調光率・色調が変化する中に所望の調光率・色調があった場合に、容易な操作でその調光率・色調を登録することができる。 The lighting device of the present invention automatically registers the dimming rate and color tone with a simple operation when the desired dimming rate and color tone are found while the dimming rate and color tone change continuously. Can do.
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を附してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In the following description, the same parts are denoted by the same reference numerals. Their names and functions are also the same. Therefore, detailed description thereof will not be repeated.
図1は、本発明の実施の形態に従う照明装置1の外観構成図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従う照明装置1には、本体部を取り付けるためのシャーシ2と、シャーシ2とともに本体部全面を覆うカバー8,9とが設けられている場合が示されている。本例においては、一例として、照明装置1のシャーシ2が天井に取り付けられているものとする。
FIG. 1 is an external configuration diagram of
Referring to FIG. 1,
カバー8は、光源としての照明用のLEDモジュールが配置される領域に対応して設けられる。当該カバー8の領域から光が照射される。 The cover 8 is provided corresponding to a region where an LED module for illumination as a light source is disposed. Light is irradiated from the region of the cover 8.
カバー8の中央付近に設けられている別のカバー9は、LEDモジュールを制御する基板等の制御装置が配置される領域に対応して設けられる。当該カバー9に対応する領域には、LEDモジュールは設けられていないため光は照射されない。
Another
また、当該照明装置1を操作するための携帯型のリモコン50が設けられている。リモコン50を操作することにより照明装置1に対して各種動作指示を与えることが可能となる。リモコン50の詳細については後述する。
In addition, a portable
図2は、本発明の実施の形態に従う照明装置1のハードウェアを説明する概略ブロック図である。
FIG. 2 is a schematic block diagram illustrating hardware of
図2を参照して、本発明の実施の形態に従う照明装置1は、電源回路10と、照明制御部20と、照明部30と、インタフェース部40とを含む。
Referring to FIG. 2,
電源回路10は、交流電源入力(AC入力)(100V)を受けて直流電圧に変換して装置の各部に電圧を供給する。なお、本例においては、一例として制御電源供給回路21および照明部30のみに電圧が供給されているように示されているが、特にこれに限られず、他の部位に対しても必要な電圧が供給されるものとする。
The
照明制御部20は、電源回路10から供給される電圧をCPU22に供給するために調整する制御電源供給回路21と、照明装置1全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)22と、PWM(Pulse Width Modulation)制御回路23と、信号受信部
25と、SW入力部26と、水晶発振子27と、照度センサ28と、メモリ29とを含む。一例としてCPU22とメモリ29とPWM制御回路23とはマイコン(マイクロコンピュータ)によって構成される。
The
CPU22は、各部と接続されるとともに、照明装置1全体を制御するために必要な動作を指示する。
CPU22 is connected with each part and instruct | indicates operation | movement required in order to control the illuminating
PWM制御回路23は、CPU22からの指示に従ってLEDモジュール31,32を駆動するために必要なPWMパルスを生成する。
The
信号受信部25は、インタフェース部40に含まれる赤外線受光部41と接続されて、赤外線受光部41で受光された赤外線信号に応答した指示をCPU22に出力する。
The
SW入力部26は、操作SW(スイッチ)42と接続されて、操作SWの操作に応答した指示をCPU22に出力する。
The
水晶発振子27は、所定の周期で発振信号を生成してCPU22に出力する。CPU22は、水晶発振子27から発振される発振信号(クロック信号)の入力を受けて、当該クロック信号に同期した各種動作を実行する。なお、CPU22は、水晶発振子27から出力される発振信号に従って時刻を正確に計測することが可能であるものとする。
The
照度センサ28は、照明装置1周辺の照度を計測してCPU22に出力する。CPU22は、照度センサ28からの測定結果に基づいて調光率を制御することが可能である。
The
メモリ29は、照明装置1を制御するための各種プログラムおよび初期値等が格納されるとともに、CPU22のワーキングメモリとしても用いられる。
The
照明部30は、互いに色温度の異なるLEDモジュール31,32と、LEDモジュール31,32を駆動するために用いられるFET(Field Effect Transistor)スイッチ
33,34とを含む。本例において、LEDモジュール31の色温度は、5600K程度、LEDモジュール32の色温度は、3000K程度とする。以下、LEDモジュール3
1を昼光色LED(単に昼光色)とも称する。また、LEDモジュール32を電球色LED(単に電球色)とも称する。なお、ここでは、LEDモジュール31,32は、それぞれ1つずつ1組として設けられている場合が示されているが、複数組が設けられる構成とすることも可能である。また、FETスイッチ33,34はPWM制御回路23にあってもよい。
The
1 is also referred to as daylight color LED (simply daylight color). The
インタフェース部40は、赤外線受光部41と、操作SW42とを含む。
赤外線受光部41は、上述したリモコン50からの赤外線信号を受光する。そして、赤外線信号を光電変換して信号受信部25に出力する。
The
The infrared light receiving unit 41 receives an infrared signal from the
操作SW42は、電源スイッチ等を含み、ユーザの電源スイッチ等のスイッチ操作に応答した指示がSW入力部26を介してCPU22に出力される。なお、電源スイッチがオンの場合には、照明装置1には必要な電源が供給され、電源スイッチがオフの場合には、照明装置1には電源が供給されないものとする。本例における各種動作については、電源スイッチがオンの場合とする。また、操作SW42には、後述するリモコン50の各種ボタンに対応するスイッチをそれぞれ設けるようにすることも可能である。
The
図3は、本発明の実施の形態に従うLEDモジュール31,32の構成を説明する図である。
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration of
図3を参照して、CPU22は、PWM制御回路23に指示してLEDモジュール31,32の少なくとも一方を駆動するためのPWMパルスS1,S2を生成して出力する。
Referring to FIG. 3,
LEDモジュール31,32は、電源回路10から必要な電圧の供給を受ける。LEDモジュール31,32と接地電圧GNDとの間には、FETスイッチ33,34とがそれぞれ設けられている。
The
そして、PWMパルスS1,S2に応答してFETスイッチ33,34が導通/非導通となることによりLEDモジュール31,32に電流が供給/遮断される。LEDモジュール31,32に電流が供給されることによりLEDモジュール31,32はそれぞれ発光する。なお、ここでは、LEDモジュール31,32を駆動する構成について説明したが、他のLEDモジュールがさらに複数個設けられている場合についても同様である。
Then, the FET switches 33 and 34 are turned on / off in response to the PWM pulses S1 and S2, whereby current is supplied / cut off to the
図4は、LEDモジュール31,32が照明装置1に配置されている場合の一例を説明する図である。
FIG. 4 is a diagram for explaining an example when the
図4を参照して、LEDモジュール31,32を互いに隣接して配置し、かつ、複数組円形状に配列して実装した場合が示されている。色温度の異なるLEDモジュール31,32を互いに隣接して実装することにより、それぞれのLEDモジュールから発光される光を混ざりやすくし、照射面での色のバラツキ、ムラを無くすことが可能となる。
Referring to FIG. 4, a case where
図5は、本発明の実施の形態に従うリモコン50の外観構成図である。
図5を参照して、リモコン50は、液晶パネル52と、各種ボタンが設けられている。液晶パネル52は、液晶以外の他の表示装置を用いることも可能である。
FIG. 5 is an external configuration diagram of
Referring to FIG. 5,
また、ここでは、複数のボタンが設けられている。具体的には、「全点灯」ボタン54と、「光環境制御」ボタン58と、「消灯」ボタン53と、「常夜灯」ボタン51と、「エコ点灯」ボタン60と、「照度センサ」ボタン70と、調光率の上げ下げを指示するための「明るく」ボタン55および「暗く」ボタン56と、「電球色」から「昼光色」あるいは「昼光色」から「電球色」への調色を指示するための「寒色」ボタン61および「暖
色」ボタン63と、「明るさプラス」ボタン64と、「お気に入り1」ボタン65と、「お気に入り2」ボタン72と、「おやすみ前」ボタン66と、「お気に入り登録1」ボタン71と、「お気に入り登録2」ボタン73と、「留守タイマ」ボタン67と、「切タイマ」ボタン74と、「入タイマ」ボタン75と、「我が家流」ボタン62と、数値等の上げ下げを指示するための「UP」ボタン57Aおよび「DOWN」ボタン57Bと、「環境登録」ボタン69と、「チャンネル切替」ボタン77と、「時刻設定」ボタン68と、「リセット」ボタン78とが設けられる。
Here, a plurality of buttons are provided. Specifically, a “full lighting”
ユーザが「全点灯」ボタン54を押下することにより全点灯制御指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からの全点灯制御指示の入力を受けて、PWM制御回路23に対して照明部30への全点灯制御を開始するように指示する。これにより、「全灯」ボタン54の押下すなわち、リモコン50からの全点灯制御指示の入力に従って、照明部30から調光率100%の光が照射される。
When the user presses the “all lighting”
ユーザが「光環境制御」ボタン58を押下することにより、光環境制御モード指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からの光環境制御指示の入力を受けてPWM制御回路23に対して照明部30への光環境制御モードにおける点灯制御を開始するように指示する。光環境制御モードについては後述する。
When the user presses the “light environment control”
点灯中にユーザが「消灯」ボタン53を押下することにより消灯制御指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からの消灯制御指示の入力を受けて、PWM制御回路23に対して照明部30を消灯するように指示する。これにより、「消灯」ボタン53の押下すなわち、リモコン50からの消灯制御指示の入力に従って、照明部30からの光の照射が終了する。
When the user presses the “light-off”
ユーザが「常夜灯」ボタン51を押下することにより常夜灯制御指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からの常夜灯制御指示の入力を受けて、PWM制御回路23に対して照明部30への常夜灯制御を開始するように指示する。これにより、「常夜灯」ボタン54の押下すなわち、リモコン50からの常夜灯点灯制御指示の入力に従って、照明部30のLEDモジュール32を構成する複数の「電球色」のLEDのうちの一部を常夜灯として点灯させる。なお、常夜灯としてのLEDの点灯時に当該LEDの調光率を約10%から100%の間の10段階で調光することが可能である。
When the user presses the “nightlight”
また、ユーザが「エコ点灯」ボタン60を押下することにより、エコ点灯モード指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からのエコ点灯指示の入力を受けてPWM制御回路23に対して照明部30へのエコ点灯モードにおける点灯制御を開始するように指示する。エコ点灯モードについては後述する。
Further, when the user presses the “eco light”
また、ユーザが「照度センサ」ボタン70を押下することにより、照度センサモード指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からの照度センサモード指示の入力を受けて、照明部30への照度センサモードにおける点灯制御を開始する。照度センサモードについては後述する。
Further, when the user presses the “illuminance sensor”
照明部30から照射される光の調光率は、「明るく」ボタン55および「暗く」ボタン56の操作によって段階的に全灯(調光率100%)から微灯(調光率30%)まで調整される。具体的には、例えば、「全点灯」ボタン54が押下されて全灯(調光率100%)である状態で「暗く」ボタン56が押下されたときには半灯(調光率50%)となり、その状態で「暗く」ボタン56が押下されたときには微灯(調光率30%)となる。また、その状態で「明るく」ボタン55が押下されたときには半灯(調光率50%)となり、
その状態で「明るく」ボタン55が押下されたときには全灯(調光率100%)となる。なお、現在の調光率はメモリ29に記憶されているものとする。なお、ここでは、3段階の調光率で変化する場合について一例として説明したが、特にこれに限られずさらに複数段階を設けて調光するようにすることも当然に可能である。また、ここでは、微灯(調光率30%)まで調整可能な場合について説明しているが、消灯状態となるまで、さらに、段階的に調光率を調整可能なようにすることも当然に可能である。
The dimming rate of light emitted from the illuminating
In this state, when the “bright”
また、ユーザが「寒色」ボタン61および「暖色」ボタン63を押下することにより色調の切り替え指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からの色調の切り替え指示の入力を受けてPWM制御回路23に対して照明部30への点灯切り替えを指示する。ここで、「寒色」ボタン61および「暖色」ボタン63の押下すなわち、リモコン50からの色調の切り替え指示の入力に従って、照明部30から照射する光の色調を調整可能であるものとする。具体的には、「暖色」ボタン63が押下された場合には、調光率は維持しつつ昼光色から電球色に段階的に切り替わるように設定されるものとする。例えば、「昼光色」の全灯状態(調光率100%)で「暖色」ボタン63が押下されたときには、昼光色を調光率70%、電球色を調光率30%の「半昼光色」に設定して、調光率は維持しつつ色味を昼光色から電球色側に変化させる。その状態でさらに「暖色」ボタン63が押下されたときには、昼光色を調光率30%、電球色を調光率70%の「半電球色」に設定して、調光率は維持しつつ色味をさらに昼光色から電球色側に変化させる。その状態でさらに「暖色」ボタン63が押下されたときには、調光率100%の「電球色」に設定して、調光率は維持しつつ色味をさらに電球色側に変化させる。
Further, when the user presses the “cold color”
また、「寒色」ボタン61が押下された場合には、調光率は維持しつつ電球色から昼光色に段階的に切り替わるように設定されるものとする。例えば、「電球色」の全灯状態(調光率100%)で「寒色」ボタン61が押下されたときには、電球色を調光率70%、昼光色を調光率30%の「半電球色」に設定して、調光率は維持しつつ色味を電球色から昼光色側に変化させる。その状態でさらに「寒色」ボタン61が押下されたときには、電球色を調光率30%、昼光色を調光率70%の「半昼光色」に設定して、調光率は維持しつつ色味をさらに電球色から昼光色側に変化させる。その状態でさらに「寒色」ボタン61が押下されたときには、調光率100%の「昼光色」に設定して、調光率は維持しつつ色味をさらに昼光色側に変化させる。なお、現在の色調はメモリ29に記憶されているものとする。なお、ここでは、4段階で色調が変化する場合について一例として説明したが、特にこれに限られずさらに複数段階を設けて調光するようにすることも当然に可能である。
In addition, when the “cold color”
当該操作に従って、ユーザが「明るく」ボタン55および「暗く」ボタン56あるいは「寒色」ボタン61および「暖色」ボタン63を操作することによりユーザの好みの調光率および色調に変化させて快適な光環境を実現することが可能である。
In accordance with the operation, the user operates the “bright”
また、ユーザが「明るさプラス」ボタン64を押下することにより、明るさプラスモード指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からの明るさプラスモード指示の入力を受けてPWM制御回路23に対して照明部30への明るさプラスモードにおける点灯制御を開始するように指示する。明るさプラスモードについては後述する。
Further, when the user presses the “brightness plus”
また、ユーザが「おやすみ前」ボタン66を押下することによりおやすみ前指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からのおやすみ前指示の入力を受けてPWM制御回路23に対して照明部30へのおやすみ前モードにおける点灯制御を開始するように指示する。おやすみ前モードについては後述する。
Further, when the user presses the “before sleep”
また、ユーザが「お気に入り登録1」ボタン71または「お気に入り登録2」ボタン73を押下することにより、お気に入り登録モード指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からのお気に入り登録モード指示の入力を受けてお気に入り登録モードの動作を開始する。お気に入り登録モードについては後述する。
Further, when the user presses the “
また、ユーザが「お気に入り1」ボタン65または「お気に入り2」ボタン72を押下することにより、お気に入り登録モードで登録された調光率および色調に設定することが可能となり、ユーザの利便性に供する。
In addition, when the user presses the “favorite 1”
また、ユーザが「留守タイマ」ボタン67を押下することにより、留守タイマの留守タイマ制御指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からの留守タイマ制御指示の入力を受けて照明部30への留守タイマモードにおける点灯制御を開始するように指示する。一方、照明装置1のCPU22は、リモコン50からの再度の留守タイマ制御指示の入力を受けて、留守タイマモードが設定されているならば当該留守タイマモードにおける点灯制御を停止する。留守タイマモードについては後述する。
Further, when the user presses the “answering timer”
また、ユーザが「切タイマ」ボタン74を押下することにより、後述するが切タイマモードにおける切タイマ設定における動作を開始することが可能となる。そして、消灯時刻が設定された場合には、当該時刻となった場合に消灯制御を実行する。当該切タイマモードについては後述する。
Further, when the user presses the “OFF TIMER”
また、ユーザが「入タイマ」ボタン75を押下することにより、後述するが入タイマモードにおける入タイマ設定における動作を開始することが可能となる。そして、点灯時刻が設定された場合には、当該時刻となった場合に点灯制御を実行する。当該入タイマモードについては後述する。
Further, when the user presses the “on timer”
また、ユーザが「我が家流」設定ボタン62を押下することにより我が家流設定における動作を開始することが可能となる。我が家流の設定については後述する。
Further, when the user presses the “my home style”
また、ユーザが「環境登録」ボタン69を押下することにより後述する照度センサモードで用いられる目標の照度の設定が行われる。この点については後述する。
Further, when the user presses the “environment registration”
また、ユーザが「チャンネル切替」ボタン77を押下することにより赤外線を投光する場合のコマンドの種類を変更することが可能となる。例えば、互いに異なるチャンネルに設定された複数台の照明装置1が設けられている場合に、それぞれの照明装置を個別に制御したい場合には、リモコン50の「チャンネル切替」ボタン77を押下して照明装置に対応するチャンネルに合わせることにより各照明装置の設定指示が可能となる。なお、本例においては、照明装置1のチャンネルとリモコン50のチャンネルとは同じに設定されているものとする。
In addition, when the user presses the “channel switching”
また、ユーザが「時刻設定」ボタン68を押下することにより時刻設定における動作を開始することが可能となる。具体的には、当該「時刻設定」ボタン68を押下することにより時刻設定画面(図示せず)が液晶パネル52に表示される。そして、時刻設定画面において、ユーザは、「UP」ボタン57Aおよび「DOWN」ボタン57Bを用いて現在の時刻を設定することが可能である。そして、再度、「時刻設定」ボタン68を押下することにより現在の時刻情報がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からの時刻情報の入力を受けて、当該入力された時刻情報を基準に以降、水晶発振子27から発振される発振信号(クロック信号)に従って正確な時刻を計測することが可能であるものとする。なお、本例における光環境制御モード、タイマモード等は、
時刻に応じた点灯制御が実行されるため照明装置1において時刻が設定されていない場合には、当該モードは実行されないものとする。
Further, when the user presses the “time setting”
Since the lighting control according to the time is executed, when the time is not set in the
また、ユーザが「リセット」ボタン78を押下することにより照明装置1のCPU22は、リモコン50からのリセット指示の入力を受けてメモリ29に登録されている各種のデータを出荷時の状態に初期化する。例えば、後述するお気に入り登録モードで登録した調光率および色調がリセットされる。
When the user presses a “reset”
図6は、本発明の実施の形態に従うリモコン50のハードウェアを説明する概略ブロック図である。
FIG. 6 is a schematic block diagram illustrating hardware of
図6を参照して、本発明の実施の形態に従うリモコン50は、電源回路51と、リモコン制御部55と、インタフェース部57とを含む。
Referring to FIG. 6,
電源回路51は、2次電池等のバッテリからの電力の供給を受けて装置の各部に電圧を供給する。なお、本例においては、一例として制御電源供給回路81にのみ電圧が供給されているように示されているが、特にこれに限られず、他の部位に対しても必要な電圧が供給されるものとする。
The
リモコン制御部55は、電源回路51から供給される電圧をCPU86に供給するために調整する制御電源供給回路81と、リモコン50全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)86と、液晶パネル52を駆動する液晶駆動回路82と、信号送信
部84と、SW入力部83と、水晶発振子85と、メモリ80とを含む。
The
CPU86は、各部と接続されるとともに、リモコン50全体を制御するために必要な動作を指示する。
The
液晶駆動回路82は、CPU86からの指示に従って所望の画面を表示する液晶パネル52を駆動する。
The liquid
信号送信部84は、CPU86からの指示をインタフェース部57に含まれる赤外線投光部87に出力する。
The
SW入力部83は、操作SW(スイッチ)88と接続されて、操作SWの操作に応答した指示をCPU86に出力する。
The
水晶発振子85は、所定の周期で発振信号を生成してCPU86に出力する。CPU86は、水晶発振子85から発振される発振信号(クロック信号)の入力を受けて、当該クロック信号に同期した各種動作を実行する。なお、CPU86は、水晶発振子85から出力される発振信号に従って時刻を正確に計測することが可能であるものとする。
The
なお、リモコン50には必ずしも水晶発振子85が含まれなくてもよい。この場合、CPU86は、「時刻設定」ボタン68や「UP」ボタン57Aおよび「DOWN」ボタン57Bなどが押下されることによって時刻の入力を受け付けて、入力された時刻に基づいて以降の現在時刻を計測するようにしてもよい。
The
メモリ80は、リモコン50を制御するためのプログラムおよび初期値等が格納されるとともに、CPU86のワーキングメモリとしても用いられる。
The
インタフェース部57は、赤外線投光部87と、操作SW88と、液晶パネル52とを
含む。
The
赤外線投光部87は、信号送信部84から出力された信号を赤外線信号に変換して照明装置1に投光する。
The infrared
操作SW88は、上述したリモコン50に設けられた各種のボタンで構成されている。具体的には、「全点灯」ボタン54と、「光環境制御」ボタン58と、「消灯」ボタン53と、「常夜灯」ボタン51と、「エコ点灯」ボタン60と、「照度センサ」ボタン70と、調光率の上げ下げを指示するための「明るく」ボタン55および「暗く」ボタン56と、「電球色」から「昼光色」あるいは「昼光色」から「電球色」への調色を指示するための「寒色」ボタン61および「暖色」ボタン63と、「明るさプラス」ボタン64と、「お気に入り1」ボタン65と、「お気に入り2」ボタン72と、「おやすみ前」ボタン66と、「お気に入り登録1」ボタン71と、「お気に入り登録2」ボタン73と、「留守タイマ」ボタン67と、「切タイマ」ボタン74と、「入タイマ」ボタン75と、「我が家流」ボタン62と、数値等の上げ下げを指示するための「UP」ボタン57Aおよび「DOWN」ボタン57Bと、「環境登録」ボタン69と、「チャンネル切替」ボタン77と、「時刻設定」ボタン68と、「リセット」ボタン78とが設けられる。
The
リモコン50のCPU86は、SW入力部83を介して操作SW88における各ボタンの入力指示を受けて、信号送信部84に各ボタンに応じた送信信号の出力を指示する。信号送信部84は、CPU86からの指示に応答して、赤外線投光部87を介して各ボタンに応じた送信信号を赤外線信号として照明装置1に出力する。照明装置1の赤外線受光部41は、リモコン50の赤外線投光部87から投光された赤外線信号を受信する。そして、赤外線受光部41は、受光された赤外線信号を光電変換する。そして、信号受信部25は、光電変換により得られたリモコン50から指示された送信信号をCPU22に出力する。当該動作により、CPU22は、リモコン50からの入力指示に応じた動作を実行する。
The
具体的には、上述したようにユーザが「明るく」ボタン55または「暗く」ボタン56を押下することによりCPU22は、照明部30におけるLEDモジュール31,32の発光に従う調光率を調整する。
Specifically, as described above, when the user presses the “bright”
例えば、全灯(調光率100%)である状態で「暗く」ボタン56が押下されるに従って「全灯」→「半灯」→「微灯」と変化し、その状態(調光率30%)から「明るく」ボタン55が押下されるに従って「微灯」→「半灯」→「全灯」と変化する。
