JP2015513139A - ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス起動方法及びワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス - Google Patents

ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス起動方法及びワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス Download PDF

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Abstract

本発明は、起動方法及びワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスを開示する。本発明は、通信技術の分野に関する。前記起動方法は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中であることが検出される場合に、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するステップであって、Kは0よりも大きい整数である、ステップを有する。対応するワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが、さらに提供される。本発明を採用することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善することができる。

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス起動方法及びワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスに関する。
現在、技術が進歩するにつれて、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスがトレンドとなってきた。例えば、現在は、Android(アンドロイド)オペレーティングシステムを採用したワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが、より多くのユーザによって好まれている。
従来技術における解決手段は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスのハードウェア構成の改善を介して、起動速度を改善することである。しかしながら、アプリケーションのインストレーションの増加とともに、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度は依然として低下する。
本発明の態様は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス起動方法及びワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスを提供して、Androidオペレーティングシステムを採用するワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。
一態様では、起動方法が提供され、前記起動方法は、
ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するステップと、
取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むステップと、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報をパッケージサービスリストに追加するステップであって、Nは0よりも大きい整数である、ステップと、
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得するステップと、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存するステップと、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加するステップであって、Mは0よりも大きい整数である、ステップと、
を有する。
他の態様では、他の起動方法が提供され、前記起動方法は、
ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中であることが検出される場合に、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するステップであって、Kは0よりも大きい整数である、ステップ
を有する。
他の態様では、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスがさらに提供され、前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、
少なくとも1つの読出し専用メモリと、
少なくとも1つのランダムアクセスメモリと、
読出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを有し、
プロセッサは、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、読出し専用メモリにおける、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するように構成され、
取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、読出し専用メモリ内の、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、ランダムアクセスメモリ内のパッケージサービスリストに追加するように構成され、Nは0よりも大きい整数であり、
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加するように構成され、Mは0よりも大きい整数である。
他の態様では、他のワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスがさらに提供され、前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、
少なくとも1つの読出し専用メモリと、
少なくとも1つのランダムアクセスメモリと、
読出し専用メモリ及び少なくとも1つのランダムアクセスメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを有し、
プロセッサは、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、且つ読出し専用メモリにおけるデータ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中であることが検出される場合に、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するように構成され、Kは0よりも大きい整数である。
本発明の態様によって提供される、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス起動方法及びワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、本技術を介して、Androidオペレーティングシステムを採用するワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。
本発明の実施形態における技術的解決手段又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、実施形態又は従来技術を説明するために必要とされる添付図面が、以下で簡潔に紹介される。明らかに、以下の説明における添付図面は、単に本発明の実施形態の一部を示すとともに、当業者は、創造的努力なしに、添付図面に基づいて他の図面を取得することができる。
図1は、本発明の実施形態1によって提供される起動方法のフローチャートである。 図2は、本発明の実施形態2によって提供される他の起動方法のフローチャートである。 図3は、本発明の実施形態3によって提供される起動方法のフローチャートである。 図4は、本発明の実施形態4によって提供される他の起動方法のフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態5によって提供されるワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの概略図である。
本発明の目的、技術的解決手段及び利点をより理解し易くするために、本発明は、添付図面及び4つの実施形態を参照して、以下にて、さらに詳細に説明される。
まず、留意されるべきことは、本発明の実施形態において記載されるワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、各種規格の携帯電話や、Androidオペレーティングシステムに基づくスマートモバイルフォンや、パーソナルデジタルアシスタントPDAのような、無線通信機能を持つ電子デバイスを含むが、それらに限定はされないということである。
本発明の各実施形態は、後述の詳細を参照して説明されるとともに、各実施形態は、添付図面によって説明される。以下の説明及び図面は、本発明のための例示であり、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。多くの具体的な詳細が、本発明の各実施形態に対する包括的な理解を提供するために説明される。しかしながら、いくつかの実施形態では、本発明の実施形態の簡潔な説明を提供するために、周知の詳細又は慣用的な詳細は説明されない。
以下で詳細に説明されるいくつかの部分は、アルゴリズムの形態で提供されるとともに、アルゴリズムは以下を有する。
前記アルゴリズムは、コンピュータメモリ内に格納されたデータに対する処理を有する。一般的に、アルゴリズムは、期待される結果を取得する処理シーケンスである。これらの処理は、通常、物理量の物理的操作を要求するか、又は物理量の物理的操作を伴う。一般的に(必ずではないが)、これらの量は、他の方法では、格納、送信、結合、比較又は操作されることが可能な、電気信号又は磁気信号のような形態を採用する。時には、ビット、値、要素、記号、文字、項目及び数字のような、これらの信号に言及することは、主に普遍性のために、好都合であることが判明した。
しかしながら、これらの用語及び同様の用語の全ては、適切な物理量に関連付けられているとともに、単にこれらの量に適用される便利なマーカーでしかない。本明細書全体において、「処理」、「追加」、「取得」、「開始」、「検出」、「保存」、「インストール」、「実行」、「解凍」又は「同期」といった用語を採用する説明は、他の方法において特定の限定が、以下の説明で明らかに見出されなければ、データ処理システム又は同様の電子デバイスの動作及び処理に当てはめてもよいことが理解されるべきである。データ処理システム又は電子デバイスは、システムのレジスタ及びメモリ内の物理(電子)量によって表されるデータを操作するとともに、データを、システムのメモリ又はレジスタ、又は他の情報ストレージ又はこの種の送信又は表示デバイスにおいて、同様の方法で物理量によって表される他のデータに変換する。
本発明の実施形態に関わるAndroidインストレーション・パッケージは、Android installation packageのフルネームとともに、略してAPKと呼ばれることが留意されるべきである。APKファイルは、ファイルが直接Androidエミュレータ又はAndroid携帯電話に、実行のために送信された後、インストールされることができる。実際は、APKファイルは、zip形式であるが、拡張子はapkになるように変更される。UnZip解凍の後、Dexファイルが見られることができる。Dexは、Dalvik VM executesのフルネームであり、すなわち、Android Dalvikエグゼクティブプログラムであり、それはJava(登録商標) MEバイトコードではなくDalvikバイトコードである。
パッケージサービスリストは、package service listであるとともにランダムアクセスメモリ内に保存される。事前設定されたデータベースは、ストレージパス又はストレージディレクトリであるとともに、読出し専用メモリ内に保存される。システム・アプリケーション・ディレクトリは、/system/appであり、データ・アプリケーション・ディレクトリは、/data/appであり、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリは、同一の読出し専用メモリ内に保存される。データベース内のレコードは、recordであり、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのようなapkファイルの情報を記録するために使用されるか、又はファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、apkファイルの情報のインデックスを記録するために使用される。さらに、事前設定されたデータベース、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリは、同一の読出し専用メモリ内に保存されてもよい。
実施形態1
図1を参照すると、実施形態1において提供される起動方法は、具体的には以下のようになる。
A01:ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得する。
ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ(/system/app)及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ(/data/app)内の各Androidインストレーション・パッケージ(APK)・ファイルは、各APKファイルのファイル名、作成時刻及びファイルサイズを読み込むためにスキャンされる。補足又は例外として、各APKファイルのファイル名、作成時刻、ファイルサイズ及びバージョン番号のうちの少なくとも1又は任意の組合せもまた、読み込まれることができることが留意されるべきである。
前述の起動が、コールドスタート、すなわち、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの初回の起動のような、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが完全にオフになっている状況下での起動又はバッテリがプラグを抜かれるとともにその後バッテリがインストールされた後に実行される起動に当てはまることが留意されるべきである。コールドスタートは、ホットスタートと相対的に言及される。ホットスタートは、いくつかのワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが、不完全なターンオフ方法、つまり、ターンオフされる前に一定時間実行した後、すなわち、いくつかの機能モジュールがターンオフされていない、ターンオフ方法を採用することを指す。このターンオフ方法は、起動速度を上昇させることができる。本発明の実施形態によって採用される方法は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスのコールドスタートのシナリオに適用可能である。
