JP2015528670A - 無線通信端末、通信方法、プログラム、情報処理装置および配信サーバ - Google Patents

無線通信端末、通信方法、プログラム、情報処理装置および配信サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2015528670A
JP2015528670A JP2015529226A JP2015529226A JP2015528670A JP 2015528670 A JP2015528670 A JP 2015528670A JP 2015529226 A JP2015529226 A JP 2015529226A JP 2015529226 A JP2015529226 A JP 2015529226A JP 2015528670 A JP2015528670 A JP 2015528670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication terminal
list
wireless communication
wireless
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015529226A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6274211B2 (ja
Inventor
才田 好則
好則 才田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2015529226A priority Critical patent/JP6274211B2/ja
Publication of JP2015528670A publication Critical patent/JP2015528670A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6274211B2 publication Critical patent/JP6274211B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/34Reselection control
    • H04W36/36Reselection control by user or terminal equipment
    • H04W36/365Reselection control by user or terminal equipment by manual user interaction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72448User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72448User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions
    • H04M1/72457User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions according to geographic location
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】利用者が通信に使用するネットワークを選ぶことを可能にするとともに、利用者にネットワークの切り替えを促すことを可能にする。【解決手段】無線通信端末は、各々が、複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する複数の通信インターフェースと、前記複数の無線アクセス方式を表す情報を、優先順に応じたリストにより表示する第一の手段と、前記リストから選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信する第二の手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、日本国特許出願:特願2012−194845号(2012年9月5日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、無線通信端末、通信方法、プログラム、情報処理装置および配信サーバに関し、通信に使用する無線アクセス方式を選択する無線通信端末、通信方法、プログラム、情報処理装置および配信サーバに関する。
近年、携帯電話等の端末によるデータ通信量の増大が、通信オペレータにとって問題となっている。データ通信量の増大への対策として、通信オペレータは、例えば、セルラネットワークを利用するデータ通信を、WiFi(Wireless Fidelity)等のWLAN(Wireless Local Area Network)にオフロードすることを試みている。
特許文献1は、セルラネットワークとWLANとの切り替えに関する技術を開示する。
特許文献1の通信装置は、WLANの利用可否を判定する。通信装置は、WLANが利用可能な場合はWLANに接続し、WLANが利用不可の場合はセルラネットワークに接続する。
特許文献2は、複数の通信方式から、通信に使用する通信方式を選択する技術を開示する。特許文献2において、通信端末は、複数の通信方式の優先リストに基づいて通信方式を切り替える。
特表2006−516376号公報 特開2012−023506号公報
上記特許文献の全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。以下の分析は、本発明者によってなされたものである。特許文献1が開示する技術の問題は、セルラネットワークとWLANとの切り替えに、端末の利用者が介入するための技術が開示されていないことである。
WLANが利用可能な場合に強制的にWLANに切り替えることにより、データ通信をWLANにオフロードすることが可能となる。よって、特許文献1が開示する技術は、通信オペレータにとっては利用価値が高いかもしれない。しかし、端末の利用者は、必ずしもWLANによるデータ通信を望むとは限らない。端末の利用者は、通信に使用するネットワークを自ら選択したいと考えるかもしれない。
特許文献2が開示する技術は、通信端末が優先リストに基づいて強制的に通信方式を切り替える技術であるため、通信方式の選択に端末の利用者が介入することが困難である。
従って、特許文献2が開示する技術でも、上記の問題の解決は難しい。
そこで、ネットワークの選択において、利用者が通信に使用するネットワークを選ぶことを可能にするとともに、利用者にネットワークの切り替えを促すことを可能にすることが要望される。本発明の目的は、かかる要望に寄与する無線通信端末、通信方法、プログラム、情報処理装置および配信サーバを提供することにある。
本発明の第1の視点に係る無線通信端末は、各々が、複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する複数の通信インターフェースと、前記複数の無線アクセス方式を表す情報を、優先順に応じたリストにより表示する第一の手段と、前記リストから選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信する第二の手段とを備える。
本発明の第2の視点に係る通信方法は、複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する通信インターフェースを複数有する無線通信端末による通信方法であって、前記複数の無線アクセス方式を表す情報を、優先順に応じたリストにより表示し、前記リストから選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信する。
本発明の第3の視点に係るプログラムは、複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する通信インターフェースを複数有する無線通信端末に、前記複数の無線アクセス方式を表す情報を、優先順に応じたリストにより表示する処理と、前記リストから選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信する処理とを実行させる。
本発明の第4の視点に係る情報処理装置は、複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する通信インターフェースを複数有する無線通信端末と通信可能な第一の手段と、前記複数の無線アクセス方式の優先順を決定し、前記優先順に応じたリストを前記無線通信端末に送信する第二の手段とを備える。
本発明の第5の視点に係る配信サーバは、複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する通信インターフェースを複数有する無線通信端末に、前記複数の無線アクセス方式を表す情報を、優先順に応じたリストにより表示する処理と、前記リストから選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信する処理とを実行させるプログラムを、前記無線通信端末に配信する手段を有する。なお、上記プログラムは、非一時的なコンピュータ可読記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)に記録されたプログラム製品として提供することができる。
本発明に係る無線通信端末、通信方法、プログラム、情報処理装置および配信サーバによると、利用者が通信に使用するネットワークを選ぶことを可能にするとともに、利用者にネットワークの切り替えを促すことを可能にするという効果がもたらされる。
第1の実施形態のシステム構成の例を示す図である。 第1の実施形態の無線通信端末の構成例を示す図である。 第1の実施形態において、無線通信端末が表示する無線アクセス方式のリスト100の例を示す図である。 第1の実施形態の動作例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態の動作例を示す図である。 第2の実施形態の動作例を示す図である。 第2の実施形態の動作例を示す図である。 第2の実施形態の動作例を示す図である。 第2の実施形態の動作例を示す図である。 第2の実施形態の動作例を示す図である。 第2の実施形態の動作例を示す図である。 第3の実施形態のユーザインターフェースの例を示す図である。 第3の実施形態のユーザインターフェースの例を示す図である。 第3の実施形態のユーザインターフェースの例を示す図である。 第3の実施形態のユーザインターフェースの例を示す図である。 第3の実施形態のユーザインターフェースの例を示す図である。 第3の実施形態のユーザインターフェースの例を示す図である。 第3の実施形態のユーザインターフェースの例を示す図である。 第3の実施形態のユーザインターフェースの例を示す図である。 第4の実施形態の構成例を示す図である。 第5の実施形態のシステム構成の例を示す図である。 第5の実施形態の制御サーバの構成例を示す図である。 第5の実施形態のデータベースの構成例を示す図である。 第5の実施形態のデータベースの構成例を示す図である。 第5の実施形態の制御サーバの構成例を示す図である。 第6の実施形態に関連する技術の例を示す図である。 第6の実施形態に関連する技術の例を示す図である。 第6の実施形態のシステム構成の例を示す図である。 第6の実施形態の無線通信端末の構成例を示す図である。 第6の実施形態の制御サーバの構成例を示す図である。 第6の実施形態の動作例を示す図である。 第6の実施形態の動作例を示す図である。 第6の実施形態の仮想スイッチの構成例を示す図である。 第6の実施形態の動作例を示すシーケンスチャートである。 第7の実施形態のシステム構成の例を示す図である。 第7の実施形態の構成例を示す図である。 第7の実施形態の動作例を示す図である。 第8の実施形態の構成例を示す図である。 第9の実施形態の構成例を示す図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態において、無線通信端末1は、複数のRAT(Radio Access Technology)を表す情報を、優先順に応じたリスト100により表示する機能を有する。無線通信端末1は、優先順に応じたリスト100により、利用者にRATの切り替えを促すことが可能となる。利用者は、優先順を参照し、自らの嗜好でRATを選択することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態のシステム構成の例を示す。
