JP2016014280A - Ventilator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、換気装置に関する。具体的には、室内物干し機能を備えた換気装置に関する。 The present invention relates to a ventilation device. Specifically, the present invention relates to a ventilator having an indoor clothes drying function.
従来より、洗濯物の室内干しに使用される物干し装置が知られている。具体的には、例えば、特許文献1には、壁面状の被取り付け部位に取り付けられる横長の取り付け部と、この取り付け部に上方へ折り畳み可能に結合された棚板部と、この棚板部の前縁側に一体に設けられた吊り下げ支持部とを有する物干し装置が記載されている。また、特許文献1の物干し装置は、取り付け部を介してサッシの中桟に室内側に取り付けられることが記載されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a laundry drying apparatus used for indoor laundry drying is known. Specifically, for example, in
しかしながら、特許文献1の物干し装置は、サッシの中桟に取り付けられるものであるため、サッシの形態によっては、自由な取り付けができないという問題がある。また、特許文献1の物干し装置では、洗濯物の乾燥効率を向上させるための工夫については十分に検討されていない。
However, since the clothes drying apparatus of
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、室内物干し機能を確保することができ、洗濯物の乾燥効率にも優れた換気装置を提供することを課題としている。 The present invention has been made in view of the circumstances as described above, and it is an object of the present invention to provide a ventilation device that can ensure an indoor clothes drying function and is excellent in drying efficiency of laundry.
上記の課題を解決するために、本発明の換気装置は、建物の室内の壁面に配設される換気装置であって、開口を備えた換気部と、前記換気部に配設されたアームと、を備え、前記アームは、前記換気部側を支軸として、先端部が前記換気部から離れる方向および先端部が前記換気部に近づく方向へ回動自在であり、前記アームの前記先端部を前記換気部から離れる方向に回動させることで、前記アームを介して洗濯物を吊り下げ可能であることを特徴としている。 In order to solve the above problems, a ventilator according to the present invention is a ventilator disposed on a wall surface in a room of a building, and includes a ventilator having an opening, and an arm disposed in the ventilator. The arm is pivotable about the ventilator side as a pivot, the tip part being away from the ventilator part and the tip part being close to the ventilator part, the tip part of the arm being The laundry can be suspended through the arm by rotating in a direction away from the ventilation unit.
本発明の換気装置によれば、室内物干し機能を確保することができ、洗濯物の乾燥効率にも優れている。 According to the ventilator of the present invention, the indoor clothes drying function can be secured, and the laundry drying efficiency is also excellent.
図1は、本発明の換気装置の第1実施形態を例示した斜視図である。 FIG. 1 is a perspective view illustrating a first embodiment of a ventilation device of the present invention.
換気装置1は、建物の屋内と屋外とを仕切る壁面Dに配設されることで、建物の室内を換気し、室内物干しを可能にするものである。
The
換気装置1は、換気部2およびアーム3を備えている。
