JP2015527785A - Pdn接続の撤回可能な削除のための方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、通信ネットワーク内のMMEといったネットワークノードを動作させる方法に関する。当該方法は:少なくとも1つの予め定義される基準が満たされる場合に、デバイスについてPDN接続撤回可能削除手続を開始することと、他のネットワークノードへ、PDN接続撤回可能削除要求を送信することと、上記他の第2のネットワークノードから、PDN接続撤回可能削除応答メッセージを受信することと、上記デバイスとのPDN接続は撤回可能に削除されたことを示すデータを記憶することと、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、通信ネットワーク内のMMEといったネットワークノードを動作させる方法に関する。
本発明は、通信ネットワークのためのMMEといったネットワークノードにも関する。
本発明は、概して、3GPP通信ネットワークの分野に関する。具体的には、そうしたネットワークにおけるPDN接続に関する。
3GPPは、現在、リリース12に向けてマシンタイプデバイス通信(MTC)の拡張の検討を進めている。
マシンタイプデバイスの1つのカテゴリは、“低頻度通信(infrequent communication)”のみを要するものとして定義されており、即ち、それらは、例えば1週間又は1月に1つ又は数個のIPパケットといったように、非常に稀にしか通信しない。このタイプのデバイスの数は膨大であり、ネットワーク内の通常のタイプの端末よりも数倍多いかもしれない。従って、これらのデバイスのために通常のネットワーク手続を使用することは、不釣り合いな大量のネットワークリソースを要する恐れがあり、よって、最適化が必要とされる。これら多数のデバイスからのネットワークの過負荷のリスクを回避するためにも、最適化が必要とされる。
事業者からの要件は、非常に稀にしか通信せず長時間にわたってサイレントのままであるデバイスについて、リソース使用を低減することである。具体的には、EPSネットワーク内のデフォルトPDN接続を維持することは、コストの掛かるリソース使用であると見られることを注記することができる。しかし、当然ながら、最適化は、1つ(デフォルト)よりも多くのPDN接続を伴うデバイスについても必要である。
いくつかの事業者は、これらのタイプのデバイスとの間の通信が実際に行われる稀な機会においてのみ、PGW及びSGWにおいて、PDN接続を確立し及びリソースを割り当てることを提案した。そのようにすると、PGW及びSGWにおいてメモリリソース又は他のリソースが全く割り当てられず、デバイスが移動している際に、MMEとSGW/PGWとの間でモビリティ(MM)関連のシグナリングを要しない。ネットワークにおいてデバイスがアタッチされている(登録されている)ように保つことにより、当該デバイスは、MT(mobile terminated)通信の場合に、例えばSCS/MTCサーバから到達可能である。
ステージ1の文書TS22.368において仕様化されたいくつかの要件が存在し、“システムは、多数のMTCデバイスについて接続性を効率的に維持する機構を提供するものとする”及び“MTCデバイスは、オペレータのポリシー及びMTCアプリケーション要件に依存して、非通信時に、それ自体のデータ接続を保持してもよく又は保持しなくてもよい”とされている。
3GPP SA2においてやはり議論されている他の特徴は、いわゆるスリープモードという新たなUEステートのモードである。ユーザ機器がスリープモード中である場合、UEは、ネットワークによって直ちに到達可能ではないかもしれない。UEは、デバイスがウェイクアップしており、例えば、定期的なトラッキングエリア更新(TAU)シグナリング(すなわち、3GPPネットワークにおける定期的な“キープアライブ”シグナリング)と併せてネットワークへの何らかのシグナリングを行うときにのみ、到達可能となるであろう。UEのスリープモードステートを使用するデバイスは、恐らくはそれほど頻繁には通信を行わず、“低頻度通信”デバイスのカテゴリに属するのに相応しい候補である可能性が高く、よって本invDにおいて提案される最適化からの恩恵を受ける。
LTEネットワークにおける低頻度通信デバイスに伴う問題とは、LTE標準が、“常に接続されている(always connected)”というパラダイムを使用するように定義されていることである。即ち、アタッチされたLTEデバイスは、PDN接続を常に有する。このことは、上述のように、ネットワークにおいてリソースを消費し、シグナリングを生成する。
それ故、本発明の目的は、上述した問題を解決し、非常に稀にしか通信せず長時間にわたってサイレントのままであるデバイスについてリソース使用を低減するための方法を提供することである。具体的には、本発明は“低頻度通信”デバイスについてのシグナリング及び消費されるネットワークリソースを最小化するための、コアネットワークの最適化ソリューションを提供すること、を注記することができる。
