JP2015520582A - ネイティブ3色イメージ及びハイダイナミックレンジイメージ - Google Patents
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Abstract
様々な実施は、例えば、RGBイメージ及び/又はHDRイメージを含むカラーイメージを提供する。1つの実際の実施において、カラーイメージは、複数のセンサから捕捉される第1の組の色値を用いて生成される。カラーイメージの複数のピクセル位置は、複数のセンサから捕捉される3つの色についての色値を有する。レンズアセンブリは、光を複数のセンサに通す。HDRイメージは、複数のセンサから捕捉される第2の組の色値を用いて生成される。他の実施は、レンズアセンブリと、レンズアセンブリを通じて光を受けるよう配置される複数のセンサとを含む。複数のセンサから捕捉される第1の組の色値は、複数のピクセル位置にういて3つの色値を提供するようアセンブル可能である。複数のセンサから捕捉される第2の組の色値は、HDRイメージを提供するよう補間可能である。
Description
実施は、イメージの捕捉及び/又は処理に関連して記載される。様々な特定の実施は、ネイティブ3色イメージ及びハイダイナミックレンジ(HDR;High Dynamic Range)イメージの捕捉及び/又は処理に係る。
映画のプロデューサ及び他のコンテンツ制作者は、コンテンツを捕捉するのに利用可能な選択の余地を有する。1つの選択肢は、赤−緑−青(RGB;Red-Green-Blue)イメージを使用することである。RGBイメージは、例えば、補間後又はネイティブであることができる。他の選択肢は、HDRイメージを使用することである。しばしば、コンテンツ制作者は、コンテンツの異なる部分において異なるタイプのイメージを使用したいと望む。例えば、映画のプロデューサは、映画の中の少数の選択された場面をHDRイメージを用いて撮影したいと望むことがある。その望みを叶えるよう、コンテンツ制作者は、通常、イメージのタイプごとに異なるカメラ(複数を含む。)を用いる必要がある。例えば、映画のプロデューサは、ネイティブRGBイメージを捕捉するのに第1のカメラを使用し、HDRイメージを捕捉するのに第2のカメラ及び第3のカメラを使用することがある。
全般的な態様に従って、カラーイメージは、複数のセンサから捕捉される第1の組の色値を用いて生成される。前記カラーイメージの複数のピクセル位置は、3つの色についての色値を有する。該3つの色値は前記複数のセンサから捕捉され、レンズセンブリは光を前記複数のセンサに通す。HDRイメージは、前記複数のセンサから捕捉される第2の組の色値を用いて生成される。
他の全般的な態様に従って、装置は、レンズアセンブリと、該レンズアセンブリを通して光を受けるよう配置される複数のセンサとを含む。該複数のセンサから捕捉される第1の組の色値は、複数のピクセル位置について3つの色値を提供するようアセンブル可能である。前記複数のセンサから捕捉される第2の組の色値は、HDRイメージを提供するよう補間可能である。
1又はそれ以上の実施の詳細は、添付の図面及び以下の記載において説明される。たとえ1つの特定の様態において記載されるとしても、当然に、実施は、様々な様態において構成又は具現されてよい。例えば、実施は、方法として実行されるか、あるいは、装置、例えば、動作の組を実行するよう構成される装置又は動作の組を実行する命令を記憶する装置として具現されるか、あるいは、信号において具現されてよい。他の態様及び特徴は、添付の図面及び特許請求の範囲とともに検討される以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本願で記載される少なくとも1つの実施は、同じレンズアセンブリ(しばしば、本願では単に、レンズと称される。)を用いてネイティブRGBイメージ及びHDRイメージを生成する方法及び装置を対象とする。そのような実施において、レンズアセンブリは、光を3つのセンサに通し、該3つのセンサから捕捉されるデータは、ネイティブRGBイメージ及びHDRイメージの両方を生成するのに使用される。特に、1つの実施において、本願は、標準的な2×2ベイヤーマトリクスに代えて、3つのセンサ及び提案される3×2×4マトリクス(図2を参照。)を使用することが如何にして、カメラが単一のレンズアセンブリを用いて同じ装置内でネイティブRGBイメージ及び超高品位のHDRイメージを提供することを可能にするのかを記載する。
ベイヤーマトリクス(又は“ベイヤーパターン”)は、通常、25%が赤、50%が緑、25%が青であるフィルタパターンである。ベイヤーパターンは、しばしば、特定の解像度を対象とするよう必要に応じて繰り返される(タイリングとも呼ばれる。)2×2マトリクスである。1つの例は、図2におけるセンサ1の上の2×2部分によって、以下で示される。その2×2部分は、1つの赤(1行目の2列目に位置する。)と、2つの緑(1行目の1列目と、2行目の2列目とに位置する。)と、1つの青(2行目の1列目に位置する。)とを有する。ベイヤーパターンセンサは、一般的に、センサに入る光をフィルタリングするベイヤーパターンを有するセンサを指す。ベイヤーパターンは、様々な実施において、当業者によく知られた様態においてセンサに適用又は付属される。
“ネイティブRGB”(又は“フルネイティブRGB”)イメージは、捕捉されたデータがイメージ内の全てのピクセル又は略全てのピクセルについて赤色成分、緑色成分及び青色成分を含むイメージを指す。色成分は“色値”又は“値”とも呼ばれる。色値は、様々な実施において、赤、緑及び青の夫々について、0から255までの8ビット整数である。
語“ネイティブ”は、全ての成分(例えば、R、G及びB)が、例えば、補間されるのとは対照的に、捕捉されることを示す。結果として、語“ネイティブ”は、他のタイプのイメージ、例えば、捕捉される何らかの3つの色を参照するネイティブ3色イメージに適用され得る。他の例には、ネイティブYUVイメージがある。
HDRイメージは、最も明るい領域と最も暗い領域との間が、通常とり得るよりも広いダイナミックレンズを有するイメージを指す。ダイナミックレンジは、通常、イメージの輝度値の範囲を指す。
ハイダイナミックレンジを有するソースコンテンツは、しばしば、明領域又は暗領域のいずれかにおいて詳細が失われることを欠点とする。HDRイメージは、そのような失われた詳細の一部を提供することができる。通常、HDRイメージは、異なる輝度レベルで捕捉される成分イメージ(又はイメージの部分)をまとめることによって生成される。
多くの実施は、表現可能な輝度値の範囲を実際には広げないHDRイメージを生成する(例えば、輝度は、HDRプロセッシングが使用されるかどうかにかかわらず、8ビット値によって表現される。)。しかし、それらの実施のうちの幾つかは、輝度値の範囲を、輝度の差がより良く表現され得る異なる輝度範囲へ動かすプロセッシング技術(例えば、フィルタリング)を使用する。例えば、高い輝度は、全領域が輝度範囲の高輝度限界(例えば、255)又はその近くにある輝度値を与えられるように、しばしばセンサを飽和させ得る。幾つかの実施は、輝度を減じるようフィルタを適用し、その結果、輝度値はもはや単一の数(255)の周囲に集められず、範囲にわたって散開する。よって、更なる詳細が与えられる。
フルネイティブRGBイメージは3つのセンサを用いて捕捉され得る。それら3つのセンサの夫々は、単独で、赤、緑及び青の情報を捕捉する。ビームスプリッタメカニズムは、通常、夫々のセンサが三原色の夫々で同量の輝度を受けるように、レンズアセンブリとそれらセンサとの間に適用される。
そのようなデバイスによれば、少なくとも、夫々のセンサに到達する輝度のレベルが同じでなければならないならば、HDRを生成することは可能でないと思われる。複数の輝度値を有するために、異なる輝度を有する複数の3センサデバイスが必要であると思われる。複数のデバイスを用いることは、しかしながら、高価であり且つ実際的ではない。
また、複数の減光(ND;Neutral Density)フィルタを夫々のセンサの前に適用することで、ベイヤータイプの色フィルタを備え付けられた3つのセンサを用いる単一デバイス内で且つ単一のレンズアセンブリによりHDRイメージを生成することが可能である。そのようなデバイスは、それ自体に大きな価値を有する。しかし、そのようなシステムが使用される場合、ベイヤーパターンはピクセル補間を必要とし、夫々のピクセルについてフルネイティブRGB結合において結合され得ないので、同じデバイスによりネイティブRGBイメージを取得することは可能でないと思われる。すなわち、たとえ3つのベイヤーパターンが存在するとしても、それら3つのベイヤーパターンは全て同じである。第2及び第3のベイヤーパターンセンサを付加することは、如何なる追加の又は新しい情報も提供しない。むしろ、第2及び第3のベイヤーパターンセンサは、第1のベイヤーパターンセンサからの色情報を複製する。然るに、所与のピクセル位置は、第2及び第3のベイヤーパターンセンサから如何なる新しい色情報も得ない。結果として、ベイヤーパターンセンサによれば、ピクセル位置は1よりも多い色値を有さず、当然、ネイティブRGBでない。むしろ、所与の色についての捕捉された色値は、全てのピクセル位置についての補間された色値(所与の色値に関する。)を提供するために補間アルゴリズムにおいて使用される。しかし、補間は、補間された色値が捕捉された色ではなかったので、ネイティブRGBをもたらさない。
本願で記載される様々な実施形態は、しかしながら、映画制作者(又は他のコンテンツ制作者)が単一のレンズアセンブリを用いて同じデバイス(通常、カメラ)内でHDR及びネイティブRGBの両方の機能を得ることを可能にするデバイスを提供する。この機能は、そのような効果(HDR及びネイティブRGB)を用いることを、2又はそれ以上の異なる専用のカメラを用いることよりも安価且つ生産的なものとする。
図1を参照すると、カメラ100が示されており、カメラ100は、HDRイメージ及びネイティブRGBイメージの両方が捕捉されることを可能にする。カメラ100は、レンズアセンブリ110を含む。レンズアセンブリ110は、特定の実施において、単一のレンズを含む。なお、他の実施は、レンズアセンブリ110において複数のレンズを含む。
レンズアセンブリ110は、光をビームスプリッタ115へ通す。ビームスプリッタ115は、光を、第1のセンサ120、第2のセンサ130及び第3のセンサ140を含む3つのセンサへ通す。通される光は、実施によって様々であることができる。なお、少なくとも1つの実施において、光は、センサ120、130及び140の夫々へ同量において通される。
カメラ100は、ビームスプリッタ115と第1のセンサ120との間に配置されるNDフィルタ145を含む。NDフィルタ145は、異なる実施においては、異なるフィルタリング強度を有する。よく知られているNDフィルタは、略等しく光の全ての波長又は色の強さを低減及び/又は変更する。他のフィルタは、異なる実施において使用されるが、非NDフィルタは、通常は、下流のセンサ(例えば、第1のセンサ120)によって捕捉される色に対する影響を有する。
