JP2016001930A - 移動通信システム、無線基地局及び移動局 - Google Patents

移動通信システム、無線基地局及び移動局 Download PDF

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Toru Uchino
徹 内野
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アンダルマワンティ ハプサリ ウリ
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Abstract

【課題】「Inter-site CA」において、C-plane信号については、SRBを介して無線基地局eNB#1配下のセル#1で通信を行い、U-plane信号については、DRBを介して無線基地局eNB#11/#12配下のセル#11/#12で通信を行うという運用が行われる場合であっても、レイヤ2における異常が検出された場合に適切な対応を取る。【解決手段】本発明に係る移動通信システムでは、無線基地局eNB#11/#12は、移動局UEとの間の下りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、無線基地局eNB#1に対して、所定通知を行うように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、移動通信システム、無線基地局及び移動局に関する。
LTE(Long Term Evolution)方式のRelease-10において、図7(a)に示すように、20MHzを超える広帯域通信(例えば、100Hzの通信)を実現するために、同一の無線基地局eNB配下の複数のCC(Component Carrier:コンポーネントキャリア)を束ねて通信を行うCA(Carrier Aggregation:キャリアアグリゲーション)が導入された。
その後、LTE方式のRelease-12以降で、「Small Cell enhancement」が提案され、従来よりも更に柔軟なネットワークアーキテクチャの1つとして、異なる無線基地局eNB配下のCC(セル)を束ねて通信を行う「Inter-site CA」の導入が検討されている(図7(b)参照)。
例えば、「Inter-site CA」を用いて、図7(b)に示すように、信頼性の必要なC-plane信号については、SRB(Signaling Radio Bearer)を介して無線基地局eNB#1(マクロeNB)配下のセル#1(マクロセル)で通信を行い、広帯域通信の必要なU-plane信号については、DRB(Data Radio Bearer)を介して無線基地局eNB#10(スモールeNB)配下のセル#10(スモールセル)で通信を行うといった運用も考えられる。
このように、C-plane信号については、SRBを介して無線基地局eNB#1配下のセル#1で通信を行い、U-plane信号については、DRBを介して無線基地局eNB#10配下のセル#10で通信を行う場合、図8に示すように、基本的には、無線基地局eNB#1が、移動局UEと無線基地局eNB#1/無線基地局eNB#10との間の接続性や設定のハンドリングを行うことが想定される。
かかる場合、基本的には、セル#1(マクロセル)を信頼性の高いPcell(Primary Cell)に設定し、セル#10を付随的なScell(Secondary Cell)として設定することが想定される。
また、LTE方式では、レイヤ2は、異常(状態不一致)を検出した場合、RRC(Radio Resource Control)レイヤに対して、その旨を通知して、レイヤ2リセットを行うことが規定されている。
レイヤ2において検出される異常には、例えば、RLC(Radio Link Control)における最大再送回数の超過や、RA(Random Access)手順の失敗(「RA preamble」の最大再送回数の超過)等が想定される。
また、下りリンクでは、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、「Intra-cell HO」を行うように指示することによって、すなわち、同じPcell(Primary cell)へのハンドオーバを行うように指示することによって、レイヤ2リセットを行うように構成されている。
ここで、移動局UEが、「Intra-cell HO」を行った場合、設定されているScellは、全て通信不能な状態(「deactive状態」)に遷移する。
一方、上りリンクでは、移動局UEが、再接続手順を行うことによって、レイヤ2リセットを行うように構成されている。
かかる場合、移動局UEは、Scell等を含む現状の設定を解放して、無線基地局eNBとの間のベアラ(接続)を再度確立するように構成されている。
3GPP 36.300
上述のように、既存のLTE方式では、「Inter-site CA」が行われている場合には、下りリンクにおいて、特定のDRBでレイヤ2における異常が検出された場合、「Intra-cell HO」が行われ、全てのScellが「deactive状態」になってしまい、上りリンクにおいて、SRB及びDRBでレイヤ2における異常が検出された場合、再接続手順が行われ、全てのScellが解放されてしまう。
しかしながら、「Inter-site CA」において、C-plane信号については、SRBを介して無線基地局eNB#1配下のセル#1で通信を行い、U-plane信号については、DRBを介して無線基地局eNB#11/#12配下のセル#11/#12で通信を行うという運用が行われる場合、無線基地局eNB#12(スモールeNB)と移動局UEとの間で、SRBが設定されていないため、下りリンクにおいて、特定のDRB#12でレイヤ2における異常が検出された場合であっても、かかる移動局UEに対して「Intra-cell HO」手順を指示することができないという問題点があった(図9参照)。
