JP2015536085A - PRBペアの組を区別することを含むePDCCH情報の処理 - Google Patents

PRBペアの組を区別することを含むePDCCH情報の処理 Download PDF

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Abstract

ネットワークノード(1100)を操作する方法が提供される。様々な実施形態は、無線通信システムのネットワークノード(1100)によって拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)情報を処理する方法を提供することができる。この方法は、ブラインドデコーディング候補(Xs)を定義するときにePDCCH制御領域内の物理リソースブロック(PRB)ペアの組を区別すること(300)を含むことができる。さらに、この方法は、PRBペアの組を区別すること(300)に応答して、ユーザ機器(UE)のためのリソースをスケジューリングすること(301)を含むことができる。関連するネットワークノード(1100)及びUE(1200)もさらに説明される。【選択図】図2A

Description

優先権の主張
本願は、そのすべての開示内容が参照によって本願に組み込まれる、「ePDCCH Blind Decode Partitioning and Search Candidate Hashing」と題する2012年9月28日に出願された米国仮出願第61/707,285号の利益を主張するものである。
本開示は、通信を対象としており、より具体的には、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)情報を処理する方法、並びに関連するネットワークノード及びユーザ機器を対象とする。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のロングタームエボリューション(LTE)技術は、モバイルブロードバンド無線技術であり、基地局(例えば拡張NodeB(eNB))から移動局(例えばユーザ機器(UE))への伝送が直交周波数分割多重(OFDM)を使用して送信される技術である。OFDMは、信号を、周波数における複数の並列のサブキャリアに分割する。LTEにおける伝送の基本単位はリソースブロック(RB)であり、その最も一般的な構成は、(1個のスロットを提供することができる)12個のサブキャリアと7個のOFDMシンボルを含む。1つのサブキャリアと1つのOFDMシンボルという単位は、図1Aで示されるように、リソースエレメント(RE)と呼ばれる。したがって、1個のRBは、84個のREを含むことができる。図1Bを参照すると、LTE無線サブフレームは、周波数内に複数のRBを含み、RBの数がシステムの帯域幅及び時間における2つのスロットを決定する。さらに、サブフレームにおいて時間的に隣接する2つのRBは、RBペアと呼ばれることができる。
時間領域において、LTEダウンリンク伝送は、10msの無線フレームに編成され、各無線フレームは、Tsubframe=1msの長さを有するサイズが等しい10個のサブフレームからなる。ダウンリンク(eNBからUEへ伝送を運ぶリンク)サブフレームにおいてeNBによって伝送される信号は、複数のアンテナから伝送されてもよく、且つ複数のアンテナを有するUEにおいて受信されてもよい。無線チャネルは、複数のアンテナポートからの伝送された信号を歪ませる。ダウンリンク上の任意の伝送を復調するためには、UEは、ダウンリンク上で伝送される参照シンボル(RS)に依存する。これらのRS及び時間‐周波数グリッドにおけるその位置は、UEに知られており、したがって、これらのシンボルに対する無線チャネルの効果を測定することによって、チャネル推定値を決定するために用いることができる。
ユーザに無線リンクを介して伝送されるメッセージは、制御メッセージ又はデータメッセージに大きく分類することができる。制御メッセージは、システムの適切な動作、並びにシステム内の各UEの適切な動作を促進するために用いられる。制御メッセージは、UEからの送信電力、データがUEによって受信される又はUEから伝送されるRBのシグナリングなどの機能を制御するためのコマンドを含むことができる。
制御メッセージの例としては、例えばスケジューリング情報と電力制御メッセージを運ぶ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、前のアップリンク伝送に応答してACK/NACKを運ぶ物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH)、及びシステム情報を運ぶ物理報知チャネル(PBCH)がある。さらに、1次同期信号及び2次同期信号は、時間と周波数において固定位置と周期を有する制御信号(PSS/SSS)とみなすことができ、それにより、ネットワークに初期アクセスするUEがそれらをみつけ、同期することができる。
PBCHは、PDCCH伝送によってスケジューリングされないが、1次同期信号及び2次同期信号(PSS/SSS)に関連する固定位置を有する。したがって、UEは、PDCCHを読み取ることができる前にBCHにおいて伝送されるシステム情報を受信することができる。
LTEリリース10では、UEへのすべての制御メッセージは、共通参照信号(CRS)を用いて復調される。したがって、これらは広範囲なセルカバレッジを有しており、その位置に関する知識をもたずにセル内のすべてにUEに到達する。例外としてPSS及びSSSがあり、PSS及びSSSは、スタンドアローンであり、復調の前にCRSの受信を必要としない。サブフレームにおける最初の1から4のOFDMシンボルは、構成に応じて、図1B及び図1Cで示されるように、このような制御情報を収容するために取っておかれる。制御メッセージは、1つのUEへのみ送信される必要のある種類のメッセージ(すなわちUE固有制御)と、eNBによりカバーされるセル内のすべてのUE又は2つ以上のUEの何らかのサブセット(すなわち共通制御)へ送信される必要のある種類のメッセージとに分類することができる。
PDCCHタイプの制御メッセージは、CRSを用いて復調され、且つ制御チャネルエレメント(CCE)と呼ばれる単位の集合(multiples)で送信され、各CCEは36個のREを含む。PDCCHは、1、2、4、又は8個のCCEの集約レベル(AL)を有し、制御メッセージのリンク適応を可能にすることができる。さらに、各CCEは、9つのリソースエレメントグループ(REG)にマッピングされ、REGはそれぞれ4つのREからなる。これらのREGは、システム帯域幅全体にわたって分配され、CCEのために周波数ダイバーシティを提供する。したがって、最大8つのCCEからなるPDCCHは、構成に応じて、最初の1から4のOFDMシンボルにおいて全体的なシステム帯域幅に及ぶことができる。例えば、図1Cは、システム帯域幅全体に及ぶ制御領域に対して、PDCCHに属する1つのCCEのマッピングを示す。
制御情報のチャネルコーディング、スクランブリング、変調、及びインターリービングの後、変調されたシンボルは、制御領域内のリソース要素にマッピングされる。本明細書に記載されているように、CCEは、各CCEが36個のREに対応するように定義されている。集約レベルを選択することにより、PDCCHのリンク適応が得られる。全体では、サブフレームにおいて伝送されるすべてのPDCCHに対して利用可能なNCCEのCCEがあり、NCCEの数は、制御シンボルnの数及び構成されたPHICHリソースの数に応じて、サブフレームからサブフレームへと変動する。
CCEがサブフレームからサブフレームへと変動するにつれて、端末は、そのPDCCHのために用いられる位置並びにCCEの数を盲目的(blindly)に決定しなければならなく、これは演算集約的なデコーディングタスクでありうる。したがって、LTEリリース8では、端末が通らなければならない可能性のあるブラインドデコーディングの数に幾つかの制限が導入された。例えば、CCEは番号付され、図1Dで示されるように、サイズkのCCE集約レベルは、kによって均一に割り切れるCCEの数でしか開始することができない。一例として、図1Dは、8、4、2、及び1の集約レベル(AL)を示すCCE集約を示す。
端末(例えばUE)がブラインドデコーディングし、有効なPDCCHを探さなければならないCCEの組は、UEのサーチスペースと呼ばれる。これは、端末がアサインメント(割り当て)又は他の制御情報をスケジューリングするために監視するべきAL上のCCEの組である。各サブフレームにおいて且つ各AL上で、端末は、そのサーチスペースにおいてCCEから形成することができるすべてのPDCCHをデコーディングすることを試みる。巡回冗長検査(CRC)で検査が行われる場合、次いでPDCCHのコンテンツが端末に対して有効であると想定され、受信情報がさらに処理される。
2つ以上の端末が重複するサーチスペースを有し、制御チャネルのスケジューリングのためにネットワークがそれらの1つを選択しなければならないことが多い。これが起きたとき、スケジューリング対象外端末は、ブロックされるといわれている。UEのためのサーチスペースは、サブフレームからサブフレームへと疑似ランダム的に変動し、このブロッキングの確率を減少させる或いは最小限にする。さらに、図1Eは、サブフレーム内に伝送されるすべてのPDCCHの処理ステップを示すフロー図である。例えば、図1Eは、PDCCHメッセージは、CCEに構造化されうることを示す(ブロック101)。制御情報は、次いでスクランブリングされ且つ変調されることができる(ブロック102)。レイヤマッピング及び/又は伝送ダイバーシティ操作は、任意選択的に実行されることができる(ブロック103)。四重ベースインターリービング(quadruplex−based interleaving)が実行されることができる(ブロック104)。巡回シフトは、セル識別に基づいて実行されることができる(ブロック105)。さらに、REGへのマッピングが実行されることができる(ブロック106)。
LTEリリース11では、拡張制御チャネルの形態で制御情報用のUE固有伝送を導入することが合意されており、これは、図1Fで示されるように、UE固有参照信号に基づいてこのような伝送を使用してUEへの汎用制御メッセージの伝送を可能にすることによって、及びデータ領域内への配置によってなされる。これは一般的に拡張PDCCH(ePDCCH)、拡張PHICH(ePHICH)などとして知られる。リリース11における拡張制御チャネルについては、復調のためにアンテナポート
Figure 2015536085
すなわち、UE固有参照シンボル(RS)を用いて物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送のために使用されるのと同じアンテナポートが使用されることが合意されてきた。この拡張は、プリコーディングゲインが制御チャネルのためにも達成されうることを意味する。もう一つの利点は、異なるPRBペア(又は拡張制御領域、図1Iを参照)をセルの内部の異なるセル又は異なる伝送ポイントに割り当てることができることであり、それにより、制御チャネル間のセル間干渉調整又はポイント間干渉調整が達成されることができる。これは、HetNetシナリオに対して特に有用である。