センサ120、130及び140によって捕捉されるデータは、下流のデバイスへ供給される。カメラ100に含まれる下流のデバイスは、プロセッサ又は記憶デバイス150として示されている。カメラ100のある実施は、単にデータを捕捉し、そのような実施において、下流のデバイスは、記憶デバイス150である。他の実施はまた、あるいは、付加的に、捕捉されたデータに何らかの処理を施し、そのような実施において、下流のデバイスは、プロセッサ150又は複合的なプロセッサ及び記憶デバイス150である。
カメラ100はまた、NDフィルタ145を選択的に除去及び挿入することができる。この制御は、両矢印160によって示されている。そのような制御は、例えば、NDフィルタ145がカメラのオペレータによって除去及び挿入されるためのスロットを有すること、又は第1のセンサ120に衝突する光をフィルタリングする位置の内外にNDフィルタ145を動かすカメラ100の内部のヒンジを有すること、によって達成され得る。
NDフィルタ145がカメラ100から除去されると、カメラ100は、図2乃至4に関連してより詳細に説明されるように、ネイティブRGBイメージを生成するのに使用可能なデータを捕捉することができる。加えて、NDフィルタ145がカメラ100に挿入されると、カメラ100は、図2及び5乃至8に関連してより詳細に説明されるように、HDRイメージを生成するのに使用可能なデータを捕捉することができる。ネイティブRGBイメージ又はHDRイメージを生成する際に使用されるデータを選択的に捕捉する能力は、図9に関連して記載される。
上述されたように、カメラにおいてフルネイティブRGB及びHDRを提供するために、図1の実施は、入来する光を3つの等しい強度のビームに分けるビームスプリッタメカニズム115を備えた3つのセンサ120、130及び140を使用する。以上のように、カメラ100は、単一のセンサしか含まない標準のカメラとは異なる。
更に、カメラ100は、2×2ベイヤーパターンである標準的な単一のセンサしか使用しない標準のカメラとは異なる。むしろ、カメラ100は、3×2×4の色ピクセルパターンである新しい3センサを使用する。
図2を参照すると、新しい3×2×4パターンが示されている。“3×2×4”における“3”は、図2が、第1のセンサパターン210、第2のセンサパターン220及び第3のセンサパターン230を含む3つのセンサパターンを含むという事実を反映する。“2×4”は、センサパターン210、220及び230が全て、2×4マトリクス(又はパターン)を繰り返すことによって表されるという事実を反映する。よって、第1のセンサパターン210(及び、センサパターン220及び230について同様に)は、センサ全体にわたって繰り返されるよう意図される。
例えば、カメラ100の1つの実施において、第1のセンサパターン210は、第1のセンサ120の全体にわたって繰り返され、第1のセンサパターン210は、第1のセンサパターン210に示される色に対応する波長を有する第1のセンサ120への光を通すフィルタとして働く。特に、この実施において、第1のセンサパターン210は、“緑(Green)”についてGと符号をされた左上部分215を含み、第2のセンサパターン220は、“赤(Red)”についてRと符号を付された左上部分225を含み、第3のセンサ230は、“青(Blue)”についてBと符号を付された左上部分235を含む。この実施において、(i)第1のセンサ120は、左上部分215によってカバーされる範囲において緑色の光を受け、(ii)第2のセンサ130は、左上部分225によってカバーされる範囲において赤色の光を受け、(iii)第3のセンサ140は、左上部分235によってカバーされる範囲において青色の光を受ける。様々な実施において、左上部分215、225及び235によって夫々カバーされるセンサ120、130及び140の範囲は、センサ120、130及び140によって捕捉されるイメージ内のピクセルに対応する。
当然に、第1のセンサパターン210は、実際には、2×2パターンを繰り返すことによって表される。しかしながら、第2のセンサパターン220及び第3のセンサパターン230が図2に示される2×4範囲によって表されるので、便宜上、2×4範囲が使用される。また、当然に、第1のセンサパターン210はベイヤーパターンである。よって、この実施において、標準のカメラの2×2ベイヤーパターンは、2×2ベイヤーパターンを含む3×2×4パターンによって置換される。
図3を参照すると、3つのセンサパターン210、220及び230が再び示されている。図3は、結合パターン310を更に含む。結合パターン310において、3つのセンサパターン210、220及び230の対応する位置が結合されている。“結合”は、3つのセンサパターン210、220及び230からの色値をアセンブル又は収集又は一体化することを指す。よって、センサパターン210、220及び230の左上部分215、225及び235の夫々における色値は、夫々、結合パターン310の左上部分315に含まれる。左上部分315は、それが第1のセンサパターン210の左上部分215からのG、第2のセンサパターン220の左上部分225からのR、及び第3のセンサパターン230の左上部分235からのBを含む(結合する)ので、GRBを載せる。
左上部分215、225及び235は夫々、レンズアセンブル110に入射するソースイメージの同じ範囲(“左上”範囲)からの光を捕捉する。よって、カメラ100によって撮影されるソースイメージにおけるその“左上”範囲は、3つのセンサ210、220及び230によって夫々緑、赤及び青において捕捉される。結合パターン310は、この事実を、左上部分315においてGRBを載せることで反映する。
結合パターン310の他の部分は、同様にして導出される。具体的に、3つのセンサパターン210、220及び230における対応する位置からの色値は、結合パターン310の対応する位置において結合される。結合パターン310のあらゆる位置が全て赤、緑及び青の三原色を有することは、結合パターン310の考察から明らかである。よって、3つのセンサ120、130及び140(夫々センサパターン210、220及び230を有する。)の夫々によって捕捉されるイメージを結合することによって、ネイティブRGBイメージが生成され得る。
ネイティブRGBイメージを形成するよう個々のセンサイメージを結合するプロセスは、例えば、プロセッサ150において実行され得る。このプロセスは、たとえば、夫々のピクセル位置の赤、緑及び青の色値の全てを、結果として得られるネイティブRGBイメージを表示するようアクセスされ得るデータ構造に収集することを含む。然るに、上述されたように、例えば、この3×2×4パターンにおいて色ピクセルサイズフィルタを用いて、3つのセンサ値を結合することによって、我々は、夫々の結合されたピクセルがR、G及びBの捕捉を有し、従って、ネイティブRGB捕捉を提供すると分かる。
他の実施は、図3に示されるものとは異なる第2のセンサパターン及び第3のセンサパターンを使用する。様々な実施は、センサパターン210において提示される標準のベイヤーパターンから欠けている色を提供するようアセンブルされ得る様々なセンサパターンのいずれかを使用する。様々な実施は、例えば、第2のセンサパターン220からのG(又はR、又はB)を第3のセンサパターン230に入れ込むこと等によって、センサパターンの全てについて3色センサパターンを使用しない。他の実施は、第2のセンサパターンが第2のセンサパターン220の上半分のみであり、第3のセンサパターンが第3のセンサパターン230の上半分のみである2×2センサパターンにより達成され得る。
図4を参照すると、ネイティブRGBイメージを形成するためのプロセス400が与えられている。ネイティブRGBイメージを形成するプロセスは、本質的に、図2乃至3に関連して先に記載されている。しかし、これから、具体的なプロセスが包括的なプロセスに関して与えられる。
プロセス400は、NDフィルタを用いずに3つのセンサからセンサデータを捕捉することを含む(410)。少なくとも1つの実施において、動作410は、NDフィルタ145が除去されているカメラ100によって実行される。1つのそのような実施において、動作410は、夫々センサパターン210、200及び230を通じて、センサ120、130及び140からイメージデータを捕捉することによって実行される。
プロセス400は、ネイティブRGBイメージを形成するよう、捕捉されたセンサデータを結合することを含む(420)。動作410に関連して先に論じられた実施に続いて、動作420は、例えば、ネイティブRGBイメージを形成するようセンサ120、130及び140からの捕捉されたイメージデータを結合することによって、実行される。
図5乃至8(及び上記の図1乃至3)を参照して、我々は、ここから、HDRイメージを生成するための1又はそれ以上の実施について記載する。様々なそのような実施は、NDフィルタ145がカメラ100に挿入された状態でカメラ100によって実行され得る。
第1のセンサパターン210を有する第1のセンサ120は、幾つかの実施において、“自律的”センサと見なされる。これは、第1のセンサパターン210を有する第1のセンサ120が、補間されたRGBイメージを生成するために使用され得るためである。これは、第1のセンサパターン210が標準的なベイヤーパターンのバージョンであり、当該技術で知られるように、ピクセル補間を通じてフル(しかしネイティブでない)RGBイメージを提供することができるという事実から得られる。
第2のセンサ130及び第3のセンサ140は、幾つかの実施において、“相補的”センサと見なされる。これは、センサパターン220及び230を用いるセンサ130及び140からの捕捉イメージが夫々、フルレゾイメージを補間するよう相補的な様態において結合され得るためである。それらの捕捉イメージの結合は、様々な実施において、捕捉イメージを結合せずに起こり得るよりも優れた補間(例えば、全ての3つの色についてのクインカンクス(quincunx)補間)を可能にする。
なお、他の実施は、第2のセンサ130を自律的センサとして使用し、補間されたフルRGBイメージを生成するよう第2のセンサ130を補間する。同様に、様々な実施において、第3のセンサ140は自律的センサとして使用され、補間されたフルRGBイメージを生成するよう補間される。
図5を参照すると、センサパターン220及び230が再び示されている。加えて、センサパターン220及び230の結合である結合パターン510が与えられている。例えば、結合パターン510の左上部分515は、“赤”及び“青”についての色値RBを載せる。左上部分515の“R”は、第2のセンサパターン220の左上部分225が色値Rを載せるので含まれている。左部部分515の“B”は、第3のセンサパターン230の左上部分235が色値Bを載せるので含まれている。結合パターン510の他の部分は、同様にして導出される。具体的に、2つのセンサパターン220及び230における対応する位置からの色値が、結合パターン510の対応する位置において結合される。
図6を参照すると、拡張パターン600が与えられている。拡張パターン600は、結合パターン510の2回繰り返された出現を含む。図に示すように、結合パターン510の最初の出現は、拡張パターン600の左2列を含み、結合パターン510の2回目の出現は、拡張パターン600の右2列を含む。
