JP2015518686A - デバイスツーデバイス通信における干渉通知 - Google Patents

デバイスツーデバイス通信における干渉通知 Download PDF

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Abstract

本明細書では無線デバイスツーデバイス(D2D)通信のためのシステム及び技術が提供される。D2Dグループ識別子がD2Dグループ内の無線伝送に含まれてよい。D2Dグループの外部の無線デバイスによってD2Dグループ識別子が検知されると、D2D干渉軽減処理が開始されてよい。

Description

関連出願の相互参照 本出願は、「Advanced Wireless Communication Systems and Techniques」と題する2012年4月13日に出願された米国仮特許出願、出願番号61/624,185, 及び、「Advanced Wireless Communication Systems and Techniques」と題する2012年5月11日に出願された米国仮特許出願、出願番号61/646,223の優先権を主張し、その全内容は参照により本願に全体として組み込まれる。
本開示は一般的には無線通信ネットワークに関し、より具体的には、デバイスツーデバイス通信における干渉通知に関する。
本明細書で提供される背景技術の説明は、本開示の背景を一般的に提示することを目的としている。出願時に先行技術として適格ではない詳細な説明における複数の様態は無論のこと、この背景技術のセクションの記載の範囲内における本発明者による成果は、本開示に対する先行技術として、明示的または暗黙的にも、自認したものではない。本明細書で特に明示しない限り、本セクションに記載された複数の取り組みは、本開示の請求項に対する先行技術ではなく、また、本セクションに記載を含めたことよって先行技術として自認したわけではない。
複数の無線デバイスは、無線通信環境において、互いに通信を行うことができる。いくつかの無線デバイスは、他の複数の無線デバイス、例えば、デバイスツーデバイス(D2D)通信を介して、直接に通信を行うように構成されてもよい。多数のD2D通信デバイスは、1つのグループとして動作し、そして1つの通信ネットワークを形成してよい。
2またはそれより多くのD2D通信グループが近接している場合、1つのD2D通信グループにおけるグループ内通信が、他のD2D通信グループにおけるグループ内通信からの干渉によって損なわれうる。既存のD2D通信デバイスは、この干渉の出所を特定することができず、また干渉を軽減するいかなる処理を開始することもできない。
複数の実施形態が、添付された図面とともに以下の発明を実施するための形態によって、容易に理解される。説明を容易にするべく、同様の参照符号は同様の構成要素を示す。添付図面の複数の図において、複数の実施形態は実施例として示され、限定を目的として示されたものではない。
様々な実施形態に従う、無線通信環境の一例の概略図である。 様々な実施形態に従う、D2D干渉通知のために構成されたD2D無線通信デバイスの一例のブロック図である。 図3Aから図3Cは、様々な実施形態に従って、異なる複数のD2D通信パケットフォーマットを示す。 様々な実施形態に従う、D2D干渉通知のために構成された基地局の一例のブロック図である。 様々な実施形態に従って、2つのD2D通信グループが同じ基地局によって取り扱われる場合における、D2D干渉通知および軽減処理の一例を示した信号フロー図である。 様々な実施形態に従って、2つのD2D通信グループが異なる基地局によって取り扱われる場合における、D2D干渉通知および軽減処理の一例を示した信号フロー図である。 様々な実施形態に従う、D2D干渉通知処理の一例のフロー図である。 様々な実施形態に従う、D2D干渉軽減開始処理の一例のフロー図である。 様々な実施形態に従う、D2D干渉軽減処理の一例のフロー図である。 様々な実施形態に従う、D2Dグループ識別子をD2D無線伝送に含ませるための処理の一例のフロー図である。 様々な実施形態に従う、制御ヘッダ設定処理の一例のフロー図である。 様々な実施形態に従う、制御ヘッダフォーマット指示処理の一例のフロー図である。 様々な実施形態に従う、開示された複数の実施形態を実施するに適したコンピューティングデバイスの一例のブロック図である。
D2D通信における干渉通知のためのシステム及び技術に関する複数の実施形態が記載される。いくつかの実施形態において、第1の無線デバイスは、第1のD2D通信グループに所属してよく、そして第1の基地局によって取り扱われてよい。第1の無線デバイスは、第2の基地局によって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知してよい。グループ識別子は、第2の無線デバイスが所属する第2のD2D通信グループを表していてよく、第2のD2D通信グループは、第1のD2D通信グループとは異なっていてよい。第1の無線デバイスは、第2のD2D通信グループからの干渉を第1の基地局へと通知すべく、グループ識別子または第2の基地局の識別子を、第1の基地局へ送信してよい。
以下の発明を実施するための形態において本明細書の一部を形成する添付の図面が参照され、これらの図面において、同様の符号は一貫して同様の部分を示しており、かつ、実施されうる複数の実施形態は例示の目的で示される。その他の複数の実施形態が利用されてもよく、そして構造的または論理的な変更が本開示の範囲を逸脱することなくなされてもよいことが理解されるべきである。即ち、以下の発明を実施するための形態は限定的に解釈されるべきでなく、実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその同等物によって規定される。
特許請求の範囲に記載された発明主題を理解するのに最も有効であるようなやり方で、様々な操作が、多数の別個な行動または操作として順番に記載されてよい。しかしながら、説明がなされた順序が、それらの操作が必ずその順序に依存することを示唆している、と解釈すべきではない。特に、それらの操作は、提示された順序で実行されなくてもよい。記載された複数の操作は、記載された実施例とは異なる順序で実行されてよい。様々な追加の操作が実行されてよく、及び/又は、記載された複数の操作は、追加の実施形態において省略されてもよい。
本開示の目的で、A及び/又はBという文言は、(A)、(B)、又は(A及びB)を意味する。本開示の目的で、A、B及び/又はCという文言は、(A)、(B)、(C)、(A及びB)、(A及びC)、(B及びC)、又は(A、B及びC)を意味する。
本説明では「1つの実施形態において」または「複数の実施形態において」という文言を使用することがあり、これらの文言はそれぞれ、1または複数の同じ又は異なる実施形態を指してよい。更には、「備える」、「有する」、「含む」等の用語は、本開示の実施形態に関して用いられているように、同義語である。
本明細書で用いられているように、モジュール及び/又はロジックという用語は、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、1または複数のソフトウェアまたはファームウェアのプログラムを実行する(共有された、専用の、または一群の)プロセッサ、及び/又は(共有された、専用の、または一群の)メモリ、ロジック回路、並びに/若しくは、記載され機能を提供するのに他の適した複数のコンポーネントを指してもよく、これらの一部であってもよく、またはこれらを含んでもよい。
本明細書に記載される複数の実施形態は、モバイル無線システムの複数の送信機及び複数の受信機を有する様々なアプリケーションにおいて用いられてよい。具体的には、複数の本実施形態の範囲に含まれる無線システムは、これに限定されるわけではないが、ネットワークインターフェースカード(NICs)、ネットワークアダプタ、基地局、アクセスポイント(APs)、中継ノード、Node B、ゲートウェイ、ブリッジ、ハブ、及び衛星無線電話、を含む。さらに本実施形態の範囲内の無線システムは、特に、衛星システム、個人通信システム(PCS)、双方向無線システム、全地球測位システム(GPS)、双方向ポケベル、パソコン(PCs)とその周辺機器、携帯情報端末(PDAs)、およびパーソナル・コンピューティングを有してもよい。
ここで図1を参照すると、様々な実施形態に従って、無線通信環境100の一例が例示される。無線通信環境100は、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線メトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)等の1または複数の無線通信ネットワークとして構成されてよい。無線通信環境100は、1または複数の無線デバイスを有してよく、108、110、112、114、116、118および120として一般に示される。いくつかの実施形態において、無線デバイス108、110、112、114、116、118、120は、他の複数の無線デバイスと通信するように構成されてよく、複数のデバイスツーデバイス(D2D)通信デバイスと称してもよい。D2D通信デバイスは、米国電気電子学会(IEEE)802.16e (2005)、802.16m (2009)またはそれらの後続の改訂、リリース若しくは更新版によって規定される移動局、または、第3世代携帯電話の無線通信技術に関する標準化プロジェクト(3GPP)ロング・ターム・エボリューション(LTE)、リリース8(2008)、リリース9(2009)、リリース10(2011)、またはそれらの後続の改訂、リリース若しくは更新版によって規定されるユーザ機器、を有してよい。以下でより詳細に記載されるように、1または複数の無線デバイス108、110、112、114、116、118、120は、本開示の技術と共に構成されて、D2D干渉通知を提供してよい。
ユーザ機器(UE)とも称される無線デバイス108、110、112、114、116、118、120は、また、一般に122及び124として示される1または複数の基地局と複数の無線リンクを介して通信するように構成されてよい。本明細書で記載された実施例の多くは、議論を簡単にするために、3GPPに準拠した無線通信ネットワークを指してよいが、本開示の主題はこれには限定されず、記載された複数の実施形態は、本明細書で記載されたシステムおよび技術の利益を享受することのできる他の無線通信ネットワークに適用してもよい。無線デバイス108、110、112、114、116、118、120は、また、1または複数のD2D通信グループで動作してもよい。図1に図示されるように、無線デバイス108、110、112はD2D通信グループ102に含まれ、無線デバイス114、116はD2D通信グループ104に含まれ、無線デバイス116、118、120はD2D通信グループ106に含まれてよい。各D2D通信グループ(例えばD2D通信グループ102、104、106)は、そのグループの複数の無線デバイスの間で無線通信ネットワークを形成してよい。グループ内通信は、1または複数の無線通信チャネル(例えば、1または複数の周波数バンドによって規定される)で行われる。いくつかの実施形態において、D2Dグループと関連する1または複数のチャネルは、グループを取り扱う(serveする、サーブする)基地局によって、そのグループへと割り当てられてよい。例えば、図1に図示されるように、基地局122がD2D通信グループ102を取り扱い、基地局124がD2D通信グループ104、106を取り扱ってよい。基地局122、124は、コアネットワーク126へ接続されてよく、この接続を通じて認証と基地局間の通信が行われてよい。
