JP2015521503A - 伸張可能な開口部を有するオーバーシューズおよびその製作方法 - Google Patents

伸張可能な開口部を有するオーバーシューズおよびその製作方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、インナーシューズを着用している足を受け入れるように構成されているオーバーシューズに関するものである。オーバーシューズは、上部と密封可能に接続されているソール部を有しているオーバーシューズ本体を備えている。オーバーシューズは、上部と密封可能にかつ動作可能に結合されている拡張部をさらに備えている。拡張部は、オーバーシューズ本体に開放位置と閉鎖位置とを可逆的に達成可能とさせるように適合されている。拡張部が開放位置にある時、オーバーシューズは足およびインナーシューズを受け入れるように構成されおり、拡張部が閉鎖位置にある時、オーバーシューズは受け入れた足およびインナーシューズを実質的に包み込むように構成されている。さらに、拡張部は、閉鎖位置に向けて少なくとも部分的に付勢(bias)するように構成されている複数のアコーディオンスタイルの折り目を有している。

Description

本発明は、フットウェアの分野に関するものであり、とくにさまざまな形状およびサイズのフットウェアに対応するためのオーバーシューズに関するものである。
一日の流れ全体にわたって、人はさまざまな社会的および気象学的な状況におかれうる。雪、雨およびあられを含む厳しい天候時に、または洪水の状況、泥だらけの状況もしくは非常に汚い状況において屋外にいた場合、人は自分のフットウェアがそのような天候または状況にさらされないように保護されることを望みうる。人は、一日を通じての自分の自由になる異なる2つのセットのフットウェアを用意し、状況に合わせてフットウェアを交換することを選択するようにしてもよい。この場合、常に1つのセットのフットウェアを携帯し、天候または状況次第ではなん時であっても他のセットのフットウェアを着用することが必要となる。また、人は、社会的および気象学的な状況において恐らく不適当であると思われる日であったとしても、そのような一日を通じて1つのセットのフットウェアを着用することを選択するようにしてもよい。
フットウェアの交換は人々に複数の問題を課する。フットウェアの交換のたびに、1つのセットのフットウェアを脱ぎ、次いで、他のペアを着用しなければならない。物理的制限または動き易さに制限のある人達にとって、このことは、骨の折れるものである場合もあれば、困難なことである場合もあれば、またはその両方である場合もある。子ども達の世話または子ども達自体に責任を負う人達にとって、このことは、時間のかかることである場合もあれば、フラストレーションのたまるものである場合もあれば、またはその両方である場合もある。
オーバーシューズの着用により、フットウェアを一日を通じて交換する必要性が排除される。乾燥した天候または屋内の使用に適切なフットウェアは、不都合な天候および条件からインナーフットウェアを保護するように意図されたオーバーシューズの内側に着用されてもよい。社会的および気象学的な状況が変わるため、必要に応じて、オーバーシューズを脱いで交換するようにしてもよい。
オーバーシューズは、さまざまなタイプものが入手可能となっている。これらは、オーバーシューズをインナーフットウェア上に固定するため用いられる手段が異なっている。オーバーシューズによっては、それらを構成するのに用いられる材料の弾力性だけを用いて閉じられ、固定されるようになっているものもある。このタイプのオーバーシューズが大き過ぎたりすると、インナーシューズ上に固定されたままにはなっていない。このタイプのオーバーシューズが小さ過ぎたりすると、インナーシューズをオーバーシューズにフィットさせ、インナーシューズとオーバーシューズとの適切な位置調節を達成することは、可能かもしれないが、非常に困難なことであるかもしれない。適切なサイズに形成されたオーバーシューズでさえ、物理的制限あるいは動き易さの制限を有する人達に影響を与えうる同じような問題を有しうる。
したがって、既存のオーバーシューズの欠点のうちの1つ以上を少なくとも部分的に軽減するオーバーシューズの必要性が存在する。
この背景情報は、出願者が本発明に関連すると考える情報を明らかにするために提供されている。上述の情報が本発明に対する先行技術を構成するものであると認めることを必ずしも意図しているわけでもなければそのように解釈されるべきでもない。
本発明の目的は、拡張可能な開口部を有するオーバーシューズおよびその方法を提供することである。本発明のある態様によれば、インナーシューズを着用している足を受け入れるように構成されているオーバーシューズは、上部と密封可能に接続されているソール部を有しているオーバーシューズ本体と、上部に密封可能にかつ動作可能に結合されている拡張部とを備えており、拡張部は、足およびインナーシューズを受け入れる開放位置と、受け入れた足およびインナーシューズをオーバーシューズが包み込む閉鎖位置とをオーバーシューズ本体に可逆的に達成させることを可能とするように適合されており、また、拡張部は、複数のアコーディオンスタイルの折り目を有しており、アコーディオンスタイルの折り目は、閉鎖位置に向けて拡張部を少なくとも部分的に付勢(bias)するように構成されている。
