JP2015531409A - 除草剤の噴霧ドリフトを制御するためのアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤 - Google Patents

除草剤の噴霧ドリフトを制御するためのアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤 Download PDF

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Abstract

1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を噴霧混合物へ添合することにより、オーキシン型除草剤などの除草剤の水性混合物を施用する間の噴霧ドリフトを低減させる。

Description

経済的で利用可能な技術による農業噴霧は、本来的に広い範囲の噴霧液滴径を生じる水圧噴霧ノズルを使用する。これらの噴霧液滴が初めの所望の施用部位からドリフトする可能性は液滴径と相関し、小さい液滴であるほど標的から外れた挙動をとる傾向が高くなることが見出されている。多数の圃場試験、風洞試験およびその後の予測的数理モデルの創出を含めた著しい研究努力により、噴霧液滴径と標的から外れたドリフトの可能性との関係について理解が大きく向上した。気象条件や噴霧ブーム高などの他の要因がドリフトの可能性に寄与するものの、噴霧液滴径の分布が支配的な要因であることが見出されている。Teskeら(Teske M. E.、Hewitt A. J.、Valcore、 D. L. 2004. The Role of Small Droplets in Classifying Drop Size Distributions アメリカ液体微粒化学会第17回年会:Arlington VA)は、ドリフトに寄与する噴霧液滴の分布の画分として、<156ミクロン(μm)という値を報告している。Robert Wolf(Wolf, R. E.、Minimizing Spray Drift、1997年12月15日、Microsoft(登録商標)PowerPoint Presentation、www.bae.ksu.edu/faculty/wolf/drift.htmで入手可能、2012年1月26日に最終閲覧)は、ドリフトし得る画分として<200μmという値を挙げている。したがって、ドリフトに寄与し得る液滴径の適切な予測値は約150μm未満の画分である。
標的から外れた挙動の負の結果は実に顕著となる可能性がある。一部の除草剤は、特定の植物種に対し、極めて低い百万分率(ppm)レベルまたは極めて低い十億分率(ppb)レベルで高感度な植物毒性を実証しており、その結果、感受性のある作物、果樹および常在植栽の周囲では限定的に施用される。例えば、カリフォルニア農薬規制局は、サンウォーキン渓谷で空中に施用するプロパニル含有除草剤について、1/2〜2マイルの緩衝領域を課している。
水性除草剤を施用する間の噴霧ドリフトは、水性除草剤噴霧混合物に1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を添合することにより低減させることができる。本明細書に、水性除草剤噴霧混合物を施用する間の噴霧ドリフトを低減させる方法および組成物を記載する。除草剤を含有する水性除草剤噴霧混合物を施用する間の噴霧ドリフトを低減させる方法としては、水性除草剤噴霧混合物に0.01から10重量パーセントの1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を添合することが挙げられる。
さらに、約0.1から約95重量パーセントの少なくとも1つの除草剤の水溶性塩および約0.01から約20重量パーセントの1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含む水性濃縮組成物を記載する。
本明細書に噴霧ドリフトを低減させるための方法および組成物を記載する。本方法および本組成物は、空中と地上どちらの噴霧用途においても、除草剤噴霧中のドリフトし得る細粒を低減させる。本方法としては、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤および1以上の除草剤を添合された水性除草剤噴霧混合物の使用が挙げられる。本明細書に記載した方法および組成物に有用な除草剤としては、例えば、トリクロピル、2,4−D、2,4−DB、MCPA、MCPBやその混合物などのオーキシン型除草剤が挙げられる。本明細書に記載した方法は、感受性のある作物の周囲では制限された施用に従うグリホサート、2,4−D、トリクロピルまたはその混合物を含有する噴霧混合物などの除草剤の施用に特に有用である。
本明細書に記載する方法および組成物に有用な1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、以下の一般式Iを有する。

式I中、R基はオルト位、メタ位またはパラ位に存在することができ、直鎖または分岐鎖のC〜C18アルキル基である。例えば、R基は、直鎖のドデシル(C12)アルキル鎖または分岐鎖のC12アルキル鎖である。R基は、R基に沿った任意の位置で、アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤分子のベンゼン環に結合することができる。式I中、適当なX陽イオンとしては、イソプロピルアンモニウム、ジメチルアンモニウム、トリエチルアンモニウム、モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウム、ジメチルエタノールアンモニウム、ジエチレングリコールアンモニウム、トリイソプロパノールアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、コリン、カルシウム、マグネシウム、カリウムおよびナトリウムが挙げられる。