上記目的に達するために、本発明は、通信ネットワーク内のMMEといったネットワークノードを動作させる方法に関し、当該方法は:少なくとも1つの予め定義される基準が満たされる場合に、デバイスについてPDN接続撤回可能削除(revocable deletion)手続を開始することと、他のネットワークノードへ、PDN接続撤回可能削除要求を送信することと、上記他の第2のネットワークノードから、PDN接続撤回可能削除応答メッセージを受信することと、上記デバイスとのPDN接続は撤回可能に削除されたことを示すデータを記憶することと、を含む。
上記目的に達するために、本発明は、通信ネットワークのためのMMEといったネットワークノードにも関し、当該ノードは:少なくとも1つの予め定義される基準が満たされる場合に、デバイスについてPDN接続撤回可能削除手続を開始し、他のネットワークノードへ、PDN接続撤回可能削除要求を送信し、上記他の第2のネットワークノードから、PDN接続撤回可能削除応答メッセージを受信し、上記デバイスとのPDN接続は撤回可能に削除されたことを示すデータを記憶する、ために構成される。
標準への影響を最小化し及びUE(デバイス)への影響を回避するために、EPS(Evolved Packet System)内の“IPアドレスの保全を伴うPDN接続削除”手続及び“保全されたIPアドレスを用いたPDN接続再確立”手続という新たなネットワーク手続を導入することが提案される。即ち、EPSアタッチ手続は変更されず、デバイスが初めてアタッチする際には依然としてデフォルトのPDN接続が確立されるが、アタッチが行われた後、デフォルトのPDN接続(及びデバイスの任意の他のPDN接続)は削除され(但し、後に撤回することができる)、ネットワーク内でリソースが解放され、即ち、PGW及びSGWではPDN接続が削除される一方で、MMEでは(削除されたPDN接続を回復するために使用される)UEコンテキスト及びPDN接続の一部は維持される。
本発明に係る方法は、ある利点を提供し、それは即ち以下のうちの1つ以上である:
−低頻度で通信するデバイス/端末についてネットワーク内のリソースが節約されることになる;
−中断される(即ち、撤回可能削除状態にある)デバイスについてPGWリソース及びSGWリソースを要しない;
−例えばMME間モビリティ及び/又はSGW間モビリティといった不必要なシグナリングが回避され、PGWへの通知がなされなくてよい;
−デバイスが非常に少なく稀な通信しか行わないユースケースについて、事業者がM2Mサービスプロバイダと健全なビジネス合意をなす可能性が改善される;
−マシンタイプ通信のコストが改善され及び引き下げられる;
−既存のシステムへの影響は限定的であり、UE(デバイス)への影響は無く、NASプロトコルへの影響は無い;
−ネットワークの記憶スペースを節約する;
−レガシーの実装には影響を与えることなく、マシンタイプデバイス通信のために構成されるUEについて異なる取り扱いを提供する仕組みが提案される。
ある実施形態と次の添付図面とを参照しながら、本発明は説明される:
本発明が実装され得るネットワークの概略図である。 本発明の一実施形態に係るいわゆる“保全されるIPアドレスを伴うPDN接続削除手続”の通信方式である。 本発明の一実施形態に係るいわゆる“保全されるIPアドレスを伴うPDN接続再確立手続”の通信方式を示している。 ネットワークノードの一例を概略的に示しており、このケースではMMEである。
一実施形態によれば、例えばMMEノードといったモビリティ管理ノードにおける新たな機能性が提供される。その機能性は、GERAN/UTRANについて使用されるSGSN、又は例えばWLANといった非3GPPアクセスについてのePDG若しくはTWANといった、他の同様のタイプのネットワークノードへ作り込まれてもよい。以下では、ほとんどMMEとの語が使用されるが、それは一例として使用されるに過ぎないことを注記しておく。
図1は、本発明のある実施形態が実装され得るネットワークの一例を概略的に示している。図1において、点線は、制御プレーンにおけるモジュール間の通信を示している。連続線は、ユーザプレーンにおける通信を表現している。
PDN接続の撤回可能な削除の方法がここから説明される。まず、留意すべきこととして、新たなコアネットワーク手続は、UEにより知られることなく、確立済みのPDN接続をネットワーク側で削除すること、及び、再度必要とされる場合に同じIPアドレスでそれらを削除撤回(revoke)することである。削除は、ネットワーク(MME/SGSN/ePDG/非3GPPアクセス)により様々な基準に基づいてトリガされ得る。そうした基準の例は:
・アタッチ手続後のある時間ピリオドが終了;
・ある時間ピリオドにわたってデバイスが非アクティブであった場合;
・デバイスがアイドルモードへと移行する場合;
・デバイスがスリープモードへと移る場合;
・例えば“低頻度通信”デバイスに設定された、ある加入パラメータを有するデバイスである;
・中断された手続が使用されればリソースが節約されるということを、デバイスの収集されたネットワーク内トラフィック統計が示している、当該デバイスである;
・上の2つ以上の基準の組合せ。