本発明の他の態様によれば、インナーシューズを着用している足を受け入れるように構成されているオーバーシューズを製作する方法が提供されている。オーバーシューズは、上部と密封可能に接続されているソール部を有しているオーバーシューズ本体と、上部に密封可能にかつ動作可能に結合されている拡張部とを備えている。拡張部は、足およびインナーシューズを受け入れる開放位置と、受け入れた足およびインナーシューズをオーバーシューズが包み込む閉鎖位置とをオーバーシューズ本体に可逆的に達成させることを可能とするように適合されている。拡張部は、複数のアコーディオンスタイルの折り目を有している。かかる方法は、オーバーシューズ本体および拡張部を単一のユニットとして画定するキャビティを有するモールド型を提供するステップと、モールド型の中に材料を注入するステップと、モールド型を取り外すステップとを有している。
本発明の他の態様によれば、インナーシューズを着用している足を受け入れるためのモールド成形されたオーバーシューズは、足およびインナーシューズを受け入れるための少なくとも1つの開放位置と、オーバーシューズ本体が、閉鎖され、受け入れた足およびインナーシューズを包み込む少なくとも1つの閉鎖位置とを達成することができる。かかるオーバーシューズは、単一ピースから構成されており、当該単一ピースは、拡張部と、本体部と、ソール部と、締結部とを有している。かかるオーバーシューズは、少なくとも1つの閉鎖位置を達成しやすい状態になっている。拡張部は、インナーシューズを着用している足の挿入を可能とする少なくとも1つの開放位置を達成するためようにオーバーシューズの配置を変更することができる。インナーシューズを着用している足の挿入時、オーバーシューズは、少なくとも1つの閉鎖位置を達成しやすい状態になっており、締結部は、インナーシューズを着用している足を収容している間、オーバーシューズを少なくとも1つの閉鎖位置に固定することができ、 ソール部は、オーバーシューズのうちの地面と接触する部分を少なくとも構成している。
本発明の他の態様によれば、モールド成型されたオーバーシューズを製作する方法は、材料の厚みが異なる部分を有する単一ピースから構成されるモールド成型されたオーバーシューズを形成するために単一のモールド型を用いることを含む。
本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す正面斜視図である。 本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す後面透視図である。 締結部が閉鎖位置にある、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す側面図である。 締結部が開放位置にある、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す側面図である。 締結部が閉鎖位置にある、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す側面図である。 締結部が開放位置にある、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す側面図である。 本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す正面図である。 本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す後面図である。 本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す底面図である。 締結部が閉鎖位置にある、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す平面図である。 締結部が開放位置にある、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す平面図である。 締結部が開放位置にある、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す他の平面図である。 拡張部の異なる位置が特定されている、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す側面図である。 図13に例示されている異なる位置における拡張部を示す断面図である。 本発明の実施形態にかかるオーバーシューズの拡張部を示す平面図およびそれに関連する側面図である。 本発明の実施形態にかかるオーバーシューズの拡張部を示す他の平面図およびそれに関連する側面図である。
本明細書で用いられている用語「約」は公称値から+/−10%の変動を意味する。とくに他の指定がなくても、このような変動量が本明細書に記載の値には常に含まれているのはいうまでもないことである。
とくに他の指定がなくても、本明細書で用いられるすべての技術的および科学的な用語は、本発明が属する技術分野の当業者が一般的に理解しうる意味と同一の意味を有している。
本発明は、インナーシューズを着用している足を受け入れるように構成されたオーバーシューズに関するものである。オーバーシューズは、上部と密封可能に接続されているソール部を有しているオーバーシューズ本体を備えている。オーバーシューズは、上部に密封可能にかつ動作可能に接続されている拡張部をさらに備えている。拡張部は、オーバーシューズ本体に開放位置および閉鎖位置を可逆的に達成可能とさせるように適合されている。たとえば、オーバーシューズ本体は、開放位置と閉鎖位置との間で再構成可能となっている。したがって、オーバーシューズ本体と拡張部とは、調整可能な容積を有するキャビティを形成している。拡張部が開放位置にある時、オーバーシューズは、足およびインナーシューズを受け入れるように構成され、また、拡張部が閉鎖位置にある時、オーバーシューズは、受け入れた足およびインナーシューズを実質的に包み込むように構成されている。 さらに、拡張部は、閉鎖位置に向けて少なくとも部分的に付勢するように構成されている複数のアコーディオンスタイルの折り目を有している。