無線通信端末1は、RAT4を介して、ネットワーク3と通信する。RAT4は、例えば、UTRAN(UMTS(User Mobile Telecommunications System) Terrestrial Radio Access Network)4−1、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)4−2や、WLAN(Wireless Local Area Network)4−3、4−4を備えて構成される。なお、図1に示したRAT4は例示であり、無線通信端末1は、他のRAT(例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等)とも通信可能である。
無線通信端末1は、例えば、携帯電話、パーソナルコンピュータ、モバイルルータ等の通信機能を有する装置である。なお、モバイルルータは、例えば、セルラ回線と無線LANのネットワークを中継する端末である。携帯電話は、例えば、モバイルルータと無線LANにより接続し、モバイルルータを経由してセルラ回線と接続する。
図2は、無線通信端末1の構成の例を示す。
無線通信端末1は、複数の通信インターフェース10、制御部11、通信部12を有する。それぞれの通信インターフェース10は、複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する。例えば、通信インターフェース10(A)は、E−UTRAN4−2に対応し、通信インターフェース10(B)は、IEEE802.11a、802.11b、802.11g、802.11n等のWLANに対応する。
通信インターフェース10は、例えば、アンテナである。それぞれの通信インターフェース10は、複数のRATの少なくとも1つに対応する。例えば、通信インターフェース10は、特定のRAT(例えば、UTRAN4−1)に対応し、無線通信端末1は、その通信インターフェース10を介して特定のRAT(例えば、UTRAN4−1)により通信する。また、例えば、通信インターフェース10は、複数のRAT(例えば、WLAN4−2、4−3)に対応し、無線通信端末1は、その通信インターフェース10を介して対応する複数のRATのいずれかにより通信する。また、1つのデバイス(例えばアンテナ)が、複数の通信インターフェース10を有する構成であってもよい。
通信インターフェース10は、いずれかのRATと通信する場合、そのRATに対応する基地局40を介して通信する。
制御部11は、複数の無線アクセス方式を表す情報を、優先順に応じたリスト100で表示する機能を有する。制御部11は、例えば、無線通信端末1のディスプレイにリスト100を表示する。制御部11は、表示されたリスト100から利用者により選択された無線アクセス方式を、通信部12に通知する。
図3は、制御部11が表示するリスト100の例を示す。
図3の例では、E−UTRANに対応するLTE(Long Term Evolution)と、WiFiと、UTRANに対応する3Gとが、無線アクセス方式としてリスト100により表示されている。WiFiは、例えば、SSID(Service Set Identifier)と共に表示される。図3の例では、例えば、優先順が最も高い無線アクセス方式が、リスト100のトップに表示される。図3の例では、“LTE”が最も優先順が高く、“WiFi:SSID(B)”が最も優先順が低い。但し、図3は例示であり、制御部11が表示するリスト100は、図3に限定されない。
制御部11は、例えば、任意のタイミングでリスト100を表示する。制御部11は、任意のタイミングで、自動的にリスト100を表示することが可能である。
制御部11は、例えば、無線通信端末1に関するステータスが変化したことに応じて、リスト100を表示してもよい。無線アクセス方式の優先順は、例えば、無線通信端末1に関するステータスに応じて決定される。よって、制御部11は、無線通信端末1に関するステータスの変化に応じて、優先順に応じたリスト100を表示することが可能である。
無線通信端末1に関するステータスは、例えば、無線通信端末1の位置や通信品質等、無線通信端末1の移動に関連するステータスである。制御部11は、例えば、無線通信端末1の移動に伴ってステータスが変化したこと応じて、リスト100を表示する。
無線通信端末1に関するステータスは、例えば、無線通信端末1に課金される通信料金、無線通信端末1の累積通信量、通信に利用されるアプリケーションの種別等、無線通信端末1の通信動作に関連するステータスである。制御部11は、例えば、無線通信端末1の通信動作に伴ってステータスが変化したことに応じて、リスト100を表示する。
制御部11は、例えば、利用者により所定の操作がされたことに応じて、リスト100を表示してもよい。
通信部12は、表示されたリスト100から選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信する機能を有する。通信部12は、選択された無線アクセス方式が利用不可の場合、選択された無線アクセス方式の次に優先順が高い無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信してもよい。
図4のシーケンス図は、第1の実施形態の動作例を示す。
無線通信端末1は、例えば、任意のタイミングで、無線アクセス方式を表す情報を優先順に応じたリスト100により表示する(S101)。
無線通信端末1の利用者は、リスト100から、無線アクセス方式を選択する(S102)。無線通信端末1は、リスト100から選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信する(S103)。
無線通信端末1は、上記の動作を繰り返す(S104−S106)。例えば、無線通信端末1は、無線通信端末1に関するステータスの変化により無線アクセス方式の優先順が変化したことに応じて、リスト100を表示し、利用者に無線アクセス方式の切り替えを促す。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、無線アクセス方式の優先順を決定するためのポリシーの例が説明される。ポリシーは、無線通信端末1に関連するステータスに対応する。つまり、無線通信端末1は、無線通信端末1に関連するステータスに基づいて決定された優先順に応じたリスト100を表示する。無線通信端末1に関連するステータスは、例えば、無線通信端末の移動に応じて変化するステータス、無線通信端末1の通信動作に応じて変化するステータス、無線通信端末1の通信環境に応じて変化するステータス、等である。
第2の実施形態で例示される様々なポリシーに基づいて無線アクセス方式の優先順を決定可能なので、本発明は、利用者に対して、様々な観点に基づく選択肢を提示できる。なお、優先順の決定方法は、第2の実施形態で示される例に限定されない。
以下、図面を参照して、制御部11が無線アクセス方式の優先順を決定する例が説明される。但し、無線通信端末1以外の装置が優先順を決定し、無線通信端末1に通知してもよい。また、利用者が無線通信端末1に優先順を設定してもよい。
図5は、無線通信端末1の位置に基づいて、優先順が決定される場合に用いられるポリシー200の例を示す。なお、無線通信端末1の位置は、例えば、GPS(Global Positioning System)の座標や、無線通信端末1が滞在する通信エリア等である。例えば、制御部11は、無線通信端末1のGPS機能を用いて、無線通信端末1の位置を取得する。例えば、制御部11は、ポリシー200を参照し、取得した位置情報に基づいて優先順を決定する。
無線通信端末1の位置に応じて、利用可能な無線アクセス方式は変わりうる。無線アクセス方式の優先順は、例えば、無線通信端末1の移動に伴って利用可能な無線アクセス方式が変化したことに応じて決定される。
例えば、図5の例において、位置(C)に無線通信端末1が滞在している場合、無線通信端末1が無料で利用できるWiFiアクセスポイントが存在するので、WLANの優先順が、セルラネットワーク(例えば、UTRAN)よりも高く設定される。例えば、図5の例において、位置(A)に無線通信端末1が滞在している場合、WLANの通信品質よりもセルラネットワーク(例えば、UTRAN)の通信品質が良いので、セルラネットワークの優先順がWLANよりも高く設定される。位置(B)に無線通信端末1が滞在している場合、例えば、複数のセルラネットワーク(例えば、E−UTRANとUTRAN)が利用可能である。E−UTRANの通信速度がUTRANよりも高速なので、E−UTRANの優先順がUTRANよりも高く設定される。
図6および図7は、通信品質に基づいて優先順が決定される際に用いられるポリシー200の例を示す。通信品質は、例えば、通信回線での信号レベルを表す単位である“dBm”(デシベルミリ)により表される。例えば、制御部11は、それぞれの通信インターフェース10を用いて、各通信インターフェース10に対応する無線アクセス方式の信号レベルを測定し、測定された信号レベルに基づいて優先順を決定する。
図6および図7の例では、無線アクセス方式の優先順は、通信品質が良好な無線アクセス方式ほど高く設定される。図6の例では、UTRANの通信品質が最も良好なので、UTRANの優先順が最も高く設定される。通信品質は、無線通信端末1の移動等に応じて変化することが想定される。図7は、無線通信端末1の移動に伴って通信品質が変化した例を示す。無線通信端末1の移動によりWLANの通信品質が最も高くなったことにより、WLANの優先順が最も高く設定される。
図8は、通信料金に応じて無線アクセス方式の優先順が決定される場合に用いられるポリシー200の例を示す。
無線通信端末1の利用者がセルラネットワークによるデータ通信を行うために従量型の課金システムを利用している場合、利用者が通信オペレータに支払う通信料金は累積通信量に依存する。累積通信量は、例えば、所定の期間内に累積した通信量である。累積通信量は、日ごと、週ごと、月ごと等の累積通信量でもよいし、時間単位(たとえば1時間毎)の累積通信量でもよい。
例えば、制御部11は、累積通信量をモニタし、モニタした通信量に基づいて通信料金を計算する。また、優先順の決定主体(例えば制御部11)は、通信オペレータから通信料金を取得してもよい。