撤回可能削除機能は、HSS内の加入情報内のパラメータに基づいてUE(即ち、デバイス)へ適用されるべきである。それは、例えば低アクセス優先度標識(Low Access Priority Indication)又は他の新たな若しくは既存の標識といった、UE/デバイスからの何らかの標識に基づいて有効化されることもできる。MMEへ設定される情報(例えば、IMSIレンジ)又は他のいずれかのノードへ設定される情報に基づいて有効化されることもできる。
PDN接続の撤回可能削除の手続は、好適には、デバイスがアイドルモード中である場合にのみ行われるべきである。それは、デバイスにとって透過的でもあり、デバイスの機能性がいずれにしろ影響されなくてよいことを意味する。一実施形態によれば、PDN接続が削除される際、PDN接続のための割り当て済みのリソースは、PGW及びSGWにおいて解放される。しかしながら、PGWは、削除されるPDN接続について割り当て済みのIPアドレス/プレフィックスを、いわゆる保全IPアドレスプール(reserved IP address pool)へと格納することを要請され、そのIPアドレス/IPv6プレフィックスは、他のいかなるPDN接続にも割り当てられないものとする。MMEにおいてPDN接続に関連する何らかのリソースもまた解放されてよく、但し、MMEでは、撤回手続によりPDN接続をあらためて再確立することを可能とするために十分な情報が、維持されることになる。
あるデバイス/UEについてPDN接続が削除されると、当該デバイスは、DLトラフィックを受信せずULトラフィックもまた送信しないであろう。また、例えばSGWへ到来するDL IPパケットからのダウンリンクデータ通知(DDN)に起因するページングといった、PDN接続に関連するページングも受信しないであろう。トラフィックを送信する必要がある場合、PDN接続がまず削除撤回(revoke)されることになる。
IPアドレスのハンドリングに関しては、PDN接続がMMEにより削除される場合、デバイスのPDN接続のIPアドレス及び/又はIPv6プレフィックスは、解放されるか又はネットワークにより保全状態で維持されるかのいずれであってもよいことを注記することができる。解放される場合、新たなIPアドレス/IPv6プレフィックスが撤回の際にPDN接続へ割り当てられるであろう。そして、デバイスには、撤回の際に新たなIPアドレス/IPv6プレフィックスが通知されなければならない。
IPアドレス/IPv6プレフィックスが“削除の期間中に保全状態で維持される”場合、それ/それらは、PDN接続が削除撤回/再確立されるまで記憶されなければならない。この手続は、削除時にIPアドレス/IPv6プレフィックスをPGWからMMEへ受け渡すステップと、撤回(再確立)時にMMEからPGWへ戻すこととを含み得る。
PDN接続は、通常は1つのIPアドレスのみを有するが、複数を有することも妨げられない。例えば、UEゲートウェイとして動作する場合には1つよりも多くのIPアドレスを有するかもしれない。PDN接続は、IPv4アドレス及びIPv6アドレスの双方を有することもあり得る(デュアルスタック)。IPv6について、ネットワーク(即ち、PGW)は、IPv6アドレスの前半の64ビット、即ち“IPv6プレフィックス”のみを割り当てる。UEは、後半の64ビット、即ち“インタフェース識別子”(IID)を自身で割り当てる。
SCSへの通知の処理がここから説明される。デバイスがSCSと通信しているケースにおいて、SCSは、オプションとして、デバイスのPDN接続が削除され及び削除撤回される際にMMEにより通知され得る。このやり方で、SCSは、デバイスとのIP通信を開始できず、PDN接続を確立するためにはまず、デバイスへ当該デバイス用のデバイストリガを送信する必要があることを知得する。
この通知は、MME(又はSGSN)からt5b(又はt5a)インタフェースを介してMTC−IWFへ送信され得る。MMEは、デバイスのSCSアイデンティティを知っている場合、MTC−IWFへのメッセージ内にそのSCSアイデンティティを含めることができる。MTC−IWFは、DNS及び/又はHSSクエリによりSCSのアドレスを解決し、削除通知又は撤回通知をSCSへ転送する。
通知は、PDN接続が削除され又は削除撤回される際にPGWから送信されることもできる。その際、Gi/SGiインタフェース上でRADIUS/Diameterプロトコルが使用されてもよい。このインタフェースは、PDN接続の削除が撤回可能であることをSCSへ告知するために拡張されてよく、それによりSCSは、削除がデバイスには知られておらず、ネットワークで内部的にのみなされること、及び後に接続が再開された場合に同じIPアドレスが使用されることになることを知得する。
以前に削除されたPDN接続の削除撤回(revoking)は、ネットワーク(MME/SGSN/ePDG/非3GPPアクセス)により様々なトリガ基準に基づいてなされる。そうした基準の例は:
・撤回可能に削除されたPDN接続を伴うデバイスから、ベアラを確立するためのサービス要求を受信;
・撤回可能に削除されたPDN接続を伴うデバイスのためのデバイストリガをMMEにおいて受信。
PDN接続削除撤回手続は、デバイスにとって透過的である。PDN接続が削除撤回されると、PDN接続が再確立される。撤回可能削除の期間中にIPアドレスが保全状態で維持されてきたならば、PDN接続は撤回可能削除の前に使用されていたものと同じIPアドレス/IPv6プレフィックスを用いて再確立されるものとする。