図1Fは、10個のリソースブロック(RB)ペアを示すダウンリンクサブフレーム、及びそれぞれ1つの物理リソースブロック(PRB)ペアのサイズを有する3つのePDCCH領域(111、112、113)の構成を示す。残りのRBペアは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送のために使用することができる。
同じ拡張制御領域(図1l参照)を、互いに大きく干渉しない、セルの内部の又は異なるセルに属する異なる伝送ポイントにおいて使用することができる。典型例は、マクロセルが同じ同期信号/セルIDを有する(又はそれと関連する)カバレージ領域内に低出力ピコノードを含む、共通セルシナリオ(shared−cell scenario)である。
例えば、図1Gは、異機種ネットワークシナリオ(heterogeneous network)を示し、図1Gの破線はマクロセルカバレージ領域120を示し、121、122、及び123は、3つのピコノード131、132、及び133それぞれのカバレージ領域に対応する。共有セルシナリオでは、ピコノードカバレージ領域121、122、及び123、並びにマクロセルカバレージ領域120は、同じセルID、例えば同じ同期信号(すなわち、同じ同期信号で伝送される又はそれに関連する)を有する。
図1Gのピコノード132及び133のように、地理的に分離されたピコノードでは、同じ拡張制御領域、すなわち、PDCCH用に用いられる同じPRBを再利用することができる。このようにして、セルの異なる部分において所与のPRBリソースが潜在的に複数回再利用されるため、共有セル内の合計制御チャネル容量が増大する。これは、領域分割ゲイン(area splitting gains)が得られることを確かにする。例えば、図1Hでは、ピコノード132及び133は拡張制御領域を共有するが、ピコノード131は、ピコノード132に近接するため、干渉のリスクがあり、したがって、非重複的な拡張制御領域が割り当てられる。共有セルの内部の、ピコノード131と132の間、又は同じように、伝送ポイント131と132の間の干渉調整は、それにより達成される。幾つかの例では、UEは、マクロセルから制御チャネルシグナリングの一部、及び近くのピコセルからの制御シグナリングの他の部分を受信しなければならない場合がある。
この領域分割及び制御チャネル周波数調整は、PDCCHが帯域幅全体に及ぶため、PDCCHでは可能ではない。PDCCHは、復調をCRSの使用に依存するため、UE固有プリコーディングを使用する可能性を提供しない。
図1Hは、PDCCH内のCCEに類似して、複数のグループに分割され、且つ拡張制御領域111及び112のうちの1つにマッピングされるePDCCHを示す。図1Hでは、拡張制御領域は、サブフレームにおけるPDCCHの同時伝送を調整するために、OFDMシンボル・ゼロで開始しない。しかしながら、本明細書に記載されているように、将来のLTEリリースではPDCCHを有しないキャリアタイプがある可能性があり、その場合、拡張制御領域は、サブフレーム内のOFDMシンボル・ゼロから開始することができる。
図1lは、局所化された伝送を達成するために、拡張制御領域のうちの1つにマッピングされるePDCCHに属するCCEを示すダウンリンクのサブフレームを示す。さらに、図1Jは、分散伝送及び周波数ダイバーシティ又はサブバンドプリコーディングを達成するために、拡張制御領域のうちの複数のものにマッピングされるePDCCHに属するCCEを示すダウンリンクのサブフレームを示す。
拡張制御チャネルがUE固有プリコーディング及び図1lに示される局所化された伝送を可能にしたとしても、それは、幾つかの例において、放送型の広領域カバレージ方式で拡張制御チャネルの伝送を可能にするのに有用であることができる。これは、eNBが特定のUEに向けてプリコーディングを実行するのに信頼性のある情報を有しない場合に有用であり、広領域カバレージ伝送がより頑強となりうる。
もう一つの例としては、特定の制御メッセージが2つ以上のUEに対して意図され、且つUE固有のプリコーディングを使用することができないときがある。一例として、PDCCHを用いた共通制御情報の伝送(すなわち、共通サーチスペース(CSS)における)がある。
これらのどの例においても、拡張制御領域にわたる分散伝送が使用されることができる。例えば、図1Jは、同じePDCCHに属する4つの部分141〜144が、拡張制御領域にわたって分散されることを示す。
3GPPのePDCCH開発では、ePDCCHの分散伝送及び局所化された伝送の両方が、それぞれ図1J及び図1lに対応して支持されるべきであることが合意された。
分散伝送が使用されるとき、ePDCCHメッセージのダイバーシティ次数を増大/最大化するためにアンテナダイバーシティを達成することができればさらに有用であることができる。一方で、時には広帯域チャネル品質及び広帯域プリコーディング情報のみがeNBにおいて利用可能であり、分散伝送を実行するのに有用でありうるが、UE固有の広帯域プリコーディングにおいて有用である。
拡張制御チャネルの分散伝送を調整すると同時に、局所化された伝送のための複数の任意選択を支持するためには、周波数において分散されるPRBペアの組が、拡張制御領域に対して割り当てられなければならない場合がある。単一のPRBペアの組によって提供されるものより高い制御チャネル容量を支持するためには、拡張制御領域に対して複数の組を割り当てることができる。この割り当ては、UE固有に行われることができる。つまり、異なるUEに対して異なる割り当てが同時に行なわれることができる。PDSCH伝送のために使用されるPRBペアは、リソースブロックグループ(RBG)(すなわち、周波数において隣接するPRBペアのグループ)に関連して割り当てられることが多いため、所与の容量に対して拡張制御領域を収容するRBGの数を制限することが有益である場合がある。これは、同じRBGからPRBペアの複数の組を割り当てることによって達成される。複数の組を形成するRBGのグループは、クラスタと呼ばれる。PRBペアが拡張制御領域の一部であったとしても、他の伝送が行われていない場合、PDSCHのために使用されることができる。記載されているリソースの分割は、図1Kに示される。
例えば、図1Kは、組とクラスタの定義を示し、組の数はリソースブロックグループ(RBG)のサイズに等しい。クラスタごとのRBGの数は、この例では4つに設定されており、組ごとの4つのPRBペアに対応する。分散ePDCCH伝送は、1つの組内にマッピングされる。追加の制御リソースが必要とされる場合、追加のクラスタを構成することができる。
したがって、LTEでは、ePDCCHと呼ばれる拡張制御チャネルが定義されている。UEは、試験されている幾つかのブラインドデコーディング候補を有するePDCCHメッセージを受信するためにブラインドデコーディング技法を用いる。リリース8では、PDCCHの各集約レベルに対するブラインドデコーディング候補の数のアサインメントがUEに知られている。ePDCCHに関しては、ePDCCHを受信することができる空間全体を組に仕切ることができる。このパーティションを、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してUEに知らせることは、かなりの余分なオーバーヘッドに至ることがある。さらに、UEに対して構成することができる潜在的に異なるサイズの組の組み合わせの数に起因して、リリース8でなされているようにこれらの値を特定することは簡単ではない。
さらに、周波数多重化ゲイン(frequency multiplexing gain)は、UEによって試験されるブラインドデコーディング候補が連続して起きるときに、時々不具合がある場合がある。さらに、UEに対して構成される2つの組が完全に又は部分的に重複するとき、リリース8において現在使用されているハッシュ関数は、これらの組に対して異なるブラインドデコーディング候補を許容しない。
このセクションで説明されたアプローチは、追究することができるが、必ずしも以前に考案されたり又は追究されたりしたアプローチではない。したがって、本明細書で別段の提示がない限り、このセクションにおいて説明されるアプローチは、本出願の特許請求の範囲の先行技術ではなく、且つ、このセクションに含められることによって先行技術となることは認められない。
様々な実施形態は、無線通信システムのネットワークノードによって拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)情報を処理する方法を提供することができる。この方法は、ブラインドデコーディング候補を定義するときにePDCCH制御領域内の物理リソースブロック(PRB)ペアの組を区別することを含むことができる。さらに、この方法は、PRBペアの組を区別することに応答して、ユーザ機器のためのリソースをスケジューリングすることを含むことができる。ブラインドデコーディング候補を定義するときにePDCCH制御領域におけるPRBペアの組を区別することによって、様々な実施形態では、ブラインドデコーディング候補の分散及び/又はUEによるブラインドデコーディング候補の探索を改善する方式/態様で、ネットワークノードを用いられ、ePDCCHブラインドデコーディング候補が定義されうる。
様々な実施形態では、PRBペアの組を区別することは、PRBペアの組それぞれのサイズに比例してPRBペアの組にブラインドデコーディング候補を割り当てることを含むことができる。したがって、ブラインドデコーディング候補をPRBペアの組におけるリソースに比例して自動的に分散することができ、それにより長さのあるテーブルを保存する必要を取り除くことによって、ネットワークノード/UEにおけるシグナリングオーバーヘッド及びメモリを節約することができる。
様々な実施形態によると、PRBペアの組を区別することは、PRBペアの組のうちの重複するものが異なる開始位置をもつようにブラインドデコーディング候補のリストの開始位置を変化させるランダム化手順を実行することを含むことができる。このようなランダム化は配置の柔軟性を可能にし、UEは、複数の伝送ポイントからデータを受信するか、又はそれらの間で動的に切り替えることができる。
様々な実施形態では、PRBペアの組を区別することは、PRBペアの組のうちの特定の1つの識別情報を用いてブラインドデコーディング候補を定義することを含むことができる。さらに、ブラインドデコーディング候補を定義することは、ユーザ機器によって考慮される2つの連続するブラインドデコーディング候補が異なるPRBペアにおいて生じるようにブラインドデコーディング候補を定義することを含むことができる。異なるPRBペアにおいて連続するブラインドデコーディング候補を位置付けすることは、周波数選択的スケジューリングゲイン(frequency selective scheduling gain)を可能にすることができる。
様々な実施形態によると、PRBペアの組を区別することは、ePDCCH制御領域のリソースを用いる複数のユーザ機器のうちの異なるものに関連して、PRBペアの組を異なるように順序付けすることを含むことができる。これは、ePDCCH制御領域のために使用されているPRBペアの平均利用を均等化することによって、パフォーマンス向上を可能にすることができる。