実施形態によっては、オーバーシューズは、当該オーバーシューズの拡張部を閉鎖位置に保持するように構成することができる締結部をさらに有している。締結部の第一の端部は、オーバーシューズの上部に第一の位置で実質的に固定して取り付けることができ、また、締結部の第二の端部は、オーバーシューズの上部に第二の位置で実質的に着脱可能に接続される。このように、締結部を第二の位置で取り外すことによって、拡張部は、閉鎖位置から開放位置までの移動が当該移動を可能とする適切な力が加えられると可能となる。他の実施形態では、締結部は、第一の位置および第二の位置の両方でオーバーシューズ本体の上部から実質的に取り外し可能となっている。
オーバーシューズ本体は、外面と、内面とを有している。一般的に、外面とは、通常オーバーシューズが用いられている時、外部のがれきおよび他の物質、たとえば雨、雪、泥などと接触するようになる表面のことである。一般的に、オーバーシューズ本体の内面とは、使用時ユーザの脚部、足およびインナーシューズに面する表面のことである。内面および外面は、同一の材料から形成されていてもよいし、またはたとえばオーバーシューズが内側ライニングを有している場合、内面は外面とは異なる材料から形成されていてもよい。
図1および図2は、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズの正面斜視図と後面斜視図である。オーバーシューズはオーバーシューズ本体を備え、オーバーシューズ本体はソール部10と上部15とを有している。オーバーシューズは、上部と密閉可能に接続されている拡張部20をさらに有している。拡張部は複数のアコーディオンスタイルの折り目を有している。実施形態によっては、オーバーシューズは、拡張部を閉鎖位置に維持するさらなる力を提供するように構成されている締結部25をさらに有している場合もある。実施形態によっては、拡張部の付勢特性、すなわち少なくとも部分的に拡張部を閉鎖位置に向けて付勢する複数アコーディオンスタイルの折り目が所望の量の拡張部を閉鎖するようになっている場合もあるので、実施形態によっては、オーバーシューズが締結部を備えている必要性がない場合もある。
実施形態によっては、オーバーシューズはアボットメント30をさらに備えている。当業者にとって明らかなように、アボットメント30は、補助デバイス、たとえばトラクションデバイスまたは他の補助デバイスを取り付けるように位置決めされかつ構成されている。いくつかの実施形態によれば、アボットメント30は、オーバーシューズ内からユーザのインナーシューズおよび足を抜き出すための機能を強化し、また、アボットメントは、抜き出し作業時にユーザの他方の足を置いておくための支え場所を提供することができる。実施形態によっては、オーバーシューズは把持部35をさらに備えている。把持部35は、ユーザのインナーシューズおよび足の挿入時にユーザを補助するように構成されている。把持部は、ユーザにより握られるタブとして構成されてもよいし、またはユーザの1つ以上の指を挿入させるためのアパチャーを有するタブとして構成されてもよい。把持部の他の形態は、当業者にとって明らかである。
図3および図4は本発明の実施形態にかかるオーバーシューズの第一の側面図であり、図5および図6は本発明の実施形態にかかるオーバーシューズの第二の側面図である。具体的にいえば、図3および図5には、締結部が閉鎖配置にある側面図が示されており、図4および図6には、締結部が開放位置にある側面図が示されている。
図4をさらに参照すると、締結部25は固定機構を有し、固定機構は第一の固定機構40と第二の固定機構45とを組み合わせたものとして構成され、第一の固定機構40と第二の固定機構45とはオーバーシューズの上部と締結部との間に所望の可逆的な接続を提供するために協働するようになっている。実施形態によっては、固定機構は、たとえばVelcro(登録商標)の如きフックアンドアイタイプファスナであり、このフックアンドアイタイプファスナでは、フック部が第一の固定機構として提供され、アイ部が第二の固定機構として提供される場合もあれば、またはその逆の場合もある。図4に説明されているように、第一の固定機構40は第二の固定機構45に対して広い表面領域40a上に設けられてもよい。このようにすることにより、固定機構と係合する際の締結部のレベルの調節を可能とすることができる。たとえば、このことにより、拡張部、ひいてはユーザの足に対して締結部により加えられる閉じる力の程度を調整する能力をオーバーシューズのユーザに提供することができるようになる。
本発明のいくつかの実施形態によれば、固定機構が他の着脱可能なフォーマットで構成されてもよいことは明らかである。当業者にとって明らかなように、たとえば、固定機構は、ベルトバックル装置、スナップソケットスナップヘッドコンビネーション、または他の解除可能または着脱可能なフォーマットとして構成されてもよい。