本明細書で使用するように、アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、R基に沿った異なる位置でアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤分子に結合した、数々の異なる長さ(例えばC〜C18)の直鎖および/または分岐鎖のR基の混合物を含むことができる。同様に、アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、R基沿いの異なる位置でアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤分子に結合した、均一な長さ(例えばC12)のR基を有する分子の混合物を含むことができる。Biosoft(登録商標)N−411(Stepan Company;Northfield、Illinois)は、イソプロピルアミン塩としての直鎖アルキルベンゼンスルホネート(>90%のイソプロピルアミンドデシルベンゼンスルホネートであることを示す)の商業的に入手可能な例である。Ninate(登録商標)411(Stepan Company)はイソプロピルアミン塩としての分岐鎖アルキルベンゼンスルホネート(分岐鎖C〜C17のR基の混合物を含むことを示す)の商業的に入手可能な例である。Ninate(登録商標)60L(Stepan Company)は、カルシウム塩としての直鎖アルキルベンゼンスルホネート(直鎖C12のR基を含むことを示す)の商業的に入手可能な例である。
1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、例えば希釈した除草剤配合物と直接的にタンク混合することにより、水性除草剤噴霧混合物に添合することができる。該1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、最終噴霧混合物の0.01から10重量パーセントの濃度で水性除草剤噴霧混合物に添合することができる。水性除草剤噴霧混合物に添合した該1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤の濃度の補足例としては、最終噴霧混合物の0.01から9重量パーセント、最終噴霧混合物の0.01から8重量パーセント、最終噴霧混合物の0.01から7重量パーセント、最終噴霧混合物の0.01から6重量パーセント、最終噴霧混合物の0.01から5重量パーセント、最終噴霧混合物の0.01から4.5重量パーセント、最終噴霧混合物の0.01から4重量パーセント、最終噴霧混合物の0.01から3.5重量パーセント、最終噴霧混合物の0.01から3重量パーセント、最終噴霧混合物の0.01から2.5重量パーセント、最終噴霧混合物の0.01から2重量パーセント、最終噴霧混合物の0.01から1.5重量パーセント、最終噴霧混合物の0.05から約1重量パーセント(wt%)が挙げられる。
本明細書に開示した水性除草剤噴霧混合物は、殺虫剤、除草剤毒性緩和剤または殺菌剤を含んでもよく、該水性除草剤噴霧混合物は、有害生物を防除するのに必要な活性成分の濃度に応じたレベルで不要な植物、菌類または昆虫の防除に施用してもよい。
本明細書に記載したような水性除草剤噴霧混合物は、より幅広い種類の不要な植物、菌類または昆虫を防除するために、1以上の他の活性成分と共に施用してもよい。他の活性成分と共に使用する場合は、本願請求項の組成物に、他の活性成分もしくは予混合の濃縮物とした活性成分と配合するか、他の活性成分もしくは噴霧用途の活性成分とタンク混合するか、または他の活性成分もしくは別個の噴霧用途の活性成分へ連続的に施用することができる。
他の活性成分と共に使用することができる本明細書に記載したような組成物の例としては、グリホサートと2,4−Dの水溶性塩、トリクロピルの水溶性塩やその混合物などのオーキシン型除草剤との混合物を含有する水性の予混合濃縮物が挙げられる。そのような水性の予混合除草剤濃縮物は、農作業に応じて使用時に水で1倍から2000倍に希釈し、作物の雑草を防除するために噴霧用途に使用してもよい。
いくつかの状況では、水性除草剤噴霧混合物は1以上の殺生物剤を含んでもよい。殺生物剤は、約0.001重量パーセントから約0.1重量パーセントで組成物に存在することができる。更なる例に、1以上の殺生物剤は、0.001重量パーセントから0.1重量パーセント、0.005重量パーセントから0.1重量パーセント、0.01重量パーセントから0.1重量パーセント、0.02重量パーセントから0.1重量パーセント、0.03重量パーセントから0.1重量パーセント、0.04重量パーセントから0.1重量パーセント、0.05重量パーセントから0.1重量パーセント、0.06重量パーセントから0.1重量パーセント、0.07重量パーセントから0.1重量パーセント、0.08重量パーセントから0.1重量パーセント、または0.09重量パーセントから0.1重量パーセントで組成物に存在することができる。殺生物剤の例としては、殺細菌剤、殺ウィルス剤、殺菌剤、駆虫剤などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。殺生物剤活性成分としては、フェノール化合物(フェノール、チモール、ペンタクロロフェノール、クレゾールやp−クロロ−m−キシレノールなど)、アルデヒド化合物(ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドやパラホルムアルデヒドなど)、酸化合物(安息香酸、ソルビン酸、ムコクロロ酸やムコブロモ酸など)、p−ヒドロキシ安息香酸エステル(p−ヒドロキシ安息香酸メチルやp−ヒドロキシ安息香酸ブチルなど)、希土類塩、アミン、ジスルフィド、ヘテロ環化合物(トリアジニウム塩、チアゾリノン、ベンゾイミダゾール)、第四級アンモニウム塩、有機水銀化合物、ヘキサメチレンビグアニド塩酸塩、塩化ベンザルコニウム、ポリアミノプロピルグアニドおよび1−2−ベンズイソチアゾリン−3−オンが挙げられるが、これらに限定されるものではない。具体例に、水性除草剤噴霧混合物は、殺生物剤としてProxel(登録商標) GXL(Arch Chemicals Inc.、Atlanta、GA)を含んでもよい。
本明細書に記載した水性除草剤噴霧混合物での使用に適した活性成分としては、例えばオーキシン型除草剤(2,4−D、2,4−DB、フルロキシピル、MCPA、MCPBやトリクロピルなど)、アセトクロール、アトラジン、ベンフルラリン、クロランスラム、シハロホップ、ジクロスラム、ジチオピル、エタルフルラリン、フロラスラム、フルメツラム、グルホシネート、グリホサート、ハロキシホップ、イソキサベン、MSMA、オリザリン、オキシフルオルフェン、ペンジメタリン、ペノキススラム、プロパニル、ピロクススラム、キザロホップ、テブチウロンやトリフルラリンなどの除草剤が挙げられる。記載した組成物での使用に適した活性成分としては、例えばクロキントセット、フルラゾール、メフェンピルやTI−35などの除草剤毒性緩和剤も挙げられる。記載した組成物での使用に適した活性成分としては、例えばクロルピリホス、クロルピリホスメチル、ガンマ−シハロトリン、シペルメトリン、デルタメトリン、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、スルホキサフロル、スピノサド、スピネトラムやテブフェノジドなどの殺虫剤も挙げられる。記載した組成物での使用に適した活性成分としては、例えばフェンブコナゾール、マンコゼブ、ミクロブタニル、プロピコナゾール、キノキシフェン、チフルザミドやゾキサミドなどの殺菌剤もあげられる。