そして、IPアドレス/IPv6プレフィックスは、MMEからSGW/PGWへの削除撤回メッセージ内に含まれるものとする。
ネットワークがデバイスのPDN接続を撤回可能に削除すると決定すると、即ちPDN接続の撤回可能削除に関連する上述した基準のいずれかが満たされると、MME(又はSGSN/ePDG/非3GPPアクセス)は、IPアドレスの保全を伴うPDN接続削除手続を開始するものとする。上で言及した基準のうちの1つが満たされると、ネットワークは、PDN接続を削除撤回することを決定し、MME(又はSGSN/ePDG/非3GPPアクセス)は、保全されたIPアドレスを用いたPDN接続再確立を開始するものとする。MMEの代わりに、SGSN、ePDG、又は非3GPPアクセスのためのTWANといった他のネットワークノードが、説明される方法を実行してもよい。ePDG/TWANのケースでは、図1のネットワーク内にSGWは存在しない。
いわゆるIPアドレスの保全を伴うPDN接続削除手続は、例えばセッション削除要求/応答(Delete Session Request/Response)メッセージを用いるUE若しくはMME要求型のPDN切断、又はUEがCSFB若しくはSRVCCを非DTMサポートRANに対して実行する際の通知/確認応答中断(Suspend Notification/Acknowledge)メッセージを用いるMME開始型の中断手続といった既存の手続を、何らかの修正と共に使用してよい。この中断手続は、現在のところユーザプレーンの中断のためにのみ使用されるように3GPPにおいて仕様化されている。しかしながら、一実施形態によれば、手続はSGW及びPGWにおいてPDN接続を削除するように拡張される。代替的に、この手続は、新たなシグナリングメッセージを用いる全く新たな手続として定義されることができる。
一実施形態によれば、MMEとPGWとの間で新たな標識を含む情報が交換され、当該標識は、撤回可能に削除されたPDN接続に割り当てられていたIPアドレス/IPv6プレフィックスがPGWにおいて保全状態で維持されるべきでありPGWのフリーなIPアドレス/IPv6プレフィックスのプールには移されるべきではないこと、及びPGWは撤回可能削除応答メッセージ内にUEのIPアドレス/IPv6プレフィックスを含めるべきであることを、PGWへ指示する。保全されるIPアドレス/IPv6プレフィックスは、好適には、MMEにおいて記憶されるものとする。
既存のメッセージが再利用されることになる場合、“撤回可能削除標識”という新たな標識を、例えばセッション削除要求メッセージ又は中断通知といった撤回可能削除要求メッセージ内に、及び例えばセッション削除応答メッセージ若しくは中断確認応答メッセージといった撤回可能削除応答メッセージ内に含めることができ、PDN接続のIPアドレス/IPv6プレフィックスを搬送する新たなパラメータが(PDN接続が削除撤回されるまでの記憶のために)MMEへ返却され得る。
MMEとSGWとの間及びSGWとPGWとの間のメッセージの双方が同じ手法で修正される。
代替的に、新たなGTPv2−C/PMIPv6メッセージのペアを、このIP保全を伴うPDN接続削除手続のために使用することができる。
MME/SGSN開始型のIPアドレスの保全を伴うPDN接続削除手続は、上述したセクションにおいて特定したような基準が満たされる場合にトリガされ、過去に削除されたPDN接続の削除撤回が説明されている。図2への参照を伴う以下の説明において、PDN接続撤回可能削除要求/応答とは、GTPメッセージの新たなペア又は例えばセッション削除要求/応答若しくは中断通知/確認応答を表現し得る、一般化された用語である。
図2は、一実施形態に係るいわゆるIPアドレスの保全を伴うPDN接続削除手続の通信方式を示している。図2に示されている様々なノードによって以下のステップは実行される:
1.MME/SGSNは、上の基準のうちの1つ以上が満たされる場合に、PDN接続撤回可能削除手続を開始する。
2.MME/SGSNは、S4/S11インタフェースを介してSGWへPDN接続撤回可能削除要求を送信する。SGWは、S5/S8 GTP又はS5/S8 PMIPを介してPGWへPDN接続撤回可能削除要求を転送する。
3.PGWは、PDN接続データを削除する。PDN接続のIPアドレス/IPv6プレフィックスが保全状態で維持されるものとされている場合、PDN接続のIPアドレス/IPv6プレフィックスはフリーなIPアドレス/IPv6プレフィックスのプールには格納されない。PDN接続データが削除済みとなると、PGWは、(PDN接続の無い任意のものについて)受信されるUEダウンリンクデータを破棄するようになる。SGWとのTEID又はGREトンネルは解放される。
4.PGWは、削除されるPDN接続のIPアドレス/IPv6プレフィックスを含むPDN接続撤回可能削除応答メッセージで、SGWへ応答する。
5.PGWから上記応答を受信すると、SGWは、UEコンテキスト及びPGWとのTEID又はGREトンネルを完全に解放する。