いくつかの実施形態において基地局122、124は、1または複数のNode B(3GPP LTEにおいて一般的に、進化型Node B、発展型Node B、eNode B、eNBとして示される)を有してよく、或いは、1または複数のNode Bに含まれてもよい。無線デバイス108、110、112、114、116、118、120は、多入力多出力(MIMO)通信スキームを用いて通信するように構成されてよい。基地局122、124は、1または複数のアンテナと、エア・インタフェースで送受信される複数の信号を変調及び/又は復調する1または複数の無線モジュールと、上記エア・インタフェースで送受信される複数の信号を処理する1または複数のデジタルモジュールと、を有してよい。無線デバイス108、110、112、114、116、118、120の1または複数のアンテナは、無線通信環境100における多数のコンポーネント・キャリアのそれぞれ(例えば、これらのキャリアは基地局122、124の複数のアンテナと一致してよい)の無線リソースを並行して利用するために使用されてよい。いくつかの実施形態において無線デバイス108、110、112、114、116、118、120は、例えばダウンリンク通信において直交周波数分割多元接続(OFDMA)を利用し、及び/又は、例えばアップリンク通信においてシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)を利用して通信を行うように構成されてよい。
無線デバイス108、110、112、114、116、118、120は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ハンドヘルド・コンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯電話、ポケベル、オーディオ及び/又はビデオプレーヤ(例えば、MP3プレーヤ、DVDプレーヤ)、ゲーム機、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ナビゲーション機器(例えば、GPSデバイス)、無線周辺機器(例えば、プリンタ、スキャナ、ヘッドセット、キーボード、マウスなど)、医療機器(例えば、心拍数モニター、血圧計など)、及び/又は、他の適した、固定式、携帯式またはモバイルの電子デバイス等の、無線電子デバイスを有してよい。図1には7つのユーザデバイスが図示されているが、無線通信環境100は、より多くの、またはより少ないユーザデバイスを有してよい。
無線デバイス108、110、112、114、116、118、120は様々な変調技術を使用してよく、例えばスペクトル拡散変調(例えば、直接拡散符号分割多元接続(DS−CDMA)及び/又は周波数ホッピング符号分割多元接続(FH−CDMA))、時分割多重化(TDM)変調、周波数分割多重化(FDM)変調、直交周波数分割多重化(OFDM)変調、マルチキャリア変調(MDM)、及び/又は、複数の無線リンクを介して通信を行うための他の適した変調技術等を使用してよい。本明細書に記載されたシステム及び技術の実施形態は、1または複数のプロトコルに適合して動作する複数のネットワークを含んだ広域帯無線アクセスネットワークに実装されてよく、上記プロトコルは、3GPP及びその派生物、WiMAXフォーラム、IEEE802.16標準(例えば、IEEE802.16−2005修正)、修正、更新及び/又は改訂を伴ったLTEプロジェクト(例えば、advanced LTEプロジェクト、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)プロジェクト(3GPP2とも称される)など)によって特定される。上記事例のいくつかは3GPPによって開発された規格と関連して説明されているが、他の特別利益団体及び/又は標準化団体(例えば、Wi−Fi(登録商標)(Wireless Fidelity)アライアンス、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX)フォーラム、IrDA(赤外線通信協会)など)によって開発された多数のアプリケーション及び/又は規格に、本開示は容易に適用することができる。
ここで図2を参照すると、D2D干渉通知のために構成されたD2D無線通信デバイス200の一例が様々な実施形態に従って例示される。詳細は以下で論じるが、無線デバイス200における複数のコンポーネントは、図1を参照して論じた1または複数の無線デバイスに含まれてよく、無線デバイス108、110、112、114、116、118、120の何れか、または、他の適した無線デバイスを含む。いくつかの実施形態において、無線デバイス200は、PDA、携帯電話、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ等のモバイル無線デバイスである。以下で論じる図2の実施形態において、無線デバイス200は、1または複数の他の無線デバイス(例えば、図1のD2D通信グループ102、104、106を参照して上記で論じられたように)を有する第1のD2D通信グループに所属すると見なされる。
無線デバイス200はアンテナ202を有してよい。アンテナ202は、例えばダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、パッチ・アンテナ、ループ・アンテナ、マイクロストリップ・アンテナ、及び/又は、無線周波数(RF)または他の無線通信信号を受信するのに適した他のタイプのアンテナといった、1または複数の指向性または全方向性アンテナを有してよい。図2では単一のアンテナが図示されているが、無線デバイス200は、付加的な複数のアンテナを有してよい。
無線デバイス200は、送受信モジュール204を有してよい。アンテナ202は、送受信モジュール204に結合されてよい。送受信モジュール204は、例えば、図1を参照して上記で論じた無線デバイス及び/又は基地局の何れかのような、他の複数の無線デバイス及び/又は複数の基地局から、無線信号を受信し、または他の複数の無線デバイス及び/又は複数の基地局へ無線信号を送信するように構成されてよい。いくつかの実施形態において、送受信モジュール204は、第1のD2D通信グループにおける他の無線デバイス、第1のD2D通信グループとは異なる第2のD2D通信グループにおける無線デバイス、または、無線デバイス200若しくは第1のD2D通信グループ(またはこれら両者)を取り扱う基地局から無線伝送を受信してよく、或いは、それら無線伝送の1または複数個を受信してもよい。
無線デバイス200は、D2D通信モジュール214を有してよい。いくつかの実施形態において、送受信モジュール204によって送信され、または、送受信モジュール204において受信された無線伝送は、第1のD2D通信グループへ割り当てられたチャネルで送信または受信され、そしてD2D通信モジュール214によって処理されてよい。割り当てられたチャネルは、例えば、割り当てられた一連の周波数を備えてよい。いくつかの実施形態において、無線デバイス200は、D2D通信モジュール214及び送受信モジュール204によって少なくとも部分的に実装された多元接続プロトコル(例えば、搬送波感知多重アクセス(CSMA))に従って、第1のD2D通信グループの他のメンバーと通信してもよい。
無線デバイス200は、グループ識別子検知モジュール206を有してよい。グループ識別子検知モジュール206は,送受信モジュール204に結合されてよい。いくつかの実施形態においてグループ識別子検知モジュール206は、送受信モジュール204で受信した無線伝送のグループ識別子を検知するように構成されてよい。本明細書で使用されるように、グループ識別子とは、関連するD2D通信グループを一意的または非一意的に識別する情報を指してよい。例えば、グループ識別子は、D2D通信グループに関連する識別名または識別番号を有してよい。いくつかの実施形態において、グループ識別子は、例えば、D2D通信グループを取り扱う基地局についての情報、D2D通信グループに含まれるデバイスの個数についての情報、またはD2D通信グループに関連する位置または地理的な基準点についての情報などの、関連するD2D通信グループの1または複数の特性についての情報を含む。グループ識別子検知モジュール206は、さらに、D2D通信グループを取り扱う基地局を、グループ識別子に基づいて(例えば、図4の基地局400における基地局識別モジュール408を参照して、以下で更なる詳細が論じられるように、ルックアップテーブルまたはマッピングモジュールを用いて)識別するように構成されてよい。いくつかの実施形態において、グループ識別子検知モジュール206は、送受信モジュール204で受信した無線伝送の制御ヘッダのグループ識別子フィールドにおけるグループ識別子を識別するように構成されてよい。グループ識別子フィールドを含んでよい制御ヘッダフォーマットの例示的な実施形態が、以下のテーブル1及びテーブル2を参照しつつ、以下で論じられる。
無線デバイス200は、また、干渉測定モジュール208を有してもよい。干渉測定モジュール208はグループ識別子検知モジュール206に結合されてよく、いくつかの実施形態において、第1のD2D通信グループとは異なる第2のD2D通信グループに属する第2の無線デバイスに由来する無線伝送をグループ識別子検知モジュール206が識別した場合に、干渉測定モジュール208が第2の無線デバイスからの干渉レベルを測定するように構成されてよい。例えば干渉測定モジュール208は、無線デバイス200で受信した、異なるD2D通信グループに所属する他の無線デバイスからの無線伝送の電力を測定してよい。いくつかの実施形態において干渉測定モジュール208は、(無線デバイス200が所属する)第1のD2D通信グループ以外のD2D通信グループに対応するグループ識別子がグループ識別子検知モジュール206によって識別されない限り、測定を実行しなくてもよい。いくつかの実施形態において、干渉測定モジュール208は、無線デバイス200に含まれなくてもよい。そのようないくつかの実施形態において、グループ識別子検知モジュール206により他のD2D通信グループの識別子を検知することは、干渉の存在を信号で伝えるのに十分であってよく、従って、追加の干渉測定は実行されなくてよい。
無線デバイス200は、また、基地局通信モジュール210を有してよい。基地局通信モジュール210は、送受信モジュール204および干渉測定モジュール208に結合されてよい。干渉測定モジュール208が無線デバイス200には含まれないような実施形態では、基地局通信モジュール210は、グループ識別子検知モジュール206に結合されてよい。いくつかの実施形態において、 グループ識別子検知モジュール206により識別されたグループ識別子についての情報が、無線デバイス200を取り扱う基地局へ送信する目的で、基地局通信モジュール210へ渡されてよい。いくつかの実施形態において、グループ識別子検知モジュール206によって識別されたグループ識別子に対応するD2D通信グループを取り扱う基地局についての情報が、無線デバイス200を取り扱う基地局へ送信する目的で、基地局通信モジュール210へ渡されてよい。いくつかの実施形態において、基地局通信モジュール210は、無線デバイス200を取り扱う基地局から、第1のD2D通信グループのための識別子を受信してよい。第1のD2D通信グループのための識別子は、D2D通信モジュール214を介して第1のD2D通信グループにおける複数のデバイス間で送信された複数の無線伝送に、含まれてよい。いくつかの実施形態において基地局通信モジュール210は、更なる詳細が以下で議論されるように、グループ内の複数のD2D通信のために複数のパケットをアセンブルする場合に使用されるべき制御ヘッダフォーマットを示す信号を、無線デバイス200を取り扱う基地局から受信してよい。