本明細書に記載した水性除草剤噴霧混合物がオーキシン型除草剤の水溶性塩および/またはグリホサートの水溶性塩および/またはグルホシネートの水溶性塩を含有する場合、これらの塩に含まれる適当な陽イオンとして、アンモニウム、イソプロピルアンモニウム、ヂメチルアンモニウム、トリエチルアンモニウム、モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウム、ジメチルエタノールアンモニウム、ジエチレングルコールアンモニウム、トリイソプロパノールアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、コリンおよびカリウムが挙げられる。例えば、有用な2,4−D塩としては、2,4−Dコリン塩および2,4−Dジメチルアンモニウム塩が挙げられ、有用なグリホサート塩としては、グリホサートジメチルアンモニウム塩、グリホサートイソプロピルアンモニウム塩およびグリホサートカリウム塩が挙げられ、有用なグルホシネートとしては、グルホシネートアンモニウムが挙げられる。
水性除草剤噴霧混合物の一例では、オーキシン型除草剤は、2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グリホサートは、グリホサートジメチルアンモニウム塩、グリホサートイソプロピルアンモニウム塩およびグリホサートカリウム塩である。別の水性除草剤噴霧混合物の一例では、オーキシン型除草剤は、2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グリホサートは、グリホサートジメチルアンモニウム塩、グリホサートイソプロピルアンモニウム塩またはグリホサートカリウム塩であり、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、アルキルベンゼンスルホン酸のアルキルアミン塩、例えば分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸である。水性除草剤噴霧混合物の更なる例では、オーキシン型除草剤は2,4−Dコリン塩であり、グリホサートは、グリホサートジメチルアンモニウム塩であり、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤はアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤のイソプロピルアミン塩である。
水性除草剤噴霧混合物の一例では、オーキシン型除草剤は2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グルホシネートはグルホシネートアンモニウム塩である。別の水性除草剤噴霧混合物の一例では、オーキシン型除草剤は2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グルホシネートはグルホシネートアンモニウム塩であり、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、アルキルベンゼンスルホン酸のアルキルアミン塩、例えば分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸である。水性除草剤噴霧混合物の更なる一例では、オーキシン型除草剤は2,4−Dコリン塩であり、グルホシネートはグルホシネートアンモニウム塩であり、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤のイソプロピルアミン塩である。
最適な噴霧液滴径は、除草剤組成物を使用する用途に依存する。液滴が大きすぎる場合には、噴霧による被覆はより小さくなる。すなわち、大きな液滴はある範囲に着地するが、中間の範囲は噴霧被覆を殆ど受けないか全く受けない。最大許容液滴径は、単位範囲当たりに施用する組成物の量と噴霧被覆の均一性の要求とに依存する。より小さい液滴ほどより均一な被覆を提供するが、噴霧中にはよりドリフトする傾向がある。したがって、噴霧被覆の均一性などの施用パラメーターは、より小さな液滴がドリフトする傾向に釣り合うものでなければならない。例えば、噴霧中に特に風がある場合には、ドリフトを低減させるためにより大きな液滴が必要とされることがあり、より穏やかな日には、より小さな液滴が許容されることがある。
特定の水性除草剤組成物の物性に加えて、噴霧液滴径はまた噴霧装置に、例えばノズルサイズおよび構成に依存する場合がある。噴霧ドリフトの低減は、細粒噴霧液滴(最小径<150μm)の生成の低減および噴霧液滴の体積中央径(VMD)の増加を含めた種々の要因により生じる。いずれにせよ、所与の噴霧装置、用途および条件で、ならびに使用される1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤に基づいて、本明細書に記載した組成物および方法を使用して作り出された複数の噴霧液滴の中央径は、本明細書に記載したような1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含まない噴霧組成物の中央径を超えて増大する。