図8のグラフは、時間に応じて通信料金が増加する例を示す。例えば、通信料金が所定のしきい値以下である間は、セルラネットワーク(例えばUTRAN)の優先順が他の無線アクセス方式よりも高く設定される。
累積通信量の増加により通信料金が所定のしきい値を上回った場合、例えば、通信料金が無料もしくは安価の無線アクセス方式(例えばWLAN)の優先順がセルラネットワークよりも高く設定される。通信料金が安価な無線アクセス方式は、例えば、通信料金が通信量に依存しない定額課金の無線アクセス方式である。
無線アクセス方式の優先順は累積通信量に基づいて決定されてもよい。図9は、累積通信量に基づいて無線アクセス方式の優先順が決定される際に用いられるポリシー200の例を示す。例えば、制御部11は、無線通信端末1の累積通信量をモニタする。
図9のグラフは、時間に応じて累積通信量が増加する例を示す。例えば、累積通信量が所定のしきい値以下である間は、セルラネットワーク(例えばUTRAN)の優先順が他の無線アクセス方式よりも高く設定される。
累積通信量が所定のしきい値を上回った場合、例えば、通信料金が無料もしくは安価の無線アクセス方式(例えばWLAN)の優先順がセルラネットワークよりも高く設定される。通信料金が安価な無線アクセス方式は、例えば、通信料金が通信量に依存しない定額課金の無線アクセス方式である。
図10は、通信帯域に基づいて優先順が決定される際に用いられるポリシー200の例を示す。通信帯域は、例えば、データ転送速度を表す単位である“bps”(Bit Per Second)により表される。例えば、制御部11は、それぞれの通信インターフェース10を用いて、各通信インターフェース10に対応する無線アクセス方式のデータ転送速度を測定し、測定されたデータ転送速度に基づいて優先順を決定する。制御部11は、例えば、テストパケットの送受信に要するラウンドトリップタイムにより、データ転送速度を測定する。
図10の例では、無線アクセス方式の優先順は、データ転送速度が速い無線アクセス方式ほど高く設定される。
図11は、アプリケーションの種別に応じて無線アクセス方式の優先順が決定される際に用いられるポリシー200の例を示す。例えば、制御部11は、通信を実行するアプリケーションの種別を識別し、ポリシー200に基づいて無線アクセス方式の優先順を決定する。制御部11は、例えば、パケットに含まれるポート番号を参照し、通信に関連するアプリケーションの種別を判別する。
動画閲覧に関するアプリケーション(図11の“Movie”)は、通信量が多くなることが想定される。よって、例えば、セルラネットワークの通信帯域が圧迫されることを回避するために、動画閲覧に関するアプリケーションに利用する無線アクセス方式は、WLANの優先順がセルラネットワークよりも高く設定される。動画閲覧により通信料金が高額になることを回避するために、通信料金が無料もしくは安価である無線アクセス方式の優先順が高く設定されてもよい。通信料金が安価な無線アクセス方式は、例えば、通信料金が通信量に依存しない定額課金の無線アクセス方式である。
Web閲覧に関するアプリケーション(図11の“Web”)も同様に、セルラネットワークの通信帯域が圧迫されることを回避するために、Web閲覧に関するアプリケーションに利用する無線アクセス方式は、WLANの優先順がセルラネットワークよりも高く設定されてもよい。
TextメッセージやSNS(Social Networking Service)等、利用者が可用性を重視することが想定されるアプリケーションもある。このようなアプリケーションに利用する無線アクセス方式は、例えば、通信料金等よりも通信の安定性を考慮して優先順が設定される。例えば、カバーエリアが広いセルラネットワークに対応する無線アクセス方式(例えば、UTRAN)の優先順が、他の無線アクセス方式よりも高く設定される。
図11の例では、アプリケーション毎に、無線アクセス方式の優先順が規定されているが、優先順は、例えば、図5−図10に例示されたポリシーのいずれかに基づいて決定される。例えば、動画閲覧に関するアプリケーション(“Movie”)について、図8に例示された通信料金に関するポリシーに基づいてRATの優先順が決定される。
以上、図面を参照して、無線アクセス方式の優先順を決定する方法が示されたが、これらの方法は例示である。無線アクセス方式の優先順を決定する方法は、上述の例に限定されない。また、各図面を参照して説明された優先順の決定方法を適宜組み合わせることも可能である。
制御部11は、例えば、無線通信端末1が接続を確立している無線アクセス方式が、上述の方法で決定された優先順において所定の順位以上である場合(例えば最上位である場合)、リスト100の表示を中止してもよい。制御部11は、リスト100を表示することで、利用者にとって使い勝手のよい無線アクセス方式への切り替えを促すことができる。しかし、リスト100が非常に高い頻度で表示されると、利用者が煩わしいと感じることも想定される。制御部11がリスト100を表示する必要性が低い場合にリスト100の表示を中止することで、無線通信端末1は、利用者に快適な利用環境を提供できる。
無線通信端末1の利用者は、制御部11に、優先順を決定するポリシー200を設定することも可能である。例えば、利用者は、制御部11に、無線通信端末1の位置に応じて優先順を決定するポリシー200を利用することを設定することができる。また、利用者は、制御部11に、複数種類のポリシー200(例えば、位置に応じて優先順を決定するポリシーと通信料金に応じて優先順を決定するポリシー)を利用することを設定することができる。制御部11は、例えば、設定されたポリシー200に基づいて、無線アクセス方式の優先順を決定する。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、無線アクセス方式のリスト100の様々な表示例が説明される。
第3の実施形態で示される表示例により、利用者にネットワークの切り替えを促すことを可能となる。
第3の実施形態は、上述の実施形態のいずれにも適用することができる。
無線通信端末1の制御部11は、第2の実施形態で例示された方法で決定された優先順に基づいて、リスト100を表示する。以下、図面により、リスト100の表示例が説明される。第3の実施形態では、制御部11が無線アクセス方式の優先順を決定する例が説明される。但し、無線通信端末1以外の装置が優先順を決定し、無線通信端末1に通知してもよい。また、利用者が無線通信端末1に優先順を設定してもよい。
図12は、無線通信端末1のディスプレイに表示されるUI(User Interface)の例である。図12は、無線アクセス方式のリスト100が未表示の状態の例である。無線通信端末1のディスプレイには、アプリケーション101と通信状況アイコン102が表示される。ディスプレイの表示は例示であり、無線通信端末1に表示される内容は図12に示される例に限られない。
アプリケーション101は、例えば、複数のアイコン(図12の“App1”等)により表示される。例えば、利用者がアイコンをタップすることにより、タップされたアイコンに対応するアプリケーションが起動される。
図13は、利用者による操作に依存せず、制御部11がリスト100を自動的にポップアップさせる例を示す。
例えば、無線通信端末1に関するステータスの変化に伴って、無線アクセス方式の優先順が変化する。無線通信端末1に関するステータスは、例えば、無線通信端末1の移動や無線通信端末1による通信動作に応じて変化する。無線アクセス方式の優先順は、例えば、無線通信端末1に関するステータスの変化に応じて、第2の実施形態で説明された例に基づいて決定される。制御部11は、例えば、無線通信端末1に関するステータス変化により無線アクセス方式の優先順が変更された場合に、ディスプレイにリスト100を自動的に表示する。
優先順の変化に応じてリスト100を自動的に表示することにより、無線通信端末1は、利用者に対してより良い無線アクセス方式を選択することを促すことができる。
制御部11は、無線通信端末1の利用者が設定した表示条件に基づいて、リスト100をディスプレイに表示してもよい。図14は、利用者が表示条件を入力する設定画面201の例を示す。
利用者は、例えば、無線通信端末1の位置に基づいてリスト100を表示することを設定できる。例えば、図14の“位置に基づくリスト表示”に対応するスイッチ202が“ON”に設定されると、無線通信端末1が所定の位置に移動した際にリスト100が表示される。例えば、利用者は、無線通信端末1に、所定の位置に対応する位置情報を登録することができる。スイッチ202が“ON”の場合、制御部11は、例えば、無線通信端末1が登録された位置情報に対応する位置に移動した際に、リスト100を表示する。
利用者は、例えば、無線アクセス方式の通信帯域に基づいてリスト100を表示することを設定できる。例えば、図14の“通信帯域に基づくリスト表示”に対応するスイッチ202が“ON”に設定されると、所定の無線アクセス方式の通信帯域が所定の基準値を下回った場合(若しくは、上回った場合)に、リスト100が表示される。例えば、利用者は、所定の基準値を無線アクセス方式毎に設定できる。図14の例では、“LTE”の基準値として“15Mbps”が設定されている。例えば、制御部11は、“LTE”の通信帯域が基準値である“15Mbps”を下回った場合に、“LTE”以外の無線アクセス方式を含むリスト100を表示する。なお、制御部11は、通信帯域が基準値を上回った場合に、リスト100を表示してもよい。利用者は、複数の無線アクセス方式について基準値を設定してもよい。図14は、通信帯域に基づいてリスト100を表示するための設定を例として示すが、利用者は、通信品質(dBm)に基づいてリスト100を表示するための設定をしてもよい。
利用者は、例えば、通信料金に基づいてリスト100を表示することを設定できる。例えば、図14の“通信料金に基づくリスト表示”に対応するスイッチ202が“ON”に設定されると、通信料金が所定の基準値を上回った場合に、リスト100が表示される。
例えば、利用者は、通信料金に関する所定の基準値を設定できる。図14の例では、通信料金の基準値として“$40.00”が設定されている。基準値は、無線アクセス方式毎に設定されてもよい。例えば、制御部11は、通信料金が“$40.00”を超過した場合に、通信料金に基づいて優先順が決定されたリスト100を表示し、利用者に通信料金の安価な無線アクセス方式への切り替えを促す。図14は、通信料金に基づいてリスト100を表示するための設定を例として示すが、利用者は、累積通信量に基づいてリスト100を表示するための設定をしてもよい。
利用者は、所定のアプリケーションによる通信動作に応じてリスト100を表示することを設定できる。例えば、図14の“Appに基づくリスト表示”に対応するスイッチ202が“ON”に設定されると、例えば所定のアプリケーションを起動した際に、リスト100が表示される。例えば、利用者は、アプリケーション毎にリスト100を表示するか否かを設定できる。図14の例では、動画閲覧に関するアプリケーション(図中の“Movie”)に関する設定が“ON”であり、テキストメッセージに関するアプリケーション(図中の“Text Message”)に関する設定が“OFF”となっている。
図14の例では、例えば、動画閲覧に関するアプリケーションを起動した場合に、制御部11は、リスト100を表示する。制御部11は、例えば、第2の実施形態に示されたポリシー200のいずれかに基づいて、無線アクセス方式の優先順を決定し、リスト100として表示する。