無線デバイス200は、また、制御ヘッダ生成モジュール212を有してよい。制御ヘッダ生成モジュール212は、基地局通信モジュール210へ結合されてよい。いくつかの実施形態において、制御ヘッダ生成モジュール212は基地局通信モジュール210から第1のD2D通信グループの識別子を受信してもよく、制御ヘッダ生成モジュール212は、無線デバイス200によって第1のD2D通信グループにおける他の複数の無線デバイスへ送信される無線通信の制御ヘッダにこの識別子を含めてもよい。
多数の制御ヘッダフォーマットのうちの何れが用いられてもよい。いくつかの実施形態において、複数の制御ヘッダは、制御ヘッダおよび次に続く関連する複数の送信に対する予約時間の通知を提供することによってキャリア検出及び仮想検出をサポートしてよく、これにより制御ヘッダを検知する他の複数のD2Dデバイスは衝突を避けることができる。いくつかの実施形態において、複数の制御ヘッダは、ローカルなエリア(例えば、セル・セクタまたはより小さいエリア)における有効なセッションの識別を提供することによって、ランダムベースのチャネルアクセスをサポートしてよい。いくつかの実施形態において、複数の制御ヘッダは、複数の可変サイズを有してよく、複数の可変のパケットフォーマットに従って配信されてよい。そのような実施形態において、制御ヘッダは、制御タイプを通知すること、および、制御およびデータ情報のために割り当てられたバイト数を記述したデータを提供してよい。いくつかの実施形態において、オーバヘッドを最小としかつデータペイロードのためにより多くの空間を確保するために、制御ヘッダのサイズは、できる限り最小としつつ一方でD2D通信において必要な情報が伝わるように、選択されてよい。いくつかの実施形態において、複数の制御ヘッダは、全てのD2Dデバイス(例えば、キャリア検出及び仮想検出のために)によって読み出されるべく、暗号化されていなくてよい。基地局(例えば、eNB)またはより上位のネットワークコンポーネントは、D2D制御ヘッダの構成を擬似静的または動的に示してよく(例えば、制御ヘッダのフォーマットを示す、及び各フィールドに何ビットか示す)、これにより効率のよい複数の制御ヘッダが用いられうる。
いくつかの実施形態において、無線デバイス200から第1のD2D通信グループに所属する他の複数のデバイスへ送信された複数の無線伝送に対して、制御ヘッダ生成モジュール212は、下記のテーブル1の「ロング」の制御ヘッダフォーマットに従って第1のD2D通信グループの識別子を制御ヘッダに含ませてよい。
Figure 2015518686
いくつかの実施形態において、制御ヘッダ生成モジュール212は、「ショート」のフォーマットに従って、制御ヘッダにグループ識別子を含ませてよい。 無線デバイス200からのD2D通信が何らかの方法で限定された場合には「ショート」のフォーマットが適切であってよく、これにより「ロング」の制御ヘッダフォーマットの完全なる柔軟性は必要ではない。例えば、制御ヘッダ生成モジュール212は、無線デバイス200が第1のD2Dグループにおける多くとも1つの他のデバイスと通信する場合、制御メッセージが固定サイズのである場合、データペイロードが固定サイズである場合、又は、その他の限定された条件下において、「ショート」のフォーマットを用いてよい。 いくつかの実施形態において、無線デバイス200から第1のD2D通信グループに所属する他の複数のデバイスへ送信された複数の無線伝送に対して、制御ヘッダ生成モジュール212は、下記のテーブル2の「ショート」の制御ヘッダフォーマットに従って第1のD2D通信グループの識別子を制御ヘッダに含ませてよい。いくつかの実施形態において、無線デバイス200は、制御ヘッダ生成モジュール212を有していなくてよい。
Figure 2015518686
図3Aから図3Cは、様々な実施形態に従って、複数のリソースブロック(RB)及び複数のタイムスロットに渡って複数の制御ヘッダおよび複数のデータペイロードを割り当てることのできる、異なる複数のD2D通信パケットフォーマットを例示する。図3Aから図3Cにおける複数のパケットは、例えば、とりわけ複数の他のアプリケーションにおいて、多重アクセスに基づく衝突回避方式の搬送波感知多重アクセス(CSMA/CA)がD2D通信に対して用いられる場合に、用いられてよい。特に、図3Aから図3Cにおける複数のパケットは、3GPP LTE通信システムと共に用いられてよい。図3Aにおいてパケット300aは、単一のタイムスロット310aにおいて、ショートプリアンブル302a、基準信号304a、制御ヘッダ306a、およびデータペイロード308aを有してよい。いくつかの実施形態においてパケット300aは、複数のD2D通信ためのデフォルトのパケットフォーマットであってよい。図3Bにおいて、パケット300bは、単一のタイムスロット310bにおいて、ショートプリアンブル302b、基準信号304b、および制御ヘッダ306bを有してよい。図3Bの構成において、データペイロードは、制御ヘッダ306bのタイムスロットとは別個の複数のタイムスロットで送信されてよい。いくつかのアプリケーションにおいて、パケット300bは、パケット300aよりも大きな制御ヘッダを許容してよい。図3Cにおいて、パケット300cは、2つのタイムスロットにおいて、ショートプリアンブル302c、基準信号304c、制御ヘッダ306c、およびデータペイロード308cを有してよい。特に、データペイロード308cの複数の部分は、タイムスロット310c及び312の両方に含まれてよい。いくつかのアプリケーションにおいて、パケット300cは、パケット300aよりも大きな制御ヘッダを許容してよく、また、データペイロードで用いられるべく、第1のタイムスロット310cの中に時間を残しておいてよい。
ここで、様々な実施形態に従う、D2D干渉通知のために構成された基地局400の一例のブロック図を示す図4を参照する。下記で詳細が論じられる基地局400の複数のコンポーネントは、図1を参照して上記で論じた1または複数の基地局に含まれてよく、これらの基地局は基地局122及び124の何れを含んでもよい。いくつかの実施形態において、基地局400はeNBを有し、或いは、eNBに含まれる。いくつかの実施形態において、下記で論じられる基地局400の複数のコンポーネントは、無線リソース管理(RRM)サーバに含まれてよい。これにより、本明細書で論じられる、基地局で実行されるいかなる処理も、適宜、RRMサーバによって実行されてもよい。以下で論じる図4の実施形態において、基地局400は、第1のD2D通信グループ(例えば、図1のD2D通信グループ102、104、106を参照して上記で論じられたように)における1または複数の他の無線デバイスを取り扱うと見なされる。
基地局400は、アンテナ402を有してよい。アンテナ402は、アンテナ202(図2)を参照して論じたいかなる形態をとることもできる。図4では単一のアンテナが図示されているが、基地局400は付加的な複数のアンテナを有してよい。基地局400は、送受信モジュール404を有してよい。アンテナ402は、送受信モジュール404に結合されてよい。送受信モジュール404は、例えば、図1及び図2を参照して上記で論じた無線デバイスのような、複数の無線デバイスから無線信号を受信し、複数の無線デバイスへ無線信号を送信するように構成されてよい。
基地局400は、グループ識別子検知モジュール406を有してよい。グループ識別子検知モジュール406は、送受信モジュール404に結合されてよい。いくつかの実施形態において、グループ識別子検知モジュール406は、送受信モジュール404で受信した無線伝送のグループ識別子を検知するように構成されてよい。無線伝送は、基地局400によって取り扱われる第1の無線デバイスからのD2D干渉通知の一部であってよく、識別子に対応する第2のD2Dグループにおける複数の通信が、第1の無線デバイスが所属する第1のD2Dグループにおける複数の通信と干渉していることを基地局400へ通知する。いくつかの実施形態において、送受信モジュール404は、第1のD2D通信グループに所属する第1の無線デバイスからの無線伝送において、第2のD2D通信グループの識別子または第2のD2D通信グループに所属する第2の無線デバイスを取り扱う第2の基地局の識別子を検知してよい。グループ識別子または基地局の識別子は、第1の無線デバイスにおける基地局通信モジュール(例えば、上記で論じた図2の基地局通信モジュール210)から基地局400へ送信されてよい。
基地局400は、基地局識別モジュール408を有してよい。特定の基地局を識別するために、基地局識別モジュール408は、グループ識別子検知モジュール406によって検知されたグループ識別子または基地局の識別子を使用してよい。いくつかの実施形態において、基地局識別モジュールは、ルックアップテーブルを有するかまたはルックアップテーブルにアクセス(例えば、リモートデバイスから)してよく、このルックアップテーブルは、無線伝送(例えば、上記で論じた、制御ヘッダのグループ識別子フィールド)で受信されうるグループ/基地局の識別子のリストを有し、また対応する基地局の身元のリスト(例えば、eNBにおける複数の、ID、IPアドレス、MACアドレス、ポート/スイッチ、等)を有する。いくつかの実施形態において、基地局識別モジュール408は、受信した識別子を入力として取得し、かつ対応する基地局の身元を出力するマッピングモジュールを有する。いくつかの実施形態において、識別された基地局とは、基地局400であってよい。いくつかの実施形態において、識別された基地局とは、基地局400以外の基地局であってもよい。
基地局400は、D2D干渉軽減モジュール410を有してよい。D2D干渉軽減モジュール410は、基地局識別モジュール408に結合されてよい。基地局識別モジュール408が受信した識別子に対応する基地局の身元を判断すると、D2D干渉軽減モジュール410は、識別された基地局とのD2D干渉軽減処理を開始してよい。D2D干渉軽減モジュール410によって開始されたD2D干渉軽減処理は、識別された基地局に依存してよい。複数の無線デバイス及び複数の基地局(基地局400を含む)により実行されうる、例示的なD2D干渉通知及び軽減処理が、図5及び図6を参照して以下で論じられる。いくつかの実施形態において、D2D干渉軽減モジュール410は、D2D干渉軽減処理において、無線デバイスによって(例えば、図2の無線デバイス200の干渉測定モジュール208によって)提供される干渉測定を使用してよい。例えばいくつかの実施形態においてD2D干渉軽減モジュール410は、2つのグループに付与される複数のチャネルを(周波数等において)どの程度離すべきかを判断するために、この2つのD2D通信グループの間の干渉レベルを使用してよい。いくつかの実施形態において基地局400は、複数のD2Dデバイスが移動し、複数のD2Dデバイスが異なる複数のグループへ追加され、複数のグループから除かれた場合に、最小のサービス品質(QoS)メトリックを満たすことを保証するために、干渉軽減の手順を実行するように構成されてよい。