また、「Inter-site CA」において、C-plane信号については、SRBを介して無線基地局eNB#1配下のセル#1で通信を行い、U-plane信号については、DRBを介して無線基地局eNB##11/#12配下のセル##11/#12で通信を行うという運用が行われる場合に、上りリンクにおいて、特定のDRB#12でレイヤ2における異常が検出された場合には、レイヤ2における異常が検出されていない他のDRB(DRB#1/#11)についても再度再確立する必要があり、スループットの劣化が懸念されるという問題点があった(図9参照)。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、「Inter-site CA」において、C-plane信号については、SRBを介して無線基地局eNB#1配下のセル#1で通信を行い、U-plane信号については、DRBを介して無線基地局eNB#10配下のセル#10で通信を行うという運用が行われる場合であっても、レイヤ2における異常が検出された場合に、適切な対応を取ることができる移動通信システム、無線基地局及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムであって、前記第1無線基地局は、前記移動局との間で、制御信号及びデータ信号を送受信することができるように構成されており、前記第2無線基地局は、前記移動局との間で、データ信号を送受信することができ、制御信号を送受信することができないように構成されており、前記第2無線基地局は、前記移動局との間の下りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、前記第1無線基地局に対して、所定通知を行うように構成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムであって、前記第1無線基地局は、前記移動局との間で、制御信号及びデータ信号を送受信することができるように構成されており、前記第2無線基地局は、前記移動局との間で、データ信号を送受信することができ、制御信号を送受信することができないように構成されており、前記移動局は、前記第2無線基地局との間の上りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、前記第1無線基地局に対して、所定通知を行うように構成されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されており、該第1無線基地局は、該移動局との間で、制御信号及びデータ信号を送受信することができるように構成されており、該第2無線基地局は、該移動局との間で、データ信号を送受信することができ、制御信号を送受信することができないように構成されている移動通信システムにおいて該第2無線基地局として機能することができる無線基地局であって、前記移動局との間の下りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、前記第1無線基地局に対して、所定通知を行うように構成されていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動局であって、前記第1無線基地局との間で、制御信号及びデータ信号を送受信することができるように構成されており、前記第2無線基地局との間で、データ信号を送受信することができ、制御信号を送受信することができないように構成されており、前記第2無線基地局との間の上りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、前記第1無線基地局に対して、所定通知を行うように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、「Inter-site CA」において、C-plane信号については、SRBを介して無線基地局eNB#1配下のセル#1で通信を行い、U-plane信号については、DRBを介して無線基地局eNB#10配下のセル#10で通信を行うという運用が行われる場合であっても、レイヤ2における異常が検出された場合に、適切な対応を取ることができる移動通信システム、無線基地局及び移動局を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局eNB#11/#12の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局UEの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局eNB#1の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局eNB#11/#12の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る移動局UEの動作を示すフローチャートである。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、LTE方式の移動通信システムであって、「Inter-site CA」を適用することができるように構成されている。
すなわち、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEは、無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#11/#12配下のセル#11/#12を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムは、セル#11を管理する無線基地局eNB#11(スモールeNB)と、セル#12を管理する無線基地局eNB#12(スモールeNB)と、セル#1を管理する無線基地局eNB#1(マクロeNB)とを具備している。
ここで、セル#11/#12は、スモールセル(ファントムセル)であり、セル#1は、マクロセルである。なお、セル#11/#12のカバレッジエリア及びセル#1のカバレッジエリアは、少なくとも一部で重なるように配置されている。