6.SGWは、PDN接続撤回可能削除応答メッセージをMME/SGSNへ転送する。MMEは、UEコンテキストを維持し、PDN接続を撤回可能に削除されたものとしてマーク付けし、例えば中断したPDN接続のIPアドレス/IPv6プレフィックス、PGW FQDN、APN情報といった、撤回可能に削除されたPDN接続についての記憶されているデータのいくつかを単に維持する。PGW FQDNは、PDN接続が削除撤回される際に正確に再び同じPGWを見つけ出すために使用される。
いわゆる保全されたIPアドレスを用いたPDN接続再確立手続は、全く新たな手続であってもよく、又は例えばTS23.216及びTS23.272において定義されているE−UTRAN初期UEアタッチ(E-UTRAN Initial UE attach)手続若しくは再開通知(Resume Notification)手続といった既存の手続を再利用してもよい。
一実施形態によれば、ここではMMEとPGWとの間でSGWを介して情報が交換される。利用可能な場合、記憶されているIPアドレス/IPv6プレフィックスが、あたかも静的なIPアドレス/プレフィックスが撤回要求メッセージ内で使用されるかのように、MMEによってPGWへのメッセージ内へ含められる。
既存のシグナリングメッセージが再利用されることになる場合、PGWへそれが削除撤回手続であることを通知するための新たな標識もまた必要とされる。PGWは、MMEにより含められるIPアドレスを受け入れ、保全IPアドレス/IPv6プレフィックスプールから(そうしたプールが維持される場合)それが除去される。
MMEとSGWとの間及びSGWとPGWとの間のメッセージの双方が同じ手法で修正される。SGWは、新たなパラメータを単に転送する。
代替的に、GTPv2−C/PMIPv6メッセージの新たなペアを、当該手続のために使用することができる。
IPアドレスの保全を伴うPDN接続再確立手続は、上のチャプター6.1で特定したような、PDN接続を削除撤回するための1つ以上の基準が満たされる場合にトリガされる。図3への参照を伴う以下の説明において、PDN接続削除撤回要求/応答は、GTPメッセージの新たなペア又は例えばセッション生成要求/応答(Create Session Request/Response)若しくは再開通知/確認応答(Resume Notification/Acknowledge)といった既存のGTPメッセージの再利用をも表現し得る、一般化された語として使用される。
図3は、一実施形態に係るいわゆる“IPアドレスの保全を伴うPDN接続再確立手続”の通信方式を示している。図3に示されている様々なノードによって以下のステップは実行される:
1.MME/SGSNは、1つ以上の上の基準が満たされる場合に、IPアドレスの保全を伴うPDN接続再確立手続を開始する。
2.MME/SGSNは、記憶されているUEのIPアドレスを伴うPDN接続削除撤回要求メッセージを、S4/S11インタフェースを介してSGWへ送信する。既存のメッセージが使用される場合、SGW及びPGWは、含まれているIPアドレス/IPv6プレフィックスを静的なIPアドレスであると解釈することになり、フリーなIPアドレス/IPv6プレフィックスのプールから新たなものを割り当てる代わりに、それを使用する。PGWへそれがIPアドレスの保全を伴うPDN接続再確立手続であることを明示的に告知するための他の新たな標識フラグが含められてもよい。
3.SGWは、S5/S8 GTP又はS5/S8 PMIPを介してPGWへ、受信したPDN削除撤回要求メッセージを転送する。
4.PGWは、削除されたPDN接続を削除撤回し、例えばSGWとのTEID又はGREトンネルを再確立し、それによりDL/ULデータ転送が再開される。受信されたメッセージ内にIPアドレス/IPv6プレフィックスが含まれている場合、PGWは、新たなIPアドレスを割り当てる代わりに、そのアドレス/プレフィックスを使用する。PGWは、代わりに、他の何らかの場所、例えばPGW自身の内部に記憶されている保全済みIPアドレス/プレフィックスを見つけ出してもよい。その際、要求メッセージ内IMSIが、記憶されているIPアドレスを見つけ出すために使用される。
5.PGWは、PDN接続削除撤回応答メッセージで、SGWへ応答する。
6.PGWからの応答を受信すると、SGWは、PDN接続をセットアップし、例えばTEID又はGREを割り当て、それによりDL/ULデータ転送もまた再開される。
7.SGWは、PDN接続削除撤回応答メッセージを、MME/SGSNへ転送する。
8.ネットワークによりPDN接続が削除撤回される。
アイドルモードモビリティに関して、任意のアイドルモードMME/SGSN間モビリティの際に、例えば撤回可能削除標識(Revocable deletion Indication)や記憶されているIPアドレス/IPv6プレフィックスといった撤回可能削除に関連する情報が、コンテキストトランスファー手続の期間中に包含され得ることを注記することができる。いわゆるターゲットMME/SGSNは、必要とされる際にPDN接続を再開する責任を引き継ぐものとする。ターゲットMME/SGSNが撤回可能削除/削除撤回手続をサポートしない場合、ターゲットMME/SGSNが責任を引き継ぐ前に、モビリティ手続の一部として、ソースMME/SGSNにより、撤回可能に削除されたPDN接続が削除撤回されてもよい。