A03:取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込み、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報をパッケージサービスリストに追加する(Nは0よりも大きい整数である。)。
前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報は、プロバイダ(provider)、サービス(service)、レシーバ(receiver)、アクティビティ(activity)、パーミッショングループ(permissionGroup)、パーミッション(permission)及びインストゥルメンテーション(instrumentation)を有するが、それらに限定はされない。
前記ファイル名に対応する、対応するレコード(record)は、事前設定されたデータベース(data base)から取得される。N番目のAPKファイルのレコードが、データベース内に保存されている場合、且つ取得されたN番目のAPKファイルの作成時刻及びファイルサイズが、データベース内の対応するレコード内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するかどうかと比較するとき、N番目のAPKファイルの情報がデータベースから読み込まれるとともに、N番目のAPKファイルの情報はパッケージサービスリストに追加される。(Nは0よりも大きい整数である。)
ステップA03で取得されたAPKファイルの数がLの場合、Nは、0よりも大きく、且つLよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。すなわち、L個の取得されたAPKファイルの全てのファイル名に対して、データベースがレコードを保存するかどうかを決定する必要がある。N番目のAPKファイルがレコードを持つ場合、取得されたN番目のAPKファイルの作成時刻及びファイルサイズが、データベース内の対応するレコード内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するかどうかをさらに決定する必要がある。一致する場合は、N番目のAPKファイルの情報がデータベースから読み込まれるとともに、N番目のAPKファイルの情報はパッケージサービスリストに追加される。
A05:取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加する(Mは0よりも大きい整数である。)
前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報は、プロバイダ、サービス、レシーバ、アクティビティ、パーミッショングループ、パーミッション及びインストゥルメンテーションを有するが、それらに限定はされない。
取得されたAPKファイルの対応するレコード(record)は、事前設定されたデータベースから読み込まれる。M番目のAPKファイルのレコードが、データベース内に存在しない場合、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。
あるいは、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。(Mは0よりも大きい整数である。)
ステップA03で取得されたAPKファイルの数がLの場合、Mは、0よりも大きく、且つLよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。すなわち、L個の取得されたAPKファイルの全てのファイル名に対して、データベースがレコードを保存するかどうかを決定する必要がある。M番目のAPKファイルがデータベース内に対応するレコードを持たない場合、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。(Mは0よりも大きい整数である。)
前記Packageの情報は、プロバイダ、サービス、レシーバ、アクティビティ、パーミッショングループ、パーミッション及びインストゥルメンテーションを有するが、それらに限定はされないことが留意されるべきである。
ステップA01からA05の実行対象は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスであることが留意されるべきである。
実施形態1によって提供される起動方法において、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、/system/app及び/data/app内の各APKファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存することによって、毎起動時に/system/app及び/data/app内の全てのAPKファイルを解析することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。
実施形態2
実施形態2は、他の起動方法を提供する。図2に示されるように、まず、アプリケーションシナリオは、実施形態1のものと同様であり、ステップA01及びA05は、実施形態1における対応するステップと同様であり、ここでは繰り返されない。
任意で、ステップA03の前後に、又はステップA03とA05の間で、又はステップA05の後に、本方法は、さらに、以下のステップを有する。
A07:データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中のとき、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍する(Kは0よりも大きい整数である。)。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動プロセスにおいて、/data/app内の、あるAPKファイル(K番目のAPKファイル)がインストール中又は更新中の場合、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルは、/data/app内の事前設定されたサブディレクトリに解凍される。すなわち、Unpacking libs処理が実行される。そうでなければ、ライブラリファイルを解凍する処理は、実行されない。すなわち、Unpacking libs処理は実行されない。
/data/app内にH個のAPKファイルがある場合、Kは、0よりも大きく、且つHよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。事前設定されたサブディレクトリは、/data/app/dataであってもよく、又は他のサブディレクトリであってもよく、ここでは限定されない。
ステップA07は、任意のステップであり、本ステップを追加することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、必ずしも/data/app内の全てのAPKファイルに対してライブラリファイルを解凍する処理を実行する必要がなくなるが、起動プロセスにおいて、/data/app内のインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行し、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減する。
ステップA07は、ステップA01とA03の間で実行されてもよく、又はステップA03とA05の間で実行されてもよく、又はステップA05の後に実行されてもよいことが留意されるべきである。
任意で、ステップA07の後に、本方法はさらに以下のステップを有する。
A09:ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上のAPKファイルが更新又は削除される場合に、事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期し、新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルがシステム・アプリケーション・ディレクトリ又はデータ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を事前設定されたデータベース内に保存する。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動が完了した後、すなわち、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、/system/app及び/data/app内の1又は2以上のAPKファイルが更新又は削除される場合に、データベース内に保存された対応するレコードが同期され、新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、/system/app又は/data/app内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAPKファイルの情報がデータベース内に保存される。
インストールされた新しいAPKファイルの情報が、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズを含むことが留意されるべきである。補足又は例外として、バージョン番号等がさらに含まれてもよいことが理解されるべきである。
ステップA09は、任意のステップであり、ステップA09を追加することによって、事前設定されたデータベースは随時同期されることができるとともに、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減することが留意されるべきである。
実施形態2によって提供される起動方法において、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、/system/app及び/data/app内の各APKファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存することによって、毎起動時に/system/app及び/data/app内の全てのAPKファイルを解析することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。起動プロセスにおいて、/data/app内のインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間はさらに低減される。さらに、事前設定されたデータベースを随時同期することによって、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避されることができ、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減する。
実施形態3
実施形態3は、他の起動方法を提供する。図3に示されるように、まず、アプリケーションシナリオは、実施形態1、すなわち実施形態2のものと同様である。具体的には、図3を参照すると、実施形態3において提供される起動方法の具体的なステップは、以下のように説明される。
B01:ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中であることが検出される場合に、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍する(Kは0よりも大きい整数である。)。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、/data/app内の各APKファイルがインストール中又は更新中であるかどうかが検出されるとともに、1又は2以上のAPKファイルがインストール中又は更新中であると検出される場合、インストール中又は更新中のAPKファイルのライブラリファイルは、データベース内の事前設定されたサブディレクトリに解凍され、すなわち、Unpacking libs処理が実行される。
/data/app内にH個のAPKファイルがある場合、Kは、0よりも大きく、且つHよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。事前設定されたサブディレクトリは、/data/app/data又は他のサブディレクトリであってもよく、ここでは限定されない。
任意で、
B03:インストール中又は更新中のAPKファイルはないと検出される場合は、ライブラリファイルを解凍する処理を実行しない。
インストール中又は更新中のAPKファイルはないと検出される場合は、ライブラリファイルを解凍する処理は実行されない。すなわち、Unpacking libs処理は実行されない。
ステップB01からA03の実行対象は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスであることが留意されるべきである。
実施形態3によって提供される起動方法において、起動プロセスで、/data/app内でインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間は低減される。
実施形態4
実施形態4は、他の起動方法を提供する。図4に示されるように、まず、アプリケーションシナリオは、実施形態1から実施形態3のものと同様であり、ステップB01及びB03は、実施形態3の対応するステップと同様であり、ここでは繰り返されない。
任意で、ステップB01の前後に、又はステップB01とB03の間で、又はステップB03の後に、本方法は、さらに、以下のステップを有する。
B05:ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得する。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ(/system/app)及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ(/data/app)内の各Androidインストレーション・パッケージ(APK)・ファイルは、各APKファイルのファイル名、作成時刻及びファイルサイズを読み込むためにスキャンされる。
任意で、ステップB05の後に、本方法はさらに以下のステップを有する。
B07:取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込み、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報をパッケージサービスリストに追加する(Nは0よりも大きい整数である。)。
前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報は、プロバイダ、サービス、レシーバ、アクティビティ、パーミッショングループ、パーミッション及びインストゥルメンテーションを有するが、それらに限定はされない。