For example, when the “dark”
また、上述したようにユーザが「寒色」ボタン61または「暖色」ボタン63を押下することによりCPU22は、照明部30におけるLEDモジュール31,32の発光に従う色調を調整する。例えば、昼光色の全灯(調光率100%)である「昼光色」の状態で「暖色」ボタン63が押下されるに従って「昼光色」→「半昼光色」→「半電球色」→「電球色」と変化し、その状態(電球色)で「寒色」ボタン61が押下されるに従って「電球色」→「半電球色」→「半昼光色」→「昼光色」と変化する。
Further, as described above, when the user presses the “cold color”
なお、本例においては、携帯型のリモコン50について説明したが、特にこれに限られず、壁面に設けられた固定式のリモコンとすることも可能である。また、当該リモコンを照明装置1のインタフェース部40の一部として設けるようにしても良い。その場合、赤外線信号により操作SWの信号を送信するのではなく、直接、信号線を用いて操作SWからの指示信号を送信する構成とすることも可能である。また、信号の送受信は、赤外線に限られず、無線等を用いるようにしても良い。
In the present example, the portable
なお、本例においては、リモコン50を介したボタン操作による入力指示に従って照明装置1の各種モードを実行する方式について説明するが、入力方式はこれに限られず他の方式、例えば、音声入力により照明装置1に入力指示するようにしても良い。
In this example, a method of executing various modes of the
図7は、本発明の実施の形態に従う照明装置1のメインフローを説明する図(その1)である。
FIG. 7 is a diagram (part 1) illustrating a main flow of
当該メインフローは電源スイッチがオンされることで開始され、CPU22がメモリ29に格納されたプログラムを読み込むことにより実行されるものとする。
The main flow starts when the power switch is turned on, and is executed when the
電源スイッチがオンされてフローが開始されると、図7を参照して、まず、CPU22は、PWM制御回路23に対して照明部39における点灯制御を指示する(ステップS1)。これにより部屋内に照明部30からの光が照射される。なお、ステップS1でCPU22は、後述する各モードの処理が行なわれた後の場合にはそのモードで設定された調光率、色調での点灯制御を指示する。そうでない場合、つまり、後述する各モードの処理が行なわれておらず、電源スイッチがオンされた直後や後述する光環境制御モードが終了した場合には通常の点灯制御として、予め設定されている、LEDモジュール31を用いた昼光色の光を100%の調光率で照射する点灯制御を指示するものとする。
When the power switch is turned on and the flow is started, referring to FIG. 7, first, the
次に、CPU22は、入力指示があったかどうかを判断する(ステップS2)。CPU22は、ステップS2において、入力指示があったと判断した場合(ステップS2においてYES)には、次に、点灯調整指示の入力があったかどうかを判断する(ステップS3)。具体的には、リモコン50に設けられた調光率を調整するための「明るく」ボタン55または「暗く」ボタン56の入力指示あるいは、色調を調整するための「寒色」ボタン61または「暖色」ボタン63の入力指示があったかどうかを判断する。
Next, the
CPU22は、点灯調整指示の入力があったと判断した場合(ステップS3においてYES)には、点灯調整モードに移行する(ステップS4)。点灯調整モードの処理については後述する。
If the
一方、CPU22は、点灯調整指示の入力がなかったと判断した場合(ステップS3においてNO)には、次に光環境制御の指示入力があったかどうかを判断する(ステップS5)。具体的には、CPU22は、リモコン50に設けられた「光環境制御」ボタン58の入力指示があったかどうかを判断する。
On the other hand, when it is determined that the lighting adjustment instruction has not been input (NO in step S3), the
CPU22は、光環境制御の指示入力があったと判断した場合(ステップS5においてYES)には、光環境制御モードに移行する(ステップS6)。光環境制御モードの処理については後述する。
If the
一方、CPU22は、光環境制御の指示入力が無かったと判断した場合(ステップS5においてNO)には、次に、我が家流設定の指示入力があったかどうかを判断する(ステップS7)。
On the other hand, if the
具体的には、CPU22は、リモコン50に設けられた「我が家流」設定ボタン62の入力指示があったかどうかを判断する。
Specifically, the
CPU22は、我が家流設定の指示入力があったと判断した場合(ステップS7においてYES)には、我が家流設定モードに移行する(ステップS8)。我が家流設定モードの処理については後述する。
When
一方、CPU22は、我が家流設定の指示入力が無かったと判断した場合(ステップS7においてNO)には、次に、エコ点灯の指示入力があったかどうかを判断する(ステップS9)。具体的には、CPU22は、リモコン50に設けられた「エコ点灯」ボタン60の入力指示があったかどうかを判断する。
On the other hand, when
CPU22は、エコ点灯の指示入力があったと判断した場合(ステップS9においてYES)には、エコ点灯モードに移行する(ステップS10)。エコ点灯モードの処理については後述する。
If the
ステップS9において、エコ点灯の指示入力が無かったと判断した場合(ステップS9においてNO)には、「A」に進む。 If it is determined in step S9 that there is no eco lighting instruction input (NO in step S9), the process proceeds to "A".
図8は、本発明の実施の形態に従う照明装置1のメインフローを説明する図(その2)である。
FIG. 8 is a diagram (part 2) illustrating a main flow of
図8を参照して、ステップS9においてエコ点灯の指示入力が無かったと判断した場合(ステップS9においてNO)には、次に、照度センサの指示入力があったかどうかを判断する(ステップS11)。具体的には、CPU22は、リモコン50に設けられた「照度センサ」ボタン70の入力指示があったかどうかを判断する。
Referring to FIG. 8, if it is determined in step S9 that there has been no eco lighting instruction input (NO in step S9), it is next determined whether or not an illuminance sensor instruction input has been received (step S11). Specifically, the
CPU22は、照度センサの指示入力があったと判断した場合(ステップS11においてYES)には、照度センサモードに移行する(ステップS12)。照度センサモードの処理については後述する。
If the
一方、CPU22は、照度センサの指示入力が無かったと判断した場合(ステップS11においてNO)には、次に、タイマの指示入力があったかどうかを判断する(ステップS13)。
On the other hand, when
具体的には、CPU22は、リモコン50に設けられたタイマに関する留守タイマ67、切タイマ74、入タイマ75の操作に従う情報の入力があったかどうかを判断する。
Specifically, the
CPU22は、タイマの指示入力があったと判断した場合(ステップS13においてYES)には、タイマモードに移行する(ステップS14)。タイマモードの処理については後述する。
When
一方、CPU22は、タイマの指示入力が無かったと判断した場合(ステップS13においてNO)には、次に、明るさプラスモードの指示入力があったかどうかを判断する(ステップS15)。具体的には、CPU22は、リモコン50に設けられた「明るさプラス」ボタン64の入力指示があったかどうかを判断する。
On the other hand, when
CPU22は、明るさプラスモードの指示入力があったと判断した場合(ステップS15においてYES)には、明るさプラスモードに移行する(ステップS16)。明るさプラスモードの処理については後述する。
If the
ステップS15において、明るさプラスモードの指示入力が無かったと判断した場合(ステップS15においてNO)には、次に、お気に入り登録の指示入力があったかどうかを判断する(ステップS17)。 If it is determined in step S15 that no instruction for brightness plus mode has been input (NO in step S15), it is then determined whether or not an instruction for favorites registration has been input (step S17).
具体的には、CPU22は、リモコン50に設けられた「お気に入り登録1」ボタン71あるいは「お気に入り登録2」ボタン73のいずれかの入力指示があったかどうかを判
断する。
Specifically, the
CPU22は、お気に入り登録の指示入力があったと判断した場合(ステップS17においてYES)には、お気に入り登録モードに移行する(ステップS16)。お気に入り登録モードの処理については後述する。
If the
一方、CPU22は、お気に入り登録の指示入力が無かったと判断した場合(ステップS17においてNO)には、その他の処理を実行する(ステップS19)。そして、「B」に進む。すなわち、図7のステップS1に戻る。
On the other hand, if the
<点灯調整モード>
点灯調整モードは、ユーザからのリモコン50の調光および/または調色の操作指示に対して、照明部30におけるLEDモジュール31,32の発光状態を制御して好みの調光および調色に調整するモードである。
<Lighting adjustment mode>
In the lighting adjustment mode, in response to a dimming and / or toning operation instruction of the
図9は、本発明の実施の形態に従う点灯調整モードの処理を説明するフロー図である。
当該フローは、CPU22がメモリ29に格納されたプログラムを読み込むことにより実行されるものとする。
FIG. 9 is a flowchart illustrating processing in the lighting adjustment mode according to the embodiment of the present invention.
This flow is executed when the
図9を参照して、まず、CPU22は、調光ボタンの入力指示であったかどうかを判断する(ステップS100)。調光ボタンとは、本例においては、一例として、「明るく」ボタン55および「暗く」ボタン56とする。「明るく」ボタン55または「暗く」ボタン56の調光ボタンの入力指示でなかったと判断した場合(ステップS100においてNO)には、ステップS110に進む。
Referring to FIG. 9, first,
一方、CPU22は、「明るく」ボタン55または「暗く」ボタン56の入力指示であったと判断した場合(ステップS100においてYES)には、次に、押下されたボタンが「明るく」ボタン55であるか「暗く」ボタン56であるかを特定する(ステップS102)。
On the other hand, if the
押下されたボタンが「明るく」ボタン55である場合(ステップS102においてYES)には、CPU22は、現在の調光率を予め規定された調光率分増加させる(ステップS104)。押下されたボタンが「暗く」ボタン56である場合(ステップS102においてNO)には、CPU22は、現在の調光率を予め規定された調光率分減少させる(ステップS106)。そして、処理を終了する(リターン)。すなわち、再び、ステップS2に戻る。
If the pressed button is “bright” button 55 (YES in step S102),
具体的には、全点灯(調光率100%)の状態でユーザが「暗く」ボタン56を押下した場合には、半灯(調光率50%)に設定される。半灯(調光率50%)の状態で「暗く」ボタン56を押下した場合には、微灯(調光率30%)に設定される。また、微灯(調光率30%)の状態でユーザが「明るく」ボタン55を押下した場合には、半灯(調光率50%)に設定される。半灯(調光率50%)の状態で「明るく」ボタン55を押下した場合には、全点灯(調光率100%)に設定される。
Specifically, when the user presses the “dark”
ステップS110において、CPU22は、「明るく」ボタン55または「暗く」ボタン56の入力指示でなかったと判断した場合(ステップS100においてNO)には、調色ボタンの入力指示であるものと判断する。調色ボタンとは、本例においては、一例として、「暖色」ボタン63および「寒色」ボタン61とする。
In step S110, if the
CPU22は、調光ボタンの入力指示でなかったと判断した場合には、次に、押下され
たボタンが「暖色」ボタン63であるか「寒色」ボタン61であるかを特定する(ステップS112)。押下されたボタンが「暖色」ボタン63である場合(ステップS112においてYES)には、CPU22は、調光率は維持しつつ現在の色調の電球側の調光率を予め規定された調光率分増加させ、昼光色側の調光率を予め規定された調光率分減少させる(ステップS114)。押下されたボタンが「寒色」ボタン61である場合(ステップS112においてNO)には、CPU22は、調光率は維持しつつ現在の色調の電球側の調光率を予め規定された調光率分減少させ、昼光色側の調光率を予め規定された調光率分増加させる(ステップS116)。そして、処理を終了する(リターン)。すなわち、再び、図7のステップS2に戻る。
If the
具体的には、昼光色の全灯(調光率100%)である「昼光色」の状態でユーザが「暖色」ボタン63を押下した場合には、「半昼光色」に設定される。「半昼光色」の状態で「暖色」ボタン63を押下した場合には、「半電球色」に設定される。「半電球色」の状態で「暖色」ボタン63を押下した場合には、「電球色」に設定される。また、「電球色」の状態でユーザが「寒色」ボタン61を押下した場合には、「半電球色」に設定される。「半電球色」の状態で「寒色」ボタン61を押下した場合には、「半昼光色」に設定される。「半昼光色」の状態で「寒色」ボタン61を押下した場合には、「昼光色」に設定される。
Specifically, when the user presses the “warm color”
上記においては、「暖色」ボタン63または「寒色」ボタン61の調色ボタンの入力指示に従って4段階で色調が変化する場合について説明したが、より複数段階にすることにより色調を細かく調整することが可能である。
In the above description, the case where the color tone changes in four stages according to the input instruction of the toning button of the “warm color”
一方で、色調の変化について、色温度の高低によって、光の色温度の変化に対する人間の目の感じ方には違いがある。具体的には、色温度が低くなるにしたがって、より鋭敏に変化を感じる傾向がある。したがって、「電球色」と「昼光色」との間で色調を変化させる場合、単に色温度を線形的に変化させてしまうと、人間の目の特性によって、特に「電球色」側での色調の変化の際に急峻な変化に感じる可能性がある。 On the other hand, regarding the change in color tone, there is a difference in how the human eye perceives the change in the color temperature of light depending on the color temperature. Specifically, there is a tendency to feel the change more sharply as the color temperature becomes lower. Therefore, when changing the color tone between “bulb color” and “daylight color”, if the color temperature is simply changed linearly, the color tone of the “bulb color” side, in particular, depends on the characteristics of the human eye. When changing, there is a possibility of feeling a sudden change.
図10は、本発明の実施の形態に従う色調の変化を説明する図である。
図10を参照して、ここでは、一例として、色温度の低い「電球色」から色温度の高い「昼光色」への移行として10段階の色調で変化させる場合が示されている。
FIG. 10 is a diagram illustrating a change in color tone according to the embodiment of the present invention.
Referring to FIG. 10, here, as an example, a case is shown in which the color tone is changed in ten steps as a transition from “bulb color” having a low color temperature to “daylight color” having a high color temperature.
具体的には、色温度差が色温度の低い電球色から色温度の高い昼光色に移行するに従い徐々に大きくなるように設定する。 Specifically, the color temperature difference is set to gradually increase as the color of the light bulb changes from a low color temperature to a high daylight color.
本例においては、一例として、色温度2974Kの「電球色」と色温度5605Kの「昼光色」との間で10段階の色調が均等の割合で変化しているようにユーザに感じさせるために、10段階の段階間で均等の比率で色温度が段階的に調整されるように設定する。 In this example, as an example, in order to make the user feel that the color tone of 10 steps changes at an equal rate between the “bulb color” of the color temperature 2974K and the “daylight color” of the color temperature 5605K. The color temperature is set to be adjusted stepwise at an equal ratio between the ten steps.
「電球色」の色温度は2974Kであり、「昼光色」の色温度が5605Kであるとすると、色調を段階的に変化させる場合の比率rは以下の如く算出される。 Assuming that the color temperature of the “bulb color” is 2974K and the color temperature of the “daylight color” is 5605K, the ratio r when the color tone is changed stepwise is calculated as follows.
そして、算出された各色温度に従って「昼光色」および「電球色」の調光率を調整する。 Then, the dimming ratios of “daylight color” and “bulb color” are adjusted according to the calculated color temperatures.
これにより、色温度の低い電球色から色温度の高い昼光色に段階的に移行するに従い色温度差が徐々に大きくなるように「昼光色」および「電球色」の調光率を設定することにより段階的に変化する色調の変化の割合が均等であるようにユーザに感じさせることが可能となり、色調の変化に違和感を与えることなくユーザは自分の好みの色調に調整することが可能となる。 As a result, the dimming rate of “daylight color” and “bulb color” is set so that the color temperature difference gradually increases as the color temperature changes gradually from the low color temperature bulb color to the high color temperature daylight color. Therefore, it is possible to make the user feel that the rate of change in the color tone that changes with time is uniform, and the user can adjust the color tone to his / her favorite color without feeling uncomfortable.
なお、本例においては、10段階の段階間の各色温度が段階的に均等の比率(等比)で変化するように設定する場合について説明したが、特にこれに限られず、他の方法を用いることも可能である。例えば、色温度の逆数である逆色温度を使って設定するようにしても良い。具体的には、ケルビン(K)での値の逆数を100万倍したミレッドの値を「昼光色」および「電球色」でそれぞれ算出して、段階的に移行するにあたり、その間が等間隔となるように設定する。そして、再びケルビン(K)に戻して「昼光色」および「電球色」の調光率を設定するようにすることも可能である。なお、100万倍した値を用いる場合について説明したが、特にこれに限られず、100万倍しないで設定するようにしても良い。 In this example, a case has been described in which the color temperatures between the 10 stages are set so as to change stepwise at an equal ratio (equal ratio). However, the present invention is not limited to this, and other methods are used. It is also possible. For example, the reverse color temperature that is the reciprocal of the color temperature may be used. Specifically, the value of mired obtained by multiplying the reciprocal of the value in Kelvin (K) by 1,000,000 is calculated for each of “daylight color” and “bulb color”, and the intervals between them are equally spaced. Set as follows. It is also possible to return to Kelvin (K) and set the dimming rates of “daylight color” and “bulb color”. In addition, although the case where the value multiplied by 1 million was used was described, it is not particularly limited to this, and the value may be set without being multiplied by 1 million.
なお、本例においては、「昼光色」および「電球色」の色温度が異なる2種類の色調を段階的に変化させる場合について説明したが、特に2種類に限られず、さらに複数種類の色温度が異なるLEDを用いて色調を段階的に変化させるようにしても良い。 In the present example, the case where two types of color tone having different color temperatures of “daylight color” and “bulb color” are changed in stages has been described. However, the present invention is not limited to two types, and more than one type of color temperature may be used. You may make it change a color tone in steps using different LED.
また、ここでは、「暖色」ボタン63または「寒色」ボタン61の調色ボタンの入力指示に従って10段階の色調で変化させることが可能な場合について説明したが、特にこの段階の数に制限されるものではなく、任意に設定することが可能である。
Further, here, a case has been described in which it is possible to change the tone in ten steps according to the input instruction of the “warm”
また、他のモード、例えば後述する光環境制御モードの図14のグラフの代わりに上記方式を採用するようにしてもよい。 Further, the above method may be adopted instead of the graph of FIG. 14 in another mode, for example, the light environment control mode described later.
<光環境制御モード>
次に、本発明の実施の形態に従う光環境制御モードについて説明する。
<Light environment control mode>
Next, the light environment control mode according to the embodiment of the present invention will be described.
光環境制御モードは、人の生活リズムに合わせた快適な光環境となるよう調光および調色を自動的に実行するモードである。 The light environment control mode is a mode in which light adjustment and color adjustment are automatically executed so as to provide a comfortable light environment in accordance with a person's life rhythm.
図11は、本発明の実施の形態に従う光環境制御モードの調光率を説明する図である。
図11を参照して、ここでは、24時間のヒトの生体リズムとの相関関係に基づいて昼光色と電球色との調光率を調整する場合が示されている。
FIG. 11 is a diagram illustrating the dimming rate in the light environment control mode according to the embodiment of the present invention.
Referring to FIG. 11, here, a case where the dimming rate between the daylight color and the light bulb color is adjusted based on the correlation with the human biological rhythm for 24 hours is shown.
具体的には、24時間を期間tA〜tfの6つの期間にそれぞれ分けて、各期間における昼光色と電球色との調光率を設定する。 Specifically, 24 hours are divided into six periods tA to tf, respectively, and the dimming ratio between the daylight color and the light bulb color in each period is set.