さらに、PDN接続の撤回可能削除の通知に関して、以下の節において詳細に説明されるように、オプションとして、デバイスについてPDN接続が撤回可能に削除される際及びそれが削除撤回される際に、MME又はPGWからSCSへ通知が送信されてもよい。そして、SCSは、撤回可能に削除されている間デバイスへのIPパケットの送信の試行を回避することができ、それにより、SCS及びネットワーク内のいくらかのリソースが節約され、デバイストリガを代わりに行う必要があることをSCSが理解するための時間が短縮されるであろう。
SCSがデバイスの撤回可能に削除されたPDN接続を認識せず、当該デバイスへのIPパケットの送信を開始すると、PGWは、単にそのIPパケットを破棄するであろう。そして、SCSは、いくらかの時間の後、当該デバイスがその時点で到達可能でないことを理解するであろう。
オプションとしての通知のために、SCSへ撤回可能削除又は削除撤回イベントをいかに通知するかに関するいくつかの代替手段が存在する。それら代替手段は、T5インタフェース上の通知、S6aインタフェース上の通知及びPGW上の通知である。
まずT5インタフェースに言及すると、撤回可能削除の通知及び削除撤回の通知はT5b/a及びTspインタフェース上でSCSへ送信可能であることが注記される。
撤回可能削除通知手続は、デバイスのPDN接続が撤回可能に削除される際にトリガされる。以下のステップ群が実行され得る:
1.MME/SGSNは、デバイスのPDN接続が撤回可能に削除される際に、撤回可能削除通知手続を開始する。
2.MME/SGSNは、T5インタフェースを介してMTC−IWFへ撤回可能削除通知要求を送信する。MMEは、SCSを知っている場合には、通知メッセージ内にSCS ID又はアドレスを含めてもよい。MMEは、外部ID(External ID)を知っている場合には、通知メッセージ内に外部IDを含めてもよい。
3.MTC−IWFは、S6mインタフェースを介してHSSからUEの外部識別子及びSCS ID/アドレスを取得する(ステップ2において未受信であれば)。
4.UEの外部識別子及びそのSCSアドレスを一度有すると、MTC−IWFは、当該UEの外部識別子を伴う撤回可能削除通知要求を、TSPインタフェースを介してSCSへ送信する。
5.SCSは、上記デバイス/UEを撤回可能に削除されたものとしてマーク付けする。デバイストリガ手続をまず行わない限り、上記デバイスへのIP通信は開始されるべきでない。
6.撤回可能削除確認メッセージがTSPインタフェースを介してMTC−IWFへ返送され、MTC−IWFはそれをT5b/aインタフェース上でMME/SGSNへ転送し得る。
さらに、削除撤回通知手続は、デバイスのPDN接続が削除撤回される際にトリガされる。これは以下のステップ群を含み得る:
1.MME/SGSNは、デバイスのPDN接続が削除撤回される際に、削除撤回通知手続を開始する。
2.MME/SGSNは、T5インタフェースを介してMTC−IWFへ削除撤回通知要求を送信する。MMEは、SCSを知っている場合には、通知メッセージ内にSCS ID又はアドレスを含めてもよい。MMEは、外部IDを知っている場合には、通知メッセージ内に外部IDを含めてもよい。
3.MTC−IWFは、S6mインタフェースを介してHSSからUEの外部識別子及びSCS ID/アドレスを取得する(ステップ2において未受信であれば)。
4.UEの外部識別子及びそのSCSアドレスを一度有すると、MTC−IWFは、当該UEの外部識別子を伴う削除撤回通知要求を、TSPインタフェースを介してSCSへ送信する。
5.SCSは、上記デバイス/UEの中断(suspension)のマーク付けを解除する。今や、上記デバイスはIP通信のために到達可能であるはずである。
6.削除撤回確認メッセージがTSPインタフェースを介してMTC−IWFへ返送され、MTC−IWFはそれをT5b/aインタフェース上でMME/SGSNへ転送し得る。
撤回可能削除通知手続は、デバイスのPDN接続が撤回可能に削除される際にトリガされる。これは以下のステップ群を含んでもよい:
1.MME/SGSNは、デバイスのPDN接続が撤回可能に削除される際に、撤回可能削除通知手続を開始する。
2.MME/SGSNは、S6aインタフェースを介してHSSへ撤回可能削除通知要求を送信する。HSSは、MTC−IWFへS6mインタフェース上で通知を行い得る。
3.HSS/MTC−IWFは、UEを撤回可能に削除されたものとしてマーク付けするものとする。
4.あるいは、MTC−IWFは、UEの外部識別子を伴う撤回可能削除通知要求を、TSPインタフェースを介してSCSへ送信する。
5.SCSは、上記デバイス/UEを撤回可能に削除されたものとしてマーク付けするものとする。デバイストリガをまず行わない限り、上記デバイスへのIP通信は開始されるべきでない。
削除撤回通知に関しては、デバイスのPDN接続が削除撤回される際に削除撤回通知手続がトリガされることが注記される。これは以下のステップ群を含み得る:
1.MME/SGSNは、デバイスのPDN接続が削除撤回される際に、削除撤回通知手続を開始する。