上記の方法に加えて水性濃縮組成物も記載する。本明細書で使用したように、水性濃縮組成物は、上記の高濃度の水性除草剤噴霧構成成分、すなわち、1以上の水溶性オーキシン型除草剤塩および1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有する溶液である。水性濃縮組成物は、例えば本明細書に記載した方法を用いて使用するための水性除草剤噴霧混合物を提供するように、希釈するためのものである。水性濃縮組成物は、0.1から95重量パーセントの少なくとも1つの除草剤の1以上の水溶性塩および0.01から20重量パーセントの1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含む。水性濃縮組成物は、さらにグリホサートを含むことができる。グリホサートをさらに含む本明細書に記載したような水性濃縮組成物では、水性濃縮組成物は、約10から約45重量パーセントの水溶性グリホサート塩、約10から約45重量パーセントの1つもしくは複数の水溶性オーキシン型除草剤塩および0.1から18重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から16重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から14重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から12重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から10重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から9重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から8重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から7重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から6重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から5重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から4.5重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から4重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から3.5重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から3重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から2.5重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から2重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、0.1から1.5重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤または0.1から1重量パーセントの1つもしく複数のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有することができる。水性濃縮組成物は、当業者に直ちに認識されるように適した容器中で貯蔵することができ、例えば溶液、乳濁液または懸濁液とすることができる。
水性濃縮組成物の一例では、オーキシン型除草剤は2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グリホサートはグリホサートジメチルアンモニウム塩またはグリホサートイソプロピルアンモニウム塩である。水性濃縮化合物の別の一例では、オーキシン型除草剤は2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グリホサートはグリホサートジメチルアンモニウム塩またはグリホサートイソプロピルアンモニウム塩であり、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤はアルキルベンゼンスルホン酸のイソプロピルアミン塩、例えば分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸である。水性濃縮組成物の更なる一例では、オーキシン型除草剤は2,4−Dコリン塩であり、グリホサートはグリホサートジメチルアンモニウム塩であり、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤はアルキルベンゼンスルホン酸のイソプロピルアミン塩、例えば分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸である。
2,4−Dおよびグリホサートを含有する水溶液、すなわち、濃縮物と噴霧液とのどちらも含む水溶液は、ある種の条件および濃度では非混和性の傾向があり、製品の性能の問題と製品を使用する上での困難、すなわち、製品の圃場施用に伴う困難とにつながる。濃縮組成物の非混和性は、ごく少量の、例えば総組成物に対して約3重量%ae(酸当量)未満の2,4−Dを使用することにより最小になる。2,4−Dおよびグリホサートのある種の有機アンモニウム塩の高強度水性組成物であって、2,4−D塩とグリホサート塩との重量比(ae換算)が約2.3:1から約1:2.3であり、最大で1リットル当たりの酸当量350グラム(g ae/L)またはそれ以上の総活性成分を含み得る組成物は、参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2010/0273654号に記載されている。これらの組成物は、一般に、54℃から約−10℃の範囲の温度で均一であり流動性があるが、必ずしもそうではない。
場合により、本明細書に記載した組成物は、さらに界面活性剤を含有してもよい。例えば、グリホサートを含む記載したような組成物は、効果を増強する界面活性剤を場合により含むことができる。界面活性剤は、性質が陰イオン性、陽イオン性または非イオン性であってよい。典型的な界面活性剤の例としては、トリデシルアルコール−C16エトキシレートなどのアルコール−酸化アルキレン付加産物、ソルビトールオレエートなどのソルビトールエステル、塩化ラウリルトリメチルアンモニウムなどの第四級アミン、エトキシル化されたタロウアミンなどのエトキシル化アミン、ココアミドプロピルベタインなどのベタイン界面活性化剤、ココアミドプロピルジメチルアミンなどの脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン界面活性剤、アルキルポリグリコシド界面活性剤、ポリエチレングリコールステアレートなどの脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、酸化エチレンと酸化プロピレンとのブロック共重合体、モノおよびジアルキルリン酸エステルの塩ならびにその混合物が挙げられる。付加的な界面活性剤または界面活性剤の混合物は、通常は配合物の約0.5から約20重量パーセントの濃度で存在する。