具体的には、期間tAは、5時30分〜6時30分に設定されている。期間tBは、6時30分〜18時00分に設定されている。期間tCは、18時00分〜19時00分に設定されている。期間tDは、19時00分〜21時00分に設定されている。期間tEは、21時00分〜22時00分に設定されている。期間tFは、23時00分〜5時30分に設定されている。ここで、起床時刻6時30分、夕食時刻19時00分、就寝時刻
23時00分は、デフォルトとして予め設定されているものとする。なお、後述するが、我が家流の設定において当該起床時刻6時30分、夕食時刻19時00分、就寝時刻23時00分を変更することも可能である。この点については後述する。
Specifically, the period tA is set from 5:30 to 6:30. The period tB is set from 6:30 to 18:00. The period tC is set from 18:00 to 19:00. The period tD is set from 19:00 to 21:00. The period tE is set to 21:00 to 22:00. The period tF is set from 23:00 to 5:30. Here, it is assumed that wake-up time 6:30, dinner time 19:00, and bedtime 23:00 are preset as defaults. As will be described later, it is also possible to change the wake-up time 6:30, dinner time 19:00, and bedtime 23:00 in the setting of my home flow. This point will be described later.
図12は、光環境制御モードの各期間における照明部30の動作を説明する動作テーブル図である。
FIG. 12 is an operation table for explaining the operation of the
図12を参照して、期間tA(時刻5時30分〜6時30分)である起床時刻1時間前からの1時間においては、早朝動作が実行される。具体的には、明るさとして、夜間調光率30%から調光率100%に変化させる。また、色調として電球色から昼光色に変化させる。なお、後述するが夜間調光率についても変更することが可能である。 Referring to FIG. 12, an early morning operation is executed in one hour from one hour before the wake-up time, which is period tA (time 5:30 to 6:30). Specifically, the brightness is changed from a night light control rate of 30% to a light control rate of 100%. Further, the color tone is changed from a light bulb color to a daylight color. As will be described later, the nighttime dimming rate can be changed.
期間tB(6時30分〜18時00分)である起床時刻から夕食時刻の1時間前までにおいては、日中動作が実行される。具体的には、明るさとして、調光率100%を維持する。また、色調として昼光色を維持する。 During the period tB (6:30 to 18:00) from the wake-up time to one hour before dinner time, the daytime operation is executed. Specifically, the dimming rate of 100% is maintained as the brightness. The daylight color is maintained as the color tone.
期間tC(18時00分〜19時00分)である夕食時刻1時間前からの1時間においては、日没動作が実行される。具体的には、明るさとして、調光率100%を維持する。また、色調として昼光色から電球色に変化させる。 The sunset operation is executed in one hour from one hour before the dinner time, which is the period tC (18:00 to 19:00). Specifically, the dimming rate of 100% is maintained as the brightness. Also, the color tone is changed from daylight color to light bulb color.
期間tD(19時00分〜21時00分)である夕食時刻から就寝時刻2時間前までにおいては、夕食動作が実行される。具体的には、明るさとして、調光率100%を維持する。また、色調として電球色を維持する。 In the period tD (19:00 to 21:00), the dinner operation is executed from the dinner time to 2 hours before the bedtime. Specifically, the dimming rate of 100% is maintained as the brightness. In addition, the color of the bulb is maintained as the color tone.
期間tE(21時00分〜22時00分)である就寝時刻2時間前からの2時間においては、就寝動作が実行される。具体的には、明るさとして、調光率100%から夜間調光率30%に変化させる。また、色調としては電球色を維持する。 The bedtime operation is executed for 2 hours from 2 hours before the bedtime, which is the period tE (21:00 to 22:00). Specifically, the brightness is changed from 100% dimming rate to 30% nighttime dimming rate. In addition, the color of the bulb is maintained as the color tone.
期間tF(23時00分〜5時30分)である就寝時刻から起床時刻1時間前までにおいては、夜間動作が実行される。具体的には、明るさとして、夜間調光率30%を維持する。また、色調として電球色を維持する。 During the period tF (23:00 to 5:30) from the bedtime to 1 hour before the wake-up time, the nighttime operation is executed. Specifically, the nighttime dimming rate of 30% is maintained as the brightness. In addition, the color of the bulb is maintained as the color tone.
なお、上記動作テーブルは、一例であり、動作テーブルに設定されている時刻および期間は、それぞれ別の時刻および期間とすることも可能であるし、また、さらに、別の動作を設けるようにすることも可能である。例えば、季節に応じて動作テーブルを変更するようにしても良い。 The above-described operation table is an example, and the time and period set in the operation table can be set to different times and periods, respectively, and further, another operation is provided. It is also possible. For example, the operation table may be changed according to the season.
再び、図11を参照して、期間tAの起床前においては、調光率を徐々に調整して明るくしてメラトニン分泌を抑制するとともに、色調を電球色から昼光色に変化させることにより起床時刻に合わせて徐々に眠りを浅くし、そして、起床時刻に調光率100%とすることにより昼間の自然光に近い昼光色でさわやかな目覚めを促進することが可能である。 Referring to FIG. 11 again, before waking up during period tA, the dimming rate is gradually adjusted to brighten to suppress melatonin secretion, and the color tone is changed from the light bulb color to the daylight color, so that At the same time, the sleep is gradually shallowed and the dimming rate is set to 100% at the time of waking up, so that it is possible to promote a refreshing awakening with a daylight color close to natural light in the daytime.
そして、期間tBの日中は、自然光の色調と近い昼光色とすることによりヒトの活動期間において快適な作業を促進することが可能である。 And, during the day of the period tB, it is possible to promote comfortable work during the human activity period by setting the daylight color close to the color of natural light.
そして、期間tCの夕食前においては、色調を昼光色から夕方の自然光の色調と近い電球色に徐々に変化させることによりリラックス効果を生み出し、落ち着いた暖かい雰囲気に自然に環境を変化させることが可能である。 And before dinner at period tC, it is possible to create a relaxing effect by gradually changing the color tone from the daylight color to the light bulb color close to that of natural light in the evening, and it is possible to change the environment naturally to a calm and warm atmosphere. is there.
そして、期間tDの夕食後においては、電球色を維持することによりヒトの沈静期間に
おいて落ち着いた暖かい雰囲気のもと、安らぎ感を得ることが可能である。
And after the dinner of the period tD, it is possible to obtain a feeling of comfort in the calm atmosphere of the human calm period by maintaining the color of the light bulb.
そして、期間tEの就寝前においては、調光率を徐々に調整して暗くすることにより、ヒトの覚醒度を下げ、ヒトの生体リズムと関係のあるメラトニン分泌の上昇を促してスムーズな入眠を促進することが可能である。 And before going to bed during the period tE, the dimming rate is gradually adjusted to darken, thereby lowering the level of human arousal and promoting the increase in melatonin secretion related to the human biological rhythm. It is possible to promote.
そして、期間tFの就寝中においては、調光率を低く維持することにより深い睡眠を促すとともに、ユーザが物を認識できる程度の調光率とすることにより夜間における動作も可能である。 And while sleeping during the period tF, while keeping the dimming rate low, deep sleep is promoted, and the dimming rate is such that the user can recognize an object, and operation at night is also possible.
したがって、上述した照明装置1の光環境制御モードにより、ヒトの生体リズムに合わせた明るさおよび色調に自動的に調整する光環境を実現することが可能である。そして、特に、本実施の形態に従う光環境制御モードにおいては、調光率および色調を変化させる各期間においてヒトに違和感あるいは不快感を生じさせないように自然に変化させる。
Therefore, it is possible to realize an optical environment that automatically adjusts the brightness and color tone according to the human biological rhythm by the optical environment control mode of the
例えば、期間tAにおいて、調光率30%の電球色から調光率100%の昼光色に徐々に調整する。 For example, in the period tA, the light bulb color with the light control rate of 30% is gradually adjusted to the daylight color with the light control rate of 100%.
図13は、期間tAにおける本発明の実施の形態に従う昼光色および電球色の調光率のグラフを説明する図である。 FIG. 13 is a diagram for explaining a graph of dimming rates of daylight color and light bulb color according to the embodiment of the present invention in the period tA.
図13を参照して、ここでは、昼光色の調光率、電球色の調光率、全体の調光率の変化が示されている。 Referring to FIG. 13, here, changes in daylight color control rate, light bulb color control rate, and overall light control rate are shown.
期間tAにおいて、初期状態においては、電球色の調光率は30%であり、昼光色の調光率は0%である。したがって、全体の調光率は30%に設定されている場合が示されている。 In the period tA, in the initial state, the dimming rate of the light bulb color is 30%, and the dimming rate of the daylight color is 0%. Therefore, the case where the whole light control rate is set to 30% is shown.
上記グラフにおける調光率を算出する式について説明する。
全体の調光率Rとして初期状態の調光率Aから期間Tの間に調光率Bまで線形に変化させる場合については、次式(1)で表される。なお、変数tは、時間である。
An expression for calculating the light control rate in the graph will be described.
The case where the overall dimming rate R is linearly changed from the dimming rate A in the initial state to the dimming rate B during the period T is expressed by the following equation (1). Note that the variable t is time.
次に、昼光色および電球色の調光率P,Qの一般式を次式(2),(3)とする。 Next, general formulas for the dimming ratios P and Q of daylight color and light bulb color are represented by the following formulas (2) and (3).
これにより、式(1)を式(2),(3)にそれぞれ代入すると、昼光色および電球色
の調光率P,Qは次式(4),(5)で表される。
Thus, when the formula (1) is substituted into the formulas (2) and (3), the dimming rates P and Q of the daylight color and the light bulb color are expressed by the following formulas (4) and (5).
そして、式(4),(5)に期間T=60、調光率A=30、調光率B=100を代入した場合の昼光色および電球色の調光率P,Qは次式(6),(7)で表される。 Then, the dimming ratios P and Q of the daylight color and the light bulb color when substituting the period T = 60, the dimming rate A = 30, and the dimming rate B = 100 into the formulas (4) and (5) are expressed by the following formula (6 ), (7).
当該式(6)および(7)に基づいて昼光色および電球色の調光率P,Qを設定することが可能となる。 Based on the formulas (6) and (7), it is possible to set the dimming rates P and Q of the daylight color and the light bulb color.
例えば、初期状態から12分後、すなわち、t=12とした場合の昼光色Pおよび電球色Rは、次式の如く算出される。 For example, the daylight color P and the light bulb color R after 12 minutes from the initial state, that is, when t = 12, are calculated as follows.
当該式に基づいて、全体の調光率を線形に変化させるとともに、電球色から昼光色に自然に変化させることが可能となる。すなわち、電球色から昼光色に変化するにあたり、電球色と昼光色が混ざった中間色に変化して最終的に昼光色に変化するためヒトに違和感あるいは不快感を生じさせることなく調光率を変化させることが可能となり、快適かつ自然な光環境を実現することが可能となる。 Based on this formula, it is possible to change the overall dimming rate linearly and to naturally change from a light bulb color to a daylight color. In other words, when changing from light bulb color to daylight color, it changes to an intermediate color that mixes the light bulb color and daylight color, and finally changes to daylight color, so the dimming rate can be changed without causing discomfort or discomfort to humans. It becomes possible, and it becomes possible to realize a comfortable and natural light environment.
また、本実施の形態に従う光環境制御モードにおいては、期間tCにおいて、調光率100%の昼光色から調光率100%の電球色に徐々に調整する。 Further, in the light environment control mode according to the present embodiment, in the period tC, the daylight color with the light control rate of 100% is gradually adjusted to the light bulb color with the light control rate of 100%.
図14は、期間tCにおける本発明の実施の形態に従う昼光色および電球色の調光率のグラフを説明する図である。 FIG. 14 is a diagram illustrating a daylight color and light bulb color dimming rate graph according to the embodiment of the present invention in the period tC.
図14を参照して、ここでは、昼光色の調光率、電球色の調光率、全体の調光率の変化が示されている。 Referring to FIG. 14, here, changes in daylight color adjustment rate, light bulb color adjustment rate, and overall dimming rate are shown.
期間tCにおいて、初期状態においては、電球色の調光率は100%であり、昼光色の調光率は0%である。したがって、全体の調光率は100%に設定されている場合が示されている。 In the period tC, in the initial state, the dimming rate of the light bulb color is 100%, and the dimming rate of the daylight color is 0%. Therefore, the case where the whole light control rate is set to 100% is shown.
上述した方式と同様に昼光色および電球色の調光率の式を算出すると次式(8),(9)で表される。 When the formulas for the dimming ratios of daylight color and light bulb color are calculated in the same manner as described above, the following formulas (8) and (9) are obtained.
当該式(8),(9)に基づいて昼光色および電球色の調光率P,Qを設定することが可能となる。 Based on the formulas (8) and (9), the dimming ratios P and Q of the daylight color and the light bulb color can be set.
当該式に基づいて、全体の調光率を維持しつつ電球色から昼光色に自然に変化させることが可能となる。すなわち、昼光色から電球色に変化するにあたり、昼光色と電球色が混ざった中間色に連続的に変化して最終的に電球色に変化するためヒトに違和感あるいは不快感を生じさせることなく色調を変化させることが可能となり、快適かつ自然な光環境を実現することが可能となる。 Based on this formula, it is possible to naturally change from a light bulb color to a daylight color while maintaining the overall dimming rate. In other words, when changing from daylight color to light bulb color, the color tone is changed without causing any sense of incongruity or discomfort to humans because it continuously changes to an intermediate color in which daylight color and light bulb color are mixed, and finally changes to light bulb color. And a comfortable and natural light environment can be realized.
本例においては、期間tCにおいて昼光色から電球色に変化するにあたり、時間の経過に従って一定の変化率で色温度が変化するように制御する例について説明したが、これに限らず、色温度の高い昼光色に近いほど色温度の変化を速くさせ、色温度の低い電球色に近づくほど色温度の変化を遅くするように連続的に色調を変化させることで、時間の経過に従って等間隔の割合で色調が変化しているようにユーザに感じさせることができる。例えば、昼光色から電球色に変化する場合、時間当たりの色温度の変化率を減少させるべく、時間の経過に従って等比間隔で色温度の変化率を減少させるとよい。 In this example, an example is described in which the color temperature is controlled to change at a constant change rate with the passage of time when changing from daylight color to light bulb color in the period tC. However, the present invention is not limited to this, and the color temperature is high. By changing the color tone continuously so that the color temperature changes faster as the daylight color is closer, and the color temperature changes more slowly as it approaches the light bulb color with a lower color temperature, the color tone is equally spaced over time. Can make the user feel as if the changes. For example, in the case of changing from daylight color to light bulb color, the rate of change in color temperature may be reduced at equal intervals over time in order to reduce the rate of change in color temperature per hour.
また、本実施の形態に従う光環境制御モードにおいては、期間tEにおいて、調光率100%の電球色を調光率30%の電球色に徐々に調整する。 In the light environment control mode according to the present embodiment, the light bulb color with a light control rate of 100% is gradually adjusted to the light bulb color with a light control rate of 30% in the period tE.
図15は、期間tEにおける本発明の実施の形態に従う電球色の調光率のグラフを説明する図である。 FIG. 15 is a diagram illustrating a graph of the dimming rate of the light bulb color according to the embodiment of the present invention in the period tE.
図15を参照して、期間tEにおいて、初期状態においては、電球色の調光率は100%であり、全体の調光率は100%に設定されている。 Referring to FIG. 15, in the period tE, in the initial state, the dimming rate of the light bulb color is 100%, and the overall dimming rate is set to 100%.
上述した方式と同様に電球色の調光率の式を算出すると次式(10)で表される。 When the formula of the light bulb color dimming rate is calculated in the same manner as described above, it is expressed by the following formula (10).
当該式(10)に基づいて電球色の調光率Qを設定することが可能となる。
当該式に基づいて、電球色の調光率Qを徐々に変化させてヒトに違和感あるいは不快感を生じさせることなく快適な光環境を実現することが可能となる。
Based on the formula (10), it is possible to set the dimming rate Q of the light bulb color.
Based on this formula, it is possible to realize a comfortable light environment without causing the person to feel uncomfortable or uncomfortable by gradually changing the dimming rate Q of the light bulb color.
なお、当該電球色の調光率の設定の方式は一例であり、例えば、次のような変化率で調整するようにすることも可能である。 Note that the method of setting the dimming rate of the light bulb color is an example, and for example, it is possible to adjust at the following rate of change.
図16は、期間tEにおける本発明の実施の形態に従う電球色の調光率の別のグラフを説明する図である。 FIG. 16 is a diagram illustrating another graph of the dimming rate of the light bulb color according to the embodiment of the present invention in period tE.
図16(A)を参照して、本例においては、縦軸および横軸が対数である両対数グラフが示されている。縦軸の単位は、0.1%である。横軸の単位は分である。 Referring to FIG. 16A, in this example, a log-log graph in which the vertical axis and the horizontal axis are logarithms is shown. The unit of the vertical axis is 0.1%. The unit of the horizontal axis is minutes.
当該両対数グラフにおいて、調光率と時間との関係が線形となるように設定される場合が示されている。具体的には、両対数グラフにおいて期間60分の間に調光率100%が調光率30%に調整される場合が示されている。 In the log-log graph, the case where the relationship between the light control rate and time is set to be linear is shown. Specifically, the case where the dimming rate of 100% is adjusted to the dimming rate of 30% during the period of 60 minutes in the log-log graph is shown.
図16(B)を参照して、上記図16(A)の両対数グラフを通常のグラフとした場合が示されている。 Referring to FIG. 16B, there is shown a case where the log-log graph of FIG. 16A is a normal graph.
当該方式により電球色の調光率Qを調整することにより、ヒトに違和感あるいは不快感をさらに生じさせることなく調光率を変化させることが可能となり、快適かつ自然な光環境を実現することが可能となる。 By adjusting the dimming rate Q of the light bulb color by this method, it becomes possible to change the dimming rate without further causing discomfort or discomfort to humans, and to realize a comfortable and natural light environment. It becomes possible.
図17は、本発明の実施の形態に従う光環境制御モードのフローを説明する図である。
当該フローは、CPU22がメモリ29に格納されたプログラムを読み込むことにより実行されるものとする。
FIG. 17 is a diagram illustrating a flow of the light environment control mode according to the embodiment of the present invention.
This flow is executed when the
図17を参照して、CPU22は、我が家流設定が有るかどうか判断する(ステップS30)。
Referring to FIG. 17,
ステップS30において、CPU22は、我が家流設定が有ると判断した場合には、我が家流情報を取得する(ステップS32)。なお、我が家流情報については後述する。
In step S30, if the
ステップS30において、CPU22は、我が家流設定が無いと判断した場合には、デフォルト値を取得する(ステップS34)。
In step S30, if the
そして、次に、CPU22は、我が家流情報あるいはデフォルト値に基づいて光環境制御動作期間を設定する(ステップS36)。具体的には、上述した起床時刻、夕食時刻、就寝時刻に従って期間tA〜tFを設定する。
Then, the
そして、CPU22は、現在時刻を確認する(ステップS38)。
そして、次に、CPU22は、現在時刻に従って、現在時刻が期間tA〜tFのいずれの期間内であるかどうかを判断する(ステップS40)。
Then, the
Next, the
ステップS40において、CPU22は、期間tA〜tFのいずれの期間内であるかを判断して、期間tB,tD,tFの期間内である場合には、ステップS42に進む。
In step S40, the
一方、ステップS40において、CPU22は、期間tA〜tFのいずれの期間内であるかを判断して、期間tA,tC,tEの期間内である場合には、ステップS52に進む。
On the other hand, in step S40, the
まず、CPU22は、現在時刻が期間tB,tD,tFの期間内であると判断した場合には、対応する期間の動作に従う調光率に設定する(ステップS42)。
First, when the
そして、次に、CPU22は、対応する期間の残り時間が10分未満であるかどうかを判断する(ステップS44)。
Next, the
ステップS44において、10分未満であると判断した場合には、対応する期間の動作に従う調光率に10分間設定する(ステップS48)。 If it is determined in step S44 that it is less than 10 minutes, the dimming rate according to the operation of the corresponding period is set for 10 minutes (step S48).
そして、10分が経過したかどうかを判断する(ステップS50)。10分が経過した場合には、次のステップに進む。 And it is judged whether 10 minutes passed (step S50). If 10 minutes have passed, proceed to the next step.
すなわち、光環境制御モードを開始する現在時刻が、光環境制御動作期間の対応する期間の動作が終了する間際であるような場合、本例においては、10分未満であるような場合には、10分は、光環境制御動作期間の対応する期間の動作を継続する方式としている。当該方式により、光環境制御動作期間の対応する期間の次の期間の動作がすぐに実行されてユーザに違和感や不快感を生じさせないようにすることが可能である。なお、本例においては、一例として10分を基準に設定しているが、特にこれに限られず、ユーザの好みに合わせて調整するようにしても良い。 That is, when the current time when the light environment control mode starts is just before the operation of the corresponding period of the light environment control operation period ends, in this example, when it is less than 10 minutes, For 10 minutes, the operation of the period corresponding to the light environment control operation period is continued. By this method, it is possible to prevent the user from feeling uncomfortable or uncomfortable by immediately executing the operation in the period following the corresponding period of the light environment control operation period. In this example, 10 minutes is set as a reference as an example. However, the present invention is not limited to this, and may be adjusted according to the user's preference.
ステップS44において、CPU22は、対応する期間の残り時間が10分未満でないと判断した場合(ステップS44においてNO)には、期間が終了したかどうかを判断する(ステップS46)。
When determining in step S44 that the remaining time of the corresponding period is not less than 10 minutes (NO in step S44), the
ステップS46において、期間が終了した場合には、次のステップに進む。
再び、ステップS40において、CPU22は、現在時刻が期間tA、tC,tFの期間内であると判断した場合には、期間tA,tC,tFの開示時刻から10分未満であるかどうかを判断する(ステップS52)。
If the period ends in step S46, the process proceeds to the next step.
Again, in step S40, if the
そして、ステップS52において、10分未満であると判断した場合(ステップS52においてYES)には、前の期間の動作に従う調光率に10分間設定する(ステップS54)。 If it is determined in step S52 that it is less than 10 minutes (YES in step S52), the dimming rate according to the operation in the previous period is set for 10 minutes (step S54).