様々な実施形態では、PRBペアの組を区別することは、複数のユーザ機器のうちのすべてがPRBペアの組のために同一の組番号を用いているにも関わらず、複数のユーザ機器それぞれがPRBペアの組の異なる順序を用いてブラインドデコーディング候補を探すように、ePDCCH制御領域のリソースを用いる複数のユーザ機器のうちの異なるものに関連して、PRBペアの組を異なるように指標付けすることを含むことができる。
様々な実施形態による無線通信システムのネットワークノードが提供されることができる。ネットワークノードは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)を用いて通信するように構成されるトランシーバを備えることができる。さらに、ネットワークノードは、ブラインドデコーディング候補(Xs)を定義するときにePDCCH制御領域内の物理リソースブロック(PRB)ペアの組を区別するように構成されるプロセッサを備えることができる。プロセッサは、PRBペアの組を区別することに応答して、ユーザ機器のためにリソースをスケジューリングするようにさらに構成されることができる。
様々な実施形態による無線通信システムのユーザ機器(UE)が提供されることができる。UEは、ePDCCHを用いてネットワークノードから拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)メッセージを受信するように構成されるトランシーバを含むことができる。UEは、ネットワークノードからePDCCHメッセージを受信することに応答して、ePDCCH制御領域内の物理リソースブロック(PRB)ペアを区別することに関連して定義されるブラインドデコーディング候補を探すように構成されるプロセッサをさらに含むことができる。
無線通信システムのユーザ機器(UE)を操作する方法は、ePDCCHを用いてネットワークノード(1100)から拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)メッセージを受信することを含むことができる。この方法は、ネットワークノード(1100)からePDCCHメッセージを受信することに応答して、ePDCCH制御領域内の物理リソースブロック(PRB)ペアの組を区別することに関連して定義されるブラインドデコーディング候補(Xs)を探すことを含むことができる。
したがって、様々な実施形態は、ブラインドデコーディング候補の分散及び/又はUEによるブラインドデコーディング候補の探索を改善する方式/態様で、ネットワークノードを用い、ePDCCHブラインドデコーディング候補を定義することができる。例えば、ネットワークノードは、一定数のブラインドデコーディング候補がPRBペアの組の間で仕切られることを可能にすることができる。一例として、ブラインドデコーディング候補は、各組に対して構成されるPRBの数に正比例して組の間で自動的に仕切られることができ、したがって、長さのあるテーブルを保存する必要を取り除くことによって、ネットワークノード/UEにおけるシグナリングオーバーヘッド及びメモリを節約する。別の例では、ネットワークノードは、PRB組番号を用いてサーチスペース候補選択をランダム化し、UEが複数の伝送ポイントからデータを受信するか又はそれらの間で動的に切り替わることができる特定の種類の配置において柔軟性を許容することができる。したがって、周波数において重複しうる2つ以上のPRBペアの組の間でブラインドデコーディング候補のコンフリクトを減少させることができる。
さらに別の例として、様々な実施形態は、異なるPRBペアにおいて連続して試験されるブラインドデコーディング候補が生じることを確かにすることができ、したがって、周波数選択的スケジューリングゲインが生じることができることを確かにする。さらに、ネットワークは、ePDCCH上のリソースの利用が増大/最大化するように、UEに関連してPRBペアの組構成を(例えばネットワークノードを介して)管理することができる。例えば、異なるePDCCHの組の順序付け/番号付けを異なるUEに対して用いることができる。
本開示の一層の理解をもたらすために含まれ、本適用例に組み込まれ且つその一部を構成する添付図面は、本開示の特定の非限定的な一つ又は複数の実施形態を図解する。
図1Aは、ロングタームエボリューション(LTE)ダウンリンク物理リソースを示す。 図1Bは、ダウンリンクサブフレームを示す。 図1Cは、制御チャネルエレメント(CCE)のマッピングを示す。 図1Dは、CCE集約を示す。 図1Eは、PDCCH処理を示すフロー図である。 図1Fは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)通信の例を示す。 図1Gは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)通信の例を示す。 図1Hは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)通信の例を示す。 図1Iは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)通信の例を示す。 図1Jは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)通信の例を示す。 図1Kは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)通信の例を示す。 図2Aは、様々な実施形態による、局所化された伝送のためのPRBペアの異なる数を有する拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の組の例を示す。 図2Bは、様々な実施形態による、分散伝送のためのPRBペアの異なる数を有する拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の組の例を示す。 図2Cは、様々な実施形態による、分散されたサーチスペースを示す。 図2Dは、様々な実施形態による、局所化されたサーチスペースを示す。 図3は、様々な実施形態による、ブラインドデコーディング候補を定義するときにePDCCH制御領域内のPRBペアの組を区別することを含む、ネットワークノードの操作を示すフロー図である。 図4は、様々な実施形態による、比例的列挙(proportional enumeration)を用いたブラインドデコーディング分割(blind decode partitioning)の図を示す。 図5は、様々な実施形態による、ブラインドデコーディング候補を異なるPRBペアの組に分散することを示すフロー図である。 図6Aは、様々な実施形態による、ブラインドデコーディング候補を異なるPRBペアの組に分散することを示すフロー図である。 図6Bは、様々な実施形態による、ブラインドデコーディング候補を異なるPRBペアの組に分散することを示すフロー図である。 図7Aは、様々な実施形態による、ブラインドデコーディング候補のリストのための開始位置を変化させるランダム化手順を示すフロー図である。 図7Bは、様々な実施形態による、ブラインドデコーディング候補のリストのための開始位置を変化させるランダム化手順を示すフロー図である。 図8Aは、様々な実施形態による、利用可能なリソースの表示を用いてブラインドデコーディング候補を定義することを示すフロー図である。 図8Bは、様々な実施形態による、利用可能なリソースの表示を用いてブラインドデコーディング候補を定義することを示すフロー図である。 図9は、様々な実施形態による、異なるUEのために異なる組の番号付けを用いる図を示す。 図10Aは、様々な実施形態による、異なるUEとともにPRBペアの組の異なる順序付けを用いることを示すフロー図である。 図10Bは、様々な実施形態による、異なるUEとともにPRBペアの組の異なる番号付けを用いることを示すフロー図である。 図10Cは、様々な実施形態による、異なるUEとともにPRBペアの組の異なる指標付けを用いることを示すフロー図である。 図11は、様々な実施形態による、ネットワークノードのブロック図である。 図12は、様々な実施形態による、UEのブロック図である。 図13は、本発明の概念の一部の実施形態に従って動作するように構成されている通信システムのブロック図である。 図14Aは、UEの動作を示すフロー図である。 図14Bは、UEの動作を示すフロー図である。 図14Cは、UEの動作を示すフロー図である。 図14Dは、UEの動作を示すフロー図である。 図14Eは、UEの動作を示すフロー図である。
本発明の概念は、これより本発明の概念の実施形態の例が示される添付図面を参照して以下でより詳しく説明される。しかしながら、発明の概念は、多くの異なる形態に具現化でき、本明細書に記載の実施形態に限定されるものとみなすべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が包括的且つ完全なものとなり、当業者に本発明の概念の範囲を十分に伝えられるように提供される。さらに、これらの実施形態は相互に排他的ではないことに留意すべきである。1つの実施形態からの構成要素は、別の実施形態に存在する或いは別の実施形態で使用されると暗黙のうちに想定することができる。
様々な実施形態の記載において、本明細書で使用されている用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的としており、本発明の概念を限定することを意図していない。別段の定義がない限り、本明細書で使用されるすべての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、これらの本発明の概念が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。一般的に使用される辞書で定義されるような用語は、本明細書及び関連技術の文脈におけるそれら用語の意味と一致する意味を有すると解釈するべきであり、本明細書で明白に定義されない限り、理想化された意味又は過度に形式的な意味として解釈されないことをさらに理解するべきである。
なお、「第1」、「第2」などの用語を様々な要素を説明するために本明細書で使用することができるが、これらの要素は、これらの用語によって限定されるべきではないことが理解されるであろう。これらの用語は、ある要素を別の要素から区別するために使用されるにすぎない。したがって、本実施形態の教示から逸脱することなく、「第1」の要素を「第2」の要素と呼ぶことができる。
ある要素が、他の要素に対して「接続」、「連結」、「応答」、又はこれらの変形を行うとされるとき、他の要素に直接接続、連結、又は応答するか、或いは介在要素が存在してもよい。それに対し、ある要素が別の要素に「直接接続」、「直接連結」、「直接応答」、又はこれらの変形を行うとされる場合、介在要素は存在しない。類似の番号は、全体を通して類似の要素を指す。さらに、本明細書中で使用されるような「連結」、「接続」、「対応」、又はそれらの変形は、無線連結、無線接続、又は無線応答を含むことができる。本明細書で使用されるように、単数形(「a」「an」及び「the」)は、文脈上他の意味が明確に示されていない限り、複数形も含むことも意図されている。周知の機能又は構造は、簡潔性及び/又は明瞭性のために詳細に記載されない場合がある。「及び/又は」という用語は、一つ又は複数の関連して列挙されたアイテムの任意の組み合わせ及び全ての組み合わせを含む。