拡張パターン600は、夫々が様々な実施において個々のピクセルに対応する内部位置620、630、640及び650を含む。この例における“内部”位置は、エッジピクセルでないピクセル位置である。内部位置620乃至650を考察すると、我々は、夫々が2つの色値を有すると分かる。よって、フルRGBイメージを生成するよう、1つの色値が内部位置620乃至650について補間される。表されるように、(i)内部位置620について、Gが補間され、(ii)内部位置630について、Bが補間され、(iii)内部位置640について、Rが補間され、(iv)内部位置650について、Gが補間される。欠けている色値を特定するこのパターンは、内部位置かどうかにかかわらず、全ての位置について続けられ得る。加えて、結合パターン510の更なる出現を繰り返すこと(タイリングすること)によって、拡張パターン600は、あらゆるサイズのセンサに対応するようサイズが大きくされ得る。
図7を参照すると、拡張パターン600の4つの別々のバージョンが与えられており、それら4つのバージョンは補間ストラテジを示す。4つのバージョンは、(i)内部位置620に対応する第1の補間パターン720、(ii)内部位置630に対応する第2の補間パターン730、(iii)内部位置640に対応する第3の補間パターン740、及び(iv)内部位置650に対応する第4の補間パターン750を含む。
補間パターン720乃至750の夫々において示されるように、内部位置620乃至650から欠けている色値は、上下左右において直ぐ隣の位置に存在する。これは、補間パターン720について、対応する位置(例えば、ピクセル)にあるGを強調表示する円722、724、726及び728によって示されている。これは、補間パターン730について、対応する位置にあるBを強調表示する円732、734、736及び738によって示されている。これは、補間パターン740について、対応する位置にあるRを強調表示する円742、744、746及び748によって示されている。これは、補間パターン750について、対応する位置にあるGを強調表示する円752、754、756及び758によって示されている。
少なくとも補間パターン730及び740について、円が、対角に隣接する位置を含む全ての隣接位置における不足色値の周りに描かれ得ることは、明らかである。すなわち、例えば、補間パターン730において、内部位置630を囲む全ての8つの隣接位置はBの色値を有する。補間パターン740についても同様であり、内部位置640を囲む全ての8つの隣接位置はRの色値を有する。
なお、拡張パターン600のより大きいバージョン(結合パターン510に基づく。)、それにより補間パターン720、730、740及び750のより大きいバージョンについてさえ、全ての内部位置は、それらの上下左右の位置に存在するそれらの不足色値を有することも明らかである。
よって、結合パターン510のバージョンを有するセンサから捕捉されるイメージ内の全ての内部位置について共通の補間アルゴリズムを使用することが可能である。共通の補間アルゴリズムは、例えば、上下左右の隣接位置に基づくことができる。1つのそのような補間アルゴリズムは、欠けている色値を補間するのに使用されるクインカンクスピクセル補間アルゴリズムである。しかしながら、上下左右の4つの隣接位置を使用する如何なるアルゴリズムも使用され得る。
ベイヤーパターンを使用することに対するこの実施(図5乃至7のパターンを使用すること)の利点は、R、G及びBの夫々の不足ピクセル値について、フルクインカンクスパターンがピクセル補間に利用可能である点である。対照的に、ベイヤーパターンを使用する場合に、フルクインカンクスパターンは、Gについてのピクセル補間にのみ利用可能であり、R及びGについては利用可能でない。3つ全ての色についてのピクセル補間に利用可能なフルクインカンクスパターンは、ベイヤーパターンしか使用しないことに比べて高い品質の補間イメージをもたらすべきである。この品質は、単一の補間アルゴリズムを用いて達成可能であり、これはまた、複数の補間アルゴリズムを使用する実施と比べて複雑性の点で有利である。この比較は、ベイヤーパターンを用いる単一センサに伴って生じるが、たとえ全てがベイヤーパターンを有する3つのセンサが使用されるとしても、ベイヤーパターンは同じであり、如何なる付加的な色情報も提供しないので、結果は同じである。
HDRの場合に、複数のシナリオが、異なるNDフィルタが適用されることで輝度範囲全体を捕捉するために可能であるが、少なくとも1つの特定の実施は、画期的な可能性を可能にする。第1のセンサパターン210は、少なくとも第2のセンサパターン220及び第3のセンサパターン230と比較される場合に、標準的なベイヤースキームにおいてピクセルを補間しているので、低い解像度を有する。従って、第1のセンサパターン210は、通常はセンサを飽和させるピクチャの高輝度エリアにおいてクリアピクセル(すなわち、詳細及び相違が見る者によって確認されることを可能にする範囲にわたって分布する有用な輝度情報を有するピクセル値)を提供するために、高価なNDフィルタ(輝度にフィルタをかける。)とともに使用され得る。加えて、NDフィルタが適用されない第2のセンサパターン220及び第3のセンサパターン230の組み合わせは、カメラが設定される高解像度の“リファレンス”イメージを提供することができる。2つのセンサパターン220及び230はこの“リファレンス”イメージを捕捉するのに使用されるので、結合パターン510が生成可能であり、フルクインカンクスピクセル補間は全ての3つの原色に利用可能である。
この特定の実施において、低解像度イメージ及び高解像度“リファレンス”イメージはいずれも、3つの捕捉イメージに基づき生成される。それら2つの異なる解像度のイメージは次いで、HDRイメージを形成するよう結合される。この結合されたHDRイメージは、3つの独立したベイヤータイプセンサを用いることよりも多い輝度を有し且つ優れた解像度を有する。NDフィルタは、より広い輝度範囲が有意に捕捉されることを可能にし、且つ、イメージについてのより有用な輝度情報を供給するので、更なる輝度が与えられる。優れた解像度は、ベイヤーパターンにより可能である標準的な補間と比較して改善された補間のために与えられる。
図8を参照すると、HDRイメージを形成するためのプロセス800が与えられている。HDRイメージを形成するプロセスは、本質的に、図5乃至7に関連して先に記載されてきた。しかしながら、具体的なプロセスフローが、これから、包括的なプロセスに関して与えられる。
プロセス800は、3つのセンサから、それらセンサのうちの1つにNDフィルタが適用された状態で、センサデータを捕捉すること(810)を含む。少なくとも1つの実施において、動作810は、NDフィルタ145が挿入されているカメラ100によって実行される。1つのそのような実施において、動作810は、夫々センサパターン210、200及び230を通じて、ビームスプリッタ115と第1のセンサ120との間にNDフィルタ145が挿入された状態で、センサ120、130及び140からイメージデータを捕捉することによって実行される。
プロセス800は、出力として高輝度エリア(HLA;Higher-Luminance-Area)データを形成するよう、NDフィルタ付きセンサから捕捉されたイメージデータを補間すること(820)を含む。“データ”は、例えば、全体のフレームの全て又は部分であることができる。“高輝度エリア”は、より高い輝度値を有する、NDフィルタリングより前の原のソースコンテンツのエリアを指す。当然、それらの同じエリアはまた、原のソースコンテンツのNDフィルタリングされたものにおいて、他のNDフィルタリングをされたものと比較して高い輝度値を有する。HLA“データ”は、通常、HLAの原の色値の再マッピングであると見なすことができ、それにより、それらの値は、利用可能であるダイナミックレンジのより大きい部分を占める。
NDフィルタは、入力されたソースコンテンツの全体的輝度を下げ、これにより、センサによって捕捉される色値は低減される。この低減は、通常、入力されたソースコンテンツの低い色値をセンサのダイナミックレンジの下端に集める。この低減はまた、通常、入力されたソースコンテンツの高い色値をセンサのダイナミックレンジにわたって散開させる。
動作810に関連して先に論じられた実施に続いて、動作820は、例えば、プロセッサ150によって実行される。この実施において、プロセッサ150は、例えば、ベイヤーパターンイメージに使用される標準的な補間アルゴリズムを実行する。補間は、第1のセンサパターン210を通る第1のセンサ120からの捕捉されたイメージ又はデータに対して実行される。出力されるイメージは、そのような実施において、完全なる補間イメージである。この実施において、HLAデータは補間イメージの部分である。
プロセス800は、他のセンサから捕捉されたデータを結合すること(830)を含む。動作810乃至820に関連して先に論じられた実施に続いて、動作830は、例えば、プロセッサ150によって実行される。この実施において、プロセッサ150は、センサパターン220及び230を通るセンサ130及び140からの捕捉されたイメージデータを結合する。NDフィルタはセンサ130又は140のいずれの前にも使用されないが、他の実施はやはり様々なNDフィルタを使用する。結果は、結合パターン510によって示される色値を有するイメージ又はイメージデータである。
プロセス800は、低輝度エリア(LLA;Lower-Luminance-Area)を形成するよう、動作830からの結合されたセンサデータを補間すること(840)を含む。“データ”は、例えば、完全なイメージの部分又は単に独立したデータの組であることができる。“低輝度エリア”は、より低い輝度値を有する、同じくNDフィルタ145が存在しない場合の捕捉されたイメージデータである原のソースコンテンツのエリアを指す。典型的な実施において、LLAは、センサのダイナミックレンジにより有効に表現される色値を有する。
動作810乃至830に関連して先に論じられた実施に続いて、動作840は、例えば、プロセッサ150によって実行される。この実施において、プロセッサ150は、例えば、最終的なHDRイメージのためのリファレンスイメージを生成するよう、図7に関連して論じられたクインカンクス補間アルゴリズムを実行する。この実施において、LLAデータは、リファレンスイメージの部分である。
プロセス800は、HDRイメージを形成するようHLAデータ及びLLAデータをマージすること(850)を含む。HLAデータは、より高い輝度を有する原のコンテンツソースの部分についての再マッピングされた(NDフィルタによる。)色値を含む。LLAデータは、より低い輝度を有する原のコンテンツソースの部分についての色値を含む。それらの2つのデータの組をマージすることは、原のソースコンテンツの低輝度部分及び原のソースコンテンツの高輝度部分の両方を表す色値を有するイメージを提供する。加えて、高輝度部分は、通常、NDフィルタにより更に広いダイナミックレンジにわたって表現される。それにより、高輝度部分の詳細は、見る者にとってより可視的である。