なお、制御部11は、例えば、無線通信端末1が接続を確立している無線アクセス方式が、決定された優先順において所定の順位以上である場合(例えば最上位である場合)、リスト100を表示しなくてもよい。
制御部11以外の装置が優先順を決定する場合、例えば、制御部11は、図14に例示された設定を当該装置に通知し、当該装置に優先順を決定させる。
図15は、制御部11が、通信状況アイコン102がタップされたことに応じてリスト100を表示する例を示す。制御部11は、通信状況アイコン102が長押し(Tap and Hold)されたことに応じてリスト100を表示してもよい。通信状況アイコン102は、例えば、現在利用している無線アクセス方式と通信品質に関する情報を表す。
制御部11は、例えば、利用者が通信状況アイコン102をタップしたことに応じて、第2の実施形態で例示された方法で決定されたリスト100を表示する。例えば、利用者は、制御部11に、第2の実施形態で例示されたポリシーのうち、利用するポリシー200を予め設定する。制御部11は、通信状況アイコン102がタップされたことに応じて、設定されたポリシー200により決定された優先順でリスト100を表示する。
制御部11は、通信状況アイコン102に、優先順に基づいて、それぞれの無線アクセス方式に対応する複数のアイコンを常に表示してもよい。例えば、制御部11は、使用中の無線アクセス方式と、優先順に応じた他の複数の無線アクセス方式を表示してもよい。
制御部11は、例えば、無線通信端末1のステータスが変化したことに応じて、表示する無線アクセス方式の優先順を変更する。制御部11は、例えば、通信状況アイコン102がタップ(又は長押し)されたことに応じて、優先順に応じたリスト100を表示する。
図16は、制御部11が、通信を実行するアプリケーション101のアイコンがタップされたことに応じてリスト100を表示する例を示す。制御部11は、アプリケーション101に対応するアイコンが長押し(Tap and Hold)されたことに応じてリスト100を表示してもよい。
制御部11は、例えば、利用者が通信を実行するアプリケーション101に対応するアイコンをタップしたことに応じて、第2の実施形態で例示された方法で決定されたリスト100を表示する。例えば、利用者は、制御部11に、第2の実施形態で例示されたポリシーのうち、利用するポリシー200を予め設定する。制御部11は、通信を実行するアプリケーション101に対応するアイコンがタップされたことに応じて、設定されたポリシー200により決定された優先順でリスト100を表示する。
図17は、制御部11が、Webブラウザ103に表示されたリンク104がタップされたことに応じてリスト100を表示する例を示す。制御部11は、リンク104が長押し(Tap and Hold)されたことに応じてリスト100を表示してもよい。
制御部11は、例えば、リンク104をタップしたことに応じて、第2の実施形態で例示された方法で決定されたリスト100を表示する。例えば、利用者は、制御部11に、第2の実施形態で例示されたポリシーのうち、利用するポリシー200を予め設定する。
制御部11は、リンク104がタップされたことに応じて、設定されたポリシー200により決定された優先順でリスト100を表示する。
図18と図19は、リスト100の構成例を示す。図18と図19において、リスト100は、優先順の基準となる情報を含む。なお、図18と図19は例であり、優先順の基準となる情報は図18と図19の例に限られない。
無線アクセス方式を表す情報だけでなく、優先順の基準となる情報も表示されることで、利用者は、より多くの情報を参照して無線アクセス方式を選択できる。
図18は、優先順の基準となる情報として、通信品質(図中の“Quality”)を表示する例を示す。無線アクセス方式の優先順が通信品質に基づいて決定された場合、制御部11は、無線アクセス方式を表す情報と、通信品質に関する情報を表示する。
図19は、優先順の基準となる情報として、通信料金に関する情報を表示する例を示す。無線アクセス方式の優先順が通信料金に基づいて決定された場合、制御部11は、無線アクセス方式を表す情報と、通信料金に関する情報を表示する。例えば、制御部11は、通信料金が安価な無線アクセス方式ほど順位が高くなるように優先順が決定された場合、各無線アクセス方式の課金方法に関する情報を表示する。図19は、“WiFi:SSID(A)”は無料、“LTE”は定額課金、“WiFi:SSID(B)”は一日の利用料金が5ドル、“3G”は従量課金(現在の通信料金は55ドル)、である例を示す。図19の例では、優先順は、“WiFi:SSID(A)”が最も高く、“3G”が最も低い。
図13−19では、リスト100がポップアップされる例が示されたが、リスト100の表示方法はポップアップに限らない。リスト100の表示方法は、どのような方法であってもよい。例えば、リスト100が、ディスプレイの下部からスクロールアップされる方法でもよいし、ディスプレイの上部からスクロールダウンされる方法でもよい。また、ディスプレイの左右のいずれかからリスト100がスライドして表示される方法でもよい。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、無線通信端末1が、無線アクセス方式の優先順を決定するための構成例を示す。
第4の実施形態は、上述のいずれの実施形態にも適用することができる。
図20は、無線通信端末1の構成例を示す。
制御部11は、優先度決定部110、表示部111、RAT決定部112、ポリシDB113を含む。
通信部12は、スイッチのような機能を有し、制御部11からの指示に応じて通信インターフェース10を切り替える機能を有する。通信部12は、複数のスイッチポート120を有する。各アプリケーション13と各通信インターフェース10は、いずれかのスイッチポート120に対応する。通信部12は、RAT決定部112からの指示に基づいて、アプリケーション13と通信インターフェース10の対応関係を管理する。
優先度決定部110は、例えば、第2の実施形態で例示された方法で、無線アクセス方式の優先順を決定する。ポリシDB113は、第2の実施形態で例示されたポリシー200の少なくとも1つを格納する。優先度決定部110は、ポリシDB113を参照し、無線アクセス方式の優先順を決定する。
表示部111は、優先度決定部110が決定した優先順で、無線アクセス方式のリスト100を表示する。
RAT決定部112は、表示されたリスト100から無線アクセス方式が選択されたことを検出する。RAT決定部112は、選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェース10を使用して通信することを、通信部12に指示する。
RAT決定部112は、選択された無線アクセス方式が利用可能か否かを判定してもよい。RAT決定部112は、例えば、選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェース10を用いて電波状況を測定することを通信部12に指示する。RAT決定部112は、通信部12による測定の結果に応じて、選択された無線アクセス方式の利用可否を判定する。RAT決定部112は、例えば、選択された無線アクセス方式が利用不可の場合、次に優先順が高い無線アクセス方式により通信することを、通信部12に指示する。また、例えば、RAT決定部112は、表示部111を用いて、選択された無線アクセス方式が利用不可であること、および、利用不可の無線アクセス方式を除いたリスト100を表示し、利用者に再選択を促してもよい。
[第5の実施形態]
第5の実施形態は、無線アクセス方式のリスト100の作成や、優先順の決定を制御サーバ5が実行する例を示す。
第5の実施形態は、上述のいずれの実施形態にも適用することができる。
リスト100の作成や優先順の決定を制御サーバ5が実行することにより、無線通信端末1および無線通信端末1の利用者による管理負荷が軽減される。また、例えば通信オペレータが制御サーバ5を管理するようにしてもよい。
第5の実施形態は、上述の実施形態に適用することができる。
図21は、第5の実施形態のシステム構成の例を示す。
制御サーバ5は、無線通信端末1に対して、無線アクセス方式のリスト100や、優先順を通知する。
制御サーバ5は、無線通信端末1と物理的に分離された装置である。なお、制御サーバ5が設置される位置は、図21に限定されず、RAT毎のアクセス網に設置されてもよい。また、制御サーバ5は、ネットワーク3と通信可能なデータセンタ(Data Center)に設置されていてもよい。
図22は、制御サーバ5の構成の例を示す。
図22の例において、制御サーバ5は、無線通信端末1が表示するリスト100に掲載する候補の無線アクセス方式を、無線通信端末1に通知する。
制御サーバ5は、ネットワーク管理DB(Data Base)50、通信部51、RAT選択部52を含む。
通信部51は、無線通信端末1と通信する機能を有する。無線通信端末1は、通信部51と通信し、制御サーバ5に対して、制御サーバ5が無線アクセス方式の候補を選択するために使用する情報を通知する。無線通信端末1は、例えば、無線通信端末1の位置と、無線通信端末1の利用者情報(例えば利用者ID)を通知する。無線通信端末1は、例えば、通信料金や累積通信量、無線アクセス方式の通信品質の測定結果等を、制御サーバ5に通知してもよい。
RAT選択部52は、通信部51を介して無線通信端末1から通知された情報を参照し、RAT無線通信端末1に通知する無線アクセス方式の候補を選択する。
RAT選択部52は、例えば、ネットワーク管理DB50を参照し、無線アクセス方式の候補を選択する。
ネットワーク管理DB50は、例えば、位置(例えばGPS座標や通信エリア)毎に、利用可能な無線アクセス方式を管理するデータベースである。図23は、ネットワーク管理DB50が記憶するデータ構造の例を示す。ネットワーク管理DB50は、位置毎に、利用可能な無線アクセス方式を表す情報を管理する。
また、ネットワーク管理DB50は、例えば、無線通信端末1の利用者毎に、利用者が無線通信端末1により利用可能な無線アクセス方式を管理してもよい。無線通信端末1により利用可能な無線アクセス方式は、利用者の契約や無線通信端末1の能力に依存する。
図24は、ネットワーク管理DB50が記憶するデータ構造の例を示す。なお、ネットワーク管理DB50は、図23と図24に例示したデータ構造の両方を管理してもよい。ネットワーク管理DB50は、利用者に関する情報(例えば利用者ID)毎に、その利用者が利用可能な無線アクセス方式を管理する。
RAT選択部52は、例えば、無線通信端末1から通知された位置情報と利用者情報とに基づいて、図23および図24に例示されたデータベースを参照して、利用可能な無線アクセス方式を検索する。RAT選択部52は、図23および図24を参照することで、無線通信端末1の利用者が、現在の位置で利用可能な無線アクセス方式を検索できる。RAT選択部52は、検索した無線アクセス方式を無線通信端末1に通知する。
図25は、制御サーバ5の他の構成例を示す。図25に例示される制御サーバ5は、無線アクセス方式の優先順に応じたリスト100を作成し、作成したリスト100を無線通信端末1に通知する。