無線基地局eNB#1と移動局UEとの間では、C-planeベアラ#1を介してC-plane信号を送受信することができ、U-planeベアラ#1を介してU-plane信号を送受信することができるように構成されている。
無線基地局eNB#11/#12と移動局UEとの間では、U-planeベアラ#11/#12を介してU-plane信号を送受信することができ、C-plane信号を送受信することができないように構成されている。
図2に示すように、本実施形態に係る無線基地局eNB#11/#12は、検出部11と、通知部12とを具備している。
検出部11は、移動局UEとの間の下りリンク(U-planeベアラ)のレイヤ2における異常(状態不一致)を検出するように構成されている。
例えば、検出部11は、移動局UEとの間の下りリンクにおいて、RLCにおける最大再送回数の超過等を検出した場合に、レイヤ2における異常を検出するように構成されている。
通知部12は、検出部11によって移動局UEとの間の下りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合に、無線基地局eNB#1に対して、X2やS1等の任意のインターフェイスを介して、所定通知を行うように構成されている。
例えば、かかる所定通知は、「レイヤ2において異常が検出されたこと」を直接通知するように構成されていてもよい。
また、かかる所定通知は、レイヤ2における異常が検出されたセルの識別情報(PCIやCGIやScellIndex等)を通知するように構成されていてもよい。
また、かかる所定通知は、レイヤ2における異常が検出されたセルが属する無線基地局eNBの識別情報を通知するように構成されていてもよい。
或いは、通知部12は、検出部11によって移動局UEとの間の下りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合に、無線基地局eNB#1に対して、移動局UEとの間で設定されているU-planeベアラの識別子及び当該U-planeベアラの削除や再設定の要求を送信するように構成されていてもよい。
かかる要求は、上述の所定通知とは別に送信されるように構成されていてもよいし、上述の所定通知によって送信されるように構成されていてもよい。
かかる要求は、「Cause」として「レイヤ2において異常が検出されたこと」を通知するように構成されていてもよい。また、かかる要求は、移動局UEの識別情報を一緒に通知するように構成されていてもよい。
なお、通知部12は、検出部11によって移動局UEとの間の下りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合に、マクロeNBではなく、C-plane信号を送受信することができるスモールeNBに対して、所定通知を行うように構成されていてもよい。
図3に示すように、本実施形態に係る移動局UEは、検出部21と、通知部22とを具備している。
検出部21は、無線基地局eNB#11/#12との間の上りリンク(U-planeベアラ)のレイヤ2における異常(状態不一致)を検出するように構成されている。
例えば、検出部21は、無線基地局eNB#11/#12との間の上りリンクにおいて、RLCにおける最大再送回数の超過や、RA手順の失敗(「RA preamble」の最大再送回数の超過)等を検出した場合に、レイヤ2における異常を検出するように構成されている。
通知部22は、検出部21によって無線基地局eNB#11/#12との間の上りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合に、無線基地局eNB#1に対して、所定通知を行うように構成されている。
例えば、かかる所定通知は、「レイヤ2において異常が検出されたこと」を直接通知するように構成されていてもよい。
また、かかる所定通知は、レイヤ2における異常が検出されたセルの識別情報(PCIやCGIやScellIndex等)を通知するように構成されていてもよい。
また、かかる所定通知は、レイヤ2における異常が検出されたセルが属する無線基地局eNBの識別情報を通知するように構成されていてもよい。
或いは、通知部22は、検出部21によって無線基地局eNB#11/#12との間の上りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合に、無線基地局eNB#1に対して、無線基地局eNB#11/#12との間で設定されているU-planeベアラの識別子及び当該U-planeベアラの削除(又は、再設定)の要求を送信するように構成されていてもよい。
かかる要求は、上述の所定通知とは別に送信されるように構成されていてもよいし、上述の所定通知によって送信されるように構成されていてもよい。
かかる要求は、「Cause」として「レイヤ2において異常が検出されたこと」を通知するように構成されていてもよい。また、かかる要求は、移動局UEの識別情報を一緒に通知するように構成されていてもよい。
なお、通知部22は、検出部21によって無線基地局eNB#11/#12との間の上りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合に、マクロeNBではなく、C-plane信号を送受信することができるスモールeNBに対して、所定通知を行うように構成されていてもよい。
かかる場合、所定通知を行うセル或いは無線基地局eNBは、予め通知されておいてもよい。
図4に示すように、本実施形態に係る無線基地局eNB#1は、受信部31と、制御部32とを具備している。
受信部31は、無線基地局eNB#11/#12や移動局UEから各種信号を受信するように構成されている。
例えば、受信部31は、無線基地局eNB#11/#12や移動局UEから、上述の所定通知や要求を受信するように構成されている。
制御部32は、上述の所定通知や要求に基づいて、該当するU-planeベアラの削除や再設定を行うように構成されている。