本発明の実施形態によれば、締結部は、オーバーシューズ本体の上部であってかつオーバーシューズのインステップ側に固定して取り付けられる。このように、固定機構が足の外側に近い場所に設けられているので、固定機構のオペレーションはオーバーシューズの向かい側に提供され、ユーザにとって容易なアクセスを可能としている。たとえば、図6には、締結部が、開放位置にあり、オーバーシューズ本体の上部に第二の位置50で固定して接続されていることが示されている。
図7は、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズの正面図である。この図では、オーバーシューズのソール部の底部の視認が可能となっており、トレッドパターン55を視認することができる。本発明の実施形態によれば、オーバーシューズ本体のソール部は、湾曲し、オーバーシューズに歩き易さを実現することができる。図示されているように、ほぼ母指球領域からオーバーシューズのつま先領域までの領域において、ソール部に上向きの湾曲を提供することにより、歩行時、ソール部に必要な屈曲作用が減少される。実施形態によっては、図8に説明されているように、ソール部は、オーバーシューズのヒール領域の近傍に湾曲をさらに有していてもよい。このことにより、ユーザのストライド(大股歩行時)のヒールストライキング段階で歩き易さをさらに提供することが可能となる。
図9には、本発明のいくつかの実施形態にかかるオーバーシューズ用のトレッドパターンが示されているが、当業者にとって明らかなように、オーバーシューズには、種々様々なトレッドパターンのうちのどれが設けられてもよい。トレッドパターンは、オーバーシューズを使用する代表的な条件、たとえば泥、雪、雨、都市圏の条件などに基づいて決めることができる。
図10および図11には、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズの平面図が示されており、図10では、締結部が閉鎖位置にあり、図11では締結部が開放位置にある。これらの図を参照すると、オーバーシューズ本体の上部には、上部の厚みが変わる柔軟性推移58が形成されている。柔軟性推移により規定される内側部分55、55aは、外側部分よりも小さな厚みを有しており、そうすることにより、拡張部20の伸縮時に、あるレベルの柔軟性をオーバーシューズ本体の上部に提供することができる。
(拡張部)
拡張部は、オーバーシューズ本体の上部と密閉可能にかつ動作可能に結合されおり、また、オーバーシューズ本体に開放位置と閉鎖位置とを可逆的に達成させることを可能とするように適合されている。拡張部が開放位置にある時、オーバーシューズはユーザの足およびインナーシューズを受け入れるように構成され、また、拡張部が閉鎖位置にある時、オーバーシューズは受け入れた足およびインナーシューズを実質的に包み込むように構成されている。 拡張部は、閉鎖位置に向けて少なくとも部分的に付勢するように構成されている複数のアコーディオンスタイルの折り目を有している。
本発明の実施形態によれば、拡張部は、シューズまたはブーツの舌革が実質的に配置されている舌領域に配置される。他の実施形態では、拡張部はオーバーシューズのかかとに配置される。さらに他の実施形態では、拡張部はオーバーシューズの一方側または両側に配置される。実施形態によっては、一次的な拡張部が舌領域に配置され、また、オーバーシューズに二次的な伸張を提供するために二次的な拡張部がオーバーシューズの側面に配置される場合もある。
実施形態によれば、拡張部は、オーバーシューズの舌領域に配置され、オーバーシューズ本体の上部からユーザの足のトップの近傍に位置する柔軟性推移に向かって延びている。実施形態によっては、図11に示されているように、拡張部は、柔軟性推移58により規定される内側部55のほぼ中間にある位置60まで延びている。しかしながら、他の実施形態では、拡張部は、図12に示されているように柔軟性推移58にさらに接近している位置60aまで延びているため、内側部55aの面積が削減されている。拡張部20を柔軟性推移により規定される内側部内のどこまで延ばすかについては、オーバーシューズのその特定の領域で必要とされる所望の伸張に基づいて決めることができる。たとえば拡張部が柔軟性推移に接近すればするほど、その領域のオーバーシューズの伸張を高めることができる。当業者にとって拡張部により提供される所望の伸張レベルをどのように決めるかは明らかなことである。この決定は、オーバーシューズの意図する用途の代表的なシューズタイプに少なくとも部分的に基づきうる。たとえばランニングシューズは、ドレスシューズと比較すると本質的により厚い舌革を有している。したがって、意図されるインナーシューズがランニングシューズであるような場合、より多くの伸張が必要となる場合もあれば、またはそれに代えて、意図されるインナーシューズがドレスシューズである場合には、必要とされる伸張はより少ない場合もある。さらに、オーバーシューズがインナーシューズに対するあらゆる状況に対応できる汎用的な用途を意図したものである場合、拡張部は、意図されるインナーシューズによって必要とされる最大必要伸張レベルを提供するように構成されるべきである。
拡張部が実質的にアコーディオンスタイルの折り目から構成されている場合、拡張部の断面プロフィールはさまざまな形状をとることができる。本発明のある実施形態を示す図10を参照すると、アコーディオンスタイルの折り目は、移行部70、72により相互に連結される複数の隣接する面82、84から構成されている。実施形態によっては、折り目は、当該折り目の近接する側部と側部との間にアーチ形状の移行部70を備えるように構成されている場合もある。実施形態によっては、折り目の近接する側部と側部との間を実質的に垂直な部分72により相互に接続することにより、折り目に多少平坦な側部が提供されるようになっている場合もある。実施形態によっては、折り目が、実質的に、正常な「V」と上下逆さまになった「V」とを交互に配置された複数の「V」字形状の移行部として構成されている場合もある。当業者にとって他の移行部の形状も明らかである。