動作810乃至840に関連して先に論じられた実施に続いて、動作850は、たとえば、プロセッサ150によって実行される。プロセッサ150は、様々な方法において動作850のマージを実行することができる。1つの実施において、プロセッサ150は、原のコンテンツソースのどの部分が“高”輝度エリア(例えば、空、又は窓からの景色)であるかを決定する。特定されたエリアは、例えば、特定の閾値を上回る平均輝度を有するオブジェクト又はフィーチャを含む。実施は次いで、それらの“高”輝度位置からHLAデータを取り出し、取り出されたデータを、HDRイメージを形成するようLLAデータの共在部分にコピーする。他の実施は、LLAデータ(非高輝度エリア、又は特定された低輝度エリア)からデータを取り出し、それを、HDRイメージを形成するようHLAデータにコピーする。他の実施は、例えば、LLAデータ及びHLAデータの両方からデータを取り出し、2つの抽出を新しいイメージにおいてマージする。
様々な実施において、HLAデータ及び/又はLLAデータは、完全なフレームを含む。他の実施においては、しかしながら、HLAデータ及び/又はLLAデータは、単に、フレームの小部分である。
図9を参照すると、ネイティブ3色イメージ及びHDRイメージを形成するためのプロセス900が与えられている。3色イメージは、様々な実施において、RGBイメージである。なお、本願において別な場所で論じられるように、他の色が別の実施では使用される。それら2つのイメージを形成するそのようなプロセスの例は、本質的に、図2乃至8に関連して先に記載されてきた。しかし、具体的なプロセスフローが、これから、包括的なプロセスに関して与えられる。
プロセス900は、複数のセンサ及び単一のレンズアセンブリからネイティブ3色イメージを生成すること(910)を含む。少なくとも1つの実施において、動作910は、複数のセンサから捕捉される第1の組の色値を用いてRGBイメージを生成することを含む。この実施において、RGBイメージの複数のピクセル位置は、複数のセンサから捕捉されるR、G及びBについての色値を有し、単一のレンズアセンブリは、光を複数のセンサに通す。
他の実施において、動作910は、NDフィルタ145が除去されたカメラ100によって、センサパターン210、220及び230が夫々センサ120、130及び140により使用される状態で、実行される。カメラ100は、例えば、プロセス400を用いて、動作910を実行する。
プロセス900は、複数のセンサからのHDRイメージを生成すること(920)を含む。少なくとも1つの実施において、動作920は、複数のセンサから捕捉される第2の組の色値を用いてHDRイメージを生成することを含む。幾つかのそのような実施において、HDRイメージは、高輝度エリア成分及び低輝度エリア成分を含む。
他の実施において、動作920は、NDフィルタ145が挿入されたカメラ100によって、センサパターン210、220及び230が夫々センサ120、130及び140により使用される状態で、実行される。カメラ100は、例えば、プロセス800を用いて、動作920を実行する。プロセス900は、同じセンサの組によりネイティブRGBイメージ及びHDRイメージの両方を生成することができる。当然、これはまた、センサの組及び単一のレンズアセンブリを含む単一カメラがネイティブRGBイメージ及びHDRイメージの両方を捕捉するのに使用されることを可能にする。そのようなカメラは、ネイティブRGBイメージ又はHDRイメージを生成するのに使用されるデータを選択的に捕捉する能力を備える。
様々な実施は、プロセス900に追加の特徴を付加することを伴って達成される。プロセス900の幾つかの変形例は、以下の実施における特徴のうちの1又はそれ以上を含む。
他の実施において、プロセス900は、複数のセンサが、複数の色を取得するよう構成され且つ互いに異なる色パターンを有するフィルタを使用する3つのセンサを含むように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、3つの異なる色パターンが(i)赤(“R”)、緑(“G”)及び青(“B”)を含む第1のパターンと、(ii)R、G及びBを含む第2のパターンと、(iii)R、G及びBを含む第3のパターンとを含むように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、HDRイメージを生成することが、HDRイメージの複数のピクセル位置についてR、G及びBを有するよう第2の組の色値を補間することを含むように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、HDRイメージを生成することが、HDRイメージの全ての内部ピクセル位置についてR、G及びBを有するよう第2の組の色値を補間することを含むように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、HDRイメージが、第1のイメージにおける対応する位置から導出されるピクセル値を有する高輝度エリア成分を含み、且つ、第2のイメージにおける対応する位置から導出されるピクセル値を有する低輝度エリア成分を含むように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、(i)複数のセンサがベイヤーパターンセンサを含み、(ii)第2の組の色値がベイヤーパターンセンサから捕捉される色値を含み、(iii)HDRイメージを生成することが高輝度エリア成分を生成することを含み、且つ(iv)高輝度エリア成分を生成することが、ベイヤーパターンセンサから捕捉される第2の組の色値に含まれる色値を補間することを含むように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、(i)複数のセンサが第1のセンサ及び第2のセンサを含み、(ii)第1及び第2のセンサが複数の色を取得するよう構成され、(iii)HDRイメージを生成することが低輝度エリア成分を生成することを含み、且つ(iv)低輝度エリア成分を生成することが、クインカンクスアルゴリズムを用いて補間され得るR、G及びBのパターンを形成するよう、第1のセンサ及び第2のセンサから捕捉される第2の組に含まれるR、G及びBの色値をアセンブルすることを含むように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、低輝度エリア成分を生成することが、クインカンクスアルゴリズムを用いて形成されたR、G及びBのパターンを補間することを更に含むように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、高輝度エリア成分を生成することが、複数のセンサの少なくとも1つの前にある減光フィルタを用いることを更に含むように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、(i)複数のセンサが第1のセンサ、第2のセンサ及び第3のセンサを含み、(ii)第1のセンサ、第2のセンサ及び第3のセンサが複数の色を取得するよう構成され、且つ(iii)カラーイメージを生成することが、少なくとも複数のピクセル位置について、第1のセンサ、第2のセンサ及び第3のセンサから捕捉される第1の組に含まれるR、G及びBの色値をアセンブルすることを更に含むように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、第1のセンサがベイヤーパターンセンサであるように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、複数のセンサがたった3つのセンサを含むように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、第1の組の色値が第2の組の色値と重なり合うように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、3つの色が加法的であるように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、(i)3つの色がR、G及びBであり、且つ(ii)カラーイメージがRGBイメージであるように、更に定義される。
他の実施において、プロセス900は、レンズアセンブリ及び複数のセンサを含むカメラによって実行される。
他の実施において、プロセス900又はその変形を実行するよう集合的に構成される1又はそれ以上のプロセッサを含む装置が提供される。
他の実施において、プロセス900又はその変形の動作を実行するための構造を含む装置が提供される。構造は、例えば、1又はそれ以上のプロセッサを含む。
他の実施において、プロセッサ可読媒体が提供される。プロセッサ可読媒体は、1又はそれ以上のプロセッサにプロセス900又はその変形を集合的に実行させる命令を記憶する。
他の実施において、装置は、レンズアセンブリと、該レンズアセンブリを通じて光を受けるよう配置される複数のセンサとを有する。複数のセンサから捕捉される第1の組の色値は、複数のピクセル位置について3つの色値を提供するようアセンブルされ得る。複数のセンサから捕捉される第2の組の色値は、HDRイメージを提供するよう補間され得る。装置は、例えば、プロセス900又はその変形を実行するために使用され得る。
変形例において、複数のセンサは、第1のセンサ、第2のセンサ及び第3のセンサを含む。第1のセンサは、3色パターンにより3つの色を取得するよう構成される。第2のセンサは、第1のセンサのパターンとは異なる3色パターンを使用する。第3のセンサは、第1のセンサのパターン及び第2のセンサのパターンとは異なる3色パターンを使用する。
変形例において、HDRイメージは、(i)第1のイメージにおける対応する位置から導出されるピクセル値を有する高輝度エリア成分と、(ii)第2のイメージにおける対応する位置から導出されるピクセル値を有する低輝度エリア成分とを含む。第1のセンサのパターンは、第1のセンサから捕捉される色値が、高輝度エリア成分の全ての内部ピクセルについてR、G及びBの色値を提供するよう補間されることを可能にする。第2のセンサのパターン及び第3のセンサのパターンは、第2のセンサ及び第3のセンサから捕捉される色値が、低輝度エリア成分の全ての内部ピクセルについてR、G及びBの色値を提供するようアセンブルされてクインカンクスアルゴリズムにより補間されることを可能にする。第2のセンサのパターン及び第3のセンサのパターンは、第1のセンサ、第2のセンサ及び第3のセンサから捕捉される色値が、RGBイメージの全ての内部ピクセルについて捕捉されたR、G及びBの色値を提供するようアセンブルされることを可能にする。
変形例において、第2のセンサは、3/8がR、2/8がG、及び3/8がBである。
変形例において、第3のセンサは、3/8がR、2/8がG、及び3/8がBである。
変形例において、第2のセンサのパターン及び第3のセンサのパターンは、ベイヤーパターンから欠けている色を提供するよう結合する。
変形例において、第1のセンサの3色パターンは、ベイヤーパターンである。