さらに、場合により1以上の付加的な混和性成分を含有する組成物を本明細書に記載する。これらの付加的な成分は、例えば1つもしくは複数の殺有害生物剤または他の成分を含んでもよく、それらの成分は組成物中に溶解するか分散してもよく、ダニ駆除剤、殺細菌剤、殺菌剤、殺虫剤、除草剤、除草剤毒性緩和剤、昆虫誘引剤、昆虫忌避剤、植物活性化剤、植物成長調整剤および共力剤から選択してもよい。また、これらの組成物は、例えば染料、安定化剤、香料、粘度降下添加剤、混和剤や凝固点降下剤などの機能上の有用性を付与する他の付加的な成分を含んでもよい。
除草剤噴霧を施用する間の噴霧ドリフトを低減させるために、除草剤タンク混合添加物として使用することができる水性濃縮組成物も記載する。これらの水性濃縮組成物は、0.01から90重量パーセントの上記のような1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含むことができる。そのような水性濃縮組成物は、タンク混合施用の間の噴霧ドリフトを低減させるために、上記のような除草剤とタンク混合で合わせることができる。
以下の実施例は、本明細書に記載した組成物および方法の様々な態様を説明するために存在しており、特許請求の範囲への限定として解釈されるべきではない。
組み込み済みのアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を加えた2,4−Dコリン水性濃縮物:
383グラム酸当量/キログラム(g ae/kg)の2,4−Dコリン、50g/kgのプロピレングリコール、2.1g/kgのエチレンジアミン四酢酸コリン塩(EDTA−コリン;1028.25gのEDTA酸と689.7gの脱イオン(DI)水とを2310.0gの水酸化コリン溶液(45wt%)に加えて、全ての固形物が溶解するまで撹拌することにより調製)および以下から選択される40g/kgのアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有する水性除草剤濃縮物:
1.Ninate(登録商標)411、分岐鎖ドデシルベンゼンスルホン酸のイソプロピルアミン塩(88%)
2.Bio−soft(登録商標)N−411、直鎖アルキルベンゼンスルホネートのイソプロピルアミン塩(90%)
[Ninate(登録商標)411およびBio−soft(登録商標)N−411は、Stepan Company(Northfield、IL)から入手可能である。]
4オンス(oz)バイアルに、まず86.00gの44.5wt%ae2,4−Dコリン塩水系溶液[低速剪断捏和下で4171.0gの2,4−D薄片(試験研究級、97.1wt%)を4789.4gの水酸化コリン溶液(45%水溶液)へ溶解し、pH7.0および密度1.21グラム/ミリリットル(g/mL)とすることにより調製]を装入した。バイアルへ5.00gのプロピレングリコールおよび0.84gのEDTA−コリン溶液(水中で25wt%)を加えて、次いで均一な溶液が得られるまでフラスコを手で振盪することにより液体を混和した。次に、4.00gのアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤をバイアルへ加えた。内容物は均一になるまでバイアルをもう一度手で振盪した。最後に、DI水を加えて、アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有する100g(総試料重量)の除草剤濃縮物を与えた。上記に列挙したアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤の1つを各々が含有する2つの濃縮試料とアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有しない1つの濃縮試料(対照試料)とをこのように調製した。
2,4−Dコリン除草剤噴霧溶液および噴霧液滴分析:
アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有する2つの水性2,4−Dコリン濃縮物ならびに2,4−DコリンおよびEDTA−コリンのみを含有する1つの水性濃縮物(対照試料)を、2wt%硫酸アンモニウム(AMS)を含有するRoundup PowerMax(登録商標)除草剤とそれぞれタンク混合した。5.61mLの3つの各2,4−Dコリン濃縮物と4.99mLのRoundup PowerMax(登録商標)除草剤(540g ae/Lのグリホサートカリウム;Monsanto、St.Louis、MOから入手可能)を289.40mLの2%硫酸アンモニウム水系溶液と合わせ、次いで各々の噴霧試料が均一になるまで軽く手で振盪することにより、噴霧溶液を調製した。Teejet(登録商標)8002フラットファンノズル(Teejet Technologies;Wheaton、IL)を使用して、40ポンド/平方インチ(psi;276キロパスカル)で3つの試料を噴霧し、噴霧液滴径の分布を、R7レンズ(Sympatec GmbH;Clausthal−Zellerfeld、ドイツ)を付けたSympatec Helos/KF高分解能レーザー回折式粒子径測定計を用いて測定した。ノズルのチップは、Sympatec粒子径測定計のレーザービーム進路の上部12インチ(30.5センチメートル)に据え付けた。ドリフトし得る細粒の百分率は、150μm体積中央径(VMD)未満の噴霧液滴の体積百分率として、表1に示すように表記した。
組み込み済みのアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤および付加的な界面活性剤を加えた2,4−Dコリン水性濃縮物
383g ae/kgの2,4−Dコリン、50g/kgのプロピレングリコール、2.1g/kgのエチレンジアミン四酢酸コリン塩(EDTA−コリン)、40g/kgのNinate(登録商標)411および10g/kgの以下の界面活性剤を含有する水性除草剤濃縮物を後記のように調製した:
1.Rhodamox(登録商標)LO、N,N−ジメチルドデカン−1−アミンオキシド
2.Duomeen(登録商標)T、タロウアルキルジアミン
3.Duoquad(登録商標)T−50E、二塩化N,N,N’,N’,N’−ペンタメチル−N−タロウ−1,3−プロパン−ジアンモニウム
4.Ethomeen(登録商標)O/12、第三級アミンエトキシル化オレイルアミン
5.Armeen(登録商標)M2C、ジココメチルアミン