いくつかの実施形態によれば、拡張部は、アコーディオンスタイルの折り目のための単一の移行フォーマットを有している。他の実施形態では、アコーディオンスタイルの折り目に対してさまざまな移行フォーマットを組み合わせたものが提供されており、それらからの選択は、たとえばオーバーシューズ、インナーシューズ、またはユーザのすねもしくは脚部のさまざまなコンポーネントと折り目との相互作用に基づいて決められるようになっている場合もある。
いくつかの実施形態によれば、図10に示されているように、拡張部の移行部のうちオーバーシューズの内側に面する移行部は、アーチ形状であり、拡張部の移行部のうちオーバーシューズの外側に面する移行部はより平坦な面を有しており、近接する側部を相互接続する移行部はそれに対して垂直となっている。たとえば、内側のアーチ形状の移行部は、ユーザのすねに対してより快適な接触を実現しうるし、より平坦な外部側の移行部は、締結部がアコーディオンスタイルの折り目を適切な位置に摩擦により保持することを強化しうる。それに加えて、締結部と拡張部との間のこの潜在的な摩擦による相互作用により、固定機構により提供される必要のある固定力を少なくとも部分的に削減することが可能となる。
拡張部は、オーバーシューズ本体に開放位置と閉鎖位置とを可逆的に達成させることを可能にするように適合されている。閉鎖位置から開放位置まで移行する時、アコーディオンスタイルの折り目は、屈曲もしくは伸張または屈曲および伸張により弾性的に変形することにより、拡張部に所望のレベルの伸張が提供され、開放位置が達成される。この変形が本来弾性的であるので、アコーディオンスタイルの折り目は、本質的にその元の形状に戻る。元の形状とは、実質的にアコーディオンスタイルの折り目の閉鎖位置のことである。実施形態によっては、拡張部が強制的に伸張されるレベルに応じて、塑性変形が生じてしまって、拡張部がその元の形状に完全には戻らない場合もある。拡張部の弾力性のレベルは、拡張部の形成に用いられる材料およびアコーディオンスタイルの折り目の形状に直接関連している。たとえば、アコーディオンスタイルの折り目がより浅い(shallower)場合、拡張部の変形のほとんどの部分が拡張部の伸張に基づいて生じうる。このことは、拡張部に用いられる材料のタイプに基づいて拡張部の弾力性のレベルを制限しうる。他の具体例では、アコーディオンスタイルの折り目がより深い(greater depth)場合、拡張部の変形のほとんどの部分がアコーディオンスタイルの折り目の近接する側部および移行部の屈曲に基づいて生じうる。このことは、拡張部の弾力性のレベルを増強しうる。
図13は、本発明の実施形態にかかるオーバーシューズを示す側面図であり、拡張部に沿った異なる位置が特定されている。図14は、本発明の実施形態にかかるこれらの異なる位置における拡張部を示す断面図である。いくつかの実施形態によればおよび図14を参照すると、アコーディオンスタイルの折り目が、アコーディオンスタイルの折り目の長さ方向に沿って、すなわちオーバーシューズの高さ方向に沿って、深さ90および深さ91において減少している。このように、オーバーシューズの最大伸張量はオーバーシューズの上部のトップで提供されている。
他の実施形態によれば、図15および図16に示されているように、アコーディオンスタイルの折り目は、オーバーシューズの高さを下って移動すると、深さ100および深さ101において変わり、アコーディオンスタイルの折り目の最大の深さは、インナーシューズおよび足が完全に挿入された時にユーザの足首が実質的に位置する位置で提供される。アコーディオンスタイルの折り目の実質的に最大の深さの位置は、インナーシューズおよび足の挿入時、足が足底屈から背屈まで実質的に移動する位置である。したがって、拡張部は、足底屈と背屈との間の移動時、オーバーシューズ内へのインナーシューズおよび足の縛り付けを軽減するように構成されている。
図15および図16をさらに参照すると、アコーディオンスタイルの折り目は、拡張部の断面上の深さ100および深さ101において変わる。たとえば、中央の2つのアコーディオンスタイルの折り目103(図15)の深さ(depth)は、2つの隣接するアコーディオンスタイルの折り目104(図16)の厚さ(thickness)よりも僅かに大きい。アコーディオンスタイルの折り目の深さのこの変化は、拡張部の内側表面とインナーシューズのトップの外側表面との接触を向上させることができる。このインナーシューズとオーバーシューズとの間の向上した接触は、インナーシューズとオーバーシューズとの間の相互接続を向上させることができ、それによりインナーシューズとオーバーシューズとの間の相対的な移動が削減される。一例として、インナーシューズとオーバーシューズとの相対的な移動を制限することによって、インナーシューズの外側表面およびオーバーシューズの内側表面が相対的な摩耗から保護される。それに加えて、相対的な移動を削減することにより、ユーザは、これらのインナーシューズとオーバーシューズとの間にもっとしっかりとした接続を感じうる。このことは、単一の「シューズ」を使用している感じと実質的に酷似しうる。
拡張部は複数のアコーディオンスタイルの折り目を有している。参照する容易性を考えて、単一のアコーディオンスタイルの折り目全体が1つの波長であると考えることができる。しかしながら上述のように、アコーディオンスタイルの折り目は拡張部の断面に沿って形状が変わりうる。いくつかの実施形態によれば、整数個のアコーディオンスタイルの折り目、たとえば2、3、4、5、6、7、またはそれ以上の数のアコーディオンスタイルの折り目が拡張部を形成している。実施形態によっては、拡張部には、1/2のアコーディオンスタイルの折り目、たとえば2と1/2、3と1/2、4と1/2、5と1/2、6と1/2、7と1/2、8と1/2の数のアコーディオンスタイルの折り目がある場合もある。
本発明の実施形態によれば、モールド成形されたオーバーシューズは、さまざまな部分からなる単一ピースから構成されている。オーバーシューズの拡張部は、インナーシューズを着用している足を容易に受け入れることを可能とするためにオーバーシューズの開口部を広げることができるよう機能するようになっている。
(オーバーシューズの製造)
本発明の実施形態によれば、オーバーシューズは、防水性を有していることが意図されている。したがって、オーバーシューズは、不透過性および柔軟性を有する材料からなっていてもよい。当業者にとって明らかなように、オーバーシューズは、たとえばラテックス、シリコーン、または合成ゴムからなってもよい。合成ゴムには、たとえばポリエステルウレタン、ポリウレタン、熱可塑性のポリエーテルエステルもしくはポリイソプレン、熱可塑性のエラストマ、または所望の材料特性を有する他の材料が含まれる。
本発明の実施形態によれば、拡張部およびオーバーシューズ本体は別個の部材から形成されている。それに代えて、拡張部およびオーバーシューズ本体が単一のユニットとして一体成形されてもよい。さらに他の実施形態では、オーバーシューズ本体、拡張部および締結部は、単一の部材として形成される。
実施形態によっては、オーバーシューズのこれらの部材は別々に製造される場合もある。たとえば、オーバーシューズは、3つの別個の部材、すなわちオーバーシューズ本体、締結部、拡張部から形成される場合もある。実施形態によっては、オーバーシューズは2つの別個の部材から形成される場合もある。たとえば、オーバーシューズ本体と拡張部とが単一部材として形成され、締結部が別個に形成される。それに代えて、オーバーシューズ本体と締結部とが単一部材として形成され、拡張部が別個に形成されてもよい。
本発明の実施形態によれば、異なる領域で異なる厚みを提供するようにオーバーシューズが製造および設計されている。たとえば、より大きな保護を着用者に提供するとともにより大きな構造的剛性を必要とする領域、たとえばオーバーシューズのソール部は、より多くの柔軟性を必要とする領域、たとえばユーザの中足骨領域近傍の領域と比べてより大きな厚みを有するようになっていてもよい。
実施形態によれば、オーバーシューズは、当該技術分野において公知となっている1つ以上のプロセスにより製造されてもよい。たとえば、当業者にとって明らかなように、オーバーシューズの部材が、射出成形、鋳造、圧縮成形、または他の方法により形成されてもよい。いうまでもなく、オーバーシューズの部材が同一のプロセスにより形成されてもよいし、またはオーバーシューズの個々の部材が異なるプロセスにより形成されてもよい。当業者にとって明らかなように、たとえば製造に用いられるモールド成形プロセスなどの製造プロセスが変わってしまえば、同様の特性を達成するのに異なる材料が必要となる場合もある。さらに、当業者にとって明らかなように、用いられる材料の厚みは、製造に用いられるプロセスに依存しうる。
オーバーシューズが2つ以上の部材から形成される実施形態によれば、これらの部材同士の接着は、たとえば熱結合、高周波溶接によりまたは当該技術分野で公知となっている適切な粘着物質により可能とされてもよい。どのような結合技術および結合プロセスを用いるかは、2つ以上の部材の製造に用いられる材料に応じて選択されてもよい。
実施形態によっては、適切な接着物質は、スチレン、アクリロニトリル、接着剤または他の適切な接着物質であってもよいことは当業者にとって明らかである。また、明らかなように、接着技術、接着物質、またはその両方は、所望の相互接続強度および必要とされる所望のレベルの水不透過性を部材と部材との間に提供するように選択される。たとえば、締結部とオーバーシューズ本体との間の適切なタイプの接着は、恐らく相互接続強度に基づいて決められる可能性が高い。拡張部とオーバーシューズ本体との間の適切なタイプの接着は、相互接続強度と水不透過性とを組み合わせたものにより決められる可能性が高い。
本発明の実施形態によれば、インナーシューズを着用している足を受け入れるように構成されているオーバーシューズを製作する方法が提供されている。オーバーシューズは、上部と密封可能に接続されているソール部を有しているオーバーシューズ本体を備えている。オーバーシューズは、上部に密封可能にかつ動作可能に接続されている拡張部をさらに備えている。拡張部は、足およびインナーシューズを受け入れる開放位置と、受け入れた足およびインナーシューズをオーバーシューズが包み込む閉鎖位置とをオーバーシューズ本体に可逆的に達成させることを可能とするように適合されている。拡張部は複数のアコーディオンスタイルの折り目を有している。オーバーシューズを製作する方法は、オーバーシューズ本体および拡張部を単一のユニットとして画定するキャビティを有するモールドを提供することを含んでいる。それに続いて、適切な材料がモールド型の中に注入され、材料がキャビティを充填する。モールド型内の材料が十分凝固すると、モールド型が取り除かれ、完成したオーバーシューズが取り出される。