本明細書で使用されるように、「備える(comprise、comprising、comprises)」、「含む(include、including、includes)」、「有する(have、has、having)」、又はこれらの変形は、拡張可能であり、一つ又は複数の記載の特徴、要素、ステップ、構成要素、又は機能を含むが、一つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ、構成要素、機能、又はこれらのグループの存在或いは追加を除外するものではない。さらに、本明細書で使用されるように、ラテン語の表現「exempli gratia」に由来する一般的な省略形「e.g.(例えば)」は、前に言及された一般的な一又複数の例を紹介又は特定するために使用することができ、このようなアイテムを限定することは意図されていない。ラテン語の表現「id est」に由来する一般的な省略形「i.e(即ち)」は、より一般的な記述から特定のアイテムを特定するために使用することができる。
本明細書では、例示的な実施形態が、コンピュータによって実装された方法、装置(システム及び/又はデバイス)、及び/又はコンピュータプログラム製品のブロック図及び/又はフロー図を参照して説明される。ブロック図及び/又はフロー図のブロック、並びにブロック図及び/又はフロー図の中のブロックの組み合わせは、一つ又は複数のコンピュータ回路によって実行されるコンピュータプログラム命令によって実装することができることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、機構を生成するために汎用コンピュータ回路、専用コンピュータ回路、及び/又は他のプログラム可能なデータ処理回路のプロセッサ回路に提供することができ、コンピュータのプロセッサ及び/又は他のプログラム可能なデータ処理装置を介して実行する命令が、ブロック図及び/又はフロー図の一つ又は複数のブロックで特定された機能/作業を実装するために、トランジスタ、記憶場所に格納された値、及びそのような回路内の他のハードウェアコンポーネントを変換および制御し、それにより、ブロック図及び/又はフロー図の一つ又は複数のブロックで特定された機能/作業を実装する手段(機能性)及び/又は構造がつくりだされる。
これらコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読媒体に記憶された命令が、ブロック図及び/又はフロー図の一つ又は複数のブロックに特定された機能/作業を実装する命令を含む製造品を製造するように、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置が特定の方法で機能するように仕向けることができる有形のコンピュータ可読媒体にさらに記憶されることができる。
有形の非一時的なコンピュータ可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁、又は半導体のデータ記憶システム、装置、又はデバイスを含むことができる。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、ポータブルコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)回路、読み取り専用メモリ(ROM)回路、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)回路、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)、及びポータブルデジタル・ビデオディスク読み取り専用メモリ(DVD/ブルーレイ)が含まれる。
コンピュータプログラム命令は、一連の動作ステップがコンピュータ及び/又は他のプログラム可能な装置で実行され、コンピュータで実行されるプロセスを生成するように、コンピュータ及び/又は他のプログラム可能なデータ処理装置上に読み込まれ、これにより、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置で実行される命令は、ブロック図及び/又はフロー図の一つ又は複数のブロックで特定される機能/行為を実施するためのステップを提供する。したがって、本開示の実施形態は、「回路」、「モジュール」、又はその変形と集合的に呼ぶことができるデジタル信号プロセッサなどのプロセッサ上で動作するハードウェア及び/又はソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)で具現化することができる。
一部の代替実装態様では、ブロックに記載された機能/作業は、フロー図に記載の順序から外れて行われうることにも留意するべきである。例えば、連続して示される2つのブロックは、実質的に同時に実行されてもよく、又はそのブロックが、含まれる機能性/行為次第で時に逆の順序で実行されてもよい。さらに、フロー図及び/又はブロック図の所定のブロックの機能は、複数のブロックに分離されてもよく、並びに/若しくはフロー図及び/又はブロック図の2つ以上のブロックの機能は、少なくとも部分的に統合されてもよい。最後に、他のブロックを図示のブロックの間に追加/挿入することができ、及び/又は、本発明の概念の範囲から逸脱することなく、ブロック/動作を省略することができる。さらに、幾つかの図は、通信の主要方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、示された矢印とは反対方向に通信が発生しうることを理解されたい。
例示及び説明のみを目的として、無線端末(UEとも呼ばれる)と無線通信チャネルを介して通信する無線アクセスネットワーク(RAN)で動作するという状況で、これらの実施形態及び他の実施形態が本明細書に記載される。しかしながら、本発明の概念は、このような実施形態に限定されるものではなく、任意の種類の通信ネットワークで一般的に実施することができると理解されるだろう。本明細書で使用されるように、無線デバイス(UEとも呼ばれる)は、通信ネットワークからデータを受信する任意のデバイスを含んでもよく、限定されないが、携帯電話(「セルラ」電話)、ラップトップ/ポータブルコンピュータ、ポケットコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、及び/又はデスクトップコンピュータを含むことができる。
RANの幾つかの実施形態では、幾つかの基地局を(例えば陸上通信線又は無線チャネルによって)無線ネットワークコントローラ(RNC)に接続することができる。基地局コントローラ(BSC)と呼ばれるときもある無線ネットワークコントローラは、それに接続される複数の基地局の様々な活動を監督又は調整する。無線ネットワークコントローラは、通常、一つ又は複数のコアネットワークに接続される。
ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM)から発展した第三世代移動体通信システムであり、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)技術に基づき改良された移動体通信サービスを提供することを目的とする。UMTS地上無線アクセスネットワークの略であるUTRANは、UMTS無線アクセスネットワークを構成するNodeB及び無線ネットワークコントローラの総称である。したがって、UTRANは、本質的にUEに対して広帯域符号分割多元接続を用いる無線アクセスネットワークである。
第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、UTRAN及びGSMベースの無線アクセスネットワーク技術のさらなる発展に取り掛かっている。この点に関し、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)の仕様は、3GPP内で進行中である。進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)は、ロングタームエボリューション(LTE)及びシステムアーキテクチャエボリューション(SAE)を含む。
3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)のLTE(ロングタームエボリューション)の用語が、本開示で本発明の概念の実施形態を例示するために使用されるが、本発明の概念の範囲をこれらのシステムだけに限定するものと見なすべきではないことに留意されたい。WCDMA(広帯域符号分割多元接続)、WiMax(ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス)、UMB(ウルトラ・モバイル・ブロードバンド)、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)、GSM(モバイル通信用グローバルシステム)などを含む他の無線システムもさらに本明細書に開示される実施形態を利用することにより利益を得ることができる。
さらに、基地局(さらにeNodeB又は拡張NodeBと呼ばれる)及び無線端末(さらにUE又はユーザ機器と呼ばれる)などの用語は、非限定的とみなされるべきであり、2つの間に特定の階層的な関係を示唆するものではない。概して、基地局(例えば「eNodeB」)及び無線端末(例えば「UE」)は、無線チャネルを介して互いに通信するそれぞれ異なる通信デバイスの例とみなしてもよい。本明細書に記載の実施形態は、eNodeBからUEへのダウンリンクにおける無線伝送に焦点を当てるが、本発明の概念の実施形態は、例えばアップリンクにおいても適用することができる。
図13は、本発明の概念の一部の実施形態に従って動作するように構成されている通信システムのブロック図である。ロングタームエボリューション(LTE)RANであることができる例示的なRAN1360が示される。無線基地局(例えばeNodeB)1100を一つ又は複数のコアネットワーク1370に直接接続してもよく、及び/又は無線基地局1100を一つ又は複数の無線ネットワークコントローラ(RNC)を通してコアネットワーク1370に連結することができる。幾つかの実施形態では、一つ又は複数の無線ネットワークコントローラの機能性は、無線基地局1100によって実行されることができる。無線基地局1100は、無線チャネル1300を介して、それぞれの通信サービスセル(カバレージ領域とも呼ばれる)内にある無線端末(ユーザ機器ノード又はUEとも呼ばれる)1200と通信する。無線基地局1100は、当業者に既知であるように、X2インターフェースを通して互いに通信することができ、S1インターフェースを通して一つ又は複数のコアネットワーク1370と通信することができる。
これより図2A及び図2Bを参照すると、様々な実施形態のよる、局所化された伝送及び分散伝送それぞれのためのPRBペアの異なる数を有する拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の組の例が示される。拡張PDCCH(ePDCCH)制御領域は、最大で、K個の物理リソースブロック(PRB)の組、分散伝送のために割り当てられるK個の組を有するペア、及び局所化された伝送のために割り当てられるK個の組を含むことができ、K+K=Kとなる。Kth個の分散された組及び局所化された組は、それらに割り当てられた異なる数のPRBペアを有することがある。これらは、