基地局400は、基地局通信モジュール416を有してよい。基地局通信モジュール416は、有線または無線通信チャネルを通じて、他の複数の基地局と通信を行うように構成されてよい。有線出力418が図4に示されている。基地局識別モジュール408により識別された基地局が基地局400とは異なる基地局である場合に、基地局400は、D2D干渉軽減処理を開始すべく識別された基地局と通信してよい。
基地局400は、また、制御ヘッダフォーマットモジュール412を有してよい。制御ヘッダフォーマットモジュール412は、基地局400によって取り扱われる1または複数のD2D通信グループにより複数のD2D通信で使用されるべく、制御ヘッダのためのフォーマットを判断してよい。例えば、制御ヘッダフォーマットモジュール412は、予め定められた一群の制御ヘッダフォーマット(テーブル1及び2を参照して上記で説明された「ロング」および「ショート」の制御ヘッダフォーマット等)から選択してもよい。制御ヘッダフォーマットモジュール412によって特定のD2D通信グループのために判断された制御ヘッダフォーマットは、とりわけ、所定のエリアにおけるD2D通信グループの個数、2またはそれより多くのD2D通信グループに付与されたチャネル間における干渉の可能性、及び、D2D通信グループにおけるデバイスの個数など、多数の要因のいずれかに依存してよい。
基地局400は、無線デバイス通信モジュール414を有してよい。無線デバイス通信モジュール414は、送受信モジュール404に結合されてよく、基地局400によって取り扱われる1または複数の無線デバイスへ、無線伝送のための情報を提供してよい。いくつかの実施形態において無線デバイス通信モジュール414は、制御ヘッダフォーマットモジュール412によって判断された制御ヘッダフォーマットを示す信号の送信をアシストしてよい。いくつかの実施形態において、無線デバイス通信モジュール414は、これらのグループへ付与されたチャネルを再割り当てするべく、1または複数の信号を複数のD2D通信グループへ送信することをアシストしてよい。
ここで図5を参照すると、様々な実施形態に従って、2つのD2D通信グループが同じ基地局によって取り扱われる環境に対するD2D干渉通知および軽減処理の一例の信号フロー図500が例示される。信号フロー図500は、第1のD2D通信グループD2DG1における無線デバイスWD1(504で示される)、第2のD2D通信グループD2DG2における無線デバイスWD2(506で示される)、および、第1及び第2のD2D通信グループを取り扱う基地局BS1(502で示される)の、3つのデバイスを含む。信号510は、WD2 506から第2のD2D通信グループD2DG2における少なくとも1つの他のデバイスへと送信されるD2D無線伝送を表しており、WD1 504(第2のD2D通信グループD2DG2のデバイスではない)により、干渉として受信される。信号510は、第2のD2D通信グループD2DG2の識別子を含む。信号510を受信すると、無線デバイスWD1 504は、(例えば、図2のグループ識別子検知モジュール206を介して)信号510に含まれるグループ識別子を識別してよい。無線デバイスWD1 504は、また、(例えば、図2の干渉測定モジュール208を介して)、信号510により引き起こされた干渉レベルを測定してよい。無線デバイスWD1 504は、信号512において、グループ識別子および干渉測定を干渉報告の一部として基地局BS1 502へ送信してもよい。信号512を受信すると基地局BS1 502は、信号512に含まれるグループ識別子に対応するD2D通信グループを識別してよく(即ち、第2のD2D通信グループD2DG2は、例えば、図4のグループ識別子検知モジュール406を使用して)、そして識別されたD2D通信グループを取り扱う基地局を(例えば、図4の基地局識別モジュール408を用いて)識別する。第2のD2D通信グループD2DG2は基地局BS1 506によって取り扱われるので、基地局BS1 506は、他のいかなる基地局との通信を必要とすることなく、D2D干渉軽減処理を開始してよい。例示されるように、いくつかの実施形態において基地局BS1 506は、第1のD2Dチャネル再割り当て信号514を、無線デバイスWD1 504へ(そして、場合によっては第1のD2D通信グループD2DG1に所属する他の複数のデバイスへ)、第2のD2Dチャネル再割り当て信号516を、無線デバイスWD2 506へ(そして、場合によっては第2のD2D通信グループD2DG2に所属する他の複数のデバイス)へ、送信してよい。チャネル再割り当て信号514及び516は、例えば、それぞれ新しい周波数バンドを有してもよく、この新しい周波数バンドに対して、各第1及び第2のD2D通信グループ内において、D2D通信がそれぞれ付与される。
ここで図6を参照すると、様々な実施形態に従って、2つのD2D通信グループが異なる基地局によって取り扱われる環境に対するD2D干渉通知および軽減処理の一例の信号フロー図600が例示される。信号フロー図600は、第1のD2D通信グループD2DG1における無線デバイスWD1(604で示される)、第2のD2D通信グループD2DG2における無線デバイスWD2(606で示される)、第1のD2D通信グループを取り扱う基地局BS1(602で示される)、および、第2のD2D通信グループを取り扱う基地局BS2(608で示される)の、4つのデバイスを含む。信号610は、WD2 606から第2のD2D通信グループD2DG2における少なくとも1つの他のデバイスへと送信されるD2D無線伝送を表しており、WD1 604(第2のD2D通信グループD2DG2のデバイスではない)により、干渉として受信される。信号610は、第2のD2D通信グループD2DG2の識別子を有する。信号610を受信すると、無線デバイスWD1 604は、(例えば、図2のグループ識別子検知モジュール206を介して)信号610に含まれるグループ識別子を識別してよい。無線デバイスWD1 604は、また、(例えば、図2の干渉測定モジュール208を介して)、信号610により引き起こされた干渉レベルを測定してよい。無線デバイスWD1 604は、信号612において、グループ識別子および干渉測定を干渉報告の一部として基地局BS1 602へ送信してもよい。信号612を受信すると基地局BS1 602は、信号612に含まれるグループ識別子に対応するD2D通信グループを識別してよく(即ち、第2のD2D通信グループD2DG2は、例えば、図4のグループ識別子検知モジュール406を使用して)、そして識別されたD2D通信グループを取り扱う基地局を(例えば、図4の基地局識別モジュール408を用いて)識別する。
ここで、第2のD2D通信グループD2DG2を取り扱う基地局は、基地局BS1 602ではなく、基地局BS2 608である。基地局BS2 608が第2のD2D通信グループを取り扱うと判断したことに応じて、基地局BS1 606は、チャネル再割り当て要求信号618を基地局BS2 608へ送信することにより、D2D干渉軽減処理を開始してよい。いくつかの実施形態において、信号618は、また、干渉レベル等の、他の干渉に関する情報を有してよい。信号618は、基地局BS1 606および基地局BS2 608の間でチャネル再割り当て交渉処理を始めてよい。図を簡単に例示する目的で、基地局BS2 608から基地局BS1 606への単一のチャネル再割り当て応答信号620のみが示されている。信号620は、例えば、提案されたチャネル再割り当て要求の確認、その他の確認、または第1のD2D通信グループD2DG1が付与されるべきチャネルの選択を含んでよい。例示されるようにいくつかの実施形態において、基地局BS1 606は、第1のD2Dチャネル再割り当て信号614を、無線デバイスWD1 604へ(そして、場合によっては第1のD2D通信グループD2DG1に所属する他の複数のデバイスへ)送信してよく、基地局BS2 608は、第2のD2Dチャネル再割り当て信号616を、無線デバイスWD2 606へ(そして、場合によっては第2のD2D通信グループD2DG2に所属する他の複数のデバイス)へ、送信してよい。チャネル再割り当て信号614及び616は、例えば、それぞれ新しい周波数バンドを有してもよく、この新しい周波数バンドに対して、各第1及び第2のD2D通信グループ内において、D2D通信が、それぞれ付与される。
ここで図7を参照すると、無線D2D通信デバイスにより実行可能な(図2の無線デバイス200等)の様々な実施形態に従う、D2D干渉通知処理700の一例のフロー図が提供される。処理700における複数の工程(及び、本明細書で説明される他の複数の処理)が、それぞれ1回だけ、特定の順序で配置され例示されているが、様々な実施形態において、1または複数の工程が、繰り返され、または省略され、または順序を違えて実行されてよい。例示目的のため、処理700の複数の工程が第1の無線デバイスによって実行されるものとして記載されてよく、上記で無線デバイス200(図2)に対して記載されたように構成されてもよいが、処理700は、適切に構成されたいかなるデバイス(例えば、プログラムされた処理システム、ASIC、或いは、他の無線コンピューティングデバイス)によって実行されてもよい。処理700の議論において、第1の無線デバイスは、第1のD2D通信グループに所属し、かつ第1の基地局によって取り扱われるものと見なされる。
処理700は、任意の工程702で始まってよく、第1の無線デバイスは第1のD2D通信グループにおける他の無線デバイスと通信をしてよい。いくつかの実施形態において、工程702は、送受信モジュール204及びD2D通信モジュール214(図2)に含まれる処理回路によって実行されてよい。いくつかの実施形態において、工程702におけるグループ内通信が、多元接続プロトコルに従って実行される。
工程704において第1の無線デバイスは、第2の基地局によって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知してよい。グループ識別子は、第2の無線デバイスが所属する第2のD2D通信グループを表してよい。第2のD2D通信グループは、第1の無線デバイスが所属する第1のD2D通信グループとは異なっていてよく、これにより、第2の無線デバイスからの無線伝送は第1の無線デバイスには干渉と見なされてよい。いくつかの実施形態において工程704は、グループ識別子検知モジュール206(図2)に含まれる処理回路によって実行されてよい。いくつかの実施形態において、第2の無線デバイスからの無線伝送は、第1の基地局によって第1のD2D通信グループへ割り当てられたチャネルで受信される。換言すれば、第1及び第2のD2Dグループの両方が、第1及び第2の基地局によって、同じまたは重複する複数のチャネルへそれぞれ付与される。