いくつかの実施形態によれば、モールド型のキャビティは、締結部の第一の端部のみが上部と結合されている開放位置の締結部をさらに画定する。
いくつかの実施形態によれば、かかる方法は、第一の固定機構を締結部の第二の端部に取り付けることと、第二の固定機構をオーバーシューズ本体の上部に取り付けることとをさらに含み、第一の固定機構および第二の固定機構は、上部と締結部の第二の端部との間に所望の可逆的な接続を提供するように協働する。
本発明の実施形態によれば、モールド成形されたオーバーシューズは単一のモールド型を用いて形成(formed)または成形(mold)される。
本発明の先の実施形態が一例であって多くの方法で変更可能であることは明白である。このような現在または将来の変更は、本発明の技術思想および技術範囲から逸脱しているとは考えられなく、また、当業者にとって明らかなように、このような修正はすべて、添付の特許請求の範囲に含まれる。

Claims (28)

  1. インナーシューズを着用している足を受け入れるように構成されているオーバーシューズであって、
    上部と密封可能に接続されているソール部を有しているオーバーシューズ本体と、
    前記上部に密封可能にかつ動作可能に結合されている拡張部とを備えており、
    前記拡張部が、前記足および前記インナーシューズを受け入れる開放位置と、受け入れた前記足および前記インナーシューズを前記オーバーシューズが包み込む閉鎖位置とを前記オーバーシューズ本体に可逆的に達成させることを可能とするように適合されており、
    前記拡張部が複数のアコーディオンスタイルの折り目を有しており、
    前記アコーディオンスタイルの折り目が前記閉鎖位置に向けて前記拡張部を少なくとも部分的に付勢するように構成されてなる、オーバーシューズ。
  2. 前記オーバーシューズ本体に動作可能に接続される締結部をさらに備えており、該締結部が前記拡張部を前記閉鎖位置に保持するように構成されてなる、請求項1に記載のオーバーシューズ。
  3. 前記締結部の第一の端部が前記上部に第一の位置で固定して取り付けられており、前記締結部の第二の端部が前記上部に第二の位置で可逆的に取り付けられてなる、請求項2に記載のオーバーシューズ。
  4. 前記締結部の前記第二の端部が、フックアンドアイタイプファスナ、ベルトバックル装置、またはスナップソケットスナップヘッドコンビネーションを用いて前記上部に可逆的に固定されてなる、請求項3に記載のオーバーシューズ。
  5. 前記締結部の前記第二の端部がフックアンドアイタイプファスナであり、該フックアンドアイタイプファスナが第一の領域に設けられるフック部と第二の領域に設けられるアイ部とを有しており、前記第一の領域が前記第二の領域よりも大きいまたは前記第二の領域が前記第一の領域よりも大きいことにより、前記締結部により加えられる閉鎖力の調節がなされてなる、請求項3に記載のオーバーシューズ。
  6. 前記拡張部が複数の側部を具備するアコーディオンスタイルの折り目を有し、近接側部が移行部により接続され、前記移行部がアーチ形状である、請求項1に記載のオーバーシューズ。
  7. 前記拡張部が複数の側部を具備するアコーディオンスタイルの折り目を有し、近接側部が移行部により接続され、前記移行部が、線形であり、前記近接側部に対してほぼ直角となっている、請求項1に記載のオーバーシューズ。
  8. 前記拡張部が複数の側部を具備するアコーディオンスタイルの折り目を有し、近接側部が移行部により接続され、前記移行部が、実質的に、正常の「V」と上下逆さまになった「V」とを交互に配置した複数の「V」字形状の移行部として構成されてなる、請求項1に記載のオーバーシューズ。
  9. 前記拡張部が複数の側部を具備するアコーディオンスタイルの折り目を有し、近接側部が移行部により接続され、前記移行部のうちの前記オーバーシューズの外側に配置されている移行部が線形で、前記近接側部に対してほぼ直角となっており、前記移行部のうちの前記オーバーシューズの内側にある移行部がアーチ形状である、請求項1に記載のオーバーシューズ。
  10. 前記拡張部が深さを具備するアコーディオンスタイルの折り目を有し、前記深さが前記拡張部に沿って前記オーバーシューズのトップに向けて増大するように構成されてなる、請求項1に記載のオーバーシューズ。
  11. 前記拡張部が深さを具備するアコーディオンスタイルの折り目を有し、前記深さが前記拡張部の長さ方向に沿って変わるように構成されてなる、請求項1に記載のオーバーシューズ。
  12. 前記アコーディオンスタイルの折り目の最大深さが、前記インナーシューズを着用している前記足が前記オーバーシューズの中に完全に挿入された時にユーザの足首が実質的に位置する位置で達成されるように構成されてなる、請求項11に記載のオーバーシューズ。
  13. 前記アコーディオンスタイルの折り目の最大の深さが、前記インナーシューズを着用している足の挿入時、該足が足底屈から背屈まで実質的に移動する位置で達成されるように構成されてなる、請求項11に記載のオーバーシューズ。
  14. 前記拡張部が深さを具備するアコーディオンスタイルの折り目を有し、前記深さは、前記拡張部が前記インナーシューズと係合して前記オーバーシューズと前記インナーシューズとの間の相対的な移動を削減するのに十分足りる深さである、請求項1に記載のオーバーシューズ。