Figure 2015536085
及び
Figure 2015536085
で表すことができ、
局所化された組に対しては、
Figure 2015536085
となり、局所化された組に対しては、
Figure 2015536085
となる。
ePDCCHメッセージは、複数の集約レベルで(すなわち、拡張制御チャネルエレメント(eCCE)の異なる数の集合として)伝送(例えばネットワークノード1100によってUE1200に伝送)することができる。eCCEは、複数の拡張リソースエレメントグループ(eREG)を集合させることによって形成されることができる。eREGは、ePDCCH制御領域のための基礎的な構成ブロックである。分散伝送においては、eREGは、複数のPRBペアにわたって分散され、局所化された伝送に対しては、一つ又は2つのPRBペアに集められる。
図2A及び図2Bで示されるように、ePDCCHメッセージを送信するためにeCCEの組を共に使用することができる。単一のメッセージに使用されるeCCEsの数は、集約レベル(AL)と呼ばれることができる。通常、4つ又は5つの集約レベルが使用される。開発中のロングタームエボリューション(LTE)の最新リリースに関しては、局所化された伝送に対しては4つの集約レベルを有し、分散伝送に対しては5つの集約レベルを有することが合意された。分散伝送及び局所化された伝送のための様々な集約レベルに対するサーチスペースの例が、それぞれ図2C及び図2Dに示される。
特に、図2Cは、ePDCCH候補201〜206が表される4つの異なる集約レベルの分散されたサーチスペースを示す。図2Cの最も左側の図は、AL=1の分散された割り当てを示し、最も右側の図は、AL=8の分散された割り当てを示す。図2Dは、ePDCCH候補211〜213が表される4つの異なる集約レベルの局所化されたサーチスペースを示す。図2Dの最も左側の図は、AL=1の分散された割り当てを示し、最も右側の図は、AL=8の分散された割り当てを示す。
ブラインドデコーディング候補の固定数Mが、集約レベルLに割り当てられることができる。例えば、LTEのリリース8では、UE固有サーチスペースに対して、集約レベル{1、2、4、8}は、{6、6、2、2}ブラインドデコーディング候補それぞれが割り当てられる。各集約レベルに対してUEによって使用されるこれらのブラインドデコーディング候補は、擬似ランダム的にサブフレーム間で変動しうる。ePDCCHの問題のうちの1つは、各組が実質的に単独のサーチスペースの役割を果たすため、各集約レベルに割り当てられるブラインドデコーディング候補が、構成された組のそれぞれに対してサブアサインメントに仕切られなければならないことである。さらに、各組が、異なるサイズとさらに異なる(局所化された又は分散された)伝送タイプである可能性があるため、ブラインドデコーディング候補の最適なパーティションはかなり複雑となりうる。
しかしながら、本明細書に記載の様々な実施形態は、ブラインドデコーディング候補の分散及び/又はUEによるブラインドデコーディング候補の探索を改善する方式/態様で、ネットワークノードを用い、ePDCCHブラインドデコーディング候補を定義することができる。例えば、これより図3を参照すると、様々な実施形態による、ブラインドデコーディング候補を定義するときにネットワークノードの動作を示すフロー図が提供される。この動作は、ブラインドデコーディング候補を定義するときにePDCCH制御領域内のPRBペアの組を区別することを含むことができる(ブロック300)。この動作はさらに、ブロック300のPRBペアの組の区別に応答して、UEに対してリソースを(例えばリソーススケジューラを使用して)スケジューリングすることを含むことができる(ブロック301)。様々なタイプの無線通信リソースが、UEに対してスケジューリングされることができ、本開示はこれらの様々なリソースを限定することを意図していないことを理解されたい。さらに、この動作は、スケジューリングされたリソースに基づいて(例えば応答して)ePDCCHメッセージをUEに伝送することを含みうることを理解されたい(ブロック302)。
A.ブラインドデコーディング候補のアサインメント
これより図4を参照すると、様々な実施形態による、比例列挙を用いたブラインドデコーディング分割の図が示される。特に、図4は、5つのブラインドデコーディング候補(Xs)が、PRBののサイズ[8、4、2]で構成されるK=3個の組の間で仕切られていることを示す。例えば、K個のコラムのアレイ、各々の構成された組につき1つが、分散された組及び局所化された組を表す代替的なコラムとともに形成されることができる。Kth個のコラムの長さは、Kth個の組に割り当てられたPRBの総数の割合に比例し、
Figure 2015536085
として算出されてもよく、Mは、集約レベルLに割り当てられたブラインドデコーディング候補(Xs)の合計数である。次に、M個のブラインドデコーディング候補(Xs)は、アレイの各エレメントが1つのブラインドデコーディング候補(X)を含むように、最初に行単位でアレイを投入する。Kth個の組に割り当てられたブラインドデコーディング候補の数は、Kth個のコラム内のブラインドデコーディング候補の数である。したがって、これらの動作は、ブラインドデコーディング候補(Xs)が各組内のリソースに比例して分割される(例えば、割り当てられる、配分される、分散される、仕切られる、など)こと、及び各々の構成された組に対して少なくとも1つのブラインドデコーディング候補(X)が分配されることが優先されることを確かにすることができる。
これより図5、図6A、及び図6Bを参照すると、様々な実施形態による、PRBペアの異なる組にブラインドデコーディング候補を分散することを示すフロー図が提供される。例えば、図5では、分散伝送及び局所化された伝送のために割り当てられた組の数は、それぞれK及びKで表され、kth個の分散された組及び局所化された組に割り当てられたPRBペアの数は、それぞれ
Figure 2015536085
及び
Figure 2015536085
によって与えられる。最終的なブラインドデコーディングのパーティションは、
Figure 2015536085
,ここで
Figure 2015536085
,および
Figure 2015536085
,ここで
Figure 2015536085
に含まれる。次いで、以下の動作が実行される:
Figure 2015536085
と置く。
Hを、
Figure 2015536085
,ここで
Figure 2015536085
,と
Figure 2015536085
,ここで
Figure 2015536085
からの最大値と
して置く。
Figure 2015536085
と置く。
For each L,
Figure 2015536085
図5のブロック500は、高さ単位S及び最大高さH・Sの計算を示す。ブロック501は、次のレベルLのために動作を実行することを示す。ブロック502は、ウォーターマークをv=0、カウンタをm=0、及びすべてをR =0に設定することを示す。ブロック503は、セットカウンタをクリアすることを示す。ブロック504は、次の組Nのための動作を実行することを示す。ブロック505は、v<N及びm<Mであるかどうかを決定することを示す。ブロック506は、ブラインドデコーディングR =R +1をインクリメントすること及びカウンタm=m+1をインクリメントすることを示す。ブロック507は、すべての組が検査されたかを決定することを示す。ブロック508は、ウォーターマークv=v+Sをインクリメントすることを示す。ブロック509は、v>H・Sであるかどうかを決定することを示す。ブロック510は、すべてのレベルLが使い尽くされたかどうかを決定することを示す。
図6Aを参照して別の例を挙げると、ブロック300(図3)のPRBペアの組を区別することは、それぞれのPRBペアの組(ブロック600A)のサイズに比例してブラインドデコーディング候補をPRBペアの組に割り当てることを含むことができる。それに対して、前のLTEのリリース(例えばePDCCHの開発以前の)では、PRBペアの単一の組のみが使用された(例えば制御領域内で使用された)。さらに、ブロック600A’のブラインドデコーディング候補を割り当てることは、PRBペアの組それぞれに少なくとも1つのブラインドデコーディング候補を割り当てることを含むことができる。さらに、数学的除算操作を使用せずに比例的アサインメントを実行することができるため、比例的アサインメントは、ネットワークノードに対して著しい処理負荷ではない可能性がある。
図6Bを参照すると、PRBペアの組それぞれのサイズに比例して、ブロック600Aのブラインドデコーディング候補のアサイメントは、PRBペアの組を表すアレイを形成することを含むことができる(ブロック600B−1)。PRBペアのそれぞれの組のサイズが、PRBペアのそれぞれの組においてPRBの数量を含むことができる。ブラインドデコーディング候補を割り当てることは、PRBペアの組それぞれに割り当てられたブラインドデコーディング候補を表すためにアレイを投入すること(ブロック600B‐2)をさらに含むことができる。さらに、ブロック600B‐1及び600B‐2に示される操作は、図4に示されるようにブラインドデコーディング候補(Xs)を割り当てるために実行されることができることを理解されたい。
したがって、PRBペアの組の量とサイズは変動し、すべての組の数とサイズに対してePDCCHブラインドデコーディング候補のパーティションを明確に列挙することは可能ではなく、ネットワークからUEへのブラインドデコーディング候補のアサインメントの明確な無線リソース制御(RRC)シグナリングが極めて高額になりうるにも関わらず、本明細書に記載の様々な実施形態(例えば図4〜6)は、局所化されている又は分散されるに関わらず、UEのために構成されるePDCCHのPRBペアの組の間で仕切られるブラインドデコーディングアサインメントの固定数を可能にする。例えば、様々な実施形態は、構成されたPRBペアの組にわたって、ある集約レベルに対してブラインドデコーディング候補アサインメントの固定数を分散することをもたらす。一例として、ブラインドデコーディング候補は、各組のために構成されるPRBの数に直接比例して、PRBペアの組の間で仕切られることができる。したがって、様々な実施形態は、複数のePDCCHの組であって、そのためにUEが構成されうる複数のePDCCHの組にわたってある集約レベルのためにブラインドデコーディング候補のパーティションを自動的に決定することができる。したがって、これらの操作は、長さのあるテーブルを保存する必要を取り除くことによって、ネットワークノード/UEにおいてシグナリングオーバーヘッド及びメモリを節約することができる。
B.ランダム化
現在開発されているLTEの最新リリースでは、UEのために構成される2つ以上のPRBペアの組が部分的に又は全体的に重複することができる。これは、例えば、同一のePDCCHリソースを使用しながらもUEが2つの異なる伝送ポイントの間で動的に切り替わるときに有用でありうる。LTEのリリース8における現在のランダム化機能は、UEの無線ネットワーク一時識別子(RNTI)に応じた変化及びサブフレームの数に応じた変化とともに擬似ランダム的にサーチスペース候補のリストの開始位置を変化させる。しかしながら、重複する組の場合に対しては、同様に組番号に基づいて疑似ランダムにこの開始位置を変化させることが有益でありうる。したがって、重複する組は、異なる開始ポイントを有し、2つの伝送ポイントが同じサーチスペース内でメッセージを送信することを可能にする。