そして、次に10分が経過したかどうかを判断する(ステップS56)。
ステップS56において、10分が経過したと判断した場合には、対応する期間の動作に従う調光率に設定する(ステップS58)。
Then, it is determined whether or not 10 minutes have passed (step S56).
If it is determined in step S56 that 10 minutes have elapsed, the dimming rate is set according to the operation during the corresponding period (step S58).
そして、期間が満了したかどうかを判断する(ステップS60)期間が満了した場合には、次のステップS52に進む。 Then, it is determined whether or not the period has expired (step S60). If the period has expired, the process proceeds to the next step S52.
すなわち、光環境制御モードを開始した現在時刻が、光環境制御動作期間において、調光率および/または色調を変化させる期間に対応する期間であるような場合(期間tA,
tC,tEの期間)には、期間の開始時刻から10分未満であれば、ユーザに違和感や不快感を生じさせることなく当該動作を実行する。
That is, when the current time when the light environment control mode is started is a period corresponding to a period during which the light control rate and / or the color tone are changed in the light environment control operation period (period tA,
In the period of tC and tE), if the period is less than 10 minutes from the start time of the period, the operation is executed without causing the user to feel uncomfortable or uncomfortable.
具体的には、まず、前の期間の動作に従う調光率に10分間設定し、そして、10分後に、調光率および/または色調を変化させる対応する期間の動作を開始する。当該方式により、光環境制御動作期間において、調光率および/または色調を変化させる対応する期間の動作がすぐに実行されてユーザに違和感や不快感を生じさせないようにすることが可能である。なお、本例においては、一例として10分を基準に設定しているが、特にこれに限られず、ユーザの好みに合わせて調整するようにしても良い。 Specifically, first, the dimming rate according to the operation of the previous period is set for 10 minutes, and after 10 minutes, the operation of the corresponding period for changing the dimming rate and / or the color tone is started. With this method, it is possible to prevent the user from feeling uncomfortable or uncomfortable during the light environment control operation period by immediately executing the operation of the corresponding period for changing the dimming rate and / or the color tone. In this example, 10 minutes is set as a reference as an example. However, the present invention is not limited to this, and may be adjusted according to the user's preference.
一方、ステップS52において、CPU22は、10分未満でないと判断した場合には、次のステップに進む。
On the other hand, if the
すなわち、光環境制御モードを開始した現在時刻が、光環境制御動作期間において、調光率および/または色調を変化させる期間に対応する期間であるような場合(期間tA,tC,tEの期間)には、期間の開始時刻から10分以上であれば、次の期間の動作に従う調光率に設定する。当該動作により、調光率および/または色調を変化させる対応する期間の動作がすぐに実行されてユーザに違和感や不快感を生じさせることを回避することができる。 That is, when the current time when the light environment control mode is started is a period corresponding to a period during which the light control rate and / or color tone is changed in the light environment control operation period (period tA, tC, tE) If it is 10 minutes or more from the start time of the period, the dimming rate is set according to the operation of the next period. By this operation, it is possible to avoid that the operation of the corresponding period for changing the light control rate and / or the color tone is immediately executed and the user feels uncomfortable or uncomfortable.
そして、ステップS62において、次の期間の動作に従う調光率に設定する(ステップS62)。 In step S62, the dimming rate is set according to the operation in the next period (step S62).
そして、期間が終了したかどうかを判断する(ステップS64)。期間が終了していると判断した場合(ステップS62においてYES)には、ステップS62に戻り、さらに次の期間の動作に従う調光率に設定する。 Then, it is determined whether or not the period has ended (step S64). If it is determined that the period has expired (YES in step S62), the process returns to step S62, and the dimming rate is set according to the operation in the next period.
なお、当該処理を繰り返すことにより一例として、例えば、期間tA→tB→tC→tD→tE→tF→tAの動作が繰り返されて24時間のヒトの生活リズムに合わせた調光を実行することが可能となる。 As an example by repeating the process, for example, the operation of the period tA → tB → tC → tD → tE → tF → tA is repeated, and the dimming according to the human life rhythm of 24 hours is executed. It becomes possible.
なお、光環境制御モードを終了する場合には、ユーザがリモコン50の「光環境制御」ボタン58を再度押下することにより割込み処理により光環境制御モードが停止されて、図7のステップS1に戻り、通常の点灯が実行されるものとする。
When the light environment control mode is ended, the user presses the “light environment control”
また、ユーザが電源スイッチを操作して、電源スイッチをオフした場合には、電源の供給が停止するため光環境制御モードも終了する。なお、再度、ユーザが電源スイッチをオンした場合には、図7のステップS1に戻り、通常の点灯が実行されるものとする。 Further, when the user operates the power switch to turn off the power switch, the light environment control mode is ended because the supply of power is stopped. When the user turns on the power switch again, the process returns to step S1 in FIG. 7 and normal lighting is executed.
<我が家流設定>
次に、我が家流設定について説明する。
<My home style setting>
Next, my home setting will be described.
我が家流設定は、上述した光環境制御モードにおける起床時刻、夕食時刻、就寝時刻をユーザの個々の生活リズムに合わせた時刻に設定するモードである。 My home setting is a mode in which the wake-up time, dinner time, and bedtime in the light environment control mode described above are set to a time that matches the individual life rhythm of the user.
ユーザがリモコン50の「我が家流」設定ボタン62を押下することにより、我が家流設定モードに移行する。
When the user presses the “My Home Flow”
図18は、本発明の実施の形態に従う我が家流設定における起床時刻、夕食時刻、就寝時刻の設定時刻について説明する図である。 FIG. 18 is a diagram illustrating set times for the wake-up time, dinner time, and bedtime in my home setting according to the embodiment of the present invention.
図18を参照して、ここでは、起床時刻、夕食時刻、就寝時刻についてそれぞれ0時00分〜23時59分の間で自由に設定することが可能である場合が示されている。 Referring to FIG. 18, here, a case is shown in which wake-up time, dinner time, and bedtime can be freely set between 0:00 and 23:59, respectively.
なお、起床時刻については、就寝時刻から1時間59分以内の時刻設定は受け付けないように設定される。 The wake-up time is set so as not to accept a time setting within 1 hour 59 minutes from the bedtime.
また、夕食時刻については、起床時刻から59分後以内の時刻設定は受け付けないように設定される。なお、受け付けない場合には、初期のプリセットされた時刻に設定されるものとする。 The dinner time is set not to accept a time setting within 59 minutes after the wake-up time. If not accepted, the initial preset time is set.
以下、具体的に我が家流設定の流れについて説明する。
ユーザがリモコン50の「我が家流」設定ボタン62を押下すると、リモコン50側では設定画面が表示される。具体的には、CPU86がメモリ80に格納されたプログラムを読み出すことにより以下に従う設定画面が液晶パネル52に表示される。
Hereinafter, the flow of setting my home flow will be described in detail.
When the user presses the “My Home”
図19は、本発明の実施の形態に従うリモコン50の液晶パネル52における我が家流設定の画面について説明する図である。
FIG. 19 is a diagram illustrating a home setting screen on
図19(A)を参照して、「我が家流」設定ボタン62を押下すると、まず、起床時刻の設定が可能な画面が液晶パネル52に表示される。ユーザは、「UP」ボタン57Aおよび/または「DOWN」ボタン57Bを操作することにより起床時刻を任意の値に設定することが可能である。なお、本例においては、一例として、液晶パネル52に「起床時刻を設定して下さい。」の表示とともに、「UP」ボタン57Aおよび/または「DOWN」ボタン57Bを操作することにより起床時刻のデフォルト値として設定された「6:30」から「7:00」に変更された場合が示されている。そして、「OKの場合には、「我が家流」設定ボタンを押して下さい。」との案内表示がなされている場合が示されている。リモコン50は、ユーザが「我が家流」設定ボタンを押下することに従って当該液晶パネル52に表示されている起床時刻情報(ここでは7:00)を照明装置1に出力する。そして、次に、夕食時刻の設定に移行する。
Referring to FIG. 19A, when “My Family Style”
図19(B)を参照して、夕食時刻の設定が可能な画面が液晶パネル52に表示される。ユーザは、「UP」ボタン57Aおよび/または「DOWN」ボタン57Bを操作することにより夕食時刻を任意の値に設定することが可能である。なお、本例においては、一例として、液晶パネル52に「夕食時刻を設定して下さい。」の表示とともに、「UP」ボタン57Aおよび/または「DOWN」ボタン57Bを操作することにより夕食時刻のデフォルト値として設定された「19:00」から「19:30」に変更された場合が示されている。そして、「OKの場合には、「我が家流」設定ボタンを押して下さい。」との案内表示がなされている場合が示されている。リモコン50は、ユーザが「我が家流」設定ボタンを押下することに従って当該液晶パネル52に表示されている夕食時刻情報(ここでは19:30)を照明装置1に出力する。そして、次に、就寝時刻の設定に移行する。
Referring to FIG. 19B, a screen on which dinner time can be set is displayed on
図19(C)を参照して、就寝時刻の設定が可能な画面が液晶パネル52に表示される。ユーザは、「UP」ボタン57Aおよび/または「DOWN」ボタン57Bを操作することにより就寝時刻を任意の値に設定することが可能である。なお、本例においては、一例として、液晶パネル52に「就寝時刻を設定して下さい。」の表示とともに、「UP」ボタン57Aおよび/または「DOWN」ボタン57Bを操作することにより就寝時刻のデフォルト値として設定された「23:00」から「23:30」に変更された場合が示されている。そして、「OKの場合には、「我が家流」設定ボタンを押して下さい。」と
の案内表示がなされている場合が示されている。リモコン50は、ユーザが「我が家流」設定ボタンを押下することに従って当該液晶パネル52に表示されている就寝時刻情報(ここでは23:30)を照明装置1に出力する。そして、次に、夜間調光率の設定に移行する。本例においては、我が家流設定において、起床時刻、夕食時刻、就寝時刻とともに、夜間動作における夜間調光率も設定可能とされている。
Referring to FIG. 19C, a screen on which the bedtime can be set is displayed on
図19(D)を参照して、夜間調光率の設定が可能な画面が液晶パネル52に表示される。ユーザは、「UP」ボタン57Aおよび/または「DOWN」ボタン57Bを操作することにより、夜間調光率の数値を任意の値に設定することが可能である。また、当該設定の際、照明装置1のCPU22は、PWM制御回路23に対して照明部30から発光される調光率が液晶パネル52に表示されている調光率となるように制御する。具体的には、まず、照明装置1の調光率は30%に設定される。そして、リモコン50からの「UP」ボタン57Aおよび/または「DOWN」ボタン57Bの入力に従って調光率の上昇/下降の指示が照明装置1に出力される。照明装置1のCPU22は、調光率の上昇/下降の指示に従ってPWM制御回路23に対して照明部30から発光される調光率を調整する。
Referring to FIG. 19D, a screen on which the nighttime dimming rate can be set is displayed on
なお、本例においては、一例として、液晶パネル52に「夜間調光率を設定して下さい。」の表示とともに、「UP」ボタン57Aおよび/または「DOWN」ボタン57Bを操作することにより夜間調光率のデフォルト値として設定された「30%」が示されている。そして、「OKの場合には、「我が家流」設定ボタンを押して下さい。」との案内表示がなされている場合が示されている。リモコン50は、ユーザが「我が家流」設定ボタン62を押下することに従って、当該液晶パネル52に最終的に表示されている夜間調光率情報(ここでは30%)を照明装置1に出力する。
In this example, as an example, the “UP”
図20は、本発明の実施の形態に従う我が家流設定のフローを説明する図である。
当該フローは、CPU22がメモリ29に格納されたプログラムを読み込むことにより実行されるものとする。
FIG. 20 is a diagram illustrating a flow of setting my home flow according to the embodiment of the present invention.
This flow is executed when the
図20を参照して、我が家流設定モードに移行した場合に、CPU22は、起床時刻情報の入力があるかどうか判断する(ステップS120)。具体的には、図19で説明したリモコン50からの起床時刻情報を受信したかどうかに基づいて判断する。
With reference to FIG. 20, when it transfers to my home flow setting mode, CPU22 judges whether there exists any input of wake-up time information (step S120). Specifically, the determination is made based on whether or not the wake-up time information from the
ステップS120において、CPU22は、起床時刻情報の入力があると判断した場合(ステップS120においてYES)には、入力された内容に従って起床時刻を設定する(ステップS122)。そして、再び、ステップS120に戻る。
In step S120, when
次に、ステップS120において、CPU22は、起床時刻情報の入力がなかったと判断した場合(ステップS120においてNO)には、次に夕食時刻情報の入力があるかどうかを判断する(ステップS124)。具体的には、図19で説明したリモコン50からの夕食時刻情報を受信したかどうかに基づいて判断する。
Next, when it is determined in step S120 that the wake-up time information has not been input (NO in step S120), the
ステップS124において、CPU22は、夕食時刻情報の入力があると判断した場合(ステップS124においてYES)には、入力された内容に従って夕食時刻を設定する(ステップS126)。そして、再び、ステップS120に戻る。
If
次に、ステップS124において、CPU22は、時刻情報の入力がなかったと判断した場合(ステップS124においてNO)には、次に就寝時刻情報の入力があるかどうかを判断する(ステップS128)。具体的には、図19で説明したリモコン50からの就寝時刻情報を受信したかどうかに基づいて判断する。
Next, when it is determined in step S124 that the time information has not been input (NO in step S124), the
ステップS128において、CPU22は、就寝時刻情報の入力があると判断した場合(ステップS128においてYES)には、入力された内容に従って就寝時刻を設定する(ステップS130)。
In step S128, when
そして、CPU22は、調光率を30%に設定する(ステップS172)。具体的には、CPU22は、PWM制御回路23に対してLEDモジュール32の発光に従う調光率が30%となるように制御する。当該動作により、ユーザは、調光率30%の夜間調光率の明るさを認識することが可能となる。
Then, the
そして、ステップS120に戻る。
次に、ステップS128において、CPU22は、就寝時刻情報の入力がないと判断した場合(ステップS128においてNO)には、「UP」ボタン57Aまたは「DOWN」ボタン57Bの入力指示が有るかどうかを判断する(ステップS134)。
Then, the process returns to step S120.
Next, in step S128, when
ステップS134において、「UP」ボタン57Aまたは「DOWN」ボタン57Bの入力指示があると判断した場合(ステップS134においてYES)には、「UP」ボタン57Aまたは「DOWN」ボタン57Bの入力指示に従って調光率を調整する(ステップS136)。
If it is determined in step S134 that there is an input instruction for “UP”
そして、再びステップS120に戻る。当該動作により、ユーザは、「UP」ボタン57Aまたは「DOWN」ボタン57Bの入力指示に従って調光率の調整に従う夜間調光率の明るさを認識することが可能となる。
And it returns to step S120 again. With this operation, the user can recognize the brightness of the nighttime dimming rate according to the adjustment of the dimming rate according to the input instruction of the “UP”
そして、ユーザが任意に「UP」ボタン57Aおよび/または「DOWN」ボタン57Bを操作することにより所望の明るさに従う夜間調光率に設定することが可能となる。
The user can arbitrarily set the night dimming rate according to the desired brightness by operating the “UP”
ステップS134において、「UP」ボタン57Aまたは「DOWN」ボタン57Bの入力指示が無いと判断した場合(ステップS134においてNO)には、夜間調光率情報の入力があるかどうかを判断する(ステップS138)。具体的には、図19で説明したリモコン50からの夜間調光率情報を受信したかどうかに基づいて判断する。
If it is determined in step S134 that there is no instruction to input the “UP”
ステップS138において、夜間調光率情報の入力があると判断した場合(ステップS138においてYES)には、入力された内容に従って夜間調光率を設定する(ステップS140)。そして、処理を終了する(リターン)。すなわち、再び、図7のステップS1に戻る。 If it is determined in step S138 that night dimming rate information has been input (YES in step S138), the night dimming rate is set according to the input content (step S140). Then, the process ends (return). That is, the process returns to step S1 in FIG.
一方、ステップS138において、夜間調光率情報の入力がないと判断した場合(ステップS138においてNO)には、ステップS120に戻る。 On the other hand, if it is determined in step S138 that there is no input of nighttime dimming rate information (NO in step S138), the process returns to step S120.
当該動作により、光環境制御モードにおける我が家流情報である起床時刻情報、夕食時刻情報、就寝時刻情報および夜間調光率情報を設定することが可能となる。当該我が家流情報は、メモリ29に格納されるものとする。そして、我が家流情報がメモリ29に格納されることにより図17のステップS30において我が家流設定有りと判断される。
By this operation, it is possible to set the wake-up time information, the dinner time information, the bedtime information, and the nighttime dimming rate information, which are my home flow information in the light environment control mode. The home flow information is stored in the
そして、光環境制御モードにおいて、図17で説明したステップS36において、メモリ29に格納された我が家流情報である、我が家流設定に関する起床時刻、夕食時刻、就寝時刻に基づいて光環境制御動作期間が設定されて、我が家流設定に従う光環境制御モードを実行することが可能となる。また、夜間調光率情報に従う夜間調光率に設定することが可能となる。
In the light environment control mode, the light environment control operation period is set based on the wake-up time, dinner time, and bedtime, which are my home flow information stored in the
したがって、各ヒトの個々の生活リズムに合わせた調光および調色を実行して、快適な光環境を実現することが可能となる。 Therefore, it is possible to realize a comfortable light environment by executing dimming and toning according to the individual life rhythm of each person.
なお、上述した光環境制御モードが実行されている場合においても、ユーザがリモコン50の「我が家流」設定ボタン62を押下することにより、割込み処理により、我が家流設定モードに移行する。そして、我が家流設定モードが終了した場合には、再び、図17における光環境制御モードの処理が再度実行される。当該処理により、新たに設定された我が家流情報に基づいて、光環境制御モードが実行され、快適な光環境を実現することが可能となる。
Even when the above-described light environment control mode is executed, when the user presses the “my home style”
なお、本例においては、我が家流設定モードにおいて、3つの時刻と、夜間調光率を設定する場合について説明したが、特にこれに限られず、図12に示されるそれぞれ期間および動作をユーザの好みに合わせて設定可能とするようにしても良い。その場合、例えば図12に示されるそれぞれの期間において、後述するお気に入り登録にて登録した点灯状態を利用して点灯するように設定できるようにしてもよい。 In this example, the case of setting three times and the nighttime dimming rate in my home setting mode has been described. However, the present invention is not limited to this, and the period and operation shown in FIG. It may be possible to set it in accordance with. In that case, for example, in each period shown in FIG. 12, it may be possible to set to turn on using a lighting state registered in favorite registration described later.
<エコ点灯モード>
次に、エコ点灯モードについて説明する。
<Eco lighting mode>
Next, the eco lighting mode will be described.
エコ点灯モードでは、点灯開始から一定の時間で、点灯開始時の輝度(照明部30からの発光出力)に対して一定の割合で減光する。すなわち、点灯開始時には設定された輝度で点灯する。なお、「点灯開始時」にはユーザの操作で明るさ変更された場合も含まれる。 In the eco lighting mode, the light is dimmed at a constant rate with respect to the luminance at the start of lighting (light emission output from the illumination unit 30) in a certain time from the start of lighting. That is, at the start of lighting, the light is lit with the set brightness. Note that “when lighting starts” includes a case where the brightness is changed by a user operation.
点灯開始時または調光率や色調の変更時から一定の時間としてたとえば10分間が設定され、一定の割合としてその時点の輝度である初期の調光値Xの20%が設定されていると、点灯開始時から10分間で調光値が初期の調光値Xの80%となるまで減光する。 For example, 10 minutes is set as a certain time from the start of lighting or the change of the dimming rate or the color tone, and 20% of the initial dimming value X which is the luminance at that time is set as a certain ratio. In 10 minutes from the start of lighting, the dimming value is reduced until it reaches 80% of the initial dimming value X.
図21は、本発明の実施の形態に従うエコ点灯モードにおける調光率のグラフを説明する図である。 FIG. 21 is a diagram illustrating a graph of the dimming rate in the eco lighting mode according to the embodiment of the present invention.
図21(A)を参照して、本例においては、縦軸および横軸が対数である両対数グラフが示されている。縦軸の単位は、0.1%である。横軸の単位は秒である。 Referring to FIG. 21A, in this example, a log-log graph in which the vertical axis and the horizontal axis are logarithms is shown. The unit of the vertical axis is 0.1%. The unit of the horizontal axis is seconds.
当該両対数グラフにおいて、調光率と時間との関係が線形となるように減光される場合が示されている。具体的には、両対数グラフにおいて期間10分(600秒)の間に調光率100%が調光率80%に調整される場合が示されている。 The logarithmic graph shows a case where light is dimmed so that the relationship between the light control rate and time is linear. Specifically, a case where the dimming rate of 100% is adjusted to the dimming rate of 80% during the period of 10 minutes (600 seconds) in the log-log graph is shown.
図21(B)を参照して、上記図21(A)の両対数グラフを通常のグラフとした場合が示されている。 Referring to FIG. 21 (B), a case where the log-log graph of FIG. 21 (A) is a normal graph is shown.
当該方式により減光することによりヒトに違和感あるいは不快感をさらに生じさせることなく減光させることが可能となり快適かつ自然な光環境を実現しつつ省エネを図ることが可能となる。 By dimming by this method, it is possible to diminish without causing further discomfort or discomfort to humans, and it is possible to save energy while realizing a comfortable and natural light environment.