前記ファイル名に対応する、対応するレコード(record)は、事前設定されたデータベース(data base)から取得される。N番目のAPKファイルのレコードが、データベース内に保存されている場合、且つ取得されたN番目のAPKファイルの作成時刻及びファイルサイズが、データベース内の対応するレコード内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致することが比較されるとき、N番目のAPKファイルの情報がデータベースから読み込まれるとともに、N番目のAPKファイルの情報はパッケージサービスリストに追加される。(Nは0よりも大きい整数である。)
ステップB05で取得されたAPKファイルの数がLの場合、Nは、0よりも大きく、且つLよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。すなわち、L個の取得されたAPKファイルの全てのファイル名に対して、データベースがレコードを保存するかどうかを決定する必要がある。N番目のAPKファイルがレコードを持つ場合、取得されたN番目のAPKファイルの作成時刻及びファイルサイズが、データベース内の対応するレコード内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するかどうかをさらに決定する必要がある。一致する場合は、N番目のAPKファイルの情報がデータベースから読み込まれるとともに、N番目のAPKファイルの情報はパッケージサービスリストに追加される。
任意で、ステップB05の後に、又はステップB07の後に、又はステップB05とB07の間に、本方法は、さらに、以下のステップを有する。
B09:取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加する(Mは0よりも大きい整数である。)。
前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報は、プロバイダ、サービス、レシーバ、アクティビティ、パーミッショングループ、パーミッション及びインストゥルメンテーションを有するが、それらに限定はされない。
取得されたAPKファイルの対応するレコード(record)は、事前設定されたデータベース(data base)から読み込まれる。M番目のAPKファイルのレコードが、データベース内に存在しない場合、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。
あるいは、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、データベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。(Mは0よりも大きい整数である。)
ステップB05で取得されたAPKファイルの数がLの場合、Mは、0よりも大きく、且つLよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。すなわち、L個の取得されたAPKファイルの全てのファイル名に対して、データベースがレコードを保存するかどうかを決定する必要がある。M番目のAPKファイルがデータベース内に対応するレコードを持たない場合、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。(Mは0よりも大きい整数である。)
前記Packageの情報は、プロバイダ、サービス、レシーバ、アクティビティ、パーミッショングループ、パーミッション及びインストゥルメンテーションを有するが、それらに限定はされないことが留意されるべきである。
任意で、ステップB07又はステップB09の後に、本方法は、さらに、以下のステップを有する。
B11: ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上のAPKファイルが更新又は削除される場合に、事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期し、新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルがシステム・アプリケーション・ディレクトリ又はデータ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を事前設定されたデータベース内に保存する。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動が完了した後、すなわち、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、/system/app及び/data/app内の1又は2以上のAPKファイルが更新又は削除される場合に、データベース内に保存された対応するレコードが同期され、新しいAPKファイルが、/system/app又は/data/app内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAPKファイルの情報がデータベース内に保存される。
インストールされた新しいAPKファイルの情報が、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズを含むことが留意されるべきである。補足又は例外として、バージョン番号等がさらに含まれてもよいことが理解されるべきである。
ステップB11は、任意のステップであり、ステップB11を追加することによって、事前設定されたデータベースは随時同期されることができるとともに、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避されることができ、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減することが留意されるべきである。
ステップB01からB11の実行対象は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスであることが留意されるべきである。
実施形態4によって提供される起動方法において、起動プロセスにおいて、/data/app内のインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間は低減される。ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、/system/app及び/data/app内の各APKファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存することによって、毎起動時に/system/app及び/data/app内の全てのAPKファイルを解析することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。さらに、事前設定されたデータベースを随時同期することによって、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避されることができ、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減する。
本発明の前述の実施形態の連続番号は、単に説明を目的とするものであって、本実施形態の優先度を示すものではない。
実施についての上記の説明を通して、ハードウェアを介して、又はソフトウェアに必要なユニバーサル・ハードウェア・プラットフォームを加えたものを介して、本発明が実施されてもよいことは、当業者には明らかである。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決手段は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。前記ソフトウェア製品は、1つの不揮発性ストレージメディア(例えば、CD-ROM、Uディスク又はリムーバブルハードディスク)内に格納されるとともに、本発明の各実施形態に基づく方法を実行するために、一組のコンピュータ機器(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク機器)に命令するために適用される、いくつかの命令を含んでもよい。
実施形態5
図5は、本発明の実施形態によって提供されるワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスのブロック図である。ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、少なくとも1つのプロセッサC01と、少なくとも1つの読出し専用メモリ(ROM)C02と、少なくとも1つのランダムアクセスメモリ(RAM)C08とを有しても良く、それらはバスC03を介して互いに接続される。
任意で、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、さらに、バスを介して他のコンポーネントに接続される、ディスプレイコントローラ及びディスプレイC04を有してもよい。
任意で、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、さらに、バスを介して他のコンポーネントに接続される、1又は2以上のI/O(input/output)コントローラC05を有してもよい。1又は2以上のI/O(input/output)コントローラC05は、1又は2以上のI/O(input/output)デバイスC06のためのインタフェースを提供する。
任意で、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、さらに、バスを介して他のコンポーネントに接続される、無線周波数トランシーバC07を有してもよい。
前記バスC03は、当技術分野で知られている、様々なブリッジ、コントローラ及び/又はアダプタを介して互いに接続される、1又は2以上のバスを有してもよい。I/OデバイスC05は、キーパッド、キーボード又はカーソルのコントローラか、又はタッチスクリーンを有してもよい。
本発明の実施形態5は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスを提供し、前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、以下を有する。
ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが提供され、前記デバイスは、
少なくとも1つの読出し専用メモリC02と、
少なくとも1つのランダムアクセスメモリC08と、
読出し専用メモリC02及びランダムアクセスメモリC08に接続された少なくとも1つのプロセッサC01とを有する。
プロセッサC01は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、読出し専用メモリC02における、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するように構成される。
取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、読出し専用メモリC02内の、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、ランダムアクセスメモリC08内のパッケージサービスリストに追加するように構成される。(Nは0よりも大きい整数である。)
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加するように構成される。(Mは0よりも大きい整数である。)
任意で、プロセッサC01は、さらに、データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中のとき、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するように構成される。(Kは0よりも大きい整数である。)
任意で、プロセッサC01は、さらに、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが更新又は削除される場合に、事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期するように構成される。新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルがシステム・アプリケーション・ディレクトリ又はデータ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を事前設定されたデータベース内に保存するように構成される。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの各ハードウェアによって実行される処理又はハードウェア及び対応するソフトウェアが共同することによって実行される処理に対して、参照は、実施形態1における方法のA01からA05か、又は実施形態2におけるA01からA09に対して行われてもよく、ここでは詳細は繰り返されないことが留意されるべきである。
さらに、処理可読媒体(又は媒体)がさらに提供され、前記媒体は、以下の処理を行うために実行される、コンピュータ可読命令を有する。実施形態1におけるA01からA05の処理を行うことか、又は実施形態2におけるA01からA09の処理を行うことである。
本発明の実施形態5によって提供される、第1のワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスに基づいて、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、/system/app及び/data/app内の各APKファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存することによって、毎起動時に/system/app及び/data/app内の全てのAPKファイルを解析することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。起動プロセスで、/data/app内でインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間はさらに低減される。さらに、事前設定されたデータベースを随時同期することによって、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避されることができ、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減する。
本発明の実施形態5は、さらに他のワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスを提供し、前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、以下を有する。
ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが提供され、前記デバイスは、
少なくとも1つの読出し専用メモリC02と、
少なくとも1つのランダムアクセスメモリC08と、
読出し専用メモリC02及び少なくとも1つのランダムアクセスメモリC08に接続された少なくとも1つのプロセッサC01とを有する。