変形例において、装置は、レンズアセンブリと複数のセンサの1つとの間に配置される減光フィルタを有する。
変形例において、装置は、レンズアセンブリと第1のセンサとの間に配置される減光フィルタを有する。
変形例において、3つの色は、R、G及びBであり、色値は、RGBイメージを形成するようアセンブルされ得る。
図10は、イメージを処理及び送信するのに使用される送信システムの例を表すブロック図を提供する。図10を参照すると、ビデオ送信システム又は装置1600が示されており、それに対して、上記の特徴及び原理が適用されてよい。ビデオ送信システム又は装置1600は、例えば、様々な媒体(例えば、衛星、ケーブル、電話回線、又は地上放送)のいずれかにより信号を送信するヘッドエンド又は送信システムであってよい。ビデオ送信システム又は装置1600はまた、又は代替的に、例えば、記憶のために信号を供給するのに使用されてよい。送信は、インターネット又は何らかの他のネットワークを介して提供されてよい。ビデオ送信システム又は装置1600は、例えば、ビデオコンテンツ又は他のコンテンツ(例えば、メタデータ)を生成及び配信することができる。また当然に、図10のブロックは、ビデオ送信システム又は装置のブロック図を提供することに加えて、ビデオ送信プロセスのフロー図を提供する。
ビデオ送信システム又は装置1600は、プロセッサ1601から入力ビデオを受け取る。1つの実施において、プロセッサ1601は、単に、ビデオイメージ(例えば、プログラムからのイメージ)をビデオ送信システム又は装置1600へ供給する。なお、他の実施においては、プロセッサ1601は、代替的に、又は追加的に、他のソースからのコンテンツをビデオ送信システム又は装置1600へ供給する。プロセッサ1601はまた、メタデータをビデオ送信システム又は装置1600へ供給してよく、このとき、メタデータは、例えば、入力イメージのうちの1又はそれ以上と関係があり、例えば、データを符号化するのに使用される符号化方法の記述を含んでよい。
ビデオ送信システム又は装置1600は、エンコーダ1602と、符号化された信号を送信することができる送信器1604とを含む。エンコーダ1602は、プロセッサ1601からビデオ情報を受け取る。ビデオ情報は、例えば、ビデオイメージ及び/又は他のコンテンツを含んでよい。エンコーダ1602は、ビデオ及び/又は他の情報に基づき、符号化された信号を生成する。エンコーダ1602は、様々な実施において、ソースエンコーダ、チャネルエンコーダ、又はソースエンコーダとチャネルエンコーダとの組み合わせである。様々な実施において、エンコーダ1602は、例えば、AVCエンコーダ(本願において別な場所で定義される。)である。
エンコーダ1602は、例えば、様々な情報片を受け取って、それらを、記憶又は送信のために、構造化されたフォーマットにアセンブルするアセンブリユニットを含むサブモジュールを含んでよい。様々な情報片は、例えば、符号化された又は符号化されていないビデオ、他のコンテンツ、メタデータ又は情報、及び様々な要素(例えば、運動ベクトル、符号化モードインジケータ、及びシンタックス要素)を含んでよい。幾つかの実施において、エンコーダ1602はプロセッサ1601を含み、従って、プロセッサ1601の動作を実行する。
送信器1604は、符号化された信号をエンコーダ1602から受信し、符号化された信号を1又はそれ以上の出力信号において送信する。送信器1604は、例えば、符号化されたピクチャ及び/又はそれに関連する情報を表す1又はそれ以上のビットストリームを有するプログラム信号を送信するよう構成されてよい。典型的な送信器は、例えば、エラー訂正符号化を提供すること(これは、代替的に、又は追加的に、エンコーダ1602において実行されてよい。)、信号においてデータをインターリーブすること(これは、代替的に、又は追加的に、エンコーダ1602において実行されてよい。)、信号においてエネルギをランダマイズすること、及び変調器1606により信号を1又はそれ以上の搬送波に変調すること、のうちの1又はそれ以上のような機能を実行する。送信器1604は、アンテナ(図示せず。)を含むか、又はそれとインターフェース接続されてよい。更に、送信器1604の実施は、変調器1606に制限されてよい。
ビデオ送信システム又は装置1600はまた、記憶ユニット1608へ通信上結合されている。1つの実施において、記憶ユニット1608は、エンコーダ1602へ結合され、記憶ユニット1608は、エンコーダ1602からの符号化されたビットストリームを記憶し、任意に、記憶されたビットストリームを送信器1604へ供給する。他の実施において、記憶ユニット1608は、送信器1604へ結合され、送信器1604からのビットストリームを記憶する。送信器1604からのビットストリームは、例えば、送信器1604によって更に処理された1又はそれ以上の符号化されたビットストリームを含んでよい。記憶ユニット1608は、異なる実施において、標準的なDVD、ブルーレイディスク、ハードドライブ、又は何らかの他の記憶デバイスのうちの1又はそれ以上である。
図10は、ユーザインターフェース1610及びディスプレイ1620を更に含む。それらはいずれもプロセッサ1601へ通信上結合されている。プロセッサ1601は、例えば、オペレータからの入力を受け入れるよう、ユーザインターフェース1610へ通信上結合される。プロセッサ1601は、例えば、デジタルピクチャを表示するよう、ディスプレイ1620へ通信上結合される。ピクチャは、様々な実施において、プロセッサ1601によって処理される前、その最中、及び/又はその後に表示される。
ディスプレイ1620は、様々な実施において、ユーザインターフェース1610を更に含む。1つの実施は、ユーザインターフェース1610及びディスプレイ1620の両方のためにタッチスクリーンを使用する。
図11は、イメージを受信及び処理するのに使用される受信システムの例を表すブロック図を提供する。図11を参照すると、ビデオ受信システム又は装置1700が示されており、それに対して、上記の特徴及び原理が適用されてよい。ビデオ受信システム又は装置1700は、様々な媒体(例えば、衛星、ケーブル、電話回線、又は地上放送)を介して信号を受信するよう構成されてよい。信号は、インターネット又は何らかの他のネットワークを介して受信されてよい。また当然に、図11のブロックは、ビデオ受信システム又は装置のブロック図を提供することに加えて、ビデオ受信プロセスのフロー図を提供する。
ビデオ受信システム又は装置1700は、例えば、携帯電話機、コンピュータ、タブレット、ルータ、ゲートウェイ、セットトップボックス、テレビ受像機、又は、符号化されたビデオを受信し、例えば、表示(例えば、ユーザへの表示)のために、処理のために、若しくは記憶のために、復号化されたビデオ信号を供給する他の装置を含んでよい。よって、ビデオ受信システム又は装置1700は、その出力を、例えば、テレビ受像機の画面、携帯電話機の画面、タブレットの画面、コンピュータモニタ、コンピュータ(記憶、処理、又は表示のため)、又は何らかの他の記憶、処理若しくは表示デバイスへ供給してよい。
ビデオ受信システム又は装置1700は、ビデオ情報を受信及び処理することができる。ビデオ情報は、例えば、ビデオイメージ、他のコンテンツ、及び/又はメタデータを含んでよい。ビデオ受信システム又は装置1700は、符号化された信号(例えば、本願の実施において記載される信号)を受信する受信器1702を含む。受信器1702は、例えば、(i)プログラム内のピクチャのシーケンスについて符号化されたレイヤを提供する信号、又は(ii)図10のビデオ送信システム1600から(例えば、記憶ユニット1608又は送信器1604から)出力される信号、を受信してよい。
受信器1702は、例えば、符号化されたピクチャ(例えば、ビデオピクチャ又はデプスピクチャ)を表す複数のビットストリームを有するプログラム信号を受信するよう構成されてよい。典型的な受信器は、例えば、変調及び符号化されたデータ信号を受信すること、復調器1704により1又はそれ以上の搬送波からデータ信号を復調すること、信号においてエネルギをデランダマイズすること、信号においてデータをデインターリーブすること(これは、代替的に、又は追加的に、デコーダにおいて実行されてよい。)、及び信号をエラー訂正復号化すること(これは、代替的に、又は追加的に、デコーダにおいて実行されてよい。)、のうちの1又はそれ以上のような機能を実行する。受信器1702は、アンテナ(図示せず。)を含むか、又はそれとインターフェース接続してよい。受信器1702の実施は、復調器1704に制限されてよい。
ビデオ受信システム又は装置1700は、デコーダ1706を含む。デコーダ1706は、様々な実施において、ソースデコーダ、チャネルデコーダ、又はソースデコーダとチャネルデコーダとの組み合わせである。1つの実施において、図1のチャネルデコーダ155及びソースデコーダ160を含む。
受信器1702は、受信信号をデコーダ1706へ供給する。受信器1702によってデコーダ1706へ供給される信号は、1又はそれ以上の符号化されたビットストリームを含んでよい。デコーダ1706は、復号化された信号(例えば、ビデオ情報、他のコンテンツ、又はメタデータを含む復号化されたビデオ信号)を出力する。デコーダ1706は、例えば、AVCデコーダ(本願において別な場所で定義される。)であってよい。
ビデオ受信システム又は装置1700はまた、記憶ユニット1707へ通信上結合されている。1つの実施において、記憶ユニット1707は、受信器1702へ結合され、受信器1702は、記憶ユニット17017からのビットストリームにアクセスし、及び/又は、受信されたビットストリームを記憶ユニット1707へ記憶する。他の実施において、記憶ユニット1707は、デコーダ1706へ結合され、デコーダ1706は、記憶ユニット1707からのビットストリームにアクセスし、及び/又は、復号化されたビットストリームを記憶ユニット1707へ記憶する。記憶ユニット1707からアクセスされるビットストリームは、異なる実施において、1又はそれ以上の符号化されたビットストリームを含む。記憶ユニット1707は、異なる実施において、標準的なDVD、ブルーレイディスク、ハードドライブ、又は何らかの他の記憶デバイスのうちの1又はそれ以上である。
デコーダ1706からの出力ビデオは、1つの実施において、プロセッサ1708へ供給される。プロセッサ1708は、1つの実施において、復号化されたデジタルピクチャを提示するよう構成されるプロセッサである。幾つかの実施において、デコーダ1706はプロセッサ1708を含み、従って、プロセッサ1708の動作を実行する。他の実施において、プロセッサ1708は、下流のデバイス(例えば、セットトップボックス又はテレビ受像機)の部分である。
図11は、ユーザインターフェース1710及びディスプレイ1720を更に含む。それらはいずれもプロセッサ1708へ通信上結合されている。プロセッサ1708は、例えば、家にいるユーザ又はケーブルハブにいるオペレータからの入力を受け入れるよう、ユーザインターフェース1710へ通信上結合される。プロセッサ1708は、例えば、デジタルピクチャを表示するよう、ディスプレイ1720へ通信上結合される。ピクチャは、様々な実施において、プロセッサ1708によって処理される前、その最中、及び/又はその後に表示される。