いくつかの実施形態において工程704は、第2の無線デバイスからの無線伝送の制御ヘッダのグループ識別子フィールドにおけるグループ識別子を識別すること、を含んでよい。複数のグループ識別子フィールドを含んでよい複数の制御ヘッダの複数の例が、(テーブル1、2を参照する等して)上記で記載されている。制御ヘッダは、グループ識別子フィールドに加えて、1または複数の他のフィールドを有してよい。いくつかの実施形態において、例えば、制御ヘッダは、制御タイプフィールドおよび制御メッセージフィールドを含んでよい。いくつかの実施形態において、制御ヘッダは、制御ヘッダによって占有される複数のタイムスロットの数と次に続く関連する伝送とを示す値を伴う持続時間フィールドを有してよい。いくつかの実施形態において、制御ヘッダは、制御メッセージサイズフィールドおよびデータペイロードサイズフィールドを含んでよい。制御ヘッダおよびデータペイロードは、異なるパケット構成で配置されてよい。例えば、いくつかの実施形態において、制御ヘッダは、リソースブロックタイムスロットをデータペイロードと共有してよい。
工程706において、第1の無線デバイスは、グループ識別子または第2の基地局の識別子を、第1の無線デバイスを取り扱う第1の基地局へ送信してよい。いくつかの実施形態において工程706は、送受信モジュール204および基地局通信モジュール210(図2)に含まれる処理回路によって実行されてよい。グループ識別子または第2の基地局の識別子を送信することで、第2のD2D通信グループからの干渉を第1の基地局に通知してよい。いくつかの実施形態において、第1及び第2の基地局は同じ基地局である。即ち、第1の基地局が、第1のD2D通信グループと第2のD2D通信グループの両者を取り扱う(例えば、図1に例示されるように、基地局124がD2D通信グループ104、106を取り扱う)。工程706のいくつかの実施形態において、第1の無線デバイスは、さらに、第2の無線デバイスからの干渉レベルの測定を第1の基地局へ送信してよい。
ここで図8を参照すると、様々な実施形態に従う、D2D干渉軽減開始処理800の一例のフロー図が提供される。例示目的のため、処理800の複数の工程が第1の基地局によって実行されるものとして記載されてよく、上記で基地局400(図4)に対して記載されたように構成されてもよいが、処理800は、適切に構成されたいかなるデバイス(例えば、プログラムされた処理システム、ASIC、或いは、他の基地局)によって実行されてもよい。
工程802において、第1の基地局は、第1のデバイスツーデバイス(D2D)通信グループ(例えば、図2の無線デバイス200)に所属する第1の無線通信デバイスからの無線伝送において、第2の無線通信デバイスが所属する第2のD2D通信グループの識別子、または第2の無線通信デバイスを取り扱う第2の基地局の識別子を検知してよい。いくつかの実施形態において工程802は、送受信モジュール404およびグループ識別子検知モジュール406(図4)に含まれる処理回路によって実行されてよい。図7の処理700を参照して上述したように、第1の無線通信デバイスからの無線伝送により、第2のD2D通信グループからの干渉を第1の基地局に通知してよい。
工程804において、第1の基地局は、識別子に少なくとも部分的に基づいて第2の基地局の身元を判断してよい。いくつかの実施形態において工程804は、基地局識別モジュール408(図4)に含まれる処理回路によって実行されてよい。 いくつかの実施形態において、工程804は、工程802において検知された識別子を入力することに応じて、第2の基地局の身元を出力するマッピングモジュールによって、部分的に実行されてよい。
工程806において、第1の基地局は、工程804において識別された第2の基地局とD2D干渉軽減処理を開始してよい。いくつかの実施形態において工程806は、D2D干渉軽減モジュール410(図4)に含まれる処理回路によって実行されてよい。ここで説明された干渉軽減処理のいずれも、図5及び図6を参照して上述されたものも含め、工程806で開始されてもよい。工程806に関する特定の実施形態が、以下の図9の処理900を参照して説明される。
ここで図9を参照すると、様々な実施形態に従う、D2D干渉軽減処理900の一例のフロー図が提供される。上記で図8の処理800を参照して述べたように、例示する目的で、処理900の複数の工程が第1の基地局によって実行されるものとして記載されてよい。
決定ブロック902において、第1の基地局が、第2の基地局が第1の基地局と同じ基地局であるかどうかを判断する。いくつかの実施形態において、決定ブロック902における判断は、基地局識別モジュール408(図4)によってなされてよい。第1の基地局が、第2の基地局は同じ基地局であると判断した場合、第1の基地局は工程904へと進んでよく、第1のD2D通信グループ及び第2のD2D通信グループの少なくとも1つに付与された通信チャネルを、再割り当てしてよい。いくつかの実施形態において、工程904は、D2D干渉軽減モジュール410(図4)によって実行されてよい。第1の基地局が、決定ブロック902において、第2の基地局は第1の基地局とは異なる基地局であると判断した場合、第1の基地局は工程906へと進んでよく、D2D干渉軽減処理を開始すべく、信号を第2の基地局へ送信してよい。いくつかの実施形態において、工程906は、D2D干渉軽減モジュール410および基地局通信モジュール416(図4)によって実行されてよい。いくつかの実施形態において、工程906で第2の基地局へと送信される信号は、チャネル再割り当て要求を含んでいてよい。
ここで図10を参照すると、様々な実施形態に従って、(図2の無線デバイス200等の)無線D2D通信デバイスによって実行可能な、D2Dグループ識別子をD2D無線伝送に含ませるための処理1000の一例のフロー図が提供される。例示目的のため、処理1000の複数の工程が第1の無線デバイスによって実行されるものとして記載されてよく、上記で無線デバイス200(図2)に対して記載されたように構成されてもよいが、処理1000は、適切に構成されたいかなるデバイス(例えば、プログラムされた処理システム、ASIC、或いは、他の無線コンピューティングデバイス)によって実行されてもよい。処理1000の議論において、第1の無線デバイスは、第1のD2D通信グループに所属し、かつ第1の基地局によって取り扱われるものと見なされる。
処理1000は、工程1002で始まってよく、第1の無線デバイスは第1の基地局(即ち、第1の無線デバイスを取り扱う基地局)から、(第1の無線デバイスが所属するグループである)第1のD2Dグループの識別子を受信してよい。いくつかの実施形態において、工程1002は、送受信モジュール204及び基地局通信モジュール210(図2)に含まれる処理回路によって実行されてよい。
いくつかの実施形態において、第1のD2Dグループの識別子は、第1の基地局によって取り扱われる全てのD2Dグループの中から、あるいは、多数の基地局によって取り扱われるネットワークにおける全てのD2Dグループの中から、一意的に第1のD2Dグループを識別する。いくつかの実施形態において、第1のD2Dグループの識別子は、他のD2Dグループの識別子と同じ識別子である。他のD2Dグループは、第1の基地局か、または第1の基地局とは異なる基地局によって取り扱われてよい。
いくつかの実施形態において、工程1002で受信された第1のD2Dグループの識別子のサイズ(例えば、ビット数)は、第1の基地局によって選択されてよい。例えば、いくつかの実施形態において、第1のD2Dグループの識別子のサイズは、第1の基地局によって取り扱われる多数のD2Dグループに少なくとも部分的に基づき、第1の基地局によって選択されてよい。第1の基地局が多数のD2Dグループを取り扱う場合に第1の基地局は、多数のD2Dグループの為に異なる複数の識別子を提供するのに十分に利用可能なビットを有するように、第1のD2Dグループの識別子に対してより大きなサイズを選択してよい。他の実施例では、いくつかの実施形態において、第1のD2Dグループの識別子のサイズは、第1の基地局によって取り扱われる複数の異なるD2Dグループのグループ間近接に少なくとも部分的に基づいて、第1の基地局により選択されてよい。第1の基地局が、重大なグループ間干渉が起きないよう十分に間隔が開けて配置された多数のD2Dグループを取り扱う場合に、第1の基地局は、複数のD2Dグループ識別子に対して、より小さいビット数を使用してよい(結果として、2またはそれより多いD2Dグループが同じ識別子を有する)。
いくつかの実施形態において、識別子は、第1の基地局の識別子を表すデータを含む。これにより、第1のD2Dグループを取り扱う基地局の素早い識別を可能としてよい。第1の基地局の識別子を表すデータは、多数の形式うちのいずれであってもよい。いくつかの実施形態において、第1の基地局の識別子を表すデータは、eNB識別子を含む。いくつかの実施形態において第1の基地局の識別子を表すデータは、短縮されたeNB識別子(eNB識別子をハッシュ関数へ適用した場合の出力)を含む。
工程1004において、第1の無線デバイスは、第1のD2Dグループの他の無線デバイスへ向けられた無線通信の制御ヘッダの中に、D2Dグループの識別子(工程1002で受信された)を無線送信してよい。D2Dグループ識別子を制御ヘッダへ含ませるために、本明細書で記載されたあらゆる技術が、工程1004において使用されてよい。いくつかの実施形態において、工程1004は、制御ヘッダ生成モジュール212およびD2D通信モジュール214(図2)に含まれる処理回路によって実行されてよい。
ここで図11を参照すると、様々な実施形態に従って、基地局(図4の基地局400等)によって実行可能な、制御ヘッダを設定するための処理1100の一例のフロー図が提供される。例示目的のため、処理1100の複数の工程が第1の基地局によって実行されるものとして記載されてよく、上記で基地局400(図4)に対して記載されたように構成されてもよいが、処理1100は、適切に構成されたいかなるデバイス(例えば、プログラムされた処理システム、ASIC、或いは、他の基地局によって実行されてもよい。処理1100の議論において、第1の基地局は、第1のD2D通信グループに所属する第1の無線デバイスのグループを取り扱うと見なされる。
工程1102において第1の基地局は、第1のD2Dグループに所属する他の複数の無線デバイスへ第1の無線デバイスによって送信された複数の無線通信の制御ヘッダに含めるために、第1のD2Dグループの識別子を第1の無線デバイスへ送信してよい。第1のD2Dグループの識別子は、本明細書で記載されるいかなるD2Dグループ識別子の形式であってもよい。いくつかの実施形態において工程1102は、送受信モジュール404および無線デバイス通信モジュール414(図4)によって実行されてよい。
工程1104において第1の基地局は、制御ヘッダの後に続くべきフォーマットを示す信号を第1の無線デバイスへ送信してよい。いくつかの実施形態において、制御ヘッダフォーマットは、ロング制御ヘッダフォーマットおよびショート制御ヘッダフォーマット(例えば、テーブル1及び2を参照してそれぞれ上述された)の1つを有してよい。いくつかの実施形態において、ショート制御ヘッダフォーマットは発信者識別フィールドを有さなくてよい。いくつかの実施形態において、ショート制御ヘッダフォーマットは、制御メッセージサイズフィールド、またはデータペイロードサイズフィールドを有さない。いくつかの実施形態において、工程1104は、制御ヘッダフォーマットモジュール412および無線デバイス通信モジュール414(図4)によって実行されてよい。図12の処理1200を参照して、工程1104についての複数の特定の実施形態が以下に記載される。