プロセッサC01は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、且つ読出し専用メモリC02におけるデータ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中であることが検出される場合に、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するように構成される。(Kは0よりも大きい整数である。)
任意で、プロセッサC01は、さらに、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、読出し専用メモリC02に格納された、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するように構成される。
取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、読出し専用メモリC02内の、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、ランダムアクセスメモリC08内のパッケージサービスリストに追加するように構成される。(Nは0よりも大きい整数である。)
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加するように構成される。(Mは0よりも大きい整数である。)
任意で、プロセッサC01は、さらに、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが更新又は削除される場合に、事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期するように構成される。新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルがシステム・アプリケーション・ディレクトリ又はデータ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を事前設定されたデータベース内に保存するように構成される。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの、各ハードウェアによって実行される処理又はハードウェア及び対応するソフトウェアが共同することによって実行される処理に対して、参照は、実施形態3における方法のB01からB03か、又は実施形態4におけるB01からB11に対して行われてもよく、ここでは詳細は繰り返されないことが留意されるべきである。
さらに、処理可読媒体(又は媒体)がさらに提供され、前記媒体は、実行されたときに以下の処理を行うための、コンピュータ可読命令を有する。実施形態3におけるB01からB03の処理を行うことか、又は実施形態4におけるB01からB11の処理を行うことである。
本発明の本実施形態によって提供される、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスに基づいて、起動プロセスで、/data/app内でインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間は低減される。ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、/system/app及び/data/app内の各APKファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存することによって、毎起動時に/system/app及び/data/app内の全てのAPKファイルを解析することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度をさらに改善する。さらに、事前設定されたデータベースを随時同期することによって、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避されることができ、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減する。
図面は、単に好ましい実施形態に対する例示であり、図面内のモジュール、エンティティ又はフローは、本発明を実施するために必ずしも必要とされるわけではないことが当業者には理解することができる。
便利及び簡潔な説明という目的のために、前述の機器又はデバイスの具体的な動作プロセスのために、参照は、本方法の実施形態における対応するプロセスに対して行われてもよく、且つ詳細はここでは繰り返し説明はされないことは当業者によって明確に理解されることができる。
本アプリケーションにおいて提供されるいくつかの実施形態において、開示されるデバイス及び方法は、他の方法において実施されてもよいことが理解されるべきである。例えば、説明されるデバイスの実施形態は、単に例示的なものである。例えば、デバイスの分割は、単に論理的な機能に関する分割であるとともに、他の分割方法が実際の実施においては利用可能である。例えば、複数のデバイスが、他のデバイスに組み合わされるか、又は統合されてもよく、又はいくつかの機能が省略されるか又は実行されなくてもよい。さらに、図示又は説明される結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを介して実装されてもよく、機器又はデバイス間の間接結合又は通信接続は、電気的、機械的又はその他の形態であってもよい。
さらに、本発明の各実施形態に基づくデバイスは、1つのデバイス又はユニットに統合されてもよく、又は各ユニットは、別個の物理的ユニットとして存在してもよく、又は2又は3以上のユニットはまた、1つのデバイス又はユニットに統合されてもよい。
ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されるとき、及びスタンドアロン製品として販売又は使用されるとき、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決手段の本質は、又は従来技術への貢献を行う部分は、又は技術的解決手段の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に格納されるとともに、本発明の各実施形態における方法の全ての又は一部のステップを実行するために、コンピュータデバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワークデバイス)に命令するためのいくつかの命令を組み入れる。記憶媒体は、Uディスクや、リムーバブルハードディスクや、読出し専用メモリ(Read-Only Memory:ROM)や、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)や、磁気ディスクや、又はCD-ROMのような、プログラムコードを格納することができる任意の媒体を有する。
上述の説明は、単に本発明の特定の実施に関するものであり、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明によって開示される技術範囲内で、当業者によって容易に導き出されることができる任意の変更又は置換は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。従って、本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲に基づく。
C01 プロセッサ
C02 読出し専用メモリ
C03 バス
C04 ディスプレイコントローラ及びディスプレイ
C05 I/Oコントローラ
C06 I/Oデバイス
C07 無線周波数トランシーバ
C08 ランダムアクセスメモリ
本発明は、通信技術の分野に関し、特に、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス起動方法及びワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスに関する。
現在、技術が進歩するにつれて、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスがトレンドとなってきた。例えば、現在は、Android(アンドロイド)オペレーティングシステムを採用したワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが、より多くのユーザによって好まれている。
従来技術における解決手段は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスのハードウェア構成の改善を介して、起動速度を改善することである。しかしながら、アプリケーションのインストレーションの増加とともに、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度は依然として低下する。
本発明の態様は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス起動方法及びワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスを提供して、Androidオペレーティングシステムを採用するワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。
一態様では、起動方法が提供され、前記起動方法は、
ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するステップと、
取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むステップと、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報をパッケージサービスリストに追加するステップであって、Nは0よりも大きい整数である、ステップと、
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得するステップと、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存するステップと、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加するステップであって、Mは0よりも大きい整数である、ステップと、
を有する。
他の態様では、他の起動方法が提供され、前記起動方法は、
ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中であることが検出される場合に、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するステップであって、Kは0よりも大きい整数である、ステップ
を有する。
他の態様では、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスがさらに提供され、前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、
少なくとも1つの読出し専用メモリと、
少なくとも1つのランダムアクセスメモリと、
読出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを有し、
プロセッサは、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、読出し専用メモリにおける、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するように構成され、
取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、読出し専用メモリ内の、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、ランダムアクセスメモリ内のパッケージサービスリストに追加するように構成され、Nは0よりも大きい整数であり、
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加するように構成され、Mは0よりも大きい整数である。
他の態様では、他のワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスがさらに提供され、前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、
少なくとも1つの読出し専用メモリと、
少なくとも1つのランダムアクセスメモリと、
読出し専用メモリ及び少なくとも1つのランダムアクセスメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを有し、
プロセッサは、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、且つ読出し専用メモリにおけるデータ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中であることが検出される場合に、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するように構成され、Kは0よりも大きい整数である。
本発明の態様によって提供される、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス起動方法及びワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、本技術を介して、Androidオペレーティングシステムを採用するワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。
本発明の実施形態における技術的解決手段又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、実施形態又は従来技術を説明するために必要とされる添付図面が、以下で簡潔に紹介される。明らかに、以下の説明における添付図面は、単に本発明の実施形態の一部を示すとともに、当業者は、創造的努力なしに、添付図面に基づいて他の図面を取得することができる。
図1は、本発明の実施形態1によって提供される起動方法のフローチャートである。 図2は、本発明の実施形態2によって提供される他の起動方法のフローチャートである。 図3は、本発明の実施形態3によって提供される起動方法のフローチャートである。 図4は、本発明の実施形態4によって提供される他の起動方法のフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態5によって提供されるワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの概略図である。
本発明の目的、技術的解決手段及び利点をより理解し易くするために、本発明は、添付図面及び4つの実施形態を参照して、以下にて、さらに詳細に説明される。
まず、留意されるべきことは、本発明の実施形態において記載されるワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、各種規格の携帯電話や、Androidオペレーティングシステムに基づくスマートモバイルフォンや、パーソナルデジタルアシスタントPDAのような、無線通信機能を持つ電子デバイスを含むが、それらに限定はされないということである。