サーチスペース候補(すなわち、ブラインドデコーディング候補)は、LTEリリース8において下記のように現在定義されている。集約レベルLのためのmth個のサーチスペース候補は、
Figure 2015536085
ここで
Figure 2015536085
によって与えられ、Mは、サーチスペース内で監視するためのPDCCH候補(すなわち、ブラインドデコーディング候補)の数であり、Yは、RNTI及びサブフレーム番号に基づくランダム化機能である。機能Yは、
Figure 2015536085
と現在定義されており、nsは、無線フレーム内のスロット番号である。したがって、RNTI及びサブフレーム番号(サブフレーム内の2つのスロット)の依存関係は明白である。
ePDCCHに対しては、同様の又は類似したリリース8のランダム化手順を使用することができるが、各組内では別々である。例えば、様々な実施形態では、ePDCCHに対しては、ランダム化機能Yは、スロット番号及びRNTIに加えて、組番号に依存するように、さらに修正される。一例として、
Figure 2015536085
があり、sは、ePDCCHの組番号であり、S=(K+K)は、サブフレーム内の組の総数である。この修正は、Yの値が考慮されるそれぞれの連続する組とともに変化するという効果を有する。UEは、サブフレーム内のePDCCHをデコーディングすることを終了するとき、ePDCCHの組の構成に基づいて次のサブフレーム内の値がどのようになるかを算出する。
これより図7A及び図7Bを参照すると、様々な実施形態による、ブラインドデコーディング候補のリストのための開始位置を変化させるランダム化手順を示すフロー図が提供されている。例えば、図7Aは、図3のブロック300で示されるPRBペアの組を区別することは、PRBペアの組のうちの重複するものが異なる開始位置をもつようにブラインドデコーディング候補のリストの開始位置を変化させるランダム化手順を実行すること(ブロック700A)を含むことができることを示す。
図7Bは、ブロック700Aのランダム化手順を実行することが、PRBペアの組それぞれが異なってランダム化されるように、PRBペアの組それぞれの中で別々にランダム化手順を実行すること(ブロック700B)を含むことができることを示す。一例として、別々にランダム化手順を実行することは、特定の組を識別するランダム化機能を用いて、PRBペアの組のグループの中の特定の組のためにランダム化手順を実行することを含むことができる。ランダム化機能は、ePDCCHの組番号を用いる特定の組を識別することができる。
したがって、リリース8において現在使用されているハッシュ関数は、UEのために構成される2つの組が全体的に又は部分的に重複するときにPRBペアの組に対して異なるブラインドデコーディング候補を許容しないにも関わらず、本明細書に記載(例えば、図7A及び図7B)される様々な実施形態は、(例えば、UEが複数の伝送ポイントからデータを受信するか又はそれらの間で動的に切り替わることができる特定の種類の配置において)柔軟性を可能にするために(例えば組番号に基づいて)サーチスペース候補選択をランダム化する。さらに、組番号に基づいたランダム化については、各組のランダム化が異なることを理解されたい。例えば、各組は、異なるランダム化機能Yを有することになる。本明細書に記載されるランダム化操作は、したがって、周波数において重複しうる2つ以上の組の間のブラインドデコーディング候補のコンフリクトを減少させることができる。
C.連続するブラインドデコーディング候補
局所化された伝送については、eNBが周波数における異なる位置においてサーチスペース候補間から選択することができると有益でありうる。しかしながら、様々な実施形態では、LTEのリリース8のサーチスペース候補の定義は、変化を減少させ/最小限にし、且つ実装をより単純に及びより安価にするように修正することができる。特に、リリース8の機能の修正されたバージョンの例が以下に与えられる。局所化された伝送に対して割り当てられる組の内の集約レベルLに対するmth個のサーチスペース候補は、
Figure 2015536085
Figure 2015536085
ここで
Figure 2015536085
及び
Figure 2015536085
によって与えられ、Mは、サーチスペース内で監視するためのePDCCH候補の数であり、Yは、組番号上に依存を追加するために(ランダム化のコンテクストで)本明細書に記載されるように修正される。
この機能は、UEによって考慮される2つの連続するブラインドデコーディング候補が、異なるPRBペアにおいて生じることを確かにすることができる。例えば、eCCEにつき拡張リソースエレメントグループ(eREG)の数が4つであるとき、組につきN=2のPRBペアがあり、且つ集約レベルはL=2であり、4つの可能なサーチスペース候補が、第1のeCCEの指標が{0、4、2、6}の順番で(一般性を少しも失うことなくY=0であると推定して)探索される。開始のeCCE指標{0、2}を有する候補は、第1のPRB内にあり、開始のeCCE指標{4、6}を有する候補は、第2のPRB内にある。開始のeCCE指標qを有する候補は、指標
Figure 2015536085
を有するeCCEからなることに留意するべきである。
これより図8A及び図8Bを参照すると、様々な実施形態による、利用可能なリソースの表示を用いてブラインドデコーディング候補を定義することを示すフロー図が提供される。例えば、図8Aは、ブロック300’(図3)のPRBペアの組を区別することが、PRBペアの組のうちの特定の1つの識別情報を用いてブラインドデコーディング候補を定義すること(ブロック800A)を含むことができることを示す。識別情報は、PRBペアのうちの特定の組の利用可能なリソースの表示(例えば、利用可能なリソースの総数)を含むことができ、これは、特定の組のeCCEの量の表示を含むことができる。様々な実施形態では、識別情報は、ePDCCHの組番号を用いて特定の組を識別することができる。
図8Bは、ブロック800A’のブラインドデコーディング候補を定義することが、UEによって考慮される2つの連続するブラインドデコーディング候補が異なるPRBペアにおいて生じるようにブラインドデコーディング候補を定義すること(ブロック800B)を含むことができることを示す。したがって、様々な実施形態が異なるPRBペアにおいて連続して試験されるブラインドデコーディング候補が生じることを確かにしうるため、周波数選択的スケジューリングゲインが生じうることがさらに確かにされうる。
D.ブラインドデコーディング候補の組の順序付け/指標付け
組のサイズ及び組の数の幾つかの組み合わせについては、幾つかの組は、他の組よりもブラインドデコーディング候補が少ない場合がある。例えば、5つのブラインドデコーディング候補がそれぞれ同じ数のPRBペアで3つの組に分割されるとき、2つの組は2つのブラインドデコーディング候補を割り当てられ、1つの組は1つのブラインドデコーディング候補のみを割り当てられる。すべてのUEに対して同じ組が構成される場合、より少ないブラインドデコーディング候補/可能性を有する組における利用及びブロッキング性能は、他の組とは異なることがあり、これは望ましくない場合がある。
この問題を解決するために、様々な実施形態は、同じePDCCHリソースを用いるUEにわたって組の順序を変化させることがある。例えば、これより図9を参照すると、異なるUEに対して組番号が変化することがあるが、局所化される又は分散される組の指定は、すべてのUEにわたって共通であることができる。したがって、分散されたePDCCHの組に対して使用される組番号のグループ、及び局所化されたePDCCHの組に対して使用される組番号のグループは、すべてのUEにわたって同じであることができるが、各グループ内の番号付けは、各UEに対して並べ替えられることができる。一例として、組番号の並べ替えは、RNTIの疑似ランダム関数を用いるUEによって決定されることができる。
別の例では、組番号は変えられないが、ブラインドデコーディング候補のアサインメント及び探索を実行するときに組が指標付けられる順序は修正される。本明細書の先行する操作で説明されている疑似ランダムパラメータY及び組の指標付けは、この例では、
Figure 2015536085
によって決定され、k’は、本明細書に記載の先行する操作からのkを置き換え、xは、kが属する組に依存するD又はLである。さらに、疑似ランダムパラメータY及び組の指標付けは、
Figure 2015536085
によって決定されることができる。
言い換えれば、組の指標の並べ替えは、分散された及び局所化された組のグループにわたって単独に行う代わりに、すべての組にわたって行うことができる。この場合、UEに割り当てられた分散された組及び局所化された組の重複もさらに疑似ランダムに変化することができる。
さらに別の例では、組の番号付けは、ネットワークによって、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してUEに提供されてもよく、UEは任意の並べ替えを行う必要はない。
これより図9を参照すると、様々な実施形態による、異なるUEに対して異なる組の番号付けを用いる図が示される。特に、図9は、第1のUE(UE1)のためのPRBペアの組1、2、及び3が、第2のUE(UE2)のために、それぞれ組3、1、及び2として順序付け/番号付されることを示す。これらの操作は、ePDCCHの組それぞれにおける平均的な利用及びブロッキング性能が実質的に均一化(例えば同一に)されることを可能にすることができる。
これより図10Aから図10Cを参照すると、様々な実施形態による、異なるUEとともにPRBペアの組の異なる順序付け/番号付け/指標付けを用いることを示すフロー図が提供される。例えば、図10Aは、ブロック300(図3)のPRBペアの組を区別する操作は、ePDCCH制御領域のリソースを用いる複数のUEのうちの異なるものに関連して、PRBペアの組を異なるように順序付けすること(ブロック1000A)を含むことができることを示す。
図10Bを参照すると、ブロック1000AのPRBペアの組を異なるように順序付ける操作は、複数のユーザ機器のうちのすべてとPRBペアの組を用いること、及び複数のユーザ機器のうちの異なるものに関連して、PRBペアの組を異なるように番号付けすること(1000B)を含むことができる。この操作の図は、様々な実施形態による、図9Aにおいて提供される。
図10Cを参照すると、ブロック300(図3)のPRBペアの組を区別する操作は、複数のUEのうちのすべてがPRBペアの組に対して同一の組番号を用いているにも関わらず、複数のUEのうちのそれぞれがPRBペアの組の異なる順序を用いてブラインドデコーディング候補を探すように、ePDCCH制御領域のリソースを用いる複数のUEのうちの異なるものに関連して、PRBペアの組を異なるように指標付けすること(ブロック1000C)を含むことができる。例えば、組番号は、異なるUEに関連して変化しない場合があるにも関わらず、ブラインドデコーディング候補のアサインメント/探索を実行するときに組が指標付けされる順序は、修正されることができる。したがって、組の番号付けが複数のUEに対して同じでありうるにも関わらず、UEが第1のブラインドデコーディング候補を探索するとき、異なるUEは、異なるそれぞれの探索アルゴリズムを使用することになる。一例として、図9におけるUE1及びUE2は、組1から3を同じように番号付けしうるが(図9に示される異なる組の番号付けを用いるよりも)、UE1は、組1でブラインドデコーディング候補を探索し始めることができ、UE2は、組2(すなわち、異なる組)で探索し始めることができる。