優先度決定部53は、RAT選択部52がネットワーク管理DB50を参照して選択した無線アクセス方式の優先順を決定し、リスト100を作成する。優先度決定部53は、例えば、無線通信端末1から通知された情報(例えば、位置、利用者ID、通信料金や累積通信量、無線アクセス方式の通信品質の測定結果)を参照し、優先順を決定する。
優先度決定部53は、例えば、第2の実施形態で例示された方法で、無線アクセス方式の優先順を決定する。優先度決定部53は、例えば、ポリシDB54に格納されたポリシー200を参照して、優先順を決定する。ポリシDB54は、例えば、第2の実施形態で例示されたポリシー200の少なくとも1つを格納する。また、優先度決定部53は、例えば、図14に例示された利用者による設定を無線通信端末1から受信し、受信した設定に基づいて優先順を決定してもよい。
優先度決定部53が優先順を決定し、リスト100を作成するので、無線通信端末1は優先順の決定やリスト100の作成を実行する負荷が軽減される。
[第6の実施形態]
第6の実施形態は、本発明を、集中制御型のネットワークアーキテクチャであるオープンフロー(OpenFlow)という技術を改良して実施する例を示す。
第6の実施形態は、上記の実施形態のいずれにも適用可能である。
オープンフローは、通信をエンドツーエンドのフローとして認識し、フロー単位で経路制御等を実行できる。よって、オープンフローを本発明に利用することにより、通信料金に応じた無線アクセス方式の制御をより柔軟に実行できる。
図26及び図27を参照し、オープンフローについて説明する。
図26に、オープンフロー技術により構成された通信システムの概要を示す。なお、フローとは、例えば、所定の属性(通信の宛先や送信元等に基づいて識別される属性)を有する一連の通信パケット群である。オープンフロースイッチ600は、オープンフロー技術を採用したネットワークスイッチである。オープンフローコントローラ700は、オープンフロースイッチ600を制御する情報処理装置である。
オープンフロースイッチ600は、オープンフローコントローラ700との間に設定されたセキュアチャネル701を介して、オープンフローコントローラと通信する。オープンフローコントローラ700は、セキュアチャネル701を介して、オープンフロースイッチ600のフローテーブル601の設定を行う。なお、セキュアチャネル701は、スイッチとコントローラ間の通信の盗聴や改ざん等を防止するための処置がなされた通信経路である。
図27は、フローテーブル601の各エントリ(フローエントリ)の構成例を示す。フローエントリは、スイッチが受信したパケットのヘッダに含まれる情報(例えば、宛先IPアドレスやVLAN ID等)と照合するためのマッチングルールと、パケットフロー毎の統計情報である統計情報(Counters)と、マッチングルールにマッチするパケットの処理方法を規定するアクション(Actions)とで構成される。
オープンフロースイッチ600は、パケットを受信すると、フローテーブル601を参照する。オープンフロースイッチ600は、受信したパケットのヘッダ情報にマッチするフローエントリを検索する。受信パケットのヘッダ情報にマッチするエントリが検索された場合、オープンフロースイッチ600は、検索されたエントリのアクションフィールドに定義された処理方法に従って、受信パケットを処理する。処理方法は、例えば、“受信パケットを所定のポートから転送する”、“受信したパケットを廃棄する”、“受信パケットのヘッダの一部を書き換えて、所定のポートから転送する”といったことが規定されている。
一方、受信パケットのヘッダ情報にマッチするエントリが見つからない場合、オープンフロースイッチ600は、例えば、セキュアチャネル701を介して、オープンフローコントローラ700に対して受信パケットを転送する。オープンフロースイッチ600は、受信パケットを転送することにより、コントローラに対して、受信パケットの処理方法を規定したフローエントリの設定を要求する。
オープンフローコントローラ700は、受信パケットの処理方法を決定し、決定した処理方法を含むフローエントリをフローテーブル601に設定する。その後、オープンフロースイッチ600は、設定されたフローエントリにより、受信パケットと同一のフローに属する後続のパケットを処理する。
図28は、上記のオープンフローを改良して構成された、本発明の第6の実施形態の通信システムの例を示す。
制御サーバ7は、OpenFlowコントローラを改良して構成される。また、無線通信端末1は、OpenFlowスイッチを改良して構成された機能を有する。無線通信端末1と制御サーバ7は、OpenFlowプロトコルに基づいて通信する。
図29は、第6の実施形態における無線通信端末1の構成例を示す。
無線通信端末1は、OpenFlowスイッチを改良して構成される仮想スイッチ14を有する。仮想スイッチ14は、ソフトウェアにより構成されるが、本発明はハードウェアにより構成される場合も含む。
仮想スイッチ14は、図2や図20に例示された通信部12と同様の機能を有する。また、仮想スイッチ14は、制御サーバ7から送信された指示に応じて動作する機能を有する。
図30は、制御サーバ7の構成の例を示す。
制御サーバ7は、通信部70、処理規則決定部71、管理DB72、端末管理部73、RAT選択部74、ネットワーク管理DB75、優先度決定部76を含む。
RAT選択部74、ネットワーク管理DB75、優先度決定部76は、第5の実施形態の制御サーバ5と同様の機能を有する。RAT選択部74は、ネットワーク管理DB75を参照し、無線通信端末1が利用可能な無線アクセス方式を検索する。優先度決定部76は、RAT選択部74がネットワーク管理DB50を参照して選択した無線アクセス方式の優先順を決定し、リスト100を作成する。優先度決定部76は、例えば、第2の実施形態で例示された方法で、無線アクセス方式の優先順を決定する。優先度決定部76は、ポリシDB77に格納されたポリシー200を参照して、優先順を決定する。ポリシDB77は、例えば、第2の実施形態で例示されたポリシー200の少なくとも1つを格納する。また、優先度決定部76は、例えば、図14に例示された利用者による設定を無線通信端末1から受信し、受信した設定に基づいて優先順を決定してもよい。優先度決定部76は、作成したリスト100を、通信部70を介して無線通信端末1に通知する。
処理規則決定部71は、RAT選択部74がネットワーク管理DB75を参照して選択した無線アクセス方式に基づいて、仮想スイッチ14に設定する処理規則を生成する。
図31は、処理規則の例を示す。処理規則は、例えば、OpenFlowのフローエントリに対応する。図31のテーブルのそれぞれの行が、処理規則である。
“Match Field”は、フローを識別するための条件である。例えば、通信のポート番号によりフローを識別するための条件や、パケットに含まれる情報(宛先アドレスや送信元アドレス等)に基づいてフローを識別するための条件が、“Match Field”に設定される。図31の例では、「宛先アドレスが“X”かつ送信元アドレス“Y”」という条件が、”Match Field”に設定される。また、図31の例では、クライアント側のポート番号とサーバ側のポート番号に基づく条件が、“Match Field”に設定される。
“Action”は、“Match Field”の条件に合致するフローに属するパケットの処理方法である。図31の例では、仮想スイッチ14のスイッチポート140からパケットを転送する動作が、“Action”フィールドに設定されている。
端末管理部73は、無線通信端末1の通信インターフェース10と、それぞれのインターフェースに対応するスイッチポート140との対応関係を管理する。端末管理部73は、例えば、通信インターフェース10とスイッチポート140との対応関係を、無線通信端末1からの報告により認識する。端末管理部73は、無線通信端末1の識別子(例えばIMSI(International Mobile Subscriber Identity)等)毎に、通信インターフェース10とスイッチポート140との対応関係を管理する。
OpenFlowに準拠した通信機器(ネットワークスイッチ等)は、通信機器のポートのステータスをコントローラに通知する機能(Port Status)や、スイッチの特性をコントローラに通知する機能(Feature Request/Reply)を有する。端末管理部73は、それらの機能により通知された情報に基づいて、通信インターフェース10と、仮想スイッチ14のスイッチポート140との対応関係を管理してもよい。
処理規則決定部71は、例えば、RAT選択部74が選択した無線アクセス方式のそれぞれに対応する処理規則を生成する。例えば、RAT選択部74が無線アクセス方式として“3G”と“WiFi”を選択した場合、処理規則決定部71は、“3G”と“WiFi”それぞれに対応する処理規則を生成する。
図32は、処理規則決定部71が生成する処理規則の例を示す。図32の例では、処理規則決定部71により、2つの処理規則が生成される。処理規則決定部71は、例えば、RAT選択部74が選択した無線アクセス方式のそれぞれに対応する処理規則の“Match Field”に、それぞれ同一の条件を設定する。処理規則決定部71は、端末管理部73を参照し、RAT選択部74が選択した無線アクセス方式に対応するスイッチポート140を検索する。処理規則決定部71は、検索されたスイッチポート140にパケットを転送する指示を、処理規則の“Action”に設定する。図32の例では、処理規則決定部71は、1行目の処理規則に、“3G”の無線アクセス方式に対応するポートにパケットを転送する処理を、“Action”フィールドに設定する。また、処理規則決定部71は、2行目の処理規則に、“WiFi”の無線アクセス方式に対応するポートにパケットを転送する処理を、“Action”フィールドに設定する。
処理規則決定部71は、決定した処理規則を管理DB72に格納する。また、処理規則決定部71は、決定した処理規則を、通信部70を介して仮想スイッチ14に通知する。
図33は、仮想スイッチ14の構成の例を示す。
通信部141は、OpenFlowプロトコルに従って、制御サーバ7と通信する。
処理部143は、制御サーバ7から通知された処理規則に従って、パケットを処理する。
検索部144は、処理規則DB142から、受信したパケットに対応する処理規則を検索する。検索部144は、パケットと、処理規則DB142に記憶された処理規則の“Maching Field”とを照合し、パケットに対応する処理規則を検索する。アクション実行部145は、検索された処理規則の“Action”フィールドに規定された処理方法に従って、パケットを処理する。
検索部144は、例えば、処理規則DB142に、受信したパケットに対応する処理規則が存在しない場合、処理規則の設定を制御サーバ7に要求する。
制御部11は、制御サーバ7から通信されたリスト100をディスプレイに表示する。
制御部11は、利用者が表示されたリスト100から選択した無線アクセス方式を検出する。制御部11は、制御サーバ7から送信された複数の処理規則(例えば、図32に例示された処理規則)のうち、利用者により選択された無線アクセス方式に対応する処理規則を、処理規則DB142に設定する。例えば、リスト100に含まれる無線アクセス方式が“3G”と“WiFi”であり、利用者が“3G”を選択した場合、制御部11は、図32に例示された2つの処理規則のうち、“3G”に対応する1行目の処理規則を処理規則DB142に設定する。よって、処理部143は、利用者がリスト100から選択した無線アクセス方式に対応する処理規則に従って処理を実行することができる。