ディスプレイ1720は、様々な実施において、ユーザインターフェース1710を更に含む。1つの実施は、ユーザインターフェース1710及びディスプレイ1720の両方のためにタッチスクリーンを使用する。又更なる実施は、ビデオ受信システム1700においてユーザインターフェース1710及び/又はディスプレイ1720を含む。
図10乃至11は、様々な実施において、プロセス900に関して記載された付加的な特徴のいずれかとともに、プロセス400、800、及び/又は900の全て又は部分を実行するために使用され得る。様々なそのような実施において、プロセッサ1601又はプロセッサ1708は、プロセス400、プロセス800、及び/又はプロセス900の全て又は部分を実行するために使用される。プロセッサ1601及び/又は1708は、イメージ情報をカメラから受け取るか、あるいは、カメラに一体化され得る。
ディスプレイ1620及び/又はディスプレイ1720は、様々な実施において、コンピュータディスプレイ、ラップトップディスプレイ、タブレットディスプレイ、携帯電話ディスプレイ、テレビディスプレイ、又は、何らかの面(例えば、壁、天井、床、歩道)上で可視的であり得る投射ディスプレイを含む、本願において述べられるか若しくは当該技術で知られている他のディスプレイのいずれかのうちの1又はそれ以上を含む。
ユーザインターフェース1610及び/又はユーザインターフェース1710は、様々な実施において、マウス、トラックパッド、キーボード、タッチスクリーン、プロセッサ1601及び/又はプロセッサ1708によって解釈されるボイスコマンドを受け入れるマイクロホン、リモートコントロール、携帯電話機、遠隔又は局在であるかどうかに関わらず別個のコンピュータ、あるいは、本願において述べられるか又は当該技術で知られる何らかの他の入力デバイスのうちの1又はそれ以上を含む。
記憶デバイス1608及び/又は記憶デバイス1707は、様々な実施において、本願において述べられるか又は当該技術で知られている記憶デバイスのいずれかを含む。
エンコーダ1602は、様々な実施において、AVC若しくはH.264エンコーダ(本願において別な場所で定義される。)、何らかの他の標準規格のためのエンコーダ、又は本願において述べられるか若しくは当該技術で知られている何らかの他の符号化デバイスを含む。
送信器1604は、様々な実施において、何らかの集積回路、万能非同期送受信機(UART;Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)、ブロードキャスト送信器、サテライト送信器、ケーブル送信器、又は本願において述べられるか若しくは当該技術で知られている何らかの他の送信デバイスを含む。送信器1604は、例えば、符号化されたピクチャ及び/又はそれに関連する情報を表す1又はそれ以上のビットストリームを有するプログラム信号を送信するよう構成されてよい。典型的な送信器は、例えば、エラー訂正符号化を提供すること(これは、代替的に、又は追加的に、エンコーダ1602において実行されてよい。)、信号においてデータをインターリーブすること(これは、代替的に、又は追加的に、エンコーダ1602において実行されてよい。)、信号においてエネルギをランダマイズすること、及び変調器により信号を1又はそれ以上の搬送波に変調することのうちの1又はそれ以上のような機能を実行する。送信器1604は、アンテナ(図示せず。)を含むか、又はそれとインターフェース接続されてよい。更に、送信器1604の実施は、変調器に制限されてよい。
本願は、図2乃至3及び5乃至7の絵図、図4及び8乃至9のフロー図、並びに図1及び10乃至11のブロック図を含む複数の図を提供する。それらの図の夫々は、以下の例について簡単に説明されるように、様々な実施のための開示を与える。
第1の例として、我々は、絵図が様々なセンサパターンの例示を確かに与えることに留意する。なお、当然ながら、絵図は1又はそれ以上のプロセスフローを記載する。例えば、少なくとも図3及び5は、個々のセンサから結合パターンを決定するプロセスを更に記載する。加えて、少なくとも図6乃至7は、欠けている色値を補間するプロセスを更に記載する。
第2の例として、我々は、フロー図がフロープロセスを確かに記載することに留意する。なお、当然ながら、フロー図は、フロープロセスを実行するためのシステム又は装置の機能ブロック間の相互接続を提供する。例として、図8は、プロセス800の機能を実行するブロック図を更に与える。例えば、(i)参照符号810は、センサデータを捕捉する機能を実行するためのブロックを更に表し、(ii)参照符号820は、補間する機能を実行するためのブロックを表し、且つ(iii)ブロック810とブロック820との間の相互接続は、センサデータを捕捉するための要素と、その捕捉されたセンサデータに対して補間を実行するための要素との間の結合を表す。図8の他のブロックは、このシステム/装置を記載する際に同様に解釈される。
第3の例として、我々は、ブロック図が装置又はシステムの機能ブロックの相互接続を確かに記載することに留意する。なお、当然ながら、ブロック図は、様々なプロセスフローの記載を提供する。例として、図1は、図1のブロックの機能を含む様々なプロセスを実行するためのフロー図を更に与える。例えば、(i)センサ120、130及び140は、センサデータを捕捉するプロセス動作を実行するためのブロックを更に表し、(ii)NDフィルタ145は、減光フィルタリングのプロセス動作を実行するためのブロックを更に表し、且つ(iii)NDフィルタ145と第1のセンサ120との間の相互接続は、フィルタリングされたイメージがデータ捕捉のためにセンサへ供給されるプロセス動作を表す。図1の他のブロックは、このフロープロセスを記載する際に同様に解釈される。
このように、我々は、多数の実施を与えられてきた。なお、記載される実施の変形、及び追加的適用が意図され、我々の開示内にあると見なされる点が留意されるべきである。加えて、記載される実施の特徴及び態様は、他の実施に適応されてよい。
幾つかの想定される変形の例として、ある実施は、単一のカメラにおいて別々の2つのセンサアレイを含む。第1のセンサアレイは、ネイティブRGBイメージを生成するためのデータを捕捉するのに使用される。第2のセンサアレイは、HDRイメージを生成するためのデータを捕捉するのに使用される。ビームスプリッタは、第1のセンサアレイ又は第2のセンサアレイのいずれかへ光を導くよう制御可能である。
幾つかの想定される変形の他の例として、ある実施は、1又はそれ以上のセンサを図1の構成に加える。1又はそれ以上の加えられたセンサは、HDRイメージを生成するために、又はネイティブRGBイメージを生成するために、しかしそれらの両方のためではなく使用されるデータを捕捉する。
幾つかの想定される変形の他の例として、ある実施は、ネイティブRGB及びHDRの両方である出力イメージを提供する。これは、例えば、図1の構成において第4のセンサを用いることによって、達成される。第4のセンサは、例えば、ベイヤーパターンセンサであり、ネイティブRGBイメージを生成するためにセンサ130及び140とともに使用される。センサ120は、例えば、残り3つのセンサから生成されるネイティブRGBイメージに挿入されるべき高輝度エリア成分を供給するのに使用される。
幾つかの想定される変形の他の例として、実施の幾つかは、自動化されるか又は自動的に実行される特徴に言及してよい。そのような実施の変形は、しかしながら、自動化されず、及び/又は、自動的に特徴の部分の全てを実行しない。
幾つかの想定される変形の他の例として、幾つかの実施は、デジタルイメージとの関連で記載されてきた。例えば、センサ120、130及び140はデジタルイメージデータを捕捉することができる。なお、他の実施は、アナログフォーマットで記憶及び/又は処理され得るアナログデータを捕捉するセンサを使用する。アナログ情報は、当然、様々な実施において同様にデジタル情報へ変換される。
幾つかの想定される変形の他の例として、様々な実施において、センサパターンの色表示はピクセルに当てはまる。なお、他の実施において、色表示は、例えば、サブピクセル、パーティション、マクロブロック、又はスライスのような他のサイズ領域に当てはまる。
幾つかの実施は、NDフィルタを選択的に挿入又は除去することができる。1つのそのような実施は、NDフィルタ145を選択的に除去及び挿入することができるカメラ100である。挿入及び/又は除去、すなわち、フィルタの制御は、例えば、ユーザが手動によりNDフィルタ145を挿入及び除去することを可能にするスロットを用いることによって、達成される。他の実施において、NDフィルタ145はカメラ100に不可欠であり、カメラ100は、不可欠のNDフィルタ145を制御するためのスイッチ(例えば、手動式又は電子式)を含む。スイッチは、例えば、NDフィルタ145が第1のセンサ120の前にあるか又はその前にないように不可欠のNDフィルタ145を位置付けることによって、動作する。他の実施はまた、同様にして制御される、NDフィルタ以外の他の異なるフィルタを提供する。
様々な実施は、輝度成分の全てが同じ時点に捕捉されるHDRイメージを提供するよう記載されてきた。例えば、カメラ100を使用する動作410の実施は、通常、センサ120、130及び140の夫々について同じ時点に、センサ120、130及び140でイメージデータを捕捉する。次いで、典型的な実施は、高輝度エリアデータを生成するよう第1のセンサ120からのイメージデータを使用し、低輝度エリアデータを生成するようセンサ130及び140からのイメージデータを使用する。しかし、高輝度エリアデータ及び低輝度エリアデータは、同じ時点に捕捉されたイメージデータから生成されるので、その場合に、高輝度エリアデータ及び低輝度エリアデータはまた、その同じ時点に関連付けられる。他の実施は、しかしながら、異なる時点にHDRイメージのためのイメージデータを捕捉する。同様に、ネイティブRGBイメージを生成するために捕捉されるイメージデータは、様々な実施について同じ時点に、しかし、他の実施については異なる時点に捕捉される。
本願で記載される実施及び特徴の幾つかは、AVC標準、及び/又はMVC(Multiview Video Coding)拡張によるAVC(付録H)、及び/又はSVC(Scalable Video Coding)拡張によるAVC(付録G)に関連して使用されてよい。加えて、それらの実施及び特徴は、他の標準規格(既存又は将来)に関連して、又は標準規格を伴わないコンテクストにおいて、使用されてよい。AVCは、既存のISO/IEC(International Organization for Standardization/International Electrotechnical Commission)MPEG−4(Moving Picture Experts Group-4)パート10AVC(Advanced Video Coding)標準/ITU−T(International Telecommunication Union, Telecommunication Sector)H.264提言(本文書の全体を通じて“H.264/MPEG−4AVC標準”又はその変形、例えば、“AVC標準”、“H.264標準”、又は単に“AVC”若しくは“H.264”と様々に呼ばれる。)を指す点に留意されたい。