本発明の各実施形態は、後述の詳細を参照して説明されるとともに、各実施形態は、添付図面によって説明される。以下の説明及び図面は、本発明のための例示であり、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。多くの具体的な詳細が、本発明の各実施形態に対する包括的な理解を提供するために説明される。しかしながら、いくつかの実施形態では、本発明の実施形態の簡潔な説明を提供するために、周知の詳細又は慣用的な詳細は説明されない。
以下で詳細に説明されるいくつかの部分は、アルゴリズムの形態で提供されるとともに、アルゴリズムは以下を有する。
前記アルゴリズムは、コンピュータメモリ内に格納されたデータに対する処理を有する。一般的に、アルゴリズムは、期待される結果を取得する処理シーケンスである。これらの処理は、通常、物理量の物理的操作を要求するか、又は物理量の物理的操作を伴う。一般的に(必ずではないが)、これらの量は、他の方法では、格納、送信、結合、比較又は操作されることが可能な、電気信号又は磁気信号のような形態を採用する。時には、ビット、値、要素、記号、文字、項目及び数字のような、これらの信号に言及することは、主に普遍性のために、好都合であることが判明した。
しかしながら、これらの用語及び同様の用語の全ては、適切な物理量に関連付けられているとともに、単にこれらの量に適用される便利なマーカーでしかない。本明細書全体において、「処理」、「追加」、「取得」、「開始」、「検出」、「保存」、「インストール」、「実行」、「解凍」又は「同期」といった用語を採用する説明は、他の方法において特定の限定が、以下の説明で明らかに見出されなければ、データ処理システム又は同様の電子デバイスの動作及び処理に当てはめてもよいことが理解されるべきである。データ処理システム又は電子デバイスは、システムのレジスタ及びメモリ内の物理(電子)量によって表されるデータを操作するとともに、データを、システムのメモリ又はレジスタ、又は他の情報ストレージ又はこの種の送信又は表示デバイスにおいて、同様の方法で物理量によって表される他のデータに変換する。
本発明の実施形態に関わるAndroidインストレーション・パッケージは、Android installation packageのフルネームとともに、略してAPKと呼ばれることが留意されるべきである。APKファイルは、ファイルが直接Androidエミュレータ又はAndroid携帯電話に、実行のために送信された後、インストールされることができる。実際は、APKファイルは、zip形式であるが、拡張子はapkになるように変更される。UnZip解凍の後、Dexファイルが見られることができる。Dexは、Dalvik VM executesの省略形であり、すなわち、Android Dalvikエグゼクティブプログラムであり、それはJava(登録商標) MEバイトコードではなくDalvikバイトコードである。
パッケージサービスリストは、package service listであるとともにランダムアクセスメモリ内に保存される。事前設定されたデータベースは、ストレージパス又はストレージディレクトリであるとともに、読出し専用メモリ内に保存される。システム・アプリケーション・ディレクトリは、/system/appであり、データ・アプリケーション・ディレクトリは、/data/appであり、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリは、同一の読出し専用メモリ内に保存される。データベース内のレコードは、recordであり、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのようなapkファイルの情報を記録するために使用されるか、又はファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、apkファイルの情報のインデックスを記録するために使用される。さらに、事前設定されたデータベース、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリは、同一の読出し専用メモリ内に保存されてもよい。
実施形態1
図1を参照すると、実施形態1において提供される起動方法は、具体的には以下のようになる。
A01:ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得する。
ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ(/system/app)及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ(/data/app)内の各Androidインストレーション・パッケージ(APK)・ファイルは、各APKファイルのファイル名、作成時刻及びファイルサイズを読み込むためにスキャンされる。補足又は例外として、各APKファイルのファイル名、作成時刻、ファイルサイズ及びバージョン番号のうちの少なくとも1又は任意の組合せもまた、読み込まれることができることが留意されるべきである。
前述の起動が、コールドスタート、すなわち、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの初回の起動のような、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが完全にオフになっている状況下での起動又はバッテリがプラグを抜かれるとともにその後バッテリがインストールされた後に実行される起動に当てはまることが留意されるべきである。コールドスタートは、ホットスタートと相対的に言及される。ホットスタートは、いくつかのワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが、不完全なターンオフ方法、つまり、ターンオフされる前に一定時間実行した後、すなわち、いくつかの機能モジュールがターンオフされていない、ターンオフ方法を採用することを指す。このターンオフ方法は、起動速度を上昇させることができる。本発明の実施形態によって採用される方法は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスのコールドスタートのシナリオに適用可能である。
A03:取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込み、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報をパッケージサービスリストに追加する(Nは0よりも大きい整数である。)。
前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報は、プロバイダ(provider)、サービス(service)、レシーバ(receiver)、アクティビティ(activity)、パーミッショングループ(permissionGroup)、パーミッション(permission)及びインストゥルメンテーション(instrumentation)を有するが、それらに限定はされない。
前記ファイル名に対応する、対応するレコード(record)は、事前設定されたデータベース(data base)から取得される。N番目のAPKファイルのレコードが、データベース内に保存されている場合、且つ取得されたN番目のAPKファイルの作成時刻及びファイルサイズが、データベース内の対応するレコード内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するかどうかと比較するとき、N番目のAPKファイルの情報がデータベースから読み込まれるとともに、N番目のAPKファイルの情報はパッケージサービスリストに追加される。(Nは0よりも大きい整数である。)
ステップA03で取得されたAPKファイルの数がLの場合、Nは、0よりも大きく、且つLよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。すなわち、L個の取得されたAPKファイルの全てのファイル名に対して、データベースがレコードを保存するかどうかを決定する必要がある。N番目のAPKファイルがレコードを持つ場合、取得されたN番目のAPKファイルの作成時刻及びファイルサイズが、データベース内の対応するレコード内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するかどうかをさらに決定する必要がある。一致する場合は、N番目のAPKファイルの情報がデータベースから読み込まれるとともに、N番目のAPKファイルの情報はパッケージサービスリストに追加される。
A05:取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加する(Mは0よりも大きい整数である。)
前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報は、プロバイダ、サービス、レシーバ、アクティビティ、パーミッショングループ、パーミッション及びインストゥルメンテーションを有するが、それらに限定はされない。
取得されたAPKファイルの対応するレコード(record)は、事前設定されたデータベースから読み込まれる。M番目のAPKファイルのレコードが、データベース内に存在しない場合、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。
あるいは、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。(Mは0よりも大きい整数である。)
ステップA03で取得されたAPKファイルの数がLの場合、Mは、0よりも大きく、且つLよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。すなわち、L個の取得されたAPKファイルの全てのファイル名に対して、データベースがレコードを保存するかどうかを決定する必要がある。M番目のAPKファイルがデータベース内に対応するレコードを持たない場合、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。(Mは0よりも大きい整数である。)
前記Packageの情報は、プロバイダ、サービス、レシーバ、アクティビティ、パーミッショングループ、パーミッション及びインストゥルメンテーションを有するが、それらに限定はされないことが留意されるべきである。
ステップA01からA05の実行対象は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスであることが留意されるべきである。
実施形態1によって提供される起動方法において、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、/system/app及び/data/app内の各APKファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存することによって、毎起動時に/system/app及び/data/app内の全てのAPKファイルを解析することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。
実施形態2
実施形態2は、他の起動方法を提供する。図2に示されるように、まず、アプリケーションシナリオは、実施形態1のものと同様であり、ステップA01及びA05は、実施形態1における対応するステップと同様であり、ここでは繰り返されない。
任意で、ステップA03の前後に、又はステップA03とA05の間で、又はステップA05の後に、本方法は、さらに、以下のステップを有する。
A07:データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中のとき、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍する(Kは0よりも大きい整数である。)。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動プロセスにおいて、/data/app内の、あるAPKファイル(K番目のAPKファイル)がインストール中又は更新中の場合、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルは、/data/app内の事前設定されたサブディレクトリに解凍される。すなわち、Unpacking libs処理が実行される。そうでなければ、ライブラリファイルを解凍する処理は、実行されない。すなわち、Unpacking libs処理は実行されない。
/data/app内にH個のAPKファイルがある場合、Kは、0よりも大きく、且つHよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。事前設定されたサブディレクトリは、/data/app/dataであってもよく、又は他のサブディレクトリであってもよく、ここでは限定されない。
ステップA07は、任意のステップであり、本ステップを追加することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、必ずしも/data/app内の全てのAPKファイルに対してライブラリファイルを解凍する処理を実行する必要がなくなるが、起動プロセスにおいて、/data/app内のインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行し、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減する。
ステップA07は、ステップA01とA03の間で実行されてもよく、又はステップA03とA05の間で実行されてもよく、又はステップA05の後に実行されてもよいことが留意されるべきである。
任意で、ステップA07の後に、本方法はさらに以下のステップを有する。
A09:ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上のAPKファイルが更新又は削除される場合に、事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期し、新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルがシステム・アプリケーション・ディレクトリ又はデータ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を事前設定されたデータベース内に保存する。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動が完了した後、すなわち、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、/system/app及び/data/app内の1又は2以上のAPKファイルが更新又は削除される場合に、データベース内に保存された対応するレコードが同期され、新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、/system/app又は/data/app内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAPKファイルの情報がデータベース内に保存される。