図22は、本発明の実施の形態に従うエコ点灯モードの処理を説明するフロー図である。 FIG. 22 is a flowchart illustrating processing in the eco lighting mode according to the embodiment of the present invention.
当該フローは、CPU22がメモリ29に格納されたプログラムを読み込むことにより
実行されるものとする。
This flow is executed when the
CPU22は、図21に表わされた処理を所定間隔(たとえば1秒間隔)の割込み処理で実行する。
The
図22を参照して、まず、CPU22は、点灯を開始するか否かを判断する(ステップS160)。点灯の開始でなかったと判断した場合(ステップS160においてNO)には、ステップS166に進む。
With reference to FIG. 22, first, the
一方、CPU22は、点灯開始と判断した場合(ステップS160においてYES)には、調光率を100%に設定する(ステップS162)。具体的には、CPU22は、PWM制御回路23に対してLEDモジュール31および/またはLEDモジュール32の発光に従う調光率が100%となるように制御する。当該制御により、点灯開始時にユーザは、調光率100%の明るさを認識することが可能となる。
On the other hand, if the
次に、CPU22は、減光時間を計時するための減光タイマを所定時間(本例では600秒)にセットし、減光目標とする調光率(本例では80%)を決定して処理を終了する(リターン)。すなわち、再び、図7のステップS1に戻る。
Next, the
一方、ステップS160において、点灯の開始でなかったと判断した場合(ステップS160においてNO)には、CPU22は減光タイマが0かどうかを判断する(ステップS166)。減光タイマが0であると判断した場合(ステップS166においてNO)には、処理を終了する(リターン)。
On the other hand, when it is determined in step S160 that the lighting has not started (NO in step S160), the
ステップS166において減光タイマが0でないと判断した場合(ステップS166においてYES)には、CPU22は減光処理(ステップS168)を実行する。
If it is determined in step S166 that the dimming timer is not 0 (YES in step S166), the
図23は、ステップS168の減光処理のサブルーチンを説明する図である。
図23を参照して、減光処理が開始すると、CPU22は、図21に表わされた調光率と時間との関係を示す関係式にその時点での減光タイマを変数として代入することによって、その時点で減光する値(調光率)をDOWN値として算出する(ステップS180)。
FIG. 23 is a diagram for explaining the subroutine of the dimming process in step S168.
Referring to FIG. 23, when the dimming process starts,
そして、CPU22は、現在の出力値(調光率)から算出したDOWN値を差し引いた値を調光率として設定する(ステップS182)。具体的には、CPU22は、PWM制御回路23に対してLEDモジュール31および/またはLEDモジュール32の発光に従う調光率が算出された値となるように制御する。
Then, the
その後、CPU22は、減光タイマを1デクリメントして(ステップS184)、減光処理を終了する(リターン)。
Thereafter, the
上の例は点灯開始からの動作を表わすものであるが、調光率や色調の変更時でも同様の動作を行なうものとする。 The above example represents the operation from the start of lighting, but the same operation is performed even when the dimming rate or color tone is changed.
当該動作により、エコ点灯モードでは、点灯開始から一定の時間で、点灯開始時または調光率や色調の変更時の輝度に対する所定割合の輝度まで、図21に表わされたように徐々に減光される。なお、本例では図21に表わされたように縦軸および横軸が対数である両対数グラフにおいて調光率が時間経過に対して線形に変化させているが、調光率を時間経過に対して線形に変化させてもよい。これにより、ヒトに違和感あるいは不快感を生じさせることなく調光率を変化させることが可能となり快適かつ自然な光環境を実現しつつ
省エネを図ることが可能となる。
With this operation, in the eco lighting mode, the luminance gradually decreases as shown in FIG. 21 until a predetermined ratio of luminance with respect to the luminance at the start of lighting or at the time of changing the dimming rate or color tone in a certain time from the start of lighting. To be lighted. In this example, as shown in FIG. 21, the dimming rate is linearly changed with time in the logarithmic graph in which the vertical axis and the horizontal axis are logarithmic. May be linearly changed. As a result, the dimming rate can be changed without causing a human to feel uncomfortable or uncomfortable, and energy can be saved while realizing a comfortable and natural light environment.
エコ点灯モードは、ユーザが「エコ点灯」ボタン60を押下することにより点灯制御指示がリモコン50から出力される。照明装置1のCPU22は、リモコン50からの点灯制御指示の入力を受けて、PWM制御回路23に対して照明部30への点灯制御を開始するように指示する。ここで、「エコ点灯」ボタン60の押下すなわち、リモコン50からの点灯制御指示の入力に従って、「エコ点灯モード」→「通常モード」→「エコ点灯モード」→・・・を繰り返すものとする。すなわち、エコ点灯モード中にリモコン50からの点灯制御指示が入力されると、照明装置1のCPU22はエコ点灯モードを解除する。このとき、CPU22は、PWM制御回路23に対して点灯開始時の輝度となるように制御する。
In the eco lighting mode, a lighting control instruction is output from the
なお、エコ点灯モードは、光環境制御モードと組み合わせることができる。この場合、光環境制御モードの期間tA〜tfの6つの期間でのそれぞれの点灯制御において、CPU22は、当該期間開始から一定の時間で、開始時の輝度に対する所定割合の輝度まで徐々に減光する。また、本発明にかかる光源はLEDに限定されず、蛍光灯、EL(Electro-Luminescence)等の光源であってもよい。
The eco lighting mode can be combined with the light environment control mode. In this case, in each lighting control in the six periods tA to tf of the light environment control mode, the
<照度センサモード>
次に、照度センサモードについて説明する。
<Illuminance sensor mode>
Next, the illuminance sensor mode will be described.
照度センサモードは、予め設定した照度となるように照度センサ28の取得結果に基づいて調光率を制御するモードである。
The illuminance sensor mode is a mode for controlling the dimming rate based on the acquisition result of the
ユーザがリモコン50の「照度センサ」ボタン70を押下することにより、照度センサモードに移行する。
When the user presses the “illuminance sensor”
照度センサモードでは、CPU22は、所定間隔に規定回数(たとえば0.5ミリ秒ごとに8回、など)、照度センサ28での測定結果を取得する。そして、この平均値を算出する。この平均値を、測定値M1とする。CPU22は所定期間、測定値M1の算出を繰り返し、メモリ29の所定領域にする。そして、所定回数(たとえば10回)分の測定値M1のトリム平均を算出する。この平均値を、測定値M2とする。0.5ミリ秒ごとに8回照度センサ28での測定結果を取得して測定値M1を算出することで4ミリ秒ごと平均値が得られ、その測定値M1の10回分で測定値M2を算出することで2秒の平均値が得られることになる。
In the illuminance sensor mode, the
照度センサモードに先立って、目標の照度が設定される。目標の照度の設定は、ユーザがリモコン50の「環境登録」ボタン69を押下することにより行なわれる。すなわち、「環境登録」ボタン69が押下されたことによる信号を受信すると、CPU22は上述の測定値M2を算出し、算出された測定値M2をそのときの照度を表わす値として取得する。そして、メモリ29の所定領域に取得した値を「目標の照度」として書き込む。
Prior to the illuminance sensor mode, a target illuminance is set. Setting of the target illuminance is performed when the user presses the “environment registration”
目標の照度の設定は、照明装置1を設置した部屋に外光が入らない状態にした後、ユーザがリモコン50で所望の明るさとなるように調光率を調整した後「環境登録」ボタン69を押下することで正確に所望の照度を「目標の照度」として設定することが可能である。
The target illuminance is set by setting the “environment registration”
なお、本例においては、「目標の照度」をユーザ自身がリモコン50で所望の明るさとなるように調光率を調整して設定する例について説明したが、メモリ29に予めデフォルト値としての異なる値の「目標の照度」を複数登録しておき、ユーザが当該複数の「目標
の照度」から選択して「目標の照度」を設定できるようにしてもよい。
In this example, the “target illuminance” is set by adjusting the dimming rate so that the user himself / herself has a desired brightness with the
さらに、CPU22は、目標の照度に基づいて、ユーザによる目標の照度の変更を可能とするために多段階の照度レベルを設定する。また、各照度レベルについて、ハンチングを防ぐために、目標の照度範囲を規定するハイレベルとロウレベルとを設定する。ここでは、目標の照度を照度レベル1のハイレベルとし、それよりも照度の低い照度レベル1のロウレベル、照度レベル1よりも照度の高い照度レベル2、3のそれぞれのハイレベル、ロウレベルを設定する。
Further, the
図24は、照度レベルの設定を説明するための図である。
図24を参照して、CPU22は、一例として、「照度レベル1のハイレベル」として目標の照度(図中のA値)を設定し、「照度レベル2のハイレベル」として照度レベル1のハイレベルの1.2倍の照度(図中のB値)を設定し、「照度レベル3のハイレベル」として照度レベル2のハイレベルの1.2倍の照度(図中のC値)を設定する。さらに、それぞれの照度レベルのロウレベルとして、ハイレベルとして設定された照度の0.9倍の照度を設定する。また、後述する、急に暗くなった事を検知するための「暗い判定」に用いる判定値として、目標の照度(図中のA値)の0.5倍の照度を設定する。
FIG. 24 is a diagram for explaining setting of the illuminance level.
Referring to FIG. 24, as an example,
CPU22は、照度センサモードでの制御のために、予め明るさ(照度)ごとに「明るさレベル」をメモリ29に登録しておくものとする。なお、明るさの単位はルクス(lx)とする。
The
図25は、明るさレベルと登録された明るさとの対応の一例を示す図である。
図25の例では、明るさレベル28が全灯を表わし、明るさレベル1が微灯を表わしている。CPU22は上記対応にしたがって、照度センサモードにおいて明るさレベル28(全灯)〜1(微灯)の範囲で調光する。
FIG. 25 is a diagram illustrating an example of the correspondence between the brightness level and the registered brightness.
In the example of FIG. 25, the
照度センサモードでの制御は、スタート時の制御と通常制御との2種類の制御がある。照度センサモードが開始されるとスタート時の制御が行なわれ、その後、判定結果に応じて通常制御に移行する。 There are two types of control in the illuminance sensor mode: control at start time and normal control. When the illuminance sensor mode is started, the control at the start is performed, and then the normal control is performed according to the determination result.
図26は、本発明の実施の形態に従う照度センサモードのフローを説明する図である。
当該フローは、CPU22がメモリ29に格納されたプログラムを読み込むことにより実行されるものとする。
FIG. 26 is a diagram illustrating a flow of the illuminance sensor mode according to the embodiment of the present invention.
This flow is executed when the
図26を参照して、照度センサモードに移行した場合に、CPU22は照度測定を行なう(ステップS220)。ここでの照度測定は、上述のように照度センサ28からの測定結果から測定値M2を算出する処理を指す。
Referring to FIG. 26, when shifting to the illuminance sensor mode,
そして、1回分の測定値M2が得られると、つまり、上述の例では2秒間の測定結果の平均値である測定値M2が得られると(ステップS222でYES)、CPU22は、測定値M2と目標の照度である設定された照度レベル1とを比較する判定動作を行なう。
When the measurement value M2 for one time is obtained, that is, in the above example, when the measurement value M2 that is the average value of the measurement results for 2 seconds is obtained (YES in step S222), the
判定動作の結果、測定値M2が目標の照度である照度レベル1のハイレベルよりも高い照度を示している場合(ステップS224でYES)、CPU22は、現在の明るさレベルを1段階下げるように調光率を変更する(ステップS226)。
As a result of the determination operation, when the measured value M2 indicates an illuminance higher than the high level of the
測定値M2が目標の照度である照度レベル1のロウレベルよりも低い照度を示している場合(ステップS224でNO、かつステップS228でYES)、CPU22は、現在の明るさレベルを1段階上げるように調光率を変更する(ステップS230)。
When the measured value M2 indicates an illuminance lower than the low level of the
ステップS226またはステップS230で調光率を変更すると、CPU22はその後、ステップS220の動作へ戻る。そして、測定値M2が目標の照度である照度レベル1のロウレベルとハイレベルとの間の照度を示していると判定されるまで、上の動作を繰り返す。
When the dimming rate is changed in step S226 or step S230, the
測定値M2が目標の照度である照度レベル1のロウレベルとハイレベルとの間の照度を示している場合(ステップS224でNO、かつステップS228でNO)、現在の明るさレベルが目標の照度に合致しているものとして、CPU22は、明るさレベルを変更しない。そして、以上の、スタート時の制御を終了して、通常制御に移行する。
When the measured value M2 indicates the illuminance between the low level and the high level of the
通常制御に移行すると、CPU22は照度測定を行なう(ステップS232)。ここでの照度測定は、ステップS220と同様に、上述のように照度センサ28からの測定結果から測定値M2を算出する処理を指す。
When shifting to normal control, the
通常制御では、CPU22は、測定値M2と目標の照度である設定された照度レベル1とを比較する判定動作を2回行ない、2回とも同じ判定結果であった場合に、明るさレベルを変更する。なお、この際CPU22、明るさレベルを変更している最中の照度センサ28での測定結果を用いて得られた測定値M2は(ステップS234でYES)、判定動作には用いない。
In the normal control, the
すなわち、2回の判定動作の結果ともに、測定値M2が目標の照度である照度レベル1のハイレベルよりも高い照度を示している場合(ステップS236でYES)、CPU22は、現在の明るさレベルを1段階下げるように調光率を変更する(ステップS238)。
That is, when the measurement value M2 indicates an illuminance higher than the
2回の判定動作の結果ともに、測定値M2が目標の照度である照度レベル1のロウレベルよりも低い照度を示している場合(ステップS236でNO、かつステップS240でYES)、CPU22は、現在の明るさレベルを1段階上げるように調光率を変更する(ステップS242)。
When the measurement value M2 indicates an illuminance lower than the low level of the
2回の判定動作の結果が異なる場合や、2回の判定動作の結果ともに測定値M2が目標の照度である照度レベル1のロウレベルとハイレベルとの間の照度を示している場合には(ステップS236でNO、かつステップS240でNO)、CPU22は、明るさレベルを変更しない。
When the results of the two determination operations are different, or when the measurement value M2 indicates the illuminance between the low level and the high level of the
CPU22は、照度センサモードの間中、以上の通常制御を繰り返す。
図27および図28は、それぞれ、スタート時の制御および通常制御を説明するための図である。
The
FIGS. 27 and 28 are diagrams for explaining the control at the start time and the normal control, respectively.
上述の例のように2秒ごとに測定値M2が算出されるものとすると、図27を参照して、スタート時の制御では、CPU22は、2秒ごとに測定値M2が目標の照度である照度レベル1と比較し、照度レベル1に近づけるように明るさレベルを変更する。図27の例では、判定動作において測定値M2が目標の照度よりも低いと判定されると、CPU22は、照度レベル1に近づけるように明るさレベルを1段階上げる。そして、測定値M2が目標の照度の範囲内に達すると、スタート時の制御を終了する。なお、スタート時の制御では、明るさレベルを変更しているときに得られた測定値M2も次の判定動作に用いる。
Assuming that the measured value M2 is calculated every 2 seconds as in the above example, referring to FIG. 27, in the control at the start, the
図28を参照して、通常制御では、CPU22は、2秒ごとに測定値M2が目標の照度である照度レベル1と比較するものの、2回連続して同じ判定結果であった場合に、照度
レベル1に近づけるように明るさレベルを変更する。図28の例では、判定動作において2回連続して測定値M2が目標の照度よりも低いと判定されると、その2回目の判定時にCPU22は、照度レベル1に近づけるように明るさレベルを1段階上げる。そして、さらに、明るさレベルを変更しているときに得られた測定値M2は判定動作に用いない。明るさレベルの変更のための測定値M2の判定動作を少なくとも2回行うことで、1回の判定動作で明るさレベルの変更を行うスタート時の制御に比べて明るさレベル変更の時間間隔を遅らせることができる。また、明るさレベルを変更しているときに得られた測定値M2を判定動作に用いないことで、明るさレベル変更の時間間隔をより遅らせることができる。
Referring to FIG. 28, in the normal control, the
図27および図28に示されるように、照度センサモードでは、目標の照度に達するまでのスタート時の制御において、通常制御よりも短い間隔で明るさレベルが変更されることになる。すなわち、照度センサモードに移行した当初は、急速に目標の照度に達するまで調光率が制御される。 As shown in FIGS. 27 and 28, in the illuminance sensor mode, the brightness level is changed at an interval shorter than the normal control in the control at the start until the target illuminance is reached. That is, at the beginning of shifting to the illuminance sensor mode, the dimming rate is controlled until the target illuminance is rapidly reached.
たとえば、上述の例の場合、スタート時の制御において全灯から微灯まで27段階変更されるのに要する最短時間は、判定時間(2秒×27=54秒)+最後の調光変更時間(200ミリ秒)=54.2秒となる。 For example, in the case of the above-described example, the shortest time required to change 27 steps from full light to low light in the control at the start time is the determination time (2 seconds × 27 = 54 seconds) + the last dimming change time ( 200 milliseconds) = 54.2 seconds.
このような制御によって、たとえば目標の照度を低めに設定していた場合には、緩やかにその照度まで調光率を変化させるよりもより消費電力を抑えることができる。 With such control, for example, when the target illuminance is set low, the power consumption can be suppressed more than when the dimming rate is gradually changed to the illuminance.
反対に、いったん目標の照度に達した後の制御である通常制御では、スタート時の制御よりも長い間隔で明るさレベルが変更されることになる。すなわち、いったん目標の照度に達した後は、照度の変化に応じたて、スタート時の制御よりも長い間隔で、すなわち緩やかに調光率が制御される。 On the other hand, in the normal control that is the control after reaching the target illuminance, the brightness level is changed at a longer interval than the control at the start. That is, once the target illuminance is reached, the dimming rate is controlled at intervals longer than the control at the start, that is, gently, according to the change in illuminance.
たとえば、上述の例の場合、通常制御において全灯から微灯まで27段階変更されるのに要する最短時間は、判定時間および途中の調光変更時間(スキップする判定時間)(6秒×26=156秒)+最後の判定時間(4秒)+最後の調光変更時間(200ミリ秒)=160.2秒となる。 For example, in the case of the above-described example, the shortest time required to change 27 steps from all lamps to the low lamps in the normal control is the determination time and the dimming change time (determination time to skip) (6 seconds × 26 = 156 seconds) + last determination time (4 seconds) + last dimming change time (200 milliseconds) = 160.2 seconds.
このような制御によって、いったん目標の照度に達した後は細かい間隔での明るさレベルの変更によるチラツキを抑えることができ、不快感を抑えることができる。 By such control, once the target illuminance is reached, flicker due to changes in the brightness level at fine intervals can be suppressed, and discomfort can be suppressed.
なお、本例においては、通常制御の明るさレベルの変更のための判定動作の回数をスタート時の制御よりも多くする方法と、通常制御において明るさレベルを変更しているときに得られた測定値を判定動作に用いないようにする方法によってスタート時の制御に比べて通常制御の明るさレベル変更の時間間隔を遅らせる例について説明したが、いずれか一方の方法のみを用いることでスタート時の制御よりも通常制御の明るさレベル変更の時間間隔を遅らせるように制御してもよい。 In this example, it was obtained when the number of determination operations for changing the brightness level of normal control was increased compared to the control at the start, and when the brightness level was changed in normal control. The example of delaying the time interval for changing the brightness level of normal control compared to the control at the start by using a method that prevents the measured value from being used for the judgment operation has been explained, but only one of the methods can be used at the start Control may be performed so as to delay the time interval for changing the brightness level in the normal control rather than the control in the above.
なお、照度センサモードにおいてたとえばユーザがリモコン50の「照度センサ」ボタン70を押下することにより、目標の照度を変更することもできる。具体的には、CPU22は、目標の照度が照度レベル1であるときに「照度センサ」ボタン70の押下を受け付けると判定動作に用いる照度レベルを現在のレベルから照度レベル2に1段階上げる。さらに、目標の照度が照度レベル2であるときに「照度センサ」ボタン70の押下を受け付けると照度レベル3に1段階上げる。目標の照度が照度レベル3であるときに「照度センサ」ボタン70の押下を受け付けると、CPU22は照度センサモードを終了する。なお、本例においては照度レベルの変更を「照度センサ」ボタン70にて行う例について説
明したが、「明るく」ボタン55や「暗く」ボタン56にて照度レベルの変更を行うようにしてもよい。
In the illuminance sensor mode, for example, the user can change the target illuminance by pressing the “illuminance sensor”
上述したように部屋に外光が入らない状態で所望の明るさレベルにして目標の照度を設定した場合、たとえ外光が入る状態にした後照度センサモードにて設定した目標の照度に調光したとしても、ユーザは部屋の内外の照度の差によって部屋の照度が足りず暗く感じるという場合がある。そのような場合であっても、「照度センサ」ボタン70を再度押下するだけで初めに設定した照度レベル1から照度レベル2に目標の照度を上げることができるのですぐにより明るい目標の照度に変更して調光することができる。従って、再度目標の照度を設定しなおす必要がないので、ユーザの利便性が向上する。
As described above, when the target illuminance is set to the desired brightness level without external light entering the room, the light intensity is adjusted to the target illuminance set in the illuminance sensor mode after the external light enters. Even so, the user may feel that the illuminance in the room is insufficient due to the difference in illuminance inside and outside the room. Even in such a case, it is possible to increase the target illuminance from the initially set
このとき、好ましくは、CPU22は、変更された方向に明るさレベルをヒトが明るさが変化したとわかる程度(たとえば6段階)いったん変化させた後に、上述のスタート時の制御を行なって調光率を新たに設定した目標の照度まで変化させる。
At this time, it is preferable that the
具体的には、照度センサモードにおいて「照度センサ」ボタン70の押下を受け付けると、CPU22は、判定動作に用いる照度レベルを現在のレベルから1段階上げると共に、調光率を現在の明るさレベルから6段階上がるように変更する。その後、CPU22はスタート時の制御を行なって、目標の照度範囲になるように調光率を急速に変更する。照度レベルを上げたときに一旦調光率を現在の明るさレベルから複数段階(本例では6段階)上げた後でスタート時の制御を開始することで、ユーザに明るさレベルが上がったことがより感じられやすくなる。
Specifically, when the depression of the “illuminance sensor”
なお、CPU22は、好ましくは上述の通常制御において、たとえばカーテンを閉めたときの室内の照度変化のような、周囲の明るさが極端に暗くなったか否かを判定する「暗い判定」を行なう。ここでは、上述の「暗い判定」用の判定値を用いる。
Note that the
すなわち、CPU22は、通常制御の上記判定動作において測定値M2が「暗い判定」用の判定値よりも低い照度を示している場合、周囲の明るさが極端に暗くなったと判定し、直ちに明るさレベルを全灯に該当する明るさレベル28となるように調光率を変更する。そしてその後、スタート時の制御に移行する。
That is, when the measurement value M2 indicates an illuminance lower than the determination value for “dark determination” in the determination operation of the normal control, the
このような動作を行なうことによって、たとえばカーテンを閉めた場合などの周囲の明るさが極端に暗くなったときにも、適切に目標の照度とすることができる。 By performing such an operation, the target illuminance can be appropriately set even when the surrounding brightness becomes extremely dark, for example, when the curtain is closed.