[Rhodamox(登録商標)LOは、Rhodia−Novecare(Cranbury、NJ)から入手可能であり、Duomeen(登録商標)製品、Duoquad(登録商標)製品、Ethomeen(登録商標)製品およびArmeen(登録商標)製品は、AkzoNovel(Chicago、IL)から入手可能である。]
4−ozバイアルに、まず86.00gの44.5wt%ae換算2,4−Dコリン塩水系溶液を装入した。バイアルへ5.00gのプロピレングリコールおよび0.84gのEDTA−コリン水溶液(25wt%)を加えて、次いで均一な溶液が得られるまでバイアルを手で振盪することにより液体を混和した。次いでバイアルへ4.00gのNinate(登録商標)411、1.00gの上記の一覧に由る界面活性剤および十分量の脱イオン水を加えて、混和後に100gの均一な除草剤濃縮物を作製した。Ninate(登録商標)411および上記に示した界面活性剤の1つを含有する5つの水性濃縮物ならびに2,4−DコリンおよびEDTA−コリンのみを含有する1つの水性濃縮物(対照試料)をこのように調製した。
2,4−Dコリン除草剤噴霧溶液および噴霧液滴分析
Ninate(登録商標)411と上記の一覧に由る界面活性剤とを含有する5つの水性2,4−Dコリン濃縮物ならびに2,4−DコリンおよびEDTA−コリンのみを含有する1つの水性濃縮物(対照試料)を、脱イオン水または2wt%AMSに希釈したRoundup PowerMax(登録商標)除草剤の水溶液とそれぞれタンク混合した。5.61mLの6つの各2,4−Dコリン濃縮物と4.99mLのRoundup PowerMax(登録商標)除草剤(540g ae/Lのグリホサートカリウム;Monsanto、St.Louis、MOから入手可能)を、289.40mLの脱イオン水(噴霧溶液A)または2%AMS水系溶液(噴霧溶液B)と合わせることにより、噴霧溶液を調製した。12個の各試料を均一になるまで手で軽く振盪し、次いで実施例1に記載したものと同じ手順と器材とを使用して噴霧した。ドリフトし得る細粒の百分率は、150μm体積中央径(VMD)未満の噴霧液滴の体積百分率として、表2に示すように表記した。
組み込み済みのアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を加えたグリホサート水性濃縮物
406g ae/kgのグリホサートカリウム、2.5g/kgのエチレンジアミン四酢酸コリン塩(EDTA−コリン)および40g/kgのアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有する水性除草剤濃縮物を調製した。4−ozバイアルに、まず90.00gの商業用Roundup PowerMax(登録商標)除草剤溶液(540g ae/Lのグリホサートカリウム;Monsanto;St.Louis、MOを含有する)を装入した。バイアルへ1.00gのEDTA−コリン水溶液(25wt%)および4.00gのNinate(登録商標)411(イソプロピルアミン塩)またはNinate(登録商標)60L(カルシウム塩)を加えて、次いで均一な溶液が得られるまでバイアルを手で振盪することにより液体を混和した。脱イオン水をバイアルへ加えて、混和後に100gの均一な除草剤濃縮物を作製した。Ninate(登録商標)411を含有する1つの水性Roundup PowerMax(登録商標)除草剤濃縮物、Ninate(登録商標)60Lを含有する1つの水性Roundup PowerMax(登録商標)除草剤濃縮物およびアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有しない1つの水性Roundup PowerMax(登録商標)除草剤濃縮物(対照試料)をこのように調製した。
グリホサート除草剤噴霧溶液および噴霧液滴分析:
Ninate(登録商標)411またはNinate(登録商標)60Lを含有する水性Roundup PowerMax(登録商標)除草剤濃縮物ならびにRoundup PowerMax(登録商標)除草剤およびEDTA−コリンのみを含む水性濃縮物(対照試料)を、脱イオン水または2wt%AMS水系溶液にそれぞれ希釈した。10mLの3つの各グリホサート濃縮物を、490mLの脱イオン水(噴霧溶液A)または2%AMS水系溶液(噴霧溶液B)で希釈することにより、噴霧溶液を調製した。6つの各試料を均一になるまで手で軽く振盪し、次いで実施例1に記載したものと同じ手順と器材とを使用して噴霧した。ドリフトし得る細粒の百分率は、150μm体積中央径(VMD)未満の噴霧液滴の体積百分率として、表3に示すように表記した。
組み込み済みのアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤およびDuomeen(登録商標)T界面活性剤を加えた2,4−D DMA水性濃縮物:
500g ae/kgの2,4−Dジメチルアミン(DMA:dimethylamine)、2.5g/kgのエチレンジアミン四酢酸コリン塩(EDTA−コリン)、40g/kgのNinate(登録商標)411および10g/kgのDuomeen(登録商標)T(タロウアルキルジアミン)界面活性剤を含有する水性除草剤濃縮物を調製した。4−ozバイアルに、まず90.00gの55.5wt%ae換算2,4−D DMA塩水系溶液を装入した。バイアルへ1.0gのEDTA−コリン水溶液(25wt%)を加えて、次いで均一な溶液が得られるまでバイアルを手で振盪することにより液体を混和した。バイアルへ4.00gのNinate(登録商標)411、1.00gのDuomeen(登録商標)Tおよび十分量の脱イオン水を加えて、混和後に100gの均一な除草剤濃縮物を作製した。2,4−D DMA、EDTA−コリン、Ninate(登録商標)411およびDuomeen(登録商標)Tを含有する1つの水性濃縮物ならびに2,4−D DMAおよびEDTA−コリンのみを含有する1つの水性濃縮物(対照試料)をこのように調製した。
2,4−Dジメチルアミン除草剤噴霧溶液および噴霧液滴分析:
Ninate(登録商標)411およびDuomeen(登録商標)Tを含有する水性2,4−D DMA濃縮物ならびに2,4−D DMAおよびEDTA−コリンのみを含む水性濃縮物(対照試料)を、脱イオン水または2wt%AMS水系溶液に希釈したRoundup PowerMax(登録商標)除草剤の水溶液とそれぞれタンク混合した。5.61mLの2,4−D DMA濃縮物と4.99mLのRoundup PowerMax(登録商標)除草剤(540g ae/Lのグリホサートカリウム;Monsanto、St.Louis、MOから入手可能)とを、289.40mLの脱イオン水(噴霧溶液A)または2%AMS水系溶液(噴霧溶液B)と合わせることにより、噴霧溶液を調製した。2つの各試料を均一になるまで手で軽く振盪し、次いで実施例1に記載したものと同じ手順と器材とを使用して噴霧した。ドリフトし得る細粒の百分率は、150μm体積中央径(VMD)未満の噴霧液滴の体積百分率として、表4に示すように表記した。