2.MME/SGSNは、S6aインタフェースを介してHSSへ削除撤回通知要求を送信する。HSSは、MTC−IWFへS6mインタフェース上で通知を行い得る。
3.HSS/MTC−IWFは、上記UEについてのいかなる撤回可能削除マークをもリセットするものとする。
4.あるいは、MTC−IWFは、UEの外部識別子を伴う削除撤回通知要求を、TSPインタフェースを介してSCSへ送信する。
5.SCSは、上記デバイス/UEの中断のマーク付けを解除するものとする。今や、上記デバイスはIP通信のために到達可能であるはずである。
さらに、撤回可能削除/削除撤回通知は、PGW及びMTC−AAAインタフェース(SGi/Diameter)上でSCSへ送信されることができる。
撤回可能削除通知手続は、デバイスのPDN接続が撤回可能に削除される際にトリガされる。これは以下のステップ群を含んでもよい:
1.MME/SGSNは、撤回可能削除通知手続を開始する。
2.PDN接続がPGWにおいて一度撤回可能に削除されると、PGWは、撤回可能削除通知をMTC−AAAへ送信する。これは、例えば既存のメッセージ内で新たな標識を用いる、SGi/Gi上の通常のRADIUS/Diameterメッセージングの一部であってよい。
3.MTC−AAAは、UEの外部識別子をHSSから取得する。
4.UEの外部識別子を一度HSSから受信すると、MTC−AAAは、当該UEの外部識別子を伴う撤回可能削除通知をSCSへ転送する。これは、SGi/Gi上の通常のRADIUS/Diameterメッセージングの一部としての新たな標識であってもよい。
5.SCSは、上記デバイス/UEを撤回可能に削除されたものとしてマーク付けする。デバイストリガをまず行わない限り、上記デバイスへのIP通信は開始されるべきでない。
削除撤回通知手続は、デバイスのPDN接続が削除撤回される際にトリガされる。これは以下のステップ群を含んでもよい:
1.MME/SGSNは、削除撤回手続を開始する。
2.PDN接続がPGWにおいて一度再確立されると、PGWは、削除撤回通知をMTC−AAAへ送信する。これは、SGi/Gi上の通常のRADIUS/Diameterメッセージングの一部としての新たな標識であってよい。
3.MTC−AAAは、UEの外部識別子をHSSから取得する。
4.UEの外部識別子を一度HSSから受信すると、MTC−AAAは、当該UEの外部識別子を伴う削除撤回通知をSCSへ転送する。これは、SGi/Gi上の通常のRADIUS/Diameterメッセージングの一部としての新たな標識であってもよい。
5.SCSは、上記デバイス/UEの撤回される削除のマーク付けを解除する。今や、上記デバイスはIP通信のために到達可能であるはずである。
上で提案された撤回可能削除/削除撤回手続に起因して、以下のプロトコルが影響を受け得る。
・S4/S11 GTPv2−C:PDN接続の撤回可能削除/削除撤回をMME/SGSNがSGWへ通知するための新たなメッセージ又は新たなインジケータ
・S10 GTPv2−C:アイドルモードモビリティ手続の際にトランスファーされるコンテキストにおける新たなパラメータ
・S5/S8 GTPv2−C:PDN接続の撤回可能削除/削除撤回をSGWがPGWへ通知するための新たなメッセージ又は新たなインジケータ
・S5/S8 PMIP:PDN接続の撤回可能削除/削除撤回をSGWがPGWへ通知するための新たなPMIPメッセージ又はBRIメッセージ内の新たなインジケータ
・T5b/T5a:撤回可能削除/削除撤回の通知及び確認についてMME/SGSNがMTC−IWFへの通知を行うための新たなメッセージ又は新たなインジケータ
・Tsp:デバイス接続の撤回可能削除/削除撤回をMTC−IWFがSCSへ通知するための新たなメッセージ又は新たなインジケータ
図4は、このケースではMMEであるネットワークノードの一例を概略的に示している。MMEは、命令を実行するためのプロセッサを備える。さらに、MMEは、通信ネットワーク内の他のノードと通信するための受信器及び送信器ユニットを備える。この例において、MMEは、情報を記憶するためのストレージをも備える。プロセッサは、上述した方法ステップを実行し、例えばIPアドレス/IPv6プレフィックスといった情報を図4に示したローカルのストレージ内に格納するように構成され得る。上述したPGW及びSGWもまた、図4の構造により表現され得る。
上述した実施形態はLTEネットワークにおける使用に制限されないことを注記することができる。その実施形態は、GERAN/UTRANにおいて及びWLANといった他の非3GPPアクセスにおいても使用されてよい。上述した実施形態は、本発明をただ説明することを意図しており、本発明の範囲を制限しない。
略語
3GPP 3rd Generation Partnership Project
AS Application Server
CDF Charging Data Function
CGF Charging Gateway Function
DL Downlink
EPC Evolved Packet Core
ePDG evolved Packet Data Gateway
EPS Evolved Packet System
FQDN Fully Qualified Domain Name