なお、このような制御は、他の制御モードと組み合わせることもできる。たとえば、図7のステップS6の光環境制御モードに応用すると、各設定時刻の前の1時間、照度センサモードとすることができる。この場合、色は昼光色のみとし、照度センサモードの開始時の明るさレベルは全灯に該当する明るさレベル28とする。
Such control can be combined with other control modes. For example, when applied to the light environment control mode in step S6 of FIG. 7, the illuminance sensor mode can be set for one hour before each set time. In this case, the color is only daylight, and the brightness level at the start of the illuminance sensor mode is the
また、後述する図7のステップS18のお気に入り登録モードで登録された色調で点灯する場合に照度センサモードに移行すると、お気に入りで設定された色調(色の割合)を保ったまま、明るさのみ照度センサモードで変更する。すなわち、CPU22は、お気に入り登録された明るさ(昼光色と電球色との合算した値)から明るさレベルを算出し、照度センサモードの開始時の明るさレベルをその明るさレベルとする。
Further, when the lighting mode is switched to the illuminance sensor mode when lighting is performed in the color tone registered in the favorite registration mode in step S18 of FIG. 7 described later, only the brightness is maintained while maintaining the color tone (color ratio) set in the favorite. Change in sensor mode. That is, the
また、図7のステップS10のエコ点灯モードと照度センサモードとを組み合わせる場合、CPU22は、明るさレベル26(80%)〜1(微灯)の範囲で調光する。ただし、エコ点灯モード中であっても照度センサモード開始時に明るさレベル26以上であった場合は、CPU22はその明るさレベルで照度センサモードを開始する。そして、いった
ん明るさレベルが26より下がったら、その後は明るさレベル26以上とならないように調光する。
Further, when the eco lighting mode and the illuminance sensor mode in step S10 of FIG. 7 are combined, the
なお、CPU22は照度センサモード開始に、その時の明るさレベルをメモリ29の所定領域に書き込む。そして、照度センサモードを解除する場合、CPU22照度センサモード開始時の明るさレベルに戻す。
The
<タイマモード>
次に、タイマモードについて説明する。
<Timer mode>
Next, the timer mode will be described.
タイマモードは、ユーザが設定した時刻等に基づいて照明装置1の点消灯動作を自動的に実行するモードである。
The timer mode is a mode in which the
本例においては、タイマモードについて、ユーザの操作指示に従って3つのタイマモードに設定することが可能である。具体的には、切タイマモードと、入タイマモードと、留守タイマモードについて説明する。 In this example, the timer mode can be set to three timer modes in accordance with a user operation instruction. Specifically, the off timer mode, the on timer mode, and the absence timer mode will be described.
図29は、本発明の実施の形態に従うタイマモードのフローを説明する図である。
図29を参照して、まず、いずれのタイマモードの指示があったかを判断する。具体的には、まず、CPU22は、「留守タイマ」ボタン67の入力指示があったかどうかを判断する(ステップS20)。ステップS20において、CPU22は、リモコン50に設けられた「留守タイマ」ボタン67の押下に従って出力される留守タイマ制御指示が入力されたと判断した場合(ステップS20においてYES)には、留守タイマモードに移行する(ステップS21)。留守タイマモードの詳細については後述する。
FIG. 29 is a diagram illustrating a timer mode flow according to the embodiment of the present invention.
Referring to FIG. 29, first, it is determined which timer mode has been instructed. Specifically, first, the
一方、ステップS20において、CPU22は、「留守タイマ」ボタン67の入力指示が入力されていないと判断した場合(ステップS20においてNO)には、次に、CPU22は、入タイマ設定情報の入力が有ったかどうかを判断する(ステップS22)。
On the other hand, if the
図30は、本発明の実施の形態に従う入タイマ設定画面および切タイマ設定画面を説明する図である。 FIG. 30 is a diagram illustrating an on timer setting screen and an off timer setting screen according to the embodiment of the present invention.
ユーザが「入タイマ」ボタン75を押下することにより、入タイマモードにおける入タイマ設定における動作を開始することが可能となる。具体的には、当該「入タイマ」ボタン75を押下することにより図30(A)に示されるように入タイマ設定画面(図示せず)が液晶パネル52に表示される。そして、入タイマ設定画面において、ユーザは、「UP」ボタン57Aおよび「DOWN」ボタン57Bを用いて点灯時刻を設定することが可能である。そして、再度「入タイマ」ボタン75を押下することにより入タイマ設定情報がリモコン50から出力される。なお、入タイマ設定情報がリモコン50から出力された場合には、液晶パネル52に例えば「入タイマ」が表示されるものとする。すなわち、リモコン50のメモリ80には入タイマモードが開始されたことを示す情報が格納される。液晶パネル52に例えば「入タイマ」が表示された後、再度、リモコン50の「入タイマ」ボタン75を押下した場合には、リモコン50から入タイマ設定解除指示が出力される。CPU22は、リモコン50からの入タイマ設定解除指示の入力が有った場合には入タイマモードを解除する。なお、入タイマ設定解除指示がリモコン50から出力された場合には、液晶パネル52に表示されていた「入タイマ」は非表示となるものとする。なお、他のモードと組み合わせて用いるようにすることも可能である。また、入タイマモードによる点灯制御が一度開始された場合にはデータがリセットされるように制御しても良いし、あるいは、データが保持されて点灯制御が繰り返し実行されるように制御するようにしても良い。
When the user presses the “ON TIMER”
また、同様に、ユーザが「切タイマ」ボタン74を押下することにより、切タイマモードにおける切タイマ設定における動作を開始することが可能となる。具体的には、当該「切タイマ」ボタン74を押下することにより図30(B)に示されるように切タイマ設定画面が液晶パネル52に表示される。そして、切タイマ設定画面において、ユーザは、「UP」ボタン57Aおよび「DOWN」ボタン57Bを用いて消灯時刻を設定することが可能である。そして、再度「切タイマ」ボタン74を押下することにより切タイマ設定情報がリモコン50から出力される。なお、切タイマ設定情報がリモコン50から出力された場合には、液晶パネル52に例えば「切タイマ」が表示されるものとする。すなわち、リモコン50のメモリ80には切タイマモードが開始されたことを示す情報が格納される。液晶パネル52に例えば「切タイマ」が表示された後、再度、リモコン50の「切タイマ」ボタン74を押下した場合には、リモコン50から切タイマ設定解除指示が出力される。CPU22は、リモコン50からの切タイマ設定解除指示の入力が有った場合には切タイマモードを解除する。なお、切タイマ設定解除指示がリモコン50から出力された場合には、液晶パネル52に表示されていた「切タイマ」は非表示となるものとする。なお、他のモードと組み合わせて用いるようにすることも可能であり、例えば、入タイマモードと組み合わせるようにすることも可能である。なお、入タイマモードと切タイマモードとを組み合わせた場合に設定時刻が重ならないようにすることも可能であるし、同じ時刻に設定することも可能である。同じ時刻に設定する場合にはいずれか一方のモードを優先させてもよいし、あるいは、両方のモードに従う処理を無効とするようにしても良い。また、切タイマモードによる消灯制御が一度開始された場合にはデータがリセットされるように制御しても良いし、あるいは、データが保持されて消灯制御が繰り返し実行されるように制御するようにしても良い。
Similarly, when the user presses the “OFF TIMER”
再び図29を参照して、ステップS22において、CPU22は、リモコン50から入タイマ設定情報の入力が有ったと判断した場合(ステップS22においてYES)には入タイマモードにおける点灯時刻を設定する。当該処理により、CPU22は、入タイマモードにおける点灯時刻が設定された場合には、当該設定された時刻における照明部30への点灯制御を実行する。例えば、設定時刻において、昼光色での全灯(調光率100%)に設定する。ここで、設定時刻において既に点灯状態である場合であっても入タイマモードにおける点灯制御を実行することが可能である。
Referring to FIG. 29 again, in step S22, when
なお、本例においては、入タイマモードによる設定時刻において、昼光色での全灯で点灯制御が実行されるが、これに限らず入タイマモードにおける調光率および色調をユーザが設定できるようにしてもよい。また、その場合、後述するお気に入り登録モードにて登録した調光率および色調での点灯状態にて点灯するように設定できるようにしてもよい。 In this example, lighting control is executed with all lights in daylight color at the set time in the on-timer mode. However, the present invention is not limited to this, and the user can set the dimming rate and color tone in the on-timer mode. Also good. In that case, it may be set to light up in the lighting state with the light control rate and the color tone registered in the favorite registration mode described later.
一方、ステップS22において、リモコン50から入タイマ設定情報の入力が無かったと判断した場合、すなわち、リモコンから切タイマ設定情報の入力が有った場合(ステップS22においてNO)には切タイマモードにおける消灯時刻を設定する。当該処理により、CPU22は、切タイマモードにおける消灯時刻が設定された場合には、当該設定された時刻における照明部30への消灯制御を実行する。ここで、設定時刻において既に消灯状態である場合には、特に動作は実行されない。
On the other hand, when it is determined in step S22 that no input timer setting information has been input from the
次に、本発明の実施の形態に従う留守タイマモードについて説明する。
図31は、本発明の実施の形態に従う留守タイマモードのフローを説明する図である。
Next, an absence timer mode according to the embodiment of the present invention will be described.
FIG. 31 is a diagram illustrating a flow in the absence timer mode according to the embodiment of the present invention.
図31を参照して、まず、CPU22は、留守タイマモードにおける点消灯動作を規定する留守タイマテーブルを設定する(ステップS90)。具体的には、CPU22は、一例としてメモリ29に予め格納されている留守タイマテーブルを参照する。
Referring to FIG. 31, first,
図32は、本発明の実施の形態に従う留守タイマターブルについて説明する図である。
図32を参照して、本発明の実施の形態に従う留守タイマテーブルは、設定された時間帯における照明部30の動作を規定するものである。ここでは、2つのパターンが示されており、1日目のパターンと、2日目のパターンが設けられている。
FIG. 32 is a diagram for explaining the absence timer table according to the embodiment of the present invention.
Referring to FIG. 32, the absence timer table according to the embodiment of the present invention defines the operation of
1日目のパターンは、留守タイマ制御開始時刻として時刻18:30に明るさとして、調光率50%、また色調として昼光色に設定する。なお、電球色の調光率は0%に設定する。また、切替時刻として時刻21:00に明るさとして、調光率50%、また色調として電球色に設定する。なお、昼光色の調光率は0%に設定する。さらに、消灯時刻として時刻23:30に消灯状態に設定する。具体的には、昼光色および電球色の調光率をともに0%に設定する。
The pattern for the first day is set to brightness at time 18:30 as the absence timer control start time, dimming
2日目のパターンは、時刻18:00に明るさとして、調光率50%、また色調として昼光色に設定する。なお、電球色の調光率は0%に設定する。また、時刻20:30に明るさとして、調光率50%、また色調として電球色に設定する。なお、昼光色の調光率は0%に設定する。さらに、時刻23:00に消灯状態に設定する。具体的には、昼光色および電球色の調光率をともに0%に設定する。 The pattern for the second day is set to brightness at time 18:00, a dimming rate of 50%, and a daylight color as the color tone. Note that the dimming rate of the light bulb color is set to 0%. At time 20:30, the brightness is set to 50%, and the color tone is set to the light bulb color. The daylight dimming rate is set to 0%. Further, the light is turned off at 23:00. Specifically, the dimming ratios of the daylight color and the light bulb color are both set to 0%.
なお、ここでは、2日間のパターンのみが一例として示されているが、さらに別のパターン(例えば3日目)を設けるようにすることも可能である。本例においては、例えば3日目の場合には、再び1日目のパターンを用いることとする。 Here, only the pattern for two days is shown as an example, but another pattern (for example, the third day) may be provided. In this example, for example, in the case of the third day, the pattern of the first day is used again.
なお、上記留守タイマテーブルは、一例であり、設定されている時刻は、別の時刻とすることも可能であるし、さらに、明るさ、色調についても異なる状態に設定可能なようにしても良い。 The absence timer table is an example, and the set time can be set to another time, and the brightness and color tone can be set to different states. .
例えば、「留守タイマ」ボタン67の入力指示に従って上記で説明した入タイマ設定画面あるいは切タイマ設定画面のような留守タイマ設定画面を表示させて、留守タイマ制御開始時刻や切替時刻、消灯時刻、調光率等を設定可能とするようにしても良い。あるいは、本例においては、留守タイマモードにおいて、色調を変化させる場合について説明するが、調光率のみ経時的に変化させるように設定可能とするようにしても良い。なお、設定に際して、本例においては、「UP」ボタン57Aおよび「DOWN」ボタン57Bを用いて時刻を設定する場合について説明するが特に当該方式に限られず、例えば、当該ボタンが無い場合であっても例えば「留守タイマ」ボタン67の押下回数に従って表示時刻がインクリメントされて時刻を設定可能とするようにしても良い。他の場合においても同様である。
For example, an answering timer setting screen such as the on-timer setting screen or the off-timer setting screen described above is displayed according to the input instruction of the “answering timer”
本例においては、1日目のパターンとして、単に昼光色を点灯して、消灯するのではなく、その後の所定時刻に別の色調である電球色に設定する。すなわち、複数の発光部である昼光色と電球色との調光率の比率を調整して色調を変化させる。それゆえ、単に点灯するのではなく、色調を変化させることにより、部屋の外部から見ても部屋の照明の変化がより認識し易くなる。例えば時間間隔を空けて照明装置1が設置された部屋の外部から観察を繰り返す犯罪者に対しても、色調の変化の瞬間を視認させなくとも部屋の明かりの色調が昼光色から電球色に変化したことを認識させられる。これにより、実際にユーザが照明の色調を変える操作をしているかのように装うことができ、ユーザが在宅しているようにさらに見せかけてより防犯性を高めることが可能である。
In this example, as a pattern for the first day, the daylight color is not simply turned on and turned off, but is set to a light bulb color which is another color tone at a predetermined time thereafter. That is, the color tone is changed by adjusting the ratio of the dimming rate between the daylight color and the light bulb color that are the plurality of light emitting units. Therefore, by changing the color tone rather than simply turning on, it becomes easier to recognize the change in the illumination of the room even when viewed from the outside of the room. For example, even for criminals who repeat observations from outside the room where the
また、留守タイマテーブルとして、複数のパターンを設けることにより連続して同じパターンを用いるのではなく、動作が異なるパターンを用いることによりさらに防犯性を高
めることが可能となる。
Further, as the absence timer table, it is possible to further improve the crime prevention property by using a pattern having different operations instead of using the same pattern continuously by providing a plurality of patterns.
また、ペット等を飼っている家などでは、飼い主であるユーザが留守の場合であっても留守タイマテーブルに従って点灯制御が実行されるため暗闇の中でユーザの帰宅を待つ必要は無く、ペット等に与えるストレスを軽減することも可能である。 Also, at homes where pets are kept, even if the owner user is away, lighting control is executed according to the absence timer table, so there is no need to wait for the user to return home in the dark. It is also possible to reduce the stress given to the person.
また、リモコン50に設けられた「留守タイマ」ボタン67を1タッチで押下することにより留守タイマモードに設定することが可能であるためタイマ設定の煩わしい操作が不要であり、ユーザビリティにも優れる。
Also, since the absence timer mode can be set by pressing the “answer timer”
再び、図31を参照して、次に、CPU22は、現在時刻を確認する(ステップS91)。
Referring again to FIG. 31, next,
そして、次に、CPU22は、現在時刻は留守タイマ制御開始時刻であるかどうかを判断する(ステップS92)。具体的には、例えば、現在時刻が例えば1日目のパターンの留守タイマ制御開始時刻である時刻18:30となったかどうかを判断する。
Next, the
ステップS92において、CPU22は、現在時刻が留守タイマ制御開始時刻であると判断した場合(ステップS92においてYES)には、留守タイマ制御を開始する(ステップS93)。例えば図31の留守タイマテーブルに基づいて、まず、色調を昼光色として調光率50%に設定し、そして、時刻21:00に明るさとして、調光率50%、また色調として電球色に設定する。さらに、時刻23:30に消灯状態に設定する。2日目については、2日目のパターンを用いて留守タイマ制御を実行する。
In step S92, when
そして、次に、CPU22は、ステップS94において留守タイマ制御開始後、入力指示が有ったかどうかを判断する(ステップS94)。
Next, after starting the absence timer control in step S94, the
ステップS94において、CPU22は、留守タイマ制御開始後、入力指示が有ったと判断した場合(ステップS94においてYES)には、留守タイマモードの設定を解除する(ステップS98)。そして、処理を終了する(リターン)。
If the
一方、ステップS92において、現在時刻が留守タイマ制御開始時刻でないと判断した場合(ステップS92においてYES)には、CPU22は、入力指示が有ったかどうかを判断する(ステップS95)。
On the other hand, if it is determined in step S92 that the current time is not the absence timer control start time (YES in step S92),
ステップS95において、CPU22は、入力指示が有ったと判断した場合(ステップS95においてYES)には、次に、留守タイマボタンの入力指示が有ったかどうかを判断する(ステップS96)。
In step S95, when
ステップS96において、CPU22は、入力指示が留守タイマボタンの入力指示であったと判断した場合(ステップS96においてYES)には、留守タイマモードの設定を解除する(ステップS98)。
If
一方、ステップS96において、CPU22は、入力指示が留守タイマボタンの入力指示で無かったと判断した場合(ステップS96においてNO)、すなわち、それ以外の他のボタン操作に従う入力指示であると判断した場合には、他のボタン操作に従う通常処理を実行する(ステップS97)。通常処理とは、例えば、リモコン50の「全点灯」ボタン54を押下した場合には、CPU22は、全点灯制御指示の入力を受けて、PWM制御回路23に対して照明部30への全点灯制御を開始するように指示するものとする。他のボタン操作についても同様である。
On the other hand, when
そして、再び、ステップS91に戻る。また、ステップS95において、入力指示が無かったと判断した場合(ステップS95においてNO)には、ステップS91に戻り、同様の処理を繰り返す。 And it returns to step S91 again. If it is determined in step S95 that there is no input instruction (NO in step S95), the process returns to step S91 and the same processing is repeated.
すなわち、本発明の実施の形態に従う留守タイマモードにおいては、現在時刻を確認し、現在時刻が留守タイマ制御開始時刻となった場合には、留守タイマテーブルに従う留守タイマ制御を開始することが可能となる。 That is, in the absence timer mode according to the embodiment of the present invention, when the current time is confirmed and the current time becomes the absence timer control start time, it is possible to start the absence timer control according to the absence timer table. Become.
一方で、CPU22は、留守タイマ制御が開始されてから何らかの入力指示が有ったと判断した場合には留守タイマモードの設定を解除する。例えば、留守タイマ制御が開始されてからリモコン50の「全点灯」ボタン54を押下した場合には、留守タイマモードの設定を解除する。なお、本例においては、留守タイマモードの設定の解除のみについて説明しているが、当該ボタン操作に従う処理を合わせて実行するようにしても良い。例えば、CPU22は、全点灯制御指示の入力を受けて、留守タイマモードの設定を解除するとともに、PWM制御回路23に対して照明部30への全点灯制御を開始するように指示するようにしても良い。他のボタン操作についても同様である。また、リモコン50のボタン操作に限られず、照明装置1の操作SW42の操作についても同様に適用可能である。
On the other hand, the
そして、留守タイマ制御開始時刻前に留守タイマ制御ボタンの入力指示が有った場合には留守タイマモードの設定を解除し、それ以外の他のボタン操作に従う入力指示がある場合には、留守タイマモードの設定を解除することなく、当該ボタン操作を優先した処理を実行する。 If there is an input instruction for the absence timer control button before the start time of the absence timer control, the setting of the absence timer mode is canceled, and if there is an input instruction according to other button operations, the absence timer Processing without giving priority to the button operation is executed without canceling the mode setting.