The
換気部2は、室内の窓Wの側方端部に近接する壁面Dに配設されている。換気部2は、縦長の矩形状であり、全面にわたって屋外と連通する開口21が形成されている。この開口21には、開閉自在なルーバー22が設けられており、ルーバー22を操作することで換気部2の換気量を調整することができる。
The
アーム3は、換気部2の上端付近に配設されている。具体的には、アーム3は、壁面D側の支持部31において換気部2の上端付近に固定されており、この支持部31から物干し部32が延設されている。物干し部32には、左右に貫通する挿入口33が4つ形成されており、例えば、この挿入口33にハンガーなどを引っ掛けることによって洗濯物を吊り下げることができる。
The
アーム3は、換気部2側の支持部31を支軸として、先端部3aが換気部2から離れる方向および先端部3aが換気部2に近づく方向へ回動させることができる。具体的には、この実施形態では、アーム3は、壁面Dと平行な位置を基準として、縦方向に0°〜135°程度の範囲で回動自在に設計されている。アーム3を上方向X(先端部3aが換気部2から離れる方向X)に回動させることで、アーム3を室内側に突出させることができ、この状態において挿入口33にハンガーなどを引っ掛けることによって洗濯物を吊り下げることができる。一方、洗濯物の室内干しをしない場合には、アーム3を下方向Y(先端部3aが換気部2に近づく方向Y)へ回動させて折り畳むことができるため、アーム3が妨げになることが抑制される。
The
この実施形態の換気装置1は、換気部2が窓Wの側方端部に近接する壁面Dに配設されており、この換気部2に配設されたアーム3を介して洗濯物を吊り下げることができる。このため、例えば、サッシSの形態に関わらず室内物干し機能を確保することができる。また、アーム3を介して換気部2の付近に洗濯物を吊り下げることができるため、換気部2を出入りする気流に洗濯物を曝すことができ、洗濯物の乾燥効率にも優れている。
In the
なお、この実施形態において、例えば、アーム3の配設位置や配設数は図1に例示した形態に限定されることはなく、適宜設計することができる。また、換気部2は、サッシSと連結していてもよいし、独立していてもよい。また、換気部2は、屋内と屋外とを仕切る壁面Dのうち窓Wが設けられていない壁面Dに配設することもできる。
In this embodiment, for example, the arrangement position and the number of the
図2は、本発明の換気装置の第2実施形態を例示した斜視図である。第1実施形態と共通する部分には同一の符号を付し、一部説明は省略する。 FIG. 2 is a perspective view illustrating a second embodiment of the ventilation device of the present invention. Portions common to the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and a part of the description is omitted.
第2実施形態の換気装置1では、換気部2は縦長であり、窓Wの左右両側付近の2か所に配設されている。
In the
アーム3は、2か所に配設された換気部2のそれぞれにおいて、略同じ高さ位置に配設されている。また、アーム3は、第1実施形態と同様に回動自在に設計されている。例えば、窓Wを挟んで対向する2つのアーム3のそれぞれの挿入口33に物干し竿Bを挿通することで、2つのアーム3の間に物干し竿Bを架け渡すことができ、この物干し竿Bにハンガーなどで洗濯物を吊り下げることで洗濯物Cを室内干しすることができる。
The
図2に例示した換気装置1は、換気部2が窓Wの左右両側付近の2か所に配設されており、この換気部2に配設されたアーム3を介して洗濯物Cを吊り下げることができる。このため、例えば、サッシSの形態に関わらず室内物干し機能を確保することができる。また、換気部2が窓Wの左右両側付近の2か所に配設されているため、換気部2を通じて気流Fの流れが良好であり、アーム3を介して換気部2の付近に洗濯物Cを吊り下げることで、換気部2から出入りする気流Fに洗濯物Cを曝すことができ、洗濯物Cの乾燥効率にも優れている。
In the
なお、この実施形態において、例えば、換気部2の配設位置や配設数は、図2に例示した形態に限定されることはなく、適宜設計することができる。すなわち、この実施形態では、換気部2が、少なくとも壁面Dに設けられた窓Wの左右両側付近のうちのいずれか一方を含む同一壁面D上の2か所以上に配設されている。そして、アーム3が、2か所以上に配設された換気部2のうち、少なくとも、両側に位置する換気部2に配設されている。
In this embodiment, for example, the arrangement position and the number of the
図3は、本発明の換気装置の第3実施形態を例示した斜視図である。 FIG. 3 is a perspective view illustrating a third embodiment of the ventilation device of the present invention.