ここで図12を参照すると、様々な実施形態に従う、制御ヘッダフォーマット指示処理1200の一例のフロー図が提供される。例示目的として上記で図11の処理1100を参照して述べたように、処理1100の複数の工程が第1の基地局によって実行されるものとして記載されてよい。
工程1202において第1の基地局は、第1のD2Dグループの多くとも1つの他の無線デバイスから、第1の無線デバイスが複数のD2Dパケットを受信するかどうかを判断してよい。「はい」の場合、第1の基地局は、工程1206へと進み、第1の無線デバイスへの送信のために、ショート制御ヘッダフォーマットを選択してよい(例えば、図11の工程1104)。
工程1202において、第1の無線デバイスは複数のD2Dパケットを第1のD2Dグループの多くとも1つの他の無線デバイスから受信していないと第1の基地局が判断すると(例えば、第1の無線デバイスが、第1のD2Dグループにおける2またはそれより多い無線デバイスから複数のD2Dパケットを受信したと判断すると)、第1の基地局は工程1204へと進み、第1の無線デバイスへの送信のためにロング制御ヘッダフォーマットを選択してよい(例えば、図11の工程1104)。
図13は、様々な実施形態に従う、開示された複数の実施形態を実施するに適したコンピューティングデバイスの一例のブロック図である。コンピューティングデバイス1300は、1または複数のプロセッサ1304及び少なくとも1つの通信チップ1306を含んだ多数のコンポーネントを有してよい。様々な実施形態において、プロセッサ1304はプロセッサコアを有してよい。様々な実施形態において少なくとも1つの通信チップ1306は、また、プロセッサ1304と物理的および電気的に結合されてよい。更なる複数の実装において、通信チップ1306が、プロセッサ1304の一部であってよい。様々な実施形態において、コンピューティングデバイス1300は、PCB1302を有してよい。これらの実施形態において、プロセッサ1304及び通信チップ1306は、PCBの上に配置されてよい。代わりの実施形態において、様々なコンポーネントが、PCB1302を使用することなく結合されてよい。
アプリケーションによっては、コンピューティングデバイス1300は他の複数のコンポーネントを有してよく、この他の複数のコンポーネントは、PCB1302と物理的および電気的に結合してもしなくてもよい。これらの他の複数のコンポーネントは、これらに限定されるわけではないが、揮発性メモリ(例えば、DRAMとも称される、ダイナミックランダムアクセスメモリ1308)、不揮発性メモリ(ROMとも称される、読取専用メモリ1310、1または複数のハードディスクドライブ、1または複数のソリッドステートドライブ、1または複数のコンパクトディスクドライブ、及び/又は、1または複数のDVDドライブ)、フラッシュメモリ1312、入出力コントローラ1314、デジタル信号プロセッサ(不図示)、暗号プロセッサ(不図示)、グラフィックプロセッサ1316、1または複数のアンテナ1318、タッチスクリーンディスプレイ1320、タッチスクリーンコントローラ1322、その他のディスプレイ(液晶ディスプレイ、ブラウン管ディスプレイ、E−Inkディスプレイ等、不図示)、バッテリ1324、音声コーデック(不図示)、ビデオコーデック(不図示)、全地球測位システム(GPS)デバイス1328、コンパス1330、加速度計(不図示)、ジャイロスコープ(不図示)、スピーカ1332、カメラ1334、大容量ストレージデバイス(ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ、コンパクトディスク(CD)、DVD等)(不図示)、及びその他のものを含む。様々な実施形態において、プロセッサ1304は、システムオンチップ(SoC)を形成すべく、同一のダイに他の複数のコンポーネントと共に統合化されてよい。
様々な実施形態において、揮発性メモリ(例えばDRAM1308)、不揮発性メモリ(例えば、ROM1310)、フラッシュメモリ1312、及び大容量ストレージデバイスは、1または複数のプロセッサ1304による実行に応じて、本明細書で記載された処理の全てまたは選択された側面を実施するようコンピューティングデバイス1300を機能させるように構成された複数のプログラミング命令を有してよい。例えば、揮発性メモリ(DRAM1308等)、不揮発性メモリ)(ROM1310等)、フラッシュメモリ1312、大容量ストレージデバイス等の1または複数メモリコンポーネントは一時的及び/又は持続的な命令のコピーを有してよく、これらの命令は、実行されると、本明細書で記載された処理の全てまたは選択された側面を実施するように構成された制御モジュール1336が動作するように、コンピューティングデバイス1300を機能させてよい。コンピューティングデバイス1300にアクセス可能なメモリは、コンピューティングデバイス1300がインストールされるデバイスの物理的な一部である1または複数のストレージリソース、及び/又は、コンピューティングデバイス1300によってアクセス可能であるが、必ずしもその一部ではない1または複数のストレージリソースを含んでよい。例えばストレージリソースは、通信チップ1306を介したネットワークを通じてコンピューティングデバイス1300によりアクセスされてもよい
通信チップ1306は、コンピューティングデバイス1300からの、及びコンピューティングデバイス1300へのデータ転送のために、有線及び/又は無線通信を可能としてよい。「無線」という用語及びその派生語が、非固体媒体を介して変調された電磁放射の使用を通じてデータを通信することのできる、回路、デバイス、システム、方法、技術及び通信チャネル等を記載するのに用いられてよい。いくつかの実施形態において有線を含んでいないかもしれないが、関連するデバイスが有線を利用しないことを上記用語が暗示しているわけではない。本明細書で記載された実施形態の多くが、WiFi及び3GPP/LTE通信システムと共に使用されてよい。しかしながら、通信チップ1306は、3G、4G、5G及びそれらを超えた規格として指定されたその他の無線プロトコルだけでなく、またこれには限定されないが、IEEE702.20、汎用パケット無線サービス(GPRS)、Evolution Data Optimized(EVDO)、Evolved High Speed Packet Access(HSPA+)、Evolved High Speed Downlink Packet Access(HSDPA+)、Evolved High Speed Uplink Packet Access(HSUPA+)、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)(登録商標)、Enhanced Data rates for GSM Evolution(EDGE)、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、Digital Enhanced Cordless Telecommunications(DECT)、Bluetooth(登録商標)、及びそれらの派生物を含む多数の無線規格またはプロトコルのいずれを実装してもよい。コンピューティングデバイス1300は、複数の通信チップ1306を有してもよい。例えば、第1の通信チップ1306はWi−Fi(登録商標)及びBluetooth(登録商標)のようなより短距離の無線通信専用のチップであり、第2の通信チップ1306は、GPS、EDGE、GPRS、CDMA、WiMAX、LTE、Ev−DO等の、より長距離の無線通信専用のチップであってよい。
様々な実装においてコンピューティングデバイス1300は、ラップトップ、ネットブック、ウルトラブック、スマートフォン、コンピューティングタブレット、携帯情報端末(PDA)、ウルトラモバイルPC、携帯電話、デスクトップコンピュータ、サーバ、プリンタ、スキャナ、モニタ、セットトップボックス、娯楽制御ユニット(例えば、ゲームコンソール)、デジタルカメラ、携帯音楽プレーヤ、又は、デジタルビデオレコーダであってよい。更なる実装において、コンピューティングデバイス1300は、データ処理を行う他のいかなる電子デバイスであってもよい。
以下の段落では、様々な実施形態の例を記載する。様々な実施形態において、無線デバイスが回路を備え、当該回路は、第2のeNBによって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知するように構成され、グループ識別子は、第2の無線デバイスが所属する第2のデバイスツーデバイス(D2D)通信グループを表しており、第2のD2D通信グループは無線デバイスが所属する第1のD2D通信グループとは異なっており、回路は、第2のD2D通信グループからの干渉を第1のeNBへと通知すべく、グループ識別子または第2のeNBの識別子を、無線デバイスを取り扱う第1のeNBへ送信するように構成される。第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知する段階は、第1のeNBによって第1のD2D通信グループへと割り当てられたチャネルで無線伝送を受信することを有してもよい。第1のeNBは、第2のeNBと同じeNBであってよい。上記回路は、更に、第2の無線デバイスからの干渉レベルの測定を第1のeNBへ送信するように構成されてもよい。第2のeNBによって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知する段階は、無線伝送の制御ヘッダにおけるグループ識別子フィールドのグループ識別子を識別する段階を有してもよい。無線伝送の制御ヘッダは、更に、制御タイプフィールドおよび制御メッセージフィールドを有してよい。無線伝送の制御ヘッダは、更に、制御ヘッダによって占有される複数のタイムスロットの数と次に続く関連する伝送とを示す値を伴う持続時間フィールドを有してよい。無線伝送の制御ヘッダは、更に、制御メッセージサイズフィールドとデータペイロードサイズフィールドとを有してよい。制御ヘッダは、リソースブロックタイムスロットをデータペイロードと共有してよい。上記回路は、更に、多元接続プロトコルに従って、第1のD2D通信グループの少なくとも1つの他のメンバーと通信を行うように構成されてよい。
様々な実施形態において、eNBが、第1のデバイスツーデバイス(D2D)通信グループに所属する第1の無線通信デバイスからの無線伝送において、第2の無線通信デバイスが所属する第2のD2D通信グループの識別子、または前記第2の無線通信デバイスを取り扱う第2のeNBの識別子を検知する第1のモジュールと、識別子に少なくとも部分的に基づいて、第2のeNBの身元を判断する第2のモジュールと、識別された第2のeNBとD2D干渉軽減処理を開始する第3のモジュールと、を有する。上記の第2のモジュールは、識別子の入力に応じて第2のeNBの身元を出力するマッピングモジュールを有してよい。識別された第2のeNBとD2D干渉軽減処理を開始する段階は、第2のeNBが第1のeNBと同じeNBであると判断する段階、及び第1のD2D通信グループと第2のD2D通信グループとの少なくとも1つに対して付与される通信チャネルを再び割り当てる段階を有してよい。識別された第2のeNBとD2D干渉軽減処理を開始する段階は、第2のeNBが第1のeNBとは異なるeNBであると判断する段階と、D2D干渉軽減処理を開始すべく第2のeNBへ信号を送信する段階とを有してよい。上記信号は、チャネル再割り当て要求を含んでよい。