本原理の「一実施形態」若しくは「実施形態」又は「1つの実施」若しくは「実施」及びそれらの他の変形への言及は、実施形態に関して記載される特定の特徴、構造、特性等が本原理の少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。よって、明細書の全体を通して様々な箇所に現れる「一実施形態において」若しくは「実施形態において」又は「1つの実施において」若しくは「実施において」、及びあらゆる他の変形の出現は、必ずしも全てが同じ実施形態に言及しているわけではない。
加えて、本願又はその特許請求の範囲は、様々な情報片を“決定”することに言及することがある。情報を決定することは、例えば、情報を推定すること、情報を計算すること、情報を予測すること、又はメモリから情報を取り出すことのうちの1又はそれ以上を含んでよい。
更に、本願又はその特許請求の範囲は、様々な情報片に“アクセス”することに言及することがある。情報にアクセスすることは、例えば、情報を受信すること、情報を取り出すこと(例えば、メモリから)、情報を記憶すること、情報を処理すること、情報を送信すること、情報を移動すること、情報をコピーすること、情報を消去すること、情報を計算すること、情報を決定すること、情報を予測すること、又は情報を推定することのうちの1又はそれ以上を含んでよい。
加えて、本願又はその特許請求の範囲は、様々な情報片を“受信”することに言及することがある。受信することは、“アクセスすること”と同様に、幅広い用語であるよう意図される。情報を受信することは、例えば、情報にアクセスすること、又は情報を取り出すこと(例えば、メモリから)のうちの1又はそれ以上を含んでよい。更に、“受信すること”は、通常、例えば、情報を記憶すること、情報を処理すること、情報を送信すること、情報を移動すること、情報をコピーすること、情報を消去すること、情報を計算すること、情報を決定すること、情報を予測すること、又は情報を推定することのような動作の間に、何らかの形で関わる。
様々な実施は、“イメージ”及び/又は“ピクチャ”に言及する。語“イメージ”及び“ピクチャ”は、本文書の全体を通じて同義的に使用され、幅広い用語であるよう意図される。“イメージ”又は“ピクチャ”は、例えば、フレームの又はフィールドの全て又は部分であってよい。語“ビデオ”は、イメージ(又はピクチャ)のシーケンスを指す。イメージ又はピクチャは、例えば、様々なビデオ成分又はそれらの結合のいずれかを含んでよい。そのような成分又はそれらの結合は、例えば、輝度、クロミナンス、(YUV又はYCbCr又はYPbPrの)Y、(YUVの)U、(YUVの)V、(YCbCrの)Cb、(YCbCrの)Cr、(YPbPrの)Pb、(YPbPrの)Pr、(RGBの)赤、(RGBの)緑、(RGBの)青、S−Video、及びそれらの成分のいずれかの負又は正を含む。“イメージ”又は“ピクチャ”はまた、又は代替的に、例えば、典型的な2次元ビデオ、2Dビデオピクチャのための視差マップ、2Dビデオピクチャに対応する奥行きマップ、又はエッジマップを含む様々な異なるタイプのコンテンツを指すことがある。“イメージ”及び“ピクチャ”はまた、例えば、センサによって捕捉されるデータの組、又はそのようなデータの組を処理した後の出力を指すことがある。そのような処理は、例えば、データの組をフィルタリングすること、データの組を補間すること、及び/又はデータの組を他のデータの組とマージすることを含む。
更に、多くの実施は、“フレーム”に言及することがある。なお、そのような実施は、“ピクチャ”又は“イメージ”に同じく適用可能であると考えられる。
加えて、様々な実施は、RGBイメージ以外の他のイメージを提供する。特に、様々な実施は、RGBとは異なる3つの加法的な色の組を使用する。例えば、赤、緑、及び青は、特定の周波数を有し、他の実施は、それらの周波数を、赤、緑及び青とは異なる3つの別の色に到達するようシフトする。更なる他の実施は、1つ又は2つの色のみをシフトする。そのような実施において、3つの色は、RGBと共通に行われるように、他の色を生成するようやはり足し合わされ得る。又更なる実施は、しかしながら、減法的な色を使用し、RGBを使用することに代えて、かかる実施は、例えば、CMY(シアン、マゼンタ、イエロー)を使用する。又更なる実施は、色差に基づき、RGBを使用することに代えて、かかる実施は、例えば、YUV又はYPbPrを使用する。
“奥行きマップ”、若しくは“視差マップ”、若しくは“エッジマップ”、又は同様の語はまた、幅広い用語であるよう意図される。マップは、一般的に、例えば、特定のタイプの情報を含むピクチャを指す。なお、マップは、その名称によって示されない他のタイプの情報を含んでよい。例えば、奥行きマップは、通常、奥行き情報を含むが、例えば、ビデオ又はエッジ情報のような他の情報を更に含んでよい。
本願は、様々な実施において“エンコーダ”及び“デコーダ”に言及する。当然、エンコーダは、例えば、1以上の変調器(又は無し)とともに、1以上のソースエンコーダ(又は無し)及び/又は1以上のチャネルエンコーダ(又は無し)を含むことができる。同様に、当然、デコーダは、例えば、1以上の変調器(又は無し)とともに、1以上のソースデコーダ(又は無し)及び/又は1以上のチャネルデコーダ(又は無し)を含むことができる。
当然ながら、例えば、“A/B”、“A及び/又はB”及び“A及びBの少なくとも1つ”の場合に、次の“/”、“及び/又は”及び“の少なくとも1つ”のいずれかの使用は、最初に挙げられている選択肢(A)のみの選択、又は2番目に挙げられている選択肢(B)のみの選択、又は両方の選択肢(A及びB)の選択を包含するよう意図される。更なる例として、“A、B、及び/又はC”並びに“A、B及びCの少なくとも1つ”及び“A、B又はCの少なくとも1つ”の場合に、そのような言い回しは、最初に挙げられている選択肢(A)のみ選択、又は2番目の挙げられている選択肢(B)のみの選択、又は3番目に挙げられている選択肢(C)のみの選択、又は最初及び2番目に挙げられている選択肢(A及びB)のみの選択、又は最初及び3番目に挙げられている選択肢(A及びC)のみの選択、又は2番目及び3番目に挙げられている選択肢(B及びC)のみの選択、又は全ての3つの選択肢(A及びB及びC)の選択を包含するよう意図される。これは、当該及び関連する技術において通常の知識を有するものによって容易に明らかであるように、挙げられている項目の数だけ拡張されてよい。
加えて、多くの実施は、例えば、ポストプロセッサ又はプレプロセッサのようなプロセッサにおいて実施されてよい。本願で論じられるプロセッサは、様々な実施において、例えば、プロセス、機能、又は動作を実行するよう集合的に構成される複数のプロセッサを含む。例えば、プロセッサ150、1601、及び1708、並びに、例えば、エンコーダ1602、送信器1604、受信器1702、及びデコーダ1706のような他のプロセッシングコンポーネントは、様々な実施において、そのコンポーネントの動作を実行するよう集合的に構成される複数のサブプロセッサから成る。
ここで記載される実施は、例えば、方法若しくはプロセス、装置、ソフトウェアプログラム、データストリーム、又は信号において実施されてよい。たとえ単一の実施形態に関してしか論じられないとしても(例えば、方法としてのみ論じられる場合)、論じられる特徴の実施は他の形(例えば、装置又はプログラム)においても実施されてよい。装置は、例えば、適切なハードウェア、ソフトウェア及びファームウェアにおいて実施されてよい。方法は、例えば、概して、例えば、コンピュータ、マイクロプロセッサ、集積回路、又はプログラム可能論理デバイスを含むプロセッシングデバイスを指すプロセッサのような装置において、実施されてよい。プロセッサは、例えば、携帯電話機、タブレット、ポータブル/パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、及びエンドユーザ間の情報のやり取りを助ける他のデバイスのような通信装置を更に含む。
ここで記載される様々なプロセス及び特徴の実施は、様々な異なる機器又は用途において具現されてよい。そのような機器の例には、カメラ、カムコーダ、エンコーダ、デコーダ、ポストプロセッサ、プレプロセッサ、ビデオコーダ、ビデオデコーダ、ビデオコーデック、ウェブサーバ、テレビ受像機、セットトップボックス、ルータ、ゲートウェイ、モデム、ラップトップ、パーソナルコンピュータ、タブレット、携帯電話機、PDA、及び他の通信デバイスがある。当然、機器は可搬性であってよく、移動車両にさえ設置されてよい。
加えて、方法は、プロセッサによって実行される命令によって実施されてよく、そのような命令(及び/又は実施によって生成されるデータ値)は、プロセッサ可読媒体(例えば、集積回路、ソフトウェアキャリア、又は他の記憶デバイス(例えば、ハードディスク、コンパクトディスケット(CD)、光ディスク(例えば、しばしばデジタルバーサタイルディスク又はデジタルビデオディスクと呼ばれるDVD、又はブルーレイディスク)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、USBサムドライブ、又は何らかの他の記憶デバイス))に記憶されてよい。命令は、プロセッサ可読媒体において有形に具現されるアプリケーションプログラムを形成してよい。命令は、例えば、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせに含まれてよい。命令は、例えば、オペレーティングシステム、別個のアプリケーション、又はそれらの組み合わせから入手されてよい。プロセッサは、従って、例えば、プロセスを実行するよう構成されるデバイス、及びプロセスを実行するための命令を有するプロセッサ可読媒体(例えば、記憶デバイス)を含むデバイスの両方として特徴付けられてよい。更に、プロセッサ可読媒体は、命令に加えて又はその代わりに、実施によって生成されるデータ値を記憶してよい。
当業者に明らかなように、実施は、例えば、記憶又は送信され得る情報を搬送するようフォーマットされた様々な信号を生成してよい。情報は、例えば、情報を実行するための命令、又は記載される実施の1つによって生成されるデータを含んでよい。例えば、信号は、シンタックスを書き込む又は読み出すための規則をデータとして搬送するよう、又はシンタックス規則を用いて生成される実際のシンタックス値をデータとして搬送するよう、フォーマットされてよい。そのような信号は、例えば、電磁波(例えば、スペクトルの無線周波数部分を用いる。)として、又はベースバンド信号として、フォーマットされてよい。フォーマッティングは、例えば、データストリームを符号化すること及び符号化されたデータストリームにより搬送波を変調することを含んでよい。信号が搬送する情報は、例えば、アナログ又はデジタルの情報であってよい。信号は、知られているように、様々な異なる有線又は無線リンクを介して送信されてよい。信号は、プロセッサ可読媒体に記憶されてよい。