第3実施形態の換気装置1では、換気部2は横長の矩形状であり、窓Wの上側付近の壁面Dに配設されている。換気部2は、外部と連通する開口21が形成されており、この開口21には、開閉自在なルーバー22が設けられている。
In the
アーム3は、長尺な角棒状であり、換気部2の左右両側付近に配設されている。そして、アーム3は、先端部3aが換気部2から離れる方向Xおよび先端部3aが換気部2に近づく方向Yへ回動させることができる。具体的には、この実施形態では、アーム3を換気部2の左右方向の外側X(先端部3aが換気部2から離れる方向X)に向かって回動させることで、アーム3を室内側の斜め下方向に突出させることができ、この状態において、対向するアーム3の間に物干し竿Bを架け渡して洗濯物を吊り下げることができる。一方、洗濯物の室内干しをしない場合には、アーム3を換気部2の左右方向の中央側Y(先端部3aが換気部2に近づく方向Y)へ回動させて、斜め上方向に折り畳むことができるため、アーム3が妨げになることが抑制される。
The
図3に例示した換気装置1は、換気部2は横長であり、かつ、窓Wの上側付近に配設されており、アーム3は、換気部2の左右両側付近に配設されている。このため、例えば、サッシの形態に関わらず室内物干し機能を確保することができる。また、アーム3を介して換気部2の付近に洗濯物を吊り下げることができるため、換気部2から出入りする気流Fに洗濯物を曝すことができ、洗濯物の乾燥効率にも優れている。
In the
図4は、本発明の換気装置の第4実施形態を例示した斜視図である。第1実施形態と共通する部分には同一の符号を付し、一部説明は省略する。 FIG. 4 is a perspective view illustrating a fourth embodiment of the ventilation device of the present invention. Portions common to the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and a part of the description is omitted.
第4実施形態の換気装置1では、換気部2は、室内の窓Wの側方端部に近接する壁面Dに配設されており、アーム3は、換気部2の上端付近に配設されている。換気部2は、全面に亘って開口21を有しており、ルーバー22は、アーム3の下側から換気部2の下端に配設されている。
In the
アーム3は、壁面D側から突出する突出部34と、この突出部34の先端から上向きに屈曲する爪部35とを備えている。
The
また、アーム3は、突出部34の基部を支軸として、先端部3aが換気部2から離れる方向Xおよび先端部3aが換気部2に近づく方向Yへ回動させることができる。具体的には、この実施形態では、アーム3は、壁面Dと平行な位置を基準として、縦方向に0°〜90°程度の範囲で回動自在に設計されている。アーム3を上方向X(先端部3aが換気部2から離れる方向X)に回動させることで、アーム3を室内側に突出させることができ、この状態において、爪部35の内側にハンガーや物干し竿などを引っ掛けることによって洗濯物を吊り下げることができる。また、アーム3を上方向X(先端部3aが換気部2から離れる方向X)に回動させた状態では、アーム3の下側に位置する換気部2の開口21は露出し、換気部2の開口面積が増大する。このため、開口21からより多くの気流が流入し、洗濯物を気流に曝すことができる。一方、洗濯物の室内干しをしない場合には、アーム3を下方向Y(先端部3aが換気部2に近づく方向Y)へ回動させて換気部2の開口21に嵌合させて収納することができる。このため、アーム3が妨げになることが抑制され、さらに、アーム3の下側に位置する換気部2の開口21が閉鎖されるため、換気部2の開口面積を減じることができる。
Further, the
この実施形態の換気装置1においても、例えば、サッシSの形態に関わらず室内物干し機能を確保することができる。また、この実施形態の換気装置1では、アーム3を先端部3aが換気部2から離れる方向Xおよび先端部3aが前記換気部2に近づく方向Yへ回動させることで、換気部2の開口面積を調整することができる。
In the
図5は、本発明の換気装置の第5実施形態を例示した斜視図である。第2実施形態と共通する部分には同一の符号を付し、一部説明は省略する。 FIG. 5 is a perspective view illustrating a fifth embodiment of the ventilation device of the present invention. Portions common to the second embodiment are denoted by the same reference numerals, and a part of the description is omitted.