様々な実施形態において、デバイスツーデバイス(D2D)通信デバイスは、D2D通信デバイスを取り扱うeNBからの無線伝送においてD2D通信デバイスが所属するD2Dグループの識別子を受信する第1のモジュールと、D2Dグループにおける他のD2D通信デバイスへ向けられた無線通信の制御ヘッダに、D2Dグループの識別子を無線送信する第2のモジュールとを備え、識別子はeNBの識別子を表すデータを有する。D2D通信デバイスを取り扱うeNBの識別子を表すデータは、eNB識別子の短縮版を有してよい。D2Dグループの識別子は、他のD2Dグループの識別子と同じ識別子であってよい。上記の他のD2Dグループは、eNBにより取り扱われてよい。上記の他のD2Dグループは、D2D通信デバイスを取り扱うeNBとは異なるeNBによって取り扱われてよい。D2Dグループの識別子のサイズは、eNBによって取り扱われる複数のD2Dグループの数に少なくとも部分的に基づいてeNBにより選択されてよい。D2Dグループの識別子のサイズは、eNBによって取り扱われる複数のD2Dグループにおけるグループ間近接に少なくとも部分的に基づいてeNBにより選択されてよい。
様々な実施形態において、少なくとも1つの機械によりアクセス可能な媒体が複数の命令を有しており、この複数の命令は、eNBにより複数の命令が実行されることに応じて、第1のD2D通信グループに所属する他の複数の無線通信デバイスへ第1の無線通信デバイスによって送信された複数の無線通信の制御ヘッダの中に含めるために、eNBに、第1のD2D通信グループに所属する第1の無線通信デバイスへ、第1のD2Dグループの識別子を送信させ、そして、制御ヘッダの後に続くべきフォーマットを示す信号を前記第1の無線通信デバイスへ送信させるように構成される。上記の制御ヘッダフォーマットは、ショート制御ヘッダフォーマットおよびロング制御ヘッダフォーマットの1つを有してよい。上記のショート制御ヘッダフォーマットは、発信者識別フィールドを有さなくてよい。上記のショート制御ヘッダフォーマットは、制御メッセージサイズフィールドまたはデータペイロードサイズフィールドを有さなくてよい。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスへ制御ヘッダフォーマットを送信することが、第1のD2Dグループの多くとも1つの他の無線通信デバイスから複数のD2Dパケットを第1の無線通信デバイスが受信すると判断すること、および第1の無線通信デバイスへ送信するためにショート制御ヘッダフォーマットを選択することを有してよい。
上記に記載した技術を実行するための、コンピュータ読み取り可能な媒体(非一時的(non−transitory)なコンピュータ読み取り可能な媒体を含む)、方法、システム、及びデバイスは、本明細書において記載された実施形態の説明するための事例である。加えて、上述した相互関係における他の複数のデバイスが、開示された様々な技術を実行するように構成されてもよい。
本開示の実施形態に係るいくつかの実施例が、これから記載される。
第1例は、回路を有する無線デバイスであって、当該回路は、第2のeNBによって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知するように構成され、グループ識別子は、第2の無線デバイスが所属する第2のD2D通信グループを表しており、第2のD2D通信グループは無線デバイスが所属する第1のD2D通信グループとは異なっており、回路は、第2のD2D通信グループからの干渉を第1のeNBへと通知すべく、グループ識別子または第2のeNBの識別子を、無線デバイスを取り扱う第1のeNBへ送信するように構成される。
第2例は、第1例の無線デバイスにおいて、第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知することが、第1のeNBによって第1のD2D通信グループへと割り当てられたチャネルで前記無線伝送を受信することを含む。
第3例は、第1例の無線デバイスにおいて、第1のeNBが第2のeNBと同じeNBである。
第4例は、第1例の無線デバイスにおいて、回路が更に、第1のeNBへ前記第2の無線デバイスからの干渉レベルの測定を送信するように構成される。
第5例は、第1例から第4例のいずれか1つの無線デバイスにおいて、第2のeNBによって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知することが、無線伝送の制御ヘッダにおけるグループ識別子フィールドのグループ識別子を識別することを含む。
第6例は、第5例の無線デバイスにおいて、無線伝送の制御ヘッダが、更に、制御タイプフィールドおよび制御メッセージフィールドを有する。
第7例は、第5例の無線デバイスにおいて、無線伝送の前記制御ヘッダが、更に、制御ヘッダによって占有される複数のタイムスロットの数と次に続く関連する伝送とを示す値を伴う持続時間フィールドを有する。
第8例は、第5例の無線デバイスにおいて、無線伝送の制御ヘッダが、更に、制御メッセージサイズフィールドとデータペイロードサイズフィールドとを有する。
第9例は、第5例の無線デバイスにおいて、制御ヘッダが、リソースブロックタイムスロットをデータペイロードと共有する。
第10例は、第1例から第4例のいずれか1つの無線デバイスにおいて、回路が、更に、多元接続プロトコルに従って、第1のD2D通信グループの少なくとも1つの他のメンバーと通信を行うように構成される。
第11例はeNBであって、第1のデバイスツーデバイス(D2D)通信グループに所属する第1の無線通信デバイスからの無線伝送において、第2の無線通信デバイスが所属する第2のD2D通信グループの識別子、または前記第2の無線通信デバイスを取り扱う第2のeNBの識別子を検知する第1のモジュールと、識別子に少なくとも部分的に基づいて、第2のeNBの身元を判断する第2のモジュールと、識別された第2のeNBとD2D干渉軽減処理を開始する第3のモジュールと、を備える。
第12例は、第11例のeNBにおいて、第2のモジュールが、識別子の入力に応じて第2のeNBの身元を出力するマッピングモジュールを有する。
第13例は、第11例のeNBにおいて、識別された第2のeNBとD2D干渉軽減処理を開始することは、第2のeNBが第1のeNBと同じeNBであると判断すること、及び第1のD2D通信グループと第2のD2D通信グループの少なくとも1つに対して付与されていた通信チャネルを再び割り当てることを有する。
第14例は、第11例から第13例のいずれか1つのeNBにおいて、識別された第2のeNBとD2D干渉軽減処理を開始することが、第2のeNBが第1のeNBとは異なるeNBであると判断することと、D2D干渉軽減処理を開始すべく第2のeNBへ信号を送信することを有する。
第15例は、第14例のeNBにおいて、信号がチャネル再割り当て要求を有する。
第16例は、D2D通信デバイスであって、D2D通信デバイスを取り扱うeNBからの無線伝送においてD2D通信デバイスが所属するD2Dグループの識別子を受信する第1のモジュールと、D2Dグループにおける他のD2D通信デバイスへ向けられた無線通信の制御ヘッダに、D2Dグループの識別子を無線送信する第2のモジュールとを備え、識別子はeNBの識別子を表すデータを有する。
第17例は、第16例のD2D通信デバイスにおいて、D2D通信デバイスを取り扱うeNBの識別子を表すデータが、eNB識別子の短縮版を有する。
第18例は、第16例のD2D通信デバイスにおいて、D2Dグループの識別子が、他のD2Dグループの識別子と同じ識別子である。
第19例は、第18例のD2D通信デバイスにおいて、他のD2Dグループが、eNBにより取り扱われる。
第20例は、第18例のD2D通信デバイスにおいて、他のD2Dグループが、D2D通信デバイスを取り扱うeNBとは異なるeNBによって取り扱われる。
第21例は、第16例のD2D通信デバイスにおいて、D2Dグループの識別子のサイズが、eNBによって取り扱われる複数のD2Dグループの数に少なくとも部分的に基づいてeNBにより選択される。
第22例は、第16例から第21例のいずれか1つのD2D通信デバイスにおいて、D2Dグループの識別子のサイズが、eNBによって取り扱われる複数のD2Dグループにおけるグループ間近接に少なくとも部分的に基づいてeNBにより選択される。
第23例は、複数の命令が格納された少なくとも1つの機械によりアクセス可能な媒体を有し、eNBにより複数の命令が実行されることに応じて、第1のD2D通信グループに所属する他の複数の無線通信デバイスへ第1の無線通信デバイスによって送信された複数の無線通信の制御ヘッダの中に含めるために、eNBに、第1のD2D通信グループに所属する第1の無線通信デバイスへ、第1のD2Dグループの識別子を送信させ、そして、制御ヘッダの後に続くべきフォーマットを示す信号を前記第1の無線通信デバイスへ送信させるように構成される。
第24例は、第23例の少なくとも1つの機械によりアクセス可能な媒体において、制御ヘッダフォーマットが、ショート制御ヘッダフォーマットおよびロング制御ヘッダフォーマットの1つを有する。
第25例は、第24例の少なくとも1つの機械によりアクセス可能な媒体において、ショート制御ヘッダフォーマットが、発信者識別フィールドを有さない。
第26例は、第24例の少なくとも1つの機械によりアクセス可能な媒体において、ショート制御ヘッダフォーマットが、制御メッセージサイズフィールドまたはデータペイロードサイズフィールドを有さない。
第27例は、第24例から第26例のいずれか1つの少なくとも1つの機械によりアクセス可能な媒体において、第1の無線通信デバイスへ制御ヘッダフォーマットを送信することが、第1のD2Dグループの多くとも1つの他の無線通信デバイスから複数のD2Dパケットを第1の無線通信デバイスが受信すると判断すること、および第1の無線通信デバイスへ送信するためにショート制御ヘッダフォーマットを選択することを有する。
第28例は、無線デバイスによるデバイスツーデバイス干渉通知のための方法であって、第2のeNBによって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知する段階と、第2のD2D通信グループからの干渉を第1のeNBへと通知すべく、グループ識別子または第2のeNBの識別子を無線デバイスを取り扱う第1のeNBへ送信する段階とを備え、グループ識別子は、第2の無線デバイスが所属する第2のデバイスツーデバイス(D2D)通信グループを表しており、第2のD2D通信グループは無線デバイスが所属する第1のD2D通信グループとは異なる。
第29例は、第28例の方法において、第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知する段階が、第1のeNBによって第1のD2D通信グループへと割り当てられたチャネルで無線伝送を受信することを有する。
第30例は、第28例の方法において、第1のeNBが、第2のeNBと同じeNBである。