インストールされた新しいAPKファイルの情報が、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズを含むことが留意されるべきである。補足又は例外として、バージョン番号等がさらに含まれてもよいことが理解されるべきである。
ステップA09は、任意のステップであり、ステップA09を追加することによって、事前設定されたデータベースは随時同期されることができるとともに、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減することが留意されるべきである。
実施形態2によって提供される起動方法において、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、/system/app及び/data/app内の各APKファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存することによって、毎起動時に/system/app及び/data/app内の全てのAPKファイルを解析することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。起動プロセスにおいて、/data/app内のインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間はさらに低減される。さらに、事前設定されたデータベースを随時同期することによって、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避されることができ、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減する。
実施形態3
実施形態3は、他の起動方法を提供する。図3に示されるように、まず、アプリケーションシナリオは、実施形態1及び実施形態2のものと同様である。具体的には、図3を参照すると、実施形態3において提供される起動方法の具体的なステップは、以下のように説明される。
B01:ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中であることが検出される場合に、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍する(Kは0よりも大きい整数である。)。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、/data/app内の各APKファイルがインストール中又は更新中であるかどうかが検出されるとともに、1又は2以上のAPKファイルがインストール中又は更新中であると検出される場合、インストール中又は更新中のAPKファイルのライブラリファイルは、データベース内の事前設定されたサブディレクトリに解凍され、すなわち、Unpacking libs処理が実行される。
/data/app内にH個のAPKファイルがある場合、Kは、0よりも大きく、且つHよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。事前設定されたサブディレクトリは、/data/app/data又は他のサブディレクトリであってもよく、ここでは限定されない。
任意で、
B03:インストール中又は更新中のAPKファイルはないと検出される場合は、ライブラリファイルを解凍する処理を実行しない。
インストール中又は更新中のAPKファイルはないと検出される場合は、ライブラリファイルを解凍する処理は実行されない。すなわち、Unpacking libs処理は実行されない。
ステップB01からB03の実行対象は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスであることが留意されるべきである。
実施形態3によって提供される起動方法において、起動プロセスで、/data/app内でインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間は低減される。
実施形態4
実施形態4は、他の起動方法を提供する。図4に示されるように、まず、アプリケーションシナリオは、実施形態1から実施形態3のものと同様であり、ステップB01及びB03は、実施形態3の対応するステップと同様であり、ここでは繰り返されない。
任意で、ステップB01の前後に、又はステップB01とB03の間で、又はステップB03の後に、本方法は、さらに、以下のステップを有する。
B05:ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得する。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ(/system/app)及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ(/data/app)内の各Androidインストレーション・パッケージ(APK)・ファイルは、各APKファイルのファイル名、作成時刻及びファイルサイズを読み込むためにスキャンされる。
任意で、ステップB05の後に、本方法はさらに以下のステップを有する。
B07:取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込み、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報をパッケージサービスリストに追加する(Nは0よりも大きい整数である。)。
前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報は、プロバイダ、サービス、レシーバ、アクティビティ、パーミッショングループ、パーミッション及びインストゥルメンテーションを有するが、それらに限定はされない。
前記ファイル名に対応する、対応するレコード(record)は、事前設定されたデータベース(data base)から取得される。N番目のAPKファイルのレコードが、データベース内に保存されている場合、且つ取得されたN番目のAPKファイルの作成時刻及びファイルサイズが、データベース内の対応するレコード内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致することが比較されるとき、N番目のAPKファイルの情報がデータベースから読み込まれるとともに、N番目のAPKファイルの情報はパッケージサービスリストに追加される。(Nは0よりも大きい整数である。)
ステップB05で取得されたAPKファイルの数がLの場合、Nは、0よりも大きく、且つLよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。すなわち、L個の取得されたAPKファイルの全てのファイル名に対して、データベースがレコードを保存するかどうかを決定する必要がある。N番目のAPKファイルがレコードを持つ場合、取得されたN番目のAPKファイルの作成時刻及びファイルサイズが、データベース内の対応するレコード内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するかどうかをさらに決定する必要がある。一致する場合は、N番目のAPKファイルの情報がデータベースから読み込まれるとともに、N番目のAPKファイルの情報はパッケージサービスリストに追加される。
任意で、ステップB05の後に、又はステップB07の後に、又はステップB05とB07の間に、本方法は、さらに、以下のステップを有する。
B09:取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加する(Mは0よりも大きい整数である。)。
前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報は、プロバイダ、サービス、レシーバ、アクティビティ、パーミッショングループ、パーミッション及びインストゥルメンテーションを有するが、それらに限定はされない。
取得されたAPKファイルの対応するレコード(record)は、事前設定されたデータベース(data base)から読み込まれる。M番目のAPKファイルのレコードが、データベース内に存在しない場合、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。
あるいは、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、データベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。(Mは0よりも大きい整数である。)
ステップB05で取得されたAPKファイルの数がLの場合、Mは、0よりも大きく、且つLよりも小さいか又は等しい整数であるということに留意されるべきである。すなわち、L個の取得されたAPKファイルの全てのファイル名に対して、データベースがレコードを保存するかどうかを決定する必要がある。M番目のAPKファイルがデータベース内に対応するレコードを持たない場合、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、関数scanPackageLIが、M番目のAPKファイルからPackageを解析するために呼び出され、Packageの情報はデータベース内に保存され、Packageの情報は、パッケージサービスリストに追加される。(Mは0よりも大きい整数である。)
前記Packageの情報は、プロバイダ、サービス、レシーバ、アクティビティ、パーミッショングループ、パーミッション及びインストゥルメンテーションを有するが、それらに限定はされないことが留意されるべきである。
任意で、ステップB07又はステップB09の後に、本方法は、さらに、以下のステップを有する。
B11: ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上のAPKファイルが更新又は削除される場合に、事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期し、新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルがシステム・アプリケーション・ディレクトリ又はデータ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を事前設定されたデータベース内に保存する。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動が完了した後、すなわち、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、/system/app及び/data/app内の1又は2以上のAPKファイルが更新又は削除される場合に、データベース内に保存された対応するレコードが同期され、新しいAPKファイルが、/system/app又は/data/app内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAPKファイルの情報がデータベース内に保存される。
インストールされた新しいAPKファイルの情報が、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズを含むことが留意されるべきである。補足又は例外として、バージョン番号等がさらに含まれてもよいことが理解されるべきである。
ステップB11は、任意のステップであり、ステップB11を追加することによって、事前設定されたデータベースは随時同期されることができるとともに、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避されることができ、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減することが留意されるべきである。
ステップB01からB11の実行対象は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスであることが留意されるべきである。
実施形態4によって提供される起動方法において、起動プロセスにおいて、/data/app内のインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間は低減される。ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、/system/app及び/data/app内の各APKファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存することによって、毎起動時に/system/app及び/data/app内の全てのAPKファイルを解析することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。さらに、事前設定されたデータベースを随時同期することによって、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避されることができ、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減する。
本発明の前述の実施形態の連続番号は、単に説明を目的とするものであって、本実施形態の優先度を示すものではない。
実施についての上記の説明を通して、ハードウェアを介して、又はソフトウェアに必要なユニバーサル・ハードウェア・プラットフォームを加えたものを介して、本発明が実施されてもよいことは、当業者には明らかである。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決手段は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。前記ソフトウェア製品は、1つの不揮発性ストレージメディア(例えば、CD-ROM、Uディスク又はリムーバブルハードディスク)内に格納されるとともに、本発明の各実施形態に基づく方法を実行するために、一組のコンピュータ機器(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク機器)に命令するために適用される、いくつかの命令を含んでもよい。
実施形態5
図5は、本発明の実施形態によって提供されるワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスのブロック図である。ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、少なくとも1つのプロセッサC01と、少なくとも1つの読出し専用メモリ(ROM)C02と、少なくとも1つのランダムアクセスメモリ(RAM)C08とを有しても良く、それらはバスC03を介して互いに接続される。
任意で、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、さらに、バスを介して他のコンポーネントに接続される、ディスプレイコントローラ及びディスプレイC04を有してもよい。