図34は、第6の実施形態の動作例を示すシーケンス図である。
無線通信端末1は、所定のRAT(例えば、UTRAN4−1)とのリンクを確立する(S201)。無線通信端末1は、例えば、動作開始時(例えば電源投入時など)に、所定のRATとのリンクを確立する。無線通信端末1は、対応する通信インターフェース10により、所定のRATとのリンクを確立する。所定のRATとは、例えば、無線通信端末1が契約している通信オペレータの通信回線である。
無線通信端末1は、リンクを確立したRATを介して、制御サーバ7との間に制御チャネルを設定する(S202)。無線通信端末1は、制御チャネルを介して、制御サーバ7と通信する。制御チャネルは、例えば、上述したオープンフロー技術のセキュアチャネル701である。
制御サーバ7は、リスト100と、リスト100に含まれる無線アクセス方式のそれぞれに対応する処理規則を、無線通信端末1に送信する(S203)。
無線通信端末1は、リスト100から利用者が選択した無線アクセス方式に対応する処理規則を、仮想スイッチ14に設定する。仮想スイッチ14は、設定された処理規則に従って、無線アクセス方式(RAT)を切り替える(S204)。
無線通信端末1は、切り替えられた無線アクセス方式(RAT)を介して通信する(S205)。
[第7の実施形態]
第7の実施形態は、ANDSF(Access Network Discovery and Selection Function)を利用する例を示す。ANDSFは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で標準化が進められている技術である。ANDSFは、無線アクセス方式(RAT)を選択するための情報を、端末に通知するための技術である。第7の実施形態は、無線アクセス方式を選択するための情報を端末に通知する機能を改良して本発明に利用する。
図35は、第7の実施形態のシステム構成の例を示す。なお、第7の実施形態は、上述のいずれの実施形態にも適用可能である。
ANDSFサーバ6は、例えば、第2の実施形態で例示された方法で、無線アクセス方式の優先順を決定する。ANDSFサーバ6は、決定した優先順に応じたリスト100を、無線通信端末1に通知する。
図36は、ANDSFサーバ6の構成の例を示す。
ANDSFサーバ6は、ネットワーク管理DB60、通信部61、RAT選択部62、優先度決定部63、ポリシDB64を含む。ネットワーク管理DB60、RAT選択部62、優先度決定部63、ポリシDB64は、上述した実施形態(例えば、第5の実施形態の図25)と同様の機能を有する。
ANDSFサーバ6は、例えば、図37に例示するマネジメントオブジェクト(Management Object(MO))により、無線通信端末1に情報を通知する。ANDSFサーバ6は、通信部61を介して、無線通信端末1にマネジメントオブジェクトを通知する。
マネジメントオブジェクトは、図37の例に示されるように、ツリー状の構造体で構成される。マネジメントオブジェクトの構造は、標準仕様書(3GPP TS24.312)に規定されている。図37は、マネジメントオブジェクトのうち、無線アクセス方式のリスト100の表示に用いられる一部のパラメータを示す。
図37において、“PrioritizedAccess”というパラメータが、破線(Dotted Line)で囲まれている。優先度決定部63は、例えば第2の実施形態に示した方法で決定した優先順に基づいて、“PrioritizedAccess”のパラメータを設定する。ANDSFサーバ6は、優先度決定部63によりパラメータが設定された“PrioritizedAccess”を含むマネジメントオブジェクトを、無線通信端末1に通知する。
無線通信端末1の制御部11は、例えば、通知されたマネジメントオブジェクトの“PrioritizedAccess”を参照し、リスト100を生成する。制御部11は、生成したリスト100をディスプレイに表示し、利用者に無線アクセス方式の切り替えを促す。
[第8の実施形態]
第8の実施形態では、無線通信端末1は、利用者がリスト100から選択した無線アクセス方式に対応する通信インターフェースが停止している場合、通信インターフェースを起動する。
無線通信端末1の消費電力は、起動している通信インターフェースが増えるほど増加する。従って、無線通信端末1のユーザは、一部の通信インターフェース(例えば、WLANに対応するインターフェース)を停止している場合もある。第8の実施形態では、利用者に選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースが自動的に起動されるので、無線通信端末1の消費電力を抑止しつつ、利用者の利便性も向上する。
第8の実施形態は、上述したいずれの実施形態にも適用できる。
図38は、第8の実施形態の無線通信端末1の構成の例を示す。
無線通信端末1は、上述した実施形態の構成例に加え、インターフェース制御部15を有する。
インターフェース制御部15は、利用者に選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェース10が停止している場合、当該通信インターフェースを起動する。インターフェース制御部15は、例えば、“オフ”又は“無効”になっている動作設定を、“オン”又は“有効”に変更することで、通信インターフェース10を起動する。動作設定が“オフ”になっている通信インターフェース10は、電波状況のモニタ等の所定の動作を停止している。動作設定が“オン”になることにより、通信インターフェース10が起動される。動作設定が“オン”になることで、通信インターフェース10は、RATとの通信が可能になる。
インターフェース制御部15は、通信料金に応じて選択された通信インターフェース10を起動する際、使用しないインターフェースの動作を停止してもよい。これにより、無線通信端末1の消費電力を更に低減できる。
[第9の実施形態]
第9の実施形態では、無線通信端末1は、制御部11及び通信部12に対応する機能を有するアプリケーションを、配信サーバ8からダウンロードする。
第9の実施形態は、上述の実施形態に適用することができる。
第9の実施形態によれば、無線通信端末1が制御部11及び通信部12に対応する機能を持たない場合でも、無線通信端末1の利用者は、アプリケーションをダウンロードすることにより、本発明を利用することができる。
図39は、第9の実施形態のシステム構成の例を示す。
無線通信端末1は、配信サーバ8から、制御部11および通信部12に対応する機能を有するアプリケーションをダウンロードする。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1 無線通信端末
10 通信インターフェース
11 制御部
100 リスト
101 アプリケーション
102 通信状況アイコン
103 ウェブブラウザ
104 リンク
110 優先度決定部
111 表示部
112 RAT決定部
12 通信部
120 スイッチポート
13 アプリケーション
14 仮想スイッチ
15 インターフェース制御部
140 スイッチポート
141 通信部
142 処理規則DB
143 処理部
144 検索部
145 アクション実行部
200 ポリシー
201 設定画面
202 スイッチ
203 入力ボックス
3 ネットワーク
4 RAT
40 基地局
5 制御サーバ
50 ネットワーク管理DB
51 通信部
52 RAT選択部
53 優先度決定部
6 ANDSFサーバ
60 ネットワーク管理DB
61 通信部
62 RAT選択部
63 優先度決定部
7 制御サーバ
70 通信部
71 処理規則決定部
72 管理DB
73 端末管理部
74 RAT選択部
75 ネットワーク管理DB
76 優先度決定部
77 ポリシDB
8 配信サーバ
600 オープンフロースイッチ
601 フローテーブル
700 オープンフローコントローラ
701 セキュアチャネル

Claims (27)

  1. 各々が、複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する複数の通信インターフェースと、
    前記複数の無線アクセス方式を表す情報を、優先順に応じたリストにより表示する第一の手段と、
    前記リストから選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信する第二の手段と、を備える、無線通信端末。
  2. 前記第一の手段は、前記無線通信端末に関するステータスの変化に応じて、前記リストを表示する、請求項1の無線通信端末。
  3. 前記第一の手段は、前記無線通信端末の移動に伴うステータス変化に応じて、前記リストを表示する、請求項1又は2の無線通信端末。
  4. 前記第一の手段は、前記無線通信端末の通信動作に伴うステータス変化に応じて、前記リストを表示する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  5. 前記第一の手段は、所定の操作に応じて前記リストを表示する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  6. 前記第一の手段は、通信の実行に関連する操作に応じて、前記リストを表示する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  7. 前記第一の手段は、通信を実行するためのアプリケーションが選択されたことに応じて、前記リストを表示する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  8. 前記第一の手段は、前記優先順の基準となる情報を含むリストを表示する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  9. 前記第一の手段は、前記無線通信端末の利用者が設定可能な表示条件に基づいて、前記リストを表示する、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  10. 前記リストから選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースが利用可能となるように、当該通信インターフェースの設定を変更する第三の手段を備える、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  11. 前記第一の手段は、接続を確立している無線アクセス方式の優先順が所定のランク以上の場合、前記リストの表示を中止する、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  12. 前記第一の手段は、前記無線通信端末によるネットワークアクセスを制御する制御装置から前記リストを受信し、受信したリストを表示する、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  13. 複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する通信インターフェースを複数有する無線通信端末による通信方法であって、
    前記複数の無線アクセス方式を表す情報を、優先順に応じたリストにより表示する工程と、
    前記リストから選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信する工程と、を含む、通信方法。