第5実施形態の換気装置1では、換気部2は縦長であり、窓Wの左右両側付近の2か所に配設されている。そして、換気部2の上端付近の開口21内部には送風機4が配設されている。送風機4はルーバー22で覆われており、ルーバー22を閉鎖することでルーバー22の内側に隠蔽される。送風機4は、室内に気流を供給するための公知の形態のものであってよく、例えば、換気扇を例示することができる。また、送風機4は、別途設けられたスイッチによって運転が制御されるものや、温湿度センサーによって運転が自動制御されるものであってよい。さらに、この実施形態において、送風機4の配設数や配設位置は、図5に例示した形態に限定されず、適宜設計することができる。
In the
この実施形態の換気装置1は、換気部2が窓Wの左右両側付近の2か所に配設されており、例えば、換気部2に配設されたアーム3の挿入口33に物干し竿Bを挿入して、洗濯物Cを吊り下げることができる。このため、例えば、サッシSの形態に関わらず室内物干し機能を確保することができる。また、換気部2の開口21内部に送風機4が配設されているため、例えば、換気部2からの気流による洗濯物Cの自然乾燥では不十分な場合に、送風機4を運転させて洗濯物Cの乾燥を促進することができ、洗濯物Cの乾燥効率がさらに優れている。
In the
このように、本発明の換気装置1は、建物の室内の壁面Dに配設される換気装置1であって、開口21を備えた換気部2と、換気部2に配設されたアーム3と、を備えている。そして、アーム3は、換気部2側を支軸として、先端部3aが換気部2から離れる方向および先端部3aが換気部2に近づく方向へ回動自在である。アーム3の先端部3aを換気部2から離れる方向に回動させることで、アーム3を介して洗濯物Cを吊り下げ可能である。このため、例えば、サッシSの有無や形態に関わらず室内物干し機能を確保することができる。また、アーム3を介して換気部2の付近に洗濯物Cを吊り下げることができるため、換気部2を出入りする気流に洗濯物Cを曝すことができ、洗濯物Cの乾燥効率にも優れている。
As described above, the
本発明の換気装置は、第1〜第5実施形態に限定されるものではない。例えば、換気装置は、建物の屋内と屋外を仕切る壁面のうち、窓が設けられていない壁面に配設することもできる。 The ventilation device of the present invention is not limited to the first to fifth embodiments. For example, the ventilator can be disposed on a wall surface that is not provided with a window among the wall surfaces that separate the indoor and outdoor buildings.
1 換気装置
2 換気部
21 開口
3 アーム
4 送風機
D 壁面
W 窓
DESCRIPTION OF
Claims (5)
開口を備えた換気部と、
前記換気部に配設されたアームと、
を備え、前記アームは、前記換気部側を支軸として、先端部が前記換気部から離れる方向および先端部が前記換気部に近づく方向へ回動自在であり、前記アームの前記先端部を前記換気部から離れる方向に回動させることで、前記アームを介して洗濯物を吊り下げ可能であることを特徴とする換気装置。 A ventilation device disposed on a wall surface of a room of a building,
A ventilation part with an opening,
An arm disposed in the ventilation section;
The arm is pivotable about the ventilator side as a pivot, the tip part being away from the ventilator part and the tip part approaching the ventilator part, the tip part of the arm being A ventilation apparatus characterized in that the laundry can be suspended through the arm by rotating in a direction away from the ventilation section.
The ventilator according to any one of claims 1 to 4, wherein a blower is disposed inside the opening of the ventilation unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014137245A JP2016014280A (en) | 2014-07-02 | 2014-07-02 | Ventilator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014137245A JP2016014280A (en) | 2014-07-02 | 2014-07-02 | Ventilator |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016014280A true JP2016014280A (en) | 2016-01-28 |
Family
ID=55230677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014137245A Pending JP2016014280A (en) | 2014-07-02 | 2014-07-02 | Ventilator |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016014280A (en) |
-
2014
- 2014-07-02 JP JP2014137245A patent/JP2016014280A/en active Pending
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