当該処理により、例えば、留守タイマ制御が開始された後、ユーザが帰宅してリモコン50を操作した場合には、帰宅したことが把握されるため留守タイマモードを終了して通常の処理を実行することが可能である。その際、留守タイマモードの設定/解除を指示するためのボタンである例えば、「留守タイマ」ボタン67を再度押下しなくても他のボタン操作により留守タイマモードの設定を解除することができるためユーザの利便性に供する。いいかえるならば留守タイマ制御が開始された後、ユーザが帰宅する場合に、「留守タイマ」ボタン67を再押下することでしか留守タイマモードの設定の解除ができないと、留守タイマモードの設定の解除(「留守タイマ」ボタン67の再押下)のし忘れにより不意に色調が変化したり、あるいは不意に消灯状態となる可能性が考えられるが、他のボタン操作でも留守タイマモードの設定が解除されるように解除条件を緩くすることによりユーザの利便性が向上する。
For example, when the user returns home and operates the
一方で、留守タイマ制御が開始される前に他のボタン操作でも留守タイマモードの設定が解除されるように解除条件を緩くするなら、ユーザの意図に反して留守タイマモードが解除される可能性が高くなり、ユーザの利便性が低下する。したがって、本発明の実施の形態に従う留守タイマモードにおける処理では、「留守タイマ」ボタン67が押下されて留守タイマモードが設定された後であっても、留守タイマ制御が開始される前には、他のボタン操作によって留守タイマモードの設定が解除されず他のボタン操作に従う処理を優先させることによりユーザの利便性を向上させる。
On the other hand, if the release condition is relaxed so that the setting of the answering timer mode can be canceled by other button operations before the answering timer control is started, the answering timer mode may be canceled against the user's intention. And the convenience for the user decreases. Therefore, in the processing in the absence timer mode according to the embodiment of the present invention, even after the absence timer mode is set by pressing the “absence timer”
なお、本例においては、CPU22が留守タイマ制御が開始されてから何らかの入力指示があったと判断した場合に留守タイマモードの設定を解除しているが、留守タイマ制御開始後に、解除が有効な特定の操作を入力した場合にのみ留守タイマモードが解除されるようにしてもよい。具体的には、留守タイマ制御開始後に「全点灯」、「お気に入り登録1」等の照明装置1を点灯させる入力指示があった場合にのみ留守タイマ解除がされるようにしてもよい。つまり、「留守タイマ」ボタン67以外の全ての入力指示によって留守
タイマモードの解除がされる必要はなく、留守タイマモードの解除ができない入力指示が存在していてもよい。
In this example, the setting of the absence timer mode is canceled when the
なお、留守タイマモードを設定した時刻が留守タイマ制御開始時刻よりも後であるような場合、例えば、ユーザが19:00に「留守タイマ」ボタン67を押下したような場合には、次の日の留守タイマ制御開始時刻から留守タイマ制御を開始するようにしても良いし、すぐに留守タイマテーブルに従って留守タイマ制御が実行されるようにしても良い。
If the time when the absence timer mode is set is later than the absence timer control start time, for example, if the user presses the “answer timer”
なお、上記においてはリモコン50からの指示に従ってタイマモードの設定が解除される場合について説明したが、例えば、照明装置1の操作SW42に含まれる電源スイッチのスイッチをオフにした場合においてもタイマモードの設定が解除されるようにしても良い。なお、留守タイマモードと他のモード、例えば、エコ点灯モードと組み合わせるようにしても良い。
In the above description, the case where the setting of the timer mode is canceled according to the instruction from the
なお、本例においては、「留守タイマ」ボタン67が留守タイマモードの設定と解除の入力指示を兼ねている場合について説明したが、留守タイマモードの設定と解除の入力手段(例えばリモコンのボタン)を夫々別々に設け、留守タイマモード解除専用の入力手段にて留守タイマ制御開始前の解除を行うようにしてもよい。
In this example, the case where the “answering timer”
なお、本例においては、メモリ29に予め格納された留守タイマテーブルを用いて留守タイマモードを実行する場合について説明したが、例えば、留守タイマテーブルを自動学習により作成するようにして、当該作成した留守タイマテーブルを用いるようにしても良い。例えば、1週間(7日)単位における照明装置1の点消灯制御のタイミング等を記憶しておき平均値を算出して、留守タイマ制御開始時刻、切替時刻、消灯時刻を自動で設定するようにしても良い。あるいは、1週間(7日)単位における平日および休日の照明装置1の点消灯制御のタイミング等を記憶しておき、それぞれの平均値を算出して、平日の留守タイマ制御開始時刻、切替時刻、消灯時刻および休日の留守タイマ制御開始時刻、切替時刻、消灯時刻を自動で設定するようにしても良い。
In this example, the case where the absence timer mode is executed using the absence timer table stored in advance in the
また、本例においては、留守タイマ制御の開始時刻はCPU22が水晶発振子27から発振される発振信号に従って計測した時刻に基いて設定されているが、留守タイマ制御開始時刻の設定方法はこれに限らず留守タイマ制御開始までの時間をユーザが設定可能なカウントタイマを有する構成であってもよい。具体的には、ユーザが例えば3時間後に留守タイマ制御を開始するように設定して入力し、ユーザの入力から3時間後に留守タイマ制御が開始するようにすることで留守タイマ制御の開始時刻を設定してもよい。
In this example, the start time of the absence timer control is set based on the time measured by the
<明るさプラスモード>
次に、明るさプラスモードについて説明する。
<Brightness plus mode>
Next, the brightness plus mode will be described.
明るさプラスモードは、調光率を100%以上に設定するモードである。明るさプラスモードでの点灯は、明るさプラスモードに移行する時点での色調で行われる。つまり、本例においては、色温度の低い「電球色」から色温度の高い「昼光色」の間の一例として10段階の色調の夫々で明るさプラスモードで点灯させることが可能である。 The brightness plus mode is a mode in which the dimming rate is set to 100% or more. The lighting in the brightness plus mode is performed in the color tone at the time of shifting to the brightness plus mode. In other words, in this example, it is possible to light in the brightness plus mode in each of 10 color tones as an example between the “bulb color” having a low color temperature and the “daylight color” having a high color temperature.
ユーザがリモコン50の「明るさプラス」ボタン64を押下することにより、明るさプラスモードに移行する。
When the user presses the “brightness plus”
具体的には、照明装置1がたとえば昼光色の色調で点灯しているときに、CPU22は、リモコン50に設けられた「明るさプラス」ボタン64の入力指示があった場合には、明るさプラスモードを開始して、PWM制御回路23に対してLEDモジュール31の調
光率が100%以上となるようにPWMパルスS1を調整するように指示する。後述するが、調光率100%とする場合にLEDモジュール31に供給される電流は、LEDモジュール31の定格照度よりさらに高い照度で光を出力可能にするようにある程度のマージンが設けられ、たとえばデューティ比80%程度で設定される。したがって、マージンを無くしてLEDモジュール31をデューティ比100%で電流を供給することにより調光率100%以上の調光率に設定することが可能である。ここでは、たとえば125%の調光率に設定可能であるとする。
Specifically, when the
なお、明るさプラスモードにおけるLEDモジュール31の調光率を制御する方法は上記に限らず、LEDの駆動電流値を変化させる方法であってもよい。具体的には、調光率100%とする場合にLEDモジュール31の定格電流以下のたとえば80%程度の電流値に設定してマージンを設け、明るさプラスモードにおいてLEDモジュール31の定格電流に近い値の電流を供給することにより100%以上の調光率で点灯するように制御してもよい。また、点灯するLEDモジュールの個数を変更して調光率を制御してもよい。具体的には、調光率100%とする場合に複数のLED31のうち80%に相当する個数のLED31を定格電流で点灯させ、明るさプラスモードにおいて、全てのLED31を定格電流で点灯するように制御してもよい。
Note that the method of controlling the dimming rate of the
一方で、定格電流に近い電流は、LEDモジュール31に過負荷となる。そこで、CPU22は、明るさプラスモードにおいて、次のような動作を行なう。
On the other hand, the current close to the rated current is overloaded on the
図33は、本発明の実施の形態に従う明るさプラスモードのフローを説明する図である。 FIG. 33 is a diagram illustrating a flow in the brightness plus mode according to the embodiment of the present invention.
当該フローは、CPU22がメモリ29に格納されたプログラムを読み込むことにより実行されるものとする。
This flow is executed when the
図33を参照して、明るさプラスモードに移行した場合、CPU22は、後述する設定によってタイマで設定時間の経過を計時中であるか否かを判断する。その結果、計時中でない場合、すなわち、先のタイマ設定から設定時間が経過した後である場合には(ステップS270でYES)、CPU22は、所定時間を計時するためのタイマを設定し、計時を開始する(ステップS272)。この所定時間は、LEDモジュール31に過負荷とならないための時間であり、たとえば60分などが該当する。この場合、CPU22は調光率を125%に設定し、時間T1(たとえば5分)点灯させる(ステップS274)。
Referring to FIG. 33, when the mode is shifted to the brightness plus mode,
一方、計時中であった場合、すなわち、先の明るさプラスモードの開始から設定時間(たとえば60分)がまだ経過していない場合には(ステップS270でNO)、CPU22は調光率を125%に設定し、時間T1よりも短い時間T2(たとえば1秒)点灯させる(ステップS276)。
On the other hand, if it is timed, that is, if the set time (for example, 60 minutes) has not yet elapsed since the start of the previous brightness plus mode (NO in step S270), the
そして、その後、CPU22は、調光率が104%となるまで減光する(ステップS278)。ここでの減光は、図15のグラフに表わされた調光率の変化で行なわれるものであってもよいし、図16のグラフに表わされた調光率の変化で行なわれるものであってもよい。
Thereafter, the
このような動作を行なうことにより一時的に昼光色の調光率を100%以上として最大限明るくすることにより目的に応じて視認性をさらに向上させて快適な光環境を実現することを可能とすると共に、LEDモジュール31への負荷を抑えることを可能とする。
By performing such an operation, it is possible to realize a comfortable light environment by further improving the visibility according to the purpose by temporarily setting the daylight color dimming rate to 100% or more to be brightened as much as possible. At the same time, the load on the
なお、明るさプラスモードは、図7および図8におけるステップS10のエコ点灯モー
ドやステップS12の照度センサモードに組み合わせてもよい。
The brightness plus mode may be combined with the eco lighting mode in step S10 and the illuminance sensor mode in step S12 in FIGS.
<お気に入り登録モード>
次に、お気に入り登録モードについて説明する。
<Favorite registration mode>
Next, the favorite registration mode will be described.
お気に入り登録モードは、調光率および色調を登録するモードである。
ユーザがリモコン50の「お気に入り登録1」ボタン71または「お気に入り登録2」ボタン73を押下することにより、お気に入り登録モードに移行する。
The favorite registration mode is a mode for registering the light control rate and the color tone.
When the user presses the “
具体的には、メモリ29の所定領域には、現時点での調光率および色調が記憶されている。たとえば上述の点灯調整モードや光環境制御モードなどにおいて、図13〜図16のグラフ等に表わされたような調光率や色調が自動で連続的に変化する場合がある。この場合も、メモリ29の所定領域には、現時点での調光率および色調が記憶されている。
Specifically, the current dimming rate and color tone are stored in a predetermined area of the
このように自動で連続的に調光率および色調が変化している状態において、CPU22がリモコン50の「お気に入り登録1」ボタン71または「お気に入り登録2」ボタン73の入力指示を受け付けると、その入力指示を受け付けた時点の調光率および色調を、メモリ29のお気に入りボタンに応じた記憶領域に書き込む。これにより、「お気に入り1」および「お気に入り2」のそれぞれについて、調光率および色調が登録される。
When the
CPU22は、「お気に入り登録1」ボタン71または「お気に入り登録2」ボタン73の入力指示に応じて調光率および色調をメモリ29の所定領域に書き込むと、お気に入り登録モードの動作を終了する。
When the dimming rate and the color tone are written in a predetermined area of the
自動で調光率や色調等の点灯状態が連続的に変化している途中であってユーザが好みの点灯状態になったときに登録できない場合、再度ユーザがリモコン等で操作して当該点灯状態を再現する必要があり、特に調光率および色調の2種類の組み合わせによる点灯状態を登録したい場合には点灯状態を再現するための操作が煩わしく、またユーザが登録したい好みの点灯状態を思い出せずに正確に好みの点灯状態を再現できない可能性がある。本発明にあっては、好みの調光率または色調を再度ユーザがリモコン操作等で再現する必要がなく、自動で連続的に点灯状態が変化している途中で登録したい調光率や色調になったときに「お気に入り登録1」ボタン71または「お気に入り登録2」ボタン73を押下することにより押下した時点での点灯状態の情報を登録できるので、容易かつ確実に好みの点灯状態を登録できユーザの利便性に供する。
If the lighting status such as the dimming rate or color tone is automatically changing continuously and the user cannot register when the lighting status is as desired, the user can operate the lighting status again by operating the remote control etc. Especially when you want to register the lighting state with two combinations of dimming rate and color tone, the operation to reproduce the lighting state is troublesome, and you can't remember the favorite lighting state you want to register May not be able to accurately reproduce the desired lighting state. In the present invention, it is not necessary for the user to reproduce the desired dimming rate or color tone again by remote control operation or the like, and the dimming rate or color tone desired to be registered while the lighting state is continuously changing automatically. When the “
なお、入力指示を受け付けた時点ですでに該当する記憶領域に調光率および色調が書き込まれている場合には、この指示に応じて上書きしてもよい。また、デフォルト登録として、予め所定の調光率および色調(たとえば、お気に入り1:昼光色50%、電球色50%、お気に入り2:昼光色100%、など)が記憶されていてもよい。
When the dimming rate and the color tone are already written in the corresponding storage area when the input instruction is received, overwriting may be performed according to this instruction. As default registration, a predetermined dimming rate and color tone (for example, favorite 1:
好ましくは、CPU22は、所定の調光率および色調の場合にはかかる入力指示を受け付けても登録を行なわない。所定の調光率および色調としては、たとえば、常夜灯の調光率および色調や、明るさプラスモードでの全灯(100%)よりも明るい調光率、などが挙げられる。より好ましくは、このような点灯状態において「お気に入り登録1」ボタン71または「お気に入り登録2」ボタン73の入力指示を受け付けた場合には、CPU22は、1秒ON/0.5秒OFFを4回繰り返す、などの登録エラーを報知する点滅表示を行なわせる。
Preferably, the
CPU22は、「お気に入り1」ボタン65または「お気に入り2」ボタン72の入力を受け付けると、それぞれ、「お気に入り1」または「お気に入り2」に対応したメモリ
29の記憶領域に記憶されている調光率および色調を読み出して設定する。これにより、ユーザが、リモコン50の「お気に入り1」ボタン65または「お気に入り2」ボタン72を押下することにより、記憶された調光率および色調にワンタッチで設定することが可能となり、ユーザの利便性に供する。
When the
また、上述したように、お気に入り登録モードにてメモリ29に登録した調光率や色調による点灯状態の情報は「お気に入り1」ボタン65または「お気に入り2」ボタン72によって点灯して再生する場合での利用に限らず、光環境制御モードの我が家流設定や入タイマモードにおいて点灯するときの点灯状態を設定する際に利用することも可能である。
In addition, as described above, the lighting state information based on the dimming rate and the color tone registered in the
なお、上の例では、「お気に入り1」または「お気に入り2」に登録する調光率および色調が照明装置1側のメモリ29に記憶されるものとしている。しかしながら、リモコン50のCPU86が上述のCPU22と同様に動作することで、リモコン50側のメモリ80に記憶されてもよい。
In the above example, the dimming rate and the color tone registered in “favorite 1” or “favorite 2” are stored in the
<その他処理>
なお、その他の処理としてリモコン50からの入力指示に従って各種機能を実行することが可能である。
<Other processing>
As other processes, various functions can be executed in accordance with an input instruction from the
例えば、ユーザは、リモコン50の「おやすみ前」ボタン66を押下することにより時間の経過とともに、現在の昼光色あるいは電球色の調光率を夜間調光率である30%に設定することが可能である。
For example, the user can set the current daylight color or light bulb color dimming rate to 30% which is the nighttime dimming rate as time passes by pressing the “before sleep”
具体的には、CPU22は、リモコン50に設けられた「おやすみ前」ボタン66の入力指示があった場合には、おやすみ前モードを開始して、PWM制御回路23に対してLEDモジュール31あるいはLEDモジュール32の調光率が夜間調光率である30%となるようにPWMパルスS1あるいはS2を徐々に調整するように指示する。たとえば、「おやすみ前」ボタン66が押下された時点を開始時点として、図15および図16で説明したのと同様に60分後に夜間調光率30%となるように設定する。
Specifically, when there is an input instruction of the “before sleep”
当該機能を用いることにより、ユーザの好みに合わせて就寝時刻を早めたいような場合に、調光率を徐々に調整して暗くすることにより、ヒトの覚醒度を下げ、ヒトの生体リズムと関係のあるメラトニン分泌の上昇を促してスムーズな入眠を促進することが可能である。 By using this function, when you want to advance the bedtime according to the user's preference, the dimming rate is gradually adjusted to darken, thereby reducing the level of human arousal and having a relationship with human biological rhythm. It is possible to promote a smooth sleep fall by promoting an increase in some melatonin secretion.
また、上述したように、ユーザは、リモコン50の「時刻設定」ボタン68を押下することにより照明装置1における現在時刻を設定することが可能となる。
Further, as described above, the user can set the current time in the
なお、本例においては、リモコン50の機能の一例について説明したものであり、他の機能を実行するボタン等を配置して、対応する機能をCPU22に実現するように制御することも当然に可能である。
In this example, an example of the function of the
<LEDモジュールの点消灯制御>
次に、本発明の実施の形態に従うLEDモジュールの点消灯制御について説明する。
<LED module on / off control>
Next, lighting on / off control of the LED module according to the embodiment of the present invention will be described.
本発明の実施の形態に従うPWM制御回路23は、CPU22からの指示に従って、LEDモジュール31,32に出力するPWMパルスS1,S2を制御する。より、具体的には、PWMパルスS1のオン期間に従ってFETスイッチ33が導通してLEDモジュール31が点灯する。また、PWMパルスS1のオフ期間に従ってFETスイッチ33が
非導通となっていLEDモジュール31が消灯する。
The
LEDモジュール32についても同様に、PWM制御回路23からのPWMパルスS2に従ってFETスイッチ34が導通/非導通となって点灯および消灯する。
Similarly, the
CPU22は、40MHz(1周期25ns)の発振信号を出力する水晶発振子27と接続されており、当該発振信号に同期したタイミングによる指示に従ってPWM制御回路23は、PWMパルスS1,S2を出力する。
The
図34は、本発明の実施の形態に従うPWM制御回路23から出力されるPWMパルスの生成を説明する図である。
FIG. 34 is a diagram illustrating generation of a PWM pulse output from the
図34を参照して、PWM制御回路23から出力されるPWMパルスS1,S2は、当該発振信号の最小単位である1周期25nsを最小単位としてその周期個数分(ここではZ個)に従って設定される。ここでは、点灯期間Tonおよび消灯期間Toffについて設定される場合が示されている。
Referring to FIG. 34, PWM pulses S1 and S2 output from
調光率100%とする場合の点灯期間Tonは、LEDモジュール31,32等に供給される電流がLEDモジュール31,32等の定格電流を越えないようにある程度のマージンを設けて設定される。
The lighting period Ton when the dimming rate is 100% is set with a certain margin so that the current supplied to the
そして、点灯期間Tonおよび消灯期間Toffを合わせた周期期間Tは、調光率100%とする場合の点灯期間よりも幾分長く設定される。したがって、例えば、調光率100%となる点灯期間よりも幾分長く点灯期間Tonを設定することが可能となり、LEDモジュール31,32等に定格電流に近い値の電流を供給することにより100%以上の調光率に設定することも可能である(明るさプラスモード)。
Then, the cycle period T including the lighting period Ton and the extinguishing period Toff is set somewhat longer than the lighting period when the dimming rate is 100%. Therefore, for example, it is possible to set the lighting period Ton somewhat longer than the lighting period at which the dimming rate is 100%, and by supplying a current close to the rated current to the
図35は、本発明の実施の形態に従うPWM制御回路23から出力されるPWMパルスS1,S2を調整する場合のタイミングチャート図である。
FIG. 35 is a timing chart when adjusting PWM pulses S1, S2 output from
図35を参照して、PWM制御回路23は、LEDモジュール31,32を相補的に(すなわち、両者のオンデューティが合計で100%となるように)点消灯させる点灯期間Tonと、LEDモジュール31,32の両方を消灯させる消灯期間Toffとを有するように周期期間Tが設定されて、LEDモジュール31,32の周期的な点消灯制御を実行する。また、PWM制御回路23は、点灯期間Ton内におけるLEDモジュール31の点灯期間T1とLEDモジュール32の点灯期間T2との比率を可変制御する。
Referring to FIG. 35, the
図35(A)〜(D)においては、光環境制御における早朝動作(期間tA)におけるPWMパルスS1,S2の調整が示されている。 35A to 35D show the adjustment of the PWM pulses S1 and S2 in the early morning operation (period tA) in the light environment control.
図35(A)においては、初期状態において、PWMパルスS2の点灯期間Tonのみに従い調光率を30%に設定する場合が示されている。なお、この場合には、PWMパルスS1は常に「L」レベルに設定されている。すなわち、LEDモジュール31は消灯状態である。
FIG. 35 (A) shows a case where the dimming rate is set to 30% only in the lighting period Ton of the PWM pulse S2 in the initial state. In this case, the PWM pulse S1 is always set to the “L” level. That is, the
そして、図35(B)〜(D)に示されるように周期期間Tにおける全体の点灯期間Ton(点灯期間T1+T2)のデューティ比を調整することにより調光率を線形に調整する場合が示されている。 Then, as shown in FIGS. 35B to 35D, a case where the dimming rate is adjusted linearly by adjusting the duty ratio of the entire lighting period Ton (lighting period T1 + T2) in the period T is shown. ing.