組み込み済みのアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を加えたグルホシネートアンモニウム水性濃縮物:
274g ae/kgのグルホシネートアンモニウム、2.5g/kgのエチレンジアミン四酢酸コリン塩(EDTA−コリン)および40g/kgのNinate(登録商標)411(アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤)を含有する水性除草剤濃縮物を調製した。4−ozバイアルに、まず90.00gの30wt%グルホシネートアンモニウム除草剤溶液(90gのグルホシネートアンモニウム塩を210gの水に溶解することにより調製)を装入した。バイアルへ1.00gのEDTA−コリン水溶液(25wt%)および4.00gのNinate(登録商標)411(IPA塩)を加えて、次いで均一な溶液が得られるまでバイアルを手で振盪することにより液体を混和した。脱イオン水をバイアルへ加えて、混和後に100gの均一な除草剤濃縮物を作製した。Ninate(登録商標)411を含有する1つの水性グルホシネートアンモニウム濃縮物およびNinate(登録商標)411を含まない1つの水性グルホシネートアンモニウム濃縮物(対照試料)をこのように調製した。
グルホシネートアンモニウム除草剤噴霧溶液および噴霧液滴分析:
アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有する水性グルホシネートアンモニウム濃縮物ならびにグルホシネートアンモニウムおよびEDTA−コリンのみを含有する水性濃縮物(対照試料)を、脱イオン水または2wt%硫酸アンモニウム(AMS)水系溶液にそれぞれ希釈した。10mLの各グルホシネート濃縮物を490mLの脱イオン水(噴霧溶液A)または2%AMS水系溶液(噴霧溶液B)で希釈することにより、グルホシネートアンモニウムを含有する噴霧溶液を調製した。各噴霧試料を均一になるまで手で軽く振盪し、次いで実施例1に記載したものと同じ手順と器材とを使用して噴霧した。ドリフトし得る細粒の百分率は、150μm体積中央径(VMD)未満の噴霧液滴の体積百分率として、表5に示すように表記した。
組み込み済みのアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を加えたトリクロピルコリン水性濃縮物:
350g ae/kgのトリクロピルコリン、2.5g/kgのエチレンジアミン四酢酸コリン塩(EDTA−コリン)および40g/kgのNinate(登録商標)411を含有する水性除草剤濃縮物を調製した。4−ozバイアルに、まず90.00gの39.0wt%(ae換算)トリクロピルコリン塩水系溶液を装入した。バイアルへ1.0gのEDTA−コリン水溶液(25wt%)を加えて、次いで均一な溶液が得られるまでバイアルを手で振盪することにより液体を混和した。次いでバイアルへ4.00gのNinate(登録商標)411および十分量の脱イオン水を加えて、混和後に100gの均一な除草剤濃縮物を作製した。トリクロピルコリン、EDTA−コリンおよびNinate(登録商標)411を含有する1つの水性濃縮物ならびにトリクロピルコリンおよびEDTA−コリンのみを含む1つの水性濃縮物(対照試料)をこのように調製した。
トリクロピルコリン除草剤噴霧溶液および噴霧液滴分析:
Ninate(登録商標)411を含有する水性トリクロピルコリン濃縮物ならびにトリクロピルコリンおよびEDTA−コリンのみを含む水性濃縮物(対照試料)を、脱イオン水または2wt%AMS水系溶液に希釈したRoundup PowerMax(登録商標)除草剤の水溶液とそれぞれタンク混合した。6.0mLの各トリクロピルコリン濃縮物と4.99mLのRoundup PowerMax(登録商標)除草剤(540g ae/Lのグリホサートカリウム;Monsanto、St.Louis、MOから入手可能)を、289.01mLの脱イオン水(噴霧溶液A)または2%AMS水系溶液(噴霧溶液B)と合わせることにより、噴霧溶液を調製した。均一になるまで各噴霧試料を手で軽く振盪し、次いで実施例1に記載したものと同じ手順と器材とを使用して噴霧した。ドリフトし得る細粒の百分率は、150μm体積中央径(VMD)未満の噴霧液滴の体積百分率として、表6に示すように表記した。
本発明は、本発明のわずかな態様の説明とすることを目した本明細書に開示の実施形態による範囲に限定されるものではなく、機能的に等価であるどの実施形態も本発明の範囲内にある。本明細書に説示または記載した組成物および方法に加えてそれらの様々な改変は、当業者にとって明らかとなるものであり、添付の特許請求の範囲に包含されるものとする。さらに、本明細書に開示した組成物の構成成分と方法の工程とのある種の代表的な組合せのみを、上記の実施形態で特に議論しているのであって、組成物の構成成分と方法の工程との他の組合せは当業者にとって明らかとなるものであり、やはり添付の特許請求の範囲に包含されるものとする。したがって、ある構成成分と方法の工程との組合せが本明細書に明示的に言及されているならば、明示的に述べなくとも、構成成分と方法の工程との他の組合せはそれに含まれる。本明細書で使用する場合の含む(comprising)という語およびその変形は、含む(including)という語およびその変形と同義に使用し、オープンで非制限的な語である。

Claims (29)

  1. 水性除草剤噴霧混合物に0.1から10重量パーセントの1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を添合することを含む、水性除草剤噴霧混合物を施用する間の噴霧ドリフトを低減させる方法。
  2. 1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤がアルキルベンゼンスルホン酸のアルキルアミン、カルシウム、マグネシウム、カリウムまたはナトリウムの塩である、請求項1に記載の方法。