したがって、(例えば、図9及び図10A〜図10Cに示されるように)本明細書に記載の様々な実施形態は、異なるUEが同じPRBペアの組を異なるように識別することを可能にすることができる。例えば、異なるUEは、異なる組番号又はその組に関連して異なる指標付けを使用することができる。さらに、様々な実施形態において、複数のUEのうちの1つは、複数の組のうちの1つを任意選択的に使用しないことがあることを理解されたい。例えば、図9のUE2は、組1から3のうちの1つを任意選択的に使用しないことがある。
これより図11及び図12を参照すると、様々な実施形態による、ネットワークノード及びUEのそれぞれのブロック図が提供される。例えば、図11は、様々な実施形態に従って構成されるネットワークノード1100のブロック図である。ネットワークノード1100のエレメントは、基地局(eNB)、モビリティ管理エンティティ/サービングゲートウェイ(MME/S−GW)、及び/又は別の無線通信システムのネットワークノードに含まれることができる。ネットワークノード1100は、リソーススケジューラ1109を任意選択的に含むことができる。さらに、ネットワークノード1100は、トランシーバ1101、一つ又は複数のネットワークインターフェース1102、プロセッサ(例えばコントローラ)回路1104、及び機能モジュール1108を含む一つ又は複数のメモリデバイス1106を含む。
トランシーバ1101(例えば3GPP準拠の又は他の無線周波数(RF)の通信トランシーバ)は、一つ又は複数のUE又は無線通信システムの別のノードと通信するように構成される。プロセッサ回路1104は、汎用プロセッサ及び/又は専用プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ及び/又はデジタル信号プロセッサ)などの一つ又は複数のデータ処理回路を含むことができる。プロセッサ1104は、一つ又は複数のメモリデバイス1106(例えば非一時的なコンピュータ可読媒体)の機能モジュール1108からのコンピュータプログラム命令を実行するように構成され、ネットワークノードによって実行されるように本明細書に記載される少なくとも幾つかの操作を実行する。例えば、プロセッサ1104は、トランシーバ1101を用いて、ePDCCHメッセージをUE1200に伝送するように構成されることができる。ネットワークインターフェース1102は、MME/S−GW(基地局内に位置するとき)と通信することができ、又は基地局(MME/S−GW内に位置するとき)と通信することができる。
特に、ネットワークノード1100のトランシーバ1101は、ePDCCHを用いて通信するように構成されることができる。さらに、プロセッサ1104は、ブラインドデコーディング候補を定義するときにePDCCH制御領域内のPRBペアの組を区別するように構成されることができる。プロセッサは、PRBペアの組を区別することに応答して、UEのためにリソースをスケジューリングするようにさらに構成されることができる。
一例では、プロセッサ1104は、PRBペアの組それぞれのサイズに比例してPRBペアの組にブラインドデコーディング候補を割り当てることによって、PRBペアの組を区別するように構成されることができる。別の例では、プロセッサ1104は、PRBペアの組のうちの重複するものが異なる開始位置をもつようにブラインドデコーディング候補のリストの開始位置を変化させるランダム化手順を実行することによって、PRBペアの組を区別するように構成されることができる。さらに別の例では、プロセッサ1104は、UEによって考慮される2つの連続するブラインドデコーディング候補が異なるPRBペアにおいて生じるようにPRBペアの組のうちの特定の1つの識別情報を用いてブラインドデコーディング候補を定義することによって、PRBペアの組を区別するように構成されることができる。さらなる例では、プロセッサ1104は、ePDCCH制御領域のリソースを用いる複数のUEのうちの異なるものに関連して、PRBペアの組を異なるように順序付けすることによって、PRBペアの組を区別するように構成されることができる。
図12は、様々な実施形態による、UE1200(例えば、本明細書に記載の任意のUE)のブロック図である。UE1200は、トランシーバ1202、プロセッサ回路1204、及び機能モジュール1208を含む一つ又は複数のメモリデバイス1206を含む。UE1200は、ディスプレイ1210、ユーザ入力インターフェース1212、及びスピーカ1214などの他の要素をさらに含むことができる。
トランシーバ1202(例えば3GPP準拠の又は他のRFの通信トランシーバ)は、無線通信インターフェースを通じて基地局(eNB)と通信するように構成される。プロセッサ1204は、汎用プロセッサ及び/又は専用プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ及び/又はデジタル信号プロセッサ)などの一つ又は複数のデータ処理回路を含むことができる。プロセッサ1204は、一つ又は複数のメモリデバイス1206(例えば非一時的なコンピュータ可読媒体)の機能モジュール1208からのコンピュータプログラム命令を実行するように構成され、UEによって実行されるように本明細書に記載される少なくとも幾つかの操作を実行する。
UE1200は、携帯電話(例えば「セルラ」電話)、データ端末、並びに/或いは、例えば、ポータブルコンピュータ、ポケットコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ラップトップコンピュータ、電子書籍リーダ、及び/又は据置型ゲーム装置などの無線通信能力を有する別の処理デバイスであることができる。
特に、UE1200のトランシーバ1202は、ePDCCHを用いてネットワークノード1100からePDCCHメッセージを受信するように構成されることができる。さらに、UE1200のプロセッサ1204は、ネットワークノード1100からePDCCHメッセージを受信することに応答して、ePDCCH制御領域内のPRBペアの組を区別することに関連して定義されるブラインドデコーディング候補を探すように構成されることができる。
一例では、UE1200のプロセッサ1204が探すように構成されうるブラインドデコーディング候補は、PRBペアの組それぞれのサイズに比例してPRBペアの組に(例えばネットワークノード1100によって)割り当てられたブラインドデコーディング候補を含む。別の例では、UE1200のプロセッサ1204は、PRBペアの組のうちの重複するものが異なる開始位置をもつように、変化する開始位置を有するブラインドデコーディング候補のリストを用いることによって、ブラインドデコーディング候補を探すように構成されることができる。さらに別の例では、UE1200のプロセッサ1204によって探索されたブラインドデコーディング候補のうちの少なくとも1つは、UEによって考慮される2つの連続するブラインドデコーディング候補が異なるPRBペアにおいて生じるようにPRBペアの組のうちの特定の1つの識別情報を用いて定義されるブラインドデコーディング候補を含む。さらなる例では、プロセッサ1204は、ePDCCH制御領域のリソースを用いる他のUEによって用いられる順序付けとは異なるPRBペアの組の順序付けを用いてブラインドデコーディング候補を探すように構成されることができる。
これより図14Aから14Eを参照すると、UE1200の操作を示すフロー図が提供される。図14Aは、UE1200が、ePDCCHを用いてネットワークノード1100からePDCCHメッセージを受信することができること(ブロック1400)を示す。次いで、UE1200は、ネットワークノード1100からePDCCHメッセージを受信することに応答して、ePDCCH制御領域内のPRBペアの組を区別することに関連して定義されるブラインドデコーディング候補を探すことができる(ブロック1401A)。
図14Bを参照すると、図14Aのブロック1401Aで探索されたブラインドデコーディング候補は、PRBペアの組それぞれのサイズに比例してPRBペアの組に割り当てられたブラインドデコーディング候補であることができる(ブロック1401B)。図14Cを参照すると、(図14Aにおける)ブロック1401Aのブラインドデコーディング候補を探すことの表示は、PRBペアの組のうちの重複するものが異なる開始位置をもつように、変化する開始位置を有するブラインドデコーディング候補のリストを用いることによって、ブラインドデコーディング候補を探すこと(ブロック1401C)を含むことができる。図14Dを参照すると、図14Aのブロック1401Aにおいて探索されたブラインドデコーディング候補は、UE1200によって考慮される2つの連続するブラインドデコーディング候補が異なるPRBペアにおいて生じうるようにPRBペアの組のうちの特定の1つの識別情報を用いて(例えばネットワークノード1100によって)定義されたブラインドデコーディング候補を含むことができる(ブロック1401D)。図14Eを参照すると、(図14Aにおける)ブロック1401Aのブラインドデコーディング候補を探すことの表示は、ePDCCH制御領域のリソースを用いる他のUEによって用いられる順序付けとは異なるPRBペアの組の順序付けを用いてブラインドデコーディング候補を探すこと(1401E)を含むことができる。
以上の説明及び図面に関連して、本明細書で多くの異なる実施形態が開示された。これらの実施形態のあらゆる組み合わせ及び部分的な組み合わせをそのまま説明して例示することは、過度に反復的で難解になることを理解されたい。したがって、本明細書は、図面を含めて、実施形態の様々な例示的な組み合わせ及び部分的な組み合わせ、並びにそれらを作成して活用する方法及びプロセスの書面による完全な説明を構成すると解釈するべきであり、本明細書は、図面を含めて、任意のこのような組み合わせ及び部分的な組み合わせに対して特許請求の範囲をサポートする。
本開示の原則から実質的に逸脱しなければ、実施形態に対して多くの変形及び修正を行うことができる。すべてのこのような変形及び修正は、本開示の範囲内で本明細書に含まれることが意図されている。したがって、上記で開示される主題は、限定的なものではなく、例示的なものであるとみなすべきであり、添付の特許請求は、本開示の本質及び範囲内に包含される、すべてのこのような修正、改善、及び他の実施形態を対象とすることが意図されている。

Claims (32)

  1. 無線通信システムのネットワークノードによって拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)情報を処理する方法であって、
    ブラインドデコーディング候補(Xs)を定義するときにePDCCH制御領域内の物理リソースブロック(PRB)ペアの組を区別すること(300)、及び