また、全体の調光率に対する各LEDの調光率は、上述した式(6)および(7)に基
づいて算出され、当該算出結果に従って、点灯期間Tonにおける各LEDモジュールの点灯期間T1,T2が調整される。
Further, the dimming rate of each LED with respect to the entire dimming rate is calculated based on the above-described formulas (6) and (7), and according to the calculation result, the lighting periods T1, T2 of the LED modules in the lighting period Ton. Is adjusted.
したがって、上述したように、当該PWMパルスの調整に従って全体の調光率を線形に変化させることによりヒトに違和感あるいは不快感を生じさせることなく調光率を調整することが可能である。 Therefore, as described above, it is possible to adjust the dimming rate without causing the human to feel uncomfortable or uncomfortable by changing the overall dimming rate linearly according to the adjustment of the PWM pulse.
<LEDモジュールの出力特性のばらつき調整>
上記においては、周期期間Tにおける全体の点灯期間Tonのデューティ比を調整して、LEDモジュール31,32全体の調光率を線形に変化させる場合について説明したが、LEDモジュール31,32の出力特性のばらつきにより実際の全体の調光率と異なる場合がある。
<Variation adjustment of LED module output characteristics>
In the above description, a case has been described in which the duty ratio of the entire lighting period Ton in the period T is adjusted to linearly change the dimming rate of the
図36は、本発明の実施の形態に従うPWMパルスの周期期間Tにおける点灯期間Tonのデューティ比を調整した場合におけるLEDモジュール31,32の調光率の変化を説明する図である。
FIG. 36 is a diagram illustrating a change in the dimming rate of the
図36を参照して、理想的には、PWMパルスの周期期間Tにおける点灯期間Tonのデューティ比を線形に変化させた場合に調光率は線形に変化することが望ましい。一般的には、PWMパルスのデューティ比は、PWMパルスのデューティ比を100%にした場合の調光率を100%とした線形の出力特性線(理想)に従って算出される。 Referring to FIG. 36, ideally, it is desirable that the dimming rate change linearly when the duty ratio of the lighting period Ton in the period T of the PWM pulse is changed linearly. In general, the duty ratio of the PWM pulse is calculated according to a linear output characteristic line (ideal) where the dimming rate is 100% when the duty ratio of the PWM pulse is 100%.
しかしながら、実際のLEDモジュール31,32の調光率の出力特性線は、図示されるように理想的な出力特性線とは異なる。
However, the output characteristic line of the dimming rate of the
したがって、調光率に応じたPWMパルスのデューティ比を算出するにあたり、理想的な出力特性線によりデューティ比を設定した場合には所望の調光率と異なる調光率に設定されている可能性がある。 Therefore, in calculating the duty ratio of the PWM pulse according to the dimming rate, when the duty ratio is set by an ideal output characteristic line, there is a possibility that the dimming rate is different from the desired dimming rate. There is.
図37は、本発明の実施の形態に従うLEDモジュール31(昼光色LED)に対して実際に計測した調光率とPWMパルス値との関係を説明する図である。 FIG. 37 is a diagram illustrating the relationship between the dimming rate actually measured for the LED module 31 (daylight color LED) according to the embodiment of the present invention and the PWM pulse value.
図37を参照して、ここでは、縦軸がPWMパルス値(周期個数)、横軸が調光率(%)とした場合の出力特性線が示されている。 Referring to FIG. 37, here, an output characteristic line in the case where the vertical axis is the PWM pulse value (number of cycles) and the horizontal axis is the dimming rate (%) is shown.
本例においては、一例としてPWMパルス値が1670の場合に点灯期間Tonのデューティ比が100%に設定されるものとする。 In this example, as an example, when the PWM pulse value is 1670, the duty ratio of the lighting period Ton is set to 100%.
図38は、本発明の実施の形態に従うLEDモジュール32(電球色LED)に対して実際に計測した調光率とPWMパルス値との関係を説明する図である。 FIG. 38 is a diagram illustrating a relationship between the dimming rate actually measured for the LED module 32 (bulb color LED) and the PWM pulse value according to the embodiment of the present invention.
図38を参照して、ここでは、縦軸がPWMパルス値(周期個数)、横軸が調光率(%)とした場合の出力特性線が示されている。 Referring to FIG. 38, here, the output characteristic line when the vertical axis is the PWM pulse value (number of cycles) and the horizontal axis is the dimming rate (%) is shown.
図39は、LEDモジュール31,32の出力特性線の近似式を説明する図である。
図39を参照して、図37のLEDモジュール31の出力特性線に従う昼光色LEDの近似式と、図38のLEDモジュール32の出力特性線に従う電球色LEDの近似式とが示されている。
FIG. 39 is a diagram for explaining an approximate expression of the output characteristic lines of the
Referring to FIG. 39, an approximate expression of daylight color LED according to the output characteristic line of
ここでは、昼光色LEDの近似式に関して、図37で示される出力特性線に従う調光率
を4つの領域に分割して、それぞれの領域における近似式を算出した場合が示されている。一例として、「調光率0〜60.0%」、「調光率60.1%〜91.0%」、「調光率91.1%〜98.0%」、「調光率98.1%〜100.0%」に分割した場合が示されている。そして、ここでは、さらに近似式をCPU22での処理を容易にするために演算式に変形した場合が示されている。CPU22は、当該演算式を用いて変数に所望の調光率を入力することにより実際のLEDモジュール31の出力特性線に従う所望のPWMパルス値を算出することが可能となる。
Here, regarding the approximate expression of the daylight color LED, the case where the dimming rate according to the output characteristic line shown in FIG. 37 is divided into four areas and the approximate expression in each area is calculated is shown. As an example, “
同様に、昼光色LEDの近似式に関して、図38で示される出力特性線に従う調光率を4つの領域に分割して、それぞれの領域における近似式を算出した場合が示されている。一例として、「調光率0〜82.5%」、「調光率82.6%〜97.0%」、「調光率97.1%〜99.9%」、「調光率100%」に分割した場合が示されている。そして、ここでは、さらに近似式をCPU22での処理を容易にするために演算式に変形した場合が示されている。CPU22は、当該演算式を用いて変数に所望の調光率を入力することにより実際のLEDモジュール32の出力特性線に従う所望のPWMパルス値を算出することが可能となる。なお、図37,38においては、当該演算式を用いた近似特性線が太線で示されている。
Similarly, regarding the approximate expression of the daylight color LED, the case where the dimming rate according to the output characteristic line shown in FIG. 38 is divided into four areas and the approximate expression in each area is calculated is shown. As an example, “
すなわち、当該演算式に基づいて調光率に応じたPWMパルス値すなわちPWMパルスのデューティ比を算出することにより、所望の調光率に設定することが可能となる。したがって、精度の高い調光が可能となり、LEDモジュールの出力特性のばらつきを考慮したより快適な光環境を実現することが可能となる。 That is, it is possible to set a desired dimming rate by calculating a PWM pulse value corresponding to the dimming rate, that is, a duty ratio of the PWM pulse, based on the arithmetic expression. Therefore, it is possible to perform dimming with high accuracy, and it is possible to realize a more comfortable light environment in consideration of variations in output characteristics of the LED module.
なお、図38の出力特性線に示されているようにPWMパルス値を1670とする前、すなわち点灯期間Tonのデューティ比を100%とする前に調光率が100%となることが示されている。 As shown in the output characteristic line of FIG. 38, the dimming rate is 100% before the PWM pulse value is 1670, that is, before the duty ratio of the lighting period Ton is 100%. ing.
したがって、図39の近似式においては、調光率99.9%までは調光率が100%を越えるまでの出力特性線に従って近似式を算出した場合が示されている。そして、調光率が100.0%の場合には、PWMパルス値を1670とする場合が示されている。すなわち、必要な出力特性線のみを用いて近似式を算出する。これにより、例えば、本例においては、不必要にPWMパルス値の値を高くする必要が無くデューティ比を抑えることにより消費電力を低減することも可能である。 Therefore, in the approximate expression of FIG. 39, the approximate expression is calculated according to the output characteristic line until the dimming rate exceeds 100% up to the dimming rate of 99.9%. When the dimming rate is 100.0%, the PWM pulse value is 1670. That is, an approximate expression is calculated using only necessary output characteristic lines. Thereby, for example, in this example, it is not necessary to increase the value of the PWM pulse value unnecessarily, and the power consumption can be reduced by suppressing the duty ratio.
図40は、本発明の実施の形態に従うLEDモジュール31の出力特性のばらつきを考慮したPWMパルスの出力を説明するフロー図である。
FIG. 40 is a flowchart illustrating PWM pulse output in consideration of variations in output characteristics of
当該フローは、CPU22がメモリ29に格納されたプログラムを読み込むことにより実行されるものとする。
This flow is executed when the
図40を参照して、CPU22は、調光率が0%〜60.0%の範囲内であるかどうかを判断する(ステップS70)。
Referring to FIG. 40,
次に、CPU22は、調光率が0%〜60.0%の範囲内であると判断した場合(ステップS70においてYES)には、演算式(11)に基づいてPWMパルス値を算出する。そして、算出されたPWMパルス値に基づいてPWMパルスが出力される。そして、再びステップS70に戻る。
Next, when the
また、CPU22は、調光率が0%〜60.0%の範囲内でないと判断した場合(ステップS70においてNO)には、次に、調光率が60.1%〜91.0%の範囲内である
かどうかを判断する(ステップS76)。ステップS76において、CPU22は、調光率が60.1%〜91.0%の範囲内であると判断した場合には、演算式(12)に基づいてPWMパルス値を算出する(ステップS78)。そして、算出されたPWMパルス値に基づいてPWMパルスが出力される。そして、再びステップS70に戻る。
If the
また、CPU22は、調光率が0%〜60.0%の範囲内でないと判断した場合(ステップS70においてNO)には、次に、調光率が91.1%〜98.0%の範囲内であるかどうかを判断する(ステップS80)。ステップS80において、CPU22は、調光率が91.1%〜98.0%の範囲内であると判断した場合には、演算式(13)に基づいてPWMパルス値を算出する。そして、算出されたPWMパルス値に基づいてPWMパルスが出力される。そして、再びステップS70に戻る。
If the
また、CPU22は、調光率が91.1%〜98.0%の範囲内でないと判断した場合(ステップS80においてNO)には、次に、調光率が98.1%〜100.0%の範囲内であるかどうかを判断する(ステップS84)。ステップS84において、CPU22は、調光率が98.1%〜100.0%の範囲内であると判断した場合には、演算式(14)に基づいてPWMパルス値を算出する。そして、算出されたPWMパルス値に基づいてPWMパルスが出力される。そして、再びステップS70に戻る。ステップS84において、CPU22は、調光率が98.1%〜100.0%の範囲内でないと判断した場合には、ステップS70に戻る。
If
なお、本例においては、LEDモジュール31の出力特性のばらつきを考慮したPWMパルスS1の出力について説明したがLEDモジュール32の出力特性のばらつきを考慮したPWMパルスS2の出力においても同様の方式を実行することが可能である。
In this example, the output of the PWM pulse S1 in consideration of the variation in the output characteristics of the
当該処理により、上述したように当該演算式に基づいて調光率に応じたPWMパルス値すなわちPWMパルスのデューティ比を算出することが可能となり、所望の調光率に設定して、LEDモジュールの出力特性のばらつきを考慮した、より快適な光環境を実現することが可能となる。 As a result of the processing, the PWM pulse value corresponding to the dimming rate, that is, the duty ratio of the PWM pulse can be calculated based on the arithmetic expression as described above. It becomes possible to realize a more comfortable light environment in consideration of variations in output characteristics.
なお、本例においては、近似式を算出して、LEDモジュールの出力特性のばらつきを考慮したPWMパルスの出力を算出する場合について説明したが、特にこれに限られず、例えば、上述の出力特性線に従って、PWMパルス値と調光率との1対1の対応関係が記憶された対応テーブルを用いるようにしても良い。 In this example, the case where the approximate expression is calculated and the output of the PWM pulse in consideration of the variation in the output characteristics of the LED module has been described. However, the present invention is not particularly limited to this, for example, the output characteristic line described above. Accordingly, a correspondence table storing a one-to-one correspondence between PWM pulse values and dimming rates may be used.
なお、以上の説明では、照明装置1が水晶発振子27を備えて、CPU22が水晶発振子27からの発振信号に従って時刻を正確に計測して光環境制御モード等における制御を行なうものとしている。しかしながら、水晶発振子27は電源回路10から電圧が供給されることで発振信号を出力するものであるため、操作SW42に含まれた図示しない電源スイッチの操作によって電圧の供給が遮断されるとCPU22での時刻の計測が不可となってしまう。その場合、次に電源スイッチの操作によって電圧の供給が開始されたときに時刻合わせをすることでCPU22での時刻の計測が再開されるものではあるが、リモコン50からコマンド送信処理によって照明装置1が現在時刻を得るようにしてもよい。以下に、リモコン50でのコマンド送信処理を説明する。
In the above description, the
図41は、本発明の実施の形態に従うリモコン50でのコマンド送信処理を説明するフロー図である。
FIG. 41 is a flowchart illustrating command transmission processing at
当該フローは、CPU86がメモリ80に格納されたプログラムを読み込むことにより実行されるものとする。
It is assumed that the flow is executed by the
図41を参照して、リモコン50のCPU86は、「光環境制御」ボタン58が押されたことを示す操作信号の入力を受けると(ステップS200においてYES)、信号送信部84に光環境制御モード指示の送信信号(コマンド)を赤外線投光部87に出力させる。このとき、CPU86は、水晶発振子85からの発振信号に従って時刻を計測して、当該コマンドと共に現在時刻を示す信号も赤外線投光部87に出力する(ステップS202)。
Referring to FIG. 41, when
一方、「光環境制御」ボタン58が押されていない場合(ステップS200においてNO)には、次に、タイマの指示入力が有ったかどうかを判断する(ステップS204)。
On the other hand, if “light environment control”
具体的には、「留守タイマ」ボタン67、「切タイマ」ボタン74、「入タイマ」ボタン75のいずれかの指示入力が有ったかどうかを判断する。
Specifically, it is determined whether or not there is an instruction input from any of the “Absolute Timer”
タイマの指示入力、すなわち、「留守タイマ」ボタン67、「切タイマ」ボタン74、「入タイマ」ボタン75のいずれかの操作信号の入力を受けると(ステップS200においてNO、かつステップS204においてYES)、信号送信部84にタイマ設定指示の送信信号(コマンド)を赤外線投光部87に出力させる。ここで示すタイマ設定指示とは、上述したように「留守タイマ」ボタン67の操作の場合には、留守タイマ制御指示であり、「切タイマ」ボタン74の操作の場合には、切タイマ設定情報である。また、「入タイマ」ボタン75の操作の場合には入タイマ設定情報である。なお、「切タイマ」ボタン74、「入タイマ」ボタン75の1回目の操作の際には、それぞれ切タイマ設定、入タイマ設定における動作が開始され、切タイマ設定画面、入タイマ設定画面が表示される。ここで言う、「切タイマ」ボタン74、「入タイマ」ボタン75に関するタイマの指示入力は、2回目の「切タイマ」ボタン74、「入タイマ」ボタン75の操作を指すものとする。
Upon receiving an instruction input from the timer, that is, when an operation signal is input from any one of the “answer timer”
このとき、CPU86は、水晶発振子85からの発振信号に従って時刻を計測して、当該コマンドと共に現在時刻を示す信号も赤外線投光部87に出力する(ステップS206)。
At this time, the
入力された操作信号が「光環境制御」ボタン58の操作によるものでもタイマの指示入力でもない場合には(ステップS200においてNO、かつステップS204においてNO)、信号送信部84に操作信号に応じた送信信号(コマンド)を赤外線投光部87に出力させる(ステップS208)。このときには現在時刻を示す信号は出力しない。
If the input operation signal is neither an operation of the “light environment control”
その後、信号送信部84はCPU86からの指示に従う送信信号を赤外線投光部87に出力し、赤外線投光部87から赤外線信号が照明装置1に出力される(ステップS210)。
Thereafter, the
なお、本例は照明装置1での制御モードのうちの時刻に応じて照明状態が異なる制御モードが光環境制御モードとタイマモードとであるものとしているが、その他の制御モードが時刻に応じて照明状態が異なる制御モードに含まれる場合には、当該モードが選択された場合にも、制御用コマンドと共に現在時刻を示す信号を出力してもよい。
In addition, although this example assumes that the control mode in which the illumination state differs depending on the time among the control modes in the
また、本例では、CPU86が水晶発振子85からの発振信号に基づいた現在時刻を示す信号を出力するものとしているが、リモコン50には水晶発振子85が含まれず、「時刻設定」ボタン68や「UP」ボタン57Aおよび/または「DOWN」ボタン57Bなどが押下されることによって受け付ける時刻の入力に基づいた現在時刻を示す信号を出力してもよい。
In this example, the
当該動作により、照明装置1の電源スイッチの操作によって電圧の供給が遮断されて照明装置1のCPU22での時刻の計測が不可となった場合であって、次に、時刻情報を必要とするモードの起動がリモコン50から指示された場合であっても、照明装置1に対して時刻合わせのための操作を行なうことなくリモコン50からの時刻情報によって当該モードが稼動することになる。
This is the case where the voltage supply is cut off by the operation of the power switch of the
さらに、当該動作においては、時刻情報を必要とするモードの起動を指示する場合に時刻情報が送信され、そうでない指示の場合には時刻情報が送信されないようにするため、リモコン50から出力する情報量を抑えることができる。これにより、通信に必要なリモコン50での消費電力を抑えることができる。
Further, in this operation, the time information is transmitted when instructing the start of the mode requiring the time information, and the information output from the
なお、コンピュータを機能させて、上述のフローで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどの一時的でな
いコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
It is also possible to provide a program that causes a computer to function and execute control as described in the above flow. Such a program can be read by a non-transitory computer such as a flexible disk attached to a computer, a CD-ROM (Compact Disk-Read Only Memory), a ROM (Read Only Memory), a RAM (Random Access Memory), and a memory card. It can also be recorded on a recording medium and provided as a program product. Alternatively, the program can be provided by being recorded on a recording medium such as a hard disk built in the computer. A program can also be provided by downloading via a network.
なお、プログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。 The program may be a program module that is provided as part of an operating system (OS) of a computer and that calls necessary modules in a predetermined arrangement at a predetermined timing to execute processing. In that case, the program itself does not include the module, and the process is executed in cooperation with the OS. A program that does not include such a module can also be included in the program according to the present invention.
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。 The program according to the present invention may be provided by being incorporated in a part of another program. Even in this case, the program itself does not include the module included in the other program, and the process is executed in cooperation with the other program. Such a program incorporated in another program can also be included in the program according to the present invention.
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。 The provided program product is installed in a program storage unit such as a hard disk and executed. The program product includes the program itself and a recording medium on which the program is recorded.
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 The embodiment disclosed this time should be considered as illustrative in all points and not restrictive. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description above, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
1 照明装置、2 シャーシ、8,9 カバー、10,51 電源回路、20 照明制御部、21,81 制御電源供給回路、22,86 CPU、23 PWM制御回路、25 信号受信部、26,83 SW入力部、27,85 水晶発振子、28 照度センサ、29,80 メモリ、30 照明部、31,32 LEDモジュール、33,34 FETスイッチ、40,56 インタフェース部、41 赤外線受光部、42,88 操作SW、50 リモコン、52 液晶パネル、55 リモコン制御部、82 液晶駆動回路、84 信号送信部、87 赤外線投光部。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記複数の発光部の各々の発光出力制御を実行するための制御回路と、
指示入力を受け付けるための操作手段とを備え、
前記制御回路は、
所定のモードの指示入力を受け付けると、前記複数の発光部のそれぞれの調光率を自動で連続的に変化させる第1の制御と、
前記第1の制御下で登録を指示する指示入力を受け付けると、前記指示入力を受け付けた時点での前記複数の発光部のそれぞれの調光率を登録情報として特定する第2の制御とを実行する、照明装置。 A plurality of light emitting units having different color temperatures;
A control circuit for executing light emission output control of each of the plurality of light emitting units;
Operating means for receiving instruction inputs,
The control circuit includes:
A first control for automatically and continuously changing the dimming rate of each of the plurality of light emitting units upon receiving an instruction input of a predetermined mode;
When an instruction input for instructing registration is received under the first control, a second control for specifying the dimming rates of the plurality of light emitting units at the time of receiving the instruction input as registration information is executed. Lighting device.
前記制御回路は、前記第2の制御において、前記指示入力に含まれる登録番号に関連付けて前記登録情報を特定する、請求項1に記載の照明装置。 The instruction input for instructing registration includes information for specifying any of a plurality of registration numbers,
The lighting device according to claim 1, wherein in the second control, the control circuit specifies the registration information in association with a registration number included in the instruction input.
前記制御回路は、前記登録情報を特定して点灯する指示入力を受け付けると、前記メモリを参照して、前記複数の発光部のそれぞれを記憶された調光率とする発光出力制御を実行する、請求項1または2に記載の照明装置。
A memory for storing the registration information;
When the control circuit receives an instruction input for lighting by specifying the registration information, the control circuit refers to the memory and executes light emission output control with each of the plurality of light emitting units as a stored dimming rate. The illumination device according to claim 1 or 2.
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