  14. 前記無線通信端末は、前記無線通信端末に関するステータスの変化に応じて前記リストを表示する、請求項13の通信方法。
  15. 前記無線通信端末は、前記無線通信端末の移動に伴うステータス変化に応じて前記リストを表示する、請求項13又は14の通信方法。
  16. 前記無線通信端末は、前記無線通信端末の通信動作に伴うステータス変化に応じて前記リストを表示する、請求項13乃至15のいずれか1項に記載の通信方法。
  17. 前記無線通信端末は、所定の操作に応じて前記リストを表示する、請求項13乃至16のいずれか1項に記載の通信方法。
  18. 前記無線通信端末は、通信の実行に関連する操作に応じて前記リストを表示する、請求項13乃至17のいずれか1項に記載の通信方法。
  19. 前記無線通信端末は、通信を実行するためのアプリケーションが選択されたことに応じて前記リストを表示する、請求項13乃至18のいずれか1項に記載の通信方法。
  20. 前記無線通信端末は、前記優先順の基準となる情報を含むリストを表示する、請求項13乃至19のいずれか1項に記載の通信方法。
  21. 前記無線通信端末は、前記無線通信端末の利用者が設定可能な表示条件に基づいて前記リストを表示する、請求項13乃至20のいずれか1項に記載の通信方法。
  22. 前記無線通信端末が、前記リストから選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースが利用可能となるように、当該通信インターフェースの設定を変更する工程を含む、請求項13乃至21のいずれか1項に記載の通信方法。
  23. 前記無線通信端末が、接続を確立している無線アクセス方式の優先順が所定のランク以上の場合、前記リストの表示を中止する工程を含む、請求項13乃至22のいずれか1項に記載の通信方法。
  24. 前記無線通信端末が、前記無線通信端末によるネットワークアクセスを制御する制御装置から前記リストを受信する工程を含み、
    前記無線通信端末は、受信したリストを表示する、請求項13乃至23のいずれか1項に記載の通信方法。
  25. 複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する通信インターフェースを複数有する無線通信端末に、
    前記複数の無線アクセス方式を表す情報を、優先順に応じたリストにより表示する処理と、
    前記リストから選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信する処理と、を実行させる、プログラム。
  26. 複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する通信インターフェースを複数有する無線通信端末と通信可能な第一の手段と、
    前記複数の無線アクセス方式の優先順を決定し、前記優先順に応じたリストを前記無線通信端末に送信する第二の手段と、を備える、情報処理装置。
  27. 複数の無線アクセス方式の少なくとも1つに対応する通信インターフェースを複数有する無線通信端末に、前記複数の無線アクセス方式を表す情報を、優先順に応じたリストにより表示する処理と、前記リストから選択された無線アクセス方式に対応する通信インターフェースを用いて通信する処理とを実行させるプログラムを、前記無線通信端末に配信する手段を備える、配信サーバ。
JP2015529226A 2012-09-05 2013-09-04 無線通信端末、通信方法、プログラム、情報処理装置および配信サーバ Active JP6274211B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015529226A JP6274211B2 (ja) 2012-09-05 2013-09-04 無線通信端末、通信方法、プログラム、情報処理装置および配信サーバ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012194845 2012-09-05
JP2012194845 2012-09-05
JP2015529226A JP6274211B2 (ja) 2012-09-05 2013-09-04 無線通信端末、通信方法、プログラム、情報処理装置および配信サーバ
PCT/JP2013/005229 WO2014038193A1 (en) 2012-09-05 2013-09-04 Wireless communication terminal, communication method, program, information processing apparatus and distribution server

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015528670A true JP2015528670A (ja) 2015-09-28
JP6274211B2 JP6274211B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=50236822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015529226A Active JP6274211B2 (ja) 2012-09-05 2013-09-04 無線通信端末、通信方法、プログラム、情報処理装置および配信サーバ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20150237560A1 (ja)
EP (1) EP2893692A4 (ja)
JP (1) JP6274211B2 (ja)
WO (1) WO2014038193A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020198541A (ja) * 2019-06-03 2020-12-10 ビッグローブ株式会社 通信システム、通信制御装置及び通信制御方法
WO2022201248A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 日本電気株式会社 通信システム、通信装置及び通信方法
WO2024070677A1 (ja) * 2022-09-30 2024-04-04 ソニーグループ株式会社 端末装置、及び通信方法

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160174145A1 (en) * 2013-07-05 2016-06-16 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Connecting to Radio Access Networks Selected based on Charging Data for Subscription of a User
US9241233B2 (en) * 2013-10-28 2016-01-19 At&T Intellectual Property I, L.P. Enhancing user experience for internet protocol multimedia core network subsystem based communication services
DE102015207438B4 (de) * 2014-04-28 2020-12-03 Apple Inc. Berechnungsinformation für die WLAN Netzwerk Auswahl in 3GPP-WLAN Datenentlastung
US9742928B2 (en) 2014-04-28 2017-08-22 Apple Inc. Charging information for WLAN network selection in 3GPP-WLAN data offloading
US20150319685A1 (en) * 2014-05-02 2015-11-05 Qualcomm Incorporated Techniques for managing wireless communications using a distributed wireless local area network driver model
US20150341846A1 (en) 2014-05-20 2015-11-26 Apple Inc. Targeted PLMN Search
US9668203B2 (en) * 2014-05-29 2017-05-30 Apple Inc. Device-type specific preferred PLMN list
EP3148163B1 (en) * 2014-06-30 2018-11-07 Huawei Technologies Co., Ltd. Function transfer method, device and system
JP6316718B2 (ja) * 2014-09-24 2018-04-25 シャープ株式会社 通信装置、通信装置の制御方法および通信装置の制御プログラム
JP6368620B2 (ja) * 2014-10-31 2018-08-01 Kddi株式会社 携帯端末及び接続方法
CN107548571A (zh) * 2014-12-01 2018-01-05 瑞典爱立信有限公司 网络标识符的有效传送
US9516665B2 (en) * 2015-02-03 2016-12-06 Qualcomm Incorporated RAT selection based on application preference
JP6558044B2 (ja) * 2015-04-20 2019-08-14 株式会社リコー システム、オープンフロースイッチ、及びプログラム
JP6550913B2 (ja) * 2015-05-13 2019-07-31 富士通株式会社 通信システム
CN106470466A (zh) * 2015-08-20 2017-03-01 中兴通讯股份有限公司 一种网络搜索方法及装置
US10064005B2 (en) * 2015-12-09 2018-08-28 Hand Held Products, Inc. Mobile device with configurable communication technology modes and geofences
US20170171803A1 (en) * 2015-12-09 2017-06-15 Hand Held Products, Inc. Mobile device with configurable communication technology modes
US9936434B2 (en) * 2016-06-27 2018-04-03 Ringcentral, Inc. Method and phone system for pre-call quality of service assessment of available networks
US10917842B2 (en) * 2016-12-12 2021-02-09 Huawei Technologies Co., Ltd. Access point connection method and terminal