多数の実施が記載されてきた。それにも関わらず、様々な変更がなされてよいことが理解されるであろう。例えば、異なる実施の要素は、他の実施を構成するよう結合、補完、変更、又は除去されてよい。加えて、当業者は、他の構造及びプロセスが、開示されているものに代用されてよく、結果として得られる実施が、開示されている実施と少なくとも略同じ結果を達成するよう少なくとも略同じ機能を少なくとも略同じように実行すると理解するであろう。然るに、それら及び他の実施は、本願によって検討される。
[関連出願の相互参照]
本願は、2012年5月18日付けで出願された米国特許仮出願第61/688657号(発明の名称「Apparatus to Provide Native RGB and High Dynamic Range Images with a Single Lens」)に基づく優先権を主張するものである。なお、基礎となる米国出願の内容は、その全文を参照により本願に援用される。
本願は、2012年5月18日付けで出願された米国特許仮出願第61/688657号(発明の名称「Apparatus to Provide Native RGB and High Dynamic Range Images with a Single Lens」)に基づく優先権を主張するものである。なお、基礎となる米国出願の内容は、その全文を参照により本願に援用される。
Claims (31)
- 複数のセンサから捕捉される第1の組の色値を用いてカラーイメージを生成するステップと、
前記複数のセンサから捕捉される第2の組の色値を用いてハイダイナミックレンジイメージを生成するステップと
を有し、
前記カラーイメージの複数のピクセル位置は、前記複数のセンサから捕捉される3つの色についての色値であり、
レンズアセンブリは、光を前記複数のセンサに通す、方法。 - 前記複数のセンサは、
複数の色を取得するよう構成され、且つ、互いに異なる色パターンを有するフィルタを使用する3つのセンサを含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記3つの異なる色パターンは、
(i)赤、緑及び青を含む第1のパターンと、
(ii)赤、緑及び青を含む第2のパターンと、
(iii)赤、緑及び青を含む第3のパターンと
を含む、請求項1又は2に記載の方法。 - 前記ハイダイナミックレンジイメージを生成するステップは、
前記ハイダイナミックレンジイメージの複数のピクセル位置について赤、緑及び青を有するよう前記第2の組の色値を補間するステップ
を有する、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の方法。 - 前記ハイダイナミックレンジイメージを生成するステップは、
前記ハイダイナミックレンジイメージの全ての非エッジピクセル位置について赤、緑及び青を有するよう前記第2の組の色値を補間するステップ
を有する、請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の方法。 - 前記ハイダイナミックレンジイメージは、
第1のイメージにおける対応する位置から導出されるピクセル値を有する高輝度エリア成分と、
第2のイメージにおける対応する位置から導出されるピクセル値を有する低輝度エリア成分と
を有する、請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の方法。 - 前記複数のセンサは、ベイヤーパターンセンサを含み、
前記第2の組の色値は、前記ベイヤーパターンセンサから捕捉される色値を含み、
前記ハイダイナミックレンジイメージを生成するステップは、前記高輝度エリア成分を生成するステップを有し、
前記高輝度エリア成分を生成するステップは、前記ベイヤーパターンセンサから捕捉される前記第2の組の色値に含まれる色値を補間するステップを有する、
請求項6に記載の方法。 - 前記複数のセンサは、第1のセンサ及び第2のセンサを含み、
前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは、複数の色を取得するよう構成され、
前記ハイダイナミックレンジイメージを生成するステップは、前記低輝度エリア成分を生成するステップを有し、
前記低輝度エリア成分を生成するステップは、クインカンクスアルゴリズムを用いて補間され得る赤、緑及び青のパターンを形成するよう、前記第1のセンサ及び前記第2のセンサから捕捉される前記第2の組に含まれる赤、緑及び青の色値をアセンブルするステップを有する、
請求項6又は7に記載の方法。 - 前記低輝度エリア成分を生成するステップは、
前記クインカンクスアルゴリズムを用いて前記形成された赤、緑及び青のパターンを補間するステップ
を更に有する、請求項8に記載の方法。 - 前記高輝度エリア成分を生成するステップは、
前記複数のセンサの少なくとも1つの前にある減光フィルタを用いるステップ
を更に有する、請求項7乃至9のうちいずれか一項に記載の方法。 - 前記複数のセンサは、第1のセンサ、第2のセンサ及び第3のセンサを含み、
前記第1のセンサ、前記第2のセンサ及び前記第3のセンサは、複数の色を取得するよう構成され、
前記カラーイメージを生成するステップは、少なくとも前記複数のピクセル位置について、前記第1のセンサ、前記第2のセンサ及び前記第3のセンサから捕捉される前記第1の組に含まれる赤、緑及び青の色値をアセンブルするステップを更に有する、
請求項1乃至10のうちいずれか一項に記載の方法。 - 前記第1のセンサは、ベイヤーパターンセンサである、
請求項11に記載の方法。 - 前記複数のセンサは、たった3つのセンサを含む、
請求項1乃至12のうちいずれか一項に記載の方法。 - 前記第1の組の色値は、前記第2の組の色値と重なり合う、
請求項1乃至13のうちいずれか一項に記載の方法。 - 前記3つの色は、加法的である、
請求項1乃至14のうちいずれか一項に記載の方法。 - 前記3つの色は、赤、緑及び青であり、
前記カラーイメージは、RGBイメージである、
請求項1乃至15のうちいずれか一項に記載の方法。 - 当該方法は、前記レンズアセンブリ及び前記複数のセンサを含むカメラによって実行される、
請求項1乃至16のうちいずれか一項に記載の方法。 - 複数のセンサから捕捉される第1の組の色値を用いてRGBイメージを生成するステップと、
前記複数のセンサから捕捉される第2の組の色値を用いてハイダイナミックレンジイメージを生成するステップと
を有し、
前記RGBイメージの複数のピクセル位置は、前記複数のセンサから捕捉される赤、緑及び青についての色値を有し、
レンズアセンブリは、光を前記複数のセンサへ通す、方法。 - 複数のセンサから捕捉される第1の組の色値を用いてカラーイメージを生成し、
前記複数のセンサから捕捉される第2の組の色値を用いてハイダイナミックレンジイメージを生成する
よう集合的に構成される1又はそれ以上のプロセッサを有し、
前記カラーイメージの複数のピクセル位置は、前記複数のセンサから捕捉される3つの色についての色値であり、
レンズアセンブリは、光を前記複数のセンサに通す、装置。 - 複数のセンサから捕捉される第1の組の色値を用いてカラーイメージを生成する手段と、
前記複数のセンサから捕捉される第2の組の色値を用いてハイダイナミックレンジイメージを生成する手段と
を有し、
前記カラーイメージの複数のピクセル位置は、前記複数のセンサから捕捉される3つの色についての色値であり、
レンズアセンブリは、光を前記複数のセンサに通す、装置。 - 1又はそれ以上のプロセッサに、
複数のセンサから捕捉される第1の組の色値を用いてカラーイメージを生成するステップと、
前記複数のセンサから捕捉される第2の組の色値を用いてハイダイナミックレンジイメージを生成するステップと
を集合的に実行させる命令を記憶し、
前記カラーイメージの複数のピクセル位置は、前記複数のセンサから捕捉される3つの色についての色値であり、
レンズアセンブリは、光を前記複数のセンサに通す、プロセッサ可読媒体。 - レンズアセンブリと、
前記レンズアセンブリを通じて光を受けるよう配置される複数のセンサと
を有し、
前記複数のセンサから捕捉される第1の組の色値は、複数のピクセル位置について3つの色値を提供するようアセンブル可能であり、
前記複数のセンサから捕捉される第2の組の色値は、ハイダイナミックレンジイメージを提供するよう補間可能である、装置。 - 前記複数のセンサは、第1のセンサ、第2のセンサ及び第3のセンサを含み、
前記第1のセンサは、3色パターンにより3つの色を取得するよう構成され、
前記第2のセンサは、前記第1のセンサのパターンとは異なる3色パターンを使用し、
前記第3のセンサは、前記第1のセンサのパターン及び前記第2のセンサのパターンとは異なる3色パターンを使用する、
請求項22に記載の装置。 - 前記ハイダイナミックレンジイメージは、(i)第1のイメージにおける対応する位置から導出されるピクセル値を有する高輝度エリア成分と、(ii)第2のイメージにおける対応する位置から導出されるピクセル値を有する低輝度エリア成分とを有し、
前記第1のセンサのパターンは、前記第1のセンサから捕捉される色値が、前記高輝度エリア成分の全ての内部ピクセルについて赤、緑及び青の色値を提供するよう補間されることを可能にし、
前記第2のセンサのパターン及び前記第3のセンサのパターンは、前記第2のセンサ及び前記第3のセンサから捕捉される色値が、前記低輝度エリア成分の全ての内部ピクセルについて赤、緑及び青の色値を提供するようアセンブルされてクインカンクスアルゴリズムにより補間されることを可能にし、
前記第2のセンサのパターン及び前記第3のセンサのパターンは、前記第1のセンサ、前記第2のセンサ及び前記第3のセンサから捕捉される色値が、RGBイメージの全ての内部ピクセルについて捕捉された赤、緑及び青の色値を提供するようアセンブルされることを可能にする、
請求項23に記載の装置。 - 前記第2のセンサは、3/8が赤、2/8が緑、及び3/8が青である、
請求項23又は24に記載の装置。 - 前記第3のセンサは、3/8が赤、2/8が緑、及び3/8が青である、
請求項23乃至25のうちいずれか一項に記載の装置。 - 前記第2のセンサのパターン及び前記第3のセンサのパターンは、ベイヤーパターンから欠けている色を提供するよう結合する、
請求項23乃至26のうちいずれか一項に記載の装置。 - 前記第1のセンサの3色パターンは、ベイヤーパターンである、
請求項22乃至27のうちいずれか一項に記載の装置。 - 前記レンズアセンブリと前記複数のセンサの1つとの間に配置される減光フィルタを更に有する
請求項22乃至28のうちいずれか一項に記載の装置。 - 前記レンズアセンブリと前記第1のセンサとの間に配置される減光フィルタを更に有する
請求項23乃至28のうちいずれか一項に記載の装置。 - 前記3つの色は、赤、緑及び青であり、前記色値は、RGBイメージを形成するようアセンブル可能である、
請求項22乃至30のうちいずれか一項に記載の装置。
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