    前記PRBペアの組を区別すること(300)に応答して、ユーザ機器のためのリソースをスケジューリングすること(301)
    を含む方法。
  2. 前記PRBペアの組を区別すること(300)が、
    前記PRBペアの組それぞれのサイズに比例して前記PRBペアの組にブラインドデコーディング候補(Xs)を割り当てること(600A)を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ブラインドデコーディング候補(Xs)を割り当てること(600A)が、
    前記PRBペアの組それぞれに少なくとも1つのブラインドデコーディング候補(X)を割り当てることを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記PRBペアの組それぞれの前記サイズに比例して前記ブラインドデコーディング候補(Xs)を割り当てること(600A)が、
    前記PRBペアの組を表すアレイを形成すること(600B‐1)、及び
    前記PRBペアの組それぞれに割り当てられた前記ブラインドデコーディング候補(Xs)を表すために前記アレイを投入すること(600B‐2)を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記PRBペアの組それぞれの前記サイズが、前記PRBペアの組のそれぞれにおけるPRBの数量を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記PRBペアの組を区別すること(300)が、
    前記PRBペアの組のうちの重複するものが異なる開始位置をもつようにブラインドデコーディング候補(Xs)のリストの開始位置を変化させるランダム化手順を実行すること(700A)を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ランダム化手順を実行すること(700A)が、
    前記PRBペアの組それぞれが異なってランダム化されるように、前記PRBペアの組それぞれの中で別々に前記ランダム化手順を実行すること(700B)を含む、請求項1又は6に記載の方法。
  8. 前記PRBペアの組それぞれの中で別々に前記ランダム化手順を実行すること(700B)が、
    前記PRBペアの組のうちの特定の1つを識別するランダム化機能を用いて、前記PRBペアの組のうちの前記特定の1つのために前記ランダム化手順を実行すること(700B)を含む、請求項1、6、又は7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記ランダム化機能が、ePDCCH組番号を用いて前記PRBペアの組のうちの前記特定の1つを識別する、請求項1、又は6から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記PRBペアの組を区別すること(300)が、
    前記PRBペアの組のうちの特定の1つの識別情報を用いてブラインドデコーディング候補(X)を定義すること(800A)を含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記識別情報が、前記PRBペアの組のうちの前記特定の1つの利用可能なリソースの表示を含む、請求項1又は10に記載の方法。
  12. 前記利用可能なリソースの前記表示が、前記PRBペアの組のうちの前記特定の1つの拡張制御チャネルエレメント(eCCE)の数量を含む、請求項1、10、又は11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記識別情報が、ePDCCH組番号を用いて前記PRBペアの組のうちの前記特定の1つを識別する、請求項1又は10に記載の方法。
  14. 前記ブラインドデコーディング候補(X)を定義すること(800A)が、
    前記ユーザ機器によって考慮される2つの連続するブラインドデコーディング候補(Xs)が異なるPRBペアにおいて生じるように前記ブラインドデコーディング候補(X)を定義すること(800B)を含む、請求項1又は10に記載の方法。
  15. 前記PRBペアの組を区別すること(300)が、
    ePDCCH制御領域のリソースを用いる複数のユーザ機器のうちの異なるものに関連して、前記PRBペアの組を異なるように順序付けすること(1000A)を含む、請求項1に記載の方法。
  16. 前記PRBペアの組を異なるように順序付けすること(1000A)が、
    前記複数のユーザ機器のうちのすべてと前記PRBペアの組を用いること、及び前記複数のユーザ機器のうちの異なるものに関連して、前記PRBペアの組を異なるように番号付けすること(1000B)を含む、請求項1又は15に記載の方法。
  17. 前記PRBペアの組を区別すること(300)が、
    複数のユーザ機器のうちのすべてが前記PRBペアの組に対して同一の組番号を用いているにも関わらず、前記複数のユーザ機器それぞれが前記PRBペアの組の異なる順序を用いて前記ブラインドデコーディング候補(Xs)を探すように、ePDCCH制御領域のリソースを用いる前記複数のユーザ機器のうちの異なるものに関連して、前記PRBペアの組を異なるように指標付けすること(1000C)を含む、請求項1に記載の方法。
  18. 無線通信システムのネットワークノード(1100)であって、
    拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)を用いて通信するように構成されるトランシーバ(1101)、及び
    プロセッサ(1104)であって、
    ブラインドデコーディング候補(Xs)を定義するときにePDCCH制御領域内の物理リソースブロック(PRB)ペアの組を区別し、且つ
    前記PRBペアの組を区別することに応答して、ユーザ機器のためのリソースをスケジューリングするように構成されるプロセッサ
    を備える、ネットワークノード。
  19. 前記プロセッサ(1104)が、前記PRBペアの組それぞれのサイズに比例して前記PRBペアの組にブラインドデコーディング候補(Xs)を割り当てることによって、前記PRBペアの組を区別するように構成される、請求項18に記載のノード。
  20. 前記プロセッサ(1104)が、前記PRBペアの組のうちの重複するものが異なる開始位置をもつようにブラインドデコーディング候補(Xs)のリストの開始位置を変化させるランダム化手順を実行することによって、前記PRBペアの組を区別するように構成される、請求項18に記載のノード。
  21. 前記プロセッサ(1104)が、前記ユーザ機器によって考慮される2つの連続するブラインドデコーディング候補(Xs)が異なるPRBペアにおいて生じるように前記PRBペアの組のうちの特定の1つの識別情報を用いてブラインドデコーディング候補(X)を定義することによって、前記PRBペアの組を区別するように構成される、請求項18に記載のノード。
  22. 前記プロセッサ(1104)が、前記ePDCCH制御領域のリソースを用いる複数のユーザ機器のうちの異なるものに関連して、前記PRBペアの組を異なるように順序付けすることによって、前記PRBペアの組を区別するように構成される、請求項18に記載のノード。
  23. 無線通信システムのユーザ機器(UE)(1200)であって、
    ePDCCHを用いてネットワークノード(1100)から拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)メッセージを受信するように構成されるトランシーバ(1202)、及び
    前記ネットワークノード(1100)から前記ePDCCHメッセージを受信することに応答して、ePDCCH制御領域内の物理リソースブロック(PRB)ペアの組を区別することに関連して定義されるブラインドデコーディング候補(Xs)を探すように構成されるプロセッサ(1204)
    を備える、UE。
  24. 前記ブラインドデコーディング候補(Xs)が、前記PRBペアの組それぞれのサイズに比例して前記PRBペアの組に割り当てられるブラインドデコーディング候補(Xs)を含む、請求項23に記載のUE。
  25. 前記プロセッサ(1204)が、前記PRBペアの組のうちの重複するものが異なる開始位置をもつように、変化する開始位置を有する前記ブラインドデコーディング候補(Xs)のリストを用いることによって、前記ブラインドデコーディング候補(Xs)を探すように構成される、請求項23に記載のUE。
  26. 前記ブラインドデコーディング候補(Xs)のうちの少なくとも1つが、前記UE(1200)によって考慮される2つの連続するブラインドデコーディング候補(Xs)が異なるPRBペアにおいて生じるように前記PRBペアの組のうちの特定の1つの識別情報を用いて定義されるブラインドデコーディング候補(X)を含む、請求項23に記載のUE。
  27. 前記プロセッサ(1204)が、前記ePDCCH制御領域のリソースを用いる他のUEによって用いられる順序付けとは異なる前記PRBペアの組の順序付けを用いて前記ブラインドデコーディング候補(Xs)を探すように構成される、請求項23に記載のUE。
  28. 無線通信システムのユーザ機器(UE)(1200)を操作する方法であって、
    ePDCCHを用いてネットワークノード(1100)から拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)メッセージを受信すること(1400)、及び
    前記ネットワークノード(1100)から前記ePDCCHメッセージを受信することに応答して、ePDCCH制御領域内の物理リソースブロック(PRB)ペアの組を区別することに関連して定義されるブラインドデコーディング候補(Xs)を探すこと(1401A)
    を含む方法。
  29. 前記ブラインドデコーディング候補(Xs)が、前記PRBペアの組それぞれのサイズに比例して前記PRBペアの組に割り当てられるブラインドデコーディング候補(Xs)を含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記ブラインドデコーディング候補(Xs)を探すことが、前記PRBペアの組のうちの重複するものが異なる開始位置をもつように、変化する開始位置を有する前記ブラインドデコーディング候補(Xs)のリストを用いることによって、前記ブラインドデコーディング候補(Xs)を探すこと(1401C)を含む、請求項28に記載の方法。
  31. 前記ブラインドデコーディング候補(Xs)のうちの少なくとも1つが、前記UE(1200)によって考慮される2つの連続するブラインドデコーディング候補(Xs)が異なるPRBペアにおいて生じるように前記PRBペアの組のうちの特定の1つの識別情報を用いて定義されるブラインドデコーディング候補(X)を含む、請求項28に記載の方法。
  32. 前記ブラインドデコーディング候補(Xs)を探すことが、前記ePDCCH制御領域のリソースを用いる他のUEによって用いられる順序付けとは異なる前記PRBペアの組の順序付けを用いて前記ブラインドデコーディング候補(Xs)を探すこと(1401E)を含む、請求項28に記載の方法。
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