任意で、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、さらに、バスを介して他のコンポーネントに接続される、1又は2以上のI/O(input/output)コントローラC05を有してもよい。1又は2以上のI/O(input/output)コントローラC05は、1又は2以上のI/O(input/output)デバイスC06のためのインタフェースを提供する。
任意で、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスは、さらに、バスを介して他のコンポーネントに接続される、無線周波数トランシーバC07を有してもよい。
前記バスC03は、当技術分野で知られている、様々なブリッジ、コントローラ及び/又はアダプタを介して互いに接続される、1又は2以上のバスを有してもよい。I/OデバイスC06は、キーパッド、キーボード又はカーソルのコントローラか、又はタッチスクリーンを有してもよい。
本発明の実施形態5は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスを提供し、前記デバイスは、
少なくとも1つの読出し専用メモリC02と、
少なくとも1つのランダムアクセスメモリC08と、
読出し専用メモリC02及びランダムアクセスメモリC08に接続された少なくとも1つのプロセッサC01とを有する。
プロセッサC01は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、読出し専用メモリC02における、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するように構成される。
取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、読出し専用メモリC02内の、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、ランダムアクセスメモリC08内のパッケージサービスリストに追加するように構成される。(Nは0よりも大きい整数である。)
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加するように構成される。(Mは0よりも大きい整数である。)
任意で、プロセッサC01は、さらに、データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中のとき、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するように構成される。(Kは0よりも大きい整数である。)
任意で、プロセッサC01は、さらに、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが更新又は削除される場合に、事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期するように構成される。新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルがシステム・アプリケーション・ディレクトリ又はデータ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を事前設定されたデータベース内に保存するように構成される。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの各ハードウェアによって実行される処理又はハードウェア及び対応するソフトウェアが共同することによって実行される処理に対して、参照は、実施形態1における方法のA01からA05か、又は実施形態2におけるA01からA09に対して行われてもよく、ここでは詳細は繰り返されないことが留意されるべきである。
さらに、コンピュータ可読媒体(又は媒体)がさらに提供され、前記媒体は、以下の処理を行うために実行される、コンピュータ可読命令を有する。実施形態1におけるA01からA05の処理を行うことか、又は実施形態2におけるA01からA09の処理を行うことである。
本発明の実施形態5によって提供される、第1のワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスに基づいて、ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、/system/app及び/data/app内の各APKファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存することによって、毎起動時に/system/app及び/data/app内の全てのAPKファイルを解析することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度を改善する。起動プロセスで、/data/app内でインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間はさらに低減される。さらに、事前設定されたデータベースを随時同期することによって、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避されることができ、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減する。
本発明の実施形態5は、さらに他のワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスを提供し、前記デバイスは、
少なくとも1つの読出し専用メモリC02と、
少なくとも1つのランダムアクセスメモリC08と、
読出し専用メモリC02及び少なくとも1つのランダムアクセスメモリC08に接続された少なくとも1つのプロセッサC01とを有する。
プロセッサC01は、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、且つ読出し専用メモリC02におけるデータ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中であることが検出される場合に、K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するように構成される。(Kは0よりも大きい整数である。)
任意で、プロセッサC01は、さらに、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、読出し専用メモリC02に格納された、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するように構成される。
取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、読出し専用メモリC02内の、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致するとき、事前設定されたデータベースからN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むとともに、N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、ランダムアクセスメモリC08内のパッケージサービスリストに追加するように構成される。(Nは0よりも大きい整数である。)
取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの作成時刻及びファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された作成時刻及びファイルサイズと一致しないとき、M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存し、取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を、パッケージサービスリストに追加するように構成される。(Mは0よりも大きい整数である。)
任意で、プロセッサC01は、さらに、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが更新又は削除される場合に、事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期するように構成される。新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルがシステム・アプリケーション・ディレクトリ又はデータ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を事前設定されたデータベース内に保存するように構成される。
前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの、各ハードウェアによって実行される処理又はハードウェア及び対応するソフトウェアが共同することによって実行される処理に対して、参照は、実施形態3における方法のB01からB03か、又は実施形態4におけるB01からB11に対して行われてもよく、ここでは詳細は繰り返されないことが留意されるべきである。
さらに、コンピュータ可読媒体(又は媒体)がさらに提供され、前記媒体は、実行されたときに以下の処理を行うための、コンピュータ可読命令を有する。実施形態3におけるB01からB03の処理を行うことか、又は実施形態4におけるB01からB11の処理を行うことである。
本発明の本実施形態によって提供される、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスに基づいて、起動プロセスで、/data/app内でインストール中又は更新中のAPKファイルに対してのみライブラリファイルを解凍する処理を実行することによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間は低減される。ファイル名、作成時刻及びファイルサイズのような、/system/app及び/data/app内の各APKファイルの情報を、事前設定されたデータベース内に保存することによって、毎起動時に/system/app及び/data/app内の全てのAPKファイルを解析することが回避され、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動速度をさらに改善する。さらに、事前設定されたデータベースを随時同期することによって、次回起動時にAPKファイルを解析する処理を実行することが回避されることができ、それによって、ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスの起動時間をさらに低減する。
図面は、単に好ましい実施形態に対する例示であり、図面内のモジュール、エンティティ又はフローは、本発明を実施するために必ずしも必要とされるわけではないことが当業者には理解することができる。
便利及び簡潔な説明という目的のために、前述の機器又はデバイスの具体的な動作プロセスのために、参照は、本方法の実施形態における対応するプロセスに対して行われてもよく、且つ詳細はここでは繰り返し説明はされないことは当業者によって明確に理解されることができる。
本アプリケーションにおいて提供されるいくつかの実施形態において、開示されるデバイス及び方法は、他の方法において実施されてもよいことが理解されるべきである。例えば、説明されるデバイスの実施形態は、単に例示的なものである。例えば、デバイスの分割は、単に論理的な機能に関する分割であるとともに、他の分割方法が実際の実施においては利用可能である。例えば、複数のデバイスが、他のデバイスに組み合わされるか、又は統合されてもよく、又はいくつかの機能が省略されるか又は実行されなくてもよい。さらに、図示又は説明される結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを介して実装されてもよく、機器又はデバイス間の間接結合又は通信接続は、電気的、機械的又はその他の形態であってもよい。
さらに、本発明の各実施形態に基づくデバイスは、1つのデバイス又はユニットに統合されてもよく、又は各ユニットは、別個の物理的ユニットとして存在してもよく、又は2又は3以上のユニットはまた、1つのデバイス又はユニットに統合されてもよい。
ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されるとき、及びスタンドアロン製品として販売又は使用されるとき、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決手段の本質は、又は従来技術への貢献を行う部分は、又は技術的解決手段の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に格納されるとともに、本発明の各実施形態における方法の全ての又は一部のステップを実行するために、コンピュータデバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワークデバイス)に命令するためのいくつかの命令を組み入れる。記憶媒体は、Uディスクや、リムーバブルハードディスクや、読出し専用メモリ(Read-Only Memory:ROM)や、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)や、磁気ディスクや、又はCD-ROMのような、プログラムコードを格納することができる任意の媒体を有する。
上述の説明は、単に本発明の特定の実施に関するものであり、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明によって開示される技術範囲内で、当業者によって容易に導き出されることができる任意の変更又は置換は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。従って、本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲に基づく。
C01 プロセッサ
C02 読出し専用メモリ
C03 バス
C04 ディスプレイコントローラ及びディスプレイ
C05 I/Oコントローラ
C06 I/Oデバイス
C07 無線周波数トランシーバ
C08 ランダムアクセスメモリ

Claims (12)

  1. 起動方法であって、
    ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するステップと、
    前記取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記作成時刻及び前記ファイルサイズが、事前設定されたデータベース内に保存された前記作成時刻及び前記ファイルサイズと一致するとき、前記事前設定されたデータベースから前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むステップと、前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報をパッケージサービスリストに追加するステップであって、Nは0よりも大きい整数である、ステップと、