GGSN GPRS Gateway Serving Node
SGI PDN GWとパケットデータネットワークとの間のリファレンスポイントである。パケットデータネットワークは、例えばIMSサービスの提供のための、外部のパブリックな若しくはプライベートなパケットデータネットワーク又は事業者内のパケットデータネットワークであってよい。このリファレンスポイントは、3GPPアクセスのためのGiに対応する。
GRE Generic Routing Encapsulation
HPLMN Home Public Land Mobile Network
HSS Home Subscriber Services
IP Internet Protocol
IP−SM−GW IP-Short Message-Gateway
IWF Interworking Function
IWMSC InterWorking MSC
LTE Long Term Evolution
M2M Machine to Machine
MME Mobility Management Entity
MTC Machine Type Communication
PDN Public Data Network
PGW Packet Data Network Gateway
RAN Radio Access Network
SAE System Architecture Evolution
SCS Service Capability Server
SGW Servicing Network Gateway
SGSN Serving GPRS Support Node
SME Short Message Entity
SMC−SC Short Message Service - Service Centre
TAU Track Area Update
TEID Tunnelling Endpoint Identifier
UE User Equipment
UL Uplink
VPLMN Visited Public Land Mobile Network

Claims (6)

  1. 通信ネットワーク内のMMEといったネットワークノードを動作させる方法であって、
    少なくとも1つの予め定義される基準が満たされる場合に、デバイスについてPDN接続撤回可能削除手続を開始することと、
    他のネットワークノードへ、PDN接続撤回可能削除要求を送信することと、
    前記他の第2のネットワークノードから、PDN接続撤回可能削除応答メッセージを受信することと、
    前記デバイスとのPDN接続は撤回可能に削除されたことを示すデータを記憶することと、
    を含む方法。
  2. 1つ以上の基準が満たされる場合に、PDN接続再確立手続を開始することと、
    前記デバイスのIPアドレスを含むPDN接続削除撤回要求メッセージを、前記他のネットワークノードへ送信することと、
    PDN接続削除撤回応答メッセージを、前記他のネットワークノードから受信することと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 通信ネットワーク内のPGWといったネットワークノードを動作させる方法であって、
    他のネットワークノードから、PDN接続撤回可能削除要求を受信することと、
    前記PDN接続のデータを削除し、削除された前記PDN接続についての割り当てられたIPアドレス又はIPv6プレフィクスを、保全アドレスプールへと移管することと、
    削除された前記PDN接続の前記IPアドレス又は前記IPv6プレフィクスを含むPDN接続撤回可能削除応答メッセージで、前記他のネットワークノードへ応答することと、
    を含む方法。
  4. 前記他のネットワークノードから、PDN接続削除撤回要求メッセージを受信することと、
    削除された前記PDN接続を削除撤回することと、
    PDN接続削除撤回応答メッセージで、前記他のネットワークノードへ応答することと、
    を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 通信ネットワークのためのMMEといったネットワークノードであって、
    少なくとも1つの予め定義される基準が満たされる場合に、デバイスについてPDN接続撤回可能削除手続を開始し、
    他のネットワークノードへ、PDN接続撤回可能削除要求を送信し、
    前記他の第2のネットワークノードから、PDN接続撤回可能削除応答メッセージを受信し、
    前記デバイスとのPDN接続は撤回可能に削除されたことを示すデータを記憶する、
    ために構成されるネットワークノード。
  6. 通信ネットワークのためのPGWといったネットワークノードであって、
    他のネットワークノードから、PDN接続撤回可能削除要求を受信し、
    前記PDN接続のデータを削除し、
    削除された前記PDN接続の識別子を含むPDN接続撤回可能削除応答メッセージで、前記他のネットワークノードへ応答する
    ために構成されるネットワークノード。
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