  3. アルキルアミン塩がイソプロピルアミン塩である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 除草剤がオーキシン型除草剤である、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 除草剤が2,4−Dの水溶性塩、トリクロピルの水溶性塩またはその混合物である、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 除草剤が2,4−Dの水溶性塩である、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 除草剤が2,4−Dコリン塩である、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 除草剤が2,4−Dジメチルアンモニウム塩である、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 除草剤噴霧混合物がオーキシン型除草剤およびグリホサートまたはグルホシネートを含む、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 噴霧ドリフトを低減させるために選択される界面活性剤をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 除草剤が2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グリホサートがグリホサートジメチルアンモニウム塩、グリホサートイソプロピルアンモニウム塩またはグリホサートカリウム塩である、請求項9または10に記載の方法。
  12. 除草剤が2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グルホシネートがグルホシネートアンモニウム塩である、請求項9から11のいずれかに記載の方法。
  13. 除草剤が2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グリホサートがグリホサートジメチルアンモニウム塩、グリホサートイソプロピルアンモニウム塩またはグリホサートカリウム塩であり、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤がアルキルベンゼンスルホン酸のイソプロピルアミン、カルシウム、マグネシウム、カリウムまたはナトリウムの塩である、請求項9から12のいずれかに記載の方法。
  14. 除草剤が2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グルホシネートがグルホシネートアンモニウム塩であり、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤がアルキルベンゼンスルホン酸のイソプロピルアミン、カルシウム、マグネシウム、カリウムまたはナトリウムの塩である、請求項9から13のいずれかに記載の方法。
  15. 除草剤が2,4−Dコリン塩であり、グリホサートがグリホサートジメチルアンモニウム塩であり、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤がアルキルベンゼンスルホン酸のイソプロピルアミン、カルシウム、マグネシウム、カリウムまたはナトリウムの塩である、請求項9から13のいずれかに記載の方法。
  16. 0.1から95重量パーセントの少なくとも1つの除草剤の水溶性塩および0.1から20重量パーセントの1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含む、水性濃縮組成物。
  17. 1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤がアルキルベンゼンスルホン酸のアルキルアミン塩である、請求項16に記載の水性濃縮組成物。
  18. アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤がイソプロピルアミン塩である、請求項16または17に記載の水性濃縮組成物。
  19. 除草剤がオーキシン型除草剤である、請求項16から18のいずれかに記載の水性濃縮組成物。
  20. 除草剤が2,4−Dの水溶性塩、トリクロピルの水溶性塩またはその混合物である、請求項16から19のいずれかに記載の水性濃縮組成物。
  21. 除草剤が2,4−Dの水溶性塩である、請求項16から20のいずれかに記載の水性濃縮組成物。
  22. 除草剤が2,4−Dコリン塩である、請求項16から21のいずれかに記載の水性濃縮組成物。
  23. 除草剤が2,4−Dジメチルアンモニウム塩である、請求項16から22のいずれかに記載の水性濃縮組成物。
  24. グリホサートと噴霧ドリフトを低減させるために選択される界面活性剤とをさらに含む、請求項16から23のいずれかに記載の水性濃縮組成物。
  25. 除草剤が2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グリホサートがグリホサートジメチルアンモニウム塩またはグリホサートイソプロピルアンモニウム塩である、請求項24に記載の水性濃縮組成物。
  26. 除草剤が2,4−Dコリン塩または2,4−Dジメチルアンモニウム塩であり、グリホサートがグリホサートジメチルアンモニウム塩またはグリホサートイソプロピルアンモニウム塩であり、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤がアルキルベンゼンスルホン酸のイソプロピルアミン塩である、請求項24または25に記載の水性濃縮組成物。
  27. 除草剤が2,4−Dコリン塩であり、グリホサートがグリホサートジメチルアンモニウム塩であり、1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤がアルキルベンゼンスルホン酸のイソプロピルアミン塩である、請求項24から26のいずれかに記載の水性濃縮組成物。
  28. 除草剤が2,4−Dの水溶性塩であり、2,4−D塩とグリホサート塩との酸当量(AE)の重量比が2.3:1から1:2.3である、請求項24から27のいずれかに記載の水性濃縮組成物。
  29. 0.01から90重量パーセントの1以上のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含み、除草剤噴霧に適用する間の噴霧ドリフトを低減させるために除草剤タンク混合添加物として使用される水性濃縮組成物。
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