    前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記作成時刻及び前記ファイルサイズが、前記事前設定されたデータベース内に保存された前記作成時刻及び前記ファイルサイズと一致しないとき、前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得するステップと、前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報を、前記事前設定されたデータベース内に保存するステップと、前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報を、パッケージサービスリストに追加するステップであって、Mは0よりも大きい整数である、ステップと、
    を有する起動方法。
  2. 前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中のとき、前記K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するステップであって、Kは0よりも大きい整数である、ステップ
    をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、
    前記システム・アプリケーション・ディレクトリ及び前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上の前記Androidインストレーション・パッケージ・ファイルが更新又は削除される場合に、前記事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期するステップと、
    新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが前記システム・アプリケーション・ディレクトリ又は前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、前記インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を前記事前設定されたデータベース内に保存するステップと
    をさらに有する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 起動方法であって、
    ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中であることが検出される場合に、前記K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するステップであって、Kは0よりも大きい整数である、ステップ
    を有する起動方法。
  5. 前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、システム・アプリケーション・ディレクトリ及び前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するステップと、
    前記取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記作成時刻及び前記ファイルサイズが、前記事前設定されたデータベース内に保存された前記作成時刻及び前記ファイルサイズと一致するとき、前記事前設定されたデータベースから前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むステップと、前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報をパッケージサービスリストに追加するステップであって、Nは0よりも大きい整数である、ステップと、
    前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記作成時刻及び前記ファイルサイズが、前記事前設定されたデータベース内に保存された前記作成時刻及び前記ファイルサイズと一致しないとき、前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得するステップと、前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報を、前記事前設定されたデータベース内に保存するステップと、前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報を、パッケージサービスリストに追加するステップであって、Mは0よりも大きい整数である、ステップと、
    をさらに有する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、
    前記システム・アプリケーション・ディレクトリ及び前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上の前記Androidインストレーション・パッケージ・ファイルが更新又は削除される場合に、前記事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期するステップと、
    新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが前記システム・アプリケーション・ディレクトリ又は前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、前記インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を前記事前設定されたデータベース内に保存するステップと
    をさらに有する、請求項5に記載の方法。
  7. ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスであって、
    少なくとも1つの読出し専用メモリと、
    少なくとも1つのランダムアクセスメモリと、
    前記読出し専用メモリ及び前記ランダムアクセスメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを有し、
    前記プロセッサは、前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、前記読出し専用メモリにおける、システム・アプリケーション・ディレクトリ及びデータ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するように構成され、
    前記取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、前記読出し専用メモリ内の、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記作成時刻及び前記ファイルサイズが、前記事前設定されたデータベース内に保存された前記作成時刻及び前記ファイルサイズと一致するとき、前記事前設定されたデータベースから前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むとともに、前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報を、前記ランダムアクセスメモリ内のパッケージサービスリストに追加するように構成され、Nは0よりも大きい整数であり、
    前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記作成時刻及び前記ファイルサイズが、前記事前設定されたデータベース内に保存された前記作成時刻及び前記ファイルサイズと一致しないとき、前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報を、前記事前設定されたデータベース内に保存し、前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報を、パッケージサービスリストに追加するように構成され、Mは0よりも大きい整数である、
    ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス。
  8. 前記プロセッサは、さらに、前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中のとき、前記K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するように構成され、Kは0よりも大きい整数である、
    請求項7に記載のワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス。
  9. 前記プロセッサは、さらに、前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、
    前記システム・アプリケーション・ディレクトリ及び前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上の前記Androidインストレーション・パッケージ・ファイルが更新又は削除される場合に、前記事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期するように構成され、
    新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが前記システム・アプリケーション・ディレクトリ又は前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、前記インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を前記事前設定されたデータベース内に保存するように構成される、
    請求項7又は8に記載のワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス。
  10. ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスであって、
    少なくとも1つの読出し専用メモリと、
    少なくとも1つのランダムアクセスメモリと、
    前記読出し専用メモリ及び少なくとも1つの前記ランダムアクセスメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを有し、
    前記プロセッサは、前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、且つ前記読出し専用メモリにおけるデータ・アプリケーション・ディレクトリ内のK番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが、インストール中又は更新中であることが検出される場合に、前記K番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのライブラリファイルを、前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内の事前設定されたサブディレクトリに解凍するように構成され、Kは0よりも大きい整数である、
    ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス。
  11. 前記プロセッサは、さらに、前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動するとき、前記読出し専用メモリにおける、システム・アプリケーション・ディレクトリ及び前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内の各Androidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名と、作成時刻と、ファイルサイズとを取得するように構成され、
    前記取得されたN番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、前記読出し専用メモリ内の、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記作成時刻及び前記ファイルサイズが、前記事前設定されたデータベース内に保存された前記作成時刻及び前記ファイルサイズと一致するとき、前記事前設定されたデータベースから前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を読み込むとともに、前記N番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報を、前記ランダムアクセスメモリ内のパッケージサービスリストに追加するように構成され、Nは0よりも大きい整数であり、
    前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持たないとき、又は前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルのファイル名が、事前設定されたデータベースにおいて対応するレコードを持つとともに、前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記作成時刻及び前記ファイルサイズが、前記事前設定されたデータベース内に保存された前記作成時刻及び前記ファイルサイズと一致しないとき、前記M番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を取得し、前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報を、前記事前設定されたデータベース内に保存し、前記取得されたM番目のAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの前記情報を、パッケージサービスリストに追加するように構成され、Mは0よりも大きい整数である、
    請求項10に記載のワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス。
  12. 前記プロセッサは、さらに、前記ワイヤレス・ハンドヘルド・デバイスが起動した後、
    前記システム・アプリケーション・ディレクトリ及び前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内の1又は2以上の前記Androidインストレーション・パッケージ・ファイルが更新又は削除される場合に、前記事前設定されたデータベース内に保存された対応するレコードを同期するように構成され、
    新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルが前記システム・アプリケーション・ディレクトリ又は前記データ・アプリケーション・ディレクトリ内にインストールされる場合に、前記インストールされた新しいAndroidインストレーション・パッケージ・ファイルの情報を前記事前設定されたデータベース内に保存するように構成される、
    請求項11に記載のワイヤレス・ハンドヘルド・デバイス。
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