第31例は、第28例から第30例のいずれか1つの方法において、第2のeNBによって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知する段階が、無線伝送の制御ヘッダにおけるグループ識別子フィールドのグループ識別子を識別する段階を有する。
第32例は、第31例の方法において、制御ヘッダが、リソースブロックタイムスロットをデータペイロードと共有し、または、無線伝送の前記制御ヘッダが、更に、制御タイプフィールド及び制御メッセージフィールド、または、制御ヘッダによって占有される複数のタイムスロットの数と次に続く関連する伝送とを示す値を伴う持続時間フィールド、または、制御メッセージサイズフィールドおよびデータペイロードサイズフィールドを有する。
本明細書では説明を目的として複数の特定の実施形態が例示され記載されたが、本開示の範囲から逸脱することなく、同じ目的を達成するように計算された、広く様々な代替の、及び/又は同等の実施形態又は実装が、図示され記載された本実施形態と置換えることができる。本願は、本明細書で議論された実施形態のいかなる適応及び変形もカバーすることを意図している。従って、本明細書において記載された実施形態は、特許請求の範囲によってのみ限定されることが明白に意図される。
本開示において、「1つ」のまたは「第1」の要素や同等物を挙げた場合には、そのような開示は、2つまたはそれより多くの要素が必須というわけでも、除外しているわけでもなく、1または複数の要素を含んでいる。さらに、複数の特定の要素に対して順序を示す指標(例えば、第1、第2、第3)は、複数の要素を区別するために用いられ、かつ、特にそうではないと記載されない限り、それらの要素がその個数であることが必要であること、またはその個数に限定されることを示さず、また意味しない。

Claims (32)

  1. 回路を有する無線デバイスであって、前記回路は、第2のeNBによって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知し、
    前記グループ識別子は、前記第2の無線デバイスが所属する第2のデバイスツーデバイス(D2D)通信グループを表しており、前記第2のD2D通信グループは前記無線デバイスが所属する第1のD2D通信グループとは異なっており、
    前記回路は、前記第2のD2D通信グループからの干渉を第1のeNBへと通知すべく、前記グループ識別子または前記第2のeNBの識別子を、前記無線デバイスを取り扱う前記第1のeNBへ送信する、無線デバイス。
  2. 第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知することは、
    前記第1のeNBによって前記第1のD2D通信グループへと割り当てられたチャネルで前記無線伝送を受信することを含む、請求項1に記載の無線デバイス。
  3. 前記第1のeNBは、前記第2のeNBと同じeNBである、請求項1に記載の無線デバイス。
  4. 前記回路は更に、前記第2の無線デバイスからの干渉レベルの測定を前記第1のeNBへ送信する、請求項1に記載の無線デバイス。
  5. 第2のeNBによって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知することは、
    前記無線伝送の制御ヘッダにおけるグループ識別子フィールドのグループ識別子を識別することを含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の無線デバイス。
  6. 前記無線伝送の前記制御ヘッダは、更に、制御タイプフィールドおよび制御メッセージフィールドを有する、請求項5に記載の無線デバイス。
  7. 前記無線伝送の前記制御ヘッダは、更に、前記制御ヘッダによって占有される複数のタイムスロットの数と次に続く関連する伝送とを示す値を伴う持続時間フィールドを有する、請求項5に記載の無線デバイス。
  8. 前記無線伝送の前記制御ヘッダは、更に、制御メッセージサイズフィールドとデータペイロードサイズフィールドとを有する、請求項5に記載の無線デバイス。
  9. 前記制御ヘッダは、リソースブロックタイムスロットをデータペイロードと共有する、請求項5に記載の無線デバイス。
  10. 前記回路は、更に、多元接続プロトコルに従って、前記第1のD2D通信グループの少なくとも1つの他のメンバーと通信を行う、請求項1から4のいずれか1項に記載の無線デバイス。
  11. 第1のデバイスツーデバイス(D2D)通信グループに所属する第1の無線通信デバイスからの無線伝送において、第2の無線通信デバイスが所属する第2のD2D通信グループの識別子、または前記第2の無線通信デバイスを取り扱う第2のeNBの識別子を検知する第1のモジュールと、
    前記識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のeNBの身元を判断する第2のモジュールと、
    識別された前記第2のeNBとD2D干渉軽減処理を開始する第3のモジュールと、
    を備える、eNB。
  12. 前記第2のモジュールは、前記識別子の入力に応じて前記第2のeNBの前記身元を出力するマッピングモジュールを有する、請求項11に記載のeNB。
  13. 識別された前記第2のeNBとD2D干渉軽減処理を開始することは、
    前記第2のeNBが、前記第1のeNBと同じeNBであると判断すること、および
    前記第1のD2D通信グループおよび前記第2のD2D通信グループの少なくとも1つに対して付与される通信チャネルを再び割り当てること、
    を有する、請求項11に記載のeNB。
  14. 識別された前記第2のeNBとD2D干渉軽減処理を開始することは、
    前記第2のeNBが前記第1のeNBとは異なるeNBであると判断することと、
    前記D2D干渉軽減処理を開始すべく前記第2のeNBへ信号を送信することと、
    を有する、請求項11から13のいずれか1項に記載のeNB。
  15. 前記信号は、チャネル再割り当て要求を有する、請求項14に記載のeNB。
  16. デバイスツーデバイス(D2D)通信デバイスであって、
    前記D2D通信デバイスを取り扱うeNBからの無線伝送において前記D2D通信デバイスが所属するD2Dグループの識別子を受信する第1のモジュールと、
    前記D2Dグループにおける他のD2D通信デバイスへ向けられた無線通信の制御ヘッダに、前記D2Dグループの前記識別子を無線送信する第2のモジュールと
    を備え、
    前記識別子は前記eNBの識別子を表すデータを有する、D2D通信デバイス。
  17. 前記D2D通信デバイスを取り扱う前記eNBの前記識別子を表す前記データは、eNB識別子の短縮版を有する、請求項16の記載のD2D通信デバイス。
  18. 前記D2Dグループの前記識別子は、
    他のD2Dグループの識別子と同じ識別子である、請求項16の記載のD2D通信デバイス。
  19. 前記他のD2Dグループは、前記eNBにより取り扱われる、請求項18に記載のD2D通信デバイス。
  20. 前記他のD2Dグループは、前記D2D通信デバイスを取り扱う前記eNBとは異なるeNBによって取り扱われる、請求項18に記載のD2D通信デバイス。
  21. 前記D2Dグループの前記識別子のサイズは、前記eNBによって取り扱われる複数のD2Dグループの数に少なくとも部分的に基づいて前記eNBにより選択される、請求項16に記載のD2D通信デバイス。
  22. 前記D2Dグループの前記識別子のサイズは、前記eNBによって取り扱われる複数のD2Dグループにおけるグループ間近接に少なくとも部分的に基づいて、前記eNBにより選択される、請求項16から21の何れか1項に記載のD2D通信デバイス。
  23. 命令を備えるプログラムであって、実行されるとeNBに、
    第1のD2D通信グループに所属する他の複数の無線通信デバイスへ第1の無線通信デバイスによって送信された複数の無線通信の制御ヘッダの中に含めるために、前記第1のD2D通信グループの識別子を、第1のデバイスツーデバイス(D2D)通信グループに所属する第1の無線通信デバイスへ送信させ、
    前記制御ヘッダの後に続くべきフォーマットを示す信号を前記第1の無線通信デバイスへ送信させる、プログラム。
  24. 前記制御ヘッダフォーマットは、ショート制御ヘッダフォーマットおよびロング制御ヘッダフォーマットの1つを有する、請求項23に記載のプログラム。
  25. 前記ショート制御ヘッダフォーマットは、発信者識別フィールドを有さない、請求項24に記載のプログラム。
  26. 前記ショート制御ヘッダフォーマットは、制御メッセージサイズフィールドまたはデータペイロードサイズフィールドを有さない、請求項24に記載のプログラム。
  27. 前記第1の無線通信デバイスへ制御ヘッダフォーマットを送信することは、
    前記第1のD2D通信グループの多くとも1つの他の無線通信デバイスから複数のD2Dパケットを前記第1の無線通信デバイスが受信すると判断すること、および
    前記第1の無線通信デバイスへ送信するために前記ショート制御ヘッダフォーマットを選択することを有する、請求項24から26のいずれか1項に記載のプログラム。
  28. 無線デバイスによるデバイスツーデバイス干渉通知のための方法であって、
    第2のeNBによって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知する段階と、
    第2のデバイスツーデバイス(D2D)通信グループからの干渉を第1のeNBへと通知すべく、前記グループ識別子または前記第2のeNBの識別子を前記無線デバイスを取り扱う前記第1のeNBへ送信する段階と
    を備え、
    前記グループ識別子は、前記第2の無線デバイスが所属する前記第2のD2D通信グループを表し、前記第2のD2D通信グループは前記無線デバイスが所属する第1のD2D通信グループとは異なる、方法。
  29. 第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知する段階は、
    前記第1のeNBによって前記第1のD2D通信グループへと割り当てられたチャネルで前記無線伝送を受信することを有する、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1のeNBは、前記第2のeNBと同じeNBである、請求項28に記載の方法。
  31. 第2のeNBによって取り扱われる第2の無線デバイスからの無線伝送におけるグループ識別子を検知する段階は、
    前記無線伝送の制御ヘッダにおけるグループ識別子フィールドのグループ識別子を識別する段階を有する、請求項28から30のいずれか1項に記載の方法。
  32. 前記制御ヘッダは、リソースブロックタイムスロットをデータペイロードと共有し、または、
    前記無線伝送の前記制御ヘッダは、更に、
    制御タイプフィールド及び制御メッセージフィールド、
    前記制御ヘッダによって占有される複数のタイムスロットの数と次に続く関連する伝送とを示す値を伴う持続時間フィールド、もしくは、
    制御メッセージサイズフィールドおよびデータペイロードサイズフィールド、
    を有する、請求項31に記載の方法。
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