ここで、制御部32は、上述のU-planeベアラの削除や再設定と同時に、該当する無線基地局eNB#11/#12(スモールeNB)の削除や再設定を行うように構成されていてもよい。
以下、図5及び図6を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
第1に、図5を参照して、本実施形態に係る無線基地局eNB#11/#12の動作について説明する。
図5に示すように、無線基地局eNB#11/#12は、ステップS101において、移動局UEとの間の下りリンク(U-planeベアラ)のレイヤ2における異常(状態不一致)が発生しているか否かについて判定する。
「YES」の場合、本動作は、ステップS102に進み、「NO」の場合、本動作は、終了する。
ステップS102において、無線基地局eNB#11/#12は、無線基地局eNB#1に対して、所定通知を行う。
無線基地局eNB#1は、かかる所定通知に基づいて、該当するU-planeベアラの削除や再設定を行う。
第2に、図6を参照して、本実施形態に係る移動局UEの動作について説明する。
図6に示すように、移動局UEは、ステップS201において、無線基地局eNB#11/#12との間の上りリンク(U-planeベアラ)のレイヤ2における異常(状態不一致)が発生しているか否かについて判定する。
「YES」の場合、本動作は、ステップS202に進み、「NO」の場合、本動作は、終了する。
ステップS202において、移動局UEは、無線基地局eNB#1に対して、所定通知を行う。
無線基地局eNB#1は、かかる所定通知に基づいて、該当するU-planeベアラの削除や再設定を行う。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、無線基地局eNB#11/#12が、移動局UEとの間の下りリンク(U-planeベアラ)のレイヤ2における異常(状態不一致)を検出した場合に、無線基地局eNB#1に対して、その旨を通知することができるため、「Inter-site CA」において、C-plane信号については、SRBを介して無線基地局eNB#1配下のセル#1で通信を行い、U-plane信号については、DRBを介して無線基地局eNB#11/#12配下のセル#11/#12で通信を行うという運用が行われる場合であっても、無線基地局eNB#1は、レイヤ2における異常が検出された場合に適切な対応を取ることができる。
同様に、本実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局UEが、無線基地局eNB#11/#12との間の上りリンク(U-planeベアラ)のレイヤ2における異常(状態不一致)を検出した場合に、無線基地局eNB#1に対して、その旨を通知することができるため、「Inter-site CA」において、C-plane信号については、SRBを介して無線基地局eNB#1配下のセル#1で通信を行い、U-plane信号については、DRBを介して無線基地局eNB#11/#12配下のセル#11/#12で通信を行うという運用が行われる場合であっても、無線基地局eNB#1は、レイヤ2における異常が検出された場合に適切な対応を取ることができる。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、移動局UEが無線基地局eNB#1(第1無線基地局)配下のセル#1(第1セル)及び無線基地局eNB#11/#12(第2無線基地局)配下のセル#11/#12(第2セル)を介して「Inter-site CA(キャリアアグリゲーション)」を行うことができるように構成されている移動通信システムであって、無線基地局eNB#1は、移動局UEとの間で、C-plane信号(制御信号)及びU-plane信号(データ信号)を送受信することができるように構成されており、無線基地局eNB#11/#12は、移動局UEとの間で、U-plane信号を送受信することができ、C-plane信号を送受信することができないように構成されており、無線基地局eNB#12は、移動局UEとの間の下りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、無線基地局eNB#1に対して、所定通知を行うように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴は、移動局UEが無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#11/#12配下のセル#11/#12を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている移動通信システムであって、無線基地局eNB#1は、移動局UEとの間で、C-plane信号及びU-plane信号を送受信することができるように構成されており、無線基地局eNB#11/#12は、移動局UEとの間で、U-plane信号を送受信することができ、C-plane信号を送受信することができないように構成されており、移動局UEは、無線基地局eNB#12との間の上りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、無線基地局eNB#1に対して、所定通知を行うように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第3の特徴は、移動局UEが無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#11/#12配下のセル#11/#12を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されており、無線基地局eNB#1は、移動局UEとの間で、C-plane信号及びU-plane信号を送受信することができるように構成されており、無線基地局eNB#11/#12は、移動局UEとの間で、U-plane信号を送受信することができ、C-plane信号を送受信することができないように構成されている移動通信システムにおいて無線基地局eNB#11/#12として機能することができる無線基地局eNBであって、移動局UEとの間の下りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、無線基地局eNB#1に対して、所定通知を行うように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第4の特徴は、無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#11/#12配下のセル#11/#12を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている移動局UEであって、無線基地局eNB#1との間で、C-plane信号及びU-plane信号を送受信することができるように構成されており、無線基地局eNB#11/#12との間で、U-plane信号を送受信することができ、C-plane信号を送受信することができないように構成されており、無線基地局eNB#12との間の上りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、無線基地局eNB#1に対して、所定通知を行うように構成されていることを要旨とする。
なお、上述の移動局UEや無線基地局eNB#1/#10の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
また、上述した例では、レイヤ2における異常の検出契機として、RLCにおける最大再送超過やRA(Random Access)手順の失敗(「RA preamble」の最大再送回数の超過)を例に挙げたが、例えば、MAC(Media Access Control)レイヤにおけるHARQ(Hybrid-ARQ)再送回数超過や、HARQ再送超過したMAC-PDU数の閾値超過を契機としてもよいし、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤにおけるPDCP-PDU/SDU破棄数やROHC(ヘッダ圧縮)伸張処理失敗、或いは、秘匿解除処理の失敗を用いてもよい。
或いは、レイヤ2における異常の検出契機として、無線基地局eNBからの同期要求信号の再送超過により検出されてもよいし「Inter-site CA」の設定時における設定失敗(例えば、設定を行う際に用いるタイマのタイムアウト)としてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや無線基地局eNB#1/#10内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや無線基地局eNB#1/#10内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
eNB#1/#11/#12…無線基地局
UE…移動局
11、12…検出部
12、22…通知部
31…受信部
32…制御部

Claims (4)

  1. 移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムであって、
    前記第1無線基地局は、前記移動局との間で、制御信号及びデータ信号を送受信することができるように構成されており、
    前記第2無線基地局は、前記移動局との間で、データ信号を送受信することができ、制御信号を送受信することができないように構成されており、
    前記第2無線基地局は、前記移動局との間の下りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、前記第1無線基地局に対して、所定通知を行うように構成されていることを特徴とする移動通信システム。
  2. 移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムであって、
    前記第1無線基地局は、前記移動局との間で、制御信号及びデータ信号を送受信することができるように構成されており、
    前記第2無線基地局は、前記移動局との間で、データ信号を送受信することができ、制御信号を送受信することができないように構成されており、
    前記移動局は、前記第2無線基地局との間の上りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、前記第1無線基地局に対して、所定通知を行うように構成されていることを特徴とする移動通信システム。
  3. 移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されており、該第1無線基地局は、該移動局との間で、制御信号及びデータ信号を送受信することができるように構成されており、該第2無線基地局は、該移動局との間で、データ信号を送受信することができ、制御信号を送受信することができないように構成されている移動通信システムにおいて該第2無線基地局として機能することができる無線基地局であって、
    前記移動局との間の下りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、前記第1無線基地局に対して、所定通知を行うように構成されていることを特徴とする無線基地局。
  4. 第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動局であって、
    前記第1無線基地局との間で、制御信号及びデータ信号を送受信することができるように構成されており、
    前記第2無線基地局との間で、データ信号を送受信することができ、制御信号を送受信することができないように構成されており、
    前記第2無線基地局との間の上りリンクのレイヤ2において異常が検出された場合、前記第1無線基地局に対して、所定通知を行うように構成されていることを特徴とする移動局。
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