JP6834681B2 (ja) * 2017-03-28 2021-02-24 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
EP4380227A2 (en) * 2017-05-02 2024-06-05 Airties SAS System and method for connection and hand-over management across networks and ssids
JP2021010045A (ja) * 2017-09-29 2021-01-28 株式会社Nttドコモ ユーザ装置及び通信方法
EP3706474B1 (en) * 2017-11-13 2022-05-04 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Method for selecting cell, terminal device, and network device

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005102268A (ja) * 2004-11-01 2005-04-14 Sharp Corp 通信装置の表示システム
JP2009194823A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Hitachi Ltd 移動体の無線通信制御装置及び無線通信制御方法
JP2012023506A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Sony Corp 電子機器及び通信切り替え方法
JP2012109742A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Sony Corp 情報提供装置及び情報提供方法、並びに通信システム
JP2012134843A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Toshiba Corp 電子機器
JP2012147122A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Ntt Docomo Inc 通信端末および通信制御方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3792405B2 (ja) * 1998-08-10 2006-07-05 富士通株式会社 ファイル操作装置およびファイル操作プログラムを記録した記録媒体
US8254986B2 (en) * 2002-05-21 2012-08-28 Incnetworks, Inc. Seamless multistage handoff algorithm to facilitate handoffs between hetergeneous wireless networks
JP4397168B2 (ja) * 2002-08-21 2010-01-13 レノボ シンガポール プライヴェート リミテッド コンピュータ装置、無線ネットワークの接続方法
JP2006270910A (ja) * 2005-02-22 2006-10-05 Mitsubishi Electric Corp ソフトウェア無線携帯電話通信システム及びソフトウェア無線携帯電話端末
GB0508057D0 (en) * 2005-04-21 2005-06-01 Nokia Corp Selection of a communication interface
US7920531B2 (en) * 2005-10-11 2011-04-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Technique for managing wireless networks
JP4748196B2 (ja) * 2008-09-17 2011-08-17 ブラザー工業株式会社 無線通信装置、識別子出力方法及びプログラム
US8121633B2 (en) * 2009-07-24 2012-02-21 Research In Motion Limited Operator configurable preferred network and radio access technology selection for roaming multi-rat capable devices
US20110075598A1 (en) * 2009-09-30 2011-03-31 Marc Jalfon Method and apparatus to shorten the time to connect to a network
WO2012095978A1 (ja) * 2011-01-13 2012-07-19 三菱電機株式会社 ネットワーク選定支援方法
US20120190361A1 (en) * 2011-01-21 2012-07-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for searching and selecting a public land mobile network in a multiple radio access technology environment
US8804680B2 (en) * 2011-02-07 2014-08-12 Spectrum Bridge, Inc. System and method for managing wireless connections and radio resources

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005102268A (ja) * 2004-11-01 2005-04-14 Sharp Corp 通信装置の表示システム
JP2009194823A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Hitachi Ltd 移動体の無線通信制御装置及び無線通信制御方法
JP2012023506A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Sony Corp 電子機器及び通信切り替え方法
JP2012109742A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Sony Corp 情報提供装置及び情報提供方法、並びに通信システム
JP2012134843A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Toshiba Corp 電子機器
JP2012147122A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Ntt Docomo Inc 通信端末および通信制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020198541A (ja) * 2019-06-03 2020-12-10 ビッグローブ株式会社 通信システム、通信制御装置及び通信制御方法
WO2022201248A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 日本電気株式会社 通信システム、通信装置及び通信方法
WO2024070677A1 (ja) * 2022-09-30 2024-04-04 ソニーグループ株式会社 端末装置、及び通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2893692A1 (en) 2015-07-15
US20150237560A1 (en) 2015-08-20
WO2014038193A1 (en) 2014-03-13
EP2893692A4 (en) 2016-06-08
JP6274211B2 (ja) 2018-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6274211B2 (ja) 無線通信端末、通信方法、プログラム、情報処理装置および配信サーバ
JP6314971B2 (ja) 移動端末、通信方法、通信システム、プログラム、情報処理装置、サービス提供方法および配信サーバ
US9942821B2 (en) Wireless communication terminal, communication system, control apparatus, communication method and program
EP2666326B1 (en) Smart connection manager
KR101584922B1 (ko) 무선 통신 디바이스, 무선 통신 시스템, 및 관련된 방법들
EP3282761B1 (en) Method for controlling transmission and apparatus
CA3045535A1 (en) Communication method, access network device, core network device, and user equipment
US11617092B2 (en) Data analytics method and apparatus
CN102812758A (zh) 用于控制接入技术选择的方法和装置
EP3010285B1 (en) Network handover method and terminal device
US10034243B2 (en) Method and device for interworking between access technology networks
US20210282127A1 (en) Smart data mode for 5g wireless devices
AU2020206808A1 (en) Communication method and communication apparatus
CN111801958B (zh) 使用来自跨网络接入点的聚合数据控制无线设备
JP2015146470A (ja) 無線通信端末、情報処理装置、通信方法、制御方法、プログラムおよび配信サーバ
EP2919509B1 (en) Method and device for hosting application by access node
US10342000B2 (en) Control information sending method and apparatus
KR101680920B1 (ko) 무선통신 단말기 및 그 망 접속방법
JP5882821B2 (ja) 発見情報の配信装置、モビリティ管理装置及びプログラム
JP5983579B2 (ja) 無線通信端末、通信システム、制御装置、通信方法およびプログラム
KR101783319B1 (ko) 동적 pcc 프로비저닝 제어 시스템, 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6274211

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150