  15. 前記オーバーシューズ本体に動作可能に接続される締結部をさらに備えており、該締結部が前記拡張部を前記閉鎖位置に保持するように構成されており、前記移行部のうち前記オーバーシューズの外側に配置されている移行部が前記締結部と摩擦係合するように構成されてなる、請求項9に記載のオーバーシューズ。
  16. 前記オーバーシューズが単一のユニットとして一体成形されるように構成されてなる、請求項1に記載のオーバーシューズ。
  17. 前記オーバーシューズが単一のユニットとして一体成形されるように構成されてなる、請求項2に記載のオーバーシューズ。
  18. インナーシューズを着用している足を受け入れるように構成されているオーバーシューズを製作する方法であって、
    前記オーバーシューズが、上部と密封可能に接続されているソール部を有しているオーバーシューズ本体と、前記上部に密封可能にかつ動作可能に結合されている拡張部とを備えており、
    前記拡張部が、前記足および前記インナーシューズを受け入れる開放位置と、前記オーバーシューズが受け入れた前記足および前記インナーシューズを包み込む閉鎖位置とを前記オーバーシューズ本体に可逆的に達成させることを可能とするように適合されており、
    前記拡張部が複数のアコーディオンスタイルの折り目を有しており、
    前記方法が、
    前記オーバーシューズ本体および前記拡張部を単一のユニットとして画定するキャビティを有するモールドを提供するステップと、
    前記モールド型の中に材料を注入するステップと、
    前記モールド型を取り外すステップと
    を有する、オーバーシューズを製作する方法。
  19. 前記キャビティが開放位置にある締結部をさらに画定し、前記締結部の第一の端部だけが前記上部と結合されてなる、請求項18に記載のオーバーシューズを製作する方法。
  20. 第一の固定機構を前記締結部の第二の端部に取り付けることと、第二の固定機構を前記オーバーシューズ本体の前記上部に取り付けることとをさらに含んでおり、前記第一の固定機構および前記第二の固定機構が、前記上部と前記締結部の前記第二の端部との間に所望の可逆的な接続を提供するよう協働するように構成されてなる、請求項19に記載のオーバーシューズを製作する方法。
  21. インナーシューズを着用している足を受け入れるためのモールド成形されたオーバーシューズであって、
    前記モールド成形されたオーバーシューズが、前記足および前記インナーシューズを受け入れるための少なくとも1つの開放位置と、前記オーバーシューズ本体が閉鎖され、受け入れた前記足および前記インナーシューズを包み込まれうる少なくとも1つの閉鎖位置とを達成することができるように構成されており、
    前記オーバーシューズが単一ピースから構成されており、
    前記単一ピースが、
    i. 拡張部と、
    ii. 本体部と、
    iii. ソール部と、
    iv. 締結部とを有しており、
    前記オーバーシューズが、少なくとも1つの閉鎖位置を達成しやすい状態になっており、
    前記拡張部が、インナーシューズを着用している足の挿入を可能とする少なくとも1つの開放位置を達成するように前記オーバーシューズの配置を変えることができるように構成されており、
    インナーシューズを着用している足の挿入時、前記オーバーシューズが、少なくとも1つの閉鎖位置を達成しやすい状態になっており、
    前記締結部が、インナーシューズを着用している足を収容している間、前記オーバーシューズを少なくとも1つの閉鎖位置に固定しておくことができ、
    前記ソール部が、前記オーバーシューズのうちの地面と接触する部分を少なくとも構成してなる、オーバーシューズ。
  22. 前記拡張部が、主として前記オーバーシューズの横方向の伸張を可能とする複数のアコーディオン折り目を有してなる、請求項21に記載のオーバーシューズ。
  23. 前記拡張部が、モールドにより成形され、主として前記オーバーシューズの横方向の伸張を可能とする複数のアコーディオンを形成しやすい状態になっている、請求項21に記載のオーバーシューズ。
  24. 前記拡張部が、前記ブーツの内側に6つのアコーディオン折り目を有し、前記ブーツの外側に5つのアコーディオン折り目を有してなる、請求項22または23に記載のオーバーシューズ。
  25. 前記拡張部の前記アコーディオン折り目が、先のとがったものがほとんどであり、前記オーバーシューズの前記開口部に隣接する領域において大きさが最大となっており、前記オーバーシューズの前記ソール部に向けて先のとんがりおよび大きさが減少するように構成されてなる、請求項22または23に記載のオーバーシューズ。
  26. 前記オーバーシューズの材料の厚みが前記本体部および前記拡張部の全体にわたって一定である、請求項21に記載のオーバーシューズ。
  27. 前記ソール部が前記オーバーシューズの側面の上方に広がり、前記オーバーシューズの材料の厚みが前記本体部分および前記拡張部を構成する材料の厚みより大きい、請求項21に記載のオーバーシューズ。
  28. モールド成型されたオーバーシューズを製作する方法であって、
    材料の厚みが異なる部分を有する単一ピースから構成されるモールド成型されたオーバーシューズを形成するために単一のモールド型を用いることを含む、方法。
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